JP2010095343A - コピー機、このコピー機に使用される自動原稿搬送装置及び画像読取装置 - Google Patents

コピー機、このコピー機に使用される自動原稿搬送装置及び画像読取装置 Download PDF

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敏広 川村
Kenji Korenaga
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Abstract

【課題】両面から両面のコピーが可能なコピー機において、原稿を読み取る順番と記録媒体に画像形成する順番を一致させ、効率的なコピーを実現する。
【解決手段】コピー機は、ADF21を備える画像読取装置と、記録紙の裏側となる面から先に画像形成する両面印刷機能を有する画像形成装置と、を備える。ADF21は、原稿トレイ23と、分離部32と、第1両面パス83と、第2両面パス84と、排出パス82と、排出トレイ24と、を有する。原稿トレイ23には、表側の面が上向きとなるように原稿99がセットされる。第1両面パス83は、分離部32によって分離された原稿99の裏側の面がスキャナユニット25の読取位置90を通過するように原稿99を案内する。第2両面パス84は、第1両面パス83を通って裏側の面が読み取られた原稿99の表側の面が読み取られるように当該原稿99を反転させて、スキャナユニット25の読取位置90まで案内する。
【選択図】図2

Description

本発明はコピー機が備える画像読取装置に関するものであり、詳細には、画像読取装置が備える自動原稿搬送装置内に形成される原稿搬送経路の構成に関するものである。
コピー機等に使用される自動原稿搬送装置において、原稿を反転させる経路を設けることで、1つの読取部で原稿の表側の面と裏側の面との両面を読み取らせる構成の自動原稿搬送装置が従来から知られている。この種の自動原稿搬送装置を開示したものとして特許文献1及び特許文献2がある。
特許文献1は、以下のように構成される自動原稿送り装置を開示する。即ち、自動原稿送り装置は、導入パスと、反転パスと、排出パスと、を有するシート搬送パスを備える。導入パスは、原稿を一端部から読取位置へ導く。反転パスは、前記読取位置の他端部から排出された原稿の表裏を反転させて再び前記他端部から前記読取位置へ導く環状に構成されている。排出パスは、前記読取位置の前記一端部から排出された原稿を排出部へ排出する。また、前記自動原稿送り装置は、前記シート搬送パスに設けられていて、シート原稿を送る方向の一方向に回転する複数の原稿送り回転体と、前記原稿送り回転体を駆動するものであって一方向に回転する駆動手段と、を備える。
特許第2828866号公報
特許文献2は、以下のように構成される両面原稿送り装置を開示する。即ち、両面原稿送り装置は、原稿を積載するトレイと、該トレイより1枚ずつ原稿を送り出す給送手段と、を備える。また、両面原稿送り装置は、送り出された原稿の第1の面を走査面に送り込み走査後に原稿の表裏面を反転して上記走査面へと原稿の第2の面を送り、該第2の面の走査後に排出してなる搬送手段を備える。そして、上記搬送手段は、送り出された原稿の第1の面を上記走査面に送り込む第1の搬送手段と、第1の面の走査後に原稿の表裏面を搬送状態を逆転することなく原稿の表裏面を反転する反転手段と、を有する。また、上記搬送手段は、該反転手段にて搬送状態を逆転することなく表裏面が反転された原稿の第2の面を上記走査面に送り込むために上記第1の搬送手段の一部を共用した搬送部を経由し上記第1の面の送り方向と逆方向より送り込む第2の搬送手段を有する。そして、搬送手段は、上記一部を共用した搬送部の位置から上記第1又は第2の搬送手段を介して上記走査面へと送り込む方向を選択的に分岐する分岐手段と、第2の面の走査後に原稿を排出する排出手段と、を有する。
特許第3007858号公報
ところで、コピー機において、用紙(記録媒体)の表側の面が、下向きとなるように用紙を排出するフェースダウン式の排出方法を採用することがある。この場合、表側の面が下向きとなるように用紙を順次排出していくことで、コピーの元となった原稿のページの順番通りにコピー(画像形成された用紙)を排出トレイに積み重ねていくことができる。このような構成のコピー機では、画像形成装置の内部の空間を効率的に利用するため、原稿搬送経路をC字状に形成し、用紙の裏側となる面を先に画像形成した後、スイッチバック方式等で用紙を反転させて用紙の表側の面に画像形成する構成をとることが多い。従って、画像形成部では、読み取った原稿に対応する画像情報を2ページ、1ページ、4ページ、3ページ、・・・の順で用紙に画像形成していくことになる。
しかし、上記のような画像形成装置を用いて両面から両面へのコピーを行う場合、原稿を読み取る順番と用紙に画像形成する順番が異なることになる。例えば、特許文献1のように積層された原稿の最上層から原稿を読み取る構成の場合、1ページ(1枚目の原稿の表側の面)、2ページ(1枚目の原稿の裏側の面)、3ページ(2枚目の原稿の表側の面)、・・・といった順番で原稿が読み取られることになる。従って、少なくとも2ページ目の原稿が読み取られた後でなければ、画像形成装置は画像形成を開始することができない。また、特許文献2の構成においても、2回目の読取りが終わった後に画像形成装置の画像形成を開始しなければ、原稿の順番通りにコピーを排出トレイに排出することができない。
本発明は以上の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、両面から両面のコピーが可能なコピー機において、原稿を読み取る順番と記録媒体に画像形成する順番を一致させ、原稿の読取りから画像形成までを効率化できる構成を提供することにある。
課題を解決するための手段及び効果
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段とその効果を説明する。
