JP3189824B2 - 印刷システム及びプリンタドライバのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
印刷システム及びプリンタドライバのプログラムを記録した記録媒体Info
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Description
プリンタドライバのプログラムを記録した記録媒体に係
り、より詳しくは印刷出力先としてのビンを複数備えて
いる印刷システムに関するものである。
るプリンタが各種実用化されている。この種のプリンタ
を用いて印刷を実行するに当たっては、例えば、一度の
印刷ジョブに対して、予めプリンタ管理者などによって
設定された複数のビンを使用し、それらのビンへの排出
を順次切り換えながら、シートへのページ印刷を繰り返
し、各ビンに何部かの印刷を完成させることによって必
要部数を得る自動仕分け機能(ソート機能)を実現させ
るものがある。
め、複数のビンを1つの大容量の排紙部として使用でき
るように機能させる(スタッカー機能)場合もある。更
に、ネットワーク上でこのプリンタを利用する場合等に
複数の利用者の出力結果が混じらないようにすることが
求められ、その解決方法として、各ビンを特定の利用者
に割り当てて、利用者毎に異なるビンへ印刷結果を排出
する機能(メールボックス機能)を実現しているものも
ある。この場合、利用者は自分用に割り当てられたビン
には、他の利用者用の印刷出力が混じっていないことが
保証されるので、印刷出力を仕分けること無く、すぐ必
要な印刷結果を入手することができる訳である。
メールボックス機能を実現するものとして使用し、残り
のいくつかを、汎用的に使用するため、例えばソート機
能やスタッカー機能を実現するものとして使用するよう
に制御するものもある。
の従来のプリンタにおいて、特定の利用者にのみ印刷出
力が許可されているメールボックスとして設定されてい
るビンを含む格好でビンの指定を行った場合には、当該
特定の利用者のメールボックスに関する他の利用者から
のアクセスを排除する機能が働くため、この様な指定が
できないため、例えば、メールボックスを有する利用者
に対して他の利用者が印刷物を配布したいという要求に
応えることができないという問題がある。
刷出力が許可されているメールボックスとして設定され
ているビンに対しても、他の利用者が印刷物を出力する
ことができる様にし、当該メールボックスの利用者に対
しても印刷物の配布を容易にすることを目的とするもの
である。
になされた請求項1の印刷システムは、印刷出力先とし
てのビンを複数備えている印刷手段と、該印刷手段に対
して、印刷出力先となるビンを指定して印刷の実行を指
令するビン指定印刷指令手段とを備えている印刷システ
ムにおいて、前記ビン指定印刷指令手段は、前記印刷の
実行を指令するに当たって、前記印刷手段の有する複数
のビンの中から、複数のビンを指定する複数ビン指定手
段を有し、該複数ビン指定手段によるビンの指定に当た
って特定の利用者のメールボックスとして設定されてい
るビンの指定を含ませた場合に、当該特定の利用者のメ
ールボックスに関する他の利用者からのアクセスを排除
する機能を解除して強制的に印刷出力を実行させる強制
印刷実行手段を備えると共に、前記複数ビン指定手段に
よらず1つのビンのみを指定して印刷の実行が指令され
た場合には、当該指定が特定の利用者のメールボックス
として設定されているビンを指定している場合には、当
該特定の利用者のメールボックスへの他の利用者からの
アクセスを排除する機能を継続させるアクセス排除機能
継続手段をも備えていることを特徴とする。
数ビン指定手段により、印刷手段が備えている複数のビ
ンの中から、これから印刷物を出力したい複数のビンを
指定する。このとき、通常は特定の利用者にのみ印刷出
力が許可されているメールボックスとして設定されてい
るビンを含む格好で複数ビン指定手段によるビンの指定
を行った場合には、強制印刷実行手段を作動させて、当
該特定の利用者のメールボックスに関する他の利用者か
らのアクセスを排除する機能を解除して強制的に印刷出
力を実行させる。この結果、例えば、メールボックスを
有する利用者に対して他の利用者が印刷物を配布したい
という場合においても、複数ビン指定手段により当該メ
ールボックスの設定がなされているビンをも指定するこ
とで、通常ならば印刷出力をすることができない特定の
利用者のメールボックスへも印刷物を出力することがで
き、印刷物の配布を容易にするという作用が発揮され
る。一方、複数ビン指定手段によらず1つのビンのみを
指定して印刷の実行が指令された場合には、アクセス排
除機能継続手段が作動し、当該指定が特定の利用者のメ
ールボックスとして設定されているビンを指定している
場合には、当該特定の 利用者のメールボックスへの他の
利用者からのアクセスを排除する機能を継続させる。
刷出力先としてのビンを複数備えている印刷手段と、該
印刷手段に対して、印刷出力先となるビンを指定して印
刷の実行を指令するビン指定印刷指令手段とを備えてい
る印刷システムにおいて、前記ビン指定印刷指令手段
は、前記印刷の実行を指令するに当たって、前記印刷手
段の有する複数のビンの中から、複数のビンを指定する
複数ビン指定手段を有し、該複数ビン指定手段によっ
て、複数のビンが印刷出力先として指定された場合に、
該指定されたビンの数に応じて、合計印刷部数を自動的
に設定する合計印刷部数設定手段と、前記複数ビン指定
手段により指定された複数のビンに分けて、前記合計印
刷部数設定手段により設定された印刷部数分だけ繰り返
し印刷出力を実行することにより、前記指定された各ビ
ンに対して印刷物を出力する印刷制御手段とを備え、前
記印刷制御手段は、前記複数ビン指定手段によるビンの
指定に当たって特定の利用者のメールボックスとして設
定されているビンの指定を含ませた場合に、当該特定の
利用者のメールボックスに関する他の利用者からのアク
セスを排除する機能を解除して強制的に印刷出力を実行
させる強制印刷実行手段を備えていることを特徴とす
る。
記請求項1記載の印刷システムの奏する作用に加えて、
以下の作用を奏する。即ち、複数ビン指定手段により、
印刷手段が備えている複数のビンの中から、これから印
刷物を出力したい複数のビンを指定する。このとき、わ
ざわざソートモードへとモードを切り換えたり、印刷物
の合計部数を指定したりする必要はない。こうして複数
ビン指定手段によって複数のビンが指定されると、合計
印刷部数設定手段が、複数ビン指定手段によってしてい
されたビンの数に応じて、合計印刷部数を自動的に設定
する。そして、合計印刷部数設定手段による合計印刷部
数の設定がなされると、印刷制御手段が、複数ビン指定
手段により指定された複数のビンに分けて合計印刷部数
設定手段により設定された印刷部数分だけ繰り返し印刷
出力を実行することにより、複数 ビン指定手段によって
指定された各ビンに対して印刷物を出力する。この結
果、この請求項1の印刷システムを利用する利用者は、
印刷物を出力したいビンを複数指定する操作を行うだけ
で、自動的に、各ビンに対して印刷物を出力することが
でき、操作を簡単にすることができる。
グラムを記録した記録媒体は、複数のビンを備えている
プリンタに接続されているコンピュータに実行させるプ
リンタドライバのプログラムをコンピュータ読み取り可
能に記録した記録媒体であって、前記プリンタの備えて
いる複数のビンの中から、印刷出力先として2以上のビ
ンを指定する複数ビン指定ステップと、該複数ビン指定
ステップによるビンの指定に当たって他人のメールボッ
クスとして設定されているビンの指定を含ませた場合
に、当該他人のメールボックスに関する他の利用者から
のアクセスを排除する機能を解除して強制的に印刷出力
を実行させる旨の指令を前記プリンタに与える強制印刷
実行ステップとを備えると共に、前記複数ビン指定ステ
ップによらず1つのビンのみを指定して印刷の実行が指
令された場合には、当該指定が特定の利用者のメールボ
ックスとして設定されているビンを指定している場合に
は、当該特定の利用者のメールボックスへの他の利用者
からのアクセスを排除する機能を継続させるアクセス排
除機能継続ステップをも備えていることを特徴とする。
この請求項3の記録媒体(フロッピーディスク、CDR
OM、光磁気ディスク等。以下同じ。)に記録されてい
るプリンタドライバ用のプログラムをコンピュータにイ
ンストールし、このプログラムを実行することによっ
て、請求項1の印刷システムを実現することができる。
プログラムを記録した記録媒体は、複数のビンを備えて
いるプリンタに接続されているコンピュータに実行させ
るプリンタドライバのプログラムをコンピュータ読み取
り可能に記録した記録媒体であって、前記プリンタの備
えている複数のビンのビンの中から、印刷出力先として
2以上のビンを指定する複数ビン指定ステップと、該複
数ビン指定ステップによって、複数のビンが印刷出力先
として指定された場合に、該指定されたビンの数に応じ
て、合計印刷部数を自動的に設定する合計印刷部数設定
ステップと、前記複数ビン指定ステップにより指定され
た複数のビンに分けて、前記合計印刷部数設定ステップ
により設定された印刷部数分だけ繰り返し印刷出力を実
行することにより、前記指定された各ビンに対して印刷
物を出力するための指令を前記プリンタに対して指示す
る印刷制御ステップとを備えると共に、前記印刷制御ス
テップが、前記複数ビン指定ステップによるビンの指定
に当たって他人のメールボックスとして設定されている
ビンの指定を含ませた場合に、当該他人のメールボック
スに関する他の利用者からのアクセスを排除する機能を
解除して強制的に印刷出力を実行させる旨の指令を前記
プリンタに与える強制印刷実行ステップを備えているこ
とを特徴とする。この請求項4の記録媒体に記録されて
