JP2954630B2 - 両面画像形成方法 - Google Patents

両面画像形成方法

Info

Publication number
JP2954630B2
JP2954630B2 JP2023314A JP2331490A JP2954630B2 JP 2954630 B2 JP2954630 B2 JP 2954630B2 JP 2023314 A JP2023314 A JP 2023314A JP 2331490 A JP2331490 A JP 2331490A JP 2954630 B2 JP2954630 B2 JP 2954630B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
recording paper
feeding
image forming
sided
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2023314A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02289864A (ja
Inventor
光男 田中
秀勝 木岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Publication of JPH02289864A publication Critical patent/JPH02289864A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2954630B2 publication Critical patent/JP2954630B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/22Apparatus for electrographic processes using a charge pattern involving the combination of more than one step according to groups G03G13/02 - G03G13/20
    • G03G15/23Apparatus for electrographic processes using a charge pattern involving the combination of more than one step according to groups G03G13/02 - G03G13/20 specially adapted for copying both sides of an original or for copying on both sides of a recording or image-receiving material
    • G03G15/231Arrangements for copying on both sides of a recording or image-receiving material
    • G03G15/232Arrangements for copying on both sides of a recording or image-receiving material using a single reusable electrographic recording member
    • G03G15/234Arrangements for copying on both sides of a recording or image-receiving material using a single reusable electrographic recording member by inverting and refeeding the image receiving material with an image on one face to the recording member to transfer a second image on its second face, e.g. by using a duplex tray; Details of duplex trays or inverters