本発明の第1の観点によれば、以下の構成のコピー機が提供される。即ち、このコピー機は、画像読取装置と画像形成装置とを備える。画像読取装置は、原稿の画像情報を読み取るための読取部と、前記原稿の第1面及び第2面の両面を前記読取部に読み取らせることができる自動原稿搬送装置と、を備える。また、画像形成装置は、前記原稿の前記第2面となる面から先に記録媒体に画像形成する両面印刷機能を備える。そして、前記自動原稿搬送装置は、原稿トレイと、分離部と、第1両面経路と、第2両面経路と、排出経路と、排出トレイと、を有する。原稿トレイは、前記第1面が上向きとなるように積層された原稿をセット可能に構成される。分離部は、前記原稿トレイに積層された前記原稿のうち最上層に位置する原稿を分離する。第1両面経路は、前記分離部によって分離された前記原稿の前記第2面が前記読取部の読取位置を通過するように前記原稿を案内する。第2両面経路は、前記第1両面経路を通って前記第2面が読み取られた前記原稿の前記第1面が読み取られるように前記原稿を反転させて前記読取部の読取位置まで案内する。排出経路は、前記第2両面経路に接続される。排出トレイは、前記排出経路に接続される。
これにより、原稿の第2面が読み取られた後に当該原稿の第1面が読み取られることになり、画像読取装置で原稿の両面を読み取るときの順番と、画像形成装置で記録媒体の両面に画像を形成するときの順番と、を一致させることができる。従って、両面から両面へのコピーを行う場合、画像読取装置で読み取った画像情報から逐次記録媒体に画像を形成していくことができるので、原稿の読取りを行ってから記録媒体の両面に画像を形成するまでの時間を効果的に短縮できる。また、原稿は第2両面パスで反転され、第1面が下向きとなる状態で排出トレイに排出されるので、排出トレイに排出された原稿の順番を、原稿トレイにセットしたときの順番と一致させることができる。従って、コピー後の原稿の整理をスムーズに行うことができる。
前記のコピー機においては、以下のように構成されることが好ましい。即ち、前記自動原稿搬送装置は、片面経路と、経路切換部と、を有する。前記片面経路は、前記分離部によって分離された前記原稿の前記第1面が読み取られるように前記原稿を反転させて前記読取部の読取位置まで案内する。前記経路切換部は、前記原稿の経路を前記片面経路と前記第1両面経路との何れかに切り換える。
これにより、原稿の片面だけを読み取る場合は、片面経路を通過するように原稿の経路を切り換えることで、原稿を始めから反転させて前記第1面が読み取られるように読取部の読取位置を通過させることができる。従って、読取部の読取位置を1回通過させるだけで読取りを完了することができ、片面読取作業を迅速に行うことができる。また、原稿は片面パスで反転され、第1面が下向きとなる状態で排出トレイに排出されるので、両面読取時と同様に、読取作業を行った後の原稿の整理をスムーズに行うことができる。
前記のコピー機においては、前記片面経路の一部が前記第2両面経路の一部と共通するように構成されることが好ましい。
これにより、片面経路及び第2両面経路を構成する搬送ローラ等の部材を共通化でき部品点数を少なくすることができるので、製造工数の削減及び製造コストの低減を達成できる。
本発明の第2の観点によれば、前記コピー機に使用される自動原稿搬送装置が提供される。
本発明の第3の観点によれば、以下のように構成される画像読取装置が提供される。即ち、画像読取装置は、原稿の画像情報を読み取るための読取部と、前記原稿の第1面及び第2面の両面を前記読取部に読み取らせることができる自動原稿搬送装置と、を備える。また、画像読取装置は、両面印刷機能を備える画像形成装置との接続を可能にする接続部を備える。前記自動原稿搬送装置は、原稿トレイと、分離部と、第1両面経路と、第2両面経路と、排出経路と、排出トレイと、を有する。前記原稿トレイは、前記第1面が上向きとなるように積層された原稿をセット可能に構成される。前記分離部は、前記原稿トレイに積層された前記原稿のうち最上層に位置する原稿を分離する。前記第1両面経路は、前記分離部によって分離された前記原稿の前記第2面が前記読取部の読取位置を通過するように前記原稿を案内する。前記第2両面経路は、前記第1両面経路を通って前記第2面が読み取られた前記原稿の前記第1面が読み取られるように前記原稿を反転させて前記読取部の読取位置まで案内する。前記排出経路は、前記第2両面経路に接続される。前記排出トレイは、前記排出経路に接続される。
これにより、原稿の第2面が読み取られた後に当該原稿の第1面が読み取られることになる。前記原稿の前記第2面となる面から先に記録媒体に画像形成する画像形成装置に当該画像読取装置が接続部を介して接続された場合には、原稿の両面を読み取るときの順番と、画像形成装置で記録媒体の両面に画像を形成するときの順番と、を一致させることができる。従って、両面から両面へのコピーを行う場合、画像読取装置で読み取った画像情報を、接続部を介して画像形成装置に逐次送信し、当該画像形成装置が受信した画像情報を記録媒体に順次形成していくことができる。これによって、原稿の読取りを行ってから記録媒体の両面に画像を形成するまでの時間を効果的に短縮できる。また、原稿は第2両面パスで反転され、第1面が下向きとなる状態で排出トレイに排出されるので、排出トレイに排出された原稿の順番を、原稿トレイにセットしたときの順番と一致させることができる。従って、コピー後の原稿の整理をスムーズに行うことができる。
以下、本発明の好適な実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は本発明の一実施形態に係るコピー機としてのコピーファクシミリ複合機(複合機)10の正面図である。図2は、複合機10が備える自動原稿搬送装置(オートドキュメントフィーダ、ADF)21の構成を示した正面断面図である。
図1に示すように、本実施形態のコピーファクシミリ複合機10は、本体11と、操作パネル12と、給紙カセット13と、イメージスキャナ装置20と、を備えている。
イメージスキャナ装置20は、フラットベッドスキャナ及びオートドキュメントフィードスキャナとして機能するように構成されており、自動原稿搬送装置21を備えている。操作パネル12は、コピー部数、コピーモード(片面コピー、両面コピー等)、及びファクシミリ送信先等をユーザが複合機10に対し指示するためのものである。
前記本体11の上部には前記イメージスキャナ装置20の構成の一部が配置されるとともに、当該本体11には画像形成装置15が内蔵されている。更に、本体11には、通信回線を介して画像データを伝送するための図略の送受信部等が備えられており、この送受信部によってファクシミリ通信が可能に構成されている。給紙カセット13は本体11の下側に配置されており、記録紙100を画像形成装置15へ順次供給できるように構成されている。
