JPH10228143A - 画像形成装置および方法 - Google Patents

画像形成装置および方法

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JPH10228143A
JPH10228143A JP9030133A JP3013397A JPH10228143A JP H10228143 A JPH10228143 A JP H10228143A JP 9030133 A JP9030133 A JP 9030133A JP 3013397 A JP3013397 A JP 3013397A JP H10228143 A JPH10228143 A JP H10228143A
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JP
Japan
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switch
power supply
image forming
unit
power
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JP9030133A
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English (en)
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Masanobu Taira
昌宣 平
Kunio Tsuruno
鶴野  邦夫
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コピー動作中の電力を低減させることなく、
しかも、定着性やコピー速度等の画像形成処理性能を低
下させることなく、用紙積載手段の温度調節の制御を効
率良く行うことが可能な画像形成装置および方法。 【解決手段】 給紙カセット9を加熱するカセットヒー
タ504の給電スイッチ505を、コピー中にオフさ
せ、スタンバイ中又は装置本体のメインスイッチ502
のオフ時にオンさせるように制御する。さらに、切替ス
イッチ503を用いて、メインスイッチ502のオフ時
に、カセットヒータ504への給電を遮断させるように
制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、用紙積載手段に積
載された用紙の加熱手段を配設可能な画像形成装置およ
び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用紙積載手段に積載された用紙を
加熱するタイプの加熱手段を具えた画像形成装置におい
て、加熱手段は、画像形成装置の電源とは分離された電
源から給電されている。また、温調制御は行わず、電源
に接続されている間中ずっと給電されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、画像形成に
かかる電力を低く抑えなければならず、定着性、画像形
成速度等の性能が低下する傾向にある。また、装置の主
電源をオフしているにも関わらず、電力が消費されてい
る。
【0004】そこで、本発明の目的は、コピー動作中の
電力を低減させることなく、しかも、定着性やコピー速
度等の画像形成処理性能を低下させることなく、用紙積
載手段の温調制御を効率良く行うことが可能な画像形成
装置および方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、給電手段によ
り供給された電力に基づいて駆動される画像形成処理部
を有し、該画像形成処理部に用紙を搬送して画像の形成
を行う画像形成装置であって、前記用紙を搭載した少な
くとも1つの用紙積載手段と、前記給電手段から電力が
供給され、前記用紙積載手段の中の用紙を加熱する加熱
手段と、前記給電手段から前記加熱手段への給電のオン
/オフを行う第1のスイッチ手段と、前記第1のスイッ
チ手段のオン/オフを制御することにより、前記給電手
段から前記加熱手段への給電を制御する給電制御手段と
を具えることによって、画像形成装置を構成する。
【0006】ここで、前記給電制御手段は、画像形成中
には前記加熱手段への給電を停止させ、画像形成待機中
又は装置本体の主電源スイッチがオフ時には前記加熱手
段への給電を行うように、前記第1のスイッチ手段を制
御することができる。
【0007】画像形成中に駆動される少なくともひとつ
