JPH09197735A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH09197735A
JPH09197735A JP8029943A JP2994396A JPH09197735A JP H09197735 A JPH09197735 A JP H09197735A JP 8029943 A JP8029943 A JP 8029943A JP 2994396 A JP2994396 A JP 2994396A JP H09197735 A JPH09197735 A JP H09197735A
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JP
Japan
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paper
input guide
fixing
image forming
fixing input
Prior art date
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JP8029943A
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English (en)
Inventor
Nobuaki Miyahara
宣明 宮原
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 定着手段における紙づまりや紙しわの発生を
防止し、スムーズな搬送を行ない得る画像形成装置を提
供することである。 【解決手段】 感光体ドラム105から分離された転写
紙は、搬送ベルト121により定着器に向かって搬送さ
れる。搬送された転写紙は、定着ローラ144,145
の間に入るように定着入力ガイド146により導かれ
る。しかしながら、転写紙のサイズ違い等による紙づま
りや紙しわの発生を回避するために、定着入力ガイド1
46は可動になっている。定着入力ガイド146は、転
写紙のサイズ等に応じて、定着入力ガイド駆動手段によ
り矢印の方向に上下二段階に動かすことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可動の定着入力ガ
イドを有する複写機等の画像形成装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、定着入力ガイドはよく使用される
用紙のサイズに適した位置で固定されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
構成では用紙サイズが異なると、紙づまりや紙しわが発
生しやすいという不具合が生じる問題があった。
【0004】本発明は、上記した従来技術の課題を解決
するためになされたものであって、その目的とするとこ
ろは、定着手段における紙づまりや紙しわの発生を防止
し、スムーズな搬送を行ない得る画像形成装置を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、原稿台上の原
稿の画像を読み取る読み取り手段と、画像形成のための
用紙を収納するカセット手段と、前記読み取り手段で読
み取った画像を前記用紙に記録する画像形成手段と、前
記画像形成手段で用紙に記録された画像を定着させる定
着手段と、前記画像形成手段から前記定着手段に用紙を
搬送する搬送手段と、前記定着手段に用紙を導く定着入
力ガイド手段とを有する画像形成装置において、前記定
着入力ガイド手段は移動可能に設けられており、該定着
入力ガイド手段を駆動する定着入力ガイド駆動手段と、
前記定着入力ガイド駆動手段を制御する制御手段を有す
ることを特徴とする。
【0006】搬送される用紙のサイズを検知する用紙サ
イズ検知手段を備え、定着入力ガイド手段を検知された
用紙サイズに応じた位置に移動させるようにしてもよ
い。
【0007】用紙サイズ検知手段によって搬送される用
紙の長さを検知し、定着入力ガイド手段を検知された用
紙の長さに応じた位置に移動させるようにしてもよい。
【0008】用紙サイズ検知手段によって搬送される用
紙の厚さを検知し、定着入力ガイド手段を検知された用
紙の厚さに応じた位置に移動させるようにしてもよい。
【0009】画像形成装置内の温度を検知する温度検知
手段を備え、定着入力ガイド手段を検知された温度に応
じた位置に移動させるようにしてもよい。
【0010】画像形成装置内の湿度を検知する湿度検知
手段を備え、定着入力ガイド手段を検知された湿度に応
じた位置に移動させるようにしてもよい。