本体11の上面には、読み取るべき原稿を載置する図略のプラテンガラスが設けられる。更に、本体11の上方には原稿台カバー22が設けられており、この原稿台カバー22によって、原稿を前記プラテンガラス上に押圧して固定できるようになっている。
前記原稿台カバー22の上面側には、前記ADF21が配置されている。このADF21は、原稿トレイ23と、この原稿トレイ23の下方に設けられた排出トレイ24と、を備える。ADF21内には、原稿トレイ23と排出トレイ24とを接続する原稿搬送経路70が形成されている。
本実施形態のイメージスキャナ装置20のADF21は、1枚又は複数枚の原稿を、その表側の面(第1面)を上向きにして原稿トレイ23にセットする方式のものである。原稿トレイ23の適宜の位置には、原稿の表側の面を上に向けた状態でセットすべき旨のマーク等が、刻印、シール等の適宜の方法で表示されている。
表側の面が上向きとなるように重ねてセットされた原稿99は、1枚ずつ分離されて原稿搬送経路70に沿って搬送され、スキャナユニット25の読取位置90を通過した後、排出トレイ24へ排出される。なお、ADF21の詳細については後述する。
本体11の上部にはスキャナユニット(読取部)25が備えられる。このスキャナユニット25は、光源、反射ミラー、集光レンズ及びCCD等で構成され、ADF21内を搬送される原稿を読み取ることができる。スキャナユニット25は、原稿搬送経路70を搬送されてきた原稿に対し、前記光源からの光を照射する。原稿からの反射光は前記CCDへ導かれて結像し、このCCDは原稿に応じた電気信号を出力する。この信号は適宜の変換処理後に後述の画像形成部50に送られて印刷され、又は、前記送受信部によって他のファクシミリ装置へ通信回線を介して送信される。
前述したように、本体11の内部には画像形成装置15が配置されている。この画像形成装置15は、画像形成部50と、定着装置51と、スイッチバック機構59と、排出部53と、を主要な構成として備えている。
給紙カセット13は本体11の下部に配置されており、装置正面側(図1の紙面手前側)に引出可能に構成されている。この給紙カセット13の上方に、画像形成部50と、定着装置51と、スイッチバック機構59と、排出部53と、が配置されている。
画像形成装置15には、画像形成部50、後述する各部のローラ及びスイッチバック機構59等を制御するための図略の制御部が備えられている。また、本実施形態のスイッチバック機構59は、記録紙排出ローラ62と、スイッチ部52と、スイッチバック用経路57と、を主要な構成として備えている。
本体11の内部には、給紙カセット13からトレイ状の前記排出部53へ記録紙100を搬送するための記録紙搬送経路56が形成されている。記録紙搬送経路56は、図1に示す正面視において略C字状となるように、給紙カセット13から排出部53までを接続している。
そして、この記録紙搬送経路56には、両面印刷を可能にするための前記スイッチバック用経路57が接続されている。このスイッチバック用経路57の一端は、定着装置51の下流側で記録紙搬送経路56に接続されており、この接続部分近傍にはスイッチ部52が配置されている。また、スイッチバック用経路57の他端は、給紙部55より下流側で画像形成部50より上流側の箇所で記録紙搬送経路56に接続されている。
スイッチバック用経路57は、図1の正面視に示すように、記録紙搬送経路56の一部と組み合わされて実質Uターン状の経路を形成する。この折返し状の経路は、画像形成部50を一度通過した記録紙100を反転させて再び画像形成部50に導くことができるように構成されており、これによって単一の画像形成部50による両面印刷が実現されている。
以下、画像形成装置15の各部の詳細な構成について説明する。最初に、記録紙搬送経路56に配置されている各部の構成を、その上流側から下流側へ向かって順に説明する。
給紙カセット13の底部には、記録紙100を積層するためのフラッパ54が回転可能に配置されている。このフラッパ54は図略のスプリングによって上方に付勢されている。また、フラッパ54の上方には、給紙ローラ及び給紙パッド等から構成される給紙部55が配置されている。この給紙部55の給紙ローラは、フラッパ54の上に積層された最上層の記録紙100に接触できるように構成されている。
給紙カセット13の下流側には一対の記録紙搬送ローラ61が配置されている。この記録紙搬送ローラ61は、記録紙100をニップしながら記録紙搬送経路56に沿って下流側の画像形成部50へ送るように構成されている。
記録紙搬送経路56は前述のとおりC字状に湾曲するように形成されており、その内周側には画像形成部50が、当該記録紙搬送経路56に対面するように配置されている。この画像形成部50は、例えば、感光ドラム、帯電器、露光ヘッド、現像器、及び転写ローラ等によって構成される。この画像形成部50は、記録紙搬送ローラ61によって搬送されてきた記録紙100に対し、画像情報に応じたトナー像を転写(形成)することができる。画像形成部50でトナー像が形成された記録紙100は、下流側の定着装置51へ記録紙搬送経路56に沿って送られる。
定着装置51は、回転駆動されるヒートローラと、このヒートローラに対向して配置されるプレスローラと、を備える。この定着装置51は、画像形成部50で記録紙100に転写されたトナー像のトナーを、高温のヒートローラの熱及びプレスローラによる圧力によって融解させて、当該記録紙100に定着させるように構成されている。
前述したように、定着装置51の下流側の記録紙搬送経路56とスイッチバック用経路57との接続部分には、回転可能に構成される爪部等から構成されるスイッチ部52が配置されている。このスイッチ部52が有する爪部の回転動作によって、スイッチバック用経路57に記録紙100を案内することができる。また、記録紙搬送経路56において、スイッチバック用経路57との接続部分よりやや下流側の位置には、スイッチバック用センサ65が配置されている。
前記スイッチバック用センサ65の更に下流側には、記録紙排出ローラ62が配置されている。この記録紙排出ローラ62は、正方向(図1において時計回りの方向)と逆方向(図1において反時計回りの方向)とで回転方向を切り換えることができるように構成されている。