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は両面画像形成方法に関し、より詳細にはレー
ザプリンタ、複写機、ファクシミリ等に適用し得る画面
画像形成方法に関する。
(従来の技術) 搬送路中に反転手段及び画像形成手段を設け、給紙部
から送給される記録紙の先ず片面に画像形成手段により
画像形成し、次に、同記録紙を反転手段により反転させ
て再度上記画像形成手段に送って、残りの他の片面の画
像形成を行ない、以って記録紙の両面に画像を形成する
両面画像形成方法がある。
より具体的には例えば30枚、すなわち60ページ分の両
面コピーをとる場合に、最初に片面30ページ分を連続コ
ピーし、中間トレイにスタックする。その後このスタッ
クされた記録紙を順次再送して残りの片面に30ページ分
をコピーするのである。このような両面画像形成モード
はスタックモードと称されている。
(発明が解決しようとする課題) 従来のスタックモードにおいては、再給紙部たる中間
トレイにて一度スタックされた記録紙を再給紙する際に
一枚分離して送り出さねばならず、分離機能に支障があ
ると重送等、搬送品質に影響を及ぼす等の問題がある。
また、上記再給紙部でのスタックは広狭調節自在のガ
イド板を紙の両側から押える形で用紙揃えを行なってい
るため異種サイズの記録紙を揃えてスタックできず、従
って異種サイズの両面コピーができないとの問題があ
る。
さらに、コピーの途中で記録紙の紙詰まり、所謂ジャ
ム等の障害が発生した際に、どのページについての記録
情報が損じられたかの情報が正確に分からないと最初か
らやり直さねばならないとの問題がある。
また、コントローラ側の画像処理遅れ等によりジョブ
単位つまりページ単位での画像遅れ(待ち)が発生した
場合、その遅れの回数を待たずに画像データをプリント
せず記録紙白紙のままを排出していたため、その事後処
理を行なわねばならないとの煩わしさがある。
本発明は安定した記録紙搬送品質を維持できると共に
画像遅れに対しても適切に対応できる両面画像形成方法
を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明の請求項1に記載
された本発明では、搬送路中に、画像処理コントローラ
からの画像データに基づき画像形成を行なう画像形成手
段及び反転手段を設け、給紙部から送給される記録紙の
片面に上記画像形成手段により画像を形成し、次に、上
記記録紙を反転手段により反転させて再度上記画像形成
手段に送り、残る片面の画像形成を行なうことにより記
録紙の両面に画像を形成した後、定着手段を経て排出す
る両面画像形成方法であって、既に片面のみの画像形成
を終了し、以後に残りの他の片面の画像形成が予定され
ている記録紙を搬送路中に点在するように送り制御し、
順次上記残りの他の片面に画像を形成することにより両
面画像を形成する両面画像形成方法において、上記点在
する記録紙枚数の設定値(No)を2以上の任意数とする
とともに、上記搬送路中の送り手段を停止自在とし、上
記画像データの処理や伝送にかかる遅れが発生した場合
に、上記搬送路中に記録紙が点在するように上記送り手
段による記録紙の送りを停止し(但し、上記画像形成手
段又は上記定着手段に記録紙がある場合における上記画
像形成手段又は上記定着手段での送りは除く)、上記遅
れの回復を待って上記送り手段の送りを再開することと
した。
また、本発明の請求項2に記載された発明では、請求
項1記載の両面画像形成方法において、上記点在する記
録紙の搬送路上での停止位置を上記設定値(No)−1箇
所とした。
(作用) 本発明では記録紙の送りが画像データの処理や伝送に
かかる遅れに応じて停止されまた駆動の再開がなされ
る。
(実 施 例) レーザプリンタを記録装置として用いた両面記録シス
テムについての実施例を以下に説明する。
両面記録システムの概要を説明した第2図において、
記録紙はプリンタ本体1の給紙部からレジストローラ3
まで送られて、ここで一旦待機させられる。上記給紙部
としては、カセット2A及び大量給紙ユニット2Bが含まれ
る。
一方、感光体ドラム4には、レーザ書込手段により静
電潜像が担持され、さらにこの静電潜像は現像手段によ
りトナー像として可視化される。このトナー像は感光体
ドラム4と共に回動し、転写チャージャ4Aに向かう。
前記レジストローラ3で待機させられていた記録紙は
上記トナー像と転写チャジャー4Aにて会合するようにタ
イミングを整えてレジストローラ3から送り出される。
こうして、記録紙の先ず片面にトナー像が転写されて
画像形成がなされる。
而して、本発明に言う画像形成手段とは、感光体ドラ
ム4、レーザ書込手段、現像手段、転写チャージャ4A、
その他画像形成に係るコントローラ等を総括したものを
言う。
記録紙は搬送路を辿って送られ、定着器5で定着さ
れ、反転ユニット6へ向かう。反転ユニット6には反転
手段としての組ローラ6Aが設けてあり、この組ローラの
逆転に伴なうスイッチバックにより裏表反転される。そ
して下排出口より両面ユニット7に排出され、同ユニッ
ト中の中間トレイ44を経て残りの片面、つまり裏面記録
のためプリンタ本体1に再給紙される。
プリンタ本体1では再びレジストローラ3に至り、以
後前記と同様なプロセスを経て両面の画像形成を終わ
り、反転ユニット6を経て排紙スタッカーST1またはST2
またはST3へ送り出される。
ここで、排紙スタッカーST1,ST3へ送り出す場合に
は、ページ揃えのため反転ユニット6にてスイッチバッ
クによる反転を行なってから送り出す。排紙スタッカー
ST2へ送り出す場合は搬送経路にて自動反転されるので
