JP2004238201A - 後処理装置、その後処理装置が接続される画像形成装置並びに画像形成システム - Google Patents

後処理装置、その後処理装置が接続される画像形成装置並びに画像形成システム Download PDF

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Abstract

【課題】 記録紙の紙折り位置のばらつきがなく、高い折り位置精度で紙折りできる後処理装置と、接続される画像形成装置、画像形成システムを提供する。
【解決手段】 紙折り装置30は搬送路WY1に沿って配置された紙折りローラR1、R2と、WY1に交差する方向に沿って紙折りローラR1に接触配置された紙折りローラR3を備え、ローラR1とR2との接触部にニップ部N1が、ローラR1とR3との接触部にニップ部N2が形成される。ローラR1とR3との接触部には搬送路WY2が、ニップ部N1の対向位置にチョッパCH1、ニップ部N2の対向位置にチョッパCH2が配置される。紙折り位置指示線がセンサBSE1で検出されるとチョッパCH1が記録紙に突き当り、形成されたV字状の突出部をニップ部N1に噛ませて折り目又は二つ折りする。センサBSE2、チョッパCH2、ニップ部N2の使用でZ折りや三つ折りもできる。
【選択図】 図5

Description

この発明は、電子写真方式の画像形成装置から出力される記録紙を紙折り処理を行う後処理装置、その後処理装置が接続される画像形成装置並びに後処理装置が接続された画像形成システムに関する。
電子写真方式の画像形成装置、例えば複写機、レーザプリンタ、ファクシミリ、或いはこれ等の機能を備えたMFPと呼ばれる複合機では、感光体上に形成された画像の静電潜像をトナーで現像し、これを記録紙に転写した後、定着装置により定着処理して画像を固定し、画像の記録を行っている。
このような画像形成装置では、画像形成装置から排出された画像の記録された記録紙に対し、所定部数毎に、仕分け、紙折り、ステープル綴じ等の後処理を行う後処理装置を接続して使用することがある。
紙折り機能を備えた後処理装置には、各種のものが提案されており、週刊誌のように中綴じするもの(特許文献1、2参照)、折り目をつけるもの(特許文献1参照)、二つ折りするもの(特許文献1参照)、Z折りするもの(特許文献1参照)、三つ折りするもの(特許文献3参照)などがある。
これらの紙折り機能を備えた後処理装置では、紙折り位置を正確に決定する必要があるが、このためには、搬送されてくる記録紙の先端をストッパーに当接させて紙折り位置を決定するもの(特許文献1参照)、搬送されてくる記録紙の先端をセンサーで検出して折り位置を決定するもの(特許文献4参照)等が提案されている。
特開平9−12211号公報。 特開2001−130825号公報。 特開2002−308521号公報。 特開2000−044115号公報。
しかしながら、上記したような従来の手段では、記録紙の先端の検出結果に基づいて記録紙の折り位置を決定しても、実際に記録紙の折りを実行すると、記録紙のカールや波打ちの発生、記録紙の厚み、材質の違いによる記録紙の腰の強さの違いなどが影響して、記録紙の先端から折り位置までの距離がばらついてしまい、折り位置精度の高い紙折りを行うことができなかった。この発明は、上記課題を解決することを目的とするものである。
この発明は上記課題を解決するもので、請求項1の発明は、画像形成装置の排紙部から排出された記録紙を折る1又は複数の動作モードを備えた後処理装置であって、前記排紙部から排出された記録紙を搬送する搬送路に沿って配置された折り手段と、前記搬送路上の前記折り手段の上流側に配置された記録紙上の折り位置指示線を検出する検出手段と、前記折り位置指示線により指示された位置を折るように、前記検出手段の検出結果に基づいて前記折り手段を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする後処理装置である。
請求項2の発明は、請求項1記載の後処理装置が備える動作モードは、前記折り位置指示線により指定された位置に折り目を付ける第1の動作モード、前記折り位置指示線により指定された位置で二つ折りする第2の動作モード、前記折り位置指示線により指定された位置でZ字状に折る第3の動作モード(Z折りモード)、前記折り位置指示線により指定された位置で順次三つ折りする第4の動作モード(三つ折りモード)から選択された1又は複数の動作モードであることを特徴とする後処理装置である。
請求項3の発明は、請求項1記載の後処理装置において、前記折り位置指示線として、記録紙に打ち込まれた綴じ材を折り位置指示線として使用することを特徴とする後処理装置である。
請求項4の発明は、記録紙を折る目標位置である折り位置指示線を記録紙上の所定の位置に記録することができる請求項1記載の後処理装置が接続される画像形成装置であって、画像形成装置は、操作部から入力された動作モードに対応して前記折り位置指示線を記録紙上の所定の位置に記録することを特徴とする画像形成装置である。
請求項5の発明は、請求項1に記載の後処理装置と請求項4に記載の画像形成装置とが接続されて構成される画像形成システムであって、前記画像形成装置の操作部により選択された動作モードに対応して前記後処理装置が記録紙の折りを実行することを特徴とする画像形成システムである。
請求項6の発明は、請求項1に記載の後処理装置において、前記制御手段は前記検出手段が折り位置指示線を検出してから所定時間後に前記折り手段を動作させることを特徴とするものである。
請求項7の発明は、請求項1に記載の後処理装置において、前記折り手段は前記搬送路に沿って相互に接触配置された第1及び第2の折りローラを備えたことを特徴とするものである。
請求項8の発明は、請求項7に記載の後処理装置において、前記折り手段は前記搬送路に交差する方向に前記第1の折りローラに接触配置された第3の折りローラを備えたことを特徴とするものである。
請求項9の発明は、請求項8に記載の後処理装置において、前記検出手段は前記搬送路上の前記第1の折りローラの上流側に配置された記録紙上の折り位置指示線を検出する第1のセンサ、前記第1及び第3の折りローラのニップ部の上流側に配置された記録紙上の折り位置指示線を検出する第2のセンサ、及び第2のセンサと搬送路を隔てて対向する位置に配置された記録紙上の折り位置指示線を検出する第3のセンサとを備えたことを特徴とするものである。
請求項10の発明は、請求項5に記載の画像形成システムにおいて、前記後処理装置が実行する記録紙を折る動作モードは、前記折り位置指示線により指定された位置に折り目を付ける第1の動作モード、前記折り位置指示線により指定された位置で二つ折りする第2の動作モード、前記折り位置指示線により指定された位置でZ字状に折る第3の動作モード(Z折りモード)、前記折り位置指示線により指定された位置で順次三つ折りする第4の動作モード(三つ折りモード)を備えていることを特徴とするものである。
