JP2820262B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2820262B2
JP2820262B2 JP1057359A JP5735989A JP2820262B2 JP 2820262 B2 JP2820262 B2 JP 2820262B2 JP 1057359 A JP1057359 A JP 1057359A JP 5735989 A JP5735989 A JP 5735989A JP 2820262 B2 JP2820262 B2 JP 2820262B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、イメージスキャナ,プリンタ,複写機等々
のような画像処理装置に関する。
[従来の技術] 例えば近年の複写機においては、様々な機能が備わっ
ており、オペレータの希望に合った条件でコピーを作成
することができる。しかしそのために、複写条件を設定
するためのキー操作などが煩雑になっている。従って、
実際にコピー動作を開始する前に、複写条件設定のため
に比較的長い時間を必要とする。
一般的な複写機においては、コピー動作中はコピー停
止以外の操作が不可能になっているので、互いに複写条
件が異なる複数セットのコピー処理を行なう場合には、
一組の複写処理が完了しコピー動作が停止した後で、別
の複写条件を設定しそのコピー動作を開始する。従っ
て、複写条件が異なる場合には、連続的にコピーを行な
いたい場合でも、複写条件の設定中は、複写機の動作は
停止しており、複写条件の設定が煩雑になればなるほ
ど、時間のロスが増大し、複写機の実質上の稼働率が低
下する。
そこで、コピー動作中であっても、次のコピー時に設
定すべき複写条件を設定できるようにした予約機能を設
けることが提案されている。この種の技術は、例えば特
開昭61−246768号,特開昭62−13866号,特開昭62−159
201号,特開昭61−156066号の各公報に開示されてい
る。
[発明が解決しようとする課題] ところで、従来の予約機能においては、ADF(自動原
稿給紙装置)によって積載された原稿群を1枚ずつ順次
に原稿台上に給紙することが前提になっている。そし
て、原稿群の中から、それらのグループの切換りを、そ
れらの間に挿入された識別シートや予め設定した原稿枚
数などによって検出し、それを検出した時に予約された
次の複写条件の設定を自動的に行なう。
しかしながら、ADF装置を備えない複写機の場合でも
予約機能を利用したい機会は多い。その場合、オペレー
タの手動操作によって原稿セットを実施せざるを得ない
ので、オペレータが複写機から離れることができない
が、予約機能があれば、複写機が動作中であっても次の
複写条件の設定ができるので、複写機の待ち時間が短縮
され、稼働率が向上する。
しかし、ADF装置を備えない複写機に予約機能を設け
る場合、オペレータが複写機を離れることができない。
従って複写条件の予約設定を行なった後でも、オペレー
タによっては、処理中のコピーを中断して優先的にコピ
ー処理を行ないたい場合が生じる。この種の優先コピー
を行なう場合、公知の割込み機能を利用すれば、処理中
の複写条件を保存して、割込みで次の優先コピーを処理
し、それが終了した後で前のコピー処理を継続すること
ができる。
しかしながら、割込み機能を利用すると、複写条件が
初期化されるので、コピー動作を中断した後で複写条件
を再設定しなければならない。また、操作ボード上には
多数のキーが存在するので、その中から予約キーや割込
みキーを捜してそれらを操作するのは、かなり煩わし
く、操作に手間がかかる。
本発明は、上述の予約機能を備える画像処理装置にお
いて、オペレータの操作を容易にすることを第1の課題
とし、割込みモードでも予約機能を利用可能にすること
を第2の課題とする。
[課題を解決するための手段] 前記第1の課題を解決するため、本発明においては、