そのまま送る。なお、排紙スタッカーST3は大量給紙ユ
ニット2Bに対応して設けられた大量排紙用のスタッカー
である。
次に、上記両面ユニット7について説明を加える。
第3図、第4図に示す如く、両面記録のため両面ユニ
ット7へ搬送された記録紙は入口ローラ41、切換爪42を
経て、紙サイズにより放出位置を切換える複数の切換爪
を有するゲート部32にて放出位置を選択され、中間トレ
イ44に向けて放出される。
放出された記録紙は寄せコロ46により、解除可能に中
間トレイ前端に設けられたストッパ47に達する迄搬送さ
れ、その後ジョガーモータ61により紙幅方向に移動する
ジョガーフェンス62を有するジョガーユニット45により
横方向の位置がセンター基準に規制され、位置が整えら
れる。位置が整えられた記録紙はストッパ47の解除と共
に再給紙部により再給紙され、中間ローラ49、上排出ロ
ーラ50、出口OUT1を経てプリンタ本体1へ再給紙され
る。
中間トレイ44では多数枚の記録紙についてこれをスタ
ックし、かつ紙揃えすることも構成上可能であるが本発
明に関する限り、一枚の記録紙について整位置するもの
として機能する。
場合によっては、整位置機能を働かすことなく単に搬
送通過させることも可能である。
なお、本両面ユニット7は両面記録のための再給紙と
は別に大量給紙ユニット2Bより入口IN1を経てプリンタ
本体1に記録紙を搬入し、両面記録後は切換爪42により
方向を切換えて下排出ローラ43および出口OUT2を経て排
紙スタッカーST3へ排出する経路をも有している。
本例では上述の各部品の動作タイミングの管理を適切
に行なうことにより、搬送路中の如何なる部位にても各
記録紙をスタックさせることなく点在させ、一枚毎に整
位置、再給紙を行ない連続的に搬送させて、片面画像形
成後の残りの他の片面の画像形成(従って、このプロセ
スで両面画像形成がなされる)と、最初の片面の画像形
成とを交互に行なう。
なお、以下かかるモードをインターリーフモードと、
画像形成をプリントとそれぞれ称することとする。
インターリーフモードの場合、表面プリントされた記
録紙が両面ユニット7に送り込まれ、ジョガーフェンス
62で整位置される迄の動作は従来のスタックモードと同
じである。
しかし、インターリーフモードにおいては、整位置
後、引続いて給送されるので、ジョガーフェンス62は記
録紙サイズに応じた紙側縁の位置を保持したままにし
て、かつ給紙命令を受け付ける迄の時間分、給紙命令を
受け取る前に予め給紙クラッチ、ピックアップソレノイ
ド等をオンさせ予備給紙させる。次の記録紙との紙間隔
が狭まり、次の紙揃え動作に支障をきたすことのないよ
うにして点在させるためである。給紙命令を受け付ける
と、引き続き給紙クラッチ、ピックアップソレノイド等
をオン状態にし、その後記録紙が中間ローラ49に十分喰
わえ込まれるタイミングで両側のジョガーフェンス62を
開き、次の記録紙が進入した場合、ジョガーフェンス62
に引掛らないようにする。以上の動作を最終紙まで繰り
返す。
ストッパー47は予備給紙スタート時に解除され、ペー
パーエンドセンサが紙無しを知らせた時点で復帰する。
ジョガーフェンス62は記録紙が中間ローラ49に達するま
で閉じているので紙はスキューすることはない。
この場合の中間トレイ44へ進入した記録紙Sa,Sb,Scの
通過状態を第5図(A),(B),(C)に階段的に示
す。
最初の片面プリント後、搬送路中に点在される記録紙
の枚数は点在条件を満足させるために、搬送路長さ及び
転写紙サイズ、紙間の間隔をどのように設定するかによ
り異なる。その枚数をNo(≧2)とし、本例ではNo=4
として説明する。
搬送路上に各記録紙が点在している様子を第6図に示
す。同図において、記録紙Saは既に両面の画像形成を終
えているので最初の片面プリント後であって搬送路に点
在しているのはプリント順に記録紙Sb,Sc,Sd,Seの4枚
であり、順次残りの他の片面のプリントが行なわれるこ
ととなる。
設定値No=4の下、全プリント枚数6で12ページ分の
記録紙について両面プリントを行なう場合のプリント順
は第7図の,‥‥の順となる。この例では頁順を
揃える必要から最初のプリントは1枚目のP.2(裏面)
から始めている。そこで便宜上、偶数ページを裏面、奇
数ページを表面として以下説明する。
プリントページ順は第7図に示す通り次のようにな
る。
P.2→P.4→P.6→P.8→(P.1)→P.10→(P.3)→P.12
→(P.5)→(P.7)→(P.9)→(P.11) 上記中、アンダーライン部については、裏,表が異な
る記録紙につき交互に行なわれる。また、括弧内のペー
ジについてはそのプリントを終ることで両面プリントが
終わることを意味する。
すなわち、先ず4枚目まで裏面プリントを行ない、そ
の後、表面プリント(P.1)を行ない、次に新たな裏面
プリント(P.10)を行なうのである。その後は、裏面プ
リント、表面プリントを交互に行ない、裏面プリントが
全て終了したら残りのNo枚(=4枚)の表面プリントを
行ない、終了する。
このようなインターリーフモードを実行するためのフ
ローチャートを第8図乃至第10図に示す。
同図において、プリント命令がある(S1)と、まず片
面プリント枚数あるいは両面プリント時に、記録紙の最
初の面にプリントした枚数をカウントするカウンタa
と、両面プリント時に、記録紙の他の片面にプリントし
た枚数のカウントするカウンタbをリセットし、インタ
ーリーフモードフラグをリセットする(S2)。
次に、両面プリントでない場合(S3でNのとき)、つ
まり片面プリントの場合は、記録紙の最初の面のプリン
ト(S13)カウンタa=Ns(Ns:片面プリント時の全プリ
