JPH08245062A - 記録装置における記録紙の取り出し方法とその装置 - Google Patents

記録装置における記録紙の取り出し方法とその装置

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JPH08245062A
JPH08245062A JP7083424A JP8342495A JPH08245062A JP H08245062 A JPH08245062 A JP H08245062A JP 7083424 A JP7083424 A JP 7083424A JP 8342495 A JP8342495 A JP 8342495A JP H08245062 A JPH08245062 A JP H08245062A
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JP
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recording paper
paper
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JP7083424A
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Inventor
Yasuhiro Tabata
泰広 田端
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録装置内にジャムが発生した場合に、搬送
経路内に滞留した記録紙を取り出し除去するための修復
作業が簡単で効率が良く、トータルの記録作業の効率を
向上ができる記録装置における記録紙の取り出し方法と
その装置の提供。 【構成】 同時に2枚以上の記録紙1が搬送経路2内に
存在し得るタイプの記録装置において、搬送経路内にお
ける記録紙の搬送状態が正常か異常かを検知手段3によ
って検知し、搬送経路中に存在する2枚以上の記録紙の
内の少なくとも一枚の搬送状態が異常となりジャムが発
生した場合に画像記録手段における記録紙への画像記録
動作と搬送経路における記録紙搬送動作を停止し、表示
手段によってジャムの発生とジャムの発生位置を表示
し、ジャムした記録紙を搬送経路から取り出した後に、
再起動手段を作動させることによって搬送経路に滞留し
ている他の記録紙を機外に排出排紙させた後に画像記録
動作を再開する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、ファクシミ
リ、プリンタ、スキャナー、或はこれらの機能を併有し
た複合機等の画像記録装置における記録紙の取り出し方
法とその装置に関するものである。更に詳しくは、記録
装置内の搬送経路内を前後して2枚以上の記録紙が同時
に移動する高速記録装置等における記録紙の取り出し方
法とその装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の複写機、ファクシミリ、プリン
タ、スキャナー、或はこれらの機能を併有した複合機等
の画像記録装置においては、記録紙を画像記録部に給紙
搬送して画像記録を終わった後で機外等に排出するため
の搬送機構が設けられているが、画像記録工程の途中
で、何等かの原因で記録紙の搬送状態に異常が発生し
て、記録紙がジャムと言われる紙詰まりを起こすことが
ある。ジャムの発生は、記録装置の動作を中断させるこ
ととなる。このジャムした記録紙を記録装置内から取り
除かない限り、中断されていた複写等の作業の再開が不
可能となるため、稼働率及び生産性が低下し、関係者や
関係作業に多大な損害をもたらす虞れがある。
【0003】このような記録紙のジャムは発生しないこ
とに越したことはないが、実際には像担持体等からの記
録紙の分離不良、記録紙の給紙不良、定着ローラ等への
記録紙の巻き付き、記録紙の搬送不良等の様々な原因で
記録紙が正常に搬送されずにジャムが発生することがあ
る。通常の記録装置にあっては、記録装置内に記録紙ジ
ャムが発生した場合には、操作者がジャムした記録紙を
取り出して除去できるように設計されており、操作者が
除去作業を行うことが要請されている。記録速度が遅い
記録装置にあっては、装置内の搬送経路中で記録紙がジ
ャムしたとしても、ジャムにより稼働が停止した時点で
機内に残っている記録紙は、当該ジャムした記録紙一枚
程度である。このような場合には操作者が、機器のカバ
ー等を開いて記録紙の搬送される搬送経路を確認して、
ジャムした記録紙を簡単に発見し、それを取り出して除
去することが出来る。従って、記録速度が遅い記録装
置、例えば、記録装置内の搬送経路中に同時に2枚以上
の記録紙が前後して搬送されることがない程度に搬送速
度が遅い記録装置にあっては、通常一枚の記録紙しか搬
送経路内にはないから、ジャムした記録紙の除去だけを
行えば良く、特別な問題にはならない場合が多い。
【0004】然しながら、高速記録装置のように搬送速
度の速い装置にあっては、装置内の搬送経路内に2枚以
上の記録紙が前後して同時に搬送されている事態が発生
する為、ジャムが発生して機器の稼働が停止した時点で
