JP4847422B2 - 後処理装置及び画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、後処理装置及び画像形成装置に関し、特に、排紙トレイを左右にシフトして複数部数の記録媒体を仕分けする仕分け動作に好適に用いられる技術に関するものである。
従来、後処理装置における記録媒体の揃えは、排紙トレイ上に排出された記録媒体を排出方向に対して、直行する方向からその両端部を押すような方法で記録媒体を揃える一対のガイド部材を有した機構が多い。そして、例えば、10ページの原稿5部を複写する場合には、複写され排出された1部目の記録媒体10枚に対して、一対のガイド部材で両端部から抑えるような方法で揃えた後、この1部目の記録媒体と次の2部目の記録媒体が混在しないように、排紙トレイを排出方向に対して、直行する方向へシフトした状態にて記録媒体を受け入れることで、1部目と2部目の仕分け(n部目の記録媒体とn+1部目の記録媒体の仕分け)を行っている。
しかしながら、この排紙トレイの直行する方向へのシフトの際、排紙トレイ上に揃えられた記録媒体は、排紙トレイのシフト方向に対して固定や止めがないことから、排紙トレイの移動による振動や排紙トレイの停止時による慣性で、排紙トレイ上に揃えられた記録媒体に、ばらけが発生する。また、後処理装置の使用終了後、排紙トレイ上に記録媒体が放置されてしまった場合、例えば、その周囲に吹き付ける室内エアコンからの風や、人が急ぎ足などで通過したことで発生する風により、仕分けされた記録媒体のばらけや、排紙トレイからの落下、及び、これらによる記録媒体の紛失となりかねない。さらに、記録媒体が比較的薄い場合には軽いため、風によるばらけも大きくなり、また、揃える枚数が多いと、排紙トレイのシフトによるばらけも大きくなる。
ところで、特許文献1では、揃え部材を用紙整合の必要最小限の動作量として無駄な動きをなくし、揃え時間の短縮化を図り、生産性の向上と揃え精度の向上を図ったシート整合装置が開示されている。当該シート整合装置では、画像形成装置側からの用紙サイズを確認し、さらにシフトの種類(前シフトあるいは後シフト)をチェックしたうえで、これらに基づいて揃え部材の受入待機位置を変更し、用紙整合における揃え部材の動作量を必要最小限としている。
特開2006−137530号公報
特許文献1で開示されたシート整合装置は、確かに用紙整合における揃え部材の動作量を必要最小限にするものではあるが、上述したような問題、つまり、揃えられ、及び、仕分けされた用紙のずれやばらけへの対応としては不十分である。用紙のずれやばらけは、排紙トレイのシフト時の振動、シフト開始時、シフト停止時などに発生することが比較的多いものの、シート整合装置での用紙を揃えるタイミングは少なく、これら3動作時点における揃え精度の向上がなされているとはいえない。
そこで、本発明は、排紙トレイのシフトによる記録媒体のばらけや排紙トレイ上に放置した記録媒体の落下、またこれらによるに記録媒体の紛失を未然に防止するとともに、ユーザによる処理終了後の仕分けのやり直しを回避するユーザビリティの高い後処理装置を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明は、画像形成された後若しくは画像形成され後処理が行われた後に排出された記録媒体を載置する排紙トレイと、排紙トレイに排出される記録媒体が排出方向と直交する方向に揃うように記録媒体をガイドするガイド部材と、排紙トレイ及びガイド部材を移動させる駆動手段と、を備え、駆動手段により排紙トレイを直交する方向に移動させ、排出される複数部数の記録媒体について仕分け動作を行う後処理装置であって、仕分け動作の際に、ガイド部材は、排紙トレイ上の記録媒体を揃えた状態で、排紙トレイの移動方向と同じ方向へ排紙トレイとともに移動することを特徴とする。
また、本発明は、上記の後処理装置において、ガイド部材は、仕分け動作における移動の後、排紙トレイに排出される記録媒体をガイドする位置へ移動することを特徴とするものであってもよい。
また、本発明は、上記の後処理装置において、排紙トレイは、排紙トレイ上に載置された記録媒体の高さの分だけ下方向へ移動して後続して排出される記録媒体を積載し、ガイド部材は、排紙トレイに連動して下方向へ移動せず所定位置で、排紙トレイに排出される記録媒体をガイドすることを特徴とするものであってもよい。
