JP3558245B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は画像形成装置に関し、特にコピーに表紙を挿入する表紙挿入モードを備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の画像形成装置には、例えば色のついた用紙等を表紙として、原稿の画像が用紙に記録されたコピーの(複数部ある場合には各部の)最上部に自動的に配置する表紙モードや、章区切り用紙としてコピーの各章毎に自動的に配置する章区切りモード等の表紙挿入モードの機能が具備されている。
【0003】
上記表紙モード、及び章区切りモードにおけるコピーと表紙との配置関係の一例を図8に示す。図8の(a)は表紙モードにおける表紙80と、コピー81との配置を示し、図8の(b)は章区切りモードにおける表紙80と、コピー81との配置を示す。ただし、章区切りモードにおける配置は図に示されるものに限定されるわけではなく、表紙80を何枚コピー中に挿入するのかや、表紙80と表紙80との間にコピー81を何枚配置するのか等は自由に設定することができる。
【0004】
一般に表紙モードあるいは章区切りモードでコピーを行なうときは、複数枚のコピー枚数を指定した場合、つまり複数のコピー部数を指定した場合にソータを用いて表紙及びコピーをソートするため、自動原稿送り装置(以下、ADFと言う。)と後処理装置(以下、ソータと言う。)を用いる必要がある。しかしながら、ソータのビンの前にコピーが残っていてソート処理が受け付ない場合のように、後処理装置としてのソータが異常状態であり、さらにオペレータがこの異常に気が付かない場合は、たとえ表紙挿入モードでコピーを行なっても、コピー終了後、オペレータ自信で仕分け作業をしなければならず、操作性が悪いといった問題点を有していた。
【0005】
上記問題点を解決するため、特開平4−173193号公報に記載の「記録制御装置」では、表紙挿入モードをセットすると自動的にソートモードをセットするようにしている。この際、ソータの状態を常に監視しており、異常を検知した場合は表紙モードの設定を禁止し、その旨の警告を行うようにしている。従って、ソータが異常状態になると表紙挿入モードが成り立たなくなるので、オペレータがソータ、つまり後処理手段の異常に気が付かずに表紙挿入モードを設定しようとする場合でも、後処理手段の使用禁止が直ちに判断できるので、従来のようにコピー後に、オペレータ自信が製本化のために後処理を手作業で行なう必要がなく、操作性が向上するとしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の装置ではソータが異常状態になってしまうと、たとえコピーを一部のみ必要である場合における表紙挿入モードであっても、ソータを用いてコピー動作を行なおうとするので、ソータに異常がある場合はソータを用いる必要が無くてもソータ異常によるエラー、つまり表紙挿入モードの禁止状態になってしまい、表紙挿入モードでコピーを得ることができないという問題点を有する。
【0007】
本発明は上記問題点に鑑みなされたもので、表紙挿入モードを指定したときのコピー部数が2部以上、すなわち後処理手段を使わなければならなくなったときだけ後処理手段をセットするようにして、後処理手段の異常による意味のない警告及び表紙挿入モードの動作禁止を行なわないようにして、表紙挿入モードの際の操作性を向上させることのできる画像形成装置を提供することを目的とする。
【0008】
また、後処理手段が異常の状態となっている場合、たとえコピー部数が2部以上すなわちソータモードを使わなければならなくなったとしても自動的に後処理手段をセットすることはしないようにし、コピーの部数を1部に制限して表紙挿入モードの動作禁止を行なわないようにして、表紙挿入モードの際の操作性を向上させることのできる画像形成装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、原稿画像データにもとづいて用紙に画像を記録してコピーを作成するコピー画像記録手段と、作成したコピーに表紙を挿入する表紙挿入手段と、コピーと表紙に後処理を施す後処理手段と、コピー部数、表紙挿入、後処理を含むコピー処理条件の設定入力をする操作手段と、コピー処理条件の設定入力を受けて、コピー処理を行う上記手段を動作させるための制御条件を設定する制御手段を有する画像形成装置であり、前記制御手段は、後処理手段に異常があるときに表紙挿入の設定を禁止する設定禁止手段と、入力されたコピー部数が1部であることを条件に前記設定禁止手段の動作を停止させる手段と、入力されたコピー部数が2部以上である場合に前記設定禁止手段の動作を停止させるべくコピー部数の設定を1部に変更する再設定手段をを備えることを特徴とする画像形成装置である
