JP3213106B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3213106B2
JP3213106B2 JP04181293A JP4181293A JP3213106B2 JP 3213106 B2 JP3213106 B2 JP 3213106B2 JP 04181293 A JP04181293 A JP 04181293A JP 4181293 A JP4181293 A JP 4181293A JP 3213106 B2 JP3213106 B2 JP 3213106B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、転写紙給紙方向に沿っ
て左右に振り分け配置された第1,第2の給紙手段を備
え、第2の給紙手段から給紙された転写紙を第1の給紙
手段の上部に配設された給紙搬送路を介して本体給紙搬
送路に給送する給送装置を接続可能な画像形成装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、通常の転写紙収容手段の他に大量
の転写紙を本体内に収納する給送手段を接続して、種々
の画像形成モードに応じて複数の給紙手段から転写紙を
給送して、大量の複写物を必要とするような画像形成に
も対応できるように構成された装置も製品化されてい
る。この場合、特に、転写紙給紙方向に沿って左右に振
り分け配置された第1,第2の給紙手段を備え、第2の
給紙手段から給紙された転写紙を第1の給紙手段の上部
に配設された給紙搬送路を介して本体給紙搬送路に給送
する給送装置を接続可能な画像形成装置において、画像
形成動作終了時に、先送りしていた転写紙が給紙搬送路
に残った場合で、かつ第2の給紙手段に収容されている
転写紙のサイズが変更された場合には、上記給紙搬送路
上に居残った転写紙、すなわち前記第2の給紙手段に新
規収容された転写紙のサイズとの異なる転写紙には何ら
特別の給送制御を行っていなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、給送装置の
給送搬送路の所定位置に転写紙が待機している状態であ
っても、当該待機中の転写紙を滞留紙と判別しジャム処
理の際に取り除かなければならず、転写紙を無駄にする
ばかりでなく、ジャム解除処理負担が重いという問題点
があった。また、転写紙の搬送位置に関係なくシーケン
スを停止させると、給紙装置の構造上給送装置内滞留紙
を取り除くために、相当の手間を要するとともに、狭い
搬送路上から滞留した転写紙を取り除く際に、搬送ロー
ラ等に転写紙が噛まれていると、転写紙の一部が破損し
て、転写紙の破紙片が給送装置内に残留してしまう等の
問題点があった。さらに、転写紙が搬送路上でループを
もったまま滞留している場合は、再給紙可能な停止位置
にあるにもかかわらず、転写紙がカールしてしまい、再
利用する際に不都合を生ずる等の問題点があった。
【0004】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、第1の給紙手段と第2の給紙手段を備
える給送装置から転写紙を本体に給送する際に、第1の
給紙手段と第2の給紙手段内の転写紙の有無,転写紙の
停止位置,転写紙サイズ等を考慮して滞留する転写紙に
対する給送制御を切り換えるものであって、給紙搬送路
上に転写紙を検出し、かつ、第2の給紙手段内の転写紙
サイズの変更を検出し、第2の給紙手段内の転写紙サイ
ズと前記給紙搬送路上の転写紙サイズとが異なる場合
に、画像形成開始指示入力に従って前記給紙搬送路上に
停止する転写紙の除去を催促する旨を表示することによ
り、給送装置内に滞留している転写紙をジャムとして処
理することなく、すなわち解除することなく継続して本
体に給送して画像形成に供することができるとともに、
滞留している転写紙を損傷することなく機外に自動排出
して再利用することができる画像形成装置を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の画像
形成装置は、給紙搬送路および本体給紙搬送路中の転写
紙の存在有無を検出する転写紙検出手段と、第1,第2
の給紙手段に収容される転写紙の有無を検出する第1,
第2の給紙紙検出手段と、第1,第2の給紙手段に収容
される転写紙のサイズを検出する第1,第2のサイズ検
出手段と、画像形成動作待機中における第2の給紙紙検
出手段の検出結果,転写紙検出手段の検出結果,第2の
サイズ検出手段とに基づいて画像形成開始指示時の転写
紙給送および画像形成を制御する制御手段とを設け、制
御手段は、転写紙検出手段が給紙搬送路上に転写紙有り
を検出し、かつ、第2のサイズ検出手段が検出する転写
紙サイズの変更を検出し、第2の給紙手段内の転写紙サ
イズと前記給紙搬送路上の転写紙サイズとが異なる場合
に、画像形成開始指示入力に従って前記給紙搬送路上に
停止する転写紙の除去を催促する旨を表示するものであ
る。
【0006】また、制御手段は、連続コピーモード指定
中に、第2の給紙紙検出手段が転写紙切れ状態を検出
し、かつ、転写紙検出手段が給紙搬送路上に転写紙有り
を検出した場合に、画像形成動作を停止し、第2の給紙
手段内転写紙切れ状態を表示するように構成したもので
ある。さらに、制御手段は、連続コピーモード指定中
に、第2の給紙手段からの給紙の場合、給紙搬送路上の
転写紙に対する画像形成を終了後、第2の給紙手段内転
写紙切れ状態を表示するように構成したものである。
【0007】らに、制御手段は、画像形成開始指示入
力に従って給紙搬送路上に停止する転写紙の除去を催促
する旨の表示後、画像形成開始指示入力に従って給紙搬
送路上の転写紙を本体給紙搬送路を介して機外に白紙排
紙するように構成したものである。
【0008】また、画像形成開始指示入力に従って給紙
搬送路上に停止する転写紙の白紙排紙を催促表示し、画
像形成を一時停止するように構成したものである。さら
に、画像形成一時停止後の画像形成開始指示入力に従っ
て給紙搬送路上の転写紙を本体給紙搬送路を介して機外
に白紙排紙するように構成したものである。
【0009】また、制御手段は、転写紙検出手段が給紙
搬送路上に転写紙有りを検出し、かつ、第2のサイズ検
出手段が検出する転写紙サイズの変更を検出し、第2の
給紙手段内の転写紙サイズと給紙搬送路上に転写紙サイ
ズとが異なる場合で、さらに給紙搬送路上に転写紙サイ
ズと指定中の単一コピーモードの転写紙サイズとが同一
の場合は、給紙搬送路上に転写紙に画像形成を実行し
て、待機モードとするように構成したものである。
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】
【0031】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す画像形成装置
の構成を説明する断面図である。なお、本実施例におけ
る駆動系は、給紙部,搬送部,感光体,定着部を駆動す
るためのメイン駆動系と、光学系を駆動するための光学
駆動系と、倍率を変化させるためのズームレンズを駆動
するためのレンズ駆動系と、カセットデッキの給紙部,
搬送部,リフタ部を駆動するためのデッキ駆動系に分離
されている。
【0032】メイン駆動源とデッキ駆動源にはDCモー
タ(メイン駆動モータ)25とDCモータ(デッキ駆動
モータ)325、光学駆動源(画像を読み取るための機
構を含む)とレンズ駆動系(画像形成倍率を変化させる
ための機構を含む)にはステッピングモータ26,27
を採用している。CONTはコントローラ部で、後述す
るマイクロコンピュータQ1,拡張IC部Q2,スタテ
ィックRAMQ3および電源オフ後もスタティックRA
MQ3の記憶内容を保持しておくために電力を供給する
バッテリBAT等を含む駆動回路を備えている。なお、
マイクロコンピュータQ1の拡張IC部Q2により励磁
駆動方式が選択的に指定されると、ステッピングモータ
26の各相A,B,C,D,Eに印加する相励磁信号を
出力する。
【0033】給紙方式は、カセット123,124およ
び右デッキ125,左デッキ126からの給紙と手差し
給紙部127からの給紙が選択できる。カセット12
3,124から給紙する場合、カセット123,124
に収納された転写紙サイズを検知するスイッチ群13
1,132とカセット123,124内の転写紙有無検
知するスイッチ137,138により状態が管理されて
おり、上記スイッチで異常を検出した場合に、後述する
表示部に表示する。117,118は給紙ローラであ
る。
【0034】右デッキ125,左デッキ126から給紙
の場合、右デッキ125,左デッキ126の有無を検知
するスイッチおよび右デッキ125,左デッキ126の
サイズを指定するスイッチ群(図示しない)と右デッキ