請求項11の発明は、画像形成装置の排紙部から排出された記録紙を搬送する搬送路上に配置され、記録紙上に記録された折り位置指示線に基づいて記録紙を折る複数の動作モードを備えた後処理装置であって、後処理装置は、記録紙の搬送路に沿って相互に接触配置された第1及び第2の折りローラ、及び記録紙の搬送路に交差する方向に前記第1の折りローラに接触配置された第3の折りローラと、前記第1及び第2の折りローラのニップ部に対向する位置に配置された第1のチョッパ、及び前記第1及び第3の折りローラのニップ部に対向する位置に配置された第2のチョッパと、前記搬送路上の前記第1の折りローラの上流側に配置された記録紙上の折り位置指示線を検出する第1のセンサ、前記第1及び第3の折りローラのニップ部の上流側に配置された記録紙上の折り位置指示線を検出する第2のセンサ及び第2のセンサと搬送路を隔てて対向する位置に配置された記録紙上の折り位置指示線を検出する第3のセンサと、前記第1乃至第3のセンサの検出信号に基づいて前記第1乃至第3の折りローラと前記第1及び第2のチョッパを制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、複数の動作モードから選択された動作モードに応答して、前記第1乃至第3のセンサの検出信号に基づき前記第1乃至第3の折りローラと前記第1及び第2のチョッパの作動を制御して選択された動作モードに対応する記録紙の折りを実行することを特徴とする後処理装置である。
請求項12の発明は、請求項11記載の後処理装置において、前記記録紙を折る複数の動作モードは、前記折り位置指示線により指定された位置に折り目を付ける第1の動作モード、前記折り位置指示線により指定された位置で二つ折りする第2の動作モード、前記折り位置指示線により指定された位置でZ字状に折る第3の動作モード(Z折りモード)、前記折り位置指示線により指定された位置で順次三つ折りする第4の動作モード(三つ折りモード)であることを特徴とするものである。
請求項13の発明は、請求項12記載の後処理装置において、第1の動作モードが選択されたときは、第1のセンサによる第1の動作モードに対応する折り位置指示線の検出結果に基づいて、第1及び第2の折りローラと第1のチョッパを作動させ、記録紙上の折り位置指示線の上に折り目を付けるよう制御すること
を特徴とするものである。
請求項14の発明は、請求項12記載の後処理装置において、前記制御手段は第2の動作モードが選択されたときは、第1のセンサによる第2の動作モードに対応する折り位置指示線の検出結果に基づいて、第1及び第2の折りローラと第1のチョッパを作動させ、記録紙上の折り位置指示線の位置で記録紙を二つ折りするよう制御することを特徴とするものである。
請求項15の発明は、請求項12記載の後処理装置において、前記制御手段は第3の動作モードが選択されたときは、第1のセンサによる第3の動作モードに対応する記録紙の搬送方向の中央より後方にある記録紙上の第2の折り位置指示線の検出結果に基づいて、第1及び第2の折りローラと第1のチョッパを作動させ、記録紙上の第2の折り位置指示線の位置で記録紙を折り、さらに第2のセンサによる記録紙の搬送方向の中央より前方にある第1の折り位置指示線の検出結果に基づいて、第1及び第3の折りローラと第2のチョッパを作動させ、記録紙上の第1の折り位置指示線の位置で記録紙を折ってZ折りするよう制御することを特徴とするものである。
請求項16の発明は、請求項12記載の後処理装置において、前記制御手段は第4の動作モードが選択されたときは、第1のセンサによる第4の動作モードに対応する記録紙の搬送方向の中央より前方にある記録紙上の第1の折り位置指示線の検出結果に基づいて第1及び第2の折りローラと第1のチョッパを作動させて記録紙上の第1の折り位置指示線の位置で記録紙を折り、さらに第2のセンサによる記録紙の搬送方向の中央より後方にある第2の折り位置指示線の検出結果に基づいて第1及び第3の折りローラと第2のチョッパを作動させて記録紙上の第2の折り位置指示線の位置で記録紙を三つ折りするよう制御することを特徴とするものである。
請求項17の発明は、請求項11記載の後処理装置において、前記第1及び第2のチョッパは、作動したとき記録紙上の折り位置指示線乃至はその近傍に突き当たり、形成されたV字状の突出部を折りローラのニップ部に噛ませて記録紙に折り目を付け、或いは記録紙を折ることを特徴とするものである。
以上説明したとおり、この発明の請求項1の後処理装置は、画像の記録された記録紙上に記録された紙折り位置指示線を検出し、その検出結果に基づいて記録紙を紙折り位置指示線で折るようにしたものであるから、従来の後処理装置の紙折り装置のように、記録紙のカールや波打ちの発生、記録紙の厚み、材質の違いによる記録紙の腰の強さの違いなどが影響して記録紙の先端から折り位置までの距離がばらついてしまう等の不都合の発生のおそれがなく、高い折り位置精度で紙折りを実行することができる。
この発明の請求項4の画像形成装置は、操作部から入力された動作モードに対応して折り位置指示線を記録紙上の所定の位置に記録するものであるから、この記録紙を使用することで、後処理装置による記録紙の折り動作を高い折り位置精度で実行させることができる。
この発明の請求項5の画像形成システムは、請求項1に記載の後処理装置と請求項3に記載の画像形成装置とで構成され、画像形成装置の操作部により選択された動作モードに対応して後処理装置により記録紙の折りを実行する画像形成システムであるから、画像形成装置で入力された動作モードに対応した折り位置指示線が記録された記録紙を、後処理装置において高い折り位置精度で紙折りを実行することができる。
この発明の請求項10の画像形成システムでは、前記後処理装置で実行する記録紙を折る動作モードとして、折り位置指示線により指定された位置に折り目を付ける第1の動作モード、折り位置指示線により指定された位置で二つ折りする第2の動作モード、折り位置指示線により指定された位置でZ字状に折る第3の動作モード(Z折りモード)、折り位置指示線により指定された位置で順次三つ折りする第4の動作モード(三つ折りモード)を備えているから、多様な紙折りを実行することができる。
この発明の請求項11の後処理装置は、複数の動作モードから選択された動作モードに応答して、第1乃至第3のセンサの検出信号に基づき前記第1乃至第3の折りローラと、第1及び第2のチョッパの作動を制御し、選択された動作モードに対応する記録紙の折りを実行するものであるから、選択された動作モードに対応する多様な紙折りを実行することができる。
以下、この発明の第1の実施の形態の後処理装置について説明する。
[複写システム]
図1は、この発明の後処理装置40を含む複写システムの第1の実施形態の構成の概略を示す断面図で、後処理装置40は複写機10に接続されている。複写機10は公知の電子写真方式の複写機であり、記録紙に画像を形成し、排紙部11から画像が記録された記録紙を1枚づつ排出する。
