JPH1165370A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH1165370A
JPH1165370A JP9284200A JP28420097A JPH1165370A JP H1165370 A JPH1165370 A JP H1165370A JP 9284200 A JP9284200 A JP 9284200A JP 28420097 A JP28420097 A JP 28420097A JP H1165370 A JPH1165370 A JP H1165370A
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JP9284200A
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Masato Terao
正人 寺尾
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で、給紙カセットへの記録用紙の
セットに係るオペレータの誤操作を検知して、不良画像
形成を防止することが可能な画像形成装置を提供する。 【解決手段】 画像形成動作がスタートすると、オペレ
ータが指定選択した給紙トレイに、用紙サイズスイッチ
54で設定された設定用紙サイズと、該給紙トレイから
搬送される記録用紙が、用紙サイズセンサ19で検出さ
れて得られる検出用紙サイズとが、CPU50によって
比較され、両サイズが等しいと判定されると、以降の原
稿に対する画像形成動作が継続されるが、両サイズが等
しくないと判定されると、以降の原稿に対する画像形成
動作は中断され、簡単な構成によつて、オペレータの用
紙サイズスイッチ54の誤指定操作、或いは給紙トレイ
にセットする記録用紙の用紙サイズの取り違えによる不
良画像形成を防止することが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、給紙トレイにセッ
トされる所望サイズの記録用紙に対して、画像形成を行
なう複写機などの画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機などの画像形成装置では、一般に
複数の給紙トレイが設けられ、これらの給紙トレイにそ
れぞれサイズの異なる記録用紙が収容され、原稿と画像
倍率に基づき、対応するサイズの記録用紙を収容した給
紙トレイから、選択されて画像形成部に搬送される記録
用紙に対して、画像形成部によって原稿画像が画像形成
される。この場合、装置に原稿をセットすると、原稿の
サイズが自動的に読み取られ、読取りサイズと設定され
る倍率とに基づいて、記録用紙のサイズが演算され、得
られたサイズの記録用紙を収容する給紙トレイから、所
定サイズの記録用紙が搬送される全自動式の画像形成装
置が提案されている。
【0003】一方では、画像形成装置の構造を小型簡易
化し製造コストを低減するために、各給紙トレイに対し
て、オペレータが、給紙時にセットした記録用紙の用紙
サイズを設定入力する方式のもの、或いは、オペレータ
が、給紙時にサイドフェンスを移動させて、記録用紙を
セットすると、このサイドフェンスの位置に基づき、各
給紙トレイから記録用紙のサイズ信号が出力され、この
サイズ信号に基づいて、用紙サイズが設定入力される構
成のものが提案され広く使用されている。
【0004】例えば、特開平5−341604号公報に
は、手差し給紙トレイに載置された記録用紙の用紙サイ
ズが用紙サイズ指定手段で指定され、紙幅検知手段によ
って、給紙トレイのガイド板位置に基づいて、記録用紙
の紙幅が検知され、原稿サイズと指定された用紙サイズ
とにより、複写倍率の演算モードの指定が行なわれる
が、この演算モードの指定後に、紙幅検知手段により検
知される記録用紙の紙幅が変更されると、制御手段によ
って複写倍率の演算モードの指定が禁止される複写装置
が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来の画像形成
装置では、オペレータによる誤操作の検知は行なわれな
いので、セットした記録用紙の用紙サイズを誤って設定
入力した場合、異なるサイズの記録用紙のセットに際し
て、サイドフェンスの移動を行なわなかった場合には、
記録用紙のサイズが誤って認識され、正常な画像形成が
行なわれないことがある。
【0006】例えば、特開平5−341604号公報に
開示の複写装置で具体的に説明すると、オベレータが、
演算モードの指定後に、記録用紙をA3サイズからA4
サイズに変更したにもかかわらず、前回よりも小さいサ
イズの記録用紙の給紙トレイへの収容は、ガイド板の移
動なしに可能であるために、用紙サイズ指定手段の指定
の変更をつい失念した場合には、複写倍率の演算モード
は禁止されず、不良な画像形成が行なわれてしまう。
【0007】本発明は、前述したようなこの種の画像形
成装置の動作の現状に鑑みてなされたものであり、その
目的は、簡単な構成で、給紙カセットへの記録用紙のセ
ットに係るオペレータの誤操作を検知して、不良画像形
成を防止することが可能な画像形成装置を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、複数の給紙トレイが設けら
れ、画像形成サイズに対応したサイズの記録用紙がセッ
トされた給紙トレイから、所定サイズの記録用紙が画像
形成部に搬送供給され、前記画像形成部によって、前記
所定サイズの記録用紙に画像形成が行なわれる画像形成
装置であり、給紙トレイにセットする記録用紙の用紙サ
イズを入力設定する記録用紙サイズ設定手段と、前記給
紙トレイから前記画像形成部に搬送される記録用紙のサ
イズを検出する記録用紙サイズ検出手段と、前記記録用
紙サイズ設定手段で設定される設定用紙サイズと、前記
記録用紙サイズ検出手段で検出される検出用紙サイズと
を比較する比較手段と、該比較手段により、前記設定用
紙サイズと前記検出用紙サイズとが異なると判定される
と、以降の画像形成動作を停止する停止手段とを有する
