JPH1020411A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH1020411A
JPH1020411A JP8174849A JP17484996A JPH1020411A JP H1020411 A JPH1020411 A JP H1020411A JP 8174849 A JP8174849 A JP 8174849A JP 17484996 A JP17484996 A JP 17484996A JP H1020411 A JPH1020411 A JP H1020411A
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illumination lamp
image forming
signal
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JP8174849A
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Inventor
Hirohiko Kishimoto
浩彦 岸本
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Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 第1、第2の両方の画像形成モードにおいて
異常を検出し、保護手段を講じること。 【解決手段】 原稿照明ランプ103が固定位置10
3′にあるか否かによって、第1走査モードか第2走査
モードかを判断し、セレクタ505によって判断基準と
する回転検知信号を、原稿照明ランプ駆動モータ回転検
知手段502とフィーダベルト駆動モータ回転検知手段
503とで切り換え、第1走査モードか第2走査モード
どちらでも、原稿照明ランプ103の異常点灯を検知
し、保護手段を講じることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置においては、原稿照
明ランプを移動させ、原稿を読みとるモードに対して、
原稿照明ランプ移動信号が出力していないときに、ラン
プが点灯された場合を異常とする異常検知手段を用いて
いた。またコピースピードの向上などの目的で、原稿照
明ランプを固定し、原稿搬送手段によって、原稿を搬送
し、原稿を読みとるモードを行う場合、原稿照明ランプ
移動信号が出力していないときに、ランプが点灯された
場合を異常とする異常検知手段では、常に異常状態とな
り、従来は、原稿照明ランプを固定するモードでは、こ
の異常検知を働かないようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、原稿照
明ランプを固定するモードにおいては、何らかの原因に
よって、原稿搬送装置が原稿を送っていない状態で、原
稿照明ランプが点灯をし続けると、原稿台ガラスの温度
が異常に上昇する危険がある。これに対しては原稿照明
ランプが一定時間点灯を続けた場合を異常とする手段も
あるが、コピースピードが上がると、正常な状態でも、
点灯を続ける場合には、使用できない。
【0004】本発明は、前記問題点を解決するためにな
されたものであり、原稿照明ランプの異常点灯を、読み
とりのモードに関わらず検知する手段を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明は原稿を搬送する原稿搬送手
段と、原稿を照明し走査するための原稿照明ランプの移
動手段と、原稿照明ランプを点灯し、点灯を制御するた
めの制御信号を出力する原稿照明ランプ制御手段と、前
記原稿搬送手段の駆動を表す原稿搬送信号を出力する原
稿搬送信号出力手段と、前記原稿照明ランプの移動を表
す原稿照明ランプ移動信号を出力する原稿照明ランプ移
動信号出力手段とを備え、原稿照明ランプを移動して原
稿を読みとる第1の画像形成モードと、原稿照明ランプ
を固定し前記原稿搬送手段によって原稿を搬送し、原稿
を読みとる第2の画像形成モードとを有する画像形成装
置であって、前記第1のモードでは前記原稿照明ランプ
移動信号が出力されていないときに、原稿照明ランプの
点灯制御信号が出力された場合を異常とし、前記第2の
モードでは、前記原稿搬送信号が出力されていない時