ント枚数=全プリントページ数)になる迄行なう
(S14) 両面プリントの場合(S3でYのとき)、搬送方向の記
録紙長さ、紙間、搬送路長さ等により搬送路中に点在さ
せる記録紙枚数の設定値Noを定める(S4)。
次に、全プリント枚数NDがNoより多い場合(S5)には
インターサーフモードフラグをセットする(S6)。
両面時の全プリント枚数と全プリントページ数Pの関
係は次のようになる。
インターリーフモードフラグがセットされているとき
(S7)、つまり全プリント枚数が、搬送路上に点在させ
ることができる枚数より多い場合には、No枚まで記録紙
の最初の片面、例えば、P2,P4,P6,P8をプリントする(S
8,S9)。
その後、記録紙の他の片面のプリント(S10)と、最
初の片面のプリント(S11)を交互に例えば、P1→P10→
P3→P12のように行なう。
こうして、最初の片面のプリントが全て終れば
(S12)、残りの他の片面のプリントを例えば、P5→P7
→P9→P11の如く行なう(S17,S18)。
奇数ページを両面でプリントする場合には最終の記録
紙の反対面には画像形成を行なわずに排出する
(S19)。
一方、両面プリント枚数NDが設定値Noより小さい場合
は最初の片面のプリントを全て行なった後(S15,S16
に、残りの他の片面をプリントする(S17,S18)。
上記において、最初の片面プリントがなされる(S5,S
11)毎に、第9図に示す如く、カウンタaに1が加算さ
れる(S20,S21)。同様に残りの他の片面のプリントが
なされる(S10,S17)毎に、第10図に示す如く、カウン
タbに1が加算される(S22,S23)。
このような手順を実行するための制御手段は第11図中
のシステムキャビネット20中のデバイスコントローラ21
であり、かつ、これと情報授受を行なうプリンタ1、反
転ユニット6、両面ユニット7、給紙部2A,2B、排紙部S
T1,ST2,ST3の各部に設けられた個別の制御手段(第12図
参照)である。
このようにインターリーフモードにおいては、裏面プ
リント(片面プリント)と表面プリント(両面プリン
ト)を交互に行ない、各記録紙1枚毎に整位置、再給紙
を連続的に行なうため、1枚毎に記録紙サイズが異なる
場合でも両面プリントが可能となり、片面プリントした
記録紙をスタックしないので、従来の如きスタック方式
における再給紙時の重送、ジャムが発生することもな
い。また、両面プリント時にジャムが発生した場合のペ
ージ内容のリカバーもシステム機械内、搬送路に滞在す
る記録紙の枚数が少ないため極めて容易になる。
インターリーフモードにおいて、連続プリント動作中
に画像処理コントローラ(通常のホストコントローラ)
の画像データ等の画像処理遅れや伝送遅れ、その他、画
像処理条件の遅れが多くの場合、ページ単位で発生する
ので、搬送路上であってプリント部及び定着部に記録紙
がある場合を除いて記録紙を一時的に停止させて上記遅
れが回復するのを待ち、回復後、再び記録紙を搬送させ
てプリントを続行する。このモードをストッパブルモー
ドと称する。
そこで以下、ストッパブルモードについて説明する。
前記のコントローラ側の遅れが生じた場合、従来のス
タック方式では中間トレイに記録紙をスタックしてその
遅れの回復を待つが、インターリーフモード下でのスト
ッパブルモードでは、スタックすることがないので、上
記遅れに対応するために、例えば両面ユニットの搬送部
材たる各ローラ、コロ等を停止させる。これにより、記
録紙を両面ユニット内の搬送経路上に停止させ、前記の
遅れが回復するのを待つのである。
両面ユニットの搬送部材を停止させる例として、駆動
モーターと用紙搬送ローラ、コロとの間の動力伝達経路
に電磁クラッチを設ける場合について説明する。
第2図の両面記録システムにおいて、記録紙へのプリ
ントは、コントローラから送られてきた画像データに基
づいて感光体ドラム4上に形成されたトナー像と同期さ
せてレジストローラ3より送られる記録紙上への転写に
よリ行なわれることは前述した通りである。
この場合において、伝送される画像データの遅れに対
応するためには、レジストローラ3の位置に記録紙を停
止させれば良いが、レジストローラ位置にある記録紙の
みを停止させると、システム機械内の搬送路上にある他
の片面プリント記録紙が追い着き、ジャムとなる。そこ
で、各記録紙が前方の記録紙に追い着かないように電磁
クラッチによって各ローラ、コロの動作を止め、各記録
紙を搬送路上に停止させる。
記録紙を停止させる場所は、設定値Noつまり搬送枚数
がNo枚の場合、No箇所とする。但し、プリント部及び定
着部は除く。全面停止、つまり、搬送路上のNo箇所の記
録紙を停止させれば、画像データの遅れへの対応は容易
に行ない得る。
次に、他の例として、記録紙を搬送路上の(No−1)
箇所にて停止させる場合を説明する。
一般にページプリンタでは、定着部やプリント部での
記録紙の停止は、画像異常や変色、発煙等を生じさせる
ので行なわれない。従って、いきおいNo箇所での停止は
付帯する停止機構、制御手段等を含めると装置の大型化
を招くとの懸念がある。
これに対し、記録紙の搬送路上での停止位置を(No−
1)箇所にすれば、停止位置がNo箇所の場合よりも1箇
所減ることになる。
これにより、停止に必要な用紙検知センサを含む機構
及び制御系も簡略化され、搬送経路自体も短くて済むよ
うになり、プリンタ自体も小型化されると共に、低コス
ト化も実現される。
実用上を考えた場合、搬送路上に点在する記録紙はそ
の数をNoとした時、その中の1枚分のスペースは上記の
停止不適切箇所を考慮すると、プリントが終了していれ
ば送り出すことで作り出すことができるし、又は、これ