記録紙排出ローラ62の更に下流側において、記録紙搬送経路56の端部には排出部53が接続されている。画像形成部50で画像が形成された記録紙100は、湾曲状の記録紙搬送経路56を通過することにより、当該画像が形成された面が下側を向くように排出部53へ排出される(フェースダウン排紙)。
なお、前記スイッチバック用経路57には記録紙搬送ローラ63,64が配置されており、当該スイッチバック用経路57に送り込まれた記録紙100を、記録紙搬送ローラ61より上流側の箇所へ向けて搬送できるように構成されている。
以上の構成で、片面印刷を行う旨(例えば、片面コピーを行うモード)が操作パネル12等で指示された場合は、画像形成装置15は以下のように動作する。即ち、印刷の開始に伴って給紙部55が駆動されることで、給紙カセット13にセットされている最上層の記録紙100が前記給紙ローラによって分離されてピックアップされ、記録紙搬送経路56に向けて送り出される。そして、記録紙100は記録紙搬送経路56に沿って下流側へ送られ、画像形成部50を通過するときに所望のトナー画像が形成される。その後、記録紙100が定着装置51を通過し、これによりトナー画像が記録紙100に定着する。その後、記録紙100は、正方向に回転駆動される記録紙排出ローラ62によって、画像が形成された面を下に向けた状態で排出部53に排出される。
一方、両面印刷(例えば両面コピー)が操作パネル12等で指示されている場合も同様に、給紙カセット13から記録紙100が1枚ピックアップされ、記録紙搬送経路56に沿って画像形成部50を通過し、トナー画像が形成される。ただし、本実施形態の複合機10(画像形成装置15)においては、1枚の記録紙100の表裏に画像を形成する両面印刷の場合、記録紙100が1回目に画像形成部50を通過するときは裏側の面(第2面)のトナー画像が先ず形成されるようになっている。
裏側の面の画像が形成された記録紙100は定着装置51を通過し、記録紙搬送経路56に沿って更に下流側へ搬送される。そして記録紙100は、記録紙排出ローラ62によりニップされた状態で搬送され、やがて、その後端が前記スイッチバック用センサ65を通過する。記録紙100の後端の通過を検知したスイッチバック用センサ65は、前記制御部に検知信号を送る。この信号を受信した制御部は、記録紙排出ローラ62を逆方向に駆動するとともに、スイッチバック用経路57に記録紙100を案内するようにスイッチ部52を適宜のタイミングで動作させる。これによって、記録紙100はスイッチバック用経路57へ送り込まれる。
スイッチバック用経路57において、記録紙100は記録紙搬送ローラ63,64の駆動によって下流側へ搬送され、記録紙搬送経路56に導入される。更に、記録紙100は記録紙搬送ローラ61によって下流側に搬送され、再び画像形成部50を通過する。なお、記録紙100はスイッチバック用経路57を通ることで反転させられているので、1回目の画像形成部50の通過時に画像が形成された面とは反対側の面が画像形成部50に対面することになる。そして、今回(2回目の記録紙100の通過時)は、画像形成部50は表側の面(第1面)のトナー画像を記録紙100に形成する。
表側の面の画像が形成された記録紙100は定着装置51を通過し、記録紙搬送経路56に沿って更に下流側へ搬送される。なお、前記記録紙排出ローラ62は、前述のように逆方向の回転によって記録紙100をスイッチバック用経路57に送り込んだ後、適宜のタイミングで再び正方向に回転するよう切り換えられている。従って、両面印刷が完了した記録紙100は、前記記録紙排出ローラ62によって、その表側の面(第1面)を下に向けた状態で排出部53に排出される。
即ち、両面印刷の場合、給紙部55によって給紙された記録紙100に対しては、当該記録紙の裏側の面に対応する画像が先に印刷され、その後、表側の面に対応する画像が印刷されることになる。従って、例えば6ページ分の画像を両面印刷する場合、画像形成部50は、第2ページ、第1ページ、第4ページ、第3ページ、第6ページ、第5ページの順で記録紙100に画像を形成することになる。
そして、記録紙100は、その表側の画像情報が印刷された面が下側を向くようにして排出部53に排出される。これによって、2枚以上の記録紙100に両面印刷を行う場合でも、ページの並び順と一致する形で記録紙100を排出部53に排出できる。例えば6ページ分の画像を両面印刷する場合、1枚目の記録紙100が第1ページを下側に向けて排出され、その上に2枚目の記録紙100が第3ページを下側に向けて排出され、その上に3枚目の記録紙100が第5ページを下側に向けて排出される。従って、印刷後の記録紙100をユーザが並べ直す必要がなく、良好な作業性が実現されている。
以上に示したように、本実施形態の画像形成装置15は、記録紙100の裏側となる面(第2面)を印刷した後、表側となる面(第1面)を印刷し、この表側となる面が下向きとなる状態で排出部53に排出する両面印刷機能を備えている。
次に図2を参照して、イメージスキャナ装置20が備えるADF21の詳細な構成について説明する。イメージスキャナ装置20は、原稿99を読み取るためのスキャナユニット25と、原稿99を搬送するためのADF21と、を備えており、このADF21の底部には、原稿99を読み取るためのコンタクトガラス45が配置されている。このコンタクトガラス45は、前記スキャナユニット25の前記読取位置90に対応するように配置されている。また、このコンタクトガラス45は、読取位置90を通過する原稿99の下側の面に対面するように配置される。
ADF21の内部には、読取位置90を通過するように原稿トレイ23と排出トレイ24とを繋ぐ湾曲状の原稿搬送経路70が構成されている。この原稿搬送経路70は、原稿99を導入するための導入パス80と、原稿99の片面を読み取る場合に使用される片面パス81と、両面を読み取る場合に使用される第1両面パス83及び第2両面パス84と、読み取った原稿99を排出するための排出パス82と、を備えている。以下に、原稿搬送経路70を構成するこれらのパスについて説明する。
導入パス80は、図2に示すように、ADF21内に原稿トレイ23の原稿99が供給される位置から、原稿トレイ23から離れる向きに略水平に延びる構成となっている。この導入パス80の経路上には、ピックアップローラ(繰込み部)31が配置されている。また、このピックアップローラ31の下流側であって導入パス80の経路上には、分離ローラと、この分離ローラに対向配置される対向ローラ等で構成される分離部32が配置されている。
