JP2003330236A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003330236A
JP2003330236A JP2002137090A JP2002137090A JP2003330236A JP 2003330236 A JP2003330236 A JP 2003330236A JP 2002137090 A JP2002137090 A JP 2002137090A JP 2002137090 A JP2002137090 A JP 2002137090A JP 2003330236 A JP2003330236 A JP 2003330236A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速でシートの両面に画像を形成することが
できるとともに、異常時のダウンタイムの低減を図る。 【解決手段】 シートの両面に画像を形成するために画
像形成部105で画像が形成されたシートを再度画像形
成部105に搬送してシートの両面に画像を形成するた
めの両面搬送機構101Aにおいて、第1反転経路11
2Aと第2反転経路112Bを設けて交互にシートを搬
送することにより高速での両面処理が可能となり、ジャ
ムや故障等により一方の反転経路の使用が不能になった
場合には、他方の反転経路を使用することによりダウン
タイムの低減が図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シートの両面に画
像を形成する機能を有する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機、ページプリンタ等の画像
形成装置においては、片面に画像が形成されたシートを
反転させた後、再度画像形成部に搬送し、シートの裏面
に画像を形成するようにしたものがあり、このような画
像形成装置は、片面に画像が形成されたシートを反転さ
せた後、再度画像形成部に搬送するための両面搬送機構
を備えている。
【0003】そして、このような両面搬送機構として
は、例えば特開昭58−181064号公報に記載され
ているもののように、片面にコピーをした後のシート
(転写紙)をスイッチバック路に搬送して先端と後端を
入れ替えた状態にして返送部に積み重ね、その返送部に
シートが最初に到来した時点からカウントを開始して、
そのカウント値が複写枚数に達した時に、その返送部に
最初にスタックしたシートから再給紙して、それを反転
部を通すことにより表裏を反転させて裏面にコピーを行
うことによって、両面複写ができるようにしたものがあ
る。
【0004】また、特開昭57−141656号公報に
記載されているもののように、片面にコピーをした後の
シートを排紙ローラによって途中まで排出させた段階で
一旦停止させ、それを今度は逆搬送して第2収納部に高
速で収納し、それを所定のタイミングで再び搬送して裏
面側に画像を複写することにより、複写速度を低下させ
ずに両面に画像を複写可能にしたものもある。
【0005】さらに、特開昭58−182655号公報
に記載されているもののように、排紙部と切換ゲートと
スイッチバック部と返送部と反転部とからなる両面複写
補助手段を設け、表面に画像を複写した後のシートを裏
面に画像を複写する際にその両面複写補助手段による複
写返送速度を増速して、表面複写終了後のシートを速や
かに裏面複写可能な所定の返送位置に達するようにする
ことにより、両面複写の能率を高めるようにしたものが
ある。
【0006】さらに、特開昭62−161641号公報
に記載されているもののように、両面または多重に画像
を形成する際、シートの給紙間隔を、シートの搬送状態
または外部手段に応じて調整する搬送制御手段を設ける
ことにより、連続プリント時の1分間当り最高印刷可能
数の低下を防止するようにしたものもある。
【0007】また、特開平6−35265号公報に記載
されている両面ユニットのように、スイッチバック方式
による反転経路を複数設けたものもある。ここで、この
両面ユニットにおいては、装置本体に装着した状態で、
複数の反転経路が装置本体側の搬送路にそれぞれ接続さ
れ、その各反転経路の装置本体からのシート受け入れ部
とその装置本体へのシート送り出し部のみを共有経路と
している。また、複数の反転経路が、それぞれ複数のシ
ート搬送速度でシートを搬送する搬送機構を備え、さら
に反転経路を搬送させるシートのサイズに応じてその反
転経路内で同時に搬送させるシート枚数を変化させる搬
送枚数制御手段を設けている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の両面搬送機構を備えた画像形成装置におい
て、特開昭58−181064号公報に記載のもので
は、シートを一旦返送部にスタックして停止させるた
め、その停止時間の分だけ処理時間が遅くなってしま
い、高速での両面印字ができない。
【0009】また、特開昭57−141656号公報に
記載のものでは、スイッチバックの経路が次に連続して
搬送されてくるシートと同一の搬送経路を使用している
ため、その先行のシートがスイッチバックしている間は
次のシートは干渉を避けるために一時停止していなけれ
ばならないので、やはり高速で両面印字をすることがで
きない。
【0010】さらに、特開昭58−182655号公報
に記載の片面印字後のシートを反転ユニットへ搬送する
際の速度を増速するようにしたものを備えた場合、或は
特開昭62−161641号公報に記載の給紙間隔をシ
ートの搬送状態により調整するようにしたものを備えた
場合は、多少のスピードアップは望めても、大幅な処理
速度の向上は望めない。
【0011】また、特開平6−35265号公報に記載
のものを備えた場合は、複数の反転経路を備えているた
め装置全体が大型化してしまいコストがアップするだけ
でなく、ユーザにとって使い勝手のよいものとは言えな
い。
【0012】一方、近年装置の高速化により出力ボリュ
ームが増大している、それに伴い画像形成装置が一時的
に使用できなくなってしまう時間、つまり“ダウンタイ
ム”の増加が問題となっており、ダウンタイムの低減が
極めて重要な課題となっている。そして、このダウンタ
イムの要因としては、部品の故障又は、ジャムの発生等
の不具合が挙げられる。
【0013】そこで、本発明はこのような現状に鑑みて
なされたものであり、高速でシートの両面に画像を形成
することのできる画像形成装置を提供するとともに、ダ
ウンタイムの低減を目的とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、画像形成部に
より片面に画像が形成されたシートを反転させて前記画
像形成部に再度搬送して前記シートの裏面に画像を形成
する画像形成装置において、前記画像形成部で画像形成
されたシートをそれぞれで反転することが可能な複数の
反転手段と、前記反転手段で反転されたシートを前記画
像形成部に再度搬送する再搬送手段と、前記複数の反転
手段の内、いずれか1つの反転手段が使用不能になった
場合において、残りの反転手段を使用することによりシ
ートの搬送動作を継続させる制御手段と、を備えること
を特徴とする。
【0015】本発明は、前記制御手段が、前記反転手段
の使用不能の原因となった順番のシートを再度出力する
ように制御することを特徴とする。
【0016】本発明は、前記制御手段によってシートの
搬送動作を継続したときに前記再度出力される出力シー
トの順番を整合させるための整合手段を設けることを特
徴とする。
【0017】本発明は、前記制御手段が、前記複数の反
転手段が正常に使用可能な場合において、シートを連続
して搬送する際に前記反転手段を順次使用するように制
御することを特徴とする。
【0018】本発明は、画像形成部により片面に画像が
形成されたシートを反転させて前記画像形成部に再度搬
送して前記シートの裏面に画像を形成する画像形成装置
において、前記シートを反転させる反転搬走路と、前記
反転搬送路で反転したシートを前記画像形成部に再度搬
送する再搬送路と、前記画像形成部により片面に画像が
形成されたシートを前記反転搬送路に搬送する反転入り
口搬送路と、前記反転搬送路から複数箇所で分岐し、該
反転搬送路に搬送されたシートをそれぞれ前記再搬送路
に搬送する複数の反転出口搬送路と、前記複数の反転出
口搬送路の内、いずれか1つの反転出口搬送路が使用不
能になった場合において、残りの反転出口搬送路を使用
することによりシートの搬送動作を継続させる制御手段
と、を備えることを特徴とする。
【0019】本発明は、前記反転入り口搬送路を複数備
え、それぞれの反転入り口搬送路が前記反転搬送路の複
数箇所で合流することを特徴とする。
【0020】本発明は、画像形成部により片面に画像が
形成されたシートを反転させて前記画像形成部に再度搬
送して前記シートの裏面に画像を形成する画像形成装置
において、前記シートを反転させる反転搬送路と、前記
反転搬送路で反転したシートを前記画像形成部に再度搬
送する再搬送路と、前記反転搬送路と複数箇所で合流
し、前記画像形成部により片面に画像が形成されたシー
トをそれぞれ該反転搬送路に搬送する複数の反転入り口
搬送路と、前記反転搬送路から複数箇所で分岐し、該反
転搬送路に搬送されたシートをそれぞれ前記再搬送路に
