JP4266751B2 - シート処理装置 - Google Patents

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本発明は、例えば、複写機やプリンタ等の画像形成装置の装置本体に備えられて、装置本体から送られてくるシートに処理を施すシート処理装置、特に、複数の異なるシート処理装置から構成されるシート処理装置間のシート搬送制御に関する。
近年、電子写真複写機やレーザビームプリンタなどの画像形成装置のオプションとして、画像形成済みのシートを仕分けるフィニッシャなどのシート処理装置が開発されている。
そして、この種のシート処理装置は、シートに対して、ソート処理、綴じ処理、整合処理等の機能を備える基本シート処理装置と、ユーザーオプションにより装着されるオプションシート処理装置(例えばパンチ穿孔処理を行うパンチ処理装置)の2つのシート処理装置とから構成されるものが知られている。
基本シート処理装置であるシート束を綴じるシート処理装置は、処理トレイにシートを束状に積載して、綴じ手段であるステイプラを移動させて1箇所綴じ、又は複数箇所綴じ(通常は2箇所綴じ)を行うようになっている。綴じ動作を行っている間は、次のジョブのシートを処理トレイに積載することができない。このため、綴じ動作が行われるジョブ単位間のシート同士の間隔をあける必要がある。
しかし、シート同士の間隔をあけると、生産性(プロダクティビティ)が低下する。すなわち、単位時間当たりのシート装置枚数が少なくなる。このような生産性の低下を防止するシート処理装置として、シートを処理トレイに搬送する途中の搬送通路に、シートを溜めて待機させておくシート保持部(バッファ部)を設けてあるものがある。
このシート処理装置は、処理トレイに積載された複数枚のシートに処理を施している間、後続のシートをシート保持部に複数枚溜めておき、処理が終了した時点で、シート保持部に溜めてあったシートを処理トレイに積載して、その後の後続シートを処理トレイに所望の枚数になるまで供給するようになっている。
このようなシート保持部を設けたシート処理装置には、2種類ある。まず、1種類目として、処理トレイ上のシート束の処理が終了したとき、その処理トレイ上のシート束を排出してから、シート保持部に溜めてあったシートを処理トレイに排出する単独束排出方式のシート処理装置がある(例えば、特許文献1参照)。2種類目として、処理トレイ上のシート束の処理が終了したとき、その処理トレイ上のシート束を処理トレイから排出する動作と、シート保持部に溜めてあったシートを処理トレイに排出する動作とを同時にする同時束排出方式のシート処理装置がある(例えば、特許文献2参照)。
また、前述した基本シート処理装置にユーザーオプションにより装着されるパンチ穿孔処理を行うオプションシート処理装置は、搬送路上に設けられて搬送センサによりシート位置を検出し、検出位置から所定のタイミングで搬送されるシート横方向の端部位置を検出(横レジ検出)することでシート横端部からの穿孔位置が一定となるように穿孔ユニット位置を調整し、シート縦方向の穿孔位置は、前述した搬送センサのセンサの検出情報を基にシートを所定位置に減速停止させるように搬送ローラを制御することで正確な位置に穿孔処理を行うことを可能としている。このパンチ処理の減速停止時には、2つの搬送ローラにシートが挟持された状態となっているため、2つの搬送ローラを同期して減速停止動作するシート処理装置が知られている(例えば、特許文献3参照)。
特開平9−48545号公報 特開2003−81517号公報 特開2000−302323号公報
しかし、従来の基本シート処理装置と、基本シート処理装置の上流に装着されたオプションシート処理装置とから構成されるシート処理装置は、次の課題を有していた。
オプションシート処理装置が処理を行うためにシートを減速停止させるためには、オプションシート処理装置から搬送されるシートが基本シート処理装置の最上流部の搬送ローラに到着する前に、基本シート処理装置の最上流部の搬送ローラは、オプションシート処理装置の搬送ローラとの搬送速度同期が可能な状態になっていなければならないという制限があった。