ことを特徴とするものである。
【0009】同様に前記目的を達成するために、請求項
2記載の発明は、請求項1記載の発明に対して、前記比
較手段により、前記設定用紙サイズと前記検出用紙サイ
ズとが異なると判定されると、前記検出用紙サイズを表
示する表示手段が設けられていることを特徴とするもの
である。
【0010】同様に前記目的を達成するために、請求項
3記載の発明は、請求項1記載の発明に対して、前記比
較手段により、前記設定用紙サイズと前記検出用紙サイ
ズとが異なると判定されると、他の給紙トレイに画像形
成サイズに対応したサイズの記録用紙が収容されている
場合には、前記画像形成サイズに対応したサイズの記録
用紙が収容された給紙トレイから搬送される記録用紙に
対して、前記画像形成部による画像形成を継続実行させ
る制御手段が設けられていることを特徴とするものであ
る。
【0011】同様に前記目的を達成するために、請求項
4記載の発明は、複数の給紙トレイが設けられ、画像形
成サイズに対応したサイズの記録用紙がセットされた給
紙トレイから、所定サイズの記録用紙が画像形成部に搬
送供給され、前記画像形成部によって、前記所定サイズ
の記録用紙に画像形成が行なわれる画像形成装置であ
り、給紙トレイにセットする記録用紙の用紙サイズを入
力設定する記録用紙サイズ設定手段と、前記給紙トレイ
から前記画像形成部に搬送される記録用紙のサイズを検
出する記録用紙サイズ検出手段と、前記記録用紙サイズ
設定手段で設定される設定用紙サイズと、前記記録用紙
検出手段で検出される検出用紙サイズとを比較する比較
手段と、該比較手段により、前記検出用紙サイズが前記
設定用紙サイズよりも小さいと判定されると、以降の画
像形成動作を停止する停止手段とを有することを特徴と
するものである。
【0012】同様に前記目的を達成するために、請求項
5記載の発明は、請求項4記載の発明に対して、比較手
段により、前記検出用紙サイズが前記設定用紙サイズよ
りも小さいと判定されると、前記検出用紙サイズを表示
する表示手段が設けられていることを特徴とするもので
ある。
【0013】同様に前記目的を達成するために、請求項
6記載の発明は、請求項4記載の発明に対して、比較手
段により、前記検出用紙サイズが前記設定用紙サイズよ
りも小さいと判定されると、他の給紙トレイに画像形成
サイズに対応したサイズの記録用紙が収容されている場
合には、前記画像形成サイズに対応したサイズの記録用
紙が収容された給紙トレイから搬送される記録用紙に対
して、前記画像形成部による画像形成を継続実行させる
制御手段が設けられていることを特徴とするものであ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】
[第1の実施の形態]本発明の第1の実施の形態を、図
1ないし図7を参照して説明する。図1は本実施の形態
の要部の構成を示すブロック図、図2は本実施の形態の
全体構成を示す説明図、図3は本実施の形態の画像形成
部の構成を示す説明図、図4は図2の駆動系の説明図、
図5は本実施の形態の操作パネルの構成を示す説明図、
図6は図5の表示パネル部の構成を示す説明図、図7は
本実施の形態の動作を示すフローチャートである。
【0015】本実施の形態の要部の構成は、図1に示す
ようになっていて、全体の動作を制御するCPU50
に、画像形成動作の制御プログラムが格納されたROM
51、制御動作時に各種のデータが書込まれ、また読み
出されるRAM52、画像形成動作時の記録用紙の用紙
サイズ、倍率など各種のデータが表示される表示パネル
60、オペレータが給紙トレイに記録用紙をセットする
際に、記録用紙の用紙サイズを設定入力する用紙サイズ
スイッチ54、給紙トレイから搬送される記録用紙の用
紙サイズを検出する用紙サイズセンサ19、及び駆動部
を作動させるメインモータ56が接続されている。
【0016】本実施の形態では、図2に示すように、筐
体11内の上部において、原稿が載置されるコンタクト
ガラス8に、原稿を自動的に供給するADF(自動原稿
供給器)10が配置され、筺体11内のコンタクトガラ
ス8の下方には、原稿を光学的に読み取るスキャナ12
が配設され、スキャナ12の下方において、筺体11内
のほぼ中央部には、原稿画像の画像形成を行なう画像形
成部9が配設され、筺体11内の下部には、画像形成に
使用する記録用紙を収容する給紙トレイ22〜24が配
設され、筺体11の一方の側面には、手差し給紙トレイ
が装着される手差しテーブル27が設けられ、筺体11
の他方の側面には、画像形成が行なわれた記録用紙が排
出される排紙トレイ21が設けられ、給紙トレイ22〜
24と画像形成部9間及び手差しテーブル27と画像形
成部間には、記録用紙を搬送する搬送路26a、26b
がそれぞれ設けられている。また、給紙トレイ22〜2
4には、オペレータが記録用紙のセット時に、用紙サイ
ズを設定する用紙サイズスイッチ54がそれぞれ設けら
れている。
【0017】スキャナ12には、コンタクトガラス8上
に載置された原稿に、読取光を照射するハロゲンランプ
14、原稿からの反射光を反射伝送するミラー群15、
ミラー群15からの反射光を収束するレンズ16、レン
ズ16による結像が入力され、光電変換を行なうCCD
17、及びCCD17からの電気信号に基づき、感光体
1に対して原稿からの反射光に対応する露光を行なう露
光ユニット18が設けられている。
【0018】また、画像形成部9には、露光ユニット1
8によつて、原稿画像に対応する露光が行なわれ、原稿
画像の静電潜像が形成される感光体1が設けられ、この
感光体1の周面に対向して、図3に示すように、感光体
1の非画像形成領域の帯電電位を除去するイレーサ3
2、静電潜像をトナー像に現像する現像ユニット2、現
像後の残留電荷を除去する除電ランプ28、転写チャー
ジャ3bと分離チャージャ3aを備え、記録用紙Pに感
光体1のトナー像を転写する転写ユニット3、感光体1
から記録用紙Pを分離する分離爪29、感光体1に形成
される基準パターンの濃度を検出する濃度センサ30、
