JP2003262994A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003262994A
JP2003262994A JP2002065818A JP2002065818A JP2003262994A JP 2003262994 A JP2003262994 A JP 2003262994A JP 2002065818 A JP2002065818 A JP 2002065818A JP 2002065818 A JP2002065818 A JP 2002065818A JP 2003262994 A JP2003262994 A JP 2003262994A
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paper
sheet
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sheets
unit
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Application number
JP2002065818A
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English (en)
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Toshiyuki Nakade
敏之 中出
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Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Mita Corp
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  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザが給紙カセットに収容した用紙の種類
を認識しておかなくても、複数種類の用紙を所望の順序
で的確に排出することができるようにする。 【解決手段】 異なる種類の用紙を混載して所望の順序
で排出可能な画像形成装置において、排出したい用紙の
種類が指定されると(S2)、その種類の用紙が収容さ
れた給紙カセットを、予めユーザが設定しておいた用紙
種類と当該種類の用紙が収容されている給紙カセットと
の対応情報に基づいて判別し(S3)、当該判別した給
紙カセットに収容されている用紙が排出されるように制
御する(S4)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、異なる種類の用紙
を混載して所望の順序で排出可能な画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、異なる種類の用紙(例えば、
普通紙,カラー紙,厚紙等)を混載して所望の順序で排
出可能な画像形成装置が知られている。このような画像
形成装置として、インターシート収容用の専用カセット
を別個に設けることなく、画像形成装置に設けられてい
る複数の給紙カセットの内の一つをインターシート用の
カセットに設定して使用可能にした画像形成装置が提案
されている。更には、特開平9-152813号公報に示される
ように、収容されている用紙がインターシートである旨
を示す機能を給紙カセットにもたせ、複数の給紙カセッ
トの中からインターシートが収容されているカセットを
制御手段が自動的に判別するようにした画像形成装置も
提案されている。この画像形成装置は、インターシート
機能実行時に、使用者による給紙カセットの選択ミスが
少なくなる効果がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】今日では、オンデマン
ド製本等のニーズ増加に伴い、カラー紙,模様入り用
紙,薄紙等の様々な種類の用紙を混載して排出可能とす
ることが望まれているが、上記の画像形成装置では、イ
ンターシートが収容されている給紙カセットの自動判別
は可能であるものの、当該カセットに収容されている用
紙の種類までは判別できない。そのため、ユーザは当該
給紙カセットに収容した用紙の種類を自分で認識してお
かなければ、所望種類の用紙を混載して排出することが
できない。
【0004】また、複数種類の用紙を所望の順序で混載
して排出したい場合、各種類の用紙をそれぞれ別個の給
紙カセットに収容しておき、印刷時には給紙カセットを