搬送経路内には複数枚の記録紙が残留していることとな
り、その結果記録紙を取り出して除去することが困難に
なる場合が多い。例えば、記録装置内の搬送経路の途中
で記録紙がジャムすると、記録紙の検知装置が作動し、
記録動作を中断し、その時点で装置内に直接ジャムした
記録紙と、そのジャムした記録紙の前方又は後方或いは
前後に他の記録紙が存在するが、これらの複数枚の記録
紙が一緒に止まってしまうから、これらの全ての記録紙
を操作者が取り出して除去しなければならない。然し、
直接ジャムした記録紙以外の、他の記録紙も除去する作
業は、極めて煩雑であった。
【0005】そこで、従来は記録紙の通路を複数の領域
に区分し、その区分領域毎に記録紙のジャムを検知して
いた。そして、ジャムした記録紙が記録装置内の何処に
存在するのかを、ランプで表示し、記録装置内に滞留し
ている記録紙を取り除くガイダンスを提供していた。然
し、画像記録装置の記録速度が更に高速化すると、画像
記録装置の搬送経路内に4枚から5枚もの記録紙が滞留
する事態が発生する。この場合、記録装置内の搬送経路
に滞留している全ての記録紙を取り出して除去したと思
って、記録装置の前カバー等を閉じて記録作業を開始し
ようとしても、記録装置の搬送経路内に記録紙が滞留し
ていて、記録作業を開始することが依然として出来ない
ことが表示されることがある。
【0006】この場合には、再び前カバー等を開放して
記録装置内の搬送経路を目視、手探り等により確認した
上で、搬送経路の何処に記録紙が滞留しているのかを探
して、それを取り出して除去しなければならなかった。
一方、記録装置の搬送経路内で記録紙のジャムが発生し
た場合、複数枚の記録紙が全て同じ様にジャムしている
のではなく、一枚の記録紙が何等かの原因でジャムして
いたとしても、他の記録紙は、記録装置内の駆動手段が
停止したために搬送経路内に搬送駆動されずに滞留して
いるに過ぎず、本質的なジャムではない。従って、滞留
しているだけの非ジャム記録紙については、記録装置内
の駆動手段が再起動したときに、そのまま装置外に排紙
することは可能である。
【0007】例えば、画像記録装置の搬送経路内を複数
のシート状の被記録材が搬送されている時に、先行する
被記録材のジャム等の搬送異常が検知されたとき、後続
する他の被記録材を即時停止させるのではなく、搬送手
段によって保持されるまで駆動を継続するようにした技
術は公知である(特開昭62−283348号の公報を
参照)。又、複写機の複写開始から所定時間、感光体に
分離爪を当接させる分離手段を作動させることにより、
搬送路内に残っている残留紙を強制的に排出するように
した技術も公知である(特開昭60−93472号、特
開昭60−93464号等の公報を参照)。然し、いず
れの従来技術にあっても、記録装置内にジャムが発生し
た場合には、修復作業が非常に煩雑であり、トータルの
記録作業の効率が悪化すると言う不具合が生じていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の記録装
置における記録紙の取り出し方法とその装置において
は、記録装置内にジャムが発生した場合には、修復作業
が非常に煩雑であり、トータルの記録作業の効率が悪化
すると言う問題があった。
【0009】
【発明の目的】本発明は上記問題点を解決するためにな
されたものであり、高速で画像形成及び記録紙搬送が行
われる為に、搬送経路内に2枚以上の記録紙が前後位置
関係で同時に存在し得る記録装置において、該記録装置
内にジャムが発生した場合に、搬送経路内に滞留した記
録紙を取り出し除去するための修復作業が簡単で効率が
良く、トータルの記録作業の効率を向上することができ
る記録装置における記録紙の取り出し方法とその装置を
提供することを目的にしている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の本発明は、同時に2枚以上の記録紙が搬
送経路内に存在し得るタイプの記録装置において、搬送
経路内における記録紙の搬送状態が正常か異常かを検知
手段によって検知し、上記搬送経路中に存在する2枚以
上の上記記録紙の内の少なくとも一枚の搬送状態が異常
となりジャムが発生した場合に画像記録手段における上
記記録紙への画像記録動作と上記搬送経路における記録
紙搬送動作を停止し、表示手段によってジャムの発生と
ジャムの発生位置を表示し、上記ジャムした記録紙を搬
送経路から取り出した後に、再起動手段を作動させるこ
とによって上記搬送経路に滞留している他の記録紙を機
外に排出排紙させた後に画像記録動作を再開するように
したことを特徴とする。請求項2の発明は、上記表示手
段によって上記ジャムの記録紙を操作者が取り出す位置
を表示する構成としたことを特徴とする。
【0011】請求項3の発明は、同時に2枚以上の記録
紙が搬送経路内に存在し得るタイプの記録装置におい
て、記録紙上に画像を記録する画像記録手段と、上記記
録紙を一枚毎に給紙する給紙手段と、上記給紙手段にて
給紙された上記記録紙を搬送する搬送経路と、上記搬送
経路を複数に分けた区分毎に上記記録紙の搬送状態が正
常か異常かを検知する検知手段と、上記検知手段によっ
て上記記録紙の搬送状態の異常を検知した場合に上記画
