JPH10171308A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH10171308A
JPH10171308A JP8326887A JP32688796A JPH10171308A JP H10171308 A JPH10171308 A JP H10171308A JP 8326887 A JP8326887 A JP 8326887A JP 32688796 A JP32688796 A JP 32688796A JP H10171308 A JPH10171308 A JP H10171308A
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ohp
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image forming
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JP8326887A
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Mitsuo Nimura
光夫 仁村
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コピーしたOHPシート1枚1枚の間にコピ
ー用紙(普通紙)を差し挟む中差し機能を有した複写機
等において、中差しモードの設定を分かりやすくし、ま
たミスコピーを防止する。 【解決手段】 所定の給紙トレイ209にOHPシート
があるか否かを紙センサ201と透過型センサ208に
より検知し、OHPシートがあれば自動的に中差しモー
ドの設定画面を操作部に表示し、かつ自動的に中差しモ
ードの動作を選択するか、あるいはスイッチにより選択
できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コピー後の特定の
シート1枚1枚の間に通常のコピー用紙を差し挟む中差
し機能を有した画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、OHPシートにプリント可能
な複写機において、OHPシート1枚毎のプリントに普
通紙を挿入して出力するOHP中差しモードを有したも
のが知られている。
【0003】このOHP中差し機能は、例えば手差しト
レイ上に複数枚のOHPシートがあり、転写紙給紙カセ
ットに該OHPシートと同サイズの複数枚の普通紙があ
る場合で、コピースタートして上記OHPシート1枚コ
ピー排出後、上記普通紙を1枚(白紙のまま)排出し
て、次にまたOHPシートを1枚コピー排出後、普通紙
を1枚(白紙のまま)排出するように動作するもので、
連続して複数枚のOHPシートにコピーを行うときに、
OHPシートの間に普通紙を挿入していくものである。
【0004】図13にOHP中差しモードのときのコピ
ー後の排出トレイの状態を示す。同図の(a)は中差し
用紙(普通紙)にコピーしない場合、(b)は中差し紙
にもコピーする場合をそれぞれ示している。
【0005】上記の機能は、複数枚のOHPシートをそ
のまま出力すると、コピー中に該シートが帯電されて静
電気を帯びているので、くっついてはがしづらくなるの
を防止することと、中差し紙がOHPコピーシートの表
面を保護することを目的として設けられている。
【0006】また、中差し用の普通紙は、上記のように
白紙のままの出力に限らず、OHPシートにコピーした
画像と同じ画像をコピーして出力することも可能であ
る。
【0007】このOHP中差し機能を使用する場合、使
用者はOHPシートを手差しトレイ上に置き、操作パネ
ル上のOHP中差しモード選択キーを押して、中差しの
普通紙にコピーする/しない等の選択をし、このOHP
中差し機能の選択を確定させてからコピースタートする
ことになる。
【0008】具体的な選択の仕方は、最近では操作パネ
ル上に液晶画面を持ち、この液晶画面上でのコピーモー
ド選択表示及びキー(タッチパネル)の操作によるもの
が主流となっている。
【0009】また、多機能複写機の場合は、図6に示す
ような液晶画面上に標準画面として、よく使われる基本
コピーモード(コピー枚数,倍率,コピー濃度,給紙段
等)と操作キーの表示が行われる。そして、OHP中差
しモードのような応用モードは、応用モードというキー
で選択することができ、この応用モードキーを押すと画
面が変わり、図7に示すような画面が表示され、この中
のOHP中差しのキーを押すことによりOHP中差しモ
ードが決定される。
【0010】このような選択方法をとっているのは、液
晶画面の大きさの制約で、すべてのコピーモードを1画