125,左デッキ126内の転写紙の有無を検知するス
イッチおよび右リフタ,左リフタの位置を検出するため
のリフタリミットスイッチにより状態が管理されてい
る。なお、上記スイッチで異常を検出した場合に、後述
する表示部にその旨を表示する。
【0035】一方、手差し給紙の場合、手差し給紙部1
27の状態を検知するスイッチによって状態を管理し、
異常を検出すると後述する表示部に表示する。感光体1
2は図面に向かって時計回り方向に回転する際に、一次
帯電器13によって表面が一様に帯電され、後述する感
光位置において画像が感光されて静電潜像が形成され、
当該静電潜像が現像ユニット15にて現像され、転写ユ
ニット部14で給紙部より送られてきた転写紙に画像を
転写する。転写後の感光体12はクリーニングユニット
38によって残留トナーが取り除かれ、また、前露光ラ
ンプ16により残留電位が除電され、再び画像形成が行
われるというプロセスが繰り返される。
【0036】画像が転写された転写紙は搬送ユニット2
0の搬送ベルト上にのって、定着ユニット21に送られ
る。定着ユニット21は、定着ローラ35,加圧ローラ
44の2個のローラから構成されている。ヒータにはハ
ロゲンヒータ43を採用している。また、定着ローラ3
5には、温度検出素子(サーミスタ)41が取り付けて
あり、温度検出素子41は、直接定着ローラ35の表面
に接触させてある。定着ローラ35は、あらかじめ定め
られた圧力で加圧ローラ44に加圧している。定着ユニ
ット21を通過した紙は、排紙ローラ22によって定着
ユニット21から排出され、排紙トレイ39上に納めら
れる。また、センサ34は、転写紙が定着ユニット21
を正常に通過したか否か検知するセンサである。光学駆
動系の駆動源は、前述したようにステッピングモータ2
6であり、露光ランプ4および第1ミラー5,第2ミラ
ー6,第3ミラー7を構成するユニットを駆動してい
る。また、レンズ駆動系の駆動源は、ステッピングモー
タ27であり、ズームレンズ8を構成するユニットを駆
動している。
【0037】本実施例の光学駆動部のステッピングモー
タ26によってランプ系4〜7の速度制御による多段階
の倍率選択機能、また、原稿ガラス3面に置かれた原稿
の反射光を検知する光センサ40によって自動的に濃度
選択を行う機能,外部装置(図示しない)との接続によ
る(通信手段を有する)画像形成倍率の自動選択機能お
よびレンズ駆動部のステッピングモータ27によってズ
ームレンズ8の位置制御、また、万一紙詰り等の異常が
発生した時の各種状態、例えば残り枚数,倍率値,異常
情報等をスタティックRAMQ3に記憶するメモリバッ
クアップ機能、さらにはステッピングモータ26によっ
て露光ランプ4の位置を制御することによるページ連写
機能、また、さらには現像ユニット15を交換すること
により複数の色画像が形成可能で、現像ッユニット15
の交換を検知するスイッチ36を設けることにより、こ
の状態によって制御を切り換える機能等を有している。
【0038】本装置の電源コード(図示しない)は、所
定の電源コンセントに接続される。本体上部手前側に
は、例えば図2に示す操作パネルが配設されており、電
源スイッチ51の1側を押下すると、本装置に電源が供
給され、電源表示ランプ52が点灯表示される。電源投
入時、操作パネルの表示を標準モードとして、以下の内
容を表示する。すなわち枚数表示器59は「1」を 表
示し、倍率表示器67は等倍(100%)を表示し、自
動濃度調整表示器76は「A」を表示する。
【0039】また、コピースタートキー56の表示部
は、電源投入時の初期設定(レンズを等倍位置に移動さ
せる等)の時、およびコピー中に赤色表示となってお
り、通常緑色表示で画像形成動作可能であることを示
す。なお、定着ユニット21の温調温度は、現像ユニッ
ト15の種類によって異なり、現像ユニット15に設け
たスイッチ36により現像ユニット15の種類を判別し
て設定温度を切り換える。
【0040】次に、図1,図2を参照しながら給送装置
の構造について詳述する。右デッキ125および左デッ
キ126からの転写紙給送による画像形成が選択され
て、コピースタートキー56が押下されると、デッキ内
用紙サイズ指定スイッチ(図示しない)の入力信号によ
る転写紙サイズデータ,置数キー54によって設定され
る枚数データ,倍率選択キー61,62,64,65,
66による倍率データ、その他各種のモード選択手段に
よるデータに基づいて画像形成動作がスタートする。
【0041】コピースタートキー56を受け付けると、
表示は緑色から赤色に切り換わり、置数キー54,倍率
選択キー61,62,65,66等のモード切換えキー
は入力禁止される。メイン駆動モータ25およびデッキ
駆動モータ325が回転を開始し、本体レジストローラ
18,感光体12,搬送ユニット20,定着ユニット2
1等へ駆動力が伝達される。縦搬送第1ローラ211,
縦搬送第2ローラ212は縦搬送第1クラッチ,縦搬送
第2クラッチ(図示しない)によってメイン駆動モータ
25からの駆動力が伝達される。
【0042】右デッキ125からの給紙の場合、メイン
駆動モータ25およびデッキ駆動モータ325の回転開
始から、所定時間Xsec 後に右デッキ給紙クラッチ(図
示しない)が動作し、それに伴って右デッキ給紙ローラ
201と右デッキ給紙送りローラ203が回転し、右デ
ッキ125内の転写紙をデッキレジストローラ205方
向に送り出す。
【0043】右デッキ給紙ローラ201は右デッキ給紙
送りローラピックアップソレノイド(図示しない)によ
って上下するもので、ピックアップ中は、デッキ最上部
用紙よりも離れた上の位置に上昇し、給紙動作をしなく
なる。また、右デッキ給紙送りローラピックアップソレ
ノイドのピックアップが解除されると、右デッキ給紙ロ
ーラ201は最上部用紙上まで降下し、右デッキ給紙ロ
ーラの回転による給紙を可能にしている。
【0044】右デッキ給紙ローラピックアップソレノイ
ドは、右デッキ給紙送りローラ203まで、転写紙が到
達すると、右デッキ給紙ローラ201をピックアップ
し、次の用紙の給紙までの時間、用紙から離れて待機し
ている。右デッキ給紙ローラピックアップ解除時間およ
び右デッキ給紙送りローラ203の転写紙送り量はデッ
キ内用紙サイズデータによって制御される。つまり、転
写紙が所定値より大きい場合、ピックアップ解除時間お
よび送り量を多くする。
【0045】転写紙がデッキレジストローラ205に達
したことをデッキレジ前センサ(センサ)361が検知
すると、デッキレジストローラ205が駆動され、本体
縦搬送第2ローラ212へと用紙が受け渡される。右デ
ッキ125から本体への給紙動作を図4〜図6を参照し
ながら説明する。図4〜図6は、図1に示した左右デッ
キからの転写紙給送動作を説明するタイミングチャート
である。
【0046】左デッキ126からの給紙の場合、メイン
駆動モータ25およびデッキ駆動モータ325の回転開
始と同時に左デッキクラッチ(図示しない)が動作し、
それに伴って左デッキ給紙ローラ202と左デッキ給紙
送りローラ204が回転し、左デッキ126内の転写紙
をデッキ搬送第2ローラ(デッキローラ)207,デッ
キ搬送第1ローラ(デッキローラ)206へと送り出
す。左デッキ給紙ローラ202も右デッキ同様、左デッ
キ給紙送りローラピックアップソレノイド(図示しな
い)により給紙のタイミングに応じて上下動するもので
ある。
【0047】左デッキ給紙ローラピックアップ解除時間
および左デッキ給紙送りローラ204の転写紙送り量も
右デッキ同様、デッキ内用紙サイズデータによって制御
される。つまり、転写紙が所定値より大きい場合、ピッ
クアップ解除時間および送り量を多くする。また、デッ
キ搬送第1ローラ206とデッキ搬送第2ローラ207
はデッキ搬送クラッチ(図示しない)によって同一駆動
源で駆動されており、左デッキ給紙ローラ202および
左デッキ給紙送りローラ204が駆動と同時に駆動開始
される。そして、2つのデッキ搬送ローラ206,20
7は転写紙がデッキ搬送路待機ポジション(あらかじめ
定められている)に到達するまで回転する。転写紙が待
機ポジションに到達するまでの時間は、転写紙がデッキ
搬送路センサ(センサ)362を通過してから計時して
決めている。待機ポジションであらかじめ定められた時
間待機すると、再びデッキ搬送ローラ206,207の
駆動が開始され、デッキレジストローラ205へと転写
紙が受け渡される。
【0048】転写紙がデッキレジストローラ205に到
達したことをデッキレジ前センサ361が検知すると、
デッキレジストローラ205が駆動され、本体縦搬送第
2ローラ212へと用紙が受け渡される。デッキ給紙ロ
ーラによって給紙が繰り返されると、デッキ内の用紙最
上部位置が下がってくるので、基準位置に戻すためリフ
タで持ち上げる動作が必要となる。
【0049】以下、図7〜図9および図10を参照しな