複写機10の原稿載置面であるプラテンガラス(図示せず)には自動原稿搬送装置(以下、ADFという)20が搭載されている。ADF20はトレイ21上にセットされた原稿群から原稿を1枚づつプラテンガラス上の所定の位置に搬送し、読取り終了した原稿をトレイ22に排出する。
ADF20により自動的に、或いはオペレータにより手動によりプラテンガラス上に載置された原稿は、複写機10の内部に設置されたイメージリーダ(図示せず)により読み取られてデジタル画像データに変換され、制御部のメモリに格納される。
コピー動作が開始されると、上記メモリから画像データが読み出され、必要な画像編集、例えば原稿のページ順を変更したり、画像の天地の変更、2枚或いは4枚の原稿を1枚の記録紙に記録する処理、1枚の記録紙の両面に記録する処理などの画像編集を行い、編集された画像を記録紙に記録する。そして、片面に画像が記録された記録紙は画像が記録された面を上に向けた状態で、両面に画像が記録された記録紙は先に画像が記録された面を上に向けた状態で、排出部11から複写機10の外へ排出される。
[後処理装置の概略構成]
図1に示すように、後処理装置40は、複写機10の排紙部11から排出された記録紙をそのまま積載/収容するノンソートトレイ401、記録紙を集積した後、ステープル(綴じ合わせ)処理するステープル処理部41、ステープル処理後の記録紙束を収容する記録紙収容部46、複写機10の排紙部11から排出された記録紙を前記したノンソートトレイ401、ステープル処理部41或いは記録紙収容部46へ選択的に搬送する記録紙搬送部47、前記記録紙搬送部47に設備されている紙折り装置30とから構成されている。後処理装置40の1つである紙折り装置30はこの発明の特徴部分であり、後で詳細に説明する。
[記録紙搬送部の概略構成]
図1を参照して、前記した記録紙搬送部47の構成の概略を説明する。記録紙搬送部47は複写機10の排紙部11から排出された記録紙を受け取り下方へ搬送する搬送路48、記録紙の前後/表裏を反転させるスイッチバック搬送路49、記録紙をノンソートトレイ401へ搬送する搬送路50、搬送路50から分岐して記録紙をステープル処理部41へ搬送する搬送路51、及び搬送路50から分岐して記録紙を記録紙収容部46へ搬送する搬送路52とから構成される。
図2は、搬送路48の構成を説明する図である。搬送路48は搬送方向(矢印c方向)に正転する搬送ローラ対481、482と、ガイド板483、484と、記録紙検出用のセンサSE1とから構成されている。スイッチバック搬送路49は、正転/逆転可能な搬送ローラ491及び搬送ローラ491に接触して従動回転する従動ローラ492と、スイッチバックされた記録紙を矢印d方向に搬送する搬送ローラ対493と、ガイド板494と、記録紙検出用のセンサSE2とから構成されている。また、ガイド板494の分岐部には柔軟な樹脂製シート497が貼着されている。
また、スイッチバック搬送路49の搬送方向の先は、後述する紙折り装置30の搬入側の搬送路WY1(図5参照)に接続され、紙折り装置30の搬出側の搬送路WY2(図5参照)は記録紙を矢印d方向に搬送する搬送路(図2参照)に接続され、さらに搬送路50(図3参照)に接続されている。
搬送路48を矢印c方向に搬送されてきた記録紙は、樹脂製シート497をくぐり抜けてスイッチバック搬送路49へ導かれる。記録紙後端がセンサSE2で検出されて所定時間が経過、即ち記録紙後端が樹脂製シート497を通過すると、搬送ローラ491が逆転し、記録紙は矢印d方向に搬送される。このとき、樹脂製シート497は、記録紙がガイド板483、484で構成される搬送路側に逆戻りしないように機能する。
図3は、搬送路50(搬送路51、52を含む)の構成を説明する図である。搬送路50は記録紙を矢印e方向に搬送する搬送ローラ対501、502、503、504及び排出ローラ対505、ガイド板506、507、及び記録紙検出用のセンサSE3、SE4とから構成されている。搬送路50には、記録紙の搬送途中において、後処理装置の一種である記録紙の先端部又は後端部にパンチ孔を形成するパンチ機構90が設置されているが、パンチ機構90の詳細は本発明に直接関係がないので説明を省略する。
搬送路51は、記録紙の搬送先を切り換える切換爪511、記録紙を矢印f方向に搬送する搬送ローラ対512及び排出ローラ対513、ガイド板514、515、及び記録紙検出用のセンサSE5とから構成されている。
搬送路52は、記録紙の搬送先を切り換える切換爪521、記録紙を矢印g方向に搬送する搬送ローラ対522、523及び排出ローラ対524、ガイド板525、526、527及び記録紙検出用のセンサSE6とから構成される。
切換爪511、521はそれぞれ支軸511a、521aを支点として図示しないソレノイドにより回動可能であり、前記スイッチバック搬送路49から搬送されてきた記録紙は切換爪521により搬送路50、52のいずれかへガイドされる。搬送路50を搬送されてきた記録紙は、その途中で切換爪511により搬送路50をそのまま搬送されるか或いは搬送路51へガイドされる。
記録紙はそれぞれの排出ローラ対505からノンソートトレイ401へ、排出ローラ対513からステープル処理部41へ、排出ローラ対524から記録紙収容部46へ送り込まれる。各排出ローラ対505、513、524は記録紙の後端がセンサSE4、SE5、SE6で検出された直後に回転速度が減速され、記録紙の積載状態を乱さないように記録紙が排出される。
[記録紙収容部]
記録紙収容部46は、図1に示すように、トレイ475、トレイ475を昇降させる駆動機構476、記録紙の収容量を検出するセンサSE7、及びトレイ475の下限位置を検出するセンサSE8とから構成されている。大量コピー時には記録紙が1枚づつ搬送路52から送り込まれトレイ475に積載される。又、ステープル処理部41でステープル処理された記録紙束も、搬送ローラ対474(図3参照)、搬送路526(図3参照)を経て搬送路52に送り込まれ、トレイ475に積載される。
トレイ475に収容された記録紙又は記録紙束がセンサSE7で検出される毎に、トレイ475は駆動機構476により一定量づつ降下する。トレイ475が下限位置に達したことがセンサSE8で検出されたときはトレイ475が満杯であり、コピー動作は停止される。
[紙折り装置]
紙折り装置30は、記録紙搬送部47の下に設けられた後処理装置の一種であり、画像記録された記録紙の搬送方向に交差する方向に設けられた所望の折り位置を示す折り位置指示線を検出し、折り位置指示線により指定された位置に折り目を付けたり、折り位置指示線により指定された位置で記録紙を二つ折り、Z折り、或いは三つ折りする動作モードを備えている。
