JPH0753088A - 用紙搬送制御装置 - Google Patents
用紙搬送制御装置Info
- Publication number
- JPH0753088A JPH0753088A JP5205429A JP20542993A JPH0753088A JP H0753088 A JPH0753088 A JP H0753088A JP 5205429 A JP5205429 A JP 5205429A JP 20542993 A JP20542993 A JP 20542993A JP H0753088 A JPH0753088 A JP H0753088A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- sheet
- conveying
- conveyance
- roller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Controlling Sheets Or Webs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 既存の搬送路をそのまま使用して、ジャムを
発生させた用紙を迅速に取り除くことができるようにす
る。 【構成】 搬送路上には印字用紙74の搬送方向の長さ
よりも短い間隔で搬送ローラ対731 、732 が配置さ
れている。ジャムの発生時には、この図で第2の搬送ロ
ーラ対732 の駆動が停止され、第1の搬送ローラ対7
31 は矢印76方向に引続き搬送される(同図
(ロ))。この結果、印字用紙74は両搬送ローラ対7
31 、732 の間にループ状に存在する状態となり、オ
ペレータはこれを容易に除去することができる。
発生させた用紙を迅速に取り除くことができるようにす
る。 【構成】 搬送路上には印字用紙74の搬送方向の長さ
よりも短い間隔で搬送ローラ対731 、732 が配置さ
れている。ジャムの発生時には、この図で第2の搬送ロ
ーラ対732 の駆動が停止され、第1の搬送ローラ対7
31 は矢印76方向に引続き搬送される(同図
(ロ))。この結果、印字用紙74は両搬送ローラ対7
31 、732 の間にループ状に存在する状態となり、オ
ペレータはこれを容易に除去することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、ファクシミリ
装置、プリンタ等のように裁断紙を記録等のために搬送
する用紙搬送制御装置に係わり、特に紙詰まり等によっ
て搬送路上に存置された裁断紙を取り除くに好適な用紙
搬送制御装置に関する。
装置、プリンタ等のように裁断紙を記録等のために搬送
する用紙搬送制御装置に係わり、特に紙詰まり等によっ
て搬送路上に存置された裁断紙を取り除くに好適な用紙
搬送制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機、ファクシミリ装置、プリンタ等
の画像形成装置は、小型化と高機能化が求められてお
り、装置内にはより高密度に部品が配置されるようにな
っている。このような装置では、画像を記録するために
用紙を使用しており、これらは取扱いの便宜から裁断紙
である場合が多い。裁断紙は、予め裁断されており、そ
れぞれ1枚ずつ単独で装置内を搬送されるようになって
いるので、用紙サイズの切り替えが便利である等の利点
を有するものの、紙詰まり(ジャム)が発生する場合が
ある。
の画像形成装置は、小型化と高機能化が求められてお
り、装置内にはより高密度に部品が配置されるようにな
っている。このような装置では、画像を記録するために
用紙を使用しており、これらは取扱いの便宜から裁断紙
である場合が多い。裁断紙は、予め裁断されており、そ
れぞれ1枚ずつ単独で装置内を搬送されるようになって
いるので、用紙サイズの切り替えが便利である等の利点
を有するものの、紙詰まり(ジャム)が発生する場合が
ある。
【0003】特にこのような画像形成装置では、転写の
際に放電装置による影響を受けたり、搬送路上でプラス
チック等の部品と接触することによって用紙自体が静電
気を帯びることがあり、これは良好な搬送を妨げる要因
となる。同様に、梅雨の時期のように環境条件によって
用紙が湿度を帯びることもあり、腰が弱くなってジャム
が発生しやすくなる。また、裁断紙はこれが搬送される
ときその先端が他の部品と接触して折れ曲がることがあ
り、この場合にも、折れ重なった部分が他の部よりも厚
いので、ジャムの発生率が高くなる。
際に放電装置による影響を受けたり、搬送路上でプラス
チック等の部品と接触することによって用紙自体が静電
気を帯びることがあり、これは良好な搬送を妨げる要因
となる。同様に、梅雨の時期のように環境条件によって
用紙が湿度を帯びることもあり、腰が弱くなってジャム
が発生しやすくなる。また、裁断紙はこれが搬送される
ときその先端が他の部品と接触して折れ曲がることがあ
り、この場合にも、折れ重なった部分が他の部よりも厚
いので、ジャムの発生率が高くなる。
【0004】ジャムが発生した場合には、オペレータあ
るいは保守担当者が搬送路からこれを取り除く必要があ
る。ところが、画像形成装置内では部品がますます高密
度に配置されており、ジャムの発生時等にこれらの除去
が次第に困難となっている。そこで、装置本体の搬送路
を一部手前に引き出して、これにより生じた空間に手を
入れて用紙を取り除くような工夫を行ったり、装置本体
を搬送路を中心として開閉自在な構造としておき、用紙
を取り除くときにはこの本体を開くようにすることが一
般に行われている。
るいは保守担当者が搬送路からこれを取り除く必要があ
る。ところが、画像形成装置内では部品がますます高密
度に配置されており、ジャムの発生時等にこれらの除去
が次第に困難となっている。そこで、装置本体の搬送路
を一部手前に引き出して、これにより生じた空間に手を
入れて用紙を取り除くような工夫を行ったり、装置本体
を搬送路を中心として開閉自在な構造としておき、用紙
を取り除くときにはこの本体を開くようにすることが一
般に行われている。
【0005】また、実開昭63−166549号公報で
は、搬送路の幅を搬送される用紙の幅よりも狭くしてお
き、用紙が搬送路から常にはみ出した状態で搬送を行う
技術が提案されている。この装置では、用紙を取り除く
ときにはこのはみ出した部分を手でつかむことにより、
除去することができる。
は、搬送路の幅を搬送される用紙の幅よりも狭くしてお
き、用紙が搬送路から常にはみ出した状態で搬送を行う
技術が提案されている。この装置では、用紙を取り除く
ときにはこのはみ出した部分を手でつかむことにより、
除去することができる。
【0006】
【発明の解決しようとする課題】しかしながら、これら
の画像形成装置では搬送路の一部を引き出し自在にする
等の機構や、装置を上下に開閉させる等の特別の機構が
必要となり、装置の構成が複雑となった。また、これに
伴って、画像形成装置自体のコストが上昇するといった
問題もあった。また、実開昭63−166549号公報
に記載された提案では、複数種類のサイズの用紙を使用
する場合には、搬送路を搬送する用紙の幅が各種異なっ
てくる。このため、搬送路の幅が相対的に短い用紙につ
いては、搬送が安定せず、斜め送りやジャムを多発させ
てしまうという問題がある。更に、搬送路からはみ出し
た部分が変形し、特に定着部ではその部分がカールし
て、画像形成装置としての品格を落としてしまうという
問題がある。
の画像形成装置では搬送路の一部を引き出し自在にする
等の機構や、装置を上下に開閉させる等の特別の機構が
必要となり、装置の構成が複雑となった。また、これに
伴って、画像形成装置自体のコストが上昇するといった
問題もあった。また、実開昭63−166549号公報
に記載された提案では、複数種類のサイズの用紙を使用
する場合には、搬送路を搬送する用紙の幅が各種異なっ
てくる。このため、搬送路の幅が相対的に短い用紙につ
いては、搬送が安定せず、斜め送りやジャムを多発させ
てしまうという問題がある。更に、搬送路からはみ出し
た部分が変形し、特に定着部ではその部分がカールし
て、画像形成装置としての品格を落としてしまうという
問題がある。
【0007】そこで本発明の目的は、既存の搬送路をそ
のまま使用して、ジャムを発生させた用紙を迅速に取り
除くことができるようにした用紙搬送制御装置を提供す
ることにある。
のまま使用して、ジャムを発生させた用紙を迅速に取り
除くことができるようにした用紙搬送制御装置を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)所定のサイズに裁断された用紙を搬送する搬