画像の読取及び記録の少なくとも一方を実行する画像処
理機構;前記画像処理機構の動作条件を入力する条件入
力手段;割込/予約モード指定手段;前記画像処理機構
の動作条件を記憶する、第1組,第2組及び第3組の記
憶手段;及び前記画像処理機構の動作を制御するととも
に、第1組の記憶手段に記憶された動作条件に従って画
像処理機構が動作している時に、前記割込/予約モード
指定手段の少なくとも2種類の動作を識別し、割込/予
約モード指定手段の第1の動作を検出した時には、前記
条件入力手段によって入力される情報を第2組の記憶手
段に記憶し、画像処理機構が次に動作を開始する時の動
作条件を、第2組の記憶手段の内容に設定し、割込/予
約モード指定手段の第2の動作を検出した時には、その
時の画像処理機構の動作を中断して第1組の記憶手段の
内容を第3組の記憶手段に退避し、第2組の記憶手段の
内容を第1組の記憶手段に転送する、制御手段;を設け
る。
〔作用〕
本発明によれば、制御手段によって、画像処理機構の
動作中の割込/予約モード指定手段の動作が2種類に識
別される。第1の動作は、予約モードの指定とみなさ
れ、その時には、入力された動作条件が予約機能用の第
2組の記憶手段に記憶され、その内容が次の動作時に自
動的に設定される。
また第2の動作は、割込みモードの指定とみなされ、
その時には、処理中の動作を中断し、その時の動作条件
すなわち第1組の記憶手段の内容を第3組の記憶手段に
退避し、予約機能用の第2組の記憶手段の内容を第1組
の記憶手段に転送する。すなわちこれから行なう画像処
理の動作条件とする。
従って、割込/予約モード指定手段に割り当てられた
単一の操作部(例えばキースイッチ)を操作することに
よって、予約モードと割込みモードの両方の指定ができ
る。このため、予約モードを指定した直後に割込みモー
ドを指定する場合には、同一の操作部を操作すればよい
ので、特別なキーを捜す必要はなく、操作が簡単にな
る。
割込み機能を利用する時には、予約機能用の第2組の
記憶手段の内容が、自動的に第1組の記憶手段に転送さ
れる、すなわち、動作条件として設定されるので、予約
をした後で割込みモードに移れば、動作条件の再設定の
必要はない。
本発明の好ましい実施例においては、前記第2の課題
を解決するために、制御手段を、割込/予約モード指定
手段の第1の動作すなわち予約モードの指定を検出した
後で画像処理機構の動作が終了すると、第1組の記憶手
段の内容すなわち現在の動作条件を第3組の記憶手段に
退避して、第1組の記憶手段に第2組の記憶手段の内容
を記憶する。すなわち予約機能用の第2組の記憶手段の
内容を動作条件に設定する。
この態様によれば、予約機能を利用する時に、その前
の動作条件すなわち第1組の記憶手段の内容が第3組の
記憶手段に保存されるので、予約した動作が終了した後
で、第3組の記憶手段の内容を読出すことによって、前
の動作条件を簡単に再現できる。
本発明の他の目的および特徴は、以下の、図面を参照
した実施例説明より明らかになろう。
〔実施例〕
第2図に、本発明を実施する一形式の複写機を示す。
第2図を参照して説明する。概略でいうと、この複写機
は、複写機本体と、ADF(自動原稿送り装置)60,ソータ
70,自動両面処理ユニット80等のオプションュニット群
で構成されている。記録シートを供給する給紙系は5段
になっている。即ち、第1給紙系及び第2給紙系は複写
機本体に備わっており、第3給紙系である第2給紙ユニ
ット170及び第4給紙系と第5給紙系を含む第3給紙ユ
ニット180が複写機本体に接続されている。21,22,23及
び24は、それぞれ第1給紙系,第2給紙系,第3給紙系
及び第4給紙系に設けられたカセットであり、25が第5
給紙系のトレイである。
複写機本体の最上部に原稿を載置するコンタクトガラ
ス1が備わっており、その下方に光学走査系30が備わっ
ている。光学走査系30には、露光ランプ31,第1ミラー3
