JPH07133040A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH07133040A
JPH07133040A JP5206958A JP20695893A JPH07133040A JP H07133040 A JPH07133040 A JP H07133040A JP 5206958 A JP5206958 A JP 5206958A JP 20695893 A JP20695893 A JP 20695893A JP H07133040 A JPH07133040 A JP H07133040A
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JP
Japan
Prior art keywords
image forming
recording
recording paper
forming apparatus
paper
Prior art date
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Pending
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JP5206958A
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English (en)
Inventor
Katsuyoshi Kuroda
勝良 黒田
Masataka Oda
正孝 小田
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Priority to US08/279,923 priority patent/US5485261A/en
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    • G03G2215/00578Composite print mode

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高速で両面複写、合成複写が可能な画像形成
装置を提供する。 【構成】 先行の第1原稿についての画像の形成された
記録紙が中間トレイCに収納されつつあるとき、後行の
第2原稿についての画像形成動作が開始されて中間トレ
イCに収納された記録紙の再給紙が開始される。このと
き、設定された記録部数が所定部数以上の場合、画像形
成動作が所定部数に対応する回数を越えると、以降の画
像形成動作の開始を所定時間遅らせるので、先行する記
録紙との間隔が拡げられる。先行の第1の原稿について
の原稿画像が形成された記録紙が中間トレイCに収納さ
れるとき、第2の原稿についての画像形成動作が開始さ
れて中間トレイC収納された記録紙の再給紙が開始され
ても、収納される記録紙と再給紙される記録紙との間隔
が拡げられているので、記録紙相互が干渉するおそれが
ない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、記録紙の両面に画像
を形成する両面記録、或いは画像形成された記録紙上に
更に別の画像を形成する合成記録が可能な画像形成装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】記録紙の両面に画像を複写する両面複写
や、或いは画像形成された記録紙上に更に別の画像を複
写して画像を合成する合成複写ができる複写機は既に知
られている。この種の複写機で両面複写や合成複写を行
う場合は、まず、第1の原稿について予め設定された部
数の複写が行われ、複写済み記録紙が全て一旦中間トレ
イに収納された後、第2の原稿についての複写が中間ト
レイに収納された記録紙を再給紙することにより行われ
る。
【0003】このため、両面複写や合成複写を行う場合
は、第1の原稿についての複数部数の複写が完了し、複
写済みの記録紙が全て中間トレイに収納完了するまで、
第2の原稿についての複写開始を待たなければならな
い。この待ち時間のため、両面複写や合成複写は生産
性、即ち時間当たりの複写枚数が少なく、効率の低いも
のであつた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した両面複写や合
成複写のできる複写機で、第1の原稿について予め設定
された複写部数に対応する回数の原稿画像の走査が終了
した後、全ての複写済み記録紙の中間トレイへの収納が
完了する前に、第2の原稿についての複写を開始すれ
ば、第1の原稿についての複写の完了を待つ待ち時間を
無くすことができ、生産性を高めることができる。
【0005】しかしながら、この場合は、第1の原稿に
ついて複写済み記録紙が中間トレイに収納されつつある
とき、既に中間トレイに収納された記録紙が再給紙され
ることになるから、収納される記録紙と再給紙される記
録紙とが中間トレイの中で相互に干渉して、記録紙がつ
れ送りされたり、ジヤムが発生するなど、障害が発生す
るおそれがあつた。この発明は上記課題を解決すること
を目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は上記課題を解