いるプリンタドライバ用のプログラムをコンピュータに
インストールし、このプログラムを実行することによっ
て、請求項2の印刷システムを実現することができる。
に従って説明する。以下に説明するコンピュータシステ
ムは、後述するプリンタドライバ等のソフトウェアに従
って動作することにより、本発明の印刷システムとして
機能するシステムである。なお、以下の説明において、
便宜的に「○○プログラム(例えば、アプリケーショ
ン、プリンタドライバなど)が△△処理(例えば、デー
タ作成処理、印刷処理など)を行う」といった説明を行
うが、これは、「主記憶部に読み込んだ○○プログラム
に従って動作するコンピュータ(あるいはCPU)が、
△△処理を行う」ということを意味する。
ムは、コンピュータM1を中心に、表示装置M2、入力
装置M3、補助記憶装置M4、印刷装置M5等を配して
構成されている。
通り、演算部、制御部、主記憶部及び各種インターフェ
イス回路などのハードウェアと、GUIによる対話型操
作が可能なOS等のソフトウェアを基本構成として各種
処理や制御を実行可能に構成されたもので、本実施の形
態では、パーソナルコンピュータを想定している。但
し、このコンピュータM1は、システムの規模に応じた
処理性能を有するものであれば何でもよく、例えば、パ
ーソナルコンピュータよりも高性能な中型ないし大型の
コンピュータであっても構わない。
力される表示データを画面上に表示するもので、例え
ば、CRTディスプレイ装置、液晶ディスプレイ装置、
あるいは、プラズマディスプレイ装置などである。
力データをコンピュータM1に与えるもので、本実施の
形態では、キーボード、及びポインティングデバイスの
一つであるマウスの両方を想定している。但し、これ
も、タブレット、あるいはその他のポインティングデバ
イス等を採用しても構わない。
がコンピュータM1に読み出され、また、コンピュータ
M1から出力される各種データが書き込まれるもので、
本実施の形態では、磁気ディスク装置(ハードディス
ク)を想定している。これについても、光ディスク装置
など、他の補助記憶装置を任意に採用できる。
力される印刷データを用紙に印刷するもので、本実施の
形態では、多数の排紙トレイを備えたレーザプリンタを
想定している。より詳しくは、この印刷装置M5は、5
段の排紙トレイを備えた排紙装置を2組(すなわち、排
紙トレイの数で10)まで増設できる構造になってい
て、どの排紙トレイに用紙を排出するのかについては、
コンピュータM1側で制御できる様になっている。な
お、印刷装置M5は、プリント機能のみを備えた単機能
のプリンタであってもよいし、ファクシミリ機能やコピ
ー機能を兼ね備えた複合プリンタであってもよい。ま
た、本実施の形態では、レーザプリンタを想定している
が、記録方式については特に限定されず、他の記録方式
を採用したもの、例えば、インクジェットプリンタや熱
転写プリンタなどであってもよい。
介してデータ通信可能に接続されている。具体的なデー
タ伝送路については特に限定されないが、二つの機器を
専用の通信ケーブル等を介して直結してもよいし、LA
N等のネットワークを介して接続してもよい。また、各
データ伝送路は、通信ケーブルの様な有線伝送路で構成
されてもよいし、一部に電波や赤外線を利用した無線伝
送路が含まれていてもよい。
は、通常、さらに多くの機器がネットワーク下に存在す
るケースが多い。また、接続形態を問わず、1台のコン
ピュータM1に対して上記各周辺機器が複数台接続され
ることもあり得る。但し、これらをすべて図示すると必
要以上に煩雑になるので、図1においては、必要最小限
の構成のみを図示し、任意に付加可能な構成については
図示を省略する。
の印刷装置M5はレーザプリンタであり、図2に示す様
に、その本体2には、記録媒体としての用紙を積層状に
収納するための用紙カセット3が設けられている。用紙
カセット3には、用紙を積層状に受ける受け板10と、
受け板10を上方へ付勢するバネ131が設けられてい
る。また、受け板10の一端近傍には、受け板10上に
積層される用紙を1枚ずつ分離して送り出す搬送ローラ
11及び摩擦分離パッド132が設けられており、カセ
ット3内に積層された用紙を、後述する画像形成ユニッ
ト4側に搬送する様にしている。
ット3の下流側には、トナー画像を形成するための画像
形成ユニット4と、その画像形成ユニット4の下流側
に、用紙に転写されたトナー画像を定着させるための定
着ユニット5とが配設されている。この画像形成ユニッ
ト4は、感光体ドラム6、図示しない現像装置及び帯電
装置等を備え、感光体ドラム6の帯電後に、レーザスキ
ャナ133の露光走査によって形成される静電潜像をト
ナーにより現像し、トナー画像を形成する。また、感光
体ドラム6の下方には、感光体ドラム6上に形成された
トナー画像を用紙に転写するための転写ローラ7が設け
られている。一方、定着ユニット5は、加熱ローラ8
と、この加熱ローラ8に対向して配設される押圧ローラ
9とを備えている。そして、カセット3から搬送される
用紙は、画像形成ユニット4の感光体ドラム6と転写ロ
ーラ7との間に送られて、トナー画像が転写され、その
後、定着ユニット5の加熱ローラ8と押圧ローラ9との
間に送られて、転写されたトナー画像が定着され、次に
述べる排出ローラ15に送られる。
ット5の下流側には、用紙を排出するための排出ローラ
15と、排出ローラ15から排出される用紙を、次に述
べる排出トレイ16側に排出するための排出トレイ側案
内路18と、後述する排紙装置1の導入手段側に排出す
るための導入路側案内路19とが設けられている。
には、排出ローラ15によって排出される用紙を受け
て、用紙を積層状にスタックする排出トレイ16が設け
られている。この排出トレイ16は、レーザプリンタ2
の上部に形成された凹所に設けられ、用紙の排出方向に
おける下流側端部が回動可能に支持され、上流側はバネ
134により上方へ付勢されている。また、排出トレイ
16は用紙が積載されていくと、その重量が増加してい
くのに従って徐々に下方へ回動していくため、大量の用
紙を整列した状態で積載することができる。さらに、こ
の排出トレイ16の上流側上方には、積層される用紙の
量が満杯となったこと、つまり満レベルを検知する排出
トレイレベルセンサ17が取り付けられている。この排
出トレイレベルセンサ17は、回動可能な検知片を有
し、用紙が仮想線Fで示す位置まで積載され、自重によ
り下方へ回動する検知片が用紙上面と当接して、仮想線
で示す位置より下方に回動しなくなったとき、満レベル
を検知する。
のそりを取るためのカール取り用ローラ20が設けられ
ている。また、このレーザプリンタ2には、手差し用の
トレイ13と、その手差し用トレイ13上に置かれた用
紙を搬送するための搬送ローラ14とが設けられてい
る。
レーザプリンタ2の上部に着脱可能に取り付けられてい
る。
る。図2において、この排紙装置1の本体26は、記録
媒体受け入れ部としてのアダプタ部29と、記録媒体仕
分け部としてのケーシング部28とから構成されてい
る。
ンタ2によって所定の画像が形成された用紙を受け入れ
る導入路21と、導入路21から受け入れられた用紙の
進入を検知するカウントレバー31と、導入路21から
受け入れられた用紙のそりを除去するためのカール取り
用ローラ30と、用紙をレーザプリンタ2の排出トレイ
16に向けて搬送するか、または導入路21に向けて搬
送するかを選択的に切り換える選択フラッパ12が設け
られている。
プタ部29の導入路21から受け入れられた用紙が進入
される進入口47が設けられると共に、ケーシング部2
8内には、用紙を収容するための複数のビン23と、用
紙を各ビン23に排出するための排紙ローラ22と、進
入口47から進入した用紙を排紙ローラ22に搬送する
ための搬送ローラ24と、進入口47から進入した用紙
を特定の排紙ローラ22に向けて搬送するために搬送方
向を切り換える切換フラッパ25とが設けられており、
さらに、ケーシング部28の上部には、搬送ローラ24
によって搬送される用紙をケーシング部28の外部に排
出するための排出口46が設けられている。
21は、レーザプリンタ2の排出ローラ15によって排
出される用紙をケーシング部28側に送るために、アダ
プタ部29内の上下方向に形成されている。また、カー
ル取り用ローラ30は、導入路21の途中位置に設けら
れ、そのカール取り用ローラ30の下流側にカウントレ
バー31が設けられている。さらに、選択フラッパ12
は、アダプタ部29から下方に突出し、アダプタ部29
がレーザプリンタ2の上部に取り付けられた場合に、レ
ーザプリンタ2内に挿入され、排出トレイ16側に用紙
を案内する排出トレイ側案内位置(図2において仮想線
で示される位置)と、導入路21側に用紙を案内する導
入路側案内位置(図2において実線で示される位置)と
の間を揺動可能に取り付けられている。そのため、排出
ローラ15によって送られる用紙は、この選択フラッパ
12の揺動動作によって、排出トレイ側案内路18又は
導入路側案内路19に選択的に送られる。なお、この選
択フラッパ12は、図示しないCPUによって制御さ
れ、図示しないソレノイドによって作動させる様にして
いる。なお、選択フラッパ12をアダプタ部29に設け
ることで、用紙の搬送方向を決める部材をすべて排紙装
置1側で構成できるため、レーザプリンタ2側の装置構
成の簡易化を図ることができる。
放された箱体からなり、その開放側には、用紙を収容す
るための複数のビン23が上下方向に整列状態で配置さ
れている。この複数のビン23は、最下位から最上位ま
で、順次、第1ビン231、第2ビン232、第3ビン
233、第4ビン234及び第5ビン235の順に並ん
だ状態で配設されている。
ローラ22が各ビン23に対応してそれぞれ設けられて
いる。なお、各排紙ローラ22は一対として設けられ、
一方が駆動され他方が従動される。また、ケーシング部
