JP3501437B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3501437B2
JP3501437B2 JP00081697A JP81697A JP3501437B2 JP 3501437 B2 JP3501437 B2 JP 3501437B2 JP 00081697 A JP00081697 A JP 00081697A JP 81697 A JP81697 A JP 81697A JP 3501437 B2 JP3501437 B2 JP 3501437B2
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Ricoh Co Ltd
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  • Record Information Processing For Printing (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表紙専用又は合紙
専用の用紙を画像が記録された用紙からなる用紙束の所
定位置に配置/挿入するための機能を有する複写機,プ
リンタ等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置には、例えば、色付
きの用紙などを表紙専用用紙として画像記録された用紙
束の最上部又は最下部に自動的に配置する表紙モード
や、用紙束内の区切り、又は複数の用紙束間の区切りを
示すための合紙専用用紙を、予め設定された用紙束中の
区切りの位置、又は用紙束間に挿入する合紙モードを可
能とする機能を備えたものがある。このような画像形成
装置では、一般に、表紙モードあるいは合紙モードで用
紙に対して画像記録を行なうときには、予め特定の給紙
カセットに対して表紙専用用紙又は合紙専用用紙を収納
するものであるという属性を設定しておき、表紙専用用
紙又は合紙専用用紙を収納する給紙カセットと通常の用
紙を収納する給紙カセットとの双方から用紙を分離給紙
し、画像記録された用紙束中の所定位置に表紙専用用紙
又は合紙専用用紙が配置/挿入されるようにしている。
ここで、画像記録される通常の用紙のサイズと表紙専用
用紙又は合紙専用用紙のサイズは同一でなければならな
い。
【0003】例えば、特開平4-85559号公報には、表紙
モードの設定時に表紙専用用紙のサイズが画像記録しよ
うとする通常用紙のサイズと異なる場合には、オペレー
タに警告を発し、画像形成を禁止する画像形成装置が記
載されている。また、特開平6-282136号公報には、複
数の収納手段に収納されている用紙の属性を容易に変更
可能とした画像形成装置が記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したような従来の
画像形成装置においては、表紙モード又は合紙モードを
設定する際には、所定の手順に従って表紙モード又は合
紙モードを実行するために必要となる各種の制御データ
(モードデータ)を設定してから用紙に対する画像記録を
開始する。
【0005】しかしながら、何れの給紙カセットに対し
ても表紙専用用紙又は合紙専用用紙を収納する表紙用給
紙カセット又は合紙用給紙カセットであるという属性が
未だ設定されていなかったり、表紙用給紙カセット又は
合紙用給紙カセットに収納されている用紙のサイズが、
画像記録しようとする用紙のサイズと異なっている場合
には、当然、モードデータの設定途中に、あるいはモー
ドデータの設定が完了して画像記録を開始しようとする
際に、その旨を示すアラームが出力されるとともに、記
録動作が禁止されてしまうことになり、更に設定済のモ
ードデータがクリアされてしまうという不具合が発生す
る。
【0006】本発明の目的は、表紙モード又は合紙モー
ドを設定する際に、少なくとも1つの収納手段に対して
モードに対応する属性又は所要の用紙サイズが設定され
ていない場合でも、表紙モード又は合紙モードを実行す
るために既に設定されているモードデータをクリアする
ことなく、モードに対応する属性又は所要の用紙サイズ
を収納手段に対して簡単に設定できる画像形成装置を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の請求項1記載の画像形成装置は、種類が異
なる用紙の束をそれぞれ収納可能な複数の収納手段と、
前記複数の収納手段から選択された1つの収納手段に収
納された用紙の束から1枚の用紙を分離/搬送する給送
手段と、前記給送手段により搬送されてきた用紙に画像
を記録する記録手段と、設定するデータの種類に応じて
専用の設定画面が表示され各種データの設定に用いられ
る表示手段と、前記記録手段により画像が記録された用
紙からなる用紙束の表紙となる位置に表紙専用の用紙を
配置するための表紙モードの設定処理を、前記表示手段
に表示された表紙モード設定画面を用いて行う表紙モー
ド設定手段と、任意の前記収納手段に対して表紙専用用
紙を収納する表紙収納手段であるという属性設定を、前
記表示手段に表示された属性設定画面を用いて行う属性
設定手段と、前記表紙モード設定手段により前記表紙モ
ードの設定処理をする際に、少なくとも1つの収納手段
に対して前記属性が未だ設定されていない場合には、前
記属性設定手段により前記収納手段に対して前記属性を
設定することが可能になる属性設定画面へ前記表示手段
の表示状態を移行させ、属性設定画面を用いた属性設定
モード完了後に属性設定モードへ移行する直前の表紙
モード設定画面に前記表示手段の表示状態を復帰させる
表示制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】そして、請求項1記載の画像形成装置によ
れば、表紙モード設定手段により表紙モードの設定処理
をする際に、少なくとも1つの収納手段に対して表紙専
用用紙を収納する表紙収納手段であるという属性が未だ
設定されていない場合には、属性設定手段により収納手
段に対して前記属性を設定することが可能になる属性設