感光体1から残存トナーを除去するクリーニングユニッ
ト5、帯電電位を除去する除電器31、及び感光体1を
均一に帯電する帯電器6が、この順に時計回り方向に配
設されている。
【0019】さらに、感光体1と排紙トレイ21間に
は、感光体1のトナー像が転写された記録用紙Pに定着
処理を施す定着ユニット4が配設され、搬送路26a、
26bの感光体1側の端部には、搬送する記録用紙Pの
感光体1への送り込みのタイミングを取るレジストロー
ラ25と搬送される記録用紙Pのサイズを検出する用紙
サイズセンサ19とが設けられている。
【0020】一方、筺体11内には、図4に示すよう
に、前述のメインモータ56で駆動されるメインモータ
ギヤ36、メインモータギヤ36に対して噛合され、感
光体1を駆動するドラム駆動ギヤ35、メインモータギ
ヤ36に対して噛合され、クリーニングユニット5を駆
動するクリーニングユニット駆動ギヤ37、このクリー
ニングユニット駆動ギヤ37に対して噛合され、定着ユ
ニット4を駆動する定着ユニット駆動ギヤ39、及びこ
の定着ユニット駆動ギヤ39に対して噛合され、排紙ロ
ーラを駆動する排紙ローラ駆動ギヤ40が配設されてい
る。同様に、筺体11内には、メインモータギヤ36に
タイミングベルト41を介して連結され、現像時にタイ
ミングを取って駆動される現像ユニット駆動クラッチな
ど、各種のクラッチ類も配設されている。
【0021】図5に示すように、本実施の形態の操作パ
ネル57の中央部には、画像形成動作時に各種のデータ
が表示される表示パネル60が配置され、表示パネル6
0の上方に隣接して、ガイダンス時にメッセージが表示
されるガイダンス表示部61が配置され、表示パネル6
0の下方に隣接して、記録用紙と画像形成の条件を設定
する用紙・画像条件設定部Bが配置されている。また、
操作パネルの一端側には、画像形成の態様を設定する画
像態様設定部Aが配置され、操作パネルの他端側には、
操作条件を設定する操作設定部Cが配置されている。
【0022】用紙・画像条件設定部Bには、倍率を設定
する倍率キー93、用紙の選択時に操作される用紙選択
キー81、自動用紙選択時に操作される自動用紙選択キ
ー82、濃度調整時に操作される濃度調整キー83、及
び自動濃度調整時に操作される自動濃度キー84が設け
られている。
【0023】また、画像態様設定部Aには、両面複写時
に操作される両面キー94、両面キー94の操作で点灯
する両面表示ランプ95、用紙指定変倍コピー時に操作
される用紙指定変倍キー97、用紙指定変倍キー97の
操作で点灯する用紙指定変倍表示ランプ98、ズーム変
倍の選択を行なうズーム変倍キー96など各種のキーと
表示ランプとが設けられている。
【0024】操作設定部Cには、コピー時に操作される
スタートキー85、割り込みコピー時に操作される割り
込みキー86、プログラムの記憶と呼び出し時に操作さ
れるプログラムキー90、プログラム使用時に点灯され
るプログラム表示ランプ89、コピー枚数などの数値デ
ータを入力するテンキー88、プログラムナンバーの設
定時などに操作されるエンターキー87、時刻セット時
に操作されるタイマーキー92、タイマー動作時に点灯
するタイマー表示ランプ91、各種モードを標準モード
に戻す時に操作されるモードクリアキー99、予熱時に
表示される予熱表示ランプ100など各種のキーと表示
ランプとが設けられている。
【0025】操作パネル57に設けられる表示パネル6
0には、図6に示すように、一端側には、等倍・ズーム
が表示される倍率状態表示部102、倍率が表示される
倍率表示部67、及び用紙指定・自動用紙選択が表示さ
れる用紙設定表示部101が設けられ、他端側には、ラ
ンニング表示・コピー可否を表示する動作状態表示部7
4、濃度調整が表示される濃度調整表示部73、コール
ランプ77、手差し表示ランプ76、セット枚数カウン
タ78、コピー枚数カウンタ79、及び自動濃度調整時
に点灯する自動濃度表示ランプ80が設けられている。
【0026】また、表示パネル60の中央部には、給紙
トレイ22に対応して、用紙選択表示部62a、用紙サ
イズ表示部62b、用紙方向表示部62cからなる用紙
表示部62が、同様に給紙トレイ23に対応して用紙表
示部63が、給紙トレイ24に対応して、用紙表示部6
4が、手差しトレイに対応して、用紙表示部Hがそれぞ
れ設けられている。
【0027】さらに、表示パネル60の中央部には、用
紙残量表示部68、トナー補給時に点灯するトナー補給
表示ランプ69、機内の清掃が必要な時に点灯する清掃
表示ランプ70、ミスフィード時に点灯するミスフィー
ドランプ71、ミスフィード位置を表示する位置表示部
72、及び記録用紙の補給が必要な時に点灯する用紙補
給ランプ75が設けられている。
【0028】そして、本実施の形態では、CPU50に
は、オペレータが用紙サイズスイッチ54から設定する
設定用紙サイズと、用紙センサ19が検出する検出用紙
サイズとを比較する比較手段と、比較手段により設定用
紙サイズと、検出用紙サイズとが異なると判定される
と、画像形成動作を停止する停止手段とが設けられてい
る。
【0029】このような構成の本実施の形態の動作を、
図7のフローチャートを参照して説明する。
【0030】オペレータは、予め給紙トレイ22、2
3、24に記録用紙をセットし、各給紙トレイ22〜2
4に設けられている用紙サイズスイッチ54を操作し
て、セットした記録用紙の用紙サイズを各給紙トレイご
とに設定入力する。給紙トレイ22〜24の他に手差し
給紙トレイを手差しテーブルに装着して使用する場合に
は、手差し給紙トレイについても、記録用紙のセット時
に、手差し給紙トレイの用紙サイズスイッチ54を操作
して、セットした記録用紙の用紙サイズを設定入力す
る。
【0031】このように設定入力した記録用紙の用紙サ
イズは、表示パネル60の用紙表示部62、63、6
4、Hの用紙サイズ表示部62b、63b、64b、H
bにそれぞれ表示される。
【0032】コピー動作開始に際して、オペレータは、
原稿をADF10にセットし、用紙・画像条件設定部B
