JP3181614B2 - 両面コピー可能な画像形成装置及び方法 - Google Patents

両面コピー可能な画像形成装置及び方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、両面コピー可能な画像
形成装置及び方法に関するものであり、特に、自動原稿
搬送装置により原稿を搬送することができ、中間トレイ
を用いて両面コピーを得ることができる複写機等の画像
形成装置及び方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の複写機では、先ず、転写
紙の片面に通常のコピーを行い、これを排紙部に設けた
反転装置により反転して中間トレイに送り、この中間ト
レイから再びその転写紙を感光体側に送って他面にコピ
ーを行い、そのまま排紙させる動作を繰り返すことによ
って、両面コピーを得ている。
【0003】このような両面コピーモードにおいて、コ
ピーすべき原稿の最終頁が偶数である場合には問題ない
が、奇数であるときには次のような問題がある。すなわ
ち、奇数頁でコピーが終わる場合、例えば3頁であると
き、この3頁分についての転写紙1をそのまま排紙させ
ると、図5aに示すように、一枚目の転写紙t1 の1
頁、2頁に続き、白紙頁の後に3頁目がくるように二枚
目の転写紙t2 が排紙されてしまう不都合を生ずる。
【0004】そこで、図5bに示すように、奇数であっ
ても、1頁から3頁まで順番となるよう排紙させるた
め、従来は、この3頁目の画像を形成した二枚目の転写
紙t2 は、コピー終了後に、その転写紙t2 を反転装置
により反転させて中間トレイに送り、作像工程をOFF
させるとか圧板の白部を空コピーさせる状態にて感光体
を通過させ、そのまま排紙させているものである。すな
わち、転写紙の動きを見れば、4頁分の搬送動作を行わ
せ、偶数頁の場合と同様にしている。
【0005】しかしながら、この方式では、実際のコピ
ー動作を要しない最終奇数頁の転写紙についても、偶数
頁と同様に反転後の再給送、感光体の回転等を行わせる
ことになり、無駄な動作が伴い、且つその搬送路が長く
なって定着部でジャムを起こし易くなっている。
【0006】このような事情は、セットされた原稿を搬
送ベルトにより順次コンタクトガラス上に搬送させる原
稿自動搬送装置を備えた両面複写機においても、同様で
ある。特に、この場合には、原稿側の処理性の向上に比
べて転写紙側の排紙処理性の悪さが目立つこととなる。
そこで、従来、両面コピーモードにおいて、最終頁数が
奇数であっても特別の操作を要することなく、再び感光
体側に通過させずして頁順に正しく転写紙を排紙させる
ことができる原稿自動搬送装置付き両面複写機が開示さ
れている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の手段
によると、セットされた原稿を原稿搬送ベルトにより、
原稿の最終頁より順次、コンタクトガラス上に搬送させ
る形式の原稿自動搬送装置を備えた両面コピー可能な画
像形成装置において、原稿が奇数である場合、コピーさ
れた転写紙の先頭頁が白紙になるという不具合を生じて
いる。
【0008】本発明は、このような不具合を解消するも
のであり、原稿が奇数である場合、原稿の最終頁目に対
応する転写紙に形成したコピーを、表裏のいずれかにし
て排紙するかを選択的に設定できる手段を設け、このこ
とにより、操作する人のミスを無くし、確実にステープ
ラー等の排紙後の後処理ができるようにし、効率の良い
コピーを作成できるようにすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、自動原稿搬送装置を用いて原稿を搬送す
ると共に、画像形成装置本体内には、定着装置の後方に
反転装置及び中間トレイを備えている両面コピー可能な
画像形成装置において原稿の給紙枚数を計測する計測
手段を設け、両面コピーモード時において、前記計測手
段により原稿が奇数であると判断された最終原稿がコン
タクトガラス上に載置されると、最終原稿に対応する転
写紙の画像形成の有無の面のいずれの側を表裏として排
出するかを質問する表示が表示面に示される手段と、該
表示面の表示に従って前記表裏の選択を行いうる操作部
と、該操作部の作動により定着装置と排紙トレイとの間
に設けられた反転排紙装置を切替える手段とを備え、
