JPH082792A - 画像形成システム - Google Patents

画像形成システム

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JPH082792A
JPH082792A JP6132275A JP13227594A JPH082792A JP H082792 A JPH082792 A JP H082792A JP 6132275 A JP6132275 A JP 6132275A JP 13227594 A JP13227594 A JP 13227594A JP H082792 A JPH082792 A JP H082792A
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JP6132275A
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English (en)
Inventor
Akihiko Motegi
章彦 茂手木
Shigeru Yamazaki
茂 山崎
Masaru Kaneko
勝 金子
Masaki Narita
昌樹 成田
Hiroshi Komai
洋 駒井
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用効率の向上を図るとともに、使用性に優
れた画像形成システムを提供する。 【構成】 ホストコンピュータと、レーザプリンタ1
と、このプリンタとの間の通信を介して前記ホストコン
ピュータからの命令によって制御される複数のビン#1
〜10を有するメイルボックス9とを備えた画像形成シ
ステムにおいて、前記メイルボックス9のあらかじめ設
定したビンについて、そのビンの使用者を操作表示パネ
ル11の操作部11bを操作して登録し、ホストコンピ
ュータは、登録されたビンに、登録されていない使用者
が出力しようとしたときコントロラーラPCB52、プ
リントエンジンPCB51のCPU142及びCCI1
50を介してメイルボックスPCB93のCPU157
に指示し、出力される用紙に出力者の情報を付加して前
記登録されたビン以外のビンに出力させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数のホストコンピ
ュータを用いた各種ネットワーク、ワークステーショ
ン、パソコンシステムおよびプリンタを含む画像形成シ
ステムに係り、さらに詳しくはプリンタに複数の収納段
を有するメイルボックスを備えた画像形成システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置に個人管理用排紙装置、い
わゆるメイルボックスを接続し、個人と共用の排紙装置
とを分けて種々の情報の授受を行うように構築された画
像形成システムが使用されるようになってきている。こ
の例として例えば特開平2−186429号公報や特開
平4−48323号方向記載の技術が知られている。
【0003】前者の公知技術は、複数のホストが使用す
るネットワーク型印刷システムにおいて、印刷された文
書の守秘性を保持するために、複数のホストに共有さ
れ、複数の排出トレーを備えたネットワーク型印刷シス
テムにおいて、若干の排出トレーにキーロックを施し、
ホストコンピュータが発信するIDコードによって開錠
するように構成したものである。
【0004】また、後者の公知技術は、印刷装置で印刷
出力された印刷データが、特定の利用者以外に見られな
いようにするために、印刷データが予め定められた特定
人のものであるか否かを判定する手段と、この判定する
手段の判定結果に応じて印刷された用紙を特定人のもの
とそうでないものとに選り分けて排紙する排紙手段と、
特定人の印刷データが印刷された用紙が収納され、パス
ワードが入力されて、このパスワードが特定人のものと
判定されたときのみ、用紙を取り出すことができるスタ
ッカーとを備えたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述の従来
例におけるキーロックを施した排出トレーやパスワード
が設定されたスタッカーでは、これらを設定したユーザ
のみしかメイルボックスとして使用することができない
ので、使用効率が悪いという問題がある。また、使用効
率を上げるために、メイルボックスの使用を設定してい
ないユーザが、メイルボックスの使用を設定したユーザ