面内に表示できないということと、すべてのコピーモー
ドを1画面内に表示してもモード数が多くて操作が複雑
になり、基本的なコピーをとる場合には煩わしく感じて
しまうためである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の画像形成装置にあっては、OHP中差しモ
ードの設定画面が液晶画面の応用モードの展開の中でで
てくることを使用者が知らないと中差しモードを使用す
ることができない。更に、OHP中差し機能があること
を知らない使用者も多い。
【0012】また、OHPシートを手差しトレイにセッ
トせずに普通紙をセットして、OHP中差しモードを選
択してコピーすると、複写機はOHPシートがセットさ
れているか否かがわからないため、OHPシートがセッ
トされているとしてコピーするので、使用者の所望のコ
ピー出力にならず、ミスコピーになってしまうという問
題点があった。
【0013】本発明は、上記のような問題点に着目して
なされたもので、容易に中差しモードの設定を行うこと
ができ、操作性が向上し、またミスコピーの発生を抑制
することができる画像形成装置を提供することを目的と
している。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像形成装
置は、次のように構成したものである。
【0015】(1)コピー後の特定のシート1枚1枚の
間に通常のコピー用紙を差し挟む中差し機能を有した画
像形成装置において、特定のシートが所定の給紙トレイ
にセットされたことを検知するシート検知手段と、この
シート検知手段によりシートのセットが検知されたとき
に自動的に中差しモードの設定画面を表示する表示手段
及び自動的に中差しモードを選択する選択手段とを備え
た。
【0016】(2)コピー後の特定のシート1枚1枚の
間に通常のコピー用紙を差し挟む中差し機能を有した画
像形成装置において、特定のシートが所定の給紙トレイ
にセットされたことを検知するシート検知手段と、この
シート検知手段によりシートのセットが検知されたとき
に表示手段に中差しモードの設定画面を表示させかつ選
択手段に中差しモードを選択させるか否かを設定するた
めの設定手段とを備えた。
【0017】(3)コピー後の特定のシート1枚1枚の
間に通常のコピー用紙を差し挟む中差し機能を有した画
像形成装置において、特定のシートが所定の給紙トレイ
にセットされたことを検知するシート検知手段と、この
シート検知手段によりシートのセットが検知されたとき
に中差しモードの設定画面を表示する表示手段及び中差
しモードの選択をさせる選択手段になるように自動的に
行うか否かを設定するための設定手段とを備えた。
【0018】(4)コピー後の特定のシート1枚1枚の
間に通常のコピー用紙を差し挟む中差し機能を有した画
像形成装置において、特定のシートが所定の給紙トレイ
にセットされたことを検知するシート検知手段と、この
シート検知手段によりシートのセットが検知されたとき
に自動的に中差しモードを選択してコピー動作を制御す
る制御手段とを備えた。
【0019】(5)コピー後の特定のシート1枚1枚の
間に通常のコピー用紙を差し挟む中差し機能を有した画
像形成装置において、特定のシートが所定の給紙トレイ
にセットされたことを検知するシート検知手段と、この
シート検知手段によりシートのセットが検知されたとき
に自動的に中差しモードを選択してコピー動作を制御す
るか否かを設定するための設定手段を備えた。
【0020】
【発明の実施の形態】
(実施例1)図1は本発明に係る画像形成装置の構成を
示す断面図である。
【0021】本実施例の画像形成装置は電子写真方式の
複写機であり、各機能部を大別すると、給紙搬送系,露
光系,作像系、そして制御系の4つのブロックにより構
成されている。
【0022】露光系は、原稿台,原稿照明部,露光部等
からなり、原稿台に置かれた原稿が原稿照明ランプ4に
より走査され、その原稿光像がミラー1〜3,ズームレ
ンズ8及びミラー11,14,15を介して感光ドラム
12に投影される。
【0023】作像系は、上記感光ドラム12,1次帯電
器9,現像器16,転写帯電器24,分離帯電器25等
からなる。そして、図の時計方向に回転している感光ド
ラム12上に1次帯電器9によって一様に帯電された表
面電荷は、ブランク露光ランプ10によって非画像部の
電荷が除去され、画像部が上記露光系からの原稿の投影
光により露光される。
【0024】この画像露光によって感光ドラム12上に
作成された静電潜像は、現像器16により現像された
後、転写帯電器24により給紙部から搬送されてきた転
写紙に転写される。
【0025】上記転写後の感光ドラム12は、クリーニ