指定することによって所望種類の用紙を選択することに
なるため、どの給紙カセットにどの種類の用紙が収容さ
れているかをユーザが自分で認識しておかなければ、所
望種類の用紙を的確に混載して排出することはできな
い。このように各給紙カセットに収容した各用紙種類を
ユーザが全て認識しておくことは大きな負担となるた
め、更なる使い勝手の向上が望まれている。
【0005】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、ユーザが給紙手段に収容した用
紙の種類を認識しておかなくても、複数種類の用紙を所
望の順序で的確に混載して排出することができる画像形
成装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載の発明は、異なる種類の用紙を混載し
て所望の順序で排出可能な画像形成装置において、各種
用紙が収容される複数の給紙手段と、ユーザが収容する
用紙の種類を各給紙手段毎に設定可能な収容用紙種類設
定手段と、前記収容用紙種類設定手段で設定された各給
紙手段と収容用紙の種類との対応を記憶する記憶手段
と、排出したい用紙の種類をユーザが1枚単位で指定可
能な排出用紙指定手段と、前記排出用紙指定手段で指定
された種類の用紙が収容されている給紙手段を、前記記
憶手段に記憶されている前記各給紙手段と収容用紙の種
類との対応に基づいて判別し、当該判別した給紙手段に
収容されている用紙が排出されるように制御する制御手
段とを備えるものである。
【0007】この構成によれば、ユーザは、給紙手段に
収容した用紙の種類を収容用紙種類設定手段により当該
給紙手段に対応付けて設定しておけば、印刷時には、排
出したい用紙の種類を排出用紙指定手段で指定するだけ
で、所望の用紙を排出することができる。これにより、
ユーザは、給紙手段に収容した用紙の種類を認識してお
かなくても、排出したい用紙種類を指定するだけで、複
数種類の用紙を所望の順序で的確に排出することができ
る。
【0008】また、排出する用紙を1枚単位で様々な種
類に変更する複雑な設定を行う場合、所望種類の用紙が
収容されている各給紙カセットを、用紙を排出する枚数
目を設定する度に思い出す作業は非常に煩雑となり、ユ
ーザに大きな負担となるが、この構成によれば、排出し
たい用紙の種類及び順序を設定するだけの簡単な操作の
みによって、複数種類の用紙を的確に所望順序で混載し
て排出できる。よって、用紙種類及び順序の設定時にユ
ーザに与える負担が軽減され、使い勝手が大幅に向上す
る。
【0009】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の画像形成装置であって、前記排出用紙指定手段
で指定された用紙種類が、前記収容用紙種類設定手段で
設定されていない用紙種類であると前記制御手段が判断
したとき、指定不可能の旨を警告する警告手段を更に備
えるものである。
【0010】この構成によれば、給紙手段に収容されて
いない用紙の種類をユーザが指定すると、警告手段によ
って指定不可能の旨が警告されるので、使用者による用
紙種類の指定ミスが減少する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態に係る
画像形成装置について図面を参照して説明する。図1は
本発明に係る画像形成装置の概略構成を示す模式図であ
る。図1に示すように、本発明に係る画像形成装置の一
例である複写機1では、複写機本体2内において、帯電
装置3により図中のA方向に回転する感光体ドラム(感
光体又は像担持体)4が一様に帯電され、原稿読取装置
5で読み取られた原稿画像に基づく露光装置(レーザ走
査ユニット等)6からのレーザビームにより感光体ドラ
ム4上に静電潜像が形成され、現像装置7により静電潜
像に現像剤(以下、トナーという)が付着されてトナー
像が形成される。この現像装置7へのトナーの供給は、
トナーコンテナ8から行われる。
【0012】上記のようにトナー像が形成された感光体
ドラム4に向けて、給紙機構9から用紙が用紙搬送路1
0を経由して搬送され、転写ローラ11により感光体ド
ラム4表面のトナー像が用紙に転写される。そして、ト
ナー像が転写された用紙は感光体ドラム4から分離さ
れ、定着ローラ対を有する定着装置12に搬送されてト
ナー像が定着される。定着装置12を通過した用紙は、
複数方向に分岐した用紙搬送路13に送られて、用紙搬
送路13の分岐点で分岐部材によって搬送方向が振り分
