JP3182127B2 - 並列読み取り可能な画像形成装置 - Google Patents

並列読み取り可能な画像形成装置

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JP3182127B2
JP3182127B2 JP25307598A JP25307598A JP3182127B2 JP 3182127 B2 JP3182127 B2 JP 3182127B2 JP 25307598 A JP25307598 A JP 25307598A JP 25307598 A JP25307598 A JP 25307598A JP 3182127 B2 JP3182127 B2 JP 3182127B2
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克明 平井
雅貴 内藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、並列読み取り可能
な画像形成装置に係り、詳細には、例えば、複写機等に
備えられている原稿搬送装置により、複数枚の原稿をそ
の下側から2枚ずつ画像形成装置のプラテン上に搬送す
る並列複写手段を備える画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の、並列読取モード可能の原稿搬送
装置の一例を図6に示す。同図において、原稿Pは、画
像下向き(フェースダウン)状態で原稿トレイ219上
に載置されている。送りローラ223により送り出され
る原稿221は、搬送ベルト217,218を介してプ
ラテンガラス216に搬送され、先頭頁P′は図中左側
の第1原稿基準位置に載置され、2頁目P″は搬送ベル
ト217を介して第2原稿基準位置に載置される。
【0003】ランプ205、受光素子209を有する読
み取り部210は、駆動モータ215により図中左右方
向に移動して両原稿P′,P″の画像を読み取る。並列
読取モードにおいては、両原稿P′,P″の画像は、図
7に示すように、1枚の転写シートS上に複写される。
画像処理後の原稿P′,P″は排紙トレイ220に排出
される。
【0004】図8は、従来の原稿搬送装置の第2の例を
示している。同図において、原稿Pは、フェイスアップ
状態で原稿トレイ214上に載置されている。半月ロー
ラ205により送り出される原稿Pは、搬送ローラ20
6,分離ベルト206により1枚ずつ分離給送され、レ
ジストローラ対208に先端を当接されるとセンサ21
5により検知される。
【0005】レジストローラ対208により給送される
原稿Pは、駆動ローラ211、従動ローラ212に巻回
されている搬送ベルト210により画像形成装置1のプ
ラテンガラス203に当接される。並列読取モードにお
いては、2枚の原稿Pが順次給送され、先頭原稿はプラ
テンガラス203の図中右側に、そして次原稿は左側に
載置される。図9は、両原稿Pを同時に1枚の転写シー
トSに複写した状態を示している。画像形成終了後、両
原稿Pは排出ローラ213により排紙台202上に排出
される。
【0006】図10、図11は、従来の原稿搬送装置の
第3の例を示している。同図において、フェイスアップ
状態で原稿トレイ214上に載置された原稿Pは、最下
位のものから1枚ずつ分離されて、プラテンガラス21
0上に搬送される。並列読取モードにおいては、先頭の
m頁目を最初にプラテンガラス210に給送し、これを
図11(a)、(b)に示すように、プラテンガラス2
10から退避させ、その間に次の(m−1)頁目の原稿
を、(c)図に示すようにプラテンガラス210に搬送
し、その後m頁目と(m−1)頁目を同時に搬送し
((d)図)、(e)図に示すように並列読取モードを
可能な載置状態にしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例の第1の例
においては、並列複写モードは可能であるが、原稿Pの
画像面を下にして載置するフェイスダウン載置であるの
で、ユーザの視認性が悪くなるという問題がある。
【0008】また、従来例の第2の例においては、原稿