28には、その一端が進入口47に臨み、他端が各排紙
ローラ22と排出口46とに臨む搬送路32が形成され
ている。この搬送路32は、ケーシング部28の上下方
向に形成され、一端が進入口47に臨み、他端が排出口
46に臨む上下方向搬送路33と、この上下方向搬送路
33から各排紙ローラ22に向かう様に分岐する複数の
排紙用搬送路34とを有し、進入口47に進入した用紙
を各排紙ローラ22及び排出口46に案内できる様にし
ている。
送路34に分岐される位置には、各排紙ローラ22に対
応して、切換フラッパ25がそれぞれ設けられている
(以下、第1ビン231ないし第5ビン235にそれぞ
れ対応する切換フラッパ25を互いに区別したいとき
は、第1フラッパ35ないし第5フラッパ39とい
う)。この切換フラッパ25は、用紙を上下方向に案内
する上下方向案内位置と、用紙を対応する排紙ローラ2
2に案内する排紙方向案内位置とに揺動可能に支持され
ている。ケーシング部28内に進入した用紙は、切換フ
ラッパ25の揺動動作によって、上下方向搬送路33か
ら任意の排紙用搬送路34に案内される。
上下方向に搬送するための搬送ローラ24が各切換フラ
ッパ25の間に設けられている。なお、各搬送ローラ2
4は1対として設けられ、一方が駆動され他方が従動さ
れる。
て図示しないモータが設けられており、各排紙ローラ2
2及び搬送ローラ24は、このモータからの動力が図示
しないギヤ列を介して伝達されることにより駆動され
る。また、アダプタ部29にはモータはなく、カール取
り用ローラ30は、ケーシング部28に設けられるモー
タからの駆動力が伝達されることによって駆動される。
レーザプリンタ2から、排出された用紙は、以下の様に
各ビン23に収容される。
る選択フラッパ12が導入路側案内位置(図2において
実線で示される位置)に切り換えられると、所定の画像
が形成された用紙は、排出ローラ15から、この選択フ
ラッパ12によって、排紙装置1のアダプタ部29に形
成される導入路21に受け入れられる。そして、導入路
21に受け入れられた用紙は、カール取り用ローラ30
でそりが除去された後、カウントレバー31を押動し、
ケーシング部28側の進入口47に進入して搬送路32
に導入される。
プタ部29に設けられているので、ケーシング部28に
て仕分け及び収容される直前で用紙のそりを除去するこ
とができ、また、ケーシング部28に向かう方向におい
て用紙のそりを除去することができるため、そりが除去
された用紙をそのまま円滑にケーシング部28に導入す
ることができる。したがって、各ビン23に用紙を整然
と収容できると共に紙詰まりの発生を低減することがで
きる。
検知信号が出力され、図示しないCPUによって、排紙
装置1側への用紙の進入の有無が判断される。この様
に、カウントレバー31をアダプタ部29に設けること
によって、用紙が排紙装置1側に受け入れられたか否か
を検知することができるため、例えば、紙詰まりなどが
発生したときには、レーザプリンタ2側で発生したか、
あるいは排紙装置1のケーシング部28側で発生したか
を容易に判断することができる。
上下方向搬送路33内を、搬送ローラ24の回転駆動に
よって搬送される。そして、排紙方向案内位置に位置さ
れた切換フラッパ25に達したときには、その切換フラ
ッパ25に案内されて、その切換フラッパ25に対応す
る排紙ローラ22に案内される。さらに、詳述すると、
第1フラッパ35〜第5フラッパ39は、図示しないC
PUによって制御され、図示しないソレノイドによって
作動させる様にしており、収容したいビン23に対応す
る排紙ローラ22に向かう特定の切換フラッパ25のみ
が、排紙方向案内位置に位置され、その他の切換フラッ
パ25は、上下方向案内位置に位置される。
合、第3フラッパ37以外の第1、第2、第4及び第5
フラッパ35,36,38及び39が上下方向案内位置
に位置され、第3フラッパ37のみが、排紙方向案内位
置に位置される。この場合、用紙が搬送路21に導入さ
れると、第1切換フラッパ35及び第2切換フラッパ3
6は、上下方向案内位置に位置されているので、用紙
は、上下方向搬送路33内を搬送ローラ24によって上
方に送られ、排紙方向案内位置に位置された第3フラッ
パ37に達すると、搬送方向が排紙用搬送路34へと切
り換えられて、第3ビン233に対応する排紙ローラ2
2に送られ、この排紙ローラ22によって排出され、そ
の用紙は第3ビン233に収容される。
受け入れられた用紙は、特定の切換フラッパ25に達す
るまでは、搬送ローラ24によって、その速度が落ちる
ことなく上下方向搬送路33内を搬送され、特定の切換
フラッパ25によって搬送方向が切り換えられた後も、
排紙ローラ22によって、その速度が落ちることなく、
用紙の先端部から後端部が排出されるまで、その排紙ロ
ーラ22に対応するビン23に向かって排出される。し
たがって、レーザプリンタ2によって画像が形成された
用紙は、高速かつ確実に仕分け及び収納される。
排紙装置1は、レーザプリンタ2に着脱自在に取り付け
られると共に、アダプタ部29とケーシング部28とが
着脱自在に分割形成されている。
シング部28を複数個積み重ねた状態で、排出口46を
他のケーシング部28に設けられる進入口47と接続で
きる様に構成されている。図3は、ケーシング部28を
複数個積み重ねた状態を示す説明図である。
れている各ビン23については、以下の説明では下から
順番に第6ビン236、第7ビン237、第8ビン23
8、第9ビン239及び第10ビン230と呼ぶことと
する。
は、図3に示す様に、全部で10個のビンを備えるレー
ザプリンタ2として構成されている。そして、第6ビン
236〜第10ビン230は、本実施の形態では、メー
ルボックスとして特定の利用者専用のビンとなるように
制御情報の登録が可能となっている。この登録は、プリ
ンタドライバの設定機能の1つを使用して行われ、一般
的には、レーザプリンタ2を管理する特定の管理者によ
って行われる。そして、登録されている場合は、図7に
示す表示装置M2の画面M34の[Mailbox]と
書かれたところにその登録された利用者情報がレーザプ
リンタ2の利用者から認識可能なように表示される。
登録番号であったりし、パスワード等のセキュリティ情
報を合わせて登録することが可能となっている。このよ
うな登録が行われると、本実施の形態のコンピュータシ
ステムにおいては、これらの登録済みのビンに対して印
刷出力を行うことができるのは、原則として、これらの
ビンに対して登録されている利用者だけと言うことにな
る。ここで、利用者とは、個人であったり、複数人から
なるグループであったりする。
情報が登録されていることを、利用者がビンに対してア
カウントを持つと表現する。アカウントとはビンに対し
てアクセスする権利であり、更に具体的には、そのビン
に対して印刷結果を出力することができることを言う。
このように利用者登録されたビンのことを特にメールボ
ックスと呼ぶ。つまり、メールボックスとは、登録され
ている利用者以外からのアクセスを排除するように制御
されているビンのことであるとも言える。また、このア
クセスを排除する処理は、後述するように、プリンタド
ライバ側で、印刷ジョブをプリンタに送る際に、登録さ
れている情報と現在の利用者情報を比較して、ビンに登
録されていない利用者が指定した場合は、そのビンを指
定する制御コマンドをレーザプリンタ2に対して送付し
ないという処理であってもよいし、レーザプリンタ2
で、プリンタドライバから送られるビンを指定する制御
コマンドと利用者情報とに基づいて、レーザプリンタ2
内で管理しているビンの登録情報とを比較して、登録利
用者以外からの出力指定を受け付けない処理であっても
よい。
実行させるプリンタドライバ及びプリント設定プログラ
ムについて説明する。なお、以下に説明するプリンタド
ライバ及びプリント設定プログラムは、上記印刷装置M
5に対応するものである。
10は、従来のプリンタドライバと同様に、プリンタド
ライバ設定モジュールM11、プリンタドライバ印刷モ
ジュールM12などからなり、プリンタドライバ設定モ
ジュールM11において主に印刷装置M5に関する設定
データの管理などを行い、プリンタドライバ印刷モジュ
ールM12において主に印刷データや制御データの作成
などを行う様に構成されている。なお、これらのモジュ
ールM11,M12は、プリンタドライバM10として
一体のプログラムになっていてもよいし、各モジュール
毎に別プログラムとなっていてもよい。
プリンタドライバM10とは別プロセスとして動作する
プログラムで、印刷装置M5に関する設定データの一部
についての管理を行う様に構成されている。
ータは、プリント設定記憶領域M14と特殊設定領域M
16の2領域に分けて記憶されている。プリント設定記
憶領域M14に記憶される設定データは、プリンタドラ
イバM10が読み書きするデータであり、特殊設定記憶
領域16に記憶される設定データは、プリンタドライバ
M10及びプリント設定プログラムM13の双方が読み
書きするデータである。本実施の形態においては、印刷
装置M5が備える10段のトレイ(第1ビン231〜第
10ビン230)の内のどの排紙トレイに用紙を排出す
べきかを示す設定値(以下、排出位置データともいう)
が、特殊設定記憶領域M16に記憶されている。
特殊設定記憶領域M16は、通常、補助記憶装置M4の
中に確保されていればよいが、コンピュータM1が備え
る不揮発性メモリに各領域が確保されていてもよいし、
揮発性メモリに各領域が確保されていて、設定データが
システムの起動時等に補助記憶装置M4からコピーされ
る様になっていてもよい。
プリント設定記憶領域M14の設定データ中において、
プリント設定プログラムM13を起動する旨の設定がな
されている場合に、プリンタドライバM10から起動さ
れ、その後は、所定の終了操作がなされない限り、コン
ピュータM1の主記憶部に常駐する。プリント設定プロ
