JPH0990824A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0990824A
JPH0990824A JP7249587A JP24958795A JPH0990824A JP H0990824 A JPH0990824 A JP H0990824A JP 7249587 A JP7249587 A JP 7249587A JP 24958795 A JP24958795 A JP 24958795A JP H0990824 A JPH0990824 A JP H0990824A
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jam
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JP7249587A
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Kenichi Hosoi
健一 細井
Takatami Souma
宇民 相馬
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Konica Minolta Inc
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ジャム処理時ユーザが検知センサがない位置の
転写紙を除去し忘れた場合においても、ユーザがジャム
処理を行ない前扉の開閉や引き出し可能なユニットを挿
抜または開閉した場合に、転写紙を必ず検知センサが存
在する位置まで転写紙を送り、ジャム処理忘れを検知
し、処理忘れによる不具合が発生することを防止する。 【解決手段】画像形成装置1は、像担持体上に形成され
た可視像を転写紙に転写して記録を行ない、搬送手段が
閉じられた時又は装着された時、少なくとも駆動手段を
転写紙が複数の検知手段間を搬送するのに要する時間分
以上駆動し、複数の検知手段のいずれかが転写紙を検知
した時点で、ジャム判断を行ない警告表示すると共に、
駆動手段を停止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、転写紙に画像を
形成可能な画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】像担持体上に形成された可視像を転写紙
に転写して記録を行なう画像形成装置として、複数の画
像情報を格納可能な画像メモリを有する複写機やプリン
タ等がある。
【0003】このような画像形成装置においては、像担
持体上の画像と転写紙のタイミング同期は、転写紙を搬
送する経路上に転写紙を検知する検知センサを複数設
け、所定の検知センサが転写紙を検知する時、または一
定時間後に像担持体上にレーザで潜像を形成開始し、レ
ジスト制御部にてさらに転写紙を一定時間待機後再スタ
ートさせる方式が一般的である。
【0004】また、像担持体上の潜像と転写紙を完全に
同期させるためには、非常に厳密なタイミングで制御す
る必要があるため、転写紙がレーザ書き出し位置にきた
ことを極力短時間に判断し、制御する必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら転写紙の
搬送においては、ジャム時等において、装置内に複数枚
の転写紙が停止し、ユーザのジャム処理が完全に行われ
ないことがある。これは最小サイズの転写紙が任意の場
所に停止した時にでも検知できるように、検知センサを
搬送経路上に多数配置することが、コスト的に困難なた
めである。
【0006】このようなジャム処理忘れの転写紙が装置
内に残り、再スタートした場合前述したように、所定の
位置で転写紙が検知され、像担持体上に画像形成開始し
てしまう不具合が従来にはあった。この不具合は特に、
再搬送路がスタックしない方式の自動反転再搬送装置
(ADU)を備える画像形成装置に置いて、画像形成位
置迄転写紙を搬送する経路である、給紙開始からレジス
ト制御部間及び転写済みの転写紙を一旦反転後、再鍛送
路によってレジスト制御部まで送る経路で発生する不具
合である。
【0007】この発明は、かかる点に鑑みてなされたも
ので、前述した不具合を解消するため、ジャム処理時ユ
ーザが検知センサがない位置の転写紙を除去し忘れた場
合においても、ユーザがジャム処理を行ない前扉の開閉
や引き出し可能なユニットを挿抜または開閉した場合
に、転写紙を必ず検知センサが存在する位置まで転写紙
を送り、ジャム処理忘れを検知し、処理忘れによる不具
合が発生することを防止する画像形成装置を提供するこ
とを目的とする。特に、転写紙の搬送タイミングを検知