【0010】
請求項2記載の発明は、請求項1に記載された画像形成装置において、前記後処理手段がソータであることを特徴とするものである
【0011】
請求項3記載の発明は、請求項1又は2に記載された画像形成装置において、前記表紙挿入処理は、表紙をコピーの最上部に配置する処理、又は表紙をコピー間の所定部に配置する章区切り処理であることを特徴とするものである
【0012】
【発明の実施の形態】
次に添付図面を参照して本発明に係る画像形成装置の実施形態を詳細に説明する。
【0013】
図1に、本発明に係る画像形成装置の一実施形態を示す。この画像形成装置38はADF27と、複写装置39と、ソータユニット28と、給紙ユニット51とからなる。
【0014】
まず複写装置39の構成から説明する。複写装置39は上部の走査露光系5と、下部の印字運搬系10と、メイン制御部34と、操作パネル部35とからなる。
【0015】
上部の走査露光系5は、光学ミラー1、2、3及び4とレンズユニット6と照明ランプ7とコンタクトガラス8と防塵ガラス9からなる。
【0016】
下部の印字運搬系10は用紙に印字する印字系と、用紙を搬送する用紙搬送系とで構成される。
【0017】
印字系は感光体ドラム11と、感光体ドラム11を駆動するメインモータ12と、クリーニングユニット13と、除電ランプ14と、帯電チャージャ15と、イレーサ16と、現像ユニット17と転写チャージャ21とからなる。
【0018】
用紙搬送系は用紙Pと、レジストローラ20と、分離チャージャ22と、分離づめ23と、搬送ベルト24と、定着ローラ25と、排紙コロ26とからなる。
【0019】
給紙ユニット51は用紙Pと、給紙コロ18と、給紙カセット19とからなる。
【0020】
ソータユニット28はステープルユニット29を有し、複写装置39のメイン制御部34により制御される。
【0021】
図2は本装置のメイン制御部34のブロック図である。このメイン制御部34は、CPU41と、ROM42と、RAM43と、不揮発RAM44と、シリアルI/F45と、タイマー46とからなる。このメイン制御部34は、給紙ユニット51の給紙モータと、両面ユニット30のクラッチに流す交流負荷48および直流負荷49の制御を行い、温度センサなどの各種センサ50が接続されている。また、前記メイン制御部34はシリアルI/Fを介して、ソータなどを含む後処理装置53と操作パネル部35と自動原稿給紙装置27等と接続されている。従って、このメイン制御部34は、表紙挿入モード選択時の後処理装置53の動作を制御する。
【0022】
図3は本装置に備わる操作パネル部35の外観図を示しており、ハードキーと液晶状に配置されたタッチパネルキーにより構成されている。テンキー56はコピー枚数等の設定を行うためのボタンである。液晶表示画面57は操作の状態やメッセージを表示するタッチパネルである。ガイダンスキー58は機能の説明や操作の仕方を表示するモードへ移行するときに使用する。プログラムキー59は良く使う設定の登録と、呼び出しを行うときに使用する。輝度調整つまみ60は液晶表示画面の明るさを調整するときに使用する。モードクリア/予熱キー61は設定した内容の取り消しと、一定時間以上の連続押下で予熱状態になる設定を行うときに使用する。電源遮断キー62は電源遮断モードへ移行する時に使用する。スタートキー63はコピー動作の開始を指示する。クリア/ストップキー64は入力したコピー枚数のクリアと、コピー動作を一時中断するために使用する。
【0023】
図4は液晶表示画面57の通常操作画面の表示例である。液晶表示画面の各種キーはタッチパネル構成となっており、表示されている画面を指などでタッチすることによって表示されている項目が入力されるようになっている。同図においてメッセージエリア65は「コピーできます」や、「おまちください」等のメッセージを表示し、コピー枚数表示部66は、上段にセットした枚数を表示し、下段にコピーした枚数を表示する。自動濃度キー67は画像濃度を自動的に調節する。自動用紙選択キー68は用紙を自動的に選択する。用紙指定変倍キー69は用紙サイズに合わせて自動的に拡大/縮小処理をする。ソートキー70はコピーを一部ずつページ順にそろえる処理を指定する。スタックキー71はコピーをページ毎に仕分けをする処理を指定する。ステープルキー72はソート処理されたものを一部ずつページ順にそろえる処理を指定する。73は特殊原稿送りキーであり、74は変倍キーであり、76は消去/移動キーであり、表紙/合紙キー77は表紙をコピーの中に挿入する表紙挿入モードを設定するためのボタンであり、78は両面/ページ連写キーである。