Pはフェイスアップで載置可能であるが、図9に示した
ように仕上がったコピーシートには、左側に2頁目が転
写され転写されてしまうために、ユーザの使用ニーズに
耐え得ないものとなっている。
【0009】また、従来例の第3の例においては、m頁
目がプラテンガラス210上に一度載置された後、大ロ
ーラ232により反転されてプラテンガラス210上に
載置される。さらに、図11に示すようにm頁目をもう
一度プラテンガラス210から退避し、(m−1)頁目
をプラテンガラス210上に載置する構成であるので、
図7に示すような適正なコピー紙を得ることが可能であ
るが、m頁目を一度プラテンガラス203上に載置した
後に退避させ、(m−1)頁目を先行して送り出した
後、m頁目が追いつくようにプラテンガラス203上に
搬送させていくので、原稿をプラテンガラス203上に
適正な状態で載置するまでに、長い時間(並列複写モー
ドでの原稿交換時間)がかかり、1枚の並列複写モード
のコピー紙を作成するためのプロダクティビティが低下
するという欠点があった。
【0010】本発明は、並列複写モードで画像形成すべ
き原稿を、短時間内に画像読み取り部上に載置可能にし
た画像形成装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、原稿を載置す
る原稿載置台と、前記原稿の最下部のものから1枚ずつ
繰り出す第1の分離手段と、該第1の分離手段により分
離された原稿の画像読み取りを行う画像読み取り部と、
前記分離された原稿を前記画像読み取り部の一端側から
前記画像読み取り部に導く第1の給送路と、前記原稿載
置台を介して前記第1の分離手段と反対側に位置し前記
原稿載置台上の原稿を最下部のものから1枚ずつ繰り出
す第2の分離手段と、該分離された原稿を前記画像読み
取り部の他端側から前記画像読み取り部に導く第2の給
送路と、前記一端側から他端側へ移動し画像読み取りを
行う前記画像読み取り部の画像読み取り手段と、2枚の
原稿を前記画像読み取り部に並べて配置して読み取る並
列読取モードに設定された時に、原稿を前記第2の分離
手段により分離して前記第2の給送路を介して、前記画
像読み取り部の他端側から一端側へ搬送して前記画像読
み取り部上に並列に載置する制御手段と、を備えること
を特徴とする。
【0012】[作用]原稿搬送装置が通常の1枚複写モ
ードの場合、原稿トレイ上の原稿は第1の分離手段によ
り1枚ずつ分離後、第1の給送路を介してプラテンガラ
スの一端側からプラテンガラス上に搬送・載置され、画
像形成後は原稿排出路を経て再び原稿トレイ上に排出さ
れる。
【0013】原稿搬送装置が、2枚の原稿を1枚の転写
シートに画像形成する並列複写モード(2in1モー
ド)に設定された場合、原稿トレイ上の2枚の原稿は、
第2の分離手段により1枚ずつ分離後、第2の給送路を
介してプラテンガラスの他端側からプラテンガラスに搬
送・載置される。
【0014】これにより、原稿トレイ上の原稿が、フェ
イスアップ状態の載置であって、最下位から順次送り出
す給紙方式でありながら、並列複写モードでの原稿設定
時に、送り出した原稿の順序のままで2枚の原稿をプラ
テンガラス上に載置可能となって、プラテンガラスに対
する原稿位置の交換が解消される。従って、並列複写モ
ード時の原稿給紙のプロダクティビティが向上すると共
に、原稿トレイ上の原稿の視認性、操作性が向上する。
【0015】
【発明の実施の形態】〈画像形成装置本体〉図12は、
本発明に係る原稿搬送装置が適用可能な画像形成装置本
体(複写機本体)130の一例を示している。
【0016】画像形成装置130は、プラテン131上
に載置される原稿の画像情報を走査する光学系132
と、画像形成部140と、転写シートSを収納している
複数のカセット146,147等を備えている。プラテ
ン131上に、後述するようにして給送される原稿は、
その一側縁をプラテン131の基準位置133にくるよ
うにして載置される。
【0017】可動ミラー135は、不図示のランプと共
に破線位置に移動して原稿を走査する。原稿からの反射
光は、可動ミラー135、複数の固定ミラー136とレ
ンズ137を介し画像形成部140の感光ドラム141