像記録手段における上記記録紙への画像記録動作と上記
搬送経路における上記記録紙の搬送動作を停止させる制
御手段と、上記記録紙ジャムの発生とジャムの発生位置
を表示する表示手段と、ジャムした記録紙を取り出した
後に上記搬送経路に滞留している他の記録紙の全てを上
記排紙手段によって機外に排出させるように再起動させ
る再起動手段とを有し、上記制御手段は、上記再起動手
段の作動終了後に上記画像記録手段による画像記録動作
を開始させるように制御することを特徴とする。請求項
4の発明は、上記表示手段は、上記ジャムした記録紙を
操作者が取り出す位置を表示することを特徴とする。
【0012】請求項5の発明は、同時に2枚以上の記録
紙が搬送経路内に存在し得るタイプの記録装置におい
て、記録紙上に画像を記録する画像記録手段と、上記記
録紙を一枚毎に給紙する給紙手段と、上記給紙手段にて
給紙された上記記録紙を搬送する搬送経路と、上記搬送
経路における上記記録紙の搬送状態が正常か異常かを検
知する検知手段と、上記検知手段によって上記記録紙の
搬送状態の異常を検知した場合に上記画像記録手段にお
ける上記記録紙への画像記録動作と上記搬送経路におけ
る上記記録紙の搬送動作を停止させた後に上記画像記録
手段を不作動にして上記搬送経路に滞留する上記記録紙
を排紙手段によって機外に排紙するように制御する制御
手段とを有することを特徴とする。請求項6の発明は、
上記検知手段によって上記記録紙の搬送状態の異常を検
知した場合には、外部表示手段に上記記録紙の搬送状態
に対する対応メッセージが表示される構成としたことを
特徴とする。
【0013】
【作用】上記構成を有した本発明では、同時に2枚以上
の記録紙が搬送されて移動するタイプの記録装置内にジ
ャムが発生した場合等に、搬送経路内に滞留した記録紙
のうち取り出し除去の修復作業が機械で排除できるもの
は機械で排除させ、操作者が取り出すべき記録紙につい
ては、ジャム発生位置を適切に表示するので、修復作業
が簡単で効率が良く行われてトータルの記録作業の効率
を向上させることができる。
【0014】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明が適用される記録装置の一例
としての電子写真方式のデジタル複写機の概略構成説明
図であり、記録紙1への画像の記録は画像記録手段4で
行われる。図示の矢印A方向に回転する感光体ドラム1
0の表面10aは、帯電ローラ11により所定極性に均
一に帯電され、記録されるべき画像がレーザ書き込み光
学系により構成されている露光手段12によって照射さ
れて静電潜像が形成され、現像ユニット13を通過する
際に現像ユニット13から供給されるトナー14によっ
て可視像化されたトナー像となり、記録紙1への転写位
置としての転写ローラ15まで図示しない駆動手段によ
って回転駆動するようになっている。画像記録手段4の
上部の図示しないコンタクトガラス上には、図示しない
原稿を自動的に供給する自動原稿供給手段16と、コン
タクトガス上の図示しない原稿を光学的に走査して原稿
画像を読み取る画像読取手段17が設けられている。
【0015】記録紙1は、画像記録手段4の下方に配置
された複数の給紙手段8から選択されて搬送経路2に給
紙され、図示しない駆動手段により回転駆動される搬送
ころ2aにより更に前方へ送り出される。この画像記録
装置は、同時に2枚以上の記録紙が前後位置関係で搬送
経路2内に存在し得る程度に記録紙を高速搬送するタイ
プである。給紙手段8としての第一給紙手段8aは、カ
セット方式で図示の手前に引き出すようになっていて、
給紙ローラ8a1によって積載された記録紙1のうちの
最上部のものを一枚づつ搬送経路2に給紙するようにな
っている。
【0016】給紙手段8としての第二給紙手段8bは、
第一給紙手段8aと同様に、カセット方式で図示の手前
に引き出すようになっていて、給紙ローラ8b1によっ
て積載された記録紙1を一枚づつ搬送経路2に給紙する
ようになっている。給紙手段8としての第三給紙手段
(大量給紙トレイ)8cは、給紙ローラ8c1によっ
て、大量に積載して貯蔵される記録紙1のうちの最上部
のものを一枚づつ取り出して搬送経路2に給紙するよう
になっている。第一給紙手段8a、第二給紙手段8b、
第三給紙手段8cによって夫々給紙される記録紙1は、
夫々分岐した専用の経路から共通の搬送経路2に導入さ
れ、図示の矢印B方向に給紙されて、レジストローラ対
18が位置する停止位置まで搬送されるようになってい
る。
【0017】上記レジストローラ対18の停止位置まで
搬送された記録紙1は、レジストローラ対18のニップ
部に先端を当接させた状態で一旦停止し、感光体ドラム
10の表面10aに形成されたトナー像の移動タイミン
グに合わせて駆動を開始するレジストローラにより、転
写ローラ15と感光体ドラムとの圧接部である転写位置
に送られてトナー像が転写される。転写完了後、記録紙
は図示しない分離手段により感光体ドラム10の表面1
0aから分離され、分離後、搬送経路2に設けられた搬
送ベルト2bにより定着器19まで搬送されて一対の定
着ローラでトナー画像を溶融して定着される。定着後
