JP3880124B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像形成部において形成された記録媒体上の画像を加熱することで定着させる定着手段を備え、その定着手段の異常を検出する構成に特徴を備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、いわゆる電子写真方式の画像形成装置においては、感光ドラムにトナー像を形成し、記録媒体(シート材)に該トナー像を転写して記録媒体の表面に画像を形成する画像形成部と、その下流側に記録媒体に形成されたトナー像を加熱することでトナーを記録媒体表面に溶着させて固定させる定着装置が備えられている。
【0003】
そして、定着装置に関しては記録媒体に一定の熱量が伝達されるように加熱部の温度管理が行われている。この加熱部の温度管理は、サーミスタ等の温度検出素子で行われているが、サーミスタ自体の断線異常と、加熱部の過昇温異常の検出は、サーミスタが負の温度係数を有していることから、同一の異常として検出されていた。
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】
従って、サーミスタから異常の信号が発せられた場合には、断線異常か過昇温異常かを直ちに判断することが不可能であり、配線チェックや温度チェック等を行って異常原因を究明した後に、発生した異常に対して対処するという作業が行われていた。
【0005】
本発明は上記従来技術の問題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、温度検出素子の断線異常か過昇温異常かを即時に判断可能とすることでメンテナンス性の向上した画像形成装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明の第1の発明は、
記録媒体に画像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部において形成された記録媒体上の画像を加熱することで定着させる定着手段と、
前記定着手段の温度を検出するための温度変化により抵抗値が変化する負の温度係数を有する温度検出手段と、を備えた画像形成装置において、
前記温度検出手段の抵抗値が異常昇温の基準となる設定温度に対応して予め設定された第1の抵抗値より低いことを検出する第1の抵抗値検出手段と、
前記温度検出手段の抵抗値が前記温度検出手段の断線異常に対応して予め設定された第2の抵抗値より高いことを検出する第2の抵抗値検出手段と、
前記第1または第2の抵抗値検出手段のいずれか一方を前記温度検出手段に接続するように切り換える切換え手段と、を備え
前記第1の抵抗値検出手段及び前記第2の抵抗値検出手段は、同一の比較電圧が用いられて共通に使用される比較手段に接続され、
前記第1の抵抗値検出手段及び前記第2の抵抗値検出手段からの出力電圧と前記比較電圧とが比較されて前記比較手段により生成される信号が供給される異常判断手段を有し、
前記異常判断手段は、前記比較手段から供給される信号に基づいて、前記第1の抵抗値検出手段により前記温度検出手段の抵抗値が前記第1の抵抗値より低いことが検出された場合に第1の異常と判断し、前記第2の抵抗値検出手段により前記温度検出手段の抵抗値が前記第2の抵抗値より高いことが検出された場合に第2の異常と判断する
ことを特徴とする。
また、本発明の第2の発明は、
記録媒体に画像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部において形成された記録媒体上の画像を加熱することで定着させる定着手段と、
前記定着手段の温度を検出するための、温度変化により抵抗値が変化する負の温度係数を有する温度検出手段と、を備えた画像形成装置において、
前記温度検出手段の一端が検出点と抵抗とを順次介して接地側に接続されるとともに前記温度検出手段の他端が高圧側に接続される第1の回路状態と、前記温度検出手段の一端が検出点と抵抗とを順次介して高圧側に接続されるとともに前記温度検出手段の他端が接地側に接続される第2の回路状態と、を切り換える切換え手段と、