搬送する複数の反転出口搬送路と、前記複数の反転入り
口搬送路の内、いずれか1つの反転入り口搬送路が使用
不能になった場合において、残りの反転入り口搬送路を
使用することによりシートの搬送動作を継続させる制御
手段と、を備えたことを特徴とする。
【0021】本発明は、前記制御手段が、前記反転出口
搬送路の使用不能の原因となった順番のシートを再度出
力するように制御することを特徴とする。
【0022】本発明は、前記制御手段によってシートの
搬送動作を継続したときに前記再度出力される出力シー
トの順番を整合させるための整合手段を設けることを特
徴とする。
【0023】本発明は、前記整合手段が、一対の排紙ト
レイと、一方の排紙トレイに積載されたシートを他方の
排紙トレイに移動させる移動手段とを備え、一方の排紙
トレイに積載されたシートと他方の排紙トレイに積載さ
れたシートとの間に前記再度出力される出力シートを入
れることによって出力シートの順番を整合することを特
徴とする。
【0024】本発明は、前記整合手段が、前記反転搬送
路に搬送されるシートを一時的に収納するスタックトレ
イを備え、該スタックトレイは、前記反転出口搬送路の
使用不能の原因となった順番のシートを追い抜いて先に
搬送されるシートを一時的に収納し、前記再度出力され
るシートが前記スタックトレイよりも先に進んだ後に収
納されているシートを順次送り出すことによって出力シ
ートの順番を整合することを特徴とする。
【0025】本発明は、前記制御手段が、前記複数の反
転出口搬送路が正常に使用可能な場合において、シート
を連続して搬送する際に前記反転出口搬送路を順次使用
するように制御することを特徴とする。
【0026】本発明は、前記制御手段は、前記複数の反転
入り口搬送路が正常に使用可能な場合において、シート
を連続して搬送する際に前記反転入り口搬送路を順次使
用するように制御することを特徴とする。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて説明する。
【0028】図1は、本発明の実施の形態に係る画像形
成装置の一例である複写機の全体構成図である。
【0029】同図において、100は複写機であり、こ
の複写機100は画像形成部105を備えたプリンタ部
101と、画像読み取り部102とを有している。ま
た、この複写機100は画像読み取り部102の上方に
自動原稿給送装置103を備えており、この自動原稿給
送装置103にセットされた不図示の原稿が画像読み取
り部102上のプラテンガラス102aに自動的に一枚
ずつ給送され、この原稿を画像読み取り部102により
走査して、CCDカメラ102bからのデジタル情報を
不図示の記憶装置に潜像データとして記憶させる。
【0030】さらに、複写機100は、この潜像データ
に基づきスキャナ部104により、画像形成部105の
感光ドラム106に潜像を形成した後、トナーを用いて
現像することにより、感光ドラム106にトナー像を形
成する。
【0031】113A,113B,113C,113D
は、プリンタ部101内の画像形成部105の下側に配
設され、多数枚のシートをそれぞれ収納するシート収納
部である給紙カセットであり、これら各給紙カセット1
13A,113B,113C,113Dに収納されたシ
ートは、それぞれ給紙部111E,111F,111
G,111Hにより1枚ずつ給紙された後、シート搬送
路である搬送パス115a,115bを通りレジスト導
入部116に所定のタイミングで搬送される。
【0032】ここで、このレジスト導入部116にはレ
ジストローラ117が設けられており、シートは、この
レジストローラ117により斜行が矯正された後、所定
のタイミングで転写分離帯電器118に搬送され、この
転写分離帯電器118によって感光ドラム106からト
ナー像が転写される。
【0033】また、107はトナー像が転写されたシー
トを定着部108に搬送するシート搬送部であり、この
シート搬送部107により搬送されたシートは、定着部
108の定着ローラ119によってトナー像が定着され
る。なお、トナー像が定着された後、シートは、第1排
出パス108Aに設けられた排紙フラッパ110A,1
10Bにより、排紙トレイ109又は第1反転入り口経
路111A又は第2反転入り口経路111Bに振り分け
られる。
【0034】ここで、この排紙フラッパ110A,11
0Bは、後述する図2に示す制御装置80により制御さ
れてシートPの片面のみに画像を形成する片面コピーの
場合は排紙トレイ109側に切り換わり、シートの両面
に画像を形成する両面コピー、或は片面に複数回画像を
形成する多重コピーを行う場合には両面搬送機構101
A側に切り換わる。
【0035】図2は、例えば両面コピー時には片面に画
像が形成されたシートを反転させ、この裏表反転したシ
ートを再度、画像形成部105へ搬送する両面搬送機構
101Aの構成を示す図である。同図に示すように、両
面搬送機構101Aは、それぞれ第1排出パス108A
から分岐し、ローラR61、R62を備えた第1反転入
り口経路111Aと、ローラR6、R7を備えた第2反
転入り口経路111Bと、を備え、更に表裏反転したシ
ートを画像形成部105へ再度搬送する再搬送ローラR
8,R9を備えた再搬送路である両面搬送通路121を
備えている。
【0036】また、第1反転入り口経路111A及び第
2反転入り口経路111Bが合流し、かつローラR2を
備えた第1反転経路112A及びローラR1、R1Aを
備えた第2反転経路112Bよりなり、第1反転入り口
経路111A及び第2反転入り口経路111Bから搬送
されたシートを反転する反転経路112と、反転経路1
12から分岐し、シートを両面搬送通路121へ搬送す
るためのローラR4,R5を備えた第1反転出口経路1
20A及びローラR3を備えた第2反転出口経路120
Bとを備えている。なお、第1反転経路112Aと第1
反転出口経路120Aとで、及び第2反転経路112B
と第2反転出口経路120Bとでそれぞれ本発明の反転
手段を構成する。さらに、選択的にシートを第2反転経
路112Bから第2反転出口経路120Bに導入させる
第1フラッパ114A及び第2フラッパ114Bと、選
択的にシートを第1反転経路112Aから第1反転出口
経路120A、或は第2排紙パス108Bに導入させる
第3フラッパ114C及び第4フラッパ114Dとを備
えている。
【0037】第1反転入り口経路111A及び第2反転
入り口経路111Bは、それぞれU字状のパス形状とな
っており、第1排出パス108Aと略平行に配置されて
いる反転経路112とを連結している。また、第1反転
出口経路120A及び第2反転出口経路120Bは、そ
れぞれU字状のパス形状となっており、反転経路112
と略平行に配置されている両面搬送通路121とを連結
している。
【0038】第1反転入り口経路111Aには第4セン
サS4が、第2反転入り口経路111Bには第7センサ
S7が、両面搬送通路121には第8センサS8が、第
1反転出口経路120Aには第6センサS6が、第2反
転出口経路120Bには第5センサS5が、第1反転経
路112Aには第3センサS3が、第2反転経路112
Bには第2センサS2がそれぞれ設けられている。な
お、本実施の形態において、これら各センサとして反射
型のフォトセンサを用いている。
【0039】ここで、ローラR62は第1反転入り口経
路111Aから第1反転経路112Aにシートを搬送す
るための搬送力と、第1反転経路112Aから第1反転
出口経路120Aにシートを搬送するための搬送力を同
時に与えられるようなローラ構成を有している。即ち、
ローラR62は、駆動ローラ62aと、この駆動ローラ
62aにそれぞれ当接し、駆動ローラ62aが矢印方向
に回転すると、これに伴い矢印方向に回転する従動ロー
ラ62b,62cとを備えており、これにより第1反転
入り口経路111Aから第1反転経路112Aにシート
を搬送するための搬送力と、第1反転経路112Aから
第1反転出口経路120Aにシートを搬送するための搬
送力を同時に与えられるようになっている。
【0040】なお、図2において、80は制御装置であ
り、この制御装置80による制御により、各ローラR1
〜R9,R61,R62、排紙フラッパ110A,11
0B及び第1〜第4フラッパ114A〜114Dは正逆
転駆動、または揺動されるようになっている。なお、S
1はシートが定着ローラ119を通過したことを検知す
る第1センサである。
【0041】次に、このように構成された両面搬送機構
101Aにおける制御装置80による片面に画像が形成
されたシートの画像形成部105への通常の状態におけ
る再給紙制御動作を説明する。
【0042】(ショートサイズのシートの両面搬送)ま
ず始めに、片面に画像が形成された例えばショートサイ
ズのシートを反転させて画像形成部105に搬送する両
面搬送動作について説明する。
【0043】シートの両面搬送を行う場合、同図に示す
ように所定の間隔を設けてシートが搬送されると、まず
片面に画像が形成された先頭紙である第1シート1が定
着ローラ119を通過したことを第1センサS1によっ
て検知すると、制御装置80は、第1排紙フラッパ11
0A及び第2排紙110Bを切換え、以後シートを第1
反転入り口経路111A及び第2反転入り口経路111
Bにそれぞれ振り分ける。なお、本実施の形態において
は、2n+1(nは0以上の整数)番目のシートは第2