2,第3ミラー33,第4ミラー34,レンズ35,第5ミラー36,
スリット37等々が備わっている。原稿読取走査を行なう
場合、光路長が変化しないように、露光ランプ31と第1
ミラー32を搭載した第1キャリッジと第3ミラー33及び
第4ミラー34を搭載した第2キャリッジとが、2:1の相
対速度で機械的に走査駆動される。レンズ35はズームレ
ンズであり、モータ駆動によって倍率を変えることがで
きる。
従って、露光ランプ31から出た光は、第1ミラー32,
第3ミラー33,第4ミラー34,レンズ35,第5ミラー36及
びスリット37を介して、感光体ドラム2上に結像され
る。
感光体ドラム2の周囲には、メインチャージャ3,イレ
ーサ4,現像器5,転写前除電ランプ6,転写チャージャ7,分
離チャージャ8,クリーニングユニット9等々が備わって
いる。
像再生プロセスを簡単に説明する。感光体ドラム2の
表面は、メインチャージャ3の放電によって所定の高電
位に一様に帯電する。像再生に利用されない部分の電荷
は、イレーサ4によって消去される。感光体ドラム2の
帯電した面に、原稿からの反射光が照射されると、照射
される光の強度に応じて、その部分の電位が変化(低
下)する。感光体ドラム2は図に矢印で示す方向に回転
し、それに同期して光学走査系30は原稿面を順次走査す
るので、感光体ドラム2の表面には、原稿像の濃度(光
反射率)分布に応じた電位分布、即ち静電潜像が形成さ
れる。
静電潜像が形成された部分が現像器5の近傍を通る
と、電位分布に応じて現像器5内のトナーが感光体2の
表面に吸着し、それによって静電潜像が現像され、静電
潜像に応じた可視像が感光体ドラム2上に形成される。
一方、コピープロセスの進行に同期して、5つの給紙系
のいずれか選択されたものから記録シートが供給され
る。この記録シートは、レジストローラ27を介して、所
定のタイミングで感光体ドラム2の表面に重なるように
送り込まれる。
そして、転写チャージャ7によって、感光体ドラム2
上の可視像(トナー像)が記録シート側に転写し、更に
分離チャージャ8によって、可視像が転写された記録シ
ートは感光体ドラム2から分離する。分離した記録シー
トは、搬送ベルト11によって定着器12まで搬送される。
定着器12を通ると、記録シート上のトナー像は、定着器
12内の熱によって記録シート上に定着される。定着を終
えた記録シートは、所定の排紙経路を通って、ソート70
又は自動両面ユニット80に排出される。
第3図に、第2図の複写機の本体上面に配置された操
作ボードを示す。第3図を参照すると、この操作ボード
には、多数のキースイッチK1,K2,K3,K4a,K4b,K5,K6a,K6
b,K7,K8,K9a,K9b,K9c,K10,K11,K12a,K12b,K13,KC,KS,K
#,KI及びKTと、多数の表示器D1,D2,D3,D4,D5,LED等々
が備わっている。
操作ボードに備わった代表的な各種キースイッチにつ
いて簡単に説明する。
K1は、ソータ70の動作モードを指定するキーであり、
これの操作によって固定(ソータ不使用)モード,ソー
トモード及びスタックモードのいずれかを指定できる。
K3は、自動原稿送り装置60の動作モードを指定するキ
ーであり、この操作によってマニュアル原稿セットモー
ド、ADFモード及びSADFモードのいずれかが指定でき
る。
K4a及びK4bは、それぞれ表面及び裏面の余白位置を指
定するキーである。
K6a,K6b,K9a,K9b及びK9cは、コピー倍率の指定に使用
される。
K7は両面コピーモードの指定に利用される。
K8及びK11は、それぞれ原稿サイズ及び給紙系選択の
指定に利用される。
K10は、テンキーであり、コピー枚数の指定等に利用
される。
K12a及びK12bは、コピー濃度の指定に利用される。
KCは、クリア/ストップキーであり、テンキーK10に
よるコピー枚数指定のクリア及びコピー動作の停止指示
に利用される。
KSは、プリントスタートを指示するキーである。