送路と、(ロ)この搬送路上に用紙の搬送方向の長さの
最小値よりも短い間隔で配置され用紙の搬送を行う搬送
ローラと、(ハ)搬送路上における用紙の紙詰まりを検
出する紙詰まり検出手段と、(ニ)搬送ローラのうちこ
の紙詰まり検出手段によって紙詰まりの検出された用紙
と転接しているローラ以外のローラの回転を直ちに停止
させる一方、転接している搬送ローラをこの用紙をルー
プ状に撓ませる方向に所定量だけ回転させた後停止させ
る搬送ローラ回転制御手段とを用紙搬送制御装置に具備
させる。
は、(イ)所定のサイズに裁断された用紙を搬送する搬
送路と、(ロ)この搬送路上に用紙の搬送方向の長さの
最小値よりも短い間隔で配置され用紙の搬送を行う搬送
ローラと、(ハ)搬送路上における用紙の紙詰まりを検
出する紙詰まり検出手段と、(ニ)搬送ローラのうちこ
の紙詰まり検出手段によって紙詰まりの検出された用紙
と転接しているローラ以外のローラの回転を直ちに停止
させる一方、転接している搬送ローラをこの用紙をルー
プ状に撓ませる方向に所定量だけ回転させた後停止させ
る搬送ローラ回転制御手段とを用紙搬送制御装置に具備
させる。
【0009】すなわち請求項1記載の発明では、搬送路
上に用紙の搬送方向の長さの最小値よりも短い間隔で搬
送ローラを配置しておき、紙詰まり(ジャム)が検出さ
れたときには用紙と転接している搬送ローラを通常の搬
送方向あるいはこれと逆の方向に搬送させて、搬送方向
に存在する他の搬送ローラに突き当てるようにして用紙
をループ状に撓ませ、これを迅速に除去できるようにし
た。
上に用紙の搬送方向の長さの最小値よりも短い間隔で搬
送ローラを配置しておき、紙詰まり(ジャム)が検出さ
れたときには用紙と転接している搬送ローラを通常の搬
送方向あるいはこれと逆の方向に搬送させて、搬送方向
に存在する他の搬送ローラに突き当てるようにして用紙
をループ状に撓ませ、これを迅速に除去できるようにし
た。
【0010】請求項2記載の発明では、(イ)所定のサ
イズに裁断された用紙を搬送する搬送路と、(ロ)この
搬送路上に前記用紙の搬送方向の長さの最小値よりも短
い間隔で配置され前記用紙の搬送を行う搬送ローラと、
(ハ)搬送路上における前記用紙の紙詰まりを検出する
紙詰まり検出手段と、(ニ)搬送ローラのうちこの紙詰
まり検出手段によって紙詰まりの検出された用紙と転接
しているローラ以外のローラの回転を直ちに停止させる
一方、転接している搬送ローラをこの転接状態が解除さ
れるまで回転させた後停止させる搬送ローラ回転制御手
段とを用紙搬送制御装置に具備させる。
イズに裁断された用紙を搬送する搬送路と、(ロ)この
搬送路上に前記用紙の搬送方向の長さの最小値よりも短
い間隔で配置され前記用紙の搬送を行う搬送ローラと、
(ハ)搬送路上における前記用紙の紙詰まりを検出する
紙詰まり検出手段と、(ニ)搬送ローラのうちこの紙詰
まり検出手段によって紙詰まりの検出された用紙と転接
しているローラ以外のローラの回転を直ちに停止させる
一方、転接している搬送ローラをこの転接状態が解除さ
れるまで回転させた後停止させる搬送ローラ回転制御手
段とを用紙搬送制御装置に具備させる。
【0011】すなわち請求項2記載の発明では、搬送路
上に用紙の搬送方向の長さの最小値よりも短い間隔で搬
送ローラを配置しておき、紙詰まり(ジャム)が検出さ
れたときには用紙と転接している搬送ローラを通常の搬
送方向あるいはこれと逆の方向に用紙との転接状態が解
除されるまで回転させて停止させることで用紙をループ
状に撓ませ、これを迅速に除去できるようにした。
上に用紙の搬送方向の長さの最小値よりも短い間隔で搬
送ローラを配置しておき、紙詰まり(ジャム)が検出さ
れたときには用紙と転接している搬送ローラを通常の搬
送方向あるいはこれと逆の方向に用紙との転接状態が解
除されるまで回転させて停止させることで用紙をループ
状に撓ませ、これを迅速に除去できるようにした。
【0012】請求項3記載の発明では、紙詰まり検出手
段がジャムを検出した時点で隣接している2つの搬送ロ
ーラが同時に用紙の検出を行っているかどうかを判別す
る判別手段を設け、同時に用紙の検出を行っているとき
には、同一の用紙の両端近傍がこれらの搬送ローラにか
かっているものとして、これらの搬送ローラの間に用紙
を送り込む方向で搬送ローラを互いに逆方向に回転させ
るようにしている。
段がジャムを検出した時点で隣接している2つの搬送ロ
ーラが同時に用紙の検出を行っているかどうかを判別す
る判別手段を設け、同時に用紙の検出を行っているとき
には、同一の用紙の両端近傍がこれらの搬送ローラにか
かっているものとして、これらの搬送ローラの間に用紙
を送り込む方向で搬送ローラを互いに逆方向に回転させ
るようにしている。
【0013】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0014】図2は本発明の一実施例における用紙搬送
制御装置を使用したプリンタの概要を表わしたものであ
る。このプリンタ11は、印字情報をプリントするプリ
ンタ本体12を備えており、図でその右側には印字用紙
を給紙するための給紙部13が、また左側には印字の終
了した印字用紙を排出するための排出部14が配置され
ている。本実施例で給紙部13は、第1〜第3の3種類
の給紙トレイ151 〜153 を備えており、排出部14
は第1〜第3の排出トレイ161 〜163 を備えてい
る。
制御装置を使用したプリンタの概要を表わしたものであ
る。このプリンタ11は、印字情報をプリントするプリ
ンタ本体12を備えており、図でその右側には印字用紙
を給紙するための給紙部13が、また左側には印字の終
了した印字用紙を排出するための排出部14が配置され
ている。本実施例で給紙部13は、第1〜第3の3種類
の給紙トレイ151 〜153 を備えており、排出部14
は第1〜第3の排出トレイ161 〜163 を備えてい
る。
【0015】プリンタ本体12には、その上部に操作パ
ネル17が配置されている。操作パネル17には、図示
しないが操作のための各種キーと液晶ディスプレイが配
置されており、異常発生時等の所定の場合にはこの液晶
ディスプレイに操作者に対する指示が表示されるように
なっている。
ネル17が配置されている。操作パネル17には、図示
しないが操作のための各種キーと液晶ディスプレイが配
置されており、異常発生時等の所定の場合にはこの液晶
ディスプレイに操作者に対する指示が表示されるように
なっている。
【0016】図3は、本実施例のプリンタ本体の構成の
概要を表わしたものである。プリンタ本体12は、画像
に対応したトナー像を形成するための感光体ドラム21
を備えている。感光体ドラム21の周囲には、ドラム表
面に電荷を付与するためのチャージコロトロン22と、
レーザビーム23をドラム表面に照射するための露光装
置24と、レーザビーム23の露光によって形成された
静電潜像を現像するための現像装置25と、現像によっ
て得られたトナー像を印字用紙に転写するためのトラン
スファコロトロン26と、転写後にドラム表面に残った
トナーを回収するためのクリーニング装置27が、これ
らの順に配置されている。
概要を表わしたものである。プリンタ本体12は、画像
に対応したトナー像を形成するための感光体ドラム21
を備えている。感光体ドラム21の周囲には、ドラム表
面に電荷を付与するためのチャージコロトロン22と、
レーザビーム23をドラム表面に照射するための露光装
置24と、レーザビーム23の露光によって形成された
静電潜像を現像するための現像装置25と、現像によっ
て得られたトナー像を印字用紙に転写するためのトラン
スファコロトロン26と、転写後にドラム表面に残った
トナーを回収するためのクリーニング装置27が、これ
らの順に配置されている。
【0017】印字用紙は、図2に示した第1〜第3の3
種類の給紙トレイ151 〜153 のいずれか指定された
ものから送り出され、図で右下に配置された搬送ローラ
対31を経て上側搬送路32に送り込まれる。そして、
搬送ローラ対33を経て感光体ドラム21とトランスフ
ァコロトロン26の間を通過し、このとき印字用紙に対
してトナー像の転写が行われることになる。トナー像の
転写された印字用紙は、搬送ベルト34によって搬送さ
れ、その後段に配置された定着装置35を通過する。定
着装置35は、加熱されたヒートロールとこれに印字用
紙を圧接させるプレッシャロールから構成されており、
これらの間を通過することで印字用紙にトナーが融着さ
れ、定着が行われる。
種類の給紙トレイ151 〜153 のいずれか指定された
