JP3512044B2 - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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Description
が切り換え可能な排出ロールで用紙を引き込み反転させ
た後再び排出ロールへ搬送する用紙反転手段を備え、片
面モード時は画像記録された用紙を排出ロールからその
まま排出させ、両面モード時は画像記録された用紙後端
が排出ロールに位置した時に排出ロールを反転させて用
紙反転手段に搬送した後、両面に画像形成され反転され
た用紙を排出させる画像形成装置に関する。
タ等のように、電子写真方式を用いて感光体ドラム等の
画像担持体にトナー画像を形成する画像形成装置では、
前記画像担持体に形成したトナー画像を用紙に転写し定
着装置を通して定着するようにしている。そして、定着
装置から送り出される用紙をトレイ等に向けて送り出す
ために搬送手段を設け、装置本体の記録紙排出部に排出
トレイを配置したり、ソータ等を配置して記録紙の後処
理の作業を容易に行い得るようにしている。また、自動
両面複写機等の装置では、例えば特開平3−26795
1号公報等に示されるように、記録紙の両面に画像を記
録して両面コピーを作成するため、片面コピー用紙とし
て作成した記録紙を反転経路を介して反転し画像転写部
に向けて送るようにしている。
比較的大型の装置として構成されるものであり、装置本
体に配置する用紙搬送路が複雑になるために、小型のレ
ーザービームプリンタ等のような装置には適用が困難で
あるという問題がある。また、小型の画像形成装置にお
いては、記録紙を搬送する手段を簡素化し、装置の用紙
搬送路の構成を複雑にせずに装置の製造コストを引き下
げるように配慮されている。特にディジタル方式の装置
は、装置本体をさらに小型に構成することが可能であ
り、記録紙の作成能力を大幅に向上させることができ
る。しかし、如何に画像形成装置の小型化を図ろうとし
ても、記録紙の処理のための手段を装置本体に対して設
け、さらにその用紙搬送路等を装置本体内部に一体に組
み込むと、用紙搬送路の構成が複雑になり、装置全体を
小型にすることができない。
ば特開平3−68253号公報等に示されるように記録
紙の搬送路を2方向に分岐させて記録紙を2つの排出ト
レイに排出できるようにすることも1つの解決策とな
る。また、特開平1−92167号公報等に示されるよ
うに記録紙の排出路に別の排出装置を組み合わせてユー
ザの記録紙処理の要求に対応できるようにすることも考
えられ、さらに前記従来例のように画像形成装置本体の
記録紙排出部に2つの排出トレイを配置することによ
り、記録紙の後処理の作業を容易に行い得るようにする
ことも可能となる。しかし、記録紙を単純に2つの排出
トレイに分けて排出できるだけでは、ユーザの要求がよ
り高度なものとなる場合に対応が困難であるという問題
が残る。
えば特開平1−308354号公報等に示されるように
画像形成装置本体に対して用紙取り扱いユニットを組み
合わせできるように構成するものがある。この場合に
は、画像形成装置本体に対して排出ユニットを配置した
り、用紙反転ユニットと中間トレイ手段を組み合わせて
配置したりすることによって、自動両面複写機を構成す
ること等の任意の構成に対応させることができる。しか
し、この場合にも、例えば自動両面複写機を構成しよう
とすると、装置本体の給紙部に中間トレイを組み込む必
要があり、装置本体の給紙部の構成が複雑になるという
問題が生じる。また、中間トレイ機構を独立したユニッ
トとして構成する場合には、装置本体と給紙部との間に
ユニットを配置することになるため、装置の高さに影響
が生じるという問題が生じる。そして、ユニットを組み
合わせた画像形成装置の記録紙処理手段を構成する場合
には、ユーザーの要求に対応させるために、比較的大き
な構造のユニットを複数準備することが必要になるとい
う問題が生じる。さらに、装置本体に組み合わせるユニ
ットに対してそれぞれ個別の駆動手段を配置する必要が
あり、その場合には、ユニットの製造コストにも大きな
影響が生じる。そして、ユニットの駆動機構と画像形成
装置本体との間での信号伝達や連動機構を構成するため
には、制御装置に設定する制御条件等が複雑になり、メ
ンテナンスに関しても解決する問題が多く生じる恐れが
ある。
に対して記録紙処理手段を装備させるに際し、用紙排出
