JP3045986B2 - シート積載装置 - Google Patents

シート積載装置

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JP3045986B2
JP3045986B2 JP9287429A JP28742997A JP3045986B2 JP 3045986 B2 JP3045986 B2 JP 3045986B2 JP 9287429 A JP9287429 A JP 9287429A JP 28742997 A JP28742997 A JP 28742997A JP 3045986 B2 JP3045986 B2 JP 3045986B2
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sheets
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート積載装置に
関し、特に複写機などの画像形成装置に接続されて、そ
の画像形成装置から排出されるシート材を積載するシー
ト積載装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のシート積載装置を用い
て、丁合、仕分け等を行い、いわゆるノンソートでの大
量記録処理を行った場合には、各ビンごとの積載枚数の
上限まで連続的にシート材を積載し、各ビンの積載上限
枚数に達した後、順次ビンをシフト(移動)してシート
材を順次積載していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、シート
積載装置には、ノンソートトレイとその下に複数のソー
トビンが設けられているものがあり、上述の処理を少な
い枚数のときにも実行すると、シート材がノンソートト
レイの下のソートビンに積載されてしまうので、使用者
がシート材を取り出しにくいだけでソートビンを使って
ノンソートする効果が半減してしまう。一方、最上積載
手段のノンソートトレイにシート材を満載した状態で他
の積載手段であるソートビンにシート材を積載したとき
にはノンソートトレイ上のシート材の積載状態が乱れて
しまう可能性がある。
【0004】本発明は、上記の点に鑑みて成されたもの
で、その目的は、仕分ける必要のないシート材の総枚数
が少ないときにもシート材を容易に取り出すことがで
き、仕分ける必要のないシート材の総枚数が多いときに
は大量のシート材を積載することができ、かつシート材
の積載状態が乱れることのないシート積載装置を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、画像形成装置から排出されるシ
ート材を積載するシ−ト積載装置において、シート材を
積載する複数の積載手段と、前記積載手段に積載すべき
シート材の総枚数が第1所定枚数以下であるか否かを、
前記画像形成装置において画像形成開始指示がなされた
ことに応じて判別する判別手段と、シート材を仕分ける
モードが設定されていない場合、前記判別手段により前
記総枚数が前記第1所定枚数以下であると判別したこと
に応じて、シート材を前記複数の積載手段のうち最上位
置に設けられた積載手段に積載させ、前記判別手段によ
り前記総枚数が前記第1所定枚数を超えると判別したこ
とに応じて、最初に排出されたシート材を前記最上積載
手段以外の積載手段のいずれかに積載させ、前記積載手
段に第2所定枚数のシート材が積載されると、後続のシ
ート材を別の前記積載手段に積載させる制御手段と、を
有することを特徴とする。
【0006】ここで、好ましくは、前記積載手段を移動
させる移動手段を更に有し、前記制御手段は、前記積載
手段のいずれかにシート材を積載させるために前記移動
手段を制御する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。
【0008】図1は本発明の一実施の形態の基本構成を
示す。本図において、Aは制御手段であり、画像形成装
置から排出されるシート材を分類して収納するための複
数のシート収納手段を有するシート収納装置において、
シート材の分類を行わない処理モード時に、各シート収
納手段に対してシート収納手段が収納可能な最大枚数ま
でシート材を連続的に収納させ、当該シート収納手段に
シート材が最大枚数まで収納されたら、次段のシート収
納手段にシート材の収納動作を切換える第1動作の制御
を行う。
【0009】また、制御手段Aは、積載検知手段Bの検
知出力に応じて、シート収納手段の中で最上位置のシー
ト収納手段にシート材の収納動作を切換え、この収納動
作を以降継続する第2動作の制御を行う。
【0010】積載検知手段Bは制御手段Aの制御により
複数のシート収納手段の全てに、最大枚数のシート材が
積載収納されたことを検知する。
【0011】Cは最上位置のシート収納手段以外のシー
ト収納手段内に収納されているシート材が抜き取られた
ことを検知する抜き取り検知手段である。上記の制御手
段Aは最上位置のシート収納手段にシート材を収納して
いる上記の第2動作の期間中に抜き取り検知手段Cの検
知出力が発生したときには、再び上記の第1動作の制御
を実行する。
【0012】また、制御手段Aはシート材の収納動作を
前記最上位置のシート収納手段に切換える間、画像形成
装置のシート排出動作を禁止する制御を行う。
【0013】さらに、上記の制御手段Aは、最下位置の
シート収納手段から最上位置のシート収納手段に切換え
る間に、シート材の収納を1枚ずつ各シート収納手段に
対して行うように制御しても良い。
【0014】図2は本発明を適用可能な複写装置の内部
構成例を示す。本図において、100は複写装置本体、200
は両面記録の際に記録媒体(用紙)を裏返しにする両
面処理機能や同一記録媒体に対して複数回の記録を行う
多重記録機能を有するペディスタル、300 は原稿の自動
給送を行う循環式原稿給送装置(以下、RDF と称す