ものから送り出され、図で右下に配置された搬送ローラ
対31を経て上側搬送路32に送り込まれる。そして、
搬送ローラ対33を経て感光体ドラム21とトランスフ
ァコロトロン26の間を通過し、このとき印字用紙に対
してトナー像の転写が行われることになる。トナー像の
転写された印字用紙は、搬送ベルト34によって搬送さ
れ、その後段に配置された定着装置35を通過する。定
着装置35は、加熱されたヒートロールとこれに印字用
紙を圧接させるプレッシャロールから構成されており、
これらの間を通過することで印字用紙にトナーが融着さ
れ、定着が行われる。
【0018】定着の終了した印字用紙は、搬送ローラ対
37を経て排出・両面用搬送路38に送られ、ここから
図2に示した排出部14に送り込まれることになる。た
だし、印字用紙の両面に印字を行う場合には、印字用紙
の後端が排出・両面用搬送路38に搬入された時点で搬
送ローラ対37を逆転させ、この後端から下側搬送路3
9に搬入させるようにしている。この場合、印字用紙は
下側搬送路39の各搬送ローラ対41〜44を順に通過
して表裏が反転した状態で上側搬送路32に送り込ま
れ、再度、感光体ドラム21とトランスファコロトロン
26の間を通過して、今度は印字用紙の裏側にトナー像
が転写されることになる。このトナー像は定着装置35
で定着され、排出・両面用搬送路38を経て第1〜第3
の排出トレイ161 〜163 のうちのいずれか指定され
たトレイに排出されることになる。
37を経て排出・両面用搬送路38に送られ、ここから
図2に示した排出部14に送り込まれることになる。た
だし、印字用紙の両面に印字を行う場合には、印字用紙
の後端が排出・両面用搬送路38に搬入された時点で搬
送ローラ対37を逆転させ、この後端から下側搬送路3
9に搬入させるようにしている。この場合、印字用紙は
下側搬送路39の各搬送ローラ対41〜44を順に通過
して表裏が反転した状態で上側搬送路32に送り込ま
れ、再度、感光体ドラム21とトランスファコロトロン
26の間を通過して、今度は印字用紙の裏側にトナー像
が転写されることになる。このトナー像は定着装置35
で定着され、排出・両面用搬送路38を経て第1〜第3
の排出トレイ161 〜163 のうちのいずれか指定され
たトレイに排出されることになる。
【0019】図1は、本実施例の印字用紙搬送制御装置
の回路構成の概要を表わしたものである。この印字用紙
搬送制御装置はプリンタの他の部分の制御も兼用して行
うためのCPU(中央処理装置)51を備えている。C
PU51は、データバス等のバス52を通じて装置内の
各部と接続されている。このうちROM53は、本実施
例の印字用紙搬送制御装置およびプリンタのその他の部
分の制御を行うための各種プログラムを格納したリード
・オンリ・メモリである。作業用メモリ54は、このよ
うな制御が行われる際に一時的に必要とされるデータを
格納するためのメモリである。センサ入力回路55は、
図3に示した各搬送路32、38、39およびその他の
位置に適宜配置されている光センサ561 〜56N の検
出出力を入力するための回路である。時計回路57は、
これらの光センサ561 〜56Nの検出タイミングをチ
ェックするために時間の測定を行う回路である。
の回路構成の概要を表わしたものである。この印字用紙
搬送制御装置はプリンタの他の部分の制御も兼用して行
うためのCPU(中央処理装置)51を備えている。C
PU51は、データバス等のバス52を通じて装置内の
各部と接続されている。このうちROM53は、本実施
例の印字用紙搬送制御装置およびプリンタのその他の部
分の制御を行うための各種プログラムを格納したリード
・オンリ・メモリである。作業用メモリ54は、このよ
うな制御が行われる際に一時的に必要とされるデータを
格納するためのメモリである。センサ入力回路55は、
図3に示した各搬送路32、38、39およびその他の
位置に適宜配置されている光センサ561 〜56N の検
出出力を入力するための回路である。時計回路57は、
これらの光センサ561 〜56Nの検出タイミングをチ
ェックするために時間の測定を行う回路である。
【0020】バス52には、駆動ローラ用モータ制御回
路58や操作パネル制御回路59も接続されている。駆
動ローラ用モータ制御回路58は、搬送ローラ対31、
33、37、41〜44のそれぞれ一方を構成する駆動
ローラの回転制御を行うためのモータ611 〜617 の
制御を行うための回路である。操作パネル制御回路59
は操作パネル17からデータを入力したり、この操作パ
ネル17上に配置されている液晶ディスプレイに所定の
情報を表示するための制御を行うようになっている。
路58や操作パネル制御回路59も接続されている。駆
動ローラ用モータ制御回路58は、搬送ローラ対31、
33、37、41〜44のそれぞれ一方を構成する駆動
ローラの回転制御を行うためのモータ611 〜617 の
制御を行うための回路である。操作パネル制御回路59
は操作パネル17からデータを入力したり、この操作パ
ネル17上に配置されている液晶ディスプレイに所定の
情報を表示するための制御を行うようになっている。
【0021】図4は、図3に示した各搬送路の一部を共
通的に示したものである。この搬送路70(32、3
8、39)には、第1の駆動ローラ711 と第1の押圧
ローラ721 からなる第1の搬送ローラ対731 と、第
2の駆動ローラ712 と第2の押圧ローラ722 からな
る第2の搬送ローラ対732 が印字用紙74の搬送方向
における長さの最小値よりも多少短い間隔で配置されて
いる。ここで印字用紙74は裁断紙であり、その搬送方
向における長さの最小値とは、この印字用紙搬送制御装
置で搬送されることが予定されている各種サイズの裁断
紙における搬送方向の最小値をいう。第1の搬送ローラ
対731 の方が第2の搬送ローラ対732よりも上流側
に配置されており、印字用紙74は矢印76方向に搬送
されるようになっている。第1の駆動ローラ711 のわ
ずか上流側には第1の光センサ56 1 が配置されてお
り、同様に第2の駆動ローラ712 のわずか上流側には
第2の光センサ562 が配置されている。
通的に示したものである。この搬送路70(32、3
8、39)には、第1の駆動ローラ711 と第1の押圧
ローラ721 からなる第1の搬送ローラ対731 と、第
2の駆動ローラ712 と第2の押圧ローラ722 からな
る第2の搬送ローラ対732 が印字用紙74の搬送方向
における長さの最小値よりも多少短い間隔で配置されて
いる。ここで印字用紙74は裁断紙であり、その搬送方
向における長さの最小値とは、この印字用紙搬送制御装
置で搬送されることが予定されている各種サイズの裁断
紙における搬送方向の最小値をいう。第1の搬送ローラ
対731 の方が第2の搬送ローラ対732よりも上流側
に配置されており、印字用紙74は矢印76方向に搬送
されるようになっている。第1の駆動ローラ711 のわ
ずか上流側には第1の光センサ56 1 が配置されてお
り、同様に第2の駆動ローラ712 のわずか上流側には
第2の光センサ562 が配置されている。
【0022】このうち第1の駆動ローラ711 は、第1
図に示した駆動ローラ用モータ制御回路58によって駆
動を制御される第1のモータ611 から駆動力の伝達を
受けるようになっている。また、第2の駆動ローラ71
2 は、駆動ローラ用モータ制御回路58によって同様に
駆動を制御される第2のモータ612 から駆動力の伝達
を受けるようになっている。
図に示した駆動ローラ用モータ制御回路58によって駆
動を制御される第1のモータ611 から駆動力の伝達を
受けるようになっている。また、第2の駆動ローラ71
2 は、駆動ローラ用モータ制御回路58によって同様に
駆動を制御される第2のモータ612 から駆動力の伝達
を受けるようになっている。
【0023】図5は、図1に示した駆動ローラ用モータ
制御回路および各モータのうち図4に示した搬送路部分
に関係する部分を具体的に表わしたものである。駆動ロ
ーラ用モータ制御回路58は、第1のモータ611 に対
してその駆動電流を切り替えるための第1〜第4のトラ
ンジスタ811 〜841 を備えている。これらのうち第
1および第3のトランジスタ811 、831 のエミッタ
は+側の電源ライン85に共通して接続されており、こ
れらのコレクタは第1のモータ611 の一端あるいは他
端に接続されている。また、第2および第4のトランジ
スタ812 、814 のエミッタは共通して接地されてお
り、これらのコレクタは第1のモータ611 の一端ある
いは他端に接続されている。更に第1のトランジスタ8
