JP2930368B2 - 両面画像形成装置 - Google Patents

両面画像形成装置

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JP2930368B2
JP2930368B2 JP2122430A JP12243090A JP2930368B2 JP 2930368 B2 JP2930368 B2 JP 2930368B2 JP 2122430 A JP2122430 A JP 2122430A JP 12243090 A JP12243090 A JP 12243090A JP 2930368 B2 JP2930368 B2 JP 2930368B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、原稿の両面を読み取り、複写紙の両面にコ
ピーを行なう自動両面複写装置等の両面画像形成装置に
関する。
(発明の背景) 両面原稿をセットするだけで自動的に原稿を反転させ
て、原稿の両面をコピーするための装置として、自動反
転原稿送り装置(以下、RADFという)がある。このよう
な装置を使用すると、大量のコピーも容易に行なうこと
ができる。また、複写物は原稿と同じ順序になるので、
コピー後に並替える必要もなくなる。
更に、ソーターと連動させることで、丁合やページ仕
分けが自動的に行なえ、大量の複写物を正確に揃えるこ
とができる。
また、ボタン操作一っで自動的にコピー用紙(以下複
写紙という)の表裏にコピーができる装置として、ADU
がある。この機能を使用すると、原稿2ページ分の情報
を1枚にまとめられるので、複写紙コストを節約するこ
とが可能になり、同時にファイリングも楽になる。ま
た、資料を小冊子形式に見やすくまとめられるなど、様
々な使用方法に応用することができる。
ところで、従来の自動両面複写装置で両面複写を行な
う場合、第2面コピーの最後の複写紙(両面のコピーが
完了した複写紙)が最終の排紙部の排紙検知手段により
排紙検知されてから、給紙部から次原稿第1面コピーの
ため複写紙(白紙)が送り出されるようになっていた。
これは、用紙ジャム発生時に、ジャムした複写紙を取
り除きやすくし、用紙の無駄を少なくするためである。
(発明が解決しようとする課題) 以上のように構成された従来の自動両面複写装置で
は、第2面コピー最後の複写紙が完全に排紙されてか
ら、次のコピーのための複写紙(白紙)を給紙部から送
り出すようにするため、この白紙が感光体に送られるま
での時間が無駄になっていた。
特に、ソーターを装置の一部として備えたものでは、
最終排出口までの通紙経路が長くなり、複写紙が最終的
に排出されるまでにある程度の時間がかかる。そして、
給紙部からの白紙が感光体に到達するまでの時間もかか
る。
従って、ある原稿の第2面コピー終了から次の原稿の
第1面コピー開始までの時間がかかり過ぎ、生産性が低
下するといた不具合があった。
また、複写の終了した紙を最終排出する以前に次の白
紙を給送すると、最終排出口付近での用紙ジャム発生時
に、後続する複写紙の除去が困難になるといった問題も
ある。
本発明は上記した課題を解決するためになされたもの
であって、第1の目的は、第2面画像形成終了から次の
転写紙の第1面画像形成開始までの時間を短縮すること
により、両面画像形成時の生産性を向上させることが可
能な両面画像形成装置を実現することにあり、第2の目
的は、ジャム発生時に容易に対処できる両面画像形成装
置を実現することにある。
(課題を解決するための手段) 上記問題点を解決する第1の発明は、感光体の表面か
らトナー像を転写するために、前記感光体の回転と同期
をとって転写紙を送り出すレジストローラと、白紙の転
写紙を前記レジストローラへと搬送する給紙ローラと、
片面に画像が形成された転写紙を、反転させ、前記レジ
ストローラへと搬送する反転転送部と、を有し、前記給
紙ローラで搬送された白紙の転写紙を、前記レジストロ
ーラで前記感光体の回転と同期をとって送り出し、該白
紙の転写紙の第1面に画像形成を行い、第1面の画像形
成が終了した転写紙を反転転送部により反転させて搬送
し、該転写紙を、前記レジストローラで前記感光体の回
転と同期をとって送り出し、該転写紙の第2面に画像形
成を行うことにより、転写紙の両面に画像を形成する両
面画像形成装置において、 前記反転転送部に設けられ、前記反転転送部により搬
送されている転写紙を検出するセンサと、前記反転転送
部により搬送される最後尾の転写紙が前記センサにより
検出されると、カウントを開始するタイマと、該タイマ
によるカウント値が所定値に達したときに前記給紙ロー