に、原稿照明ランプの点灯制御信号が出力された場合を
異常とする、原稿照明ランプ異常検知手段を備えたこと
を特徴とする。
【0006】また、請求項2にかかる発明は請求項1に
おいて、第1のモードと第2のモードによって、ランプ
移動信号と原稿搬送信号を切り換えて前記原稿照明ラン
プ異常検知手段に供給する切り換え手段を有することを
特徴とする。
【0007】さらに、請求項3にかかる発明は請求項1
または2において、前記切り換え手段は、前記原稿照明
ランプの固定走査位置を検知する固定走査位置検知手段
と、該固定走査位置検知手段からの信号に応答して前記
原稿照明ランプ移動信号出力手段からの出力および前記
原稿搬送信号出力手段からの出力のいずれかを選択して
前記異常検知手段に供給するセレクタとを有することを
特徴とする。
【0008】さらに、請求項4にかかる発明は請求項3
において、前記異常検知手段は、前記原稿照明ランプ制
御手段の出力および前記セレクタの出力を入力するアン
ドゲートを有することを特徴とする。
【0009】さらに、請求項5にかかる発明は請求項4
において、前記異常検知手段は、前記アンドゲート出力
をカウントするタイマを有することを特徴とする。
【0010】さらに、請求項6にかかる発明は請求項1
〜5のいずれかにおいて、前記異常検知手段の検知出力
によって作動する保護手段を有することを特徴とする。
【0011】さらに、請求項7にかかる発明は請求項6
において、前記保護手段は、リセット制御手段および原
稿照明ランプオフ制御手段の少なくとも1つを有するこ
とを特徴とする。
【0012】さらに、請求項8にかかる発明は請求項1
において、前記異常検知手段は、前記原稿照明ランプ移
動信号出力手段の出力および前記原稿搬送信号出力手段
の出力を入力するオアゲートと、前記原稿照明ランプ制
御手段の出力および前記オアゲートの反転出力を入力す
るアンドゲートとを有することを特徴とする。
【0013】さらに、請求項9にかかる発明は請求項8
において、前記異常検知手段は前記アンドゲート出力を
カウントするタイマを有することを特徴とする。
【0014】さらに、請求項10にかかる発明は請求項
8または9において、前記異常検知手段の検知出力によ
って作動する保護手段を有することを特徴とする。
【0015】さらに、請求項11にかかる発明は請求項
10において、前記保護手段は、リセット制御手段およ
び原稿照明ランプオフ制御手段の少なくとも1つを有す
ることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】図2は、本発明の画像形成装置の
一例を示す断面構成図である。
【0017】図2において、100は複写装置本体、2
00は原稿の自動給送を行なう循環式自動原稿送り装置
即ちフィーダ(以下RDFと記す)、250は仕分け装
置即ちソータであり、それらRDF200とソータ25
0は本体100に対して自在に組み合わせ使用できるよ
うになる。
【0018】図2において、101は原稿載置台として
の原稿台ガラスである。また、102は画像読み取り手
段としての光学系であり、原稿照明ランプ103と、走
査ミラーと、レンズ143と、モータ104等から構成
されており、第1走査モードにおいては、モータ104
により走査しつつ原稿照明ランプ103で原稿を照明
し、原稿からの反射光を走査ミラーとレンズにより感光
体ドラム105に照射する。また第2走査モードにおい
ては、原稿照明ランプ103は103′の位置に固定さ
れ、RDF200によって移動される原稿を照明し、原
稿からの反射光を走査ミラーとレンズにより感光体ドラ
ム105を照射する。
【0019】前記感光体ドラム105の回りには、1次
帯電器106と、ブランク露光ユニット107と、電位
センサ108と、現像器109と転写帯電器110と、
分離帯電器111と、クリーニング装置112とが装備
されていて、これら感光体ドラム105等により画像記
録手段が構成されている。
【0020】感光体ドラム105はメインモータ113
により図2に示す矢印の方向に回転するもので、1次帯
電器106によりコロナ帯電されており、光学系102
から原稿の反射光が照射されると、静電潜像が形成され
る。この静電潜像は、現像器109により現像されてト
ナー像として可視化される。一方、上段カセット114
あるいは下段カセット115からピックアップローラ1