けられ、そのまま(或いは、用紙搬送路17に送られて
両面コピーされた後に)、上シートトレイ102a、下
シートトレイ102b又はシートトレイ103の用紙排
出部から排出される。なお、16はクリーニング部であ
り、感光体ドラム4上の残留トナー等を除去するもので
ある。
【0013】給紙機構9は、複写機本体2に着脱自在に
取り付けられ、用紙を収納する給紙カセット91,9
2,93と、その上方に設けられるスタックバイパス
(手差しトレイ)94とを備えてなり、これらは用紙搬
送路10によって感光体ドラム4及び現像装置7等から
なる画像形成部に繋がっている。本発明に係る複写機1
は、給紙カセット91,92,93及びスタックバイパ
ス94を、通常印刷を行う普通紙用の給紙カセットとし
て用いる他、インターシート用の用紙又はカバー紙等の
普通紙とは異なる種類の用紙が収容される給紙カセット
として用いることが可能である。
【0014】図2は上記複写機1の概略構成を示すブロ
ック図である。複写機1には、複写機1全体の制御を司
る制御装置(特許請求の範囲の制御手段として機能)2
0が備えられている。制御装置20は、帯電装置3、露
光装置6、及び現像装置7と、定着装置12と、転写ロ
ーラ11及び転写バイアス部等からなる転写装置15と
を制御する。また、制御装置20は、感光体ドラム4を
駆動するドラムモータ21と、トナー像転写後に感光体
ドラム4表面の残留電荷を除去する除電装置22と、給
紙機構9から上記画像形成部に用紙を搬送する給紙ロー
ラを駆動する給紙モータ23と、画像形成部から用紙排
出部に向けて用紙を搬送する用紙搬送機構24と、原稿
読取装置5とを駆動制御する。制御装置20には、RO
M251及びRAM252を含むメモリ25も接続され
ており、制御装置20はROM251に記憶されている
プログラムに従って装置各部の制御を行う。
【0015】制御装置20には、印刷指示入力用のプリ
ントキー,印刷枚数等の入力用のテンキー等からなる操
作部27と、複写機1で操作可能な各機能,用紙詰まり
等のトラブル状況等を表示する液晶パネル等からなる表
示装置28とが接続されている。本発明では、表示装置
28には、給紙カセット91,92,93及びスタック
バイパス94と、それらに収容する用紙の種類との対応
を設定するために必要な表示、及び排出する用紙の種類
選択や排出順序(何枚目に排出するか)の指定を促す表
示がされる。表示装置28には、各種メッセージの表示
部分をタッチすることで、対応する指示が制御装置20
に入力されるタッチパネルが備えられている。
【0016】複数種類の用紙を所望の順序で混載して排
出する場合の手順について説明する。複数種類の用紙を
所望の順序で混載して排出する場合、用紙種類と当該
用紙を収容する給紙カセットとの対応を予め設定する操
作、排出したい用紙の種類を指定する操作、各種類
の用紙の排出順序を指定する操作、を行う。これら〜
の操作が行われると、制御装置20が、で設定され
た各給紙カセットと用紙種類との対応に基づいて、で
指定された種類の用紙が収容されている給紙カセットを
判別し、この判別した給紙カセットに収容されている用
紙がで指定された順序で排出されるように給紙及び用
紙搬送機構を制御する。なお、本実施形態でいう用紙排
出機能は、インターシート機能、カバー紙排出機能、及
びOHP合い紙挿入機能等を含むものである。
【0017】用紙の種類と、当該用紙を収容した給紙カ
セットとの対応を設定する操作(上記の操作)につい
て説明する。図3は当該設定を行う場合の表示装置28
の表示画面を示す図であり、(a)は給紙カセット選択
画面、(b)は用紙種類選択画面を示す図である。図4
は各給紙カセットとそれに収容される用紙種類との対応
を示す図である。
【0018】表示装置28の表示画面を給紙カセット選
択画面281(図3(a))に切り換えると、設定を行
う給紙カセットの選択を促す表示がされる。給紙カセッ
ト選択画面281には、設定対象となる給紙カセットが
表示される。給紙カセット選択画面281において、
「手差し」はスタックバイパス94、「カセット1」は
給紙カセット91、「カセット2」は給紙カセット9
2、「カセット3」は給紙カセット93を表す。
【0019】給紙カセット選択画面281で、例えば、
「手差し用紙タイプ」の表示部分を押すと、「手差し用
紙タイプ」の表示部分が色付表示され(図3(a)の状
態)、スタックバイパス94が選択されたものとされ
る。この後、表示画面は用紙種類選択画面282(図3
(b))に切り替わる。
【0020】用紙種類選択画面282には複数の用紙種