即ち、第1の動作モードは記録紙上の折り位置指示線により指定された位置に折り目を付ける動作モードであり、第2の動作モードは記録紙を折り位置指示線により指定された位置で二つ折りする動作モードであり、第3の動作モードは記録紙を折り位置指示線(2つ)により指定された位置でZ字状に折り曲げる動作モード(以下、Z折りモードという)であり、第4の機能は記録紙を折り位置指示線(2つ)により指定された位置で2回折り曲げ、三つ折りする動作モード(以下、三つ折りモードという)である。
図4は、折り位置指示線を検出して紙折りを行う紙折り装置30の基本動作を説明する図であって、折り位置指示線は、図4の(a)乃至(d)に示すように画像形成装置の画像形成動作の段階において、記録紙上の所望の紙折り位置に記録されている。
図4の(a)は、記録紙の二つ折りを行う場合に、画像形成動作の段階において紙折り位置に折り位置指示線F1が記録された状態を示す。図4の(b)は、記録紙のZ折りを行う場合に、画像形成動作の段階において紙折り位置に折り位置指示線F2及びF3が記録された状態を示す。図4の(c)は、記録紙の三つ折りを行う場合に、画像形成動作の段階において紙折り位置に折り位置指示線F4及びF5が記録された状態を示す。
図4の(d)は、後述する第2の実施形態に係るものであり、ステープル処理されたステープルの位置を折り位置指示線F6とする状態を示している。
図4の(e)及び(f)は、折り位置指示線の検出と、紙折り装置による折り目の形成を説明する図で、図4の(e)は記録紙が図の左側から右側に搬送される場合を示し、図4の(f)は記録紙が図の右側から左側に搬送される場合を示している。
いずれの場合も、記録紙上の折り位置指示線F1〜F6を光電手段で構成されたセンサBSEで検出し、検出された折り位置指示線F1〜F6が紙折り装置の紙折り部材であるチョッパCHの上に到達する搬送方向の時間遅れを補正し、折り位置指示線F1〜F6がチョッパCHの真上に来るタイミングでチョッパCHを記録紙に向けて突出させ、形成された略V字状の突出部Vを一対の紙折りローラRに噛ませて、記録紙に折り目を付けたり紙折りすることを示している。
この手法によれば、記録紙の厚みや腰の強さに関係なく、記録紙の折り目や紙折りを、折り位置指示線で指定した位置で正確に実行することができる。
図5は、紙折り装置30の構成を説明する図である。紙折り装置30は、記録紙の搬入側の搬送路WY1に沿って相互に接触配置された2個の紙折りローラR1、R2と、搬送路WY1に直交する方向に沿って紙折りローラR1に隣接して接触配置された紙折りローラR3を備え、紙折りローラR1とR2との接触部にはニップ部N1が形成され、紙折りローラR1とR3との接触部にはニップ部N2が形成される。接触配置された紙折りローラR1とR3との接触部の上方向(図5で上方向)には搬出側の搬送路WY2が配置されている。
紙折りローラR1とR2のニップ部N1に対向した位置には紙折り部材であるチョッパCH1が、紙折りローラR1とR3のニップ部N2に対向した位置には紙折り部材であるチョッパCH2が配置されている。
さらに、記録紙の搬入側の搬送路WY1の紙折りローラR1の上流側には、記録紙上の折り位置指示線を検出するセンサBSE1が配置され、記録紙の搬出側の搬送路WY2のチョッパCH2の上流側には記録紙上の折り位置指示線を検出するセンサBSE2とセンサBSE3とが配置される。センサBSE2とセンサBSE3とは、紙折りローラR1とR2から送り出される記録紙の搬送路を挟んで対向する同一位置に配置される。これは、記録紙を三つ折りするときは、記録紙が紙折りローラR1とR2から送り出されるとき、折り位置指示線がセンサBSE2側になく、検出できないからである。
チョッパCH1及びCH2は、薄くて靭性の高い弾性部材で構成されており、図示しないソレノイド等の駆動機構の作動により記録紙に略直角に当接して当接部位に略V字状の突出部を形成し、記録紙に形成された突出部を紙折りローラR1とR2のニップ部N1、或いは紙折りローラR1とR3のニップ部N2に噛み込ませて紙折りをするものである。
チョッパCH1或いはCH2は、記録紙の略V字状の突出部がニップ部N1或いはN2に噛み込まれた後は、迅速に後退して初期位置に復帰させるように制御されるものとする。
センサBSE1乃至BSE3は、記録紙上に印刷された折り位置指示線F1〜F5を検出するもので、公知の光電手段により構成されている。
[折り目付けモード]
図6は、紙折り装置30による折り目付けモードを説明する図である。記録紙Pには予め折り位置指示線F1(図4の(a)参照)が印刷されており、また、以下の動作は後述する制御回路により制御されるものとする。なお、図6では搬送路WY1は記録紙Pの搬送線として表示した。
図示しない搬送ローラにより搬送路WY1に沿って矢印c方向に搬送される記録紙P上の折り位置指示線F1が、センサBSE1により検出されると、折り位置指示線F1がチョッパCH1の上に到達するに必要な所定時間(搬送機構の構造から予め設定される)が図示しないタイマにより計時開始される。所定時間が経過すると、折り位置指示線F1がチョッパCH1の上に到達したものと判定され、記録紙Pの矢印c方向の搬送は停止される。
図示しないソレノイドの作動によりチョッパCH1が記録紙Pに略直角に当接して当接部位、即ち位置指示線F1の上に略V字状の突出部が形成される。ソレノイドの作動と同時に紙折りローラR1とR2が矢印S方向に回転を開始し、記録紙の略V字状の突出部が紙折りローラR1とR2のニップ部N1に噛み込まれ、折り目が付けられる。この後、紙折りローラR1とR2は矢印Sとは反対方向に回転を開始する。記録紙Pはニップ部N1から解放されて第1の搬送路WY1に戻されて矢印cc方向(矢印cと反対方向)に搬送され、さらにスイッチバック搬送路49を矢印d方向に搬送されて記録紙収容部46に排出される。
[二つ折りモード]
図7は、紙折り装置30による二つ折りモードを説明する図である。記録紙Pには予め折り位置指示線F1(図4の(a)参照)が印刷されており、また、以下の動作は後述する制御回路により制御されるものとする。
以下、折り位置指示線F1による二つ折りモードについて説明する。なお、図7では搬送路WY1、WY2は記録紙Pの搬送線として表示した。
図示しない搬送ローラにより搬送路WY1に沿って矢印c方向に搬送される記録紙P上の折り位置指示線F1がセンサBSE1により検出されると、位置指示線F1がチョッパCH1の上に到達するに必要な所定時間(搬送機構の構造から予め設定される)が図示しないタイマにより計時開始される。所定時間が経過すると折り位置指示線F1がチョッパCH1の上に到達したものと判定され、記録紙Pの矢印c方向の搬送は停止される。
図示しないソレノイドの作動によりチョッパCH1が記録紙Pに略直角に当接して当接部位、即ち位置指示線F1の上に略V字状の突出部が形成される。ソレノイドの作動と同時に紙折りローラR1、R2、R3が矢印S方向に回転を開始し、記録紙Pの略V字状の突出部が紙折りローラR1とR2のニップ部N1に噛み込まれて記録紙Pは二つ折りされる。さらに、二つ折りされた記録紙Pの先端の折り目部分は紙折りローラR1とR3のニップ部N2に噛み込まれ、そのまま折り目を搬送方向の先頭として矢印d方向に搬送路WY2を搬送され、記録紙収容部46に排出される。