そのため、従来の基本シート処理装置では配置された複数の搬送ローラを各ローラ毎に駆動源を持たせることで、オプションシート処理装置から受け渡し処理と、基本シート処理装置内に既に搬送されているシート搬送処理が独立に制御可能な構成となっているものが主流であった。
仮にコストの観点から基本シート処理装置の最上流部に配置された搬送ローラと下流部に配置された搬送ローラの駆動源を同一とした場合には、オプションシート処理装置からのシートが受け渡される前に、基本シート処理装置で搬送されているシートが駆動を同一とする下流部の搬送ローラを抜けていなければならない。そのため、基本シート処理装置の最上流部に配置された搬送ローラは、オプションシート処理装置から搬送されるシートとの速度同期が可能となるまでの時間が独立駆動とした場合より遅くなるため、短いシート間隔で搬送されるような場合には受け渡し処理時の速度同期が時間的に厳しくなるという問題があった。
また、各ローラ毎に駆動源を持たせる場合においても、オプションシート処理装置の搬送ローラと、基本シート処理装置の2つの搬送ローラが同一シートを挟持した状態で速度同期させながら減速停止させるため、異なるモータを同時に減速処理を開始しても、ソフト制御の遅延による減速開始タイミングの微妙な差による速度差、あるいはメカ的な要因(ベルト、ギアなどの駆動伝達差など)で発生する搬送ローラ間の減速開始タイミングの差により速度差が生じることで、ローラによるシートの引っ張り合いが生じ、パンチ穿孔処理のように位置精度が求められる装置において位置ずれといった悪影響を及ぼす可能性があった。
本発明は、安価な構成で2つのシート処理装置間のシート受け渡し時における搬送速度同期を可能とし、且つ、位置精度を求められるシート処理の位置精度を高めることを可能としたシート処理装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明のシート処理装置は、シートに対してシート処理を行う第1シート処理装置と、前記第1シート処理装置の下流に設けられた第2シート処理装置とを含むシート処理装置において、前記第1シート処理装置内でシートを搬送し、且つ搬送速度が可変の第1搬送手段と、前記第2シート処理装置内で回転体によりシートを搬送する第2搬送手段と、前記第2の搬送手段の搬送速度よりも遅い搬送速度で前記第1搬送手段により搬送されるシートに対して、前記第2搬送手段の搬送力を作用させないように、前記第2搬送手段の前記回転体を離間させる離間手段と、前記第1搬送手段と前記第2搬送手段を独立に制御することを可能とし、前記第2の搬送手段の搬送速度よりも遅い搬送速度で前記第1搬送手段により搬送されるシートが前記第2搬送手段に到達する前に、前記離間手段により第2搬送手段の前記回転体を離間させ、前記第1シート処理装置による処理を行った後、前記第1搬送手段によりシートが挟持されている間に、前記第1搬送手段の搬送速度を前記第2搬送手段の搬送速度と同一にさせた後、前記離間手段による離間を解除することで前記第1シート処理装置と前記第2シート処理装置間のシートの受け渡しを行う制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、短い搬送路の上流側と下流側でそれぞれ独立した搬送制御を行うことが可能になる。
以下、本発明の実施形態のシート処理装置と、このシート処理装置を有する画像形成装置の一例である複写機とを図に基づいて説明する。なお、画像形成装置には、複写機、ファクシミリ、プリンタ、及びこれらの複合機等があり、シート処理装置が装備される画像形成装置は、複写機に限定されるものではない。
なお、本実施の形態に記載されている構成部品の寸法、数値、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
本実施の形態の説明では、シート処理装置が独立の装置として、画像形成装置の装置本体に対して着脱自在に構成された、オプション的な装置である場合を例に説明する。ただし、本発明のシート処理装置は、画像形成装置に一体的に備えられる場合にも適用されることは言うまでもないが、以下に説明するシート処理装置の場合と、機能的に異なることは特にないので、その説明は省略する。