ングユニット6によって残留トナーが取り除かれ、更に
前露光ランプ7により残留電荷が除電され、再び上述の
1次帯電,画像露光,現像,転写といったプロセスが繰
り返される。
【0026】給紙搬送系は、給紙部,搬送部,定着部等
からなる。カセット28からの給紙動作は、給紙ローラ
21により該カセット28から転写紙が給紙され、レジ
ストローラ22まで搬送される。また手差しによる給紙
動作は、手差しにより給紙された転写紙が給紙ローラ1
7によりレジストローラ22まで搬送される。
【0027】そして、レジストローラ22まで搬送され
た転写紙は、レジストローラ22に突き当てループを形
成し、斜行取りや画像先端合わせのタイミング補正が行
われる。
【0028】また、レジストローラ22まで搬送された
転写紙には、転写帯電器24により感光ドラム12上で
現像されたトナー像が転写され、この転写紙は分離帯電
器25により感光ドラム12から分離され、搬送部27
を通って定着ローラ30まで搬送される。
【0029】定着ローラ30は、定着ヒータ(図2の定
着ヒータ111参照)で加熱され、その表面温度がサー
ミスタ(図2のサーミスタ102参照)で検出されて、
表面温度が所定値になるように制御される。そして、定
着ローラ30に搬送された転写紙は、この定着ローラ3
0により上記転写されたトナー像が熱と圧力によって定
着される。
【0030】上記トナー像が定着された転写紙は、通常
コピーの場合は排紙ローラ31により搬送され、機外に
排出される。
【0031】なお、図1中、5はウエブ、13はCDユ
ニット、18,19はカセット28,29からの転写紙
をタテ方向に搬送するタテパスローラ、20はカセット
28の転写紙を給送する給紙ローラ、26はセットバッ
クローラ、32は紙偏向板、33は排紙ローラ、34,
35は下搬送部の入口ローラ,出口ローラ、36は転写
紙の搬送方向を切り換える分離フラッパである。
【0032】図2は本実施例の複写機の制御系の構成を
示すブロック図である。同図において、100は全体の
制御部となるコントローラで、CPU100a,ROM
100b,RAM100c等から構成され、ROM10
0bに格納されたプログラムに基づいて複写シーケンス
を総轄制御する。
【0033】102は前述のサーミスタで、図1の定着
ローラ30の定着ヒータ111の表面温度を検出し、A
/Dコンバータ101によりA/D変換された値がコン
トローラ100に入力される。
【0034】103は高圧制御部で、1次帯電器9,転
写帯電器24等の帯電系、及び現像器16等に所定の電
位を印加する高圧ユニット104の制御を行う。
【0035】105はモータ制御部で、ステッピングモ
ータやメイン駆動モータなどの各種のモータ106の駆
動を制御する。
【0036】107はDC負荷制御部で、給紙ローラ2
1,レジストローラ22等のソレノイド,クラッチ等の
DC負荷の駆動を制御する。
【0037】108は転写紙の紙づまり検知及び光学系
/レンズ系の位置検知等に用いるセンサ類で、その検知
信号は制御部100に入力される。
【0038】109はACドライバで、原稿照明ランプ
4等のAC負荷110及び上記定着ヒータ111へのA
C電源供給を制御する。また、定着ヒータ111等の異
常を検出し、シャットオフ機能付きのメインスイッチ1
14をオフ状態にする。
【0039】112は操作部で、複写枚数設定キー,複
写倍率設定キー,複写動作開始を指示するスタートキ
ー,複写動作停止を指示あるいは動作モードを標準状態
に復帰するストップキー等のキー入力部、及び動作モー
ドの設定状態等を表示するLED等の表示部を有してい
る。
【0040】113はDC電源で、コントローラ100
等にDC電源を供給し、また電源プラグ116から入力
されたAC電力はドアスイッチ115,メインスイッチ
114を介してこのDC電源113に入力される。
【0041】なお、上記コントローラ100により、ペ
ーパーデッキ151,エディタ152,フィーダ15
3,ソータ154等の制御も行われるようになってい
る。
【0042】図3は画像形成(複写)用のOHPシート
を給紙する給紙機構である手差し給紙部(マルチフィー
ダという)の概略構成を示す図である。この給紙機構は
DCコントローラ回路基板210上の制御回路により制
御され、またマルチフィーダの用紙の有無はシート検知
手段である紙センサ201により検知される。
【0043】給紙段として上記マルチフィーダが選択さ
れ、かつこのマルチフィーダに用紙がある状態でコピー
スタートキーが押されると、マルチフィーダ給紙用のク
ラッチ202及び中継ソレノイド203がONし、給紙
モータ211により給紙ローラ17,排紙ローラ20
4,分離ローラ205及び中間ローラ206が回転す
る。