また、本発明は、上記の後処理装置において、ガイド部材は、排紙トレイに排出される記録媒体を直交する方向から挟み込むようにガイドする一対の部材であり、仕分け動作における移動の際に、少なくとも1以上の部材が、排紙トレイに載置された記録媒体上に位置し、記録媒体を抑えていることを特徴とするものであってもよい。
また、本発明は、上記の後処理装置において、ガイド部材は、仕分け動作が終了した後、排紙トレイに載置された記録媒体上に移動し、排紙トレイ上の記録媒体が取り除かれるまで記録媒体を抑えていることを特徴とするものであってもよい。
他の態様として、本発明は、上述した後処理装置を搭載したことを特徴とする画像形成装置である。
本発明によれば、排紙トレイのシフトによる記録媒体のばらけや排紙トレイ上に放置した記録媒体の落下、またこれらによるに記録媒体の紛失を未然に防止するとともに、ユーザによる処理終了後の仕分けのやり直しを回避するユーザビリティの高い後処理装置が提供される。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。
[実施形態1]
図1は、本発明の第1の実施形態である後処理装置の概略構成を示す図である。本実施形態の後処理装置は、用紙整合機能を備えており、画像形成装置に連結されている。後処理装置の用紙の綴じ、パンチ、シフト、整合の有無は画像形成装置から任意に選択することができ、各後処理を行うか否かにより搬送経路が切り替わるようになっている。図1に基づいて、本実施形態に係る整合方法についての動作をストレートモードで排紙する場合を例に以下、動作とともに説明する。なお、この実施形態ではシート状の記録媒体を用紙と称している。
後処理装置200には、入口搬送路250、シフト搬送路251、下搬送路252、及び上搬送路210が設けられている。入口搬送路250には、パンチユニット502、第1分岐爪211と第2分岐爪221が設けられ、第1分岐爪211は、入口搬送路250から上搬送路210への分岐に、第2分岐爪は下搬送路252への分岐時に初期位置(用紙が入口搬送路250からシフト搬送路251を通る爪位置)からそれぞれ時計方向及び反時計方向に回動し、搬送路を切り換える。上搬送路210はプルーフトレイ(上トレイ)214に用紙を排出するためのもので、画像形成装置100側から搬送されてきた用紙をそのまま排紙する。そのため、この上搬送路210には、搬送コロ212と排紙コロ213が設けられ、分岐爪211により上搬送路210側に導かれた用紙をそのまま搬送し、プルーフトレイ214に排紙する。
下搬送路252は、用紙に対して綴じ処理を行う場合に導かれる経路であり、経路の最下流側にスティプルトレイ260、端面綴じステープル261、折りローラ262、折りプレート263を備えている。入口搬送路250から第2分岐爪221によって下搬送路252に導かれた用紙は、搬送コロ242及び243によって、トレイ放出コロ244まで搬送され、トレイ放出コロ244からスティプルトレイ260上に放出される。放出された用紙は、叩きコロ245によりスティプルトレイ260の下端に設けられた後端フェンス264に戻され、用紙後端の揃えが行われる。さらに、ジョガーフェンス265によって用紙の用紙搬送方向と平行な両側面が揃えられる。そして、綴じが行われる場合には端面綴じステープル261で用紙端面が綴じられる。綴じられた用紙束は、図示しない放出ベルトに取り付けられた放出爪により押し上げられ、排紙コロ223によって排紙トレイ208に排紙される。
また、折り処理を行う場合には、放出爪により綴じられない用紙あるいは綴じられた用紙を、用紙または用紙束の中央が折りプレート263の先端と対向する位置まで押し上げ、その位置で停止させる。そして、折りプレート263を用紙側に進出させ、折りローラ262対のニップに用紙を押し込む。用紙は、折りローラ262対のニップで折り込まれ、排紙トレイ208に排紙される。その際、排紙トレイ208は、図示しない駆動機構により、折りローラ262対のニップよりも下方に位置するように移動する。
シフト搬送路251は、入口搬送路250の延長上に続いて形成され、第1分岐爪211が図1の位置、第2分岐爪221が図1の位置から時計方向に回動し、シフト搬送路251が開放されたときに用紙はこのシフト搬送路251に導かれる。すなわち、画像形成装置100の排紙コロ101から排出された用紙は、後処理装置200の入口ガイド板201を通り、搬送コロ202によって後処理装置200に搬入される。用紙は、搬送コロ203、シフトコロ222を通り、排紙コロ223により外部の排紙トレイ208上に排紙される。