【0024】
次に、本発明に係る画像形成装置の動作を図1を参照して説明する。
【0025】
圧板コピーでコピーを行う場合は、オペレータがコンタクトガラス8上に原稿を載置し、前記原稿のコピー終了後コンタクトガラス8上から排紙する。
【0026】
ADF27に原稿束をセットしてコピーを行う場合は、ADF27が原稿を1枚ずつコンタクトガラス8上に導き、前記原稿のコピー終了後に原稿をコンタクトガラス8上から排紙する動作を自動的に行う。またADF上に表紙を載置できるようにしておいても良い。
【0027】
コンタクトガラス8上の原稿は、第1ミラー1、照明ランプ7と一体になったキャリッジによって走査される。反射光像は第1〜3ミラー、レンズ6、第4ミラー4及び防塵ガラス9を経て定位置まで回転している感光体ドラム11上に結像される。
【0028】
感光体ドラム11はメインモータ12により駆動される。このとき画像先端は制御部よりクリーニングユニット13を通過した位置以降の部分とする。感光体ドラム11は帯電チャージャ15によって帯電された後、イレーサ16により不要な部分に光を当てて用紙または投影画像に適合した画像枠をつくり、その後反射光像により感光体ドラム11上に潜像を形成する。このとき等倍の画像を得るためには感光体ドラム11とキャリッジは同一速度で駆動される。
【0029】
感光体ドラム11上の潜像は現像ユニット17によりトナー像として可視化される。このとき、現像ユニット17に電位を印加することにより濃いまたは淡い画像を得ることが出来る。
【0030】
用紙Pは給紙コロ18によってレジストローラ20に送られ、感光体ドラム11上のトナー像の先端と用紙の先端が合うタイミングでレジストローラ20から転写チャージャ21に送られる。
【0031】
感光体ドラム11上のトナー像は、転写チャージャ21により用紙Pに転写される。前記感光体ドラム11の表面はなめらかなので用紙との密着力が大きいため、分離チャージャ22で用紙Pの電位を下げ感光体ドラム11と用紙Pとの密着力を小さくする。その後分離づめ23により感光体ドラム11から用紙Pを分離し、分離された用紙Pは搬送ベルト24によって定着ローラ25に送られる。ここでトナーに熱と圧力が加えられ、トナー像が用紙Pに定着させられコピーとなり、コピーはソータユニット28に排紙される。
【0032】
ソータユニット28は、複写機本体から排紙されたコピーをコピー束中のコピーが並んでいたページ順と同じページ順でコピーが並んだコピー束毎に1部、2部、・・・とまとめて給送したり、あるいは原稿束中の原稿のページに対応したコピーのページ毎に指定した枚数nで、1ページ目n枚、2ページ目n枚、・・・とまとめて給送する。コピー束中のコピーが並んでいたページ順と同じページ順でコピーが並んだ排紙用紙束毎に1部、2部、・・・とそろえられたときは、ステープル29によってそれぞれ綴ることが出来る。
【0033】
図5は本発明に係る画像形成装置の第1の動作を説明するフローチャートである。なお、本実施例では、表紙挿入モードとして章区切りモードを選択し、後処理手段としてソータを用いる場合を述べるが、表紙モードを選択し、他の後処理手段を用いたとしても同様な動作を行なうことができる。
【0034】
まず、ステップS1において章区切りモードがセットされているか否かの確認を行なう。セットされていなければ(No)、動作を終える。章区切りモードがセットされていれば(Yes)、ステップS2に移行して、コピー部数が2部以上であるか否かの確認を行なう。コピー部数が2部以上でない場合は(No)、ステップS4に移行し、ソートモードをセットしないで章区切りモードにおけるコピーを行い、動作を終える。ステップS2の確認においてコピー部数が2部以上である場合(Yes)、ステップS3に移行し、ソータが使用可能であるかを判断し、使用不可能であれば警告を発し、使用可能であればソートモードをセットして章区切りモードにおけるコピーを行い、動作を終える。
【0035】
従って、この第1の動作では、コピーの部数が2部以上の場合にソートモードを動作させて章区切りモードの動作を行い、コピーの部数が1部である場合はソートモードをセットしないで章区切りモードの動作を行なうので、コピーの部数が2部以上の場合にソータに異常がある場合はその章区切りモードを禁止するが、たとえソータに異常がある場合であっても、コピーの部数が1部である場合はソータを動作させることなく章区切りモードによる動作を行なうので、オペレータの操作性を向上させることができる。
