JP2734752B2 - ジャム処理機能付画像形成装置 - Google Patents

ジャム処理機能付画像形成装置

Info

Publication number
JP2734752B2
JP2734752B2 JP2179995A JP17999590A JP2734752B2 JP 2734752 B2 JP2734752 B2 JP 2734752B2 JP 2179995 A JP2179995 A JP 2179995A JP 17999590 A JP17999590 A JP 17999590A JP 2734752 B2 JP2734752 B2 JP 2734752B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
jam
size
sheet
paper feed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2179995A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0466452A (ja
Inventor
良樹 吉岡
健 ▲吉▼塚
裕幸 藤田
俊浩 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mita Industrial Co Ltd filed Critical Mita Industrial Co Ltd
Priority to JP2179995A priority Critical patent/JP2734752B2/ja
Publication of JPH0466452A publication Critical patent/JPH0466452A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2734752B2 publication Critical patent/JP2734752B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、画像形成装置、特に、ジャム処理機能付画
像形成装置に関する。
〔従来の技術〕
たとえば、複写機は一般に、原稿の画像情報をトナー
画像に変換する画像形成部と、その画像形成部に用紙を
供給する用紙搬送部とを備えている。用紙搬送部として
は、複数のサイズの用紙を別々に収納する用紙収納部
(たとえば給紙カセット)を装着できるものがある。
このような複写機におけるジャム処理の構成として、
特開昭64−38359号には、ジャムの発生しやすい給紙段
について使用を禁止する構成が示されている。この構成
では、各給紙段ごとにジャム発生率を計算し、ジャム発
生率が高い場合には、その給紙段の使用を禁止する。
〔発明が解決しようとする課題〕
複写機におけるジャム発生率を見た場合、給紙段ごと
にその発生率が異なるのに加えて、各給紙段において用
紙サイズに応じてジャムの発生しやすさが異なる。すな
わち、ジャム発生率の高い給紙段であっても、使用する
用紙のサイズによっては、殆どジャムが発生しない場合
がある。また、ジャム発生率の低い給紙段であっても、
使用する用紙のサイズによっては、ジャムが発生しやす
い場合がある。
ところが、前記従来の構成では、用紙サイズを考慮す
ることなく、各給紙段ごとにジャム発生率を計算してい
る。このため、ジャム発生率が高いとして使用が禁止さ
れた給紙段については、たとえジャム発生率の低いサイ
ズの用紙についてであっても使用できなくなる。このた
め、前記従来の構成では、給紙部の使用効率が必要以上
に低下してしまうという問題が生じる。
また、前記従来の構成では、全体として比較的ジャム
発生率が低い給紙段であれば、ジャム発生率の高い特定
サイズの用紙を使用しないようにすることができない。
すなわち、前記従来の構成では、どの給紙段にどのサイ
ズを入れるとジャムが発生しやすいかが分かりにくく、
操作者がジャム発生率の高い給紙段と用紙サイズとの組
合せを選択することにより、ジャムが繰り返し発生する
という不具合もある。
本発明の目的は、用紙収納部から画像形成部への用紙
搬送中に発生するジャムに関し、指定されたサイズの用
紙が収納されている用紙収納部についてより正確にジャ
ム頻度を判断できるジャム処理機能付画像形成装置を提
供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係るジャム処理機能付画像形成装置は、画像
形成部と、複数種のサイズの用紙を収納できる複数の用
紙収納部と、その用紙収納部から画像形成部へ用紙を供
給するための搬送路と、用紙の搬送に際し発生したジャ
ムの回数を記憶するジャム記憶手段と、用紙サイズの中
からその1つを指定する指定手段と、ジャム頻度が所定
レベルに達しているか否かを判断する判断手段とを備え
ている。
前記ジャム記憶手段は、用紙の搬送に際し発生したジ
