JP2678052B2 - 記録製本装置 - Google Patents

記録製本装置

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JP2678052B2
JP2678052B2 JP1064881A JP6488189A JP2678052B2 JP 2678052 B2 JP2678052 B2 JP 2678052B2 JP 1064881 A JP1064881 A JP 1064881A JP 6488189 A JP6488189 A JP 6488189A JP 2678052 B2 JP2678052 B2 JP 2678052B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、複写機などの画像記録手段によって処理さ
れた1群の記録済シートに表紙を付加してそれを製本化
する記録製本装置に関する。
[従来の技術] この種の製本装置については、例えば、特開昭60−18
0894号公報,特開昭60−191932号公報,及び特開昭60−
204564号公報の技術が知られている。
従来の製本装置においては、1まとまりの記録済シー
ト群の最上部と最下部にそれぞれ表紙となる特別なシー
トを自動的に重ねてそれを製本化している。
[発明が解決しようとする課題] ところで、複写機などを利用して書類を作成する場
合、1部あたりの記録シートの枚数は比較的少ない場合
が多い。そのような場合であっても、表紙を付けること
は有意義である。しかし、例えば3枚程度の薄い記録済
シート群の表と裏にそれぞれ厚みのあるカバーを付加す
るのでは無駄が多すぎるし、カバーを付けるためのコス
トや製本化に伴なう処理時間の増大が無視できない。
本発明は、製本対象の枚数などの変化に対応でき、製
本化に伴なう必要以上の無駄や処理時間の増大を防止し
うる記録製本装置を提供することを課題とする。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するために、本発明においては、画像
記録手段;予め用意された複数の記録対象画像を順次に
前記画像記録手段に与える、画像供給手段;複数の未記
録シートを保持し前記画像記録手段に未記録シートを1
枚ずつ順次に供給する第1のシート供給手段;複数のカ
バーシートを保持しぞれを順次に送出する第2のシート
供給手段;処理済のシートを積載して保持する製本トレ
イ手段;製本モード指定手段;及び前記画像記録手段,
画像供給手段,第1及び第2のシート供給手段及び製本
モード指定手段を制御し、前記製本モード指定手段の状
態を検出して2つの製本モードを識別し;第1の製本モ
ードにおいては、前記製本トレイ手段上に積載された前
記画像記録手段から出力される記録済シート群の最上部
と最下部の両面に、前記第2のシート供給手段から供給
されるカバーシートを配置し;第2の製本モードにおい
ては、前記製本トレイ手段上に積載された前記画像記録
手段から出力される記録済シート群の最上部及び最下部
のいずれか一方の面に、前記第2のシート供給手段から
供給されるカバーシートを配置する、製本制御手段;を
設ける。
[作用] 本発明によれば、オペレータが製本モード指定手段を
操作することによって、第1の製本モードと第2の製本
モードとを任意に選択することができる。第1の製本モ
ードにおいては、従来の製本装置と同様に処理済シート
群の最上部と最下部の両面にカバーシートが配置される
が、第2の製本モードにおいては、処理済シート群の最
上部及び最下部のいずれか一方の面にだけカバーシート
が付加される。
従って、処理済シート群の枚数が少ない場合には、第
2の製本モードを指定することにより、第1の製本モー
ドを選択した場合に比べ、カバーシートの消費量及びカ
バーシート付加に伴なう処理時間の増大を半分に抑える
ことができる。このため、比較的枚数の少ない製本対象
に対しても、表紙を付加しやすく、コピー書類の商品価
値を高めることができる。製本対象の枚数が多い場合に
は、第1の製本モードを指定することにより、表と裏の
両面にカバーシートが付加されるので、より商品価値の
高い書類を作ることができる。
本発明の他の目的及び特徴は、以下の、図面を参照し
た実施例説明により明らかになろう。