がら基準位置に戻すためリフタで持ち上げる動作につい
て説明する。図7〜図9は、図1に示した左右デッキの
リフタの動作を説明するタイミングチャートである。
【0050】図10は、図1に示した左右デッキのリフ
タ機構を説明する要部斜視図である。この図に示される
ように、リフタ位置検知にフォトインタラプタ601を
用いており、デッキ内最上部用紙位置が変わることによ
るフォトインタラプタの信号に基づいてリフトアップ動
作を行っている。デッキ内用紙が減ってきて最上部用紙
位置が降下し、フォトインタラプタ601の信号が変化
すると、デッキ駆動モータ325からの駆動力がリフタ
クラッチによってリフタに伝達され、フォトインタラプ
タからの信号が元に戻るまでリフトアップ動作が行われ
る。602は紙サイズ検知器、603は紙有無センサで
ある。なお、リフトアップ動作は、図11のタイミング
チャートに示すように、デッキ駆動モータの負荷を軽く
するための右デッキ,左デッキ両方同時に行わないよう
に制御を行っている。
【0051】転写紙が縦搬送路を送られてレジストロー
ラ19に到達するまでの所定のタイミングにおいて、露
光ユニット4〜7の原稿走査開始が許可される。この
時、露光ランプはホームポジションセンサ(HPセン
サ)29によって検知される位置にある。さらに、詳述
すれば、初期動作時ないしコピー動作の後進時におい
て、HPセンサ29を検知した位置から、その時点での
選択倍率に応じた距離だけ後進した位置で停止してい
る。
【0052】原稿走査の開始により、光学系駆動源であ
るステッピングモータ26は、露光ユニット4〜7が前
進する方向(右方向)に、選択された倍率値に応じた駆
動パルスレートに到達するまで、パルスレートは漸増す
る(スローアップ制御と呼ぶ)。つまり、移動速度は徐
々に加速され、目標速度に到達することになる。特に、
図示しない本装置のパルスモータ駆動回路は、定電流制
御方式を採用し、かつ駆動電流値を複数段階(本実施例
では2段階)に切り換え可能な構成(図3に示すように
光学駆動用パルスモータ制御信号のうち、制御信号PB
4により選択)となっている。
【0053】一般に、パルスモータの特性は、高パルス
レートになるに従いプルイントトルクは低下して行く。
このため、定電流設定値を切り換える手段を設け、必要
に応じて電流値を切り換える。本実施例では、移動開始
から比較的低パルスレートの間は、設定電流を下げてお
き、速度が所定値を越える時点から設定電流値を上げる
ように制御し、目標速度に到達した後、所定時間の経過
により再び設定電流値を下げるように制御している。こ
れにより、主にパルスモータの騒音,昇温および脱調現
象の防止を図っている。なお、本実施例では、図1に示
したデッキ搬送路内の転写紙有無を検知するセンサ36
2の検知信号と、右デッキ内転写紙サイズ検知センサS
12,左デッキ内転写紙サイズ検知センサS11からの
転写紙サイズ情報を、図3に示したマイクロコンピュー
タQ1が読み込んで演算を行う。
【0054】また、マイクロコンピュータQ1内のメモ
リには、搬送路内で待機している転写紙のサイズが記憶
されており、左デッキ126の転写紙サイズが変更にな
ったとき、搬送路内転写紙のサイズと比較できるように
構成されている。さらに、本実施例では、右デッキ12
5と左デッキ126の転写紙サイズを自動判断する構成
としているが、転写紙サイズをマニュアル的にディップ
スイッチや、操作部からの入力によって切り換える構成
であっても、本発明を適用できることは言うまでもな
い。
【0055】このように構成された第1の画像形成装置
においては、画像形成動作待機中における第2の給紙紙
検出手段(紙センサS1)の検出結果,転写紙検出手段
(センサ362)の検出結果,第2のサイズ検出手段
(サイズセンサS11)とに基づいて制御手段(コント
ローラ部CONTのマイクロコンピュータQ1)が画像
形成開始指示時の転写紙給送および画像形成を制御する
ので、第2の給紙手段(左デッキ126)の転写紙が切
れ、かつ第2の給紙手段より既に紙搬送路中に転写紙を
給紙して停止している場合に、既に給送された転写紙サ
イズと第2の給紙手段に補給収納された転写紙サイズの
異同があるかないかに応じて停止中の転写紙をジャムと
せずに継続して給紙させることを可能とする。
【0056】また、制御手段は、連続コピーモード指定
中に、第2の給紙紙検出手段が転写紙切れ状態を検出
し、かつ、転写紙検出手段が給紙搬送路上に転写紙有り
を検出した場合に、画像形成動作を停止し、第2の給紙
手段内転写紙切れ状態を表示するので、第2の給紙手段
から給紙して転写紙が給紙搬送路上に停止している時点
における第2の給紙段の転写紙切れを確実に報知するこ
とを可能とする。さらに、制御手段は、連続コピーモー
ド指定中に、第2の給紙手段からの給紙の場合、給紙搬
送路上の転写紙に対する画像形成を終了後、第2の給紙
手段内転写紙切れ状態を表示するので、給紙搬送路上に
第2の給紙手段から給送された転写紙を滞留していない
状態で、第2の給紙手段の転写紙切れを報知することを
可能とする。
【0057】また、制御手段は、転写紙検出手段が給紙
搬送路上に転写紙有りを検出し、かつ、第2のサイズ検
出手段が検出する転写紙サイズの変更を検出し、第2の
給紙手段内の転写紙サイズと給紙搬送路上に転写紙サイ
ズとが異なる場合に、画像形成開始指示入力に従って給
紙搬送路上に停止する転写紙の除去を催促する旨を表示
するので、補給された転写紙サイズと滞留する転写紙サ
イズが同一サイズの場合には滞留する転写紙を解除する
ことなく画像形成を継続することを可能とする。さら
に、制御手段は、画像形成開始指示入力に従って給紙搬
送路上に停止する転写紙の除去を催促する旨の表示後、
画像形成開始指示入力に従って給紙搬送路上の転写紙を
本体給紙搬送路を介して機外に白紙排紙するので、給紙
搬送路上の転写紙をマニュアル解除されない場合には、
画像形成停止直前に当該画像形成停止要因を明確に報知
した後、当該転写紙を機外に自動白紙排紙することが可
能となる。
【0058】また、画像形成開始指示入力に従って給紙
搬送路上に停止する転写紙の白紙排紙を催促表示し、画
像形成を一時停止するので、滞留する転写紙のマニュア
ル解除が可能となる。さらに、画像形成一時停止後の画
像形成開始指示入力に従って給紙搬送路上の転写紙を本
体給紙搬送路を介して機外に白紙排紙するので、速やか
に転写紙を機外に排出することを可能とする。
【0059】また、制御手段は、転写紙検出手段が給紙
搬送路上に転写紙有りを検出し、かつ、第2のサイズ検
出手段が検出する転写紙サイズの変更を検出し、第2の
給紙手段内の転写紙サイズと給紙搬送路上に転写紙サイ
ズとが異なる場合で、さらに給紙搬送路上に転写紙サイ
ズと指定中の単一コピーモードの転写紙サイズとが同一
の場合は、給紙搬送路上に転写紙に画像形成を実行し
て、待機モードとするので、滞留する転写紙を解除する
ことなく、給送して支障なく画像形成を完了することを
可能とする。
【0060】第2の画像形成装置においては、ジャム検
出手段(レジ前センサ33,センサ34等)が本体給紙
搬送路中における転写紙のジャムを検出した際に、転写
紙検出手段(センサ362)が検出した給送装置より給
紙された転写紙の停止位置情報を記憶手段(SRAMQ
3)に記憶し、当該記憶した転写紙検出手段の検出結果
に基づいて判別手段(コントローラ部CONT)がジャ
ム処理後の給送装置内の転写紙のジャム状態を判別する
ので、本体内のジャム発生時点における給送装置内の転
写紙の停止状態に起因したジャムを確実に認識すること
が可能となる。
【0061】また、判別手段は、ジャム検出手段が本体
給紙搬送路中における転写紙のジャムを検出した際に、
転写紙が給送装置内のあらかじめ決められた所定の待機
位置に滞留している場合は、給送装置内の転写紙を非ジ
ャム状態と判別するので、滞留する転写紙を解除するこ
となく継続して給送可能となる。さらに、判別手段は、
ジャム検出手段が本体給紙搬送路中における転写紙のジ
ャムを検出した際に、転写紙が給送装置内のあらかじめ
決められた所定の待機位置以外の位置に滞留している場
合は、前記給送装置内の転写紙をジャム状態と判別し
て、ジャム解除を催促表示するので、前記給送装置内に
滞留する転写紙を画像形成開始前に解除させることを可
能とする。
【0062】また、判別手段は、ジャム検出手段が本体
給紙搬送路中における転写紙のジャム解除後の転写紙検
出手段の転写紙検出状態に基づいてジャム状態を判別す
るので、本体ジャム発生に伴って電源がオフ状態となっ
ても、再度電源がオンとなった時点で給送装置内に滞留
する転写紙のジャム有無状態を検出することが可能とな
る。さらに、判別手段は、ジャム検出手段が本体給紙搬
送路中における転写紙のジャム解除後、転写紙検出手段