記計測手段により最終原稿が奇数であると判断されたと
き、最終原稿に対する転写紙の画像が形成されている面
を表裏の何れの側として排出するかを選択できることを
特徴とするものである。
【0010】また、本発明は、前記請求項において、前
記操作部により表裏の選択を設定した条件は記憶手段に
記憶され、引き続く一連の両面コピーモードにおいて前
記設定した条件の下に作動し、画像形成装置の動作を停
止することなく、転写紙の排出切替えを行うことを特徴
とするものである。
【0011】本発明は、自動原稿搬送装置を用いて原稿
を搬送すると共に、画像形成装置本体内には、定着装置
の後方に反転装置及び中間トレイを備えている両面コピ
ー可能な画像形成装置において、両面コピーモード時に
おいて原稿の給紙枚数を計測する計測手段で原稿が奇
数であると判断された場合、最終原稿がコンタクトガラ
ス上に載置されると、最終原稿に対応する転写紙の画像
形成の有無の面のいずれの側を表裏として排出するかを
質問する表示され、該表示面の表示に従って前記表裏の
選択を行い、排紙トレイの前部に配置された反転排紙装
置を切替え、前記計測手段により最終原稿が奇数である
と判断されたとき、最終原稿に対する転写紙の画像形成
の有の面を表裏の何れの側として排出するかを選択でき
ることを特徴とするものである。
【0012】
【作用】本発明の構成により、自動原稿搬送装置におい
て搬送される原稿が奇数であることを計測手段で検知す
ると、奇数枚数目である最終原稿に対する画像形成に際
して、表示面に転写紙のいずれの側を表裏として排出す
るかの質問が表示されるから、操作者は操作部の選択作
動により転写紙の排出を決定することができる。よっ
て、転写紙の排出は操作者の確認によって決められるの
で、ミスのない両面コピーの排出を制御することができ
る。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図4に基づ
いて説明する。先ず、図1は本発明を適用した両面複写
機の概略を示すものであり、複写機本体1の内部を示し
ており、矢印方向に回転するドラム状の感光体2の周り
には、通常の複写工程に従い、帯電チャージヤ3、イレ
ーサ4、露光光学系5、現像装置6、転写チャージヤ
7、分離チャージヤ8、クリーニング装置9、除電器1
0が設けられている。
【0014】ここで、前記露光光学系5はコンタクトガ
ラス11下面を走査するランプ12、第1ミラー13、
第2ミラー14、第3ミラー15及びレンズ16、第4
ミラー17により構成されている。また、装置の右側下
部にはそれぞれA3 ,B4 ,A4 サイズの転写紙18を
収納したカセット19,20,21が上、中、下の3段
に設けられている。
【0015】それぞれのカセット19,20,21は、
給紙ローラ22,23,24を備えていると共に、分離
ローラ25,26,27を有するものであり、ガイド2
8によりレジストローラ29に案内されている。このレ
ジストローラ29、感光体2の間には、転写紙18を転
写チャージヤ7が位置する転写位置に搬送する搬送ロー
ラ30が設けられている。また、分離チャージヤ8の左
方には搬送ベルト31を介して定着装置32が設けられ
ている。そして、定着装置32の左方には、排紙ローラ
33,34及び排紙トレイ35が設けられている。
【0016】このような構成は、通常の複写機にも採用
されているものであり、ここで、カセット19の転写紙
18が用いられる場合、この転写紙18は給紙ローラ2
2、分離ローラ25により一番上の一枚をレジストロー
ラ29まで給紙される。このとき、感光体2も回転して
おり、感光体2は帯電チャージヤ3により一様に帯電さ
れた後、転写紙18のサイズに合わせてイレーサ4によ
りイレースされ、続いて、コンタクトガラス11上の原
稿像が露光光学系5により感光体2上に結像される。
【0017】このようにして感光体2表面に静電潜像が
形成され、この静電潜像を現像装置6により顯像化され
る。そして、画像先端と転写紙先端とが同期するタイミ
ングで、レジストローラ29は転写紙18を感光体2に
向けて搬送を開始する。これにより、感光体2上の顯像
と重なった転写紙18は、その背面から転写チャージヤ
7により一様に帯電させられ、トナー像は転写紙18側
に転写され、続いて、分離チャージヤ8の作用により感
光体2から分離され、搬送ベルト31により定着装置3
