JP2889259B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2889259B2
JP2889259B2 JP63331781A JP33178188A JP2889259B2 JP 2889259 B2 JP2889259 B2 JP 2889259B2 JP 63331781 A JP63331781 A JP 63331781A JP 33178188 A JP33178188 A JP 33178188A JP 2889259 B2 JP2889259 B2 JP 2889259B2
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  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、複数の記録媒体供給経路を有する各種プ
リンタ,デジタル複写機,フアクシミリ装置等の画像形
成装置に関する。
〔従来の技術〕
レーザプリンタのような画像形成装置では、複数の記
録媒体供給部(例えば上給紙カセツト,下給紙カセツト
及び大量給紙ユニツト)からそれぞれ画像形成部(感光
体とその周辺の複数ユニツトからなる作像部)へ記録媒
体を供給する複数の記録媒体供給経路(給紙経路)を有
し、ワードプロセツサ,オフイスコンピユータ,パーソ
ナルコンピユータ等のホストシステムより文字情報ある
いは画像情報を受けて画像イメージ情報を生成する画像
処理部(コントローラ)と、選択された記録媒体供給経
路を通して記録媒体を供給し、その記録媒体上に画像を
記録形成する前記画像処理部の一連の動作を制御するシ
ーケンスドライバ部とを備えたものがある。
このような画像形成装置においては、画像処理部はホ
ストシステムより文字情報あるいは画像情報の他に、記
録媒体供給経路(用紙サイズ情報に対応する)の選択情
報を受信することにより、その選択情報に対応する記録
媒体供給経路をシーケンスドライバ部を介して選択する
ようにしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来のこのような画像形成装置では、
画像処理部はホストシステムからの記録媒体供給経路の
選択情報を受けると、まずその選択情報に対応する記録
媒体供給経路の状態(給紙カセツトが装着されている
か,用紙が存在するか,用紙の詰まりが発生していない
か)をシーケンスドライバ部に問い合わせ、それに対し
てシーケンスドライバ部は上記記録媒体供給経路の状態
を複数のセンサによつて検出してその検出結果を折り返
し画像処理部に返信し、画像処理部はその検出情報によ
りホストシステムからの記録媒体供給経路の選択情報に
よるこれから選択しようとしている記録媒体供給経路の
状態が良好(給紙カセツト装置OK,用紙装填OK)である
と判断すれば、そこで初めてシーケンスドライバ部を介
して上記記録媒体供給経路を選択するようにしているた
め、新たな記録媒体供給経路が選択されるまでにはその
選択に係わる情報を画像処理部とシーケンスドライバ部
間で何回もやりとりしなければならないので、処理能力
の低下を招いていた。
この発生は上記の点に鑑みてなされたものであり、上
述のような問題を解消し、効率的な制御を行なえる画像
形成装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は上記の目的を達成するため、複数の記録媒
体供給部からそれぞれ画像形成部へ記録媒体を供給する
複数の記録媒体供給経路を有し、ホストシステムから文
字情報あるいは画像情報を受けて画像イメージ情報を生
成する画像処理部と、この画像処理部から上記画像イメ
ージ情報を受けて、ホストシステムから画像処理部を介
して選択された記録媒体供給経路を通して記録媒体を供
給し、その記録媒体上に画像を記録形成する画像形成部
の一連の動作を制御するシーケンスドライバ部とを備え
た画像形成装置において、シーケンスドライバ部が、ホ
ストシステムから画像処理部を介して選択が指示された
記録媒体供給経路の状態を検出する経路状態検出手段
と、該手段によつて検出した情報を画像処理部に知らせ
る手段と、上記検出した情報に応じて上記選択が指示さ
れた記録媒体供給経路の選択を制御する経路選択制御手