が転写紙を検出しない場合は、非ジャム状態と判別する
ので、本体ジャム発生時において、給送装置内に転写紙
が滞留していない場合は、本体ジャム復帰後の非転写紙
検出状態を正常な状態として判別することが可能とな
る。
【0063】第3の画像形成装置においては、ジャム検
出手段(レジ前センサ33,センサ34等)が本体給紙
搬送路中における転写紙のジャムを検出した際に、記憶
手段(SRAMQ3)に記憶した転写紙検出手段の検出
結果に基づいて制御手段がジャム処理後の給送装置内の
転写紙を本体給紙搬送路を介して機外に白紙排紙するの
で、本体ジャム復帰後、給送装置から転写紙が滞留して
いれば、必ず機外に転写紙を排紙することを可能とす
る。
【0064】第4の画像形成装置においては、ジャム検
出手段(レジ前センサ33,センサ34等)が本体給紙
搬送路中における転写紙のジャムを検出した際に、給送
装置内の転写紙をジャム発生時から第1,第2の制御手
段(コントローラ部CONTのマイクロコンピュータQ
1の機能処理による)が後述するフローチャートに従っ
て第1または第2の所定時間搬送を継続した後、画像形
成シーケンスを停止するので、本体ジャム検出後、第1
の給紙手段または第2の給紙手段から給紙した転写紙を
所定の待機位置まで搬送して停止させることを可能とす
る。
【0065】また、第1の制御手段は、ジャム検出手段
が本体給紙搬送路中における転写紙のジャムを検出した
際に、第2の給紙手段から給紙された転写紙をタイミン
グローラに突き当て形成するループ形成状態に基づいて
タイミングローラの停止およびコピーシーケンス停止の
タイミングを制御するので、本体ジャム復帰後、第2の
給紙手段から給送された転写紙を正確なタイミングで給
送開始可能とする。さらに、第1の制御手段は、ジャム
検出手段が本体給紙搬送路中における転写紙のジャムを
検出した際に、第2の給紙手段から給紙された転写紙を
タイミングローラに突き当て形成するループ形成後は、
ジャム発生からループ形成時間分、タイミングローラの
駆動を継続してからコピーシーケンスを停止させるの
で、本体ジャム復帰後、第2の給紙手段から給送された
転写紙のループを取り除いた平面状態で転写紙を保持さ
せることを可能とする。
【0066】また、第1の制御手段は、ジャム検出手段
が本体給紙搬送路中における転写紙のジャムを検出した
際に、第2の給紙手段から給紙された転写紙をタイミン
グローラに突き当て形成するループ形成前は、ジャム発
生から前記タイミングローラへの到達時間および到達後
のループ形成時間分、タイミングローラの駆動を継続し
てからコピーシーケンスを停止させるので、本体ジャム
復帰後、第2の給紙手段から斜行状態を取り除かれた転
写紙を正確なタイミングで給送開始可能とする。さら
に、第2の制御手段(コントローラ部CONTのマイク
ロコンピュータQ1の機能処理による)は、ジャム検出
手段が本体給紙搬送路中における転写紙のジャムを検出
した際に、第1の給紙手段から給紙された転写紙を給送
装置内の所定待機位置まで給送した後、コピーシーケン
スを停止させるので、本体ジャム復帰後、第1の給紙手
段から給送されて滞留した転写紙を正確なタイミングで
給紙可能とする。
【0067】第5の画像形成装置においては、ジャム検
出手段(レジ前センサ33,センサ34等)が本体給紙
搬送路中における転写紙のジャムを検出した際に、帰還
制御手段(コントローラ部CONTのマイクロコンピュ
ータQ1の機能処理による)が第1および第2の給送駆
動源の逆転駆動を制御して給送装置より給紙された転写
紙を第1または第2の給紙手段に帰還搬送するので、本
体ジャム発生時点で、給送装置内に給送された転写紙が
滞留しても、本体ジャム復帰後における転写紙の給紙開
始位置を第1または第2の給紙手段とすることを可能と
する。
【0068】図12は本発明に係る画像形成装置におけ
るデッキ給送制御手順の一例を示すフローチャートであ
る。なお、(1) 〜(20)は各ステップを示す。また、本制
御は、基本的に左デッキから優先的に給紙を行う場合の
もので、自動転写紙選択によって右デッキサイズの転写
紙が選択された場合は、制御手順が異なる場合がある。
【0069】上述したように給送装置の搬送路内に左デ
ッキ126から給紙された転写紙が待機した状態でスタ
ンバイしている状態で、左デッキ126の転写紙サイズ
が変更されると、搬送路内転写紙と左デッキ内転写紙の
サイズが異なる。そこで、先ず、左デッキ126の転写
紙が搬送路内の転写紙と異なったかどうかを判断し(1)
、YESならばコピーモードが連続コピーか単一コピ
ーかどうかを判断し(2) 、YESならば搬送路内転写紙
と左デッキ126内転写紙のサイズが異なり、コピー終
了時に不揃のサイズのコピーができてしまうため、コピ
ースタートキー56が押下されるのを待機し(3) 、コピ
ースタートキー56が押下されたら、搬送路内転写紙の
み白紙排出する旨の警告表示を行う(4) 。なお、本実施
例では、白紙排出の警告を表示する場合について説明し
たが、搬送路内転写紙を取り除くように表示を行うよう
に制御しても良い。
【0070】次いで、再度コピースタートキー56が押
下されるのを待機し(5) 、コピースタートキー56が押
下されたら、再び、コピースタートキー56がオンされ
ると、強制的に白紙を排出させるモードを設定し(6) 、
白紙を機外に排出させる。
【0071】一方、ステップ(5) でNOの場合は、警告
中に搬送路内の転写紙が取り除かれたかどうかを判断し
(7) 、NOならばステップ(5) に戻り、YESならば警
告を解除し、通常の左デッキ126給紙を行う(8) 。
【0072】一方、ステップ(2) の判定でNO(単一コ
ピー)ならば、選択された転写紙のサイズが左デッキに
収容される転写紙のサイズと同一サイズかどうかを判定
し(9) 、YESならば、左デッキサイズの転写紙にコピ
ーを行う場合、搬送路内のサイズの異なった転写紙が障
害となってしまうため、上記同様にステップ(3) 以降の
処理を実行する。
【0073】一方、ステップ(9) の判定でNOの場合、
すなわち選択された転写紙のサイズが左デッキのサイズ
とは異なった場合、選択された転写紙は右デッキサイズ
かどうかを判定し(10)、YESならば左デッキ内転写紙
および搬送路内転写紙に関係なく右デッキ給紙を行い(1
1)、NOならば(コピーに使用される転写紙が右デッキ
内転写紙ともサイズが異なる場合)、搬送路内に滞留す
る転写紙のサイズと同一サイズかどうかを判定し(12)、
YESならば単一コピーなので、搬送路内転写紙1枚分
にコピーしてシーケンスを実行し(14)、スタンバイモー
ドに入る。
【0074】一方、ステップ(12)の判定でNOの場合
は、適正サイズ転写紙がないと判断し、適正サイズ転写
紙無しの表示を行う(13)。
【0075】一方、ステップ(1) の判定でNOの場合、
すなわち左デッキの転写紙サイズが変更されない場合
(搬送路内転写紙が左デッキ内転写紙のサイズが同じ場
合)、搬送路内転写紙が左デッキからの最終紙かどうか
を判断し(15)、YESの場合はコピースタートキー56
が押下されるのを待機し(17)、YESならば搬送路内転
写紙に画像形成を行った後(18)、コピーシーケンスを終
了し(19)、左デッキ紙無しを表示する(20)。
【0076】一方、ステップ(15)の判断でNOの場合
は、通常のコピーシーケンスを実行して(16)、処理を終
了する。なお、上記実施例では、マイクロコンピュータ
Q1が搬送路内に滞留する転写紙サイズと左右デッキの
転写紙サイズの異同をソフト的に判定処理する構成の場
合について説明したが、図13に示すように論理回路で
構成することも可能である。
【0077】図13は、図1に示した左右デッキの転写
紙と滞留する転写紙サイズとを判定する論理回路ブロッ
ク図である。なお、デッキ内転写紙サイズデータは、デ
ッキ内に積載できる転写紙の種類に応じてビット数が決
定されるが、本実施例では説明上、4種類の転写紙(A
4,A5,B5,B6)がデッキに積載可能な場合を想
定し、上記ビット数を「2」とし、各サイズに対応する
2ビットのデータを、A4(「00」),A5(「0
1」),B5(「10」),B6(「11」)のように
割り当てている。さらに、転写紙サイズ情報は、ラッチ
801において、搬送路内転写紙を検知するセンサ36
1が紙有りを検知している間保持される。ラッチ801
で保持された情報と、タイマ364からのビット情報が
異なる場合は、コンパレータ802からLレベルがセレ
クタSELに出力され、ラッチ801で保持された情報
と、タイマ364からの情報が一致した場合には、Hレ
ベルがセレクタSELに出力される。
【0078】この状態で、コピースタートキー56が押
下された際に、上記左デッキ126内の転写紙と搬送路
内転写紙のサイズが異なった時点で、すぐに警告表示を