反転入り口経路111Bに、また2n+2番目のシート
は第1反転入り口経路111Aに搬送するように第1排
紙フラッパ110A及び第2排紙フラッパ110Bを制
御する。
【0044】これにより、まず第1シート1は、図3の
(a)に示すように第2反転入り口経路111Bに搬送
され、このシート1の先端を第7センサS7が検知する
と、制御装置80は下流の第2反転経路112Bにおけ
る先行シートの有無を確認する。ここで、この場合は、
先行シートが存在しないので、そのまま第1シート1を
第2反転経路112Bに向け搬送する。そして、第1シ
ート1が第2反転経路112Bに搬送され、この後、第
1センサS1によって後続シートである第2シート2が
定着ローラ119を通過したことを検知すると、制御装
置80は、第1排紙フラッパ110A及び第2排紙フラ
ッパ110Bを切換え、第2シート2を第1反転入り口
経路111Aに搬送する。なお、この後、第3シート
3、第4シート4も同様にそれぞれ搬送される。
【0045】次に、図3の(b)に示すように、第1シ
ート1が第2反転経路112Bに搬送され、第2反転経
路112Bにある第2センサS2が第1シート1の通過
を検知すると、ローラR1、ローラR1Aの正転(搬
送)方向への駆動を停止して第1シート1の搬送を停止
させる。ここで、本実施の形態において、各ローラの駆
動源としてステッピングモータを用いており、ステッピ
ングモータの脱調を防ぐためモータ固有振動が安定する
まで所定時間停止させる。続いて、所定時間が経過した
後、ローラR1、ローラR1Aを逆転駆動し、第1シー
ト1を搬送する。そして、この後、第2センサS2が再
び第1シート1を検知すると、第2反転出口経路120
Bに第1シート1を搬送するように第1フラッパ114
A及び第2フラッパ114Bを制御する。
【0046】一方、第1反転入り口経路111Aに搬送
された第2シート2の先端を第4センサS4が検知する
と、制御装置80は下流の第1反転経路112Aにおけ
る先行シートの有無を確認する。この場合、先行シート
は存在しないので、そのまま搬送を行う。
【0047】これにより、図3の(c)に示すように、
第1シート1は第2反転出口経路120Bに搬送され、
第2シート2は第1反転経路112Aに搬送される。そ
して、この後、第5センサS5によって第1シート1が
検知されると、ローラR3を停止し、第1シート1の搬
送を一時停止する。そして、給紙カセット113A,1
13B,113C,113D(図1参照)のいずれかか
ら給紙搬送されてきた第6シート6の更に後続シートで
ある不図示の第7シートの後に第1シート1の両面搬送
経路121から再給紙を行うタイミングに合わせて、ロ
ーラR3の駆動を制御して第1シート1の搬送を再開す
る。また、第3センサS3が第2シート2の通過を検知
するとローラR2を停止し、この後ローラR2を逆転駆
動させることで第2シート2を逆方向に搬送する。そし
て、再び第3センサS3が第2シート2の通過を検知す
ると、第1反転出口経路120Aに第2シート2を搬送
するよう第3フラッパ114C及び第4フラッパ114
Dを制御する。
【0048】そして、このような第1シート1及び第2
シート2の搬送動作に並行して第1排紙フラッパ110
A及び第2排紙フラッパ110Bを制御し、2n+1番
目のシートとなる第3シート3を第2反転入り口経路1
11Bに搬送する。そして、この後、第2反転入り口経
路111Bを搬送された第3シート3の先端を第7セン
サS7が検知すると、第2反転経路112Bにおける先
行シートの有無を確認する。この場合、先行シートが存
在しないので、そのまま第3シート3を搬送する。後続
シートについても同様に制御する。
【0049】次に、図4の(a)に示すように、搬送を
再開された第1シート1は両面搬送経路121に搬送さ
れる。ここで、第1シート1は既述したように、第7シ
ート7の後に両面搬送経路121からの再給紙を行うタ
イミングで搬送されている。なお、本実施の形態におい
て、第1入り口経路111A及び第2反転入り口経路1
11B、第1反転経路112A及び第2反転経路112
B、第1反転出口経路120A及び第2反転出口経路1
20B及び両面搬送経路121に待機させることが可能
な枚数は5枚となっており、このため後述する図4の
(c)に示すように第6シート6が第1反転入り口経路
111Aに搬送された際、第1シート1が搬送パス11
5aに搬送されるようになっている。
【0050】ここで、このように第1シート1を搬送パ
ス115aに搬送した際、第6シート6との間隔が広く
なり過ぎるので、本実施の形態においては、第6シート
6の後に第7シート7を搬送し、この後、第1シート1
を搬送するようにしている。これにより、モータを加速
することなく所定のシート間隔でシートを搬送すること
が可能となる。なお、同様に、以後、例えば第8シート
の後に第2シート2を、第9シートの後に第3シート
3、・・・というようにシートを搬送する。
【0051】第1反転出口経路120Aにおいて、第2
シート2を第6センサS6が検知すると、ローラR4及
びローラR5の駆動を一時停止する。そして、この後、
両面搬送経路121から再給紙される第1シート1の後
に給紙される不図示の第8シートの後に再給紙されるタ
イミングに合わせて、ローラR4及びローラR5の駆動
を制御して第2シート2の搬送を再開する。後続シート
についても同様に制御する。
【0052】次に、図4の(b)に示すように、第1シ
ート1は給紙カセット113A,113B,113C,
113Dのいずれかから給紙された第7シート7の後に
搬送パス115aに搬送される。なお、同図では、第7
シート7は給紙カセット113A,113C,113D
のいずれかから給紙されている。このとき第8シート
は、まだ搬送されてきていないので第2シート2を停止
状態としている。第3シート3については、第2反転経
路112Bから第1フラッパ114A及び第2フラッパ
114Bを制御することによって第2反転出口経路12
0Bに搬送する。この際、第5センサS5によって第3
シート3の先端が検知されると、先行シートである第2
シート2が、まだ第1反転出口経路120Aで待機して
いるので、第3シート3も待機させるようローラR3の
駆動を一時停止する。
【0053】また、第4シート4は、第1反転入り口経
路111Aから搬送されて第1反転経路112Aに到達
する。この際、シート後端を第3センサS3が検知する
と第1反転出口経路120Aに第4シート4を搬送する
ため、第3フラッパ114C及び第4フラッパ114D
を制御する。しかし、このとき第1反転出口経路120
Aには先行シートである第2シート2が待機しているの
で、第4シート4も第1反転経路112Aで待機させる
ようローラR2の駆動を一時停止する。後続シートにつ
いても同様に制御する。
【0054】次に、図4の(c)に示すように、第1シ
ート1がすでにレジスト導入部116のレジストローラ
117を通過し、後続シートである第8シート8も搬送
パス115aに搬送されると、このとき第2シート2は
既述したとおり第8シート8の後に搬送パス115aに
再給紙されるタイミングに合わせてすでに第1反転出口
経路120Aから両面搬送経路121に搬送されてい
る。これに合わせて第4シート4は反転経路出口120
Aに搬送され、第6センサS6によって先端を検知され
るが、このとき第2反転出口経路120Bに先行シート
である第3シート3が待機しているのでローラR4及び
ローラR5の駆動を停止して第4シート4の搬送を一時
停止する。第5シート5に関しても同様に下流の第2反
転出口経路120Bが塞がっているので第2反転経路1
12Bで待機させる。後続シートについても同様に制御
する。
【0055】続いて、図5の(a)に示すように、第1
シート1が定着ローラ119を抜け、第1センサS1に
到着し、これを第1センサS1が検知すると、第1排紙
パス108Aに第1シート1を搬送するように第1排紙
フラッパ110A及び第2排紙フラッパ110Bを制御
する。このとき、第2シート2は給紙カセット113
A,113B,113C,113Dの、いずれかから給
紙された第8シート8の後に搬送パス115aに搬送さ
れる。また、第3シート3については依然として停止状
態にあり、第4シート4は第2反転出口経路120Bに
第3シート3が待機しているので待機状態となってい
る。さらに、第5及び第6シート5,6は先行シートが
下流に残っているため待機状態となっている。
【0056】ところで、このとき第7シート7は、第2
反転入り口経路111Bに搬送されており、この第7シ
ート7の先端を第7センサS7が検出すると、第2反転
経路112Bに先行シートがあるか、もしくはローラR
1が第7シート7の搬送方向とは逆の方向に回転してい
る場合、ローラR6及びローラR7の駆動を停止して第
7シート7の搬送を一時停止する。後続シートについて
も同様の制御を行う。
【0057】この後、図5の(b)に示すように、第1
シート1は排出パス108Aに搬送され、機外に排紙さ
れる。また、第2シート2は先行シートの第1シート1
と同様の搬送が行われ、第3シート3は第9シート9の
後に搬送パス115aに再給紙されるタイミングに合わ
せて、すでに第2反転出口経路120Bから両面搬送経
路121に搬送されている。
【0058】なお、これに伴い第5シート5を反転経路
出口120Bに搬送し、第5センサS5がシート先端を
検知すると、第1反転出口経路120Aに先行シートで
ある第4シート4が待機しているのでローラR3の駆動
を停止して第5シート5の搬送を一時停止する。後続シ
ートにおいても同様の制御を行う。
【0059】続いて、図6の(a)に示すように、第2
シート2は定着ローラ119を通過する。そして、この
際、第1センサS1が先端を検知すると、第2シート2
を第1排紙パス108Aに搬送するよう排紙フラッパ1
10A,110Bを制御する。また、第3シート3を給
紙カセット113A,113B,113C,113Dの
いずれかから給紙された第9シート9の後に搬送パス1
15aに搬送する。
【0060】さらに、第4センサS4が第8シート8を
検知すると、下流の第1反転経路112Aには第6シー
ト6があることがわかっているのでローラR6の駆動を
停止し、第8シート8の搬送を一時停止する。後続シー
トにおいても同様に制御する。
【0061】この後、図6の(b)に示すように第2シ
ート2を第1排出パス108Aに搬送し、機外の排紙ト
レイ109上に排紙する。また、第3シート3を先行シ
ートの第2シート2と同様に搬送し、第4シート4を第
10シート10の後に搬送パス115aに再給紙される
タイミングに合わせて両面搬送経路121に搬送する。
なお、同図は、第4シート4はすでに第1反転出口経路
120Aから両面搬送経路121に搬送された状態を示
している。これと同時に第6シート6を第1反転出口経
路120Aに搬送し、この第6シート6の先端を第6セ
ンサS6が検知すると、第2反転出口経路120Bに先
行シートである第5シート5が待機しているので、ロー
ラR5の駆動を停止して第6シート6の搬送を一時停止
する。後続シートにおいても同様に制御する。なお、こ
の後のシートの両面搬送のシーケンスは図2から図6を
繰り返し行う。
【0062】このように、反転経路112(第1反転経
路112A及び第2反転経路112B)に対してそれぞ
れ複数2つの第1反転入り口経路111A及び第2反転
入り口経路111Bと第1反転搬送出口経路120A及
び第2反転搬送出口経路120Bを設けることにより、
ショートサイズのシート搬送において、シートを待機さ
せるポイントを最大で6箇所確保することができる。
【0063】ここで、このように待機ポイントを最大で
6箇所確保することにより、順次第1反転入り口経路1
11A及び第2反転入り口経路111Bに搬送されたシ
ートを、第1反転入り口経路111A及び第2反転入り
口経路111B、第1反転出口経路120A及び第2反
転出口経路120B及び両面搬送通路121に順次待機
させことができる。
【0064】そして、このようにシートを順次待機させ
ることにより、所定のタイミング、即ち第1反転入り口
経路111A及び第2反転入り口経路111Bに順次搬
送されたシート間隔と、レジスト導入部116に搬送さ
れるシート間隔とが同じになるようなタイミングで、両
面搬送通路121に待機しているシートから順に、レジ
スト導入部116に搬送された順序で再搬送を行うこと
ができる。これにより、一定の間隔でシートを搬送する
ことができ、高速でシートの両面に画像を形成すること
が可能となる。
【0065】更に、既述したように例えば、第7シート
7の後に反転した第1シート1を搬送し、第8シート7
の後に反転した第2シートを搬送し、以下同様にシート
を搬送し、やがて第7シート7を反転させてレジスト導
入部116(搬送パス115a)に搬送するまで、モー
タの加速を行うことなく最大で13枚を循環して搬送す
ることができる。
【0066】これにより、高速でシートの両面に画像を
形成することができる複写機本体を小型化することがで
きると共に、加速を行うことがないのでモータの駆動に
関して余裕のある制御を行うことができる。また、反転
処理を分散させることができるので、駆動に使用してい
るモータの使用頻度が減少することになり、部品寿命を
延ばすことができる。さらに、レジスト導入部116に
対して循環して搬送する最初のシートから最後のシート
まで所定の間隔で搬送することができるので、100%
の両面搬送のパフォーマンスを実現することができる。
【0067】また、これまでの説明においては、反転入
り口経路、反転経路及び反転出口経路をそれぞれ2つず
つ設けた複写機について述べてきたが、本発明は、これ
に限らずと、反転入り口経路、反転経路及び反転出口経
路を3つ以上設けるようにしても良い。
【0068】(1つの反転出口経路での不具合発生時の
制御)上記の内容が通常の場合の画像形成動作に関する
ものであるが、次に反転出口経路の1つがジャムや故障
等により使用できなかった場合の制御について述べる。
【0069】ここでは、出力枚数が10枚の両面コピー
動作において、図3の(a),(b),(c)及び図4の(a),(b)制
御が順次行われ、図4の(c)の場合において、第4シー
ト4が反転出口経路120Aに搬送される際に、第6セ
ンサS6までに、所定の時間内に到達しない所謂遅延ジ
ャムが発生した場合においての処理を図7を用いて説明
する。遅延ジャムが発生した反転出口経路120Aは、
ジャムのため使用不能となったため、第4シート4はそ
のまま反転出口経路120Aに残したまま他のシートを
制御する。 図7の(a)に示すように、第1シート1
が定着ローラ119を抜け、第1センサS1に到着し、
これを第1センサS1が検知すると、第1排紙パス10
8Aに第1シート1を搬送するように排紙フラッパ11
0A,110Bを制御する。一方、第2シート2は給紙
カセット113A,113B,113C,113Dの、
いずれかから給紙された第8シート8の後に搬送パス1
15aに搬送される。また、第3シート3については依
然として停止状態にあり、第4シート4は第1反転出口
経路120Aがジャムにより使用不能のため、そのまま
の状態となっている。さらに、第5及び第6シート5,
6は先行シートが下流に残っているため待機状態となっ
ている。
【0070】ところで、このとき第7シート7は、第2
反転入り口経路111Bに搬送されており、この第7シ
ート7の先端を第7センサS7が検出すると、第2反転
経路112Bに先行シートがあるか、もしくはローラR
1が第7シート7の搬送方向とは逆の方向に回転してい
る場合、ローラR6及びローラR7の駆動を停止して第
7シート7の搬送を一時停止する。後続シートについて
も同様の制御を行う。
【0071】この後、図7の(b)に示すように、第1
シート1は排出パス108Aに搬送され、機外の排紙ト
レイ109上に排紙される。また、第2シート2は先行
シートの第1シート1と同様の搬送が行われ、第3シー
ト3は第9シート9の後に搬送パス115aに再給紙さ
れるタイミングに合わせて、すでに第2反転出口経路1
20Bから両面搬送経路121に搬送されている。な
お、これに伴い第5シート5を反転経路出口120Bに
搬送し、第5センサS5がシート先端を検知すると、両
面搬送経路121に第3シート3が待機しているのでロ
ーラR3の駆動を停止して第5シート5の搬送を一時停
止する。後続シートにおいても同様の制御を行う。
【0072】次に、図8の(a)に示すように、第2シ
ート2は定着ローラ119を通過する。そして、この
際、第1センサS1が先端を検知すると、第2シート2
を第1排紙パス108Aに搬送するよう第1排紙フラッ
パ110A及び第2排紙フラッパ110Bを制御する。
また、第3シート3を給紙カセット113A,113
B,113C,113Dのいずれかから給紙された第9
シート9の後に搬送パス115aに搬送する。さらに第
6シート6は、ローラR2、R1、R1Aを駆動して第
2反転経路112Bに搬送され、第2センサS2がシー
トの後端を検知するとローラR2,R1、R1Aの駆動
を停止する。さらに、第4センサS4が第8シート8を
検知すると、下流の第1反転経路112Aにはシート6
が無いことがわかっているのでローラR6及びローラR
2を駆動し、第8シート8を第1反転経路112Aに搬
送する。第7シート7は第2反転経路112Bに第6シ
ート6があるので、そのまま待機する。後続シートにお
いても同様に制御する。
【0073】この後、図8の(b)に示すように第2シ
ート2を第1排出パス108Aに搬送し、機外に排紙す
る。また、第3シート3を先行シートの第2シート2と
同様に搬送し、第5シート5を第10シート10の後に
搬送パス115aに再給紙されるタイミングに合わせて
両面搬送経路121に搬送する。なお、同図は、第5シ
ート5はすでに第2反転出口経路120Bから両面搬送
経路121に搬送された状態を示している。
【0074】これと同時に第6シート6を第2反転出口
経路120Bに搬送し、この第6シート6の先端を第5
センサS5が検知すると、両面搬送経路121に先行シ
ートである第5シート5が待機しているので、ローラR
5の駆動を停止して第6シート6の搬送を一時停止す
る。第6シート6、第7シート7は待機する。
【0075】次に、図9の(a)に示すように、第3シ
ート3は定着ローラ119を通過する。そして、この
際、第1センサS1が先端を検知すると、第3シート3
を第1排紙パス108Aに搬送するよう第1排紙フラッ
パ110A及び第2排紙フラッパ110Bを制御する。
また、第5シート5を給紙カセット113A,113
B,113C,113Dのいずれかから給紙された第1
0シート10の後に搬送パス115aに搬送する。さら
に第7シート7は、ローラR2、R1、R1Aを駆動し
て第2反転経路112Bに搬送され、第2センサS2が
シートの後端を検知するとローラR2,R1、R1Aの
駆動を停止すると同時にローラR6を駆動して、第9シ
ート9を第2反転経路111Bに搬送する。また第6シ
ート6、第7シート7はそのまま待機する。
【0076】この後、図9の(b)に示すように第3シ
ート3を第1排出パス108Aに搬送し、機外の排紙ト
レイ109上に排紙する。また、第5シート5を先行シ
ートの第3シート3と同様に搬送する。そして、出力紙
の最後である第10シート10が装置内に搬送されたの
で、第1反転経路120Aでジャム状態で取り残されて
いる第4シート4に代わって第4シート4に形成される
べき画像が形成される第4Aシート4Aが給紙カセット
113A,113B,113C,113Dのいずれかか
ら給紙して搬送パス115aに搬送すると共に第6シー
ト6を両面搬送経路121に搬送する。なお、同図は、
第6シート6はすでに第2反転出口経路120Bから両
面搬送経路121に搬送された状態を示している。ま
た、第7シート7を第2反転出口経路120Bに搬送
し、この第7シート7の先端を第5センサS5が検知す
ると、両面搬送経路121に先行シートである第6シー
ト6が待機しているので、ローラR5の駆動を停止して
第7シート7の搬送を一時停止する。また、第8シート
8、第9シート9は待機する。
【0077】次に、図10の(a)に示すように、第5
シート5は定着ローラ119を通過する。そして、この
際、第1センサS1が先端を検知すると、第5シート5
を第1排紙パス108Aに搬送するよう第1排紙フラッ
パ110A及び第2排紙フラッパ110Bを制御する。
また、第6シート6を給紙カセット113A,113
B,113C,113Dのいずれかから給紙された第4
Aシート4Aの後に搬送パス115aに搬送する。さら
に第8シート8は、ローラR2、R1、R1Aを駆動し
て第2反転経路112Bに搬送され、第2センサS2が
シートの後端を検知するとローラR2,R1、R1Aの
駆動を停止すると同時にローラR61を駆動して、第1
0シート10を第1反転経路111Aに搬送する。また
第7シート7はそのまま待機する。
【0078】この後、図10の(b)に示すように第5
シート5を第1排出パス108Aに搬送し、機外に排紙
する。また、第4Aシート4Aを先行シートの第5シー
ト5と同様に搬送する。そして、第7シート7を両面搬
送経路121に搬送する。なお、同図は、第7シート7
はすでに第2反転出口経路120Bから両面搬送経路1
21に搬送された状態を示している。また、第8シート
8を第2反転出口経路120Bに搬送し、この第8シー
ト8の先端を第5センサS5が検知すると、両面搬送経
路121に先行シートである第7シート7が待機してい
るので、ローラR3の駆動を停止して第8シート8の搬
送を一時停止する。また、第9シート9、第10シート
10は待機する。
【0079】次に、図11の(a)に示すように、第6
シート6は定着ローラ119を通過する。そして、この
際、第1センサS1が先端を検知すると、第6シート6
を第1排紙パス108Aに搬送するよう第1排紙フラッ
パ110A及び第2排紙フラッパ110Bを制御する。
また、第7シート7を搬送パス115aに搬送する。そ
して、第8シート8を両面搬送経路121に搬送する。
なお、同図は、第8シート8はすでに第2反転出口経路
120Bから両面搬送経路121に搬送された状態を示
している。さらに第9シート9は、ローラR2、R1、
R1Aを駆動して第2反転経路112Bに搬送され、第
2センサS2がシートの後端を検知するとローラR2,
R1、R1Aの駆動を停止すると同時にローラR6を駆
動して、第4Aシート4Aを第2反転入り口経路111
Bに搬送する。また第10シート10はそのまま待機す
る。
【0080】この後、図11の(b)に示すように第6
シート6を第1排出パス108Aに搬送し、機外に排紙
する。また、第7シート7を先行シートの第6シート6
と同様に搬送する。そして、第8シート8を搬送パス1
15aに搬送する。また、第9シート9を第2反転出口
経路120Bに搬送する。また、第10シート10、第
4Aシート4Aは待機する。
【0081】次に、図12の(a)に示すように、第7
シート7は定着ローラ119を通過する。そして、この
際、第1センサS1が先端を検知すると、第7シート7
を第1排紙パス108Aに搬送するよう第1排紙フラッ
パ110A及び第2排紙フラッパ110Bを制御する。
また、第8シート8を先行シートの第7シート7と同様
に搬送する。そして、第9シート9を両面搬送経路12
1に搬送する。なお、同図は、第9シート9はすでに第
2反転出口経路120Bから両面搬送経路121に搬送
された状態を示している。さらに第10シート10は、
ローラR2、R1、R1Aを駆動して第2反転経路11
2Bに搬送され、第2センサS2がシートの後端を検知
するとローラR2,R1、R1Aの駆動を停止する。ま
た第4Aシート4Aはそのまま待機する。この後、図1
2の(b)に示すように第7シート7を第1排出パス1
08Aに搬送し、機外の排紙トレイ109上に排紙す
る。また、第8シート8を先行シートの第7シート7と
同様に搬送する。そして、第9シート9を搬送パス11
5aに搬送する。また、第10シート10を第2反転出
口経路120Bに搬送する。また、第4Aシート4Aは
待機する。
【0082】次に、図13の(a)に示すように、第8
シート8を第1排出パス108Aに搬送し、機外に排出
する。また、第9シート9を先行シートの第8シート8
と同様に搬送する。また、第8シート8を先行シートの
第7シート7と同様に搬送する。そして、第10シート
10を両面搬送経路121に搬送する。なお、同図は、
第10シート10はすでに第2反転出口経路120Bか
ら両面搬送経路121に搬送された状態を示している。
さらに第4Aシート4Aは、ローラR2、R1、R1A
を駆動して第2反転経路112Bに搬送され、第2セン
サS2がシートの後端を検知するとローラR2,R1、
R1Aの駆動を停止する。
【0083】この後、図13の(b)に示すように第9
シート9は定着ローラ119を通過する。そして、この
際、第1センサS1が先端を検知すると、第9シート9
を第1排紙パス108Aに搬送するよう第1排紙フラッ
パ110A及び第2排紙フラッパ110Bを制御する。
そして、第10シート10を搬送パス115aに搬送す
る。また、第4Aシート4Aを第2反転出口経路120
Bに搬送する。そして、以後は第9シート9、第10シ
ート10、第4Aシート4Aが順番に出力されるように
シートの搬送を行って出力動作を完了する。そして、第
4Aシート4Aを正規の位置に差し込んで画像形成作業
が完了する。また、出力動作を完了後、第1反転出口経
路120Aのジャム紙第4シート4を取り除くように表
示部等に指示し、ジャム紙を取り除かれたのを確認した
のち、スタンバイ状態に復帰する。
【0084】以上述べてきた通り、複数の反転出口経路
の1つがジャムや故障等により使用できなかった場合に
おいても、機械を停止することなく、出力動作を継続し
て、出力完了できるのでダウンタイムの発生を無くした
装置の提供が可能となる。
【0085】また、今回の実施の形態では第4シート4
Aを第2反転入り口経路111Bに搬送したが、第1反
転入り口経路111Aに搬送しても何ら問題は無い。さ
らに、本発明において、第6シート6と第7シート7、
第8シート8と第9シート9の間の距離が空いたままシ
ートの搬送を行っているが、途中で後続のシートを増速
してシートの間隔を詰めても何ら問題ない。
【0086】また、今回の実施の形態では、第1反転出
口経路120Aが使用不能の場合の例を示したが、第2
反転出口経路120Bが使用不能の場合にも適用される
ことは言うまでもない。また、本実施の形態では、第1
反転出口経路120Aが使用不能の場合の例を示した
が、第1反転入り口経路111Aが使用不能の場合にも
適用されることは言うまでも無い。さらに、今回の実施
の形態では、第1反転出口経路120Aが使用不能の場
合の例を示したが、第2反転入り口経路111Bが使用
不能の場合にも適用されることは言うまでも無い。
【0087】また、これまでの説明においては、反転入
り口経路、反転経路及び反転出口経路をそれぞれ2つず
つ設けた複写機について述べてきたが、本発明は、これ
に限らずと、反転入り口経路、反転経路及び反転出口経
路を3つ以上設けるようにした場合にも適用されること
は言うまでもない。また、これまでの説明においては、
反転入り口経路、反転経路及び反転出口経路をそれぞれ
2つずつ設けた複写機について述べてきたが、本発明
は、これに限らずと、図14に示す様な反転入り口経路
を1つ、反転経路及び反転出口経路を複数設けるような
構成にした場合にも適用されることは言うまでもない。
また、これまでの説明においては、反転入り口経路、反
転経路及び反転出口経路をそれぞれ2つずつ設けた複写
機について述べてきたが、本発明は、これに限らずと、
図15に示す様な反転出口経路を1つ、反転入り口経路
及び反転経路を複数設けるような構成にした場合にも適
用されることは言うまでもない。また、これまでの説明
においては、シート搬送の駆動源をステッピングモータ
として説明していたが、クラッチで行っても良いことは
言うまでもない。
【0088】(第二の実施の形態)次に第二の実施の形
態について以下に説明する。第二の実施の形態では、第
一の実施の形態における出力紙の順番の整合を行う方法
について説明する。第一の実施の形態において、追越制
御を行うと使用不能の搬送経路上のシートをそのままに
して出力動作の継続を行うため、出力紙の順番に不整合
が生じる。そこで、第二の実施の形態では、追い越し制
御を行った場合においても、出力紙の順序の整合を行う
方法について説明する。図16に示すように出力紙の順
番の整合を2つの排紙トレイ第1排紙トレイ109A、
第2排紙トレイ109Bを制御することにより実現す
る。
【0089】図16において、第1排紙トレイ109
A、第2排紙トレイ109Bは図示しないモーターによ
りそれぞれ上下動作が可能であり、第1排出パス108
A、第2排出パス108Bを経由して搬送されたシート
を選択的に積載することが可能である。また、図20に
示すように、第2排紙トレイは109Bは図示しないモ
ータにより、中央から開閉する構成となっており、図2
0(a)に示す第2排紙トレイ109Bにシートを積載
した状態から図20(b)に示すように中央から下側に
開くことによって積載していたシートを第1排紙トレイ
109A上に落下させて積載することが可能である。
【0090】第二の実施の形態においても、第一の実施
の形態と同様に反転出口経路の1つがジャムや故障等に
より使用できなかった場合の排紙トレイの制御について
述べる。ここでは、出力枚数が10枚の両面コピー動作
において、図3の(a),(b),(c)及び図4の(a),(b)制御が
順次行われ、図4の(c)の場合において、第4シート4
が反転出口経路120Aに搬送される際に、第6センサ
S6までに、所定の時間内に到達しない所謂遅延ジャム
が発生し、第一反転出口経路が使用不能な場合において
の処理について説明するが、シートの搬送に関しては第
一の実施の形態に示した動作と同様であるのでシートの
搬送に関する説明は省略し、排紙トレイの制御について
図17のフローチャートを用いて説明する。
【0091】先ず、ステップS1701で第1反転出口
経路120Aが使用可能判断する。使用可能であれば、
ステップS1702で第2反転出口経路120Bが使用
可能であるかを判断する。ステップS1702で使用可
能と判断された場合には、通常のシート搬送動作を実施
して、出力紙を出力順に従って第1排紙トレイ109A
に出力する(ステップS1704)。そして、ステップS
1705でジョブの最終紙が出力されたかを判断する。
ここでは、10枚目の出力紙が出力されたかどうかを判
断する。最終紙が出力された場合には、出力動作を完了
する(ステップS1706)。
【0092】次にステップS1701で第1反転出口経
路120Aが使用不能と判断された場合には、追越し制
御を実施する(ステップS1707)。追越し制御時に
おけるシートの搬送動作については、第一の実施の形態
で説明しているのでここでは省略する。また、ステップ
1701により、第1反転経路120Aが使用可能と判
断された場合には、ステップ1702において第2反転
出口経路120Bが使用可能であるかを判断し、使用不
能と判断された場合には、追越し制御を実施する(ステ
ップS1707)。そして、ステップS1708におい
て、排紙トレイに出力するシートがジャムシート(ここ
では、第4シート4)よりも前の出力シートであるかど
うかを判断する。排紙トレイに出力するシートがジャム
シート(ここでは、第4シート4)よりも前の出力シー
ト(ここでは、第1シート1、第2シート2、第3シー
ト3)である場合には、第1排紙トレイ109Aに出力
する(ステップS1709)。また、排紙トレイに出力
するシートがジャムシート(ここでは、第4シート4)
よりも後の出力シート(ここでは、第5シート5から第
10シート10)である場合には、第2排紙トレイ10
9Bに出力する(ステップS1710)。
【0093】そして、ステップS1711で排紙トレイ
に出力する出力シートがジャムシート(ここでは、第4
シート4)の代替シート(ここでは、第4Aシート4
A)であるかを判断し、代替シートである場合には、第
1排紙トレイ109Aに出力する(ステップS171
2)。その後、図20(b)に示すように、第2排紙ト
レイ109Bを開き、第1排紙トレイ109Aに積載さ
れたシートと第2排紙トレイ109Bに積載されたシー
トを整合し(ステップS1713)、出力動作を完了する
(ステップS1706)。
【0094】そして、図17には記載していないが装置
本体としては、出力動作を完了後、第1反転出口経路1
20Aのジャム紙第4シート4を取り除くように表示部
等に指示し、ジャム紙を取り除かれたのを確認したの
ち、スタンバイ状態に復帰する。図18に第一の実施の
形態における出力シートの順番と図19に第二の実施の
形態における出力紙の順番を示す。これにより、第二の
実施の形態においては、出力シートの整合が取られてい
ることが容易にわかる。以上述べてきた通り、反転出口
経路の1つがジャムや故障等により使用できなかった場
合においても、機械を停止することなく、出力動作を継
続し、さらに複数の排紙トレイの制御を行うことによ
り、出力紙の順番の整合が取られた出力動作ができるの
でダウンタイムの発生を無くした装置の提供が可能とな
る。
【0095】また、第二の実施の形態において第1排紙
トレイ109Aに積載された出力紙と第2排紙トレイ1
09Bに積載された出力紙の整合を第2排紙トレイ10
9Bを開閉できる構造にしたことによって実現している
が、ジョブ終了後に操作部等の表示部に示すことによ
り、第1排紙トレイ109Aに積載されたシートと第2
排紙トレイ109Bに積載されたシートの整合をユーザ
ーに行わせることも可能である。
【0096】また、第二の実施の形態では、第1反転出
口経路120Aが使用不能の場合の例を示したが、第2
反転経路120Bが使用不能の場合にも適用されること
は言うまでもない。また、第二の実施の形態では、第1
反転出口経路120Aが使用不能の場合の例を示した
が、第1反転入り口経路111Aが使用不能の場合にも
適用されることは言うまでも無い。さらに、第二の実施
の形態では、第1反転出口経路120Aが使用不能の場
合の例を示したが、第2反転入り口経路111Bが使用
不能の場合にも適用されることは言うまでも無い。
【0097】また、これまでの説明においては、反転入
り口経路、反転経路及び反転出口経路をそれぞれ2つず
つ設けた複写機について述べてきたが、本発明は、これ
に限らずと、反転入り口経路、反転経路及び反転出口経
路を3つ以上設けるようにした場合にも適用されること
は言うまでもない。また、これまでの説明においては、
反転入り口経路、反転経路及び反転出口経路をそれぞれ
2つずつ設けた複写機について述べてきたが、本発明
は、これに限らずと、図14に示す様な反転入り口経路
を1つ、反転経路及び反転出口経路を複数設けるような
構成にした場合にも適用されることは言うまでもない。
また、これまでの説明においては、反転入り口経路、反
転経路及び反転出口経路をそれぞれ2つずつ設けた複写
機について述べてきたが、本発明は、これに限らずと、
図15に示す様な反転出口経路を1つ、反転入り口経路
及び反転経路を複数設けるような構成にした場合にも適
用されることは言うまでもない。また、これまでの説明
においては、シート搬送の駆動源をステッピングモータ
として説明していたが、クラッチで行っても良いことは
言うまでもない。
【0098】(第三の実施の形態)次に第三の実施の形
態について以下に説明する。第三の実施の形態では、第
二の実施の形態と異なる出力紙の順番の整合を行う方法
について説明する。これまでにも述べてきたが第一の実
施の形態において、追越制御を行うと使用不能の搬送経
路上のシートをそのままにして出力動作の継続を行うた
め、出力紙の順番に不整合が生じる。そこで、第二の実
施の形態では,複数の排紙トレイを制御することによ
り、出力紙の順番の整合を行ってきたが、第三の実施の
形態においては、図21に示す本発明のスタックトレイ
である第1中間トレイ203A及び第2中間トレイ20
3Bを制御することにより実現する。図21は、図2に
対して中間トレイに関する部分の構成が異なっているだ
けでそれ以外は同じであるので、中間トレイの制御に関
する部分のみの説明を行う。
【0099】図21において、203Aは第1中間トレ
イであり、203Bは第2中間トレイである。第1反転
経路112Aから搬送されたシートを第1中間トレイ2
03Aに格納する場合には第1中間トレイフラッパ20
0Aを制御し、さらに第1中間トレイ入り口ローラR2
01Aを駆動することにより実施される。また、第1中
間トレイ203Aから両面搬送経路121に搬送する場
合には、第1中間トレイ出口ローラR202Aを駆動す
ることにより、実施される。同様に、第2反転経路11
2Bから搬送されたシートを第2中間トレイ203Bに
格納する場合には第2中間トレイフラッパ200Bを制
御し、さらに第2中間トレイ入り口ローラR201Bを
駆動することにより実施される。また、第2中間トレイ
203Bから両面搬送経路121に搬送する場合には、
第2中間トレイ出口ローラR202Bを駆動することに
より実施される。
【0100】第三の実施の形態においても、第一の実施
の形態、第二の実施の形態と同様に反転出口経路の1つ
がジャムや故障等により使用できなかった場合の排紙ト
レイの制御について述べる。ここでは、出力枚数が10
枚の両面コピー動作において、図3の(a),(b),(c)及び
図4の(a),(b)制御が順次行われ、図4の(c)の場合にお
いて、第4シート4が反転出口経路120Aに搬送され
る際に、第6センサS6までに、所定の時間内に到達し
ない所謂遅延ジャムが発生し、第1出口反転経路が使用
不能な場合の処理について説明するが、シートの搬送に
関しては第一の実施の形態及び第二の実施の形態に示し
た動作と同様であるのでシートの搬送に関する説明は省
略し、排紙トレイの制御について図22のフローチャー
トを用いて説明する。
【0101】先ず、ステップS2101で第1反転出口
経路が使用可能判断する。使用可能であれば、ステップ
S2102で第2反転出口経路が使用可能であるかを判
断する。ステップS2102で使用可能と判断された場
合には、通常のシート搬送動作を実施して、出力紙を出
力順に従って排紙トレイに出力する(ステップS210
4)。そして、ステップS2105でジョブの最終紙が
出力されたかを判断する。ここでは、10枚目の出力紙
が出力されたかどうかを判断する。最終紙が出力された
場合には、出力動作を完了する(ステップS210
6)。
【0102】次にステップS2101で第1反転出口経
路が使用不能と判断された場合には、追越し制御を実施
する(ステップS2107)。追越し制御時におけるシ
ートの搬送動作については、第一の実施の形態で説明し
ているのでここでは省略する。そして、ステップS21
08において、第2反転経路にジャム紙(ここでは、第
4シート4)より後のシート(ここでは、第5シート5
から第10シート10まで)が搬送されたかどうかを判
断する。そして、S2108で第2反転経路にジャム紙
(ここでは、第4シート4)より後のシート(ここで
は、第5シート5から第10シート10まで)が搬送さ
れたと判断された場合には、ジャム紙より後のシート
(ここでは、第5シート5から第10シート10まで)
を第2中間トレイに格納する(ステップS2109)。
そして、ステップS2110でジョブの最終紙(ここで
は、第10シート10)が第2中間トレイに格納された
かどうかを判断する。そして、ステップS2110でジ
ョブの最終紙(ここでは、第10シート10)が第2中
間トレイに格納されたと判断された場合には、ステップ
S2111でジャムシートの代替シート(ここでは、第
4Aシート4A)が搬送パスに搬送されたかどうかを判
断する。
【0103】尚、ここでジャムシートの代替シート(こ
こでは、第4Aシート4A)は中間トレイには格納され
ずに第2反転経路から第2反転出口経路に搬送され、両
面搬送経路を経由して搬送パスに搬送される。ステップ
S2111でジャムシートの代替シート(ここでは、第
4Aシート4A)が搬送パスに搬送されたと判断された
場合には、第2中間トレイから両面搬送パスにシートを
格納された順番に基づいて、搬送する(ステップS21
12)。その後は、搬送シーケンスに従ってシートを排
出トレイに出力する(ステップS2104)。そして、
ステップS2105でジョブの最終紙(ここでは、第1
0シート10)が出力されたかどうかを判断し、ジョブ
の最終紙(ここでは、第10シート10)が出力された
と判断された場合には、出力動作を完了する(ステップ
S2106)。
【0104】また、ステップ2101により、第1反転
経路が使用可能と判断された場合には、ステップ210
2において第2反転出口経路が使用可能であるかを判断
し、使用不能と判断された場合には、追越し制御を実施
する(ステップS2113)。そして、ステップS211
4において、第1反転経路にジャム紙より後のシートが
搬送されたかどうかを判断する。そして、S2114で
第1反転経路にジャム紙より後のシートが搬送されたと
判断された場合には、ジャム紙より後のシートを第1中
間トレイに格納する(ステップS2115)。そして、
ステップS2116でジョブの最終紙が第1中間トレイ
に格納されたかどうかを判断する。そして、ステップS
2116でジョブの最終紙が第1中間トレイに格納され
たと判断された場合には、ステップS2117でジャム
シートの代替シートが搬送パスに搬送されたかどうかを
判断する。
【0105】なお、ここでジャムシートの代替シートは
中間トレイには格納されずに第1反転経路から第1反転
出口経路に搬送され、両面搬送経路を経由して搬送パス
に搬送される。ステップS2117でジャムシートの代
替シートが搬送パスに搬送されたと判断された場合に
は、第1中間トレイから両面搬送パスにシートを格納さ
れた順番に基づいて、搬送する(ステップS211
8)。その後は、搬送シーケンスに従ってシートを排出
トレイに出力する(ステップS2104)。そして、ス
テップS2105でジョブの最終紙が出力されたかどう
かを判断し、ジョブの最終紙が出力されたと判断された
場合には、出力動作を完了する(ステップS210
6)。
【0106】そして、図22のフローチャートには記載
していないが装置本体としては、出力動作を完了後、第
1反転出口経路120Aのジャム紙第4シート4を取り
除くように表示部等に指示し、ジャム紙を取り除かれた
のを確認したのち、スタンバイ状態に復帰する。図23
に第三の実施の形態における中間トレイに格納されるシ
ートの順番とジャム代替シートの搬送を示す。図に示す
ように、中間トレイには第5シート5から順に第10シ
ート10まで格納されていることがわかる。そして、ジ
ャム代替シート第4Aシート4Aが第2反転経路112
B、第2反転出口経路120B及び両面搬送経路121
を経由して搬送パス115aに搬送され、第4Aシート
4Aに続いて、第2中間トレイから第5シート5から順
に搬送パス115aに搬送され、順に排出トレイに排出
されることになる。
【0107】これにより、第三の実施の形態において
は、出力シートの整合が取られていることが容易にわか
る。以上述べてきた通り、反転出口経路の1つがジャム
や故障等により使用できなかった場合においても、機械
を停止することなく、出力動作を継続し、さらに複数の
排紙トレイの制御を行うことにより、出力紙の順番の整
合が取られた出力動作ができるのでダウンタイムの発生
を無くした装置の提供が可能となる。
【0108】また、第二の実施の形態では、第1反転出
口経路120Aが使用不能の場合の例を示したが、第2
反転経路120Bが使用不能の場合にも適用されること
は言うまでもない。また、これまでの説明においては、
反転入り口経路、反転経路及び反転出口経路をそれぞれ
2つずつ設けた複写機について述べてきたが、本発明
は、これに限らずと、反転入り口経路、反転経路及び反
転出口経路を3つ以上設けるようにした場合にも適用さ
れることは言うまでもない。また、これまでの説明にお
いては、反転入り口経路、反転経路及び反転出口経路を
それぞれ2つずつ設けた複写機について述べてきたが、
本発明は、これに限らずと、図14に示す様な反転入り
口経路を1つ、反転経路及び反転出口経路を複数設ける
ような構成にした場合にも適用されることは言うまでも
ない。また、これまでの説明においては、シート搬送の
駆動源をステッピングモータとして説明していたが、ク
ラッチで行っても良いことは言うまでもない。
【0109】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数の反転手段を備えた装置において、反転手段の1つが
ジャムや故障等により使用できなかった場合において
も、機械を停止することなく、出力動作を継続して、出力
完了ができるのでダウンタイムの発生を低減した装置の
提供が可能となる。
【0110】また、複数の反転入り口経路、反転経路及
び反転出口経路を備えた装置において、反転出口経路の
1つがジャムや故障等により使用できなかった場合にお
いても、機械を停止することなく、出力動作を継続し
て、出力完了ができるのでダウンタイムの発生を低減し
た装置の提供が可能となる。
【0111】また、複数の反転入り口経路、反転経路及
び複数の反転出口経路を備えた装置において、反転入り
口経路の1つがジャムや故障等により使用できなかった
場合においても、機械を停止することなく、出力動作を
継続して、出力完了ができるのでダウンタイムの発生を
低減した装置の提供が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像形成装置の一例
である複写機の全体構成図。
【図2】上記両面搬送機構の構成を示す図。
【図3】上記両面搬送機構を用いてシートを画像形成部
へ再給紙する際のシートの流れを説明する第1の図。
【図4】上記両面搬送機構を用いてシートを画像形成部
へ再給紙する際のシートの流れを説明する第2の図。
【図5】上記両面搬送機構を用いてシートを画像形成部
へ再給紙する際のシートの流れを説明する第3の図。
【図6】上記両面搬送機構を用いてシートを画像形成部
へ再給紙する際のシートの流れを説明する第4の図。
【図7】上記両面搬送機構を用いた追い越し制御時の画
像形成部へ再給紙する際のシートの流れを説明する第1
の図。
【図8】上記両面搬送機構を用いた追い越し制御時の画
像形成部へ再給紙する際のシートの流れを説明する第2
の図。
【図9】上記両面搬送機構を用いた追い越し制御時の画
像形成部へ再給紙する際のシートの流れを説明する第3
の図。
【図10】上記両面搬送機構を用いた追い越し制御時の
画像形成部へ再給紙する際のシートの流れを説明する第
4の図。
【図11】上記両面搬送機構を用いた追い越し制御時の
画像形成部へ再給紙する際のシートの流れを説明する第
5の図。
【図12】上記両面搬送機構を用いた追い越し制御時の
画像形成部へ再給紙する際のシートの流れを説明する第
6の図。
【図13】上記両面搬送機構を用いた追い越し制御時の
画像形成部へ再給紙する際のシートの流れを説明する第
7の図。
【図14】反転入り口経路が1つで、反転経路と反転出
口経路を複数備えたユニットを示す図。
【図15】反転出口経路が1つで、反転経路と反転入り
口経路を複数備えたユニットを示す図。
【図16】第二の実施の形態における複数の排紙トレイ
を備えた画像形成装置の全体構成を示す図。
【図17】第二の実施の形態における制御に関するフロ
ーチャート。
【図18】第一の実施の形態における出力シートの順番
を示した図。
【図19】第二の実施の形態における出力シートの順番
を示した図。
【図20】整合手段である排紙トレイの動作を示した
図。
【図21】第三の実施の形態における中間トレイを備え
た両面搬送機構の構成を示す図。
【図22】第三の実施の形態における制御に関するフロ
ーチャート。
【図23】第三の実施の形態における中間トレイに格納
されたシートの順番を示す図。
【符号の説明】
80 制御装置 100 複写機 101 プリンタ部 101A 両面搬送機構 105 画像形成部 111A 第1反転入り口経路 111B 第2反転入り口経路 112 反転経路 112A 第1反転経路 112B 第2反転経路 113A,113B,113C,113D 給紙カセッ
ト 115a,115b 搬送パス 120A 第1反転出口経路 120B 第2反転出口経路 121 両面搬送通路
フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 ED16 EK10 EK14 EK15 2H028 BA06 BA09 BB04 2H072 AA02 AA16 AB01 AB11 CA01 CB01 CB02 CB03 3F053 EA02 EA05 EB02 EC02 EC14 ED03 ED27 LA02 LA07 LB03 3F100 AA02 CA12 CA15 CA17 EA02 EA03 EA06

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成部により片面に画像が形成され
    たシートを反転させて前記画像形成部に再度搬送して前
    記シートの裏面に画像を形成する画像形成装置におい
    て、 前記画像形成部で画像形成されたシートをそれぞれで反
    転することが可能な複数の反転手段と、 前記反転手段で反転されたシートを前記画像形成部に再
    度搬送する再搬送手段と、 前記複数の反転手段の内、いずれか1つの反転手段が使
    用不能になった場合において、残りの反転手段を使用す
    ることによりシートの搬送動作を継続させる制御手段
    と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記反転手段の使用不
    能の原因となった順番のシートを再度出力するように制
    御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段によってシートの搬送動作
    を継続したときに前記再度出力される出力シートの順番
    を整合させるための整合手段を設けることを特徴とする
    請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記複数の反転手段が
    正常に使用可能な場合において、シートを連続して搬送
    する際に前記反転手段を順次使用するように制御するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 画像形成部により片面に画像が形成され
    たシートを反転させて前記画像形成部に再度搬送して前
    記シートの裏面に画像を形成する画像形成装置におい
    て、 前記シートを反転させる反転搬走路と、 前記反転搬送路で反転したシートを前記画像形成部に再
    度搬送する再搬送路と、 前記画像形成部により片面に画像が形成されたシートを
    前記反転搬送路に搬送する反転入り口搬送路と、 前記反転搬送路から複数箇所で分岐し、該反転搬送路に
    搬送されたシートをそれぞれ前記再搬送路に搬送する複
    数の反転出口搬送路と、 前記複数の反転出口搬送路の内、いずれか1つの反転出
    口搬送路が使用不能になった場合において、残りの反転
    出口搬送路を使用することによりシートの搬送動作を継
    続させる制御手段と、を備えることを特徴とする画像形
    成装置。
  6. 【請求項6】 前記反転入り口搬送路を複数備え、それ
    ぞれの反転入り口搬送路が前記反転搬送路の複数箇所で
    合流することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装
    置。
  7. 【請求項7】 画像形成部により片面に画像が形成され
    たシートを反転させて前記画像形成部に再度搬送して前
    記シートの裏面に画像を形成する画像形成装置におい
    て、 前記シートを反転させる反転搬送路と、 前記反転搬送路で反転したシートを前記画像形成部に再
    度搬送する再搬送路と、 前記反転搬送路と複数箇所で合流し、前記画像形成部に
    より片面に画像が形成されたシートをそれぞれ該反転搬
    送路に搬送する複数の反転入り口搬送路と、 前記反転搬送路から複数箇所で分岐し、該反転搬送路に
    搬送されたシートをそれぞれ前記再搬送路に搬送する複
    数の反転出口搬送路と、 前記複数の反転入り口搬送路の内、いずれか1つの反転
    入り口搬送路が使用不能になった場合において、残りの
    反転入り口搬送路を使用することによりシートの搬送動
    作を継続させる制御手段と、を備えたことを特徴とする
    画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は、前記反転出口搬送路の
    使用不能の原因となった順番のシートを再度出力するよ
    うに制御することを特徴とする請求項5乃至請求項7の
    いずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記制御手段によってシートの搬送動作
    を継続したときに前記再度出力される出力シートの順番
    を整合させるための整合手段を設けることを特徴とする
    請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記整合手段は、一対の排紙トレイ
    と、一方の排紙トレイに積載されたシートを他方の排紙
    トレイに移動させる移動手段とを備え、一方の排紙トレ
    イに積載されたシートと他方の排紙トレイに積載された
    シートとの間に前記再度出力される出力シートを入れる
    ことによって出力シートの順番を整合することを特徴と
    する請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記整合手段は、前記反転搬送路に搬
    送されるシートを一時的に収納するスタックトレイを備
    え、該スタックトレイは、前記反転出口搬送路の使用不
    能の原因となった順番のシートを追い抜いて先に搬送さ
    れるシートを一時的に収納し、前記再度出力されるシー
    トが前記スタックトレイよりも先に進んだ後に収納され
    ているシートを順次送り出すことによって出力シートの
    順番を整合することを特徴とする請求項9に記載の画像
    形成装置。
  12. 【請求項12】 前記制御手段は、前記複数の反転出口
    搬送路が正常に使用可能な場合において、シートを連続
    して搬送する際に前記反転出口搬送路を順次使用するよ
    うに制御することを特徴とする請求項5乃至請求項7の
    いずれか1項に記載の画像形成装置。
  13. 【請求項13】 前記制御手段は、前記複数の反転入り
    口搬送路が正常に使用可能な場合において、シートを連
    続して搬送する際に前記反転入り口搬送路を順次使用す
    るように制御することを特徴とする請求項6又は請求項
    7に記載の画像形成装置。
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JP2019167226A (ja) * 2018-03-26 2019-10-03 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 中継搬送装置

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