16,117を介し、給紙ローラ118,119により
本体100内に送られた転写紙が、レジストローラ12
0によりトナー像の先端と転写紙の先端とが一致するよ
うにタイミングがとられた後、感光体ドラム105に給
送され、転写帯電器110によりトナー像が転写され
る。この転写後、転写紙は分離帯電器111により感光
体ドラム106から分離され、搬送ベルト121により
定着器122に導かれて加圧、加熱により定着され、こ
の後排出ローラ123により本体100の外に排出され
る。また、感光体ドラム105はクリーニング装置11
2により、その表面が清掃される。
【0021】また、本体100には、例えば4000枚
の転写紙を収納し得るデッキ124が装備されている。
デッキ124のリフタ125は、給紙ローラ126に転
写紙が常に当接するように転写紙の量に応じて上昇す
る。
【0022】また、図2において、127は排紙フラッ
パであり、両面記録側ないし多重記録側と排出側(ソー
タ250)の経路を切り換える。排出ローラ123から
送り出された転写紙は、この排出フラッパ127により
両面記録側ないし多重記録側に切り換えられる。また、
128は下搬送パスであり、排出ローラ123から送り
出された転写紙を反転パス129を介し転写紙を裏返し
て再給紙トレイ130に導く。また、131は両面記録
と多重記録の経路を切り換える多重フラッパであり、こ
れを左方向に倒すことにより転写紙を反転パス129に
介さず、直接下搬送パス128に導く。
【0023】132は経路133を通じて搬送紙を感光
体ドラム105側に給紙する給紙ローラである。134
は排紙フラッパ127の近傍に配置されて、該排紙フラ
ッパ127により排出側に切り換えられた転写紙を機外
に排出する排出ローラである。両面記録(両面複写)や
多重記録(多重複写)時には、排紙フラッパ127を上
方に上げて、複写済みの転写紙を搬送パス128,12
9を介して裏返した状態で再給紙トレイ130に格納す
る。このとき、両面記録時には多重フラッパ131を右
方向に倒し、また多重記録時には該多重フラッパ131
を左方向へ倒しておく。
【0024】次に行なう裏面記録時や多重記録時には、
再給紙トレイ130に格納されている転写紙が、下から
1枚ずつ給紙ローラ132により経路133を介して本
体のレジストローラ120に導かれる。本体から転写紙
を反転して排出する時には、排紙フラッパ127を上方
に上げ、フラッパ131を右方向へ倒し、複写済みの転
写紙を搬送パス129側へ搬送し、転写紙の後端が第1
の送りローラ140を通過した後に反転ローラ142に
よって第2の送りローラ側へ搬送し、排出ローラ134
によって、転写紙を裏返して機外へ排出される。
【0025】図3は上述の本体100に設けた操作部6
00の配置構成例を示す。
【0026】図3において、601はユーザーモードキ
ーであり、オペレータ(使用者)が機械の仕様、標準モ
ード等の設定、クリーニング等に用いる。627はカー
ソルキーであり、設定モード時の設定項目を選択すると
きに用いる。
【0027】628はOKキーであり、設定モード時の
設定内容を確定するときに用いる。
【0028】606はオールリセットキーであり、標準
モードに戻すときに押す。605は複写開始キー(コピ
ースタートキー)であり、複写を開始するときに押す。
604はクリア/ストップキーであり、待機(スタンバ
イ)中はクリアキー、複写記録中はストップキーの機能
を有する。このクリアキーは、設定した複写枚数を解除
するときにも使用する。また、ストップキーは連続複写
を中断するときに押す。この押した時点での複写が終了
した後に、複写動作が停止する。603はテンキーであ
り、複写枚数を設定するときに押す。また数値設定のモ
ードを設定するときにも使用する。
【0029】619はメモリキーであり、使用者が頻繁
に使用するモードを登録しておくことができる。ここで
はM1〜M4の4通りのモードの登録ができる。611
及び612は複写濃度キーであり、複写濃度を手動で調
節するときに押す。613はAEキーであり、原稿の濃
度に応じて複写濃度を自動的に調節するとき、またはA
E(自動濃度調節)を解除して濃度調節をマニュアル
(手動)に切り換えるときに押す。
【0030】607はコピー用紙選択キーであり、上段
ペーパーリフタ119、下段ペーパーリフタ115、ペ
