JPH082775A - 排紙装置 - Google Patents

排紙装置

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Publication number
JPH082775A
JPH082775A JP6132272A JP13227294A JPH082775A JP H082775 A JPH082775 A JP H082775A JP 6132272 A JP6132272 A JP 6132272A JP 13227294 A JP13227294 A JP 13227294A JP H082775 A JPH082775 A JP H082775A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
paper
brush roller
fur brush
roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6132272A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Yamazaki
茂 山崎
Takefumi Adachi
猛文 足立
Hiroshi Komai
洋 駒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP6132272A priority Critical patent/JPH082775A/ja
Publication of JPH082775A publication Critical patent/JPH082775A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2404/00Parts for transporting or guiding the handled material
    • B65H2404/50Surface of the elements in contact with the forwarded or guided material
    • B65H2404/56Flexible surface
    • B65H2404/561Bristles, brushes

Landscapes

  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Collation Of Sheets And Webs (AREA)
  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 静かで切り換え速度の速い排紙装置を提供す
る。 【構成】 各ビン#1〜9の入口にファーブラシローラ
302を設け、当該ファーブラシローラ302をモータ
303によって正逆方向に回転駆動可能に設定し、シー
ト307がファーブラシローラ302位置に搬送されて
きたとき、当該ファーブラシローラ302配設位置のビ
ンに排紙するときには排紙方向に、当該ビンに排紙しな
いときには通紙方向にそれぞれファーブラシローラ30
2を回転させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数のシート収容段
を有する排紙装置に係り、さらに詳しくはシートの仕分
けにファーブラシを使用した排紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置によって画像が形成された
シートを受け取るための複数の収容部を備えた特開昭6
3−66064号公報、特開昭60−82569号公報
及び特開平1−133866号公報記載のような種々の
排紙装置が知られている。
【0003】このうち、特開昭63−66064号公報
記載のものは、支持枠に上下動自在に保持された排出ユ
ニットと支持枠に枢支された排出ローラとを丁合部に備
え、さらに、排出ローラに接触する従動ローラと記録紙
をトレイに導くための爪部材を備えている。そして、巻
取り軸の周囲に複数の定トルクばねをそれぞれぜんまい
ばね状に巻回して帯状に設け、各定トルクばねの一端部
は支持枠に固定し、引き出した定トルクばねの面と搬送
ベルトの面との間で記録紙を保持し、排出ローラを従動
ローラとによってトレイに排出するようになっている。
【0004】また、特開昭60−82569号公報記載
のものは、複写物の分配手段を1対のローラと、これら
