JP2012121711A - シート後処理装置及びこれを備える画像形成装置 - Google Patents

シート後処理装置及びこれを備える画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2012121711A
JP2012121711A JP2010275394A JP2010275394A JP2012121711A JP 2012121711 A JP2012121711 A JP 2012121711A JP 2010275394 A JP2010275394 A JP 2010275394A JP 2010275394 A JP2010275394 A JP 2010275394A JP 2012121711 A JP2012121711 A JP 2012121711A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
unit
binding
bundle
post
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2010275394A
Other languages
English (en)
Inventor
Takehiko Kodama
健彦 児玉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Finetech Nisca Inc
Original Assignee
Canon Finetech Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Finetech Inc filed Critical Canon Finetech Inc
Priority to JP2010275394A priority Critical patent/JP2012121711A/ja
Publication of JP2012121711A publication Critical patent/JP2012121711A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Abstract

【課題】ステイプラされた幾つかのシート束を効率的に大グループとしてひとまとめにし、かつ、大グループとしてひとまとめにされた幾つかのシート束を、小グループとして容易に細分化できるシート後処理装置を提供する。
【解決手段】束状になったシート束に綴じ処理を施す第一綴じ処理手段と、シート束を移動しないように保持する第一保持手段と、シート積載手段に積載されたシート束を排出する排出手段と、排出手段により排出されたシート束を移動しないように保持する第二保持手段と、を備え、排出手段にて排出されたシート束に対して、再び綴じ処理する第二綴じ処理手段を追加し、かつ、第二綴じ処理後のシート束を退避させる退避手段を設けた。
【選択図】図17

Description

本発明は、電子写真複写機やプリンタ等の画像形成装置に付設されて使用され、該画像形成装置から順次排出されるシートを整合して所定のシート束を形成し、該シート束に対して綴じ(ステイプル)処理を施す画像形成装置のシート後処理装置に関する。
従来、複写機、プリンタ、ファクシミリ、及びこれらの複合機等の画像形成装置の装置本体には、その装置本体で画像を形成したシートを綴じるステイプラ、或いはシートに孔をあけるシート後処理装置が接続、或いは組み込まれていることがある。
このようなシート後処理装置は、画像形成装置の装置本体から順次排出されるシートを一旦シート積載手段に積載し、揃えて束状にしてからシートを綴じるステイプル動作を行い、排出手段によって排出シート積載手段に排出する。そして、ステイプルされた幾つかのシート束が、排出シート積載手段に順次積載されていくわけである。
特開2005−132609号公報
しかし、従来、ステイプルされた幾つかのシート束が、排出シート積載手段に順次積載されていくわけであるが、会議や学校、塾など、主に同一資料を配布する際、ステイプルされた幾つかのシート束(小グループとする)を一まとめに整理(バラバラに散乱しないように)するために、クリップ等でファイリング(大グループ)する必要があった。すなわち、従来のシート後処理装置におけるステイプル動作は、ステイプラされた幾つかのシート束をまとめる構成ではなかった。
本発明は上述の問題点に鑑みて為されたものであり、ステイプラされた幾つかのシート束を効率的に大グループとしてひとまとめにし、かつ、大グループとしてひとまとめにされた幾つかのシート束を、小グループとして容易に細分化できるシート後処理装置を提供することを目的としている。