の負荷の制御信号に基づいて、画像形成中には前記加熱
手段への給電を停止させ、画像形成待機中には前記加熱
手段への給電を行うように、前記第1のスイッチ手段を
切り替えることができる。
【0008】前記主電源スイッチの入出力端子間に設け
られ、前記主電源スイッチのオン/オフに連動して前記
加熱手段へ給電を行う動作と、該主電源スイッチのオン
/オフに関係なく前記加熱手段へ給電を行う動作との切
り替えを行う第2のスイッチ手段をさらに具えることが
できる。
【0009】また、本発明は、用紙を搭載した用紙積載
手段を加熱する加熱手段と、給電手段から前記加熱手段
への給電のオン/オフを行う第1のスイッチ手段とを用
い、前記加熱手段の加熱によって温度調節された用紙を
画像形成処理部に搬送して画像の形成を行う画像形成方
法であって、画像形成中には、前記給電手段から加熱手
段への給電を停止させ、画像形成待機中又は装置本体の
主電源スイッチがオフ時には、前記給電手段から前記加
熱手段への給電を行うように、前記第1のスイッチ手段
のオン/オフを制御する画像形成方法を提供する。
【0010】ここで、画像形成中に駆動される少なくと
もひとつの負荷の制御信号に基づいて前記第1のスイッ
チ手段の切り替えを行うことによって、画像形成中には
前記加熱手段への給電を停止させ、画像形成待機中には
前記加熱手段への給電を行うように制御することができ
る。
【0011】前記画像形成処理部の主電源スイッチの入
出力端子間に設けられた第2のスイッチ手段を用い、該
第2のスイッチ手段の切り替えによって、前記主電源ス
イッチのオン/オフに連動して前記加熱手段への給電制
御を行い、前記主電源スイッチのオン/オフに関係なく
前記加熱手段への給電制御を行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、本発明
の実施の形態を詳細に説明する。
【0013】本発明の第1の実施の形態を、図1,図4
〜図7に基づいて説明する。まず、本装置の全体構成の
概略を、図4〜図7に基づいて説明する。
【0014】図4は、本発明に係る画像形成装置の一例
である電子写真方式の複写機の概略構成を示す。複写機
1は、原稿の自動給送を行う循環式自動原稿送り装置
(以下RDFという)2と、画像形成装置本体(以下、
装置本体という)3とを備えている。なお、このRDF
2は、装置本体3に対して自在に組合わせ使用できるよ
うになっている。
【0015】装置本体3は、上部に原稿載置台としての
原稿台ガラス5を備えている。また、その下方には、画
像読取り手段としての光学系6が設置されている。この
光学系6は、原稿照明ランプ(露光ランプ)6aと、走
査ミラー6bと、ズームレンズ6cと、不図示のモータ
を備えている。そして、露光ランプ6aで原稿を照明
し、原稿からの反射光を走査ミラー6bとズームレンズ
6cとにより、感光体ドラム7aに照射するようになっ
ている。感光体ドラム7aに原稿からの反射光を照射す
る方法には次の2通りの方法がある。まず、原稿を原稿
台ガラス5上に固定させた状態で、露光ランプ6aを移
動させる方法(以下、固定読みという)と、露光ランプ
6aを固定させた状態で、原稿台ガラス5上の原稿を移
動させる方法(以下、流し読みという)とがある。
【0016】光学系6の下方には、画像形成部7が配設
されている。この画像形成部7は、矢印7R方向に回転
自在に配置された感光体ドラム7aと、該感光体ドラム
7aの回りにその回転方向に沿って順に配置された、高
圧ユニット7bと、ブランク露光ユニット7cと、電位
センサ7dと、現像器7eと、転写帯電器7fと、分離
帯電器7gと、クリーニング装置7hとを備えている。
【0017】感光体ドラム7aは、不図示のメインモー
タにより回転駆動され、高圧ユニット7bによりコロナ
帯電された後、光学系6から原稿の反射光が照射され
て、静電潜像が形成されるように構成されている。そし
て、この静電潜像は、現像器7eにより現像されてトナ
ー像として可視化される。
【0018】一方、装置本体3の下部には、1段カセッ
ト9a、2段カセット9b、3段カセット9c、4段カ
セット9dの給紙カセット9が備えられている。それぞ
れのカセットには給紙部が同様に備えられている。例と
して、3段カセット9cの給紙部を説明すると、3段カ
セット9cの先端上部には、シート材Sを給送する給紙
ローラ11aとピックアップローラ10aとが配設され
ている。このような給紙カセット9には、後述するよう
に、カセットヒータ504が備えられている。