ピックアップローラ31は前記分離ローラの回転軸を中心にして回動可能に構成されており、ADF21の非動作時においては、ピックアップローラ31は2点鎖線で示す上側の位置に保持されている。一方、原稿99を繰り込む際はピックアップローラ31が下方に回動し、原稿トレイ23に重ねてセットされている原稿のうち、最上層にある原稿99の端部に接触する(図2に示す実線の位置)。この状態でピックアップローラ31が回転することによって、原稿トレイ23上の最上層の原稿99が分離部32に送られる。
ピックアップローラ31によって分離部32へ送られた原稿99は、当該分離部32の前記分離ローラ及び対向ローラの間にニップされる。そして原稿99は、回転駆動する分離ローラ及び対向ローラによって1枚ずつ分離され、下流側のレジストローラ33に送られる。レジストローラ33は、分離部32の下流側であって導入パス80の経路上に配置された1対のローラによって構成されている。レジストローラ33は、分離部32によって搬送されてくる原稿の先頭側を一時的に止めて弛ませ、所定時間後に弛みを除去しつつ下流側に搬送する。これにより、原稿の斜行が矯正される。
レジストローラ33の下流側には、導入パス80の下流側端部と、片面パス81の上流側端部及び第1両面パス83の上流側端部と、が接続される三叉路状の分岐部91が形成されている。この分岐部91には切換装置(経路切換部)95が配置されており、この切換装置95は、爪状に形成される回転部材と図略のソレノイドを備えている。切換装置95は、前記ソレノイドによって回転部材を回転させることで、レジストローラ33の駆動によって導入パス80から搬送されてきた原稿99を片面パス81又は第1両面パス83に振り分けることが可能に構成されている。なお、この片面パス81と第1両面パス83との間の経路の切換えは、操作パネル12でのコピーモード(片面コピー/両面コピー)の指定等に基づいて制御される。
片面パス81について説明する。片面パス81は、正面視において横向きの略U字状に形成されており、導入パス80の下流側端部と排出パス82の上流側端部とが、この片面パス81を介して接続されている。具体的には、片面パス81は、前記原稿トレイ23から離れる向きに分岐部91からほぼ水平に延びて前記コンタクトガラス45(読取位置90)の上方を通過した後、その向きを下方に向けるように湾曲する。その後、片面パス81は読取位置90に向かうように(排出トレイ24側に)曲げられながら延びて折返し部93を形成した後、読取位置90に至るように構成されている。この片面パス81の経路上には、対で構成される搬送ローラ34,35,36及び三連ローラ37が配置されている。これらのローラが駆動されることによって、片面パス81に案内されてきた原稿99をADF21底部の読取位置90まで搬送することができる。なお、片面パス81を搬送されて読取位置90を通過するときの原稿99の搬送方向は、当該原稿99がピックアップローラ31によって導入パス80に繰り込まれる向きと逆になっている。
本実施形態では、スキャナユニット25による読取位置90が片面パス81の折返し部93よりも下流側に位置するようにADF21が構成されている。従って、U字状の片面パス81によって、原稿99は反転した状態で前記読取位置90まで導かれることになる。ここで前述したように、原稿トレイ23において原稿99は、その表側の面が上向きとなるようにセットされる。従って、原稿99は、その表側の面が下側に向けられ、読取位置90においてスキャナユニット25の読取面(コンタクトガラス45)に対面するように片面パス81によって搬送されることになる。
スキャナユニット25の読取位置90で画像情報が読み取られた原稿99は、排出パス82へと導かれる。この排出パス82は第1両面パス83の下方に配置されており、前記読取位置90から若干斜め上方に延びた後、ほぼ水平方向に延びて排出トレイ24に接続するように構成されている。排出パス82の経路上には三連ローラ40及び搬送ローラ39が配置されており、これらのローラが駆動されることによって原稿99を排出トレイ24に排出するように構成されている。なお、三連ローラ40(及び前記三連ローラ37)の構成については後述する。
次に第1両面パス83について説明する。第1両面パス83は、前記片面パス81の下側に位置し、ほぼ直線的に読取位置90に向かうように構成されている。第1両面パス83の経路上には搬送ローラ38及び前記三連ローラ40が配置されており、これらのローラが駆動されることによって原稿99が読取位置90まで搬送される。なお、この第1両面パス83を通過した原稿99が読取位置90を通過するときの搬送方向は、前記片面パス81を通過した原稿99が読取位置90を通過するときの搬送方向と逆になっている。
この第1両面パス83は、片面パス81のように原稿99を反転させることなく読取位置90まで搬送する構成になっている。従って、表側の面を上向きにして原稿トレイ23にセットされた原稿99は、第1両面パス83を経由して読取位置90に搬送された場合、その裏側の面が読み取られることになる。そして、第1両面パス83は、読取位置90の下流側であって、ADF21の底部近傍で第2両面パス84の上流側端部に接続されている。
次に第2両面パス84について説明する。図2に示すように、第2両面パス84は、折返し部94で原稿99を反転させることができるように実質Uターン状に構成されている。具体的には、第2両面パス84は、ADF21の底部において前記読取位置90からほぼ水平に(排出トレイ24から離れる向きに)延びた後、その向きを上方に向けるように湾曲する。その後、第2両面パス84は、前記原稿トレイ23に近づくように曲げられながら折返し部94を形成して、下方へ湾曲する。その後、第2両面パス84は読取位置90に向かうように(排出トレイ24側に)曲げられながら、当該読取位置90まで延びるように構成されている。
第2両面パス84の経路上には、前記三連ローラ37及び搬送ローラ41,42,43,36が配置されている。この構成で、第1両面パス83を通過して原稿99の裏側の面が読取位置90で読み取られ、第2両面パス84に案内された原稿99は、折返し部94で反転されて原稿の上下の向きが反対になった状態で読取位置90まで再び案内される。従って、2回目に読取位置90を通過するときは、原稿99の表側の面が読み取られることになる。なお、この第2両面パス84を通過した原稿が読取位置90を通過する向きは、前記第1両面パス83を通過した原稿が読取位置90を通過する向きと逆になっている。