行う。また、1枚だけのコピーで、搬送路内の転写紙の
サイズにコピーする場合は、コンパレータ802の信号
と、ラッチ801からの信号,転写紙サイズ検知用のセ
ンサS12からの信号およびコピー枚数設定から判断
し、1枚コピーが終了した時点で警告(ALARM)を
出力する。すなわち、コンパレータ802の出力がLレ
ベルの場合は、転写紙搬送路内のセンサ362の信号が
Lレベルの場合は、転写紙搬送路内のセンサ362の信
号がLレベルからHレベルに変わった時点で画像形成動
作を終了し、その旨を表示部に表示する。
【0079】一方、転写紙サイズが変更された左デッキ
126から給紙を行う場合は、ラッチ801の信号と転
写紙サイズ検知用のセンサS12からの信号および転写
紙サイズ検知用のセンサS12の信号から1枚だけ白紙
排出する動作を行う。
【0080】以下、図4,図7に示したタイミングチャ
ートを参照しながら本発明に係る画像形成装置における
滞留転写紙処理動作について詳述する。連続コピーの
時、例えば右デッキから給紙した場合、図4に示すタイ
ミングtj時に、ジャムで給紙,搬送シーケンスがスト
ップすると、右デッキ給紙紙送りローラ203から出た
ところで、右デッキ給紙送りローラ203に転写紙が挟
まれた状態となって転写紙が停止している場合がある。
この状態でデッキ右ドアを開けても転写紙に手が届かな
い場合がある。
【0081】また、左デッキ126からの給紙の場合、
図7に示したタイミングtk時にジャムすると、右デッ
キ給紙と同様に転写紙は、左デッキ給紙送りローラ20
4とデッキ搬送第2ローラ207の両方に噛まれた状態
で停止している。また、図7に示したタイミングtl時
にジャムすると、転写紙はデッキ搬送第1ローラ206
とデッキレジストローラ205の両方に噛まれた状態で
停止している。さらに、デッキ搬送ローラ206,20
7により受け渡された転写紙が所定の待機ポジションに
停止している場合は、本体ジャム処理の際、そのままデ
ッキ内に滞留させたままとしている。
【0082】本実施例ではこのように左デッキ126か
らデッキ搬送路に受け渡された用紙が本体ジャムの際ど
の位置に停止しているかを、図3に示したスタティック
RAMQ3に以下のように記憶させるように制御を行っ
ている。
【0083】本体ジャムのタイミングと左デッキ給紙送
りローラ204,デッキ搬送ローラ206,207の駆
動時間からデッキ搬送路内の用紙位置が、所定の待機ポ
ジションに止まっているかどうかを判断する。
【0084】通常のシーケンスでは、左デッキ126か
ら給紙された転写紙は、デッキ搬送路内待機ポジション
に一旦停止して、デッキレジストローラ205に送るた
めには、一定時間は待機ポジションに停止することにな
る。すなわち、この一定時間内に本体がジャムした場
合、デッキ搬送路内転写紙は、所定の待機ポジションに
停止している。
【0085】このように、デッキ搬送路内の用紙が所定
の待機ポジションに置かれるタイミングでの本体ジャム
ではデッキ搬送路内に取り残された転写紙はジャムと判
断されない。従って、図3に示したスタティックRAM
Q3はデッキ搬送路内の転写紙が所定の待機ポジション
に停止していることを記憶し、本体ジャム処理で電源が
オフからオンに切り換わった後、デッキ内残留紙(デッ
キ搬送部内の転写紙)から給送するものとする。
【0086】上記制御はデッキ搬送路内の転写紙が所定
の待機ポジションにある場合のものであるが、所定の待
機ポジションにない場合には、以下のように制御を行っ
ている。すなわち、左デッキ126から給紙を行った場
合に、給紙された転写紙が、待機ポジションに到達する
まで、あるいは到達して待機中の本体ジャムについては
上述の通りであるが、待機ポジションから外れた位置で
停止してしまった場合、あるいはデッキ搬送路内に前の
転写紙が残っていて給紙された転写紙が所定の待機ポジ
ションまでたどり着けなかった場合について、以下詳述
する。
【0087】本体側ジャムのタイミングと、左デッキ給
紙送りローラ204,デッキ搬送ローラ206,207
の駆動時間,デッキ搬送部センサ362の検知信号から
デッキ搬送部内転写紙の位置を算出し、スタティックR
AMQ3に記憶させる。そして、所定の待機ポジション
にないと判断した場合は、本体ジャム表示と同時にデッ
キ内ジャム表示を出力する。本体ジャム処理で、本体内
滞留紙が取り除かれてもデッキ搬送部内ジャムが取り除
かれていない場合は、電源復帰時にデッキ内ジャム表示
だけ出力するように制御する。
【0088】次に、左デッキ126から給紙され、本体
ジャムが生じた時に、転写紙が待機ポジションにあるに
も関わらず、ジャム処理としてデッキ搬送部内転写紙が
取り除かれた場合について説明する。
【0089】左デッキ126から給紙し、本体ジャムが
生じた時のデッキ搬送部内の転写紙の位置は、左デッキ
給紙送りローラ204とデッキ搬送ローラ206,20
7から算出できる。本体ジャムが生じジャム処理する
際、本体内滞留紙だけを取り除けば良いにも関わらず、
デッキ搬送部内の転写紙まで取り除いてしまうと、デッ
キ搬送部センサ362の出力が、ジャム処理前とジャム
処理後で変わってしまう。この場合は、ジャム処理終了
における電源復帰後、デッキ搬送部内転写紙が取り除か
れたことをデッキ搬送部センサ362で検知し、シーケ
ンスを通常の左デッキからの給紙シーケンスで開始する
ものである。
【0090】以下、図14に示すフローチャートを参照
しながら本発明に係る画像形成装置における連続コピー
中本体ジャム処理動作について説明する。図14は本発
明に係る画像形成装置における第2の連続コピー中本体
ジャム処理手順の一例を示すフローチャートである。な
お、(1) 〜(10)は各ステップを示す。
【0091】連続コピー時に本体ジャムが発生すると、
本体ジャム発生時のデッキ内転写紙の状態を判断し、デ
ッキ内転写紙が所定の待機ポジションにあるかどうかを
判断し(1) 、YESならば不揮発性メモリにジャム状態
を記憶させた後(2) 、本体ジャム表示のみを行う(3) 。
【0092】一方、ステップ(1) の判定でNOの場合
は、不揮発性メモリにジャム状態を記憶させた後(4) 、
本体ジャム表示およびデッキジャムの双方を表示する
(5) 。この表示に呼応して、ユーザが電源をオフし、本
体またはデッキ扉を開けてジャム処理を行う(6) 。そし
て、再び電源が投入されると、機内残留紙が解除されて
いるかかどうかを判断し(7) 、YESならばジャム処理
終了とみなして、リカバリシーケンスを実行する(10)。
この際、デッキ搬送路内の転写紙が取り除かれていれば
ジャム処理終了とみなすもので、デッキ内転写紙が本体
ジャム発生時に所定の位置にあったかどうかはどちらで
も良い。
【0093】一方、ステップ(7) の判定でNOの場合
(デッキ内に転写紙が残留していると判断した場合)
は、本体ジャム発生時の不揮発性メモリの内容でデッキ
内残留紙の状態を判断する。すなわち、不揮発性メモリ
の内容が所定の位置に転写紙が残留しているかどうかを
判定し(8) 、YESならばその転写紙は取り除く必要が
なく、ジャムとは扱わないで、ステップ(10)以降へ進
む。
【0094】一方、ステップ(8) の判定でNOならばデ
ッキ内の転写紙は所定の位置にない状態で、かつ取り除
かれていないので取り除くように、デッキジャム解除を
催促する旨の警告ジャム表示を行い(9) 、ステップ(6)
に戻る。なお、上記実施例ではデッキ内転写紙の停止位
置をマイクロコンピュータQ1が算出してバックアップ
されるSRAMQ3に記憶してデッキ内転写紙のジャム
解除状態を制御する場合について説明したが、図15に
示すように、論理回路でデッキ内転写紙の位置算出処理
を行う構成としても良い。
【0095】図15は本発明に係る画像形成装置におけ
る連続コピー中本体ジャム処理回路の一例を示すブロッ
ク図である。図において、X1は発振器で、基本クロッ
クを分周器Vのクロック入力に送出する。SELはセレ
クタで、分周器Vにより分周された分周クロックのいず
れかを選択してカウンタC1〜C4に出力する。L1〜
L4はデ−タラッチで、対応するスイッチSW1〜SW
4により設定されたカウント値をカウンタC1〜C4に
出力する。カウンタC1〜C4がデ−タラッチL1〜L
4から設定されたカウント値となったら4ビットの信号
がパラレル/シルアル変換器P/Sに出力され、その値
がEEPROM(E2 PROM)Q11に格納される。
なお、E2 PROMQ11は、電源がオフされた後にバ
ックアップ用の電力を必要とするスタティックRAMと
異なり、電力を供給する必要はない。また、図示しない
駆動系に電力を供給する24Vの電源は、ジャム発生と
同時にオフし、その後信号系や演算素子に供給する5V
の電源をオフする。
【0096】図示されるカウンタC1〜C4等により構
成されるカウンタ回路は、転写紙が給送装置搬送路内セ