に、排紙手段7の排紙ローラ7aから図示の矢印C方向
に排紙されて排紙トレー7bに積載されて収容されるよ
うになっている。
【0018】定着器19と排紙ローラ7aとの間の搬送
経路2に設けられた切換え爪2cは、通常の片面記録、
或は両面記録における表面側の記録時に於ては、実線で
示す位置にある為に、排紙手段7側へ記録紙をガイドす
るが、両面記録における裏面記録を行う場合には、切換
え爪2cが図示の矢印D方向に回動して点線の位置に移
動して排出口を閉止すると共に、ほぼS字形状の反転通
路部2dへ向かう経路を開放し、裏面にも画像記録が行
われる。
【0019】記録紙1は、反転通路部2dから、表面を
上向きにして中間トレー8dに搬送されて載置されるよ
うになっている。中間トレー8dに積載されて溜められ
た記録紙1は、給紙ローラ8d1によって搬送経路2に
給紙されるようになっている。記録紙1を中間トレー8
dに搬送する際は、給紙ローラ8d1は上方に移動して
おり、記録紙1の中間トレー8dへの進入を妨げないよ
うになっている。給紙ローラ8d1によって給紙された
記録紙1は、再び搬送経路2に搬送され、画像記録手段
4にて、表面と同様に裏面にも画像記録が行われる。
【0020】上述したように定着器19によって裏面に
もトナー画像を溶融して定着された記録紙1は、切換え
爪2cが図示の矢印Dの逆方向に回動して実線の位置に
移動したあとに、排紙手段7の排紙ローラ7aから図示
の矢印C方向に排紙されて排紙トレー7bに積載されて
収容されるようになっている。他方、上記転写ローラ1
5の転写位置で、記録紙1にトナー像が転写された後、
感光体ドラム10の表面10aは、クリーニングユニッ
ト20によって、残留した上記トナー14等の付着物が
掻き落とされて除去され、次の画像記録工程の開始に備
えられるようになっている。上記クリーニングユニット
20による通常のクリーニング手段としては、ブレート
が用いられるが、ブラシやローラ等も使用される。
【0021】検知手段3としての複数の検知手段3a〜
3gは、記録紙1の搬送経路2上の複数個所に配置され
て、記録紙1の搬送状態が正常か異常かを検知するよう
になっている。上記検知手段3による検知信号に基づい
て、制御手段(CPU、ROM、RAM、I/Oポート
等)9は、記録紙1の搬送経路2における搬送状態の異
常を感知するようになっていて、記録紙1の搬送状態の
異常、即ちジャムが発生し、検知された場合には、図示
しない駆動手段による搬送を停止して、画像記録手段4
における記録紙1への画像記録動作と搬送経路2におけ
る記録紙1の搬送動作を停止する。上記制御手段9によ
って画像記録動作と搬送動作が停止させられると同時
に、記録装置の外装体の適所に設けた表示手段5によっ
て、ジャムの発生と、ジャムした記録紙1aを操作者が
取り出すべきジャムの発生位置と、上記ジャムの記録紙
1aを操作者が取り出すべき位置を表示するようになっ
ている。
【0022】表示手段5によって操作者は、ジャムの発
生位置とジャムした記録紙1aを操作者が取り出すべき
位置を迅速に確認できるから、ジャムした記録紙1aを
簡単に取り出して除去した後に、再起動手段6を再起動
操作することにより、駆動を停止していた図示しない駆
動手段が再起動して、搬送経路2に滞留している他の記
録紙1bを排紙ローラ7aから図示の矢印C方向に排紙
させて排紙トレー7bに排紙する。このように滞留して
いるだけの非ジャム記録紙を機外に排出して取り出した
後に、上記画像記録動作4の画像記録動作を再開する。
【0023】図2は本発明装置による記録紙の取り出し
方法を示す略図であり、高速で画像記録が行われてい
る、例えば、複写機又はプリンター等の記録装置の搬送
経路2内には、複数枚の記録紙1が前後位置を異にして
同時に搬送され移動している。今、第一給紙手段8aが
選択されていたとして、先行する記録紙101が定着器
19を通過したとき、後続する記録紙102は感光体ド
ラム10上のトナー像を転写ローラ15によって転写さ
れている最中である。三番目の記録紙103は、第一給
紙手段8aの給紙ローラ8a1によって給紙開始されて
いる。このように、同時に3枚が搬送経路2内に存在し
ている。
【0024】勿論、画像記録が高速になると、記録紙1
のパスも長くなり、更に多数枚の記録紙1が搬送経路2
内に同時に存在することになる。記録紙1が搬送されて
移動する搬送経路2に沿って、記録紙1の搬送状態が正
常搬送か異常搬送かを監視して検知するためのセンサー
である検知手段3(検知手段3a〜3g)が設けられて
いる。上記検知手段3aは、第一給紙手段8aの給紙ロ
ーラ8a1の下流側に設けられており、記録紙1が給紙
開始後所定時間経過しても通過しなかった場合や、記録
紙1の通過を検知してから所定時間経過しても記録紙1
が滞留したままである場合(通過完了しない場合)に、
該検知信号を受けた制御手段9は記録紙1の搬送状態が
異常であることを判定する。
【0025】検知手段3bは、第二給紙手段8bの給紙
ローラ8b1の下流側に設けられており、検知手段3a
の場合と同様に記録紙1の搬送状態の異常を検知する。
検知手段3cは、記録紙1を大量に積載して貯蔵する第
三給紙手段8cの給紙ローラ8c1の下流側に設けられ