ーパーデッキ124、マルチ手差し150を選択すると
きに押す。また、RDF300に原稿が載っているとき
には、このキー607によりAPS(自動紙カセット選
択)が選択できる。610は等倍キーであり、等倍(原
寸)の複写をとるときに押す。616はオート変倍キー
であり、指定した転写紙のサイズに合わせて原稿の画像
を自動的に縮小・拡大するかを指定するときに押す。6
26は両面キーであり、片面原稿から両面複写、両面原
稿から両面複写、または両面原稿から片面複写をとると
きに押す。
【0031】625は綴じ代キーであり、転写紙の上下
左右側へ指定された長さの綴じ代を作成することができ
る。624は写真キーであり、写真原稿を複写するとき
に押す。623は多重キーであり、2つの原稿から転写
紙の同じ面に画像を作成(合成)するときに押す。62
0は原稿混載キーであり、異なるサイズの原稿に対して
自動的にその原稿サイズの転写紙に複写するときに押
す。621は枠消しキーであり、原稿枠消し、シート枠
消し、パンチ穴消し、ブック枠消し等を設定するときに
押す。
【0032】629は拡大レイアウトキーであり、1枚
の原稿に縮小された複数の原稿がレイアウトされている
原稿を元の複数の原稿にもどすときに押す。630はペ
ージ連写キーであり、見開きの本の左右のページを続け
て複写するときに押す。614はステイプルソート、ソ
ート、グループの排紙方法を選択する排紙方法選択キー
であり、ステイプルソータが接続されている場合は、ス
テイプルソートモード、ソートモード、グループモード
の選択またはその選択したモードの解除ができる。
【0033】631は予約キーであり、予約トレイ21
0に載置された予約原稿に対する複写モードの設定を開
始するとき、および予約設定を解除するときに用いる。
632はちょっと小さめキーであり、ちょっと小さめモ
ードを使用するときに用いる。633はガイドキーであ
り、各種キーに対応する機能の説明をメッセージディス
プレイに表示するときに用いる。
【0034】701は複写に関する情報を表示するLC
D(液晶)タイプのメッセージディスプレイ(タッチパ
ネル)であり、文字や図形を表示する。例えば、テンキ
ー603で設定した複写枚数、用紙選択キーで選択した
用紙サイズ、複写装置本体100の状態を示すメッセー
ジ、操作手順を示すガイドメッセージ、その他各種モー
ドの設定内容などを表示する。704はAE表示器であ
り、AEキー613によりAE(自動濃度調節)を選択
したときに点灯する。709は予熱表示器であり、予熱
状態のときに点灯する。
【0035】図4は本発明の画像形成装置の制御系の一
例を示すブロック図である。
【0036】図4において、1004は制御回路(コン
トローラ)で、CPU1004a,ROM1004b,
RAM1004c等から構成され、ROM1004bに
格納されたプログラムに基づいて複写シーケンスを総轄
制御する。
【0037】操作部600は、前述したように、コピー
モード(片面・両面・多重モード、複写倍率、カセット
選択等)設定キー、複写枚数等を設定するテンキー、複
写動作開始を指示するスタートキー、複写動作停止を指
示するストップキー、動作モードを標準状態に復帰する
リセットキー等のキー入力部及び、動作モードの設定状
態等を表示するLED・液晶等の表示部が配置されてい
る。
【0038】サーミスタ302は、定着ローラ144の
表面温度を検出し、301でA/D変換された値がコン
トローラ1004に入力される。コントローラ1004
は、サーミスタ302の検出値により、定着ローラ14
4の表面温度が所定値になるように制御している。
【0039】高圧制御部303は、1次帯電器106、
転写帯電器110等の帯電系及び、現像器109等に所
定の電位を印加する高圧ユニット304の制御を行な
う。
【0040】モータ制御部305は、各種ステッピング
モータやメイン駆動モータ等のモータ306の駆動を制
御する。
【0041】DC負荷制御部307は、ピックアップロ
ーラ116用等のソレノイド、レジストローラ120用
等のクラッチ及び、ファン等の駆動を制御する。
【0042】308は転写紙の紙づまり検知用等のセン
サ類で、コントローラ1004に入力される。
【0043】ACドライバ1000は、原稿照明ランプ
103等のAC負荷310及び、定着ヒータ311への
AC電源供給を制御する。また、原稿照明ランプ10