と同一のビンに排紙すると、メイルボックスの施錠を解
除できるのは、メイルボックスの使用を設定したユーザ
に限られるので、当該ユーザが解錠してビン内に出力さ
れた用紙を取り出したときに、当該ユーザ以外のユーザ
が出力したものは誰のものか分からないことになる。そ
のため、使用が設定されているユーザにとっては他人の
出力した用紙が本人専用のビンに排出されていることは
愉快なことではなく、セキュリティ上の問題に発展する
おそれがあり、使用が設定されていないユーザにとって
は出力された自分の用紙が届く保証はなく、いずれにし
ても使用上不都合が生じ、使い勝手が悪いものとなる。
【0006】この発明は、このような従来技術の実状に
鑑みてなされたもので、その目的は、使用効率の向上を
図るとともに、使用性に優れた画像形成システムを提供
するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、ホストコンピュータと、プリンタと、こ
のプリンタとの間のシリアル通信を介して前記ホストコ
ンピュータからの命令によって制御される複数の収納段
を有するメイルボックスとを備えた画像形成システムに
おいて、前記メイルボックスのあらかじめ設定した収納
段について、その収容段の使用者をあらかじめ登録する
登録手段と、この登録手段に登録された収納段に、登録
されていない使用者が出力しようとしたとき、出力され
る用紙に出力者の情報を付加して前記登録された収納段
以外の収納段に出力させる制御手段とを設けた。
【0008】この場合、登録された収納段以外の収納段
がない場合には、前記制御手段に別途設けた表示手段に
よってその旨表示させる機能を設けるとよい。
【0009】
【作用】このように構成すると、登録手段にメイルボッ
クスのあらかじめ設定した収容段について使用者を登録
し、制御手段は、登録していない使用者がメイルボック
スを利用したときには、当該使用者についての情報を付
加して、登録されていないビンに出力する。これによっ
て、登録された使用者のビンに非登録者の用紙が出力さ
れることはなく、非登録者の出力用紙は、登録されてい
ないいずれかのビンに出力され、その旨、用紙に付加さ
れる。これによって、非登録者であっても錯誤のおそれ
なく使用できる。その際、表示手段に、どのビンに出力
したかを表示することにより、より確実にどのビンに排
紙したかを認識できる。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例について図面を参照
しながら説明する。
【0011】図1はプリンタにメイルボックス(個人管
理用排紙装置)を付設したこの発明の実施例に係る画像
形成システムの概略構成図、図2は画像形成システムに
おけるプリンタの機械的構成を示す概略構成図、図3は
プリンタの接続関係を示すシステムブロック図である。
【0012】〔概略構成〕まず、図2を参照してプリン
タ(画像形成装置)の機械的構成について説明する。図
2において、プリンタは、レーザプリンタ本体(LP本
体)1と、上給紙カセット2及び下給紙カセット3と、
上下二段の排紙部を有する大量排紙ユニット(LCO
T)8と、封筒等の腰の強い紙を排紙するための後排紙
トレイ5とによって構成されている。また、下部には、
画面プリントを行なうための両面ユニット6を備えると
ともに、大量給紙ユニット(LCIT)7を装着したも
ので、ある。図2は、図1の大量排紙ユニット8に代え
て、10個のビン(#1〜#10)を備えたメイルボッ
クス(以下、「MB」とも称する。)9をレーザプリン
タ本体1の側方(左側)のテーブル9a上に並べて装着
したもので、このレーザプリンタが組み込まれたシステ
ムは、オプションである両面ユニット6、大量給紙ユニ
ット7、大量排紙ユニット8、及びメイルボックス9の
選択により、多様なシステム構成を得ることができる。
なお、後述の操作表示パネル11は、レーザプリンタ本
体1の上部に設けられ、また、同様にレーザプリンタ本
体1の上部には、それぞれ異なる文字種のフォントデー
タを格納したRAMあるいはROMを内蔵したフォント
カートリッジ12,13が備えられている。
【0013】〔レーザプリンタ(画像形成手段)〕レー
ザプリンタ本体1内には、上下2個の給紙コロ19,2
0、2対の給紙ローラ21,22、1対のレジストロー
ラ23、搬送ベルト24、送出ローラ25、後排紙ロー
ラ26、上搬送ローラ27、下搬送ローラ28、及び多