ャムの回数を、各用紙収納部ごとに各用紙サイズに関し
計数して記憶する手段である。前記判断手段は、指定手
段により指定されたサイズの用紙が収納されている用紙
収納部につき、ジャム記憶手段の記憶に基づいてジャム
頻度が所定レベルに達しているか否かを判断する手段で
ある。
〔作用〕
本発明に係る画像形成装置では、画像形成部において
用紙上に画像が形成される。この用紙は、搬送路を介し
て用紙収納部から画像形成部へ供給される。そして、搬
送路における用紙の搬送に際し発生したジャムの回数
は、ジャム記憶手段が、各用紙収納部ごとに各用紙サイ
ズに関し計数して記憶する。
用紙サイズの中からその1つが指定手段により指定さ
れた場合には、判断手段が、指定手段により指定された
サイズの用紙が収納されている用紙収納部につき、ジャ
ム記憶手段の記憶に基づいてジャム頻度が所定レベルに
達しているか否かを判断する。この場合には、判断手段
が、用紙収納部ごとに判断するばかりでなく、用紙サイ
ズをもパラメータとしてジャム頻度を判断するため、よ
り正確な判断が可能となる。この結果、たとえば、用紙
収納部の使用効率が必要以上に低下するという問題や、
ある用紙収納部につき特定サイズの用紙のジャム頻度が
高い場合にもその用紙を使用してしまうという問題が解
消できる。
〔実施例〕
第1図は、本発明の一実施例としての複写機を示して
いる。
図において、複写機は、ケース1と、ケース1の下部
に配置された複写処理部2と、ケース1の上部に配置さ
れた原稿読みとり部3とを備えている。
複写処理部2は、表面に静電潜像が形成される感光体
ドラム4を有している。感光体ドラム4の周囲には、感
光体ドラム4を所定の電荷に帯電させる主帯電用コロナ
放電器5と、感光体ドラム4上の静電潜像を現像する現
像装置6と、用紙にトナー像を転写するための転写用コ
ロナ放電器7と、感光体ドラム4から用紙を分離するた
めの分離用コロナ放電器8と、感光体ドラム4上の残留
トナー等を除去するクリーニング装置9とが配置されて
いる。分離用コロナ放電器8の下流側(図の左側)に
は、コロナ放電器8側から順に、搬送装置11と、用紙上
の転写像を定着するための定着装置12と、定着後の用紙
を受けるための排紙トレイ13とが配置されている。定着
装置12と排紙トレイ13との間には、用紙の排出を検出す
るための排出スイッチ14が配置されている。この排出ス
イッチ14は、用紙排出部分においてジャムが発生したか
否かを判断する基準ともなる。
原稿読み取り部3は、ケース1の上面に配置された透
明ガラスからなる原稿載置台15と、その上に開閉自在に
配置された原稿押え16とを有している。原稿載置台15の
下方には、原稿走査装置17が配置されている。原稿走査
装置17は、光源18やレンズユニット19等から構成されて
いる。原稿載置台15の下方には、さらに、原稿載置台15
上に載置された原稿のサイズを検出するための原稿サイ
ズ検出センサ45が配置されている。
さらに、複写処理部2の右方には、用紙供給部20が配
置されている。用紙供給部20は、複写処理部2のコロナ
放電器7側に向けて配置された主経路21と、用紙22,23,
24を収納する給紙カセット25,26,27と、主経路21と各給
紙カセット25,26,27との間をそれぞれ結ぶ分岐経路28,2
9,30とを主として有している。
各分岐経路28,29,30の上流側端部、すなわち各給紙カ
セット25,26,27の分岐経路28,29,30側端部には、各給紙
カセット25,26,27内の用紙22,23,24を1枚ずつ各分岐経
路28,29,30へ送り出すための給紙コロ31,32,33が配置さ
れている。また、主経路21には、複写処理部2側への用
紙の供給タイミングを決定するための1対のレジストロ
ーラ34が配置されている。各分岐経路28,29,30には、給
紙コロ31,32,33により分岐経路28,29,30内へ搬送されて
きた用紙22,23,24をレジストローラ34側にさらに搬送す
るための3対の搬送ローラ35,36,37が配置されている。
主経路21のレジストローラ34よりも上流側には、レジ
ストスイッチ38が設けられている。レジストスイッチ38
は、レジストローラ34側に用紙が搬送されてきたことを
検出するためのスイッチである。また、各分岐経路28,2
9,30の搬送ローラ35,36,37よりも上流側には、それそれ
搬送スイッチ39,40,41が配置されている。これらの搬送
スイッチ39,40,41は、分岐経路28,29,30内に用紙が存在
するか否かを判断するためのスイッチである。レジスト
スイッチ38と、搬送スイッチ39,40,41と、上述の排出ス
イッチ14とは、給紙カセット25,26,27から排紙トレイ13
へ到る給紙経路内において、用紙のジャムが発生したか
否かを判断する基準ともなる。
給紙カセット25,26,27の給紙コロ31,32,33近くには、