グラムM13を起動するか否かは、プリンタドライバM
10の処理において設定される。即ち、利用者が所定の
操作を行うと、プリンタドライバM10は、表示装置M
2の画面上に図5に示すような画面M20を表示する。
ここで、利用者が入力装置M3により「Use Qui
ck Setup monitor」欄M22にマウス
カーソルを合わせてクリックすると、プリンタドライバ
M10は、上記欄M22のチェック印の表示/非表示を
切り換える。そして、上記欄M22にチェック印が表示
された状態で、利用者が「OK」ボタンM24をクリッ
クすると、プリンタドライバM10は、プリント設定記
憶領域M14に、プリント設定プログラムM13を起動
する旨の設定を書き込む。以後は、プリンタドライバM
10の動作開始時に、プリンタドライバM10がプリン
ト設定記憶領域M14を参照し、プリント設定プログラ
ムM13を起動する旨の設定がなされていれば、プリン
ト設定プログラムM13を起動する。
示/変更処理について説明する。上述の通り、印刷装置
M5は、10段の排紙トレイ(第1ビン231〜第10
ビン230)を備えていて、その内のいずれか、若しく
は、10段のトレイとは別に設けられた標準排出位置で
あるレーザプリンタ2の上面に設けられている排出トレ
イ16のいずれかへ用紙を排出できる様に構成されてい
る。そして、上記プリンタドライバM10または上記プ
リント設定プログラムM13のいずれかによって、排出
位置を指定することができる。
ネットワークを介して、この印刷装置M5を共用してい
る場合、各利用者が出力した印刷物がどの排紙トレイに
保持されているかといった情報は、最終的にその印刷物
を印刷装置M5まで取りに行く各利用者にとって重要な
情報になる。特に、排紙トレイの選択が可能である場合
は、他の利用者の排出したものとを区別して、短時間で
自分の印刷物を取り出すための情報となる。更に、その
情報は、印刷装置M5の形態の図示、上記の場合であれ
ば、10段の排紙トレイの図示と共に示された方がより
利用者の感覚に訴え易く効果的な情報になる。
による排出位置表示/変更処理について図6に基づいて
説明する。排出位置表示/変更処理を開始すると、プリ
ント設定プログラムM13は、特殊設定記憶領域M16
に記憶されている排出位置データを読み込んで、現在設
定されている排出位置を表示装置M2の画面上に表示す
る(S10)。このとき、表示装置M2には、図7に示
す様な画面M30が表示される。この画面M30は、排
紙トレイの絵を表示する欄M32と、その説明をする欄
M34があり、図7には明示されていないが、色分け表
示あるいは反転表示等により、各欄M32,M34内に
排出位置が示される。
特殊設定記憶領域M16に記憶されている排出位置デー
タが更新されていないかどうかをチェックする(S1
2)。これは、プリンタドライバM10が並列的に動作
している場合、プリンタドライバM10が特殊設定記憶
領域M16に記憶されている排出位置データを更新する
可能性があるためである。ここで、更新されているか否
かは、後述するS38の処理による通知の有無によって
判断する。即ち、通知があれば、プリンタドライバM1
0が排出位置データを更新していると判断し(S12:
YES)、再びS10へと戻り、排出位置の表示内容を
更新する。
データを更新していなければ(S12:NO)、キー入
力(正確には、入力装置M3での入力操作)があったか
どうかをチェックする(S14)。ここで、入力操作が
あれば(S14:YES)、データ更新処理を行うこと
になる。即ち、入力操作がなされたときのマウスカーソ
ル(若しくは反転表示項目)の位置に応じて、利用者が
指定した排出位置を特定し、その排出位置に対応する排
出位置データを特殊設定記憶領域M16に書き込んで
(S16)、排出位置の変更がなされたことをシステム
に通知する(S18)。即ち、プリント設定プログラム
M13がこのデータ更新処理を行うことにより、プリン
タドライバM10を介することなく、設定データの一部
を直接更新する。
なされなければS12の処理へと戻り、以後は、プリン
タドライバM10による設定データの更新、または入力
操作に伴う設定データの更新がなされない限り、S1
2,S14の処理を繰り返して待機する状態となる。
設定変更処理について、図8に基づいて説明する。本実
施の形態においては、この設定変更処理の中で排出位置
の変更を行うことができる。なお、この様な排出位置の
変更機能自体は、この種のプリンタドライバが従来から
備えている機能であるが、本システムでは、上記プリン
ト設定プログラムM13による排出位置表示/変更処理
が行われるため、具体的な排出位置の変更手順には、従
来のプリンタドライバとは異なる手順が含まれている。
イバ10は、プリント設定記憶領域M14から設定デー
タを読み込む(S20)。そして、特殊設定記憶領域M
16からも設定データ(本システムでは排出位置デー
タ)を読み込み、現在のプリント設定に反映させる(S
22)。
かを判断し(S24)、プリント設定変更処理を行わな
い場合は(S24:NO)、印刷処理を行うか否かを判
断する(S26)。ここで、通常は、印刷処理を行う場
合が多く(S26:YES)、その場合は、現在のプリ
ント設定による印刷処理を行う(S28)。そして、プ
リンタドライバM10を呼び出した上位プロセス(アプ
リケーションまたはシステムプロセス)から終了要求が
あれば(S30:YES)、本処理を終了する。なお、
S26の処理で印刷処理を行わないと判断した場合(S
26:NO)、及びS30の処理で終了要求がないと判
断した場合は(S30:NO)、S24へ戻って本処理
を継続する。
定変更処理を行うと判断した場合は(S24:YE
S)、プリント設定のダイアログ処理を行う(S3
2)。このとき、表示装置M2には、従来のプリンタド
ライバと同様に、入力操作に応じて様々な画面(ダイア
ログボックス)が表示され、その画面の一つとして、先
に説明した図5の画面M20が表示されることになる。
この画面M20には、排出位置を選択する欄M26があ
り、利用者は、この欄M26で排出位置を指定すること
ができる。また、この画面M20には、印刷装置M5が
備える排紙トレイの数を指定する欄M28も設けられて
いる。この欄M28では、排紙トレイの数を、0,5,
10の中から選択できる。即ち、1台の排紙装置1に5
段の排紙トレイ(ビン23)があって、印刷装置M5に
は、その排紙装置1を最大2台までオプション装着でき
るので、上記のような選択ができる様になっている。こ
の欄M28で排紙トレイの段数を変更すると、それに応
じて上記欄M26で指定可能な排出位置も変更されるこ
とになる。ここで、排出位置を指定して、「OK」ボタ
ンM24をクリックすると、S32の処理を抜ける。
をチェックする(S34)。即ち、本システムの場合、
排出位置の設定や排出トレイの数など、排紙装置1の増
設によって表示すべき内容に変化が生じるものが特殊設
定に相当し、排出位置の変更がなされていない場合は
(S34:NO)、S24の処理へと戻る。一方、排出
位置の変更がなされている場合は(S34:YES)、
その排出位置データを特殊設定記憶領域M16に書き込
むと共に(S36)、排出位置データの更新があったこ
とをプリント設定プログラムM13に通知して(S3
8)、S24の処理へと戻る。
データの更新があったことをプリント設定プログラムM
13に通知すると、プリント設定プログラムM13は、
先に説明した処理の中にあるS12の処理において、プ
リンタドライバM10が排出位置データを更新したこと
を判断し(S12:YES)、排出位置の表示内容を更
新することになる。
における要部である印刷制御処理の内容について、図9
のフローチャートに従って説明する。この制御処理は、
コンピュータM1に備えられるプリンタドライバによっ
て実行されるものであり、以下に説明する処理を実行す
るためのプリンタドライバ用のプログラムを記録した記
録媒体(フロッピーディスクやCDROMなど)をコン
ピュータM1にセットしてプログラムのインストールを
行うことによってこれを実現することができる。
る処理内容を示すフローチャートである。この中の排出
位置(ビン)の変更処理は、前述のプリント設定プログ
ラムM13によって行われる場合もある。この処理にお
いては、プリンタドライバ設定モジュールM11によ
り、アプリケーションとの通信の結果により決定された
印刷設定を取得する。また、この印刷設定の中には、プ
リンタドライバ設定モジュールM11あるいはプリント
設定プログラムM13によって設定された排紙先指定の
設定内容とコピー枚数の設定が含まれる。
いて、プリンドライバM10あるいはプリント設定プロ
グラムM13によって行われる処理をプリンタドライバ
による処理と表現する。
定を取得する(S40)。この処理では、利用者により
コピー部数が指定されている場合には、コピー部数nC
OPYも同時に取得される。ここで、利用者による印刷
設定として、この実施の形態では、第1ビン231〜第
10ビン230の中から、2個以上のビンを排紙先とし
て指定できる様になっている。具体的には、図7に示し
た様な設定画面M30を表示しておき、例えばキーボー
ドのコントロールキーを押下しながら、マウスを操作し
て排紙トレイ説明欄M34に表示されているTray1
(第1ビン231)〜Tray10(第10ビン23
0)のいずれかを反転表示の状態にしてマウスをクリッ
クする操作を繰り返し実行することによって、10個の
ビンの中から所望の排紙先を指定するといった操作によ
り2個以上のビンを排紙先として指定することができる
様になっている。また、印刷部数は、初期値として1部
(nCOPY=1)が設定されており、1個のビンに対
して2部以上の印刷出力を行いたい場合に、利用者が所
定の操作入力を行うことによって各ビンに対するコピー
部数を設定できる様になっている。なお、この図9のフ