本発明のシート後処理装置は、画像形成されたシートを搬送する搬送手段と、シートが積載されるシート積載位置に順次シートが排出されるシート積載手段と、前記シートの搬送方向に対して交差する方向に前記シートを移動させる交差方向移動手段と、前記交差方向移動手段によって移動させられた前記シートの側端整合手段と、前記側端整合手段に受け止められて束状になったシート束に綴じ処理を施す第一綴じ処理手段と、前記シート又はシート束を移動しないように保持する第一保持手段と、前記シート積載手段に積載されたシート又はシート束を排出する排出手段と、前記排出手段により排出されたシート束を移動しないように保持する第二保持手段と、を備え、前記排出手段にて排出されたシート束に対して、再び綴じ処理する第二綴じ処理手段を追加し、かつ、第二綴じ処理後のシート束を退避させる退避手段を設けたことを特徴としている。
本発明に係るシート後処理装置では、ステイプラされた幾つかのシート束を効率的に大グループとしてひとまとめにし、かつ、大グループとしてひとまとめにされた幾つかのシート束を、小グループとして容易に細分化することができる。
本発明に係る画像形成装置の構成を示す断面説明図である。 本発明に係るシート後処理装置の構成を示す断面説明図である。 ミシン目ユニットを通過するシートの上視図である。 オフセットローラの動作、それに伴うシートの動きを説明した図である。 オフセットローラの動作、それに伴うシートの動きを説明した図である。 オフセットローラの動作、それに伴うシートの動きを説明した図である。 オフセットローラの動作、それに伴うシートの動きを説明した図である。 オフセットローラの動作、それに伴うシートの動きを説明した図である。 オフセットローラの動作、それに伴うシートの動きを説明した図である。 オフセットローラの動作、それに伴うシートの動きを説明した図である。 シート束にステイプラが付加された図である。 ステイプラ後のシート束をスタックトレイに移動を開始しようとしている図である。 シート束排出部材でシート束をスタックトレイに排出する方法を示した図である。 シート束がスタックトレイ上に保持されていることを示した図である。 複数のシート束がスタックトレイ上に保持されていることを示した図である。 複数のシート束に対する、ステイプル位置を示した図である。 ステイプラユニット420がスタックトレイ側へシフトしたことを示す図である。 スタックトレイ整合板によりスタックトレイ上のシート束群を横方向にシフトしたことを示す図である。 本発明に係るシート後処理装置の動作を説明するフローチャートである。
以下、本発明の実施形態のシート後処理装置を図に基づいて説明する。
図1は、本発明のシート後処理装置を備えた複写機の概略構成正面図である。
なお、画像形成装置は複写機、ファクシミリ、プリンタおよびこれらの複合機等がある。従って、本発明のシート後処理装置は複写機システムのみに接続されるものではない。
複写機500は、リーダ部(読み取り手段)100、プリンタ部200で構成されている。複写機500の上部には、原稿を1枚づつプラテンガラス102上に供給する自動原稿給送装置300(以下、「ADF」という)を設けてある。複写機500の脇には、複写機500から排出されたシートの後処理を行うミシン目ユニット600及びシート後処理装置400が接続されている。
図1において、リーダ部100は、原稿を画像データに変換するようになっている。プリンタ部200は、複数枚のシートを積載した複数種類のシートカセット204、205を有し、プリント命令により画像データをシート上に可視像として出力するようになっている。
リーダ部100は、ADF300によって、原稿がプラテンガラス102上の所定の位置へ搬送されると、リーダ部100のランプ103が点灯し、かつスキャナユニット104が移動して、ランプ103が原稿を照射する。原稿からの反射光は、ミラー105,106,107、及びレンズ108を通ってCCDイメージセンサ部109に入力される。CCDイメージセンサ部109に照射された原稿の反射光は、CCDイメージセンサ部109で光電変換等の電気処理が行われ、通常のデジタル処理が施される。その後、これらの画像信号はプリンタ部200に入力される。
プリンタ部200に入力された画像信号は、露光制御部201で変調された光信号に変換されて、感光体(画像形成手段)202を照射する。この照射光によって感光体202上に作られた潜像は、現像器203によって現像される。そして、現像像の先端とタイミングを合わせて、シートカセット204、205の一方からシートが搬送されて、転写部206で上記現像された像がシートに転写される。この転写された像は、定着部207でシートに定着される。像を定着されたシートは、パス214をへて、シート排出部208から、複写機の装置本体500の外部に排出される。その後、シートには、ミシン目ユニット600及びシート後処理装置400であらかじめ指定された動作モードに応じて、ミシン目付加、仕分け、綴じ等が行われる。
次に、順次読み込む画像を1枚のシートの両面に形成する順序を説明する。
定着部207で片面に像が定着されたシートは、実線の位置に保持された方向切り替え部材209,217によりパス215,218に案内されて、破線の位置に保持された方向切り替え部材213により反転パス212に案内される。