11 と第4のトランジスタ841 のベース間にはインバ
ータゲート861 が接続されており、第2のトランジス
タ821 と第3のトランジスタ831 のベース間には他
のインバータゲート871 が接続されている。第2のト
ランジスタ821 のベースには、また制御ライン881
の一端が接続されており、その他端はバス52に接続さ
れている。同様に第4のトランジスタ841 のベースに
は、制御ライン89 1 の一端が接続されており、その他
端はバス52に接続されている。
制御回路および各モータのうち図4に示した搬送路部分
に関係する部分を具体的に表わしたものである。駆動ロ
ーラ用モータ制御回路58は、第1のモータ611 に対
してその駆動電流を切り替えるための第1〜第4のトラ
ンジスタ811 〜841 を備えている。これらのうち第
1および第3のトランジスタ811 、831 のエミッタ
は+側の電源ライン85に共通して接続されており、こ
れらのコレクタは第1のモータ611 の一端あるいは他
端に接続されている。また、第2および第4のトランジ
スタ812 、814 のエミッタは共通して接地されてお
り、これらのコレクタは第1のモータ611 の一端ある
いは他端に接続されている。更に第1のトランジスタ8
11 と第4のトランジスタ841 のベース間にはインバ
ータゲート861 が接続されており、第2のトランジス
タ821 と第3のトランジスタ831 のベース間には他
のインバータゲート871 が接続されている。第2のト
ランジスタ821 のベースには、また制御ライン881
の一端が接続されており、その他端はバス52に接続さ
れている。同様に第4のトランジスタ841 のベースに
は、制御ライン89 1 の一端が接続されており、その他
端はバス52に接続されている。
【0024】更に、前記した+側の電源ライン85には
プルアップ抵抗921 を介して発光ダイオード931 の
アノード側が接続されており、そのカソード側は接地さ
れている。また、電源ライン85には他のプルアップ抵
抗941 を介してフォトトランジスタ951 のコレクタ
側が接続されており、そのエミッタ側は接地されてい
る。フォトトランジスタ951 のコレクタ側には、制御
ライン961 の一端が接続されており、その他端はバス
52に接続されている。発光ダイオード931 とフォト
トランジスタ951 は、全体として図4に示した第1の
光センサ561 を構成しており、これらは搬送路70
(32、38、39)を挟むようにして対向して配置さ
れている。
プルアップ抵抗921 を介して発光ダイオード931 の
アノード側が接続されており、そのカソード側は接地さ
れている。また、電源ライン85には他のプルアップ抵
抗941 を介してフォトトランジスタ951 のコレクタ
側が接続されており、そのエミッタ側は接地されてい
る。フォトトランジスタ951 のコレクタ側には、制御
ライン961 の一端が接続されており、その他端はバス
52に接続されている。発光ダイオード931 とフォト
トランジスタ951 は、全体として図4に示した第1の
光センサ561 を構成しており、これらは搬送路70
(32、38、39)を挟むようにして対向して配置さ
れている。
【0025】以上、駆動ローラ用モータ制御回路58お
ける第1のモータ611 と関連する部分について説明し
たが、第2のモータ612 に対しても同様な回路部分が
存在している。そこで、第2のモータ612 と関連する
部分については、添字“1”の部分を添字“2”に代え
て表記しており、これらの説明を省略する。もちろん、
この図5では示していないが第3〜第Nのモータ613
〜61N に対しても、同様な回路部分が備えられてい
る。
ける第1のモータ611 と関連する部分について説明し
たが、第2のモータ612 に対しても同様な回路部分が
存在している。そこで、第2のモータ612 と関連する
部分については、添字“1”の部分を添字“2”に代え
て表記しており、これらの説明を省略する。もちろん、
この図5では示していないが第3〜第Nのモータ613
〜61N に対しても、同様な回路部分が備えられてい
る。
【0026】図6は、以上のように構成された印字用紙
搬送制御装置の動作を説明するためのものである。この
プリンタに図示しないホストコンピュータから印字デー
タが送られてくると(ステップS101)、図1に示し
たCPU51はこれを作業用メモリ54に格納すると共
に、印字動作を開始させるために各搬送ローラ対31、
33、37、41〜44の駆動を開始させる(ステップ
S102)。この後、CPU51は、各光センサ561
〜56N の出力を監視してジャムが発生するか否かの監
視を行う(ステップS103)。この監視を行っている
状態で印字が終了し搬送制御の終了が指示されれば(ス
テップS104;Y)、全搬送ローラ対31、33、3
7、41〜44の駆動を停止させて(ステップS10
5)、印字用紙74の搬送制御が終了することになる
(エンド)。
搬送制御装置の動作を説明するためのものである。この
プリンタに図示しないホストコンピュータから印字デー
タが送られてくると(ステップS101)、図1に示し
たCPU51はこれを作業用メモリ54に格納すると共
に、印字動作を開始させるために各搬送ローラ対31、
33、37、41〜44の駆動を開始させる(ステップ
S102)。この後、CPU51は、各光センサ561
〜56N の出力を監視してジャムが発生するか否かの監
視を行う(ステップS103)。この監視を行っている
状態で印字が終了し搬送制御の終了が指示されれば(ス
テップS104;Y)、全搬送ローラ対31、33、3
7、41〜44の駆動を停止させて(ステップS10
5)、印字用紙74の搬送制御が終了することになる
(エンド)。
【0027】一方、このような印字用紙搬送制御が行わ
れている状態でジャムが発生すると(ステップS10
3;Y)、搬送路上の光センサ561 〜56N のいずれ
かがオンとなっているかどうかの検出が行われる。
れている状態でジャムが発生すると(ステップS10
3;Y)、搬送路上の光センサ561 〜56N のいずれ
かがオンとなっているかどうかの検出が行われる。
【0028】今、図4で説明した印字用紙搬送状態を考
察してみる。この例の場合には、第1の光センサ561
が印字用紙74の検出を行っており、第2の光センサ5
62はその検出を行っていない。このように光センサ5
61 〜56N のうちのいずれかが印字用紙74の検出を
行っている場合には(ステップS106;Y)、その光
センサから見て2番目に下流側に配置されている搬送路
対の駆動が停止される(ステップS107)。図4に示
した例では第2の搬送ローラ対732 の駆動が停止され
ることになる。
察してみる。この例の場合には、第1の光センサ561
が印字用紙74の検出を行っており、第2の光センサ5
62はその検出を行っていない。このように光センサ5
61 〜56N のうちのいずれかが印字用紙74の検出を
行っている場合には(ステップS106;Y)、その光
センサから見て2番目に下流側に配置されている搬送路
対の駆動が停止される(ステップS107)。図4に示
した例では第2の搬送ローラ対732 の駆動が停止され
ることになる。
【0029】このとき、第1の搬送ローラ対731 は駆
動している。したがって、印字用紙74は矢印76方向
に搬送されることになる。この印字用紙74の搬送は、
その後端が第1の光センサ561 によって検出されなく
なり(ステップS108;Y)、更に所定時間t1 だけ
経過するまで行われる(ステップS109;Y)。そし
て、この後に全搬送ローラ対31、33、37、41〜
44の駆動が停止され(ステップS105)、印字用紙
74の搬送制御が終了することになる(エンド)。ここ
で、時間t1 は、第1の光センサ561 が印字用紙74
の後端を検出してから、この後端部分が第1の搬送ロー
ラ対731 を通過するまでに要する時間である。他の光
センサ562 〜56N も、これらと対応する搬送ローラ
対732〜73N の距離関係は等しく設定しているの
で、時間t1 が経過すれば、それぞれの搬送ローラ対7
32 〜73N に印字用紙74が挟まれている場合にも、
同様にこれが通過した直後に搬送動作が停止することに
なる。
動している。したがって、印字用紙74は矢印76方向
に搬送されることになる。この印字用紙74の搬送は、
その後端が第1の光センサ561 によって検出されなく
なり(ステップS108;Y)、更に所定時間t1 だけ
経過するまで行われる(ステップS109;Y)。そし
て、この後に全搬送ローラ対31、33、37、41〜