ラの駆動を開始する制御部と、を有し、 前記制御部は、前記センサにより検出された最後尾の
転写紙が前記レジストローラを通過した後に、前記タイ
マによるカウント値が所定値に達したことで前記給紙ロ
ーラにより搬送される白紙の転写紙が、前記レジストロ
ーラに到達するように制御するとともに、前記センサに
より検出された最後尾の転写紙が両面画像形成装置の最
終排出口から排出される前に、前記タイマによるカウン
ト値が所定値に達したことで前記給紙ローラにより搬送
される白紙の転写紙が、前記反転転送部に到達するよう
に制御することを特徴とするものである。
上記問題点を解決する第2の発明は、感光体の表面か
らトナー像を転写するために、前記感光体の回転と同期
をとって転写紙を送り出すレジストローラと、白紙の転
写紙を前記レジストローラへと搬送する給紙ローラと、
片面に画像が形成された転写紙を、反転させ、前記レジ
ストローラへと搬送する反転転送部と、を有し、前記給
紙ローラで搬送された白紙の転写紙を前記レジストロー
ラで前記感光体の回転と同期をとって送り出し、該白紙
の転写紙の第1面に画像形成を行い、第1面の画像形成
が終了した転写紙を反転転送部により反転させて搬送
し、該転写紙を、前記レジストローラで前記感光体の回
転と同期をとって送り出し、該転写紙の第2面に画像形
成を行うことにより、転写紙の両面に画像を形成する両
面画像形成装置において、 前記反転転送部に設けられ、前記反転転送部により搬
送されている転写紙を検出するセンサと、前記反転転送
部により搬送される最後尾の転写紙か前記センサにより
検出されると、カウントを開始するタイマと、該タイマ
によるカウント値が所定値に達したときに前記給紙ロー
ラの駆動を開始する制御部と、を有し、 前記制御部は、前記センサにより検出された最後尾の
転写紙が前記レジストローラを通過した後であって、両
面画像形成装置の最終排出口から排出される前に、前記
タイマによるカウント値が所定値に達したことで前記給
紙ローラにより搬送される白紙の転写紙が、前記レジス
トローラに到達するように制御するとともに、前記最終
排出口で用紙ジャムが発生した場合には、通紙経路上に
ある転写紙を前記反転転送部にスタックさせるように制
御することを特徴とするものである。
(作用) 第1及び第2の発明の両面画像形成装置において、タ
イマによるカウント値が所定値に達すると、白紙の転写
紙が給紙ローラによりレジストローラに向けて搬送され
る。そして、この白紙の転写紙は、反転転送部から送り
出された最後尾の転写紙がレジストローラを通過した後
であって、両面画像形成装置の最終排出口から排出され
る前に、少なくともレジストローラには到達する。
第1及び第2の発明では、反転転送部から送り出され
た最後尾の転写紙が両面画像形成装置の最終排出口から
排出されるまで待つことなく、白紙の転写紙に対する給
紙動作を開始できる。
このため、反転転送部から送り出された最後尾の転写
紙の第2面画像形成終了から次の白紙の転写紙の第1面
画像形成開始までの時間を短縮でき、両面画像形成時の
生産性を向上できる。
特に、第1の発明によれば、白紙の転写紙が、反転転
送部から送り出された最後尾の転写紙がレジストローラ
を通過した後にレジストローラに到達し、最後尾の転写
紙が両面画像形成装置の最終排出口から排出される前
に、反転転送部に到達するので、両面画像形成時の生産
性をより一層向上できる。
更に、第2の発明では、両面画像形成が終了した転写
紙について、最終排出口付近で用紙ジャムが発生する
と、通紙経路上にある後続の複写紙は反転転送部内に送
り込まれる。このため、後続の転写紙はすべて反転転送
部内に集まるので、用紙ジャムの処理(取り除き)が容
易になる。
(実施例) 以下図面を参照して、本発明の実施例(自動両面複写
装置に関するもの)を詳細に説明する。
まず、第2図を参照して本発明の実施例の概略動作を
説明する。
第2図において、自動両面原稿送り装置(以下、RADF
という)10の上に載置された原稿1が、複写開始時にRA
DF10によってプラテンガラス2上に移動される。プラテ
ンガラス2上に載置された原稿1は、走査露光光学系20
によって露光され、感光体30上の表面に原稿1に対応す
る潜像が形成される。この潜像は、感光体画像形成部3
によって感光体30の表面でトナー像にされる。トナー像
は、後述する複写紙給紙部40から供給される複写紙41に
転写され、転写されたトナー像は定着器50で加熱定着さ
れる。このようにして第1面の複写が完了した複写紙
は、排紙切換部70により反転転送部(以下、ADUとい
う)80に導かれ反転される。そして、複写紙の第2面の