3、定着ヒータ311等の異常を検出し、シャットオフ
機能付きのメインスイッチ1001をオフ状態にする。
さらに、コントローラ1004の制御により、メインス
イッチ1001前後のAC入力が切り換えられて電源1
100に入力される。
【0044】電源1100は、コントローラ1004等
にDC電源を供給し、ACドライバ1000からのAC
電源が入力されると共に、入力電源プラグ311から、
メインスイッチ1001、ドアスイッチ1007を介し
たAC電源が電源1100に入力される。
【0045】ペーパデッキ124は、転写紙の積載枚数
を増やすための給紙装置、フィーダ200は、複数枚の
原稿を自動的にセットするための自動原稿送り装置、ソ
ータ250は、排出される転写紙を仕分けるための仕分
け装置である。
【0046】図1に本発明に係る複写機等の画像形成装
置における、異常検知手段のブロック図を示す。図1に
おいて、原稿照明ランプ点灯制御手段11からはランプ
のオン・オフ制御信号が出力される。
【0047】また原稿照明ランプ移動信号出力手段1
2、原稿搬送信号出力手段13からはそれぞれの駆動系
に同期した移動信号が出力され、信号切り換え手段14
によって異常検知判定手段15に入力する駆動同期信号
を切り換える。異常検知判定手段15では入力された原
稿照明ランプのオン・オフ制御信号と、駆動同期信号に
よって、原稿照明ランプ103の点灯異常を検知する。
検知された信号によって、保護手段16を働かせる。
【0048】
【実施例】
第1実施例 図2と図5を用いて、本発明の第1実施例を具体的に説
明する。原稿照明ランプ103は、第2走査モードによ
って原稿を走査する場合は、固定走査位置103′の位
置で固定され、この時原稿照明ランプ位置検知手段50
4によって、固定走査位置103′に原稿照明ランプが
固定されていることを検知する。
【0049】まず、第1走査モードにおいて、フィーダ
200によって原稿は原稿台ガラス101上に搬送さ
れ、所定位置で停止する。そして、原稿照明ランプ10
3は点灯したのち移動を開始し、原稿を走査する。ここ
で、原稿照明ランプ駆動モータ回転検知手段502は原
稿照明ランプ駆動モータ104の回転中は「1」の信号
を出力する。この第1走査モードでは原稿照明ランプ固
定位置検知手段504は非検出信号「0」を出力し、こ
れによって、セレクタ505はD0の信号、すなわち原
稿照明ランプ駆動モータ回転検知手段502からの信号
をYから出力する。原稿照明ランプ103を点灯時に
は、原稿照明ランプ制御信号出力手段501からの信号
は「1」に設定される。ここで、原稿照明ランプオン時
に原稿照明ランプ103が移動せずに、原稿照明ランプ
駆動モータ回転検知手段502が「0」を出力すると、
ANDゲート507には「1,1」が入力され、「1」
が出力される。タイマ回路508によってこの信号が一
定時間続いたことを検知すると、異常を示す「1」をタ
イマ回路508から出力する。この信号によって、CP
Uリセットなどを行うリセット制御手段509、原稿照
明ランプオフ制御手段510の保護回路を動作させる。
【0050】次に、第2の走査モードでは、コピー開始
とともに、原稿照明ランプ103を、固定走査位置10
3′に移動し固定する。この時原稿照明ランプ位置検知
手段504によって、固定走査位置103′に原稿照明
ランプが固定されていることを検知し、「1」を出力す
る。このことによって、セレクタ505において、Yに
出力される信号は、原稿照明ランプ駆動モータ回転検知
手段502から、フィーダベルト駆動モータ回転検知手
段503からの信号に切り換わる。コピー開始にともな
って、フィーダ200は原稿を搬送し、固定された原稿
照明ランプ103′の上を一定速度で通過し、原稿の走
査が行われて、感光体ドラム105に照射される、フィ
ーダベルト駆動モータ回転検知手段503からの信号は
フィーダ200の原稿搬送ベルト201が回転している
ときに、この駆動モータ200の回転検知をおこない、
回転中は「1」を出力する。第2のモードでは、原稿照
明ランプオン時にフィーダの原稿搬送ベルト201が回
転せずに、フィーダベルト駆動モータ回転検知手段50
3が「0」を出力すると、ANDゲート507には
「1,1」が入力され、「1」が出力される。タイマ回
路508によってこの信号が一定時間続いたことを検知