のローラのうちの一方に接触しつつ変位する分配用の移
動ローラと、この移動ローラの切り換え動作を司る切り
換え手段とで構成し、分配手段を各収納トレイの入口に
複数段おきに配設するとともに、移動ローラを切り換え
手段によって切り換えて変位させ、複写物を任意の収納
トレイに連続的に分配するようになっている。
【0005】さらに、特開平1−133866号公報記
載のものは、供給ロールとニップロールでシートを搬送
し、ニップロールを移動させて他の供給ロールに当接さ
せて用紙を垂直方向の搬送から水平方向の搬送に変更さ
せて用紙の分割を行うようなっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、特開昭63
−66064号開示のように排紙用のローラが上下動す
るタイプのものは、最上部と最下部との間の移動に時間
がかかり作業効率がよいとはいえなかった。また、特開
昭60−82569号及び特開平1−133866号開
示のもののように各収容部に切り換え機構を設ければ、
用紙が搬送されてきたタイミングで切り換えればよいの
で切り換えは迅速に行われるが、搬送に使用しているロ
ーラの一方を移動させるため、用紙がそのローラを通過
するまでは切り換えることができない。そのため、仕分
け時間の短縮化に限界がある。また、ソレノイドを使用
するので、切り換え時に作動音を発し、騒音の原因にな
るとともに、不快感を与えることもある。
【0007】この発明は、このような従来技術の実状に
鑑みてなされたもので、その目的は、静かで切り換え速
度の速い排紙装置を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、画像形成装置側から出力されシートを複
数のシート収容段に仕分けして収容する排紙装置におい
て、各シート収容段入口にファーブラシローラを設け、
ファーブラシローラを回転駆動する駆動手段によって回
転可能に構成し、当該駆動手段を駆動制御する駆動制御
手段によってシートがファーブラシローラ位置に搬送さ
れてきたとき、当該ファーブラシローラ配設位置のシー
ト収容段に排紙するときには排紙方向に、当該シート収
容段に排紙しないときには通紙方向にそれぞれファーブ
ラシローラを回転させるようにした。
【0009】この場合、駆動手段は、各ファーブラシロ
ーラ毎に設けるとよい。また、前記ファーブラシローラ
のシート搬送方向上流側に、シートを挟んで搬送するた
めの搬送ローラ対を備え、確実に搬送できるようにする
ことが望ましい。なお、この搬送ローラ対に代えて、搬
送ローラをファーブラシの回転軸に同軸に交互に設け、
さらに、前記搬送ローラには、シートを挟持して搬送す
るためのローラを転接させてもよい。
【0010】
【作用】上記のように構成すると、シートはファーブラ
シローラの回転方向によって搬送方向が制御され、方向
切り換え爪やソレノイドが不要となる。すなわち、搬送
経路の各シート収容段の入口にファーブラシローラを設
け、シートを当該シート収容段に仕分けするときには、
シートが当該シート収容段の入り口に設けられたファー
ブラシローラ位置に達したときに、当該ファーブラシロ
ーラをシート収容段方向に回転させれば、シートは当該
シート収容段方向に偏向し、排紙される。これに対し、
当該シート収容段に排紙しない場合には、当該シート収
容段とは逆側に回転させる。これによってシートは搬送
経路を上昇し、次のシート収容段位置に搬送される。
【0011】すなわち、シートの偏向がファーブラシロ
ーラの回転方向を変えることによってシート収容段方
向、もしくは搬送経路の順路方向に自在に制御できる。
【0012】その際、ファーブラシローラの駆動手段を
各ファーブラシローラ毎に設けると、方向の制御を各フ
ァーブラシローラ毎に個別に実行できる。また、搬送ロ
ーラ対を備えることで、シートを確実に挟持して搬送す
ることが可能となる。
【0013】
【実施例】以下、この発明の実施例について図面を参照
しながら説明する。
【0014】図1はこの発明に係る排紙装置をメイルボ
ックスに備えた画像形成システムの概略構成図、図2は
画像形成システムにおける画像形成装置の機械的構成を
示す概略構成図、図3は画像形成装置の接続関係を示す
システムブロック図である。
【0015】〔概略構成〕まず、図2を参照して画像形
成装置の機械的構成について説明する。図2において、
画像形成装置は、レーザプリンタ本体(LP本体)1
と、上給紙カセット2及び下給紙カセット3と、上下二