[実施例] 第2図に、本発明を実施する一形式の複写機を示す。
第2図を参照して説明する。概略でいうと、この複写機
は、複写機本体と、ADF(自動原稿送り装置)60,ソータ
70,自動両面処理ユニット80等のオプションユニット群
で構成されている。記録シートを供給する給紙系は5段
になっている。即ち、第1給紙系及び第2給紙系は複写
機本体に備わっており、第3給紙系である第2給紙ユニ
ット170及び第4給紙系と第5給紙系を含む第3給紙ユ
ニット180が複写機本体に接続されている。21,22,23及
び24はそれぞれ第1給紙系,第2給紙系,第3給紙系及
び第4給紙系に設けられたカセットであり、25が第5給
紙系のトレイである。
第1給紙系には、カセット21の他に、手差し給紙トレ
イ26が備わっている。このトレイ26は開閉ドアを兼ねて
おり、第2図に示す状態では手差し給紙口が開いてお
り、ドアを閉じると手差し給紙口が閉じるようになって
いる。手差し給紙口が開くと、カセット21の代わりに給
紙トレイ26上からシートが供給される。手差し給紙トレ
イ26においては、複数のシートを重ねた状態で連続的に
自動給紙することはできないが、様々なサイズ及び厚み
の用紙に対応でき、シートの交換や補充の作業もカセッ
トに比べるとはるかに容易になっている。
複写機本体の最上部に原稿を載置するコンタクトガラ
ス1が備わっており、その下方に光学走査系30が備わっ
ている。光学走査系30には、露光ランプ31,第1ミラー3
2,第3ミラー33,第4ミラー34,レンズ35,第5ミラー36,
スリット37等々が備わっている。原稿読取走査を行なう
場合、光路長が変化しないように、露光ランプ31と第1
ミラー32を搭載した第1キャリッジと第3ミラー33及び
第4ミラー34を搭載した第2キャリッジとが、2:1の相
対速度で機械的に走査駆動される。レンズ35はズームレ
ンズであり、モータ駆動によって倍率を変えることがで
きる。
従って、露光ランプ31から出た光は、第1ミラー32,
第3ミラー33,第4ミラー34,レンズ35,第5ミラー36及
びスリット37を介して、感光体ドラム2上に結像され
る。
感光体ドラム2の周囲には、メインチャージャ3,イレ
ーサ4,現像器5,転写前除電ランプ6,転写チャージャ7,分
離チャージャ8,クニーリングユニット9等々が備わって
いる。
像再生プロセスを簡単に説明する。感光体ドラム2の
表面は、メインチャージャ3の放電によって所定の高電
位に一様に帯電する。像再生に利用されない部分の電荷
は、イレーサ4によって消去される。感光体ドラム2の
帯電した面に、原稿からの反射光が照射されると、照射
される光の強度に応じて、その部分の電位が変化(低
下)する。感光体ドラム2は図に矢印で示す方向に回転
し、それに同期して光学走査系30は原稿面を順次走査す
るので、感光体ドラム2の表面には、原稿像の濃度(光
反射率)分布に応じた電位分布、即ち静電潜像が形成さ
れる。
静電潜像が形成された部分が現像器5の近傍を通る
と、電位分布に応じて現像器5内のトナーが感光体2の
表面に吸着し、それによって静電潜像が現像され、静電
潜像に応じた可視像が感光体ドラム2上に形成される。
一方、コピープロセスの進行に同期して、5つの給紙系
のいずれか選択されたものから記録シートが供給され
る。この記録シートは、レジストローラ27を介して、所
定のタイミングで感光体ドラム2の表面に重なるように
送り込まれる。
そして、転写チャージャ7によって、感光体ドラム2
上の可視像(トナー像)が記録シート側に転写し、更に
分離チャージャ8によって、可視像が転写された記録シ
ートは感光体ドラム2から分離する。分離した記録シー
トは、搬送ベルト11によって定着器12まで搬送される。
定着器12を通ると、記録シート上のトナー像は、定着器
12内の熱によって記録シート上に定着される。定着を終
えた記録シートは、所定の排紙経路を通って、ソータ70
又は自動両面ユニット80に排出される。
第3図に、第2図の複写機の上面パネルに備わった操
作ボードの外観の一部分を示す。
第3図を参照すると、この操作ボード上には、多数の
キーK1,K2,K3,K4,K5,K6,K7,K8,K9,K10,KC,KS,K#及びKI
と、多数の表示器PSD,LCD,MGD,CDD,CND,201〜205,211〜