シートの後端が方向切り替え部材213を通過した後に、方向切り替え部材213を実線の位置に切り換えて、ローラ211の回転方向を反転すると、シートは、搬送方向を反転させられて、裏返しになり、被転写紙積載部210へ搬送される。そして、シートは、感光体202に送られる。次の原稿がプラテンガラス102に準備されると、上記プロセスと同様にして原稿の画像が読み取られるが、シートについては被転写紙積載部210から供給されるので、結局、同一シートの表面、裏面に2枚の原稿画像を形成することができる。
一方、上記シート後処理装置400及びミシン目ユニット600は、複写機500から順次排出されるシートに対し、まず、必要に応じて上記ミシン目ユニット600にてミシン目を付加し、次に、上記シート後処理装置400にて、後処理動作を行うように構成されている。
図2は、図1に示したシート後処理装置400及びミシン目ユニット600の構成を説明するための拡大断面図である。
ミシン目ユニット600は、プリンタ部200から排出されたシートを受け取る。ミシン目ユニットシート受け入れ部603で受け取ったシートは、シート先端がシート長検出センサ602を通過し、シート長に応じて所定の時間経過後に、ミシン目装置601がシートに対してミシン目を付加する。
一方、シート後処理装置400は、シートを仕分けるソート動作に加えて、ステイプルユニット420による綴じ動作であるステイプル機能を備える。上記のミシン目ユニット600から排出されたシートは、シート受け入れ部441にては、シートを受け取る。シート受け入れ部441で受け取ったシートは、入口センサ403に検知されて、搬送ローラ405及びオフセットローラ407により搬送された後、後処理トレイ410上に排出される。その後、後処理トレイ410上にてシート束となり、シートクランプ機構412によって保持された状態で、シート束排出部材がスタックトレイ421方向に移動する。スタックトレイ421上でシートクランプ機構412がシート束を離すことでシート束を排出する。
次に、本発明の特徴の一つであるミシン目ユニットについて説明する。
図3(a)〜(d)は、ミシン目ユニット600の上視図である。はじめに、シート1先端がシート長検出センサ602を通過する(a)。次に、シート長に応じて所定の時間経過後に、ミシン目装置601がシート1に対してミシン目604を追加する(b)。更に、ミシン目604が追加された後、ミシン目ユニット600からシート1は排出され、シート後処理装置400に受け渡される(c)。ここで、ミシン目装置601はA方向に可動可能であり、シート1が給紙されるに際し、予めシートサイズに応じて、所定の位置に待機している構成となっている(d)。具体的には、本画像形成装置ユーザが、予め画像形成シートサイズを選択した際に連動し、ミシン目装置601は所定の位置に待機する仕組みである。これにより、シートサイズに応じて自由にミシン目を付加することが可能となる。
図4から図10までは、オフセットローラ動作、それに伴うシート束形成までの一連の流れを示した図である。
図4、5に示すように排出されたシートは、オフセットローラ407の搬送方向とは逆方向の回転によってシート後端ストッパ411まで戻す。その後、図6に示すように後端ストッパ411に搬送方向の端部を突き当てて整合動作を行う。
そして、図7に示すようにオフセットローラ407がシートに接地した状態で、シート1をステイプラユニット側に存在するシート幅方向整合位置416aまで移動させることでシート幅方向の端部を揃える整合動作を行う。ここで、整合位置416aは綴じ処理及び、シフト処理を行うシートに対しての整合位置である。図7は綴じ処理及び、シフト処理を行うシートに対しての整合位置416aまで移動した場合を示している。
そして、シート幅方向の整合後、図7に示すように再度オフセットローラ407をシート搬送方向とは逆方向に回転させて、シート1の後端を後端ストッパ411に突き当てて整合を行っている。ここで、シート幅方向整合によって生じたシート搬送方向端部のズレを補正している。その後、整合ズレが補正されたシートはクランプ機構412により保持される。
図8、9に示すように、オフセットローラ407を上昇させ、その後整合されたシートは、クランプ機構412でシート1を圧接することによって所定の位置に保持され、順次送られてくるシートの連れ送り等の影響を受けないようになっている。順次排出されるシートは、図4から図10の動作を繰り返すことによって後処理トレイ410上で整合されてシート束2とされる。ここで綴じ処理を行うシートが後処理トレイ410に積載されていれば、図11に示すようにステイプルユニット420により綴じられる。このとき、シート幅方向の整合動作で、整合位置416aに整合したシートに対してはステイプルユニット420によって綴じ動作が行われる。
その後、シート束はシートクランプ機構412によって保持された状態で、シート束排出部材がスタックトレイ421方向に移動する。スタックトレイ421上でシートクランプ機構412がシート束を離すことでシート束を排出する。
ここで、再び本発明の特徴の一つである、ステイプラユニット及びシート束の動作方法ついて説明する。
図10から図18までは、ミシン目604が付加されたシート1がシート束2となり、後処理トレイ410にてステイプルされ、更に、スタックトレイ421に排出された幾つかのシート束に対して、再度ステイプルされるまでの一連の流れを示した図である。
