JP4077957B2 - 原稿搬送装置及びこれを備える画像形成装置 - Google Patents

原稿搬送装置及びこれを備える画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4077957B2
JP4077957B2 JP29592498A JP29592498A JP4077957B2 JP 4077957 B2 JP4077957 B2 JP 4077957B2 JP 29592498 A JP29592498 A JP 29592498A JP 29592498 A JP29592498 A JP 29592498A JP 4077957 B2 JP4077957 B2 JP 4077957B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
document
unit
conveying
transport
original
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP29592498A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000118889A5 (ja
JP2000118889A (ja
Inventor
晴夫 成瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP29592498A priority Critical patent/JP4077957B2/ja
Publication of JP2000118889A publication Critical patent/JP2000118889A/ja
Publication of JP2000118889A5 publication Critical patent/JP2000118889A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4077957B2 publication Critical patent/JP4077957B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、原稿搬送装置に係り、詳細には、例えば、複写機、ファクシミリ、イメージリーダ等の画像読み取り部に原稿を自動給紙する原稿搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、複写機、ファクシミリ、イメージリーダ等の画像読み取り部に、原稿を、先頭ページ又はラストページから自動給紙する原稿搬送装置は、次のようなものがあった。これを、図4により説明する。
【0003】
従来、ファクシミリと原稿複写(コピー)は、原稿束を処理するページ順は、その使い勝手からして次のように異なっている。
【0004】
ファクシミリ;先頭ページから順次送信する(受信者が1ページ目から読めるようにするため)。
【0005】
コピー;ラストページから順次コピーする(排紙トレイ上で原稿束と同じ順番に積載させるため)。
【0006】
しかしながら、近年デジタル方式を用いたファクシミリと、コピーとの複合機が開発されてきており、このような機種で原稿処理を行い、なおかつ、ファクシミリで先頭ページ送り、コピーではラストページ送りをするには、次のような構成が必要となっていた。
【0007】
構成の一例として、図4に示す装置があり、これを説明する。図中の上部の2点鎖線内は、従来方式の原稿搬送装置、下部の2点鎖線内は、デジタル方式の複合型(ファクシミリとコピー)画像形成装置の各々概念図である。この装置においては、原稿Dはユーザの使用上の混乱を避けるために、ファクシミリ、コピーのどちらの場合も、原稿面を上向き(以降フェイスアップと称する)で積載し、ラストページから順に画像読み取り部へ原稿を送り、順次原稿を読み取ってゆく。そして、コピーの場合は、そのままの順番でコピーしてゆく。ファクシミリの場合は、全ページの情報を一旦メモリーに蓄えた後、先頭ページから順に送信してゆく。この一連の動作を図4で順番に説明する。
【0008】
まず、原稿D1は、画像を処理するために、ファクシミリ、コピーどちらの場合もフェイスアップで原稿トレイ301上に積載される。ピックアップローラ315は、重りローラ302から原稿D1を加圧され、原稿束の最下紙から順に搬送してゆく。316は束重送を防ぐためのプレ分離板である。304はフィードローラ、303は図示せぬトルクリミッタを介して駆動伝達を受けているリタードローラであり、このローラ対303,304対によるリタード方式によって、原稿は1枚に分離されて搬送される。
【0009】