ており、同様に記録紙1の搬送状態の異常を検知する。
検知手段3dは、転写ローラ15の転写位置の下流側に
設けられており、記録紙1が感光体ドラム10から正常
に分離されず、感光体ドラム10に接触したまま巻き付
いた場合等の搬送状態の異常を検知する。検知手段3e
は、定着器19の下流側に設けられており、記録紙1が
定着器19の定着ローラに巻き付いて正常に搬送されな
いことを検知する。検知手段3fは、反転通路部2d内
適所に設けられており、記録紙1が反転通路部2d内で
搬送不良状態に陥った場合等に搬送状態の異常を検知す
る。検知手段3gは、中間トレイ8dの給紙ローラ8d
1の下流側に設けられており、上記と同様に記録紙1の
搬送状態の異常を検知する。
【0026】検知手段3を構成する複数の検知手段3a
〜3gは、基本的には、所定時間内に記録紙1が検知位
置に到着するか否かを検知する機能と、記録紙1が検知
位置に到着しても所定時間内に通過を完了するか否かを
検知する機能とを備えている。前者の所定時間内に記録
紙1が検知位置に到着するか否かを検知する機能に基づ
いて発せられる信号は、図示しない装置本体等に設けた
制御部からの制御信号や、搬送経路2に設けられた各検
知手段3等からの計数開始のための信号とすることが出
来る。記録紙1が検知位置に到着した後、所定時間内に
通過を完了するか否かを検知する場合には、検知位置に
記録紙1が到着してから計数を開始するようになってお
り、所定時間の設定は予め設計段階で定められている。
【0027】次に、本発明の一実施例における記録紙の
取り出し方法を説明する。まず、記録紙102の感光体
ドラム10からの分離に失敗して、正常に搬送されない
状態が生じた場合における、記録紙の取り出し方法を具
体的に説明する。この場合、検知手段3dは、所定時間
内に上記後続する記録紙102が到達しなかったことを
検知する。この検知信号は、図3に図示する記録装置の
制御手段9に入力され、制御手段9は搬送経路2に設け
られた記録紙1を搬送する搬送ころ2a等を回転駆動す
る駆動手段21の駆動を停止させる。従って、図示のよ
うに先行する記録紙101及び後続する記録紙102
は、搬送途中で停止されることになる。
【0028】上記制御手段9によれば、搬送経路2を複
数区分に分け、区分毎に設けられた検知手段3によっ
て、搬送経路2のどの位置で後続する記録紙102(ジ
ャム記録紙1a)が搬送の異常を起こしたか、そして上
記後続する記録紙102の前後の搬送経路2に滞留する
先行する記録紙101及び上記三番目の記録紙103
(他の記録紙1b)には異常がなかったのか等を判別す
るようになっている。この場合は、上記後続する記録紙
102だけが搬送異常であることが認識できている。従
って、上記先行する記録紙101及び上記三番目の記録
紙103(他の記録紙1b)は、搬送経路2内に滞留し
てはいるが、いずれも自らの搬送異常に起因して滞留し
ているのではないことが判っている。そこで、制御手段
9は、表示手段5に、搬送経路2内における記録紙1の
搬送状態が異常になったことと、搬送状態が異常になっ
た記録紙1の位置を表示するようになっている。表示手
段5を構成する表示板5bには、記録紙1の搬送経路2
を複数の部分に区分けした状態を分かりやすく描いた略
図等が表示されており、各検知手段3a〜3gが夫々検
知を行っている区分に対応させている。
【0029】図4は上記表示手段5の一例の構成及び動
作説明図であり、後続する記録紙102を感光体ドラム
10から分離することに失敗した結果、所定時間内に上
記後続する記録紙102が到達しなかったことは検知手
段3dにより検知されるが、この検知手段3dを設けた
位置に対応した表示部5b4のランプが点滅して、他の
表示部5b1〜3、5〜7のランプは点滅していない。
従って、操作者は、ランプが点滅している表示部5b4
の個所に滞留しているジャム紙1aである後続する記録
紙102のみを取り出せばよい。
【0030】然し、後続する記録紙102の搬送経路2
内の前後に、先行する記録紙101及び三番目の記録紙
103(他の記録紙1b)が滞留しているが、これらの
非ジャム記録紙1b自体には搬送状態に搬送不良があっ
たわけではないから、図示しない駆動手段21を再起動
すれば、搬送経路2内を正常に搬送して、排紙手段7か
ら排紙させることができる。
【0031】図1において、操作者は、表示手段5の表
示内容を見て、記録装置の前扉22を開けて、ジャムし
た記録紙1aである後続する記録紙102のみを経路か
ら取り出して、図示しない必要な部品又はユニットを元
の位置に戻す。その後、表示手段5の搬送状態の異常を
表示するランプの点滅が消えることを確認して、前扉2
2を閉めると、コントロールパネル23に設けられた外
部表示手段5aには、画像記録動作再開のために、上記
再起動手段6のボタン6aを押すようにメッセージが表
示されるようになっている。
【0032】上記前扉22を閉めることにより自動的に
画像記録動作が再開するように構成することもできる
が、前扉を閉めることにより、操作者の意図に反して画
像記録動作が再開される危険が伴うことも考えられる。
従って、本実施例では、操作者が画像記録動作の再開の