215,301〜303が備わっている。
代表的なキーの各々の機能について簡単に説明する。
K10は、テンキーであり、コピー部数等の数値の設定
に利用される。
KCはクリア/ストップキーであり、各種設定値のクリ
ア及びコピー動作の中断に利用される。
KSはプリントスタートキーであり、待機状態からコピ
ー動作を開始するのに利用される。
K1は、ソータ70の動作モードを指定するキーであり、
通常モード,ソートモード及びスタックモードが指定で
きる。
K5,K6及びK7は原稿とコピーとの倍率の調整に利用さ
れる倍率キーであり、それぞれ、縮小,拡大及び等倍の
指定に利用される。
K8及びK9は、コピー濃度を調整するためのキーであ
る。
K3は、製本処理に関する動作を指定するキーであり、
通常モード,片面カバーモード及び両面カバーモードの
3種類の指定ができる。片面カバーモードでは、積載さ
れた一般のシート群の最上部(第1枚目)の上にカバー
シートを積載する動作を自動的に実行し、両面カバーモ
ードでは、一般のシート群の最上部の上と最下部の下の
両面にカバーシートを積載する動作を実行する。
K2は、カバーコピーキーであり、片面カバーモード及
び両面カバーモードにおいて、カバーシートに対しコピ
ー動作を行なうか否かを指定するのに利用される。
K4は、用紙を供給する給紙系を選択するための用紙キ
ーであり、一般のコピーシートとカバーシートの両方の
指定に利用される。
従ってこの実施例では、製本処理に関しては、第1図
に示すように4種類のモードを選択的に利用することが
できる。カバーコピーモードがオフの場合には、表カバ
ーは第1頁P1の上に載り、裏カバーは第n頁Pnの下に配
置されるが、カバーコピーモードがオンの場合には、表
カバーが第1頁P1になり、裏カバーが第n頁Pnになる。
片面カバーモードの時には裏カバーは省略され、表カバ
ーだけになる。
再び第3図を参照して、代表的な表示器についてその
機能を説明する。
LCDは、ドットマトリクス構成の液晶表示器であり、
カタカナ,数字,英字などの文字を表示できる。この例
では、必要に応じて様々なメッセージが表示される。
MGDは、3桁の数字表示器であり、指定したコピー倍
率などの数値を表示する。
CNDは、2桁の数字表示器であり、指定したコピー部
数などの数値を表示する。
PSDは、5段の給紙系の各々にセットされたシートの
サイズ(B5,B4,A4,A3等々)と向き(縦/横)を表示す
る。
201〜205は、5段の給紙系の各々に対応付けられてお
り、コピーシート給紙系として選択されたいずれか1つ
の給紙系のものが点灯し、その他のものが消灯状態にな
る。
211〜215は、5段の給紙系の各々に対応付けられてお
り、カバーシート給紙系として選択されたいずれか1つ
の給紙系のものが点灯し、その他のものが消灯状態にな
る。
301,302及び303は、製本処理に関するその時の動作モ
ードの設定状態を表示する。即ち、製本処理をしない時
は301,302は消灯し、片面カバーモードの時は301が点灯
して302が消灯し、両面カバーモードの時は301が消灯し
て302が点灯する。また、カバーコピーモードがオンに
なると303が点灯する。
第4図に、第2図の複写機の電装部の構成の概略を示
す。
第4図を参照すると、主制御ボード200には、マイク
ロプロセッサ210,読み出し専用メモリ(ROM)220.読み
書きメモリ(RAM)230,バラレルI/Oポート240,シリアル
I/Oポート250,A/D(アナログ/デジタル)コンバータ26
0及びタイマ270が備わっている。この主制御ボード200
に、操作ボード310(第3図参照),光学系制御ボード3
20,ランプ制御ボード330,ヒータ制御ボード340,高圧電
源ユニット350,自動原稿送り装置60,ソータ70,両面処理
装置80,給紙ユニット360,ドライバ370,380及び信号処理
回路390が接続されている。
光学系制御ボード320は、光学走査系30の走査駆動用
電気モータM1及びズームレンズの倍率を調整する電気モ
ータM2を制御する。
ランプ制御ボード330は、光学走査系30の露光ランプ3
1の光量を制御する。
ヒータ制御ボード340は、定着器12に備わった定着ヒ
ータHT1と感光体ドラム2に内蔵されたドラムヒータHT2
の温度を制御する。