複写(トナー像の形成)が行なわれる。このトナー像が
定着後された後は、排紙切換部70によりソーター90に導
かれ、ソートされた状態で機外へ排紙される。
次に、本実施例装置の電気的構成を示す第1図,前述
の第2図及び本実施例装置の動作の流れを示す第3図に
より、本実施例の動作状態を、複与紙の給紙過程に沿っ
て順を追って説明する。
まず、複写部数の設定,複写紙サイズ,変倍量,最終
排出位置等のモードの設定が操作設定部(図示せず)か
らなされる(ステップ)。この設定に基づいて、タイ
マ120の設定がなされる。このタイマ120の設定について
は後に詳しく述べる。
RADF10に原稿がセットされ、コピーボタンが押される
と複写が開始する(ステップ)。
上述したように感光体30には、複写紙給紙部40から複
写紙41が供給される(ステップ)。複写紙給紙部40に
は、例えば、サイズが異なる3種類の複写紙41a〜41cを
収納する3つの給紙カセット42a〜42cが設けられてい
る。複写紙41a〜41cは、給紙カセット42a〜42cから送出
ローラ43a〜43cと送出ベルト44a〜44cとによって送り出
される。送出ローラ43a〜43cには、送出ベルト44a〜44c
が張設されており、この送出ベルト44a〜44cが複写紙41
a〜41cと接触した状態で送出ローラ43a〜43cが時計方向
(第2図)に回転することにより、最上層の複写紙41a
〜41cが1枚ずつ第2図左方向に送り出される。
送出ベルト44a〜44cで送り出された複写紙41a〜41c
は、給紙ローラ61(送出ベルト44a〜44cとレジストロー
ラ62との間のローラであり、第2図中の符号61はその一
部を指している)およびレジストローラ62で位置P2(第
2図)まで搬送される。位置P2からは、感光体30の回転
と同期をとってからレジストローラ62により送り出さ
れ、感光体30の表面からトナー像が転写される(ステッ
プ)。
片面複写の場合は、その後定着器50で加熱定着され、
排紙切換部70からソーター90によって機外へ排紙される
ことで複写が完了する。両面複写の場合は、次に述べる
ようにしてADU80内にスタックされた複写紙の再給紙
(ステップ)が行われる。
定着器50の下流には定着後の複写紙41を直進させてソ
ーター90側に排出する排紙経路76と、両面複写のために
ガイド板71に搬送する導入経路77とを切り換える機能を
有する排紙切換部70が設けられている。排紙切換部70
は、ガイド板71,上流ローラ72,下流ローラ73,軸74を支
点として揺動する断面が逆三角形の可動分岐体75,およ
び電磁ソレノイド(図示せず)等から構成されている。
断面が逆三角形の可動分岐体75により、可動分岐体75の
上面に沿った排紙経路76、右下側面に沿ってガイド板71
に連通する導入経路77、左下側面に沿ってガイド板71と
下流ローラ73とを連通する反転排紙経路78とがそれぞれ
形成される。可動分岐体75は、電磁ソレノイド等の駆動
装置(図示せず)に駆動されて右尖端が上下に移動し、
導入経路77を開けて排紙経路75を閉じるか、逆に導入経
路77を閉じて排紙経路76を開けるかで切り替わる。
排紙切換部70を通して下方(第2図)に送られてきた
複写紙41は、ADU80に送り込まれる(ステップ)。
反転搬送部80に搬送された複写紙41は、プーリ81の下
面でローラ82から左方向のスタッカ83に向けて反転され
て放出される。
放出された複写紙41はスタッカ83の傾斜面に沿って下
降し、スタッカ83の面上を滑走して突当て面に当接して
停止する。引続いて送り込まれる後続の複写紙41も、次
々とスタッカ83上に堆積され、突当て面に当接すること
で複写紙41の先端揃えが行われる。
この状態で、ADU制御部114で再給紙開始信号が発生す
ると、ADU駆動部123によりローラ84,ローラ85が駆動回
転されて分離ベルト86は反時計方向(第2図)に回転さ
れる。これにより、スタッカ83に積み重ねられた複数枚
の複写紙41は、第2図右方向に送り出される。
複写紙41は、引き続いて給紙ローラ87と給紙ローラ8
7′との圧接回転により搬送され、フォトセンサで構成
されたADU通過センサ89により複写紙41の先端が通過し
たことが検出される。複写紙41は、給紙ローラ87および
87′により引続いて搬送され、レジストローラ62に送り
込まれる(ステップ)。このときADU通過センサ89の
検出結果により、ローラ85と分離ベルト86の回動は停止
されている。
その後複写紙41は、感光体30において複写紙41の裏面
複写が行われ(ステップ)、定着器50で定着処理され