意志を持っていることを確認してから、再起動するよう
に構成している。再起動手段6のボタン6aを押すと、
図示しない駆動手段21が駆動を開始するから、感光体
ドラム10は図示の矢印A方向に回転を開始し、搬送経
路2に設けられた搬送ころ2a等の回転駆動も動き出す
ようになっている。
【0033】但し、このとき、給紙手段8から新たな記
録紙1を繰り出す動作は行わない。即ち、第一給紙手段
8aでは、三番目の記録紙103が一部分だけ引き出さ
れたままであるので、給紙ローラ8a1は回転させられ
る。その他の第二給紙手段8b等は前回の画像記録動作
において給紙に関与していなかったので、今回も給紙ロ
ーラ8b1等は作動しないようになっているが、このよ
うな履歴は制御手段9が認識しており、この認識内容に
基づいて適切な制御が行われる。又、感光体ドラム10
から記録紙1を分離するための図示しない分離装置や、
定着器19の定着ローラから記録紙1を分離するための
図示しない分離装置等はこの時には作動するようになっ
ている。尚、これらの分離装置が常時接触している形式
である場合には、これらを接離させるための制御を行う
必要はない。
【0034】一方、搬送駆動系等とは関連の無いものは
不作動となるように制御される。例えば、感光体ドラム
10の周囲に設けられている帯電ローラ11、露光手段
12、現像ユニット13は、いずれも不作動となる。但
し、クリーニングユニット20は、作動させる必要があ
る。その理由は、感光体ドラム10の表面10aには、
トナー画像が残留したままになっていることがあるの
で、これを除去する必要があるからである。即ち、ジャ
ムした記録紙102は、トナー画像を完全に転写されな
い状態で機外に除去されているから、感光体ドラム10
の表面10aには未転写のトナー14が残っているが、
クリーニングユニット20によってクリーニングされ
る。
【0035】一方、搬送経路2内の先行する他の記録紙
1bは、定着器19の定着ローラのニップ部に進入して
いるが、後半部分は通過していない状態にある。操作者
が、このような状態の先行する記録紙101を取り出し
て除去する場合には、未定着の粉体のトナー14により
手や衣服を汚してしまう虞があった。然し、本発明の記
録装置によれば、ジャムの発生した記録紙1aを取り出
した後に、上記再起動手段6で再起動させることによっ
て、先行する記録紙101等の搬送経路2に滞留してい
る他の記録紙1bの全てを排紙手段7によって自動的に
排紙させて取り出し、しかも排出前に定着を完了させる
ので、このような不具合がなくなる。
【0036】なお、搬送異常が他の部分で発生した際に
は、その搬送異常を起こした記録紙よりも搬送経路2内
の下流の記録紙については、そのまま通常どうり搬送し
て排紙させる事も可能である。例えば、搬送異常を起こ
した記録紙に先行する記録紙101は、正常に定着され
た状態で排紙手段7によって排紙して収容される。然
し、搬送異常を生じた記録紙1よりも搬送経路2内の上
流にある記録紙1は、直ちに停止させなければならな
い。
【0037】なお、上記再起動手段6により再起動させ
る場合の起動期間は、最も搬送経路の長い給紙手段(例
えば、第二給紙手段8b)から給紙された三番目の記録
紙103が排紙手段7の排紙トレイ7bに排紙されて収
容されるまでに要する時間を基準に設定されている。こ
のことは、全ての滞留記録紙を機外に排出せんとする本
発明の趣旨からすれば、当然である。再起動手段6を作
動させることにより開始した再起動期間が終了すると、
制御手段9からの指令によって、画像記録動作が自動的
に再開されるようになっている。これは、再起動期間の
終了によって、全ての滞留記録紙が機外に排出されたで
あろうことが予想されるからである。この場合は、改め
て上記コントロールパネル23に設けられた記録動作を
開始するための記録開始ボタン24を押す必要はない。
【0038】図5は本発明の他の実施例における記録紙
の取り出し方法の動作フローであり、同図において、搬
送経路2内の一枚の記録紙1について搬送異常が生じた
としても、当該記録紙について搬送、排出が必ず不可能
になると言うわけではない。例えば、第一給紙手段8a
の給紙ローラ8a1が給紙中にスリップし、記録紙1の
一部だけが引き出されることにより、検知手段3aが搬
送異常が検知した場合には、再度駆動することによっ
て、当該記録紙を排紙することも可能であるから、操作
者による記録紙1の取り出し除去の作業を不要にするこ
とが可能である。
【0039】画像の記録動作(ステップ201)が行わ
れて、検知手段3からの検知信号に基づいて制御手段9
aによって搬送異常か(ステップ202)どうかの検知
と感知がおこなわれ、搬送状態が正常ならば継続する
(ステップ203)。搬送異常が生じた場合には、画像
の記録動作は直ちに停止し、搬送動作も停止する(ステ
ップ204)。同時に、制御手段9aからの制御によ
り、外部表示手段5aに『搬送異常が生じました。しば
らくお待ちください』と言う搬送異常に対応するメッセ
ージ1が表示される(ステップ205)。また、制御手
段9aから再起動モードが開始されるように指令がださ
れる(ステップ206)。前述の実施例では、上記コン
トロールパネル23に設けられた再起動手段6の上記ボ