KIは、予約モードと割込みモードの指定に利用される
キースイッチであり、その時の装置の状態とキー操作の
時間に応じて機能が切換わる。これについては後で詳細
に説明する。
操作ボードに備わった代表的な表示器について簡単に
説明する。
D1は、7セグメント2桁の数値表示器であり、通常の
動作モードでは、待機時はコピー枚数設定値を表示し、
コピー中はコピー枚数を表示する。
D2は、コピー濃度の設定状態を表示する。
D3は、各給紙系の紙サイズ,紙の向き及び選択された
給紙系を表示する。
D4は、7セグメント3桁の数字表示器であり、通常の
動作モードでは、コピー倍率を1%単位で表示する。
D5は、指定された原稿サイズを表示する。
LEDは、予約モード及び割込みモードを表示する。
第4図に、第2図の複写機の電気回路構成の概略を示
す。第4図を参照すると、主制御ボード200には、マイ
クロプロセッサ210,読み出し専用メモリ(ROM)220.読
み書きメモリ(RAM)230,バラレルI/Oポート240,シリア
ルI/Oポート250,A/D(アナログ/デジタル)コンバータ
260及びタイマ270が備わっている。この主制御ボード20
0に、操作ボード310(第3図参照),光学系制御ボード
320,ランプ制御ボード330,ヒータ制御ボード340,高圧電
源ユニット350,自動原稿送り装置60,ソータ70,両面処理
装置80,給紙ユニット360,ドライバ370,380及び信号処理
回路390が接続されている。
光学系制御ボード320は、光学走査系30の走査駆動用
電気モータM1及びズームレンズの倍率を調整する電気モ
ータM2を制御する。
ランプ制御ボード330は、光学走査系30の露光ランプ3
1の光量を制御する。
ヒータ制御ボード340は、定着器12に備わった定着ヒ
ータHT1と感光体ドラム2に内蔵されたドラムヒータHT2
の温度を制御する。
高圧電源ユニット350は、メインチャージャ3,現像カ
ートリッジ5のバイアス電極5a,転写チャージャ7及び
分離チャージャ8の各々に印加する高圧電力を生成す
る。
ドライバ370には、各種の交流負荷(400)が接続され
ており、ドライバ380には、各種の直流負荷(410)が接
続されており、信号処理回路390には、各種センサ(42
0)が接続されている。
具体的にいうと、各種交流負荷400の代表的なもの
は、感光体ドラム2等を駆動するメインモータ,現像カ
ートリッジ用のモータ,搬送用ファンモータ及び冷却用
ファンモータである。また、各種直流負荷410の代表的
なものは、クリーニング制御用ソレノイド,レジストロ
ーラ制御用クラッチ,分離爪制御用ソレノイド,イレー
サ4,トータルカウンタ,トナー補給制御用ソレノイド及
びオイル補給制御用ソレノイドである。
更に、各種センサ420の代表的なものは、前記メイン
モータの回動に同期したパルスを発生するタイミングパ
ルス発生器,トナー像センサPSEN,トナー色センサCSEN,
レジストローラ27の近傍で記録紙を検出するレジストセ
ンサ,各給紙系に設けられた紙サイズセンサ及び紙有無
センサである。
第1図,第5a図,第5b図,第5c図,第5d図及び第5d図
に、第4図のマイクロプロセッサ210の動作の一部分の
内容を示す。
まず、第5a図を参照して装置全体の処理に関するマイ
クロプロセッサ210の動作を説明する。電源がオンする
と、ステップ1で各種の初期設定を行ない、続いてステ
ップ2からステップ8の処理を順次に繰り返し実行す
る。
ステップ2では、各種出力制御要素に対して、各々に
割り当てられたメモリの内容を制御量として印加し、実
際の制御を行なう、ステップ3では、スイッチやセンサ
のような各種入力要素の状態を読取り、読取った結果は
所定のメモリにストアする。
ステップ4では、操作ボード310に備わった多数のキ
ースイッチを走査して各々の状態を読取り、それらのオ
ン/オフ状態に応じた処理を実行し、ステップ5では、