2に送られる。そして、定着後、排紙ローラ33,34
により排紙トレイ35上に排紙される。
【0018】しかして、前記排紙ローラ33,34が設
けられた排紙部には、反転装置36が設けられている。
この反転装置36は排紙ローラ33,34間から上方へ
湾曲しつつ延びた補助路37と、逆送ローラ38と、後
述するソレノイドにより、排紙ローラ34へ向けての搬
送路39とこの補助路37とを切り換えるゲート爪40
と、排紙ローラ33の一方と対になる径大ローラ41
と、補助路37とは逆に下方右側に延びた通路42とか
らなる。
【0019】そして、前記通路42の終端右側には、転
写紙サイズに応じて開閉しうる放出ゲート43からなる
搬送路と中間トレイ44が設けられ、この中間トレイ4
4上の転写紙をレジストローラ29に向けて再送させる
給紙ローラ45およびガイド46設けられている。つい
で、この反転装置36の一部を利用して反転排紙装置4
7が設けられている。この反転排紙装置47は、後述す
るソレノイドにより通路42を開閉するゲート爪48
と、径大ローラ41と対をなすローラ49と、この径大
ローラ41下部側と排紙ローラ34とを結ぶ排紙路50
とからなる。
【0020】一方、複写機本体の上部には、コンタクト
ガラス11を覆うように自動原稿搬送装置51が設けら
れている。この自動原稿搬送装置51の構成は図2に示
されている。自動原稿搬送装置51は、原稿を載置しう
る原稿テーブル52を有し、原稿を原稿テーブル52に
乗せ、突き当たる迄挿入すると、原稿セット検知53に
より原稿を検知し、原稿挿入表示が消灯し、原稿が装着
されたことを表示する。複写機のスタートキーの押圧に
より、呼出ソレノイド,給紙クラッチソレノイドがオン
し、図示されていない搬送モータは作動を開始して原稿
は給紙され、原稿は分離ベルト54,分離コロ55によ
り最下位の一枚を送り出される。
【0021】分離コロ55を通過した原稿は、レジスト
検知63、原稿幅検知56、パルスジェネレータ57、
原稿長さ検知58によって原稿サイズを検知し、原稿後
端がレジスト検知63を通過し、レジスト検知をオフ
し、指定のパルスになると、搬送モータがオフして搬送
ベルト59は停止し、原稿を指定位置に停止させる。こ
の原稿に対して複写機の露光手段により、感光体2に潜
像が形成され、複写機より原稿入替信号が入り、搬送モ
ータ、排紙モータがオンして、原稿の排出及び原稿の給
紙を行う。両面原稿のため、原稿を搬送ベルト59で一
度コンタクトガラス11上を通過させ、反転排紙部で反
転させ、再びコンタクトガラス11上に原稿を搬送させ
る原稿反転機構60が設けられている。原稿反転機構6
0は反転排紙検知60a、反転コロ60b、反転切替爪
60cからなる。61は排紙コロ、62は排紙テーブル
である。
【0022】本発明において、自動原稿搬送装置には、
原稿の給紙枚数を計測する計測手段として、前記原稿セ
ット検知53が原稿テーブル52上に載置された原稿が
無くなったことを検知した時、原稿搬送数をカウントし
ていたレジスト検知63の原稿給紙枚数から奇数か偶数
かを検知することが可能であり、両面コピーモード時に
おいて、前記計測手段により原稿が奇数であると判断さ
れた最終原稿がコンタクトガラス上に載置されると、最
終原稿に対応する転写紙の画像形成の有無の面のいずれ
の側を表裏として排出するかを質問する表示が複写機本
体の表示面(図示されていない)に示される手段を備え
ている。
【0023】以上のような本発明の構成において、例え
ば、コピーをすべき原稿の最終頁が3頁というような奇
数頁である場合について、両面コピーを行う。転写紙1
8としては、上段に位置するカセット19のものが選択
されて使用されるとする。先ず、1頁目について、前述
したように、基本的コピー動作により、定着装置32を
通過した後、ゲート爪40は図面において一点鎖線で示
されるように、搬送路39を閉塞する位置にあり、よっ
て、転写紙18は補助路37に進入して排紙ローラ33
から離れた後、逆送ローラ38により排紙ローラ33,
径大ローラ41の間に送られる。そして、この排紙ロー
ラ33,径大ローラ41により、通路42内を搬送され
た転写紙18は、放出ゲート43を介して中間トレイ4
4に放出される。放出ゲート43は、五つのゲートから
なり、転写紙18のサイズに応じて放出ゲートが選択さ
れる。