の倍率キー93により、等倍或いは必要な倍率の設定を
行なうと、設定された倍率は表示パネル60の倍率表示
部67に表示され、次いで、オペレータは、表示パネル
60の濃度調整表示部73の濃度調整状態を見て、必要
な場合には、用紙・画像条件設定部Bの濃度調整キー8
3による濃度調整を行ない、操作設定部Cのテンキー8
8を操作して、コピー枚数を設定入力する。
【0033】そして、オペレータが、原稿のサイズと設
定した倍率に基づいて、用紙・画像条件設定部Bの用紙
選択キー81により、必要な用紙サイズを指定して記録
用紙の選択を行い、表示パネル60の動作状態表示部7
4でコピーが可能であることを確認して、操作設定部C
のスタートキー85を操作することによりコピー動作が
開始される。
【0034】図7のフローチャートのステップS1で、
オペレータが用紙・画像条件設定部Bの用紙選択キー8
1を操作して選択した給紙トレイに、用紙サイズスイッ
チ54の操作で設定されている設定用紙サイズが、CP
U50に取込まれ、ステップS2に進んで、給紙トレイ
22〜24及び手差し給紙トレイの何れかから選択され
た給紙トレイから、記録用紙Pが送出されてレジストロ
ーラ25方向に搬送される。
【0035】同時に、ADF10から最初の原稿が、コ
ンタクトガラス8上に送り込まれ、ハロゲンランプ14
から読取光が原稿に照射され、原稿からの反射光が、ミ
ラー群15、レンズ16を介して、CCD17に結像さ
れ、読取光学系13の走査によって、原稿の全面から原
稿画像がCCD17に取り込まれ、光電変換されてCC
D17から出力される電気信号が露光器ユニット18に
入力される。
【0036】そして、露光器ユニット18によつて、帯
電器6で均一に帯電されて時計回り方向に回転する感光
体1の表面に、原稿画像の静電潜像が形成され、静電潜
像位置が現像ユニット2に達すると、現像ユニット2に
よって、感光体1の静電潜像がトナー像に現像され、除
電ランプ28によって、感光体1の画像形成領域外に対
して除電処理が行なわれる。
【0037】そして、レジストローラ25によって、感
光体1に形成されたトナー像が、転写ユニット3に達す
るのに同期を取って、記録用紙Pが転写ユニット3に送
り込まれ、感光体1のトナー像が記録用紙Pに転写さ
れ、分離チャージャ3aによって、トナー像が転写され
た記録用紙Pが感光体1から分離され、トナー像が転写
された記録用紙Pは、定着ユニット4に搬送され、定着
ユニット4による定着処理が行なわれ、定着処理により
画像形成が終了した記録用紙Pは、排紙トレイ21に排
紙される。
【0038】この画像形成の過程で、給紙トレイから搬
送される記録用紙Pが、用紙サイズセンサ19位置に達
すると、ステップS2で、用紙サイズセンサ19によっ
て、該記録用紙Pの搬送方向の用紙長が検出され、ステ
ップS3で、該記録用紙Pの給紙トレイ内での用紙の配
置方向と、用紙サイズセンサ19が検出した用紙長とか
ら、該記録用紙Pの用紙サイズが算出され、得られた検
出用紙サイズが、用紙サイズスイッチ54により設定入
力された設定用紙サイズと比較される。
【0039】ステップS3での比較によって、検出用紙
サイズと、設定用紙サイズとが等しいと判定されると、
ステップS5に進んで、コピー動作がその後の原稿に対
しても継続実行される。
【0040】一方、ステップS3で、検出用紙サイズと
設定用紙サイズとが異なると判定されると、ステップS
4に進んで、CPU50の指令によって、その後の画像
形成動作は中断される。この場合には、1枚目の原稿が
不適切なサイズの記録用紙に画像形成された後に、画像
形成動作が中断され、オペレータが、用紙サイズスイッ
チ54の誤指定操作、或いはセットする記録用紙の用紙
サイズの取り違いに気が付いて、用紙サイズスイッチ5
4を正確なサイズに合わせて操作し、或いは、正しいサ
イズの記録用紙を給紙トレイにセットすることにより、
正常な画像形成を再スタートすることが可能になる。
【0041】このようにして、本実施の形態によると、
画像形成動作がスタートすると、オペレータが用紙選択
キー81で指定選択した給紙トレイに対して、用紙サイ
ズスイッチ54で設定された設定用紙サイズと、該給紙
トレイから搬送される記録用紙が用紙サイズセンサ19
で検出された検出用紙サイズとが、CPU50によって
比較され、両サイズが等しい判定されると、以降の原稿
に対する画像形成動作が継続されるが、両サイズが等し
くないと判定されると、以降の原稿に対する画像形成動
作は中断されるので、簡単な構成により、オペレータの
用紙サイズスイッチ54の誤指定操作、或いは給紙トレ
イにセットする記録用紙の用紙サイズの取り違いによる
不良画像形成を防止することが可能になる。
【0042】[第2の実施の形態]本発明の第2の実施
の形態を説明する。本実施の形態では、CPU50に
は、第1の実施の形態と同様な比較手段と、停止手段と
が設けられ、さらに新たに、比較手段により設定用紙サ
イズと、検出用紙サイズとが異なると判定されると、検
出用紙サイズを用紙サイズ表示部62b〜62b、Hb
の何れかに、変更表示する表示手段が設けられている。
本実施の形態のその他の部分の構成は、すでに説明した
第1の実施の形態と同一なので、重複する説明は行なわ
ない。
【0043】本実施の形態の動作を、図8のフローチャ
ートを参照して説明する。図8は本実施の形態の動作を
示すフローチャートである。
【0044】本実施の形態では、すでに説明した第1の
実施の形態と同様に、オペレータによって、原稿のAD
F10へのセット、倍率キー94による倍率の設定、濃
度調整キー83による濃度調整、テンキー88によるコ
ピー枚数を設定、用紙選択キー81によりる用紙サイズ
を指定しての記録用紙の選択が行なわれ、スタートキー
85の操作によってコピー動作が開始される。
【0045】画像形成の過程で、ステップS11では、
オペレータが用紙選択キー81を操作して選択した給紙
トレイに、用紙サイズスイッチ54の操作で設定されて
いる設定用紙サイズが、CPU50に取込まれ、給紙ト
レイから搬送される記録用紙Pが、用紙サイズセンサ1