段の排紙部を有する大量排紙ユニット(LCOT)8
と、封筒等の腰の強い紙を排紙するための後排紙トレイ
5とによって構成されている。また、下部には、画面プ
リントを行なうための両面ユニット6を備えるととも
に、大量給紙ユニット(LCIT)7を装着したもので
ある。図2は、図1の大量排紙ユニット8に代えて、1
0個のビン(#1〜#10)を備えたメイルボックス
(以下、「MB」とも称する。)9を装着したもので、
このレーザプリンタが組み込まれたシステムは、オプシ
ョンである両面ユニット6、大量給紙ユニット7、大量
排紙ユニット8、及びメイルボックス9の選択により、
多様なシステム構成を得ることができる。なお、後述の
操作表示パネル11は、レーザプリンタ本体1の上部に
設けられ、また、同様にレーザプリンタ本体1の上部に
は、それぞれ異なる文字種のフォントデータを格納した
RAMあるいはROMを内蔵したフォントカートリッジ
12,13が備えられている。
【0016】〔レーザプリンタ(画像形成手段)〕レー
ザプリンタ本体1内には、上下2個の給紙コロ19,2
0、2対の給紙ローラ21,22、1対のレジストロー
ラ23、搬送ベルト24、送出ローラ25、後排紙ロー
ラ26、上搬送ローラ27、下搬送ローラ28、及び多
数のガイド板等によって用紙搬送路が形成され、搬送系
を構成している。
【0017】レジストローラ23と搬送ベルト24との
間の搬送路の上側にOPC感光体ドラム29が回転可能
に設けられ、下側に転写チャージャ30が、また、搬送
ベルト24と送出ローラ25との間には定着器31がそ
れぞれ設けられ、さらに、定着器31下流の送出ローラ
25と後排紙ローラ26との間に1対の用紙進路変更爪
32,33が設けられている。感光体ドラム29の周囲
には、さらに帯電チャージャ(メインチャージャ)3
4、現像ユニット35、クリーニングユニット36、お
よび除電用LED37が配設されている。現像ユニット
35は、現像モータ38、トナーカートリッジ39およ
びクリーニングユニット36と共に引出し18に装着さ
れ、これらの各部によって作像系が構成されている。
【0018】この作像系の上部には書込系の各部が配置
されている。書込系は、ここでは図示されていない半導
体レーザからのレーザ光を反射して走査するポリゴンミ
ラー(回転多面鏡)44、fθレンズ45、第1ミラー
47、第2ミラー46、及び防塵ガラス48等を備えた
レーザ書込みユニット40からなる。このレーザ書込み
ユニット40自体については公知のものであるので、こ
こでは特に説明しない。
【0019】この書込系の上部には、プリントエンジン
基板51と2枚のコントローラ基板52を内蔵したプリ
ント回路基板(以下、「PCB」と称する。)ラック5
3が設置され、さらにPCBを冷却するためのPCBパ
ックファン54、およびレーザプリンタ本体1内を冷却
するためのメインファン55が備えられている。用紙搬
送路の下側には、感光体ドラム29や各ローラ等を回転
駆動するためのメインモータ57や、電源ユニット58
及び各チャージャに高電圧を印加するための高圧電源ユ
ニット59等が配置されている。
【0020】上給紙カセット2及び下給紙カセット3
は、それぞれこのレーザプリンタ本体1に対して着脱自
在であり、後排紙トレイ5は不使用時には図示のように
格納され、使用時には軸5aを支点として矢示方向に回
動させて、後方へ延設させることができるようになって
いる。なお、レジストローラ23の用紙搬送方向手前に
はレジストセンサ60が配設され、定着器31の用紙の
出口には定着出口センサ61が配設されている。
【0021】テーブル10内には、反転用搬送路65、
待機用搬送路66、用紙進路変更爪67、3組のクラッ
チ付き搬送ローラ68,69,70、両面入口センサ7
1、両面出口センサ72、両面用ドライブモータ73等
からなる両面ユニット(DPX)6が内蔵され、さらに
大量給紙ユニット(LCIT)7からの用紙を給紙する
ための給紙ローラ74、給紙ローラ75、両面ユニット
6と共用の給紙ローラ76、及びLCITドライブモー
タ77等も内蔵されている。なお、大量給紙ユニット7
内には、図示を省略しているが、収納した用紙を昇降さ
せるための機構及びその機構を駆動する駆動用モータ等
が内蔵されている。
【0022】大量排紙ユニット(LCOT)8には、搬
送ローラ80、用紙進路変更爪81、上段排紙ローラ8
2、下段排紙ローラ83、上段排紙トレイ84、下段排