また、本実施形態では、片面パス81及び第2両面パス84の一部が共通するように構成されている。具体的には、片面パス81の折返し部93の一部と、第2両面パス84の折返し部94の一部と、が合流部92で合流し、この合流部92から読取位置90までの経路(合流経路)が、片面パス81と第2両面パス84とで共通で利用されるように構成されている。これによって、搬送ローラ36及び三連ローラ37等、原稿99を搬送するための部材を共通化することができ、部品点数の削減が可能となる。また、本実施形態のように、反転させる経路の一部を片面パス81と第2両面パス84とで共通化することで、原稿搬送経路70をコンパクトにまとめることができ、ADF21内の空間を効率的に活用できる。
三連ローラ40について説明する。三連ローラ40は、中央側に配置される駆動ローラと、この駆動ローラを挟み込むように配置される2つの従動ローラとで構成されている。三連ローラ40は、駆動ローラが第1両面パス83と排出パス82とに挟まれるような形で、読取位置90近傍に配置される。そして、2つの従動ローラのうち一方が第1両面パス83を挟んで駆動ローラに対向して配置され、他方の従動ローラが排出パス82を挟んで駆動ローラに対向して配置されている。この構成で、中央に配置された駆動ローラを駆動して回転させることによって、当該駆動ローラに隣接する2つの従動ローラを同時に回転させることができる。従って、部品点数を削減できるとともに、ADF21内の限られたスペースを有効に活用することができる。
なお、三連ローラ37は前記三連ローラ40と同様の構成であって、その駆動ローラは、湾曲状に形成される第2両面パス84の内側(読取位置の近傍)に、かつ、第2両面パス84に上下を挟まれるような形で配置されている。そして、2つの従動ローラのうち一方が、読取位置90近傍のADF21底部で、第2両面パス84を挟んで駆動ローラに対向するように配置されている。また、他方の従動ローラは、前記駆動ローラの斜め上側であって、前記合流経路を挟んで駆動ローラに対向するように配置されている。
次に、以上の構成のADF21によって原稿99を搬送して片面(表側の面)のみを読み取る場合について、図3及び図4を参照して説明する。図3は片面パス81に原稿99が案内された様子を示した正面断面図であり、図4は片面パス81に案内された原稿99の表側の面がスキャナユニット25に読み取られている様子を示した正面断面図である。
ユーザが複合機10に対し、図1の操作パネル12等を操作して片面コピーモードを指定した上で、原稿トレイ23に原稿99をセットしてコピー開始を指示したとする。すると、ADF21のピックアップローラ31及び分離部32が駆動されるとともに、切換装置95が原稿99の経路を片面パス81側に切り換えるように制御される。従って、分離部32によって分離されて導入パス80を通過した原稿99は、図3に示すように、分岐部91において切換装置95によって片面パス81側へ案内される。原稿トレイ23には原稿99の表側の面が上向きとなるようにセットされるので、図3に示す状態では原稿99の表側の面が上に向けられている。前述したように、片面パス81はU字状に形成されており、原稿99は折返し部93でUターンする。
図4に示すように、片面パス81の折返し部93で反転させられた原稿99はスキャナユニット25の読取位置90に案内される。そして、原稿99の内容は、読取位置90の下側に位置するスキャナユニット25の読取面(コンタクトガラス45)によって読み取られる。図4に示す状態では、原稿99は折返し部93で反転させられているので、読取位置90では、原稿99の裏側の面が上向きとなる。従って、片面パス81を通った原稿は、前記読取位置90において、下側の面、即ち原稿の表側の面が読み取られることになる。表側の面が読み取られた原稿99は、排出パス82を通過した後、表側の面を下に向けた状態で排出トレイ24に排出される(フェースダウン排紙)。
次に、原稿の両面を読み取る場合について、図5から図7までを参照して説明する。図5は第1両面パス83に案内された原稿99の裏側の面がスキャナユニット25に読み取られている様子を示した正面断面図である。図6は原稿99が第2両面パス84で反転させられる様子を示した正面断面図である。図7は第2両面パス84に案内された原稿99の表側の面がスキャナユニット25に読み取られている様子を示した正面断面図である。
ユーザが複合機10に対し、図1の操作パネル12等を操作して両面コピーモードを指定した上で、原稿トレイ23に原稿99をセットしてコピー開始を指示したとする。すると、前述の片面コピーモードと同様にピックアップローラ31及び分離部32が駆動されるが、切換装置95は、原稿99の経路を第1両面パス83に切り換えるように制御される。従って、分離部32によって分離されて導入パス80を通過した原稿99は、図5に示すように、分岐部91において切換装置95によって第1両面パス83側へ案内される。斜め下方に延びる第1両面パス83に導かれた原稿99は、分岐部91から読取位置90までほぼ一直線状に搬送される。
原稿トレイ23には原稿99の表側の面が上向きとなるようにセットされるので、図5に示す状態では原稿99の表側の面が上に向けられている。読取位置90において前記コンタクトガラス45は第1両面パス83の下側に配置されており、第1両面パス83では原稿99を反転させずに搬送するので、原稿99の下側の面、即ち裏側の面が読取位置90で先に読み取られることになる。読取位置90を通過した原稿99は、第2両面パス84に搬送される。
第2両面パス84に案内された原稿99は、折返し状に形成される第2両面パス84によって、図6に示すように反転させられる。この結果、原稿99の上下の向きが反対になり、原稿の表側の面が下に向けられる。その後、原稿99は、片面パス81との合流部92を通過して読取位置90まで案内される。図7に示す状態では原稿99の裏側の面が上を向いた状態となっているので、読取位置90では原稿99の表側の面が読み取られることになる。表側の面が読み取られた原稿99は、当該表側の面を下に向けた状態のまま、排出パス82を通過して排出トレイ24に排出される(フェースダウン排紙)。