から給紙スタッカー部より新規の用紙を給紙開始し始め
るところならば、その給紙を停止することにより作り出
すことができる。
すなわち、既にプリントを終了した記録紙は停止する
必要がないので、プリンタ外部へ正常の排紙を行なうこ
とにより、また、これから給紙開始をする記録紙につい
ては、給紙を停止することで、1枚分程度のスペースは
短縮可能であり、実用上、停止位置は(No−1)箇所で
全く問題ないと言える。
搬送路に点在する記録紙の枚数(No)が4枚で、画像
形成条件に遅れが生じた際の送り手段の停止位置を(No
−1)箇所、つまり3箇所とした場合の両面画像形成の
実施例を前記第2図の部材構成に準拠したものとして第
13図に示し、その時のレジスト部での時間的経過を第14
図に示す。
通常、プリンターは第15図に示すように2つの画像メ
モリA,Bを持っている。そして、一方の画像メモリをリ
ードしている間、例えば第13図(6)においては4枚目
・裏が画像メモリAに格納されているとすれば、4枚目
・裏の画像形成中に、次の記録紙、第13図(6)では を画像メモリBにライトする。そして、次に画像メモリ
Bにて をリードしているときに、画像メモリAをクリアして画
像メモリAに次の記録紙、第13図(6)では5枚目・裏
をライトする。
このように、2つの画像メモリA,Bをリード・ライト
動作させ、それを交互に繰り返す。
もし、第13図(7)の時点で画像形成条件に遅れが発
生すると、つまり、画像メモリAに5枚目・裏をライト
するのに遅れが生じた場合、 は画像メモリBに既に格納されているので、画像メモリ
Aの遅れに関係なく、中断することなくプリントし、2
枚目は両面共にプリント完了するのでそのまま排出し、
残りの3枚(3〜5枚目・裏)を、以下に述べる各停止
位置に停止させ、回復を待つ。
その時の停止位置は、第13図(a)のように定着器5
のある定着部及び転写チャージャ4Aのある画像形成部、
転写部等を除いた(No−1)箇所、本例ではレジストロ
ーラ3、中間ローラ部70、放出ゲート部71の3箇所であ
る。
以上により、停止箇所はNo箇所ではなく、(No−1)
箇所でも実使用上差し支えないと言える。
次に、第1図の例は、第2図の両面記録システムにつ
いて、A4サイズ記録紙、設定値No=4の場合を説明のた
めに簡略化して示したものである。プリント順序につい
ては前述第7図と共通である。
第1図において、符号aは給紙部、符号bはプリント
部、符号c,d,eはそれぞれ搬送路上の停止位置、符号f
は排紙部をそれぞれ示し、矢印は記録紙の搬送先を示
す。
本例では、(2),(3),(4),(5)の工程で
最初の片面を4枚プリントし(P2,P4,P6,P8)、その後
(6)の工程で両面プリントし、以後(6),(7),
(8),(9)の工程で片面、両面を交互にプリントし
(P1,P10,P3,P12)、片面が全て終了後、工程(10),
(11),(12),(13)で残りの他の片面をプリントし
(P5,P7,P9,P11)、両面プリントを終える。
記録紙の搬送路上での停止位置は前述の通りプリント
部bを除くc,d,eに定められており、ここに停止させる
タイミングはプリント部bから記録紙が送り出された後
であって当該プリント部に記録紙が送り込まれる前とす
る。ここでの画像遅れは、プリント部bでプリント中で
の画像遅れは考えておらず、通常発生するケースの多い
ジョブ待ちに係るページ単位での画像遅れを問題にして
いるので定置位置c,d,eでの全面停止により画像遅れに
対処できる。
画像遅れに対する他の対応策としては、点在する記録
紙が存在する搬送路中の少なくとも一箇所の送り手段の
送り機能を停止自在とし、画像形成手段による画像形成
条件に遅れが生じた際に上記送り手段の送り機能を停止
すると共に、上記送り手段で停止された記録紙の後続の
記録紙を上記搬送路外に排出し、上記遅れの回復を待っ
て上記送り手段の送りを再開させる方法も有効である。
(発明の効果) 本発明によれば、請求項1記載の発明によれば、画像
データの処理や伝送に遅れが発生してもかかる画像遅れ
に対して適切に対処できる。請求項2記載の発明によれ
ば、用紙検知センサを含む機構や制御系が簡略化され搬
送路自体も短くて済むようになりプリンタ自体も小型化
簡略化される。
【図面の簡単な説明】
第1図は画像形成の順序を階段的に説明した図、第2図
乃至第4図は本発明に係る両面画像形成システムの機械
構成の説明図、第5図、第6図は搬送系での記録紙の状
態を説明した図、第7図は両面画像形成後の積層状態を
ページ順及びプロセス順に明示した説明した図、第8図
乃至第10図はインターリーフモードを実行するためのフ
ローチャート、第11図、第12図は制御手段を説明したブ
ロック図、第13図は(No−1)箇所停止の実施例を説明
した図、第14図は同上例のタイミングチャート、第15図
は同上例に係る制御系のブロック図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−313172JP,A) 特開 昭64−4373(JP,A) 特開 昭58−7971(JP,A) 特開 平1−193760(JP,A) 特開 昭63−283968(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 15/00 106 G03G 15/00 303 G03G 21/00 370 - 540 G03G 15/36 G03G 21/02 - 21/04 G03G 21/14 G03G 21/20 B41J 13/00 B65H 83/00 - 85/00 G03G 15/00 510 - 534