図10は、ミシン目が付加されているシートが、束となっている状態を示している。ミシン目604が付加されているシート1は、整合位置416aに順次整合され、シート束2を形成していく。そして、図11に示すように、ミシン目604が付加されているシート束2に対して、ステイプラユニット420によりステイプラ動作が行われる。このシート束2に付加されたステイプルを小グループステイプル423と呼ぶこととする。また、最下紙のシート束2に付加されたステイプルを423aとし、同様にミシン目を604aとする。
図12は、シートクランプ部材412によりステイプラ後のシート束を、スタックトレイに移動を開始しようとしている図である。また、図13では、シート束排出部材でシート束をスタックトレイに排出する方法を示した図である。このようにして後処理トレイ410上で整合されたシート束は、シートクランプ部材412がシート束を保持した状態でシート束排出部材413スタックトレイ421に向けて進出させることにより、後処理トレイ410からスタックトレイ421へ排出されるようになっている。本実施例のシート後処理装置400はスタックトレイ421に積載されたシート束が後処理トレイ410の一部を構成していることから、後処理トレイからシート束の排出がなされると、スタックトレイ421は積載されたシート束の最上面が後処理トレイ410と略合致するまで下降する。更に、図14に示すように、シート束2はスタックトレイ421上に排出された後、スタックトレイシートクランプ部材415により、スタックトレイ421上に保持される。
図15は、ステイプル後のシート束が複数積載されて、スタックトレイシートクランプ部材415により、保持されている状態を示す図である。ここで、最上紙のシート束2に付加されたステイプルを423bとし、同様にミシン目を604bとする。また、図16は、図15のX部の詳細であり、複数のシート束に対する、ステイプル位置を示した図である。具体的には、シート束のステイプラ位置が、偶数束と奇数束で異なる構成となっている。(a)は、m及び1が互い違いに異なっていることを示す図である。また、(b)は、n辺寄り及びo辺寄りが互い違いに異なっていることを示す図である。尚、ステイプル針自体の大きさと、ステイプル針からシート端部までの距離との兼ね合いを考慮し、2部、3部ずつなどの任意のシート束を周期的に、即ち規則性を持たせて、その位置を決定しても構わない。これにより、複数のシート束から構成される全体の積載高さスペースを抑える効果が得られる。
図17は、複数のシート束(小グループ)を、一つの束(大グループ)とする為に、ステイプラユニット420がスタックトレイ421側へシフトしたことを示す図である。小グループのシート束に対してステイプルを付加したステイプラユニット420は、複数の小グループシート束が所定量スタックトレイ421に積載されたのち、再び大グループ束へステイプルを付加する為に、図中の矢印方向へ移動する。すなわち、一つのステイプラユニットが二つの機能(2度のステイプル動作)を有することで、2ヶ所それぞれにステイプルユニットを構成する必要はなく、コストメリットに寄与するものである。
図18は、大グループへのステイプラ終了後、スタックトレイ退避壁422によりスタックトレイ上を横方向にシフトしたことを示す図である。大グループへのステイプラ動作が終了した後、スタックトレイシートクランプ部材415のシートへの保持が解除され、スタックトレイ退避壁422が矢印方向にシフトする。そして、大グループのシート束の退避が終了した後、スタックトレイ退避壁422は初期位置に戻り、次のシート束排出に備えるわけである。
図19は、シート後処理装置の動作を説明するフローチャートである。CPU100は、内部に図示しないROMを有し、ROMに格納された、図19のフローチャートを実行する制御プログラムを読み出しながら各部の制御を行うようになっている。また、CPU100は図示しないRAMを内蔵する。RAMには作業用データや入力データが格納されており、CPU100はこれらのデータをもとに制御を行うようになっている。CPU100の入力ポートには入口センサ等のセンサを接続してある。CPU100はこれらのセンサの状態に基づき、ROMに格納された図19のフローチャートを実行するプログラムに従って出カポートに接続された搬送モータ等の負荷を制御する。
CPU100はシリアルインターフェイス部を備えており、シート後処理装置400及びミシン目ユニット600の制御部と制御データの授受を行うようになっている。CPU100は、シリアルインターフェイス部を介してシート後処理装置400の制御部から送られてくる制御データをもとに各部の制御を行う。
次に、以上のように構成された本実施例のシート後処理装置の動作を図19に示すフローチャートに沿って説明する。