前記切換え手段による切換えに伴って、前記第1の回路状態の時の検出点の出力または前記第2の回路状態の時の検出点の出力と、予め設定された比較電圧とが比較され、前記第1の回路状態の時の検出点の出力と前記比較電圧との比較に基づいて第1の異常を判断し、前記第2の回路状態の時の検出点の出力と前記比較電圧との比較に基づいて第2の異常を判断する異常判断手段と、を有する
ことを特徴とする。
【0007】
また、第1の発明において、前記切換え手段は、前記第1または第2の抵抗値検出手段のいずれか一方を前記温度検出手段に接続するための切換え信号を生成する切換え信号生成手段と、前記切換え信号に基づいて、前記第1の抵抗値検出手段と前記第2の抵抗値検出手段とを切り換えるスイッチとを備え、前記異常判断手段は、前記比較手段から送出される検出信号が前記第1または第2の抵抗値検出手段のいずれによるものかを、前記切換え信号生成手段によって生成される切換え信号によって判断することを特徴とすることも良い。
また、第2の発明において、前記切換え手段は、前記第1の回路状態と前記第2の回路状態とを切り換えるための切換え信号を生成する切換え信号生成手段と、前記切換え信号生成手段から出力される切換え信号に基づいて、前記第1の回路状態と前記第2の回路状態とを切り換えるスイッチとを備え、前記異常判断手段は、前記検出点の出力が前記第1の回路状態の時と前記第2の回路状態の時とのいずれによるものかを、前記切換え信号生成手段によって生成される切換え信号によって判断することを特徴とすることも良い。
【0008】
また、前記異常判断手段により判断された第1の異常または第2の異常に対応する情報を表示する表示手段を備えることを特徴とすることもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下に、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
【0011】
図1に、本発明にかかる画像形成装置の一例として、電子写真方式の複写機の概略構成を示す。同図に示す複写機1は、原稿の自動給送を行う循環式自動原稿送り装置(以下RDFと記す)2と、画像形成装置本体(以下単に装置本体と記す)3とを備えている。尚、このRDF2は、装置本体3に対して自在に組合わせ使用できるようになっている。
【0012】
装置本体3は、上部に原稿載置台としての原稿台ガラス5を備えている。また、その下方には、画像読取り手段としての光学系6があり、この光学系6は、露光ランプ6aと、走査ミラー6bと、ズームレンズ6cと、不図示のモータを備えており、露光ランプ6aで原稿を照明し、原稿からの反射光を走査ミラー6bとズームレンズ6cにより感光体ドラム7aに照射するようになっている。
【0013】
感光体ドラム7aに原稿からの反射光を照射する方法には次の2通りの方法がある。まず、原稿を原稿台ガラス5上に固定させた状態で、露光ランプ6aを移動させる方法(以下固定読みと記す)と、露光ランプ6aを固定させた状態で、原稿台ガラス5上の原稿を移動させる方法(以下流し読みと記す)である。
【0014】
光学系6の下方には、画像形成部7が配設されており、この画像形成部7は、矢印A1方向に回転自在に配置された感光体ドラム7aと、該感光体ドラム7aの回りにその回転方向に沿って順に配置される高圧ユニット7b、ブランク露光ユニット7c、電位センサ7d、現像器7e、転写帯電器7f、分離帯電器7g、及びクリーニング装置7hを備えている。
【0015】
感光体ドラム7aは、不図示のメインモータにより回転駆動され、高圧ユニット7bによりコロナ帯電された後、光学系6から原稿の反射光が照射されて、静電潜像が形成されるように構成されている。そして、この静電潜像は、現像器7eにより現像されてトナー像として可視化されるようになっている。
【0016】
一方、装置本体3下部には、1段目カセット9a、2段目カセット9b、3段目カセット9c、4段目カセット9dの4段構成からなる給紙カセット部9が備えられている。
【0017】
それぞれのカセットには載置されている記録媒体としてのシート材Sを給送する為の給紙部が同様に備えられているが、一例として、3段目カセット9cの給紙部によりその概略構成を説明すると、3段目カセット9cの先端上部には、シート材Sを給送する給紙ローラ11aとピックアップローラ10aが配設されている。
【0018】