【0044】そして、マルチフィーダ給紙用のソレノイ
ド207が給紙方向にONし、回転している給紙ローラ
17を給紙トレイ209にセットされたコピー用紙(転
写紙)上へ降ろす。
【0045】これにより、コピー用紙は上から本体内へ
送り込まれ、1枚ずつの給紙終了毎にソレノイド207
は解除方向にONし、給紙ローラ17をコピー用紙から
離す。
【0046】また、透過型センサ(シート検知手段)2
08は、上記コピー用紙がOHPシートか否(普通紙)
かを検知する。このとき、透過型センサ208の発光部
と受光部の間にOHPシートがある場合、発光部からの
光は受光部に透過され、このセンサ208の出力は変わ
らない(OFF状態のまま)。
【0047】また、この透過型センサ208の発光部と
受光部の間に普通紙がある場合は、発光部からの光は遮
光され、受光部にはとどかず、このセンサ208の出力
は変わる(ONになる)。
【0048】すなわち、上述の紙センサ201がON
(紙有り)と検知して、かつ透過型センサ208がOF
F(透過)と検知した場合、OHPシートがあると判断
される。
【0049】また、紙センサ201がON(紙有り)と
検知して、かつ透過型センサ208がON(遮光)と検
知した場合、普通紙があると判断される。
【0050】上記OHPシートか否かを判断するタイミ
ングは、紙センサ201で紙を検知したときでも良く、
複数枚のOHPシートの1枚を他と分離した後でも良
い。また、図2の操作部112のパネルの上の液晶(タ
ッチパネル)画面の用紙選択キーでマルチフィーダが選
択されたときでも良い。
【0051】図4は上記操作部112のパネル構成を示
す図である。同図中、301は標準画面や応用モード画
面を表示するタッチパネルディスプレイ、302はコピ
ーを開始するときに押すスタートキー、303は連続コ
ピーを中断するときに押すストップキー、304はコピ
ーモードを標準モードに戻すときに押すリセットキーで
ある。
【0052】また、305はコピー枚数を設定するとき
や暗証番号を入力するときなどに押すテンキー、306
はコピー枚数の設定を1に戻すときやモード設定で入力
した内容を取り消すときに押すクリアキー、307は暗
証番号登録用の暗証キー、308は予熱キー、309は
割り込みキー、310はユーザーモードの設定や変更を
行うためのユーザーモードキー、311は説明表示用の
ガイドキー、312はパイロットランプである。
【0053】なお、図6の標準モードの表示画面ではタ
ッチパネルキーとして、縮小キー401,等倍キー40
2,拡大キー403,用紙選択キー404,少し小さめ
の設定キー405,ズームキー406,濃度設定用の濃
度キー407〜409,ソータの設定キー410,両面
モードの設定キー411及び応用モードを選択する応用
モードキー412などが表われる。
【0054】また、図7の応用モードの表示画面ではタ
ッチパネルキーとして、枠消しの設定キー501,とじ
代の設定キー502,表紙/合紙の設定キー503,縮
小レイアウトの設定キー504,拡大レイアウトの設定
キー505,OHP中差しモードを選択するためのOH
P中差しキー506,ページ連写の設定キー507,多
重モードの設定キー508,原稿混載モードの設定キー
509,写真モードの設定キー510及びコピーモード
のメモリキー511などが表われる。
【0055】図5は上述の本実施例の動作を示すフロー
チャートである。
【0056】まず、ステップS1で給紙センサ(図3の
紙センサ201)がONならば、給紙部(図3のマルチ
フィーダ)に用紙が有りと判断する。そして、ステップ
S2で透過センサ208がOFFならば、この用紙は透
過するため、OHPシートと判断して、ステップS3へ
進む。また、透過センサ208がONならば、この用紙
は遮光するため、普通紙と判断して、ステップS4へ進
む。
【0057】次に、ステップS5で給紙部(図3のマル
チフィーダ)にOHPシートがセットされていることに
より自動的にOHP中差し設定画面を図4の操作部11
2上の液晶画面に図8に示すように表示する。
【0058】そして、ステップS6で上記図8の画面
(タッチパネル)で中差し用紙にコピーする/しないを
選択した場合は、ステップS7へ進み、OHP中差しモ
ードが設定されたと判断する。また、図8の取消キーを
押して取り消しを選択した場合は、OHP中差しモード
は設定しないと判断する。
【0059】次に、OHPシートが給紙トレイ209に
セットされたことを検出した場合に、OHP中差しモー
ドの設定画面を表示すると同時に、OHP中差しモード
の選択をさせるように自動的に行うか否かを設定する方
法について説明する。
【0060】図4の操作パネルの中の図9に示すユーザ
ーモードキーを押すことにより、上記の設定が可能な図