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送路中に、画像処理コントローラからの
    画像データに基づき画像形成を行なう画像形成手段及び
    反転手段を設け、給紙部から送給される記録紙の片面に
    上記画像形成手段により画像を形成し、次に、上記記録
    紙を反転手段により反転させて再度上記画像形成手段に
    送り、残る片面の画像形成を行なうことにより記録紙の
    両面に画像を形成した後、定着手段を経て排出する両面
    画像形成方法であって、既に片面のみの画像形成を終了
    し、以後に残りの他の片面の画像形成が予定されている
    記録紙を搬送路中に点在するように送り制御し、順次上
    記残りの他の片面に画像を形成することにより両面画像
    を形成する両面画像形成方法において、 上記点在する記録紙枚数の設定値(No)を2以上の任意
    数とするとともに、上記搬送路中の送り手段を停止自在
    とし、上記画像データの処理や伝送にかかる遅れが発生
    した場合に、上記搬送路中に記録紙が点在するように上
    記送り手段による記録紙の送りを停止し(但し、上記画
    像形成手段又は上記定着手段に記録紙がある場合におけ
    る上記画像形成手段又は上記定着手段での送りは除
    く)、上記遅れの回復を待って上記送り手段の送りを再
    開することを特徴とする両面画像形成方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の両面画像形成方法におい
    て、 上記点在する記録紙の搬送路上での停止位置を上記設定
    値(No)−1箇所としたことを特徴とする両面画像形成
    方法。
JP2023314A 1989-02-01 1990-02-01 両面画像形成方法 Expired - Fee Related JP2954630B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2317489 1989-02-01
JP1-23174 1989-02-01