決するものであり、記録紙を1枚づつ給紙する給紙手段
と、その記録紙に画像を形成する画像形成手段と、画像
を形成した記録紙を一時収納する収納手段と、収納手段
に収納した記録紙を再度画像形成手段に給紙する再給紙
手段とを備えた画像形成装置において、記録部数設定手
段により設定された記録部数が所定部数以上である場
合、前記画像形成手段の動作が前記所定部数に対応する
回数を越えたときは、以降の画像形成手段の動作開始を
所定の時間遅延させる制御手段を備えたことを特徴とす
る。
【0007】そして、前記再給紙手段による再給紙は、
前記記録部数設定手段により設定された記録部数の最後
の記録紙が前記給紙手段から給紙された後、その最後の
記録紙が前記収納手段に収納される前に開始するとよ
い。
【0008】また、前記収納手段は、収納した記録紙の
上に次の記録紙を収納し、前記再給紙手段は収納手段の
収納された記録紙を上から順次給紙するとよい。
【0009】また、前記画像形成手段の動作開始を遅延
させる所定の遅延時間は、記録紙サイズ、記録倍率、記
録倍率などにより変更される。
【0010】そして、前記画像形成手段の動作開始の遅
延は、給紙動作の開始を遅延させて、又は走査光学系の
走査動作の開始を遅延させて、又はタイミングロ−ラの
動作の開始を遅延させて、又は収納手段への記録紙の収
納時期を遅延させて、実行することができる。
【0011】
【作用】先行する第1の原稿についての画像の形成され
た記録紙が収納手段に収納されつつあるとき、第2の原
稿についての画像形成手段の動作が開始されて収納手段
に収納された記録紙の再給紙が開始される。このとき、
設定された記録部数が所定部数以上の場合、画像形成手
段の動作が所定部数に対応する回数を越えたときは、以
降の画像形成手段の動作開始を所定時間遅らせる。
【0012】これにより、画像形成手段の動作が所定部
数に対応する回数を越えたときは、先行する第1の原稿
についての原稿画像の形成された記録紙が収納手段に収
納されるとき、第2の原稿についての画像形成手段の動
作が開始されて収納手段に収納された記録紙の再給紙が
開始されても、収納される記録紙と再給紙される記録紙
との間隔が十分に拡げられているので、記録紙相互が干
渉して記録紙がつれ送りされたり、ジヤムしたりするお
それがない。
【0013】
【実施例】以下、この発明の実施例について説明する。
まず、この発明を実施するに適した中間トレイを備えた
複写機の構成の概略を図1により説明する。
【0014】図1は中間トレイを備えた複写機の内部構
成を示す断面図で、複写機の上部から下にむけ、露光走
査部A、作像部B、中間トレイ部C、給紙部D、反転部
Eが配置されている。
【0015】露光走査部Aは、複写機の上部に配置され
た原稿ガラス11と、その下部に配置された走査光学系
12からなる。走査光学系12は、光源12a、可動ミ
ラ−12b、12c、投影レンズ12d、固定ミラ−1
2e、12f、12gから構成され、原稿画像を走査し
て感光体ドラム上にその静電潜像を形成する。その構成
は公知の画像形成装置に採用されている構成と変わらな
いので、詳細な説明は省略する。なお、原稿ガラス11
の上には、原稿を順次原稿ガラス11上の露光位置に給
送し、露光の終了した原稿を回収する公知の自動原稿給
送装置Fが配置されている。
【0016】作像部Bは、感光体ドラム21を備え、そ
の周囲には帯電チヤ−ジヤ22、現像器23、転写チヤ
−ジヤ24、分離チヤ−ジヤ25、クリ−ニング装置2
6、イレ−サランプ27が配置されている。また、現像
器23と転写チヤ−ジヤ24との間にはタイミングロ−
ラ31が配置され、分離チヤ−ジヤ25の左側には、搬
送ベルト32、定着器33が配置され、定着器33の下
流には搬送ロ−ラ34、排紙ロ−ラ35が配置されてい
る。搬送ロ−ラ34と排紙ロ−ラ35との間には、複写
紙を排紙トレ−37に搬送するか、反転部Eを経て中間
トレイ部Cに搬送するかを切り換える搬送路切り換えレ
バ−36が配置されている。
【0017】作像部Bは、露光走査部Aにより感光体ド
ラム上の形成された静電潜像をトナ−で現像し、中間ト
レイ部C、或いは給紙部Dから給紙される記録紙上に転
写して排出するもので、その構成は公知の画像形成装置
に採用されている構成と変わらないので、詳細な説明は
省略する。
【0018】給紙部Dは、複数の給紙カセツト41〜4
4と、各給紙カセツトに配置されたピツクアツプロ−ラ
45、捌きロ−ラ46、搬送ロ−ラ47から構成され、
選択された給紙カセツト41〜44から記録紙を作像部
Bに給紙する。
【0019】反転部Eは、両面記録の場合に、中間トレ
イ部Cへ搬送する記録紙の表裏を反転するもので、搬送
ロ−ラ51、パドルロ−ラ52、反転ロ−ラ53、及び
反転収納部54から構成され、記録紙の表裏を反転する
ときは、反転ロ−ラ53を正方向に回転して記録紙を一
旦反転収納部54に収納した後、反転ロ−ラ53を逆方
向に回転して記録紙の後端を先にして中間トレイ部Cへ
搬送する。
【0020】記録紙の表裏を反転する必要がない合成記
録の場合は、パドルロ−ラ52を経て直接中間トレイ部
Cへ搬送される。反転部Eの構成は公知の画像形成装置