先ず、上記複写機500による複写作業が開始されると、シート後処理装置400及びミシン目ユニット600のCPUは複写機からシート排出信号を受信したか否かをチェックする(S10)。そして、受信した場合、ミシン目付加有無の判別を行う(S11)。有りの場合、予めユーザーにより選択されたシートサイズに基き、ミシン目装置601が所定の位置に移動する(S12)。その後、シート長検出センサ602にてシート長さを検出し(S13)、所定位置にミシン目604を付加する(S14)。次に、シート1はミシン目ユニット600を通過後、シート後処理装置400へ受け渡される。
オフセットローラアーム406によって支えられているオフセットローラ407を、ピックアップソレノイド433によって引っ張り上げ(S110)、そして搬送モータ431を搬送方向に回転し、パス途中に設置されている搬送ローラ405が、複写機500の排紙方向と同じ方向にシートが搬送できるようにする(S120)。最初のシートの先端が入口センサ403を通過し(S130)、シートが搬送ローラ405に到達し、シートに搬送ローラ405から動力が伝わる状態になり、複写機500内部の搬送手段からシートが離れると、シートの受け渡しが完了する(S140)。搬送ローラ405により、シートを後処理トレイ410まで搬送しつつ、搬送ローラ405からシートが抜けきらないうちに、ピックアップソレノイド433をオフさせ、オフセットローラ407が自重でシートの上に着地する。その後、オフセットローラ407はシートを所定の位置まで搬送する(S150)。
その後、搬送モータ431の回転を停止し(S160)、シートの搬送を停止させる。オフセットローラ407の回転が止まった時点で、後端ストッパ411近傍に設置されているシートクランプ部材412をクランプソレノイド434をオンすることにより開く(S190)。搬送モータ431を搬送方向とは逆方向に回転させ、オフセットローラ407によって、シートを後端ストッパ411に突き当てる(S200)。
シートを後端ストッパ411に突き当てる際のオフセットローラ407の回転量は、複写機500から送られてくる際に生じるシートの斜行を考慮して、シートの搬送を止めてスイッチバックさせる地点から、後端ストッパ411までの距離よりも若干多く搬送できるように回転させている。
複写機500から排出されるシートのサイズ情報をチェックし(S200)、排出されるシートのサイズに応じたオフセット移動量、即ち後処理トレイ上410に挿入されたシートの幅方向の位置決め壁416に押し付けるために必要な移動距離を算出する(S210)。オフセットローラ407はオフセットモータ432により、ラックとピニオンを介して位置決め壁416までオフセット移動する(S220)。
オフセットローラ407に接したシートはオフセットローラ407の摩擦力によって位置決め壁416方向に、オフセットローラ407と共に移動する。オフセットローラ407はシートを位置決め壁416に突き当てた後、若干シートの上を滑りながら移動して止まり、オフセット移動後の搬送方向の整合ズレを補正するためにオフセットローラを再び搬送方向と逆に回転させて整合操作を行うことで、一枚目のシートの整合が完了する(S230)。
オフセットローラ407はピックアップソレノイド433によって持ち上げられた後(S240)、クランプソレノイド434をオフしシートクランプ部材412が閉じ、整合済みのシートを押さえて保持する。
これにより、最初に排出されたシートは、次に排出されるシートの搬送方向への搬送に対して連れ送られない。オフセットローラ407は持ち上げられた状態でオフセットモータ432により、ラックとピニオンを介してホームポジションまで移動する。
この後、後処理トレイ410上に収容されたシートが複写原稿の最終ページに対応したシートか否かチェックされ(S280)、複写機500から送られてきた情報に基づいて最終ページでないと判断される場合は、S100に戻って次に複写機500から送られるシート排出信号を受信し、最終ページのシートが後処理トレイ410に収容されるまで、前述のフローを繰り返す。これにより、シート後処理装置400及びミシン目ユニット600の制御部は複写機500からシートが排出される毎に、シートのサイズを把握すると共にそのシートに適したオフセット移動量を算出することになり、オフセットローラ407に接地されたシートは、算出した移動量に基づいて整合処理を受け、位置決め壁416に整合される。
一方、最終ページであると判断された場合には、後処理トレイ410上に複写原稿に対応したシート束が形成されていることとなるので、ステイプル処理が選択されているか否かをチェックし(S300)、選択されている場合にはステイプルユニット420を駆動してステイプル処理を実行する(S310)。
ステイプル処理が完了した後、或いはステイプル処理が選択されていない場合は、シート束排出部材413がシート束排出モータ430により、ラックとピニオンを介して、シート束をシートクランプ部材412により掴んだ状態でスタックトレイ421方向に前進させ、シート束をスタックトレイ421に排紙し(S320)、スタックトレイ421の移動処理を行い(S330)、シート束排出部材413をホームポジションに戻し(S340)、搬送ローラ405、オフセットローラ407の回転を止めるため搬送モータ431を停止させて(S350)、ピックアップソレノイド433がオフさせてオフセットローラ407を下げる(S360)。さきの、スタックトレイ421上に排出されたシート束2は、スタックトレイシートクランプ部材415にて保持されている(S370)。