図1は、複写機にシート処理装置が装着された状態を示す模式的断面図である。なお、シート処理装置は、具体的には、例えばフィニッシャである。
(画像形成装置)
複写機100は、装置本体101とシート処理装置119とで構成されている。装置本体101の上部には、原稿給送装置102を装備してある。原稿Dは、ユーザによって原稿載置部103に載置されて給送部104により1枚ずつ順次分離してレジストローラ対105に供給される。続いて、原稿Dは、レジストローラ対105によって一旦停止され、ループを形成させられて斜行が矯正される。その後、原稿Dは、導入パス6を通り、読取位置107を通過することで、原稿表面に形成されている画像を読み取られる。読取位置107を通過した原稿Dは、排出パス108を通過して、排出トレイ109上に排出される。
また、原稿の表裏両面を読み取る場合には、まず、上記のようにして原稿Dが読取位置107を通過することで原稿の一方の面の画像が読み取られる。その後、原稿Dは、排出パス108を通り、反転ローラ対110によってスイッチバック搬送されて、表裏反転した状態で、再度レジストローラ対105に送られる。
そして、原稿Dは、一方の面の画像を読み取ったときと同様にして、レジストローラ対105で斜行が矯正されて、導入パス106を通って、読取位置107で他方の面の画像が読み取られる。そして、原稿Dは、排出パス108を通り、排出トレイ109へ排出される。
一方、読取位置107を通過する原稿の画像には、照明系111の光を照射される。原稿から反射した反射光は、ミラー112によって、光学素子113(CCDあるいは他の素子)に導かれて、画像データとして得られる。そして、この画像データに基づいたレーザ光を、画像形成手段である例えば感光体ドラム114に照射して潜像を形成する。なお、図示はしないが、上記ミラー112によって、反射光を直接感光体ドラム114に照射して潜像を形成するように構成することもできる。
感光体ドラム114に、形成された潜像は、さらに、図示しないトナー供給装置から供給されたトナーによってトナー像が形成される。カセット115には、紙あるいは、プラスチックフィルム等のシートである記録媒体が積載されている。シートは、記録信号に応じてカセット115から送り出されて、レジストローラ対150によって感光体ドラム114と転写器116との間への進入のタイミングをはかられてその間に進入する。そして、転写器116によって、感光体ドラム114上のトナー像がシートシートに転写される。トナー像が転写されたシートは定着器117を通過する間に定着器117の加熱加圧によって、トナー像を定着される。
記録媒体の両面に画像を形成する場合、定着装置117によって片面に画像が定着されたシートは、定着装置117の下流側に設けた両面パス118を通って、再度、感光体ドラム114と転写器116との間に送り込まれて、裏面にも、トナー像が転写される。そして、定着装置117でトナー像が定着されて外部(フィニッシャ119側)に排出される。
図2は、複写機全体の制御ブロック図である。複写機100全体は、CPU201によって制御されるようになっている。CPU201内には、各部のシーケンス、すなわち制御手順を記憶してあるROM202と、必要に応じて一時的に種々の情報が記憶されるROM203が設けられている。原稿給送装置制御部204は、原稿給送装置102の原稿送り動作を制御するようになっている。イメージリーダ制御部205は、照明系108等を制御して、原稿の読み取りを制御するようになっている。画像信号制御206は、イメージリーダ制御部205の読み取り情報、或いは、外部のコンピュータ207から送られてくる画像情報を外部I/F208を介して受信し、その情報を処理して、プリンタ制御部209に処理信号を送るようになっている。プリンタ制御部209は、画像信号制御部206からの画像処理信号に基づいて感光ドラム104等を制御して、シートに画像が形成できるようにする。
操作部210は、複写機をユーザが使用するときのシートサイズ情報や、シートに対してどのような処理を施すか、例えばステイプル処理をする情報等を入力できるようになっているとともに、複写機の装置本体101やシート処理装置であるフィニッシャ119の動作状態等の情報を表示できるようになっている。フィニッシャ制御部211は、シート処理装置であるフィニッシャ119内の動作を制御するようになっている。FAX制御部212は、複写機をファックスとして使用できるように、複写機を制御するようになっており、他のファックスと信号の授受を行えるようにしている。