さらに、それらの下流には、シート材Sを画像形成部7へと供給する垂直搬送経路H0に搬送ローラ12a,12b,12c,12dが配設されていて、シート材Sが画像形成部7近傍に設けられたレジストローラ対13に搬送されるように構成されている。画像形成部7の近傍にはシート材Sを手差しによって画像形成部に搬送するマルチ手差し14が配設されている。
【0019】
また、画像形成部7下流には、画像形成されたシート材Sを下流に搬送する搬送ベルト15が配設されており、該搬送ベルト15の下流側には、加熱によりトナー像をシート材Sの表面に定着させる定着手段としての定着器16が備えられている。
【0020】
定着器16は、所定の定着温度に加熱される定着ローラ16aと定着ローラ16aに対向して接触する下ローラ16bを備え、搬送ベルト15により画像形成部7から搬送されるシート材S表面のトナー画像を加熱圧着させる。また、定着ローラ16aの温度制御を行なう温度検出手段としてのサーミスタ(不図示)が、この実施の形態では定着ローラに接触するように備えられている。
【0021】
そして、定着器16近傍には、両面および多重記録に搬送する時の経路H2と装置本体3の機外排出時の経路H1、及びそれらを切り替える排紙フラッパ17が配設されており、該機外排出時の経路H1には排出ローラ対19が備えられている。
【0022】
定着器16の下部には、両面および多重複写されるシート材Sの搬送経路20が設けられており、その下流にはシート材を一時収納トレイ23に排出する排出ローラ対21と、シート材Sの排出を検知する排出センサ22とが配設されている。そして、排出センサ22の近傍には、画像形成後に搬送されてきたシート材Sを一時収納した後、順次再給紙するシート材の再給紙装置34が備えられている。
【0023】
一時収納トレイ23は、再給送分離ベルト33への到達を補助するために、斜構造をとり、その先端近傍に再給紙ローラ31が配設されており、さらにその下流には再給送送出ローラ32と再給送分離ベルト33が当接されていて、シート材Sが1枚ずつ再給送するように構成されている。
【0024】
また、再給送送出ローラ32と再給送分離ベルト33の近傍には多重フラッパ36が配設されており、該多重フラッパ36の下流には、上方に、多重記録時シート材Sの画像形成面を反転させる反転搬送経路37が、下方に、再度画像形成部7にシート材Sを搬送する搬送経路39と搬送ローラ対40a,40b,40c,40dがそれぞれ配設されている。
【0025】
また、上記に説明した搬送経路のそれぞれにはシート材Sの通過を検知するセンサ50,51,52,53,54,55,56,57,58が配設されている。
【0026】
図2は本実施の形態の制御装置100のブロック図を示す。制御装置100は、読み取専用メモリ(ROM)102に記憶された制御手順にしたがって複写機全体の制御を行うCPU101と、装置本体3の制御装置の制御手順(制御プログラム)を記憶した読み取り専用メモリ(ROM)102と、入力データの記憶や作業用記憶領域等として用いる主記憶装置であるところのランダムアクセスメモリ(RAM)103と、メインモータ等の負荷に対するCPU101の制御信号の出力、およびセンサ等の信号を入力してCPU101に送るインターフェース部(I/O)104とを備えている。
【0027】
そして、I/O104を介して装置本体3に備えられ、又は接続される各種装置の信号がCPU101との間で伝達される。一例としては、一点鎖線に囲まれた領域R1に示されるように、ソーター制御、原稿のジャム検知、ステープル制御、シート材搬送等の制御が行なわれる。
【0028】
図3は前記の装置本体3に設けた操作パネル200の配置構成例を示す。図3において、601はユーザモードキーであり、オペレータ(使用者)が、自動ソートのON/OFF、ソータ手前取り出しのON/OFF、スキップ両面ON/OFF、フィーダ手差しオートスタートのON/OFF、カセットのオート選択のON/OFF、プザーのON/OFF設定、少し小さめモードの変更、予熱モードの設定、仕様設定の初期化、標準モードの変更、オートクリアタイムの変更、オートパワーオフタイムの変更、ウイークリータイマの設定、曜日/時刻の設定、ズーム微調整、フィーダのクリーニング、ワイヤのクリーニング等の設定や調整に用いる。
【0029】
602はガイドキーであり、各種キーに対応する機能の説明を、メッセージディスプレイに表示するときに用いる。604はクリアキーであり、設定した複写枚数を解除するときに使用する。
【0030】