る)、400 はシート収納装置としての記録済の用紙を複
数のビンに収納する仕分け装置(以下ソータと称する)
であり、これらの200 〜400 の各装置は本体100 に対
し、自在に組合わせ使用ができる。
【0015】A.本体(100) 本体100 において、101 は原稿を載置する原稿台ガラ
ス、103 は原稿を照明する照明ランプ(露光ランプ)、
105,107,109 はそれぞれ原稿の反射光の光路を変更する
走査用反射ミラー(走査ミラー)、111 は合焦および変
倍機能を有するレンズ、113 は光路を変更する第4の反
射ミラー(走査ミラー)である。115 は光学系を駆動す
る光学系モータ、117,119 はそれぞれ光学系の位置を検
知するためのセンサである。
【0016】131 は感光ドラム、133 は感光ドラム131
を駆動するメインモータ、135 は高圧ユニット、137 は
ブランク露光ユニット、139 は現像器、140 は現像ロー
ラ、141 は転写帯電器、143 は分離帯電器、および145
はクリーニング装置である。
【0017】151 は上段カセット、153 は下段カセッ
ト、171 は手差し給紙口、155 および157 は給紙ロー
ラ、159 はレジストローラである。また、161 は画像記
録された記録紙を定着側へ搬送する搬送ベルト、163 は
搬送されてきた記録紙を熱圧着で定着させる定着器、16
7 は両面記録の際に用いるセンサである。
【0018】上述の感光ドラム131 の表面は光導電体と
導電体を用いたシームレス感光体から成り、このドラム
131 は回動可能に軸支されて、後述の複写開始キーの押
下に応答して作動するメインモータ133 により、本図の
矢印の方向に回転を開始する。次いで、ドラム131 の所
定回転制御および電位制御処理(前処理)が終了する
と、原稿台ガラス101 上に置かれた原稿は、第1走査ミ
ラー105 と一体に構成された照明ランプ103 により照明
され、その原稿の反射光は第1走査ミラー105 ,第2走
査ミラー107 ,第3走査ミラー109 ,レンズ111 ,およ
び第4走査ミラー113 を経てドラム131 上に結像する。
【0019】ドラム131 は高圧ユニット135 によりコロ
ナ帯電される。その後、照明ランプ103 により照射され
た像(原稿画像)がスリット露光され、公知のカールソ
ン方式でドラム131 上に静電潜像が形成される。
【0020】次に、感光ドラム131 上の静電潜像は、現
像器139 の現像ローラ140 により現像され、トナー像と
して可視化され、そのトナー像が転写帯電器141 により
後述のように転写紙上に転写される。
【0021】すなわち、上段カセット151 もしくは下段
カセット153 内の転写紙または手差し給紙口171 にカセ
ットされた転写紙は、給紙ローラ155 もしくは157 によ
り本体装置内に送られ、レジストローラ159 により正確
なタイミングをもって感光ドラム131 の方向に送られ、
潜像先端と転写紙の先端とが一致される。その後、転写
帯電器141 とドラム131 との間を転写紙が通過すること
により、ドラム131 上のトナー像が転写紙上に転写され
る。この転写終了後、転写紙はドラム131 から分離帯電
器143 により分離され、搬送ベルト161 により定着器16
3 に導かれ、加圧および加熱により定着され、その後、
排出ローラ165 により本体100 の外へ排出される。
【0022】転写後のドラム131 は、そのまま回転を続
行して、クリーニングローラおよび弾性ブレードで構成
されたクリーニング装置145 により、その表面が清掃さ
れる。
【0023】B.ペディスタル(200) ペディスタル200 は、本体100 から切り離すことがで
き、2,000 枚の転写紙を収納し得るデッキ201 および両
面コピー用中間トレイ203 とを有している。また、その
2,000 枚収納可能なデッキ201 のリフタ205 は、給紙ロ
ーラ207 に常に転写紙が当接するように、転写紙の量に
応じて上昇する。
【0024】また、211 は両面記録側ないし多重記録側
の経路と排出側経路との経路を切換える排紙フラッパ、
213,215 は搬送ベルトの搬送路、217 は転写紙押え用の
中間トレイおもりであり、排紙フラッパ211 、および搬
送路213,215 を通った転写紙は裏返しされて両面コピー
用中間トレイ203 に収納される。219 は両面記録と多重
記録の経路を切換える多重フラッパであり、搬送路213
と215 の間に配設され、上方に回動することにより転写
紙を多重記録用搬送路221 に導く。223 は多重フラッパ
219 を通る転写紙の末端を検知する多重排紙センサであ
る。225 は経路227 を通じて転写紙をドラム131 側へ給
紙する給紙ローラである。229 は機外へ転写紙を排出す
る排出ローラである。
【0025】両面記録(両面複写)時や多重記録(多重
複写)時には、まず、本体100 の排紙フラッパ211 を上
方に上げて複写済の転写紙をペディスタル200 の搬送路
213,215 を介して中間トレイ203 に格納する。このと
き、両面記録時には多重フラッパ219 を下げておき、多
重記録時には多重フラッパ219 を上げておく。この中間
トレイ203 は、例えば99枚までの複写紙を格納すること
ができる。中間トレイ203 に格納された転写紙は中間ト
レイおもり217 により押えられる。
【0026】次に行う裏面記録時、または多重記録時に
は、中間トレイ203 に格納されている転写紙が、下から
1枚ずつ給紙ローラ225 、おもり217 との作用により、
経路227 を介して本体100 のレジストローラ159 へ導か
れる。
【0027】C.RDF(循環式原稿給送装置)(300) RDF300において、301 は原稿束302 をセットする積載ト
レイであり、まず片面原稿時は半月ローラ304 および分