定モードに自動的に移行し、この属性設定モードにおい
て前記属性の設定が完了した後には、属性設定モードへ
移行する直前の表紙モードの設定状態に復帰する。
【0009】 また、請求項2記載の画像形成装置は、
種類が異なる用紙の束をそれぞれ収納可能な複数の収納
手段と、前記複数の収納手段から選択された1つの収納
手段に収納された用紙の束から1枚の用紙を分離/搬送
する給送手段と、前記給送手段により搬送されてきた用
紙に画像を記録する記録手段と、設定するデータの種類
に応じて専用の設定画面が表示され各種データの設定に
用いられる表示手段と、前記記録手段により画像が記録
された用紙からなる用紙束中の所定位置に合紙専用の用
紙を挿入するための合紙モードの設定処理を、前記表示
手段に表示された合紙モード設定画面を用いて行う合紙
モード設定手段と、任意の前記収納手段に対して合紙専
用の用紙を収納する合紙収納手段であるという属性設定
を、前記表示手段に表示された属性設定画面を用いて行
属性設定手段と、前記合紙モード設定手段により前記
合紙モードの設定処理をする際に、少なくとも1つの収
納手段に対して前記属性が未だ設定されていない場合に
は、前記属性設定手段により前記収納手段に対して前記
属性を設定することが可能になる属性設定画面へ前記表
示手段の表示状態を移行させ、属性設定画面を用いた
性設定モード完了後に属性設定モードへ移行する直前
の合紙モード設定画面に前記表示手段の表示状態を復帰
させる表示制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0010】そして、請求項2記載の画像形成装置によ
れば、合紙モード設定手段により合紙モードの設定処理
をする際に、少なくとも1つの収納手段に対して合紙専
用用紙を収納する表紙収納手段であるという属性が未だ
設定されていない場合には、属性設定手段により収納手
段に対して前記属性を設定することが可能になる属性設
定モードに自動的に移行し、この属性設定モードにおい
て前記属性の設定が完了した後には、属性設定モードへ
移行する直前の合紙モードの設定状態に復帰する。
【0011】 また、請求項3記載の画像形成装置は、
種類が異なる用紙の束をそれぞれ収納可能な複数の収納
手段と、前記複数の収納手段から選択された1つの収納
手段に収納された用紙の束から1枚の用紙を分離/搬送
する給送手段と、前記給送手段により搬送されてきた用
紙に画像を記録する記録手段と、設定するデータの種類
に応じて専用の設定画面が表示され各種データの設定に
用いられる表示手段と、前記記録手段により画像が記録
された用紙からなる用紙束の表紙となる位置に表紙専用
の用紙を配置するための表紙モードの設定処理を、前記
表示手段に表示された表紙モード設定画面を用いて行う
表紙モード設定手段と、任意の前記収納手段に対して表
紙専用用紙を収納する表紙収納手段であるという属性
定を、前記表示手段に表示された属性設定画面を用いて
行う属性設定手段と、前記複数の収納手段に対して収納
用紙のサイズの設定を前記表示手段に表示された用紙サ
イズ設定画面を用いてそれぞれ行う用紙サイズ設定手段
と、前記表紙モード設定手段により前記表紙モードの設
定処理をする際に、前記表紙収納手段に収納された表紙
専用用紙のサイズが、表紙収納手段を除く他の何れかの
収納手段に収納され、前記記録手段により画像が記録さ
れる用紙のサイズと異なる場合には、前記用紙サイズ設
定手段により任意の前記収納手段に対して収納用紙のサ
イズを設定することが可能になる用紙サイズ設定画面へ
前記表示手段の表示状態を移行させ、用紙サイズ設定画
面を用いた用紙サイズ設定モード完了後に用紙サイズ
設定モードへ移行する直前の表紙モード設定画面に前記
表示手段の表示状態を復帰させる表示制御手段とを備え
たことを特徴とする。
【0012】 そして、請求項3記載の画像形成装置に
よれば、表紙モード設定手段により表紙モードの設定処
理をする際に、表紙収納手段に収納された表紙専用用紙
のサイズが、表紙収納手段を除く他の何れかの収納手段
に収納され、記録手段により画像が記録される用紙のサ
イズと異なる場合には、用紙サイズ設定手段により任意
の収納手段に対して収納用紙のサイズを設定することが
可能になる用紙サイズ設定モードに自動的に移行し、こ
の用紙サイズ設定モードにおいて表紙専用用紙と画像記
録される用紙とのサイズが一致するように用紙サイズの
設定が完了した後には、用紙サイズ設定モードに移行す
る直前の表紙モードの設定状態に復帰する。
【0013】 また、請求項4記載の画像形成装置は、
種類が異なる用紙の束をそれぞれ収納可能な複数の収納
手段と、前記複数の収納手段から選択された1つの収納
手段に収納された用紙の束から1枚の用紙を分離/搬送
する給送手段と、前記給送手段により搬送されてきた用
紙に画像を記録する記録手段と、設定するデータの種類
に応じて専用の設定画面が表示され各種データの設定に
用いられる表示手段と、前記記録手段により画像が記録
された用紙からなる用紙束中の所定位置に合紙専用の用
紙を挿入するための合紙モードの設定処理を、前記表示
手段に表示された合紙モード設定画面を用いて行う合紙
モード設定手段と、任意の前記収納手段に対して合紙専
用の用紙を収納する合紙収納手段であるという属性設定
を、前記表示手段に表示された属性設定画面を用いて行
属性設定手段と、前記複数の収納手段に対して収納用
紙のサイズの設定を前記表示手段に表示された用紙サイ
ズ設定画面を用いてそれぞれ行う用紙サイズ設定手段
と、前記合紙モード設定手段により前記合紙モードの設
定処理をする際に、前記合紙収納手段に収納された合紙
専用用紙のサイズが、合紙収納手段を除く他の何れかの
収納手段に収納され、前記記録手段により画像が記録さ
れる用紙のサイズと異なる場合には、前記用紙サイズ設
定手段により任意の前記収納手段に対して収納用紙のサ
イズを設定することが可能になる用紙サイズ設定画面へ
前記表示手段の表示状態を移行させ、用紙サイズ設定画
面を用いた用紙サイズ設定モード完了後に用紙サイズ
設定モードへ移行する直前の合紙モード設定画面に前記
表示手段の表示状態を復帰させる表示制御手段とを備え