605は複写開始キー(コピースタートキー)であり、複写を開始するときに押す。606は割り込みキーであり、複写動作中に割り込んで、別の複写をするときに押す。このキーは自照式のキーであり、割り込みを受け付けると点灯し、割り込み中は点灯する。
【0031】
607は予熱キーであり、予熱モードにするときに押す。このキーは自照式のキーであり、予熱モード時には点灯する。608はテンキーであり、複写枚数を設定するときに押す。
【0032】
609はストップキーであり、連続複写を中断するときに押す。このキーを押した時点での複写が終了した後に、複写動作が停止する。610はオールリセットキーであり、標準モードに戻すときに押す。
【0033】
615は表示手段としての複写に関する情報や装置本体に異常が発生した場合の警告を表示するLCD(液晶)タイプのタッチパネル付のメッセージディスプレイであり、240×320ドットで文字や図形を表示する。このメッセージディスプレイは、標準状態では、定形変倍キー、等倍キー、ズームキー、少し小さめキー、用紙選択キー、複写濃度キー、ソータの機能を選択するためのソータキー、両面コピーに関するモードを設定するための両面キー、その他に、枠消し、とじ代、表紙/合紙、縮小レイアウト、拡大レイアウト、OHP中差し、ページ連写、多重、原稿混戦、写真、モードメモリ等の応用コピーに関する複写モードを設定するための応用モードキーが表示され、各キーに対応する部分をタッチすることにより、さらにその内容に関するウィンドウが表示される。また、この他に紙詰まりやエラーを起こしたときの操作手順等や装置異常時の警告も表示される。
【0034】
図4(a)は定着ローラ16aの温度を検出する為に配設された負の温度係数を備えるサーミスタ410からの信号を監視する異常監視回路C1の概略図を示す。この異常監視回路C1は切換え信号生成手段としての発振回路401の出力をもとに切換え手段としてのスイッチ402,403,404,405によりサーミスタ410と接続される回路が切り換わる。
【0035】
発振回路401からは所定の周波数の矩形波が出力され、その出力(B点)が“H”の時、スイッチ402,405がオン、スイッチ403,404がオフして、図4(b)の太線の回路(第1の抵抗値検出手段)が選択された状態となり、抵抗407がサーミスタ410とアースとの間に接続されると共に、サーミスタ410の一方の側の電圧としてアース側の電圧(サーミスタ410と抵抗407との間の電圧)が比較手段としてのコンパレータ409に入力される。この状態は第1の異常としてのサーミスタ410の異常昇温監視状態となる。
【0036】
また、発振回路401の出力が“L”の時、スイッチ403,404がオン、スイッチ402,405がオフして、図4(c)の太線の回路(第2の抵抗値検出手段)が選択された状態となり、抵抗408がサーミスタ410と高圧側との間に接続されると共に、サーミスタ410の他方の側の電圧として高圧側の電圧(サーミスタと抵抗408との間の電圧)が比較手段としてのコンパレータ409に入力される。この状態は第2の異常としてのサーミスタ410の断線監視状態となる。
【0037】
ここで、406はスイッチ402及び405と403及び404との位相を逆転させるための反転素子である。また、コンパレータ409の出力信号は、I/O104を介して異常判断手段として機能するCPU101により判断され、異常状態が装置本体1に認識される。
【0038】
図5は、発振回路401により発生される切換え信号(出力Hと出力L)と、この信号により切換えられた回路のA点における電圧に対応するコンパレータ409の出力を図5(a)は正常動作時、図5(b)は異常昇温発生時、図5(c)は断線時として示した図である。
【0039】
図5(a)の正常動作時には、A点の電圧はVref より低く、コンパレータ409の出力は常に”L”である。
【0040】
図5(b)と図5(c)の異常時(異常昇温時あるいは断線時)にはA点の電圧はVref より高くなり、コンパレータ409の出力は発振回路401と同じ周波数の矩形波が出力され、その出力が“H”となる時、異常と判断して装置の全動作を停止及び禁止させる。そして、その時点での発振回路401の出力をみて、“H”の時は異常昇温発生と判断して装置の電源を遮断させ、“L”の時は断線状態と判断してディスプレイ615にサーミスタの断線異常を表示させる。
【0041】