離ローラ303 によって、原稿束の最下部から1枚ずつ分
離し、搬送ローラ305 および全面ベルト306 によりプラ
テンガラス101の露光位置までパスI〜IIを介して搬
送した後停止し、複写動作がスタートする。そして複写
終了後はパスIIIを介して、搬送大ローラ307 により
パスVへ送られ、さらに排紙ローラ308 により、再び原
稿束302 の上面にもどされる。309 は原稿の一循環を検
知するリサイクルレバーであり、原稿給送開始時に原稿
束の上部に載せ、原稿が順次給送され、最終原稿の後端
がリサイクルレバー309 を抜ける時に、自重で落下した
ことで原稿の一循環を検知している。
【0028】次に両面原稿時は前述のように原稿を一旦
パスI,IIからIIIに導き、そこで、回動可能な切
換フラッパ310 を切換えることで原稿の先端をパスIV
に導き、搬送ローラ305 によりパスIIを通って全面ベ
ルト306 でプラテンガラス101 上に搬送した後停止させ
る。すなわち、搬送大ローラ307 により、パスIII〜
IV〜IIのルートで原稿の反転がされる構成である。
【0029】また、原稿束302 を1枚ずつパスI〜II
〜III〜VI〜VIを介してリサイクルレバー309 に
より一循検知されるまで搬送することで、原稿の枚数を
カウントすることもできる。
【0030】D.ソータ ソータ(400) は、25ビンのトレイを持ち、記録済用紙の
積載,仕分けを行う。ソータ動作モードにはノンソート
モード,ソートモード,グループモードがあり、複写装
置本体100 の操作パネル(表示・操作部)の複写開始キ
ー605(図3)が押されたときに、ソータ400 はそれ以前
に選択されていた動作モードに基き動作する。
【0031】ノンソートモード ノンソートモード時には、ソート収納開始後はビンシフ
トモータ420 は動作せず、ビンシフトは行われない。そ
のため、コピーされたシートは本体の排紙ローラ229 か
ら順次排出され、ノンソート排紙ローラ407 を通り、そ
のままトレイ418 に排出され積載される。
【0032】ソート・モード ソートモード時におけるソート動作は、最上位のビンが
ソート排紙ローラ405より上位にあるときは、ビンシフ
トモータ(ビン移動モータ)420 を動作させ、最上位の
ビンがソート排紙ローラ(排出ローラ)405 より低い位
置になるまでビン移動し、停止させる。この停止位置を
ソート・ホーム・ポジションという。続いて複写済のシ
ートは本体の排紙ローラ229 から順次排出され、ソータ
の搬送ローラ401 に入り、パス403 を介してソート排紙
ローラ405 から各ビン411 に排出される。また、シート
が各ビンに排出されるたびにビンシフトモータ420 によ
りビンを上昇または下降させ丁合を行っていく。
【0033】グループ・モード グループモード時における丁合動作は、まずソートモー
ド時と同様に、ビンシフトモータ420 を動作させビンを
ソートホームポジションまで移動させる。続いて、複写
されたシートは本体の排紙ローラ229 から順次排出され
ソータの搬送ローラ401 に入り、パス403 を介してソー
ト排紙ローラ405 より各ビン411 に排出される。また、
原稿が変わるたびにビンシフトモータ420 によりビンを
上昇または下降させ丁合を行っていく。
【0034】図3は上述の本体100 に設けられた操作パ
ネルの配置構成例を示す。操作パネルは、以下に述べる
ようなキー群600 とディスプレイ群700 とを有する。
【0035】E.キー群(600) 図3において、601 はアスタリスク(*) キーであ
り、オペレータ(使用者)が、綴じ代量の設定とか、原
稿枠消しのサイズ設定等の設定モードのときに用いる。
606 はオールリセットキーであり、標準モードに戻すと
きに押す。602 は予熱キーであり、本体100 の機械を予
熱状態にするときと、予熱状態を解除するときに押す。
また、オートシャットオフ状態から標準モードに復帰さ
せるときにもこのキー602 を押す。
【0036】605 は複写開始キー(コピースタートキ
ー)であり、複写を開始するときに押す。
【0037】604 はクリア/ストップキーであり、待機
(スタンバイ)中はクリアキー、複写記録中はストップ
キーの機能を有する。このクリアキーは、設定した複写
枚数を解除するときに押す。また*(アスタリスク)モ
ードを解除するときにも使用する。またストップキーは
連続複写を中断するときに押す。この押した時点での複
写が終了した後に、複写動作が停止する。
【0038】603 はテンキーであり、複写枚数を設定す
るときに押す。また*(アスタリスク)モードを設定す
るときにも使う。619 はメモリキーであり、使用者が頻
繁に使うモードを登録しておくことができる。ここでは
M1〜M4の4通りの登録ができる。
【0039】611 および612 は複写濃度キーであり、複
写濃度を手動で調節するときに押す。613 はAEキーであ
り、原稿の濃度に応じて、複写濃度を自動的に調節する
とき、またはAE(自動濃度調節)を解除して濃度調節を
マニュアル(手動)に切換えるときに押す。607 はカセ
ット選択キーであり、上段カセット151 ,中段カセット
153 ,下段ペーパーデッキ201 を選択するときに押す。
また、RDF300に原稿が載っているときには、このキー60
7 によりAPS(自動紙カセット選択)が選択できる。APS
が選択されたときには、原稿と同じ大きさのカセットが
自動選択される。
【0040】610 は等倍キーであり、等倍(原寸)の複
写をとるときに押す。616 はオート変倍キーであり、指
定した転写紙のサイズに合わせて原稿の画像を自動的に
縮小・拡大するときに押す。617 および618 はズームキ
ーであり、64〜142 %の間で任意の倍率を指定するとき
に押す。608 および609 は定形変倍キーであり、定形サ
イズの縮小・拡大を指定するときに押す。
【0041】626 は両面キーであり、片面原稿から両面
複写、両面原稿から両面複写、または両面原稿から片面
複写をとるときに押す。625 は綴じ代キーであり、転写
紙の左側へ指定された長さの綴じ代を作成することがで
きる。624 は写真キーであり、写真原稿を複写するとき
に押す。623 は多重キーであり、2つの原稿から転写紙
の同じ面に画像を作成(合成)する時に押す。
【0042】620 は原稿枠消しキーであり、使用者が定
形サイズ原稿の枠消しを行う時に押し、その際の原稿の
サイズはアスタリスクキー601 で設定する。
【0043】621 はシート枠消しキーであり、カセット
サイズの大きさに合わせて原稿の枠消しをする時に押
す。
【0044】622 はページ連写キーであり、原稿の左右
ページを、それぞれ別の用紙に分けて複写するときに押
す。
【0045】614 は排紙方法(ステイプル,ソート,グ
ループ)選択キーであり、記録後の用紙をステイプルで
綴じることのできるステイプラが接続されている場合
は、ステイプルモード,ソートモードの選択または解除
ができ、仕分けトレイ(ソータ)が接続されている場合
は、ソートモード,グループモードの選択または解除が
できる。
【0046】615 は紙折り選択キーで、A3やB4のサイズ
の記録済用紙を断面Z形に折るZ折りと、A3やB4サイズ
の記録済用紙を半分に折る半折りの選択および解除がで
きる。
【0047】F.ディスプレイ群(700) 図3において、701 は、LCD(液晶)タイプのメッセージ
ディスプレイであり、複写に関する情報を表示するもの
で、例えば5×7ドットで1文字をなし、40文字文メッ
セージと、定形変倍キー608,609 、等倍キー610 、ズー
ムキー617,618で設定した複写倍率を表示できる。この
ディスプレイ701 は半透過形液晶であって、バックライ
トに2色用いてあり、通常はグリーンのバックライトが
点灯し、異常時とか複写不能状態時にはオレンジのバッ
クライトが点灯する。
【0048】706 は等倍表示器であり、等倍を選択した
ときに点灯する。703 はカラー現像器表示器であり、セ
ピア現像器をセットすると点灯する。702 は複写枚数表
示器であり、複写枚数または自己診断コードを表示す
る。705 は使用カセット表示器であり、上段カセット15
1 ,中段カセット153 および下段デッキ201 のいずれが
選択されているかを表示する。
【0049】704 はAE表示器であり、AEキー613 により
AE(自動濃度調節)を選択したときに点灯する。709 は
予熱表示器であり、予熱状態のときに点灯する。オート
シャットオフ状態のときには、この表示器709 は点滅す
る。707 はレディ/ウェイト表示器であり、グリーンと
オレンジの2色LED であって、レディ時(コピー可能
時)にはグリーンが点灯し、ウェイト時(コピー不可
時)にはオレンジが点灯する。
【0050】708 は両面複写表示器であり、両面原稿か
ら両面複写,片面原稿から両面複写のいずれかを選択し
たときに点灯する。
【0051】なお、標準モードでRDF300を使用している
時では、複写枚数1枚,濃度AEモード,オート用紙選
択,等倍,片面原稿から片面複写の設定になる。RDF300
を未使用時の標準モードでは、複写枚数1枚,濃度マニ
ュアルモード,等倍,片面原稿から片面複写の設定とな
っている。RDF300の使用時と未使用時の差は、RDF300に
原稿がセットされているかどうかで決まる。
【0052】また、710 は電源ランプであり、電源スイ
ッチをオンすると点灯する。
【0053】G.ソータ制御装置(500) 図4に、図2の本実施例のソータ400 を制御するソータ
制御装置500 の回路構成例を示す。
【0054】図4に示すように、ソータ制御装置500
は、中央演算処理装置(CPU)501、読み出し専用メモリ(R
OM)503、ランダムアクセスメモリ(RAM)505、入力ポート
(I/O入力)507および出力ポート(I/O出力)509等からな
る。
【0055】ROM503には図6〜図12に示すような制御
プログラムが格納され、RAM505には入力データや作業用
データが記憶される。入力ポート507 には前述のノンソ
ートパスセンサS1等の各センサおよびスイッチが連結さ
れ、出力ポート509 には前述の搬送モータ409 等の負荷
が連結されている。CPU501はROM503にあらかじめ格納さ
れている制御プログラムに従ってバスを介して接続され
た各部を制御する。また、このCPU501はシリアルインタ
フェースを備えており、例えば後述の複写機本体のCPU
とシリアル通信を行って、複写機本体からの信号により
各部を制御する。
【0056】H.本体制御装置(800) 図5は図2の本実施例の本体100 の制御を行う本体制御
装置800 の回路構成例を示す。
【0057】図5において801 は本発明を実行するため
の演算制御を行う中央演算処理装置(CPU) であり、例え
ばNEC(日本電気(株)) 製のマイクロコンピュータV50
を使用する。803 は読み取り専用メモリ(ROM) であり、
CPU801はこのROM803に格納された制御手順に従ってバス
を介して接続された各構成装置を制御する。805 は入力
データの記憶や作業用記憶領域等として用いる主記憶装
置であるところのランダムアクセスメモリ(RAM) であ
る。
【0058】807 はメインモータ133 等の負荷にCPU801
制御信号を出力するインタフェース(I/O) であり、809
は画先センサ121 等の入力信号を入力してCPU801に送る
インタフェースであり、811 はキー群600 とディスプレ
イ群700 とを入出力制御するインタフェースである。こ
れらのインタフェース807,809,811 は例えばNEC の入出
力回路ポートμPD8255を使用する。
【0059】なお、ディスプレイ群700 は図3の各表示
器であり、LED やLCD を使用している。またキー群600
は図3の各キーであり、CPU801は周知のキーマトリック
スによってどのキーが押されたかがわかる。
【0060】I.動作の概要 次に、図6ないし図11に示すフローチャートを参照し
て、本実施例の動作について説明する。
【0061】まず、図6の全体のフローチャート(メイ
ンプログラム)に示すように、例えば複写機本体のコピ
ースタートキー605 が押され、複写動作が開始される
と、シリアルで複写機本体のCPU801からソータスタート
信号がソータ制御装置500 のCPU501へ送られる。ソータ
400 のCPU501は、この信号を待機しており(ステップ10
1)、ソータスタート信号が送られてくると、ステップ10
3 に進む。ステップ103では、次にソータスタート信号
がなくなるまでの1ジョブの間の動作のモードを決め、
モードデータをRAM505に格納する。
【0062】次に、確定した複写モードに基き、各部を
動作させる。すなわち、ステップ103 でソートモードで
あるか否かを判断し、ソートモードであればステップ10
5 のソートモード処理に進む。また、ステップ103 でソ
ートモードではないと判断した場合にはステップ107 に
進み、グループモードであるか否かを判断する。グルー
プモードであればステップ109 のグループモード処理に
進み、グループモードでなければステップ111 に進む。
【0063】ステップ111 では、複写枚数がノンソート
トレイでの積載許可枚数以下であるか否かを判断し、許
可枚数以下であれば、ノンソートモードであると判断し
てステップ113 のノンソートモード処理に進む。また、
ステップ111 で許可枚数を越えていると判断すればステ
ップ115 のビン411 内に分割して収納するスタックモー
ド処理に進む。
【0064】その後、上記のいずれかのモードの動作終
了後に、1ジョブ終了としてプログラムの制御は最初の
ステップ101 の待機ルーチンに戻る。
【0065】J.ソートモード 次に、図7のフローチャートを参照して、図6のステッ
プ105 のソートモードの動作手順について説明する。
【0066】まず、複写機本体100 のCPU801からのビン
ユニット411 をホームポジションへ戻すか否かのビンイ
ニシャル信号があるか否かを判断し(ステップ201)、ビ
ンイニシャル信号がある場合のみビンユニット411 をホ
ームポジションに移動し(ステップ203)、次にソート排
出口を選択するためにフラッパソレノイド416 をオフに
して(ステップ205)、ステップ207 に進む。
【0067】ステップ207 では複写機本体100 のCPU801
からのソータスタート信号が有るか否かを判断する。ソ
ータスタート信号があれば、ジョブは継続されているも
のとしてステップ209 に進行し、ソータスタート信号が
なければ1ジョブ終了として図6のメインルーチンのス
テップ101 に戻る。
【0068】ステップ209 では複写機本体100 のCPU801
からの排紙信号があるか否かを判断し、排紙信号があれ
ばステップ211 へ進行する。排紙信号がない場合はステ
ップ207 に戻り、再びソータスタート信号をチェックす
る。
【0069】ステップ211 ではビン411 内に複写済のシ
ートを排出する搬送動作を行い、その搬送動作終了後に
複写機本体100 のCPU801からのシフト方向反転信号の有
無を判断し(ステップ213)、シフト方向反転信号があれ
ばステップ215 でシフト方向を反転する。その後、ステ
ップ207 へ戻る。
【0070】ステップ213 でシフト方向反転信号がなけ
れば、ステップ217 に進んでビンシフトモータ420 をオ
ンにして1ビンシフトし、ステップ207 に戻る。
【0071】K.グループモード次に、図8のフローチ
ャートを参照して、図6のステップ109 のグループモー
ドの動作手順について説明する。
【0072】まず、複写機本体100 のCPU801からのビン
イニシャル信号があるか否かを判断し(ステップ401)、
ビンイニシャル信号がある場合のみビンユニット411 を
ホームポジションへ移動し(ステップ403)、次にソート
排出口を選択するためにフラッパソレノイド416 をオフ
にして(ステップ405)、ステップ407 に進む。
【0073】次に、ステップ407 では複写機本体100 の
CPU801からのソータスタート信号が有るか否かを判断す
る。ソータスタート信号があれば、ジョブは継続されて
いるものとして、ステップ409 に進行する。ソータスタ
ート信号がなければ、1ジョブ終了として図6のメイン
ルーチンのステップ101 に戻る。
【0074】ステップ409 では複写機本体100 のCPU801
からの排紙信号の有無を判断し、排紙信号があればステ
ップ411 に進行す。排紙信号がなければ、再びステップ
407に戻る。
【0075】ステップ411 ではビン411 内に複写済
のシートを搬送する搬送動作を行い、その搬送動作終了
後に、ステップ413 に進行する。ステップ413 では複写
機本体100 のCPU801からのビンシフト信号があるか否か
を判断して、ビンシフト信号がある場合のみステップ41
5 でビンユニット411 を1ビンだけシフトし、ステップ
407 に戻る。
【0076】L.ノンソートモード 次に、図9のフローチャートを参照して、図6のステッ
プ113 のノンソートモードの動作手順について説明す
る。
【0077】ノンソートモードでは、複写済のシートは
ビンカバー418 の上に排紙されるため、ビンユニット41
1 をホームポジションである最下位まで移動し(ステッ
プ501)、ノンソート排紙ローラ407 からシートを排出す
るために、フラッパソレノイド416 をオンにする(ステ
ップ502)。
【0078】次に、複写機本体100 のCPU801からのソー
タスタート信号の有無を判別する(ステップ503)。ソー