高圧電源ユニット350は、メインチャージャ3,現像カ
ートリッジ5のバイアス電極5a,転写チャージャ7及び
分離チャージャ8の各々に印加する高圧電力を生成す
る。
ドライバ370には、各種の交流負荷(400)が接続され
ており、ドライバ380には、各種の直流負荷(410)が接
続されており、信号処理回路390には、各種センサ(42
0)が接続されている。
具体的にいうと、各種交流負荷400の代表的なもの
は、感光体ドラム2等を駆動するメインモータ,現像カ
ートリッジ用のモータ,搬送用ファンモータ及び冷却用
ファンモータである。また、各種直流負荷410の代表的
なものは、クリーニング制御用ソレノイド,レジストロ
ーラ制御用クラッチ,分離爪制御用ソレノイド,イレー
サ4,トータルカウンタ,トナー補給制御用ソレノイド及
びオイル補給制御用ソレノイドである。
更に、各種センサ420の代表的なものは、前記メイン
モータの回動に同期したパルスを発生するタイミングパ
ルス発生器,各々の給紙系のカセット内のシートサイズ
(及び向き)を検出する紙サイズセンサ及び紙有無セン
サ,手差し給紙トレイ26の開閉状態を検出するドア開閉
センサ等々である。
第5a図,第5b図,第5c図及び第5d図に、第4図のマイ
クロプロセッサ210の処理する複写機の動作の一部分を
示す。以下、複写機の動作について説明する。
まず、第5a図を参照する。複写機が待機状態の時に
は、ステップ1の処理を繰り返し実行する。ステップ1
では、操作ボード310上の様々なキーからの入力状態の
読取り,操作ボード上の様々な表示器の表示制御,及び
キー入力に応じたモード設定の処理を行なう。
ステップ2では、操作ボード310上のカバーキーK3か
らの入力をチェックする。K3の入力があった場合には、
次にステップ3を実行する。ステップ3に示される処理
については後で詳細に説明する。
ステップ4では、プリントスタートキーKSの入力状態
をチェックする。KSから入力があった場合には、次にス
テップ5に進む。
ステップ5では自動原稿送り装置(以下ADFと言う)6
0の動作状態をチェックする。この例では、ADF60は原稿
画像読取面(コンタクトガラス1)に対して開閉自在に
なっており、原稿読取面に対して手動でも原稿セットを
行なうことができる。ADF60の給紙口に原稿をセットし
ない状態でコピー動作をスタートすると、ADF60は原稿
の送りは行なわない。ADFモード、即ち自動送りの時に
はステップ5の次に6に進むがみ、手動モードの時には
ステップ5からステップ11に進む。
ステップ6では、カバーコピーモードか否かを識別す
る。このモードの切換えは、カバーコピーキーK2によっ
て行なわれる。カバーコピーモードの場合にはステップ
7に進み、そうでなければステップ13に進む。
ステップ7では、ADF60の給紙口に積載された原稿群
の枚数を測定する。この動作は、単に原稿の各々を順次
に給紙及び排紙して、それらが全部で何枚あるかを計数
するものであり、この時にはコピー動作は全く行なわれ
ない。なおこの例では、ステップ7の処理が終了した
ら、オペレータが排紙された原稿をADFの給紙口に再セ
ットする必要があるが、それを自動的に行なうように構
成を変更してもよい。この種の技術は公知であるので具
体的な説明は省略する。
ステップ7の測定の結果、原稿枚数が1枚であると、
ステップ8及び9を通ってステップ11に進む。また原稿
枚数が2枚の時に両面カバーモードになっていると、ス
テップ8,9及び10を通ってステップ11に進む。
ステップ11では、カバーモードを解除し、表示器301
〜303及び211〜214の表示をオフする。つまり、片面カ
バーモード又は両面カバーモードが指定されている場合
であっても、原稿を手動給紙する場合,原稿の全枚数が
1枚の場合,及び原稿の全枚数が2枚でかつ両面カバー
モードの場合には、いずれも、それらの製本モードが自
動的に解除され通常モードに戻る。
ステップ13では、両面カバーモードか否かを識別す
る。両面カバーモードの場合には、ステップ14〜21の処
理を実行する。この処力は、裏カバーに関するものであ
る。即ち、この実施例のADF60においては、原稿の画像
面が下向きに配置され、その第1頁が最下部に位置し、
最上部の最終頁の原稿から順次にコピー動作が開始され