図6は異常監視回路C1のA点の電圧の変化を示す。図6(a)は発振回路401の出力(B点)が“L”の時、すなわちサーミスタの断線監視時の温度に対するA点の電圧変化であり、図6(b)は発振回路401の出力(B点)が“H”の時、すなわちサーミスタの異常昇温監視時の温度に対するA点の電圧変化を示す。これらをみると、いずれの異常時にもコンパレータ409の入力電圧がVref を越え(図6(a)ではVcであり、図6(b)ではVh)、コンパレータ409の出力が発振回路401と同じ周波数の矩形波となり、シャットオフに至る。
【0042】
図7に異常監視のフローチャートを示す。コンパレータ409の出力が“H”であると検出された場合(S601)、装置の全動作を停止及び禁止させ(S602)、その時点での発振回路401の出力をみて、“H”の時は異常昇温状態、“L”の時は断線状態と判断する(S603)。異常昇温と判断された場合はメモリ103に異常昇温発生の履歴を記憶させ(S604)装置の電源を遮断させる(S604)、断線状態と判断された場合はディスプレイ615にサーミスタの断線異常を表示させる。
【0043】
【発明の効果】
以上説明したように、温度検出手段に第1及び第2の抵抗値検出手段を切換えて接続することで、温度検出手段の抵抗値が予め設定された第1の抵抗値より低い第1の異常と、温度検出手段の抵抗値が予め設定された第2の抵抗値より高い第2の異常とを区別して検出することができるので、温度検出手段の異常昇温状態または断線状態を即時に判断可能とし、異常が発生した場合の原因究明を迅速に行うことができ、メンテナンス性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は画像形成装置の概略構成を説明する図。
【図2】図2は制御装置のブロック図。
【図3】図3は操作パネルの配置構成図。
【図4】図4は異常監視回路の概略構成図。
【図5】図5は発振回路とコンパレータの出力信号図。
【図6】図6は異常監視回路のA点の電圧の変化を示す図。
【図7】図7は異常監視のフローチャート。
【符号の説明】
1 複写機(画像形成装置)
2 RDF
3 装置本体
5 原稿台ガラス
6 光学系
6a 露光ランプ
6b 走査ミラー
6c ズームレンズ
7 画像形成部
7a 感光体ドラム
7b 高圧ユニット
7c ブランク露光ユニット
7d 電位センサ
7e 現像器
7f 転写帯電器
7g 分離帯電器
7h クリーニング装置
9 給紙カセット部
9a 1段目カセット
9b 2段目カセット
9c 3段目カセット
9d 4段目カセット
10a ピックアップローラ
11a 給紙ローラ
12a,12b,12c,12d 搬送ローラ
13 レジストローラ対
14 マルチ手差し
15 搬送ベルト
16 定着器(定着手段)
16a 定着ローラ
16b 下ローラ
17 排紙フラッパ
19 排出ローラ対
20 搬送経路
21 排出ローラ対
22 排出センサ
23 収納トレイ
31 再給紙ローラ
32 再給送送出ローラ
33 再給送分離ベルト
34 再給紙装置
36 多重フラッパ
37 反転搬送経路
39 搬送経路
40a,40b,40c,40d 搬送ローラ対
50,51,52,53,54,55,56,57,58 センサ
100 制御装置
101 CPU
102 ROM
103 RAM
104 I/O
200 操作パネル
401 発信回路(切換え信号生成手段)
402,403,404,405 スイッチ(切換え手段)
406 反転素子
407,408 抵抗
409 コンパレータ(比較手段)
410 サーミスタ
601 ユーザーモードキー
602 ガイドキー
604 クリアキー
605 複写開始キー
606 割り込みキー
607 予熱キー
608 テンキー
609 ストップキー
610 オールリセットキー
615 メッセージディスプレイ(表示手段)
C1 異常監視回路
S シート材
H0 垂直搬送経路
H1,H2 経路

Claims (6)

  1. 記録媒体に画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部において形成された記録媒体上の画像を加熱することで定着させる定着手段と、
    前記定着手段の温度を検出するための温度変化により抵抗値が変化する負の温度係数を有する温度検出手段と、を備えた画像形成装置において、