305a、305bはレジストローラ対であり、原稿D1 をタイミングを合わせてプラテン309の上に搬送さする。308は原稿搬送ベルトであって、ベルト駆動ローラ307,アイドラローラ306に架橋され、矢印方向に駆動されるようになっている。原稿搬送ベルト308は、原稿D1 をプラテン309の所定位置で一旦停止させる。ここで、ハロゲンランプ310a、反射笠310b、反射ミラー310cからなるスキャナユニット310が移動して原稿を露光し、最大原稿幅分に並んでいるCCD320により画像情報が読み取られる。
【0010】
ファクシミリの場合、この情報は一旦、メモリ330に蓄えられた後、先頭原稿から順番に並び換えて送信してゆく。コピーの場合、メモリーを介さず、情報を直接レーザドライバ340に送り込み、画像情報を読み取った順番に図示せぬ感光体ドラム上に潜像を書き込んでゆく。
【0011】
読み取りが終了した原稿は、再び原稿搬送ベルト308,搬送コロ311を介して、原稿排紙トレイ311上に積載されてゆく。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の原稿搬送装置は、プラテンの横に、読み取り後の原稿を再積載するための、原稿積載部を設ける必要がある。このため、画像読み取り部側の装置幅から原稿積載部がはみだしてしまうことが多く、より広い設置スペースが必要になる。
【0013】
また、画像読み取り部側の装置の側部には、ジャム処理用の扉、マルチ手差し等があることが多く、これらが原稿積載部の下に配置されると、ユーザの視認性、操作性が低下するので、改良されることが望まれる。
【0014】
本発明は、原稿束の上分離されて給紙される原稿を、画像読み取り部で読み取る最中に、先行原稿を独立して反転排紙可能にして、装置の省スペース化、及び効率化を図った原稿搬送装置を提供することを目的とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、複数枚の原稿が積載される原稿積載部と、
該原稿積載部に積載された原稿を、最上部から分離して給紙する原稿給紙部と、
該原稿給紙部により給紙された原稿の画像を読み取る読取部上で、原稿を搬送する原稿搬送部と、
前記原稿搬送部よりも下流側にあり、原稿を反転排紙する原稿反転排紙部と、
画像が読み取られ、前記原稿反転排紙部によって反転排紙された原稿が再積載される原稿再積載部と、を備え、
前記原稿反転排紙部は、該原稿反転排紙部から原稿を排出する第1の搬送手段と、前記読取部の端部を始点として前記第1の搬送手段を経て前記読取部の端部に至る第1の原稿搬送パスと、該第1の原稿搬送パスから分岐して前記第1の搬送手段に至る第2の原稿搬送パスと、前記第1の原稿搬送パス内の原稿を搬送方向の上流、下流のいずれに搬送可能な第2の搬送手段と、前記読取部上での画像読み取りが終了した原稿を、前記第1の原稿搬送パスに沿って下流に搬送し、原稿後端が前記第1と第2の原稿搬送パスの分岐部から下流に搬送した所で原稿を逆方向に搬送し、前記第2の原稿搬送パスを経て前記原稿再積載部に積載するように制御する制御手段と、を備え、
前記原稿反転排紙部で先行原稿の反転中に、前記読取部で後行原稿の原稿読み取りを可能にしたことを特徴とする。
【0017】
請求項に係る発明は、前記原稿搬送部と、前記第1と第2の搬送手段とを独立して駆動可能な駆動手段を有し、
前記原稿搬送部での原稿搬送が停止中に前記第1と第2の搬送手段により原稿を搬送することを特徴とする。
【0018】
請求項に係る発明は、前記第1の原稿搬送パスの長さが、少なくとも、搬送可能な最小原稿長さよりも長いことを特徴とする。
【0019】
請求項に係る発明は、前記読取部の端部にて前記第1の原稿搬送パスと分岐し、前記読取部の端部から前記第1の搬送手段を経由し、前記原稿再積載部へつながる第3の原稿搬送パスと、
前記読取部の端部と前記第1及び第3の原稿搬送パスとの間に位置し、前記読取部から下流への原稿搬送パスを、前記第1又は第3の原稿搬送パスのいずれかを選択可能な偏向手段と、
を備えることを特徴とする。
【0020】
請求項に係る発明は、前記第3の原稿搬送パスが、前記第1の原稿搬送パスの一部分であることを特徴とする。
【0021】
請求項に係る発明は、複数枚の原稿が積載される原稿積載部と、
該原稿積載部に積載された原稿を、最上部から分離して給紙する原稿給紙部と、
該原稿給紙部により給紙された原稿の画像を読み取る読取部上で、原稿を搬送する原稿搬送部と、
前記原稿搬送部よりも下流側にあり、原稿を反転排紙する原稿反転排紙部と、
画像が読み取られ、前記原稿反転排紙部によって反転排紙された原稿が再積載される原稿再積載部と、を備え、
前記原稿反転排紙部は、
該原稿反転排紙部から原稿を排出する第1の搬送手段と、
前記原稿搬送部と前記第1の搬送手段との間にあって、前記原稿搬送部から排出される原稿の一部分を装置本体外に排出する第3の搬送手段と、
前記原稿搬送部の端部から前記第3の搬送手段を介し前記第1の搬送手段へ原稿を導く第4の原稿搬送パスと、
前記原稿搬送部の端部にて前記第4の原稿搬送パスと分岐し、前記原稿搬送部の端部から前記第1の搬送手段原稿を導く第5の原稿搬送パスと、