るので、最初に送られるカバーシートは、最終頁の後に
付加される裏カバーである。
ステップ14では、サブルーチンSUBPFを実行(後で説
明する)し、選択された給紙系からカバーとなるシート
を通常のコピープロセスと同じ経路で供給する。
ステップ15では、カバーコピーモードか否かを識別す
る。カバーコピーモードなら次にステップ19に進み、そ
うでなければステップ16に進む。
カバーコピーモードの場合、ステップ19で最終頁の原
稿を給紙し、それを原稿読取面上に位置決めする。そし
て、次のステップ20,21で通常のコピープロセスを実行
する。これが終了すると、裏カバーのシートには最終頁
の画像がコピーされて、それがソータ70上のトレイに排
紙される。
カバーコピーモードでなければ、ステップ16及び17で
は、ステップ14で給紙したカバーシートに対して、単に
通紙動作を行なう。即ち、カバーシートはコピープロセ
スの経路を通すが、それに対してはコピー動作を禁止
し、単にカバーシートをソータ70上に送る。従ってこの
場合には裏カバーには画像が記録されない。
次に第5b図を参照する。
ステップ31では、原稿が給紙済か否かをチェックす
る。未給紙の場合には、次のステップ32で、ADF60を制
御し、最終頁の原稿を原稿画像読取面上に位置決めす
る。
次に、記録シートの給紙を行なう。通常は、ステップ
45を実行し、用紙キーによって予め指定された1つの自
動紙給紙系(手差し給紙トレイ26以外)が選択される
が、手差し給紙トレイ26が開いていると、ステップ35を
実行し、手差し給紙トレイ26からシートを供給する。手
差し給紙トレイ26が開いている場合であっても、片面カ
バーモード又は両面カバーモードが指定されている時
は、カバー以外のシートについては、ステップ45に進
み、自動給紙系(22〜25のいずれか)から給紙を行な
う。
次のステップ36及び37では、給紙コピーシートに対し
て、通常のコピープロセスを実行する。
1枚のコピープロセスが完了すると、ステップ38を実
行し、ADF60を制御して、次にコピーする原稿を給紙す
ると同時にコピーの終了した原稿を排紙する。この時、
処理済原稿の枚数の計数も行なわれる。
ステップ39では、全ての原稿のコピー処理が完了した
か否かをチェックする。即ち、最終原稿(第1頁)の排
紙が終了した時には次にステップ40に進み、更にコピー
すべき原稿がまだ存在する場合にはステップ46に進む。
ステップ46では、給紙した原稿が最終原稿(第1頁)
か否かをチェックする。最終原稿でなければ、ステップ
31に戻って上述のコピー動作を繰り返す。また最終原稿
であっても、カバーコピーモードでなければ、同じ処理
を行なう。最終原稿であって、しかもカバーコピーモー
ドが指定されている時には、ステップ48でサブルーチン
SUBPFを実行し、予め選択されたカバーシートを給紙し
た後でそのシートに対して最終原稿(第1頁)に対して
コピーを行なう。
ステップ39で全原稿の排紙を検知した場合には次のよ
うに処理する。
片面カバーモード又は両面カバーモードが指定され、
しかもカバーコピーモードの指定がない場合には、ステ
ップ42のサブルーチンSUBPFを実行して予め選択したカ
バーシートを給紙し、次のステップ43及び44で、それを
通常のコピー経路を通してソータに排紙する。この場合
にはコピープロセスは禁止される。これによって、ソー
タ70のトレイ上では、第1頁の像がコピーされた最上部
のシートの上に、表紙となるカバーが更に載置される。
次に、第5c図及び第5d図を参照し、サブルーチンSUBC
Vを説明する。
ステップ51では、カバーコピーキーK2からの入力の有
無をチェックする。入力があった場合には、次のステッ
プ52を実行し、カバーコピーモードのセット/リセット
状態を切換える。つまり、リセットされている時に入力
があるとカバーコピーモードをセットし、それがセット
されている時に入力があるとそれをリセットする。
第5a図に示すステップ2のカバーキーK3の入力が1回
目の場合には、ステップ53から54に進み、2回目ならス
テップ53,65を通ってステップ66に進み、3回以上なら
ステップ75に進む。
ステップ54では、片面カバーモードをセットし、表示
器301を点灯して302を消灯する。またステップ66では両
面カバーモードをセットし、表示器301を消灯して302を