ンサに到達してからの時間を通り抜けてから、次の転写
紙が到達するまでの時間をカウントしており、カウンタ
回路の出力がHレベルの場合は、給送装置内の遅延また
は滞留ジャムなので本体内の転写紙を排紙し終えたとこ
ろで、シーケンスをストップしてジャム表示を出す。
【0097】24V電源をオフしてから5V電源をオフ
するまでの時間内にカウンタでカウントした時間を転写
紙位置情報としてE2 PROMQ11に記憶する。そし
て、ジャム処理が終了して再び電源がオンされた時、E
2 PROMQ11の情報を読み出し、所定の位置に止ま
っているかどうかを判断する。その判断情報に基づいて
ジャム表示を出すかあるいはそのままコピー可能とする
かを決定する。
【0098】E2 PROMQ11では、本体側のジャム
か給紙装置側のジャムか、またその発生頻度も同時に記
憶し、駆動系の耐久や、消耗部品の判定を行うことも可
能である。なお、E2 PROMQ11はコントローラ部
CONTの制御基板からサービスマンが着脱可能に構成
されており、交換作業または取り付け作業により、E2
PROMQ11ようのソケットにマウント装着される。
【0099】一方、図4,図7に示すように、連続コピ
ー時、例えば右デッキ給紙した場合の、タイミングtj
時にジャムとなって、給紙,搬送シーケンスがストップ
すると、右デッキ給紙送りローラ203から出たところ
で、右デッキ給紙送りローラ203に転写紙が挟まれた
状態となって転写紙が停止している場合がある。
【0100】また、左デッキ126からの給紙の場合、
図7に示すタイミングtkでジャムとなると、右デッキ
給紙と同様に転写紙は左デッキ給紙送りローラ204と
デッキ搬送ローラ207の両方に噛んだ状態で止まって
いる。また、タイミングtlでジャムとなった場合に
は、転写紙はデッキ搬送ローラ206とデッキレジスト
ローラ205の両方に噛んだ状態で止まっている。さら
に、デッキ搬送ローラ206,207に受け渡された転
写紙が所定の待機ポジションに停止している場合は、本
体ジャム処理の際、そのまま待機ポジションに滞留させ
たままの状態となっている。
【0101】本実施例では、このように左デッキ126
からデッキ搬送路に受け渡された用紙が本体ジャムの
際、どの位置に停止しているかの情報を、図3に示した
SRAMQ3に記憶させておき、本体内のみのジャムの
場合は、デッキ内転写紙どの位置に合ってもジャムとし
て扱うことなく、取り除くような表示を出力しないよう
に制御している。すなわち、本体ジャムのタイミングと
左デッキ給紙送りローラ204,デッキ搬送ローラ20
6,207の駆動時間からデッキ搬送路内の用紙の位置
が、デッキ内のどの位置に止まっているかが判断され
る。
【0102】通常のシーケンスでは、左デッキ126か
ら給紙された転写紙は、デッキ搬送路内待機ポジション
に一旦止まって、デッキレジストローラ205に送られ
るため、一定時間は待機ポジションに止まることにな
る。すなわち、この一定時間内に本体がジャムした場
合、デッキ搬送路内転写紙は、所定の待機ポジションに
止まっている。従って、図3に示したスタティックRA
MQ3は、デッキ搬送路内の転写紙が所定の待機ポジシ
ョンに停止していることを記憶し、本体ジャム処理で電
源がオフ/オンされた後、デッキ内残留紙(デッキ搬送
部内の転写紙)から給送するものである。以上の制御
は、デッキ搬送路内の転写紙が所定の待機ポジションに
ある場合であるが、所定の待機ポジションにない場合の
制御について以下詳述する。
【0103】すなわち、左デッキ126から給紙を行っ
た場合に、給紙された転写紙が、待機ポジションに到達
するまで、あるいは到達して待機中の本体ジャムについ
ては上述の通りであるが、待機ポジションからでてしま
った場合、あるいはデッキ搬送路内に前の転写紙が残っ
ていて給紙された転写紙が所定の待機ポジションまでた
どり着けない場合は、本体側ジャムのタイミングと、左
デキ給紙送りローラ204,デッキ搬送ローラ206,
207の駆動時間、デッキ搬送部センサ362の検知信
号からデッキ搬送部内転写紙の位置を算出し、SRAM
Q3に記憶させる。そして、所定の待機ポジションにな
いと判断した場合は、本体ジャム表示は出力するが、デ
ッキ内ジャム表示は出力されない。
【0104】また、本体ジャム処理で、本体内滞留紙が
取り除かれても、デッキ搬送部内ジャムが取り除かれて
いない場合は、電源復帰時にデッキ内転写紙を強制的に
白紙排出または待機ポジションまでの搬送を行うもので
ある。
【0105】以下、図4,図7に示したタイミングチャ
ートを参照しながら本発明に係る画像形成装置における
デッキ給送時の転写紙ジャム制御動作について詳述す
る。連続コピーの時、例えば右デッキから給紙した場合
で、図4に示したタイミングtj時で給紙,搬送シーケ
ンスがストップすると、右デッキ給紙送りローラ203
から出たところで、右デッキ給紙送りローラ203に転
写紙が挟まれた状態となって転写紙が停止している場合
がある。この場合は、デッキ右ドアを開けても転写紙に
手が届かない状態となる。
【0106】また、左デッキ126からの給紙の場合、
図7に示すタイミングtkのタイミングでジャムとなる
場合は、右デッキ給紙と同様に転写紙は左デッキ給紙送
りローラ204とデッキ搬送ローラ207の両方に噛ま
れた状態で停止している。さらに、タイミングtlでジ
ャムとなる場合は、転写紙はデッキ搬送ローラ206と
デッキレジストローラ205の両方に噛んだ状態で停止
している。
【0107】本実施例では、本体ジャムと同時にデッキ
給紙,搬送のシーケンスをストップせずに、一定時間搬
送を継続してからシーケンスをストップしている。な
お、シーケンスをストップするまでの送り時間は、図3
に示したマイクロコンピュータQ1でカウントして決定
している。マイクロコンピュータQ1でカウントした送
り量だけ転写紙を搬送することにより、右デッキ給紙の
場合には、転写紙は本体右ドアを開けて取り出せる位置
まで搬送されて停止する。
【0108】左デッキ給紙の場合も、図7に示したタイ
ミングで本体ジャムが生じてもジャムと同時に給紙搬送
シーケンスをストプせずに、一定時間転写紙の搬送を継
続してからシーケンスをストップしている。ここでも、
シーケンスをストップするまでの送り時間は、図3に示
すマイクロコンピュータQ1でカウントして決定してい
る。
【0109】また、図7に示したタイミングtlで本体
ジャムが生じた場合には、左デッキからデッキ搬送路に
受け渡された転写紙がデッキレジストローラ205から
出た位置で停止するように制御される。さらに、図7に
示したタイミングtlで本体ジャムが生じた場合には、
左デッキ給紙送りローラ204からデッキ搬送ローラ2
06,207に転写紙が受け渡されたところで停止する
ように制御している。
【0110】以下、図16に示すフローチャートを参照
しながら本発明に係る画像形成装置におけるデッキ給紙
処理動作について説明する。図16は本発明に係る画像
形成装置におけるデッキ給紙処理手順の一例を示すフロ
ーチャートである。なお、(1) 〜(18)は各ステップを示
す。
【0111】デッキからの給紙が開始され駆動系が駆動
されると、その際、タイマ1のカウントを開始し(1) 、
カウント時間t1 を順次加算し(2) 、カウント時間t1
が所定時間kl以下かどうかを判定し(3) 、NOならば
(カウントを開始してから所定時間kl以内に転写紙が
所定位置に到達しない場合は)、給紙遅延ジャムとして
(4) 、その旨をジャム表示する(5) 。
【0112】一方、ステップ(3) の判定でYESの場合
は、タイマ1の計時時間kl内に紙センサに転写紙が到
達したかどうかを判定し(6) 、NOならばステップ(2)
に戻り、YESならばタイマ2のカウントを開始し(7)
、カウント時間t2 を順次加算し(8) 、カウント時間
2 が所定時間k2 以下かどうかを判定し(9) 、NOな
らばステップ(8) に戻り、YESならば駆動系を停止さ
せて(12)、転写紙が待機ポジションにあることをチェッ
クするために所定位置フラグを「0」から「1」に変化
させる(13)。
【0113】次いで、再び駆動系がスタートした際、所
定位置フラグを「1」から「0」に戻し(14)、タイマ3
のカウントをスタートし(15)、カウント時間t3 を順次
加算し(16)、カウント時間t3 が所定時間k3 以下かど
うかを判定し(17)、YESならば、すなわち転写紙がセ
ンサ位置を時間k3 以内に抜けるかどうかを確認し(1
8)、NOならばステップ(16)に戻り、YESならば次の
給紙待ちとなる。
【0114】一方、ステップ (17) の判定でNOなら
ば、センサ位置滞留ジャムと判定し(10)、その旨をジャ
ム表示する(11)。
【0115】以下、図17に示すフローチャートを参照