【0019】さらに、その下流には、搬送ローラ12
a,12b,12c,12dが配設されていて、シート
材Sが画像形成部7の近傍に設けられたレジストローラ
13に搬送されるように構成されている。さらに、画像
形成部7の近傍には、シート材Sを手差しによって画像
形成部7に搬送するマルチ手差し14が配設されてい
る。
【0020】また、画像形成部7の下流には、画像形成
されたシート材Sを下流に搬送する搬送ベルト15が配
設されている。この搬送ベルト15の下流側には、加熱
によりトナー像をシート材Sに定着させる定着器16が
備えられている。そして、定着器16の近傍には、両面
および多重記録に搬送する時の経路A2と装置本体3の
器外排出時の経路A1とを切り替える排紙フラッパ17
が配設されており、その機外排出時の経路A1には排出
ローラ19が備えられている。
【0021】定着器16の下部には、両面および多重複
写されるシート材Sの搬送路20が設けられている。そ
の搬送路20の下流には、シート材を一時収納トレイ2
3に排出する一時収納トレイ排出ローラ21と、シート
材Sの排出を検知する排出センサ22とが配設されてい
る。そして、排出センサ22に近傍には、画像形成後に
搬送されてきたシート材Sを一時収納した後、順次再給
紙するシート材の再給紙装置34が備えられている。
【0022】一時収納トレイ23は、再給送分離ベルト
33への到達を補助するために、斜構造をとり、その先
端近傍に再給紙ローラ31が配設されており、さらにそ
の下流には再給送送出ローラ32と再給送分離ベルト3
3が当接されていて、シート材Sが1枚ずつ再給送する
ように構成されている。また、再給送送出ローラ32と
再給送分離ベルト33の近傍には多重フラッパ36が配
設されており、該多重フラッパ36の下流には、上方
に、多重記録時シート材Sの画像形成面を反転させる反
転搬送路37が、下方に、再度画像形成部7にシート材
Sを搬送する搬送路39と搬送ローラ40a,40b,
40c,40dがそれぞれ配設されている。
【0023】また、シート材Sの通過を検知するセンサ
50,51,52,53,54,55,56,57,5
8が配設されている。
【0024】図5は、装置本体3の制御装置100の構
成例を示す。この制御装置100は、読み取り専用メモ
リ(ROM)102に記憶された制御手順にしたがって
複写機全体の制御を行うCPU101と、装置本体3の
制御装置の制御手順(制御プログラム)を記憶した読み
取り専用メモリ(ROM)102と、入力データの記憶
や作業用記憶領域等として用いる主記憶装置であるとこ
ろのランダムアクセスメモリ(RAM)103と、メイ
ンモータ等の負荷に対するCPU101の制御信号の出
力、およびセンサ等の信号を入力してCPU101に送
る入出力制御部(I/O)104とを備えてなる。
【0025】なお、この他に、CPU101には、図5
に示すように、原稿の異常を検知する検知手段120
と、ソーターの接続検知手段130と、ソートモード・
ノンソートモードを選択する選択手段140と、ステー
プルモード,ノンステープルモードを選択する選択手段
150と、シート搬送等に関する選択制御や強制停止等
を行う選択制御手段160と、シート搬送手段170等
を備えている。
【0026】図6は、装置本体3に設けた操作パネル2
00の配置構成例を示す。
【0027】図6において、601はユーザモードキー
である。このユーザモードキー601は、オペレータ
(使用者)が、自動ソートのオン/オフ、ソータ手前取
り出しのオン/オフ、スキップ両面オン/オフ、フィー
ダ手差しオートスタートのオン/オフ、カセットのオー
ト選択のオン/オフ、ブザーのオン/オフ設定、少し小
さめモードの変更、予熱モードの設定、仕様設定の初期
化、標準モードの変更、オートクリアタイムの変更、オ
ートパワーオフタイムの変更、ウイークリータイマの設
定、曜日/時刻の設定、ズーム微調整、フィーダのクリ
ーニング、ワイヤのクリーニング等の設定や調整に用い
る。
【0028】602はガイドキーであり、各種キーに対
応する機能の説明を、メッセージディスプレイに表示す
るときに用いる。
【0029】604はクリアキーであり、設定した複写
枚数を解除するときに使用する。
【0030】605は複写開始キー(コピースタートキ
ー)であり、複写を開始するときに押す。
【0031】606は割り込みキーであり、複写動作中
に割り込んで、別の複写をするときに押す。このキーは
自照式のキーであり、割り込みを受け付けると点灯し、
割り込み中は点灯する。