ペーパーエンプティ検出スイッチ42,43,44がそれぞれ設
けられている。この検出スイッチ42,43,44は、給紙カセ
ット25,26,27内の用紙22,23,24の終了を検出するための
スイッチである。給紙カセット25,26の分岐経路28,29側
端面と、その端面に対向する分岐経路28,29の端面との
間には、給紙カセット25,26内に収納されている用紙22,
23のサイズを検出するための用紙サイズ検出センサ55,5
6が設けられている。この検出センサ55,56は、複数の磁
石の極の配列によって、用紙サイズを検出するセンサで
ある。また、大型の給紙カセット27では、その底部に、
用紙24のサイズを決定する用紙サイズ検出センサ57が配
置されている。
ケース1の上面において、原稿載置台15の隣りには、
操作者が指令を入力したり情報を読み取ったりするため
のキーパネル46が配置されている。第2図に示すよう
に、キーパネル46は、数値情報を入力するためのテンキ
ー47と、複写動作の開始を指令するためのプリントキー
48と、用紙サイズを指定するためのサイズキー49と、後
述するジャム率の上限を設定するためのジャム率設定キ
ー50と、後述するジャム処理表示の画面の種類を変更す
るための画面変更キー51と、その他の一般的な入力キー
とを有している。また、キーパネル46には、複写枚数等
の表示を行う一般的な液晶パネル51と、ジャム処理用の
表示を行う液晶パネル52が設けられている。
この複写機は、第3図に示すような制御部60を有して
いる。制御部60は、CPU61,ROM62,RAM63等を備えたマイ
クロコンピュータを含んでいる。
制御部60には、上述のキーパネル46、排出スイッチ1
4、レジストスイッチ38、搬送スイッチ39,40,41、ペー
パーエンプティ検出スイッチ42,43,44、原稿サイズ検出
センサ45、用紙サイズ検出センサ55,56,57、及びその他
の入出力部が接続されている。制御部60は、ROM62内に
記憶されている制御プログラムにしたがって、次の動作
説明のように複写機を作動させる機能を有している。ま
た、RAM63には、第4図に示すように、各給紙段(給紙
カセット25,26,27の設置段)における各用紙サイズに関
する使用回数と、それぞれにおけるジャム回数と、それ
ぞれにおけるジャム率の上限とを記憶する記憶領域を含
む種々の記憶領域が設けられている。
次に、上述の実施例の動作を説明する。
プログラムがスタートすると、定着装置12を所定温度
にまで加熱する等の初期設定動作が行われる。この初期
設定動作においては、複写枚数を1に設定したり、給紙
カセットの使用優先順位を下段から優先するよう設定し
たりする等の一般的な設定に加えて、液晶パネル52への
表示画面を第1画面に設定する等のこの実施例特有の初
期設定も行われる。
初期設定が終了すれば、1〜2msecごとにタイムアッ
プするタイマーに基づいて割り込み処理が開始される。
タイマー割り込み処理を示す第5A図において、ステップ
S1では、スキャンテーブルを参照することにより、どの
分岐を実行するかが決定される。スキャンテーブルに基
づくステップS1での判断に基づいて実行される分岐のう
ち、分岐B1ではキー入力に基づく処理が行われる。分岐
B2では、原稿サイズの自動検知が行われる。分岐B3で
は、給紙カセット25,26,27の入れ替えに伴う処理が行わ
れる。分岐B4では、ペーパーエンプティ検出スイッチ4
2,43,44に基づく、紙無し検知に関する処理が行われ
る。分岐B5では、用紙のジャム発生に伴う処理が実行さ
れる。分岐B6では、液晶パネル52への表示内容に関する
処理が行われる。さらに、分岐B7以降ではその他の処理
が行われる。これらの分岐B1,B2…の処理は、割り込み
用タイマーがタイムアップするごとに次々と実行され
る。なお、最初の段階では、分岐B1のキー入力処理が実
行される。
キー入力処理 キー入力処理では、第5B図に示すように、ステップS2
においてプリントキー48が操作者により押されたか否か
が判断される。また、ステップS3では、サイズキー49が
押されたか否かが判断される。ステップS4では、ジャム
率設定キー50が押されたか否かが判断される。ステップ
S5では、画面変更キー51が押されたか否かが判断され
る。それら以外のキー入力に基づく処理はステップS6に
おいて行われる。ステップS6では処理が終われば分岐B1
での処理は終了する。
ここでプリントキー48が押されたとすると、プログラ
ムはステップS2からステップS7に移行し、複写動作の開
始指令がなされる。これにより、複写機は一連の複写動
作を開始する。まず、用紙供給部20では、所定サイズの
用紙が収納されている給紙カセットのうち優先順位の高
いものが選択され、そこからレジストローラ34側に用紙
が供給される。一方、原稿多読み取り部3では、原稿載
置台15上に載置された原稿の画像情報が原稿走査装置17
によって読み取られる。読み取られた画像情報は、感光