に採用されている構成と変わらないので、詳細な説明は
省略する。
【0021】中間トレイ部Cは、記録紙の両面に画像を
形成する両面記録や、一度画像形成された記録紙上に更
に別の画像を形成して画像を合成する合成記録を行う際
に、最初の原稿についての記録済みの記録紙を一時収納
しておくもので、第2の原稿についての記録は、中間ト
レイに収納された記録紙を給紙して行われる。
【0022】従来の複写機の中間トレイは、第1の原稿
について予め設定された部数の記録済み記録紙が全て中
間トレイに収納された後、第2の原稿についての記録作
業において中間トレイに収納された記録紙が給紙される
が、この発明では、第1の原稿についての記録済み記録
紙が全て中間トレイに収納される前に、第2の原稿につ
いての記録作業のために中間トレイからの給紙が開始で
きるように構成されている。以下、その構成について説
明する。
【0023】図2は中間トレイ部Cの構成を示す側面図
で、中間トレイ部Cはフレ−ム61の上に組み立てられ
ており、搬送される記録紙を案内する上ガイド62と下
ガイド63が設けられており、下ガイド63は記録紙の
搬送方向長さに応じ、図示しない機構により左右に移動
して適切な位置に設定される。64は収納ユニツトで、
記録紙の搬入側には、後述する後端押え68及び幅規制
板71の動作タイミングをとる第1収納センサSE61
と、第1収納ロ−ラ65、及び切り換え爪66が配置さ
れており、記録紙の搬出側には第2収納ロ−ラ67、及
び記録紙の後端を押さえる後端押え68が配置されてい
る。
【0024】記録紙の搬送方向長さが長い大きいサイズ
の記録紙の場合は、第1収納ロ−ラ65により記録紙が
収納されるが、切り換え爪66はこの第1収納ロ−ラ6
5により記録紙を収納するときのガイドである。
【0025】後端押え68は、後述する先出しモ−ドに
おいて、先に中間トレイ部Cに搬送されてきた記録紙の
後端を押え、その上に搬送されてきた記録紙を先に再給
紙するとき、つれ送りされないようにするものである。
【0026】収納ユニツト64の下流には、搬送されて
きた記録紙の幅方向の位置を整合させる幅規制板71を
備えた収納トレイ72が設けられており、さらにその下
流には、記録紙の再給紙のためのピツクアツプロ−ラ7
3、捌きロ−ラ74、搬送ロ−ラ75、記録紙の先端位
置を規制し、再給紙時の捌き不良を防止する先端規制板
76、中間トレイ部Cに記録紙がないことを検出するペ
−パエンプテイセンサSE62、及び再給紙のときの給
紙タイミングをとる再給紙センサSE63が配置されて
いる。
【0027】次に、先出しモ−ドによる画像記録動作の
概要を図1、図2、図3、図4を参照して説明する。こ
こでは2枚の原稿を記録紙の表裏にコピ−したものを1
0部作成する場合を例に説明する。
【0028】自動原稿給送装置Fに原稿(2枚)を置
き、図示しない操作パネルから所望の記録紙サイズ、記
録倍率、及び記録部数10を入力し、プリントキ−を押
して記録動作の開始を指令する。
【0029】自動原稿給送装置Fにより第1の原稿が原
稿ガラス11上に設定される。指定された記録紙サイズ
に応じて選択された給紙カセツト(ここでは給紙カセツ
ト41とする)から記録紙が給紙される。記録紙が中間
ロ−ラ前センサSE11により検出されると、走査開始
時期を決定する図示しない走査タイミングタイマによる
計時が開始される。計時が終了すると、第1の原稿の走
査が開始され、感光体ドラム21上に形成された静電潜
像は現像器23により現像され、トナ−像が形成され
る。
【0030】給紙された記録紙はタイミングロ−ラ31
で一旦停止した後、トナ−像が転写位置に来るタイミン
グに合わせて転写位置に給紙される。トナ−像が転写さ
れた記録紙は定着処理された後、中間トレイ部Cの収納
トレイ72に収納される。以上の動作は7部目の記録紙
が収納トレイ72に収納されるまで繰り返される。
【0031】図示しない記録枚数カウンタにより8部目
の記録の開始が指示されたときは、給紙カセツト41か
ら給紙された記録紙が中間ロ−ラ前センサSE11によ
り検出されると、図示しない遅延タイマが作動し、走査
開始時期が所定時間遅らされる。この時、給紙カセツト
41からタイミングロ−ラ31までの記録紙の給紙は、
7枚目までと同じタイミングで給紙されるから、タイミ
ングロ−ラ31において、それ以前の記録紙よりも長く
停止することになる。これにより7部目と8部目の記録
紙の間隔は、遅延タイマで遅らされた時間に相当する間
隔だけ拡がることになる。
【0032】図3は中間トレイ部Cに搬送される記録紙
の位置を示すもので、1部目乃至4部目の記録紙[1、
2、3、4]は収納トレイ72に収納され、5部目の記
録紙[5]は収納ユニツト64にあり、6部目の記録紙
[6]は反転部Eに、7部目の記録紙[7]は定着器3
3に、8部目の記録紙[8]はタイミングロ−ラ31に
おいて一旦停止した位置に、9枚目、10枚目の記録紙
[9、10]は給紙カセツト41にある状態を示してい
る。
【0033】なお、ピツクアツプロ−ラ45、搬送ロ−
ラ47はタイミングロ−ラ31と同期して駆動されてい
るので、ピツクアツプロ−ラ45からタイミングロ−ラ
31まで搬送される記録紙の間隔は常に一定に保たれ