【0032】607は予熱キーであり、予熱モードにす
るときに押す。このキーは自照式のキーであり、予熱モ
ード時には点灯する。
【0033】608はテンキーであり、複写枚数を設定
するときに押す。
【0034】609はストップキーであり、連続複写を
中断するときに押す。このキーを押した時点での複写が
終了した後に、複写動作が停止する。
【0035】610はオールリセットキーであり、標準
モードに戻すときに押す。
【0036】615は、複写に関する情報を表示するL
CD(液晶)タイプのタッチパネル付のメッセージディ
スプレイであり、240×320ドットで文字や図形を
表示する。このメッセージディスプレイ615は、標準
状態では、定形変倍キー、等倍キー、ズームキー、少し
小さめキー、用紙選択キー、複写濃度キー、ソータの機
能を選択するためのソータキー、両面コピーに関するモ
ードを設定するための両面キー、その他に、枠消し、と
じ代、表紙/合紙、縮小レイアウト、拡大レイアウト、
OHP中差し、ページ連写、多重、原稿混載、写真、モ
ードメモリ等の応用コピーに関する複写モードを設定す
るための応用モードキーが表示され、各キーに対応する
部分をタッチすることにより、さらにその内容に関する
ウインドウが表示される。なお、この他に紙詰まりやエ
ラーを起こしたときの操作手順等も表示される。
【0037】図7は、流し読みによる画像形成処理の説
明図である。
【0038】まず、RDF2に原稿A1,A2をセット
し(a)、コピースタートキー605をオンすると、R
DFは2番の原稿A2を右から給紙し、装置本体3は光
学系6を原稿台5の中心に移動させ、図示しない光学系
ロック手段により光学系をロックする(b)。2番の原
稿A2が光学系6の直前まで搬送されると(c)、RD
F2が装置本体3へ画先信号を送り、装置本体3は露光
ランプ6aを点灯させ、画先信号に応じてレジストを制
御する(d)。このとき、1番の原稿A1は2番の原稿
A2に続いて給紙される。続いて、1番の原稿A1が露
光され、2番の原稿A2は左から排紙される(e)。そ
して、光学系6がホームポジションに戻り、1番の原稿
A1が左から排紙される(f)。
【0039】次に、本発明に係る構成および動作を図1
に基づいて説明する。
【0040】500は、本装置へ電力を供給する電源で
ある。501は、装置本体3のドアの開閉によりオフ/
オンするドアスイッチである。502は、メインスイッ
チである。このメインスイッチ502をオンすることに
より、電源500からの電力が装置本体3側へ供給され
る。
【0041】503は、カセットヒータ504の通電を
コンセント同期(前ドアが閉じている状態で、電源50
0のコンセントに接続されている間、通電される)か、
メインスイッチ同期(前ドアが閉じ、コンセントに接続
されている状態で、メインスイッチ502が入っている
間、通電される)に切り替える切替スイッチである。
【0042】この切替スイッチ503は、カセットヒー
タ504に接続されている。505は、カセットヒータ
504の通電を制御するリレーである。506は、コピ
ー動作中に駆動するメインモータである。507は、I
/O104からのメインモータ駆動信号Aに応じてオン
し、メインモータ506を駆動させるトランジスタであ
る。508は、I/O104からのメインモータ駆動信
号Aに応じてオンし、リレー505をオン(カセットヒ
ータオフ)させるトランジスタである。
【0043】ここで、カセットヒータ504を加熱制御
する処理について説明する。カセットヒータ504への
通電は、ドアスイッチ501により、ドアが開いている
ときは切られ、ドアが閉められているときにつながれ
る。切替スイッチ503により、コンセント同期か、メ
インスイッチ同期かに切り替え可能である。これによ
り、メインスイッチオフ時の消費電力をゼロにすること
ができる。
【0044】そして、コンセント同期の場合は、切替ス
イッチ503をa端子側に切り替え、また、メインスイ
ッチ同期の場合は、切替スイッチ503をb端子側に切
り替える。
【0045】ここで、メインスイッチ同期を例にとる。
メインスイッチ502をオンにし、切替スイッチ503
をb端子側にセットする。そして、スタンバイ中(画像
形成待機中)は、リレー505により、カセットヒータ
504は通電される。この通電により、ヒータが加熱さ
れ、給紙カセット9の温調制御が行なわれる。コピー中
は、I/O104からのメインモータ506のメインモ
ータ駆動信号Aに同期し、リレー505が切られ(N.