体ドラム4等によって構成される部分で現像され、トナ
ー画像に変換される。トナー画像は供給されてきた用紙
に転写され、画像が転写された用紙は定着装置12で定着
処理された後に排紙トレイ13に排出される。
サイズキー49が押された場合には、プログラムはステ
ップS3からステップS8に移行する。ステップS8では、入
力指令に基づいて、使用するペーパーサイズの再設定が
行われる。ステップS9では、指定されたサイズ用紙が収
納されている給紙カセットのうち最優先のものについ
て、ジャム率が許容限度を超えているか否かを判断す
る。この判断は、制御部60のRAM63に記憶されている使
用回数,ジャム回数及びジャム率上限(第4図)に基づ
いて演算され判断される。ジャム率がその上限を超えて
いなければ、決定された給紙カセットを使用しても問題
はないので、分岐B1の処理は終了する。ステップS9での
判断がYesであれば、ステップS10に移行する。ステップ
S10では、指定された用紙サイズに関し、その給紙段の
使用優先順位を下げる。これは、ジャム率が上限を超え
ているため、なるべく当該用紙サイズについてその給紙
段を使用しないようにするためである。ステップS11で
は、指定されたサイズの用紙が他の給紙段にもセットさ
れているか否かが判断される。判断がYesの場合には、
ステップS9に戻り、その給紙段についてジャム率が上限
を超えているが否かが判断される。上限を超えていなけ
れば、新たに指定された給紙段の用紙を使用すればよい
ので、分岐B1での処理は終了する。
ステップS11での判断がNoであれば、ステップS12に移
行する。ステップS12では、指定された用紙サイズにつ
いて、使用可能な給紙段を探す。ここでは、RAM63に記
憶されている用紙ジャムに関する内容(第4図)に基づ
いて、各給紙段につき各用紙サイズに関するジャム率を
演算する。そして、得られた各ジャム率について、その
上限に到っているか否かを判断する。ステップS13で
は、使用可能な給紙段があるか否かを判断する。使用可
能な給紙段が存在すれば、ステップS14に移行する。ス
テップS14では、使用可能な給紙段がどれであるかを液
晶パネル52の上部に表示する。たとえば、指定された用
紙サイズがA4であり、給紙段のうち下段が使用可能であ
ると判断された場合には、「A4カセットは、下段にセッ
トして下さい」と液晶パネル52に表示される。表示処理
が終われば分岐B1での処理は終わる。ステップS13にお
いて、使用可能段がないと判断された場合には、ステッ
プS15に移行する。ステップS15では、ステップS14での
表示に代えて、「ジャム発生にご注意下さい」の表示が
なされる。ステップS15での処理が終われば、分岐B1で
の処理が終わる。
ステップS9及びステップS13での判断基準であるジャ
ム率上限を変更する場合には、ジャム率設定キー50が押
される。この場合には、第5B図のステップS4からステッ
プS16に移行する。ステップS16では、各給紙段における
各用紙サイズに関するジャム率の上限の設定が行える。
ステップS16での処理が終われば分岐B1での処理は終了
する。
液晶パネル52の下部に表示される表示画面(後述)を
変更する場合には、画面変更キー51が押される。この場
合には、プログラムは第5B図のステップS5からステップ
S17に移行する。ステップS17では、後述する3種類の表
示画面のうち表示が要求されている画面の番号が設定さ
れる。ステップS17での処理が終われば分岐B1での処理
は終了する。
自動サイズ検知 自動サイズ検知を行う分岐B2での処理は第5C図のよう
に行われる。
第5C図において、ステップS18では、原稿サイズの検
知が完了したか否かが判断される。原稿サイズの検知
は、原稿載置台15上に載置された原稿のサイズを原稿サ
イズ検出センサ45が検出することによって行われる。原
稿サイズの検出が完了すればステップS18からステップS
19に移行する。
ステップS19では、原稿サイズと同一サイズの用紙が
セットされているか否かが判断される。用紙がなけれ
ば、ステップS20に移行する。ステップS20では、原稿サ
イズに一致する用紙サイズにつき、使用可能な給紙段を
演算する。この場合もRAM63に記憶されているジャム率
に関する情報(第4図)に基づいて、原稿サイズに対応
するサイズの用紙が使用できる給紙段を探す。ステップ
S21では、原稿サイズに対応する用紙が収容された給紙
カセットを使用可能な給紙段にセットするよう、カセッ
ト入れ換え表示を行う。たとえば、原稿サイズがA4であ
り、A4サイズの用紙を下段で使用できるとステップS20
で判断された場合には、「A4カセットは、下段にセット
して下さい」と液晶パネル52に表示される。ステップS2
1での処理が終われば分岐B2での処理は終了する。
ステップS19において、原稿サイズと同一サイズの用
紙がセットされていると判断された場合には、ステップ