前記原稿搬送部から排出される原稿を、前記第4の原稿搬送パスと前記第5の原稿搬送パスとに分岐する分岐手段と、
前記原稿搬送部から排出される原稿を前記第3の搬送手段により装置本体外に一部分を排出し、該原稿を前記第3の搬送手段により前記第1の搬送手段へ搬送して前記原稿再積載部に排出させるように制御する前記制御手段と、を備え、
前記原稿反転排紙部で先行原稿の反転中に、前記読取部で後行原稿の原稿読み取りを可能にしたことを特徴とする。
【0022】
[作用]
以上構成に基づき、原稿を、原稿積載部から原稿給紙部、原稿搬送部へ搬送し、画像読み取り部上で停止させて画像を読み取った後に、原稿搬送部により原稿反転部まで搬送し、反転した後に、原稿搬送部の上方にある原稿再積載部に排出する。これにより、原稿束を上分離給紙した状態で、排出原稿のページ順が変わらないようにし、かつ、装置の側部に原稿再積載部が出っ張らない原稿搬送装置を実現することができる。
【0023】
また、原稿搬送部と、原稿反転排紙部の第1と第2の搬送手段とは、それぞれ独立した駆動手段により駆動されることで、画像読み取り終了後の原稿を原稿反転排紙部で反転している間に、次の原稿を画像読み取り部で停止させて読み取ることができ、原稿交換時間が短縮されて、装置の生産性が向上される。
【0024】
また、原稿を反転排出するときに、原稿の搬送方向長さよりも、原稿搬送部から移送手段に至る長い原稿搬送パス長さを確保しておくか、または、原稿の一部を反転排紙から装置外に出して、これをスイッチバックして再び装置内部に取り込まれる。
【0025】
原稿の一部を反転排紙から装置外に出す方法は、反転排紙部の搬送パス長が必要最小限で済み、装置の小型化という長所があり、反転排紙の周囲に原稿を一時的に出しておける空間がない場合には、装置内部に原稿搬送パスが設けられる。
【0026】
【発明の実施の形態】
〈実施の形態1〉
本発明の実施の形態1を図面に沿って説明する。なお、図4に示す画像形成装置は、本発明が適用可能であるので、これの図示及び説明は省略する。
【0027】
図3は、本発明が適用可能な画像形成装置装置本体の一例を示している。
【0028】
画像形成装置本体(複写機本体)900には、原稿載置台としてのプラテン906、光源907、レンズ系908、給紙部909、画像形成部902,原稿をプラテン906に給送する原稿搬送装置800等が備えられている。
【0029】
給紙部909は、記録用のシートSを収納して装置本体900に着脱自在なカセット910,911、及びペディスタル912に配置されたデッキ913を有している。画像形成部(画像形成手段)902には、円筒状の感光ドラム914とその回りの現像器915、転写用帯電器916、分離帯電器917、クリーナ918、一次帯電器919等がそれぞれ備えられている。画像形成部902の下流側には、搬送装置920、定着装置904、排出ローラ対905等が配設されている。
【0030】
この画像形成装置本体の動作を説明する。
【0031】
装置本体900側に設けられている制御装置(制御手段)930から給紙信号が出力されると、カセット910,911またはデッキ913からシートSが給送される。一方、プラテン906に載置されている原稿Dに、光源907から当てられて反射した光は、レンズ系908を介して感光ドラム914に照射される。感光ドラム914は、あらかじめ一次帯電器919により帯電されていて、光が照射されることによって静電潜像が形成され、次いで現像器915により静電潜像を現像してトナー像が形成される。
【0032】
給紙部909から給送されたシートSは、レジストローラ901で斜行が補正され、さらにタイミングが合わされて画像形成部902へ送られる。画像形成部902では、感光ドラム914のトナー像が、送られてきたシートSに転写用帯電器916によって転写され、トナー像が転写されたシートSは、分離帯電器917によって転写用帯電器916と逆極性に帯電されて、感光ドラム914から分離される。
【0033】
そして、分離されたシートSは、搬送装置920により定着装置904に搬送されて、定着装置904によりシートSに転写画像が永久定着される。画像が定着されたシートSは、排出ローラ対(シート排出手段)905により装置本体900から排出される。
【0034】
上記複画像形成装置本体900は、プラテン906上の原稿の画像を感光ドラム914に直接形成するアナログ複写機としての機能しているが、この画像形成装置本体900に、図4に示す画像形成装置を組み込むことで、画像形成装置本体900は、ファクシミリ、複写機の多機能化した画像形成装置とすることができる。
【0035】
次に、本発明に係る原稿搬送装置を図面に沿って説明する。図1は、本発明による原稿搬送装置の主断面図である。
【0036】
Aは原稿積載部であって、原稿トレイ1の積載面1aに、原稿dをセットするものである。