に投光されて潜像を形成する。画像形成部140は、周
知の一次帯電器142、現像装置143、クリーニング
装置145等を有している。
【0018】選択されたカセット(例えば147)の転
写シートSは、給紙ローラ150により給紙され、搬送
ローラ151,152等によりレジストローラ143に
搬送される。このレジストローラ153により所定のタ
イミングで給送される転写シートSは、転写帯電器15
5により感光ドラム141上のトナー像が転写され、分
離帯電器により感光ドラム141から剥離されながら搬
送装置157により定着器159に搬送される。定着器
159によりトナー像を定着後の転写シートSは、排紙
ローラ(排出手段)160により排紙トレイ161上に
排出される。
【0019】図1は、本発明の画像形成装置に係る原稿
搬送装置(RDF)2の縦断側面図を示していて、前述
の画像形成装置130と同様の画像形成装置1上に配設
されている。
【0020】図1において、原稿搬送装置であるRDF
2は、上方に原稿トレイ4を有し、その下方には駆動ロ
ーラ36及びターンローラ37に巻回された幅広ベルト
7が配置されている。この幅広ベルト7は、複写機本体
1のプラテン3上に当接していて、上記原稿トレイ4上
に載置したシート原稿Pを搬送してプラテン3の上の所
定位置に載置したり、プラテン3上のシート原稿Pを上
記原稿トレイ4上に排出する。
【0021】また、原稿トレイ4には、1対の幅方向規
制板33がシート原稿Pの幅方向にスライド自在に配置
されていて、原稿トレイ4に載置されるシート原稿Pの
幅方向を規制して、シート原稿Pの給送時の安定性と、
原稿トレイ4上への排出の際の整合性が確保されてい
る。上記幅方向規制板33には、後述するジョギンク機
構が内蔵されていて、原稿トレイ4上に排出されてくる
シート原稿Pを1枚毎、原稿基準ガイド33に押し付
け、整合性をさらに高めている。更に、後述する原稿ト
レイ昇降機構により、原稿トレイ4は揺動中心40を中
心として、傾斜位置(図1)と水平位置(図2)との間
を揺動可能にしている。
【0022】原稿トレイ4に隣接して、半月状の吸収ロ
ーラ5及び不図示のストッパソレノイドにより上下に移
動するストッパ21が配設されており、原稿トレイ4上
にセットされた際のシート原稿Pは、突出した上記スト
ッパ21により規制されて下流に進出できないようにな
っている。
【0023】そして、複写機1の操作部で複写条件が入
力され、スタートキー(図示略)が押されると、上記ス
トッパ21が沈み込んでシート原稿Pの進路が開放さ
れ、シート原稿Pは給紙ローラ5の給送を受けて下流部
へ進出する。この際、原稿トレイ部上の原稿基準ガイド
33内に内蔵された不図示の仕切り部材モータに連結さ
れた仕切り部材22が最上位のシート原稿Pに回転して
乗り上げ、未処理原稿と処理済原稿との区別をする。
【0024】上記ストッパ21の下流には、分離部を構
成する搬送ローラ38及び分離ベルト6からなる第1の
分離部が配設されていて、それぞれ矢印方向に回転して
原稿トレイ4から進出してきたシート原稿Pを1枚毎に
分離してさらに下流側に搬送する。
【0025】また、前述ストッパ21の上方には、ウェ
イト20が設けられており、原稿トレイ4上のシート原
稿Pが少なく給紙ローラ5の給送力だけではシート原稿
Pが分離部6,38に進出できない場合に、不図示のウ
ェイトソレノイドにより下方に移動して、シート原稿P
を給紙ローラ5との間に挟んで給紙ローラ5の給送力を
向上させている。
【0026】上記分離部6,38から上記プラテン3に
かけて原稿給送路(イ),(ロ),(ハ)が構成されて
おり、この原稿給送路(イ),(ロ),(ハ)は屈曲し
てプラテン3上の搬送路に接続し、シート原稿Pをプラ
テン3上に誘導する。また、給紙ローラ5近傍には、原
稿トレイ4上に載置されたシート原稿Pの有無を検知す
るための透過型の光センサである入り口センサ23a,
23bが配置されている。
【0027】このRDF2の本体左方には、大ローラ1
0が配設されており、上記プラテン3から大ローラ10
の外周を回って上記原稿トレイ4上方に伸びる原稿排紙
路(ホ),(ヘ)が構成されている。更に、上記原稿排