ローチャートでは、印刷部数は1個のビンに対して1部
の初期値が設定されている状態について説明するもので
ある。
定を取得したら、次に、この印刷設定において排紙先と
なるビンが複数指定されているか否かを判断する(S4
2)。この判断において、排紙先となるビンが複数指定
されていると判断された場合には(S42:YES)、
トータルの印刷部数を表すコピー値ΣCOPYとして、
排紙先に指定されているビンの数を設定する(S4
4)。そして、排紙先指定コマンドとコピー部数(ΣC
OPY)指定コマンドとを印刷装置M5(レーザプリン
タ2)に対して送信する(S46)。ここで、例えば、
利用者によって排紙先として第1ビン231、第3ビン
233及び第5ビン235が指定されていたとすると、
印刷装置M5に対して、BIN1,BIN3,BIN5
といった排紙先の指定コマンドと、トータル印刷部数Σ
COPY=3とが印刷制御のための情報として送信され
る。
って、通常の印刷処理を実行する(S48)。この処理
により、トータル印刷部数を利用者が設定しなくても、
排紙先として指定されているビンの数に応じてトータル
印刷部数が自動的に設定され、後で述べるプリンタ側の
印刷処理においては、自動的に設定されたコピー部数Σ
COPYの値に対応して印刷出力が繰り返され、利用者
が排紙先として設定した各ビンに対して1部ずつ印刷物
が出力されることになる。
合には(S42:NO)、S44の処理をジャンプし
て、S46以下の処理へと進む。この場合には、印刷装
置M5においては、指定されている1個のビンに対して
1部だけ印刷物を出力する処理が実行されることにな
る。
理の内容について、図10のフローチャートに従って説
明する。プリンタ側では、まず、プリンタドライバ側の
S46の処理によって送信されてきた印刷データの受信
が行われる(S50)。このとき、上述した例に従え
ば、BIN1,BIN3,BIN5といった排紙先の指
定コマンドと、トータル印刷部数ΣCOPY=3とが受
信されることになる。なお、BIN1,BIN3,BI
N5が指定されている場合には、後述するように、ビン
番号を示すnの値として、n1=1、n2=3、n3=
5が順次設定される。
に、印刷データの作成が実行される(S52)。この処
理においては、印刷物の1ページ分の印刷データがプリ
ンタ内のメモリ領域に展開されることになる。そして、
印刷データの作成が終了したら、次に、排紙先BINn
として、n1=1の設定より、まずBIN1が設定され
る(S54)。つまり、ソレノイドを駆動させることに
より。第1切換フラッパ35を、用紙を上下方向に案内
する上下方向案内位置から、用紙を対応する排紙ローラ
22に案内する排紙方向案内位置に切り換え、印刷物が
BIN1に出力されるようにする。そして、こうして設
定した排紙先に印刷物を出力する印刷処理が実行される
(S56)。
て印刷物の出力が終了したら、次に、トータル印刷部数
ΣCOPYをΣCOPY−1にデクリメントすると共
に、排紙先の指定nを次の排紙先(上述の設定例ではn
2)に変更し、利用者の指定した次のビンに対する印刷
出力を実行するための設定変更の処理が実行される(S
58)。そして、ΣCOPYの設定値が0になったか否
かを判断し(S60)、ΣCOPYの設定値が0になっ
ていない場合は、S54へ戻って切換フラッパ25を選
択的に切り換えることにより、次の排紙先をBINnに
設定する(S54)。上述の例では、ここでBIN3が
排紙先として設定されることになる。つまり、前回の排
出先であったBIN1への排紙経路を第1切換フラッパ
35を上下方向案内位置に切り換えることにより、それ
より上方に位置するBIN3への経路を確保し、BIN
3へ案内する第3切換フラッパ37を排紙方向案内位置
に切り換える。そして、S56の処理を行うことによ
り、BIN3にも1ページ目の印刷物が出力される。
OPY=0になるまで繰り返し実行することにより、上
述の例においては利用者の設定したBIN1,BIN
3,BIN5にそれぞれ1ページ目の印刷物が出力され
ることになる。つまり、プリンタは、印刷データの作成
を1度行うだけで、全ての指定排出先に出力することが
でき、効率が良い。そして、ΣCOPY=0になったら
(S60:YES)、次に、次ページの印刷データがあ
るか否かを判断する(S62)。そして、次ページの印
刷データがある場合には(S62:YES)、S52の
処理へ戻って次ページの印刷データをプリンタ内の所定
のメモリ領域に展開し、S54以下の処理を実行するこ
とにより、利用者の指定したBIN1,BIN3,BI
N5にそれぞれ次ページの印刷物が各1部ずつ出力され
ることになる。そして、S62の判断において次ページ
の印刷データがないものと判断されると(S62:N
O)、本処理を終了する。
用者は印刷物を出力したいビンを複数選択する操作を実
行しさえすれば、トータル印刷部数ΣCOPYは排紙先
数に応じて自動的に設定され、所望のビンに対して各1
部ずつの印刷物を出力することができる。この結果、利
用者は、ソートモードを指定したり、トータル印刷部数
を設定したりするといった面倒な操作を一切行う必要が
なく、容易に所望のビンに対して印刷物を出力すること
ができる。
PYを算出した後、このΣCOPYの値と排出先データ
とをともにプリンタに送付する例を示したが、これに限
られるものではない。プリンタドライバ側からは排出先
を示すデータ(指定コマンド)だけを送り、プリンタ側
で、例えばS50において、その指定コマンドをカウン
トして、印刷すべきΣCOPYを算出するようにしても
よい。このことは、以下の別の実施の形態においても同
様である。
である印刷制御処理の内容を、図11及び図12のフロ
ーチャートに従って説明する。この制御処理も、上述し
た第1の実施の形態と同様に、コンピュータM1に備え
られるプリンタドライバによって実行されるものであ
り、以下に説明する処理を実行するためのプリンタドラ
イバ用のプログラムを記録した記録媒体(フロッピーデ
ィスクやCDROMなど)をコンピュータM1にセット
してプログラムのインストールを行うことによってこれ
を実現することができる。
実行する処理内容を示すフローチャートである。
定を取得する(S70)。この処理では、利用者により
コピー部数が指定されている場合には、コピー部数nC
OPYも同時に取得される。ここで、利用者による印刷
設定として、この実施の形態でも、第1ビン231〜第
10ビン230の中から、2個以上のビンを排紙先とし
て指定できる様になっている。その指定の具体的方法に
ついては、例えば第1の実施の形態において説明した様
に、図7に示した設定画面M30を表示して所定の操作
を行うことによって実行することができる。また、この
第2の実施の形態においても、印刷部数は、初期値とし
て1部(nCOPY=1)が設定されており、1個のビ
ンに対して2部以上の印刷出力を行いたい場合に、利用
者が所定の操作入力を行うことによって各ビンに対する
コピー部数を設定できる様になっている。なお、この図
11及び図12のフローチャートでは、印刷部数は1個
のビンに対して1部の初期値が設定されている状態につ
いて説明するものである。
定を取得したら、次に、この印刷設定において排紙先と
なるビンが複数指定されているか否かを判断する(S7
2)。この判断において、排紙先となるビンが複数指定
されていると判断された場合には(S72:YES)、
排紙先エラーが生じているか否かを判断する(S7
4)。ここで、排紙先エラーとは、指定されているビン
において、用紙フルや排紙機構のトラブル等が発生して
いる状態をいう。このS74の処理は、指定先のビンの
状態をプリンタと通信することで取得し、その結果に基
づいて排紙先エラーか否かの判断を行う様にしておくと
よい。また、この排紙先エラーのチェックは、プリンタ
ドライバをアクティブにした時点において(あるいは利
用者がプリントをしようとした時点でもよい)、プリン
タとの間で通信をして、排紙先のビンが用紙フル等の状
態になっているか否かを判断すればよい。
断された場合は(S74:NO)、トータルの印刷部数
を表すコピー値ΣCOPYとして、排紙先に指定されて
いるビンの数を設定する(S76)。そして、排紙先指
定とトータルコピー部数ΣCOPYとに基づき、印刷装
置M5(レーザプリンタ2)に対して送信するべき制御
コマンドを作成する(S78)。ここで、例えば、利用
者によって排紙先として第1ビン231、第3ビン23
3及び第6ビン236が指定されていたとすると、印刷
装置M5に対して、BIN1,BIN3,BIN6とい
った排紙先の指定と、トータル印刷部数ΣCOPY=3
とが制御コマンドとして作成される。即ち、コピー枚数
ΣCOPYと排紙先ビンを羅列することで、排紙制御に
関する制御コマンドを作成するのである。
制御コマンドと印刷データを印刷装置M5(レーザプリ
ンタ2)に対して送信する(S82)。ここで、印刷デ
ータの生成に当たっては、ワープロソフトやグラフィッ
クソフト等のアプリケーションプログラムに基づいて、
その処理が実行される。なお、ここで、この第2の実施
の形態の特徴点について述べると、排紙先が複数指定さ
れている場合には(S72:YES)、当該指定されて
いる排紙先に所定のアカウントを有する者にしかアクセ
スすることのできないメールボックスが含まれていて
も、その様なアカウントを持たない利用者が当該メール
ボックスへと印刷物を出力することができる様に、アカ
ウントの有無による排除機能を解除する様にしている。
と判断された場合は(S74:YES)、図12に示す
様に、どの排紙先がエラーであるかを利用者に理解させ
るための表示を表示装置M2を介して表示する処理が実
行される(S84)。具体的には、例えば、現時点で排
紙が不可能なビンを含む印刷出力の指定がなされている
場合には、利用者設定画面M30にて、その排紙先の色
を変え、ポップアップメッセージを出す等による警告を