[Z折りモード]
図8は、紙折り装置30によるZ折りモードを説明する図である。Z折りする記録紙Pには、図8の(a)に示すように予め折り位置指示線F2とF3(図4の(b)参照)が印刷されている。ここでは説明の都合上、記録紙Pの搬送方向の長さを4とすると、折り位置指示線F2は搬送方向先頭から2の長さの位置に、折り位置指示線F3は搬送方向先頭から3の長さの位置に記録されているものとするが、折り位置指示線F2とF3の位置は上記の例に限られるものではない。また以下の動作は後述する制御回路により制御されるものとする。なお、図8では搬送路WY1、WY2は記録紙Pの搬送線として表示した。
図8の(a)に示すように、図示しない搬送ローラにより搬送路WY1に沿って矢印c方向に搬送される記録紙P上の折り位置指示線F3がセンサBSE1により検出されると、折り位置指示線F3がチョッパCH1の上に到達するに必要な所定時間(搬送機構の構造から予め設定される)が図示しないタイマにより計時開始される。所定時間が経過すると位置指示線F3がチョッパCH1の上に到達したものと判定され、記録紙Pの矢印c方向の搬送は停止される。
図示しないソレノイドの作動によりチョッパCH1が記録紙Pに略直角に当接して当接部位、即ち位置指示線F3の上に略V字状の突出部が形成される。ソレノイドの作動と同時に紙折りローラR1、R2が矢印S方向に回転を開始し、記録紙Pの略V字状の突出部が紙折りローラR1とR2のニップ部N1に噛み込まれて記録紙Pの位置指示線F3の上に第1の折り目が形成される。
このとき、記録紙Pの搬送方向の第1の折り目から先の部分は紙折りローラR2側に位置している。図8の(b)は、記録紙に第1の折り目が形成された状態を示す。
第1の折り目が形成された記録紙Pは、さらに紙折りローラR1とR2の矢印S方向の回転により搬送されるが、記録紙P上の折り位置指示線F2がセンサBSE2により検出されると、位置指示線F2がチョッパCH2の上に到達するに必要な所定時間(搬送機構の構造から予め設定される)が図示しないタイマにより計時開始される。所定時間が経過すると位置指示線F2がチョッパCH2の上に到達したものと判定され、紙折りローラR1、R2の回転は停止し、記録紙Pの搬送は停止される。
図示しないソレノイドの作動によりチョッパCH2が記録紙Pに略直角に当接して当接部位、即ち位置指示線F2の上に略V字状の突出部が形成され、紙折りローラR1とR3のニップ部N2に噛み込まれて記録紙Pの位置指示線F2の上に第2の折り目が形成される。ソレノイドの作動と同時に紙折りローラR1、R3が矢印S方向に回転を開始し、記録紙Pの略V字状の突出部が紙折りローラR1とR3のニップ部N2に噛み込まれて記録紙Pの位置指示線F2の上に第2の折り目が形成され、記録紙のZ折りが終了する。図8の(c)は、第2の折り目が形成され、記録紙PがZ折りされた状態を示す。
第1及び第2の折り目が形成された記録紙Pは、紙折りローラR1とR3の矢印S方向の回転により、Z折り部分を搬送方向の先頭として矢印d方向に搬送路WY2を搬送され、記録紙収容部46に排出される。
[三つ折りモード]
図9は、紙折り装置30による三つ折りモードを説明する図である。記録紙Pには予め折り位置指示線F4とF5(図4の(c)参照)が印刷されている。ここでは説明の都合上、記録紙Pの搬送方向の長さを3とすると、折り位置指示線F4は搬送方向先頭から1の長さの位置に、折り位置指示線F5は搬送方向先頭から2の長さの位置に記録されているものとするが、折り位置指示線F4とF5の位置は上記の例に限られるものではない。また以下の動作は後述する制御回路により制御されるものとする。なお、図9では搬送路WY1、WY2は記録紙Pの搬送線として表示した。
図9の(a)に示すように、図示しない搬送ローラにより搬送路に沿って矢印c方向に搬送される記録紙P上の折り位置指示線F4がセンサBSE1により検出されると、位置指示線F4がチョッパCH1の上に到達するに必要な所定時間(搬送機構の構造から予め設定される)が図示しないタイマにより計時開始される。所定時間が経過すると位置指示線F4がチョッパCH1の上に到達したものと判定され、記録紙Pの矢印c方向の搬送は停止する。
図示しないソレノイドの作動によりチョッパCH1が記録紙Pに略直角に当接して当接部位、即ち位置指示線F4の上に略V字状の突出部が形成される。ソレノイドの作動と同時に紙折りローラR1、R2が矢印S方向に回転を開始し、記録紙Pの略V字状の突出部が紙折りローラR1とR2のニップ部N1に噛み込まれて記録紙Pの位置指示線F4の上に第1の折り目が形成される。
このとき、記録紙Pの搬送方向の第1の折り目から後の部分は紙折りローラR1の側に位置している。図9の(b)は、記録紙Pに第1の折り目が形成された状態を示す。
第1の折り目が形成された記録紙Pは、さらに紙折りローラR1とR2の矢印S方向の回転により搬送されるが、記録紙P上の折り位置指示線F5がセンサBSE3により検出されると、位置指示線F5がチョッパCH2の上に到達するに必要な所定時間(搬送機構の構造から予め設定される)が図示しないタイマにより計時開始され、所定時間が経過すると位置指示線F5がチョッパCH2の上に到達したものと判定され、紙折りローラR1、R2の回転は停止し、記録紙Pの搬送は停止される。
図示しないソレノイドの作動によりチョッパCH2が記録紙Pに略直角に当接して当接部位、即ち位置指示線F5の上に略V字状の突出部が形成され、紙折りローラR1とR3のニップ部N2に噛み込まれて記録紙Pの位置指示線F5の上に第2の折り目が形成される。ソレノイドの作動と同時に紙折りローラR1、R3が矢印S方向に回転を開始し、記録紙Pの略V字状の突出部が紙折りローラR1とR3のニップ部N2に噛み込まれて記録紙Pの位置指示線F5の上に第2の折り目が形成され、記録紙Pの三つ折りが終了する。図9の(c)は、第2の折り目が形成され、記録紙Pが三つ折りされた状態を示す。
第1及び第2の折り目が形成されて三つ折りされた記録紙Pは、紙折りローラR1とR3の矢印S方向の回転により矢印d方向に搬送路WY2を搬送され、記録紙収容部46に排出される。
図10は、図1に示す実施の形態の複写機と後処理装置から構成される複写システムの制御回路の構成を説明する図で、ここでは後処理装置のうち紙折り装置の制御回路のみを示してある。
制御回路は、複写機10の制御部501と紙折り装置30の制御部801とが結合され、複写機10の制御部501には、通常の画像形成動作の設定に必要な各種キーの他、紙折り装置30の動作モード、即ち折り目付けモード、二つ折りモード、Z折りモード、三つ折りモードを選択する操作部502が接続され、このほか、複写機10の制御部501には画像形成のための種々の作像機構から構成される作像部503が接続されている。