10に示す表示画面に変わる。
【0061】図10の画面上で“自動OHP中差しモー
ド表示”の項目を選択することができ、この“自動OH
P中差しモード表示”の項目をONと設定すれば、OH
Pシートが給紙トレイ209にセットされたことを検出
した場合に、上述のようにOHP中差しモードの設定画
面を表示すると同時に、OHP中差しモードの選択をさ
せる設定を自動的に行うことができる。
【0062】また、上記“自動OHP中差しモード表
示”の項目をOFFと選択すれば、OHPシートが給紙
トレイ209にセットされたことを検出した場合に、O
HP中差しモードの設定画面を表示すると同時に、OH
P中差しモードの選択をさせる設定を自動的に行わな
い。
【0063】これは、使用者がOHP中差しモードを頻
繁に使用する場合は、上記ユーザーモードで“自動OH
P中差しモード表示”の項目をONにしておけば使い勝
手が良く、また使用者がOHP中差しモードを使用しな
い場合は、上記ユーザーモードで“自動OHP中差しモ
ード表示”の項目をOFFにしておけば使い勝手が良く
なるためである。
【0064】上記の“自動OHP中差しモード表示”の
項目のON/OFFの情報は図2のRAM100cに格
納されている。そして、このRAM100cは内蔵電池
によりバックアップされているため、装置の電源がOF
Fされても、上記の情報は保持されている。
【0065】また、実施例ではユーザーモードによる
“自動OHP中差しモード表示”の項目のON/OFF
を選択する場合であるが、サービスマンによるサービス
モードによる選択でも良い。
【0066】(実施例2)次に、OHP中差し機能を持
つ複写機において、OHPシートが給紙トレイにセット
されたことを検知した場合に、自動的にOHP中差しモ
ードが選択される例を説明する。
【0067】図11は本実施例の動作を示すフローチャ
ートである。
【0068】まず、ステップS11で給紙センサ(図3
の紙センサ201)がONならば、給紙部(図3のマル
チフィーダ)に用紙が有りと判断する。そして、ステッ
プS12で透過センサ208がOFFならば、この用紙
は透過するため、OHPシートと判断して、ステップS
13へ進む。また、透過センサ208がONならば、こ
の用紙は遮光するため、普通紙と判断して、ステップS
14へ進む。
【0069】次に、ステップS15で給紙部(図3のマ
ルチフィーダ)にOHPシートがセットされていること
により自動的にOHP中差しモードが設定されたと判断
する。
【0070】次に、OHPシートが給紙トレイ209に
セットされたことを検出した場合に、OHP中差しモー
ドが自動的に選択されるか否かを設定する方法について
説明する。
【0071】図4の操作パネルの中の図9に示すユーザ
ーモードキーを押すことにより、上記設定が可能な図1
2に示す表示画面に変わる。
【0072】図12の画面上で“自動OHP中差しモー
ド自動選択”の項目を選択することができ、この“自動
OHP中差しモード自動選択”の項目をONと選択すれ
ば、OHPシートが給紙トレイ209にセットされたこ
とを検出した場合に、上述のようにOHP中差しモード
が自動的に選択されたことになる。
【0073】また、上記“自動OHP中差しモード自動
選択”の項目をOFFと選択すれば、OHPシートが給
紙トレイ209にセットされたことを検出した場合で
も、OHP中差しモードが自動的に選択されることはな
い。
【0074】これは、使用者がOHP中差しモードを頻
繁に使用する場合は、上記ユーザーモードで“自動OH
P中差しモード自動選択”の項目をONにしておけば使
い勝手が良く、また使用者がOHP中差しモードを使用
しない場合は、上記ユーザーモードで“自動OHP中差
しモード自動選択”の項目をOFFにしておけば使い勝
手が良くなるためである。
【0075】上記の“自動OHP中差しモード自動選
択”の項目のON/OFFの情報は図2のRAM100
cに格納されている。そして、このRAM100cは内
蔵電池によりバックアップされているため、装置の電源
がOFFされても、上記の情報は保持されている。
【0076】また、本実施例ではユーザーモードによる
“自動OHP中差しモード自動選択”の項目のON/O
FFを選択する場合であるが、サービスマンによるサー
ビスモードによる選択でも良い。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
使用者が例えばOHPシートにコピーをしたいときに、
容易に中差しモードの設定を行うことができ、操作性が
向上し、中差し機能を有効に利用することができ、また
ミスコピーの発生を抑制することができるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る画像形成装置の構成を示す断面