ユニットに配置する作動部材に装置本体からの駆動力伝
達機構を用いて駆動して用紙排出ユニットを小型化でき
るようにすると共に、用紙排出ユニットを任意の機能を
有する装置とし、画像形成装置に対して容易に組み合わ
せできるような装置を提案している(特願平6−139
393号)。この画像成形装置は1つの用紙排出路を備
え、その用紙排出路に対応させて用紙排出ユニットを配
置し、その用紙排出ユニットに設けた湾曲排出路を介し
て用紙を案内するものであり、湾曲排出路の端部に配置
するローラー装置を介して記録紙を排出すると共に、画
像形成装置本体に設けた駆動力伝達手段を介して用紙排
出ユニットに設けたローラー装置を駆動するように構成
している。湾曲排出路は、画像形成装置の定着装置の排
出部から排出ローラー装置までの搬送路として構成する
ことができ、用紙排出ユニットは、反転排出機能、表裏
面排出機能、又はオフセット排出機能等のうち少なくと
も1つの機能を有する装置として構成することができ
る。また、用紙排出ユニットを反転排出機能を有するも
のとして構成し、用紙排出ユニットの反転排出路に両面
ユニットを取り付けて画像形成装置本体の用紙排出路に
接続し、片面コピー用紙を本体の用紙搬送路に接続可能
に構成することも可能である。さらに、用紙排出ユニッ
トには、少なくとも1つの排出ローラー装置と用紙の検
知を行う手段とを備え、画像形成装置本体の制御装置に
より記録紙の排出の動作を行う手段を構成することもで
きる。
ーザービームプリンタ等の画像形成装置は、用紙排出路
に排出トレイを設けておき、記録紙として排出する用紙
を排出トレイに堆積させて収容するものであるが、作成
した記録紙を排出トレイに順次堆積させると、記録紙の
後処理の作業が面倒であり、複数枚の原稿を用いて複数
枚の記録紙を作成する場合には、後で仕分ける作業が非
常に面倒であるという問題がある。そのためにソーター
装置を画像形成装置に接続して自動的に仕分けを行い、
オペレータの負担を軽減すると共に、複写効率を向上さ
せるようにしている。
−42450号公報等に示されるように上下方向に多段
に配置した排出トレイ部材に対して上下方向に用紙を搬
送する垂直搬送装置を配置したものが知られている。こ
の垂直搬送装置では、多数の搬送ローラー装置を各排出
トレイ部材に対応させて配置し、それぞれの搬送ローラ
ー装置に近接させて切り換えゲート部材を設けて用紙分
岐部を構成している。そして、用紙を排出トレイ部材に
向けて分岐させる際には、各排出トレイ部材に対応する
切り換えゲート部材を揺動させて用紙を排出トレイ部材
に挿入させるようにしている。また、特開昭62−20
1775号公報等に示される例では、画像形成装置の本
体上部にソーター装置を配置し、用紙仕分け部に配置す
るトレイに対して用紙を仕分けして排出させるようにし
ている。ソーター装置は、画像形成装置のメンテナンス
に際して画像形成装置の上部で揺動させて邪魔にならな
い位置に保持できるようにしている。このようにソータ
ー装置を画像形成装置に組み合わせて配置することによ
り、画像形成装置で作成した記録紙を自動的にトレイに
仕分けして排出でき、記録紙作成後の作業を容易に行う
ことができる。
ービームプリンタ等の画像形成装置において、装置本体
の上部に排出トレイを設けソーター装置を直接接続する
と、比較的用紙の収容量の多い排出トレイが使用できな
くなる。そのため、画像形成装置本体の上部にソーター
装置を配置する場合には、本体トレイに対する排出経路
を確保し、本体の給紙トレイとソーター装置との間に用
紙の搬送切り換え手段を設けることが必要となる。
は、ソーター装置の用紙案内部に切り換えゲートを配置
してソレノイド等の駆動手段により排出トレイとソータ
ー装置との切り換えを行えばよかったが、用紙排出ユニ
ットが反転排出機能、表裏面排出機能、又はオフセット
排出機能等のうち少なくとも1つの機能を有する装置で
ある場合には、ソーター装置との間のゲート切り換え手
段は、各機能の動作に応じて異なる複雑な制御を行わな
ければならない。また、ゲート切り換え手段は、用紙排
出ユニットの搬送路上に位置するため、故障が発生する
と画像形成装置が正常に用紙排出できなくなるという問
題が生じる。
って、ゲート切り換え手段の構成を簡素化しソーター部
や排出トレイへの用紙の排出の切り換え及び反転搬送路
の共用が可能な画像形成装置を提供することを目的とす
るものである。
転/逆転に回転方向が切り換え可能な排出ロールと、排