た後に、排紙切換部70の反転排紙処理部76を通過してソ
ーター90外に排出される。すなわち、両面画像形成装置
の外に排出される。
このようにして、再給紙による1枚目の複写紙41の裏
面複写が終了し、続いて再給紙開始信号が入力されて、
スタッカ83上で待機状態となっている次の複写紙41の再
給紙が開始される。以降は、上述した再給紙動作,裏面
複写動作が設定枚数N枚分続けて行われる。
ここで、本発明では、ADU0枚検知センサ88によりスタ
ッカ83上に複写紙41が存在しないことが検知される(ス
テップ)と共に、ADU通過センサ89によりN枚の複写
紙の通過(再給紙)が検知される(ステップ)と、タ
イミング制御部111の指示によりタイマ120がカウントを
スタートする(ステップ)。すなわち、ADU80から送
り出される最後尾の複写紙41(N=1の場合は、一枚の
複写紙が最後尾の複写紙になる)をADU通過センサ89が
検出すると、タイマ120がカウントをスタートする。
尚、ADU0枚センサが0枚であることを検知して、ADU通
過センサ88がN枚のカウントを行なっていないときに
は、ジャムの発生が考えられるため、ジャム処理(ステ
ップ)を行なうようにする。
尚、このタイマ120には、所定のカウント値がタイミ
ング制御部111より予め書き込まれている(ステップ
)。
このカウント値とは、以下の2条件を満足するもので
ある。
[第1の条件] ADU80から送り出された複写紙がレジストローラ62を
通過した後に、給紙部40からの次の白紙がレジストロー
ラ62に待機するような給紙タイミングである。
すなわち、ADU通過センサ89からレジストローラ62通
過までの通紙時間をt1,送出ローラ43a〜43cからレジス
トローラ62直前までの通紙時間(給紙カセットの位置に
より変化する)をt2とした場合、最後尾の複写紙がADU
通過センサ89を通過した時点(t1の開始タイミング)で
タイマ120をスタートさせ、ADU80からの複写紙がレジス
トローラ62を通過(t1の終了タイミング)した後であっ
て最終排出口から排出される以前に給紙部40からの次の
白紙がレジストローラに待機する(t2のタイミング)よ
うな給紙タイミングでカウントアップ(t2の開始タイミ
ング)するようなタイミングである。
[第2の条件] 上記第1の条件でレジストローラを通過したADU80か
らの最終の複写紙が両面の複写を終了して自動両面複写
装置の最終排出口91から排出トレイ92上に排出される前
に、第1面の複写が行なわれた最初の複写紙が反転転送
部80に到達するようなタイミングである。
以上のように構成した場合、選択されている給紙カセ
ット42a〜42cの位置の違いにより、給紙経路長が異な
り、これにより給紙時間も異なるため、タイミング制御
回路112はこれらのデータをも参照して、上記の2条件
を満足するよう、タイマ120の設定を行なう。
また、タイマ120のカウント値は、これ以外に、最終
排出位置(例えば、ソーター1連,ソーター2連,ソー
ター無し)の違いや転写速度をも考慮して設定する。
従って、タイマ120がカウントアップした時点で(ス
テップ)、給紙ローラ制御部116が給紙開始信号を発
生し、これを受けた給紙ローラ駆動部125が給紙ローラ6
1を回転駆動する。これにより、ADU80からの最終の再給
紙が終了した後に、次の原稿を複写するための白紙がレ
ジストローラ62に搬送されることになる。
これにより、第1の効果として、両面複写時の生産性
を向上させることができる。
また、第2の効果として、ADU80からの複写紙がレジ
ストローラ62を通過してから次の白紙をレジストローラ
62で待機するようにタイマ120の設定時間を決定してい
るので、給紙カセット42a〜42cの位置の違いによる通紙
経路長の違いに拘らず、複写紙のレジストローラ前待機
タイミングを一致させることができる。従って、給紙カ
セットの位置が異なっても、生産性を一定の状態に保っ
たまま向上させることができる。
そして、第3の効果として、最終排出口付近での用紙
ジャム発生時に後続する複写紙の除去が容易になる。
すなわち、両面複写が完了した最終複写紙が最終排出
口91から排出されるまでに、第1面複写が完了した複写
紙が排紙切換部に到達している。このときに、最終排出
口付近で用紙ジャムが発生し、これが検知される(ステ
ップ)と、まずジャム処理制御部117は通紙経路(パ
ス)上にある後続の複写紙をすべてADU80内にスタック
するように各部を制御する(ステップ)。そして、こ
の後に、ジャム処理制御部117は、通常のジャム処理
(各部の動作停止,表示部へのジャム発生の旨の表示)