【0011】搬送される用紙の紙質を検知する紙質検知
手段を備え、定着入力ガイド手段を検知された紙質に応
じた位置に移動させるようにしてもよい。
【0012】画像形成すべき用紙の紙質を設定する紙質
設定手段を備え、定着入力ガイド手段を設定された紙質
に応じた位置に移動させるようにしてもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。
【0014】図2は、本発明の画像形成装置の一実施形
態を示す断面構成図である。
【0015】図2において、100は画像形成装置とし
ての複写装置本体、200は原稿の自動給送を行なう循
環式自動原稿送り装置即ちフィーダ(以下RDFと記
す)、250は仕分け装置即ちソータであり、これらR
DF200とソータ250は本体100に対して自在に
組み合わせ使用できるようになっている。
【0016】図2において、101は原稿台としての原
稿台ガラスである。また、102は読み取り手段として
の光学系であり、原稿照明ランプ(露光ランプ)103
と、走査ミラーと、レンズ143と、モータ104等か
ら構成されており、モータ104により走査しつつ露光
ランプ103で原稿を照明し、原稿からの反射光を走査
ミラーとレンズにより感光体ドラム105に照射する。
【0017】前記感光体ドラム105の回りには、1次
帯電器106と、ブランク露光ユニット107と、電位
センサ108と、現像器109と転写帯電器110と、
分離帯電器111と、クリーニング装置112とが装備
されていて、これら感光体ドラム105等により画像形
成手段が構成されている。
【0018】感光体ドラム105はメインモータ113
により図2に示す矢印の方向に回転するもので、1次帯
電器106によりコロナ帯電されており、光学系102
から原稿の反射光が照射されると、静電潜像が形成され
る。この静電潜像は、現像器109により現像されてト
ナー像として可視化される。一方、カセット手段として
の上段カセット114あるいは下段カセット115から
ピックアップローラ116,117を介し、給紙ローラ
118,119により本体100内に送られた転写紙
が、レジストローラ120によりトナー像の先端と転写
紙の先端とが一致するようにタイミングがとられた後、
感光体ドラム105に給送され、転写帯電器110によ
りトナー像が転写される。この転写後、転写紙は分離帯
電器111により感光体ドラム106から分離され、搬
送手段としての搬送ベルト121と定着入力ガイド手段
としての定着入力ガイド146により定着手段としての
定着器122に導かれる。転写紙は定着器122の定着
ローラ144,145により加圧、加熱することで定着
され、この後排出ローラ123により本体100の外に
排出される。また、感光体ドラム105はクリーニング
装置112により、その表面が清掃される。
【0019】また、本体100には、例えば4000枚
の転写紙を収納し得るデッキ124が装備されている。
デッキ124のリフタ125は、給紙ローラ126に転
写紙が常に当接するように転写紙の量に応じて上昇す
る。
【0020】また、図2において、127は排紙フラッ
パであり、両面記録側ないし多重記録側と排出側(ソー
タ250)の経路を切り換える。排出ローラ123から
送り出された転写紙は、この排出フラッパ127により
両面記録側ないし多重記録側に切り換えられる。また、
128は下搬送パスであり、排出ローラ123から送り
出された転写紙を反転パス129を介し転写紙を裏返し
て再給紙トレイ130に導く。また、131は両面記録
と多重記録の経路を切り換える多重フラッパであり、こ
れを左方向に倒すことにより転写紙を反転パス129に
介さず、直接下搬送パス128に導く。132は経路1
33を通じて転写紙を感光体ドラム105側に給紙する
給紙ローラである。134は排紙フラッパ127の近傍
に配置されて、該排紙フラッパ127により排出側に切
り換えられた転写紙を機外に排出する排出ローラであ
る。両面記録(両面複写)や多重記録(多重複写)時に
は、排紙フラッパ127を上方に上げて、複写済みの転
写紙を搬送パス128,129を介して裏返した状態で
再給紙トレイ130に格納する。このとき、両面記録時
には多重フラッパ131を右方向へ倒し、また多重記録
時には該多重フラッパ131を左方向へ倒しておく。次
に行なう裏面記録時や多重記録時には、再給紙トレイ1
30に格納されている転写紙が、下から1枚ずつ給紙ロ
ーラ132により経路133を介して本体のレジストロ
ーラ120に導かれる。本体から転写紙を反転して排出
する時には、排紙フラッパ127を上方に上げ、フラッ