タン6aを押すことでスタートしたが、本実施例では自
動的に開始されるようになっている。この間の動作の説
明については、前述の実施例と同様であり、説明が重複
するので省略する。
【0040】再起動の動作モードが完了すると、図示し
ない記録紙1が、図示しない搬送経路2内に、滞留し残
留しているかどうかの検知が行われる(ステップ20
7)。滞留し残留している記録紙1が存在しないと判断
された場合には、上記外部表示手段5aに『搬送異常が
解除されました。記録動作が開始されます』と言う搬送
異常に対応するメッセージ2が表示される(ステップ2
08)。同時に、制御手段9aにより、再び、画像の記
録動作が開始される(ステップ209)。他方、滞留し
残留している記録紙1が存在すると判断された場合に
は、外部表示手段5aに『記録紙を取り除いてくださ
い』と言う搬送異常に対応するメッセージ3が表示され
る(ステップ210)。操作者は、前扉22を開けて、
表示手段5によって、搬送経路2内の記録紙1の搬送異
常を生じた位置の表示に従って、例えば、搬送経路2を
開放して、搬送異常が生じている記録紙1を取り出して
除去する(ステップ211)。搬送異常が生じている記
録紙1を取り出して除去する作業終了後、必要な部品又
はユニット等を元に戻し、前扉22を閉めると、再び画
像の記録動作が開始される。
【0041】
【発明の効果】以上のように、請求項1及び2の発明方
法、請求項3及び4記載の装置によれば、記録紙の搬送
経路における搬送状態が正常か異常かを検知手段によっ
て検知したときに、搬送状態が異常となりジャムが発生
した場合に画像記録手段における画像記録動作と搬送経
路における搬送動作を停止してから操作者が取り出すべ
きジャムの発生位置の表示によってジャムの記録紙を取
り出す。その後に、記録装置を再起動して搬送経路に滞
留している他の記録紙を排紙手段から排紙して取り出し
た後に画像記録動作を再開するようにした。このため、
記録装置内の搬送経路内に同時に2枚以上が存在する場
合に、一部の記録紙(複数枚の場合もあり)にジャムが
発生した場合等に搬送経路内に滞留した記録紙の取り出
し除去(修復)作業を機械による自動操作により排除で
きるものは機械で排除させ、また操作者が取り出すべき
ジャム紙の位置は適切に表示されるから、修復作業が簡
単で効率が良く行われてトータルの記録作業の効率を向
上することができる。
【0042】請求項5の発明によれば、同時に2枚以上
の記録紙が搬送経路内に存在し得るタイプの記録装置に
おいて、記録紙上に画像を記録する画像記録手段と、上
記記録紙を一枚毎に給紙する給紙手段と、上記給紙手段
にて給紙された上記記録紙を搬送する搬送経路と、上記
搬送経路における上記記録紙の搬送状態が正常か異常か
を検知する検知手段と、上記検知手段によって上記記録
紙の搬送状態の異常を検知した場合に上記画像記録手段
における上記記録紙への画像記録動作と上記搬送経路に
おける上記記録紙の搬送動作を停止させた後に上記画像
記録手段を不作動にして上記搬送経路に滞留する上記記
録紙を排紙手段によって機外に排紙するように制御する
制御手段とを有したので、同時に2枚以上が搬送されて
移動する記録紙上に画像を記録する記録装置内にジャム
が発生した場合等の搬送経路内に滞留した記録紙の取り
出し除去の修復作業がまず機械で自動的に排除された後
に操作者が取り出すべき記録紙だけが判別できるから修
復作業が軽減し簡単で効率が良く行われてトータルの記
録作業の効率を向上することができる。
【0043】また、請求項6記載の発明では、搬送状態
が異常となりジャムが発生した場合に画像記録手段にお
ける画像記録動作と搬送経路における搬送動作を停止し
てから制御手段によって画像記録手段を不作動にして外
部表示手段に記録紙の搬送状態に対する対応メッセージ
を表示してから搬送経路に滞留する記録紙を排紙手段に
よって排紙するようにした。このため、同時に2枚以上
が搬送経路内を搬送されて移動するタイプの記録装置内
にジャムが発生した場合等の対応メッセージが適切に表
示されて搬送経路内に滞留した記録紙の取り出し除去の
修復作業がまず機械で自動的に排除された後に操作者が
取り出すべき記録紙だけが的確に判別できるから修復作
業が軽減し簡単で効率が良く行われてトータルの記録作
業の効率を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の記録装置における記録紙の
取り出し方法とその装置の概略を説明する説明図であ
る。
【図2】図1の実施例の記録装置における記録紙の取り
出し方法とその装置の要部の状態を説明する説明図であ
る。
【図3】本発明の実施例の記録装置における記録紙の取
り出し方法とその装置の他の要部の構成を説明するブロ
ック図である。
【図4】本発明の実施例の記録装置における記録紙の取
り出し方法とその装置の他の要部の状態を説明する説明
図である。
【図5】本発明の他の実施例の記録装置における記録紙
の取り出し方法とその装置の要部の動作を説明するフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1・・・記録紙、1a・・・ジャムの記録紙、1b・・