を行なう(ステップ)。このため、用紙ジャムの処理
(取り除き)が容易になる。すなわち、最終排出口付近
での用紙ジャム(発生可能性が最も高い)の場合、後続
の複写紙はすべてADU80内に集まっているので、取り除
きやすい。一方、従来の装置ではジャム発生時に各部は
瞬時に停止するので、用紙が通紙経路上の各部にばらば
らに存在するために、取り除きが不便であったが、本実
施例装置ではそのような不便は生じない。
この場合に、ADU80内にスタックした複写紙をそのま
まコピーせずノンソート排出口などの第2の排出口から
排出させ、その後通常のジャム処理を行なうように、ジ
ャム処理制御部117を構成することも可能である。こう
することで、ジャム処理が更に容易になる。また、ジャ
ム発生の時点で排紙切換部70以前に存在する複写紙は、
ADU80に送らずにそのまま第2の排出口に排出すること
も可能である。
また、全ての条件下でタイマ120が上記条件を満たす
必要はなく、最終排出位置からラスト紙が排出されてか
らレジストローラに次の白紙が給送されるように設定さ
れるモードを有し、いずれかを選択できるように構成し
てもかまわない。そして、ジャム処理制御部117も、後
続紙のスタックをする前にジャム処理を実行するモード
を有し、手動によりモードを選択できるように構成して
もかまわない。
第4図は6枚の両面原稿についてN部の両面複写を行
なった場合に必要とされる時間を、従来方法によるもの
及び本実施例によるものとを比較した場合の特性図であ
る。この図からも明らかなように、本実施例によると、
予めレジストローラ前で白紙を待機させることで、複写
時間を短縮することが可能になり、生産性を向上させる
ことができる。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、第1及び第2の発明にお
いて、タイマによるカウント値が所定値に達すると、白
紙の転写紙が給紙ローラによりレジストローラに向けて
搬送される。そして、この白紙の転写紙は、反転転送部
から送り出された最後尾の転写紙がレジストローラを通
過した後であって、両面画像形成装置の最終排出口から
排出される前に、少なくともレジストローラには到達す
る。
この構成によれば、反転転送部から送り出された最後
尾の転写紙が両面画像形成装置の最終排出口から排出さ
れるまで待つことなく、白紙の転写紙に対する給紙動作
を開始できる。
よって、第1及び第2の発明によれば、反転転送部か
ら送り出された最後尾の転写紙の第2面画像形成終了か
ら次の白紙の転写紙の第1面画像形成開始までの時間を
短縮でき、両面画像形成時の生産性を向上できる。
特に、第1の発明によれば、白紙の転写紙が、反転転
送部から送り出された最後尾の転写紙がレジストローラ
を通過した後にレジストローラに到達し、最後尾の転写
紙が両面画像形成装置の最終排出口から排出される前
に、反転転送部に到達するので、両面画像形成時の生産
性をより一層向上できる。
又、第2の発明では、両面画像形成が終了した転写紙
について、最終排出口付近で用紙ジャムが発生すると、
通紙経路上にある後続の複写紙は反転転送部内に送り込
まれる。このため、第2の発明によれば、後続の転写紙
はすべて反転転送部内に集まるので、用紙ジャムの処理
(取り除き)が容易になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である自動両面複写装置の電
気的構成を示す構成図、 第2図は第1図に示した実施例の機械的構成を示す構成
図、 第3図は第1図に示した実施例の動作を説明するための
フローチャート、 第4図は第1図及び第2図に示した実施例の生産性を説
明するための説明図である。 1……原稿、2……プラテンガラス 10……RADF、20……光学系 30……感光体、40……本体給紙部 41a〜41c……複写紙 42a〜42c……給紙カセット 43a〜43c……送出ローラ 44a〜44c……送出ベルト 50……定着部、61……給紙ローラ 62……レジストローラ、70……排紙切換部 80……ADU、88……ADU0枚センサ 89……ADU通過センサ 90……ソーター、100……制御部 110……CPU 111……タイミング制御部 112……RADF制御部 113……ドラム制御部 114……ADU制御部 115……レジストローラ制御部 116……給紙ローラ制御部 117……ジャム処理制御部 120……タイマ 121……RADF駆動部 122……ドラム駆動部 123……ADU駆動部 124……レジストローラ駆動部 125……給紙ローラ駆動部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−258564(JP,A) 特開 平2−28667(JP,A) 特開 平2−196250(JP,A) 特開 平3−87847(JP,A) 特開 平2−266366(JP,A) 特開 昭63−106254(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 15/00 106 G03G 15/00 303 G03G 21/00 370 - 540 G03G 15/36 G03G 21/02 - 21/04 G03G 21/14 G03G 21/20