パ131を右方向へ倒し、複写済みの転写紙を搬送パス
129側へ搬送し、転写紙の後端が第1の送りローラ1
40を通過した後に反転ローラ142によって第2の送
りローラ側へ搬送し、排出ローラ134によって、転写
紙を裏返して機外へ排出される。
【0021】図3は上述の本体100に設けた操作部6
00の配置構成例を示す。
【0022】図3において、601はユーザーモードキ
ーであり、オペレータ(使用者)が機械の仕様、標準モ
ード等の設定、クリーニング等に用いる。627はカー
ソルキーであり、設定モード時の設定項目を選択すると
きに用いる。628はOKキーであり、設定モード時の
設定内容を確定するときに用いる。
【0023】606はオールリセットキーであり、標準
モードに戻すときに押す。605は複写開始キー(コピ
ースタートキー)であり、複写を開始するときに押す。
604はクリア/ストップキーであり、待機(スタンバ
イ)中はクリアキー、複写記録中はストップキーの機能
を有する。このクリアキーは、設定した複写枚数を解除
するときにも使用する。また、ストップキーは連続複写
を中断するときに押す。この押した時点での複写が終了
した後に、複写動作が停止する。603はテンキーであ
り、複写枚数を設定するときに押す。また数値設定のモ
ードを設定するときにも使用する。619はメモリキー
であり、使用者が頻繁に使用するモードを登録しておく
ことができる。ここではM1〜M4の4通りのモードが
登録できる。611及び612は複写濃度キーであり、
複写濃度を手動で調節するときに押す。613はAEキ
ーであり、原稿の濃度に応じて複写濃度を自動的に調節
するとき、またはAE(自動濃度調節)を解除して濃度
調節をマニュアル(手動)に切り換えるときに押す。6
07はコピー用紙選択キーであり、上段ペーパーリフタ
119、下段ペーパーリフタ115、ペーパーデッキ1
24、マルチ手差し150を選択するときに押す。ま
た、RDF300に原稿が載っているときには、このキ
ー607によりAPS(自動紙カセット選択)が選択で
きる。610は等倍キーであり、等倍(原寸)の複写を
とるときに押す。616はオート変倍キーであり、指定
した転写紙のサイズに合わせて原稿の画像を自動的に縮
小・拡大するかを指定するときに押す。626は両面キ
ーであり、片面原稿から両面複写、両面原稿から両面複
写、または両面原稿から片面複写をとるときに押す。6
25は綴じ代キーであり、転写紙の上下左右側へ指定さ
れた長さの綴じ代を作成することができる。624は写
真キーであり、写真原稿を複写するときに押す。623
は多重キーであり、2つの原稿から転写紙の同じ面に画
像を作成(合成)するときに押す。620は原稿混載キ
ーであり、異なるサイズの原稿に対して自動的にその原
稿サイズの転写紙に複写するときに押す。621は枠消
しキーであり、原稿枠消し、シート枠消し、パンチ穴消
し、ブック枠消し等を設定するときに押す。629は拡
大レイアウトキーであり、1枚の原稿に縮小された複数
の原稿がレイアウトされている原稿を元の複数の原稿に
もどすときに押す。630はページ連写キーであり、見
開きの本の左右のページを続けて複写するときに押す。
614はステイプルソート、ソート、グループの排紙方
法を選択する排紙方法選択キーであり、ステイプルソー
タが接続されている場合は、ステイプルソートモード、
ソートモード、グループモードの選択またはその選択し
たモードの解除ができる。631は予約キーであり、予
約トレイ210に載置された予約原稿に対する複写モー
ドの設定を開始するとき、および予約設定を解除すると
きに用いる。632はちょっと小さめキーであり、ちょ
っと小さめモードを使用するときに用いる。633はガ
イドキーであり、各種キーに対応する機能の説明をメッ
セージディスプレイに表示するときに用いる。701は
複写に関する情報を表示するLCD(液晶)タイプのメ
ッセージディスプレイ(タッチパネル)であり、文字や
図形を表示する。例えば、テンキー603で設定した複
写枚数、用紙選択キーで選択した用紙サイズ、複写装置
本体100の状態を示すメッセージ、操作手順を示すガ
イドメッセージ、その他各種モードの設定内容などを表
示する。704はAE表示器であり、AEキー613に
よりAE(自動濃度調節)を選択したときに点灯する。
709は予熱表示器であり、予熱状態のときに点灯す
る。
【0024】図4は本発明の画像形成装置の制御系の一
例を示すブロック図である。
【0025】図4において、1004は制御手段として
の制御回路(コントローラ)で、CPU1004a、R
OM1004b、RAM1004c等から構成され、R