紙トレイ85、図示省略しているが2段の排紙トレイ8
4,85をそれぞれ幅方向に移動させて排紙位置をずら
せるための機構とその駆動用モータ(ジョブセパレーシ
ョン・モータ)、および各種センサやスイッチ等が設け
られている。
【0023】このレーザプリンタシステムの制御系につ
いては後で詳細に説明するが、図示しないコンピュー
タ、ワークステーション、ワードプロセッサ等のホスト
からの画像データ等をコントローラPCB52を介して
プリントエンジンPCB51へ入力して処理し、給紙経
路および排紙経路を選択した後、プリントスタート・リ
クエスト信号によりプリント動作を開始する。プリント
シーケンスが開始されると、所定のタイミングで給紙ロ
ーラ19,20,74のいずれかを駆動して、上給紙カ
セット2、下給紙カセット3、あるいはLCIT7のい
ずれか選択されたものから給紙を開始し、給紙ローラ2
1,22,75のいずれかによって用紙を給送し、レジ
ストローラ23に突き当てた状態で一時停止させる。プ
リントシーケンスが開始されると、所定のタイミングで
給紙ローラ19,20,74のいずれかを駆動して給紙
トレイ2,3,7のうちの選択されたトレイから給紙を
始め、レジストローラ23に突き当てた状態で一時停止
させる。
【0024】一方、感光体ドラム29は図1の矢示方向
へ回転し、帯電部チャージャ34によって帯電された表
面に、レーザ書込みユニット40によって帯電された表
面に、レーザ書込みユニット40によって画像データに
応じて変調されたレーザビームをドラム軸方向に主走査
しながら照射して露光し、潜像を形成する。その潜像を
現像ユニット35でトナーによって現像し、レジストロ
ーラ23によって所定のタイミングで給送される用紙に
対して転写チャージャ30を作動させて転写する。
【0025】その転写された用紙を感光体ドラム29か
ら剥離して、搬送ベルト24によって定着器31へ搬送
し、定着器31で加熱定着した後、送出ローラ25によ
って排紙部へ送出する。その際、用紙進路変更爪32,
33,81の回動位置によって用紙の進路を選択して、
大量排紙ユニット8の上段排紙トレイ84、下段排紙ト
レイ85、あるいは後排紙トレイ5のいずれかに排紙す
る。なお、通常は大量排紙ユニット8のいずれかのトレ
イが選択されて、プリントされた用紙はフェースダウン
排紙されるが、封筒や葉書などの腰の強い紙を使用する
場合等、特別な場合に後排紙トレイ5が選択される。た
だし、後排紙トレイ5が図1の矢印方向に回動して、後
排紙ローラ26による排紙が可能な状態になっていない
時には、後排紙トレイ5を選択することはできない。
【0026】両面印刷が選択されている時には、片面に
プリントされた用紙は下搬送ローラ28によってテーブ
ル10内の両面ユニット6に送り込まれる。そして、ま
ず反転用搬送路65に送り込まれた後、搬送方向を逆転
して待機用搬送路66へ搬送されて待機し、所定のタイ
ミングで給紙ローラ76によって本体1へ送りこまれ
て、前述と同様にして他方の面にプリントされ、その後
いずれかの排紙トレイに排紙される。
【0027】〔制御系のシステム構成〕この実施例の制
御系の接続関係は図3のシステムブロック図のようにな
っている。同図において、レーザプリンタ本体1内の電
源ユニット58と、プリントエンジンPCB51と、コ
ントローラPCB52と、定着器31のヒータおよびフ
ァン54,55と、テーブル10内の両面ユニット6お
よび大量給紙ユニット7を制御するためのDPX&LC
IT・PCB91と、メイルボックス9を装着した場合
にはメイルボックス(MB)ユニット92を制御するた
めのMB・PCB93とを、それぞれ電源線94A,9
4B,94C,94D,94Eによって直接接続してい
る。
【0028】さらに、プリントエンジンPCB51とプ
リントエンジン(PE)ユニット(図1の各機構部を含
む)90との間及びコントローラPCB52との間をそ
れぞれ電源線と信号線を含む接続線95A,95Bによ
って接続し、標準排紙ユニット4を装着した場合にはそ
れとの間、大量排紙ユニット(LCOT)8を装着した
場合にはそれとの間も、それぞれ電源線と信号線を含む
接続線95C,95Dによって接続する。
【0029】また、プリントエンジンPCB51とDP
X&LCIT・PCB91,MB・PCB93,操作表
示パネルPCB94との間を、それぞれ2本の送受信用
オプチカルファイバ・ケーブル96A,96B,96C
によって接続しており、これらの間では光通信によって