出ロールに位置する用紙を引き込み反転させた後再び排
出ロールヘ搬送する用紙反転手段と、用紙の排出を検知
するための用紙排出検知手段と、複数のビンを備え排出
ロールから排出された用紙をソーティングするソーター
部と、排出ロールから排出された用紙をソーター部と排
出トレイに切り換えるゲート手段と、片面モード時は画
像記録された用紙を排出ロールからそのまま排出させ、
両面モード時は用紙排出検知手段により画像記録された
用紙後端が検知されてから排出ロールを反転させて用紙
反転手段に搬送し、両面に画像形成され反転された用紙
を排出させるように制御する排出ロール制御手段と、ソ
ーターモードにおいてソーター部へ搬送された用紙を適
宜対応するビンにソーティングすると共に、片面モード
時は排出される各用紙がソーター部へ搬送され、両面モ
ード時の第1面の画像形成時は用紙が排出トレイへ搬送
され第2面の画像形成時は用紙がソーター部へ搬送され
るようにゲート手段の切り換えを制御するゲート切り換
え制御手段とを備えたことを特徴とするものである。
に用紙検出センサーを設け、前記制御手段によりソータ
ーモード以外の時に用紙検出センサーが用紙を検出した
ことを条件としてゲート手段の故障を検知し、前記制御
手段として、ソーター部を制御する制御手段を別に設け
て、ソーター部以外の制御手段から制御情報がない場合
には、排出トレイ側に用紙を排出するようにゲート手段
を切り換え、連続して複数枚の両面記録を行う場合、2
枚ずつ第1面、第2面の画像形成を行うことを特徴とす
るものである。
方向が切り換え可能な排出ロールと、排出ロールに位置
する用紙を引き込み反転させた後再び排出ロールヘ搬送
する用紙反転手段と、用紙の排出を検知するための用紙
排出検知手段と、複数のビンを備え排出ロールから排出
された用紙をソーティングするソーター部と、排出ロー
ルから排出された用紙をソーター部と排出トレイに切り
換えるゲート手段と、片面モード時は画像記録された用
紙を排出ロールからそのまま排出させ、両面モード時は
用紙排出検知手段により画像記録された用紙後端が検知
されてから排出ロールを反転させて用紙反転手段に搬送
し、両面に画像形成され反転された用紙を排出させるよ
うに制御する排出ロール制御手段と、ソーターモードに
おいてソーター部へ搬送された用紙を適宜対応するビン
にソーティングすると共に、片面モード時は排出される
各用紙がソーター部へ搬送され、両面モード時の第1面
の画像形成時は用紙が排出トレイへ搬送され第2面の画
像形成時は用紙がソーター部へ搬送されるようにゲート
手段の切り換えを制御するゲート切り換え制御手段とを
備えたので、搬送経路または搬送時間を短くでき、用紙
サイズによらず同一の排出ロールの制御が可能になる。
に用紙検出センサーを設け、前記制御手段によりソータ
ーモード以外の時に用紙検出センサーが用紙を検出した
ことを条件としてゲート手段の故障を検知し、前記制御
手段として、ソーター部を制御する制御手段を別に設け
て、ソーター部以外の制御手段から制御情報がない場合
には、排出トレイ側に用紙を排出するようにゲート手段
を切り換えることにより、ゲート手段の故障検出を可能
とし、異常状態に応じて排出トレイ側に適宜用紙を収納
するように制御することができ、連続して複数枚の両面
記録を行う場合、2枚ずつ第1面、第2面の画像形成を
行うことにより、両面記録を高速化することができる。
明する。図1は本発明に係る画像形成装置の1実施例構
成を示す図、図2は用紙排出装置を含む全体の装置構成
概要を示す図、図3は用紙排出装置を含む制御システム
の構成例を示す図、図4はソーター部の具体的な構成例
を示す図である。
ロール、3は感光体ドラム、4はフューザロール、5は
排出センサー、6はインバートセンサ、7は排出ロー
ル、8はソーター部入口ゲート、9はソーター部入口セ
ンサー、10は排出ゲート、11はフェイスアップ排出
センサー、12はフェースアップ排出ロール、13はD
UP排出ゲート、14はDUP排出センサー、15はD
UP排出ロール、16〜18は搬送ロール、19はモー
ターを示す。
は、用紙を用紙トレイ1からフィードしレジロール2を
通して感光体ドラム3に導き、感光体ドラム3に形成さ
れたトナー画像を用紙に転写しフューザロール4で定着
する。そして、画像が記録された用紙を排出ゲート10
の切り換えにより排出ロール7、或いはフェースアップ
排出ロール12へ排出し、さらに両面記録モードの場合
には、片面記録後の用紙をその後端まで一旦排出ロール
7に引き込んでから、排出ゲート10を切り換えて排出
ロール7を正転から逆転に反転させ、フェースアップ排
出ロール12へ排出する。つまり、排出ロール7は、ク
ラッチにより正転/反転の切り換えを行うことができる
ものである。
本体IOTのフェースアップ排出ロール12より排出さ
れた用紙をDUP排出ゲート13の切り換えによりDU
P排出ロール15から図示しないフェースアップトレイ
に排出し、或いは両面記録モードにおける裏面記録のた
めに反転された用紙を搬送ロール16を通して画像形成
装置本体IOTのレジロール2へ導く。ソーター部MB
Xは、画像形成装置本体IOTの排出ロール7より排出
された用紙をソーター部入口ゲート8の切り換えにより
上方のソーター部MBXに導き、或いは図示右方の図示
しないフェースダウントレイに排出する。このようにし
て用紙の記録面を上にして排出する場合にはフェースア
ップトレイに、記録面を下にした排出する場合にはフェ
ースダウントレイに、ソーティングやスタックモード、
メイルボックスモード等で排出する場合にはソーター部
MBXにそれぞれ記録された用紙を収納する。
紙反転モジュールDM及びソーター部MBXを取り付け
た用紙排出装置を含む全体の装置概要を示したのが図2
である。図2において、21は画像形成装置本体、22
はソーター部、23は用紙反転モジュール、24は手差
しトレイ、25−1〜25−4は用紙トレイ、26は画
像形成部、27はフェースダウントレイ、28はフェー
スアップトレイ、31はトレイレベルセンサー、32、
35はノーペーパーセンサー、33、34はサイズセン
サー、36はレジセンサー、37はヒューザー排出セン
サーを示す。
ザービームプリンタ等の画像形成装置本体21の上部に
配置し、用紙の共通搬送路に沿って設けられ互いに隣接
する複数のビンと用紙を導くゲート手段とを有しソータ
ー機能を備えたものである。画像形成装置本体21は、
複数の用紙トレイ25−1〜25−4とその上部の画像
形成部26からなり、さらに両面記録を行うための用紙
反転モジュール23、手差しトレイ24、フェースダウ
ントレイ27、フェースアップトレイ28を取り付けた
ものである。そして、画像の記録は、用紙トレイ25−
1〜25−4、或いは手差しトレイ24から用紙が一点
鎖線の搬送路に沿ってフィードされ、画像形成部26で
用紙に画像が記録されフェースダウントレイ27、フェ
ースアップトレイ28、或いはソーター部22に排出さ
れる。用紙反転モジュール23は、用紙に両面記録を行
う場合に用いられ、一旦用紙をソーター部22の方向に
導いた後、反転させて用紙反転モジュール23を通して
再度画像形成部26に導くようにするものである。
は、例えば図3に示すように画像形成装置本体IOTに
はIOTCPU40、ソーター部MBXにはMBXCP
U50、用紙反転モジュールDMにはDMCPU55を
有し、通信処理部を介して相互に接続されている。それ
ぞれにおいて、モード処理部41、51、56は、片面
記録や両面記録、ソート、スタック等のモードに係る処
理を行うものであり、P/H処理部42、52、57
は、用紙の入出力、枚数管理、搬送、ジャム検知等の処
理を行うものである。画像形成装置本体IOTにおける
Xero処理部43は、画像形成処理を行うものであ
り、外部装置処理部44は、外部に接続された装置の処
理を行うものであり、それぞれソーター部MBXに係る
処理を行うものがMBX処理部45、用紙反転モジュー
ルDM係る処理を行うものがDM処理部46である。そ
して、ソーター部MBXのゲート処理部53は、ソータ
ー部入口ゲート、各ビンのゲートに係る処理を行うもの
である。
〜10ビンからなる各ビン67毎にノーペーパーセンサ
ー66、用紙を導くゲート63、ゲートを駆動するソレ
ノイド64、搬送ローラを駆動するモータ65、1ビン
のジャムセンサー62、2ビンから10ビンまでの用紙
排出、ジャムを検出する透過センサー61、ソーター部
入口センサー68、ソーター部入口ゲート69を有す
る。そして、本体からの排出用紙をソーター部の共通搬
送路に導くかフェースダウントレイ70に導くかをソー
ター部入口ゲート69で切り換えている。1ビンのジャ
ムセンサー62は、1ビンのみの用紙排出、ジャムを検
出するものであり、透過センサー61は、2ビンから1
0ビンまでを通して用紙排出、ジャムを検出するもので
ある。したがって、透過センサー61の信号だけでは、
2ビンから10ビンまでのどのビンかを特定することは
できないので、モードや記録部数、或いはソレノイド6
4、ゲート63のステータスとを合わせて用紙排出、ジ
ャムのビン判定することになる。すなわち、例えば記録
部数が8部のソートモードの場合には8ビンから1ビン
までに順次用紙を排出するので、透過センサー61にお
いて8枚目の用紙排出は2部目となり、その排出信号
は、ジャムセンサー62の排出信号が得られるまで待機
し、その次に通知されることになる。
装置本体により画像記録された用紙をソーター部MBX
に排出する際、片面モード時において、排出ロール7へ
搬送される用紙を1枚目はジョブの開始時に、2枚目以
降は、前の用紙が画像形成装置本体の用紙排出検知用の
排出センサー5を通過してから一定時間後に、ソーター
部MBXへ搬送するようにソーター部入口ゲート8を切
り換える。両面モード時においては、画像形成装置本体
により表面に画像記録された用紙を反転手段に搬送でき
るようにソーター部入口ゲート8を切り換え、用紙反転
後に裏面に画像記録された用紙が排出センサー5を通過
してから一定時間後に、ソーター部MBXへ搬送するよ
うにソーター部入口ゲート8を切り換える。このように
排出センサー5を通過してからソーター部入口ゲート8
を切り換えるタイミングは、用紙サイズと記録モードに
応じて制御されるので、そのために例えばタイミングテ
ーブルを備えている。
排出センサー5を通過してから一定時間後のタイミング
で切り換えを行うだけで、実際にその切り換えが行われ
ていることを確認する故障検知機構を持たない。そのた
め、故障が発生して不本意にゲートが固定され、排出ト
レイ側への用紙がソーター部MBXに搬送されてしまう
と、ソーター部MBXの回転していない共通搬送路のロ
ールに用紙が突き当たって停止し紙詰まりを発生する。
しかし、小さいサイズの用紙の場合には、排出センサー
5を通過して正常排出として処理され、次の排出用紙が
前の排出用紙に追突してはじめて排出センサー5で紙詰
まりが検知される。その場合には、本来の紙詰まりであ
る1枚目の排出用紙については正常とみなされるため、
ジョブリカバリーが行われなくなってしまう。そこで、
ソーター部のロールより手前の入口でソーター部入口セ
ンサー9によりソーター部MBXを使用しない画像形成
動作時に搬送されてくる排出用紙を検知すれば、ソータ
ー部入口ゲート8の故障と判断することができ、正常排
出と誤検知することによって画像が消失してしまうのを
防ぐことができる。
置本体の制御状況に異常を検知した場合には、画像形成
装置本体の動作を即時停止させることができないことが
あるので、一定時間経過後に自動的にソーター部入口ゲ
ート8を排出トレイ(フェースダウントレイ)側に動作
させることにより、ソーター部入口ゲート8の故障時に
発生する誤動作を未然に防ぐことができる。
図6は両面記録モード時におけるソーター部入口ゲート
の動作タイミングを説明するための図、図7は両面記録
モード時におけるソーター部入口ゲートを制御するため
の処理を説明するための図、図8は片面記録モード時に
おけるソーター部入口ゲートの制御するための処理を説
明するための図、図9はソーター部入口ゲートの故障検
知処理を説明するための図、図10はソーター部入口ゲ
ートのクローズ検知処理を説明するための図である。
ず通常の片面記録を行う場合には、用紙が用紙トレイ1
からフィードされると、レジロール2を通して感光体ド
ラム3で静電潜像が用紙に転写記録され、フューザロー
ル4へ搬送される。そして、排出ゲート10の制御によ
って、記録面を上向きにして排出する場合には、フェー
スアップ排出ロール12を通して用紙反転モジュールD
MのDUP排出ロール15へ導いてフェースアップトレ
イに排出し、記録面を下向きにして排出する場合には、
排出ロール7からソーター部入口ゲート8を切り換えて
フェースダウントレイ側に排出する。ソーター部MBX
に排出する場合には、ソーター部入口ゲート8を切り換
えて図示上方のソーター部MBXの共通搬送路に用紙を
導く。これに対して両面記録を行う場合には、用紙を用
紙反転モジュールDMに搬送する前に反転させる。その
ためにまず、図5(a)に示すように排出ロール7を正
転させて用紙を引き込み、用紙の後端がインバートセン
サ6を通過してから、図5(b)のタイミングチャート
に示すようにt1後に排出ロール7を停止させ、t2後
に排出ロール7の正転/逆転をクラッチで切り換えると
共に排出ゲート10を切り換えて用紙を反転させ用紙反