以上に示すように、本実施形態のADF21を用いてイメージスキャナ装置20によって原稿99の両面を読み取る場合は、原稿99の裏側の面を先に読み取って、その後に表側の面を読み取る構成となっている。従って、例えば1枚目の表側、裏側、2枚目の表側、裏側、3枚目の表側、裏側の順で6ページ分(第1ページ〜第6ページ)が印刷されている両面コピー原稿をADF21で搬送して読み取らせた場合、その読取順は、第2ページ、第1ページ、第4ページ、第3ページ、第6ページ、第5ページとなる。
そして、このADF21による両面読取りのページ順は、前述した画像形成部50による両面印刷のページ順と同じとなっている。従って、本実施形態の構成によれば、イメージスキャナ装置20の原稿の読取順番と、画像形成装置15の印刷順番と、を一致させて、両面から両面のコピーを効率的に行うことができる。
即ち、従来の構成では、原稿を1枚目から読み取る構成であったとしても、原稿が1ページ、2ページ、3ページ・・・というように順番に読み取られるため、原稿の読取りと画像形成の順番を一致させることができなかった。しかしながら、本実施形態の構成であれば、ページごとの原稿の読取りが終わった時点で即座に印刷を開始することができる。従って、操作パネル12で両面コピー開始を指示してから記録紙100の両面に印刷が終了するまでの時間を効果的に短縮できる。また、読み取った原稿の画像情報をすぐに印刷する構成なので、画像情報をメモリにバッファする頻度を低減してコピー時間を短縮できるとともに、画像バッファメモリの記憶容量も少なくすることができる。
以上に示したように、本実施形態のコピー機としての複合機10は以下のように構成される。即ち、複合機10は、イメージスキャナ装置20と画像形成装置15とを備える。イメージスキャナ装置20は、原稿99の画像情報を読み取るためのスキャナユニット25と、原稿99の表側の面(第1面)及び裏側の面(第2面)の両面をスキャナユニット25に読み取らせることができるADF21と、を備える。また、画像形成装置15は、原稿99の裏側となる面(第2面となる面)から先に記録紙100に画像形成する両面印刷機能を備える。そして、ADF21は、原稿トレイ23と、分離部32と、第1両面パス83と、第2両面パス84と、排出パス82と、排出トレイ24と、を有する。原稿トレイ23は、表側の面が上向きとなるように積層された原稿99をセット可能に構成される。分離部32は、原稿トレイ23に積層された原稿99のうち最上層に位置する原稿99を分離する。第1両面パス83は、分離部32によって分離された原稿99の裏側の面がスキャナユニット25の読取位置90を通過するように原稿99を案内する。第2両面パス84は、第1両面パス83を通って裏側の面が読み取られた原稿99の表側の面が読み取られるように原稿99を反転させてスキャナユニット25の読取位置90まで案内する。排出パス82は、第2両面パス84に接続される。排出トレイ24は、排出パス82に接続される。
これにより、原稿99の裏側の面が読み取られた後に当該原稿99の表側の面が読み取られることになり、イメージスキャナ装置20で原稿99の両面を読み取るときの順番と、画像形成装置15で記録紙100の両面に画像を形成するときの順番と、を一致させることができる。従って、両面から両面へのコピーを行う場合、イメージスキャナ装置20で読み取った画像情報から逐次、記録紙100に画像を形成していくことができるので、原稿99の読取りを行ってから記録紙100の両面に画像を形成するまでの時間を効果的に短縮できる。また、原稿99は第2両面パス84で反転され、表側の面を下側に向けた状態で排出トレイ24に排出されるので、イメージスキャナ装置20の排出トレイ24に排出された原稿99の順番を、原稿トレイ23にセットしたときの順番と一致させることができる。従って、コピー後の原稿99の整理をスムーズに行うことができる。
また、本実施形態の複合機10においては、以下のように構成される。即ち、ADF21は、片面パス81と、切換装置95と、を有する。片面パス81は、分離部32によって分離された原稿99の表側の面(第1面)が読み取られるように原稿99を反転させてスキャナユニット25の読取位置90まで案内する。切換装置95は、原稿99の経路を片面パス81と第1両面パス83との何れかに切り換える。
これにより、原稿99の片面だけを読み取る場合は、片面パス81を通過するように原稿99の経路を切り換えて、原稿99を始めから反転させて表側の面が読み取られるようにスキャナユニット25の読取位置90を通過させることができる。従って、スキャナユニット25の読取位置90を一回通過させるだけで読取りを完了することができ、片面読取作業を迅速に行うことができる。また、原稿99は片面パス81で反転され、表側の面を下側に向けた状態で排出トレイ24に排出されるので、両面読取時と同様に、読取作業を行った後の原稿99の整理をスムーズに行うことができる。
また、本実施形態の複合機10においては、片面パス81の一部が第2両面パス84の一部と共通するように構成される。
これにより、片面パス81及び第2両面パス84を構成する搬送ローラ36及び三連ローラ37等の部材を共通化でき部品点数を少なくすることができるので、製造工数の削減及び製造コストの低減を達成できる。
以上に本発明の好適な実施形態を説明したが、上記の構成は更に以下のように変更することができる。
上記実施形態では、片面パス81と第2両面パス84が合流するように構成されているが、この構成に代えて、片面パス81と第2両面パス84が合流しないように別々の経路を通って読取位置90まで原稿を案内する構成に変更することができる。
また、上記実施形態の構成から片面パス81を省略することもできる。この構成で原稿の片面読取りを行う場合は、原稿99をいったん第1両面パス83に沿って(読取りを行わずに)搬送させ、次に第2両面パス84を通過させて原稿99を反転させてから、読取位置90で原稿99の表側の面を読み取るように制御すればよい。このように、原稿搬送経路70の各部の構成は事情に応じて適宜変更することができる。
また、上記実施形態では、スイッチバック機構59で記録紙100をスイッチバックさせることによって記録紙100の両面印刷を行う構成であるが、この構成に限定されるわけではない。即ち、記録紙100の裏側となる面(第2面)の画像形成が先に行われる構成である限り、適宜のタイプの画像形成装置を採用することができる。例えば、先に記録紙100の裏側となる面に画像形成した後、当該記録媒体をUターンさせて(スイッチバックさせないで)表側となる面を画像形成部に導く画像形成装置に変更することもできる。また、原稿搬送経路の上流側に裏側の面用の第1画像形成部を配置し、この第1画像形成部の下流側に表側の面用の第2画像形成部を配置し、裏側の面が先に画像形成されるような構成の画像形成装置に変更することもできる。