【0037】
Bは原稿給紙部で、摩擦分離方式で、原稿束の最上紙を1枚づつ分離し、レジストローラにて原稿dを搬送してゆくものである。
【0038】
3はピックアップローラ、6は中板である。原稿dを1枚給紙する毎に、ピックアップローラ3が原稿束の上に下降し、中板6が上昇して原稿束を給紙ローラ4に押圧して給紙予備動作に入る。
【0039】
その後、モータM1を駆動源として、給紙ローラ4とピックアップローラ3がCWに回転し、原稿dを搬送する。最上紙につれて送られようとする2枚目以降の原稿は、摩擦片5により静止されて、原稿積載部Aに留まる。その後、原稿は、ガイド板8a、8b間を通り、レジストローラ対7a、7bに導かれる。レジストローラ対7a、7bは、原稿先端の到達時には停止しており、給紙ローラ4による搬送で、ループ形成して斜行補正をした後に、原稿dを原稿搬送部Cへ搬送する。
【0040】
原稿搬送部Cは、搬送ベルト11を、駆動ローラ12,従動ローラ14で張架し、ベルト押圧コロ13a、13b、13c、13dにて、搬送ベルト11をプラテン(原稿読取部)10に押圧するように構成されている。そして、モータM3で駆動ローラ12が回転駆動を受けることにより、搬送ベルト11は回動される。原稿dは、搬送ベルト11とプラテン10の間に進入すると、搬送ベルト11の摩擦力によりプラテン10の上を搬送される。原稿給紙部Bから原稿搬送部Cに進入した原稿dは、搬送ベルト11によりプラテン10の所定位置まで搬送されると、モータM3の停止に伴い停止し、原稿読み取り手段30により画像が読み取られる。画像の読み取り終了後、モータM3の再駆動により原稿は図中右方向へ搬送され、ジャンプ台15を経て、反転排紙部Dへ導入される。
【0041】
ここで、後続原稿(後行原稿)がある場合、後続原稿は、搬送ベルト11の回動により、先行原稿と同様にして所定位置まで搬送された後に、モータM3の停止に伴い停止し、原稿読み取り手段30により読み取られる。この読み取り動作実行中に、先行原稿は、反転排紙部Dで、表裏反転され、原稿再積載部Eまで搬送される継続実行される。
【0042】
次に、先行原稿の反転排紙部Dにおける反転排紙動作について説明する。
【0043】
反転排紙部Dは、搬送手段として、反転ローラ(第1の搬送手段)19,搬送ローラ(第2の搬送手段)22aをもち、この駆動源としてモータM2を有する。モータM2は、正転、逆転可能な構成をとっている。こうして、反転ローラ19及び搬送ローラ22aは、モータM3で駆動される原稿搬送部Cとは、独立して駆動することが可能な構成になっている。
【0044】
原稿dが、搬送ベルト11により反転排出部Dに入るとき、その入口付近で紙の進行経路を規制する偏向板16は、ソレノイドSL2の制御により、図中実線の姿勢をとり、原稿dを偏向板(偏向手段)16とガイド17の間にある(b) 点方向の原稿搬送パスに導入する。原稿は、CCWに回動する反転ローラ19と、コロ20とにより挟持されて、ガイド21a、21b間を通り、搬送ローラ対22a、22bで搬送され、ガイド23a、23b間を通り、ポリエステルシート製のガイドシート24にガイドされ、排紙コロ25と反転ローラ19のニップで搬送されてゆく(この、(a) →(b) →(c) →(d) →(e) →(f) →(a) のパスを第1の原稿パスと定義する)。
【0045】
原稿後端がガイド17,18間を、抜けた地点である(g) 点まで到達すると、モータM2は逆転し、原稿dのスイッチバック搬送を開始する。ガイド18の右上端部を、コロ20のニップより右側に配置することにより、原稿dは、ガイド18の左側に導入され、(h) ,(e) 点を通り、原稿再積載部Eへ排出される。ここで、(g) →(c) →(d) →(e) →(f) →(a) の紙パス長(原稿搬送パス長さ)Lを、この装置の原稿搬送方向最大長さl、よりも長く取っているために、本実施の形態の装置では、全てのサイズの原稿が、これまで説明したような後続原稿の読み取り動作中(すなわち、搬送ベルト11の停止中)に、反転排紙動作ができるようになっている。
【0046】
しかしながら、装置の大きさを大きくしたくもない場合等で、(g) →(c) →(d) →(e) →(f) →(a) のパス長lを十分に長く設定できないケースでは、例えば、主要サイズ(頻繁に使用されると考えられる原稿)の搬送方向長さより、lを若干長くしておき、それ以上のサイズの原稿は、生産性は低下するが、別の方法で反転排紙するのも効果的である。
【0047】
この方法は、原稿dの搬送方向長さLが、lより長い原稿の場合、反転排紙部の原稿搬送パス中に原稿が収まりきらないので、プラテン10上の読み取り終了後の原稿を、(b) →(c) →(d) →(e) →(f) →(a) の経路で搬送し、原稿先端が搬送ベルト11に到達する前に、モータM3を駆動して、駆動ローラ12をCWに回転させておき、原稿先端が(a) に来たら、原稿をそのまま図中左方向に搬送する。その後、原稿後端が(e) を過ぎた地点で、モータM2,モータM3を逆方向に回転させることにより、原稿dを逆方向に搬送し、原稿は(e) 点から、原稿再積載部Eへ排紙される。