る。
【0034】8部目の記録紙はタイミングロ−ラ31が
起動すると転写位置に給紙され、トナ−像が転写された
記録紙は定着器33で定着処理された後、中間トレイ部
Cに搬送される。
【0035】以降、9部目の記録紙、10部目の記録紙
についても、8部目と9部目の記録紙の間隔、9部目と
10部目の記録紙の間隔が上記した7部目と8部目の記
録紙の間隔と同様に、遅延タイマで遅らされた時間に相
当する間隔だけ拡げられた状態で転写位置に給紙され
る。
【0036】図4は、1部目乃至6部目の記録紙[1〜
6]が収納トレイ72に収納されて記録紙の後端が後端
押え68により押さえられており、7部目の記録紙
[7]は6部目の記録紙[6]の上に搬送され、その後
端が第2収納ロ−ラ67に位置している。また、8部目
の記録紙[8]は反転部Eから中間トレイ部Cに送り出
され、9部目の記録紙[9]は定着器33に、10部目
の記録紙[10]は転写位置にある状態を示している。
【0037】10部目の記録紙が収納トレイ72に収納
されると、先出しモ−ド(前記した8部目から10部目
までの記録紙の搬送方向前方の間隔を拡げて給紙するモ
−ド)は終了する。
【0038】第1の原稿について10部目の画像形成の
ための走査が終了すると、直ちに自動原稿給送装置Fが
作動して、第2の原稿が原稿ガラス上に設定される。こ
の時点では、先に説明したように、既に収納トレイ72
に収納された1乃至6部目の記録紙は後端押えにより押
さえられており、その上に7枚目の記録紙が収納された
状態にある(図4参照)。
【0039】第2の原稿に対する1部目の記録紙として
は、中間トレイ部Cの収納トレイ72に収納された前記
第1の原稿に対する7部目の記録紙が給紙され、トナ−
像の転写、定着処理の後、排紙ロ−ラ35を経て排紙ト
レイ36に排紙される。
【0040】以降、第2の原稿に対する2部目の記録紙
として第1の原稿に対する8部目の記録紙が、第2の原
稿に対する3部目の記録紙として第1の原稿に対する9
部目の記録紙が、第2の原稿に対する4部目の記録紙と
して第1の原稿に対する10部目の記録紙が給紙され
る。その後は中間トレイに収納されている1乃至6部目
の記録紙が上から順次、即ち第1の原稿に対する6部
目、5部目、4部目、3部目、2部目、1部目の記録紙
がこの順序で給紙される。
【0041】図5は、この画像形成装置の制御回路のブ
ロツク図である。制御回路はCPU101で構成され
る。その入出力ポ−トにはメインモ−タ駆動機構10
2、スキヤナ駆動機構103、搬送モ−タ駆動機構10
4、給紙モ−タ駆動機構105、再給紙モ−タ駆動機構
106、再給紙搬送モ−タ駆動機構107、操作パネル
110、その他の機器が接続される。また、各種センサ
類、即ちセンサSE11、SE12、SE61、SE6
2、SE63などが接続される。なお、破線で示したセ
ンサSE21及びSE65は後述する第2実施例に付設
されるもので、第1実施例では設けられていない。
【0042】図6乃至図9は上記制御回路で実施される
制御動作を説明するフロ−チヤ−トである。
【0043】図6はメインル−チンのフロ−チヤ−トを
示す。電源の投入により制御動作が開始されると、まず
各種制御対象、フラグ等の初期値を設定し、1ル−チン
の処理時間を規定する内部タイマを設定し、計時を開始
する(ステツプP1)。次に、図示しない操作パネルの
キ−から入力された記録紙サイズ、記録部数、記録倍
率、記録濃度、片面記録、両面記録、合成記録の選択な
どの入力信号や、各種センサ類からの入力信号、及び図
示しない各種表示装置への表示等出力信号など入出力信
号の処理(ステツプP2)、給紙カセツトからの給紙処
理(ステツプP3)、中間トレイからの再給紙処理(ス
テツプP4)、作像処理など、その他の処理(ステツプ
P5)を行う。ついで、内部タイマの計時終了を待ち
(ステツプP6)、ステツプP2に戻る。
【0044】図7は図6に示すル−チンでステツプP3
として示した給紙処理のフロ−チヤ−トを示す。まず、
設定した記録部数Nが、給紙カセツトから給紙された記
録紙の枚数を計数する給紙カウンタの内容Mより大きい
か否かを判定する(ステツプP11)。給紙カウンタの
内容Mが記録部数Nに達したときはメインル−チンに戻
るが、給紙カウンタの内容Mが記録部数Nに達しないと
きは、給紙カウンタに1を加える(ステツプP12)。
【0045】片面記録であるか両面記録(合成記録を含
む)であるかを判定し(ステツプP13)、片面記録の
場合は直にステツプP16に移り給紙を開始するが、両
面記録(合成記録)の場合は、記録部数Nが所定の数値
A以上か否かを判定する(ステツプP14)。
【0046】ステツプP14の判定で、N≦Aの場合
は、複写された記録紙は収納トレイにスタツクされずに
再給紙されるので、更に給紙カウンタの内容Mが1か否
かを判定する(ステツプP15)。ステツプP15の判
定で、M≠1の場合は、フラグF1をセツトし(ステツ
プP16)、スキヤナの復帰タイミングを判断して次の
記録紙の給紙を行なう(ステツプP18)。
【0047】即ち、N≦Aの場合は、スタツクせずに再
給紙を開始するので、最初の1枚目は給紙を遅らせるこ
となく給紙を開始するが、2枚目からは再給紙を邪魔し