OM1004bに格納されたプログラムに基づいて複写
シーケンスを総轄制御する。
【0026】操作部600は、前述したように、コピー
モード(片面・両面・多重モード、複写倍率、カセット
選択等)設定キー、複写枚数等を設定するテンキー、複
写動作開始を指示するスタートキー、複写動作停止を指
示するストップキー、動作モードを標準状態に復帰する
リセットキー等のキー入力部及び、動作モードの設定状
態等を表示するLED・液晶等の表示部が配置されてい
る。
【0027】サーミスタ302は、定着ローラ144の
表面温度を検出し、301でA/D変換された値がコン
トローラ1004に入力される。コントローラ1004
は、サーミスタ302の検出値により、定着ローラ14
4の表面温度が所定値になるように制御している。
【0028】高圧制御部303は、1次帯電器106、
転写帯電器110等の帯電系及び、現像器109等に所
定の電位を印加する高圧ユニット304の制御を行な
う。
【0029】モータ制御部305は、各種ステッピング
モータやメイン駆動モータ等のモータ306の駆動を制
御する。
【0030】DC負荷制御部307は、定着入力ガイド
146、ピックアップローラ116用等のソレノイド、
レジストローラ120用等のクラッチ及び、ファン等の
駆動を制御する。
【0031】308は転写紙の紙づまり検知用等のセン
サ類で、コントローラ1004に入力される。
【0032】ACドライバ1000は、原稿照明ランプ
103等のAC負荷310及び、定着ヒータ311への
AC電源供給を制御する。また、原稿照明ランプ10
3、定着ヒータ311等の異常を検出し、シャットオフ
機能付きのメインスイッチ1001をオフ状態にする。
さらに、コントローラ1004の制御により、メインス
イッチ1001前後のAC入力が切り換えられて電源1
100に入力される。
【0033】電源1100は、コントローラ1004等
にDC電源を供給し、ACドライバ1000からのAC
電源が入力されると共に、入力電源プラグ311から、
メインスイッチ1001、ドアスイッチ1007を介し
たAC電源が電源1100に入力される。
【0034】ペーパデッキ124は、転写紙の積載枚数
を増やすための給紙装置、フィーダ200は、複数枚の
原稿を自動的にセットするための自動原稿送り装置、ソ
ータ250は、排出される転写紙を仕分けするための仕
分け装置である。
【0035】図5は、本発明の画像形成装置における定
着入力ガイド周辺の拡大図である。感光体ドラム105
から分離された転写紙は、搬送ベルト121により定着
器に向かって搬送される。搬送された転写紙は、定着ロ
ーラ144,145の間に入るように定着入力ガイド1
46により導かれる。しかしながら、転写紙のサイズ違
いによる紙づまりや紙しわの発生を回避するために、本
発明の画像形成装置における定着入力ガイド146は可
動になっている。この実施形態では、定着入力ガイド1
46を不図示の定着入力ガイド駆動手段により矢印の方
向に上下二段階に動かすことができる。
【0036】次に、定着入力ガイドの動き及びその理由
に関して説明する。
【0037】図6は、基準値より大きいサイズの転写紙
が搬送された場合の定着入力ガイドの動きを示す図であ
る。図6(a)は、定着入力ガイド146が下がってい
る場合であり、サイズの大きい転写紙147はほとんど
水平に定着ローラ144,145の間に入る。しかし、
転写紙147のサイズが大きいため、転写紙147の先
端が定着ローラ144,145に到達したときには、ま
だ感光体ドラム105からも押されている状態である。
転写紙147が水平に搬送されているため、感光体ドラ
ム105から押される力が逃げず、図6(a)のように
紙づまりや紙しわが発生しやすい。そこで紙づまりや紙
しわの発生を防ぐために、転写紙147のサイズが大き
い場合、図6(b)のように定着入力ガイド146を上
昇させる。定着入力ガイド146を上昇させると、転写
紙147の先端が定着ローラ144,145に到達した
ときに感光体ドラム105から押されても、転写紙14
7が水平に搬送されず定着入力ガイドの部分で余裕がで
きるため、力が逃げるので紙づまりや紙しわの発生を防
ぐことができる。
【0038】図7は、基準値より小さいサイズの転写紙
が搬送された場合の定着入力ガイドの動きを示す図であ
る。図7(a)は、定着入力ガイド146が上がってい
る場合である。転写紙148は、基準値より小さいサイ
ズの転写紙である。転写紙148は基準値よりサイズが
小さいことから、転写紙148の先端が定着ローラ14
4,145に到達したときには、転写紙148の後端は