【0024】次に、2頁目用の原稿がコンタクトガラス
11上に搬送され、セットされると、給紙ローラ45が
動作し、この中間トレイ44上にスタックされた片面
(1頁のコピーを形成している)コピー済の転写紙18
は、レジストローラ29に送られる。その後、通常のコ
ピー動作に従い、転写紙18の裏面に2頁目のコピーが
形成され、該転写紙18は定着装置32を通過後、ゲー
ト爪40が図面の実線位置にあり、排紙ローラ33,3
4により搬送路39を通って排紙トレイ35上に排紙さ
れる。
【0025】この後、最終頁である奇数頁の3頁目が、
自動原稿搬送装置51によってコンタクトガラス11上
に搬送され、セットされると、複写機本体は動作を停止
し、前記計測手段により最終原稿が奇数であることによ
って、図示されていない操作部の表示部は、図4のフロ
ーチャートにおいて、コピー中断,メッセージ表示のよ
うな、コピーを行う転写紙の表裏いずれの側で排出する
かについて問い合わせする。
【0026】よって、操作する人は、転写紙の表裏を選
択することにより、希望する側の面にコピーを行うこと
ができる。表面排出を選択すると、片面排出モード、す
なわち、転写紙の表面に画像を形成した後、転写紙は定
着装置32を通り、排紙ローラ33,実線位置にあるゲ
ート爪40,排紙ローラ34を経て、排紙トレイ35上
に排出される。また、裏面排出を選択すると、白紙排出
モード(片面コピー反転排出)、すなわち、ゲート爪4
0とゲート爪48は夫々実線位置から点線位置に切り替
わり、このため、表面に画像を形成した転写紙は定着装
置32を通り、排紙ローラ33から補助路37に向か
い、しかる後、径大ローラ41の周りを通って排紙路5
0,排紙ローラ34を経て、排紙トレイ35上に排出さ
れる。この点、図4のフローチャートに示されている。
【0027】図3には、複写動作の全体の概略フロー図
である。電源の投入により、CPUはPOMに書き込ま
れているプログラムに基づき、CPUのイニシャライズ
(入出力の設定,各パラメータの初期値をセット,各種
タイマーの設定,割り込みモードの設定等)を行い、更
に、RAMの内容をクリアーした後、不揮発性メモリの
内容のうち複写動作に関係のあるもの、例えば、ランプ
電圧の設定値,バイアス電圧の設定等をRAMに呼び込
む。
【0028】次に、露光光学系のスキャナ等のメカニズ
ムの動作のイニシャライズを行い、定着温度が所定の温
度(リロード)になると、待機状態となる。そして、コ
ピースタート信号により、複写動作が開始され、所定の
コピー枚数についての処理及び後処理(ステープル等)
を終了すると、再び待機状態になる。
【0029】図4は本発明のサブルーチンの概略フロー
図である。サブルーチンは図3のコピー中処理のなかに
含まれるものであり、他にキーの処理、表示処理、モー
タ制御処理等、数多くのサブルーチンで構成されてい
る。自動原稿搬送装置(ADF)モードであるか、圧板
モードであるかを判断し、次いで両面モードが設定され
ているかどうかを判断し、AFD上の原稿が無くなった
か、その時の原稿枚数が奇数であるかの判断をして、全
てがYesのとき、両面モードのJobが最初の場合
は、複写動作を一旦停止させて、コピー面の表裏のいず
れかを選択するメッセージを表示部に表示する。キー処
理のサブルーチン(図示していない)で、表面コピーを
選択した場合、片面コピーをしてそのまま排出する。ま
た、裏面コピーを選択した場合、片面コピーをした転写
紙を、反転排紙装置により反転して排出する。
【0030】前記したように3枚の原稿について、最終
頁に関して表裏いずれの面を選択した後、引き続いて、
他の原稿を奇数枚について自動原稿搬送装置を用いて両
面コピーを行う場合、前記選択した状態は記憶手段に記
憶されており、奇数枚目の他の原稿について、この記憶
手段により、排紙装置は切替えられる。よって、複写機
本体の動作は停止されることにより、メッセージの表示
及びその選択がなされるが、引き続いて行われる両面コ
ピーについては、メッセージの表示及びその選択を行う
必要がなく、複写機本体の動作は停止されることなく排
紙動作をする。
【0031】
【発明の効果】本発明の構成により、原稿が奇数枚の場
合、奇数頁目の最終頁をいずれの面を上にして排出する
かを、操作者の意図に基づき決定することができ、排出
トレイ上の転写紙を必要な状態で排出することができる