(シート処理装置)
図3は、シート処理装置の縦断面図である。図4は、各駆動系を示した縦断面図である。図5は、シート処理装置の制御ブロック図である。
シート処理装置119は、基本シート処理装置であるスタック処理装置400と、オプション装置であるパンチ穿孔処理を行うパンチ処理装置300から構成されている。
本実施の形態の説明では、スタック処理装置とパンチ処理装置が独立の装置として説明するが、本発明のシート処理装置は、スタック処理装置とパンチ処理装置とが一体的に備えられる場合にも適用されることは言うまでもない。また、2つの装置構成はスタック処理装置とパンチ処理装置のみ限定されるものではない。
スタック処理装置400は、シートを搬送するためにローラ対で構成された入り口搬送ローラ121、排紙搬送ローラ126、束出しローラ127を備え、搬送路上にはシート位置を検出するための入り口パスセンサS1、排紙パスセンサS2が設けられている。また、入り口搬送ローラ121と排紙搬送ローラ126は、入り口搬送モータM2(図4参照)を駆動源としており、ローラ離間ソレノイドSL1,SL2によりローラ対を離間することが可能となっている。
また、束出しローラ127は、束出しモータM3を駆動源としており、揺動ユニット137により上下に大きく開閉することが可能となっている、揺動ユニット137は開閉位置を制御することでローラが自重で挟持している自重状態、ローラが強く挟持したニップ状態、ローラが完全に離間した離間状態の3つの状態を作ることが可能となっている。
処理トレイ129への1枚目の積載時には、束出しローラ127は自重状態で動作し、シート後端が排紙搬送ローラ126を抜けた後、所定の位置で減速停止した後、シート搬送方向と逆方向に回転させる戻し動作を行うことで処理トレイ129に積載を行う。束出しローラ127は、所定の戻し量分だけ搬送した後、次シートを受け取るために離間状態にする。
2枚目以降の積載時には束出しローラ127は離間した状態となっており、シート後端が排紙搬送ローラ126を抜けた後、所定の位置に束出しローラ127を自重状態で着地させた後、シート搬送方向と逆方向に回転させる戻し動作を行うことで処理トレイ129へ積載を行い、1枚目と同様に束出しローラ127は、所定の戻し量分だけ搬送した後、次シートを受け取るために離間状態となる。
処理トレイ129に積載されたシートは、整合ユニット144により整合処理が行われ、ある所定枚数のシート束になった時点で、ステイプルユニット132により綴じられる。なお、ステイプルユニット132は、図正面から手前奥方向にクリンチユニット166をスライドする構成となっており、シート束の綴じ位置(手前、奥、2箇所)を変更することが可能となっている。
積載されたシート束が綴じ処理が行われシート束として完成されたら、束出しローラ127は揺動ユニット137によりニップ状態となり、シート束を後端部から押し出す機構である後端アシストユニット134と、束出しローラ127とが同期して排出動作を行うことでシート束をスタックトレイ128へ排出する。
本実施形態のスタック処理装置400は、シートを真っ直ぐな状態で複数枚重ねて溜める(バッファする)バッファユニット140を備えている。
このバッファユニット140は、シートを真っ直ぐな状態で複数枚重ねて溜めるようになっているので、従来の、例えば大径バッファローラを有している機構と異なって、扁平にすることができて、シート処理装置を小形化、軽量化することができる。さらに、シートを真っ直ぐな状態で溜めることができるので、大径バッファローラの場合と異なって、シートを丸めることがないので、シートを取り扱いやすく、その分、シート処理装置としてのシートの処理時間を短縮することができる。
パンチ処理装置300は、シートを搬送するためにローラ対で構成されたパンチ搬送ローラ320を備え、搬送路上にはシート位置を検出するためのパンチパスセンサS3が設けられている。