9位置に達すると、ステップS12で、用紙サイズセン
サ19によって、該記録用紙Pの搬送方向の用紙長が検
出され、ステップS13で、該記録用紙Pの給紙トレイ
内での用紙の配置方向と、用紙サイズセンサ19が検出
した用紙長とから、該記録用紙Pの用紙サイズが算出さ
れ、得られた検出用紙サイズが設定用紙サイズと比較さ
れる。
【0046】ステップS13での比較によって、検出用
紙サイズと設定用紙サイズとが等しいと判定されると、
ステップS15に進んで、すでに第1の実施の形態で説
明したように、コピー動作がその後の原稿に対しても継
続実行される。一方、ステップS13で、検出用紙サイ
ズと設定用紙サイズとが異なると判定されると、ステッ
プS14に進んで、CPU50の指令によって、その後
の画像形成動作は中断される。
【0047】そして、ステップS16に進んで、CPU
50の指令によつて、用紙サイズ表示部62b〜64
b、Hbの対応する表示部に、用紙サイズセンサ19の
検出値に基づき算出された用紙サイズが表示される。
【0048】本実施の形態のその他の動作は、すでに説
明した第1の実施の形態の動作と同一なので、重複する
説明は行なわない。
【0049】このように、本実施の形態によると、すで
に説明した第1の実施の形態で得られる効果に加えて、
検出用紙サイズと設定用紙サイズとが異なると判定され
ると、用紙サイズ表示部62b〜64b、Hbの対応す
る表示部に、検出用紙サイズが表示されるので、オペレ
ータは、選択された給紙トレイに格納されている記録用
紙Pのサイズを、対応する用紙サイズ表示部で確認し
て、誤操作を迅速に確認復旧することが可能になる。
【0050】[第3の実施の形態]本実施の形態では、
CPU50には、第1の実施の形態と同様な比較手段
と、停止手段とが設けられ、さらに新たに、比較手段に
より設定用紙サイズと、検出用紙サイズとが異なると判
定されると、検出用紙サイズと同一のサイズの記録用紙
が収容された給紙トレイが他に存在する場合には、その
給紙トレイから搬送される記録用紙に対して、画像形成
を実行する制御手段が設けられている。本実施の形態の
その他の部分の構成は、すでに説明した第1の実施の形
態と同一なので、重複する説明は行なわない。
【0051】本実施の形態の動作を、図9のフローチャ
ートを参照して説明する。図9は本実施の形態の動作を
示すフローチャートである。
【0052】本実施の形態では、すでに説明した第1の
実施の形態と同様に、オペレータによって、原稿のAD
F10へのセット、倍率キー94による倍率の設定、濃
度調整キー83による濃度調整、テンキー88によるコ
ピー枚数を設定、用紙選択キー81によりる用紙サイズ
を指定しての記録用紙の選択が行なわれ、スタートキー
85の操作によってコピー動作が開始される。
【0053】画像形成の過程で、ステップS21では、
オペレータが用紙選択キー81を操作して選択した給紙
トレイに、用紙サイズスイッチ54の操作で設定されて
いる設定用紙サイズが、CPU50に取込まれ、給紙ト
レイから搬送される記録用紙が、用紙サイズセンサ19
位置に達すると、ステップS22で、用紙サイズセンサ
19によって、該記録用紙Pの搬送方向の用紙長が検出
され、ステップS23で、該記録用紙Pの給紙トレイ内
での用紙の配置方向と、用紙サイズセンサ19が検出し
た用紙長とから、該記録用紙Pの用紙サイズが算出さ
れ、得られた検出用紙サイズが、用紙サイズスイッチ5
4によって設定入力される設定用紙サイズと比較され
る。
【0054】ステップS23での比較によって、検出用
紙サイズと設定用紙サイズとが等しいと判定されると、
ステップS27に進んで、すでに第1の実施の形態で説
明したように、コピー動作がその後の原稿に対しても継
続実行される。一方、ステップS23で、検出用紙サイ
ズと設定用紙サイズとが異なると判定されると、ステッ
プS24に進んで、CPU50によって、他の給紙トレ
イに検出用紙サイズと同一サイズの記録用紙が収容され
ているか否かの判定が行なわれる。
【0055】ステップS24で、検出用紙サイズと同一
サイズの記録用紙が収容されている給紙トレイがあると
判定されると、CPU50の指令によって、搬送路がそ
の給紙トレイに切り換えられ、感光体1が初期位置に回
動復帰され、ステップS27に進んで、その給紙トレイ
から搬送される記録用紙に対して画像形成動作が改めて
実行される。また、ステップS24で、検出用紙サイズ
と同一サイズの記録用紙が収容されている給紙トレイ
が、他にはないと判定されると、ステップS26に進ん
で、CPU50の指令によつて、以降の画像形成動作は
中断される。
【0056】本実施の形態のその他の動作は、すでに説
明した第1の実施の形態の動作と同一なので、重複する
説明は行なわない。
【0057】このように、本実施の形態によると、すで
に説明した第1の実施の形態で得られる効果に加えて、
検出用紙サイズと設定用紙サイズとが異なる場合には、
CPU50によって、検出用紙サイズと同一サイズの記
録用紙Pの他の給紙トレイへの収容が判定され、同一サ
イズの記録用紙Pが収容されている給紙トレイがある
と、初期位置に回動復帰された感光体1により、その給
紙トレイから搬送される記録用紙Pに対して画像形成動
作が改めて実行されるので、オペレータの操作負担な
く、正常な画像形成動作への切り換えを行なうことが可
能になる。
【0058】[第4の実施の形態]本実施の形態では、
CPU50には、オペレータが用紙サイズスイッチ54
から設定する設定用紙サイズと、用紙センサ19が検出
する検出用紙サイズとを比較する比較手段と、比較手段
により検出用紙サイズが設定用紙サイズよりも小さいと
判定されると、画像形成動作を停止する停止手段とが設
けられている。本実施の形態のその他の部分の構成は、
すでに説明した第1の実施の形態と同一なので、重複す
る説明は行なわない。
【0059】本実施の形態の動作を、図10のフローチ
ャートを参照して説明する。図10は本実施の形態の動
作を示すフローチャートである。
【0060】本実施の形態では、すでに説明した第1の