効果を有し、しかも、一旦、操作者の意図に基づき決定
した排出条件は、引き続く両面コピーモードに使用され
るから、その都度設定する煩わしさがない利点を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される中間トレイを備えた複写機
の一実施例の概略断面図を示す。
【図2】前記図1の複写機のコンタクトガラス上に載置
される自動原稿搬送装置の一実施例の概略断面図を示
す。
【図3】複写動作の全体の概略フロー図を示す。
【図4】本発明のサブルーチンの概略フロー図を示す。
【図5】a,bは従来の奇数頁が最終頁である場合の搬
出状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 複写機本体 2 感光体 5 露光光学系 11 コンタクトガラス 18 転写紙 19〜21 カセット 32 定着装置 33,34 排紙ローラ 35 排紙トレイ 36 反転装置 37 補助路 38 逆送ローラ 39 搬送路 40 ゲート爪 41 径大ローラ 42 搬送路 43 放出ゲート 44 中間トレイ 47 反転排紙装置 48 ゲート爪 49 ローラ 50 排紙路 51 自動原稿搬送装置 52 原稿テーブル 53 原稿セット検知 59 搬送ベルト 62 排紙テーブル 63 レジスト検知
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−216159(JP,A) 特開 昭55−21073(JP,A) 特開 平4−88360(JP,A) 特開 昭63−276068(JP,A) 特開 平1−295272(JP,A) 特開 昭61−84660(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動原稿搬送装置を用いて原稿を搬送す
    ると共に、画像形成装置本体内には、定着装置の後方に
    反転装置及び中間トレイを備えている両面コピー可能な
    画像形成装置において原稿の給紙枚数を計測する計測
    手段を設け、両面コピーモード時において、前記計測手
    段により原稿が奇数であると判断された最終原稿がコン
    タクトガラス上に載置されると、最終原稿に対応する転
    写紙の画像形成の有無の面のいずれの側を表裏として排
    出するかを質問する表示が表示面に示される手段と、該
    表示面の表示に従って前記表裏の選択を行いうる操作部
    と、該操作部の作動により定着装置と排紙トレイとの間
    に設けられた反転排紙装置を切替える手段とを備え、
    記計測手段により最終原稿が奇数であると判断されたと
    き、最終原稿に対する転写紙の画像が形成されている面
    を表裏の何れの側として排出するかを選択できることを
    特徴とする両面コピー可能な画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記操作部により表裏の選択を設定した
    条件は記憶手段に記憶され、引き続く一連の両面コピー
    モードにおいて前記設定した条件の下に作動し、画像形
    成装置の動作を停止することなく、転写紙の排出切替え
    を行うことを特徴とする請求項1記載の両面コピー可能
    な画像形成装置。
  3. 【請求項3】 自動原稿搬送装置を用いて原稿を搬送す
    ると共に、画像形成装置本体内には、定着装置の後方に
    反転装置及び中間トレイを備えている両面コピー可能な
    画像形成装置において、両面コピーモード時において
    原稿の給紙枚数を計測する計測手段で原稿が奇数である
    と判断された場合、最終原稿がコンタクトガラス上に載
    置されると、最終原稿に対応する転写紙の画像形成の有
    無の面のいずれの側を表裏として排出するかを質問する
    表示され、該表示面の表示に従って前記表裏の選択を行
    い、排紙トレイの前部に配置された反転排紙装置を切替
    え、前記計測手段により最終原稿が奇数であると判断さ
    れたとき、最終原稿に対する転写紙の画像形成の有の面
    を表裏の何れの側として排出するかを選択できることを
    特徴とする両面コピー可能な画像形成方法。
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