44の駆動が停止され(ステップS105)、印字用紙
74の搬送制御が終了することになる(エンド)。ここ
で、時間t1 は、第1の光センサ561 が印字用紙74
の後端を検出してから、この後端部分が第1の搬送ロー
ラ対731 を通過するまでに要する時間である。他の光
センサ562 〜56N も、これらと対応する搬送ローラ
対732〜73N の距離関係は等しく設定しているの
で、時間t1 が経過すれば、それぞれの搬送ローラ対7
32 〜73N に印字用紙74が挟まれている場合にも、
同様にこれが通過した直後に搬送動作が停止することに
なる。
【0030】なお、ステップS106でジャム検出時に
どの光センサ561 〜56N も印字用紙74の検出を行
っていないような場合には、ジャムデータにおける本実
施例の制御を行うことができない。そこで、この場合に
は直ちにステップS105に進んで全搬送ローラ対3
1、33、37、41〜44の駆動を停止させ、通常の
制御として処理を終了することになる。
どの光センサ561 〜56N も印字用紙74の検出を行
っていないような場合には、ジャムデータにおける本実
施例の制御を行うことができない。そこで、この場合に
は直ちにステップS105に進んで全搬送ローラ対3
1、33、37、41〜44の駆動を停止させ、通常の
制御として処理を終了することになる。
【0031】図7は、以上の印字用紙制御動作を時間の
経過と共に表わしたものである。同図(イ)は、図4に
示したと同一の状態であり、ジャムの検出が行われる直
前における印字用紙74の搬送状態を表わしている。第
1および第2の搬送ローラ対731 、732 は共に所定
の搬送速度Am/S(Aは正数)で矢印76方向に搬送
されている。同図(ロ)は、ジャムの検出が行われてわ
ずかの時間が経過した状態を表わしたものである。第2
の搬送ローラ対732 の搬送が停止しており、第1の搬
送ローラ対731 の方は搬送が継続的に行われていて、
印字用紙74は矢印76方向に更に前進している。
経過と共に表わしたものである。同図(イ)は、図4に
示したと同一の状態であり、ジャムの検出が行われる直
前における印字用紙74の搬送状態を表わしている。第
1および第2の搬送ローラ対731 、732 は共に所定
の搬送速度Am/S(Aは正数)で矢印76方向に搬送
されている。同図(ロ)は、ジャムの検出が行われてわ
ずかの時間が経過した状態を表わしたものである。第2
の搬送ローラ対732 の搬送が停止しており、第1の搬
送ローラ対731 の方は搬送が継続的に行われていて、
印字用紙74は矢印76方向に更に前進している。
【0032】同図(ハ)は、図6のステップS106で
第1の搬送ローラ対731 の駆動も停止された状態を表
わしたものである。第2の搬送ローラ対732 の駆動は
停止しているので、同図(ロ)の状態から印字用紙74
が更に搬送されると、その先端は第2の搬送ローラ対7
32 の手前で搬送を阻止される。この状態で第1の搬送
ローラ対731 の搬送がなおも行われ、印字用紙74の
後端がこの第1の搬送ローラ対731 を通過した直後で
搬送が停止される。この結果、同図(ハ)に示したよう
に印字用紙74はループを描くような状態で停止するこ
とになる。このとき、印字用紙74はいずれの搬送ロー
ラ対731 、732 にも挟まれていないので、オペレー
タはこれを簡単に除去することができることになる。
第1の搬送ローラ対731 の駆動も停止された状態を表
わしたものである。第2の搬送ローラ対732 の駆動は
停止しているので、同図(ロ)の状態から印字用紙74
が更に搬送されると、その先端は第2の搬送ローラ対7
32 の手前で搬送を阻止される。この状態で第1の搬送
ローラ対731 の搬送がなおも行われ、印字用紙74の
後端がこの第1の搬送ローラ対731 を通過した直後で
搬送が停止される。この結果、同図(ハ)に示したよう
に印字用紙74はループを描くような状態で停止するこ
とになる。このとき、印字用紙74はいずれの搬送ロー
ラ対731 、732 にも挟まれていないので、オペレー
タはこれを簡単に除去することができることになる。
【0033】変形例
【0034】図8は、本発明の第1の変形例における印
字用紙搬送制御装置の動作を説明するためのものであ
る。この第1の変形例で、ステップS201〜S204
はそれぞれ図6のステップS101〜S104に対応す
るので、これらの説明を省略する。ジャムが検出される
と(ステップS203;Y)、全搬送ローラ対31、3
3、37、41〜44の駆動が一旦、停止される(ステ
ップS205)。そして、この状態で搬送路上の光セン
サ561 〜56N のいずれかがオンとなっているかどう
かの検出が行われる(ステップS206)。
字用紙搬送制御装置の動作を説明するためのものであ
る。この第1の変形例で、ステップS201〜S204
はそれぞれ図6のステップS101〜S104に対応す
るので、これらの説明を省略する。ジャムが検出される
と(ステップS203;Y)、全搬送ローラ対31、3
3、37、41〜44の駆動が一旦、停止される(ステ
ップS205)。そして、この状態で搬送路上の光セン
サ561 〜56N のいずれかがオンとなっているかどう
かの検出が行われる(ステップS206)。
【0035】図4で説明した印字用紙搬送状態の場合に
は、第1の光センサ561 が印字用紙74の検出を行っ
ており、第2の光センサ562 はその検出を行っていな
い。このように光センサ561 〜56N のうちのいずれ
かが印字用紙74の検出を行っている場合には(ステッ
プS206;Y)、その光センサから見て1番目に下流
側に配置されている搬送路対の駆動が開始される(ステ
ップS207)。図4に示した例では第1の搬送ローラ
対731 の駆動が再開されることになる。この第1の搬
送ローラ対731 については、印字用紙74の後端が検
出されるまで搬送が行われ(ステップS208)、更に
所定時間t1 だけ時間が経過するまで搬送が継続される
(ステップS209)。そして、この後に第1の搬送ロ
ーラ対731 の駆動が停止される(ステップS21
0)。すなわち、全搬送ローラ対31、33、37、4
1〜44の駆動がこれで終了することになる。
は、第1の光センサ561 が印字用紙74の検出を行っ
ており、第2の光センサ562 はその検出を行っていな
い。このように光センサ561 〜56N のうちのいずれ
かが印字用紙74の検出を行っている場合には(ステッ
プS206;Y)、その光センサから見て1番目に下流
側に配置されている搬送路対の駆動が開始される(ステ
ップS207)。図4に示した例では第1の搬送ローラ
対731 の駆動が再開されることになる。この第1の搬
送ローラ対731 については、印字用紙74の後端が検
出されるまで搬送が行われ(ステップS208)、更に
所定時間t1 だけ時間が経過するまで搬送が継続される
(ステップS209)。そして、この後に第1の搬送ロ
ーラ対731 の駆動が停止される(ステップS21
0)。すなわち、全搬送ローラ対31、33、37、4
1〜44の駆動がこれで終了することになる。
【0036】図9は、この第1の変形例における印字用
紙制御動作を時間の経過と共に表わしたものである。同
図(イ)は、図7(イ)に対応した部分である。同図
(ロ)はジャムを検出した時点を表わしており、第1お
よび第2の搬送ローラ対731、732 は搬送を停止さ
せている(0m/S)。同図(ハ)は、第1の搬送ロー
ラ対731 の搬送が開始され、印字用紙74が矢印76
方向に搬送されている状態を表わしている。この後は、
図7(ハ)に示したように印字用紙74が第1および第
2の搬送ローラ対731 の間にループを形成した状態で
停止することになる。
紙制御動作を時間の経過と共に表わしたものである。同
図(イ)は、図7(イ)に対応した部分である。同図
(ロ)はジャムを検出した時点を表わしており、第1お
よび第2の搬送ローラ対731、732 は搬送を停止さ
せている(0m/S)。同図(ハ)は、第1の搬送ロー
ラ対731 の搬送が開始され、印字用紙74が矢印76
方向に搬送されている状態を表わしている。この後は、
図7(ハ)に示したように印字用紙74が第1および第
2の搬送ローラ対731 の間にループを形成した状態で
停止することになる。
【0037】図10は、本発明の第2の変形例における
印字用紙搬送制御装置の動作を説明するためのものであ
る。この第2の変形例で、ステップS301〜S304
は先の実施例のステップS101〜S104と同一であ
る。第2の変形例では、ジャムが検出されると(ステッ