数のガイド板等によって用紙搬送路が形成され、搬送系
を構成している。
【0014】レジストローラ23と搬送ベルト24との
間の搬送路の上側にOPC感光体ドラム29が回転可能
に設けられ、下側に転写チャージャ30が、また、搬送
ベルト24と送出ローラ25との間には定着器31がそ
れぞれ設けられ、さらに、定着器31下流の送出ローラ
25と後排紙ローラ26との間に1対の用紙進路変更爪
32,33が設けられている。感光体ドラム29の周囲
には、さらに帯電チャージャ(メインチャージャ)3
4、現像ユニット35、クリーニングユニット36、お
よび除電用LED37が配設されている。現像ユニット
35は、現像モータ38、トナーカートリッジ39およ
びクリーニングユニット36と共に引出し18に装着さ
れ、これらの各部によって作像系が構成されている。
【0015】この作像系の上部には書込系の各部が配置
されている。書込系は、ここでは図示されていない半導
体レーザからのレーザ光を反射して走査するポリゴンミ
ラー(回転多面鏡)44、fθレンズ45、第1ミラー
47、第2ミラー46、及び防塵ガラス48等を備えた
レーザ書込みユニット40からなる。このレーザ書込み
ユニット40自体については公知のものであるので、こ
こでは特に説明しない。
【0016】この書込系の上部には、プリントエンジン
基板51と2枚のコントローラ基板52を内蔵したプリ
ント回路基板(以下、「PCB」と称する。)ラック5
3が設置され、さらにPCBを冷却するためのPCBパ
ックファン54、およびレーザプリンタ本体1内を冷却
するためのメインファン55が備えられている。用紙搬
送路の下側には、感光体ドラム29や各ローラ等を回転
駆動するためのメインモータ57や、電源ユニット58
及び各チャージャに高電圧を印加するための高圧電源ユ
ニット59等が配置されている。
【0017】上給紙カセット2及び下給紙カセット3
は、それぞれこのレーザプリンタ本体1に対して着脱自
在であり、後排紙トレイ5は不使用時には図示のように
格納され、使用時には軸5aを支点として矢示方向に回
動させて、後方へ延設させることができるようになって
いる。なお、レジストローラ23の用紙搬送方向手前に
はレジストセンサ60が配設され、定着器31の用紙の
出口には定着出口センサ61が配設されている。
【0018】テーブル10内には、反転用搬送路65、
待機用搬送路66、用紙進路変更爪67、3組のクラッ
チ付き搬送ローラ68,69,70、両面入口センサ7
1、両面出口センサ72、両面用ドライブモータ73等
からなる両面ユニット(DPX)6が内蔵され、さらに
大量給紙ユニット(LCIT)7からの用紙を給紙する
ための給紙ローラ74、給紙ローラ75、両面ユニット
6と共用の給紙ローラ76、及びLCITドライブモー
タ77等も内蔵されている。なお、大量給紙ユニット7
内には、図示を省略しているが、収納した用紙を昇降さ
せるための機構及びその機構を駆動する駆動用モータ等
が内蔵されている。
【0019】大量排紙ユニット(LCOT)8には、搬
送ローラ80、用紙進路変更爪81、上段排紙ローラ8
2、下段排紙ローラ83、上段排紙トレイ84、下段排
紙トレイ85、図示省略しているが2段の排紙トレイ8
4,85をそれぞれ幅方向に移動させて排紙位置をずら
せるための機構とその駆動用モータ(ジョブセパレーシ
ョン・モータ)、および各種センサやスイッチ等が設け
られている。
【0020】このレーザプリンタシステムの制御系につ
いては後で詳細に説明するが、図示しないコンピュー
タ、ワークステーション、ワードプロセッサ等のホスト
からの画像データ等をコントローラPCB52を介して
プリントエンジンPCB51へ入力して処理し、給紙経
路および排紙経路を選択した後、プリントスタート・リ
クエスト信号によりプリント動作を開始する。プリント
シーケンスが開始されると、所定のタイミングで給紙ロ
ーラ19,20,74のいずれかを駆動して、上給紙カ
セット2、下給紙カセット3、あるいはLCIT7のい
ずれか選択されたものから給紙を開始し、給紙ローラ2
1,22,75のいずれかによって用紙を給送し、レジ
ストローラ23に突き当てた状態で一時停止させる。プ
リントシーケンスが開始されると、所定のタイミングで
給紙ローラ19,20,74のいずれかを駆動して給紙
トレイ2,3,7のうちの選択されたトレイから給紙を
始め、レジストローラ23に突き当てた状態で一時停止
させる。
【0021】一方、感光体ドラム29は図1の矢示方向
へ回転し、帯電部チャージャ34によって帯電された表
面に、レーザ書込みユニット40によって帯電された表
面に、レーザ書込みユニット40によって画像データに
応じて変調されたレーザビームをドラム軸方向に主走査
しながら照射して露光し、潜像を形成する。その潜像を
現像ユニット35でトナーによって現像し、レジストロ
ーラ23によって所定のタイミングで給送される用紙に
対して転写チャージャ30を作動させて転写する。
【0022】その転写された用紙を感光体ドラム29か
ら剥離して、搬送ベルト24によって定着器31へ搬送
し、定着器31で加熱定着した後、送出ローラ25によ
って排紙部へ送出する。その際、用紙進路変更爪32,
33,81の回動位置によって用紙の進路を選択して、
大量排紙ユニット8の上段排紙トレイ84、下段排紙ト
レイ85、あるいは後排紙トレイ5のいずれかに排紙す
る。なお、通常は大量排紙ユニット8のいずれかのトレ
イが選択されて、プリントされた用紙はフェースダウン
排紙されるが、封筒や葉書などの腰の強い紙を使用する
場合等、特別な場合に後排紙トレイ5が選択される。た
だし、後排紙トレイ5が図1の矢印方向に回動して、後
排紙ローラ26による排紙が可能な状態になっていない
時には、後排紙トレイ5を選択することはできない。
【0023】両面印刷が選択されている時には、片面に
プリントされた用紙は下搬送ローラ28によってテーブ
ル10内の両面ユニット6に送り込まれる。そして、ま
ず反転用搬送路65に送り込まれた後、搬送方向を逆転
して待機用搬送路66へ搬送されて待機し、所定のタイ
ミングで給紙ローラ76によって本体1へ送りこまれ
て、前述と同様にして他方の面にプリントされ、その後
いずれかの排紙トレイに排紙される。
【0024】〔制御系のシステム構成〕この実施例の制
御系の接続関係は図3のシステムブロック図のようにな
っている。同図において、レーザプリンタ本体1内の電
源ユニット58と、プリントエンジンPCB51と、コ
ントローラPCB52と、定着器31のヒータおよびフ
ァン54,55と、テーブル10内の両面ユニット6お
よび大量給紙ユニット7を制御するためのDPX&LC
IT・PCB91と、メイルボックス9を装着した場合
にはメイルボックス(MB)ユニット92を制御するた
めのMB・PCB93とを、それぞれ電源線94A,9
4B,94C,94D,94Eによって直接接続してい
る。
【0025】さらに、プリントエンジンPCB51とプ
リントエンジン(PE)ユニット(図1の各機構部を含
む)90との間及びコントローラPCB52との間をそ
れぞれ電源線と信号線を含む接続線95A,95Bによ
って接続し、標準排紙ユニット4を装着した場合にはそ
れとの間、大量排紙ユニット(LCOT)8を装着した
場合にはそれとの間も、それぞれ電源線と信号線を含む
接続線95C,95Dによって接続する。
【0026】また、プリントエンジンPCB51とDP
X&LCIT・PCB91,MB・PCB93,操作表
示パネルPCB94との間を、それぞれ2本の送受信用
オプチカルファイバ・ケーブル96A,96B,96C
によって接続しており、これらの間では光通信によって
信号の授受を行なう。そして、コントローラPCB52
を接続ケーブル97によって、コンピュータやワードプ
ロセッサ等のホストシステムに接続し、この接続ケーブ
ル97から画像データ等のデータを入力する。
【0027】なお、操作表示パネルPCB94にも、図
示しない電源線を介して電源ユニット58、プリントエ
ンジンPCB51、あるいはコントローラPCB52か
ら給電される。プリントエンジンPCB51、コントロ
ーラPCB52、LCOT8、DPX&LCIT・PC
B91、MB・PCB93、及び操作表示パネル・PC
B94は、それぞれその各部の制御を統括するマイクロ
コンピユータを備えている。
【0028】〔各PCBへの負荷・センサ等の接続状
態〕次に、この実施例におけるプリントエンジンPCB
51と他の各PCB52,91,93,24間の接続及
び各PCBとその各種負荷及びセンサ等の接続状態につ
いて図4を参照して説明する。
【0029】まず、電源ユニット58は、商用の交流電
源174から給電された電圧を整流及び降圧して、
CC,VLG1 ,VLG2 及びVDRV の電圧を出力し、これ
らの出力電圧をそれぞれプリントエンジンPCB51、
コントローラPCB52,DPX&LCIT・PCB9
1及びMB・PCB93に給電する。なお、VDRV の出
力電圧は図示しないインタロックスイッチを介してプリ
ントエンジンPCB51へ供給される。さらに、この電
源ユニット58内には電圧切換回路が設けられ、この回
路を通してメインファン55及びPCBパックファン5
4に、プリント中にはVDRY 、スタンバイ時にはVDRY
よりも低いVLG1 の電圧を供給し、プリント中とスタン
バイ時でファン速度を変えるようにしている。
【0030】また、プリントエンジンPCB51とDP
X&LCIT・PCB91、MB・PCB93、及び操
作表示パネルPCB94との間は、前述のようにそれぞ
れオプチカルファイバ・ケーブル96A,96B,96
Cによってそれぞれ接続されている。この接続は、図4
に示すようにプリントエンジンPCB51内の通信制御
用インタフェース回路(CCI)150の各シリアルイ
ンタフェース・ポートSIFと、PCB91内のCPU
152、PCB93内のCPU157及び操作表示パネ
ルPCB94内の図示しないCPUの各シリアルインタ
フェースポートSIFとの間を、オプチカルファイバ・
ケーブルを介した光通信ラインによって接続することに
よりなされる。
【0031】また、プリントエンジンPCB51内に
は、CPU142によってコントロールされるドラムカ
ウンタ(不揮発性メモリNVRAMまたはE2 PRO
M)と、半導体レーザ41の発光パワーを制御するパワ
ーコントロール回路が設けられており、レーザダイオー
ドLDとモニタ用フォトダイオードPDを有する半導体
レーザ41の駆動回路が直接及びパワーコントロール回
路を介してビデオコントロール回路149に接続されて
いる。ビデオコントロール回路149は、パワーコント
ロール回路により半導体レーザ駆動回路によるレーザダ
イオードLDの発光輝度をホトダイオードPDからのフ
ィードバック信号を用いて一定に制御させつつ、画像デ
ータに応じた変調信号VIDEOによってレーザダイオ
ードLDを点滅させ、図1に示したレーザ書込みユニッ
ト40による感光体ドラム29へのプリントデータの書
込みを制御する。なお、ポリゴンミラー44からの反射
光を書込み前に受光するフォトディテクタの検知信号を
波形整形した同期検知信号DETPもビデオコントロー
ル回路149に入力し、書込み開始磁気を規制する。
【0032】さらに、このプリントエンジンPCB51
には、大量排紙ユニット(LCOT)8内の各部品、す
なわち各排紙トレイを左右に移動させるためのジョブセ
パレーション・モータ、各排紙トレイの左右位置を検出
するセンサ、用紙進路変更爪81を駆動して上下の排紙
トレイを選択するためのプランジャ、下段出口スイッ
チ、上段出口スイッチ、上段及び下段及び下段排紙トレ
イのオーバフローセンサ等が接続されている。
【0033】DPX&LCIT・PCB91には、両面
搬送用のクラッチ219、両面ドライブモータ73、両
面入口センサ71、両面出口センサ72、用紙進路変更
爪67を駆動するためのプランジャ67P、以下LCI
T用の給紙クラッチ220、ドライブモータ77、ペー
パサイズセンサ221、ペーパスタックの上下駆動用モ
ータ222、カバーオープン・スイッチ223、上限ス
イッチ224、下限スイッチ225、ペーパエンドセン
サ226、トレイ下降用スイッチ227、及び両面部カ
バーオープン・スイッチ228が接続されている。
【0034】また、メイルボックスPCB93には、搬
送用モータ230、ビン紙無しセンサ231、ビンオー
バフローセンサ232、メイルボックス入口センサ(フ
ィードインセンサ)233、各ビンの選択用プランジャ
235#1〜235#9、各ビンを左右に移動させるた
めのジョブセパレーション・モータ240、各ビンの左
右位置を検出するための左端スイッチ241及び右端ス
イッチ242とが接続されている。
【0035】コントローラPCB52は、プリントエン
ジンPCB51内のCPU142及びビデオコントロー
ル回路149とそれぞれ多数の信号線によって接続され
ると共に、フォントカートリッジ12,13並びにエミ
ュレーションカード14にも接続される。また、操作表
示パネルPCB94にVCCの電圧を供給する。
【0036】〔メイルボックス(MB)PCB〕図5は
MB・PCB93の詳細を示すシステムブロック図であ
る。MB・PCB93は、CPU157、アドレスラッ
チ回路161、プログラムメモリであるROM162、
データメモリであるRAM163、拡張I/O164、
ドライバ・レシーバ165、および通信制御用インター
フェース回路166を備えている。
【0037】この実施例に係るメイルボックス9は、1
〜9ビンで、10ビン目は一般(共通)の排紙部となっ
ている。#1ないし#9の9ビンには、それぞれ各ビン
選択用プランジャとしてロックプランジャ及び分岐爪プ
ランジャが設けられ、さらに、オーバーフローセンサ2
32#1〜232#9ならびにビン紙無しセンサ231
#1〜231#9が設けられている。また、このMB・
PCB93には、前述の搬送モータ230やフィードイ
ンセンサ233の他にペーパジャムの際の除去用に設け
たドアの開放を検知するドアスイッチ234やカードリ
ーダ235も設けられている。また、ジャムの表示や各
ビンのオーバーフローその他の表示を行う表示部200
aと、ビンロックの解除やIDコードの入力、およびそ
の他の入力操作を行う操作部200bとからなる操作表
示部200も接続されている。なお、図4におけるビン
紙無しセンサ231やビンオーバフローセンサ232
は、第1ビンから第9ビン(#1〜#9ビン)に加えて
共用の第10ビン(#10ビン)の紙無しセンサとビン
オーバーフローセンサを含むものである。
【0038】MB・PCB93のインターフェース回路
166は、コントローラPCB52およびホストコンピ
ュータと接続してもよいが、システム構成的に考える
と、プリントエンジンとインターフェースし、メイルボ
ックス9をレーザプリンタ1の一部として構成した方
が、プリントする用紙の入力から排出まで全てプリント
エンジンでカバーできるため総合的には好ましい。
【0039】〔排紙制御〕図6に、実施例に係る画像形
成システムにおける排紙制御の手順を示す。
【0040】このフローチャートから分かるように、メ
イルボックスとホストコンピュータとユーザとの間で通
信と行いながら排紙制御が実行される。すなわち、登録
されたビンを持っていないユーザがホストコンピュータ
からメイルボックスへの出力を指示した場合、この指示
は、ユーザ自身の名前などの識別データとともに入力さ
れる(ステップS1)。ホストコンピュータでは、メイ
ルボックス9のビンに出力指示したユーザが設定された
ビンを持っているかどうか判断する(ステップS2)。
もし、当該ユーザ自身に設定されたビンがあれば、その
ビンのナンバー#Nを表示装置11aに表示し(ステッ
プS3)、当該ビンに出力する。
【0041】もし、ステップS2で設定されたビンがな
いと判断されると、ホストコンピュータは、まずキーロ
ックのかかっていないビンがあるかどうかメイルボック
ス9のCPU157に打診する。キーロックのかかって
いないビンがあれば(ステップS4)、あるいは、も
し、キーロックのかかっていないビンがなければ、さら
に出力可能なビンがあるかどうかチェックし(ステップ
S5)、出力可能なビンがあれば、ビン#をホストコン
ピュータに知らせて(ステップS6)、ホストコンピュ
ータの表示装置に出力ビン#を表示し(ステップS
7)、さらにホストコンピュータは出力する用紙の任意
の場所にユーザの識別データを加えてプリンタにデータ
を出力する(ステップS8)。なお、前記出力可能なビ
ンとは、用紙がオーバーフローしていないビン、言い換
えればオーバーフローセンサ232がオンになっていな
い状態のビンのことを指している。
【0042】また、ステップS5で出力可能なビンがな
いと判断されたときには、出力不可能な旨出力して、ホ
ストコンピュータの表示装置にその旨表示する(ステッ
プS9)。
【0043】
【発明の効果】これまでの説明で明らかなように、メイ
ルボックスの各収納段の使用者をあらかじめ登録する登
録手段と、この登録手段に登録された収納段に、登録さ
れていない使用者が出力しようとしたとき、出力される
用紙に出力者の情報を付加して登録された収納段以外の
収納段に出力させる制御手段とを備えた請求項1記載の
発明によれば、登録されていない使用者でもメイルボッ
クスを使用することが可能になり、使用効率の向上を図
ることができるとともに、非登録者の出力に際しては出
力者の情報が付加されるので、登録者の出力と混同する
ことがなく、優れた使用性を発揮できる。
【0044】また、登録された収納段以外の収納段がな
い場合には、別途設けた表示手段にその旨表示させる請
求項2記載の発明によれば、出力されない場合にそのこ
とが表示手段に表示されるので、使用者に出力されない
状況を把握させることができ、使用性の向上を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例に係る画像形成装置における
画像形成手段の内部構造を示す概略構成図である。
【図2】図1の画像形成手段に個人管理用排紙手段を付
設した画像形成装置全体の構成を示す概略構成図であ
る。
【図3】実施例に係る画像形成装置の制御系の接続関係
を示すシステムブロック図である。
【図4】実施例に係るプリントエンジンPCBと他のP
CB間の接続状態を示すブロック図である。
【図5】実施例に係るメイルボックスPCBに対する各
部の接続状態を示すブロック図である。
【図6】実施例に係るメイルボックスの排紙制御の手順
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 レーザプリンタ本体 9 メイルボックス 10 テーブル 51 プリントエンジンPCB 52 コントローラPCB 58 電源ユニット 90 プリントエンジン(PE)ユニット 91 DPX$LCIT・PCB 92 メイルボックス(MB)ユニット 93 メイルボックス(MB)PCB 94 操作表示パネルPCB 142,152,157 CPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 成田 昌樹 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 駒井 洋 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホストコンピュータと、プリンタと、こ
    のプリンタとの間のシリアル通信を介して前記ホストコ
    ンピュータからの命令によって制御される複数の収納段
    を有するメイルボックスとを備えた画像形成システムに
    おいて、 前記メイルボックスの各収納段の使用者をあらかじめ登
    録する登録手段と、 この登録手段に登録された収納段に、登録されていない
    使用者が出力しようとしたとき、出力される用紙に出力
    者の情報を付加して前記登録された収納段以外の収納段
    に出力させる制御手段と、を備えていることを特徴とす
    る画像形成システム。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、登録された収納段以外
    の収納段がない場合には、その旨、別途設けた表示手段
    に表示させることを特徴とする請求項1記載の画像形成
    システム。
JP6132275A 1994-06-14 1994-06-14 画像形成システム Pending JPH082792A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4953992A (en) * 1986-11-13 1990-09-04 Fanuc Ltd. Industrial robot swivel shaft apparatus
US7151613B1 (en) 1999-02-18 2006-12-19 Minolta Co., Ltd. Printer

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US7679771B2 (en) 1999-02-18 2010-03-16 Minolta Co., Ltd. Printer capable of refusing receipt of printed materials sent from an unintended source
US7982897B2 (en) 1999-02-18 2011-07-19 Minolta Co., Ltd. Printer capable of refusing receipt of printed materials sent from an unintended source
US8149446B2 (en) 1999-02-18 2012-04-03 Minolta Co., Ltd. Printer capable of refusing receipt of printed materials sent from an unintended source

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