類(厚紙,カラー紙,OHPシート等)が表示される。
この用紙種類選択画面282において、例えば、「厚
紙」の表示部分を押すと、「厚紙」の表示部分が色付表
示され、スタックバイパス94に収容する用紙種類が厚
紙に設定される。給紙カセット91,92,93につい
ても同様の操作により、収容する用紙の種類を設定す
る。以上の操作により、給紙カセットとそれに収容され
る用紙種類との対応が設定され、各給紙カセットと用紙
種類との対応情報(図4に一例を示す)は上記RAM2
52に格納される。
【0021】排出したい用紙種類を指定する操作(上記
の操作)、及び各種用紙の排出順序を指定する操作
(上記の操作)について説明する。図5はインターシ
ート機能設定を行う場合における表示装置28の表示画
面を説明する図であり、(a)は機能選択画面、(b)
は排出用紙の印刷選択画面、(c)は排出位置指定画
面、(d)は用紙種類選択画面を示す図である。
【0022】インターシート機能を実行する際における
上記及びの操作を説明する。表示装置28の表示画
面を機能選択画面283(図5(a))に切り換える
と、どの用紙排出機能を選択するかを促す表示がされ
る。この機能選択画面283には、当該複写機1で実行
可能なインターシート機能、カバー紙排出機能、OHP
合い紙機能等の各用紙排出機能が表示される。
【0023】機能選択画面283において、例えば、
「インターシート」の表示部分を押すと、インターシー
ト機能が選択されたものとされる。この後、表示画面は
排出用紙の印刷選択画面284(図5(b))に切り換
わる。印刷選択画面284には、両面印刷を示す「表裏
印刷」,表面のみの印刷を示す「表印刷/裏印刷無
し」,裏面のみの印刷を示す「裏印刷/表印刷無し」,
両面印刷無しを示す「表裏印刷無し」の表示がされる。
この印刷選択画面284において、所望の印刷方式、例
えば、「表印刷/裏印刷無し」の表示部分を押すと、イ
ンターシートに対する印刷方式が表面のみの印刷に設定
される。この後、表示画面は、排出用紙の排出位置指定
画面285(図5(c))に切り換わる。
【0024】挿入排出指定画面285では、「何枚目に
排出するかをテンキーで入力してください」の旨のメッ
セージが表示される。ここでユーザがテンキーから所望
の枚数目を入力すると、入力した枚数目が表示される
(図5(c)では第2枚目を指定)。この状態で「終
了」表示部分を押すと、インターシートを排出する枚数
目が指定され、表示画面は排出用紙の種類選択画面28
6(図5(d))に切り換わる。
【0025】排出用紙の種類選択画面286には、複数
の用紙種類(厚紙,カラー紙,OHPシート等)が表示
される。この種類選択画面286において、所望の用紙
種類、例えば、「カラー紙」の表示部分を押すと、イン
ターシートに使用する用紙種類がカラー紙に設定され
る。
【0026】同様の操作を繰り返して所望する枚数目の
全てに行うことによって、1枚単位で異なる種類の用紙
を排出するように設定することができる。
【0027】次に、カバー紙排出機能を実行する際の上
記及びの操作について説明する。図6はカバー紙排
出機能設定を行う場合の表示装置28の表示画面を示す
図であり、(a)は機能選択画面、(b)は表カバー印
刷選択画面、(c)は裏カバー印刷選択画面、(d)は
カバー紙の用紙種類選択画面を示す図である。
【0028】機能選択画面283(図6(a))におい
て、「カバー」の表示部分を押すと、カバー紙排出機能
が選択されたものとされる。この後、表示画面は表カバ
ーの表カバー印刷選択画面287(図6(b))に切り
換わる。この表カバーの表カバー印刷選択画面287
で、所望の印刷方式、例えば、「表印刷/裏印刷無し」
の表示部分を押すと、表カバー紙の印刷方式が表面のみ
の印刷に設定される。この後、表示画面は裏カバーの裏
カバー印刷選択画面288(図6(c))に切り換わ
る。
【0029】裏カバーの裏カバー印刷選択画面288
で、所望の印刷方式、例えば、「表印刷/裏印刷無し」
の表示部分を押すと、裏カバー紙の印刷方式が表面のみ
の印刷に設定される。なお、裏カバー印刷選択画面28
8では、裏カバーを排出しない「裏カバー無し」の表示
もされる。この後、表示画面はカバー紙の用紙種類選択
画面289(図6(d))に切り換わる。
【0030】カバー紙の用紙種類選択画面289で、所
望の用紙種類、例えば、「厚紙」を押すと、表裏カバー
の用紙種類が厚紙に設定される。このようにして表裏カ
バーの用紙種類が設定されると、表カバーとして設定さ