作像部503は、操作部502で選択された動作モード、即ち折り目付けモード、二つ折りモード、Z折りモード、三つ折りモードに対応して、記録紙上の画像記録に支障を与えないように画像領域の外に紙折り位置指示線F1〜F5(図4参照)を記録する機能も備えている。
紙折り装置30の制御部801は、紙折りローラ制御部802とチョッパ制御部803を備え、紙折りローラ制御部802にはローラR1駆動部8021、ローラR2駆動部8022、及びローラR3駆動部8023が接続されている。また、チョッパ制御部803にはチョッパCH1のソレノイド8031、チョッパCH2のソレノイド8032が接続されている。この他、紙折り装置の制御部801はセンサBSE1〜BSE3が接続されている。
紙折り装置30の制御部801により実行される動作モード、即ち折り目付けモード、二つ折りモード、Z折りモード、三つ折りモードについては、先に図4乃至図9を参照して説明した通りである。
[第2の実施の形態]
次に、この発明の第2の実施形態について説明する。図11は、この発明の第2実施例の後処理装置40Aを含む複写システムの第2の実施の形態の構成の概略を示す断面図で、後処理装置40Aは複写機10Aに接続されている。第2実施例の後処理装置40Aは、第1実施例の後処理装置40から紙折り装置30を除き、これに代えて、紙折り装置30Aをステープル処理部の下流側に配置したものである。
また、第2の実施の形態における複写機10Aは、片面に画像が記録された記録紙は画像が記録された面を下に向けた状態で、両面に画像が記録された記録紙は先に画像が記録された面を下に向けた状態で、排出部11から複写機10Aの外へ排出する構成を備えている。
それ以外の点は第1の実施の形態の複写機10と同じであるので、同一部材には同一符号を付して説明を省略し、相違点について説明する。
後処理装置40Aにおいては、記録紙搬送部47は、複写機10Aの排出部11から排出された記録紙を受け取り、搬送路48を経て下方に搬送し、スイッチバック搬送路49へ送り込まれる。スイッチバック搬送路49でスイッチバックされた記録紙は、搬送路50を経てノンソートトレイ401へ搬送されるか、搬送路51を経てステープル処理部41へ搬送されるか、あるいは搬送路52を経て記録紙収容部46へ搬送される。
その結果、ステープル処理部41へは、片面に画像が記録された記録紙は画像が記録された面を上に向けた状態で一枚づつ搬入され積層される。ステープル処理部41で積層されステープル処理された記録紙束は、紙折り装置30Aへ搬送される。紙折り装置30Aへ搬送された記録紙は紙折り装置30Aで折り目が付けられた後、記録紙収容部46へ排出される。
図12は、記録紙束上のステープル針を検出して折り目を付ける紙折り装置30Aの構成を説明する概念図である。記録紙束BPにはステープル針が打ち込まれており、これが折り位置指示線F6(図4の(d)参照)として機能する。また、以下の動作は後述する制御回路により制御されるものとする。
二つ折り機構は、基本的には先に図7を参照して説明した構成と同じであり、記録紙束BPの搬入側の搬送路WYS1に沿って相互に接触配置された2個の紙折りローラR4、R5(図7の紙折りローラR1、R2に対応する)を備え、紙折りローラR4とR5との接触部にはニップ部NS(図7のニップ部N1に対応する)が形成される。紙折りローラR4とR5のニップ部NSに対向した位置には紙折り部材であるチョッパCH3(図7のチョッパCH1に対応する)が配置されている。
さらに、記録紙束BPの搬入側の搬送路WYS1の紙折りローラR4の上流側には、記録紙束BP上のステープル針である折り位置指示線F6を検出するセンサBSE4が配置されている。センサBSE4は、公知の光電手段により構成されるが、ステープル針の電気電導性を利用する等の光電手段以外の構成によることもできる。
チョッパCH3は、薄くて靭性の高い弾性部材で構成されており、図示しないソレノイド等の駆動機構の作動により記録紙束BPに略直角に当接して当接部位に略V字状の突出部を形成し、この略V字状の突出部を紙折りローラR4とR5のニップ部NSに噛み込ませて二つ折りするものである。
チョッパCH3は、記録紙束BPに形成された略V字状の突出部がニップ部NSに噛み込まれた後は、迅速に後退して初期位置に復帰させるように制御されるものとする。
ステープル処理部41によりステープル針が打ち込まれた記録紙束BPは、搬送路WYS1に沿って矢印j方向に搬送される。記録紙束BP上のステープル針、即ち折り位置指示線F6がセンサBSE4により検出されると、位置指示線F6がチョッパCH3の上に到達するに必要な所定時間(搬送機構の構造から予め設定される)が図示しないタイマにより計時開始される。所定時間が経過すると折り位置指示線F6がチョッパCH3の上に到達したものと判定され、記録紙束BPの搬送は停止される。
図示しないソレノイドの作動によりチョッパCH3が記録紙束BPに略直角に当接して当接部位、即ち位置指示線F6の上に略V字状の突出部が形成される。ソレノイドの作動と同時に紙折りローラR4、R5が矢印S方向に回転を開始し、記録紙束BPの略V字状の突出部が搬送路WYS2に沿ってK方向に搬送され、紙折りローラR4とR5のニップ部NSに噛み込まれて記録紙束BPに折り目がつけられる。その後、紙折りローラR4、R5を逆転させることにより、記録紙束BPはニップ部NSから解放されて第1搬送路WYS1に戻され、記録紙収容部46に排出される。
図13は、図11に示す複写機10Aと第2実施例の後処理装置40Aとから構成される複写システムの第2の実施の形態の制御回路の構成を説明する図で、ここでは後処理装置40Aのうち図12により説明した紙折り装置30Aの制御回路のみを示してある。
制御回路は、複写機10Aの制御部501と紙折り装置30Aの制御部811とが結合され、複写機10Aの制御部501には、通常の画像形成動作の設定に必要な各種キーの他、記録紙束に折り目をつける折り目つけモードを選択する操作部502が接続されている。このほか、複写機10Aの制御部501には画像形成のための種々の作像機構から構成される作像部503が接続されている。
作像部503は、操作部502で選択された記録紙束をステープル処理するモードに対応して、図示しないステープル処理機構の作動指令をする機能も備えている。
紙折り装置30Aの制御部811は、紙折りローラ制御部812とチョッパ制御部813を備え、紙折りローラ制御部812には紙折りローラR4、R5の駆動を行うローラR4、R5駆動部8121が接続され、チョッパ制御部813にはチョッパCH3のソレノイド8131が接続されている。この他、制御部811にはセンサBSE4が接続されている。
紙折り装置30Aの制御部811により実行される折り目付けモードは先に図12を参照して説明した通りである。