信号の授受を行なう。そして、コントローラPCB52
を接続ケーブル97によって、コンピュータやワードプ
ロセッサ等のホストシステムに接続し、この接続ケーブ
ル97から画像データ等のデータを入力する。
【0030】なお、操作表示パネルPCB94にも、図
示しない電源線を介して電源ユニット58、プリントエ
ンジンPCB51、あるいはコントローラPCB52か
ら給電される。プリントエンジンPCB51、コントロ
ーラPCB52、LCOT8、DPX&LCIT・PC
B91、MB・PCB93、及び操作表示パネル・PC
B94は、それぞれその各部の制御を統括するマイクロ
コンピユータを備えている。
【0031】〔各PCBへの負荷・センサ等の接続状
態〕次に、この実施例におけるプリントエンジンPCB
51と他の各PCB52,91,93,24間の接続及
び各PCBとその各種負荷及びセンサ等の接続状態につ
いて図4を参照して説明する。
【0032】まず、電源ユニット58は、商用の交流電
源174から給電された電圧を整流及び降圧して、
CC,VLG1 ,VLG2 及びVDRV の電圧を出力し、これ
らの出力電圧をそれぞれプリントエンジンPCB51、
コントローラPCB52,DPX&LCIT・PCB9
1及びMB・PCB93に給電する。なお、VDRV の出
力電圧は図示しないインタロックスイッチを介してプリ
ントエンジンPCB51へ供給される。さらに、この電
源ユニット58内には電圧切換回路が設けられ、この回
路を通してメインファン55及びPCBパックファン5
4に、プリント中にはVDRY 、スタンバイ時にはVDRY
よりも低いVLG1 の電圧を供給し、プリント中とスタン
バイ時でファン速度を変えるようにしている。
【0033】また、プリントエンジンPCB51とDP
X&LCIT・PCB91、MB・PCB93、及び操
作表示パネルPCB94との間は、前述のようにそれぞ
れオプチカルファイバ・ケーブル96A,96B,96
Cによってそれぞれ接続されている。この接続は、図4
に示すようにプリントエンジンPCB51内の通信制御
用インタフェース回路(CCI)150の各シリアルイ
ンタフェース・ポートSIFと、PCB91内のCPU
152、PCB93内のCPU157及び操作表示パネ
ルPCB94内の図示しないCPUの各シリアルインタ
フェースポートSIFとの間を、オプチカルファイバ・
ケーブルを介した光通信ラインによって接続することに
よりなされる。
【0034】また、プリントエンジンPCB51内に
は、CPU142によってコントロールされるドラムカ
ウンタ(不揮発性メモリNVRAMまたはE2 PRO
M)と、半導体レーザ41の発光パワーを制御するパワ
ーコントロール回路が設けられており、レーザダイオー
ドLDとモニタ用フォトダイオードPDを有する半導体
レーザ41の駆動回路が直接及びパワーコントロール回
路を介してビデオコントロール回路149に接続されて
いる。ビデオコントロール回路149は、パワーコント
ロール回路により半導体レーザ駆動回路によるレーザダ
イオードLDの発光輝度をホトダイオードPDからのフ
ィードバック信号を用いて一定に制御させつつ、画像デ
ータに応じた変調信号VIDEOによってレーザダイオ
ードLDを点滅させ、図1に示したレーザ書込みユニッ
ト40による感光体ドラム29へのプリントデータの書
込みを制御する。なお、ポリゴンミラー44からの反射
光を書込み前に受光するフォトディテクタの検知信号を
波形整形した同期検知信号DETPもビデオコントロー
ル回路149に入力し、書込み開始磁気を規制する。
【0035】さらに、このプリントエンジンPCB51
には、大量排紙ユニット(LCOT)8内の各部品、す
なわち各排紙トレイを左右に移動させるためのジョブセ
パレーション・モータ、各排紙トレイの左右位置を検出
するセンサ、用紙進路変更爪81を駆動して上下の排紙
トレイを選択するためのプランジャ、下段出口スイッ
チ、上段出口スイッチ、上段及び下段及び下段排紙トレ
イのオーバフローセンサ等が接続されている。
【0036】DPX&LCIT・PCB91には、両面
搬送用のクラッチ219、両面ドライブモータ73、両
面入口センサ71、両面出口センサ72、用紙進路変更
爪67を駆動するためのプランジャ67P、以下LCI
T用の給紙クラッチ220、ドライブモータ77、ペー
パサイズセンサ221、ペーパスタックの上下駆動用モ
ータ222、カバーオープン・スイッチ223、上限ス