し、画像形成タイミングを決定する画像情報をメモリに
格納後、像担持体上に可視像として画像形成する複写装
置や、外部処理装置から画像情報を受信し、可視像とし
て画像形成するプリンタ等に有効な制御を有する画像形
成装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し、かつ
目的を達成するために、請求項1記載の発明は、画像担
持体上に形成された可視像を転写紙に転写して記録を行
なう画像形成装置において、前記転写紙を転写位置に搬
送する搬送手段と、この搬送手段の途中で前記転写紙を
検知する複数の検知手段と、この検出手段により転写紙
検知後特定のタイミングで像担持体上への潜像形成開始
を制御する制御手段と、前記搬送手段を駆動する駆動手
段と、ジャム処理のために開閉できる扉または前記搬送
手段を開閉または着脱可能な構成を有し、前記搬送手段
が閉じられた時又は装着された時、少なくとも前記駆動
手段を前記転写紙が複数の検知手段間を搬送するのに要
する時間分以上駆動することを特徴としている。
【0009】このように、搬送手段が閉じられた時又は
装着された時、少なくとも駆動手段を転写紙が複数の検
知手段間を搬送するのに要する時間分以上駆動するか
ら、複雑な制御機構を設けることなく、従来から存在し
ているセンサ系と、転写紙駆動系と、ジャム処理時に開
閉されることになる転写紙搬送経路の引き出し動作の検
知や前扉や側板の開閉を検知し、これらの部分の閉動作
と同時に転写紙駆動系を所定時間以上駆動することで、
ユーザがジャム転写紙を除去し忘れた場合でも必ず次の
検知センサが転写紙を検知するよう制御し、ユーザが次
転写開始後ジャム処理忘れに気がついて再ジャム処理す
ることや、画像形成開始タイミングが誤って出力開始さ
れることを防止することができる。
【0010】請求項2記載の発明は、前記複数の検知手
段のいずれかが転写紙を検知した時点で、ジャム判断を
行ない警告表示すると共に、前記駆動手段を停止させる
ことを特徴としている。このように、複数の検知手段の
いずれかが転写紙を検知した時点で、ジャム判断を行な
い警告表示すると共に、駆動手段を停止させるから、ユ
ーザがジャム転写紙を除去し忘れた場合でも必ず次の検
知手段が転写紙を検知し、ジャム処理忘れや、誤って出
力開始されることを防止することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の画像形成装置の
実施例を図面に基づいて詳細に説明する。図1は画像形
成装置の構成図である。この実施例では画像形成装置1
として複写機を示している。この画像形成装置1には、
自動原稿給送部2が備えられている。自動原稿給送部2
には、原稿トレー3、給送ローラ4、取出台5等が備え
られている。原稿トレー3にセットされた原稿を給送ロ
ーラ4の駆動により1枚ずつ自動的に原稿載置ガラス1
0上に給送し、画像の読取が終了した原稿を取出台5上
に送り出す。
【0012】また、画像形成装置1には、給送された原
稿の画像情報を読み取る画像情報読取部20が配置され
ている。画像情報読取部20には、光源21、ミラー2
2〜24、レンズ25及びCCD26が備えられ、光源
21、ミラー22〜24は、原稿載置ガラス10の下方
位置に往復動作可能に配置され、光源21が原稿載置ガ
ラス10上の原稿を照射する。その反射光がミラー22
〜24、レンズ25からなる光学系を介してCCD26
により光学的に読み取られる。原稿載置ガラス10の両
端の下方には、光源21を往復作動させるための位置検
出センサS1,S2が配置され、この位置検出センサS
1,S2が光源21を検出すると、光源21を反対方向
へ移動させる。CCD26は制御手段30により制御さ
れ、読み取られた画像信号を画像記憶部27に記憶す
る。
【0013】画像形成装置1には、画像担持部40、定
着部50、給紙部60、レジスト制御部70、自動反転
再搬送装置(ADU)80、排出仕分け装置90が備え
られている。さらに、画像担持部40へ転写紙を搬送す
る搬送経路Aと、画像が形成された転写紙を装置外に排
出する排出経路Bと、画像担持部40で画像が形成され
た転写紙を自動反転再搬送装置(ADU)80に循環さ
せるための循環反転給紙経路C、自動反転再搬送装置
(ADU)80からの再搬送路Dとを有し、これらに転
写紙を搬送する搬送手段や転写紙を検知する検知手段が
備えられている。
【0014】画像担持部40には、像担持体としての感
光体ドラム41が配置され、感光体ドラム41には帯電
用電極42により一様の帯電が付与され、画像情報書き
込み部43により画像情報を感光体ドラム41の周面に
照射し、静電潜像を形成する。画像情報書き込み部43