以上説明したとおり、第2実施例の紙折り装置30Aは、折り目付けが可能なものであるが、紙折り装置30Aを図14に示すように変形することにより二つ折りも可能になる。
図14に示す紙折り装置30Aの場合、搬送路WYS1に直交する方向である搬出側の搬送路WYS2に沿って配置された搬送ローラ対R6を備えている。そして、搬送路WYS1に沿って矢印j方向に搬送された記録紙束BPは、折り位置指示線F6がセンサBSE4により検出されると、位置指示線F6がチョッパCH3の上に到達するに必要な所定時間(搬送機構の構造から予め設定される)が図示しないタイマにより計時開始される。
所定時間が経過すると折り位置指示線F6がチョッパCH3の上に到達したものと判定され、記録紙束BPの搬送は停止される。チョッパCH3を作動させ、紙折りローラR4とR5のニップ部NSに記録紙束BPを噛み込ませて二つ折りした後、紙折りローラR4、R5をそのままの方向に回転を継続させ、搬送ローラ対R6により記録紙束BPの折り目を搬送方向の先頭として搬送路WYS2に沿って矢印k方向に搬送して記録紙収容部46に排出する。
なお、上記実施の形態では、チョッパを用いて記録紙を折っているが、チョッパを用いないで記録紙を折る形態にも、本発明は適用することができる。
以上、この発明の実施の形態について説明したが、実施の形態には以下に記載する発明も含まれる。
(1)請求項1記載の後処理装置において、前記制御手段は、第1の動作モードが選択されたときは、第1センサによる第1動作モードに対応する紙折り位置指示線の検出結果に基づいて、第1及び第2紙折りローラと第1チョッパを作動させ、記録紙上の紙折り位置指示線の上に折り目を付けるよう制御すること
を特徴とする後処理装置。
(2)請求項1記載の後処理装置において、前記制御手段は、第2の動作モードが選択されたときは、第1センサによる第2動作モードに対応する紙折り位置指示線の検出結果に基づいて、第1及び第2紙折りローラと第1チョッパを作動させ、紙折り位置指示線で記録紙を二つ折りするよう制御すること
を特徴とする後処理装置。
(3)請求項1記載の後処理装置において、前記制御手段は、第3の動作モードが選択されたときは、第1センサによる第3動作モードに対応する記録紙の搬送方向の中央より後方にある第2紙折り位置指示線の検出結果に基づいて第1及び第2紙折りローラと第1チョッパを作動させて第2紙折り位置指示線で記録紙を折り、さらに第2センサによる記録紙の搬送方向の中央より前方にある第1紙折り位置指示線の検出結果に基づいて第1及び第3紙折りローラと第2チョッパを作動させ、第1紙折り位置指示線で記録紙を折って記録紙をZ折りするよう制御すること
を特徴とする後処理装置。
(4)請求項1記載の後処理装置において、前記制御手段は、第4の動作モードが選択されたときは、第1センサによる第4動作モードに対応する記録紙の搬送方向の中央より前方にある第1紙折り位置指示線の検出結果に基づいて第1及び第2紙折りローラと第1チョッパを作動させて第1紙折り位置指示線で記録紙を折り、さらに第2センサによる記録紙の搬送方向の中央より後方にある第2紙折り位置指示線の検出結果に基づいて第1及び第3紙折りローラと第2チョッパを作動させ、第2紙折り位置指示線で記録紙を三つ折りするよう制御すること
を特徴とする後処理装置。
(5)上記(1)乃至(4)のいずれかに記載の後処理装置において、前記チョッパは作動したとき記録紙の紙折り位置指示線乃至はその近傍に突き当たり、形成されたV字状の突出部を紙折りローラのニップ部に噛ませて記録紙に折り目を付け、或いは記録紙を折ることを特徴とする後処理装置。
この発明は、画像形成装置から排出された記録紙を紙折りする後処理装置、その後処理装置が接続される画像形成装置並びに画像形成システムである。後処理装置が備える記録紙の紙折りモードとして、折り目を付ける第1モード、二つ折りする第2モード、Z折りする第3モード、三つ折りする第4モードを備えている。後処理装置は、画像形成装置により記録紙上に印刷された折り位置指示線、或いは後処理装置で記録紙を綴じたステープル針の位置を位置指示線とし、この折り位置指示線を検出して紙折りを実行するから紙折り位置のばらつきがなく、高い折り位置精度で紙折りを実行することができる。
第1実施例の後処理装置を含む複写システムの第1の実施の形態の構成の概略を説明する図。 搬送路の構成と動作を説明する図(その1)。 搬送路の構成と動作を説明する図(その2)。 折り位置指示線を検出して紙折りを行う基本動作を説明する図。 紙折り装置の構成を説明する図。 紙折り装置による折り目付け動作を説明する図。 紙折り装置による二つ折り動作を説明する図。 紙折り装置によるZ折り動作を説明する図。 紙折り装置による三つ折り動作を説明する図。 複写システムの第1の実施の形態の制御回路の構成を説明する図。 第2実施例の後処理装置を含む複写システムの第2の実施の形態の構成の概略を説明する図。 記録紙束上のステープル針を検出して折り目を付ける紙折り装置の構成を説明する概念図。 複写システムの第2の実施の形態の制御回路の構成を説明する図。 記録紙束上のステープル針を検出して二つ折りする紙折り装置の構成を説明する概念図。
符号の説明
10、10A 複写機
11 排紙部
20 自動原稿搬送装置(ADF)
30、30A 紙折り装置
40、40A 後処理装置
401 ノンソートトレイ
41 ステープル処理部
46 記録紙収容部
47 記録紙搬送部
48、50、51、52 搬送路
49 スイッチバック搬送路
497 樹脂製シート
F1、F2、F3、F4、F5、F6 折り位置指示線
BSE、BSE1、BSE2、BSE3、BSE4 センサ
CH、CH1、CH2、CH3 チョッパ
N1、N2、NS ニップ部
R、R1、R2、R3、R4、R5、R6 紙折りローラ
WY1、WYS1 搬送路
WY2、WYS2 搬送路
P 記録紙
BP 記録紙束

Claims (17)

  1. 画像形成装置の排紙部から排出された記録紙を折る1又は複数の動作モードを備えた後処理装置であって、
    前記排紙部から排出された記録紙を搬送する搬送路に沿って配置された折り手段と、
    前記搬送路上の前記折り手段の上流側に配置された記録紙上の折り位置指示線を検出する検出手段と、
    前記折り位置指示線により指示された位置を折るように、前記検出手段の検出結果に基づいて前記折り手段を制御する制御手段と
    を備えたことを特徴とする後処理装置。
  2. 前記後処理装置が備える動作モードは、前記折り位置指示線により指定された位置に折り目を付ける第1の動作モード、前記折り位置指示線により指定された位置で二つ折りする第2の動作モード、前記折り位置指示線により指定された位置でZ字状に折る第3の動作モード(Z折りモード)、前記折り位置指示線により指定された位置で順次三つ折りする第4の動作モード(三つ折りモード)から選択された1又は複数の動作モードであること
    を特徴とする請求項1に記載の後処理装置。