プS303;Y)、全搬送ローラ対31、33、37、
41〜44の駆動が一旦、停止される(ステップS30
5)。そして、この状態で搬送路上の光センサ561 〜
56N のいずれかがオンとなっているかどうかの検出が
行われる(ステップS306)。
印字用紙搬送制御装置の動作を説明するためのものであ
る。この第2の変形例で、ステップS301〜S304
は先の実施例のステップS101〜S104と同一であ
る。第2の変形例では、ジャムが検出されると(ステッ
プS303;Y)、全搬送ローラ対31、33、37、
41〜44の駆動が一旦、停止される(ステップS30
5)。そして、この状態で搬送路上の光センサ561 〜
56N のいずれかがオンとなっているかどうかの検出が
行われる(ステップS306)。
【0038】図4で説明した印字用紙搬送状態の場合に
は、第2の光センサ562 が印字用紙74の検出を行っ
ており、第1の光センサ561 はその検出を行っていな
い。このように光センサ561 〜56N のうちのいずれ
かが印字用紙74の検出を行っている場合には(ステッ
プS306;Y)、その光センサから見て1番目に下流
側に配置されている搬送路対の駆動が開始される(ステ
ップS307)。図4に示した例では第2の搬送ローラ
対732 の駆動が逆方向に開始されることになる。この
第2の搬送ローラ対732 については、時間t2 が経過
するまで搬送が行われ(ステップS308)、この後に
第2の搬送ローラ対732 の駆動が停止される(ステッ
プS309)。すなわち、全搬送ローラ対31、33、
37、41〜44の駆動がこれで終了することになる。
ここで、時間t2 は第2の搬送ローラ対732 によって
印字用紙74の送り方向の長さの全長が搬送されるのに
必要な時間である。
は、第2の光センサ562 が印字用紙74の検出を行っ
ており、第1の光センサ561 はその検出を行っていな
い。このように光センサ561 〜56N のうちのいずれ
かが印字用紙74の検出を行っている場合には(ステッ
プS306;Y)、その光センサから見て1番目に下流
側に配置されている搬送路対の駆動が開始される(ステ
ップS307)。図4に示した例では第2の搬送ローラ
対732 の駆動が逆方向に開始されることになる。この
第2の搬送ローラ対732 については、時間t2 が経過
するまで搬送が行われ(ステップS308)、この後に
第2の搬送ローラ対732 の駆動が停止される(ステッ
プS309)。すなわち、全搬送ローラ対31、33、
37、41〜44の駆動がこれで終了することになる。
ここで、時間t2 は第2の搬送ローラ対732 によって
印字用紙74の送り方向の長さの全長が搬送されるのに
必要な時間である。
【0039】図11は、この第2の変形例における印字
用紙制御動作を時間の経過と共に表わしたものである。
同図(イ)は、ジャムが発生する直前を表わしており、
印字用紙74は矢印76方向にAm/Sの速度で搬送さ
れている。同図(ロ)は、ジャムが発生した直後を表わ
している。印字用紙74が第2の搬送ローラ対732に
挟まれた状態で第1および第2の搬送ローラ対731 、
732 の搬送が停止している。同図(ハ)は、第2の搬
送ローラ対73によって印字用紙74が矢印76と逆方
向の矢印101方向に搬送されている様子を表わしてい
る。第1の搬送ローラ対731 の搬送は停止しているの
で、時間t2 が経過したときには図7(ハ)と同様に印
字用紙74はループを形成した状態となり、その除去が
容易に行われることになる。
用紙制御動作を時間の経過と共に表わしたものである。
同図(イ)は、ジャムが発生する直前を表わしており、
印字用紙74は矢印76方向にAm/Sの速度で搬送さ
れている。同図(ロ)は、ジャムが発生した直後を表わ
している。印字用紙74が第2の搬送ローラ対732に
挟まれた状態で第1および第2の搬送ローラ対731 、
732 の搬送が停止している。同図(ハ)は、第2の搬
送ローラ対73によって印字用紙74が矢印76と逆方
向の矢印101方向に搬送されている様子を表わしてい
る。第1の搬送ローラ対731 の搬送は停止しているの
で、時間t2 が経過したときには図7(ハ)と同様に印
字用紙74はループを形成した状態となり、その除去が
容易に行われることになる。
【0040】なお、印字用紙74を通常の方向(矢印7
4の方向)に搬送させる際には、図5に示した第1およ
び第4のトランジスタ811 、841 (812 、8
42 )をともに導通状態にして、残りの第2および第3
のトランジスタ821 、831 (822 、832 )を共
に遮断状態にする。これにより、図5で矢印102方向
に電流が流れ、第1または第2のモータ611 、612
が正転する。反対に印字用紙74を通常と逆方向(矢印
101の方向)に搬送させる際には、図5に示した第2
および第3のトランジスタ821 、831 (822 、8
32 )をともに導通状態にして、残りの第1および第4
のトランジスタ811 、841 (812 、842 )を共
に遮断状態にする。これにより、図5で矢印103方向
に電流が流れ、第1または第2のモータ611 、612
が正転することになる。
4の方向)に搬送させる際には、図5に示した第1およ
び第4のトランジスタ811 、841 (812 、8
42 )をともに導通状態にして、残りの第2および第3
のトランジスタ821 、831 (822 、832 )を共
に遮断状態にする。これにより、図5で矢印102方向
に電流が流れ、第1または第2のモータ611 、612
が正転する。反対に印字用紙74を通常と逆方向(矢印
101の方向)に搬送させる際には、図5に示した第2
および第3のトランジスタ821 、831 (822 、8
32 )をともに導通状態にして、残りの第1および第4
のトランジスタ811 、841 (812 、842 )を共
に遮断状態にする。これにより、図5で矢印103方向
に電流が流れ、第1または第2のモータ611 、612
が正転することになる。
【0041】以上説明した実施例および変形例では、ジ
ャムを検出した時点で光センサを用いて印字用紙の検出
を行った。これ以外にマイクロスイッチ等の他の検知手
段を用いて印字用紙の検出を行うようにしてもよい。ま
た、実施例では通常のローラの使用を前提として搬送ロ
ーラによる搬送制御について説明したが、導電性のロー
ラを使用すればジャムの検出のためにセンサを用いる必
要がない。
ャムを検出した時点で光センサを用いて印字用紙の検出
を行った。これ以外にマイクロスイッチ等の他の検知手
段を用いて印字用紙の検出を行うようにしてもよい。ま
た、実施例では通常のローラの使用を前提として搬送ロ
ーラによる搬送制御について説明したが、導電性のロー
ラを使用すればジャムの検出のためにセンサを用いる必
要がない。
【0042】また、実施例および変形例では2つの隣接
した搬送ローラ対、例えば第1および第2の搬送ローラ
対731 、732 に共に印字用紙74が挟まれないもの
として説明したが、これらの搬送ローラ対731 、73
2 が一時的にせよ同一の印字用紙74を同時に搬送して
いるときがあり、このときにジャムが発生することも皆
無ではない。
した搬送ローラ対、例えば第1および第2の搬送ローラ
対731 、732 に共に印字用紙74が挟まれないもの
として説明したが、これらの搬送ローラ対731 、73
2 が一時的にせよ同一の印字用紙74を同時に搬送して
いるときがあり、このときにジャムが発生することも皆
無ではない。
【0043】図12は、このように隣接する2つの搬送
ローラ対が同一の印字用紙と転接している状態でジャム
を除去するようにした印字用紙制御動作の流れの一例を
表わしたものである。前記したような手順でジャムの検
出が行われたら(ステップS401;Y)、CPU51
は全搬送ローラ対31、33、37、41〜44の駆動
を停止させる(ステップS402)。この状態で、CP
U51は互いに隣接する2つの搬送ローラ対に対応する
2つの光センサが同時に印字用紙の検出を行っているか
どうかをチェックする(ステップS403)。このと
き、連続した光センサのうち1つあるいはずつの光セン
サが印字用紙の検出を行っていたような場合には(ステ
ップS404;Y)、すでに説明したような手順で印字
用紙74の搬送制御が行われ、これらがループ状になっ
た状態でこれらの除去が行われることになる(ステップ
S405)。
ローラ対が同一の印字用紙と転接している状態でジャム
を除去するようにした印字用紙制御動作の流れの一例を
表わしたものである。前記したような手順でジャムの検
出が行われたら(ステップS401;Y)、CPU51