たことを特徴とする。
【0014】 そして、請求項4記載の画像形成装置に
よれば、合紙モード設定手段により合紙モードの設定処
理をする際に、合紙収納手段に収納された合紙専用用紙
のサイズが、合紙収納手段を除く他の何れかの収納手段
に収納され、記録手段により画像が記録される用紙のサ
イズと異なる場合には、用紙サイズ設定手段により任意
の収納手段に対して収納用紙のサイズを設定することが
可能になる用紙サイズ設定モードに自動的に移行し、こ
の用紙サイズ設定モードにおいて合紙専用用紙と画像記
録される用紙とのサイズが一致するように用紙サイズの
設定が完了した後には、用紙サイズ設定モードに移行す
る直前の合紙モードの設定状態に復帰する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の実施の形態による
複写機の概略構成図であり、1はスキャナ部、2〜5は
第1〜4ミラー、6は複数のレンズからなるレンズユニ
ット、7は照明ランプ、8はコンタクトガラス、9はス
キャナ部1内に画像記録部10からトナーが侵入すること
を防止するための防塵ガラス、11は感光体ドラム、12は
メインモータ、13はクリーニングユニット、14は除電ラ
ンプ、15は帯電チャージャ、16はイレーサ、17は現像ユ
ニット、18は給紙コロ、19は記録紙Pを収納する収納手
段である給紙カセット、20はレジストローラ対、21は転
写チャージャ、22は分離チャージャ、23は分離爪、24は
搬送ベルト、25は定着器、26は排紙ローラ対、27はADF
(Auto Document Feeder)ユニット、28はソータユニッ
ト、29はソータユニット28内に配置されたステープルユ
ニットである。
【0016】次に、上記構成部材を備えた複写機による
記録動作について説明する。メインモータ12は、記録動
作の開始と共に感光体ドラム11を矢印方向に回転させ
る。クリーニングユニット13は、矢印方向に回転する感
光体ドラム11の表面から前回のトナー像転写後に残留し
たトナーを除去回収し、電子写真プロセスに基づく新た
な画像形成を可能にする。帯電チャージャ15は感光体ド
ラム11においてクリーニングユニット13を通過し、除電
ランプ14からの除電光が照射された領域を均一に帯電
し、イレーサ16は感光体ドラム11における帯電領域の外
周部分に光を照射し、画像サイズに対応する画像枠を感
光体ドラム11上に形成する。
【0017】一方、感光体ドラム11に形成された画像枠
の先端が所定の位置に到達したタイミングで、コンタク
トガラス8上に載置された原稿(図示省略)はスキャナ部
1により走査される。スキャナ部1は、原稿に対する走
査時に第1ミラー2及び照明ランプ7が搭載された第1
キャリッジ30をコンタクトガラス8に沿って主走査方向
に移動させるとともに、第2及び第3ミラー3,4が搭
載された第2キャリッジ31を、主走査方向に第1キャリ
ッジ30の1/2の速度で移動させる。このことにより、原
稿からの反射光は第1〜3ミラー2〜4、レンズユニッ
ト6及び第4ミラー5を経て感光体ドラム11上に結像す
る。
【0018】スキャナ部1が感光体ドラム11上に原稿か
らの反射光を結像させることにより、感光体ドラム11の
画像枠には静電潜像が形成される。この際、感光体ドラ
ム11の線速度と第1キャリッジ30の移動速度とが等しく
なるようにそれぞれを駆動することにより、主走査方向
での歪みがない静電潜像を得ている。
【0019】現像ユニット17は、感光体ドラム11上に形
成された静電潜像をトナーによってトナー像に現像す
る。この際、現像ユニット17に印加するバイアス電位を
変化させることにより、感光体ドラム11上のトナー像の
濃淡が調整される。
【0020】また、図示の複写機本体32には、給紙カセ
ット19が上下2段にそれぞれ着脱可能に装着されてお
り、これらの給紙カセット19には、それぞれ異なるサイ
ズ又は同一サイズの記録用紙Pの束を収納でき、ユーザ
は、予め給紙カセット19を選択することにより、所要サ
イズの記録用紙Pに画像記録させることが可能である。
尚、図1においては説明を簡単にするため、給紙カセッ
ト19は複写機本体32に直接着脱されるもののみを示した
が、本実施形態の複写機は、複写機本体32に外部給紙ユ
ニット(図示省略)を接続することにより、ユーザの使用
する記録用紙Pの種類等に応じて必要となる給紙カセッ
ト19を増設することができるように構成されている。
【0021】記録時には、ユーザにより選択された給紙
カセット19に対応する1つの給紙コロ18が回転すること
により、給紙カセット19に収納された記録用紙Pの束か
ら最上部の1枚の記録用紙Pのみが分離給紙され、この
1枚の記録用紙Pは、その先端がレジストローラ対20の
ニップ部に当接する位置に一旦保持される。レジストロ
ーラ対20は、所定の転写位置で記録用紙Pの先端と感光
体ドラム11上のトナー像の先端とが一致するタイミング
で、記録用紙Pを搬送開始する。前記転写位置において
は、転写チャージャ21が静電的な力により感光体ドラム
11上のトナー像を記録用紙P上に転写する。この際、記
録用紙Pが感光体ドラム11とは逆電位に帯電しやすく、
かつ感光体ドラム11の表面が非常に滑らかであることか
ら、記録用紙Pと感光体ドラム11との密着力が非常に大
きくなる。このため、分離チャージャ22は、記録用紙P
の帯電電位を下げることにより記録用紙Pと感光体ドラ
ム11との密着力を低下させる。次いで、分離チャージャ
22の下流位置に配置された分離爪23は感光体ドラム11か
ら記録用紙Pを剥離させる。この剥離された記録用紙P
は搬送ベルト24によって定着器25に搬送され、定着器25
は記録用紙P上のトナー像に所要の熱量及び加圧力を印
加することによりトナー像を記録用紙P上に定着する。
【0022】ここで、コンタクトガラス8の上面を覆う
ように配置されたADFユニット27は、原稿の束が装填さ
れる装填部を備え、スキャナ部1による走査に同期させ
て装填部に装填された原稿の束から1枚の原稿をコンタ
クトガラス8上に搬送し、その原稿を走査が完了した後
に排紙部に排紙するとともに、次の原稿をコンタクトガ
ラス8上に搬送する動作を、全ての原稿に対する走査が
完了するまで繰り返し行う。また、複写機本体32の排紙
口に接続されたソータユニット28は、定着完了後に排紙
ローラ対26により複写機本体32から排紙された記録用紙
Pを、多段のトレー上にそれぞれ例えばページ順、又は
ページ毎に揃えて積載されるように記録用紙Pの排紙先
を自動的に切り換える。この際、画像が記録済みの記録
用紙Pをそれぞれステープルユニット29によって綴じる
ことができる。
【0023】図2は本実施形態の複写機における制御部
の概略構成を示すブロック図であり、50は装置全体の制
御を実行するメイン制御部であり、CPU(Central Proces
singUnit)51,ROM(Read Only Memory)52,RAM(Random A
ccess Memory)53、不揮発RAM54,シリアルI/F55,タイ
マ56等を内蔵している。このメイン制御部50は、感光体
ドラム11等を駆動するメインモータ12,給紙ユニット5
7,両面ユニット58,給紙ユニット57や両面ユニット58
における給紙モータやクラッチなどの各種の交流負荷59
及び各種の直流負荷60が接続され、さらに定着器25の温
度を検出する温度センサ等の各種のセンサ61の入力が接
続されている。また、ADFユニット27,ソータユニット2
8等の後処理装置62及び操作部63は、シリアルI/F55を介
してメイン制御部50に接続されている。
【0024】図3は本実施形態の複写機における操作部
の外観図であり、71はテンキーでコピー枚数などの設定
を行う。72はクリア/ストップキーで入力したコピー枚
数をクリアしたり、コピー動作を一時中断させるために
使用する。73は液晶/タッチパネルであり、操作の状態
やメッセージを表示する液晶パネル上に透明のタッチパ
ネルが配置されている。74はガイダンスキーで機能の説
明や操作の仕方を表示するモードへ移行するときに使用
する。75はプログラムキーで、よく使う設定の登録や呼
出しを行うときに使用する。76は輝度調整つまみで、液
晶/タッチパネル73による表示画面の明るさを調整する
ときに使用する。77はモードクリア/予熱キーで、設定
した内容の取り消しや、一定時間以上の連続押下で予熱
状態になる設定を行うときに使用する。78はコピー動作
の開始を指示するスタートキーである。
【0025】図4は、図3に示す液晶/タッチパネルに
より表示された初期設定画面の説明図、図5及び図6
は、それぞれ図3に示す液晶/タッチパネルにより表示
された表紙/合紙モード設定画面及び属性設定画面の説
明図である。液晶/タッチパネル73により表示された初
期設定画面G1において、81は「コピーできます」,「おま
ちください」等のメッセージを表示するメッセージエリ
ア、82は上段部分にはセットした枚数、下段部分にはコ
ピーした枚数を表示するコピー枚数表示部、83は画像濃
度を自動的に調整する自動濃度キー、84は記録用紙Pを
自動的に選択する自動用紙選択キー、85は記録用紙Pの
サイズに合わせて自動的に拡大/縮小処理をする用紙指
定変倍キー、86は画像記録された記録用紙Pをページ順
に一部ずつ揃える処理を指定するソートキー、87は画像
記録された記録用紙Pをページ毎に仕分けする処理を指
定するスタックキー、88はソート処理された記録用紙P
を一部ずつ綴じる処理を指定するステープルキー、89は
特殊原稿送りキー、90は変倍キー、91は両面/ページ連
写キー、92は消去/移動キー、93は表紙/合紙キーであ
る。
【0026】液晶/タッチパネル73の初期設定画面G1
に表示された各種キー83〜93の領域には、それぞれタッ
チパネルの感圧スイッチが配置されており、表示されて
いる各種キー83〜93の領域を指等で押下することによっ
て表示されている項目が入力されるようになっている。
【0027】次に、本実施形態の複写機において表紙モ
ード及び合紙モードの設定処理を行う際の制御動作につ
いて説明する。図7は本実施形態の複写機において表紙
モードの設定処理をする際の制御動作の一例を示すフロ
ーチャートであり、先ず、メイン制御部50は、初期設定
画面G1において表紙/合紙キー93が押下されたことを
検知すると(ステップS1)、液晶/タッチパネル73によ
る初期設定画面G1を図5に示す表紙/合紙モード設定
画面G2に展開する(ステップS2)。この表紙/合紙モー
ド設定画面G2を表示した液晶/タッチパネル73は表紙
モード設定手段としての機能を有し、ユーザは、液晶/
タッチパネル73により表紙モードを実行するために必要
となる表紙モードデータの入力及び設定が可能になる。
【0028】次いで、メイン制御部50は、表紙/合紙モ
ード設定画面G2においてオモテ表紙設定キー101又は両
表紙設定キー102の何れか一方が押下されたことを検知
すると(ステップS3)、複写機本体32及び外部給紙ユニ
ットに装着された複数の給紙カセット19の少なくとも1
つに表紙専用用紙を収納する給紙カセット19であるとい
う属性(以下、これを表紙収納属性という)が設定されて
いるか否かを判断する(ステップS4)。メイン制御部50
は、何れの給紙カセット19にも表紙収納属性が設定され
ていない場合(ステップS4でノーの場合)には、属性設
定モードに移行させ、液晶/タッチパネル73による表示
画面を図6(A)に示す属性設定画面G3に展開する(ステ
ップS5)。この属性設定モードにおいては、属性設定画
面G3を表示した液晶/タッチパネル73は属性設定手段
としての機能を有し、ユーザは、液晶/タッチパネル73
により任意の給紙カセット19に対して表紙収納属性を設
定することが可能になる。
【0029】メイン制御部50は、属性設定モードにおい
て属性設定画面G3の選択ボタン111〜116により少なく
とも1つの給紙カセット19あるいは手差しトレイ(図示
省略)に対して表紙収納属性が設定され、完了キー110が
押下されたことを検知したならば(ステップS6)、属性
設定モードを完了させるとともに、液晶/タッチパネル
73による表示画面を表紙/合紙モード設定画面G2に復
帰させる。この際、メイン制御部50は、RAM53により属
性設定モードへ移行する直前の表紙モードでの入力及び
設定データを記憶しており、このデータに基づいて属性
設定モードの完了後には、属性設定モードへ移行する直
前の表紙モードにおける設定状態に復帰させる(ステッ
プS7)。この後、ユーザは、表紙/合紙モード設定画面
2により必要な表紙モードデータの入力/設定を継続
し、表紙モードの設定処理を完了させる(ステップS
8)。
【0030】表紙モードの設定処理を完了させた後に、
記録用紙Pに画像を記録することにより、ページ順に揃
えられソータユニット28に排紙された記録用紙Pの最初
のページ、あるいは最初と最後のページには、表紙収納
属性が設定されている給紙カセット19から給紙された表
紙専用用紙が自動的に配置される。
【0031】図8は本実施形態の複写機において合紙モ
ードの設定処理をする際の制御動作の一例を示すフロー
チャートであり、先ず、メイン制御部50は、初期設定画
面G1において表紙/合紙キー93が押下されたことを検
知すると(ステップS11)、液晶/タッチパネル73による
初期設定画面G1を図5に示す表紙/合紙モード設定画
面G2に展開する(ステップS12)。この表紙/合紙モー
ド設定画面G2を表示した液晶/タッチパネル73は合紙
モード設定手段としての機能を有し、ユーザは、液晶/
タッチパネル73により合紙モードを実行するために必要
となる合紙モードデータの入力及び設定が可能になる。
【0032】次いで、メイン制御部50は、表紙/合紙モ
ード設定画面G2において合紙設定キー103が押下された
ことを検知すると(ステップS13)、複写機本体32及び外
部給紙ユニットに装着された複数の給紙カセット19の少
なくとも1つに合紙専用用紙を収納する給紙カセット19
であるという属性(以下、これを合紙収納属性という)が
設定されているか否かを判断する(ステップS14)。メイ
ン制御部50は、何れの給紙カセット19にも合紙収納属性
が設定されていない場合(ステップS14でノーの場合)に
は、属性設定モードに移行させ、液晶/タッチパネル73
による表示画面を図6(A)に示す属性設定画面G3に展開
する(ステップS15)。この属性設定モードにおいては、
属性設定画面G3を表示した液晶/タッチパネル73は属
性設定手段としての機能を有し、ユーザは、液晶/タッ
チパネル73により任意の給紙カセット19に対して合紙収
納属性を設定することが可能になる。
【0033】メイン制御部50は、属性設定モードにおい
て属性設定画面G3の選択ボタン121〜126により少なく
とも1つの給紙カセット19あるいは手差しトレイ(図示
省略)に対して合紙収納属性が設定され、完了キー110が
押下されたことを検知したならば(ステップS16)、属性
設定モードを完了させるとともに、液晶/タッチパネル
73による表示画面を表紙/合紙モード設定画面G2に復
帰させる。この際、メイン制御部50は、RAM53により属
性設定モードに移行直前の合紙モードでの入力及び設定
データを記憶しており、このデータに基づいて属性設定
モードの完了後には、属性設定モードへ移行する直前の
合紙モードにおける設定状態に復帰させる(ステップS1
7)。この後、ユーザは、表紙/合紙モード設定画面G2
により必要な合紙モードデータの入力/設定を継続し、
合紙モードの設定処理を完了させる(ステップS18)。
【0034】合紙モードの設定処理を完了させた後に、
記録用紙Pに画像を記録することにより、ページ順に、
あるいはページ毎に揃えられソータユニット28に排紙さ
れた記録用紙Pの束における所定の位置に、合紙収納属
性が設定されている給紙カセット19から給紙された合紙
専用用紙が自動的に挿入される。このとき、合紙専用用
紙が挿入される所定位置とは、合紙モードの設定処理に
おいて予め設定された記録用紙Pの束中又は束間の位置
である。
【0035】図9は本実施形態の複写機において表紙モ
ードの設定処理をする際の制御動作の他の例を示すフロ
ーチャートであり、先ず、メイン制御部50は、初期設定
画面G1において表紙/合紙キー93が押下されたことを
検知すると(ステップS21)、液晶/タッチパネル73によ
る初期設定画面G1を図5に示す表紙/合紙モード設定
画面G2に展開する(ステップS22)。この表紙/合紙モ
ード設定画面G2を表示した液晶/タッチパネル73は表
紙モード設定手段としての機能を有し、ユーザは、液晶
/タッチパネル73により表紙モードを実行するために必
要となる表紙モードデータの入力及び設定が可能にな
る。
【0036】次いで、メイン制御部50は、表紙/合紙モ
ード設定画面G2においてオモテ表紙設定キー101又は両
表紙設定キー102の何れか一方が押下されたことを検知
すると(ステップS23)、予め表紙収納属性が設定されて
いる給紙カセット19に収納された表紙専用用紙のサイズ
が、他の何れかの給紙カセット19に収納され、画像が記
録される記録用紙Pのサイズと同一であるか否か判断す
る(ステップS24)。表紙専用用紙と記録用紙Pとのサイ
ズが不一致の場合(ステップS24でのノーの場合)には、
メイン制御部50は、その旨をユーザに示すためのアラー
ムをブザー等の音声,ランプの点灯,液晶/タッチパネ
ル73によるアラームメッセージの表示等により外部に出
力するとともに、用紙サイズ設定モードに移行させ、液
晶/タッチパネル73による表示画面を図6(B)に示す用
紙サイズ設定画面G4に展開する(ステップS25)。この
用紙サイズ設定モードにおいては、用紙サイズ設定画面
4を表示した液晶/タッチパネル73は用紙サイズ設定
手段としての機能を有し、ユーザは、液晶/タッチパネ
ル73により任意の給紙カセット19に対し、その給紙カセ
ット19が収納する記録用紙P又は表紙専用用紙のサイズ
を設定することができる。
【0037】メイン制御部50は、用紙サイズ設定モード
において用紙サイズ設定画面G4により表紙専用用紙と
画像記録される記録用紙Pとのサイズが互いに一致する
ように給紙カセット19の収納用紙サイズが設定し直され
た後、完了キー130が押下されたことを検知したならば