【0048】
こうした方法を取ると、主要サイズ原稿の生産性は確保でき、その上、装置の著しい大型化を防ぐことができるので、バランスの取れた装置にすることができる。
【0049】
次に、本実施例における両面原稿の搬送方法について説明する。
【0050】
まず、給紙部Bから原稿搬送部Cへ取り込まれた原稿は、前記、片面原稿の場合と同様にして、プラテン10の所定位置で停止し、原稿読み取り手段30により、1面目画像が読み取られる。その後、モータM3,M2の駆動により、駆動ローラ12がCCW、反転ローラ19がCCWに各々回転し、プラテン10上の読み取り終了後の原稿dは、プラテン10の上を図中右方向に移動する。
【0051】
ここで、ソレノイドSL2の制御により、偏向板16は実線位置に設置される。これにより、原稿は、ジャンプ台15から、反射排紙部Dに入り、(b) →(c) →(d) →(e) →(f) →(a) の経路で搬送される。ここで、反転後の原稿の原稿先端が、(a) 点に達する前に、モータM3を逆方向に回動方向を取り換え、駆動ローラ12の回転はCWにされている。こうして、原稿先端が(a) 点に達すると、原稿は、搬送ベルト10によりプラテン10の上を、図中左方向へ搬送される。そして、原稿が所定位置で停止するようにモータM3を停止し、原稿読み取り手段30により、原稿の2面目画像が読み取られる。原稿の読み取り終了後に、ソレノイドSL2を制御手段930(図3)により制御して、偏向板16を図中破線位置に切り換えておき、モータM3,M2を駆動して駆動ローラ12をCCW、反転ローラ19をCWに回転することにより、原稿は、プラテン10上を図中の右方向に搬送され、ジャンプ台15,偏向板16の左側搬送面を通り、(f) →(e) を経て、原稿再積載部Eに排出される。
【0052】
以上が、両面原稿の搬送方法である。
【0053】
このように、原稿反転パスを、プラテン端部から始って、再びプラテン端部に戻るように構成することで、原稿の反転排紙パスを、両面原稿の反転動作にも用いることにより、原稿搬送パスが共用可能となって、装置の小型化、コストダウン、といったメリットがある。
【0054】
また、本発明では、原稿搬送部Cと、反転排紙部Dとを、独立駆動するための一手段として、各々、別々のモータを使って駆動する、といった手段を採用しているが、これとは別に、モータは1つでありながら、この駆動伝達経路にクラッチを設ける、等の方法により独立駆動を実現して、同様の効果が得られるのはいうまでもない。
【0055】
また、本実施の形態では、原稿の反転を行う時に、反転排紙部D内に、原稿の搬送方向長さよりも長い紙パス長さを確保してあることで、先行原稿の反転中においても、後行原稿の画像読み取りを行うことができて、原稿交換の効率化を図ることができると共に、原稿再積載部Eに排出される原稿の頁順を揃えることができる。
【0056】
〈実施の形態2〉
本発明の実施の形態2を図2に示す。この、実施の形態2は、実施の形態1の反転排紙部Dを変更したものであり、図2により、この反転排紙部D’を説明する。
【0057】
まず、片面原稿の搬送動作を説明する。
【0058】
プラテン(読み取り部)210上の所定位置に停止して、画像読み取りを終了した原稿dは、原稿搬送部Cの駆動ローラ214を、モータM203によりCCWに回動させ、搬送ベルト211により、原稿を図中右方向に搬送する。ここで、反転排紙部D’では、排紙ローラ(第1の搬送手段)219,搬送ローラ(第2の搬送手段)222aを駆動するモータ202を駆動して、搬送ローラ222aをCCW、排紙ローラ219をCCWに回動させると共に、偏向板(偏向手段)216の位置を、実線位置と破線位置とに切り換えるソレノイドCL202を制御手段930により制御し、偏向板216を実線位置に設定して原稿が入って来るのを待たせておく。
【0059】
原稿は、プラテン210,ジャンプ台215を経て、不図示のガイド部材又は偏向板に導かれて、搬送ローラ対222a、222bの作る搬送ローラニップ部に到達後、後端部を残して一部分を装置本体900外に排出される。
【0060】
後続原稿は、モータM203の駆動制御に伴い、プラテン210上の所定位置で停止し、原稿読み取り部230により画像の読み取りを受ける。この後続原稿読み取り中に、先行原稿は、スイッチバックして原稿後端側から排紙ローラ219へ搬送され、原稿再積載部Eに反転した状態で排出される。
【0061】
プラテン210の端部を始点として、搬送ローラ222aを介して排紙ローラ219に至るパスで第4の原稿搬送パスが構成されている。
【0062】