上記の一連の動作は、STARTからS370までをユーザー指定のJobに応じて、繰り返し行う。ここで、スタックトレイシートクランプ部材415は、シート束2が排出されるごとにその都度退避しながら、再度保持を行う(S380)。そして、複数のシート束2の排出が終了する(S390)。
更に、複数のシート束2に対して、大グループ(2度目のステイプル動作)としてのステイプル有無が判別される(S400)。有りの場合、ステイプラユニット420がスタックトレイ421側に移動する(S410)。そして、ステイプル動作が行われる(S420)。続いて、次Jobの有無が判別され(S430)、有りの場合は、スタックトレイ退避壁422が移動(S440)及び初期位置への復帰動作(S450)を行う。
上記フローチャートにて述べたように、本発明ではこのような一連の処理を実施するわけである。
尚、本発明の実施例では、小グループシート束を細分化する際にミシン目を用いているが、ミシン目が付加されていないとしても、ハサミなどの裁断装置を用いることで、同様の効果を得ることができる。また、シート束に付加するミシン目の形態等は、本実施例にて記載したものが全てではない。
1 ハンドスキャナハウジング
2 入力書面
3 1次元イメージセンサ
4 ワイドレンズ
5 照明ランプ
1 シート
2 シート束
100 リーダ部
102 プラテンガラス
103 ランプ
104 スキャナユニット
105、106、107 ミラー
108 レンズ
109 CCDイメージセンサ部
200 プリンタ部
201 露出制御部
202 感光体
203 現像器
204、205 シートカセット
207 定着部
208 シート排出部
209、213、217 方向切り替え部材
210 被転写紙積載部
211 ローラ
212 反転パス
214、215、218 パス
300 自動原稿給送装置
400 シート後処理装置
403 入口センサ
405 搬送ローラ
406 オフセットローラアーム
407 オフセットローラ
410 後処理トレイ
411 後端ストッパ
412 シートクランプ部材
413 シート束排出部材
415 スタックトレイシートクランプ部材
416 幅方向整合位置決め壁
420 ステイプラユニット
421 スタックトレイ
422 スタックトレイ退避壁
423 小グループステイプル
424 大グループステイプル
430 シート束排出モータ
431 搬送モータ
432 オフセットモータ
433 ピックアップソレノイド
434 クランプソレノイド
440 入口ローラ
441 シート受け入れ部
500 複写機
600 ミシン目ユニット
601 ミシン目装置
602 シート長検出センサ
603 ミシン目ユニットシート受け入れ部
604 ミシン目

Claims (5)

  1. 画像形成されたシートを搬送する搬送手段と、
    シートが積載されるシート積載位置に順次シートが排出されるシート積載手段と、
    前記シートの搬送方向に対して交差する方向に前記シートを移動させる交差方向移動手段と、
    前記交差方向移動手段によって移動させられた前記シートの側端整合手段と、
    前記側端整合手段に受け止められて束状になったシート束に綴じ処理を施す第一綴じ処理手段と、
    前記シート又はシート束を移動しないように保持する第一保持手段と、
    前記シート積載手段に積載されたシート又はシート束を排出する排出手段と、
    前記排出手段により排出されたシート束を移動しないように保持する第二保持手段と、を備え、
    前記排出手段にて排出されたシート束に対して、再び綴じ処理する第二綴じ処理手段を追加し、かつ、第二綴じ処理後のシート束を退避させる退避手段を設けたことを特徴とするシート後処理装置。
  2. 前記第一綴じ処理手段での綴じ位置と、前記第二綴じ処理手段での綴じ位置の間に、ミシン目が付加されるような構成のミシン目付加手段を設けたことを特徴とする請求項1記載のシート後処理装置。
  3. 前記第一綴じ処理手段は、前記第二綴じ処理手段を兼ねていることを特徴とする請求項1または2に記載のシート後処理装置。
  4. 前記第一綴じ処理手段は、ジョブごとに綴じ位置をずらして綴じ動作を行うことを特徴とする制御手段を有する請求項1から3の何れか1項に記載のシート後処理装置。
  5. 請求項1から4の何れか1項に記載したシート後処理装置を備えた、画像形成装置。
JP2010275394A 2010-12-10 2010-12-10 シート後処理装置及びこれを備える画像形成装置 Withdrawn JP2012121711A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010275394A JP2012121711A (ja) 2010-12-10 2010-12-10 シート後処理装置及びこれを備える画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010275394A JP2012121711A (ja) 2010-12-10 2010-12-10 シート後処理装置及びこれを備える画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2012121711A true JP2012121711A (ja) 2012-06-28