(ステップS26)、用紙サイズ設定モードを完了させると
ともに、液晶/タッチパネル73による表示画面を表紙/
合紙モード設定画面G2に復帰させる。この際、メイン
制御部50は、RAM53により用紙サイズ設定モードへ移行
する直前の表紙モードでの入力及び設定データを記憶し
ており、このデータに基づいて用紙サイズ設定モードの
完了後には、用紙サイズ設定モードへ移行する直前の表
紙モードにおける設定状態に復帰させる(ステップS2
7)。この後、ユーザは、表紙/合紙モード設定画面G2
により必要な表紙モードデータの入力/設定を継続し、
表紙モードの設定処理を完了させる(ステップS28)。さ
らに必要に応じて、新たに用紙サイズが設定された給紙
カセット19の記録用紙P又は表紙専用用紙を設定された
用紙サイズのものに入れ替えることにより、表紙モード
にて画像記録を開始する準備が完了する。
【0038】表紙モードの設定処理を完了させた後に、
記録用紙Pに画像を記録することにより、ページ順に揃
えられソータユニット28に排紙された記録用紙Pの最初
のページ、あるいは最初と最後のページには表紙専用用
紙が自動的に配置される。
【0039】図10は本実施形態の複写機において合紙モ
ードの設定処理をする際の制御動作の他の例を示すフロ
ーチャートであり、先ず、メイン制御部50は、初期設定
画面G1において表紙/合紙キー93が押下されたことを
検知すると(ステップS31)、液晶/タッチパネル73によ
る初期設定画面G1を図5に示す表紙/合紙モード設定
画面G2に展開する(ステップS32)。この表紙/合紙モ
ード設定画面G2を表示した液晶/タッチパネル73は合
紙モード設定手段としての機能を有し、ユーザは、液晶
/タッチパネル73により合紙モードを実行するために必
要となる合紙モードデータの入力及び設定が可能にな
る。
【0040】次いで、メイン制御部50は、表紙/合紙モ
ード設定画面G2において合紙設定キー103が押下された
ことを検知すると(ステップS33)、予め合紙収納属性が
設定されている給紙カセット19に収納された合紙専用用
紙のサイズが、他の何れかの給紙カセット19に収納さ
れ、画像が記録される記録用紙Pのサイズと同一である
か否か判断する(ステップS34)。合紙専用用紙と記録用
紙Pとのサイズが不一致の場合(ステップS34でのノー
の場合)には、メイン制御部50は、その旨をユーザに示
すためのアラームをブザー等の音声,ランプの点灯,液
晶/タッチパネル73によるアラームメッセージの表示等
により外部に出力するとともに、用紙サイズ設定モード
に移行させ、液晶/タッチパネル73による表示画面を図
6(B)に示す用紙サイズ設定画面G4に展開する(ステッ
プS35)。この用紙サイズ設定モードにおいては、用紙
サイズ設定画面G4を表示した液晶/タッチパネル73は
用紙サイズ設定手段としての機能を有し、ユーザは、液
晶/タッチパネル73により任意の給紙カセット19に対
し、その給紙カセット19が収納する記録用紙P又は合紙
専用用紙のサイズを設定することができる。
【0041】メイン制御部50は、用紙サイズ設定モード
において用紙サイズ設定画面G4により合紙専用用紙と
画像記録される記録用紙Pとのサイズが互いに一致する
ように給紙カセット19の収納用紙サイズが設定し直され
た後、完了キー130が押下されたことを検知したならば
(ステップS36)、用紙サイズ設定モードを完了させると
ともに、液晶/タッチパネル73による表示画面を表紙/
合紙モード設定画面G2に復帰させる。この際、メイン
制御部50は、RAM53により用紙サイズ設定モードへ移行
する直前の合紙モードでの入力及び設定データを記憶し
ており、このデータに基づいて合紙サイズ設定モードの
完了後には、合紙サイズ設定モードへ移行する直前の合
紙モードにおける設定状態に復帰させる(ステップS3
7)。この後、ユーザは、表紙/合紙モード設定画面G2
により必要な合紙モードデータの入力/設定を継続し、
合紙モードの設定処理を完了させる(ステップS38)。さ
らに必要に応じて、新たに用紙サイズが設定された給紙
カセット19の記録用紙P又は合紙専用用紙を設定された
用紙サイズのものに入れ替えることにより、合紙モード
にて画像記録を開始する準備が完了する。
【0042】合紙モードの設定処理を完了させた後に、
記録用紙Pに画像を記録することにより、ページ順に、
あるいはページ毎に揃えられソータユニット28に排紙さ
れた記録用紙Pの束における所定の位置に合紙専用用紙
が自動的に挿入される。このとき、合紙専用用紙が挿入
される所定位置とは、合紙モードの設定処理において予
め設定された記録用紙Pの束中又は束間の位置である。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の画
像形成装置によれば、表紙モード設定手段により表紙モ
ードの設定処理をする際に、少なくとも1つの収納手段
に対して表紙専用用紙を収納する表紙収納手段であると
いう属性が未だ設定されていない場合には、属性設定手
段により収納手段に対して前記属性を設定することが可
能になる属性設定モードに自動的に移行し、この属性設
定モードにおいて前記属性の設定が完了した後には、属
性設定モードに移行する直前の表紙モードの設定状態に
復帰することにより、表紙モードの設定処理を開始した
後に、表紙モードを一旦中断して属性設定モードに移行
し、再び表紙モードにした復帰した場合でも、属性設定
モードに移行する直前に既に入力又は設定されていたデ
ータが表紙モードにおいて復元されるので、表紙モード
を設定するためのデータ入力又は設定を最初からやり直
す必要がなくなり、表紙モードを設定する際の操作性を
向上できる。
【0044】また、請求項2記載の画像形成装置によれ
ば、合紙モード設定手段により合紙モードの設定処理を
する際に、少なくとも1つの収納手段に対して合紙専用
用紙を収納する合紙収納手段であるという属性が未だ設
定されていない場合には、属性設定手段により収納手段
に対して前記属性を設定することが可能になる属性設定
モードに自動的に移行し、この属性設定モードにおいて
前記属性の設定が完了した後には、属性設定モードに移
行する直前の合紙モードの設定状態に復帰することによ
り、合紙モードの設定処理を開始した後に、合紙モード
を一旦中断して属性設定モードに移行し、再び合紙モー
ドに復帰した場合でも、属性設定モードに移行する直前
に既に入力又は設定されていたデータが合紙モードにお
いて復元されるので、合紙モードを設定するためのデー
タ入力又は設定を最初からやり直す必要がなくなり、合
紙モードを設定する際の操作性を向上できる。
【0045】 また、請求項3記載の画像形成装置によ
れば、表紙モード設定手段により表紙モードの設定処理
をする際に、表紙収納手段に収納された表紙専用用紙の
サイズが、表紙収納手段を除く他の何れかの収納手段に
収納され、記録手段により画像が記録される用紙のサイ
ズと異なる場合には、用紙サイズ設定手段により任意の
収納手段に対して収納用紙のサイズを設定することが可
能になる用紙サイズ設定モードに自動的に移行し、この
用紙サイズ設定モードにおいて表紙専用用紙と画像記録
される用紙とのサイズが一致するように用紙サイズの設
定が完了した後には、用紙サイズ設定モードに移行する
直前の表紙モードの設定状態に復帰することにより、表
紙モードの設定処理を開始した後に、表紙モードを一旦
中断して用紙サイズ設定モードに移行し、再び表紙モー
ドに復帰した場合でも、用紙サイズ設定モードに移行す
る直前に既に入力又は設定されていたデータが表紙モー
ドにおいて復元されるので、表紙モードを設定するため
のデータ入力又は設定を最初からやり直す必要がなくな
り、表紙モードを設定する際の操作性を向上できる。
【0046】 また、請求項4記載の画像形成装置によ
れば、合紙モード設定手段により合紙モードの設定処理
をする際に、合紙収納手段に収納された合紙専用用紙の
サイズが、合紙収納手段を除く他の何れかの収納手段に
収納され、記録手段により画像が記録される用紙のサイ
ズと異なる場合には、用紙サイズ設定手段により任意の
収納手段に対して収納用紙のサイズを設定することが可
能になる用紙サイズ設定モードに自動的に移行し、この
用紙サイズ設定モードにおいて合紙専用用紙と画像記録
される用紙とのサイズが一致するように用紙サイズの設
定が完了した後には、用紙サイズ設定モードに移行する
直前の合紙モードの設定状態に復帰することにより、合
紙モードの設定処理を開始した後に、合紙モードを一旦
中断して用紙サイズ設定モードに移行し、再び合紙モー
ドに復帰した場合でも、用紙サイズ設定モードに移行す
る直前に既に入力又は設定されていたデータが合紙モー
ドにおいて復元されるので、合紙モードを設定するため
のデータ入力又は設定を最初からやり直す必要がなくな
り、合紙モードを設定する際の操作性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による複写機の概略構成図
である。
【図2】本実施形態の複写機における制御部の構成を示
すブロック図である。
【図3】本実施形態の複写機における操作部の外観図で
ある。
【図4】図3に示す液晶/タッチパネルにより表示され
た初期設定画面の説明図である。
【図5】図3に示す液晶/タッチパネルにより表示され
た表紙/合紙モード設定画面の説明図である。
【図6】図3に示す液晶/タッチパネルにより表示され
た属性設定画面の説明図である。
【図7】本実施形態の複写機において表紙モードの設定
処理をする際の制御動作の一例を示すフローチャートで
ある。
【図8】本実施形態の複写機において合紙モードの設定
処理をする際の制御動作の一例を示すフローチャートで
ある。
【図9】本実施形態の複写機において表紙モードの設定
処理をする際の制御動作の他の例を示すフローチャート
である。
【図10】本実施形態の複写機において合紙モードの設
定処理をする際の制御動作の他の例を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1…スキャナ部、 10…画像記録部、 11…感光体ドラ
ム、 12…メインモータ、18…給紙コロ、 19…給紙カ
セット、 28…ソータユニット、 32…複写機本体、
50…メイン制御部、 51…CPU、 57…給紙ユニット、
63…操作部、 73…液晶/タッチパネル、 86…ソー
トキー、 87…スタックキー、 93…表紙/合紙キー、
101…オモテ表紙設定キー、 102…両表紙設定キー、
103…合紙設定キー、 110,130…完了キー、 111〜
116,121〜126…選択キー、 G1…初期設定画面、 G
2…表紙/合紙モード設定画面、 G3…属性設定画面、
4…用紙サイズ設定画面、 P…記録用紙。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G03G 15/00 510 G03G 15/00 510 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 21/00 370 - 540

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 種類が異なる用紙の束をそれぞれ収納可
    能な複数の収納手段と、前記複数 の収納手段から選択された1つの収納手段に収
    納された用紙の束から1枚の用紙を分離/搬送する給送
    手段と、前記 給送手段により搬送されてきた用紙に画像を記録す
    る記録手段と、設定するデータの種類に応じて専用の設定画面が表示さ
    れ各種データの設定に用いられる表示手段と、 前記 記録手段により画像が記録された用紙からなる用紙
    束の表紙となる位置に表紙専用の用紙を配置するための
    表紙モードの設定処理を、前記表示手段に表示された表
    紙モード設定画面を用いて行う表紙モード設定手段と、 任意の前記収納手段に対して表紙専用用紙を収納する表
    紙収納手段であるという属性設定を、前記表示手段に表
    示された属性設定画面を用いて行う属性設定手段と、 前記表紙モード設定手段により前記表紙モードの設定処
    理をする際に、少なくとも1つの収納手段に対して前記
    属性が未だ設定されていない場合には、前記属性設定手
    段により前記収納手段に対して前記属性を設定すること
    が可能になる属性設定画面へ前記表示手段の表示状態を
    移行させ、属性設定画面を用いた属性設定モード完了後
    属性設定モードへ移行する直前の表紙モード設定
    面に前記表示手段の表示状態を復帰させる表示制御手段
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 種類が異なる用紙の束をそれぞれ収納可
    能な複数の収納手段と、前記複数 の収納手段から選択された1つの収納手段に収
    納された用紙の束から1枚の用紙を分離/搬送する給送
    手段と、前記 給送手段により搬送されてきた用紙に画像を記録す
    る記録手段と、設定するデータの種類に応じて専用の設定画面が表示さ
    れ各種データの設定に用いられる表示手段と、 前記 記録手段により画像が記録された用紙からなる用紙
    束中の所定位置に合紙専用の用紙を挿入するための合紙
    モードの設定処理を、前記表示手段に表示された合紙モ
    ード設定画面を用いて行う合紙モード設定手段と、 任意の前記収納手段に対して合紙専用の用紙を収納する
    合紙収納手段であるという属性設定を、前記表示手段に
    表示された属性設定画面を用いて行う属性設定手段と、
    前記合紙モード設定手段により前記合紙モードの設定処
    理をする際に、少なくとも1つの収納手段に対して前記
    属性が未だ設定されていない場合には、前記属性設定手
    段により前記収納手段に対して前記属性を設定すること
    が可能になる属性設定画面へ前記表示手段の表示状態を
    移行させ、属性設定画面を用いた属性設定モード完了後
    属性設定モードへ移行する直前の合紙モード設定
    面に前記表示手段の表示状態を復帰させる表示制御手段
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 種類が異なる用紙の束をそれぞれ収納可
    能な複数の収納手段と、前記複数 の収納手段から選択された1つの収納手段に収
    納された用紙の束から1枚の用紙を分離/搬送する給送
    手段と、前記 給送手段により搬送されてきた用紙に画像を記録す
    る記録手段と、設定するデータの種類に応じて専用の設定画面が表示さ
    れ各種データの設定に用いられる表示手段と、 前記 記録手段により画像が記録された用紙からなる用紙
    束の表紙となる位置に表紙専用の用紙を配置するための
    表紙モードの設定処理を、前記表示手段に表示された表
    紙モード設定画面を用いて行う表紙モード設定手段と、 任意の前記収納手段に対して表紙専用用紙を収納する表
    紙収納手段であるという属性設定を、前記表示手段に表
    示された属性設定画面を用いて行う属性設定手段と、 前記複数の収納手段に対して収納用紙のサイズの設定を
    前記表示手段に表示された用紙サイズ設定画面を用いて
    それぞれ行う用紙サイズ設定手段と、 前記表紙モード設定手段により前記表紙モードの設定処
    理をする際に、前記表紙収納手段に収納された表紙専用
    用紙のサイズが、表紙収納手段を除く他の何れかの収納
    手段に収納され、前記記録手段により画像が記録される
    用紙のサイズと異なる場合には、前記用紙サイズ設定手
    段により任意の前記収納手段に対して収納用紙のサイズ
    を設定することが可能になる用紙サイズ設定画面へ前記
    表示手段の表示状態を移行させ、用紙サイズ設定画面を
    用いた用紙サイズ設定モード完了後に用紙サイズ設定
    モードへ移行する直前の表紙モード設定画面に前記表示
    手段の表示状態を復帰させる表示制御手段と を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 種類が異なる用紙の束をそれぞれ収納可
    能な複数の収納手段と、前記複数 の収納手段から選択された1つの収納手段に収
    納された用紙の束から1枚の用紙を分離/搬送する給送
    手段と、前記 給送手段により搬送されてきた用紙に画像を記録す
    る記録手段と、設定するデータの種類に応じて専用の設定画面が表示さ
    れ各種データの設定に用いられる表示手段と、 前記 記録手段により画像が記録された用紙からなる用紙
    束中の所定位置に合紙専用の用紙を挿入するための合紙
    モードの設定処理を、前記表示手段に表示された合紙モ
    ード設定画面を用いて行う合紙モード設定手段と、 任意の前記収納手段に対して合紙専用の用紙を収納する
    合紙収納手段であるという属性設定を、前記表示手段に
    表示された属性設定画面を用いて行う属性設定手段と、
    前記複数の収納手段に対して収納用紙のサイズの設定を
    前記表示手段に表示された用紙サイズ設定画面を用いて
    それぞれ行う用紙サイズ設定手段と、 前記合紙モード設定手段により前記合紙モードの設定処
    理をする際に、前記合紙収納手段に収納された合紙専用
    用紙のサイズが、合紙収納手段を除く他の何れかの収納
    手段に収納され、前記記録手段により画像が記録される
    用紙のサイズと異なる場合には、前記用紙サイズ設定手
    段により任意の前記収納手段に対して収納用紙のサイズ
    を設定することが可能になる用紙サイズ設定画面へ前記
    表示手段の表示状態を移行させ、用紙サイズ設定画面を
    用いた用紙サイズ設定モード完了後に用紙サイズ設定
    モードへ移行する直前の合紙モード設定画面に前記表示
    手段の表示状態を復帰させる表示制御手段と を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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