イッチ224、下限スイッチ225、ペーパエンドセン
サ226、トレイ下降用スイッチ227、及び両面部カ
バーオープン・スイッチ228が接続されている。
【0037】また、メイルボックスPCB93には、搬
送用モータ230、ビン紙無しセンサ231、ビンオー
バフローセンサ232、メイルボックス入口センサ(フ
ィードインセンサ)233、各ビンの選択用プランジャ
235#1〜235#9、各ビンを左右に移動させるた
めのジョブセパレーション・モータ240、各ビンの左
右位置を検出するための左端スイッチ241及び右端ス
イッチ242とが接続されている。
【0038】コントローラPCB52は、プリントエン
ジンPCB51内のCPU142及びビデオコントロー
ル回路149とそれぞれ多数の信号線によって接続され
ると共に、フォントカートリッジ12,13並びにエミ
ュレーションカード14にも接続される。また、操作表
示パネルPCB94にVCCの電圧を供給する。
【0039】〔メイルボックス(MB)PCB〕図5は
MB・PCB93の詳細を示すシステムブロック図であ
る。MB・PCB93は、CPU157、アドレスラッ
チ回路161、プログラムメモリであるROM162、
データメモリであるRAM163、拡張I/O164、
ドライバ・レシーバ165、および通信制御用インター
フェース回路166を備えている。
【0040】この実施例に係るメイルボックス9は、1
〜9ビンで、10ビン目は一般(共通)の排紙部となっ
ている。#1ないし#9の9ビンには、それぞれ各ビン
選択用プランジャとしてロックプランジャ及び分岐爪プ
ランジャが設けられ、さらに、オーバーフローセンサ2
32#1〜232#9ならびにビン紙無しセンサ231
#1〜231#9が設けられている。また、このMB・
PCB93には、前述の搬送モータ230やフィードイ
ンセンサ233の他にペーパジャムの際の除去用に設け
たドアの開放を検知するドアスイッチ234やカードリ
ーダ235も設けられている。また、ジャムの表示や各
ビンのオーバーフローその他の表示を行う表示部200
aと、ビンロックの解除やIDコードの入力、およびそ
の他の入力操作を行う操作部200bとからなる操作表
示部200も接続されている。なお、図4におけるビン
紙無しセンサ231やビンオーバフローセンサ232
は、第1ビンから第9ビン(#1〜#9ビン)に加えて
共用の第10ビン(#10ビン)の紙無しセンサとビン
オーバーフローセンサを含むものである。
【0041】MB・PCB93のインターフェース回路
166は、コントローラPCB52およびホストコンピ
ュータと接続してもよいが、システム構成的に考える
と、プリントエンジンとインターフェースし、メイルボ
ックス9をレーザプリンタ1の一部として構成した方
が、プリントする用紙の入力から排出まで全てプリント
エンジンでカバーできるため総合的には好ましい。
【0042】〔メイルボックスの詳細構造〕図6は、図
2に示したメイルボックスの内部構造を示す断面図で、
ビンの入り口にファーブラシローラを備えた例である。
このメイルボックス300は下部の水平方向から左端側
の垂直方向にレーザプリンタ本体1から排出された用紙
を各ビンに搬送するための搬送路350と、この搬送路
350を挟んで設けられた搬送ローラ対301と、用紙
の通紙方向を切り換えて各ビンにそれぞれ用紙を導くた
めのファーブラシローラ302と、ファーブラシローラ
302を回転駆動するモータ303と、ビンに用紙を排
紙するための排紙ローラ対304とを備えている。図で
は、7番目のビン#7に用紙を排出する例が示されてい
る。すなわち、レーザプリンタ本体1から排出された用
紙は、搬送ローラ対301によって搬送路350を通っ
て7番目のビン#7の位置まで搬送されると、ファーブ
ラシローラ302によって当該ビン#7側に案内され、
排出ローラ対304によってビン#7に排出される。な
お、符号305は、エンプティ(紙無し)・オーバーフ
ローセンサであり、図5においては符号231,232
で示してある。
【0043】図7はファーブラシローラ302の平面図
で、軸受302aに支持された回転軸302bの長手方
向に沿ってブラシ302cが植設され、さらに円周方向
に等間隔で設けられている。また、回転軸302bの一
端には、プーリ302dが設けられ、モータ303の回
転軸に軸着されたプーリ303aとの間に掛け渡された
ベルト306を介してファーブラシローラ302は正逆
方向に回転駆動される。