【図2】 図1の複写機の制御系の構成を示すブロック
【図3】 手差し給紙部の概略構成図
【図4】 操作部のパネル構成を示す図
【図5】 実施例1の動作を示すフローチャート
【図6】 複写機の基本モードの表示画面を示す図
【図7】 複写機の応用モードの表示画面を示す図
【図8】 OHP中差し用紙の選択画面を示す図
【図9】 ユーザーモードを選択する場合を示す説明図
【図10】 実施例1のユーザーモードの設定画面を示
す図
【図11】 実施例2の動作を示すフローチャート
【図12】 実施例2のユーザーモードの設定画面を示
す図
【図13】 OHP中差し機能を示す説明図
【符号の説明】
100 コントローラ(選択手段,制御手段) 201 紙センサ(シート検知手段) 208 透過型センサ(シート検出手段) 209 給紙トレイ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コピー後の特定のシート1枚1枚の間に
    通常のコピー用紙を差し挟む中差し機能を有した画像形
    成装置において、特定のシートが所定の給紙トレイにセ
    ットされたことを検知するシート検知手段と、このシー
    ト検知手段によりシートのセットが検知されたときに自
    動的に中差しモードの設定画面を表示する表示手段及び
    自動的に中差しモードを選択する選択手段とを備えたこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 コピー後の特定のシート1枚1枚の間に
    通常のコピー用紙を差し挟む中差し機能を有した画像形
    成装置において、特定のシートが所定の給紙トレイにセ
    ットされたことを検知するシート検知手段と、このシー
    ト検知手段によりシートのセットが検知されたときに表
    示手段に中差しモードの設定画面を表示させかつ選択手
    段に中差しモードを選択させるか否かを設定するための
    設定手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 コピー後の特定のシート1枚1枚の間に
    通常のコピー用紙を差し挟む中差し機能を有した画像形
    成装置において、特定のシートが所定の給紙トレイにセ
    ットされたことを検知するシート検知手段と、このシー
    ト検知手段によりシートのセットが検知されたときに中
    差しモードの設定画面を表示する表示手段及び中差しモ
    ードの選択をさせる選択手段になるように自動的に行う
    か否かを設定するための設定手段とを備えたことを特徴
    とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 コピー後の特定のシート1枚1枚の間に
    通常のコピー用紙を差し挟む中差し機能を有した画像形
    成装置において、特定のシートが所定の給紙トレイにセ
    ットされたことを検知するシート検知手段と、このシー
    ト検知手段によりシートのセットが検知されたときに自
    動的に中差しモードを選択してコピー動作を制御する制
    御手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 コピー後の特定のシート1枚1枚の間に
    通常のコピー用紙を差し挟む中差し機能を有した画像形
    成装置において、特定のシートが所定の給紙トレイにセ
    ットされたことを検知するシート検知手段と、このシー
    ト検知手段によりシートのセットが検知されたときに自
    動的に中差しモードを選択してコピー動作を制御するか
    否かを設定するための設定手段を備えたことを特徴とす
    る画像形成装置。
JP8326887A 1996-12-06 1996-12-06 画像形成装置 Withdrawn JPH10171308A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7285965B2 (en) * 2004-02-05 2007-10-23 Avison Inc Paper-width detecting device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7285965B2 (en) * 2004-02-05 2007-10-23 Avison Inc Paper-width detecting device

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