Family

ID=46503590

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010275394A Withdrawn JP2012121711A (ja) 2010-12-10 2010-12-10 シート後処理装置及びこれを備える画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2012121711A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015093761A (ja) * 2013-11-12 2015-05-18 株式会社リコー シート処理装置、画像形成装置及び画像形成システム
US10029880B2 (en) 2015-10-08 2018-07-24 Canon Finetech Nisca Inc. Sheet bundle binding device and image forming system having the same
US10234808B2 (en) 2015-10-06 2019-03-19 Canon Finetech Nisca Inc. Sheet bundle binding device and image forming system having the same

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015093761A (ja) * 2013-11-12 2015-05-18 株式会社リコー シート処理装置、画像形成装置及び画像形成システム
US10234808B2 (en) 2015-10-06 2019-03-19 Canon Finetech Nisca Inc. Sheet bundle binding device and image forming system having the same
US10029880B2 (en) 2015-10-08 2018-07-24 Canon Finetech Nisca Inc. Sheet bundle binding device and image forming system having the same

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5925157B2 (ja) シート積載装置及びシート処理装置並びに画像形成装置
JP2006056671A (ja) 後処理装置
JP4123204B2 (ja) 用紙後処理装置、及びその制御方法
JP2017081696A (ja) シート処理装置、画像形成システム及びシート処理装置の制御方法
JP5825914B2 (ja) シート積載装置
JP2006116646A (ja) 用紙断裁装置及び用紙後処理装置
JP4847422B2 (ja) 後処理装置及び画像形成装置
JP2012121711A (ja) シート後処理装置及びこれを備える画像形成装置
JP4579804B2 (ja) 紙葉類処理装置
JP2007269486A (ja) シート処理装置、及び画像形成装置
JP2005281005A (ja) シート材処理装置および画像形成装置
JP2004238201A (ja) 後処理装置、その後処理装置が接続される画像形成装置並びに画像形成システム
JP4280220B2 (ja) シート後処理装置及び待機トレイ
JP2007119123A (ja) 画像形成システム
JP2006256792A (ja) シート処理装置及び画像形成装置
JP5444991B2 (ja) 用紙処理装置、及び画像形成装置
JP2010143698A (ja) 用紙後処理装置
JP6889536B2 (ja) シート処理装置およびこれを備える画像形成装置
JP3673575B2 (ja) シート集積装置及びそれを備えた画像形成装置
JP4155915B2 (ja) シート後処理装置及び画像形成装置
JP2005132614A (ja) シート処理装置及びこれを備えた画像形成装置
JP4944929B2 (ja) 後処理装置及び後処理システム
JP2007091368A (ja) シート後処理装置および画像形成装置
JP6314887B2 (ja) シート後処理装置及びそれを備えた画像形成システム
JP4124075B2 (ja) 用紙処理装置及び画像形成装置ならびに用紙の搬送方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20140304