【0036】
図6は本発明に係る画像形成装置の第2の動作を説明するフローチャートである。
【0037】
まず、ステップS5において章区切りモードがセットされているか否かの確認を行なう。セットされていなければ(No)、動作を終える。章区切りモードがセットされていれば(Yes)、ステップS7に移行して、ソータが使用可能であるか否か、つまりソータに異常があるか否かの確認を行い、使用可能でなければ(No)、ステップS13に移行する。ステップS13において、コピー部数が2部以上であるか否かの確認を行なう。コピー部数が2部以上でない場合は(No)、ステップS15に移行し、ソートモードをセットしないで章区切りモードにおけるコピーを行い、動作を終える。コピー部数が2部以上である場合(Yes)、ステップS14に移行しコピー部数を強制的に1部に制限し、ソートモードをセットしないで章区切りモードにおけるコピーを行い(ステップS15)、動作を終える。
【0038】
ステップS7のソータが使用可能であるか否かの確認において、ソータが使用可能であれば(Yes)、ステップS9に移行し、コピー部数が2部以上であるか否かの確認を行なう。コピー部数が2部以上でない場合は(No)、ステップS10に移行し、ソートモードをセットしないで章区切りモードにおけるコピーを行い、動作を終える。コピー部数が2部以上である場合(Yes)、ステップS11に移行しソートモードをセットして章区切りモードにおけるコピーを行い、動作を終える。
【0039】
ただし、ステップS10において、ソータが使用可能であり、かつコピーの部数が1部の場合は、ソートモードをセットしないで章区切りモードの動作、つまりコピーを行なうとしたが、もちろんソートモードをセットしてコピーを行なうとしても良い。
【0040】
従って、この第2の動作では、ソータの異常をまず確認し、ソータに異常がなければ章区切りモードにおけるコピーモードを動作させ、ソータに異常がある場合はコピーの部数が2部以上であるか否かを確認する。そして、コピーの部数が1部である場合はソートモードをセットしないで章区切りモードにおける動作を行い、たとえコピーの部数が2部以上であってもコピーの部数を1部に再設定し、ソートモードをセットしないで章区切りモードにおける動作を行うので、ソータに異常がある場合であっても章区切りモードにおけるコピーを禁止しないので、オペレータの操作性を向上させることができる。
【0041】
図7は本発明に係る画像形成装置の第3の動作を説明するフローチャートである。
【0042】
まず、ステップS17において章区切りモードがセットされているか否かの確認を行なう。セットされていなければ(No)、動作を終える。章区切りモードがセットされていれば(Yes)、ステップS19に移行して、コピー部数が2部以上であるか否かの確認を行う。コピーの部数が2部以上でなければ(No)、ステップS20に移行し、ソートモードをセットせずに章区切りモードをセットしてコピーを行ない動作を終える。コピー部数が2部以上である場合は(Yes)、ステップS21に移行し、ソートモードをセットする。ステップS23において、コピー部数がクリアされたか否か、つまりコピー部数が1部に訂正されたか否かの確認を行い、訂正されていなければステップS26に移行しソートモードがセットされた状態で章区切りモードでコピーを行い動作を終える。コピーの部数が1部に訂正されていればステップS25に移行し、ソートモードをリセット、つまり解除し、その後ステップS20に移行してソートモードをセットせずに章区切りモードをセットしてコピーを行ない動作を終える。
【0043】
ここで、図7においてソートモードのセットはステップS21のように、コピーの部数が2部以上であるか否かの確認を行なうステップS19と、コピーの部数が1部にクリアされたか否かの確認を行なうステップS23との間に行なうとしているが、例えば、章区切りモードがセットされているか否かを確認するステップS17と、コピーの部数が2部以上であるか否かの確認を行なうステップS19との間に行なっても良い。
【0044】
従って、この第3の動作では、章区切りモードがセットされているか否かを確認した後、コピーの部数が2部以上であるか否かを確認し、コピーの部数が1部である場合はソートモードをセットしないで章区切りモードにおける動作を行う。コピーの部数が2部以上である場合はソートモードをセットし、その後コピーの部数が1部にリセット、つまり再設定されたか否かを確認する。リセットされた場合は、ソートモードをセットしないで章区切りモードにおける動作を行い、リセットされなかった場合は、ソートモードをセットした状態で章区切りモードにおける動作を行うので、たとえソータに異常がある場合でも、コピーの部数が1部に設定された場合、あるいは1部に再設定された場合は、章区切りモードの動作の禁止をすることなく章区切りモードにおけるコピー動作を行なうので、オペレータの操作性を向上させることができる。