感光体ドラム105から離れている。そのため、サイズ
の大きい転写紙の場合のように、定着入力ガイド146
を上げて余裕をもたせる必要はなく、図7(b)に示す
ように定着入力ガイド146を下げて、転写紙148の
先端が直接定着ローラ144,145の間に入るように
する。
【0039】図1は、定着入力ガイドの動作を示すフロ
ーチャート図である。501では、転写紙のサイズを検
知する。例えば、選択されたカセット段の用紙サイズの
検知手段によって、転写紙のサイズを知る。502で
は、501で検知された転写紙のサイズが基準値より大
きいかどうかを調べ、大きい場合は503へ、小さい場
合は504へ進む。503では、定着入力ガイドを上昇
させ、504では定着入力ガイドを下降させる。定着入
力ガイド動作後、505へ進み、通常のコピー動作を行
ない終了する。
【0040】上述したのは、用紙サイズ検知手段によっ
て用紙の長さを検知する場合であるが、用紙の厚さを検
知する場合も同様に、用紙の厚さに応じて、定着入力ガ
イドを昇降させればよい。
【0041】また、画像形成装置内の温度や湿度によっ
ても用紙の性質が変化するため、これらを検知する手段
を設け、検知された温度や湿度に応じて、定着入力ガイ
ドを昇降させてもよい。
【0042】さらに、用紙の紙質を検知する手段を設
け、検知された紙質に応じて、定着入力ガイドを昇降さ
せてもよい。
【0043】ユーザーが、用紙の紙質を設定し、それに
応じて、定着入力ガイドを昇降させてもよい。
【0044】定着入力ガイドの移動も本実施形態のよう
な2段階に限られず、さらに多様に移動してもよいこと
は当然である。
【0045】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、定着入力ガイド手段を移動可能に設け、定着入力ガ
イド手段を駆動する定着入力ガイド駆動手段と、定着入
力ガイド駆動手段を制御する制御手段とを設けたので、
搬送される用紙の状態に対応して定着入力ガイド手段を
適当な位置に移動させて、紙づまりや紙しわを防ぎ、ス
ムーズな搬送を行なうことができる画像形成複写装置を
提供することができる。
【0046】搬送される用紙のサイズを検知する用紙サ
イズ検知手段を備え、定着入力ガイド手段を検知された
用紙サイズに応じた位置に移動させるようにしたので、
用紙サイズにかかわらず、紙づまりや紙しわを防ぎ、ス
ムーズな搬送を行なうことができる画像形成複写装置を
提供することができる。
【0047】用紙サイズ検知手段によって搬送される用
紙の長さを検知し、定着入力ガイド手段を検知された用
紙の長さに応じた位置に移動させるようにしたので、用
紙の長さにかかわらず、紙づまりや紙しわを防ぎ、スム
ーズな搬送を行なうことができる画像形成複写装置を提
供することができる。
【0048】用紙サイズ検知手段によって搬送される用
紙の厚さを検知し、定着入力ガイド手段を検知された用
紙の厚さに応じた位置に移動させるようにしたので、用
紙の厚さにかかわらず、紙づまりや紙しわを防ぎ、スム
ーズな搬送を行なうことができる画像形成複写装置を提
供することができる。
【0049】画像形成装置内の温度を検知する温度検知
手段を備え、定着入力ガイド手段を検知された温度に応
じた位置に移動させるようにしたので、装置内の温度に
よる用紙の性質の変化にかかわらず、紙づまりや紙しわ
を防ぎ、スムーズな搬送を行なうことができる画像形成
複写装置を提供することができる。
【0050】画像形成装置内の湿度を検知する湿度検知
手段を備え、定着入力ガイド手段を検知された湿度に応
じた位置に移動させるようにしたので、装置内の湿度に
よる用紙の性質の変化にかかわらず、紙づまりや紙しわ
を防ぎ、スムーズな搬送を行なうことができる画像形成
複写装置を提供することができる。
【0051】搬送される用紙の紙質を検知する紙質検知
手段を備え、定着入力ガイド手段を検知された紙質に応
じた位置に移動させるようにしたので、紙質の如何にか
かわらず、紙づまりや紙しわを防ぎ、スムーズな搬送を
行なうことができる画像形成複写装置を提供することが
できる。
【0052】画像形成すべき用紙の紙質を設定する紙質
設定手段を備え、定着入力ガイド手段を設定された紙質
に応じた位置に移動させるようにしたので、ユーザーの
設定に応じて、紙づまりや紙しわを防ぎ、スムーズな搬
送を行なうことができる画像形成複写装置を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る画像形成装置の定着入力ガイ
ドの動作に関するフローチャート図である。
【図2】本実施形態に係る画像形成装置の外観図であ