ないように給紙を遅らせる必要があるため、フラグF1
をセツトするのである。
【0048】また、ステツプP14の判定で、N>Aの
場合は、複写された記録紙が収納トレイにスタツクされ
ているので、更に給紙カウンタの内容Mが(N−A)以
上か否かを判定し(ステツプP17)、M≧(N−A)
の場合はフラグF1をセツトし(ステツプP16)、さ
らにステツプP18に進む。
【0049】即ち、N>Aの場合は、スタツクする記録
紙があるので、記録部数Nから所定の数値Aを引いた値
(N−A)だけ記録紙を収納トレイにスタツクする。給
紙するべき残りの記録紙枚数がAになつたとき、即ち、
M≧(N−A)になつたとき、収納トレイに搬送されて
きた記録紙をスタツクすることなく、再給紙するために
フラグF1をセツトするのである。
【0050】ここで、所定の数値とは、例えば記録紙が
A4サイズで横方向給紙(搬送方向が紙の短辺方向)で
あつて、記録倍率が等倍のときはA=4、記録紙がA4
サイズで縦方向給紙(搬送方向が紙の長辺方向)であつ
て、記録倍率が等倍のときはA=3、のように予め定め
てある。
【0051】フラグF1は、中間トレイ部Cから再給紙
される記録紙の後端が、中間トレイ部Cに搬送されてく
る記録紙の先端と重なつて干渉しないように、タイミン
グロ−ラから感光体ドラムに向け給紙するタイミングを
遅らせる処理を指示するためのフラグである。
【0052】図8は図6に示すル−チンでステツプP4
として示した再給紙処理のフロ−チヤ−トを示す。ま
ず、中間トレイ部Cの第1収納センサSE61のOFF
エツジを判定して、記録紙が収納トレイ72に搬送され
たことを判定する(ステツプP21)。記録紙が収納ト
レイ72に搬送されたときは、収納された記録紙の枚数
を計数する収納カウンタの内容Sに1を加え(ステツプ
P22)、幅規制板による記録紙の幅方向の位置を規制
する(ステツプP23)。
【0053】設定した記録部数Nが所定の数値Aより大
きいか否かを判定し(ステツプP24)、N>Aのとき
はステツプP25以下の処理に移り、N≦Aのときはス
テツプP36以下の処理に移る。
【0054】ステツプP24の判定でN>Aのときは、
収納カウンタの内容Sと記録部数N、及び所定の数値A
との大小関係を判定する(ステツプP25、P26、P
27、P28)。
【0055】ステツプP25の判定でS=Nのときは、
収納トレイ72の収納枚数Sが記録部数Nに等しく、必
要部数の片面記録の完了を意味するから、収納トレイ7
2内の記録紙の有無を判定し(ステツプP30)、記録
紙が無い場合は記録紙の再給紙の完了を意味するから、
後端押え68を解除し(ステツプP31)、メインル−
チンに戻る。また、収納トレイ72内に記録紙が有る場
合は、再給紙処理(ステツプP33)を行う。
【0056】ステツプP26の判定でN>S>(N−
A)+1のときは、収納トレイ72内に既に蓄積された
記録紙を給紙せず、新たに中間トレイ部Cに搬送されて
くる記録紙を再給紙する(ステツプP33)。
【0057】ステツプP27の判定でS=(N−A)+
1の場合は、収納トレイ72内に既に蓄積された記録紙
の先端規制板76による規制を解除し、新たに中間トレ
イ部Cに搬送されてくる記録紙を再給紙する(ステツプ
P32、P33)。
【0058】ステツプP28の判定でS=(N−A)の
場合は、収納トレイ72内に既に蓄積された記録紙の後
端を押える後端押え68を作動させて新たに中間トレイ
部Cに搬送される記録紙を再給紙する準備をし(ステツ
プP34)、メインル−チンに戻る。
【0059】ステツプP28の判定でS=(N−A)で
ない場合、即ちS<(N−A)の場合は、収納トレイ7
2内に搬送される記録紙の先端を先端規制板76により
規制して、収納トレイ72に記録紙を蓄積し(ステツプ
P35)、メインル−チンに戻る。
【0060】ステツプP24の判定で、N≦Aのときは
記録紙を収納ユニツト64内に蓄積する必要がない場合
であるので、収納された記録紙が1枚、即ちS=1か否
かを判定し(ステツプP36)、S=1の場合は先端規
制板76による規制を解除して(ステツプP37)、記
録紙を再給紙する(ステツプP38)。S=1でない場
合は、直ちに記録紙を再給紙する(ステツプP38)。
【0061】図9は図7に示す給紙処理ル−チンでステ
ツプP16として示した給紙開始処理のフロ−チヤ−ト
を示す。まず、図7に示す給紙処理ル−チンのステツプ
P15でセツトされるフラグF1が1か否かを判定し
(ステツプP41)、フラグF1が1にセツトされてい
る場合は、給紙タイミングを遅らせる処理を行う。
【0062】スキヤナのスキヤン終了を示すリタ−ン信
号のONエツジの出力を待つてタイマT1 をセツトし、
計時を開始する(ステツプP42、P43)。タイマT
1 の計時終了を判定し(ステツプP44)、計時終了の
場合はタイミングロ−ラをONとして給紙を開始し(ス
テツプP45)、タイミングロ−ラをOFFとする時期
を定めるタイマT2 をセツトし、計時を開始する(ステ
ツプP46)。
【0063】タイマT2 の計時終了を判定し(ステツプ
P47)、計時終了の場合はタイミングロ−ラをOFF
とし(ステツプP48)、メインル−チンに戻る。