  3. 前記折り位置指示線として、記録紙に打ち込まれた綴じ材を折り位置指示線として使用すること
    を特徴とする請求項1記載の後処理装置。
  4. 記録紙を折る目標位置である折り位置指示線を記録紙上の所定の位置に記録することができる請求項1記載の後処理装置が接続される画像形成装置であって、前記画像形成装置は、操作部から入力された動作モードに対応して前記折り位置指示線を記録紙上の所定の位置に記録すること
    を特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1に記載の後処理装置と請求項4に記載の画像形成装置とが接続されて構成される画像形成システムであって、前記画像形成装置の操作部により選択された動作モードに対応して前記後処理装置が記録紙の折りを実行することを特徴とする画像形成システム。
  6. 前記制御手段は、前記検出手段が折り位置指示線を検出してから所定時間後に前記折り手段を動作させること
    を特徴とする請求項1に記載の後処理装置。
  7. 前記折り手段は、前記搬送路に沿って相互に接触配置された第1及び第2の折りローラを備えたこと
    を特徴とする請求項1に記載の後処理装置。
  8. 前記折り手段は、前記搬送路に交差する方向に前記第1の折りローラに接触配置された第3の折りローラを備えたこと
    を特徴とする請求項7に記載の後処理装置。
  9. 前記検出手段は、前記搬送路上の前記第1の折りローラの上流側に配置された記録紙上の折り位置指示線を検出する第1のセンサ、前記第1及び第3の折りローラのニップ部の上流側に配置された記録紙上の折り位置指示線を検出する第2のセンサ、及び第2のセンサと搬送路を隔てて対向する位置に配置された記録紙上の折り位置指示線を検出する第3のセンサとを備えたこと
    を特徴とする請求項8に記載の後処理装置。
  10. 前記後処理装置が実行する記録紙を折る動作モードは、前記折り位置指示線により指定された位置に折り目を付ける第1の動作モード、前記折り位置指示線により指定された位置で二つ折りする第2の動作モード、前記折り位置指示線により指定された位置でZ字状に折る第3の動作モード(Z折りモード)、前記折り位置指示線により指定された位置で順次三つ折りする第4の動作モード(三つ折りモード)を備えていること
    を特徴とする請求項5に記載の画像形成システム。
  11. 画像形成装置の排紙部から排出された記録紙を搬送する搬送路上に配置され、記録紙上に記録された折り位置指示線に基づいて記録紙を折る複数の動作モードを備えた後処理装置であって、
    前記後処理装置は、記録紙の搬送路に沿って相互に接触配置された第1及び第2の折りローラ、及び記録紙の搬送路に交差する方向に前記第1の折りローラに接触配置された第3の折りローラと、
    前記第1及び第2の折りローラのニップ部に対向する位置に配置された第1のチョッパ、及び前記第1及び第3の折りローラのニップ部に対向する位置に配置された第2のチョッパと、
    前記搬送路上の前記第1の折りローラの上流側に配置された記録紙上の折り位置指示線を検出する第1のセンサ、前記第1及び第3の折りローラのニップ部の上流側に配置された記録紙上の折り位置指示線を検出する第2のセンサ及び第2のセンサと搬送路を隔てて対向する位置に配置された記録紙上の折り位置指示線を検出する第3のセンサと、
    前記第1乃至第3のセンサの検出信号に基づいて前記第1乃至第3の折りローラと前記第1及び第2のチョッパを制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、複数の動作モードから選択された動作モードに応答して、前記第1乃至第3のセンサの検出信号に基づき前記第1乃至第3の折りローラと前記第1及び第2のチョッパの作動を制御して選択された動作モードに対応する記録紙の折りを実行すること
    を特徴とする後処理装置。
  12. 前記記録紙を折る複数の動作モードは、前記折り位置指示線により指定された位置に折り目を付ける第1の動作モード、前記折り位置指示線により指定された位置で二つ折りする第2の動作モード、前記折り位置指示線により指定された位置でZ字状に折る第3の動作モード(Z折りモード)、前記折り位置指示線により指定された位置で順次三つ折りする第4の動作モード(三つ折りモード)であること
    を特徴とする請求項11記載の後処理装置。
  13. 前記制御手段は、第1の動作モードが選択されたときは、第1のセンサによる第1の動作モードに対応する折り位置指示線の検出結果に基づいて、第1及び第2の折りローラと第1のチョッパを作動させ、記録紙上の折り位置指示線の上に折り目を付けるよう制御すること
    を特徴とする請求項12記載の後処理装置。
  14. 前記制御手段は、第2の動作モードが選択されたときは、第1のセンサによる第2の動作モードに対応する折り位置指示線の検出結果に基づいて、第1及び第2の折りローラと第1のチョッパを作動させ、記録紙上の折り位置指示線の位置で記録紙を二つ折りするよう制御すること
    を特徴とする請求項12記載の後処理装置。
  15. 前記制御手段は、第3の動作モードが選択されたときは、第1のセンサによる第3の動作モードに対応する記録紙の搬送方向の中央より後方にある記録紙上の第2の折り位置指示線の検出結果に基づいて、第1及び第2の折りローラと第1のチョッパを作動させ、記録紙上の第2の折り位置指示線の位置で記録紙を折り、さらに第2のセンサによる記録紙の搬送方向の中央より前方にある第1の折り位置指示線の検出結果に基づいて、第1及び第3の折りローラと第2のチョッパを作動させ、記録紙上の第1の折り位置指示線の位置で記録紙を折ってZ折りするよう制御すること
    を特徴とする請求項12記載の後処理装置。
  16. 前記制御手段は、第4の動作モードが選択されたときは、第1のセンサによる第4の動作モードに対応する記録紙の搬送方向の中央より前方にある記録紙上の第1の折り位置指示線の検出結果に基づいて第1及び第2の折りローラと第1のチョッパを作動させて記録紙上の第1の折り位置指示線の位置で記録紙を折り、さらに第2のセンサによる記録紙の搬送方向の中央より後方にある第2の折り位置指示線の検出結果に基づいて第1及び第3の折りローラと第2のチョッパを作動させて記録紙上の第2の折り位置指示線の位置で記録紙を三つ折りするよう制御すること
    を特徴とする請求項12記載の後処理装置。
  17. 前記第1及び第2のチョッパは、作動したとき記録紙上の折り位置指示線乃至はその近傍に突き当たり、形成されたV字状の突出部を折りローラのニップ部に噛ませて記録紙に折り目を付け、或いは記録紙を折ること
    を特徴とする請求項11記載の後処理装置。
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