すると、異常を示す「1」をタイマ回路508から出力
する。この信号によって、CPUリセットなどを行うリ
セット制御手段509、原稿照明ランプオフ制御手段5
10の保護回路を動作させる。
【0051】つまり本実施例においては、原稿照明ラン
プ103が固定位置103′にあるか否かによって、第
1走査モードか第2走査モードかを判断し、セレクタ5
05によって判断基準とする回転検知信号を、原稿照明
ランプ駆動モータ回転検知手段502とフィーダベルト
駆動モータ回転検知手段503とで切り換え、第1走査
モードか第2走査モードどちらでも、原稿照明ランプ1
03の異常点灯を検知し、保護手段を講じることができ
る。
【0052】第2実施例 図2と図6を用いて、第2実施例を具体的に説明する。
原稿照明ランプ103は、第2走査モードによって原稿
を走査する場合は、固定走査位置103′の位置で固定
される。まず、第1走査モードにおいては、RDF20
0によって原稿は、原稿台ガラス101上に搬送され、
所定位置で停止する。そして、原稿照明ランプ103は
点灯したのち移動を開始し、原稿を走査する。ここで、
原稿照明ランプ駆動モータ回転検知手段502は原稿照
明ランプ駆動モータ104の回転中は「1」の信号を出
力する。第2の走査モードでは、コピー開始とともに、
原稿照明ランプ103を、固定走査位置103′に移動
し固定する。コピー開始にともなって、フィーダ200
は原稿を搬送し、固定された原稿照明ランプ103′の
上を一定速度で通過し、原稿の走査が行われて、感光体
ドラム105に照射される。
【0053】フィーダベルト駆動モータ回転検知手段5
03はフィーダ200の原稿搬送ベルト201が回転し
ているときに、この駆動モータ200の回転検知をおこ
ない、回転中は「1」を出力する。これら二つの回転検
知信号は、ORゲート601に入力され、どちらかが回
転していれば、インバータ506を通して、ANDゲー
ト507に「0」が入力される。
【0054】原稿照明ランプ103を点灯時には、原稿
照明ランプ制御信号出力手段501の出力は「1」に設
定される。ここで、原稿照明ランプオン時に原稿照明ラ
ンプ駆動モータ及びフィーダベルト駆動モータがともに
回転していない時は、ANDゲート57には「1,1」
が入力され、「1」が出力される。タイマ回路58によ
ってこの信号が一定時間続いたことを検知すると、異常
を示す「1」をタイマ回路0から出力する。この信号に
よって、CPUリセットなどを行うリセット制御手段5
09、原稿照明ランプオフ制御手段510の保護回路を
動作させる。
【0055】本実施例においては、原稿照明ランプ点灯
時に原稿照明ランプ及びフィーダの搬送ベルトが共に駆
動されていないときを異常と判断することによって、第
1走査モード、第2走査モードどちらでも、原稿照明ラ
ンプ103の異常点灯を検知し、保護手段を講じること
ができる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、原稿照明ランプの点灯時の異常検知手段として、原
稿照明ランプを移動させ、原稿を読みとる第1の画像形
成モードでは原稿照明ランプ移動信号が出力させていな
いときに、異常と判断し、また原稿照明ランプを固定
し、前記原稿搬送手段によって、原稿を搬送し、原稿を
読みとる第2の画像形成モードにおいては、原稿搬送信
号が出力されていないときに、異常と判断することによ
って、第1、第2の両方の画像形成モードにおいて異常
を検出し、保護手段を講じることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例のブロック図である。
【図2】実施例の画像形成装置の概略外形図である。
【図3】実施例の画像形成装置の操作部の概略図であ
る。
【図4】実施例の画像形成装置の制御のブロック図であ
る。
【図5】第1の実施例の回路構成図である。
【図6】第2の実施例の回路構成図である。
【符号の説明】
11 原稿照明ランプ点灯制御手段 12 原稿照明ランプ移動信号出力手段 13 原稿搬送信号出力手段 14 信号切換手段 15 異常検知判定手段 16 保護手段

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を搬送する原稿搬送手段と、原稿を
    照明し走査するための原稿照明ランプの移動手段と、原