【0064】ステツプP41の判定でフラグF1が1に
セツトされていない場合は、給紙タイミングを遅らせる
処理は行なわず、直ちに、タイミングロ−ラをONとし
て給紙を開始し(ステツプP51)、タイミングロ−ラ
をOFFとする時期を定めるタイマT2 をセツトし、計
時を開始して(ステツプP52)、ステツプP47に移
る。
【0065】図10は前記した先出しモ−ドにおける動
作タイミングを説明するタイミングチヤ−トである。第
1の原稿に対する走査、及び記録紙を感光体ドラム21
に給紙するタイミングロ−ラ31の動作タイミングは、
1部目乃至7部目の記録紙に対する画像形成は通常のタ
イミングで実行され、8部目以降の記録紙に対する画像
形成は通常のタイミングよりも遅れて実行される。即
ち、1部目乃至7部目の記録紙については、中間ロ−ラ
前センサSE11が記録紙の前端を検出した後、第1の
所定時間t1 (例えば280ms)後に走査が開始さ
れ、8部目以降の記録紙に対しては、中間ロ−ラ前セン
サSE11が記録紙の前端を検出した後、第2の所定時
間t2 (例えば480ms)後に走査が開始される。
【0066】これにより、8部目以降の記録紙について
は、中間トレイ部Cに搬送されてくる記録紙の搬送方向
前方の間隔が拡げられる。また、7部目の記録紙が中間
トレイ部Cに収納されると所定時間後に第2の原稿に対
する記録紙として再給紙され、第2の原稿に対する走査
が開始される。
【0067】以後第1の原稿に対する8部目乃至10部
目の記録紙が第2の原稿に対する記録紙として先に再給
紙され、その後は中間トレイに収納されている1乃至6
部目の記録紙が上から順次、即ち第1の原稿に対する6
部目、5部目、4部目、3部目、2部目、1部目の記録
紙がこの順序で給紙される。
【0068】第2の原稿に対しては、常に中間ロ−ラ前
センサSE11が再給紙される記録紙の前端検出後、第
1の所定時間t1 (例えば280ms)後に走査が開始
される。但し、再給紙される7部目乃至10部目の記録
紙については、記録紙の搬送方向後方の間隔が拡げられ
た状態で再給紙される。
【0069】図11は通常モ−ドにおける動作タイミン
グを説明するタイミングチヤ−トで、第1の原稿に対す
る画像形成動作が終了し、記録紙が中間トレイ部に収納
された後、第2の原稿に対する画像形成動作が開始され
る。この場合は、常に中間ロ−ラ前センサSE11が記
録紙の前端検出後、第1の所定時間t1 (例えば280
ms)後に走査が開始される。前記先出しモ−ドに比較
して両面記録、合成記録では画像形成に長時間を要する
ことがわかる。
【0070】次に、この発明の第2実施例を説明する。
まず、前記した第1実施例との相違点を説明する。この
発明の課題は、再給紙時に中間トレイ部Cから再給紙さ
れる記録紙の後端が、中間トレイ部Cに搬送されてくる
記録紙の先端と重なつて干渉する点の解決にある。この
課題解決のため、前記した第1実施例では、走査開始、
及びタイミングロ−ラ31により記録紙を感光体ドラム
21に給紙するタイミングを、通常の走査開始及び給紙
タイミングよりも遅らせる制御を行なつて、中間トレイ
部Cに搬送されてくる記録紙の搬送方向前方の間隔を拡
げて干渉を防いでいる。
【0071】これに対し、第2実施例では、中間トレイ
部Cに搬送されてくる記録紙を搬送路内で一時停止させ
るように制御して、中間トレイ部Cに搬送されてくる記
録紙の搬送方向前方の間隔を拡げて干渉を防ぐようにす
るものである。
【0072】第2実施例の画像形成装置は、第1実施例
のものと類似した構成のものであるが、中間トレイ部C
の構成に僅かな相違がある。図12は第2実施例の中間
トレイ部Cの構成、及び関連部分の構成を示す断面図
で、収納ユニツト64に、第2収納センサSE65が付
加されている点で第1実施例のものと相違している。
【0073】また、第2実施例では、排紙前センサSE
21により中間トレイ部Cに搬送されてくる記録紙が検
出されたとき、記録紙を搬送路内で一時停止させるよう
に制御するが、このとき排紙前センサSE21による検
出信号に基づいて記録紙の搬送を停止するロ−ラは、図
12における搬送ロ−ラ51、パドルロ−ラ52、反転
ロ−ラ53、及び中間トレイ部C内の第1収納ロ−ラ6
5、第2収納ロ−ラ67である。
【0074】また、制御回路は図5に示す第1実施例の
制御回路と同様であるが、排紙前センサSE21及び第
2収納センサSE65が付加されている。
【0075】以下、制御回路で実施される第2実施例の
制御動作を、図13乃至図15に示すフロ−チヤ−トに
より説明する。なお、メインル−チンは図6に示す第1
実施例のフロ−チヤ−トと変わらないので第1実施例の
ものを援用するものとし、ここでは図示及び説明を省略
する。
【0076】図13は、図6に示すル−チンでステツプ
P3として示した給紙処理の第2実施例のフロ−チヤ−
トを示す。まず、設定した記録部数Nが、給紙カセツト
から給紙された記録紙枚数を計数する給紙カウンタの内
容Mより大きいか否かを判定する(ステツプP10
1)。給紙カウンタの内容Mが記録部数Nに達したとき
はメインル−チンに戻るが、給紙カウンタの内容Mが記
録部数Nに達しないときは、給紙カウンタに1を加える
(ステツプP102)。