上述のように、原稿先端が、搬送ローラニップ(図中c位置)に到達後、さらに、原稿は図中右方向に搬送され、先端部(一部分)は、原稿搬送装置800と原稿読み取り部230との合わせ部分の隙間から、図2に示すように装置外部に露出する。そして、原稿後端が、偏向板216の先端を通過後、搬送ローラニップ(e) 点に至るまでの間に、モータM202の回転方向を逆転し、搬送ローラ222a、排紙ローラ219を共にCWに回動させる。これにより、原稿は、後端側から(b) →(d) →(e) →(f) の第4の原稿搬送パスを経由し、原稿再積載部Eに排出される。
【0063】
こうして、本実施の形態では、実施の形態1のように、装置内に原稿搬送長さよりも長い原稿搬送パスを設けずとも、読み取り部210上での後続原稿の画像読み取り中に、反転排紙部D’において、原稿の反転排紙動作を継続できるようにしたものである。これにより、さらなる装置の小型化、コストダウンが可能になる上に、実施の形態1と同様の生産性向上の効果も得られるものである。
【0064】
次に、本実施の形態の両面原稿搬送について説明する。
【0065】
原稿給紙部から原稿搬送部Cに送られた原稿は、プラテン210上の所定位置で停止して、1面目を読み取られた後、反転排紙部D’における反転動作に入る。これに伴い、M203、M202の制御により、搬送ベルト211の駆動ローラ214,搬送ローラ222aを、共にCCWに回動させ、原稿を図中右方向に搬送する。また、ソレノイドSL202を制御し、偏向板216を実線位置に切り換えて、原稿が入って来るのを待つ。
【0066】
その後、片面の反転動作と同じ手順で、原稿を搬送ローラ対222a、222bのニップ部cを経由して、スイッチバック搬送し、原稿の後端が原稿再積載部Eに露出し、原稿後端が、ガイド板217bの端部(e) と、排紙ローラ219のニップ(f) との間に来た時点で、再びスイッチバック動作に入る。ここで、モータM202,M203を逆転し、排紙ローラ219をCCW、搬送ベルト211の駆動ローラ214をCWに回動させる。こうして、原稿先端を(g) →(a) を経由して、原稿を前後を入れ換えてプラテン210上に導き、モータM203を制御して所定位置で停止させる。ここで、2面目の画像が読取手段230により画像読み取りされる。2面目の画像の読み取り終了後、原稿排紙動作に入る。これに伴い、モータM203,M202を回転し、駆動ローラ214をCCW、排紙ローラ219をCWに回動させて、また、ソレノイドSL202を制御して、偏向板216を破線位置に切り換えて、原稿をプラテン210上から図中右方向に搬送し、ジャンプ台215,偏向板216の左側搬送面、(g) 、(f) を経由して、原稿を原稿再給紙部Eに排出する。以上が、両面原稿の搬送方法である。このようにして、本実施の形態においても、第1実施の形態同様に、反転排紙パスと両面反転パスを共用でき、省スペース、コストダウンが実現できる。
【0067】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、原稿積載部上の原稿束を上分離して、原稿搬送部の読み取り部へ搬送し、原稿搬送部から排出される先行原稿を、原稿反転排紙部で反転する動作を、後行原稿を読み取り部で読み取り中に可能にしたので、原稿搬送部における原稿交換の時間が短縮できると共に、原稿積載部の装置本体からの突出を解消できて、装置を小型化することができる。
【0068】
また、原稿反転パスの下流側を、原稿搬送部の一端部に接続させたので、両面原稿を読み取るための反転パスを、反転排紙部の原稿搬送パスを共用して用いることができて、装置のコストダウンを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る原稿搬送装置の縦断正面図。
【図2】本発明の実施の形態2に係る原稿搬送装置の縦断正面図。
【図3】本発明に係る原稿搬送装置が適用可能な画像形成装置本体の縦断正面図。
【図4】従来の原稿搬送装置の一例を示す縦断正面図。
【符号の説明】
A 原稿積載部
B 原稿給紙部
C 原稿搬送部
D,D’ 反転排紙部
E 原稿再積載部
d 原稿
M2,M202 反転排紙部の駆動モータ(駆動手段)
M3,M203 原稿搬送部の駆動モータ(駆動手段)
(a) プラテンの一端部
(a) 〜(f) ,(a) 第1の原稿搬送パス(図1)
(g) ,(e) 第2の原稿搬送パス
(a) 〜(f) 第3の原稿搬送パス(図2)
(a) ,(g) ,(f) 第4の原稿搬送パス(図2)
10,210 プラテン(原稿読み取り部)
11,211 搬送ベルト
16,216 偏向板(偏向手段)
18 ガイド
19,219 反転ローラ(第1の搬送手段)
22a 搬送ローラ(第2の搬送手段)
30,230 原稿読み取り手段
217b ガイド板
222a 搬送ローラ(第3の搬送手段)
320 CCD
330 メモリ
320,330 画像形成手段
800 原稿搬送装置
900 画像形成装置本体
902 画像形成部(画像形成手段)
930 制御装置(制御手段)