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02289864A JPH02289864A (ja) 1990-11-29
JP2954630B2 true JP2954630B2 (ja) 1999-09-27

Family

ID=12103269

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2023314A Expired - Fee Related JP2954630B2 (ja) 1989-02-01 1990-02-01 両面画像形成方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5132720A (ja)
JP (1) JP2954630B2 (ja)
DE (1) DE4002785A1 (ja)
FR (1) FR2643591B1 (ja)
GB (1) GB2229137B (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4065101B2 (ja) * 1999-10-25 2008-03-19 株式会社リコー 両面画像記録方法及び装置
JP2528736B2 (ja) * 1990-10-16 1996-08-28 三田工業株式会社 画像形成装置
JPH07133040A (ja) * 1993-07-30 1995-05-23 Minolta Co Ltd 画像形成装置
DE9401473U1 (de) * 1994-01-29 1994-09-15 Bonner Color Gmbh Fotoherstellungsanlage
JPH07267514A (ja) * 1994-03-31 1995-10-17 Minolta Co Ltd 再給紙装置
JP3124205B2 (ja) * 1995-02-24 2001-01-15 キヤノン株式会社 再給送装置及び画像形成装置
WO1999050715A1 (de) 1998-03-31 1999-10-07 Oce Printing Systems Gmbh Verfahren zum bedrucken von einzelblättern in gruppen nach dem duplexverfahren
JP3445175B2 (ja) * 1998-12-22 2003-09-08 キヤノン株式会社 画像形成装置
CA2292255A1 (en) 1999-12-15 2001-06-15 John H. Grant Double-sided printing confirguration utility
JP5640595B2 (ja) * 2010-09-16 2014-12-17 株式会社リコー 画像形成装置及び画像形成プログラム
CN105190710B (zh) * 2013-05-06 2018-08-07 锡克拜控股有限公司 用于读取文件并在其上打印标记的装置和方法