O.側)、非通電となる。また、切替スイッチ503を
b端子側にセットした状態で、メインスイッチ502を
オフにすると、カセットヒータ504は非通電となり、
これにより消費電力を節約できる。
【0046】また、コンセント同期の場合は、切替スイ
ッチ503をa端子側にセットする。これにより、カセ
ットヒータ504は、メインスイッチ502のオン,オ
フに関係なく、リレー505の切り替えによって加熱制
御される。すなわち、電源500のコンセントに接続し
た状態では、カセットヒータ504は通電状態にあり、
また、メインモータ駆動信号Aに同期して非通電とな
る。なお、本装置を電源500のコンセントから切り離
した状態においては、カセットヒータ504は非通電の
状態となる。
【0047】上述したように、給紙カセット9に積載さ
れたカセットヒータ504の給電用のリレー505を、
コピー中にオフさせ、また、スタンバイ中又はメインス
イッチ502のオフ時にオンさせることが可能となる。
これにより、コピー動作中の電力を低減させる必要がな
くなり、定着性、コピー速度等の性能を維持させること
ができる。
【0048】また、メインスイッチ502のオフ時に、
カセットヒータ504への給電を遮断させるような切替
スイッチ503を配設したことにより、メインスイッチ
502のオフ時における消費電力をゼロにするかどうか
をユーザーが選択可能となる。
【0049】次に、本発明の第2の実施の形態を、図2
および図3に基づいて説明する。なお、前述した第1の
実施の形態と同様の部分については、同一符号を付す。
【0050】図2は、本発明に係る回路構成を示す。5
01は、ドアの開閉によりオフ/オンするドアスイッチ
である。502は、メインスイッチである。503は、
カセットヒータ504の通電をコンセント同期(前ドア
が閉じている状態で、コンセントに接続されている間、
通電される)か、メインスイッチ同期(前ドアが閉じ、
コンセントに接続されている状態で、メインスイッチ5
02が入っている間、通電される)に切り替えるスイッ
チである。505は、カセットヒータ504の通電を制
御するリレーである。506は、コピー動作中に駆動す
るメインモータである。601は、I/O104からの
カセットヒータオフ信号Bに応じてオンし、リレー50
5をオン(カセットヒータオフ)させるトランジスタで
ある。
【0051】カセットヒータ504への通電は、ドアス
イッチ501により、ドアが開いているときは切られ、
閉められているときにつながれる。スイッチ503によ
り、コンセント同期か、メインスイッチ同期かに切替可
能である。これにより、メインスイッチオフ時の消費電
力をゼロにすることができる。本例においても、コンセ
ント同期の場合は切替スイッチ503をa端子側にし、
メインスイッチ同期の場合はb端子側に切り替える。
【0052】そして、スタンバイ中(画像形成待機中)
はリレー505により、カセットヒータ504は通電さ
れ、コピー中はI/O104からのカセットヒータオフ
信号Bによりトランジスタ601がオンし、リレー50
5が切られ、非通電となる。
【0053】次に、コピー動作中のカセットヒータ50
4の通電制御を、図3のフローチャートに基づいて説明
する。
【0054】コピースタートキー605(図6参照)が
押されると(ステップS701)、まず、I/O104
からのカセットヒータオフ信号Bによりトランジスタ6
01がオンし、これに伴ってリレー505がオンする。
これにより、カセットヒータ504の通電が切られ(ス
テップS702)、そして、コピー動作が実行される
(ステップS703)。
【0055】コピー動作終了後、I/O104からのカ
セットヒータオフ信号Bが止められ、トランジスタ60
1がオフし、リレー505がオフする。これによりカセ
ットヒータ504の通電が行われる(ステップS70
4)。そして、スタンバイ状態となる(ステップS70
5)。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
用紙積載手段に搭載された加熱手段の給電スイッチ(第
1のスイッチ手段)を、コピー中にオフさせ、スタンバ
イ中又は主電源スイッチのオフ時にオンさせるようにし
たので、コピー動作中の電力を低減させることなく、し
かも、定着性やコピー速度等の画像形成処理性能を維持
させた状態で、用紙積載手段の温調制御を効率良く行う
ことができる。
【0057】また、主電源スイッチのオフ時に、加熱手
段への給電を遮断させるスイッチ(第2のスイッチ手
段)を配設したので、ユーザーの判断によって、主電源
スイッチのオフ時の消費電力をゼロにするか否かを選択
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態である回路配線の概
略構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態である回路配線の概
略構成を示すブロック図である。
【図3】コピー動作中のシーケンスを示すフローチャー
トである。
【図4】複写装置全体の概略構成を示す断面図である。
【図5】装置本体の制御装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図6】操作パネルの外観構成を示す正面図である。
【図7】制御装置と給紙ユニットとの画像処理における
接続関係を示す説明図である。
【符号の説明】
3 装置本体 7 画像形成処理部 9 用紙積載手段 500 給電手段 502 主電源スイッチ 503 第2のスイッチ手段 504 加熱手段 505 第1のスイッチ手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給電手段により供給された電力に基づい
    て駆動される画像形成処理部を有し、該画像形成処理部
    に用紙を搬送して画像の形成を行う画像形成装置であっ
    て、 前記用紙を搭載した少なくとも1つの用紙積載手段と、 前記給電手段から電力が供給され、前記用紙積載手段の
    中の用紙を加熱する加熱手段と、 前記給電手段から前記加熱手段への給電のオン/オフを
    行う第1のスイッチ手段と、 前記第1のスイッチ手段のオン/オフを制御することに
    より、前記給電手段から前記加熱手段への給電を制御す
    る給電制御手段とを具えたことを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 前記給電制御手段は、 画像形成中には前記加熱手段への給電を停止させ、画像
    形成待機中又は装置本体の主電源スイッチがオフ時には
    前記加熱手段への給電を行うように、前記第1のスイッ
    チ手段を制御することを特徴とする請求項1記載の画像
    形成装置。
  3. 【請求項3】 画像形成中に駆動される少なくともひと
    つの負荷の制御信号に基づいて、画像形成中には前記加
    熱手段への給電を停止させ、画像形成待機中には前記加
    熱手段への給電を行うように、前記第1のスイッチ手段
    を切り替えることを特徴とする請求項2記載の画像形成
    装置。
  4. 【請求項4】 前記主電源スイッチの入出力端子間に設
    けられ、前記主電源スイッチのオン/オフに連動して前
    記加熱手段へ給電を行う動作と、該主電源スイッチのオ
    ン/オフに関係なく前記加熱手段へ給電を行う動作との
    切り替えを行う第2のスイッチ手段をさらに具えたこと
    を特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の画像
    形成装置。
  5. 【請求項5】 用紙を搭載した用紙積載手段を加熱する
    加熱手段と、給電手段から前記加熱手段への給電のオン
    /オフを行う第1のスイッチ手段とを用い、前記加熱手
    段の加熱によって温度調節された用紙を画像形成処理部
    に搬送して画像の形成を行う画像形成方法であって、 画像形成中には、前記給電手段から加熱手段への給電を
    停止させ、 画像形成待機中又は装置本体の主電源スイッチがオフ時
    には、前記給電手段から前記加熱手段への給電を行うよ
    うに、前記第1のスイッチ手段のオン/オフを制御する
    ことを特徴とする画像形成方法。
  6. 【請求項6】 画像形成中に駆動される少なくともひと
    つの負荷の制御信号に基づいて前記第1のスイッチ手段
    の切り替えを行うことによって、 画像形成中には前記加熱手段への給電を停止させ、画像
    形成待機中には前記加熱手段への給電を行うように制御
    することを特徴とする請求項5記載の画像形成方法。
  7. 【請求項7】 前記画像形成処理部の主電源スイッチの
    入出力端子間に設けられた第2のスイッチ手段を用い、 該第2のスイッチ手段の切り替えによって、 前記主電源スイッチのオン/オフに連動して前記加熱手
    段への給電制御を行い、前記主電源スイッチのオン/オ
    フに関係なく前記加熱手段への給電制御を行うことを特
    徴とする請求項5又は6記載の画像形成方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011154228A (ja) * 2010-01-28 2011-08-11 Kyocera Mita Corp 給紙制御装置および画像形成装置
US11131953B1 (en) * 2020-06-16 2021-09-28 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Paper feeding device and image forming apparatus with reduced power consumption

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