実施の形態と同様に、オペレータによって、原稿のAD
F10へのセット、倍率キー94による倍率の設定、濃
度調整キー83による濃度調整、テンキー88によるコ
ピー枚数を設定、用紙選択キー81によりる用紙サイズ
を指定しての記録用紙の選択が行なわれ、スタートキー
85の操作によってコピー動作が開始される。
【0061】画像形成の過程で、ステップS31では、
オペレータが用紙選択キー81を操作して選択した給紙
トレイに、用紙サイズスイッチ54の操作で設定されて
いる設定用紙サイズが、CPU50に取込まれ、給紙ト
レイから搬送される記録用紙Pが、用紙サイズセンサ1
9位置に達すると、ステップS32で、用紙サイズセン
サ19によって、該記録用紙Pの搬送方向の用紙長が検
出され、ステップS33で、該記録用紙Pの給紙トレイ
内での用紙の配置方向と、用紙サイズセンサ19が検出
した用紙長とから、該記録用紙Pの用紙サイズが算出さ
れ、得られた検出用紙サイズが設定用紙サイズと比較さ
れる。
【0062】ステップS33での比較によって、検出用
紙サイズが設定用紙サイズよりも小さいと判定される
と、ステップS35に進んで、コピー動作がその後の原
稿に対しても継続実行される。一方、ステップS33
で、検出用紙サイズが設定用紙サイズよりも小さいと判
定されると、ステップS34に進んで、CPU50の指
令によって、その後の画像形成動作は中断される。本実
施の形態のその他の動作は、すでに説明した第1の実施
の形態の動作と同一なので、重複する説明は行なわな
い。
【0063】このようにして、本実施の形態によると、
画像形成動作がスタートすると、オペレータが用紙選択
キー81で指定選択した給紙トレイに対して、用紙サイ
ズスイッチ54で設定された設定用紙サイズと、該給紙
トレイから搬送される記録用紙が用紙サイズセンサ19
で検出された検出用紙サイズとが、CPU50によって
比較され、検出用紙サイズが設定用紙サイズよりも大き
いと判定されると、以降の原稿に対する画像形成動作が
継続されるが、検出用紙サイズが設定用紙サイズよりも
小さいと判定されると、以降の原稿に対する画像形成動
作は中断されるので、オペレータの用紙サイズスイッチ
54の誤指定操作、或いは給紙トレイにセットする記録
用紙の用紙サイズの取り違い、特に以前収容されていた
記録用紙よりも小さいサイズの記録用紙を、サイドフェ
ンスの移動なしに収容した場合に生じ易い誤操作による
不良画像形成を、簡単な構成により適確に防止すること
が可能になる。
【0064】[第5の実施の形態]本実施の形態では、
CPU50には、第4の実施の形態と同様な比較手段
と、停止手段とが設けられ、さらに新たに、比較手段に
より検出用紙サイズが設定用紙サイズよりも小さいと判
定されると、検出用紙サイズを用紙サイズ表示部62b
〜62b、Hbの何れかに、変更表示する表示手段が設
けられている。本実施の形態のその他の部分の構成は、
すでに説明した第4の実施の形態と同一なので、重複す
る説明は行なわない。
【0065】本実施の形態の動作を、図11のフローチ
ャートを参照して説明する。図11は本実施の形態の動
作を示すフローチャートである。
【0066】本実施の形態では、すでに説明した第4の
実施の形態と同様に、オペレータによって、原稿のAD
F10へのセット、倍率キー94による倍率の設定、濃
度調整キー83による濃度調整、テンキー88によるコ
ピー枚数を設定、用紙選択キー81によりる用紙サイズ
を指定しての記録用紙の選択が行なわれ、スタートキー
85の操作によってコピー動作が開始される。
【0067】画像形成の過程で、ステップS41では、
オペレータが用紙選択キー81を操作して選択した給紙
トレイに、用紙サイズスイッチ54の操作で設定されて
いる設定用紙サイズがCPU50に取込まれ、給紙トレ
イから搬送される記録用紙Pが、用紙サイズセンサ19
位置に達すると、ステップS42で、用紙サイズセンサ
19によって、該記録用紙Pの搬送方向の用紙長が検出
され、ステップS43で、該記録用紙Pの給紙トレイ内
での用紙の配置方向と、用紙サイズセンサ19が検出し
た用紙長とから、該記録用紙Pの検出用紙サイズが算出
され、得られた検出用紙サイズが設定用紙サイズと比較
される。
【0068】ステップS43での比較によって、検出用
紙サイズが設定用紙サイズよりも大きいと判定される
と、ステップS46に進んで、コピー動作がその後の原
稿に対しても継続実行される。一方、ステップS43
で、検出用紙サイズが、設定用紙サイズとりも小さいと
判定されると、ステップS44に進んで、CPU50の
指令によって、その後の画像形成動作は中断される。そ
して、ステップS45に進んで、CPU50の指令によ
つて、用紙サイズ表示部62b〜64b、Hbの対応す
る表示部に検出用紙サイズが表示される。
【0069】本実施の形態のその他の動作は、すでに説
明した第4の実施の形態の動作と同一なので、重複する
説明は行なわない。
【0070】このように、本実施の形態によると、すで
に説明した第4の実施の形態で得られる効果に加えて、
検出用紙サイズが、設定用紙サイズよりも小さいと判定
されると、用紙サイズ表示部62b〜64b、Hbの対
応する表示部に、用紙サイズセンサ19の検出値に基づ
き算出された検出用紙サイズが表示されるので、オペレ
ータは、選択された給紙トレイに格納されている記録用
紙のサイズを、対応する用紙サイズ表示部で確認して、
誤操作を迅速に確認復旧することが可能になる。
【0071】[第6の実施の形態]本実施の形態では、
CPU50には、第4の実施の形態と同様な比較手段
と、停止手段とが設けられ、さらに新たに、比較手段に
より検出用紙サイズが、設定用紙サイズと異なると判定
されると、検出用紙サイズと同一のサイズの記録用紙が
収容された給紙トレイが他に存在する場合には、その給
紙トレイから搬送される記録用紙に対して、画像形成を
実行する制御手段が設けられている。本実施の形態のそ
の他の部分の構成は、すでに説明した第4の実施の形態
と同一なので、重複する説明は行なわない。