紙路(ホ),(ヘ)の大ローラ10の上方から分岐して
両面原稿の表裏を反転させるための原稿反転路(オ)が
構成されていて、この原稿反転路(オ)の下流部が上記
原稿給送路(ロール)と合流するようになっている。原
稿排紙路(ヘ)の下流側には、中継ローラ44、排紙ロ
ーラ11が設けられており、上記原稿排紙路(ホ),
(ヘ)を搬送されてきたシート原稿Pは原稿トレイ4上
の原稿束Pの最上部に排紙される。
【0028】プラテン3の上方に配設された前記幅広ベ
ルト7は、シート原稿4をプラテン3上の所定位置に搬
送・載置され、画像読み取り後にプラテン3から排出さ
れる。上記原稿給送路(イ),(ロ),(ハ)と原稿反
転路(オ)の合流部には給送ローラ9が配設されてお
り、この給送ローラ9は、到達したシート原稿Pにルー
プを形成して、シート原稿Pの斜行を防止している。上
記給送ローラ9の上流近傍には、シート原稿Pの前端及
び後端を検知する透過型の光センサである給紙センサ2
5a,25bが配設されていて、原稿給送路(イ),
(ロ),(ハ)及び原稿反転路(オ)のいずれの搬送路
を通過したシート原稿Pも検知できる。
【0029】また、給送ローラ9の下流には、シート原
稿Pの後端を検知する透過型の光センサであるレジスト
センサ39a,39bが配設されている。原稿排紙路
(ホ),(ヘ)中の大ローラ10の下方には、プラテン
3から搬出されたシート原稿Pを検知する透過型の光セ
ンサである反転センサ26a,26bが配設され、更に
大ローラ10と排紙ローラ11との間の原稿排紙路
(ヘ)中には、原稿排紙路(ヘ)を通過し、原稿トレイ
4上に搬出されるシート原稿Pの通過を検知する透過型
の光センサである排紙センサ27a,27bが配設され
ている。
【0030】原稿排紙路(ホ),(ヘ)から原稿反転路
(オ)に分岐される部分には、パスを切換えるための反
転フラッパ34が配設されていて、反転フラッパソレノ
イドのON・OFFにより、図中実線位置及び鎖線位置
間を揺動することによりパスの切換えを行っている。
【0031】更に、RDF2の本体右側には、プラテン
3上の画像読み取り部へプラテンガラスの右端よりシー
ト原稿を搬送する第2の原稿分離手段と、第2の原稿給
送路(チ),(リ),(ヌ)が構成されている。
【0032】後述する原稿トレイ4の上下揺動動作に連
動して原稿トレイ4は、図1、図2に示した位置を上
限、下限位置として揺動するようになっている。図2に
示すように、原稿トレイ4が下限位置にある場合、これ
に隣接して半月状の第2の給紙ローラ8及び第2の分離
部を構成する搬送ローラ15及び分離ベルト14が配設
されていて、それぞれ矢印方向に回転して原稿トレイ4
から進出してきたシート原稿Pを1枚毎に分離して更に
下流側に搬送する。
【0033】原稿トレイ4は、トレイ上に載置された原
稿サイズや画像形成装置の入力条件により、上限あるい
は下限位置をとる構成となっている。トレイ4が下限位
置に達すると、トレイ4の前述したストッパ21がトレ
イ4上に載置されているシート原稿Pを第2の分離手段
14,15側へある一定距離、束搬送される。トレイ4
に配設されているガイド内をストッパスライド台41が
リンク42を介して偏心カム43の回転によりコロ46
を介して移動する。支軸57を中心とする偏心カム43
にはホームポジション位置を検知するためのフラッグ5
3及び透過型センサ45が配設されている。
【0034】前記原稿トレイ4が下限位置に達すると、
シート原稿ストッパ19が原稿ストッパソレノイドによ
り上方に支軸31を中心に揺動し、上記束搬送手段によ
り束搬送されたシート原稿Pを受け入れる。束搬送され
たシート原稿Pは必ず第2の分離手段上流近傍に配設さ
れたシート原稿の有無を検知する透過型の光センサ28
a,28bで、紙有を検知する位置まで搬送される。束
搬送が終了すると、シート原稿ストッパ19はシート原
稿P上に載置される構成となっている。
【0035】第2の分離手段14,15の下流側に第2
の給送ローラ16が配設されており、この第2の給送ロ
ーラ16は到達したシート原稿Pにループを形成して、
シート原稿Pの斜行を防止している。上記第2の給送ロ