利用者に対して行う様に構成しておくとよい。
判断する(S86)。ここで、利用者が排紙先の指定を
変更する操作を行った場合には(S86:YES)、S
70の処理に戻る。一方、排紙先の指定を変更する操作
が行われない場合には(S86:NO)、処理の続行が
指示されたか否かを判断する(S88)。そして、処理
の続行が指示された場合は(S88:YES)、利用者
によって指定された排紙先の中で、現在排紙可能な排紙
先のみを自動的に選択し(S90)、S76の処理へと
進む。また、処理の続行が指示されない場合には(S8
8:NO)、そのまま本処理を終了する。
(S72:NO)、排紙先として指定されているビンに
対する排紙権(アカウント)があるか否かを判断する
(S92)。ここで、排紙権があるか否かの判断は、排
紙先としてメールボックスに設定されているビンが指定
されている場合に、当該メールボックスとしてのビンに
対してアクセスすることのできる所定のアカウントを利
用者が持っているか否かを判断する処理を意味する。
かの方法があるが、S92の処理においては、その利用
者の登録番号とそのビンの使用可能者の登録番号を比較
する等の手法で排紙可能か否かを確認する。このアカウ
ント管理においては、ビン毎に誰が使用可能かをメモり
上で、登録番号、利用者名、パスワード等に基づいて管
理することができる。
タドライバの提供する所定の入力指示画面を利用して、
これらの利用者名等を予め入力するようにしておく。入
力されたこれらの利用者情報はプリンタドライバの管理
下でコンピュータM1内のメモリ上(特殊設定記憶領域
M16)に記憶され、S92の処理において、この記憶
された利用者情報を、ビン毎に設定されているビン使用
可能な利用者情報である登録情報との比較を行い、これ
らが一致する場合には、排紙権が有ると判断する訳であ
る。
プリンタ内であったり、プリンタドライバ内であったり
する。そして、プリンタで管理されている場合には、そ
の都度、プリンタ(印刷装置M5)とコンピュータM1
との間で確認する手順(通信)が入る。また、プリンタ
ドライバ内で管理する場合でも、全ての利用者のプリン
タドライバの整合性をとるために、プリンタドライバが
アクティブになるまでの時点で、マネージャ(一元的に
管理しているもの。パソコン上のソフトであったり、プ
リンタそのものであったりする。)と通信して最新情報
を得る等の手順を設けておく。
ックスに対する所定のアカウント)がないと判断された
場合には(S92:NO)、利用者が指定したビンに対
する排紙権がないことを表示装置M2に表示し(S9
4)、利用者に対してビンの指定の変更を促す処理が実
行される。この後、利用者により排紙先の指定を変更す
るための操作がなされたか否かを判断し(S96)、排
紙先の指定を変更するための操作がなされた場合には
(S96:YES)、S70の処理へと戻る。一方、排
紙先の指定を変更する処理がなされなかった場合には
(S96:NO)、本処理を一旦終了する。
先が複数指定されている場合には、メールボックスとし
て登録されているビンが含まれており、当該メールボッ
クスとしてのビンに印刷物を出力するための所定のアカ
ウントを持っていなくても、指定通りに印刷物の出力を
可能にしているものの、排紙先が1個だけ指定された場
合には、ここで指定されたビンがメールボックスとして
登録されたものであるときは、所定のアカウントを持っ
ていなければ印刷出力を行うことができない様になって
いる。なお、利用者が排紙先として1個のビンのみを指
定した場合に、この利用者の指定した排紙先がメールボ
ックスでない場合や、メールボックスであっても当該利
用者が所定のアカウントを持っている場合には(S9
2:YES)、S70で取得した印刷設定中のコピー部
数nCOPYを複写枚数として設定し(S98)、S7
8以降の処理へと進んでプリンタに対する印刷データ及
び制御コマンドの送信を実行する(S78〜S82)。
理の内容については、実施の形態1の図10のフローチ
ャートと同様であるので、説明を省略する。
な処理を実行することにより、利用者は印刷物を出力し
たいビンを複数選択する操作を実行しさえすれば、トー
タル印刷部数ΣCOPYは排紙先数に応じて自動的に設
定され、所望のビンに対して各1部ずつの印刷物を出力
することができる。この結果、利用者は、ソートモード
を指定したり、トータル印刷部数を設定したりするとい
った面倒な操作を一切行う必要がなく、容易に所望のビ
ンに対して印刷物を出力することができる。また、この
第2の実施の形態においては、複数のビンを排紙先とし
て指定する場合に限って、メールボックスとして登録さ
れているビンが当該複数のビン指定の中に含まれてお
り、かつ、利用者が当該メールボックスに対する所定の
アカウントを有しない場合にも、メールボックスによる
排除機能を解除して、当該メールボックスとして登録さ
れているビンに対しても印刷出力を実行することができ
る様になっている。この結果、メールボックスを持って
いる複数の人に対して印刷物の配布を行いたいといった
場合に、当該メールボックスへと印刷物を出力すること
ができ、複数人への印刷物の配布を行うという目的を達
成することができるといった効果がある。
メールボックスの排除機能は、プリンタドライバ側にあ
るものとして説明した。つまり、レーザプリンタ2はプ
リンタドライバから送付されたビンを指定する制御コマ
ンドを無条件に実行するものとして例示し、プリンタド
ライバがビンへの制御情報の登録状態を検査し、登録利
用者以外の利用者がメールボックスを使用しようとした
場合は、アラーム等を出す処理を行い、結果的にそのメ
ールボックスを指定する制御コマンドをレーザプリンタ
2に送らないことが、メールボックスの排除機能である
として説明した。しかし、メールボックスの排除機能は
これに限るものではなく、例えば、レーザプリンタ2自
体に、ビンを指定する制御コマンドを選択的に実行する
機能を持たせることにより、排除機能を実現してもよ
い。
ば、レーザプリンタ2側で、例えばS50の処理あたり
で、受信した印刷データの中に、メールボックスを含む
複数のビンを指定する制御コマンドが含まれるか否かを
判断し、含まれている場合はメールボックスに対するビ
ン指定の制御コマンドを実行しても良い状態であること
をフラグ等で指示し、その後のビン切換時にこのフラグ
を参照することにより、メールボックスへの出力を可能
とするものであってもよい。
ボックスの排除機能を解除しても良いことを示す制御コ
マンドを印刷データの送付に先立って送ることで、レー
ザプリンタ2に指示をしても良いことは言うまでもな
い。このことは、以下の他の実施の形態でも同様であ
る。
である印刷制御処理の内容を、図13のフローチャート
に従って説明する。なお、この制御処理も、上述した第
1,第2の実施の形態と同様に、コンピュータM1に備
えられるプリンタドライバによって実行されるものであ
り、以下に説明する処理を実行するためのプリンタドラ
イバ用のプログラムを記録した記録媒体(フロッピーデ
ィスクやCDROMなど)をコンピュータM1にセット
してプログラムのインストールを行うことによってこれ
を実現することができる。
理内容を示すフローチャートである。この処理は、基本
的には第2の実施の形態の図11のフローチャートと同
様に構成されており、一部についてだけ処理の内容を変
更をしたものである。従って、同一の処理内容を示す部
分については、第2の実施の形態において説明したのと
同じステップ番号で示し、その内容についての詳しい説
明は省略する。また、この図13のフローチャートの中
でとして示した処理に続く処理は、第2の実施の形態
の図12のフローチャートと全く同様であるので、その
図示及び説明を省略する。
定を取得する(S70)。この処理では、利用者により
コピー部数が指定されている場合には、コピー部数nC
OPYも同時に取得される。ここで、利用者による印刷
設定として、この実施の形態でも、第1ビン231〜第
10ビン230の中から、2個以上のビンを排紙先とし
て指定できる様になっている。その指定の具体的方法に
ついては、例えば第1の実施の形態において説明した様
に、図7に示した設定画面M30を表示して所定の操作
を行うことによって実行することができる。また、この
第3の実施の形態においても、印刷部数は、初期値とし
て1部(nCOPY=1)が設定されており、1個のビ
ンに対して2部以上の印刷出力を行いたい場合に、利用
者が所定の操作入力を行うことによって各ビンに対する
コピー部数を設定できる様になっている。そして、以下
の説明においては、利用者が複数のビンを排紙先として
指定すると共に、特定のビンに対しては1部だけではな
く、2部以上の印刷物を出力する旨の指定を行ったこと
を前提条件として、以下の説明を行う。より具体的に
は、利用者が第1ビン231(BIN1)、第3ビン2
33(BIN3)及び第6ビン236(BIN6)を選
択し、第3ビン233(BIN3)に対しては2部の印
刷物を、後の2個のビンに対しては各1部ずつの印刷物
を出力する様に指定したものとする。
定を取得し、排紙先が複数であり(S72:YES)、
排紙先エラーがないと判断された場合には(S74:N
O)、第2の実施の形態のS76に変えて、次に説明す
るS76Aの処理が実行される。即ち、トータルの印刷
部数を表すコピー値ΣCOPYとして、排紙先毎のコピ
ー設定数を指定されている排紙先分だけ積算した値を設
定する処理が実行される(S76A)。従って、上述の
条件に従えば、このS76の処理においては、BIN1
に1部、BIN3に2部、BIN6に1部の印刷物を出
力する旨の設定が利用者によりなされているので、トー
タル印刷部数ΣCOPY=4ということになる。
の実施の形態のS78の処理に変えて、次に述べる様な
S78Aの処理が実行される。即ち、複数部数の印刷を
行う旨の設定のある排紙先については、複数部相当分だ
け排紙先が繰り返し設定されているものと仮定して排紙
先を列挙する様にして制御コマンドを作成する(S78
A)。より具体的には、上述の前提条件に従えば、この
制御コマンドの作成により、排紙先の指定が、BIN
1,BIN3,BIN3,BIN6と、BIN3につい
て2度繰り返して排紙先が指定されていると仮定した状
態の制御コマンドが作成される。そして、プリンタ側の
印刷処理としては、第1の実施の形態と同様の処理が行
われ、その結果、プリンタ側の処理において、トータル
印刷部数ΣCOPY=4、排紙先指定=BIN1,BI
N3,BIN3,BIN6という制御条件に従って印刷
処理が繰り返し実行され、結果的に、BIN1には1
部、BIN3には2部、BIN6には1部の印刷物が出
力されることになる。
は、排紙先として複数のビンを指定すると共に、2部以
上の印刷物を出力したいビンについては複写部数nCO
PYを設定する操作をするだけで、トータルの印刷部数
を計算して設定したり、ソートモードに切り換えたりす
るといった操作を行わなくても、簡単に、所望の形態に
て印刷物を出力させることができる。また、この第3の
実施の形態においても、複数のビンを指定して印刷を実
行しようとする場合には、このビンの指定の中に他人の
メールボックスが含まれていたとしても、その排除機能
を解除して強制的に当該メールボックスとしてのビンへ
と印刷物を出力することができる。
プリンタドライバ側でトータル印刷部数(ΣCOPY)
を算出してプリンタに制御コマンドとして送付する例を
示したが、それに限らず、印刷データの中のビン指定の
コマンド数に基づき、レーザプリンタ2側で算出しても
よい。更に、このように直接的に算出することなく、例
えば、ビン指定のコマンドを、印刷データの最後のペー
ジが終了するまで参照可能に記憶し、この印刷データの
処理を行う間、ビン切換をこの記憶したビンの順に循環
的に行うことで、トータル印刷部数を間接的(この場
合、ビン指定のコマンドの配列数がトータル印刷部数に
なる)に算出するようにしてもよい。
である印刷制御処理の内容を、図14のフローチャート
に従って説明する。なお、この制御処理も、上述した第
1〜第3の実施の形態と同様に、コンピュータM1に備
えられるプリンタドライバによって実行されるものであ
り、以下に説明する処理を実行するためのプリンタドラ
イバ用のプログラムを記録した記録媒体(フロッピーデ
ィスクやCDROMなど)をコンピュータM1にセット
してプログラムのインストールを行うことによってこれ
を実現することができる。
理内容を示すフローチャートである。この処理は、基本
的には第2の実施の形態の図11のフローチャートと同
様に構成されており、一部についてだけ処理の内容を変
更をしたものである。従って、同一の処理内容を示す部
分については、第2の実施の形態において説明したのと
同じステップ番号で示し、その内容についての詳しい説
明は省略する。また、この図14のフローチャートの中
でとして示した処理に続く処理は、第2の実施の形態
の図12のフローチャートと全く同様であるので、その
図示及び説明を省略する。
定を取得する(S70)。この処理では、利用者により
コピー部数が指定されている場合には、コピー部数nC
OPYも同時に取得される。ここで、利用者による印刷
設定として、この実施の形態でも、第1ビン231〜第
10ビン230の中から、2個以上のビンを排紙先とし
て指定できる様になっている。その指定の具体的方法に
ついては、例えば第1の実施の形態において説明した様
に、図7に示した設定画面M30を表示して所定の操作
を行うことによって実行することができる。また、この
第3の実施の形態においても、印刷部数は、初期値とし
て1部(nCOPY=1)が設定されており、1個のビ
ンに対して2部以上の印刷出力を行いたい場合にだけ、
利用者が所定の操作入力を行うことによって各ビンに対
するコピー部数を設定できる様になっている。そして、
以下の説明においては、利用者が複数のビンを排紙先と
して指定すると共に、特定のビンに対しては1部だけで
はなく、2部以上の印刷物を出力する旨の指定を行った
ことを前提条件として、以下の説明を行う。より具体的
には、利用者が第1ビン231(BIN1)、第3ビン
233(BIN3)及び第6ビン236(BIN6)を
選択し、第3ビン233(BIN3)に対しては2部の
印刷物を、後の2個のビンに対しては各1部ずつの印刷
物を出力する様に指定したものとする。
定を取得し、排紙先が複数であり(S72:YES)、
排紙先エラーがないと判断された場合には(S74:N
O)、第2の実施の形態のS76に相当する処理を行わ
ず、第2の実施の形態のS78の処理に相当するS78
Bの処理が実行される。即ち、トータルの印刷部数を表
すコピー値ΣCOPYの算出は行わず、排紙先と、その
排紙先への複写部数に基づき、排紙先と複写部数nCO
PYとをペアにして制御コマンドを作成する(S78
B)。より具体的には、上述の前提条件に従えば、この
制御コマンドの作成により、排紙先と複写部数nCOP
Yとがペアの情報となり、BIN1,1、BIN3,
2、BIN6,1といった具合に、排紙先と複写部数n
COPYとがペアとなった制御コマンドが作成される。
ンタ側の印刷処理について図15のフローチャートに従
って説明する。プリンタ側では、まず、プリンタドライ
バ側のS82の処理によって送信されてきた印刷データ
及び制御コマンドの受信が行われる(S120)。この
とき、上述した例に従えば、BIN1,1、BIN3,
2、BIN6,1といった排紙先と複写部数nCOPY
とがペアになった制御コマンドが受信されることにな
る。
たら、次に、当該受信した印刷データに基づき、画像イ
メージを作成する(S122)。この処理においては、
印刷物が複数ページに渡るものである場合、全てのペー
ジに対応する画像イメージが作成され、プリンタ側の所
定のメモリ領域に格納される。そして、S120で受信
した制御コマンドより排紙先数Nとして排紙先に指定さ
れているビンの数が設定される(S124)。続いて、
排紙先情報に基づき、排紙先を設定し、排紙先への複写
部数nCOPYを設定する(S126)。上述の具体例
に則して説明すると、BIN1,nCOPY=1、BI
N3,nCOPY=2、BIN6,nCOPY=1とい
った具合に、排紙先BINnと複写部数nCOPYとが
設定されることになる。
実行される(S128)。この処理においては、プリン
タのメモリ領域に展開された全ページの画像イメージが
丁合い印刷によって一つの排紙先に対して連続して出力
される。そして、当該排紙先に対する印刷出力が完了す
ると、次に、複写部数nCOPYが値1だけデクリメン
トされると共に(S130)、複写部数nCOPYが0
になったか否かが判断される(S132)。ここで、n
COPYが0になっていないと判断された場合は(S1
32:NO)、S128へ戻って先程印刷出力を行った
排紙先に対して再び印刷出力を実行する。
(S132:YES)、排紙先数Nを値1だけデクリメ
ントすると共に(S134)、排紙先数Nが0になった
か否かを判断する(S136)。この判断において、排
紙先数Nは0でないと判断されると(S136:N
O)、S126の処理に戻って、次の排紙先を設定して
上述したS128以降の処理を実行する。一方、排紙先
数N=0であると判断された場合には(S136:YE
S)、本処理を終了する。
理の前提として上げた具体例に従えば、まず最初にBI
N1に対して1部の印刷物が丁合い印刷によって出力さ
れ、次に、BIN3に対して2部の印刷物が丁合い印刷
によって出力され、その後、BIN6に対して1部の印
刷物が丁合い印刷によって出力されることになる。
は、排紙先として複数のビンを指定すると共に、2部以
上の印刷物を出力したいビンについては複写部数nCO
PYを設定する操作をするだけで、トータルの印刷部数
を計算して設定したり、ソートモードに切り換えたりす
るといった操作を行わなくても、簡単に、所望の形態に
て印刷物を出力させることができる。ここで、S124
からS136での循環的な処理(ループ処理)がトータ
ル印刷部数を算出する処理に相当する。また、この第4
の実施の形態においても、複数のビンを指定して印刷を
実行しようとする場合には、このビンの指定の中に他人
のメールボックスが含まれていたとしても、その排除機
能を解除して強制的に当該メールボックスとしてのビン
へと印刷物を出力することができる。
いて説明したが、本発明はこの実施の形態に限られるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲内においてさら
に種々の形態を採用することができることはもちろんで
ある。
の全ページに対する画像イメージをプリンタ内のメモリ
領域に展開して丁合い印刷を実行することとしている
が、メモリ領域が十分に確保できない場合には、印刷デ
ータを何ページ分かに分割して画像イメージをメモリ領
域に展開する様にしてもよいし、第1の実施の形態ない
し第3の実施の形態で例示したように、丁合い印刷を行
わない様な処理としても構わない。なお、特定の排紙先
に対して2部以上の印刷物を出力する場合には、印刷物
の回収に当たって丁合い印刷を行う様にしておく方がよ
り望ましい。
ビンに各1部ずつ印刷物を出力する場合と、特定のビン
に対しては2部以上としてその他のビンに対しては1部
ずつ印刷出力する例だけを具体例として示したが、複数
のビンに対して各2部ずつ印刷物を出力する様にしても
構わない。この場合は、複数のビンの指定と、各ビンに
共通な印刷部数の指定とを行うことになるが、ソートモ
ードへの切換や、トータル印刷部数の計算といった面倒
な操作を必要としない点で、本発明の目的とするところ
を十分に達成できるからである。
定の利用者にのみ印刷出力が許可されているメールボッ
クスとして設定されているビンに対しても、他の利用者
が印刷物を出力することができる様にし、当該メールボ
