JP3394299B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3394299B2
JP3394299B2 JP29709393A JP29709393A JP3394299B2 JP 3394299 B2 JP3394299 B2 JP 3394299B2 JP 29709393 A JP29709393 A JP 29709393A JP 29709393 A JP29709393 A JP 29709393A JP 3394299 B2 JP3394299 B2 JP 3394299B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、レーザプリンタ,複
写機,ファクシミリ装置等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザプリンタ等の画像形成装置におい
ては、複数の給紙部より選択的に転写紙を給紙し、その
各転写紙に対して通常排紙及び反転排紙を含む転写紙の
排出形態が異なる画像形成動作を連続して実行できるも
のがある。
【0003】このような画像形成装置としては、例えば
特開平2−287462号公報に見られるように、給紙
部(給紙口)から給紙された用紙(転写紙)の表面に作
像を行なう作像経路と、そこから排出された用紙を作像
経路に再給紙してその表面又は裏面に作像を行なわせる
再給紙経路とを設け、第1回目の作像処理後の用紙が所
定位置に達したことを検出し、それによって第2回目の
作像動作に切り換えるようにしたものがある。
【0004】また、例えば特開平3−92870号公報
に見られるように、表面プリントコマンドの受信時、そ
の1つ前に給紙された紙(転写紙)と異なる紙サイズか
否かを判断し、同じ紙サイズのときには表面プリントを
スタートさせ、異なる紙サイズのときには一定時間のタ
イマウェイトを入れ、表面にプリントされた紙を待機さ
せておいて、紙サイズの異なる紙を給紙するようにして
表面プリントを行ない、続いて裏面プリントコマンドを
受信して裏面プリントをスタートさせるようにしたもの
もある。
【0005】さらに、例えば特開平4−16960号公
報に見られるように、第1面の複写が終了した複写紙
(転写紙)が反転転送部により反転されてレジストロー
ラを通過し、最終排出前のタイミングで給紙部(給紙
口)からの白紙(転写紙)をレジストローラの直前まで
給紙すると共に、両面の複写が終了した複写紙が最終排
出口に排出された後に第1面の複写が終了した複写紙を
排紙切換部に到達させるようにした複写装置もある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た特開平2−287462号あるいは特開平4−169
60号公報に見られるような画像形成装置では、転写紙
が所定位置に達することによって次のジョブをスタート
させているので、前のジョブによる転写紙を反転排出
(反転排紙)、後のジョブによる転写紙を通常排出(通
常排紙)とすると、転写紙を反転させるためのスイッチ
バックに要する時間を考慮していないため、2枚の転写
紙が重なって排出されてしまう。また、転写紙の所定位
置を検出するためにセンサの追加が必要になる。
【0007】また、特開平3−92870号公報に見ら
れるような画像形成装置では、センサの代りにタイマを
具備しているが、やはり上述のように各用紙が重なって
排出される危惧があり、またその重なりを防ぐためにタ
イマ値を大きくすると、ジョブによっては転写紙の間隔
が異常に長くなり、画像形成のスループット(単位時間
当りの画像形成枚数)が低下してしまうという問題があ
った。
【0008】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、上述のような画像形成装置において、ハード構
成を複雑化することなく、画像形成のスループットを向
上させることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、以下の(1)及び(2)に示す画像形成装
置を提供する。
【0010】(1)複数の給紙部より選択的に転写紙を
給紙し、その各転写紙に対して通常排紙及び反転排紙を
含む転写紙の排出形態が異なる画像形成動作を連続して
実行できる画像形成装置において、選択された給紙部,
通常排紙及び反転排紙を含む転写紙の排出形態,及び転
写紙サイズから、実行中の画像形成動作及びその次の画
像形成動作について各転写紙の重なりや逆転が生じない
ように搬送路長の差による搬送時間差を考慮して設定さ
れたデータを用いて、次の画像形成動作の開始タイミン
グをスタートするときに変更する手段を設けたものであ
る。
【0011】(2)複数の給紙部より選択的に転写紙を
給紙し、その各転写紙に対して異なる排出先の画像形成
動作を連続して実行できる画像形成装置において、選択
された給紙部,排出先,及び転写紙サイズから、実行中
の画像形成動作及びその次の画像形成動作について各転
写紙の重なりや逆転が生じないように搬送路長の差によ
る搬送時間差を考慮して設定されたデータを用いて、次
の画像形成動作の開始タイミングをスタートするときに
変更する手段を設けたものである。
【0012】
【作用】(1)の画像形成装置によれば、複数の給紙部
より選択的に転写紙を給紙し、その各転写紙に対して通
常排紙及び反転排紙を含む転写紙の排出形態が異なる画
像形成動作を連続して実行する場合、選択された給紙
部,通常排紙及び反転排紙を含む転写紙の排出形態,及
び転写紙サイズから、実行中の画像形成動作及びその次
の画像形成動作について各転写紙の重なりや逆転が生じ
ないように搬送路長の差による搬送時間差を考慮して設
定されたデータを用いて、次の画像形成動作の開始タイ
ミングをスタートするときに変更するので、ジョブ間の
転写紙間隔を小さくしても各転写紙が重なって排出され
ることがなくなり、画像形成のスループットが向上す
る。
【0013】(2)の画像形成装置によれば、複数の給
紙部より選択的に転写紙を給紙し、その各転写紙に対し
て異なる排出先の画像形成動作を連続して実行する場
合、選択された給紙部,排出先,及び転写紙サイズ
ら、実行中の画像形成動作及びその次の画像形成動作に
ついて各転写紙の重なりや逆転が生じないように搬送路
長の差による搬送時間差を考慮して設定されたデータを
用いて、次の画像形成動作の開始タイミングをスタート
するときに変更するので、やはり上述と同様にジョブ間
の転写紙間隔を小さくしても各転写紙が重なって排出さ
れることがなくなる。
【0014】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて具
体的に説明する。図2はこの発明の一実施例であるデジ
タル複写機の機構部の一例を示す概略構成図であり、画
像形成装置1,画像読取装置2,両面装置3,及び循環
型原稿給送装置(以下「RDH」と記す)4によって構
成されている。なお、転写紙の搬送方向を矢印付き実線
によって示している。
【0015】RDH4によって画像読取装置2のコンタ
クトガラス21上に原稿がセットされると、その原稿面
がランプ22によって照明され、原稿からの反射光が第
1ミラー23,第2ミラー24,第3ミラー25,レン
ズユニット26,及び第4ミラー27を介して画像形成
装置1内の感光体ドラム7の表面に結像される。
【0016】感光体ドラム7は、図示しないメインモー
タによって矢示方向に回転駆動される。ランプ22及び
第1ミラー23等から構成される第1スキャナは、第1
キャリッジ(図示省略)に搭載されており、矢示方向に
一定速度で駆動される。第2ミラー24及び第3ミラー
25等から構成される第2スキャナは第2キャリッジ
(図示省略)に搭載されており、第1キャリッジの速度
の1/2の速度で矢示方向に駆動される。
【0017】感光体ドラム7の表面は帯電チャージャ8
により一様に帯電され、その帯電された面は上記結像に
より露光され、感光体ドラム7の表面に静電潜像が形成
される。この静電潜像は、現像装置9からのトナーで現
像されて可視像となり、転写チャージャ10へ送られ
る。
【0018】転写紙は、給紙カセット11a,11bあ
るいは両面装置3内の大量給紙トレイ31のいずれか選
択されたものによって給紙ローラ12a,12b又は3
2で繰り出された後、レジストセンサ19によって先端
が検出され、レジストローラ13によってタイミングが
とられて感光体ドラム7の転写チャージャ10と対向す
る面に搬送されて、上記可視像が転写される。
【0019】その記録済転写紙は、感光体ドラム7より
分離されて定着ユニット14に入り、そこでヒータ(図
示省略)の熱を受けて画像を定着させた後、切換爪1
5,16の切り換えによって外部の上排紙トレイ18a
又は下排紙トレイ18bにそのまま排紙されるか,ある
いは両面装置3に向けて搬送される。転写紙が両面装置
3に向けて搬送された場合には、その転写紙は搬送路A
を通ってそのまま両面装置3の搬送路Bに送り込まれる
か、搬送路Aで反転用接離コロ17により反転されて下
排紙トレイ18bに排紙される。
【0020】転写紙が両面装置3の搬送路Bに送り込ま
れた場合には、その転写紙は反転用接離コロ33の回転
及び切換爪34の切り換えにより反転されて中間トレイ
35に移送され、そこでストッパ36及び図示しないジ
ョガーフェンス等によって整置された後、所定のタイミ
ングでストッパ36が解除されると共に再給紙ローラ3
7が駆動され、再び転写チャージャの位置まで搬送され
て裏面に転写される。
【0021】図3は、RDH4をより詳細に説明するた
めの概略構成図である。図示しない操作部によって複写
部数を設定し、原稿トレイ41上に複数枚の原稿Pをセ
ット(このとき画像面を下向きにする)して図示しない
スタートキーを押下すると、ブロワータンク42から圧
縮空気が吹き出されて束状の原稿Pが浮き上がり、その
うち最下位の原稿のみが搬送装置43を構成するバキュ
ームタンク43aによって吸引され、そのバキュームタ
ンク43aと2個のローラによって張装された給紙ベル
ト43bによって引き出されて分離される。
【0022】そして、分離された原稿は第1ターンロー
ラ44の搬送力によって第1ターン通紙路45から横搬
送路46へ送られ、第2ターン通紙路47を介して第2
ターンローラ48と4個のローラによって張装された搬
送ベルト49の搬送力によって、コンタクトガラス21
上の所定の複写位置に送られてセットされる。
【0023】その後、画像形成装置1により所定のタイ
ミングで、複写位置にセットされた原稿の画像面に対す
る露光が行なわれ、それが終了するとその原稿は搬送ベ
ルト49によってコンタクトガラス21から送り出され
た後、切換爪50によってピックアップされて送り加圧
案内片51によって入口ローラ52に押圧されながら共
通通紙路53へ搬送されたり、あるいは切換爪50の切
り換えにより入口ローラ52の下側を通して外部に排紙
される。
【0024】共通通紙路53へ搬送された原稿は、その
後端部が入口ローラ52を通過すると、反転駆動ローラ
54が逆回転してスイッチバックされ、送り加圧案内片
51と分岐爪55の上面にガイドされると共に、反転引
出しローラ56の搬送力によって反転紙排紙路57内へ
引き込まれ、固定加圧部材58によって排紙ローラ59
に押圧されて、排紙口60から画像面を反転した状態で
原稿トレイ41上に排紙される。なお、原稿トレイ41
上の露光前の原稿と露光後の原稿は、それぞれ選択的に
進退自在に設けられた図示しない仕切片によって仕切ら
れるようになっている。
【0025】図4は、このデジタル複写機の制御系の概
略構成例を示すブロック図である。このデジタル複写機
の制御部は、図4に示すようにメイン制御部61,シー
ケンス制御部62,操作制御部63,読取画像処理制御
部64に大別され、メイン制御部61と他の制御部6
2,63,64との間で相互にシリアル通信を行ない、
複写工程用機器類65(画像形成装置1,両面装置3,
RDH4内の各シーケンス機器類及びセンサ・スイッチ
類),表示部56,操作部67,及び画像読取装置2等
の複写機全体の制御を行なう。
【0026】メイン制御部61は、オペレータによる操
作部67上のキー操作によって操作制御部63からそれ
に応じた操作信号(シリアル信号)を受信すると、操作
モードに不具合のないことを確認した後、シーケンス制
御部62,操作制御部63,読取画像処理制御部64が
全て異常なく、画像形成動作が実行可能と判断した場
合、受信した操作信号に応じて画像形成動作をスタート
させる。
【0027】その際、複写工程用機器類65(画像形成
装置1内のシーケンス機器類を含む)を制御するシーケ
ンス制御部62が、メイン制御部61から以下に示すよ
うなデータ(コマンド)を受信する。
【0028】(1)枚数データ:連続画像形成動作枚数
を示すデータ (2)給紙部データ:給紙すべき転写紙が収納された給
紙部を示すデータ (3)排紙先データ:画像形成処理が施された転写紙の
排出先を示すデータ (4)排出形態データ:画像形成処理が施された転写紙
の排出形態を示すデータ (5)イメージシフトデータ:綴代等の余白データ (6)IDコード:各データに付属するジョブ毎に異な
るナンバ
【0029】それぞれのデータは、コード,データ,I
Dのパッケージでシリアルに送信される。そのうち、コ
ードはどのデータ(給紙部,排出先等)なのかを規定
し、データはその値(1段目,2段目等)を、IDは複
数ジョブのコード,データを連続して送信しても各デー
タの区分を可能にするためのデータをそれぞれ示す。
【0030】図5に給紙部データの構成例を、図6に排
出先・排出形態データの構成例をそれぞれ示す。なお、
この例では給紙部データ及び排出先・排出形態データを
それぞれヘキサコードである20H,21Hで表わして
いる。また、以下の(1)(2)に5つのジョブにそれ
ぞれ対応する給紙部データ及び排出先・排出形態データ
の一例をヘキサコードで示す。表1に、その各データを
文字列で示す。
【0031】(1)給紙部データ 20H+02H+01H 20H+04H+02H 20H+20H+03H 20H+08H+04H 20H+20H+05H
【0032】(2)排出先・排出形態データ 21H+10H+01H 21H+10H+02H 21H+01H+03H 21H+08H+04H 21H+02H+05H
【0033】シーケンス制御部62は、メイン制御部6
1から上述したようなデータを受信した後、別のデータ
(スタートコマンド+IDコード)を受信すると、その
IDコードと一致するデータを選択して、例えば図7に
示すように受信したスタートコマンド順に図示しないメ
モリ内の任意のRAM領域に格納する。
【0034】
【表1】
【0035】そして、例えば図8に示すように、実行中
のジョブ(JOB)が終了した時にそれに対応するデー
タ(JOBデータ)を消去し、それによって空いたRA
M領域を他のジョブに対応するデータを繰り上げること
によって埋める。また、次の新しいジョブのスタートコ
マンドを受け付けできるように新たなRAM領域を確保
する。
【0036】複写工程用機器類65による各ジョブ毎の
画像形成動作は、メイン制御部61とシーケンス制御部
62との間で以下の(1)〜(5)に示すプロトコル信
号をやりとりすることによって行なわれる。
【0037】すなわち、シーケンス制御部62がメイン
制御部61から1つ以上のジョブに対応する枚数,給紙
部,排出先,排出形態,イメージシフト等のデータをI
Dコードと共に受信し、スタートコマンド+IDコード
を受信すると、そのIDコードと一致するデータに従っ
て複写工程用機器類65により画像形成動作をスタート
させる。
【0038】このとき、すでに前のジョブで画像形成動
作を実施中の場合にはリピートタイミングをチェック
し、所定時間経過していたら複写工程用機器類65によ
り今回のジョブで画像形成動作をスタートさせる。その
際、以下の(1)〜(5)に示すように各信号をそれぞ
れ所定のタイミングでメイン制御部61へ送信する。
【0039】(1)プリントスタート信号 リピート動作処理開始タイミングで送信する。 (2)給紙カウント信号 給紙動作開始タイミングで送信する。 (3)レジストカウント信号 転写紙後端がレジストセンサ19を抜けるタイミングで
送信する。
【0040】(4)排紙カウント信号 転写紙が排紙されるタイミングで送信する。 (5)プリントストップ信号 画像形成動作終了タイミングで送信する。
【0041】図9は、複写工程用機器類65によって各
ジョブ毎の画像形成動作を行なう際のメイン制御部61
とシーケンス制御部62との間でのプロトコル信号のや
りとりの一例を示す説明図である。
【0042】この図において、はジョブ1のプリント
スタート信号を、はジョブ2のプリントスタート信号
を、はジョブ1の排紙カウント信号を、はジョブ3
のプリントスタート信号を、はジョブ2の排紙カウン
ト信号を、はジョブ4のプリントスタート信号を、
はジョブ3の排紙カウント信号を、はジョブ4の排紙
カウント信号を、はプリントストップ信号をそれぞれ
示す。また、間,間,間は各ジョブに対応
するリピート間隔である。
【0043】一方、シーケンス制御部62は各転写紙の
搬送処理時に各ジャムチェックデータを使用して各ジョ
ブ毎に各位置センサ(図示省略)の通過,所定時間の経
過により各ジャムチェックデータ(図7参照)内の規定
ビットをセット又はリセットし、各転写紙が機内のどの
部分に存在するかを認識する。また、いずれかの位置セ
ンサが所定タイミング内にオン/オフしない場合にはジ
ャム(紙詰まり)と判断し、複写工程用機器類65によ
る画像形成動作を直ちに中断させる。
【0044】その際、メイン制御部61に対応するジャ
ムデータを送信し、続いて画像形成動作の終了(停止)
を知らせるためのコマンド(プリントストップ信号)を
送信した後、機内の残留紙チェックを行ない、再度ジャ
ムデータを送信する。図10に、ジャム(JAM)デー
タの構成例を示す。
【0045】ジャムデータは、コード,データ,IDの
パッケージでシリアルに送信される。そのうち、コード
(例えば図10の39H)はジャムデータであることを
示し、データはジャムの発生箇所がどのユニット(定
着,両面等)なのかを規定し、IDはメイン制御部61
からのスタートコマンドにより画像形成動作を実行して
いる各ジョブのうちのどのジョブ(画像形成動作)でジ
ャムが発生したかを示す。
【0046】メイン制御部61は、基本的にはシーケン
ス制御部62へ送ったスタートコマンドに対してシーケ
ンス制御部62から送られてくるプリントスタート信
号,プリントストップ信号によって装置のステータスを
管理し、シーケンス制御部62へ送った枚数データに対
してシーケンス制御部62から送られてくる給紙カウン
ト信号,排紙カウント信号によってジョブ毎の画像形成
動作を管理する。
【0047】したがって、ジャム時は給紙カウント信号
数と排紙カウント信号数との差を認識してジャムのリカ
バリを行なえばよい。もしくは、ジョブ毎のセット枚数
値から排紙カウント信号数を減算して「0」でない1番
古いジョブからジョブリカバリを行なえばよい。
【0048】また、メイン制御部61はジャムデータ
(ジャムが発生したユニットを示す)により、図4に示
した表示部66にジャム発生箇所に最適なジャム紙除去
のガイダンスを表示することができる。
【0049】ところで、従来の画像形成装置において
は、前後のページの各画像形成用に選択された給紙部及
び排出先が同じ場合(同一ジョブの場合)には、リピー
ト動作時に以下のような制御を行なうようにしている。
すなわち、給紙部からの転写紙の給紙動作と同時にリピ
ートカウンタをスタートさせ、そのカウント値がサイズ
毎に異なる所定値に達した時に、次の転写紙を給紙部か
ら給紙すると同時にリピートカウンタをクリアして再ス
タートさせ、その動作を設定枚数分繰り返す。
【0050】また、前後のページの各画像形成用に選択
された給紙部又は排出先が異なる場合(異なるジョブの
場合)には、リピート動作時に以下のような制御を行な
っていた。すなわち、給紙部からの転写紙の給紙動作と
同時にリピートカウンタをスタートさせ、そのカウント
値がサイズ毎に異なる所定値に達し、且つ既に給紙した
転写紙の先端又は後端が所定位置(レジストセンサ)を
抜けた場合に、次の転写紙を給紙部から給紙すると同時
にリピートカウンタをクリアして再スタートさせ、その
動作を設定枚数分繰り返す。
【0051】このように、従来の画像形成装置は、リピ
ート動作時に同一ジョブの場合(置数:n枚)にはリピ
ートカウンタが所定値(転写紙の長さ+所定間隔(10
0mm程度))に達する度に次の転写紙を給紙し、異なる
ジョブの場合(1to1のジョブ)にはリピートカウン
タが所定値に達し、且つ既に給紙した転写紙の先端又は
後端が所定位置を通過するまでの距離(図2に示すよう
な複写機であれば搬送路A又はBの距離を加える)に達
する度に次の転写紙を給紙する制御を行なうので、給紙
部又は排出先が多くなると搬送路長が長くなり、画像形
成のスループットの低下が顕著となる。
【0052】そこで、この実施例の複写機においては、
図4に示したシーケンス制御部62が複写工程用機器類
65により、リピート動作時に前後のページの各画像形
成用に選択された給紙部及び排出先が同じ場合(同一ジ
ョブの場合)には従来と同様な動作を行なわせ、前後の
ページの各画像形成用に選択された給紙部及び排出先が
異なる場合(異なるジョブの場合)には内部のリピート
カウンタのカウント値が数1によって求めた値P1に達
する度に次の転写紙を給紙させ、前後のページの各画像
形成用に選択された給紙部及び排出形態が異なる場合
(異なるジョブの場合)にはリピートカウンタのカウン
ト値が数2によって求めた値P2に達する度に次の転写
紙を給紙させる。
【0053】
【数1】P1=転写紙の長さ+所定間隔(100mm程度)
±レイアウト(搬送路長)差分
【0054】
【数2】P2=転写紙の長さ+所定間隔(100mm程度)
±排出形態の差分
【0055】以下、この実施例の複写機におけるシーケ
ンス制御部62による給紙動作(画像形成動作)の開始
タイミングについて、さらに具体的に説明する。この実
施例のデジタル複写機では、シーケンス制御部62が複
写工程用機器類65によって各給紙部(給紙カセット1
1a,11b,大量給紙トレイ31)のうちの選択され
たものから転写紙を給紙させることができるが、レイア
ウト(搬送路長)が各給紙部毎に異なるため、以下のよ
うな問題が生じる。
【0056】例えば、給紙カセット11aからN枚目の
転写紙を給紙させた後大量給紙トレイ31からN+1枚
目の転写紙を給紙させた場合にはリピート間隔を短くし
ても作像部(感光体ドラム7と転写チャージ10との
間)や定着部(定着ユニット14を構成するローラ間)
での転写紙間隔を十分確保できるが、大量給紙トレイ3
1からN枚目の転写紙を給紙させた後給紙カセット11
aからN+1枚目の転写紙を給紙させた場合にはリピー
ト間隔に搬送路長を考慮しないと転写紙の重なりや逆転
が生じる。
【0057】また、シーケンス制御部62が複写工程用
機器類65によって(1)〜(3)に示す各排出動作の
うちの予め選択されたモードに対応する排出動作を行な
わせることができる。 (1)転写紙(画像形成処理が施されたもの)を切換爪
15をオフ状態にすることによって上排紙トレイ18a
に排出する。 (2)転写紙を切換爪15をオン状態にすると共に切換
爪16をオフ状態にすることによって下排紙トレイ18
bに排出する。
【0058】(3)転写紙を切換爪15,16をオン状
態にすることによって一旦搬送路Aに移送し、その後端
が搬送路Aに入った時に反転用接離コロ17をオン状態
にすることによってスイッチバック(反転)させ、下排紙
トレイ18bに反転排出する。 (4)転写紙を切換爪15,16をオン状態にすると共
に切換爪34をオフ状態にすることによって一旦搬送路
Bに移送し、その後端が搬送路Bに入った時に反転用接
離コロ33をオン状態にすると共に切換爪34をオン状
態にすることによりスイッチバックさせて中間トレイ3
5に反転移送し、そこでストッパ36及びジョガーフェ
ンス等により整置する。
【0059】ところが、それらの排出先,排出形態によ
り各切換爪15,16,34,反転用接離コロ17,3
3の論理(オン/オフ)が異なるため、以下に示すよう
な内容を考慮する必要がある。すなわち、切換爪は図示
しないソレノイドによって駆動される場合が多く、搬送
路中の転写紙のスリップ,ソレノイドの吸引遅延時間,
切換機構の負荷変動等を考慮する。これは、次の異なる
排出経路に対する切換動作が遅れ、それによって切換爪
による転写紙の傷,紙詰まり(ジャム)が生じないよう
にするためである。
【0060】また、シーケンス制御部62がN枚目の転
写紙を反転して下排紙トレイ18bに排出するジョブを
行なった後にN+1枚目の転写紙をそのまま下排紙トレ
イ18bに排出するジョブを従来の固定の所定間隔のリ
ピート制御で実行すると、後から実行したジョブに対応
する転写紙の方が先に排出されたり、各ジョブにそれぞ
れ対応する転写紙が重なって排出されたりすることがあ
るため、搬送路長の差による搬送時間の差を考慮する。
【0061】よって、シーケンス制御部62による各ジ
ョブ間のリピート間隔の算出には、例えば以下の(1)
〜(3)に示すような3種類のデータテーブルA,B,
Cを用いる。これらのデータテーブルA,B,Cは、シ
ーケンス制御部62内の図示しないメモリに記憶されて
いるものとする。
【0062】また、リピート間隔を計測するのにリピー
トカウンタを用いるが、そのカウンタはタイマ等を使用
したカウンタであり、複写機の搬送速度(線速)に合わ
せ、1カウント(+1)毎に転写紙が1(mm)搬送され
る程度の分解能でよい。この実施例では、リピートカウ
ンタの1カウント毎に転写紙が1(mm)搬送されるもの
とする。
【0063】(1)データテーブルA:転写紙サイズに
対応するデータ このデータテーブルAの一例を以下の表2に示す。
【0064】
【表2】
【0065】シーケンス制御部62がこのデータテーブ
ルAを使用する場合、(給送された転写紙の長さ+所定
間隔(100mm〜150mm程度))のデータを転写紙サ
イズ検出センサ(図4の複写工程用機器類65に含まれ
ている)から出力される信号に応じて算出し、その算出
値に対応するデータをデータテーブルAから読み取る。
なお、所定間隔とは転写紙搬送中の切換爪の切り換えや
画像読取装置2におけるスキャナの移動(リターン)等
により必要な間隔を指し、ここでは時間(所定間隔/搬
送速度)を示す。
【0066】(2)データテーブルB:給紙部(給紙
段)の位置に対応するデータ このデータテーブルBの一例を以下の表3に示す。
【0067】このデータテーブルBにおいて、F1は給
紙カセット11aからの給紙を、F2は給紙カセット1
1bからの給紙を、F3は大量給紙トレイ31からの給
紙を、両面再給紙は中間トレイ35からの再給紙をそれ
ぞれ示している。このデータテーブルBには、搬送路長
の差による搬送時間の差(作像部に転写紙が到達する時
間の差)をカウントアップ値に置き換えた値が登録され
ている。
【0068】
【表3】
【0069】そして、実行中のジョブ(JOB)と次の
ジョブとで給紙部が同一であれば、このデータテーブル
Bによるカウントアップ値は「0」となり、同一ジョブ
でのリピート動作と等しくなる。マイナス値の加算によ
って他のデータテーブルA,Cとの合計値が「0」以下
の場合には「0」となる。
【0070】(3)データテーブルC:排出先,排出形
態に対応するデータ このデータテーブルCの一例を表4に示す。
【0071】
【表4】
【0072】このデータテーブルCにおいて、排紙上は
上排紙トレイ18aへの排出を、排紙下は下排紙トレイ
18bへの排出を、排紙下反転は下排紙トレイ18bへ
の反転排出を、両面は中間トレイ35への排出をそれぞ
れ示す。
【0073】「900」は、搬送路中の転写紙のスリッ
プ,ソレノイドの吸引時間,切換機構の負荷変動等を考
慮し、且つ実行中のジョブによりN枚目の転写紙を下排
紙トレイ18bに反転排出した直後に、次のジョブによ
りN+1枚目の転写紙を下排紙トレイ18bにそのまま
排出できるように定めたカウントアップ値であり、同一
ジョブによって各転写紙を排出する場合のカウント値よ
り転写紙の長さ(この例では最大サイズA3にしている
が、サイズ毎に細かく調整してもよい)を約2倍した値
分大きな値となる。
【0074】「800」は、異なるジョブで各転写紙を
中間トレイ35に続いて排出(一時スタック)する際、
ページズレが生じないように実行中のジョブによりN枚
目の転写紙を中間トレイ35に排出した後、次のジョブ
によりN+1枚目の転写紙を中間トレイ35に排出する
前にN枚目の転写紙を中間トレイ35から再給紙できる
ように(このときストッパ36をオフ状態にする)定め
たカウントアップ値である。
【0075】ここで、A4,置数:1でのジョブ1〜5
の場合のリピートカウンタのカウントアップ値を登録し
たデータテーブルは、例えば表5に示すように作成され
る。
【0076】
【表5】
【0077】なお、排出先と排出形態とを重ね合わせた
データテーブルを作成してもよく、給紙部〜排出先,排
出形態までを1つのパターンとし、パターン1〜パター
ンnまでの対応するデータを作成してもよい。
【0078】図1は、この実施例のデジタル複写機にお
けるシーケンス制御部62によるリピート処理を示すフ
ローチャートである。このルーチンはシーケンス制御部
62がメイン制御部61からプリントスタート信号を受
信した時に図示しないメインルーチンによってコールさ
れてスタートし、ステップ1でデータDATA(リピー
トカウンタのカウントアップ値)を「0」にリセットす
る。
【0079】その後、ステップ2で実行中の最終ジョブ
の転写紙サイズデータSIZ1,給紙部データFED
1,排出先・排出形態データEXT1を、ステップ3で
実行リクエストされたジョブの給紙部データFED2,
排出先・排出形態データEXT2をそれぞれロードし、
ステップ4でデータテーブルAから転写紙サイズデータ
SIZ1に対応するデータをロードする。
【0080】そして、ステップ5でデータDATAにデ
ータテーブルAからロードしたデータを加え、それを新
たなデータDATAとしてセットした後、ステップ6で
データテーブルBから給紙部データFED1,FED2
に対応するデータをロードし、ステップ7でデータDA
TAにデータテーブルBからロードしたデータを加え、
それを新たなデータDATAとしてセットする。
【0081】さらに、ステップ8でデータテーブルCか
ら排出先・排出形態データEXT1,EXT2に対応す
るデータをロードし、ステップ9でデータDATAにデ
ータテーブルCからロードしたデータを加え、それを新
たなデータDATAとしてセットした後、ステップ10
でコピー中断フラグあるいはトナーエンドフラグが
“1”かどうかを判断する。
【0082】そして、コピー中断フラグあるいはトナー
エンドフラグが“1”の場合にはそのままメインルーチ
ンへリターンするが、“1”でない場合にはステップ1
1でリピートカウンタ(カウント値)とデータDATA
とを比較してリピートカウンタ≧データDATAか否か
を判断し、リピートカウンタ≧データDATAでない場
合にはメインルーチンへリターンするが、リピートカウ
ンタ≧データDATAの場合にはステップ12へ進む。
【0083】ステップ12ではリピートカウンタのカウ
ント値を「0」にリセットし、ステップ13で複写工程
用機器類65によって給紙部データFED2に対応する
給紙部より給紙動作をスタートさせた後、ステップ14
で給紙部データFED2をFED1に、排出先・排出形
態データEXT2をEXT1にそれぞれ設定変更し、ス
テップ15へ進む。
【0084】ステップ15ではジャム(JAM)チェッ
ク用フラグをセットしてジャムチェック用カウンタをス
タートさせ、ステップ16でトナーニアエンド状態か否
かを判断し、トナーニアエンド状態でない場合にはその
まま、トナーニアエンド状態の場合にはニアエンド枚数
カウンタを1カウント(+1)した後、メインルーチン
へリターンする。
【0085】ここで、シーケンス制御部62が複数の異
なるジョブを実行中にオペレータの意図により画像形成
動作を中断(停止)させなければならない場合がある。
一般的には、操作部67上の割り込みキーあるいはスト
ップキー等による画像形成動作の中断がそれに該当す
る。
【0086】図11は、この実施例のデジタル複写機に
おけるメイン制御部61によるコピーストップコード送
信処理を示すフローチャートである。このルーチンはメ
インルーチンによってコールされるとスタートし、まず
ステップ21で操作制御部63から割り込みキーあるい
はストップキー(C/Sキー)等のオンに該当するデー
タ(コード)を受信したか否かを判断する。
【0087】そして、上記データを受信していない場合
にはそのままメインルーチンへリターンし、上記データ
を受信した場合にはステップ22へ進んで、シーケンス
制御部62からプリントスタート信号を受信している
か、あるいはプリントスタート信号を受信した後、プリ
ントストップ信号を受信したかどうかによって画像形成
動作中かどうかを判断する。
【0088】そして、画像形成動作中でない場合にはそ
のまま、画像形成動作中の場合にはステップ23でシー
ケンス制御部62へコピーストップコードを送信した
後、メインルーチンへリターンする。なお、メイン制御
部61はシーケンシャルな処理は行なっていないため、
コピーストップコードを上記のようなステータス判断だ
けで送信する。
【0089】図12は、この実施例のデジタル複写機に
おけるシーケンス制御部62によるコピーストップコー
ド受信処理を示すフローチャートである。このルーチン
はメインルーチンによってコールされるとスタートし、
まずステップ31でコピー中断フラグが“1”かどうか
を判断して、“1”であれば直ちにメインルーチンへリ
ターンする。
【0090】また、コピー中断フラグが“1”でない場
合にはステップ32へ進み、メイン制御部61からコピ
ーストップコードを受信したか否かを判断して、受信し
ていない場合にはそのままメインルーチンへリターン
し、コピーストップコードを受信した場合にはステップ
33に進んで、受信している全てのスタートコマンドに
それぞれ対応する各ジョブデータの給紙部データ,排紙
先データをロードする。
【0091】次いで、ステップ34でその各給紙部デー
タ,排紙先データから両面排出(中間トレイ35への排
出)を行なうためのジョブがあるか否かを判断して、な
ければステップ37に移り、コピー中断フラグを“1”
にセットしてメインルーチンへリターンする。
【0092】ここで、コピー中断フラグが“1”の場合
には図1の処理から分かるように新たな給紙動作を実行
しない。すなわち、コピーを中断する。また、ステップ
34に関して、全てのジョブが両面動作を含まない場合
はページズレ等の懸念がないため、コピー中断フラグを
“1”にしてコピー(画像形成動作)を中断させること
ができる。
【0093】ステップ34で両面排出を行なうためのジ
ョブがあると判断した場合には、ステップ35で実行中
のジョブ数が「1」か否かを判断して、「1」であれば
ステップ37でコピー中断フラグを“1”にしてメイン
ルーチンへリターンする。
【0094】ここで、ステップ35に関して、連続して
両面動作を実行できるのに実行中のジョブが1つという
のはそれが最初のジョブだからであり、このまま新たな
給紙動作をさせずに中断させると、中間トレイ35に転
写紙が1枚残るだけでページズレは生じないので、コピ
ー中断フラグを“1”にしてコピーを中断させることが
できる。
【0095】ステップ35で実行中のジョブ数が「1」
でないと判断した場合には、ステップ36で最新のジョ
ブが両面再給紙(中間トレイ35からの再給紙)を行な
うためのジョブか否かを判断して、両面再給紙を行なう
ためのジョブでなければそのままメインルーチンへリタ
ーンし、両面再給紙を行なうためのジョブであればステ
ップ37でコピー中断フラグを“1”にしてメインルー
チンへリターンする。
【0096】ここで、このフローは後述する第1の両面
モードに対応するものであるため、両面再給紙を行なう
ためのジョブでコピーを中断させれば、中間トレイ35
内の転写紙枚数が「0」又は「1」の状態でコピーが中
断されることになり、ページズレが生じることがない。
【0097】図13に、4枚の転写紙の両面排出と両面
再給紙の一例を示す。この例では、でコピーを中断し
た場合には中間トレイ35内に転写紙が1枚残留し、
でコピーを中断した場合には最終紙の給紙動作であるた
め、中間トレイ35に転写紙が1枚も残留しない。ま
た、コピー中断後は両面再給紙を行なうためのジョブか
ら実行できなくても、次の両面排出の動作以前のタイミ
ングで残留紙を再給紙することにより、ページズレは生
じない。
【0098】図14は、この実施例のデジタル複写機に
おけるメイン制御部61による両面モード選択処理を示
すフローチャートである。このルーチンはメインルーチ
ンによってコールされるとスタートし、まず図2に示し
た画像読取装置(スキャナ)2がレディ状態か否かを判
断して、レディ状態でなければメインルーチンへリター
ンする。
【0099】また、画像読取装置2がレディ状態であれ
ば、画像形成装置(プリンタ)1がレディ状態か否かを
判断して、レディ状態でなければメインルーチンへリタ
ーンし、レディ状態であれば現像装置9がトナーエンド
状態か否かを判断して、トナーエンド状態であればメイ
ンルーチンへリターンし、トナーエンド状態でなければ
選択された給紙部内に転写紙があるか否かを判断する。
【0100】そして、選択された給紙部内に転写紙がな
ければメインルーチンへリターンし、あればスタートキ
ーがオンになったか否かを判断して、オンになっていな
ければメインルーチンへリターンし、オンになっていれ
ば両面モードが選択されているか否かを判断して、選択
されていない場合にはメインルーチンへリターンし、選
択されていた場合にはセット枚数(リピート枚数)が2
枚以上か否かを判断する。
【0101】そして、セット枚数が2枚以上であれば第
2の両面モードを選択すると共にセット枚数データを作
成し、その後給紙部,排出先,排出形態,及びIDコー
ドの各データを作成し、それらのデータをシーケンス制
御部62へ送信してメインルーチンへリターンする。
【0102】また、セット枚数が1枚であれば現像装置
9がトナーニアエンド状態か否かを判断して、トナーニ
アエンド状態であれば第2の両面モードを選択する処理
へ移行して上述した各処理を行ない、トナーニアエンド
状態でなければ第1の両面モードを選択すると共にセッ
ト枚数データを作成し、その後給紙部,排出先,排出形
態,及びIDコードの各データを作成し、それらのデー
タをシーケンス制御部62へ送信してメインルーチンへ
リターンする。
【0103】ここで、第1の両面モードとは、給紙部よ
り転写紙を給紙して、その転写紙を中間トレイ35に移
送する画像形成動作を実行中に次の転写紙を中間トレイ
35に移送する画像形成動作を開始し、後行する転写紙
が中間トレイ35に整置される前に先行する中間トレイ
35内の転写紙を再給紙するモードのことをいい、第2
の両面モードとは、給紙部より転写紙を給紙して、その
転写紙を中間トレイ35に移送する画像形成動作を実行
中に次の転写紙を中間トレイ35に移送せず、上記画像
形成動作終了後に先行する中間トレイ35内の転写紙を
再給紙するモードのことをいう。
【0104】例えば、図2に示したRDH4の原稿台4
1に図15の(a)に示す3枚の両面原稿が表面画像が
下向きでセットされ、第1の両面モードが選択された状
態でスタートキーが押下されると、このデジタル複写機
がRDH4の原稿台41上にセットされた各両面原稿を
1枚ずつ順次給送してコンタクトガラス21上の複写位
置にセットし、画像読取装置2によるセット枚数(セッ
ト部数)分の表面画像の読み取りが終了した後、その原
稿を反転してコンタクトガラス21上の複写位置に再度
セットし、画像読取装置2によるセット枚数分の裏面画
像の読み取りが終了した後、その原稿を原稿台41に排
出する。
【0105】一方、画像読取装置2によって両面原稿毎
にセット枚数分(ここでは1枚とする)の表面画像及び
裏面画像を読み取ると、その各表面画像及び裏面画像を
図15の(b)に示すように各転写紙の表裏面にそれぞ
れ画像形成する。
【0106】このとき、第1の両面モードが選択されて
いれば、図16の(a)に示すように給紙部より給紙し
た転写紙(1枚目の原稿に対応する)を中間トレイ35
に移送する画像形成動作(転写紙表面に対する画像形成
動作)を実行中に次の転写紙(2枚目の原稿に対応す
る)を中間トレイ35に移送する画像形成動作(転写紙
表面に対する画像形成動作)を開始し、後行する転写紙
が中間トレイ35に整置される前に中間トレイ35内の
先行する転写紙を再給紙する。
【0107】そして、その再給紙した転写紙をいずれか
の排紙トレイに排出する画像形成動作(転写紙裏面に対
する画像形成動作)を実行中に給紙部より給紙した次の
転写紙(3枚目の原稿に対応する)を中間トレイ35に
移送する画像形成動作(転写紙表面に対する画像形成動
作)を開始し、その転写紙が中間トレイ35に整置され
る前に中間トレイ35内の転写紙(2枚目の原稿に対応
する)を再給紙する。
【0108】そして、その再給紙した転写紙をいずれか
の排紙トレイに排出する画像形成動作(転写紙裏面に対
する画像形成動作)を実行中に中間トレイ35内の転写
紙(3枚目の原稿に対応する)を再給紙して、その転写
紙をいずれかの排紙トレイに排出する画像形成動作(転
写紙裏面に対する画像形成動作)を実行する。
【0109】また、第2の両面モードが選択され、且つ
セット枚数として「1」が設定されている場合には、図
16の(b)に示すように給紙部より給紙した転写紙
(1枚目の原稿に対応する)を中間トレイ35に移送す
る画像形成動作(転写紙表面に対する画像形成動作)を
実行中に次の転写紙を中間トレイ35に移送せず、その
画像形成動作終了後に中間トレイ35内の転写紙を再給
紙する。
【0110】そして、その転写紙をいずれかの排紙トレ
イに排出する画像形成動作(転写紙裏面に対する画像形
成動作)を実行した後、給紙部より給紙した次の転写紙
(2枚目の原稿に対応する)を中間トレイ35に移送す
る画像形成動作(転写紙表面に対する画像形成動作)を
実行し、その画像形成動作終了後に中間トレイ35内の
転写紙を再給紙し、以後上述と同様にして次の転写紙
(2枚目の原稿に対応する)の裏面とその次の転写紙
(3枚目の原稿に対応する)の表裏面に対する画像形成
動作を実行する。
【0111】さらに、第2の両面モードが選択され、且
つセット枚数として「2」が設定されている場合には、
図16の(c)に示すように給紙部より順次給紙した2
枚の転写紙(1枚目の原稿に対応する)を中間トレイ3
5にそれぞれ移送する画像形成動作(転写紙表面に対す
る画像形成動作)を実行中に次の各転写紙を中間トレイ
35に移送せず、その画像形成動作終了後に中間トレイ
35内の各転写紙を順次再給紙する。
【0112】そして、その各転写紙を順次いずれかの排
紙トレイに排出する画像形成動作(転写紙裏面に対する
画像形成動作)を実行した後、給紙部より順次給紙した
次の各転写紙(2枚目の原稿に対応する)を中間トレイ
35にそれぞれ移送する画像形成動作(転写紙表面に対
する画像形成動作)を実行し、その画像形成動作終了後
に中間トレイ35内の各転写紙を順次再給紙し、以後上
述と同様にしてその各転写紙(2枚目の原稿に対応す
る)の裏面とその次の各転写紙(3枚目の原稿に対応す
る)の表裏面に対する画像形成動作を実行する。
【0113】このように、第1の両面モードでコピーを
行なった場合には、原稿画像の読み取りと転写紙への画
像形成のページが異なるためページメモリを多く必要と
するが、原稿画像の読み取りと転写紙への画像形成のペ
ージが同期(同一)の第2の両面モードと比較すると、
圧倒的に画像形成のスループットが高くなる。
【0114】第2の両面モードでは、前のジョブによる
画像形成動作により原稿の表面画像を形成した転写紙が
完全に中間トレイ35にスタックされるまで、後のジョ
ブによる画像形成動作(上記原稿の裏面画像を上記転写
紙に画像形成する)を実行できないため、第1の両面モ
ードに比べて画像形成のスループットが低くなるが、ペ
ージメモリをあまり必要としない。
【0115】また、セット枚数が複数枚であれば、第2
の両面モードを選択することにより、原稿の表裏及び裏
面をセット枚数分連続して各転写紙に画像形成すること
ができるため、画像形成のスループットが向上する。つ
まり、セット枚数による画像形成のスループットの変化
が顕著となる。
【0116】したがって、画像形成のスループットを考
慮した場合、画像形成毎のセット枚数によって第1の両
面モードと第2の両面モードのいずれかを選択するのが
効果的である。この実施例のデジタル複写機では、セッ
ト枚数として「1」が設定されている時には第1の両面
モードで画像形成動作を行ない、セット枚数として例え
ば「20」や「50」が設定されている時には第2の両
面モードで画像形成動作を行なうので、セット枚数に関
係なく効率のよい画像形成動作を行なえ、画像形成のス
ループットが大幅に向上する。
【0117】図17は、この実施例のデジタル複写機に
おけるシーケンス制御部62によるトナーニアエンド設
定処理を示すフローチャートである。このルーチンはメ
インルーチンによってコールされるとスタートし、まず
ステップ41で画像形成動作中か否かを判断して、画像
形成動作中でなければ直ちにメインルーチンへリターン
する。
【0118】また、画像形成動作中であればステップ4
2で現像装置9がトナーニアエンド状態か否かを判断し
て、トナーニアエンド状態でなければステップ43でト
ナー濃度検出タイミングか否かの判断に進み、トナー濃
度検出タイミングでなければそのままメインルーチンへ
リターンし、トナー濃度検出タイミングであればステッ
プ44でトナー濃度を検出する。
【0119】ここで、トナーエンド及びトナーニアエン
ドを判断する方法としては以下の(1)〜(4)に示す
ようなものがある。 (1)感光体上に現像装置等により所定のトナー像を作
成した後、その濃度をセンサ等によって検出し、その検
出結果に基づいてトナーエンド及びトナーニアエンドを
判断する。この実施例では、この判断方法を採用してい
る。
【0120】(2)画像形成動作回数等によってトナー
エンド及びトナーニアエンドを推測して判断する。 (3)転写紙上の画像濃度によってトナーエンド及びト
ナーニアエンドを推測して判断する。 (4)現像装置内のトナー残量をセンサ等によって検出
し、その検出結果に基づいてトナーエンド及びトナーニ
アエンドを判断する。
【0121】このような方法を用いてトナーエンド及び
トナーニアエンドを判断できるようにした画像形成装置
では、画像形成動作が実行不可となるトナーエンド状態
になる以前にトナーニアエンド状態となり、トナーニア
エンド状態からトナーエンド状態になるまでの間、転写
紙50枚前後の画像形成動作を実行可能としている場合
が多い。
【0122】図17のフローに戻り、ステップ44でト
ナー濃度の検出を行なった後、ステップ45でその検出
したトナー濃度と予め設定したニアエンドレベル(トナ
ーニアエンドのレベル)とを比較して、トナー濃度≦ニ
アエンドレベルでなければメインルーチンへリターン
し、トナー濃度≦ニアエンドレベル(薄い)であればス
テップ46でトナーニアエンドを設定してメイン制御部
61へその旨を送信し、ステップ47でニアエンド枚数
カウンタのカウント値を「0」にリセットしてメインル
ーチンへリターンする。
【0123】一方、ステップ42でトナーニアエンド状
態であると判断した場合には、ステップ48でニアエン
ドカウンタのカウント値が「50」以上か否かを判断し
て、「50」以上でなければそのままメインルーチンへ
リターンし、「50」以上であればステップ49でニア
エンドカウンタのカウント値を「0」にリセットし、ス
テップ50でトナーエンドを設定してメイン制御部61
へその旨を送信し、ステップ51でトナーエンドフラグ
とコピー中断フラグを“1”にセットしてメインルーチ
ンへリターンする。
【0124】ここで、この実施例のデジタル複写機にお
いては、第1の両面モードが選択されている場合、シー
ケンス制御部62が給紙部より給紙した転写紙を中間ト
レイ35に移送する画像形成動作(ジョブ)を実行中に
次の転写紙を中間トレイ35に移送する画像形成動作
(ジョブ)を開始させ、後行する転写紙が中間トレイ3
5に整置される前に先行する中間トレイ35内の転写紙
を再給紙させることにより、ジョブ間の転写紙間隔を小
さくすることができる。
【0125】しかし、トナーニアエンド状態でジョブを
継続すると、トナーエンドによりコピー中断フラグが
“1”になってコピー(画像形成動作)が途中で中断す
る(トナーの補給動作が必要となるため)可能性があ
る。それによって、中間トレイ35に異なるジョブに対
応する転写紙が2枚整置され、その各転写紙の再給紙時
に前後のジョブのページズレが生じる可能性があるた
め、この実施例ではトナーニアエンド状態になった時に
第1の両面モードを禁止して第2の両面モードのみを有
効にしている(図14参照)。
【0126】以上、この発明をデジタル複写機に適用し
た実施例について説明したが、この発明はこれに限ら
ず、レーザプリンタ,LEDプリンタ,液晶シャッタプ
リンタ等のプリンタやファクシミリ装置などの各種の画
像形成装置に適用し得るものである。
【0127】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1の画
像形成装置によれば、複数の給紙部より選択的に給紙し
た各転写紙に対して通常排紙及び反転排紙を含む転写紙
の排出形態が異なる画像形成動作を連続して実行する場
合、選択された給紙部,通常排紙及び反転排紙を含む転
写紙の排出形態,及び転写紙サイズから、実行中の画像
形成動作及びその次の画像形成動作について各転写紙の
重なりや逆転が生じないように搬送路長の差による搬送
時間差を考慮して設定されたデータを用いて、次の画像
形成動作の開始タイミングをスタートするときに変更す
るので、ジョブ間の転写紙間隔を小さくしても各転写紙
が重なって排出されることがなくなり、画像形成のスル
ープットが向上する。
【0128】請求項2の画像形成装置によれば、複数の
給紙部より選択的に給紙した各転写紙に対して異なる排
出先の画像形成動作を連続して実行する場合、選択され
た給紙部,排出先,及び転写紙サイズから、実行中の画
像形成動作及びその次の画像形成動作について各転写紙
の重なりや逆転が生じないように搬送路長の差による搬
送時間差を考慮して設定されたデータを用いて、次の画
像形成動作の開始タイミングをスタートするときに変更
するので、やはり上述と同様にジョブ間の転写紙間隔を
小さくしても各転写紙が重なって排出されることがなく
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図4のシーケンス制御部によるリピート処理を
示すフロー図である。
【図2】この発明の一実施例であるデジタル複写機の機
構部の一例を示す概略構成図である。
【図3】図2のRDH4をより詳細に説明するための概
略構成図である。
【図4】図2のデジタル複写機の制御系の概略構成例を
示すブロック図である。
【図5】図2のデジタル複写機で用いる給紙部データの
構成例を示す説明図である。
【図6】同じく排出先・排出形態データの構成例を示す
説明図である。
【図7】図4のシーケンス制御部内のメモリに格納され
た各ジョブデータの構成例を示す説明図である。
【図8】図7の各ジョブデータの消去処理を説明するた
めの説明図である。
【図9】図4の複写工程用機器類によって各ジョブ毎の
画像形成動作を行なう際のメイン制御部とシーケンス制
御部との間でのプロトコル信号のやりとりの一例を示す
説明図である。
【図10】図2のデジタル複写機で用いるジャムデータ
の構成例を示す説明図である。
【図11】図4のメイン制御部によるコピーストップコ
ード送信処理を示すフロー図である。
【図12】図4のシーケンス制御部によるコピーストッ
プコード受信処理を示すフロー図である。
【図13】図2のデジタル複写機による4枚の転写紙の
両面排出と両面再給紙の一例を示す説明図である。
【図14】図4のメイン制御部による両面モード選択処
理を示すフロー図である。
【図15】図2のRDHにより順次自動給送されて画像
読取装置のコンタクトガラス上にセットされる原稿と画
像形成装置により画像形成(コピー)される転写紙との
関係を示す説明図である。
【図16】図2のデジタル複写機における第1,第2の
両面モードによる各転写紙の両面排出と両面再給紙のタ
イミングを説明するための説明図である。
【図17】図4のシーケンス制御部によるトナーニアエ
ンド設定処理を示すフロー図である。
【符号の説明】
1:画像形成装置 2:画像読取装置 3:両面装置 4:循環型原稿給送装置 9:現像装置 11a,11b:給紙カセット 18a:上排紙トレイ 18b:下排紙トレイ 21:コンタクトガラス 31:大量給紙トレイ 35:中間トレイ 41:原稿台 61:メイン制御部 62:シーケンス制御部 63:操作制御部 64:読取画像処理制御部 65:複写工程用機器 66:表示部 67:操作部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−210268(JP,A) 特開 平5−53393(JP,A) 特開 昭63−300247(JP,A) 特開 昭62−240261(JP,A) 特開 昭61−221037(JP,A) 特開 平3−102081(JP,A) 特開 平3−18547(JP,A) 特開 平6−64817(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/00 G03G 21/00 G03G 21/14 B41J 13/00 B65H 43/00 - 43/08 B65H 83/00 - 85/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の給紙部より選択的に転写紙を給紙
    し、その各転写紙に対して通常排紙及び反転排紙を含む
    転写紙の排出形態が異なる画像形成動作を連続して実行
    できる画像形成装置において、 選択された前記給紙部,通常排紙及び反転排紙を含む転
    写紙の排出形態、及び転写紙サイズから、実行中の画像
    形成動作及びその次の画像形成動作について各転写紙の
    重なりや逆転が生じないように搬送路長の差による搬送
    時間差を考慮して設定されたデータを用いて、次の画像
    形成動作の開始タイミングをスタートするときに変更す
    る手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 複数の給紙部より選択的に転写紙を給紙
    し、その各転写紙に対して異なる排出先の画像形成動作
    を連続して実行できる画像形成装置において、選択され
    た前記給紙部,排出先,及び転写紙サイズから、実行中
    の画像形成動作及びその次の画像形成動作について各転
    写紙の重なりや逆転が生じないように搬送路長の差によ
    る搬送時間差を考慮して設定されたデータを用いて、次
    の画像形成動作の開始タイミングをスタートするときに
    変更する手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。
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