排紙トレイ208に排紙された用紙の揃えは、整合装置300により行われる。整合装置300は、排紙コロ223から排出される用紙が排出方向と直交する方向に揃うように用紙両端からガイドする一対のガイド部材を備える。図3(a)に示すように、排出方向Aに対する揃えは、図1で示した戻しコロ207の戻し動作にて行われ、排紙方向Aと直交する方向Bの揃えは、一対のガイド部材310及び311を用いて、図2に示す方向Cに用紙端部を抑えるような形で、それぞれ左右へ動作することで揃えられる。
また、排出された用紙の仕分けは、必要に応じて以下のように行われる。上記の方法にてn部目の所定枚数の用紙揃えを行った後、n+1部目の所定枚数の用紙がn部目の用紙と混在しないようにするため、図3(a)に示す方向Dへ排紙トレイ208を不図示の駆動機構によりシフトさせ停止させる。そして、この停止位置でn+1部目の所定枚数の用紙を排紙トレイ208上に排紙させ、上記の方法により用紙揃えを行うと、排紙トレイ208上の用紙は、図3(b)に示すに、n部目の所定枚数の用紙とn+1部目の所定枚数の用紙とが各部ごとにずらした形で仕分けされた状態で積載される。
さらに、n+1部目の所定枚数の用紙揃えを行った後、n+2部目の用紙を排紙トレイ上に積載するために、n+1部目の用紙を排出する前にシフトした方向Dと逆方向である方向Fへ排紙トレイ208をシフトさせ停止させる。そして、この停止位置で、同様にn+2部目の所定枚数の用紙を揃えることで、図3(c)に示すに、n部目とn+1部目とn+2部目の所定枚数の用紙を各部ごとにずらした形での仕分け状態で積載することができる。
以後、排紙トレイ208のシフト方向D、Fを交互に移動することで、ずらした形での仕分け状態で用紙各部を積載することができる。なお、排紙トレイ208に積載された用紙揃え済みの用紙の高さを検知しながら、排紙口312から排出される用紙が排紙トレイ208上に積載された用紙と衝突しないように、排紙トレイ208は、図3(d)に示す下方向Eへ図示しない駆動機構により移動する。
ここで、排紙トレイ208の方向Dや方向Fへのシフトの際に発生する振動や、シフト開始時あるいは停止時における慣性で、排紙トレイ208上に揃えられた用紙のばらけが発生する恐れがある。これを防止するために、排紙トレイ208のシフトの際には、一対のガイド部材310及び311は、図3(a)から図3(c)に示すように、上位部の用紙の左右端部を揃えた状態を保ちながら抑えるようにして、排紙トレイ208とともに同じ方向へシフトする。排紙トレイ208及びガイド部材310、311を駆動させる駆動機構は、共通としてもよいし、それぞれ別々に駆動機構を設けてもよい。いずれにせよ、ガイド部材310及び311は、排紙トレイ208のシフトに連動して、同じ方向に同時に移動する。なお、ガイド部材310及び311が排紙トレイ208と連動して同じ方向にシフトするのは、方向D及び方向Fのみであり、下方向Eへは連動してシフトしない。これは、ガイド部材310及び311が排紙口312からの用紙をガイドして揃えた状態で排紙トレイ208に積載させるためである。
排紙トレイ208とともに行われるシフトの終了後、一対のガイド部材310及び311は、図3(d)に示すように、排紙トレイ208上の用紙に接触しないようにして方向Fへ持ち上がり、次部目の用紙を揃えるため、もとの位置(排紙口312からの用紙をガイドする位置(排紙トレイ208とともにシフトする前の位置))へ戻り、持ち上げを下げる。
排出された用紙のばらけを防止するため、排紙トレイ208とともに用紙を抑えながら移動する一対のガイド部材310及び311は、例えば図4(a)に示すように、揃えた上位の用紙束の左右端部を抑え、一方のガイド部材310が挟み込んでいる用紙束の下に位置する用紙束を上から抑えつける形態で構成される。また、ガイド部材は、図4(b)に示すに、揃えた用紙の上から双方のガイド部材310及び311の自重で抑える形態で構成してもよい。また、図4(c)や図4(d)に示すように、一対のガイド部材のうち一方を用紙端部に、もう一方を用紙の上からガイド部材の自重で抑える形態で構成してもよい。
そして、後処理装置において後処理や用紙整合処理が行われ装置の使用が終了した後、排紙トレイ208に排紙され揃えられて仕分けされた用紙が放置されていることがある。この場合、その周囲に吹き付ける室内エアコンの風や人が急ぎ足などで通過したことで発生する風により、揃えられ仕分けされた用紙のばらけや、上位の用紙が落下してしまうことがある。さらに、落下した用紙は、第三者がゴミと思い込み廃棄したり、落下を知らない使用者は、それを知らずに排紙トレイ上の用紙のみ持ち去ってしまったりすることがある。