は、レーザーにより画像記憶部27に記憶された画像情
報を感光体ドラム41の周面に書き込むように構成され
ている。
【0015】静電潜像は現像部44により現像され、ト
ナー像を形成する。感光体ドラム41の回転に同期して
転写紙を転写部45に送り込みトナー像を転写する。そ
の後、感光体ドラム41から転写紙を分離し、次工程の
定着部50に搬送する。また、感光体ドラム41の周囲
には、クリーニング部46が配設され、転写後の感光体
ドラム41の表面を清掃し、次の像形成のために再度帯
電用電極42で帯電する。
【0016】定着部50は、一対のローラ51,52を
有し、転写紙を加熱、加圧された転写紙にトナー像を定
着する。定着部50の後段に配置された切換ゲート10
0によって転写紙の搬送経路が排出側と、再搬送側に切
り替えられる。切換ゲート100の切り換えは、センサ
S10の転写紙の検出によって行なわれる。
【0017】給紙部60には、複数の給紙段部61,6
2が設けられ、この実施例では上段と下段とに配置され
ている。上段給紙段部61及び下段給紙段部62には、
それぞれ転写紙を収納するトレー63,64が配置され
ている。上段給紙段部61及び下段給紙段部62の転写
紙の上面には、それぞれ給紙ローラ65,66が配置さ
れ、転写紙を間欠的に送り出す。各給紙ローラ65,6
6の前段には重送防止ローラ対67,68が配置され、
転写紙を1枚づつ搬送経路Aへ搬送される。搬送経路A
には搬送手段を構成する搬送ローラ対101が配置され
ている。搬送ローラ対101は駆動手段を構成する給紙
モータ301で駆動される。
【0018】自動反転再搬送装置(ADU)80には、
搬入ローラ対81、反転ローラ対82、搬送ローラ対2
02,203,204,205及び検知手段を構成する
センサS3,S4,S5,S6,S7が備えられてい
る。搬入ローラ対81、反転ローラ対82、搬送ローラ
対202,203,204,205は駆動手段を構成す
るADUモータ300により駆動される。
【0019】循環反転給紙経路Cから送られてくる転写
紙を、搬入ローラ対81及び反転ローラ対82の正転で
搬入し、反転ローラ対82の反転及び搬送ローラ対20
2,203,204,205の駆動で再搬送路Dへ送り
出す。循環反転給紙経路Cには、搬送ローラ対200,
201が配置され、この搬送ローラ対200,201の
駆動で転写紙が自動反転再搬送装置(ADU)80に向
けて搬送される。
【0020】再搬送路Dから画像担持部40の間には、
スキュー量検出部Eが配置されている。スキュー量検出
部Eは、転写紙の搬送方向に対して直交方向に検知手段
120が配置され、転写紙のスキュー量を光学的に検知
する。即ち、検知手段120は、例えば透過型センサで
構成され、転写紙Pの搬送方向に対して直交方向に所定
間隔で複数個配置し、この透過型センサによって転写紙
のスキュー量を光学的に検知し、このスキュー量は制御
手段30に送られる。制御手段30では、スキュー量が
規定以上であれば異常と判断し、レジスト制御部70ま
たは排出仕分け装置90を制御して以降の画像形成条件
を変更する。
【0021】レジスト制御部70には、前側レジストロ
ーラ対71と後側レジストローラ対72、検知手段であ
るノーフィードセンサS8,S9が備えられている。前
側レジストローラ対71と後側レジストローラ対72
は、それぞれモータ73,74で独立して駆動される。
搬送される転写紙は、前側レジストローラ対71に突き
当て、像担持体上の画像と転写紙の位置合わせを行な
い、かつ転写紙のスキューを補正するために強制的にス
プールを形成しこのスプールを解消するようにして供給
する。
【0022】普通、給紙部60または再搬送路Dの転写
紙搬送速度は、通常前側レジストローラ対71と後側レ
ジストローラ対72以降の搬送速度より早い。即ち、通
常レジスト制御部70では、ローラ直前の位置にノーフ
ィードセンサS8,S9を設け、前側レジストローラ対
71に転写紙を突き当てることでスキューを補正し、感
光体ドラム41とのタイミングを同期させ前側レジスト
ローラ対71を再ONし、後側レジストローラ対72を
OFFして給紙側の駆動源を停止させて転写紙を感光体
ドラム位置に搬送する。この時スキュー量が所定値以上
に大きかった場合には、後側レジストローラ対72もO
Nし後も給紙駆動源を断続的にONさせ常に一定量のル
ープを形成させるようリカバリー制御することで、転写
紙のシワを防止する。
【0023】また、排出仕分け装置90のリカバリー制
御は、以下のように実施される。排出仕分け装置90に
は通常、ノンソート/ソート/グループ/ステープルソ
ートのモードMD1〜MD4がある。この中で、ステー
プルソートモードMD4は排出された転写紙を、一旦紙