    前記温度検出手段の抵抗値が異常昇温の基準となる設定温度に対応して予め設定された第1の抵抗値より低いことを検出する第1の抵抗値検出手段と、
    前記温度検出手段の抵抗値が前記温度検出手段の断線異常に対応して予め設定された第2の抵抗値より高いことを検出する第2の抵抗値検出手段と、
    前記第1または第2の抵抗値検出手段のいずれか一方を前記温度検出手段に接続するように切り換える切換え手段と、を備え
    前記第1の抵抗値検出手段及び前記第2の抵抗値検出手段は、同一の比較電圧が用いられて共通に使用される比較手段に接続され、
    前記第1の抵抗値検出手段及び前記第2の抵抗値検出手段からの出力電圧と前記比較電圧とが比較されて前記比較手段により生成される信号が供給される異常判断手段を有し、
    前記異常判断手段は、前記比較手段から供給される信号に基づいて、前記第1の抵抗値検出手段により前記温度検出手段の抵抗値が前記第1の抵抗値より低いことが検出された場合に第1の異常と判断し、前記第2の抵抗値検出手段により前記温度検出手段の抵抗値が前記第2の抵抗値より高いことが検出された場合に第2の異常と判断する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記切換え手段は、前記第1または第2の抵抗値検出手段のいずれか一方を前記温度検出手段に接続するための切換え信号を生成する切換え信号生成手段と、前記切換え信号に基づいて、前記第1の抵抗値検出手段と前記第2の抵抗値検出手段とを切り換えるスイッチとを備え
    記異常判断手段は、前記比較手段から送出される検出信号が前記第1または第2の抵抗値検出手段のいずれによるものかを、前記切換え信号生成手段によって生成される切換え信号によって判断する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記異常判断手段により判断された第1の異常または第2の異常に対応する情報を表示する表示手段を備える
    ことを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
  4. 記録媒体に画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部において形成された記録媒体上の画像を加熱することで定着させる定着手段と、
    前記定着手段の温度を検出するための、温度変化により抵抗値が変化する負の温度係数を有する温度検出手段と、を備えた画像形成装置において、
    前記温度検出手段の一端が検出点と抵抗とを順次介して接地側に接続されるとともに前記温度検出手段の他端が高圧側に接続される第1の回路状態と、前記温度検出手段の一端が検出点と抵抗とを順次介して高圧側に接続されるとともに前記温度検出手段の他端が接地側に接続される第2の回路状態と、を切り換える切換え手段と、
    前記切換え手段による切換えに伴って、前記第1の回路状態の時の検出点の出力または前記第2の回路状態の時の検出点の出力と、予め設定された比較電圧とが比較され、前記第1の回路状態の時の検出点の出力と前記比較電圧との比較に基づいて第1の異常を判断し、前記第2の回路状態の時の検出点の出力と前記比較電圧との比較に基づいて第2の異常を判断する異常判断手段と、を有する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  5. 前記切換え手段は、前記第1の回路状態と前記第2の回路状態とを切り換えるための切換え信号を生成する切換え信号生成手段と、前記切換え信号生成手段から出力される切換え信号に基づいて、前記第1の回路状態と前記第2の回路状態とを切り換えるスイッチとを備え、
    前記異常判断手段は、前記検出点の出力が前記第1の回路状態の時と前記第2の回路状態の時とのいずれによるものかを、前記切換え信号生成手段によって生成される切換え信号によって判断する
    ことを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  6. 前記異常判断手段により判断された第1の異常または第2の異常に対応する情報を表示する表示手段を備える
    ことを特徴とする請求項4または5記載の画像形成装置。
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