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感光体の表面からトナー像を転写するため
    に、前記感光体の回転と同期をとって転写紙を送り出す
    レジストローラと、 白紙の転写紙を前記レジストローラへと搬送する給紙ロ
    ーラと、 片面に画像が形成された転写紙を、反転させ、前記レジ
    ストローラへと搬送する反転転送部と、を有し、 前記給紙ローラで搬送された白紙の転写紙を、前記レジ
    ストローラで前記感光体の回転と同期をとって送り出
    し、該白紙の転写紙の第1面に画像形成を行い、第1面
    の画像形成が終了した転写紙を反転転送部により反転さ
    せて搬送し、該転写紙を、前記レジストローラで前記感
    光体の回転と同期をとって送り出し、該転写紙の第2面
    に画像形成を行うことにより、転写紙の両面に画像を形
    成する両面画像形成装置において、 前記反転転送部に設けられ、前記反転転送部により搬送
    されている転写紙を検出するセンサと、 前記反転転送部により搬送される最後尾の転写紙が前記
    センサにより検出されると、カウントを開始するタイマ
    と、 該タイマによるカウント値が所定値に達したときに前記
    給紙ローラの駆動を開始する制御部と、を有し、 前記制御部は、前記センサにより検出された最後尾の転
    写紙が前記レジストローラを通過した後に、前記タイマ
    によるカウント値が所定値に達したことで前記給紙ロー
    ラにより搬送される白紙の転写紙が、前記レジストロー
    ラに到達するように制御するとともに、前記センサによ
    り検出された最後尾の転写紙が両面画像形成装置の最終
    排出口から排出される前に、前記タイマによるカウント
    値が所定値に達したことで前記給紙ローラにより搬送さ
    れる白紙の転写紙が、前記反転転送部に到達するように
    制御することを特徴とする両面画像形成装置。
  2. 【請求項2】感光体の表面からトナー像を転写するため
    に、前記感光体の回転と同期をとって転写紙を送り出す
    レジストローラと、 白紙の転写紙を前記レジストローラへと搬送する給紙ロ
    ーラと、 片面に画像が形成された転写紙を、反転させ、前記レジ
    ストローラへと搬送する反転転送部と、を有し、 前記給紙ローラで搬送された白紙の転写紙を、前記レジ
    ストローラで前記感光体の回転と同期をとって送り出
    し、該白紙の転写紙の第1面に画像形成を行い、第1面
    の画像形成が終了した転写紙を反転転送部により反転さ
    せて搬送し、該転写紙を、前記レジストローラで前記感
    光体の回転と同期をとって送り出し、該転写紙の第2面
    に画像形成を行うことにより、転写紙の両面に画像を形
    成する両面画像形成装置において、 前記反転転送部に設けられ、前記反転転送部により搬送
    されている転写紙を検出するセンサと、 前記反転転送部により搬送される最後尾の転写紙が前記
    センサにより検出されると、カウントを開始するタイマ
    と、 該タイマによるカウント値が所定値に達したときに前記
    給紙ローラの駆動を開始する制御部と、を有し、 前記制御部は、前記センサにより検出された最後尾の転
    写紙が前記レジストローラを通過した後であって、両面
    画像形成装置の最終排出口から排出される前に、前記タ
    イマによるカウント値が所定値に達したことで前記給紙
    ローラにより搬送される白紙の転写紙が、前記レジスト
    ローラに到達するように制御するとともに、前記最終排
    出口で用紙ジャムが発生した場合には、通紙経路上にあ
    る転写紙を前記反転転送部にスタックさせるように制御
    することを特徴とする両面画像形成装置。
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