段とを備えたものである。
なお、経路状態検出手段を、ホストシステムから画像
処理部を介して選択が指示された記録媒体供給経路の記
録媒体供給部が記録媒体を給送可能な状態であるか否か
を検出する手段とし、該手段によって記録媒体を給送可
能でないことが検出された時には、上記選択が指示され
た記録媒体供給経路の選択を経路選択制御手段が禁止す
るようにするとよい。
あるいは、経路状態検出手段を、ホストシステムから
画像処理部を介して選択が指示された記録媒体供給経路
での記録媒体の詰りの発生を検出する手段とし、該手段
によって記録媒体の詰りが発生していることが検出され
た時には、上記選択が指示された記録媒体供給経路の選
択を経路選択制御手段が禁止するようにするとよい。
〔作 用〕
このように構成された画像形成装置によれば、シーケ
ンスドライバ部が、ホストシステムから画像処理部を介
して選択が指示された記録媒体供給経路の状態を検出し
て、その情報を画像処理部に知らせると共に、その情報
に応じて上記選択が指示された記録媒体供給経路の選択
を制御する。
例えば、ホストシステムから画像処理部を介して選択
が指示された記録媒体供給経路の記録媒体供給部が記録
媒体を給送可能な状態であるか否かを検出し、記録媒体
を給送可能でないことを検出した時には、上記選択が指
示された記録媒体供給経路の選択を禁止する。
あるいは、ホストシステムから画像処理部を介して選
択が指示さ あるいは、ホストシステムから画像処理部を介して選
択が指示された記録媒体供給経路での記録媒体の詰りの
発生を検出し、記録媒体の詰りが発生していることを検
出した時には、上記選択が指示された記録媒体供給経路
の選択を禁止する。
このように、シーケンスドライバ部自身が判断して記
録媒体供給経路の選択を禁止するので、画像処理部との
送受信回数が減り、効率の良い制御が行なえる。
〔実 施 例〕
以下、この発明の実施例を添付図面に基づいて具体的
に説明する。
第2図(A)〜(F)は、この発明の一実施例である
レーザプリンタ・システムのそれぞれ異なるオプシヨン
の組合わせ構成例を示し、各図中の破線矢印は紙の搬送
方向を示している。
(A)は基本構成であり、作像部及びプリンタコント
ローラ部を内蔵するレーザプリンタ本体(LP本体)1
と、それぞれA3サイズまでの用紙(記録媒体)を250枚
ずつセツトできる上給紙カセツト(トレイ)2及び下給
紙カセツト(トレイ)3と、500枚まで排紙可能な上排
紙用の標準排紙ユニツト4と、封筒等の腰の強い紙を排
紙するための後排紙トレイ5とによつて構成されてい
る。
なお、標準排紙ユニツト4は、排紙トレイに対して左
右にシフトした排紙位置を選択できるオフセツト機能を
有している。
(B)はこの(A)のシステムに両面プリントを行な
うための両面ユニツト(DPX)6を加えたものである。
(C)は(A)のシステムに1000枚のカツト紙を収納
できる大量給紙ユニツト(LCIT)7を加えると共に、標
準排紙ユニツト4に代えて、上下二段の排紙トレイ8A,8
Bを有する大量排紙ユニツト(LCOT)8を装着したもの
である。
(D)は(C)のシステムに、さらに両面ユニツト
(DPX)6を加えたものである。
(E)は(C)のシステムの大量排紙ユニツト8に代
えて、ベーススタツカ9aと6個のビン(#1〜#6)を
備えた多段排紙ユニツトであるメールボツクス(MB)9
を装着したものである。
(F)は(E)のシステムに、さらに両面ユニツト
(DPX)6を加えたものである。
このように、このレーザプリンタ・システムは、オプ
シヨンである両面ユニツト6,大量給紙ユニツト7,大量排
紙ユニツト8,及びメールボツクス9の選択により、多様
なシステム構成を得ることができる。
第3図は、第2図(D)のシステムの外観例を示す斜
視図であり、第2図と対応する部分には同一の符号を付
してある。
なお、10は大量給紙ユニツト7の一部と第2図におけ
る両面ユニツト6とを内蔵するテーブルである。11は、
レーザプリンタ本体1の上部に設けた操作表示パネルで
ある。
12,13は、フオントカートリツジで、それぞれ異なる
文字種のフオントデータを格納したRAMあるいはROMを内
蔵している。
14はエミユレーシヨンカード(以下「ICカード」と称
す)で、これをレーザプリンタ本体1に挿入することに
より、ホストの種類に応じたエミユレーシヨン機能を発
揮させて、ドツトプリンタやデージホイールプリンタ等
既存の各種プリンタと同様に動作させることもできる。
第1図は、このシステムの内部機構の略構を示す断面
図である。
このレーザプリンタ本体1内には、プリントエンジン
(PE)ユニツトの作像部を構成する感光体ドラム20,帯
電チヤージヤ21,レーザ書込装置22,現像装置23,転写チ
ヤージヤ24,クリーニングユニツト25及び定着装置26を
備えている。
また、本体1内には上下2個の給紙コロ27,28と二対
の給紙ローラ29,30と一対のレジストローラ31とペーパ
ガイド板等からなる2つの給紙経路と、その他多数の搬
送ローラとペーパガイド板等からなる排紙用搬送路32を
含む用紙搬送路が形成されている。
さらに、本体1内には高圧電源ユニツト33と上下2個
のカセツトサイズセンサ70,71及びレジストセンサ72が
備えられ、本体1内の上方にはこのレーザプリンタを制
御するコントローラ(画像処理部)40及びシーケンスド
ライバ部50の基板が装着されている。
一方、テーブル10内には、大量給紙トレイ7aから給紙
を行なうための給紙コロ34,一対の給紙ローラ35と上限
センサ63と、両面ユニツトを構成する多数の搬送ローラ
とペーパガイド板等からなる両面プリント用の反転部36
及び反転紙給送部37等を備えている。
大量給紙ユニツト7は、テーブル10内の後述する制御
部によつて駆動制御される図示しないリフトモータによ
って、ワイヤ等の動力伝達手段を介して給紙トレイ7aが
矢示B方向に昇降され、最上部の用紙が大量給紙用の給
紙コロ34に当接する位置を上限センサ73で検知して、そ
の位置に自動調整される。
上限センサ73は、マイクロスイツチや光電スチツチ等
のセンサであり、給紙トレイ7a上の最上部の用紙が給紙
コロ34に当たつてそれを若干持ち上げると、それを検知
してオンにする。
また、本体1内のカセツトサイズセンサ70,71及びレ
ジストセンサ72も上述と同様にマイクロスチツチ,光電
スイツチ等のセンサを使用する。
カセツトサイズセンサ70,71は、それぞれ上給紙カセ
ツト2及び下給紙カセツト3に収納された用紙のサイズ
を検出すると共に、上記各カセツトが給紙経路の給紙口
に装着されているか否かを検出するためのセンサであ
る。
レジストセンサ72は、選択された給紙トレイから給送
された用紙の先端が所定時間内にこのセンサに到達しな
い時に用紙の詰まりとして検出したり、作像部への用紙
の搬送タイミングをとるために使用される。
このレーザプリンタシステムの制御系については後で
詳細に説明するが、図示しないコンピユータ,ワークス
テーシヨン,ワードプロセツサ等のホストシステムから
の画像データ等をコントローラ40を介してシーケンスド
ライバ部50へ入力して処理し、給紙経路,排紙経路及び
プリントモード(片面プリントモード又は両面プリント
モード等)を選択した後、プリントスタート・リクエス
ト信号によりプリント動作を開始する。
プリントシーケンスが開始されると、所定のタイミン
グで給紙コロ27,28,34のいずれかを駆動して、上給紙カ
セツト2,下給紙カセツト3あるいは大量給紙ユニツト7
のいずれか選択されたものから給紙を開始し、給紙ロー
ラ29,30,35のいずれかによつて用紙を給送し、その用紙
の先端がレジストローラ対31に挾持された状態で一時停
止させる。
一方、感光体ドラム20は第1図の矢示方向へ回転し、
帯電チヤージヤ21によつて帯電された表面に、レーザ書
込装置22によつて画像データに応じて変調されたレーザ
ビームをドラム軸方向に主走査しながら照射して露光
し、静電潜像を形成する。
その潜像を現像装置23からのトナーによつて現像し、
所定のタイミングでレジストローラ31によつて給送され
る用紙に、転写チヤージヤ24によつて転写する。
その転写された用紙を感光体ドラム20から剥離して定
着装置26へ搬送して定着加熱し、さらに定着加熱された
用紙、すなわちプリント紙を排紙部へ送出する。
その際、排紙部として排紙用搬送部32を介した大量排
紙ユニツト8に備えられた上段の排紙トレイ8A又は下段
の排紙トレイ8B、あるいはプリンタ後部に位置する後排
紙トレイ5のいずれか選択された排紙トレイに排紙され
る。
なお、通常は排紙トレイ8A,排紙トレイ8Bのいずれか
が選択されるが、封筒や葉書などのカールし易い紙を使
用する場合等、特別な場合には後排紙トレイ5が選択さ
れる。
ただし、後排紙トレイ5は排紙口38に対して第1図の
矢示A方向に開閉可能であり、排紙口38が閉じて排紙可
能な状態になつていない時は後排紙トレイ5を選択する
ことはできない。
ところで、両面プリントが選択されている時には、片
面にプリントされた用紙を搬送進路を変更してテーブル
10へ送り込む。
そして、一旦両面プリント用の反転部36へ送り込んだ
後、搬送方向を逆転して反転紙給送部37へ搬送して待機
させ、所定のタイミングで本体1へ送り込んで、前述と
同様にして他方の面にプリントし、その後いずれかの排
紙トレイに排紙される。
第4図は、この実施例の制御系の接続関係を示すシス
テムブロツク図である。
レーザプリンタ本体1内の電源ユニツト33とコントロ
ーラ(PCB)40,シーケンスドライバ部(PCB)50,定着器
26のヒータとフアン,テーブル10内の両面ユニツト6及
び大量給紙ユニツト7を制御するためのDPX&LCIT・PCB
60,メールボツクス9を装着した場合にはメールボツク
ス(MB)ユニツト62を制御するためのMB・PCB63とを、
それぞれ電源線64A,64B,64C,64D,64Eによつて直接接続
されている。
さらに、シーケンスドライバ部50とPEユニツト(第1
図の各機構部を含む)65との間及びコントローラ40との
間をそれぞれ電源線と信号線を含む接続線66A,66Bによ
つて接続し、標準排紙ユニツト4を装着した場合にはそ
れとの間、大量排紙ユニツト(LCOT)8を装着した場合
にはそれとの間も、それぞれ電源線と信号線を含む接続
線66C,66Dによつて接続する。
また、シーケンスドライバ部50とDPX&LCIT・PCB60,M
B・PCB63,操作表示パネル用PCB67との間をそれぞれ2本
の送受信用オプチカルフアイバ・ケーブル68A,68B,68C
によつて接続しており、これらの間では光通信によつて
信号の送受を行なう。
なお、上記各オプチカルフアイバ・ケーブルの両端部
にはそれぞれ光−電気変換,電気−光変換素子(図示省
略)が内臓されている。
そして、コントローラ40を接続ケーブル69によつて、
コンピユータやワードプロセツサ等のホストシステムに
接続し、この接続ケーブル69から画像データ等のデータ
を入力する。
なお、操作表示パネルPCB67にも、図示しない電源線
を介して電源ユニツト33,シーケンスドライバ部50,ある
いはコントローラ40から給電される。
コントローラ40,シーケンスドライバ部50,大量排紙ユ
ニツト8,DPX&LCIT・PCB60,MB・PCB63,及び操作表示パ
ネルPCB67には、それぞれその各部の制御を統括するマ
イクロコンピユータを備えている。
第5図は、このシステムの制御部の構成を示すブロツ
ク図である。
コントローラ40は、メインのマイクロコンピユータ
(以下「CPU」という)41と、そのCPU41が必要とするプ
ログラム,データ等を格納したROM42と、一時的なデー
タをメモリするRAM43と、データの入出力を制御するI/O
44と、そのI/O44を介してCPU41と接続される操作表示パ
ネル11と、内部インタフエース(I/F)45とから構成さ
れ、互にデータバス,アドレスバス等で接続されてい
る。
また、プリント命令や給紙経路(用紙サイズ情報に対
応する),排紙経路,プリントモード等の選択情報と、
文字情報,画像情報等を出力するホストシステム80も、
I/O44を介してCPU41に接続される。
シーケンスドライバ部50は、サブのCPUよりなるシー
ケンス制御部51と、そのシーケンス制御部51が必要とす
るプログラム,データ等を格納したROM52と、一時的な
データをメモリするRAM53と、データの入出力を制御す
るI/O54とから構成され、互にデータバス,アドレスバ
ス等で接続されている。
I/O54は、コントローラ40の内部インタフエース45に
接続され、コントローラ40から画像信号やコマンドを入
力したり、ステータス情報をコントローラ40へ出力す
る。
また、I/O54は、PEユニツト65を構成するレーザ書込
み装置22,感光体ドラム20等を駆動するモータやクラツ
チやリレー等のシーケンス機器群55,各種のスイツチ・
センサ類56(前述したトレイセツトセンサ70,71,及びレ
ジストセンサ72を含む)とも接続されている。
さらに、I/O54はここでは図示を省略するが、前述し
た2本の送受信用オプチカルフアイバ・ケーブル68及び
DPX&LCIT・PCB60を介して、テーブル10内の上限センサ
74と接続されている。
コントローラ40は、ホストシステム80から文字情報や
画像情報を受信して、プリント用紙1ページ分ずつの画
像イメージ情報(画像データ)を生成し、内部インタフ
エース45を介してシーケンスドライバ部50に出力する。
なお、受信した情報が文字情報であれば、それをROM4
2に記憶している文字フオントによつて画像書込みに必
要な画像データに変換する。
また、操作表示パネル3上には、操作用の各種スイツ
チと、各種事項を文字列で表示するLCD(液晶)デイス
プレイ及び複数の表示用LEDを備えている。
シーケンスドライバ部50は、コントローラ40からのデ
ータやコマンドにより、PEユニツト65のシーケンス機器
群55を制御したり、画像書込みに必要なビデオ信号をレ
ーザ書込み装置22に出力すると共に、多数のスイツチ・
センサ類56からエンジン各部の状態を示す信号を入力し
て処理したり、必要な情報やエラー状況例えば給紙トレ
イなし,ペーパエンドやジヤム等のエラーメツセージな
どのステータス情報をコントローラ40へ出力する。
また、シーケンスドライバ部50は、上限センサ63(第
1図参照)から大量給紙トレイ7aの状態(用紙が存在す
るか)を示す信号を入力して、それに応じたステータス
情報をコントローラ40へ出力する。
次に、コントローラ40及びシーケンスドライバ部50に
おける各初期設定時の具体的動作について説明する。
シーケンスドライバ部50は、電源が投入されることに
より、まずこのレーザプリンタシステムがどのようなシ
ステム構成であるかを知るために、各オプシヨンユニツ
トとの通信線を使用して、各オプシヨンユニツトからそ
れぞれが所有している認識番号情報(IDコード)の送出
を要求する。
それによつて、シーケンスドライバ部50は各オプシヨ
ンユニツトからの認識番号情報を受信し、それに基づい
てこのシステム全体のシステム構成を判別する。このと
き、上記認識番号情報は一定時間内に限定して受付ける
ため、その時間内に受信されなかつた認識番号情報に対
応するオプシヨン装置はこのシステムに接続されていな
いものと判断される。
なお、この実施例では第2図に示した6種類のシステ
ム構成のうちの(D)が判別されることになる。
次いで、シーケンスドライバ部50はこのシステムにお
けるステータス(致命的な障害が発生しているか、各部
のカバーの開閉状態、給紙経路の状態、残紙があるか
等)をチエツクし、エラーがなければウオーミングアツ
プ動作を開始し、それが終了することによつてコントロ
ーラ40からのプリント命令を受け付けることができる。
一方、コントローラ40はシーケンスドライバ部50との
間で予め取り決めた通信のプロトコルに従つてそのシー
ケンスドライバ部50へプリント命令コマンドと共に各種
コマンドを送信することによつて、そのシーケンスドラ
イバ部50からリプライを受信し、その後ホストシステム
80からのプリント命令を実行する。
ここで、コントローラ40とシーケンスドライバ部50間
における通信のプロトコルについて説明する。
コントローラ40は、シーケンスドライバ部50に対して
各種コマンドを送信するが、そのコマンドはこのシステ
ムにおけるステータス情報要求コマンドと実行コマンド
とに大別され、いずれも1バイトあるいは2バイトのHE
X(ヘキサ)コードでシーケンスドライバ部50へ送信す
る。
ステータス情報要求コマンドとは、どのようなシステ
ム構成であるか,システム内に障害が発生していない
か,それが発生しているとすればどのような障害である
か,機内に用紙が取り残されていないか,現在選択され
ている給紙経路及び排紙経路はどこであるか,プリント
モードは何かなどのシーケンスドライバ部50に対する送
出要求コマンドをさす。
また、実行コマンドとは、給紙経路,排紙経路,プリ
ントモード等の選択設定コマンドや、プリント動作開
始,システムのリセツト等の指令コマンドなどをさす。
一方、シーケンスドライバ部50はステータス情報要求
コマンドを受信すると、そのコマンドに対応する1バイ
トのHEXコードをリプライとしてコントローラ40に返信
する。例えば下記に示すように予めプロトコルとして取
り決めておき、シーケンスドライバ部50はコントローラ
40から“i"を受信すると、プロトコルに従つてコントロ
ーラ40へ正しいリプライ(01HEX,02HEX又は03HEX)を返
信する。
コマンド“i"(69HEX)…現在選択されている給紙経路
はどこであるかという情報の送出要求コマンド。
リプライ 01HEX……現在上給紙カセツトが選択
されている。
02HEX……現在下給紙カセツトが選択
されている。
03HEX……現在大量給紙ユニツトが選
択さている。
また、シーケンスドライバ部50は実行コマンドを受信
すると、そのコマンドに対応する1バイトのHEXコード
を上述と同様にリプライとしてコントローラ40に返信す
るが、詳細には追つて説明することにする。
なお、シーケンスドライバ部50はコントローラ40から
の各コマンドとは非同期に、コントローラ40へこのプリ
ンタシステムの状態の変化、すなわちイベントリポート
を送信する。イベントリポートは1バイトのHEXコード
であるが、上記各リプライと区別するためにその最上位
ビット「0」に対して、イベントリポートの最上位ビツ
トを「1」にしている。
したがつて、コントローラ50はリプライとイベントリ
ポートとを誤認することはない。
次に、このように構成された実施例の作用について具
体的に説明する。
第6図は、この実施例におけるコントローラ40による
給紙経路の選択に係わる処理動作を示すフローチヤート
である。
なお、この実施例としてのレーザプリンタシステム
は、第1図に示したように3つの給紙経路を有してい
る。
すなわち、上給紙カセツト2に対応する給紙口からレ
ジストローラ31までの用紙搬送路,上給紙カセツト3に
対応する給紙口からレジストローラ31までの用紙搬送
路,及び大量給紙ユニツト7に対応する給紙口からレジ
ストローラ31までの用紙搬送路が3つの給紙経路となる
が、ここでは説明の都合上それぞれを第1給紙経路,第
2給紙経路,第3給紙経路と称することにする。
また、上記各給紙経路の選択に関してのコントローラ
40とシーケンスドライバ部(以後「SD」と略称する)50
間の通信のプロトコルを以下の如くとする。
コマンド“I"(49HEX)…給紙経路選択要求コマンド
(各々の給紙経路に応じたアーギユメントを必要とする
2バイトコマンド) アーギユメント 81HEX……上給紙カセツトを選択す
る。
82HEX……下給紙カセツトを選択す
る。
83HEX……大量給紙ユニツトを選択す
る。
リプライ 01HEX……上給紙カセツトが選択され
た。
02HEX……下給紙カセツトが選択され
た。
03HEX……大量給紙ユニツトが選択さ
れた。
第6図において、このルーチンはこのシステムに電源
が投入され、ホストシステム80においてプリント命令と
共に給紙経路(用紙サイズ情報に対応する),排紙経
路,プリントモード等の選択情報が入力されるとスター
トし、まずステツプ1でホストシステム80からのプリン
ト命令を受信すると、ステツプ2でSD50に対して現在選
択されている給紙経路を問い合せる。すなわち、SD50へ
前述したコマンドとして「“i"(69HEX)」のコードを
送信する。
それによつて、SD50は各給紙経路に対応する前述した
リプライ、すなわち「01HEX」,「02HEX」,「03HEX」
のコードのうち、現在選択されている給紙経路が例えば
第1給紙経路であるならば「01HEX」のコードをコント
ローラ40へ送信する。
次に、ステツプ3で給紙経路を変更する必要があるか
否かを判断する。すなわち、ホストシステム80からの給
紙経路の選択情報とSD50からのリプライとを比較してそ
れぞれの内容が一致するか否かを判別し、一致して給紙
経路を変更する必要がなければステツプ4へ進む。
ステツプ4では、その他の選択情報(排紙経路,プリ
ントモード)などを設定してプリントをスタートさせ
る。すなわちプリント命令と共に給紙経路を除く排紙経
路,プリントモード等の選択情報に対応する各種コマン
ド(この発明には直接関係しないので説明を省略する)
をSD50へ送信し、それによつてSD50は上記選択情報の設
定を行なつた後、PEユニツト65及び各オプシヨンユニツ
トを制御してプリントを実行する。
一方、ホストシステム80からの給紙経路の選択情報と
SD50からのリプライとが一致しない場合は、今まで選択
されていた給紙経路をホストシステム80により指示され
た給紙経路に変更するために、ステツプ5でSD50に対し
て給紙経路の選択を要求する。すなわち、給紙経路の選
択情報としてのコマンドとアーギユメントをSD50へ送信
する。例えば、前述した第2給紙経路の選択であれば上
述した「“I"+82HEX」のコードを送信する。
SD50は「“I"+82HEX」のコードを受信すると、まず
第2給紙経路の給紙口に下給紙カセツト3が装着されて
いるかを、第1図に示したカセツトサイズセンサ71によ
つてチエツクする。
また、SD50はその給紙経路内で用紙の詰りが発生して
いないかをチエツクする。すなわち、前回のプリント時
において第2給紙経路内で用紙の詰り(ジヤム)が発生
していたのにもかかわらず、使用者がそれを取り除く作
業をしなかつた場合、当然ながらジヤム情報としてその
ままSD50が記憶保持しているため、その記憶情報に基づ
いて用紙の詰りが発生していないかをチエツクできる。
なお、各給紙経路内での用紙の詰りは、前述したよう
に例えば下給紙カセツト3から給紙された用紙の先端部
が、所定時間までにレジストセンサ72(第1図参照)の
真下に達しなければ、それをレジストセンサ72を通じて
SD50が検知することにより判断される。
そして、上記いずれにも問題がない場合はその給紙経
路を選択設定すると共に、受信したアーギユメントに対
応するリプライとして、例えば「82HEX」のコードに対
して「02HEX」のコードをコントローラ50へ送信する。
また、上記いずれかでも問題があれば、その給紙経路
を選択せずに今まで選択されていた給紙経路をリプライ
としてコントローラ50へ返信する。
ステツプ6でSD50からリプライを受信すると、選択さ
れた給紙経路をホストシステム80に知らると共に、操作
表示パネル11のデイスプレイ上にその名称を表示させ、
その後ステツプ7で選択された給紙経路が希望通りか否
かを判別する。
そして、選択された給紙経路が希望通りならばステツ
プ4へ進み、希望通りでなければステツプ8でSD50に対
して給紙経路のステータス情報を要求する。すなわち、
先に選択しようとしたが選択されなかつた給紙経路にお
けるステータス情報を、所定のステータス情報要求コマ
ンドによつて要求する。
SD50は、上記コマンドを受信するとそれに基づいて上
記給紙経路のステータス情報(給紙カセツトなし,用紙
の詰り)をリプライとしてコントローラ40へ送信する。
その後、ステツプ9で受信したステータス情報を、ホ
ストシステム80に知らせると共に、操作表示パネル11の
デイスプレイ上に表示させ、その後ステツプ3に戻って
この処理を繰り返す。
このように、この実施例によればシーケンスドライバ
部50はコントローラ40から選択指示された給紙経路で
も、その給紙経路の給紙口に給紙カセツトが装着されて
いなかつたり、上記給紙経路内に用紙の詰まりが発生し
ていた場合は、コントローラ50を介さずに独自で判断し
て選択しないようにするので、コントローラ40との送受
信回数が減り、無駄のない効率の良い制御が行なえる。
なお、この発明をレーザプリンタシステムに適用した
実施例について説明したが、この発明はその他の各種光
プリンタ,デジタル複写機,フアクシミリ装置等の画像
形成装置にも適用し得るものである。
〔発明の効果〕
以上説明してきたように、この発明の画像形成装置に
よれば、シーケンスドライバ部が、ホストシステムから
画像処理部を介して選択指示された記録媒体供給経路を
そのまま選択したり、その記録媒体供給経路の状態によ
つては、画像処理部を介さずに独自で判断してその記録
媒体供給経路の選択を禁止するように制御するので、画
像処理部との送受信回数が減り、無駄のない効率の良い
制御を行なえ、画像形成処理効率を高めることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は第2図(D)の構成の場合の内部機構を示す概
略断面図、 第2図(A)〜(F)はこの発明の一実施例であるレー
ザプリンタシステムのそれぞれ異なるオプシヨンの組合
わせ構成例を示す説明図、 第3図は第1図の外観例を示す斜視図、 第4図はこの発明の一実施例における制御系の接続関係
を示すシステムブロツク図、 第5図は第4図のコントローラ40及びシーケンスドライ
バ部50の制御構成を示すブロツク図、 第6図はこの実施例におけるコントローラ40による給紙
経路の選択に係わる処理動作を示すフロー図である。 1……レーザプリンタ本体、2……上給紙カセツト 3……下給紙カセツト、7……大量給紙ユニツト 10……テーブル、11……操作表示パネル 40……コントローラ 41……CPU(マイクロコンピユータ) 50……シーケンスドライバ部 51……シーケンス制御部 56……スイツチ・センサ類、65……PEユニツト 70,71……トレイセツトセンサ 72……レジストセンサ、73……上限センサ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65H 7/06 B65H 3/44 344 B41J 13/00 G03G 15/00 526

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の記録媒体供給部からそれぞれ画像形
    成部へ記録媒体を供給する複数の記録媒体供給経路を有
    し、ホストシステムから文字情報あるいは画像情報を受
    けて画像イメージ情報を生成する画像処理部と、この画
    像処理部から前記画像イメージ情報を受けて、前記ホス
    トシステムから前記画像処理部を介して選択された記録
    媒体供給経路を通して記録媒体を供給し、その記録媒体
    上に画像を記録形成する前記画像形成部の一連の動作を
    制御するシーケンスドライバ部とを備えた画像形成装置
    において、 前記シーケンスドライバ部が、前記ホストシステムから
    前記画像処理部を介して選択が指示された記録媒体供給
    経路の状態を検出する経路状態検出手段と、該手段によ
    つて検出した情報を前記画像処理部に知らせる手段と、
    前記検出した情報に応じて前記選択が指示された記録媒
    体供給経路の選択を制御する経路選択制御手段とを備え
    たことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の画像形成装置において、 前記経路状態検出手段が、前記ホストシステムから前記
    画像処理部を介して選択が指示された記録媒体供給経路
    の記録媒体供給部が記録媒体を給送可能な状態であるか
    否かを検出する手段であり、 該手段によって記録媒体を給送可能でないことが検出さ
    れた時には、前記選択が指示された記録媒体供給経路の
    選択を前記経路選択制御手段が禁止するようにしたこと
    を特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の画像形成装置において、 前記経路状態検出手段が、前記ホストシステムから前記
    画像処理部を介して選択が指示された記録媒体供給経路
    での記録媒体の詰りの発生を検出する手段であり、 該手段によって記録媒体の詰りが発生していることが検
    出された時には、前記選択が指示された記録媒体供給経
    路の選択を前記経路選択制御手段が禁止するようにした
    ことを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5951367A (ja) * 1982-09-18 1984-03-24 Olympus Optical Co Ltd 複写機のユニツト装着異常検出装置
JPS6256536U (ja) * 1985-09-27 1987-04-08
JPS62116440A (ja) * 1985-11-13 1987-05-28 Ricoh Co Ltd 記録装置

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