スイッチ,センサ等々の各種入力要素の状態変化に対応
してメモリの記憶内容の更新を行なう。
ステップ6では複写動作に関する処理を行ない、ステ
ップ7では異常有無のチェックとその結果に応じた処理
を行なう。続いてステップ8でその他の処理を行ない、
ステップ2の処理に進む。
第5a図のステップ4の内容を第5b図に示す。第5b図を
参照すると、このサブルーチンには、各々のキーに割り
当てられた様々な処理が含まれている。
即ち、ステップ11では割込/予約キーKI、ステップ12
ではプリントキーKS、ステップ13ではモードクリアキー
K13、ステップ14ではクリア/ストップキーKC、ステッ
プ15ではテンキーK10、ステップ16ではバイアスキーK12
a,K12b,ステップ17では用紙選択キーK11、ステップ18で
は倍率キーK6a,K6b,K9a,K9b,K9cに関する処理をそれぞ
れ実行する。
なお、第5a図のステップ2〜8の処理は、非常に短い
周期で繰り返し実行されるので、待機中やコピー動作中
の区別なく、ステップ4のキーに関する処理は常時実行
される。
第5b図のステップ11の処理の詳細を第1図に示す。第
1図を参照して説明する。
ステップ21では、割込/予約キーKIがオフからオンに
切換わったか否かを識別し、ステップ32では割込/予約
キーKIがオン中か否かを識別する。
割込/予約キーKIは、装置が待機状態(複写状態でな
い状態)の場合には割込み機能の指定に割り当てられて
おり、それがオフからオンに変化すると、ステップ21及
び22を通ってステップ24に進む。
また、割込/予約キーKIは、装置が複写状態の場合に
は、割込み機能と予約機能の両方の指定に割り当てられ
ている。この場合の割込み機能と予約機能との区別は、
キーの操作時間によっては自動的に識別される。即ち、
割込/予約キーKIのオン時間が比較的短い場合には、予
約機能の指定とみなされ、ステップ21,22,23を通ってス
テップ33に進むか、又はステップ21,32,23を通ってステ
ップ33に進む。また、割込/予約キーKIのオン時間が0.
5秒以上になると、割込み機能の指定とみなされ、ステ
ップ21,32,23を通ってステップ24に進む。
第1図の処理では、予約モード,割込みモード及びモ
ード指定なしの3種の状態が識別され、その時の装置の
状態に応じて互いに異なる処理が実行される。
モード指定なしの場合に予約機能の指定があると、ス
テップ33,34を通って、ステップ35に進む。この場合、
ステップ35で予約モードをセットし、ステップ36で予約
モードであることを示すために、表示器LEDを点滅表示
する。更にステップ37で、複写条件はその時の状態を維
持したまま、操作ボード310上の表示だけを初期状態に
クリアし、ステップ38で、予約モード用複写条件メモ
リ、即ち第2組の記憶手段に、初期状態の複写条件デー
タをストアする。なお、その時実行中の複写条件は、第
1組の記憶手段に保持されている。またこの場合、第5a
図のステップ5において、第5d図に示すステップ62の処
理が実行される。即ち、操作ボード310からオペレータ
がキー入力する情報を、予約の複写条件として、予約モ
ード用複写条件メモリ、即ち第2組の記憶手段にストア
する。
予約モードの場合に予約機能の指定を検出すると、ス
テップ33からステップ27に進む。この場合、ステップ27
で予約モードを解除する。次のステップ28では、第1組
の記憶手段に記憶されている現在実行中の複写条件のデ
ータと一致するように、操作ボード310上の表示を、予
約モードの前の状態に戻す。またステップ29では、表示
器LEDを消灯して予約モードが解除されたことをオペレ
ータに知らせる。
割込み機能が指定された場合、ステップ24で予約モー
ドを解除してステップ25で割込みモードをセットし、ス
テップ26で表示器LEDを点灯し割込みモードに入ったこ
とをオペレータに知らせる。また、ステップ30では、割
込時退避用メモリ、即ち第3組の記憶手段に、現在使用