ーラ16の上流近傍には、シート原稿Pの前端及び後端
を検知する透過型の光センサである第2の給紙センサ3
0a,30bが配設されている。更に、下流側には中継
ローラ17があり、第2の給送路(ヌ)中には、シート
原稿Pの先端位置を検知する透過型の光センサからなる
画先センサ18a,18bが配設されている。この画先
センサ18a,18bにより画像形成装置内の画像が形
成されるシート材のタイミング制御を行う。
【0036】なお、第2の搬送ローラ15の回転により
最下紙が分離部まで搬送されると、1.画像形成装置1
に入力キーで画像形成部数が1部と設定された時;シー
ト原稿ストッパ19はシート原稿P上に載置されたまま
となり、排紙ローラ11により排紙されてきたシート原
稿が第2の分離部に入っていないよう規制する。
【0037】2.画像形成装置1に入力キーで画像形成
部数がn部と設定された時(1部のシート原稿がn循環
する場合);シート原稿ストッパ19は、シート原稿が
(n−1)循環するまで上方に退避しており、n循環目
の最初のシート原稿が原稿トレイ4上に再積載される時
には、シート原稿ストッパ19はシート原稿上に載置さ
れ、この最初のシート原稿が第2の分離部に入っていく
のを規制する。n循環終了時には、シート原稿Pはシー
ト原稿ストッパ19により先端を規制される。その後、
原稿トレイ4は上方に移動し、上限位置で停止する。
【0038】次に、原稿搬送装置の並列複写モードに関
して説明する。
【0039】並列複写時には、原稿Pがフェイスアップ
状態で原稿トレイ4上に積載され、画像形成装置1のモ
ード入力キー(図示略)等により並列複写モードが設定
され、画像形成装置1のコピー開始がONされると、原
稿トレイ4は揺動軸40を中心として時計方向に回動し
て図2に示す位置となり、原稿Pがストッパ21で原稿
トレイ4上を第2の分離手段14,15側へ束搬送され
ていく(図3)。
【0040】原稿Pは、束搬送された後、第2の分離手
段14,15により 最下紙から順次1枚毎分離され、
第2の給送路(チ、リ、ヌ)側へ第2の給送ローラ1
6,搬送ローラ17を介して搬送されていく。図4,図
5に示すように、原稿m(m頁目とする)は、図4
(a)に示すように第2の給送ローラ16に先端を突き
当てて斜行補正を行った後に搬送される。
【0041】原稿Pの後端がセンサ30を抜けたら、第
2の給送ローラ16のニップ直後の位置に原稿mの後端
が位置するように、第2の給送ローラ16の駆動制御が
制御装置90により行われる(図4(b))。
【0042】次に、原稿(m−1)が、第2の分離手段
14,15により分離され、原稿(m−1)の先端がセ
ンサ30を通過後に第2の給送ローラ16に突き当って
停止し、ここで斜行補正を行う(図4(c))。
【0043】次に、第2の分離手段14,15、第2の
給送ローラ16、搬送ローラ17が、不図示のクラッチ
により駆動源に連結され、同じ周速で回転を始めて、原
稿m,(m−1)を同時に搬送する。原稿m,(m−
1)は、幅広ベルト7を介してプラテンガラス3の他端
側3Bから搬送され、原稿mを図中左側に、原稿(m−
1)を右側にして、2枚の原稿m,(m−1)はプラテ
ンガラス3上に並列配置される(図5(e))。
【0044】その後、画像形成装置1の読み取り部1A
がプラテンガラス3の一端側3Aから他端側3B側へ移
動し、2枚の画像を読み取って、図7に示すようなコピ
ー紙Sが作成される。画像の読み取り終了後、2枚の原
稿m,(m−1)は、連続的に原稿排出路(ホ,ヘ)を
介し、排出ローラ11により原稿トレイ4上に排出され
る。以上の動作を必要回数繰り返すことにより、並列複
写モードを実施することができる。
【0045】また、原稿mの後端と、原稿(m−1)の
先端との間隔(ページ間距離)は、センサ30を抜けた
後の原稿mの停止位置を任意に設定することにより調整
可能である。
【0046】また、本実施の形態では、第2の給送ロー
ラ16部でページ間距離の調整を行ったが、各ローラの
駆動法、センサの配置法等により、どのローラ(例えば
搬送ローラ17)でも可能である。
【0047】上述したように、並列複写モード設定時に