パンチ処理を行うパンチユニット310は、シート搬送方向に対して直交方向に動作するパンチ横レジユニット311に配置されており、パンチ横レジユニット311に設置されたパンチ横レジセンサS4(図示せず)が、シートの横端部の検出動作を行うことで、シート横端部から一定位置にパンチ処理が行えるようになっている。
搬送方向に対するパンチ位置は、搬送されたシートはパンチ搬送ローラ320により、パンチパスセンサS3のシート後端検知をトリガにして所定のタイミングで減速停止することでシート後端位置から一定位置にパンチ処理が行えるようになっている。なお、パンチパスセンサS3、パンチ横レジセンサS4は位置精度を高めるためフラグを用いた方式ではなく光学透過型センサを採用している。
また、パンチ処理が行われた時に発生するパンチ屑はパンチ屑箱312へ格納されるようになっている。
図4に示す、束下クラッチは、後述する下ローラ127bと戻しローラ130とが共通の束出しモータM3によって、回転するので、下ローラ127bと戻しローラ130とで、シート或いはシート束を搬送しているとき、スリップが生じたり、両方のローラにシート搬送速度差が生じたりしたとき、シート或いはシート束にしわを生じさせたり、破損したりするおそれがあるので、速度差を吸収するために設けてある。
シート処理装置119は、図5に示されるフィニッシャ制御部211によって制御されるようになっている。フィニッシャ制御部211のCPU221内には、複写機の装置本体のCPU回路200からの指示に基づいて動作するシート処理装置119の制御順序(シーケンス)等を記憶してあるROM222と、シート処理装置119を制御するのにその都度必要な情報が記憶されるRAM223等を設けてある。また、フィニッシャ制御部211には、後述する紙面検知レバー133の動作に基づいて作動する紙面検知センサ224を接続してある。CPU221は、紙面検知センサ224のシート検知信号に基づいて、スタックトレイ128を昇降制御するようになっている。フィニッシャ制御部211は、入り口搬送ローラ対121、バッファローラ124、および排紙搬送ローラ対を回転させる入り口搬送モータM2と、束出しローラ対127及び戻しローラ130を回転させる束出しモータM3と、束出しモータM3の回転を下ローラ127bに伝えたり、断ったりしたりする束下クラッチ等を上記シーケンスに基づいて、作動制御するようになっている。
なお、図2のCPU回路部200とフィニッシャ制御部211は、一体であってもよい。また、本実施例ではスタック処理装置400とパンチ処理装置300はフィニッシャ制御部211により制御される構成をとっているが、それぞれの装置を別CPUにて制御する構成であってもかまわない。
次に、スタック処理装置400とパンチ処理装置300から構成されるシート処理装置119間のシート受け渡し時のシート搬送制御について、処理トレイ129を経由せずにパンチ処理を行う場合のノンソートモード時を例に、図6〜図16と、図16のフローチャートを用いて説明する。
図6において、複写機100(図1参照)が複写動作を開始してから(S101)、1枚目のシートがパンチ処理装置300の入り口へ到達する所定のタイミングでフィニッシャ制御部211を介して通知される排紙通知をトリガーにして(S102)、パンチ搬送モータM1を、複写機100とパンチ処理装置300との受け渡し速度300mm/秒へ立ち上げると同時に、入り口ローラ離間ソレノイドSL3をオンすることにより入り口搬送ローラ121の離間を行う(S103)。
図7において、1枚目シート先端がパンチ処理装置300へ到達したことをパンチパスセンサS3により検知したら(S104)、入り口搬送モータM2及び束出し搬送モータM3を、スタック処理装置400とパンチ処理装置300との受け渡し速度である600mm/秒へ立ち上げる(S105)。
図8において、パンチパスセンサS3の1枚目シート後端検知をトリガにして(S106)、パンチ処理を行うためにパンチ搬送モータM1を300mm/秒から0mm/秒への減速停止動作を開始する(S107)。
図9において、パンチ搬送モータM1の減速停止動作完了、すなわちシートが停止したら(S108)、1枚目シートのパンチ処理を行い、その後、パンチ搬送モータM1を、スタック処理装置400とパンチ処理装置300との受け渡し速度である600mm/秒へ立ち上げる(S109)。