【0044】図8及び図9はファーブラシローラ302
によってシート307の搬送方向を切り換える際の動作
を示す説明図である。ファーブラシローラ302は、通
常は同じ方向、すなわち搬送方向(図8における時計方
向)に全て回転している。これによって、シート307
が搬送ローラ301によって搬送され、シート先端がフ
ァーブラシローラ302位置に達っし、ファーブラシロ
ーラ302内に入り込むと回転しているファーブラシロ
ーラ302のブラシ302cによって図示左側に偏向さ
れ、ファーブラシローラ302が収められた円筒部分3
51の内面に沿って搬送ローラ301によって上方に搬
送される。これに対し、ビンに排紙する場合には、図9
に示すように該当するファーブラシローラ302を反時
計方向に回転させる。これによって搬送ローラ301に
挟持され搬送されてきたシート307の先端がファーブ
ラシローラ302内に入り込むと、今度は図示右側に偏
向され、ビン入り口の排紙ローラ304を経て、ビン#
1〜9内に排紙される。
【0045】このようにファーブラシローラ302を使
用すると、ファーブラシローラ302位置にシート30
7が搬送されてきたとき、前の搬送されたシート307
がファーブラシローラ307位置にまだ残っていても、
ファーブラシローラ307の回転方向を切り換えると、
次のシート307を前のシート307とは異なる方向に
搬送させることができる。これは、ファーブラシローラ
302には、ほとんど搬送力がないため、単に方向を切
り換えるだけで、前のシート307の搬送を阻害するお
それがないためである。
【0046】図10及び図11は他の実施例を示すもの
で、この実施例に係るファーブラシローラ302は、図
10の平面図から分かるようにブラシ302eとローラ
302fとを回転軸302bの軸方向に交互に配置し、
各ローラ302fには、従動ローラ308がそれぞれ転
接するように配置され、両者間でシート307を挟持し
て搬送できるようになっている。また、ブラシ302e
の外径はローラ302fの外径よりも大径に設定され、
シート307の方向切り換えが確実に行えるように意図
されている。
【0047】このように構成すると、図11に示すよう
に、シート307が搬送され、図において下側のローラ
対302eと308に挟持されて上側のファーブラシロ
ーラ302位置に至ると、上側のファーブラシローラ3
02位置でビン側に排紙する場合には、当該ファーブラ
シローラ302は図示反時計方向に回転する。これによ
って、シート307の先端がブラシ302eに入り込む
と、ファーブラシローラ302の回転に従って図示右側
に偏向し、ビン入口の排紙ローラ304側に送られ、当
該排紙ローラ304によってビンに排紙される。
【0048】一方、さらに上に搬送する場合には、上側
のファーブラシーラ302を図示時計方向に回転させ
る。これによって、シート307は逆に左側に偏向し、
ローラ302fと308に挟持されて搬送路に沿って搬
送される。
【0049】このようにシート307を挟持して搬送す
るローラ対302f,308を搬送経路301に対して
横方向に並べると、隣接するファーブラシローラ302
間の間隔を小さくすることが機構的に可能となり、高さ
方向の寸法を小さくすることが可能になる。また、小さ
くできた分、段数を増やして多段化することも可能であ
る。
【0050】
【発明の効果】これまでの説明で明らかなように、この
発明によれば、以下のような効果を奏する。
【0051】各シート収容段入口に設けられたファーブ
ラシローラと、ファーブラシローラを回転駆動する駆動
手段と、この駆動手段を制御し、シートがファーブラシ
ローラ位置に搬送されてきたとき、当該ファーブラシロ
ーラ配設位置のシート収容段に排紙するときには排紙方
向に、当該シート収容段に排紙しないときには通紙方向
にそれぞれファーブラシローラを回転させる駆動制御手
段とを備えた請求項1記載の発明によれば、ファーブラ
シローラの回転方向の切り換えだけでシートの搬送方向
の切り換えが簡単に行え、方向の切り換えはモータの回
転方向の切り換えなので、騒音を発することもなく、静
かな切り換え動作が可能になる。また、前のシートがフ
ァーブラシローラ位置のまだ残っていても、ファーブラ
シローラの回転方向を切り換えて次のシートを逆方向に
向けることが可能なので、シートの切り換え速度も速く
なる。
【0052】駆動手段が各ファーブラシローラ毎に設け
られた請求項2記載の発明によれば、各ファーブラシロ