ックスの利用者に対しても印刷物の配布を容易にするこ
とができる。
例えば、メールボックスを有する利用者に対して他の利
用者が印刷物を配布したいという場合においても、複数
ビン指定手段により当該メールボックスの設定がなされ
ているビンをも指定することで、通常ならば印刷出力を
することができない他人のメールボックスへも印刷物を
出力することができ、印刷物の配布を容易にするという
効果が発揮される。
上記請求項1記載の印刷システムの奏する効果に加え
て、以下の効果を発揮する。即ち、利用者は、印刷物を
出力したいビンを複数指定する操作を行うだけで、自動
的に、各ビンに対して印刷物を出力することができ、操
作を簡単にすることができる。
グラムを記録した記録媒体によれば、この請求項3の記
録媒体に記録されているプリンタドライバ用のプログラ
ムをコンピュータにインストールし、このプログラムを
実行することによって、請求項1の印刷システムを実現
することができるという効果が発揮される。
グラムを記録した記録媒体によれば、この請求項4の記
録媒体に記録されているプリンタドライバ用のプログラ
ムをコンピュータにインストールし、このプログラムを
実行することによって、請求項2の印刷システムを実現
することができるという効果が発揮される。
概略構成を示すブロック図である。
の要部断面図である。
に、ケーシング部を複数個積み重ねた状態を示す説明図
である。
リント設定プログラムのモジュール構成図である。
する一画面を示す説明図である。
プログラムの制御処理を示すフローチャートである。
が表示する一画面を示す説明図である。
イバの制御処理を示すフローチャートである。
タドライバの制御処理を示すフローチャートである。
ンタ側の制御処理を示すフローチャートである。
ンタドライバの制御処理を示すフローチャートである。
ンタドライバの制御処理を示すフローチャートである。
ンタドライバの制御処理を示すフローチャートである。
ンタドライバの制御処理を示すフローチャートである。
ンタ側の制御処理を示すフローチャートである。
画像形成ユニット、5・・・定着ユニット、6・・・感
光体ドラム、7・・・転写ローラ、8・・・加熱ロー
ラ、9・・・押圧ローラ、16・・・排出トレイ、23
・・・ビン、231・・・第1ビン、232・・・第2
ビン、233・・・第3ビン、234・・・第4ビン、
235・・・第5ビン、236・・・第6ビン、237
・・・第7ビン、238・・・第8ビン、239・・・
第9ビン、230・・・第10ビン、M1・・・コンピ
ュータ、M2・・・表示装置、M3・・・入力装置、M
4・・・補助記憶装置、M5・・・印刷装置、 M10
・・・プリンタドライバ、M11・・・プリンタドライ
バ設定モジュール、M12・・・プリンタドライバ印刷
モジュール、M13・・・プリント設定プログラム、M
14・・・プリント設定記憶領域、M16・・・特殊設
定領域、M20・・・画面、M30・・・設定画面、M
34・・・排紙トレイ説明欄。
Claims (4)
- 【請求項1】 印刷出力先としてのビンを複数備えてい
る印刷手段と、 該印刷手段に対して、印刷出力先となるビンを指定して
印刷の実行を指令するビン指定印刷指令手段とを備えて
いる印刷システムにおいて、 前記ビン指定印刷指令手段は、前記印刷の実行を指令す
るに当たって、前記印刷手段の有する複数のビンの中か
ら、複数のビンを指定する複数ビン指定手段を有し、該複数ビン指定手段によるビンの指定に当たって特定の
利用者のメールボックスとして設定されているビンの指
定を含ませた場合に、当該特定の利用者のメールボック
スに関する他の利用者からのアクセスを排除する機能を
解除して強制的に印刷出力を実行させる強制印刷実行手
段を備えると共に、 前記複数ビン指定手段によらず1つのビンのみを指定し
て印刷の実行が指令された場合には、当該指定が特定の
利用者のメールボックスとして設定されているビンを指
定している場合には、当該特定の利用者のメールボック
スへの他の利用者からのアクセスを排除する機能を継続
させるアクセス排除機能継続手段をも備えていること を
特徴とする印刷システム。 - 【請求項2】 印刷出力先としてのビンを複数備えてい
る印刷手段と、 該印刷手段に対して、印刷出力先となるビンを指定して
印刷の実行を指令するビン指定印刷指令手段とを備えて
いる印刷システムにおいて、 前記ビン指定印刷指令手段は、前記印刷の実行を指令す
るに当たって、前記印刷手段の有する複数のビンの中か
ら、複数のビンを指定する複数ビン指定手段を有し、 該複数ビン指定手段によって、複数のビンが印刷出力先
として指定された場合 に、該指定されたビンの数に応じ
て、合計印刷部数を自動的に設定する合計印刷部数設定
手段と、 前記複数ビン指定手段により指定された複数のビンに分
けて、前記合計印刷部数設定手段により設定された印刷
部数分だけ繰り返し印刷出力を実行することにより、前
記指定された各ビンに対して印刷物を出力する印刷制御
手段とを備え、前記印刷制御手段は、前記複数ビン指定
手段によるビンの指定に当たって特定の利用者のメール
ボックスとして設定されているビンの指定を含ませた場
合に、当該特定の利用者のメールボックスに関する他の
利用者からのアクセスを排除する機能を解除して強制的
に印刷出力を実行させる強制印刷実行手段を備えている
こと を特徴とする印刷システム。 - 【請求項3】 複数のビンを備えているプリンタに接続
されているコンピュータに実行させるプリンタドライバ
のプログラムをコンピュータ読み取り可能に記録した記
録媒体であって、 前記プリンタの備えている複数のビンの中から、印刷出
力先として2以上のビンを指定する複数ビン指定ステッ
プと、 該複数ビン指定ステップによるビンの指定に当たって他
人のメールボックスとして設定されているビンの指定を
含ませた場合に、当該他人のメールボックスに関する他
の利用者からのアクセスを排除する機能を解除して強制
的に印刷出力を実行させる旨の指令を前記プリンタに与
える強制印刷実行ステップとを備えると共に、 前記複数ビン指定ステップによらず1つのビンのみを指
定して印刷の実行が指令された場合には、当該指定が特
定の利用者のメールボックスとして設定されているビン
を指定している場合には、当該特定の利用者のメールボ
ックスへの他の利用者からのアクセスを排除する機能を
継続させるアクセス排除機能継続ステップをも備えてい
ることを特徴とするプリンタドライバのプログラムを記
録した記録媒体。 - 【請求項4】 複数のビンを備えているプリンタに接続
されているコンピュータに実行させるプリンタドライバ
のプログラムをコンピュータ読み取り可能に記録した記
録媒体であって、 前記プリンタの備えている複数のビンのビンの中から、
印刷出力先として2以上のビンを指定する複数ビン指定
ステップと、 該複数ビン指定ステップによって、複数のビンが印刷出
力先として指定された場合に、該指定されたビンの数に
応じて、合計印刷部数を自動的に設定する合計印刷部数
設定ステップと、 前記複数ビン指定ステップにより指定された複数のビン
に分けて、前記合計印刷部数設定ステップにより設定さ
れた印刷部数分だけ繰り返し印刷出力を実行することに
より、前記指定された各ビンに対して印刷物を出力する
ための指令を前記プリンタに対して指示する印刷制御ス
テップとを備えると共に、 前記印刷制御ステップが、前記複数ビン指定ステップに
よるビンの指定に当たって他人のメールボックスとして
設定されているビンの指定を含ませた場合に、当該他人
のメールボックスに関する他の利用者からのアクセスを
排除する機能を解除して強制的に印刷出力を実行させる
旨の指令を前記プリンタに与える強制印刷実行ステップ
を備えていることを特徴とするプリンタドライバのプロ
グラムを記録した記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09413899A JP3189824B2 (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | 印刷システム及びプリンタドライバのプログラムを記録した記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09413899A JP3189824B2 (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | 印刷システム及びプリンタドライバのプログラムを記録した記録媒体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2000284648A JP2000284648A (ja) | 2000-10-13 |
JP3189824B2 true JP3189824B2 (ja) | 2001-07-16 |
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ID=14102040
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP09413899A Expired - Fee Related JP3189824B2 (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | 印刷システム及びプリンタドライバのプログラムを記録した記録媒体 |
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---|---|---|---|---|
JP6424690B2 (ja) * | 2015-03-17 | 2018-11-21 | ブラザー工業株式会社 | 印刷装置および印刷装置の排紙方法 |
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