Claims (7)

  1. 複数枚の原稿が積載される原稿積載部と、
    該原稿積載部に積載された原稿を、最上部から分離して給紙する原稿給紙部と、
    該原稿給紙部により給紙された原稿の画像を読み取る読取部上で、原稿を搬送する原稿搬送部と、
    前記原稿搬送部よりも下流側にあり、原稿を反転排紙する原稿反転排紙部と、
    画像が読み取られ、前記原稿反転排紙部によって反転排紙された原稿が再積載される原稿再積載部と、を備え、
    前記原稿反転排紙部は、該原稿反転排紙部から原稿を排出する第1の搬送手段と、前記読取部の端部を始点として前記第1の搬送手段を経て前記読取部の端部に至る第1の原稿搬送パスと、該第1の原稿搬送パスから分岐して前記第1の搬送手段に至る第2の原稿搬送パスと、前記第1の原稿搬送パス内の原稿を搬送方向の上流、下流のいずれに搬送可能な第2の搬送手段と、前記読取部上での画像読み取りが終了した原稿を、前記第1の原稿搬送パスに沿って下流に搬送し、原稿後端が前記第1と第2の原稿搬送パスの分岐部から下流に搬送した所で原稿を逆方向に搬送し、前記第2の原稿搬送パスを経て前記原稿再積載部に積載するように制御する制御手段と、を備え、
    前記原稿反転排紙部で先行原稿の反転中に、前記読取部で後行原稿の原稿読み取りを可能にしたことを特徴とする原稿搬送装置。
  2. 前記原稿搬送部と、前記第1と第2の搬送手段とを独立して駆動可能な駆動手段を有し、
    前記原稿搬送部での原稿搬送が停止中に前記第1と第2の搬送手段により原稿を搬送することを特徴とする請求項に記載の原稿搬送装置。
  3. 前記第1の原稿搬送パスの長さが、少なくとも、搬送可能な最小原稿長さよりも長いことを特徴とする請求項に記載の原稿搬送装置。
  4. 記読取部の端部にて前記第1の原稿搬送パスと分岐し、前記読取部の端部から前記第1の搬送手段を経由し、前記原稿再積載部へつながる第3の原稿搬送パスと、
    前記読取部の端部と前記第1及び第3の原稿搬送パスとの間に位置し、前記読取部から下流への原稿搬送パスを、前記第1又は第3の原稿搬送パスのいずれかを選択可能な偏向手段と、
    を備えることを特徴とする請求項に記載の原稿搬送装置。
  5. 前記第3の原稿搬送パスが、前記第1の原稿搬送パスの一部分であることを特徴とする請求項に記載の原稿搬送装置。
  6. 複数枚の原稿が積載される原稿積載部と、
    該原稿積載部に積載された原稿を、最上部から分離して給紙する原稿給紙部と、
    該原稿給紙部により給紙された原稿の画像を読み取る読取部上で、原稿を搬送する原稿搬送部と、
    前記原稿搬送部よりも下流側にあり、原稿を反転排紙する原稿反転排紙部と、
    画像が読み取られ、前記原稿反転排紙部によって反転排紙された原稿が再積載される原稿再積載部と、を備え、
    前記原稿反転排紙部は、
    該原稿反転排紙部から原稿を排出する第1の搬送手段と、
    前記原稿搬送部と前記第1の搬送手段との間にあって、前記原稿搬送部から排出される原稿の一部分を装置本体外に排出する第3の搬送手段と、
    前記原稿搬送部の端部から前記第3の搬送手段を介し前記第1の搬送手段へ原稿を導く第4の原稿搬送パスと、
    前記原稿搬送部の端部にて前記第4の原稿搬送パスと分岐し、前記原稿搬送部の端部から前記第1の搬送手段原稿を導く第5の原稿搬送パスと、
    前記原稿搬送部から排出される原稿を、前記第4の原稿搬送パスと前記第5の原稿搬送パスとに分岐する分岐手段と、
    前記原稿搬送部から排出される原稿を前記第3の搬送手段により装置本体外に一部分を排出し、該原稿を前記第3の搬送手段により前記第1の搬送手段へ搬送して前記原稿再積載部に排出させるように制御する前記制御手段と、を備え、
    前記原稿反転排紙部で先行原稿の反転中に、前記読取部で後行原稿の原稿読み取りを可能にしたことを特徴とする原稿搬送装置。
  7. 請求項1ないしに記載の原稿搬送装置と、該原稿搬送装置により給紙された原稿の画像情報に基づいて、画像を形成する画像形成手段と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
JP29592498A 1998-10-16 1998-10-16 原稿搬送装置及びこれを備える画像形成装置 Expired - Fee Related JP4077957B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29592498A JP4077957B2 (ja) 1998-10-16 1998-10-16 原稿搬送装置及びこれを備える画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29592498A JP4077957B2 (ja) 1998-10-16 1998-10-16 原稿搬送装置及びこれを備える画像形成装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2000118889A JP2000118889A (ja) 2000-04-25
JP2000118889A5 JP2000118889A5 (ja) 2007-04-12
JP4077957B2 true JP4077957B2 (ja) 2008-04-23