しながら本発明に係る画像形成装置における連続コピー
時本体ジャム処理動作について説明する。図17、は本
発明に係る画像形成装置における第3の連続コピー中本
体ジャム処理手順の一例を示すフローチャートである。
なお、(1)〜 (7)は各ステップを示す。
【0116】連続コピー時の本体ジャムが発生すると、
デッキ内に転写紙があるかどうかを判定し(1) 、YES
ならばデッキ内転写紙が所定の待機ポジションにあるか
どうかを所定位置フラグの内容(「1」が所定待機ポジ
ション状態)から判定し(4)、YESならばジャムの瞬
間に駆動系をストップし、NOならば、すなわち紙セン
サで紙有りを検知していても、デッキ内転写紙が所定の
待機ポジションにない場合(所定位置フラグ「0」の場
合)は、タイマ2の計時したカウント時間t2が正かど
うかを判定し(5) 、YESならば(所定の待機ポジショ
ン到達前ならば)、カウント時間t2 が所定時間k2
上となるまで転写紙を所定の待機ポジションまで送るよ
うにデッキ給送搬送を行う駆動系を継続駆動し(7) 、ジ
ャム解除処理し易い位置でデッキから給送される転写紙
を停止させるため、転写紙給送を行う駆動系をストップ
する。
【0117】一方、ステップ(5) の判定でNOの場合
は、(所定の待機ポジション到達後ならば)カウント時
間t3 が所定時間k3 以上となるまで転写紙を本体側に
送るようにデッキ給送搬送を行う駆動系を継続駆動し
(6) 、ジャム解除処理し易い位置でデッキから給送され
る転写紙を停止させるため、転写紙給送を行う駆動系を
ストップする。
【0118】一方、ステップ(1) の判定でNOの場合、
すなわち紙センサに転写紙がない状態で本体ジャムが生
じた場合は、給紙動作を開始したかどうかを判定し(2)
、NOならば、給紙動作を開始していないので、転写
紙は待機ポジションから出て紙センサを抜けた位置に有
ると判断し、ステップ(6) に進み、本体側へ転写紙を搬
送し、YESならば給紙を開始しているので、カウント
時間t1 が所定時間k1を越えるまで(3) 、転写紙の搬
送を継続し、所定の待機ポジションで転写紙を停止させ
る。
【0119】なお、上記実施例では、図1に示した左デ
ッキ126,右デッキ125から転写紙を給送する駆動
系が単一の場合について説明したが、左デッキ126,
右デッキ125それぞれが独立した駆動系により駆動/
停止が制御される構成であっても本発明を適用すること
ができ、以下、図18に示すブロック図を参照しながら
連続コピー時におけるジャム駆動制御動作について説明
する。
【0120】図18は、図1に示した左デッキ126,
右デッキ125の給送駆動系の構成を説明するブロック
図である。この図に示すように、ジャム発生時には、デ
ッキ内センサ361の状態に応じて転写紙を所定の位置
まで搬送して駆動伝達を停止する。なお、本実施例では
デッキ内のセンサ361,362は転写紙の存在を検知
すると、「L」レベルを出力し、転写紙がない場合はH
レベルを出力する。図1に示した左デッキ126から給
紙が行われていて、デッキ内センサ361に転写紙が達
していない状態でジャムが発生した場合には、左デッキ
126と搬送部の間に転写紙が存在している。
【0121】そこで、その転写紙を取り出し易い位置ま
で搬送するために、デッキ内センサ361の信号がLレ
ベルになるまで駆動を継続し、さらに、デッキ内センサ
の出力がLレベルになるまで駆動を継続し、さらにデッ
キ内センサの出力がLレベルになってからの一定時間駆
動して駆動伝達を停止する。カウンタ901はデッキ内
センサ361の信号がHレベルからLレベルに変わった
瞬間からカウントを開始するようにしている。
【0122】一方、本体ジャムの信号が入力された際
に、デッキ内センサ361の出力がLレベル、すなわち
転写紙有りの場合は、カウンタ901はカウント一定時
間計時した後、停止するように構成されている。ここ
で、カウンタ901でカウントする時間は、デッキ内セ
ンサ361の出力がHレベルになってからジャム処理で
搬送する時間分だけ駆動伝達を継続するようにあらかじ
め設定されている。なお、902はカウンタ、904は
タイマである。
【0123】また、左デッキ126から給紙を行って転
写紙が図1に示したデッキレジストローラに到達すると
ころで、本体ジャムが発生した場合には、図1に示した
デッキレジ前センサ362の信号から駆動伝達時間を決
定するものである。さらに、右デッキから給紙した場合
も、同様にデッキレジ前センサ362の信号に基づいて
カウンタでカウントし、駆動継続時間を決定している。
【0124】以下、図4,図7を参照しながらさらに連
続コピー時、例えば右デッキ給紙し、さらに図4に示し
たタイミングtmでジャムとなって、給紙,搬送シーケ
ンスがストップすると、右デッキ給紙送りローラ203
到達寸前で転写紙が止まっている場合がある。この場
合、ジャム処理時に転写紙が取りにくい等の大きな障害
ないものの、所定の待機ポジションではないので取り除
く必要がある。しかし、駆動系を逆転させれば、すぐに
待機ポジションに復帰できる位置であることから、本体
ジャム発生と同時に給送装置駆動系を一時停止し、逆転
して待機ポジションに復帰させる。
【0125】また、左デッキ126からの給紙の場合、
図7に示すタイミングtnでジャムとなった場合は、右
デッキ125の給紙と同様に、転写紙はデッキ搬送ロー
ラ207等立つ寸前で停止した状態となる。さらに、タ
イミングtpでジャムとなった場合は、転写紙はデッキ
レジストローラ205到達寸前で停止した状態となって
いる。なお、本実施例では本体ジャムと同時にデッキ給
紙,搬送のシーケンスをストップし、一定時間逆方向搬
送を行ってからシーケンスをストップしている。シーケ
ンスをストップするまでの送り時間は、図3に示したマ
イクロコンピュータQ1でカウントして決定している。
そして、マイクロコンピュータQ1でカウントした送り
量だけ、転写紙を逆方向搬送することにより、右デッキ
給紙の場合には、転写紙は右デッキ内に搬送されて停止
する。
【0126】左デッキ給紙の場合も、図7に示したタイ
ミングtn,tpのタイミングで本体ジャムが生じた場
合は、ジャムと同時に給紙搬送シーケンスをストップ
し、一定時間転写紙の逆方向搬送を行ってからシーケン
スをストップしている。ここで、シーケンスをストップ
するまでの送り時間は、図3に示したマイクロコンピュ
ータQ1でカウントして決定している。
【0127】また、図7に示したタイミングtnで本体
ジャムが生じた場合には、左デッキからデッキ搬送路に
受け渡された転写紙がデッキ搬送路内待機ポジションで
停止するように制御される。さらに、図7に示したタイ
ミングtpで本体ジャムが生じた場合には、左デッキ給
紙送りローラ204から左デッキ126内に転写紙が受
け渡されたところで停止するように制御されている。
【0128】
【発明の効果】以上説明したように、第1の画像形成装
置によれば、画像形成動作待機中における第2の給紙紙
検出手段の検出結果,転写紙検出手段の検出結果,第2
のサイズ検出手段とに基づいて制御手段が画像形成開始
指示時の転写紙給送および画像形成を制御するものであ
って、制御手段は、転写紙検出手段が給紙搬送路上に転
写紙有りを検出し、かつ、第2のサイズ検出手段が検出
する転写紙サイズの変更を検出し、第2の給紙手段内の
転写紙サイズと給紙搬送路上に転写紙サイズとが異なる
場合に、画像形成開始指示入力に従って給紙搬送路上に
停止する転写紙の除去を催促する旨を表示するので、第
2の給紙手段の転写紙が切れ、かつ第2の給紙手段より
既に紙搬送路中に転写紙を給紙して停止している場合
に、既に給送された転写紙サイズと第2の給紙手段に補
給収納された転写紙サイズの異同があるかないかに応じ
て停止中の転写紙をジャムとせずに継続して給紙させる
ことができ、特に補給された転写紙サイズと滞留する転
写紙サイズが同一サイズの場合には滞留する転写紙を解
除することなく画像形成を継続することができる。
【0129】また、制御手段は、連続コピーモード指定
中に、第2の給紙紙検出手段が転写紙切れ状態を検出
し、かつ、転写紙検出手段が給紙搬送路上に転写紙有り
を検出した場合に、画像形成動作を停止し、第2の給紙
手段内転写紙切れ状態を表示するので、第2の給紙手段
から給紙して転写紙が給紙搬送路上に停止している時点
における第2の給紙段の転写紙切れを確実に報知するこ
とができる。さらに、制御手段は、連続コピーモード指
定中に、第2の給紙手段からの給紙の場合、給紙搬送路
上の転写紙に対する画像形成を終了後、第2の給紙手段
内転写紙切れ状態を表示するので、給紙搬送路上に第2
の給紙手段から給送された転写紙を滞留していない状態
で、第2の給紙手段の転写紙切れを報知することができ
る。
【0130】らに、制御手段は、画像形成開始指示入
力に従って給紙搬送路上に停止する転写紙の除去を催促
する旨を表示後、画像形成開始指示入力に従って給紙搬
送路上の転写紙を本体給紙搬送路を介して機外に白紙排
紙するので、給紙搬送路上の転写紙をマニュアル解除さ
れない場合には、画像形成停止直前に当該画像形成停止
要因を明確に報知した後、当該転写紙を機外に自動白紙
排紙することが可能となる。
【0131】また、画像形成開始指示入力に従って給紙
搬送路上に停止する転写紙の白紙排紙を催促表示し、画
像形成を一時停止するので、滞留する転写紙のマニュア
ル解除することができる。さらに、画像形成一時停止後
の画像形成開始指示入力に従って給紙搬送路上の転写紙
を本体給紙搬送路を介して機外に白紙排紙するので、速
やかに転写紙を機外に排出することができる。また、制
御手段は、転写紙検出手段が給紙搬送路上に転写紙有り
を検出し、かつ、第2のサイズ検出手段が検出する転写
紙サイズの変更を検出し、第2の給紙手段内の転写紙サ
イズと給紙搬送路上の転写紙サイズとが異なる場合で、
さらに給紙搬送路上に転写紙サイズと指定中の単一コピ
ーモードの転写紙サイズとが同一の場合は、給紙搬送路
上に転写紙に画像形成を実行して、待機モードとするの
で、滞留する転写紙を解除することなく、給送して支障
なく画像形成を完了することができる。
【0132】
【0133】
【0134】
【0135】
【0136】
【0137】
【0138】
【0139】
【0140】従って、第1及び第2の給紙手段を備える
給送装置を接続可能な画像形成装置において、給送装置
から給送した転写紙が給送路上に滞留して停止した場合
に、転写紙の停止搬送状態に応じて滞留する転写紙を可
能な限り正常給送可能な転写紙として再給紙でき、給送
装置内のジャム解除負担を大幅に軽減できるとともに、
ジャムとした場合にも、当該転写紙を損傷することなく
自動的に本体から排出することができ、再利用が可能と
なる等の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例を示す画像形成装置の
構成を説明する断面図である。
【図2】図1に示した本体の上部に設けられる操作部の
詳細構成を説明する平面図である。
【図3】図1に示したコントローラ部の構成を説明する
制御ブロック図である。
【図4】図1に示した左右デッキからの転写紙給送動作
を説明するタイミングチャートである。
【図5】図1に示した左右デッキからの転写紙給送動作
を説明するタイミングチャートである。
【図6】図1に示した左右デッキからの転写紙給送動作
を説明するタイミングチャートである。
【図7】図1に示した左右デッキのリフタ機構を説明す
る要部斜視図である。
【図8】図1に示した左右デッキのリフタ機構を説明す
る要部斜視図である。
【図9】図1に示した左右デッキのリフタ機構を説明す
る要部斜視図である。
【図10】図1に示した左右デッキのリフタ機構を説明
する要部斜視図である。
【図11】図1に示した左右デッキのリフタ機構の動作
を説明するタイミングチャートである。
【図12】本発明に係る画像形成装置におけるデッキ給
送制御手順の一例を示すフローチャートである。
【図13】図1に示した左右デッキの転写紙と滞留する
転写紙サイズを判定する論理回路ブロック図である。
【図14】本発明に係る画像形成装置における第2の連
続コピー中本体ジャム処理手順の一例を示すフローチャ
ートである。
【図15】本発明に係る画像形成装置における連続コピ
ー中本体ジャム処理回路の一例を示すブロック図であ
る。
【図16】本発明に係る画像形成装置におけるデッキ給
紙処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図17】本発明に係る画像形成装置における連続コピ
ーとき本体ジャム処理手順の一例を示すフローチャート
である。
【図18】図1に示した左デッキ,右デッキの給送駆動
系の構成を説明するブロック図である。
【符号の説明】
33 センサ 34 センサ 125 右デッキ 126 左デッキ 206 デッキローラ 207 デッキローラ 361 センサ 362 センサ CONT コントローラ部 S1 紙センサ S2 紙センサ S11 センサ S12 センサ
フロントページの続き (72)発明者 廣岡 和彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−204237(JP,A) 特開 平2−163241(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/00 B65H 7/06

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 転写紙給紙方向に沿って左右に振り分け
    配置された第1,第2の給紙手段を備え、第2の給紙手
    段から給紙された転写紙を第1の給紙手段の上部に配設
    された給紙搬送路を介して本体給紙搬送路に給送する給
    送装置を接続可能な画像形成装置において、前記給紙搬
    送路および本体給紙搬送路中の転写紙の存在有無を検出
    する転写紙検出手段と、前記第1,第2の給紙手段に収
    容される転写紙の有無を検出する第1,第2の給紙紙検
    出手段と、前記第1,第2の給紙手段に収容される転写
    紙のサイズを検出する第1,第2のサイズ検出手段と、
    画像形成動作待機中における前記第2の給紙紙検出手段
    の検出結果,前記転写紙検出手段の検出結果,第2のサ
    イズ検出手段の検出結果とに基づいて画像形成開始指示
    時の転写紙給送および画像形成を制御する制御手段とを
    具備し、 制御手段は、転写紙検出手段が給紙搬送路上に転写紙有
    りを検出し、かつ、第2のサイズ検出手段が検出する転
    写紙サイズの変更を検出し、第2の給紙手段内の転写紙
    サイズと前記給紙搬送路上の転写紙サイズとが異なる場
    合に、画像形成開始指示入力に従って前記給紙搬送路上
    に停止する転写紙の除去を催促する旨を表示するように
    構成 したことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 制御手段は、連続コピーモード指定中
    に、第2の給紙紙検出手段が転写紙切れ状態を検出し、
    かつ、転写紙検出手段が給紙搬送路上に転写紙有りを検
    出した場合に、画像形成動作を停止し、第2の給紙手段
    内転写紙切れ状態を表示するように構成したことを特徴
    とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 制御手段は、連続コピーモード指定中
    に、第2の給紙手段からの給紙の場合、給紙搬送路上の
    転写紙に対する画像形成を終了後、第2の給紙手段内転
    写紙切れ状態を表示するように構成したことを特徴とす
    る請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 制御手段は、画像形成開始指示入力に従
    って前記給紙搬送路上に停止する転写紙の除去を催促す
    る旨の表示後、画像形成開始指示入力に従って前記給紙
    搬送路上の転写紙を本体給紙搬送路を介して機外に白紙
    排紙するように構成したことを特徴とする請求項1記載
    の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 画像形成開始指示入力に従って前記給紙
    搬送路上に停止する転写紙の白紙排紙を催促表示し、画
    像形成を一時停止するように構成したことを特徴とする
    請求項1記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 画像形成一時停止後の画像形成開始指示
    入力に従って前記給紙搬送路上の転写紙を本体給紙搬送
    路を介して機外に白紙排紙するように構成したことを特
    徴とする請求項記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 制御手段は、転写紙検出手段が給紙搬送
    路上に転写紙有りを検出し、かつ、第2のサイズ検出手
    段が検出する転写紙サイズの変更を検出し、第2の給紙
    手段内の転写紙サイズと前記給紙搬送路上の転写紙サイ
    ズとが異なる場合で、さらに前記給紙搬送路上に転写紙
    サイズと指定中の単一コピーモードの転写紙サイズとが
    同一の場合は、前記給紙搬送路上に転写紙に画像形成を
    実行して、待機モードとするように構成したことを特徴
    とする請求項1記載の画像形成装置。
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