は全搬送ローラ対31、33、37、41〜44の駆動
を停止させる(ステップS402)。この状態で、CP
U51は互いに隣接する2つの搬送ローラ対に対応する
2つの光センサが同時に印字用紙の検出を行っているか
どうかをチェックする(ステップS403)。このと
き、連続した光センサのうち1つあるいはずつの光セン
サが印字用紙の検出を行っていたような場合には(ステ
ップS404;Y)、すでに説明したような手順で印字
用紙74の搬送制御が行われ、これらがループ状になっ
た状態でこれらの除去が行われることになる(ステップ
S405)。
【0044】一方、2つの光センサが同時に印字用紙の
検出を行っていた場合には、対応する2つの搬送ローラ
を、その間に印字用紙のループが形成されるような向き
で互いに逆回転を開始させる(ステップS406)。例
えば、図4に示したように第1および第2の光センサ5
61 、562 が同時に印字用紙74の検出を行っていた
とする。この場合には、第1の搬送ローラ対731 は矢
印76方向に印字用紙74の搬送を開始させ、第2の搬
送ローラ対732 はこれと逆方向に印字用紙74の搬送
を開始させる。この結果として1つの印字用紙の両端が
これらの搬送ローラ対731 、732 から外れた時点
で、すなわち時間t2 が経過した時点で(ステップS4
07)、これら搬送ローラ対731 、732 の駆動が停
止する(ステップS408)。オペレータは、ループ状
になった印字用紙74(図7(ハ)参照)を手で摘ん
で、これを簡単に除去することができる。
検出を行っていた場合には、対応する2つの搬送ローラ
を、その間に印字用紙のループが形成されるような向き
で互いに逆回転を開始させる(ステップS406)。例
えば、図4に示したように第1および第2の光センサ5
61 、562 が同時に印字用紙74の検出を行っていた
とする。この場合には、第1の搬送ローラ対731 は矢
印76方向に印字用紙74の搬送を開始させ、第2の搬
送ローラ対732 はこれと逆方向に印字用紙74の搬送
を開始させる。この結果として1つの印字用紙の両端が
これらの搬送ローラ対731 、732 から外れた時点
で、すなわち時間t2 が経過した時点で(ステップS4
07)、これら搬送ローラ対731 、732 の駆動が停
止する(ステップS408)。オペレータは、ループ状
になった印字用紙74(図7(ハ)参照)を手で摘ん
で、これを簡単に除去することができる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、搬送路上に用紙の搬送方向の長さの最小値よ
りも短い間隔で搬送ローラを配置しておき、ジャムが検
出されたときには用紙と転接している搬送ローラを通常
の搬送方向あるいはこれと逆の方向に搬送させて、搬送
方向に存在する他の搬送ローラに突き当てるようにして
用紙をループ状に撓ませるようにした。したがって、用
紙が存在する位置を容易に確認することができる他、こ
れを手で掴んで簡単に除去することができる。
によれば、搬送路上に用紙の搬送方向の長さの最小値よ
りも短い間隔で搬送ローラを配置しておき、ジャムが検
出されたときには用紙と転接している搬送ローラを通常
の搬送方向あるいはこれと逆の方向に搬送させて、搬送
方向に存在する他の搬送ローラに突き当てるようにして
用紙をループ状に撓ませるようにした。したがって、用
紙が存在する位置を容易に確認することができる他、こ
れを手で掴んで簡単に除去することができる。
【0046】また、請求項2記載の発明によれば、搬送
路上に用紙の搬送方向の長さの最小値よりも短い間隔で
搬送ローラを配置しておき、ジャムが検出されたときに
は用紙と転接している搬送ローラを通常の搬送方向ある
いはこれと逆の方向に用紙との転接状態が解除されるま
で回転させて停止させることにした。したがって、用紙
がループを形成するので、除去時の取り扱いが容易な
他、用紙と搬送ローラの転接が解除されているので、簡
単に除去することができ、薄い用紙であってもこれが敗
れる等の事故の発生を防止することができる。
路上に用紙の搬送方向の長さの最小値よりも短い間隔で
搬送ローラを配置しておき、ジャムが検出されたときに
は用紙と転接している搬送ローラを通常の搬送方向ある
いはこれと逆の方向に用紙との転接状態が解除されるま
で回転させて停止させることにした。したがって、用紙
がループを形成するので、除去時の取り扱いが容易な
他、用紙と搬送ローラの転接が解除されているので、簡
単に除去することができ、薄い用紙であってもこれが敗
れる等の事故の発生を防止することができる。
【0047】更に請求項3記載の発明によれば、紙詰ま
り検出手段がジャムを検出した時点で隣接している2つ
の搬送ローラが同時に用紙の検出を行っているかどうか
を判別する判別手段を設け、同時に用紙の検出を行って
いるときには、これらの搬送ローラの間に用紙を送り込
む方向で搬送ローラを互いに逆方向に回転させることに
したので、同一の用紙の両端近傍がこれらのローラに転
接している場合でも、用紙を容易に除去できる状態に持
っていくことができるという利点がある。
り検出手段がジャムを検出した時点で隣接している2つ
の搬送ローラが同時に用紙の検出を行っているかどうか
を判別する判別手段を設け、同時に用紙の検出を行って
いるときには、これらの搬送ローラの間に用紙を送り込
む方向で搬送ローラを互いに逆方向に回転させることに
したので、同一の用紙の両端近傍がこれらのローラに転
接している場合でも、用紙を容易に除去できる状態に持
っていくことができるという利点がある。
【図1】 本発明の一実施例における印字用紙搬送制御
装置の回路構成の要部を示すブロック図である。
装置の回路構成の要部を示すブロック図である。
【図2】 本実施例の印字用紙搬送制御装置を使用した
プリンタの概要を表わした斜視図である。
プリンタの概要を表わした斜視図である。
【図3】 このプリンタの要部を示す概略構成図であ
る。
る。
【図4】 図3に示した各搬送路の一部を共通的に示し
た側面図である。
た側面図である。
【図5】 図1に示した駆動ローラ用モータ制御回路お
よび各モータのうち図4に示した搬送路部分に関係する
部分を具体的に表わした回路図である。
よび各モータのうち図4に示した搬送路部分に関係する
部分を具体的に表わした回路図である。
【図6】 本実施例の印字用紙搬送制御装置の動作を示
す流れ図である。
す流れ図である。
【図7】 本実施例の印字用紙制御動作を時間の経過と
共に表わした説明図である。
共に表わした説明図である。
【図8】 本発明の第1の変形例における印字用紙搬送
制御装置の動作を示した流れ図である。
制御装置の動作を示した流れ図である。
【図9】 この第1の変形例における印字用紙制御動作
を時間の経過と共に表わした説明図である。
を時間の経過と共に表わした説明図である。
【図10】 本発明の第2の変形例における印字用紙搬
送制御装置の動作を示した流れ図である。
送制御装置の動作を示した流れ図である。
【図11】 この第2の変形例における印字用紙制御動
作を時間の経過と共に表わした説明図である。
作を時間の経過と共に表わした説明図である。
【図12】 隣接する2つの搬送ローラ対が同一の印字
用紙と転接している状態でジャムを除去するようにした
印字用紙制御動作の流れ図である。
用紙と転接している状態でジャムを除去するようにした
印字用紙制御動作の流れ図である。
11…プリンタ、12…プリンタ本体、31、33、3
5、37、41〜44、…搬送ロール、32…上側搬送
路、38…排出・両面用搬送路、39…下側搬送路、5
1……CPU、53……ROM、55……センサ入力回
路、56……光センサ、58……駆動ローラ用モータ制
御回路、61……モータ、73……搬送ローラ対、74
……印字用紙
5、37、41〜44、…搬送ロール、32…上側搬送
路、38…排出・両面用搬送路、39…下側搬送路、5
1……CPU、53……ROM、55……センサ入力回
路、56……光センサ、58……駆動ローラ用モータ制
御回路、61……モータ、73……搬送ローラ対、74
……印字用紙
Claims (3)
- 【請求項1】 所定のサイズに裁断された用紙を搬送す
る搬送路と、 この搬送路上に前記用紙の搬送方向の長さの最小値より
も短い間隔で配置され前記用紙の搬送を行う搬送ローラ
と、 前記搬送路上における前記用紙の紙詰まりを検出する紙
詰まり検出手段と、 前記搬送ローラのうちこの紙詰まり検出手段によって紙
詰まりの検出された用紙と転接しているローラ以外のロ
ーラの回転を直ちに停止させる一方、転接している搬送
ローラをこの用紙をループ状に撓ませる方向に所定量だ