る。
【図3】本実施形態に係る画像形成装置の操作部外観図
である。
【図4】本実施形態に係る画像形成装置の全体構成を説
明する回路ブロック図である。
【図5】本実施形態に係る画像形成装置の定着入力ガイ
ド周辺の拡大外観図である。
【図6】本実施形態に係る画像形成装置の基準値より大
きいサイズの転写紙が搬送された場合の定着入力ガイド
の動きを示す図である。
【図7】本実施形態に係る画像形成装置の基準値より小
さいサイズの転写紙が搬送された場合の定着入力ガイド
の動きを示す図である。
【符号の説明】
100 複写機本体 105 感光体ドラム 121 搬送ベルト 122 定着器 144,145 定着ローラ 146 定着入力ガイド 1004 制御回路

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿台上の原稿の画像を読み取る読み取
    り手段と、画像形成のための用紙を収納するカセット手
    段と、前記読み取り手段で読み取った画像を前記用紙に
    記録する画像形成手段と、前記画像形成手段で用紙に記
    録された画像を定着させる定着手段と、前記画像形成手
    段から前記定着手段に用紙を搬送する搬送手段と、前記
    定着手段に用紙を導く定着入力ガイド手段とを有する画
    像形成装置において、 前記定着入力ガイド手段は移動可能に設けられており、
    該定着入力ガイド手段を駆動する定着入力ガイド駆動手
    段と、前記定着入力ガイド駆動手段を制御する制御手段
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 搬送される用紙のサイズを検知する用紙
    サイズ検知手段を有し、定着入力ガイド手段を検知され
    た用紙サイズに応じた位置に移動させることを特徴とす
    る請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 用紙サイズ検知手段によって搬送される
    用紙の長さを検知し、定着入力ガイド手段を検知された
    用紙の長さに応じた位置に移動させることを特徴とする
    請求項2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 用紙サイズ検知手段によって搬送される
    用紙の厚さを検知し、定着入力ガイド手段を検知された
    用紙の厚さに応じた位置に移動させることを特徴とする
    請求項2記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 画像形成装置内の温度を検知する温度検
    知手段を有し、定着入力ガイド手段を検知された温度に
    応じた位置に移動させることを特徴とする請求項1記載
    の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 画像形成装置内の湿度を検知する湿度検
    知手段を有し、定着入力ガイド手段を検知された湿度に
    応じた位置に移動させることを特徴とする請求項1記載
    の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 搬送される用紙の紙質を検知する紙質検
    知手段を有し、定着入力ガイド手段を検知された紙質に
    応じた位置に移動させることを特徴とする請求項1記載
    の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 画像形成すべき用紙の紙質を設定する紙
    質設定手段を有し、定着入力ガイド手段を設定された紙
    質に応じた位置に移動させることを特徴とする請求項1
    記載の画像形成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5895152A (en) * 1996-11-13 1999-04-20 Sharp Kabushiki Kaisha Fixing device and fixing temperature control method
JP2008170787A (ja) * 2007-01-12 2008-07-24 Canon Inc 画像形成装置
JP2010091631A (ja) * 2008-10-03 2010-04-22 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置

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