また、上記実施形態では、読取部に縮小光学系のスキャナユニット25を採用しているが、これに代えて、読取部として例えば密着型イメージセンサ等を使用する構成に変更することができる。また、上記実施形態では、本体11にスキャナユニット25が配置されているが、読取部をADF内に配置する構成に変更することもできる。このように、読取部の構成は、事情に応じて適宜変更することができる。
上記の実施形態の構成は、コピーファクシミリ複合機に限らず、例えば単体のコピー機に適用することができる。
また、本発明は、例えば以下に示すような単体のイメージスキャナ装置(画像読取装置)に適用することもできる。即ち、このイメージスキャナ装置は、スキャナユニットと、自動原稿搬送装置と、プリンタ(画像形成装置)との接続を可能にする接続部と、を備える。スキャナユニットとしては、縮小光学系のものや密着型イメージセンサを用いたもの等、適宜の構成を採用することができる。前記接続部は、LAN等のネットワークに接続可能に構成されており、このネットワークを介して、スキャナユニットで読み取った原稿の画像情報をプリンタに送信可能に構成されている。前記プリンタは、ネットワークを介して前記イメージスキャナ装置に接続されるとともに、当該イメージスキャナ装置で読み取った原稿の裏側の面(第2面)となる面から先に記録紙(記録媒体)に印刷(画像形成)する両面印刷機能を備えている。なお、自動原稿搬送装置は、上記実施形態と同様の構成なので詳細な説明は省略する。
この構成で、原稿の両面を読み取ってプリンタに両面印刷させるように当該イメージスキャナ装置に指示することによって、原稿の両面コピーを実現することができる。この構成によっても、イメージスキャナ装置で読み取った画像情報をプリンタに逐次送信し、その画像情報を当該プリンタが記録紙に順次形成していくことができるので、原稿の読取りを行ってから記録紙の両面に画像を形成するまでの時間を効果的に短縮できる。なお、接続部は、ネットワークを介してプリンタに接続する場合に限定されるわけではなく、USB等によって直接プリンタに接続する構成等、適宜の接続方法を採用することができる。
本発明の一実施形態に係るコピーファクシミリ複合機の正面図。 ADFの正面断面図。 片面パスに原稿が案内された様子を示した正面断面図。 片面パスに案内された原稿の表側の面がスキャナユニットに読み取られている様子を示した正面断面図。 第1両面パスに案内された原稿の裏側の面がスキャナユニットに読み取られている様子を示した正面断面図。 原稿が第2両面パスで反転させられる様子を示した正面断面図。 第2両面パスに案内された原稿の表側の面がスキャナユニットに読み取られている様子を示した正面断面図。
符号の説明
10 コピーファクシミリ複合機(コピー機)
15 画像形成装置
20 イメージスキャナ装置(画像読取装置)
21 ADF(自動原稿搬送装置)
23 原稿トレイ
24 排出トレイ
25 スキャナユニット(読取部)
32 分離部
81 片面パス(片面経路)
82 排出パス(排出経路)
83 第1両面パス(第1両面経路)
84 第2両面パス(第2両面経路)
90 読取位置
95 切換装置(経路切換部)

Claims (5)

  1. 原稿の画像情報を読み取るための読取部と前記原稿の第1面及び第2面の両面を前記読取部に読み取らせることができる自動原稿搬送装置とを備える画像読取装置と、
    前記原稿の前記第2面となる面から先に記録媒体に画像形成する両面印刷機能を備える画像形成装置と、
    を備え、
    前記自動原稿搬送装置は、
    前記第1面が上向きとなるように積層された原稿をセット可能な原稿トレイと、
    前記原稿トレイに積層された前記原稿のうち最上層に位置する原稿を分離する分離部と、
    前記分離部によって分離された前記原稿の前記第2面が前記読取部の読取位置を通過するように前記原稿を案内する第1両面経路と、
    前記第1両面経路を通って前記第2面が読み取られた前記原稿の前記第1面が読み取られるように前記原稿を反転させて前記読取部の読取位置まで案内する第2両面経路と、
    前記第2両面経路に接続される排出経路と、
    前記排出経路に接続される排出トレイと、
    を有することを特徴とするコピー機。
  2. 請求項1に記載のコピー機であって、
    前記自動原稿搬送装置は、
    前記分離部によって分離された前記原稿の前記第1面が読み取られるように前記原稿を反転させて前記読取部の読取位置まで案内する片面経路と、
    前記原稿の経路を前記片面経路と前記第1両面経路との何れかに切り換える経路切換部と、
    を有することを特徴とするコピー機。
  3. 請求項2に記載のコピー機であって、
    前記片面経路の一部が前記第2両面経路の一部と共通するように構成されることを特徴とするコピー機。
  4. 請求項1から3までの何れか一項に記載のコピー機に使用されることを特徴とする自動原稿搬送装置。
  5. 原稿の画像情報を読み取るための読取部と、
    前記原稿の第1面及び第2面の両面を前記読取部に読み取らせることができる自動原稿搬送装置と、
    両面印刷機能を備える画像形成装置との接続を可能にする接続部と、
    を備え、
    前記自動原稿搬送装置は、
    前記第1面が上向きとなるように積層された原稿をセット可能な原稿トレイと、
    前記原稿トレイに積層された前記原稿のうち最上層に位置する原稿を分離する分離部と、
    前記分離部によって分離された前記原稿の前記第2面が前記読取部の読取位置を通過するように前記原稿を案内する第1両面経路と、
    前記第1両面経路を通って前記第2面が読み取られた前記原稿の前記第1面が読み取られるように前記原稿を反転させて前記読取部の読取位置まで案内する第2両面経路と、
    前記第2両面経路に接続される排出経路と、
    前記排出経路に接続される排出トレイと、
    を有することを特徴とする画像読取装置。
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