そこで、このような事態を防止するため、排紙トレイ208上の用紙有無を検出し、装置の使用後には、排紙トレイ208上の用紙が持ち去られるまで(トレイ上に用紙がなくなるまで)、一対のガイド部材310及び311は、例えば図4(b)に示すように、用紙上に配置され、その自重で用紙を抑える。
なお、一対のガイド部材310及び311は、図3(d)に示す方向Fに駆動機構を用いて自動に持ち上がるものの、その自重のみで用紙を抑えているだけで、外部からの微力で簡単に方向Fへ持ち上がるようにもなっているので、排紙トレイ208から用紙を取り除く際、手動にて、抑え部材を上げ下げする必要はなく、また、用紙を傷つけたり、破れが発生したりすることもはない。
[実施形態2]
図5は、本発明の第2の実施形態である画像形成装置の概略構成を示す図である。本実施形態の画像形成装置は、実施形態1の後処理装置を搭載した装置で、電子写真方法の作像プロセスでトナーの記録画像を形成する複写機である。画像形成装置としては、これに限られず、プリンタやファクシミリ、またコピー機能、プリント機能、ファクシミリ機能を備えた複合機でもよく、インクジェットプリンタでもよい。
画像形成装置90は、ADF(Auto Document Feeder)1と、原稿台2と、給紙ローラ3と、給送ベルト4と、配送ローラ5と、コンタクトガラス6と、原稿セット検知部7と、第1トレイ8と、第2トレイ9と、第3トレイ10と、第1給紙ユニット11と、第2給紙ユニット12と、第3給紙ユニット13と、縦搬送ユニット14と、感光体15と、搬送ベルト16と、定着ユニット17と、排紙ユニット18と、現像ユニット27と、露光ランプ51、第1ミラー52、レンズ53、CCD(Coupled Charge Device)イメージセンサ54、第2ミラー55、第3ミラー56から構成される読み取りユニット50と、レーザ出力ユニット58、結像レンズ59、ミラー60から構成される書き込みユニット57と、後処理装置80と、から構成される。
次に、本実施形態の画像形成装置における画像形成処理動作について説明する。
ADF1の具備する原稿台2上に原稿の画像面を上にして置かれた原稿束は、操作部上のスタートキーが押下されることで、一番上の原稿から給送ローラ3と、給送ベルト4とにより、コンタクトガラス6上の所定の位置に給送される。
コンタクトガラス6上の所定の位置に給送された原稿は、読み取りユニット50により読み取られ、読み取りが終了した原稿は、給送ベルト4、排送ローラ5を介して排出される。さらに、原稿台2に次の原稿があることを原稿セット検知部7が検知した場合には、上述した処理動作と同様に、コンタクトガラス6上に給送される。なお、給送ローラ3、給送ベルト4、排送ローラ5は、搬送モータによって駆動される。
第1トレイ8、第2トレイ9、第3トレイ10に積載された用紙は、各々第1給紙装置11、第2給紙装置12、第3給紙装置13により給紙され、縦搬送ユニット14により感光体15に当接する位置まで搬送される。
読み取りユニット50にて読み込まれた画像データは、書き込みユニット57からのレーザによって感光体15上に書き込まれ、感光体15上に静電潜像が形成される。そして、静電潜像が現像ユニット27を通過することで現像され、感光体15上にトナー像が形成される。
縦搬送ユニット14より搬送された用紙は、感光体15の回転速度と等速の搬送ベルト16により搬送され、この際に、感光体15上に形成されたトナー像が用紙上に転写される。定着ユニット17に搬送される。
トナー像の転写された用紙は、定着ユニット17に搬送される。定着ユニット17において、用紙上に転写されたトナー像が熱定着される。
なお、感光体15と、搬送ベルト16と、定着ユニット17と、排紙ユニット18と、現像ユニット27とは、図示しないメインモータによって駆動される。また、各給紙装置11〜13は、該メインモータの駆動を不図示の給紙クラッチが伝達することで駆動される。また、縦搬送ユニット14は、メインモータの駆動を不図示の中間クラッチが伝達することで駆動される。
排紙ユニット18は、後処理装置80に用紙を排出する。後処理装置80は、実施形態1の後処理装置200と同様の構成であり、ステープル処理、パンチ処理等の後処理機能と、排出された用紙を揃えて仕分けする用紙整合機能を有する。詳細な説明は、実施形態1において述べたとおりであるため、省略する。