揃えし転写紙の4隅を揃えた後、1ケ所をステープルす
る。しかしながら、スキューがレジスト制御部70で十
分補正しきれなかった場合、排出装置上に曲がったまま
排出され、紙揃え後も4隅が揃わず、結果としてステー
プルミスに至る。ステープル後はステープル位置からス
テープル束を排出動作するが、この時ミスが有った場合
には、さらに大きな不揃いやジャムに至るケースが多い
ため、スキュー量が所定以上と検知された場合には、自
動的に、ステープルソートモードMD4を解除し、仕分
けのみ行うソートモードMD2に自動移行させる。
【0024】このような画像形成装置1は、通常最小転
写紙サイズが規定されているが、この実施例の場合に
は、例えばB5サイズ(182mm)であるが、この寸
法間隔で転写紙を検知するセンサ群を配置することは、
特に大型機のように搬送経路Aを含めると例えば200
0mm近い搬送経路を有する場合は、多数のセンサを配
置する必要があり実用的ではない。
【0025】このため、センサ群は何らかの制御的な判
断を必要とする部分に設けられ、この実施例の場合には
特定給紙段から搬送経路Aを経由して画像出力される迄
に、例えば約12個の検知センサが設けられているが、
これでも最小サイズの転写紙を全搬送経路上で検知する
ことできない。
【0026】この実施例においては、図1に示すよう
に、給紙開始部である上段給紙段部61及び下段給紙段
部62と、転写済みの転写紙を一旦反転する自動反転再
搬送装置(ADU)80は、ユーザが手前に引き出して
ジャム処理ができる構造となっている。
【0027】また、給紙部60から画像担持部40への
搬送路、及び画像担持部40から反転部である自動反転
再搬送装置(ADU)80への搬送路は左右に開閉可能
で左右よりジャム処理可能な構造としている。
【0028】この実施例において、検知センサの最大配
置間隔及び搬送速度は、給紙部60においては223m
m、また搬送速度は565mm/sec、自動反転再搬
送装置(ADU)80への搬送路においては298m
m、また搬送速度は560mm/secである。
【0029】給紙部60のジャム処理部である側板30
3または上段給紙段部61及び下段給紙段部62の挿抜
時は最大0.3sec、また画像担持部40のジャム処
理である前扉302の閉時は最大0.3sec、同様に
搬送路のジャム処理部である自動反転再搬送装置(AD
U)80の挿抜時は最大0.5secの間各々の駆動手
段を強制的に駆動し、残紙のジャム紙が次の検知センサ
に検知される迄、駆動するよう制御される。
【0030】そして、複数の検知手段を構成する検知セ
ンサのいずれかが転写紙を検知した時点で、ジャム判断
を行ない警告表示すると共に、駆動手段を停止させる。
このように、複数の検知センサのいずれかが転写紙を検
知した時点で、ジャム判断を行ない警告表示すると共
に、駆動手段を停止させるから、ユーザがジャム転写紙
を除去し忘れた場合でも必ず次の検知手段が転写紙を検
知し、ジャム処理忘れや、誤って出力開始されることを
防止することができる。
【0031】この制御を図2及び図3に示す。図2は自
動反転再搬送装置(ADU)における残紙チェックのフ
ローチャートである。
【0032】ステップS11で、自動反転再搬送装置
(ADU)80のセンサS3,S4,S5,S6,S
6,S7により転写紙がジャムで停止中か否かの判断を
行ない、転写紙がジャム状態であるとステップS12
で、自動反転再搬送装置(ADU)80を抜き出して詰
まっている転写紙を除去し、再度差し込みセットする。
ステップS13で、自動反転再搬送装置(ADU)80
がセットされるとADUモータ300を駆動し、搬入ロ
ーラ対81、反転ローラ対82、搬送ローラ対202,
203,204,205により転写紙を送り出す。ステ
ップS14で、自動反転再搬送装置(ADU)80の搬
送により転写紙が送られて、センサS7が転写紙の検知
しないと、ステップS15で所定時間例えば500ms
経過するまでADUモータ300を駆動し、ステップS
16でADUモータ300を停止する。また、ステップ
S14で、センサS7が転写紙を検知すると、ステップ
S16へ移行してADUモータ300を停止してジャム
処理を行なう。このように、複数の検知センサのいずれ
かが転写紙を検知した時点で、ジャム判断を行ない警告
表示すると共に、駆動手段のADUモータ300を停止
させ、ユーザがジャム転写紙を除去し忘れた場合でも必
ず次の検知手段が転写紙を検知し、ジャム処理忘れや、
誤って出力開始されることを防止することができる。
【0033】図3は給紙部における残紙チェックのフロ
ーチャートである。
【0034】ステップS21で、給紙部60から画像担