【0072】本実施の形態の動作を、図12のフローチ
ャートを参照して説明する。図12は本実施の形態の動
作を示すフローチャートである。
【0073】本実施の形態では、すでに説明した第4の
実施の形態と同様に、オペレータによって、原稿のAD
F10へのセット、倍率キー94による倍率の設定、濃
度調整キー83による濃度調整、テンキー88によるコ
ピー枚数を設定、用紙選択キー81によりる用紙サイズ
を指定しての記録用紙の選択が行なわれ、スタートキー
85の操作によってコピー動作が開始される。
【0074】画像形成の過程で、ステップS51では、
オペレータが用紙選択キー81を操作して選択した給紙
トレイに、用紙サイズスイッチ54の操作で設定されて
いる設定用紙サイズが、CPU50に取込まれ、給紙ト
レイから搬送される記録用紙Pが、用紙サイズセンサ1
9位置に達すると、ステップS52で、用紙サイズセン
サ19によって、該記録用紙Pの搬送方向の用紙長が検
出され、ステップS53で、該記録用紙Pの給紙トレイ
内での用紙の配置方向と、用紙サイズセンサ19が検出
した用紙長とから、該記録用紙Pの用紙サイズが算出さ
れ、得られた検出用紙サイズが設定用紙サイズと比較さ
れる。
【0075】ステップS53での比較によって、検出用
紙サイズが、設定用紙サイズよりも大きいと判定される
と、ステップS57に進んで、コピー動作がその後の原
稿に対しても継続実行される。一方、ステップS53
で、検出用紙サイズが、設定用紙サイズよりも小さいと
判定されると、ステップS54に進んで、CPU50に
よって、他の給紙トレイに検出用紙サイズと同一サイズ
の記録用紙Pが収容されているか否かの判定が行なわれ
る。
【0076】ステップS54で、検出用紙サイズと同一
サイズの記録用紙Pが収容されている給紙トレイがある
と判定されると、CPU50の指令によって、搬送路が
その給紙トレイに切り換えられ、感光体1が初期位置に
回動復帰され、ステップS57に進んで、その給紙トレ
イから搬送される記録用紙Pに対して画像形成動作が改
めて実行される。また、ステップS54で、検出用紙サ
イズと同一サイズの記録用紙Pが収容されている給紙ト
レイが、他にはないと判定されると、ステップS56に
進んで、CPU50の指令によつて、以降の画像形成動
作は中断される。
【0077】本実施の形態のその他の動作は、すでに説
明した第4の実施の形態の動作と同一なので、重複する
説明は行なわない。
【0078】このように、本実施の形態によると、すで
に説明した第4の実施の形態で得られる効果に加えて、
検出用紙サイズが、設定用紙サイズよりも小さいと、C
PU50によって、検出用紙サイズと同一サイズの記録
用紙Pの他の給紙トレイへの収容が判定され、同一サイ
ズの記録用紙Pが収容されている給紙トレイがあると、
初期位置に回動復帰された感光体1により、その給紙ト
レイから搬送される記録用紙Pに対して画像形成動作が
改めて実行されるので、オペレータの操作負担なく、正
常な画像形成動作への切り換えを行なうことが可能にな
る。
【0079】
【発明の効果】請求項1記載の発明には、複数の給紙ト
レイが設けられ、画像形成サイズに対応したサイズの記
録用紙がセットされた給紙トレイから、所定サイズの記
録用紙が画像形成部に搬送供給され、所定サイズの記録
用紙に対して、画像形成部によって画像形成が行なわれ
るが、給紙トレイにセットされる記録用紙に対して、記
録用紙サイズ設定手段で設定される設定用紙サイズと、
給紙トレイから画像形成部に搬送される記録用紙が、記
録用紙サイズ検出手段によって検出され得られる検出用
紙サイズとが比較手段によって比較され、設定用紙サイ
ズと検出用紙サイズとが異なると判定されると、停止手
段によって以降の画像形成動作が停止されるので、簡単
な構成によって、オペレータの給紙トレイへの記録用紙
のセット時の誤操作による不良画像形成を防止すること
が可能になる。
【0080】請求項2記載の発明によると、請求項1記
載の発明で得られる効果に加えて、比較手段により、設
定用紙サイズと検出用紙サイズとが異なると判定される
と、表示手段により、検出用紙サイズが表示されるの
で、搬送された記録用紙の用紙サイズがオペレータに明
示され、以後の誤操作を防止することが可能になる。
【0081】請求項3記載の発明によると、請求項1記
載の発明で得られる効果に加えて、比較手段により、設
定用紙サイズと検出用紙サイズとが異なると判定される
と、他の給紙トレイに画像形成サイズに対応したサイズ
の記録用紙が収容されている場合には、制御手段によっ
て、画像形成サイズに対応したサイズの記録用紙が収容
された給紙トレイから搬送される記録用紙に対して、画
像形成部による画像形成が継続実行されるので、自動的
に正常画像形成動作への移行をスムーズに行なうことが
可能になる。
【0082】請求項4記載の発明にには、複数の給紙ト
レイが設けられ、画像形成サイズに対応したサイズの記
録用紙がセットされた給紙トレイから、所定サイズの記
録用紙が画像形成部に搬送供給され、画像形成部によっ
て、所定サイズの記録用紙に画像形成が行なわれるが、
給紙トレイにセットされる記録用紙に対して、記録用紙
サイズ設定手段で設定される設定用紙サイズと、給紙ト
レイから画像形成部に搬送される記録用紙が、記録用紙
サイズ検出手段によって検出され得られる検出用紙サイ
ズとが比較手段によって比較され、検出用紙サイズが設
定用紙サイズよりも小さいと判定されると、停止手段に
よって以降の画像形成動作が停止されるので、簡単な構
成によって、オペレータの給紙トレイへの記録用紙のセ
ット時の誤操作による不良画像形成を防止することが可
能になる。
【0083】請求項5記載の発明によると、請求項4記
載の発明で得られる効果に加えて、比較手段により、検
出用紙サイズが設定用紙サイズよりも小さいと判定され
ると、表示手段により検出用紙サイズが表示されるの
で、搬送された記録用紙の用紙サイズをオペレータに明
示し、以後の誤操作を防止することが可能になる。
【0084】請求項6記載の発明によると、請求項4記
載の発明で得られる効果に加えて、比較手段により、検