おいて、原稿フェイスアップタイプ載置の原稿搬送装置
で、高速に原稿交換をなうことが可能になり、かつペー
ジ順狂いのないコピー紙をユーザに効率よく提供するこ
とができる。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、フェイスアップ状態で
原稿が載置される原稿搬送装置において、並列複写モー
ドが設定された場合は、第2の分離手段を介して第2の
給送路側から原稿を給送し、原稿読み取り部の他端側か
ら2枚の原稿を原稿読み取り部に搬送して画像形成を行
うので、従来装置のような原稿載置のための原稿位置の
交換動作が解消されて、並列複写モードを高速に行うこ
とができて、ハイプロダクティビティを実現することが
できる。また、原稿をフェイスアップ状態にして並列複
写モードを行うことができるので、ユーザにとって原稿
の視認性がよく装置の操作性を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の実施の形態1に係る環
式原稿搬送装置部の縦断側面図。
【図2】同じく並列複写モード時の原稿トレイ、原稿の
動作図。
【図3】同じく並列複写モード時の原稿トレイ、原稿の
動作図。
【図4】同じく給紙動作図。
【図5】同じく給紙動作図。
【図6】従来の原稿搬送装置の第1の例を示す縦断側面
図。
【図7】同じくプラテンガラス上の原稿配置、コピー紙
の平面図。
【図8】従来の原稿搬送装置の第2の例を示す縦断側面
図。
【図9】同じくプラテンガラス上の原稿配置、コピー紙
の平面図。
【図10】従来の原稿搬送装置の第3の例を示す縦断側
面図。
【図11】同じくプラテンガラス上への原稿配置を示す
動作図。
【図12】画像形成装置本体の一例を示す縦断正面図。
【符号の説明】
P 原稿(シート原稿) S 転写シート(コピー紙) (イ,ロ) 第1の給送路 (チ、リ、ヌ) 第2の給送路 (ホ,ヘ) 原稿排出路 1 画像形成装置 1A 画像読み取り部 2 原稿搬送装置 3 プラテンガラス(原稿読み取り部) 3A プラテンガラスの一端側 3B プラテンガラスの他端側 4 原稿トレイ 6,38 第1の分離手段 14,15 第2の分離手段 160 排出ローラ対(排出手段) 141 感光ドラム(画像形成手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 仲川 智仁 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−261783(JP,A) 特開 平5−303246(JP,A) 特開 平2−225241(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/00 G03G 21/00 H04N 1/00 - 1/00 108

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を載置する原稿載置台と、 前記原稿の最下部のものから1枚ずつ繰り出す第1の分
    離手段と、 該第1の分離手段により分離された原稿の画像読み取り
    を行う画像読み取り部と、 前記分離された原稿を前記画像読み取り部の一端側から
    前記画像読み取り部に導く第1の給送路と、 前記原稿載置台を介して前記第1の分離手段と反対側に
    位置し前記原稿載置台上の原稿を最下部のものから1枚
    ずつ繰り出す第2の分離手段と、 該分離された原稿を前記画像読み取り部の他端側から前
    記画像読み取り部に導く第2の給送路と、 前記一端側から他端側へ移動し画像読み取りを行う前記
    画像読み取り部の画像読み取り手段と、 2枚の原稿を前記画像読み取り部に並べて配置して読み
    取る並列読取モードに設定された時に、原稿を前記第2
    の分離手段により分離して前記第2の給送路を介して、
    前記画像読み取り部の他端側から一端側へ搬送して前記
    画像読み取り部上に並列に載置する制御手段と、 を備えることを特徴とする並列読み取り可能な画像形成
    装置。
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