なお、上述する実施形態は、本発明の好適な実施形態であり、上記実施形態のみに本発明の範囲を限定するものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更を施した形態での実施が可能である。
上述した実施形態によれば、排紙トレイの移動による振動や、移動開始時や停止時による慣性で、排紙トレイ上に揃えられた用紙のばらけを防止するため、ガイド部材で用紙を抑えながら、排紙トレイとともに移動していることから、移動や停止に伴う用紙のばらけがなくなり、また、用紙のばらけのない仕分けが可能となり、ユーザビリティの向上が図れる。
また、上述した実施形態によれば、ガイド部材で、移動する際の排紙トレイ上の用紙を最小限の方法で確実に固定し抑えているため、排紙トレイの移動による振動や、移動開始時や停止時による慣性で、揃えた用紙のばらけがなく、また、用紙のばらけのない仕分けが可能となり、ユーザビリティが向上するとともに、移動時に固定する新たな部材を必要とせず、コストが発生しない。
また、上述した実施形態によれば、後処理装置の使用終了後、排紙トレイ上の用紙が取り除かれるまで、ガイド部材がその用紙上に位置し、用紙をガイド部材の自重で抑えているため、排紙トレイ上に載置された用紙(揃えられ仕分けされた用紙)は、例えば、その周囲に吹き付ける室内エアコンからの風や、人が急ぎ足などで通過したことで発生する風により、仕分けされた用紙のばらけや上位の用紙が落下してしまうことを防止し、用紙の紛失が回避されることから、ユーザが再度用紙の仕分け処理を行う必要がなくなる。
本発明の実施形態に係る後処理装置の概略構成を示した図である。 本発明の実施形態における用紙整合処理を説明するための図である。 本発明の実施形態における用紙整合処理を説明するための図である。 本発明の実施形態における用紙整合処理を説明するための図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示した図である。
符号の説明
80,200 後処理装置
90,100 画像形成装置
207 戻しコロ
208 排紙トレイ
310,311 ガイド部材
312 排紙口

Claims (6)

  1. 画像形成された後若しくは画像形成され後処理が行われた後に排出された記録媒体を載置する排紙トレイと、
    前記排紙トレイに排出される記録媒体が排出方向と直交する方向に揃うように該記録媒体をガイドするガイド部材と、
    前記排紙トレイ及び前記ガイド部材を移動させる駆動手段と、を備え、
    前記駆動手段により前記排紙トレイを前記直交する方向に移動させ、排出される複数部数の記録媒体について仕分け動作を行う後処理装置であって、
    前記仕分け動作の際に、前記ガイド部材は、前記排紙トレイ上の記録媒体を揃えた状態で、前記排紙トレイの移動方向と同じ方向へ前記排紙トレイとともに移動することを特徴とする後処理装置。
  2. 前記ガイド部材は、前記仕分け動作における移動の後、前記排紙トレイに排出される記録媒体をガイドする位置へ移動することを特徴とする請求項1に記載の後処理装置。
  3. 前記排紙トレイは、該排紙トレイ上に載置された記録媒体の高さの分だけ下方向へ移動して後続して排出される記録媒体を積載し、
    前記ガイド部材は、前記排紙トレイに連動して下方向へ移動せず所定位置で、前記排紙トレイに排出される記録媒体をガイドすることを特徴とする請求項1又は2に記載の後処理装置。
  4. 前記ガイド部材は、前記排紙トレイに排出される記録媒体を前記直交する方向から挟み込むようにガイドする一対の部材であり、前記仕分け動作における移動の際に、少なくとも1以上の部材が、前記排紙トレイに載置された記録媒体上に位置し、該記録媒体を抑えていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の後処理装置。
  5. 前記ガイド部材は、前記仕分け動作が終了した後、前記排紙トレイに載置された記録媒体上に移動し、前記排紙トレイ上の記録媒体が取り除かれるまで該記録媒体を抑えていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の後処理装置。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の後処理装置を搭載したことを特徴とする画像形成装置。
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