S22において用紙サイズ(すなわち原稿サイズ)の表示
が液晶パネル51(第2図)に行われる。次に、ステップ
S23において、原稿と同一サイズの用紙がセットされて
いる給紙段について、その用紙サイズに関しジャム率が
上限を超えているか否かが判断される。上限を超えてい
なければ、指定されたサイズの用紙をその給紙段におい
て使用しても問題がないので、分岐B2での処理は終了す
る。ステップS23での判断がYesとなれば、ステップS24
に移行する。ステップS24では、当該サイズにつき、対
象となっている給紙段の使用優先順位を下げる。ステッ
プS25では、その他の給紙段に当該サイズの用紙がセッ
トされているか否かを判断する。セットされていれば、
プログラムはステップS23に戻り、その給紙段について
ステップS23以下の処理を行う。
ステップS25での判断がNoであれば、ステップS26に移
行する。ステップS26では、原稿サイズに一致する用紙
サイズにつき、RAM63のデータに基づいて使用可能な給
紙段を演算する。そして、ステップS27において、使用
可能な給紙段が存在するか否かを判断する。使用可能な
給紙段が存在すれば、ステップS28において、使用可能
な給紙段がどの段であるかを表示する。たとえば、原稿
サイズがA4であり、A4サイズの用紙を下段で使用できる
と判断された場合には、「A4カセットは下段にセットし
て下さい」と液晶パネル52に表示される。ステップS28
での処理が終われば分岐B2での処理は終了する。ステッ
プS27において判断がNoであれば、ステップS29に移行す
る。ステップS29では、ジャム発生の確率が高い状態で
複写機を動作させなければならないことから、ステップ
S28での表示に代えて、ジャム発生の注意を促す表示を
行う。ステップS29での処理が終われば分岐B2での処理
は終了する。
カセット入替検知 給紙カセットの入れ替えに伴う処理を行う分岐B3につ
いては、通常の処理であるので、説明を省略する。
紙無し検知 紙無し検知に関する処理を行う分岐B4では、第5D図に
示すステップS30において、各給紙カセット25,26,27の
うち使用中の(指定された)給紙カセットに関しペーパ
ーエンプティが発生したか否かが判断される。このペー
パーエンプティの発生は、ペーパーエンプティ検出スイ
ッチ42,43,44によって検出される。ペーパーエンプティ
が検出されると、ステップS31に移行する。
ステップS31では、ペーパーエンプティが検出された
給紙段での用紙サイズと同一サイズの用紙がセットされ
ている給紙段が他にあるか否かが判断される。他の給紙
段に同一サイズの用紙がセットされていない場合には、
ステップS32に移行する。ステップS32では、ペーパーエ
ンプティが発生した用紙サイズにつき、使用可能な給紙
段を演算する。ステップS33では、その演算結果に基づ
いて、当該用紙サイズにつき使用可能な給紙段があるか
否かが判断される。使用可能な給紙段が存在する場合に
は、ステップS34に移行し、使用可能な給紙段の位置が
表示される。たとえば、用紙サイズA4につきペーパーエ
ンプティが発生し、用紙サイズA4については下段でセッ
ト可能であると判断された場合には、「A4カセットは、
下段にセットして下さい」と液晶パネル52に表示され
る。ステップS33での判断がNoの場合には、ステップS35
に移行し、ジャム発生の注意を促す表示が行われる。ス
テップS34またはステップS35での処理が終われば、分岐
B4での処理が終了する。
ステップS31において、当該サイズにつき他の給紙段
に用紙がセットされていると判断された場合には、ステ
ップS36に移行する。ステップS36では、その給紙段にお
いて、当該用紙サイズに関しジャム率が上限を超えてい
るか否かが判断される。上限を超えていれば、ステップ
S37に移行する。ステップS37では、当該用紙サイズにつ
き、その給紙段の使用優先順位を下げる。ステップS37
での処理が終われば、再びステップS31に戻ってそれ以
後の処理を繰り返す。ステップS36での判断がNoであれ
ば、ステップS38に移行する。この場合には、新たに選
択された給紙段が使用上問題のない給紙段であるので、
以後の複写動作についてはこの給紙段を使用することと
する。ステップS38での処理が終われば分岐B4での処理
が終了する。
ジャムチェック 複写動作中において、排出スイッチ14,レジストスイ
ッイ38,搬送スイッチ39,40,41からの信号に基づいて、
搬送中の用紙にジャムが発生したと判断された場合に
は、第5A図の分岐B5の処理が実行される。
第5E図において、ステップS39では、用紙にジャムが
発生したか否かが判断される。ジャムが発生した場合に
は、ステップS40で移行する。ステップS40では、使用中
の給紙段における使用中の用紙サイズにつき、ジャムカ
ウンターをインクリメントする。すなわち、RAM63の記
憶領域のうち、該当するジャム回数の記憶領域に記憶さ