している複写条件データ、即ち第1組の記憶手段の内容
をストアする。次のステップ31では、予約モード用複写
条件メモリ、即ち第2組の記憶手段の内容を、第1組の
記憶手段にストアする。なおこの場合、第1組の記憶手
段の内容更新に伴なって、操作ボード310上の表示内容
もそれと一致するように更新される。割込みモードに入
ると、第5a図のステップ5において、第5c図に示すステ
ップ52の処理が実行される。この場合、操作ボード310
からオペレータがキー入力する情報を、第1組の記憶手
段にストアする。またこの場合、第1組の記憶手段の内
容更新に伴なって、操作ボード310上の表示内容がそれ
と一致するように更新される。
割込みモードの場合に割込/予約キーKIがオンする
と、ステップ33,34を通って、ステップ39に進む。この
場合、ステップ39で予約モードを解除し、ステップ40で
割込みモードを解除し、ステップ41で表示器LEDを消灯
してモード指定なしの状態に戻ったことをオペレータに
知らせる。
なお、第1組,第2組及び第3組の記憶手段は、RAM2
30上の互いに異なるアドレス領域に割り当てられてい
る。
第5a図のステップ6の内容の詳細を第5e図に示す。第
5e図を参照する。装置が複写可能状態になり、プリント
キーKSが押されると、ステップ71,72を通ってステップ7
3に進み、ここで予約モードが否かが識別される。そし
て予約モードがセットされている場合には、ステップ7
4,75,76及び77の処理が実行される。
ステップ74では、予約モード用複写条件メモリ、即ち
第2組の記憶手段の内容を、第1組の記憶手段にストア
する。なおその前に、第1組の記憶手段の内容は第3組
の記憶手段にストアしておく。また第1組の記憶手段の
内容更新に伴なって、操作ボード310上の表示をそれと
一致するように更新する。ステップ75では、更新された
第1組の記憶手段の内容に従って、装置の各種複写条
件、例えばコピー倍率,コピー枚数,給紙系の選択等々
を設定する。複写条件の設定が終了すると、ステップ76
からステップ77に進み、予約モードを解除して割込みモ
ードをセットする。
ステップ78,79,80及び81では、通常の複写機の場合と
同様に、設定された複写条件で、複写プロセスを実行す
る。
この実施例の複写機の特徴的な動作を要約して説明す
れば、次の通りになる。
(1)割込/予約キーKIを利用して、予約モードの設
定,割込みモードの設定及びそれらの解除の指定を行う
ことができる。
(2)予約モードに入ると、複写機がコピー動作中であ
っても、次にコピーする時の複写条件を操作ボード310
上のキー操作によって第2組の記憶手段に登録すること
ができる。また予約モードがセットされている時に次の
複写動作の開始が指示されると、第1組の記憶手段の内
容が第3組の記憶手段に退避され割込みモードに入った
後で第2組の記憶手段に登録しておいた複写条件が第1
組の記憶手段に転送されて実際のコピー動作が開始され
る。割込みモードで割込/予約キーKIを操作すれば、割
込みモードが解除され、第3組の記憶手段の内容が第1
組の記憶手段に転送されるので、予約処理開始前の複写
条件を再現することができる。
(3)割込みモードに入ると、従来と同様にコピー動作
が中断されるが、割込みモードに入った直後に自動的に
設定される複写条件は、初期状態ではなく、第2組の記
憶手段の内容に応じて定まり、予約モードで予め登録さ
れた複写条件である。従って、別のコピー動作の実行中
に割込み処理を行なう場合でも、それに先立って予約モ
ードで複写条件を設定しておけば、実行中のコピー動作
を中断した後で、特別な複写条件設定の操作を行なうこ
となく、直ちに割込みコピー動作を開始することができ
る。このため、複写機の休止時間が短く、稼働率が向上
する。
(4)予約モードと割込みモードの違いは次の点であ
る。即ち、予約モードではコピー動作中であっても複写
条件の設定ができるが割込みモードではできない。ま