ーラ毎に回転方向の切り換えが簡単に実行できる。
【0053】ファーブラシローラのシート搬送方向上流
側に、シートを挟んで搬送するための搬送ローラ対を備
えた請求項3記載の発明によれば、搬送ローラ対によっ
てシートの搬送が確実に行える。
【0054】ファーブラシローラがブラシとローラとを
回転軸の軸方向に交互に並設してなり、前記ローラに
は、シートを挟持して搬送するための従動ローラを転接
させた請求項4記載の発明によれば、ローラ対によって
シートの搬送が確実に行えるとともに、隣接するファー
ブラシローラ間に搬送ローラが不要なので、ファーブラ
シローラ間の間隔を短くすることができ、排紙装置を小
型化に形成できるとともに、同一の寸法であれば排紙装
置の多段化を促進することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例に係る画像形成装置における
画像形成手段の内部構造を示す概略構成図である。
【図2】図1の画像形成手段に個人管理用排紙手段を付
設した画像形成装置全体の構成を示す概略構成図であ
る。
【図3】実施例に係る画像形成装置の制御系の接続関係
を示すシステムブロック図である。
【図4】実施例に係るプリントエンジンPCBと他のP
CB間の接続状態を示すブロック図である。
【図5】実施例に係るメイルボックスPCBに対する各
部の接続状態を示すブロック図である。
【図6】実施例に係るメイルボックスの内部構造を示す
概略構成図である。
【図7】実施例に係るメイルボックスにおけるファーブ
ラシローラ部分の平面図である。
【図8】図7のシートを通紙方向に搬送する場合を示す
ファーブラシローラ部分の動作説明図である。
【図9】図7のシートを対象となるビンに排紙する場合
を示すファーブラシローラ部分の動作説明図である。
【図10】他の実施例に係るファーブラシローラの構造
を示す平面図である。
【図11】図10の実施例に係るファーブラシローラの
動作説明図である。
【符号の説明】
1 レーザプリンタ本体 9,300 メイルボックス 11 操作表示パネル 51 プリントエンジンPCB 52 コントローラPCB 58 電源ユニット 90 プリントエンジン(PE)ユニット 91 DPX$LCIT・PCB 92 メイルボックス(MB)ユニット 93 メイルボックス(MB)PCB 94 操作表示パネルPCB 142,152,157 CPU 301 搬送ローラ対 302 ファーブラシローラ 302a 軸受 302b 回転軸 302c,302e ブラシ 302d,303a プーリ 302f ローラ 303 モータ 304 排紙ローラ 305 エンプティ・オーバーフローセンサ 306 ベルト 307 シート 308 従動ローラ 350 搬送路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置側から出力されシートを複
    数のシート収容段に仕分けして収容する排紙装置におい
    て、 各シート収容段入口に設けられたファーブラシローラ
    と、 ファーブラシローラを回転駆動する駆動手段と、 この駆動手段を制御し、シートがファーブラシローラ位
    置に搬送されてきたとき、当該ファーブラシローラ配設
    位置のシート収容段に排紙するときには排紙方向に、当
    該シート収容段に排紙しないときには通紙方向にそれぞ
    れファーブラシローラを回転させる駆動制御手段と、を
    備えていることを特徴とする排紙装置。
  2. 【請求項2】 前記駆動手段が、各ファーブラシローラ
    毎に設けられていることを特徴とする請求項1記載の排
    紙装置。
  3. 【請求項3】 前記ファーブラシローラのシート搬送方
    向上流側に、シートを挟んで搬送するための搬送ローラ
    対を備えていることを特徴とする請求項1記載の排紙装
    置。
  4. 【請求項4】 前記ファーブラシローラが、ファーブラ
    シと搬送ローラとを回転軸の軸方向に交互に並設してな
    り、前記搬送ローラには、シートを挟持して搬送するた
    めのローラが転接していることを特徴とする請求項1記
    載の排紙装置。
JP6132272A 1994-06-14 1994-06-14 排紙装置 Pending JPH082775A (ja)

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