・他の記録紙、2・・・搬送経路、2a・・・搬送こ
ろ、2b・・・搬送ベルト、2c・・・切り換え爪、2
d・・・反転通路部、3・・・検知手段、3a〜g・・
・検知手段、4・・・画像記録手段、5・・・表示手
段、5a・・・外部表示手段、5b・・・表示板、5b
1〜7・・・表示板、6・・・再起動手段、6a・・・
ボタン、7・・・排紙手段、7a・・・排紙ローラ、7
b・・・排紙トレー、8・・・給紙手段、8a・・・第
一給紙手段、8a1・・・給紙ローラ、8b・・・第二
給紙手段、8b1・・・給紙ローラ、8c・・・第三給
紙手段、8c1・・・給紙ローラ、8d・・・中間トレ
ー、8d1・・・給紙ローラ、9・・・制御手段、9a
・・・制御手段、10・・・感光体ドラム、10a・・
・表面、11・・・帯電ローラ、12・・・露光手段、
13・・・現像ユニット、14・・・トナー、15・・
・転写ローラ、16・・・自動原稿供給手段、17・・
・画像読取手段、18・・・レジストローラ対、19・
・・定着器、20・・・クリーニングユニット、21・
・・駆動手段、22・・・前扉、23・・・コントロー
ルパネル、24・・・記録開始ボタン、101・・・先
行する記録紙、102・・・後続する記録紙、103・
・・三番目の記録紙。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同時に2枚以上の記録紙が搬送経路内に
    存在し得るタイプの記録装置において、該搬送経路内に
    おける記録紙の搬送状態が正常か異常かを検知手段によ
    って検知し、上記搬送経路中に存在する2枚以上の上記
    記録紙の内の少なくとも一枚の記録紙がジャムを起こし
    た場合に画像記録手段における上記記録紙への画像記録
    動作と上記搬送経路における記録紙搬送動作を停止し、
    表示手段によってジャムの発生とジャムの発生位置を表
    示し、上記ジャムした記録紙を搬送経路から取り出した
    後に、再起動手段を作動させることによって上記搬送経
    路に滞留している他の記録紙を機外に排紙させた後に画
    像記録動作を再開するようにしたことを特徴とする記録
    装置における記録紙の取り出し方法。
  2. 【請求項2】 上記表示手段によって上記ジャムの記録
    紙を操作者が取り出す位置を表示する構成としたことを
    特徴とする請求項1記載の記録装置における記録紙の取
    り出し方法。
  3. 【請求項3】 同時に2枚以上の記録紙が搬送経路内に
    存在し得るタイプの記録装置において、記録紙上に画像
    を記録する画像記録手段と、上記記録紙を一枚毎に給紙
    する給紙手段と、上記給紙手段にて給紙された上記記録
    紙を搬送する搬送経路と、上記搬送経路を複数に分けた
    区分毎に上記記録紙の搬送状態が正常か異常かを検知す
    る検知手段と、上記検知手段によって上記記録紙の搬送
    状態の異常を検知した場合に上記画像記録手段における
    上記記録紙への画像記録動作と上記搬送経路における上
    記記録紙の搬送動作を停止させる制御手段と、上記記録
    紙ジャムの発生とジャムの発生位置を表示する表示手段
    と、ジャムした記録紙を取り出した後に上記搬送経路に
    滞留している他の記録紙の全てを上記排紙手段によって
    機外に排出させるように再起動させる再起動手段とを有
    し、 上記制御手段は、上記再起動手段の作動終了後に上記画
    像記録手段による画像記録動作を開始させるように制御
    することを特徴とする記録装置における記録紙の取り出
    し装置。
  4. 【請求項4】 上記表示手段は、上記ジャムした記録紙
    を操作者が取り出す位置を表示することを特徴とする請
    求項3記載の記録装置における記録紙の取り出し装置。
  5. 【請求項5】 同時に2枚以上の記録紙が搬送経路内に
    存在し得るタイプの記録装置において、記録紙上に画像
    を記録する画像記録手段と、上記記録紙を一枚毎に給紙
    する給紙手段と、上記給紙手段にて給紙された上記記録
    紙を搬送する搬送経路と、上記搬送経路における上記記
    録紙の搬送状態が正常か異常かを検知する検知手段と、
    上記検知手段によって上記記録紙の搬送状態の異常を検
    知した場合に上記画像記録手段における上記記録紙への
    画像記録動作と上記搬送経路における上記記録紙の搬送
    動作を停止させた後に上記画像記録手段を不作動にして
    上記搬送経路に滞留する上記記録紙を排紙手段によって
    機外に排紙するように制御する制御手段とを有すること
    を特徴とする記録装置における記録紙の取り出し装置。
  6. 【請求項6】 上記検知手段によって上記記録紙の搬送
    状態の異常を検知した場合には、外部表示手段に上記記
    録紙の搬送状態に対する対応メッセージが表示される構
    成としたことを特徴とする請求項5記載の記録装置にお
    ける記録紙の取り出し装置。
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