図10において、パンチ搬送モータM1の600mm/秒の立ち上がり完了に応じて、入り口搬送ローラ121の離間を解除する、すなわち入り口搬送ローラ121をニップ状態にすることで、入り口搬送ローラ121がシート搬送状態になり、スタック処理装置400とパンチ処理装置300と受け渡しを行う(S110)。
図11において、1枚目シート先端が排紙搬送ローラ126へ到達したことを排紙パスセンサS2により検知したことに応じて(S114)、入り口搬送ローラ121の離間を行う(S115)。
図12において、図8の1枚目処理と同様に、パンチパスセンサS3の2枚目シート後端検知をトリガにして(S106)、パンチ処理を行うためにパンチ搬送モータM1を300mm/秒から0mm/秒への減速停止動作を開始する(S107)。
図13において、図9の1枚目処理と同様に、パンチ搬送モータM1の減速停止動作を完了し(S108)、2枚目シートにパンチ処理を行った後、パンチ搬送モータM1を、スタック処理装置400とパンチ処理装置300との受け渡し速度である600mm/秒へ立ち上げる(S109)。
図14において、図10の1枚目処理と同様に、パンチ搬送モータM1の600mm/秒の立ち上がりで、入り口搬送ローラ121の離間を解除することで、スタック処理装置400とパンチ処理装置300と受け渡しを行う(S110)。
3枚目シート以降も、最終シート処理が完了するまで(S112)、同様な処理を繰り返すことで、ノンソートモード時のパンチ処理を行う。
最終シート処理が完了したら入り口搬送ローラ121の離間を解除し、各搬送モータ停止、その他の負荷の停止処理を行いジョブ待機状態へ戻る(S101)。
図17は、ノンソートモード時のパンチ処理時のパンチ搬送モータM1、入り口搬送モータM2、入り口搬送ローラ離間ソレノイドSL3の動作を示す図である。
この図から、入り口搬送ローラ離間ソレノイドSL3を離間することで、シートが入り口搬送モータM2を駆動源とする排紙搬送ローラ126を抜けるまえに、次シートが入り口搬送ローラ121へ到達していても、入り口搬送モータM2はパンチ搬送モータM1と独立に制御することが可能となっており、パンチ搬送モータM1と入り口搬送モータM2の速度同期を行うタイミングを遅らせることが可能となっている。
また、パンチ処理時に入り口ローラ121が離間されていることで、パンチ搬送モータM1のみでシートを制御することが可能となり、ローラ間のシートの引っ張り合いが発生しないため、精度良くパンチ処理を行うことが出来る。
以上のように、本実施形態では、スタック処理装置400の入り口搬送ローラ121及び排紙搬送ローラ126のそれぞれに駆動源を持たせずに、スタック処理装置400の入り口搬送ローラ121に離間機構をもたせている。そして、入り口搬送ローラ121の下流部の排紙搬送ローラ126と入り口搬送ローラ121の駆動源を共用している。この構成において、シートの後端がパンチ搬送ローラ320を抜ける前に入り口搬送ローラ離間ソレノイドSL3により離間されている入り口搬送ローラ121の離間を解除し、シートの先端が排紙搬送ローラ126に到達した後に入り口搬送ローラ離間ソレノイドSL3により入り口搬送ローラ121を離間させている。
スタック処理装置400の入り口搬送ローラ121及び排紙搬送ローラ126のそれぞれに駆動源を持たせずに、スタック処理装置400の入り口搬送ローラ121に離間機構をもたせることで、入り口搬送ローラ121にシート先端が到達していても、パンチ搬送ローラ320の駆動源と入り口搬送ローラ121の駆動源を独立に制御することが可能になる。そのため、入り口搬送ローラ121の下流部の排紙搬送ローラ126と入り口搬送ローラ121の駆動源を共用することが可能となり、コンパクトかつ安価な構成で2つのシート処理装置間のシート受け渡しが可能なシート処理装置を提供することが可能となる。
更には、パンチ搬送ローラ320にのみシートが挟持された状態で、パンチ搬送ローラ320でパンチ処理が行われるため、位置精度を求められるパンチ処理等のシート処理に好適なシート処理装置を提供することが可能となる。