【0045】
上述の実施例では、表紙などの特定の用紙を排紙の適当な位置に運搬するための後処理装置としてソータを用いて、そのソータに異常がある場合を説明したが、本発明は後処理装置の異常としてソータの異常に限定されるわけではなく、例えばステープルユニット等の後処理装置に異常が有る場合であっても上述のように、コピーの部数が1部である場合には後処理装置を用いず、コピー部数が2部以上である場合には1部に制限して後処理装置を用いずにコピーを行い、コピー部数がクリアされた場合は後処理モードをリセットするので、任意の後処理装置を用いる章区切りモードでも用いることができる。
【0046】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、表紙挿入モードを指定したときのコピー部数が2部以上、すなわち後処理手段を使わなければならなくなったときだけ後処理手段をセットするようにして、後処理手段の異常による意味のない警告及び表紙挿入モードの動作の禁止を行なわないので、後処理手段に異常がある場合にオペレータの誤操作を防ぐことができ、さらにコピーの部数が1部の場合は後処理手段に異常があっても適当な表紙挿入モードにおけるコピーを行なうことが可能なので、操作性を向上させることができる。
【0047】
また、表紙挿入モードにおいて後処理手段に異常が有る場合、たとえコピーの部数が2部以上すなわちソータモードを使わなければならない場合でも、コピーの部数を1部に制限して後処理手段の異常による意味のない警告及び表紙挿入モードの動作禁止を行なわないので、表紙挿入モードにおけるコピーがおこなわれた原稿群を1部は確保できるとともに、表紙挿入モードの際の操作性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の構造を示す図である。
【図2】本発明に係る画像形成装置の制御部のブロック図である。
【図3】本発明に係る画像形成装置の操作パネル部の外観の一例を示す図である。
【図4】本発明に係る画像形成装置の液晶表示画面の一例を示す図である。
【図5】本発明に係る画像形成装置の動作を示すフローチャートである。
【図6】本発明に係る画像形成装置の動作を示すフローチャートである。
【図7】本発明に係る画像形成装置の動作を示すフローチャートである。
【図8】表紙とコピーの配置関係を示す図である。
【符号の説明】
5 走査露光系
10 印字運搬系
18 給紙コロ
19 給紙カセット
20 レジストローラ
22 分離チャージャ
23 分離づめ
24 搬送ベルト
25 定着ローラ
26 給紙コロ
27 自動原稿給紙装置(ADF)
28 ソータユニット
29 ステープルユニット
31 排紙切替づめ
34 メイン制御部
35 操作パネル部
38 画像形成装置
39 複写装置
51 給紙ユニット
53 後処理装置
64 クリア/ストップキー
77 表紙/合紙キー
80 表紙
81 コピ
P 用紙

Claims (3)

  1. 原稿画像データにもとづいて用紙に画像を記録してコピーを作成するコピー画像記録手段と、作成したコピーに表紙を挿入する表紙挿入手段と、コピーと表紙に後処理を施す後処理手段と、コピー部数、表紙挿入、後処理を含むコピー処理条件の設定入力をする操作手段と、コピー処理条件の設定入力を受けて、コピー処理を行う上記手段を動作させるための制御条件を設定する制御手段を有する画像形成装置であり、前記制御手段は、後処理手段に異常があるときに表紙挿入の設定を禁止する設定禁止手段と、入力されたコピー部数が1部であることを条件に前記設定禁止手段の動作を停止させる手段と、入力されたコピー部数が2部以上である場合に前記設定禁止手段の動作を停止させるべくコピー部数の設定を1部に変更する再設定手段を備えたことを特徴とする画像形成装置
  2. 前記後処理手段がソータであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記表紙挿入処理は、表紙をコピーの最上部に配置する処理、又は表紙をコピー間の所定部に配置する章区切り処理であることを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
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