れた種類の用紙が排出用紙の第1枚目に配され、裏カバ
ーとして設定された種類の用紙が排出用紙の最終枚目に
配される。
【0031】上述した操作によって、インターシート及
びカバー紙に使用する用紙の種類及び排出枚数目(排出
位置)が設定されると、排出枚数目,用紙種類,当該種
類の用紙が収容された給紙カセットの対応が図7のよう
に設定され、この対応情報は上記RAM252に格納さ
れる。図7は排出枚数目,用紙種類及び当該種類の用紙
が収容された給紙カセットの対応を示す図である。な
お、図7は、上述した排出枚数目設定の他に第4枚目に
もインターシートを排出する設定がされ、他ページは普
通紙を用いた印刷が行われるように設定された例を示し
ている。
【0032】上記設定に基づいた用紙排出制御を伴う印
刷について説明する。図8は当該用紙排出制御を伴う印
刷における処理の概略を示すフローチャートである。印
刷時に用紙排出制御を実行する場合、制御装置20は、
これから排出しようとする何枚目の原稿(カバー紙も原
稿に含むものとする)であるかを確認し(S1)、当該
枚数目の原稿に用いる用紙の種類をRAM252の情報
(図7)に基づいて確認する(S2)。そして、当該種
類の用紙が収容されている給紙カセットを、RAM25
2の情報(図4)に基づいて判別し(S3)、当該判別
した給紙カセットに収容されている用紙を給送する(S
4)。次に、当該用紙種類及び枚数目に設定されている
印刷方式で印刷を行う(S5)。このとき、印刷無しが
設定されている場合は印刷を行わない。次の原稿が存在
する場合はS1の処理に戻り(S6でYES)、次の原
稿がない場合は(S6でNO)、印刷を終了する。
【0033】このように、本実施形態の複写機1によれ
ば、ユーザは、給紙カセットに収容した用紙の種類を上
記操作により当該給紙カセットに対応付けて設定してお
けば、排出したい用紙の種類を指定するだけで、所望種
類の用紙を的確に混載して排出することができる。これ
により、ユーザは、各給紙カセット手段に収容した用紙
の種類を認識しておかなくても、複数種類の用紙を所望
の順序で混載して排出することが可能となり、使い勝手
が向上する。
【0034】また、排出する用紙の種類を1枚単位で指
定すれば、印刷時には、制御装置20によって、指定し
た種類の用紙の収容されている給紙カセットが1枚単位
で判別される。排出する用紙の種類を1枚単位で異なら
せる複雑な作業を行う場合、所望用紙が収容されている
給紙カセットを用紙種類毎に思い出す作業は非常に煩雑
となり、ユーザに大きな負担となるが、上記実施形態に
よれば、排出したい用紙の種類及び排出枚数目を設定す
るだけの簡単な操作のみで複数種類の用紙を詳細に順序
を指定して排出できるので、使い勝手が大幅に向上す
る。
【0035】なお、本発明は上記実施の形態の構成に限
られず種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態
のインターシート機能及びカバー紙排出機能設定におけ
る用紙種類選択時に、給紙カセット91,92,93及
びスタックバイパス94に収容されていない用紙の種類
が選択された場合は、その用紙種類を選択できない旨の
メッセージを表示したり、或いは、用紙種類選択画面2
86,289に選択可能な用紙種類のみを表示するよう
にしてもよい。
【0036】また、上記実施形態では、インターシート
機能及びカバー紙排出機能において排出用紙の設定(す
なわち、インターシートを排出する枚数目及びカバー紙
を排出する枚数目のみを特定し、その他の枚数目には通
常印刷された普通紙が排出されるようにした設定)を行
う場合を示しているが、排出する用紙の第1枚目から最
終枚目までについて全て用紙種類を指定し、複数種類の
用紙を所望の順序で混載して排出するようにしてもよ
い。この場合、ユーザは、排出する用紙の第1枚目から
最終枚目までについて、通常印刷に用いる普通紙と、イ
ンターシート及びカバー紙等の特殊紙等の所望用紙種類
を指定することになる。
【0037】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ユーザ
は、給紙手段に収容した用紙の種類を収容用紙種類設定
手段により当該給紙手段に対応付けて設定しておけば、
印刷時には、排出したい用紙の種類を排出用紙指定手段
で指定するだけで、所望の用紙を排出することができ
る。これにより、ユーザは、給紙手段に収容した用紙の
種類を認識しておかなくても、排出したい用紙種類を指
定するだけで、複数種類の用紙を所望の順序で的確に排
出することができる。
【0038】また、排出する用紙を1枚単位で様々な種
類に変更する複雑な設定を行う場合、所望種類の用紙が
収容されている各給紙カセットを挿入枚数目の設定の度
に思い出す作業は非常に煩雑となり、ユーザに大きな負
担となるが、この構成によれば、排出したい用紙の種類
及び順序を設定するだけの簡単な操作のみによって、複
数種類の用紙を的確に所望順序で混載して排出できる。
これにより、用紙種類及び順序の設定時にユーザに与え
る負担が軽減され、使い勝手が大幅に向上する。
【0039】また、排出用紙指定手段で指定された用紙
種類が、収容用紙種類設定手段で設定されていない用紙
種類であると制御手段が判断したとき、指定不可能の旨
を警告する警告手段を更に備える構成とすれば、使用者
による用紙種類の指定ミスを減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の概略構成を示す模
式図である。
【図2】本発明に係る画像形成装置の概略構成を示すブ
ロック図である。
【図3】用紙の種類と、当該用紙を収容した給紙カセッ
トとの対応の設定を行う場合の表示装置の表示画面を示
す図であり、(a)は給紙カセット選択画面、(b)は
用紙種類選択画面を示す図である。
【図4】各給紙カセットとそれに収容される用紙種類と
の対応を示す図である。
【図5】インターシート機能の設定を行う場合における
表示装置の表示画面を説明する図であり、(a)は機能
選択画面、(b)は排出用紙の印刷選択画面、(c)は
排出位置指定画面、(d)は用紙種類選択画面を示す図
である。
【図6】カバー紙排出機能の設定を行う場合の表示装置
の表示画面を示す図であり、(a)は機能選択画面、
(b)は表カバー印刷選択画面、(c)は裏カバー印刷
選択画面、(d)はカバー紙の用紙種類選択画面を示す
図である。
【図7】排出枚数目,用紙種類及び当該種類の用紙が収
容された給紙カセットの対応を示す図である。
【図8】用紙排出制御を伴う印刷における処理の概略を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 複写機(画像形成装置) 9 給紙機構 20 制御装置 23 給紙モータ 24 用紙搬送機構 25 メモリ 252 RAM 27 操作部 28 表示装置 281 給紙カセット選択画面 282 用紙種類選択画面 283 用紙挿入機能選択画面 284 印刷選択画面 285 挿入位置指定画面 286,289 用紙種類選択画面 287 表カバー印刷選択画面 288 裏カバー印刷選択画面 91,92,93 給紙カセット 94 スタックバイパス
フロントページの続き Fターム(参考) 2C061 AP04 AQ06 HJ02 HK07 HN04 HN17 HN18 HV12 HV32 2H027 DC01 DC02 DC19 FA27 FB13 2H072 AA01 AA21 AB03 3F343 FA02 FB01 GA01 GB01 GC01 GD01 HC28 MA03 MA26 MB04 MB13 MC21 MC23

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なる種類の用紙を混載して所望の順序
    で排出可能な画像形成装置において、 各種用紙が収容される複数の給紙手段と、 ユーザが収容する用紙の種類を各給紙手段毎に設定可能
    な収容用紙種類設定手段と、 前記収容用紙種類設定手段で設定された各給紙手段と収
    容用紙の種類との対応を記憶する記憶手段と、 排出したい用紙の種類をユーザが1枚単位で指定可能な
    排出用紙指定手段と、 前記排出用紙指定手段で指定された種類の用紙が収容さ
    れている給紙手段を、前記記憶手段に記憶されている前
    記各給紙手段と収容用紙の種類との対応に基づいて判別
    し、当該判別した給紙手段に収容されている用紙が排出
    されるように制御する制御手段とを備えることを特徴と
    する画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記排出用紙指定手段で指定された用紙
    種類が、前記収容用紙種類設定手段で設定されていない
    用紙種類であると前記制御手段が判断したとき、指定不
    可能の旨を警告する警告手段を更に備えることを特徴と
    する請求項1に記載の画像形成装置。
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