本発明の実施形態のシート処理装置を装置本体に備えた画像形成装置である複写機の正面概略断面図である。 図1の複写機の制御ブロック図である。 シート処理装置の正面概略断面図である。 シート処理装置の各駆動系を示した正面概略断面図である。 シート処理装置の制御ブロック図である。 ノンソートモードでパンチ処理を行う場合のシート処理装置の動作を説明する図である。 ノンソートモードでパンチ処理を行う場合のシート処理装置の動作を説明する図である。 ノンソートモードでパンチ処理を行う場合のシート処理装置の動作を説明する図である。 ノンソートモードでパンチ処理を行う場合のシート処理装置の動作を説明する図である。 ノンソートモードでパンチ処理を行う場合のシート処理装置の動作を説明する図である。 ノンソートモードでパンチ処理を行う場合のシート処理装置の動作を説明する図である。 ノンソートモードでパンチ処理を行う場合のシート処理装置の動作を説明する図である。 ノンソートモードでパンチ処理を行う場合のシート処理装置の動作を説明する図である。 ノンソートモードでパンチ処理を行う場合のシート処理装置の動作を説明する図である。 ノンソートモードでパンチ処理を行う場合のシート処理装置の動作を説明する図である。 ノンソートモードでパンチ処理を行う場合の制御フローチャートである。 ノンソートモードでパンチ処理を行う場合の、パンチ搬送モータM1、入り口搬送モータM2、ローラ離間ソレノイドSL3の動作を示す図である。
符号の説明
S1 入り口パスセンサ
S2 排紙パスセンサ
S3 パンチパスセンサ
M1 パンチ搬送モータ
M2 入り口搬送モータ
M3 束出しモータ
100 複写機
101 装置本体
119 シート処理装置
121 入り口搬送ローラ対
124 バッファローラ
126 排紙搬送ローラ対
127 束出しローラ対
128 スタックトレイ
129 処理トレイ
130 戻しローラ
132 ステイプラユニット
134 後端アシスト
300 パンチ処理装置
310 パンチユニット
320 パンチ搬送ローラ対
400 スタック処理装置

Claims (4)

  1. シートに対してシート処理を行う第1シート処理装置と、前記第1シート処理装置の下流に設けられた第2シート処理装置とを含むシート処理装置において、
    前記第1シート処理装置内でシートを搬送し、且つ搬送速度が可変の第1搬送手段と、
    前記第2シート処理装置内で回転体によりシートを搬送する第2搬送手段と、
    前記第2の搬送手段の搬送速度よりも遅い搬送速度で前記第1搬送手段により搬送されるシートに対して、前記第2搬送手段の搬送力を作用させないように、前記第2搬送手段の前記回転体を離間させる離間手段と、
    前記第1搬送手段と前記第2搬送手段を独立に制御することを可能とし、前記第2の搬送手段の搬送速度よりも遅い搬送速度で前記第1搬送手段により搬送されるシートが前記第2搬送手段に到達する前に、前記離間手段により第2搬送手段の前記回転体を離間させ、前記第1シート処理装置による処理を行った後、前記第1搬送手段によりシートが挟持されている間に、前記第1搬送手段の搬送速度を前記第2搬送手段の搬送速度と同一にさせた後、前記離間手段による離間を解除することで前記第1シート処理装置と前記第2シート処理装置間のシートの受け渡しを行う制御手段と、
    を有することを特徴とするシート処理装置。
  2. 前記第1シート処理装置のシート処理は、シートの一端停止を伴うシート処理であることを特徴とする請求項1記載のシート処理装置。
  3. 前記第1シート処理装置はシート毎に行うパンチ処理を行うことを特徴とする請求項2記載のシート処理装置。
  4. 前記第2搬送手段の回転体を離間させる離間手段と、
    前記第2搬送手段の下流に設けられ、前記第2の搬送手段と同一の駆動源により駆動される第3搬送手段と、
    を有し、前記制御手段は、シートの後端が前記第1搬送手段を抜ける前に前記離間手段による前記第2搬送手段の回転体の離間を解除し、シートの先端が前記第3搬送手段に到達した後に前記離間手段により前記第2搬送手段の回転体を離間させることを特徴とする請求項1記載のシート処理装置。
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