た、予約モードでは一連のコピー動作が終了した後で割
込みモードに入るが、割込みモードでは実行中のコピー
動作が完了しなくても、直ちにそのコピー動作を中断
し、割込みコピー動作に移る。しかし、いずれもモード
でも、割込みモードに入る前に複写条件が第3組の記憶
手段に退避されるので、その複写条件に簡単に戻すこと
ができる。つまり、割込みモードで割込/予約キーKIが
押されると、割込みモードが解除され、第3組の記憶手
段の内容が第1組の記憶手段に転送されるので、直ちに
元の複写条件に戻ることができる。
なお上記実施例では、予約モードの時にコピー動作を
開始すると自動的に割込みモードに入るように構成した
が、その処理を省略し、予約モードからモード指定なし
に移るようにしてもよい。
また上記実施例では複写機の場合を説明したが、同様
に連続的な動作を行なう可能性のある装置であれば、例
えばイメージスキャナやプリンタにおいても同様に本発
明を実施することができる。
[効果] 以上のとおり本発明によれば、装置が動作中であって
も次の動作のための動作条件を設定することができる。
しかも単一の割込/予約モード指定手段(KI)によっ
て、予約モードと割込みモードの両方の指定を行なうこ
とができるので、予約モードから割込みモードに移る場
合に特別なキーを捜す必要がなく操作性が良い。
【図面の簡単な説明】
第1図,第5a図,第5b図,第5c図、第5d図及び第5e図
は、第4図のマイクロプロセッサ210の動作の一部分を
示すフローチャートである。 第2図は、本発明を実施する一形式の複写機の機構部の
構成を示す正面図である。 第3図は、第2図の装置の操作ボードの外観を示す平面
図である。 第4図は、第2図の装置の電装部の構成を示すブロック
図である。 2:感光体ドラム 60:自動原稿送り装置 210:マイクロプロセッサ(制御手段) 220:ROM 230:RAM(第1組,第2組及び第3組の記憶手段) 310:操作ボード K1,K2,K3,K4a,K4b,K5,K6a,K6b,K7,K8,K9a,K9b,K9c,K10,
K11,K12a,K12b,K13,KC:キー(条件入力手段) KS:プリントキー KI:割込/予約キー(割込/予約モード指定手段) LED:表示器

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像の読取及び記録の少なくとも一方を実
    行する画像処理機構; 前記画像処理機構の動作条件を入力する条件入力手段; 割込/予約モード指定手段; 前記画像処理機構の動作条件を記憶する、第1組,第2
    組及び第3組の記憶手段;及び 前記画像処理機構の動作を制御するとともに、第1組の
    記憶手段に記憶された動作条件に従って画像処理機構が
    動作している時に、前記割込/予約モード指定手段の少
    なくとも2種類の動作を識別し、割込/予約モード指定
    手段の第1の動作を検出した時には、前記条件入力手段
    によって入力される情報を第2組の記憶手段に記憶し、
    画像処理機構が次に動作を開始する時の動作条件を、第
    2組の記憶手段の内容に設定し、割込/予約モード指定
    手段の第2の動作を検出した時には、その時の画像処理
    機構の動作を中断して第1組の記憶手段の内容を第3組
    の記憶手段に退避し、第2組の記憶手段の内容を第1組
    の記憶手段に転送する、制御手段; を備える画像処理装置。
  2. 【請求項2】前記制御手段は、割込/予約モード指定手
    段の第1の動作を検出した後で、画像処理機構の動作が
    終了すると、第1組の記憶手段の内容を第3組の記憶手
    段に退避して、第1組の記憶手段に第2組の記憶手段の
    内容を転送する、前記請求項1記載の画像処理装置。
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