【0077】片面記録か両面記録(合成記録を含む)か
を判定し(ステツプP103)、片面記録の場合は直に
ステツプP106に移り給紙を開始するが、両面記録
(合成記録)の場合は、給紙カウンタの内容Mが記録部
数Nから所定の数値Bを差し引いた値よりも大きい(M
≧N−B)か否かを判定する(ステツプP104)。こ
こで所定の数値Bとは、例えば記録紙がA4サイズで横
方向給紙(搬送方向が紙の短辺方向)であり、記録倍率
が等倍のときはB=2、のように予め定めてある数値で
ある。
【0078】ステツプP104の判定で、M≧N−Bの
場合はフラグF2をセツトし(ステツプP105)、ス
テツプP106に移り、スキヤナの復帰タイミングを判
定して、次の記録紙の給紙を行う。また、M<N−Bの
場合は直ちにステツプP106に移り、次の記録紙の給
紙を行う。ここで、フラグF2は、中間トレイ内におけ
る再給紙される記録紙の後端と搬送されてくる記録紙の
先端との干渉を防ぐため、中間トレイに搬送されてくる
記録紙を搬送路内で一時停止させる制御を指示するため
のフラグである。
【0079】図14は図6に示すル−チンでステツプP
4として示した再給紙処理の第2実施例のフロ−チヤ−
トを示す。このフロ−チヤ−トは第1実施例のものと類
似しているので、相違点のみ説明する。
【0080】第1実施例のフロ−チヤ−トとの相違点は
以下の通りである。即ち、図8に示す第1実施例では、
フロ−チヤ−トのステツプP26の判定でN>S>(N
−A)+1のときは、中間トレイ内に既に蓄積された記
録紙を給紙せず、新たに中間トレイ部Cに搬送されてく
る記録紙を再給紙し(ステツプP33)、また、ステツ
プP27の判定でS=(N−A)+1の場合は、中間ト
レイ内に既に蓄積された記録紙の先端規制板76による
規制を解除し、新たに中間トレイ部Cに搬送されてくる
記録紙を再給紙(ステツプP33)している。
【0081】これに対し、第2実施例では、この再給紙
に先立ち、中間トレイ部Cに搬送されてくる記録紙の搬
送を一時停止させる中間トレイ収納遅延処理が付加され
ている。これは、図14に示すフロ−チヤ−トの上で、
ステツプP123、P129して示されている。その他
は、第1実施例と特に変わらない。なお、第2実施例の
フロ−チヤ−トのステツプP114、P116、P11
7、P118などにおける値Bは、第1実施例における
所定の数値Aに対応するものである。
【0082】次に、図14に示すフロ−チヤ−トでステ
ツプP123として示した、中間トレイ収納遅延処理を
図15に示すフロ−チヤ−トにより説明する。
【0083】まず、図13に示すフロ−チヤ−トのステ
ツプP105においてセツトした、中間トレイに搬送さ
れてくる記録紙を搬送路内で一時停止させる制御を指示
するフラグF2が1か否かを判定し(ステツプP13
1)、フラグF2が1にセツトされている場合は、N−
B枚目の記録紙の後端が第2収納センサSE65を通過
したか否かを判定する(ステツプP132)。
【0084】通過した場合は記録紙を搬送路内で一時停
止させる時間を計時するタイマT3をセツトし、計時を
開始する(ステツプP133)。
【0085】記録紙の後端が排紙前センサSE21を通
過したか否かを判定し(ステツプP134)、通過した
場合は設定した記録部数Nだけの記録紙の給紙が完了し
た(N=M)か否かを判定する(ステツプP135)。
【0086】記録紙の給紙完了(N=M)の場合は、反
転搬送ロ−ラから第2収納ロ−ラまでの駆動を停止する
(ステツプP136)。次に、記録紙を搬送路内で一時
停止させる時間を計時するタイマT3 の計時終了を待ち
(ステツプP137)、反転搬送ロ−ラから第2収納ロ
−ラまでの駆動を再開する(ステツプP138)。これ
により、N−B枚目の記録紙以降の記録紙を搬送路内で
一時停止させて搬送される記録紙の搬送方向前方の間隔
を拡げた上で、中間トレイ部Cに搬送することができ
る。
【0087】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、先行する第1の原稿についての画像の形成された記
録紙が収納手段に収納されつつあるとき、第2の原稿に
ついての画像形成手段の動作を開始させて収納手段に収
納された記録紙の再給紙を開始させるから、第1の原稿
についての画像形成作業の終了を待たずに、第2の原稿
についての画像形成作業を開始することができ、両面記
録、合成記録等の画像形成作業を、従来の装置よりも迅
速に行うことができる。
【0088】そして、このとき、設定された記録部数が
所定部数以上の場合、画像形成手段の動作が所定部数に
対応する回数を越えたときは、以降の画像形成手段の動
作開始を所定時間遅らせるので、先行する第1の原稿に
ついての原稿画像の形成された記録紙が収納手段に収納
されるとき、第2の原稿についての画像形成手段の動作
が開始されて収納手段に収納された記録紙の再給紙が開
始されても、収納される記録紙と再給紙される記録紙と
の間隔が拡げられているので、記録紙相互が干渉するこ
とがなく、記録紙がつれ送りされたり、ジヤムするおそ
れがない。
【0089】さらに、この発明は、感光体ドラムの回転
速度や記録紙の搬送速度など画像形成速度を変更せず、