れている数値に「1」が加えられる。ステップS41で
は、使用中の給紙段における使用中の用紙サイズにつ
き、ジャム率が上限を超えているか否かが判断される。
上限を超えていなければ、頻繁にジャムが発生する組合
せではないので、分岐B5での処理は終了する。ステップ
S41での判断がYesとなれば、ステップS42に移行する。
ステップS42では、ジャムが発生した用紙サイズにつ
き、使用可能な給紙段の存在を演算する。ステップS43
では、その演算結果に基づいて、当該サイズにつき使用
可能な給紙段が他にあるか否かを判断する。使用可能な
給紙段があれば、ステップS44に移行する。ステップS44
では、現在使用中の給紙段ではジャムの発生率が高いの
で、適切な給紙段に用紙をセットしなおすべき旨の表示
がなされる。たとえば、給紙段のうち中段においてA4サ
イズの用紙が使用されていた場合にジャムが発生し、演
算の結果、上段ではA4サイズの用紙を使用できると判断
された場合には、液晶パネル52の上部に「中段のA4カセ
ットを上段に差し替えて下さい」と表示される。ステッ
プS44での処理が終われば分岐B5の処理は終了する。ス
テップS43での判断がNoであれば、当該用紙サイズにつ
いてジャム発生率の少ない給紙段が存在しないので、ス
テップS44での表示に代えて、ジャム発生について注意
を促す表示をステップS45において行う。ステップS52で
の処理が終われば分岐5での処理は終了する。
表示 分岐B6での処理は、通常の処理であるので、説明を省
略する。
なお、本発明は、複写機に限定されることはなく、た
とえばレーザプリンタ等についても同様に適用できる。
また、給紙段の操作者による直接的な指定手段として、
キーパネル46に給紙段指定キーを設け、それに基づく指
定制御を第5D図と同様に行ってもよい。
〔発明の効果〕
本発明に係る画像形成装置では、指定手段により指定
されたサイズに関し、用紙収納部のジャム頻度を判断手
段により判断できる。このため、指定されたサイズの用
紙に関し、各用紙収納部におけるジャム頻度を正確に判
断できるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の縦断面概略図、第2図はそ
のキーパネルの平面概略図、第3図はその制御部の概略
ブロック図、第4図はそのRAMの記憶内容の概略部分
図、第5A図〜第5E図はその制御フローチャートである。 2……複写処理部、14……排紙スイッチ、22,23,24……
用紙、25,26,27……給紙カセット、38……レジストスイ
ッチ、39,40,41……搬送スイッチ、42,43,44……ペーパ
ーエンプティ検出センサ、45……原稿サイズ検出セン
サ、55,56,57……用紙サイズ検出センサ、60……制御
部、61……CPU、63……RAM、46……キーパネル、49……
サイズキー、52……液晶パネル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 俊浩 大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−172139(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像形成部と、 複数種のサイズの用紙を収納できる複数の用紙収納部
    と、 前記用紙収納部から前記画像形成部へ用紙を供給するた
    めの搬送路と、 前記用紙の搬送に際し発生したジャムの回数を、各用紙
    収納部ごとに各用紙サイズに関し計数して記憶するジャ
    ム記憶手段と、 前記サイズの中からその1つを指定する指定手段と、 前記指定手段により指定されたサイズの用紙が収納され
    ている用紙収納部につき、前記ジャム記憶手段の記憶に
    基づいてジャム頻度が所定レベルに達しているか否かを
    判断する判断手段と、 を備えたジャム処理機能付画像形成装置。
JP2179995A 1990-07-06 1990-07-06 ジャム処理機能付画像形成装置 Expired - Lifetime JP2734752B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2179995A JP2734752B2 (ja) 1990-07-06 1990-07-06 ジャム処理機能付画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2179995A JP2734752B2 (ja) 1990-07-06 1990-07-06 ジャム処理機能付画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0466452A JPH0466452A (ja) 1992-03-02
JP2734752B2 true JP2734752B2 (ja) 1998-04-02