Family

ID=17826899

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29592498A Expired - Fee Related JP4077957B2 (ja) 1998-10-16 1998-10-16 原稿搬送装置及びこれを備える画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4077957B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000118889A (ja) 2000-04-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006295429A (ja) 画像読取装置及び画像形成装置
KR20080075672A (ko) 화상독취장치 및 이를 구비하는 화상형성기기
JP3256681B2 (ja) 画像形成装置および画像形成方法
JP2002354192A (ja) 情報読み取り装置とこの装置を備えた画像形成装置
JP2005200163A (ja) シート搬送装置及び画像読取装置
JP2005269420A (ja) シート供給装置、シート供給方法、シート読取装置およびシート読取方法
JPH0934183A (ja) 画像形成装置
JP3452841B2 (ja) 原稿搬送装置並びに画像形成装置
JP2003104631A (ja) 原稿搬送装置
JP2010095343A (ja) コピー機、このコピー機に使用される自動原稿搬送装置及び画像読取装置
JP3780193B2 (ja) 画像形成装置
JP4077957B2 (ja) 原稿搬送装置及びこれを備える画像形成装置
JP2516693B2 (ja) 原稿供給装置
JP3913317B2 (ja) 画像形成装置
JP3147320B2 (ja) 画像形成装置
JP3969998B2 (ja) 画像読取装置及び画像形成装置
JP3559831B2 (ja) 画像形成装置
JP2000112193A (ja) 画像形成装置
JP3202644B2 (ja) 複写機
JP3327365B2 (ja) 画像形成装置
JP2003298811A (ja) 画像読取装置およびこれを備えた画像読取記録装置
JP2700820B2 (ja) 画像記録装置の記録用紙搬送装置
JP3906839B2 (ja) 自動原稿搬送装置
JP2998104B2 (ja) 画像形成装置
JP2807317B2 (ja) 画像形成装置の用紙搬送機構

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051014

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070222

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070625

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070724

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070925

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080129

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080204

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110208

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120208

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130208

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140208

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees