JP2004323170A - シート搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の搬送手段でシートを搬送することにより搬送性を維持しつつ、シート搬送に伴うシワの発生を防止する。
【解決手段】画像形成装置10において、ピックアップロール24、フィードロール26及びリタードロール28は、協働して給紙カセット22から1枚のシートを取り出し、ターンロール36は、取り出されたシートをレジストロール40に搬送し、レジストロール40は、ターンロール36により搬送されてきたシートの先端を揃えて像形成手段14に搬送する。その際に、制御ユニット710は、レジストロール40がシートの搬送を開始したことを条件として、ターンロール30を駆動状態から従動状態に切り換えて、レジストロール40とターンロール30との間に生じたループを緩和しシワの発生を防止する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の搬送手段を有するシート搬送装置及び画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
プリンタやコーピー機などの画像形成装置は、シート収容トレイから取り出したシートを搬送路に送り出すフィードロール、搬送路でシートを中継する中継ロール、及び、シートの先端を揃えて搬送するレジストロール等の複数の搬送部材を有し、これらの搬送部材が協働して1枚のシートを像形成位置または排紙トレイ等に搬送している。
なお、複数の搬送部材が設けられたシート搬送装置または画像形成装置等において、シートの搬送性を向上させる技術が開示されている(例えば、特許文献1〜3)。
【0003】
【特許文献1】
特開平2−233433号公報
【特許文献2】
特開平4−133070号公報
【特許文献3】
特開平5−270693号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上述した背景からなされたものであり、複数の搬送手段でシートを搬送することにより搬送性を維持しつつ、シート搬送に伴うシワの発生を防止するシート搬送装置、及び、これを有する画像形成装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
[シート搬送装置]
上記目的を達成するために、本発明に係るシート搬送装置は、シートの搬送路に配設された第1の搬送手段と、前記搬送路の前記第1の搬送手段の下流に配設された第2の搬送手段と、前記搬送路の前記第2の搬送手段の下流に配設された第3の搬送手段と、前記第3の搬送手段がシートの搬送を開始したことを条件として、前記第2の搬送手段を駆動状態から従動状態に切り換える制御手段とを有する。
【0006】
好適には、前記制御手段は、シートの後端が前記第1の搬送手段を通過したことを条件として、前記第2の搬送手段を駆動状態に切り換える。
【0007】
また、本発明に係るシート搬送装置は、少なくとも1つのシートを収容するシート収容手段から、シートを取り出す第1の搬送手段と、前記第1の搬送手段により取り出されたシートを搬送路の下流に中継する第2の搬送手段と、前記第2の搬送手段により中継されてきたシートの先端を揃えて、このシートに像を形成する像形成手段に向けて搬送する第3の搬送手段と、前記第3の搬送手段がシートの搬送を開始したことを条件として、前記第2の搬送手段を駆動状態から従動状態に切り換える制御手段とを有する。
【0008】
好適には、前記制御手段は、搬送されるシートの長さに応じて、前記第2の搬送手段を駆動状態から従動状態に切り換えるか否かを決定する。
【0009】
好適には、前記制御手段は、前記第1の搬送手段及び前記第3の搬送手段が同一のシートを搬送していることを条件として、前記第2の搬送手段を駆動状態から従動状態に切り換える。
【0010】
[画像形成装置]
また、本発明にかかる画像形成装置は、少なくとも1つのシートを収容するシート収容手段と、前記シート収容手段から取り出されたシートを搬送路に搬送する第1の搬送手段と、前記第1の搬送手段により搬送されてきたシートを搬送路下流に搬送する第2の搬送手段と、前記第2の搬送手段により搬送されてきたシートの先端を揃えて搬送する第3の搬送手段と、前記第3の搬送手段により搬送されてきたシートに像を形成する像形成手段と、前記第3の搬送手段がシートの搬送を開始したことを条件として、前記第2の搬送手段を駆動状態から従動状態に切り換える制御手段とを有する。
【0011】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1において、本発明の実施形態に係る画像形成装置10の概要が示されている。画像形成装置10は、画像形成装置本体12を有し、この画像形成装置本体12内に像形成手段14が搭載され、この画像形成装置本体12の上部に後述する排出部16が設けられていると共に、この画像形成装置本体12の下部に例えば2段の給紙ユニット18a,18bが配置されている。さらに、画像形成装置本体12の下方には、オプションとして着脱装着される2段の給紙ユニット18c,18dが配置されている。なお、以下、給紙ユニット18a〜18dなど、複数ある構成部分のいずれかを特定せずに示す場合には、単に給紙ユニット18などと略記することがある。
【0012】
それぞれの給紙ユニット18は、給紙ユニット本体20と、用紙(シート)が収納される給紙カセット22(シート収容手段)とを有する。給紙カセット22は、給紙ユニット本体20に対して摺動自在に装着され、正面方向(図1の右方向)に引き出される。また、給紙カセット22の奥端近傍上部にはピックアップロール24が配置され、このピックアップロール24の後方に、用紙の重送防止を協働して行うフィードロール26及びリタードロール28が配置されている。さらにオプションの給紙ユニット18c,18dには、それぞれ対をなすターンロール30c,30dが設けられている。
なお、ピックアップロール24、フィードロール26及びリタードロール28の組は、本発明に係る第1の搬送手段の一例であり、ターンロール30は、第2の搬送手段の一例である。また、後述するレジストロール40は、本発明に係る第3の搬送手段の一例である。
【0013】
搬送路36は、最下端の給紙ユニット18dのピックアップロール24dから排出口38までの用紙通路であり、この搬送路36は、画像形成装置本体12の裏面(図1の左側面)近傍にあって、最下端の給紙ユニット18dのターンロール30dから後述する定着装置62まで略鉛直に形成されている部分を有する。この搬送路36の定着装置64の上流側に後述する転写装置56と像担持体54が配置され、さらに転写装置62と像担持体54の上流側にレジストロール40が配置されている。さらに、搬送路36の排出口38の近傍には排出ロール42が配置されている。
【0014】
したがって、前述した給紙ユニット18から搬送されたシートの先端が、搬送路36のレジストロール40により一時停止され、かつ、シートがターンロール30等によりさらに送られることにより、シートは撓んでループを形成し、シートの先端が揃えられる。このように斜行が矯正されたシートは、その後、レジストロール40から所定のタイミングで像形成手段14に送られて像が形成され、排出ロール42により排出部16へ排出される。
【0015】
ただし、両面印刷の場合は、反転路に戻される。即ち、排出ロール42の手前は2股に別れ、その分かれた部分に切換爪44が設けられていると共に、分かれた部分からレジストロール40まで戻る反転路46が形成されている。この反転路46には搬送ロール48a〜48cが設けられており、両面印刷の場合には、切換爪44が反転路46を開く側に切り換えられ、排出ロール42にシートの後端手前がかかる時点で排出ロール42が反転し、記録媒体が反転路46に導かれ、レジストロール40、転写装置62、像担持体54及び定着装置64を通って排出部16へ排出されるものである。
【0016】
排出部16は、画像形成装置本体12に対して回動自在の傾斜部50を有する。この傾斜部50は、排出口部分が低く、正面方向(図1の右方向)に向けて徐々に高くなるよう傾斜しており、排出口部分を下端とし、高くなった先端を上端としている。この傾斜部50は下端を中心に回動自在であるよう画像形成装置本体12に支持されている。図1で2点鎖線で示すように、傾斜部50を上方に回転して開いたときには、開放部52が形成され、この開放部52を介して後述するプロセスカートリッジ68が脱着できるようにしてある。
【0017】
像形成手段14は、例えば電子写真方式のもので、感光体からなる像担持体54と、この像担持体54を一様帯電する例えば帯電ロールからなる帯電装置56と、この帯電装置56により帯電された像担持体54に、光により潜像を書き込む光書込み装置58と、この光書込み装置58により形成された像担持体54の潜像を現像剤により可視化する現像装置60と、この現像装置60による現像剤像を用紙に転写する例えば転写ロールからなる転写装置62と、像担持体54に残存する現像剤をクリーニングする例えばブレードからなるクリーニング装置63と、転写装置62により転写された用紙上の現像剤像を用紙に定着させる例えば加圧ロールと加熱ロールとからなる定着装置64とから構成されている。光書込み装置58は例えば走査型のレーザ露光装置からなり、前述した給紙ユニット18と平行で画像形成装置本体12の正面近傍に配置され、現像装置60内を横切って像担持体54を露光する。また、現像装置60は、像担持体54と対向する現像ロール66を有する。
【0018】
プロセスカートリッジ68は、像担持体54、帯電装置56、現像装置60及びクリーニング装置64を一体化したものである。このプロセスカートリッジ68は、排出部16の傾斜部50の直近下方に配置されており、前述したように、傾斜部50を開いたときに形成される開放部52を介して脱着される。
【0019】
[用紙搬送機構]
図2において、画像形成装置10の用紙搬送機構70が模式的に示されている。用紙搬送機構70(シート搬送装置)は、上記ピックアップロール24、フィードロール26、リタードロール28、ターンロール30、搬送路36及びレジストロール40に加えて、用紙搬送処理を制御する制御ユニット710、ターンロール30等を駆動させるモータ720、モータ720の駆動力を伝達するクラッチ730、及び、搬送路36で搬送される用紙を検知するセンサ740を有する。なお、本図では、説明を簡単にするために、給紙ユニット18a及び給紙ユニット18cに積載される用紙を搬送する用紙搬送機構のみが示されている。
制御ユニット710は、CPU(Central Processing Unit)、メモリ、及びASIC(Application Specific Integrated Circuit)等から構成され、画像形成装置10の内部に配置される。制御ユニット710は、搬送される用紙の搬送路方向の長さに応じて、モータ720a〜720d及びクラッチ730に制御信号を出力し用紙搬送処理を制御する。
モータ720a,720b及び720dは、制御ユニット710からの制御信号に応じて、ピックアップロール24、フィードロール26、リタードロール28及びレジストロール40に回転駆動力を供給する。また、モータ720cは、制御ユニット710からの制御信号に応じて、クラッチ730を介してターンロール30に回転駆動力を供給する。
クラッチ730は、制御ユニット710からの制御信号に応じて、モータ720cからの回転駆動力をターンロール30に伝達する。
センサ740は、例えばフォトセンサであり、レジストロール40の上流側近傍の搬送路36上に配置され、レジストロール40に搬送される用紙の有無を検知する。
【0020】
[用紙搬送動作]
まず、既定値よりも大きな用紙(例えばB4サイズ以上)が給紙ユニット18cに収容されている場合の用紙搬送機構70の動作を説明する。図3において、用紙がB4サイズ以上である場合の用紙搬送機構70のタイムチャート810が例示されている。
図3に例示するように、制御ユニット710(図2)は、給紙ユニット18cに収容されている用紙が要求された場合に、モータ720cを回転させ、さらにクラッチ730を入れてモータ720cの回転駆動力をターンロール30cに伝達させる。ターンロール30cは、クラッチ730を介して回転駆動力を得て、駆動状態になる(t1)。
【0021】
続いて、制御ユニット710はモータ720bを回転させる。ピックアップロール24c、フィードロール26c及びリタードロール28cは、モータ720bの回転駆動力を得て回転する。ピックアップロール24cは、給紙カセット22cから用紙を取り出し、フィードロール26c及びリタードロール28cは、重送を防止するために、取り出された用紙を協働してさばき1枚ずつターンロール30cに向けて搬送する(t2)。
フィードロール26c及びリタードロール28cにより搬送されてきた用紙がターンロール30cによりさらにレジストロール40の方向に搬送されると、センサ740は、搬送されてきた用紙の先端を検知し、制御ユニット710に先端検知信号「0」を出力する(t3)。
制御ユニット710は、センサ740から先端検知信号「0」が入力されると、モータ720dを回転させてレジストロール40を回転させる(t4)。続いて、制御ユニット710は、クラッチ730を切り、ターンロール30への回転駆動力の供給を停止させる。ターンロール30は、回転駆動力が切り離されたことにより、積極的な駆動力を失い、駆動状態から従動状態に切り替わる(t5)。即ち、ターンロール30は、駆動力が切り離されて回転自在となり、搬送される用紙に従動回転する。
【0022】
制御ユニット710は、センサ740が用紙の先端を検知したタイミングと、用紙の大きさとに基づいて、用紙の後端がフィードロール26cとリタードロール28cとの間を通過したか否かを判断し、用紙の後端がフィードロール26cとリタードロール28cとの間を通過した場合には、モータ720bを制御してピックアップロール24、フィードロール26及びリタードロール28の回転を止めて(t6)、クラッチ730を制御してターンロール30に対する回転駆動力の供給を再開させる(t7)。
【0023】
このように、用紙搬送機構70は、ターンロール30を従動状態に切り換えることにより、レジストロール40とターンロール30cとの間で発生したループを緩和してシワの発生を防止する。即ち、搬送される用紙の搬送路方向の長さが既定値よりも大きい場合には、同一の用紙がレジストロール40及びターンロール30cにより搬送される時間が長いため、レジストロール40とターンロール30cとの間で発生したループがシワとして定着する場合がある。そこで、用紙搬送機構70は、ターンロール30を従動状態に切り換えて、レジストロール40とターンロール30との間で発生したループを、レジストロール40とフィードロール26cとの間に分散させることにより、ループを緩和してシワの発生を防止する。また、用紙の後端がフィードロール26とリタードロール28との間を通過した後は、用紙搬送機構70が、ターンロール30を再び駆動状態に切り換えることにより、用紙を常に2つ以上の搬送ロール(レジストロール40及びターンロール30c、または、レジストロール40及びフィードロール26c)で搬送することができ、高い搬送性を維持できる。
【0024】
次に、既定値よりも小さな用紙(例えばB4サイズ未満)が給紙ユニット18cに収容されている場合の用紙搬送機構70の動作を説明する。図4において、用紙がB4サイズよりも小さい場合の用紙搬送機構70のタイムチャート820が例示されている。なお、図4において、図3と同一のタイミングには同一の符号(t1〜t7)が付されている。
図4に例示する用紙搬送機構70の動作は、制御ユニット710が、センサ740から先端検知信号「0」が入力されても(t3)、クラッチ730を切らずにターンロール30に回転駆動力を供給し続けて駆動状態を維持する(t5)点で図3と異なる。
【0025】
このように、搬送される用紙の搬送路方向の長さが既定値よりも小さい場合には、レジストロール40とターンロール30cとの間でループが形成されたまま用紙が搬送される時間は短いので、用紙搬送機構70は、ターンロール30を駆動状態のままにして、レジストロール40と用紙との間のスリップを防止し、高い搬送性を維持することができる。特に、本実施形態のように用紙が搬送路36を略鉛直上方に搬送される形態においては、1つの搬送ロール(レジストロール40等)のみで用紙を搬送させると搬送ロールにかかる負荷が大きくなり搬送速度が安定しないため、本例のように常に2以上の搬送ロールで用紙を搬送することが望ましい。また用紙の搬送路方向の長さが既定値よりも小さい場合は、幅方向にも小さいことがある。すると用紙がロールにかかる面積が小さくなるので、充分な搬送力を得られ難い。したがって小サイズの用紙を搬送するときには、ターンロール30を駆動状態のままにして、レジストロール40と用紙との間のスリップを防止する必要度が高い。
【0026】
なお、給紙ユニット18aに収容されている用紙が要求された場合には、制御ユニット710が、モータ720a及び720bを制御して、ピックアップロール24a、フィードロール26a、リタードロール28a及びレジストロール40を駆動状態にして給紙カセット22aに収容された用紙を像形成手段14に向けて搬送させる。
【0027】
以上説明したように、本実施形態の画像形成装置10は、搬送される用紙の搬送路方向の長さが既定値よりも大きい場合には、用紙搬送中の一定期間、ターンロール30を従動状態に切り換えて、レジストロール40とターンロール30との間で発生したループを緩和してシワの発生を防止し、搬送される用紙の搬送路方向の長さが既定値よりも小さい場合には、ターンロール30の駆動状態を維持してレジストロール40と用紙との間のスリップを防止する。
【0028】
[変形例]
なお、用紙搬送機構70(図2)は、ピックアップロール24、フィードロール26、リタードロール28、ターンロール30及びレジストロール40を、ステッピングモータにより駆動してもよい。この場合、制御ユニット710は、ステッピングモータに出力するパルス信号の有無により、ターンロール30を駆動状態または従動状態に切り換えることができるので、図2に示したクラッチ730は不要である。
また、上記実施形態では、用紙の搬送路方向の長さに応じてターンロール30を駆動状態から従動状態に切り換えたが、用紙の可撓性に応じて切り換えてもよい。
また、上記実施形態では、3つの搬送手段(レジストロール40など)が同時に用紙搬送に関わる形態を具体例として説明したがこれに限定されるものではなく、4以上の搬送手段により用紙が搬送される場合に本発明を適応することができる。例えば、同一の用紙が同時に4以上の搬送手段により搬送される場合に、用紙搬送機構70は、その用紙を搬送している両端の搬送手段を駆動状態にし、その他の搬送手段を従動状態にする。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明にかかるシート搬送装置によれば、複数の搬送手段でシートを搬送することにより搬送性を維持しつつ、シート搬送に伴うシワの発生を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る画像形成装置10の概要を示す図である。
【図2】画像形成装置10の用紙搬送機構70を模式的に説明する図である。
【図3】用紙が既定値よりも長い場合の用紙搬送機構70の動作を説明するタイムチャート810である。
【図4】用紙が既定値よりも短い場合の用紙搬送機構70の動作を説明するタイムチャート820である。
【符号の説明】
10 画像形成装置
12 画像形成装置本体
14 像形成手段
18 給紙ユニット
22 給紙カセット
24 ピックアップロール
26 フィードロール
28 リタードロール
30 ターンロール
40 レジストロール
710 制御ユニット
730 クラッチ

Claims (6)

  1. シートの搬送路に配設された第1の搬送手段と、
    前記搬送路の前記第1の搬送手段の下流に配設された第2の搬送手段と、
    前記搬送路の前記第2の搬送手段の下流に配設された第3の搬送手段と、
    前記第3の搬送手段によりシートの搬送が開始されたことを条件として、前記第2の搬送手段を駆動状態から従動状態に切り換える制御手段と
    を有するシート搬送装置。
  2. 前記制御手段は、シートの後端が前記第1の搬送手段を通過したことを条件として、前記第2の搬送手段を駆動状態に切り換える
    請求項1に記載のシート搬送装置。
  3. 少なくとも1つのシートを収容するシート収容手段から、シートを取り出す第1の搬送手段と、
    前記第1の搬送手段により取り出されたシートを搬送路の下流に中継する第2の搬送手段と、
    前記第2の搬送手段により中継されてきたシートの先端を揃えて、このシートに像を形成する像形成手段に向けて搬送する第3の搬送手段と、
    前記第3の搬送手段によりシートの搬送が開始されたことを条件として、前記第2の搬送手段を駆動状態から従動状態に切り換える制御手段と
    を有するシート搬送装置。
  4. 前記制御手段は、搬送されるシートの長さに応じて、前記第2の搬送手段を駆動状態から従動状態に切り換えるか否かを決定する
    請求項1〜3のいずれかに記載のシート搬送装置。
  5. 前記制御手段は、前記第1の搬送手段及び前記第3の搬送手段が同一のシートを搬送していることを条件として、前記第2の搬送手段を駆動状態から従動状態に切り換える
    請求項1または3に記載のシート搬送装置。
  6. 少なくとも1つのシートを収容するシート収容手段と、
    前記シート収容手段からシートを取り出す第1の搬送手段と、
    前記第1の搬送手段により取り出されたシートを搬送路下流に搬送する第2の搬送手段と、
    前記第2の搬送手段により搬送されてきたシートの先端を揃えて搬送する第3の搬送手段と、
    前記第3の搬送手段により搬送されてきたシートに、像を形成する像形成手段と、
    前記第3の搬送手段によりシートの搬送が開始されたことを条件として、前記第2の搬送手段を駆動状態から従動状態に切り換える制御手段と
    を有する画像形成装置。
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