Family

ID=16075617

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2179995A Expired - Lifetime JP2734752B2 (ja) 1990-07-06 1990-07-06 ジャム処理機能付画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2734752B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08121577A (ja) * 1994-10-24 1996-05-14 Mitsubishi Electric Corp 樹脂製プーリー装置
CA2241515A1 (en) * 1995-12-27 1997-07-10 Junko Shima Aqueous composition comprising cromoglycic acid
JP5417252B2 (ja) * 2010-05-07 2014-02-12 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
JP6015371B2 (ja) * 2012-11-12 2016-10-26 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置およびその制御プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0466452A (ja) 1992-03-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1256851B1 (en) Image forming apparatus capable of determining type of recording sheet to prevent sheet jam
US5374045A (en) Printing apparatus with deferred jam clearance
JP2734752B2 (ja) ジャム処理機能付画像形成装置
JP3105149B2 (ja) 画像形成装置
JP2749184B2 (ja) シート搬送装置のジャム回数検出装置
JP3274437B2 (ja) 画像形成装置のジャム処理手順表示装置
JPH1165370A (ja) 画像形成装置
JP5653152B2 (ja) 画像形成装置
JP2011191511A (ja) 画像形成装置
JPH08225241A (ja) 画像形成装置の管理システム
JP3786389B2 (ja) 画像形成装置
US4953844A (en) Paper supply device with a function of automatically sensing the life of feed rollers
JP6834834B2 (ja) 画像形成装置
JP2001197268A (ja) 画像形成装置
JPH11349160A (ja) シート給送装置及び画像形成装置
JPH04298785A (ja) 電子事務機器の表示装置
JP2002158817A (ja) 画像形成装置
JP2005255349A (ja) 画像形成装置
JP3347347B2 (ja) 画像形成装置および管理システムおよび異常通知方法
JP2585452B2 (ja) コンピュータフォームフィーダを備える複写機
JP3456281B2 (ja) 画像形成装置の制御装置
JP2991237B2 (ja) 画像形成装置
JPH09110236A (ja) 画像形成装置
JP2022030864A (ja) 画像形成システム及びメディア検知方法
JPH0466451A (ja) ジャム処理機能付画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090109

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090109

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100109

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100109

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110109

Year of fee payment: 13

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110109

Year of fee payment: 13