け回転させた後停止させる搬送ローラ回転制御手段とを
具備することを特徴とする用紙搬送制御装置。 - 【請求項2】 所定のサイズに裁断された用紙を搬送す
る搬送路と、 この搬送路上に前記用紙の搬送方向の長さの最小値より
も短い間隔で配置され前記用紙の搬送を行う搬送ローラ
と、 前記搬送路上における前記用紙の紙詰まりを検出する紙
詰まり検出手段と、 前記搬送ローラのうちこの紙詰まり検出手段によって紙
詰まりの検出された用紙と転接しているローラ以外のロ
ーラの回転を直ちに停止させる一方、転接している搬送
ローラをこの転接状態が解除されるまで回転させた後停
止させる搬送ローラ回転制御手段とを具備することを特
徴とする用紙搬送制御装置。 - 【請求項3】 前記紙詰まり検出手段が紙詰まりを検出
した時点で前記搬送ローラのうち隣接している搬送ロー
ラ同士が用紙の検出を行っているかどうかを判別する判
別手段と、 この判別手段が隣接している搬送ローラ同士が用紙の検
出を行っていると判別したとき、これらの搬送ローラの
間に用紙を送り込む方向でこれらの搬送ローラを互いに
逆向きに回転させる搬送方向制御手段とを具備すること
を特徴とする請求項1または請求項2記載の用紙搬送制
御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5205429A JPH0753088A (ja) | 1993-08-19 | 1993-08-19 | 用紙搬送制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5205429A JPH0753088A (ja) | 1993-08-19 | 1993-08-19 | 用紙搬送制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0753088A true JPH0753088A (ja) | 1995-02-28 |
Family
ID=16506716
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5205429A Pending JPH0753088A (ja) | 1993-08-19 | 1993-08-19 | 用紙搬送制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0753088A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0872778A1 (en) * | 1997-04-14 | 1998-10-21 | Xerox Corporation | Internal purge for easy jam clearance in copiers/printers |
JP2011064802A (ja) * | 2009-09-15 | 2011-03-31 | Ricoh Co Ltd | 用紙処理装置、画像形成システム、及び用紙搬送制御方法 |
JP2015048240A (ja) * | 2013-09-04 | 2015-03-16 | コニカミノルタ株式会社 | 用紙搬送装置 |
JP2015147640A (ja) * | 2014-02-06 | 2015-08-20 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成システム及び用紙搬送装置 |
JP2015147641A (ja) * | 2014-02-06 | 2015-08-20 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成システム及び用紙搬送装置 |
JP2019066616A (ja) * | 2017-09-29 | 2019-04-25 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置およびジャム処理方法 |
-
1993
- 1993-08-19 JP JP5205429A patent/JPH0753088A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0872778A1 (en) * | 1997-04-14 | 1998-10-21 | Xerox Corporation | Internal purge for easy jam clearance in copiers/printers |
US6010127A (en) * | 1997-04-14 | 2000-01-04 | Xerox Corporation | Internal purge for easy jam clearance in copiers/printers |
JP2011064802A (ja) * | 2009-09-15 | 2011-03-31 | Ricoh Co Ltd | 用紙処理装置、画像形成システム、及び用紙搬送制御方法 |
JP2015048240A (ja) * | 2013-09-04 | 2015-03-16 | コニカミノルタ株式会社 | 用紙搬送装置 |
JP2015147640A (ja) * | 2014-02-06 | 2015-08-20 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成システム及び用紙搬送装置 |
JP2015147641A (ja) * | 2014-02-06 | 2015-08-20 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成システム及び用紙搬送装置 |
JP2019066616A (ja) * | 2017-09-29 | 2019-04-25 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置およびジャム処理方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH06242701A (ja) | 定着装置 | |
KR100256608B1 (ko) | 화상형성장치의 용지 잼 에러 처리방법 | |
JPH06239489A (ja) | 転写材搬送装置 | |
JP2543296Y2 (ja) | 両面画像記録装置 | |
JPH0753088A (ja) | 用紙搬送制御装置 | |
JPH06239490A (ja) | 転写材搬送装置 | |
JPH08245062A (ja) | 記録装置における記録紙の取り出し方法とその装置 | |
JP2787505B2 (ja) | ペーパージャム検出装置 | |
JP5510055B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2008260618A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH0798556A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5083942B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4873926B2 (ja) | 画像形成装置 | |
US5769299A (en) | Recording sheet discharge mechanism | |
JP3325115B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2012150174A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2008287027A (ja) | 画像形成装置 | |
JP7107001B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JPH03288741A (ja) | 記録装置の給紙方法 | |
JP3279361B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP3067004B2 (ja) | プリンタの制御装置及びその制御方法 | |
JP2004219680A (ja) | 画像形成装置およびジャム検出方法 | |
JPH07117893A (ja) | シート材搬送装置 | |
JP2741375B2 (ja) | ロール紙供給ユニット | |
JP3276778B2 (ja) | 記録装置 |