点灯する。ステップ75では、片面カバーモード及び両面
カバーモードを解除して通常モードに戻り、表示器301
〜303及び211〜215を消灯し、給紙選択済フラグをクリ
アする。
ステップ55では、手差し給紙トレイ26の開閉状態をチ
ェックする。閉状態なら次にステップ56に進み、開状態
ならステップ83に進む。
ステップ56では、給紙選択済フラグの状態をチェック
する。このフラグは、初期状態及びカバーモードの切換
え時にクリアされる。
給紙選択済フラグがクリアされていると、次にステッ
プ57に進む。
ステップ57では、操作ボード310上の表示器LCDに、メ
ッセージM1を表示する。具体的には“コピー用紙サイズ
を選択して下さい(選択後#キーON)”を表示する。
この状態で、コピー用紙の給紙系の選択が可能にな
る。即ち、用紙キーK4を操作することによって、給紙系
が選択される。なお#キーは入力の終了を示すものであ
り、K#のキーによって指定する。
用紙キーK4がオンすると、ステップ67でレジスタRpf
の内容をインクリメントする。その結果が6の場合に
は、ステップ69でRpfを1にクリアする。更に、レジス
タRpfの内容に応じて、表示器201〜205の表示内容を更
新する。つまり、選択した給紙系のランプを点灯する。
#キーK#がオンした時には、ステップ59から60に進
む。
ステップ60では、レジスタRpfの内容を別のレジスタR
cfにストアする。このレジスタRcfは、カバーシートの
給紙系の選択データを保持する。従って、最初は、即ち
カバーシートの給紙系が未指定の時には、コピー用紙の
給紙系と同一の給紙系がカバーシートの給紙系として自
動的に設定される。またステップ60では、Rcfの内容に
応じて表示器211〜215の表示が更新され、(自動的に)
指定された給紙系が表示される。
ステップ61では、メッセージM2を操作ボード310上の
表示器LCDに表示する。具体的には、“カバー用紙サイ
ズを選択して下さい(選択後#キーON)”が表示され
る。
この状態で、カバーシートの給紙系の選択が可能にな
る。即ち、用紙キーK4を操作することによって、給紙系
が選択される。
用紙キーK4がオンすると、ステップ71を実行し、レジ
スタRcfの内容をインクリメントする。その結果が6の
場合には、ステップ72でRcfを1にクリアする。更に、
レジスタRcfの内容に応じて、表示器211〜215の表示内
容を更新する。つまり、選択した給紙系に対応するラン
プを点灯する。
#キーKがオンした時には、ステップ63から64に進
み、給紙選択済フラグがセットされる。このフラグがセ
ットされると、ステップ57の次にステップ81に進むの
で、フラグをクリアするまで、コピー用紙及びカバーシ
ートの給紙系の切換えはできない。
次に第5d図を参照する。
ステップ81では、選択されたコピー用紙とカバー用紙
とのサイズ及び向きの一致の有無を調べる。即ち、レジ
スタRpfの内容に対応付けられた給紙系で検出されたカ
セット内のシートのサイズ及び向きと、レジスタRcfの
内容に対応付けられた給紙系で検出されたカセット内の
シートのサイズ及び向きとが一致するか否かを調べる。
両者が一致する場合には、問題がないのでステップ86で
メッセージをクリアするが、一致しない場合には、製本
ミスが生じるので、それを防止するために、ステップ82
に進む。
ステップ82では、表示器LCDに、メッセージM3を表示
する。具体的には、“コピー用紙とカバーシートのサイ
ズを一致させて下さい。”を表示する。
一方、手差し給紙トレイのドアが開いている時には、
ステップ55からステップ83に進み、表示器211〜215の表
示を全て消灯し、次にステップ84に進む。
ステップ84では、表示器LCDにメッセージM4を表示す
る。具体的には、“カバーシートを手差し給紙部にセッ
トして下さい。”が表示される。
手差し給紙トレイ26において、シートがセットされた
ことが検知されると、ステップ85から86に進み、メッセ
ージの表示をクリアする。
クリアキーKCがオンした場合には、ステップ87から88
に進み、給紙選択済フラグをクリアする。
次に、サブルーチンSUBPFを説明する。
ステップ91では、手差し給紙トレイ26のドアの開閉状
態をチェックする。ドアが閉じている時にはステップ93