転モジュールDMの搬送ロール16に導く。そして、連
続して複数枚の両面記録を行う場合には、図6に示すよ
うに第1面の画像形成をまず、と2枚続けて行い、
その後に第2面の画像形成を続けて行う。つまり、2枚
ずつ第1面、第2面の画像形成を行ってソーター部MB
Xの共通搬送路に用紙を導く。
制御処理部による処理を説明する。両面記録モード(Du
plex Mode)では、図7に示すようにまず、両面記録モー
ドとして動作開始し、ソーター部MBXに用紙の面情報
SIDE INFOとしてDuplexの1面(表面)に設定すると
(ステップS11)、ソーター部入口ゲートを切り換え
タイミングテーブルに従いクローズする(ステップS1
2)。そこで、奇数枚目(表面)の用紙がフューザ排出
センサーに達し(ステップS13)、通過するのを待つ
(ステップS14)。用紙がフューザ排出センサーを通
過すると、次の用紙の面情報SIDE INFOをDuexの2面
(表面)に設定し(ステップS15)、ソーター部入口
ゲートを切り換えタイミングテーブルに従いオープンす
る(ステップS16)。そして、偶数枚目(裏面)の用
紙がフューザ排出センサーに達するのを待ち(ステップ
S17)、用紙がフューザ排出センサーに達すると、一
定時間経過で(ステップS18)ソーター部入口ゲート
をクローズして(ステップS19)、用紙がフューザ排
出センサーを通過すれば、最終用紙か否かを判断し(ス
テップS20〜S21)、最終用紙までステップS13
からの処理を繰り返し実行する。
8に示すようにまず、片面記録モードとして動作開始
し、ソーター部MBXに用紙の面情報SIDE INFOとして
Simplex(片面)に設定する(ステップS21)。次い
で、ソーター部入口ゲートを切り換えタイミングテーブ
ルに従いオープンし(ステップS22)、1枚目の用紙
がフューザ排出センサーに達すると(ステップS2
3)、その用紙がフューザ排出センサーを通過するのを
待つ(ステップS24)。用紙がフューザ排出センサー
を通過すると、次の用紙の面情報SIDE INFOをSimplex
に再度設定して( ステップS25) 、一定時間経過する
まで待ち( ステップS26)、ソーター部入口ゲートを
クローズした後(ステップS27)、切り換えタイミン
グテーブルに従いオープンする(ステップS28)。用
紙がフューザ排出センサーに達すると(ステップS2
9)、その用紙がフューザ排出センサーを通過するのを
待ち(ステップS30)、用紙がフューザ排出センサー
を通過すれば、最終用紙か否かを判断し(ステップS3
1)、最終用紙までステップS25からの処理を繰り返
し実行する。
ガル・タイミングJAM)の処理では、図9に示すよう
に画像形成出力の動作を開始し(ステップS41)、ソ
ーター部のジョブでない情報がセットされると(ステッ
プS42)、イリーガル・タイミングJAMの検知を開
始する(ステップS43)。そして、ソーター部入口セ
ンサーがオンか否かを監視し(ステップS44)、ソー
ター部入口センサーがオンになればイリーガル・タイミ
ングJAMを画像形成装置本体に通知する(ステップS
45)。
る処理では、図10に示すように画像形成出力及びソー
ター部の動作を開始して(ステップS51)、通信をモ
ニタし(ステップS52)、通信が途絶えていないか否
かを監視する(ステップS53)。通信が途絶えればソ
ーター部入口ゲートをクローズして通信回復を待つ(ス
テップS54〜S55)。このようにして画像形成装置
本体が一時的に故障して通信が途絶えた場合には、用紙
がソーター部に収納されないようにソーター部入口ゲー
トを切り換える。
によれば、画像形成装置本体の用紙排出側にソーター部
を組み合わせ、ソーター部側に排出ロールから排出され
た用紙をソーター部と排出トレイに切り換えるゲート手
段を設けるので、排出ロールに位置する用紙を引き込み
反転させた後再び排出ロールへ搬送するように用紙反転
手段を組み合わせ、排出トレイを用紙の排出及び反転搬
送路として共用することができる。しかも、排出ロール
側とソーター部側の用紙検知を利用することにより、ゲ
ート手段の故障を検知することができるので、ゲート手
段の故障検知機構を省くことができ、より小型化、コス
トの低減を図ることができる。また、ソーター部側の用
紙検知を利用してゲート手段の故障によるジャムを検知
し、このような場合の画像の消失を防ぐことができる。
示す図である。
す図である。
示す図である。
る。
ートの動作タイミングを説明するための図である。