タスタート信号がある場合は、ステップ504 に進み、複
写機本体100 のCPU801からの排紙信号の有無を判断し、
排紙信号があればステップ505 に進んでシートを排出す
る搬送動作を行った後に、ステップ503 に戻る。一方、
排紙信号がなければ、そのままステップ503 に戻る。
【0079】また、ステップ503 でソータスタート信号
がないと判断した場合は、1ジョブ終了としてステップ
506 に進み、フラッパソレノイド416 をオフにして図6
のメインルーチンのステップ101 に戻る。
【0080】M.搬送動作 次に、図10のフローチャートを参照して図7〜図9の
ステップ211,411,505の搬送動作の詳細につ
いて説明する。
【0081】搬送動作において、複写機本体100 か
らソータ400 が複写済のシートを受け取る場合に、搬送
モータ409 をオンにして、ソータ400 の搬送速度を複写
機本体100 のプロセススピードに同調させる(ステップ
310)。次に、フラッパソレノイド416 がオンされている
か否か、すなわちソート排出ローラ405 とノンソート排
出ローラ407 のどちらが選択されているかを判断する
(ステップ302)。フラッパソレノイド416 がオンしてい
れば、ノンソート排出ローラ407 が選択されているの
で、ノンソートパスセンサS1が検知するステップ303 へ
進み、またフラッパソレノイド416 がオフしていればソ
ート排出ローラ405 が選択されているのでソートパスセ
ンサS2が検知するステップ304 へ進む。
【0082】ステップ303 およびステップ304 では、各
々ノンソートパスセンサS1、ソートパスセンサS2がオン
するまで待ち、オンした後にステップ305 に進行する。
【0083】ステップ305 では搬送モータ409 を排出時
制御する地点を計測するためのカウンタをセットする。
その後、ステップ305 でセットされたカウンタがカウン
トを終了したか否かを判断し(ステップ306)、カウンタ
がカウントアップしたら搬送モータ409 をオフにして動
作を終了する(ステップ307)。
【0084】N.スタックモード 次に、図11のフローチャートを参照して図6のステッ
プ115 のスタックモードの動作手順について説明する。
【0085】本発明の特徴を示すノンソートでの大量複
写を行う本スタックモードでは、ビンユニット411 のビ
ン内に積載可能な枚数までシートを排出し、その後1ビ
ンシフトして、また積載可能な枚数までシートを排出す
るという動作を繰返す。
【0086】まず、ビンユニット411 をホームポジショ
ンに戻し(ステップ601)、次に1ビン当りの収納枚数を
カウントするためにスタックシフト用カウンタをセット
する(ステップ603)。
【0087】その後、ジョブが継続されているか否かを
判断するために、ソータスタート信号の有無のチェック
を行う(ステップ605)。もし、ソータスタート信号があ
れば、ジョブは継続されているものと判断して、ステッ
プ607 に進行する。ソータスタート信号がなければ、ジ
ョブ終了と判断して、ステップ637 に進行してフラッパ
ソレノイド416 をオフにし、図6のメインルーチンのス
テップ101 に戻る。
【0088】ステップ607 では複写機本体100 のCPU801
からの排紙信号が有るか否かをチェックして、排紙信号
が有るならばステップ609 へ進行し、排紙信号がなけれ
ばステップ605 に戻る。ステップ609 では複写機本体10
0 から排出されてきたシートをビン内に搬送する搬送動
作(図10参照)を行い、次いでビン内のシートの枚数
を数えるためにスタックシフト用カウンタをカウントす
る(ステップ611)。
【0089】次のステップ613 ではステップ611 でカウ
ントされたスタックシフト用カウンタがカウントアップ
したか否かを判断し、カウントアップしていなければス
テップ605 に戻り、カウントアップしていればそのビン
は積載上限枚数に達したものと判断してステップ615 に
進行する。
【0090】ステップ615 では現在の位置が最下ビンで
あるか否かを判断する。もし、最下ビンでなければ、次
のビンに移動するために1ビンシフトをし(ステップ61
7)、移動したビンでのシート枚数のカウントのために、
スタックシフト用カウンタを再びセットして(ステップ
619)、ステップ605 に戻る。
【0091】ステップ615 で最下ビンであると判断した
場合には、すでにビン内には紙が最大限に積載されてい
ることになる。今までのシート収納装置であれば、ここ
で複写機本体100 のCPU801に対してソータ制御装置500
のCPU501からアラーム信号を出し、複写機本体100 の動
作を停止させるか、もしくは最下ビンに残ったすべての
シートを排出して最終的にはジャム(紙詰り)を起こす
というような動作をしていた。
【0092】しかし、本発明の実施の形態では、ここで
1度ビンユニット411 を最上ビンまで戻して残り枚数の
シートを取り出しが容易であるノンソートトレイ418 に
出して、その間にビン内の紙束を抜き取ってもらうこと
により、再びビン内に複写済シートを排出し、これによ
りシート処理枚数の上限の解消を図っている。
【0093】まず、ステップ615 で最下ビンであると判
断した場合はステップ621 に進み、ステップ621 ではス
テップ605 と同様に1ジョブが継続されているか否かを
ソータスタート信号の有無により判断し、ソータスター
ト信号があればステップ623に進行し、ソータスタート
信号621 がなければ、ステップ637 に進行する。ステッ
プ637 ではフラッパソレノイド416 をオフにし、図6の
メインルーチンに戻る。
【0094】ステップ623 では複写機本体100 のCPU801
からの排紙信号が有るか否かを判断し、排紙信号があれ
ばステップ625 へ進行し、排紙信号がなければステップ
621へ進行する。
【0095】ステップ625 では複写済シートをビン内へ
搬送する搬送動作(図10参照)を行い、次いでステッ
プ627 で最上ビンまで戻ったか否かの判断を行う。も
し、まだ最上ビンまで戻っていなければ、ステップ629
に進行して1ビン逆シフトを行って、ステップ621 に戻
る。
【0096】また、ステップ627 で最上ビンまで戻って
いると判断したならば、以降、ビン内のシート(紙)が
抜かれるまでのシート材をノンソートトレイ418 に排出
するために、フラッパソレノイド416 をオンにし(ステ
ップ631)、ビン内紙センサS3によりビン内に紙があるか
否かを判断して(ステップ633)、もしまだ紙がビン内に
あればステップ621 へ戻り、また紙がビンから抜き取ら
れていれば、ステップ635 へ進行する。
【0097】ステップ635 では再びビン内に紙を排出す
るためにフラッパソレノイド416 をオフにして、ステッ
プ603 に戻る。
【0098】このように、本実施例では最下ビンまで積
載を終了した後に、1ビンずつ逆方向にソートをして最
上ビンに戻している。これは複写機本体100 の処理能力
を落すことなく最上ビンまで戻すためであるが、複写機
本体100 の処理動作を一度中断させて、ビンユニット41
1 を最上ビンまで戻し、再び複写機本体100 を動作させ
て以降の複写済シートをノンソートトレイ418 に排出し
ても良い。
【0099】O.他の実施例 図11の実施例では、ビン内に最大限のシートを載置し
た後に、逆方向にビンをソートしながらビンをホームポ
ジションまで戻しているが、図12のフローチャートで
示すように、最大限にシートを載置した後に、複写機本
体100 を一度停止させてビンをホームポジションに戻
し、ノンソートトレイ418 へのシート排出を選択した後
で、複写機本体100 を再スタートさせてもよい。
【0100】図12の動作を説明すると、まず、ビンユ
ニット411 をホームポジションへ戻し(ステップ701)、
次にビン内に排出される枚数をカウントするスタックシ
フト用カウンタをセットする(ステップ703)。
【0101】次いで、ソータスタート信号の有無を判断
して(ステップ705)、ソータスタート信号があればステ
ップ707 に進行し、ソータスタート信号がなければステ
ップ739 に進行する。ステップ739 では、フラッパソレ
ノイド416 をオフにして、図6のメインルーチンのステ
ップ101 に戻る。
【0102】また、ステップ707 では複写機本体100 の
CPU801からの排紙信号の有無を判断し、排紙信号が有る
ならばステップ709 へ進行し、排紙信号がなければステ
ップ705 に戻る。ステップ709 では複写機本体100 から
排出されてきたシートをビン内に排出する搬送動作(図
10参照)を行い、次いでビン内に排出したシートの枚
数を数えるためにスタックシフト用カウンタをカウント
する(ステップ711)。
【0103】その後、スタックシフト用カウンタがカウ
ントアップされたか否かを判断し(ステップ713)、カウ
ントアップしていればステップ715 に進行し、またカウ
ントアップしていなければステップ705 に戻る。
【0104】ステップ715 では現在の位置が最下ビンで
あるか否かを判断し、もし最下ビンであれば最大枚数ま
でシートを積載したと判断してステップ721 に進行し、
また最下ビンでなければ次のビンに移動するための1ビ
ンシフトを行い(ステップ717)、スタックシフト用カウ
ンタを再びセットして(ステップ719)、ステップ705に
戻る。
【0105】各ビンに最大積載枚数までシートを積載し
た後は、複写機本体100 を停止して、ビンをホームポジ
ションまで戻し、次いで複写機本体100 を動作再開させ
る。そのため、まず、最初に複写機本体100 を一時停止
させるために、本体停止要求信号をソータ制御装置500
のCPU501から複写機本体100 のCPU801に対して出力する
(ステップ721)。その後、ビンをホームポジションへ戻
し(ステップ723)、戻し終ったら複写機本体100 を再び
動作させるために、上記の本体停止要求信号を解除して
(ステップ725)、ノンソートトレイ418 を選択するため
にフラッパソレノイド416 をオンにする(ステップ72
7)。
【0106】その後、ソータスタート信号の有無をチェ
ックして(ステップ729)、スタート信号があればステッ
プ731 へ進行し、またスタート信号がなければステップ
739へ進行する。ステップ731 では複写機本体100 のCPU
801からの排紙信号の有無を判断し、排紙信号があれば
ステップ733 へ進行し、排紙信号がなければステップ72
9 へ進行する。
【0107】ステップ733 では複写済シートをノンソー
トトレイ418 に排出する搬送動作(図10参照)を行
い、次にビン内にシートが有るか否かを判断し(ステッ
プ735)、シートがビン内にあればステップ729 に戻る。
ビン内にシートがなければ、ステップ735 からステップ
737 に進行して、再びビン内にシートを排出するために
フラッパソレノイド416 をオフにして、ステップ703 に
戻る。
【0108】以上説明したように、本発明の実施の形態
によれば、ビン内に積載可能な最大限の枚数を各ビンご
との積載枚数の上限まで連続的に載置し、その上限に達
した時点で順次ビンをシフトして積載する手順により最
下部まで達した後、ビンを最上部まで戻し、以降のシー
ト材をビンの最上部に排出するような制御を行うので、
シート収納装置が処理できる枚数を増加させることがで
きる。
【0109】本発明の実施の形態では、さらに、上記制
御において、ビンが最下部から最上部まで戻す間、シー
トの収納をビンごとに1枚ずつ行うようにしたので、シ
ート収納および画像形成(複写処理)の処理スピートを
落さずに処理枚数を増加させることができる。
【0110】本発明の実施の形態では、またさらに、上
記状態の間にビンの最上部以外のビン内の紙が抜き取ら
れたことを検知して、再び上記の制御によりビン内へ排
出することを繰返すように制御するので、シート収納装
置が処理できる枚数を飛躍的に増加させることができ
る。
【0111】また、本発明の実施の形態では、シート収
納動作開始をビンが最上部にあるところから、下降しな
がら行っているが、開始時点で一旦ビンを最下部にして
から、その後上昇しながら連続的に収納していき、最上
部で以降の多数のシート排出を受けても上記と同様の効
果が得られる。
【0112】また、本発明の実施の形態ではビン移動型
での例を記載したが、ビン固定型のものでも同様の制御
を行い、同様に効果が得られることは勿論である。
【0113】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
仕分ける必要のないシート材の総枚数が少ないときには
最上位置に設けられた積載手段に積載するので、シート
材を容易に取り出すことができ、仕分ける必要のないシ
ート材の総枚数が多いときには複数の積載手段を使って
シート材を積載するので、大量のシート材を積載するこ
とができ、また、最上積載手段に満載した状態で他の積
載手段にシート材を積載したときには最上積載手段上の
シート材の積載状態が乱れてしまう可能性があるが、総
枚数が多いときに複数の積載手段を使ってシート材を積
載する場合には最上積載手段以外の積載手段からシート
材を積載していくのでこのようなことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の基本構成を示す機能ブロ
ック図である。
【図2】本発明の実施の形態の画像形成装置(複写装
置)とシート収納装置(ソータ)の全体の内部構成を示
す概略断面図である。
【図3】図2の本発明の実施の形態の複写装置上に配設
された操作パネルのキー群とディスプレイ群の配置構成
例を示す平面図である。
【図4】図2の本発明の実施の形態のソータの制御装置
の回路構成例を示すブロック図である。
【図5】図2の本発明の実施の形態の複写装置本体の制
御装置の回路構成例を示すブロック図である。
【図6】図4のCPU が実行する本発明の実施の形態の動
作手順の全体を示すフローチャートである。
【図7】図4のCPU が実行する本発明の実施の形態のソ
ートモードの動作手順を示すフローチャートである。
【図8】図4のCPU が実行する本発明の実施の形態のグ
ループモードの動作手順を示すフローチャートである。
【図9】図4のCPU が実行する本発明の実施の形態のノ
ンソートモードの動作手順を示すフローチャートであ
る。
【図10】図4のCPU が実行する本発明の実施の形態の
搬送動作の動作手順を示すフローチャートである。
【図11】図4のCPU が実行する本発明の実施の形態の
スタックモードの動作手順を示すフローチャートであ
る。
【図12】図4のCPU が実行する本発明の実施の形態の
スタックモードの他の動作手順を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
100 複写装置本体(画像形成装置) 200 ペディスタル 229 排紙ローラ 300 RDF(循環式原稿給送装置) 400 ソータ(シート収納装置) 401 搬送ローラ 403 パス 405 ソート排紙ローラ 407 ノンソート排紙ローラ 409 搬送モータ 411 各ビン(ビンユニット) 416 フラッパソレノイド 418 トレイ(ノンソートトレイ) 420 ビンシフトモータ(ビン移動モータ) 500 ソータ制御装置 501 CPU(中央演算処理装置) 503 ROM(読み出し専用メモリ) 505 RAM(ランダムアクセスメモリ) 507 入力ポート(I/O入力) 509 出力ポート(I/O出力) 600 (601〜626) キー群 700 (701〜710) ディスプレイ群 800 本体制御装置 801 CPU S1 ノンソートパスセンサ S2 ソートパスセンサ S3 ビン内紙センサ S4 ビンホームポジションセンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−83983(JP,A) 特開 昭60−19653(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 1/00 - 3/68 B65H 39/00 - 39/16

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置から排出されるシート材を
    積載するシ−ト積載装置において、 シート材を積載する複数の積載手段と、 前記積載手段に積載すべきシート材の総枚数が第1所定
    枚数以下であるか否かを、前記画像形成装置において画
    像形成開始指示がなされたことに応じて判別する判別手
    段と、 シート材を仕分けるモードが設定されていない場合、前
    記判別手段により前記総枚数が前記第1所定枚数以下で
    あると判別したことに応じて、シート材を前記複数の積
    載手段のうち最上位置に設けられた積載手段に積載さ
    せ、前記判別手段により前記総枚数が前記第1所定枚数
    を超えると判別したことに応じて、最初に排出されたシ
    ート材を前記最上積載手段以外の積載手段のいずれかに
    積載させ、 前記積載手段に第2所定枚数のシート材が積載される
    と、後続のシート材を別の前記積載手段に積載させる制
    御手段と、 を有することを特徴とするシート積載装置。
  2. 【請求項2】 前記積載手段を移動させる移動手段を更
    に有し、 前記制御手段は、前記積載手段のいずれかにシート材を
    積載させるために前記移動手段を制御することを特徴と
    する請求項1記載のシート積載装置。
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