に進み、ドアが開いている時にはステップ92に進む。
つまり、ドアが開いている時には、Rcfの内容にかか
わらず手差し給紙系を選択し、ドアが閉じている時に
は、Rcfの内容に応じて、第1給紙系,第2給紙系,第
3給紙系,第4給紙系又は第5給紙系を選択する。
なお、上記実施例においては、複写機における製本処
理の場合を説明したが、例えば、光ディスクなどに予め
蓄積しておいた多数の画像情報を順次に読出してそれを
シート上に可視情報の形で印刷し、それらの記録シート
を製本化する場合にも同様にその発明を適用できる。
[効果] 以上のとおり、本発明によれば、オペレータが製本モ
ード指定手段を操作することによって、第1の製本モー
ドと第2の製本モードとを任意に選択することができ
る。第1の製本モードにおいては、従来の製本装置と同
様に処理済シート群の最上部と最下部の両面にカバーシ
ートが配置されるが、第2の製本モードにおいては、処
理済シート群の最上部及び最下部のいずれか一方の面に
だけカバーシートが付加される。
従って、処理済シート群の枚数が少ない場合には、第
2の製本モードを指定することにより、第1の製本モー
ドを選択した場合に比べ、カバーシートの消費量及びカ
バーシート付加に伴なう処理時間の増大を半分に抑える
ことができる。このため、比較的枚数の少ない製本対象
に対しても、表紙を付加しやすく、コピー書類の商品価
値を高めることができる。製本対象の枚数が多い場合に
は、第1の製本モードを指定することにより、表と裏の
両面にカバーシートが付加されるので、より商品価値の
高い書類を作ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、第2図の複写機の様々な製本動作モードにお
いて作成されたシート群を示す正面図である。 第2図は、一実施例の複写機の機構部の構成を示す正面
図である。 第3図は、第2図の複写機の操作ボードの主要部を示す
平面図である。 第4図は、第2図の複写機の電装部の構成を示すブロッ
ク図である。 第5a図,第5b図,第5c図及び第5d図は、第4図のマイク
ロプロセッサの動作の一部分を示すフローチャートであ
る。 2:感光体ドラム(画像記録手段) 21,22,23,24:カセット 25:給紙トレイ、26:手差し給紙トレイ 21〜24,25,26:(第1及び第2のシート供給手段) 30:光学走査系 60:自動原稿送り装置(画像供給手段) 70:ソータ(製本トレイ手段) 201〜205,211〜215,301〜303:表示器 210:マイクロプロセッサ(製本制御手段) 310:操作ボード、K2:カバーコピーキー K3:カバーキー(製本モード指定手段) K4:用紙キー、K10:テンキー KS:プリントスタートキー K#:#キー、LCD:液晶表示器 PSD:表示器

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像記録手段; 予め用意された複数の記録対象画像を順次に前記画像記
    録手段に与える、画像供給手段; 複数の未記録シートを保持し前記画像記録手段に未記録
    シートを1枚ずつ順次に供給する第1のシート供給手
    段; 複数のカバーシートを保持しそれを順次に送出する第2
    のシート供給手段; 処理済のシートを積載して保持する製本トレイ手段; 製本モード指定手段;及び 前記画像記録手段,画像供給手段,第1及び第2のシー
    ト供給手段及び製本モード指定手段を制御し、前記製本
    モード指定手段の状態を検出して2つの製本モードを識
    別し;第1の製本モードにおいては、前記製本トレイ手
    段上に積載された前記画像記録手段から出力される記録
    済シート群の最上部と最下部の両面に、前記第2のシー
    ト供給手段から供給されるカバーシートを配置し;第2
    の製本モードにおいては、前記製本トレイ手段上に積載
    された前記画像記録手段から出力される記録済シート群
    の最上部及び最下部のいずれか一方の面に、前記第2の
    シート供給手段から供給されるカバーシートを配置す
    る、製本制御手段; を備える記録製本装置。
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