    稿照明ランプを点灯し、点灯を制御するための制御信号
    を出力する原稿照明ランプ制御手段と、前記原稿搬送手
    段の駆動を表す原稿搬送信号を出力する原稿搬送信号出
    力手段と、前記原稿照明ランプの移動を表す原稿照明ラ
    ンプ移動信号を出力する原稿照明ランプ移動信号出力手
    段とを備え、原稿照明ランプを移動して原稿を読みとる
    第1の画像形成モードと、原稿照明ランプを固定し前記
    原稿搬送手段によって原稿を搬送し、原稿を読みとる第
    2の画像形成モードとを有する画像形成装置であって、
    前記第1のモードでは前記原稿照明ランプ移動信号が出
    力されていないときに、原稿照明ランプの点灯制御信号
    が出力された場合を異常とし、前記第2のモードでは、
    前記原稿搬送信号が出力されていない時に、原稿照明ラ
    ンプの点灯制御信号が出力された場合を異常とする、原
    稿照明ランプ異常検知手段を備えたことを特徴とする画
    像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 第1のモードと第2のモードによって、ランプ移動信号
    と原稿搬送信号を切り換えて前記原稿照明ランプ異常検
    知手段に供給する切り換え手段を有することを特徴とす
    る画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 前記切り換え手段は、前記原稿照明ランプの固定走査位
    置を検知する固定走査位置検知手段と、該固定走査位置
    検知手段からの信号に応答して前記原稿照明ランプ移動
    信号出力手段からの出力および前記原稿搬送信号出力手
    段からの出力のいずれかを選択して前記異常検知手段に
    供給するセレクタとを有することを特徴とする画像形成
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記異常検知手段は、前記原稿照明ランプ制御手段の出
    力および前記セレクタの出力を入力するアンドゲートを
    有することを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 前記異常検知手段は、前記アンドゲート出力をカウント
    するタイマを有することを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかにおいて、 前記異常検知手段の検知出力によって作動する保護手段
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、 前記保護手段は、リセット制御手段および原稿照明ラン
    プオフ制御手段の少なくとも1つを有することを特徴と
    する画像形成装置。
  8. 【請求項8】 請求項1において、前記異常検知手段
    は、前記原稿照明ランプ移動信号出力手段の出力および
    前記原稿搬送信号出力手段の出力を入力するオアゲート
    と、前記原稿照明ランプ制御手段の出力および前記オア
    ゲートの反転出力を入力するアンドゲートとを有するこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  9. 【請求項9】 請求項8において、 前記異常検知手段は前記アンドゲート出力をカウントす
    るタイマを有することを特徴とする画像形成装置。
  10. 【請求項10】 請求項8または9において、 前記異常検知手段の検知出力によって作動する保護手段
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  11. 【請求項11】 請求項10において、 前記保護手段は、リセット制御手段および原稿照明ラン
    プオフ制御手段の少なくとも1つを有することを特徴と
    する画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102685360A (zh) * 2011-03-10 2012-09-19 晶相光电股份有限公司 整合式接触式影像感测模块及影像扫瞄系统

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