持部40のセンサS8,S9により転写紙がジャムで停
止中か否かの判断を行ない、転写紙がジャム状態である
とステップS22で、前扉302または右側板303を
開閉して転写紙を除去し、再度閉じてセットする。ステ
ップS23で、ジャム処理部がセットされると給紙モー
タ301を駆動し、搬送ローラ対101により転写紙を
送り出す。ステップS24で、搬送経路Aからレジスト
制御部70に転写紙が送られて、ノーフィードセンサS
8,S9が転写紙の検知しないと、ステップS25で所
定時間例えば500ms経過するまで給紙モータ301
を駆動し、ステップS26で給紙モータ301を停止す
る。また、ステップS24で、ノーフィードセンサS
8,S9が転写紙を検知すると、ステップS26へ移行
して給紙モータ301を停止してジャム処理を行なう。
このように、複数の検知センサのいずれかが転写紙を検
知した時点で、ジャム判断を行ない警告表示すると共
に、駆動手段の給紙モータ301を停止させ、ユーザが
ジャム転写紙を除去し忘れた場合でも必ず次の検知手段
が転写紙を検知し、ジャム処理忘れや、誤って出力開始
されることを防止することができる。
【0035】
【発明の効果】前記したように、請求項1記載の発明
は、搬送手段が閉じられた時又は装着された時、少なく
とも駆動手段を転写紙が複数の検知手段間を搬送するの
に要する時間分以上駆動するから、複雑な制御機構を設
けることなく、従来から存在しているセンサ系と、転写
紙駆動系と、ジャム処理時に開閉されることになる転写
紙搬送経路の引き出し動作の検知や前扉や側板の開閉を
検知し、これらの部分の閉動作と同時に転写紙駆動系を
所定時間以上駆動することで、ユーザがジャム転写紙を
除去し忘れた場合でも必ず次の検知センサが転写紙を検
知するよう制御し、ユーザが次転写開始後ジャム処理忘
れに気がついて再ジャム処理することや、画像形成開始
タイミングが誤って出力開始されることを防止すること
ができる。
【0036】請求項2記載の発明は、複数の検知手段の
いずれかが転写紙を検知した時点で、ジャム判断を行な
い警告表示すると共に、駆動手段を停止させるから、ユ
ーザがジャム転写紙を除去し忘れた場合でも必ず次の検
知手段が転写紙を検知し、ジャム処理忘れや、誤って出
力開始されることを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置の構成図である。
【図2】自動反転再搬送装置(ADU)における残紙チ
ェックのフローチャートである。
【図3】給紙部における残紙チェックのフローチャート
である。
【符号の説明】
1 画像形成装置 30 制御手段 40 画像担持部 50 定着部 60 給紙部 70 レジスト制御部 80 自動反転再搬送装置(ADU) 81 搬入ローラ対 82 反転ローラ対 90 排出仕分け装置 101,200〜205 搬送ローラ対 300 ADUモータ 301 給紙モータ A 搬送経路 B 排出経路 C 循環反転給紙経路 D 再搬送路 S1〜S10 センサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体上に形成された可視像を転写紙に
    転写して記録を行なう画像形成装置において、前記転写
    紙を転写位置に搬送する搬送手段と、この搬送手段の途
    中で前記転写紙を検知する複数の検知手段と、この検出
    手段により転写紙検知後特定のタイミングで像担持体上
    への潜像形成開始を制御する制御手段と、前記搬送手段
    を駆動する駆動手段と、ジャム処理のために開閉できる
    扉または前記搬送手段を開閉または着脱可能な構成を有
    し、前記搬送手段が閉じられた時又は装着された時、少
    なくとも前記駆動手段を前記転写紙が複数の検知手段間
    を搬送するのに要する時間分以上駆動することを特徴と
    する画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記複数の検知手段のいずれかが転写紙を
    検知した時点で、ジャム判断を行ない警告表示すると共
    に、前記駆動手段を停止させることを特徴とする請求項
    1記載の画像形成装置。
JP7249587A 1995-09-27 1995-09-27 画像形成装置 Pending JPH0990824A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005077562A (ja) * 2003-08-29 2005-03-24 Canon Inc 画像形成装置
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