出用紙サイズが設定用紙サイズよりも小さいと判定され
ると、他の給紙トレイに画像形成サイズに対応したサイ
ズの記録用紙が収容されている場合には、制御手段によ
って、画像形成サイズに対応したサイズの記録用紙が収
容された給紙トレイから搬送される記録用紙に対して、
画像形成部による画像形成が継続実行されるので、自動
的に正常画像形成動作への移行をスムーズに行なうこと
が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の要部の構成を示す
ブロック図である。
【図2】同実施の形態の全体構成を示す説明図である。
【図3】同実施の形態の画像形成部の構成を示す説明図
である。
【図4】図2の駆動系の説明図である。
【図5】同実施の形態の操作パネルの構成を示す説明図
である。
【図6】図5の表示パネル部の構成を示す説明図であ
る。
【図7】同実施の形態の動作を示すフローチャートであ
る。
【図8】本発明の第2の実施の形態の動作を示すフロー
チャートである。
【図9】本発明の第3の実施の形態の動作を示すフロー
チャートである。
【図10】本発明の第4の実施の形態の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図11】本発明の第5の実施の形態の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図12】本発明の第6の実施の形態の動作を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1 感光体 2 現像ユニット 3 転写ユニット 4 定着ユニット 12 スキャナ 13 読取光学系 19 用紙サイズセンサ 22〜24 給紙トレイ 60 表示パネル 62b〜64b 用紙サイズ表示部 81 用紙選択キー 85 スタートキー

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の給紙トレイが設けられ、画像形成
    サイズに対応したサイズの記録用紙がセットされた給紙
    トレイから、所定サイズの記録用紙が画像形成部に搬送
    供給され、前記画像形成部によって、前記所定サイズの
    記録用紙に画像形成が行なわれる画像形成装置であり、 給紙トレイにセットする記録用紙の用紙サイズを入力設
    定する記録用紙サイズ設定手段と、 前記給紙トレイから前記画像形成部に搬送される記録用
    紙のサイズを検出する記録用紙サイズ検出手段と、 前記記録用紙サイズ設定手段で設定される設定用紙サイ
    ズと、前記記録用紙サイズ検出手段で検出される検出用
    紙サイズとを比較する比較手段と、 該比較手段により、前記設定用紙サイズと前記検出用紙
    サイズとが異なると判定されると、以降の画像形成動作
    を停止する停止手段とを有することを特徴とする画像形
    成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像形成装置に対して、
    前記比較手段により、前記設定用紙サイズと前記検出用
    紙サイズとが異なると判定されると、前記検出用紙サイ
    ズを表示する表示手段が設けられていることを特徴とす
    る画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の画像形成装置に対して、
    前記比較手段により、前記設定用紙サイズと前記検出用
    紙サイズとが異なると判定されると、他の給紙トレイに
    画像形成サイズに対応したサイズの記録用紙が収容され
    ている場合には、前記画像形成サイズに対応したサイズ
    の記録用紙が収容された給紙トレイから搬送される記録
    用紙に対して、前記画像形成部による画像形成を継続実
    行させる制御手段が設けられていることを特徴とする画
    像形成装置。
  4. 【請求項4】 複数の給紙トレイが設けられ、画像形成
    サイズに対応したサイズの記録用紙がセットされた給紙
    トレイから、所定サイズの記録用紙が画像形成部に搬送
    供給され、前記画像形成部によって、前記所定サイズの
    記録用紙に画像形成が行なわれる画像形成装置であり、 給紙トレイにセットする記録用紙の用紙サイズを入力設
    定する記録用紙サイズ設定手段と、 前記給紙トレイから前記画像形成部に搬送される記録用
    紙のサイズを検出する記録用紙サイズ検出手段と、 前記記録用紙サイズ設定手段で設定される設定用紙サイ
    ズと、前記記録用紙検出手段で検出される検出用紙サイ
    ズとを比較する比較手段と、 該比較手段により、前記検出用紙サイズが前記設定用紙
    サイズよりも小さいと判定されると、以降の画像形成動
    作を停止する停止手段とを有することを特徴とする画像
    形成装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の画像形成装置に対して、
    比較手段により、前記検出用紙サイズが前記設定用紙サ
    イズよりも小さいと判定されると、前記検出用紙サイズ
    を表示する表示手段が設けられていることを特徴とする
    画像形成装置。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の画像形成装置に対して、
    比較手段により、前記検出用紙サイズが前記設定用紙サ
    イズよりも小さいと判定されると、他の給紙トレイに画
    像形成サイズに対応したサイズの記録用紙が収容されて
    いる場合には、前記画像形成サイズに対応したサイズの
    記録用紙が収容された給紙トレイから搬送される記録用
    紙に対して、前記画像形成部による画像形成を継続実行
    させる制御手段が設けられていることを特徴とする画像
    形成装置。
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