ートを制御するための処理を説明するための図である。
ートの制御するための処理を説明するための図である。
するための図である。
を説明するための図である。
4…フューザロール、5…排出センサー、6…インバー
トセンサー、7…排出ロール、8…ソーター部入口ゲー
ト、9…ソーター部入口センサー、10…排出ゲート、
11…フェイスアップ排出センサー、12…フェースア
ップ排出ロール、13…DUP排出ゲート、14…DU
P排出センサー、15…DUP排出ロール、16〜18
…搬送ロール、19…モーター
Claims (4)
- 【請求項1】 正転/逆転に回転方向が切り換え可能な
排出ロールと、 排出ロールに位置する用紙を引き込み反転させた後再び
排出ロールヘ搬送する用紙反転手段と、 用紙の排出を検知するための用紙排出検知手段と、 複数のビンを備え排出ロールから排出された用紙をソー
ティングするソーター部と、 排出ロールから排出された用紙をソーター部と排出トレ
イに切り換えるゲート手段と、 片面モード時は画像記録された用紙を排出ロールからそ
のまま排出させ、両面モード時は用紙排出検知手段によ
り画像記録された用紙後端が検知されてから排出ロール
を反転させて用紙反転手段に搬送し、両面に画像形成さ
れ反転された用紙を排出させるように制御する排出ロー
ル制御手段と、 ソーターモードにおいてソーター部へ搬送された用紙を
適宜対応するビンにソーティングすると共に、片面モー
ド時は排出される各用紙がソーター部へ搬送され、両面
モード時の第1面の画像形成時は用紙が排出トレイへ搬
送され第2面の画像形成時は用紙がソーター部へ搬送さ
れるようにゲート手段の切り換えを制御するゲート切り
換え制御手段とを備えたことを特徴とする画像形成装
置。 - 【請求項2】 ゲート手段の下流のソーター部入口に用
紙検出センサーを設け、前記制御手段によりソーターモ
ード以外の時に用紙検出センサーが用紙を検出したこと
を条件としてゲート手段の故障を検知することを特徴と
する請求項1記載の画像形成装置。 - 【請求項3】 前記制御手段として、ソーター部を制御
する制御手段を別に設けて、ソーター部以外の制御手段
から制御情報がない場合には、排出トレイ側に用紙を排
出するようにゲート手段を切り換えることを特徴とする
請求項1記載の画像形成装置。 - 【請求項4】 連続して複数枚の両面記録を行う場合、
2枚ずつ第1面、第2面の画像形成を行うことを特徴と
する請求項1記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01352295A JP3512044B2 (ja) | 1995-01-31 | 1995-01-31 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01352295A JP3512044B2 (ja) | 1995-01-31 | 1995-01-31 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08202098A JPH08202098A (ja) | 1996-08-09 |
JP3512044B2 true JP3512044B2 (ja) | 2004-03-29 |
Family
ID=11835494
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP01352295A Expired - Fee Related JP3512044B2 (ja) | 1995-01-31 | 1995-01-31 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3512044B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4724586B2 (ja) | 2006-03-31 | 2011-07-13 | 株式会社東芝 | 画像形成装置、画像形成装置制御方法 |
-
1995
- 1995-01-31 JP JP01352295A patent/JP3512044B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08202098A (ja) | 1996-08-09 |
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