画像形成手段の制御プロセスのみで実現することができ
るものであるから、新たな構成の付加等によるコストの
増加なしに、両面記録、合成記録等の画像形成作業を効
率よく実行できる画像形成装置を提供することができる
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を適用した画像形成装置の構成の概略
を示す断面図。
【図2】第1実施例の中間トレイの構成を示す断面図。
【図3】記録紙の給紙及び搬送の状態を説明する断面
図。
【図4】記録紙の給紙及び搬送の状態を説明する断面
図。
【図5】制御回路のブロツク図。
【図6】制御回路における制御動作の概略を示すフロ−
チヤ−ト。
【図7】給紙処理の詳細を示すフロ−チヤ−ト。
【図8】再給紙処理の詳細を示すフロ−チヤ−ト。
【図9】給紙開始処理の詳細を示すフロ−チヤ−ト。
【図10】先出しモ−ドの記録紙の給紙タイミングを説
明するタイミングチヤ−ト。
【図11】通常モ−ドの記録紙の給紙タイミングを説明
するタイミングチヤ−ト。
【図12】第2実施例の中間トレイ及び関連部分の構成
を示す断面図。
【図13】第2実施例における給紙処理の詳細を示すフ
ロ−チヤ−ト。
【図14】第2実施例における再給紙処理の詳細を示す
フロ−チヤ−ト。
【図15】第2実施例における中間トレイ収納遅延処理
の詳細を示すフロ−チヤ−ト。
【符号の説明】
A 露光走査部 B 作像部 C 中間トレイ部 D 給紙部 E 反転部 F 自動原稿給送装置 101 CPU

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録紙を1枚づつ給紙する給紙手段と、
    その記録紙に画像を形成する画像形成手段と、画像を形
    成した記録紙を一時収納する収納手段と、収納手段に収
    納した記録紙を再度画像形成手段に給紙する再給紙手段
    とを備えた画像形成装置において、 記録部数設定手段により設定された記録部数が所定部数
    以上である場合、前記画像形成手段の動作が前記所定部
    数に対応する回数を越えたときは、以降の画像形成手段
    の動作開始を所定の時間遅延させる制御手段を備えたこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像形成装置において、
    前記再給紙手段による再給紙は、前記記録部数設定手段
    により設定された記録部数の最後の記録紙が前記給紙手
    段から給紙された後、その最後の記録紙が前記収納手段
    に収納される前に開始されることを特徴とする画像形成
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の画像形成装置において、
    前記収納手段は、収納した記録紙の上に次の記録紙を収
    納することを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の画像形成装置において、
    前記再給紙手段は、収納手段の収納された記録紙を上か
    ら順次給紙することを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の画像形成装置において、
    前記画像形成手段の動作開始を遅延させる所定の遅延時
    間は、記録紙サイズにより変更されることを特徴とする
    画像形成装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の画像形成装置において、
    前記画像形成手段の動作開始を遅延させる所定の遅延時
    間は、記録倍率により変更されることを特徴とする画像
    形成装置。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の画像形成装置において、
    前記画像形成手段の動作開始の遅延は、給紙動作の開始
    を遅延させて実行されるものであることを特徴とする画
    像形成装置。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の画像形成装置において、
    前記画像形成手段の動作開始の遅延は、走査光学系の走
    査動作の開始を遅延させて実行されるものであることを
    特徴とする画像形成装置。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の画像形成装置において、
    前記画像形成手段の動作開始の遅延は、タイミングロ−
    ラの動作の開始を遅延させて実行されるものであること
    を特徴とする画像形成装置。
  10. 【請求項10】 請求項1記載の画像形成装置におい
    て、前記画像形成手段の動作開始の遅延は、収納手段へ
    の記録紙の収納時期を遅延させて実行されるものである
    ことを特徴とする画像形成装置。
JP5206958A 1993-07-30 1993-07-30 画像形成装置 Pending JPH07133040A (ja)

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