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53124432A (en) * 1977-04-06 1978-10-30 Ricoh Co Ltd Copier
US4272181A (en) * 1978-12-29 1981-06-09 International Business Machines Corporation Electrophotographic printer with duplex printed sheet output
JPS587971A (ja) * 1981-07-07 1983-01-17 Canon Inc 両面画像形成装置
GB2128139B (en) * 1982-10-01 1986-01-02 Mead Corp Duplex printing system
US4488801A (en) * 1983-01-03 1984-12-18 International Business Machines Corporation Maximum throughput duplexing system for xerographic machines
DE3407847C2 (de) * 1983-03-02 1994-04-14 Canon Kk Fördereinrichtung für Papierblätter in einem Bilderzeugungsgerät mit zwei Aufzeichnungsstationen
EP0177039B1 (en) * 1984-10-05 1992-01-08 Mita Industrial Co. Ltd. Electrostatic copying apparatus
US4787616A (en) * 1984-10-26 1988-11-29 Canon Kabushiki Kaisha Sheet stacking device and image forming apparatus provided with same
US4660963A (en) * 1985-12-30 1987-04-28 Xerox Corporation Auto duplex reproduction machine
EP0237050B1 (en) * 1986-03-14 1990-06-13 Sharp Kabushiki Kaisha Copy storing tray
JP2611199B2 (ja) * 1986-05-23 1997-05-21 日立工機株式会社 カツト紙レーザビームプリンタ
JPS63160941A (ja) * 1986-12-23 1988-07-04 Ricoh Co Ltd 両面ユニツト
JPS63212948A (ja) * 1987-02-28 1988-09-05 Ricoh Co Ltd 画像形成システム
JPS63296952A (ja) * 1987-05-29 1988-12-05 Ricoh Co Ltd プリンタ
DE3866600D1 (de) * 1987-06-16 1992-01-16 Canon Kk Verfahren zur steuerung einer vorrichtung zum beidseitigen und mehrfachen kopieren.
JPS6453987A (en) * 1987-08-25 1989-03-01 Konishiroku Photo Ind Recording sheet conveyor for image recorder
JPH01113770A (ja) * 1987-10-27 1989-05-02 Seikosha Co Ltd 両面記録装置
EP0358954B1 (en) * 1988-08-12 1996-04-24 Canon Kabushiki Kaisha An image recording apparatus
US4935786A (en) * 1989-06-28 1990-06-19 Digital Equipment Corporation Method and apparatus for duplex printing

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
特開 昭63−313172JP,A)

Also Published As

Publication number Publication date
FR2643591B1 (fr) 1995-04-07
FR2643591A1 (fr) 1990-08-31
US5132720A (en) 1992-07-21
DE4002785A1 (de) 1990-08-02
GB9002260D0 (en) 1990-03-28
GB2229137B (en) 1993-03-24
GB2229137A (en) 1990-09-19
JPH02289864A (ja) 1990-11-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003261232A (ja) 画像形成装置
JP3002216B2 (ja) 両面画像形成方法及びその装置
JP2954630B2 (ja) 両面画像形成方法
US4975738A (en) Method of forming an image on both sides of a sheet
JP2007076777A (ja) シート処理装置及び画像形成装置
JP4266751B2 (ja) シート処理装置
JP3445966B2 (ja) 自動両面装置、およびこの自動両面装置を備えた画像形成装置
JPH0553393A (ja) 両面画像形成方法
JPH0680318A (ja) 両面画像形成装置
JP4027583B2 (ja) 画像形成装置
US5028951A (en) Copying apparatus
JP4240692B2 (ja) シート材自動搬送装置
JP2000112193A (ja) 画像形成装置
JP3394299B2 (ja) 画像形成装置
JP2769378B2 (ja) 両面ユニットを備えた画像形成装置
JP3512044B2 (ja) 画像形成装置
JP2930367B2 (ja) 両面画像形成装置
JP2004286778A (ja) 画像形成装置及び画像形成装置の制御方法
JP3191173B2 (ja) 画像形成装置
JP2930368B2 (ja) 両面画像形成装置
JP4478728B2 (ja) シート材自動搬送装置及び画像形成装置
JP2727816B2 (ja) 中間トレイ装置
JP3698544B2 (ja) 画像形成装置
JP2692811B2 (ja) 画像形成装置
JPH04201588A (ja) 両面画像形成装置及び両面画像形成方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070716

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080716

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees