JP3215742B2 - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JP3215742B2 JP3215742B2 JP06436593A JP6436593A JP3215742B2 JP 3215742 B2 JP3215742 B2 JP 3215742B2 JP 06436593 A JP06436593 A JP 06436593A JP 6436593 A JP6436593 A JP 6436593A JP 3215742 B2 JP3215742 B2 JP 3215742B2
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- Japan
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- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Conveyance By Endless Belt Conveyors (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、原稿送り装置付き画
像形成装置の制御方法に関する。
像形成装置の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、複数枚の原稿を一枚ずつ画像形成
装置の原稿台に供給し、画像形成装置を介して原稿の画
像が形成された時点で原稿台の原稿を次の原稿と入替え
る原稿送り装置が一体に形成された画像形成装置が実用
化されている。
装置の原稿台に供給し、画像形成装置を介して原稿の画
像が形成された時点で原稿台の原稿を次の原稿と入替え
る原稿送り装置が一体に形成された画像形成装置が実用
化されている。
【0003】この種の画像形成装置では、原稿送り装置
の機能を有益に活用するために、用紙の大きさに対応さ
れた複数の用紙カセットを含み、原稿送り装置を介して
供給される原稿の大きさに対応する大きさの用紙を供給
できる用紙供給装置が併用される。
の機能を有益に活用するために、用紙の大きさに対応さ
れた複数の用紙カセットを含み、原稿送り装置を介して
供給される原稿の大きさに対応する大きさの用紙を供給
できる用紙供給装置が併用される。
【0004】この場合、原稿送り装置に組込まれたサイ
ズセンサを介して現在搬送されている原稿の大きさが検
知され、この検知された原稿の大きさに対応する用紙を
収容している用紙カセットが選択される。
ズセンサを介して現在搬送されている原稿の大きさが検
知され、この検知された原稿の大きさに対応する用紙を
収容している用紙カセットが選択される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記原稿送り装置付き
画像形成装置は、原稿の大きさに対応する用紙が無くな
った場合に利用者に用紙を補給させるためのメッセ−ジ
或いは表示を有し、上記対応する用紙が無くなったこと
が利用者に報知される。しかしながら、用紙供給装置に
収容されている用紙には、大きさが同一で方向性のみ異
なる用紙が存在する場合がある。
画像形成装置は、原稿の大きさに対応する用紙が無くな
った場合に利用者に用紙を補給させるためのメッセ−ジ
或いは表示を有し、上記対応する用紙が無くなったこと
が利用者に報知される。しかしながら、用紙供給装置に
収容されている用紙には、大きさが同一で方向性のみ異
なる用紙が存在する場合がある。
【0006】これに対し、原稿送り装置が利用されてい
る多くの場合には、原稿の大きさに合わせて用紙が選択
されることから、方向性のみ異なる用紙に画像を形成さ
せるためには、現在設定されている画像形成条件を一旦
クリアしたのち新たに画像形成条件を設定しなければな
らない。
る多くの場合には、原稿の大きさに合わせて用紙が選択
されることから、方向性のみ異なる用紙に画像を形成さ
せるためには、現在設定されている画像形成条件を一旦
クリアしたのち新たに画像形成条件を設定しなければな
らない。
【0007】さらに、複数の原稿のなかに1或いは数枚
のみ方向性の異なる原稿が混在する場合には、方向性の
異なる原稿が原稿台に載置される方向を変えることで画
像形成可能となるが、現在設定されている画像形成条件
を一旦クリアしない限り、既に選択されている用紙に対
して原稿の方向が異なると判断されて排出される。
のみ方向性の異なる原稿が混在する場合には、方向性の
異なる原稿が原稿台に載置される方向を変えることで画
像形成可能となるが、現在設定されている画像形成条件
を一旦クリアしない限り、既に選択されている用紙に対
して原稿の方向が異なると判断されて排出される。
【0008】このことは、原稿送り装置を介して用紙が
選択されている場合、原稿台に給送されている原稿の方
向性のみを変化させることで画像形成可能であるにも拘
らず画像形成動作を停滞させる問題がある。また、原稿
送り装置にセットされた原稿の取扱いが複雑になるばか
りでなく、原稿の積層順が入れ替ったり、一纏まりの原
稿がバラバラなる問題がある。
選択されている場合、原稿台に給送されている原稿の方
向性のみを変化させることで画像形成可能であるにも拘
らず画像形成動作を停滞させる問題がある。また、原稿
送り装置にセットされた原稿の取扱いが複雑になるばか
りでなく、原稿の積層順が入れ替ったり、一纏まりの原
稿がバラバラなる問題がある。
【0009】この発明の目的は、原稿送り装置による用
紙選択が利用されている場合に、大きさが同一で方向性
のみ異なる用紙への散発的な画像形成を可能にし、画像
形成の効率を向上させるものである。
紙選択が利用されている場合に、大きさが同一で方向性
のみ異なる用紙への散発的な画像形成を可能にし、画像
形成の効率を向上させるものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記課題に
基づきなされたもので、原稿を支持する原稿台と、原稿
を保持する原稿保持手段にセットされた原稿を順次一枚
ずつ取出し、前記原稿台の一端に供給する取出し給送手
段と、前記原稿台に対して開閉可能に形成され、自身が
前記原稿台に対して閉ざされた状態で前記取出し給送手
段を介して取出された原稿を前記原稿台の所定の位置に
搬送するとともに、前記原稿台に載置されている原稿を
前記原稿台の領域外へ搬出する原稿搬送手段と、この原
稿搬送手段が前記原稿台に対して開放されたことを検出
する開放検出手段と、前記原稿搬送手段を介して前記原
稿台に搬送される原稿の大きさ及び方向性を検知する原
稿認知手段と、前記原稿搬送手段を介して前記原稿台の
領域から搬出された原稿を保持する搬出原稿保持手段
と、この搬出原稿保持手段と前記原稿搬送手段との間に
配置され、前記原稿搬送手段から搬出される原稿を前記
搬出原稿保持手段に向かって送出する原稿送出手段と、
前記原稿台に搬送された原稿の画像を複写する画像形成
手段と、異なる大きさを有する用紙を、用紙の大きさと
方向とを区分して収容する複数の用紙収容手段と、この
複数の用紙収容手段が収容している用紙の有無を、それ
ぞれの収容手段ごとに検知する用紙検知手段と、前記複
数の用紙収容手段のそれぞれが収容している用紙の大き
さおよび方向性と前記原稿認知手段を介して検知された
原稿の大きさ及び方向性に基づいて、対応する大きさお
よび方向性のある用紙を収容している用紙収容手段を前
記複数の用紙収容手段から選択して、前記画像形成手段
に供給する用紙供給手段と、前記原稿搬送手段により前
記原稿台に搬送された原稿の方向性を変化するために、
前記原稿台上の原稿の置換えを指示する表示手段と、前
記複数の用紙収容手段が収容している用紙の大きさおよ
び方向性と前記原稿認知手段を介して検知された原稿に
対応する大きさ及び方向性とが一致する用紙を収容して
いる用紙収容手段が前記複数の用紙収容手段に存在しな
い場合であって、大きさが同じで方向性のみ異なる用紙
が前記複数の用紙収容手段のいずれかに収容されている
場合に、前記表示手段に、前記原稿台に搬送された原稿
の方向性を変化するために、前記原稿台上の原稿の置換
えを指示する表示を表示させた後、前記開放検出手段を
介して前記原稿搬送手段 が開放されたことが検出された
場合には、前記原稿認知手段により原稿の大きさ及び方
向性を再び検知し、新たに検知された原稿の大きさ及び
方向性に対応する大きさ及び方向性のある用紙を前記用
紙供給手段から供給する制御手段と、を具備することを
特徴とする画像形成装置を提供するものである。
基づきなされたもので、原稿を支持する原稿台と、原稿
を保持する原稿保持手段にセットされた原稿を順次一枚
ずつ取出し、前記原稿台の一端に供給する取出し給送手
段と、前記原稿台に対して開閉可能に形成され、自身が
前記原稿台に対して閉ざされた状態で前記取出し給送手
段を介して取出された原稿を前記原稿台の所定の位置に
搬送するとともに、前記原稿台に載置されている原稿を
前記原稿台の領域外へ搬出する原稿搬送手段と、この原
稿搬送手段が前記原稿台に対して開放されたことを検出
する開放検出手段と、前記原稿搬送手段を介して前記原
稿台に搬送される原稿の大きさ及び方向性を検知する原
稿認知手段と、前記原稿搬送手段を介して前記原稿台の
領域から搬出された原稿を保持する搬出原稿保持手段
と、この搬出原稿保持手段と前記原稿搬送手段との間に
配置され、前記原稿搬送手段から搬出される原稿を前記
搬出原稿保持手段に向かって送出する原稿送出手段と、
前記原稿台に搬送された原稿の画像を複写する画像形成
手段と、異なる大きさを有する用紙を、用紙の大きさと
方向とを区分して収容する複数の用紙収容手段と、この
複数の用紙収容手段が収容している用紙の有無を、それ
ぞれの収容手段ごとに検知する用紙検知手段と、前記複
数の用紙収容手段のそれぞれが収容している用紙の大き
さおよび方向性と前記原稿認知手段を介して検知された
原稿の大きさ及び方向性に基づいて、対応する大きさお
よび方向性のある用紙を収容している用紙収容手段を前
記複数の用紙収容手段から選択して、前記画像形成手段
に供給する用紙供給手段と、前記原稿搬送手段により前
記原稿台に搬送された原稿の方向性を変化するために、
前記原稿台上の原稿の置換えを指示する表示手段と、前
記複数の用紙収容手段が収容している用紙の大きさおよ
び方向性と前記原稿認知手段を介して検知された原稿に
対応する大きさ及び方向性とが一致する用紙を収容して
いる用紙収容手段が前記複数の用紙収容手段に存在しな
い場合であって、大きさが同じで方向性のみ異なる用紙
が前記複数の用紙収容手段のいずれかに収容されている
場合に、前記表示手段に、前記原稿台に搬送された原稿
の方向性を変化するために、前記原稿台上の原稿の置換
えを指示する表示を表示させた後、前記開放検出手段を
介して前記原稿搬送手段 が開放されたことが検出された
場合には、前記原稿認知手段により原稿の大きさ及び方
向性を再び検知し、新たに検知された原稿の大きさ及び
方向性に対応する大きさ及び方向性のある用紙を前記用
紙供給手段から供給する制御手段と、を具備することを
特徴とする画像形成装置を提供するものである。
【0011】
【0012】さらに、この発明は、原稿を支持する原稿
台と、原稿を保持する原稿保持手段にセットされた原稿
を順次一枚ずつ取出し、前記原稿台の一端に供給する取
出し給送手段と、前記原稿台に対して開閉可能に形成さ
れ、自身が前記原稿台に対して閉ざされた状態で前記取
出し給送手段を介して取出された原稿を前記原稿台の所
定の位置に搬送するとともに、前記原稿台に載置されて
いる原稿を前記原稿台の領域外へ搬出する原稿搬送手段
と、この原稿搬送手段が前記原稿台に対して開放された
ことを検出する開放検出手段と、前記原稿搬送手段を介
して前記原稿台に搬送される原稿の大きさ及び方向性を
検知する原稿認知手段と、前記原稿搬送手段を介して前
記原稿台の領域から搬出された原稿を保持する搬出原稿
保持手段と、この搬出原稿保持手段と前記原稿搬送手段
との間に配置され、前記原稿搬送手段から搬出される原
稿を前記搬出原稿保持手段に向かって送出する原稿送出
手段と、前記原稿台に搬送された原稿の画像を複写する
画像形成手段と、異なる大きさを有する用紙を用紙の大
きさと方向とを区分して収容する複数の用紙収容手段
と、この複数の用紙収容手段が収容している用紙の有無
を、それぞれの収容手段ごとに検知する用紙検知手段
と、前記複数の用紙収容手段のそれぞれが収容している
用紙の大きさおよび方向性と前記原稿認知手段を介して
検知された原稿の大きさ及び方向性に基づいて、対応す
る大きさおよび方向性のある用紙を収容している用紙収
容手段を前記複数の用紙収容手段から選択して、前記画
像形成手段に供給する用紙供給手段と、前記原稿搬送手
段により前記原稿台に搬送された原稿の方向性を変化す
るために、前記原稿台上の原稿の置換えを指示する表示
手段と、前記複数の用紙収容手段が収容している用紙の
大きさおよび方向性と前記原稿認知手段を介して検知さ
れた原稿に対応する大きさ及び方向性とが一致する用紙
を収容している用紙収容手段が前記複数の用紙収容手段
に存在しない場合であって、大きさが同じで方向性のみ
異なる用紙が前記複数の用紙収容手段のいずれかに収容
されている場合に、前記表示手段に、前記原稿台に搬送
された原稿の方向性を変化するために、前記原稿台上の
原稿の置換えを指示する表示を表示させた後、前記開放
検出手段を介して前記原稿搬送手段が開放されたことが
検出された場合には、前記原稿認知手段により原稿の大
きさ及び方向性を再び検知し、新 たに検知された原稿の
大きさ及び方向性に対応する大きさ及び方向性のある用
紙を前記用紙供給手段から供給するとともに、前記原稿
搬送手段が開放されたことが検知されない場合には、前
記原稿搬送手段により前記原稿台上の原稿を、一旦排出
させる制御手段と、を具備することを特徴とする画像形
成装置を提供するものである。
台と、原稿を保持する原稿保持手段にセットされた原稿
を順次一枚ずつ取出し、前記原稿台の一端に供給する取
出し給送手段と、前記原稿台に対して開閉可能に形成さ
れ、自身が前記原稿台に対して閉ざされた状態で前記取
出し給送手段を介して取出された原稿を前記原稿台の所
定の位置に搬送するとともに、前記原稿台に載置されて
いる原稿を前記原稿台の領域外へ搬出する原稿搬送手段
と、この原稿搬送手段が前記原稿台に対して開放された
ことを検出する開放検出手段と、前記原稿搬送手段を介
して前記原稿台に搬送される原稿の大きさ及び方向性を
検知する原稿認知手段と、前記原稿搬送手段を介して前
記原稿台の領域から搬出された原稿を保持する搬出原稿
保持手段と、この搬出原稿保持手段と前記原稿搬送手段
との間に配置され、前記原稿搬送手段から搬出される原
稿を前記搬出原稿保持手段に向かって送出する原稿送出
手段と、前記原稿台に搬送された原稿の画像を複写する
画像形成手段と、異なる大きさを有する用紙を用紙の大
きさと方向とを区分して収容する複数の用紙収容手段
と、この複数の用紙収容手段が収容している用紙の有無
を、それぞれの収容手段ごとに検知する用紙検知手段
と、前記複数の用紙収容手段のそれぞれが収容している
用紙の大きさおよび方向性と前記原稿認知手段を介して
検知された原稿の大きさ及び方向性に基づいて、対応す
る大きさおよび方向性のある用紙を収容している用紙収
容手段を前記複数の用紙収容手段から選択して、前記画
像形成手段に供給する用紙供給手段と、前記原稿搬送手
段により前記原稿台に搬送された原稿の方向性を変化す
るために、前記原稿台上の原稿の置換えを指示する表示
手段と、前記複数の用紙収容手段が収容している用紙の
大きさおよび方向性と前記原稿認知手段を介して検知さ
れた原稿に対応する大きさ及び方向性とが一致する用紙
を収容している用紙収容手段が前記複数の用紙収容手段
に存在しない場合であって、大きさが同じで方向性のみ
異なる用紙が前記複数の用紙収容手段のいずれかに収容
されている場合に、前記表示手段に、前記原稿台に搬送
された原稿の方向性を変化するために、前記原稿台上の
原稿の置換えを指示する表示を表示させた後、前記開放
検出手段を介して前記原稿搬送手段が開放されたことが
検出された場合には、前記原稿認知手段により原稿の大
きさ及び方向性を再び検知し、新 たに検知された原稿の
大きさ及び方向性に対応する大きさ及び方向性のある用
紙を前記用紙供給手段から供給するとともに、前記原稿
搬送手段が開放されたことが検知されない場合には、前
記原稿搬送手段により前記原稿台上の原稿を、一旦排出
させる制御手段と、を具備することを特徴とする画像形
成装置を提供するものである。
【0013】
【作用】この発明の画像形成装置は、原稿を支持する原
稿台と、原稿を保持する原稿保持装置にセットされた原
稿を順次一枚ずつ取出し、原稿台の一端に供給する取出
し給送装置と、原稿台に対して開閉可能に形成され、自
身が原稿台に対して閉ざされた状態で取出し給送装置を
介して取出された原稿を原稿台の所定の位置に搬送する
とともに、原稿台に載置されている原稿を原稿台の領域
外へ搬出する原稿搬送装置と、この原稿搬送装置が原稿
台に対して開放されたことを検出する開放検出機構と、
原稿搬送機構を介して原稿台に搬送される原稿の大きさ
及び方向性を検知する原稿認知機構と、原稿搬送装置を
介して原稿台の領域から搬出された原稿を保持する搬出
原稿保持装置と、この搬出原稿保持装置と原稿搬送装置
との間に配置され、原稿搬送装置から搬出される原稿を
搬出原稿保持装置に向かって送出する原稿送出装置と、
原稿台に搬送された原稿の画像を複写する画像形成部
と、異なる大きさを有する用紙を用紙の大きさと方向と
を区分して収容する複数のカセットと、この複数のカセ
ットが収容している用紙の有無を、それぞれのカセット
ごとに検知する用紙検知機構と、複数の用紙カセットの
それぞれが収容している用紙の大きさおよび方向性と原
稿認知機構を介して検知された原稿の大きさ及び方向性
に基づいて、対応する大きさおよび方向性のある用紙を
収容しているカセットを複数のカセットから選択して、
画像形成部に供給する用紙供給装置と、原稿搬送装置に
より原稿台に搬送された原稿の方向性を変化するため
に、原稿台上の原稿の置換えを指示する表示部と、複数
の用紙収容部が収容している用紙の大きさおよび方向性
と原稿認知機構を介して検知された原稿に対応する大き
さ及び方向性とが一致する用紙を収容しているカセット
が複数のカセットに存在しない場合であって、大きさが
同じで方向性のみ異なる用紙が複数のカセットのいずれ
かに収容されている場合に、表示部に、原稿台に搬送さ
れた原稿の方向性を変化するために、原稿台上の原稿の
置換えを指示する表示を表示させた後、開放検出機構を
介して原稿搬送装置が開放されたことが検出された場合
には、原稿認知機構により原稿の大きさ及び方向性を再
び検知し、新たに検知された原稿の大きさ及び方向性に
対応する大きさ及び方向性のある用紙を収容しているカ
セッ トから供給するとともに、原稿搬送装置が開放され
たことが検知されない場合には、原稿搬送装置により原
稿台上の原稿を、一旦排出させる制御装置と、を有する
ことから、同一の大きさを有し、方向性のみ異なる原稿
が混在されている場合に、大きさが同一で方向性のみ異
なる用紙を収容した複数の用紙カセットを用意すること
なく、大きさが同一で方向性のみ異なる用紙への散発的
な画像形成が可能となる。また、原稿の大きさ及び方向
性と用紙の大きさ及び方向性のいづれかの条件が一致し
ない場合に、誤って不所望な複写物が提供されることが
防止される。
稿台と、原稿を保持する原稿保持装置にセットされた原
稿を順次一枚ずつ取出し、原稿台の一端に供給する取出
し給送装置と、原稿台に対して開閉可能に形成され、自
身が原稿台に対して閉ざされた状態で取出し給送装置を
介して取出された原稿を原稿台の所定の位置に搬送する
とともに、原稿台に載置されている原稿を原稿台の領域
外へ搬出する原稿搬送装置と、この原稿搬送装置が原稿
台に対して開放されたことを検出する開放検出機構と、
原稿搬送機構を介して原稿台に搬送される原稿の大きさ
及び方向性を検知する原稿認知機構と、原稿搬送装置を
介して原稿台の領域から搬出された原稿を保持する搬出
原稿保持装置と、この搬出原稿保持装置と原稿搬送装置
との間に配置され、原稿搬送装置から搬出される原稿を
搬出原稿保持装置に向かって送出する原稿送出装置と、
原稿台に搬送された原稿の画像を複写する画像形成部
と、異なる大きさを有する用紙を用紙の大きさと方向と
を区分して収容する複数のカセットと、この複数のカセ
ットが収容している用紙の有無を、それぞれのカセット
ごとに検知する用紙検知機構と、複数の用紙カセットの
それぞれが収容している用紙の大きさおよび方向性と原
稿認知機構を介して検知された原稿の大きさ及び方向性
に基づいて、対応する大きさおよび方向性のある用紙を
収容しているカセットを複数のカセットから選択して、
画像形成部に供給する用紙供給装置と、原稿搬送装置に
より原稿台に搬送された原稿の方向性を変化するため
に、原稿台上の原稿の置換えを指示する表示部と、複数
の用紙収容部が収容している用紙の大きさおよび方向性
と原稿認知機構を介して検知された原稿に対応する大き
さ及び方向性とが一致する用紙を収容しているカセット
が複数のカセットに存在しない場合であって、大きさが
同じで方向性のみ異なる用紙が複数のカセットのいずれ
かに収容されている場合に、表示部に、原稿台に搬送さ
れた原稿の方向性を変化するために、原稿台上の原稿の
置換えを指示する表示を表示させた後、開放検出機構を
介して原稿搬送装置が開放されたことが検出された場合
には、原稿認知機構により原稿の大きさ及び方向性を再
び検知し、新たに検知された原稿の大きさ及び方向性に
対応する大きさ及び方向性のある用紙を収容しているカ
セッ トから供給するとともに、原稿搬送装置が開放され
たことが検知されない場合には、原稿搬送装置により原
稿台上の原稿を、一旦排出させる制御装置と、を有する
ことから、同一の大きさを有し、方向性のみ異なる原稿
が混在されている場合に、大きさが同一で方向性のみ異
なる用紙を収容した複数の用紙カセットを用意すること
なく、大きさが同一で方向性のみ異なる用紙への散発的
な画像形成が可能となる。また、原稿の大きさ及び方向
性と用紙の大きさ及び方向性のいづれかの条件が一致し
ない場合に、誤って不所望な複写物が提供されることが
防止される。
【0014】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。図1には、原稿送り装置が一体に形成された画
像形成装置が示されている。
明する。図1には、原稿送り装置が一体に形成された画
像形成装置が示されている。
【0015】画像形成装置2は、画像形成装置としての
複写装置本体4、装置本体4の上部に配置され、複写す
べき原稿が載置される原稿台6、装置本体4に含まれ、
静電複写プロセスによって原稿の画像を複写する画像形
成ユニット8、及び、装置本体4とは別体に形成され、
原稿台6に複写すべき原稿Dを1枚ずつ給送する原稿送
り装置10を有している。
複写装置本体4、装置本体4の上部に配置され、複写す
べき原稿が載置される原稿台6、装置本体4に含まれ、
静電複写プロセスによって原稿の画像を複写する画像形
成ユニット8、及び、装置本体4とは別体に形成され、
原稿台6に複写すべき原稿Dを1枚ずつ給送する原稿送
り装置10を有している。
【0016】原稿送り装置10は、給送すべき原稿Dが載
置される読取り原稿トレイ20、原稿トレイ20に載置され
た原稿Dを1枚ずつ取出す原稿取出し部30、原稿取出し
部30を介して取出された原稿Dを、例えば、複写装置本
体4の原稿台6の所定の位置に給送する原稿搬送部40、
及び、読取られた原稿Dが排出される原稿排出部50を含
んでいる。原稿送り装置10は、複写装置本体4上方後端
部に、図示しない固定機構を介して、原稿台6に対し開
閉自在に固定されている。
置される読取り原稿トレイ20、原稿トレイ20に載置され
た原稿Dを1枚ずつ取出す原稿取出し部30、原稿取出し
部30を介して取出された原稿Dを、例えば、複写装置本
体4の原稿台6の所定の位置に給送する原稿搬送部40、
及び、読取られた原稿Dが排出される原稿排出部50を含
んでいる。原稿送り装置10は、複写装置本体4上方後端
部に、図示しない固定機構を介して、原稿台6に対し開
閉自在に固定されている。
【0017】原稿トレイ20は、緩やかなスロ−プを有
し、例えば、50枚程度の原稿Dが載置可能に形成され
たトレイ本体22、トレイ本体22に載置された原稿Dの重
さによってトレイ本体22が撓むことのないようトレイ本
体22を支える補助脚24から構成される。トレイ本体22に
は、トレイ本体22上を移動可能であって、原稿Dが載置
される位置を示すとともに、複数枚積層された原稿Dが
ずれることを防止する原稿ガイド26が配置されている。
尚、トレイ本体22は、後述する原稿搬送部及び駆動部を
覆う本体カバ−28上に配置される。
し、例えば、50枚程度の原稿Dが載置可能に形成され
たトレイ本体22、トレイ本体22に載置された原稿Dの重
さによってトレイ本体22が撓むことのないようトレイ本
体22を支える補助脚24から構成される。トレイ本体22に
は、トレイ本体22上を移動可能であって、原稿Dが載置
される位置を示すとともに、複数枚積層された原稿Dが
ずれることを防止する原稿ガイド26が配置されている。
尚、トレイ本体22は、後述する原稿搬送部及び駆動部を
覆う本体カバ−28上に配置される。
【0018】原稿取出し部30は、原稿トレイ20のトレイ
本体22に載置された原稿Dの端部を揃えるシャッタ31、
トレイ本体22から給送される原稿Dを原稿台6の端部に
導く原稿給送路32、シャッタ31の近傍に配置され、トレ
イ本体22に載置された原稿Dを取出すピックアップロ−
ラ33、ピックアップロ−ラ33との間に原稿Dを介在可能
に配置され、原稿Dが載置された場合に、原稿をピック
アップロ−ラ33に向かって押付けるウエイト34、トレイ
本体22に原稿Dが載置されたことを検知するエンプテイ
センサ35、及び、エンプテイセンサ35を作動させるアク
チェ−タ35aを含んでいる。
本体22に載置された原稿Dの端部を揃えるシャッタ31、
トレイ本体22から給送される原稿Dを原稿台6の端部に
導く原稿給送路32、シャッタ31の近傍に配置され、トレ
イ本体22に載置された原稿Dを取出すピックアップロ−
ラ33、ピックアップロ−ラ33との間に原稿Dを介在可能
に配置され、原稿Dが載置された場合に、原稿をピック
アップロ−ラ33に向かって押付けるウエイト34、トレイ
本体22に原稿Dが載置されたことを検知するエンプテイ
センサ35、及び、エンプテイセンサ35を作動させるアク
チェ−タ35aを含んでいる。
【0019】ピックアップロ−ラ33の下流側であって、
原稿給送路32の入口部には、ピックアップロ−ラ33を介
して取出された原稿Dを1枚に制限する捌きロ−ラ36、
捌きロ−ラ36に原稿Dを圧接させる捌きパット36aが配
置されている。捌きパット36aは、ロ−ラ36と反対の側
に配置されたバネ36bを介してロ−ラ36に押付けられ
る。
原稿給送路32の入口部には、ピックアップロ−ラ33を介
して取出された原稿Dを1枚に制限する捌きロ−ラ36、
捌きロ−ラ36に原稿Dを圧接させる捌きパット36aが配
置されている。捌きパット36aは、ロ−ラ36と反対の側
に配置されたバネ36bを介してロ−ラ36に押付けられ
る。
【0020】原稿給送路32の下流部には、原稿Dの傾き
を修正するとともに、供給タイミングを整合するための
一対のアライニングロ−ラ37が配置されている。アライ
ニングロ−ラ対37の上流側及び下流側には、原稿Dの有
無を検知してアライニングロ−ラ対37を動作させるタイ
ミングを規定するアライニングセンサ37a及び原稿Dの
サイズを検知するサイズセンサ38が、それぞれ、配置さ
れている。
を修正するとともに、供給タイミングを整合するための
一対のアライニングロ−ラ37が配置されている。アライ
ニングロ−ラ対37の上流側及び下流側には、原稿Dの有
無を検知してアライニングロ−ラ対37を動作させるタイ
ミングを規定するアライニングセンサ37a及び原稿Dの
サイズを検知するサイズセンサ38が、それぞれ、配置さ
れている。
【0021】尚、原稿取出し部30は、回転部分に利用者
が手をふれることのないようカバ−39を介して覆われて
いる。また、カバ−39は、原稿づまりなどの障害を除去
するために開放可能に形成されている。このため、カバ
−39が開放された状態では、後述する駆動部が付勢され
ることのないよう、カバ−39が開放されたことを検知す
るカバ−スイッチ39aが開口部の近傍に配置されてい
る。
が手をふれることのないようカバ−39を介して覆われて
いる。また、カバ−39は、原稿づまりなどの障害を除去
するために開放可能に形成されている。このため、カバ
−39が開放された状態では、後述する駆動部が付勢され
ることのないよう、カバ−39が開放されたことを検知す
るカバ−スイッチ39aが開口部の近傍に配置されてい
る。
【0022】原稿搬送部40は、原稿台6の上面を覆うと
ともに、原稿取出し部30から給送される原稿Dを原稿台
6に沿って搬送する搬送ベルト41を有している。原稿搬
送部40は、既に説明した本体カバ−28を介して利用者が
手を触れることのないよう覆われている。
ともに、原稿取出し部30から給送される原稿Dを原稿台
6に沿って搬送する搬送ベルト41を有している。原稿搬
送部40は、既に説明した本体カバ−28を介して利用者が
手を触れることのないよう覆われている。
【0023】搬送ベルト41は、外表面が白色で、環状に
形成された継ぎ目のない幅広ベルトであって、原稿搬送
部40に隣接する端部を支持する第1のベルトロ−ラ42及
び他の端部を支持する第2のベルトロ−ラ43に掛け渡さ
れ、後述する駆動ロ−ラを介して正逆両方向に回転され
る。搬送ベルト41の内周部の裏面側には、ベルト表面を
原稿台6に密着させるための複数のベルト押えロ−ラ44
‥‥‥及び原稿Dがセットされたか否かを検知するセッ
トスイッチ45が配置されている。
形成された継ぎ目のない幅広ベルトであって、原稿搬送
部40に隣接する端部を支持する第1のベルトロ−ラ42及
び他の端部を支持する第2のベルトロ−ラ43に掛け渡さ
れ、後述する駆動ロ−ラを介して正逆両方向に回転され
る。搬送ベルト41の内周部の裏面側には、ベルト表面を
原稿台6に密着させるための複数のベルト押えロ−ラ44
‥‥‥及び原稿Dがセットされたか否かを検知するセッ
トスイッチ45が配置されている。
【0024】原稿排出部50は、原稿搬送部40を介して原
稿台6上に載置され、画像情報が読み取られた原稿Dが
ストックされる排出原稿トレイ51、排出原稿トレイ51に
向かって原稿Dをガイドする原稿排出路52、及び、原稿
排出路52と後述する駆動部を覆うカバ−53を有してい
る。
稿台6上に載置され、画像情報が読み取られた原稿Dが
ストックされる排出原稿トレイ51、排出原稿トレイ51に
向かって原稿Dをガイドする原稿排出路52、及び、原稿
排出路52と後述する駆動部を覆うカバ−53を有してい
る。
【0025】原稿排出路52は、既に画像情報が読み取ら
れた原稿Dを原稿搬送部40から遠のく方向に推進させる
搬送ロ−ラ54、搬送ロ−ラ54の外周面に原稿Dを密着さ
せる複数のピンチロ−ラ55、及び、排出原稿トレイ51に
向かって送出される原稿Dの後端を検出する後端検知セ
ンサ56を含んでいる。
れた原稿Dを原稿搬送部40から遠のく方向に推進させる
搬送ロ−ラ54、搬送ロ−ラ54の外周面に原稿Dを密着さ
せる複数のピンチロ−ラ55、及び、排出原稿トレイ51に
向かって送出される原稿Dの後端を検出する後端検知セ
ンサ56を含んでいる。
【0026】搬送ロ−ラ54の下流側には、原稿Dを排出
原稿トレイ51に向かってさらに推進させる排紙ロ−ラ57
及び排紙ロ−ラ57に原稿Dを密着させるバネ57aが配置
されている。
原稿トレイ51に向かってさらに推進させる排紙ロ−ラ57
及び排紙ロ−ラ57に原稿Dを密着させるバネ57aが配置
されている。
【0027】搬送ロ−ラ54と排紙ロ−ラ57との間には、
搬送ロ−ラ54の回転に伴なって表裏が反転された原稿D
を、再び搬送ベルト41に向かって進行させ、或いは、排
出原稿トレイ51に向かって推進するためのフラッパ58が
配置されている。フラッパ58を介して搬送ベルト41に向
かわせられた原稿Dが進行する方向には、上記表裏が反
転された原稿Dを搬送ベルト41と原稿台6との間に進入
させるための反転原稿通路59が配置されている。
搬送ロ−ラ54の回転に伴なって表裏が反転された原稿D
を、再び搬送ベルト41に向かって進行させ、或いは、排
出原稿トレイ51に向かって推進するためのフラッパ58が
配置されている。フラッパ58を介して搬送ベルト41に向
かわせられた原稿Dが進行する方向には、上記表裏が反
転された原稿Dを搬送ベルト41と原稿台6との間に進入
させるための反転原稿通路59が配置されている。
【0028】装置本体4は、その上部に、原稿送り装置
10が原稿台6に対して開放され、或いは、閉じられたこ
とを検出する原稿送り装置開閉状態検出スイッチ60を有
している。また、原稿台6の一端であって、原稿送り装
置10の原稿取出し部30に近接される側には、原稿Dの先
端位置を規定するための原稿ストッパ6aが配置されて
いる。
10が原稿台6に対して開放され、或いは、閉じられたこ
とを検出する原稿送り装置開閉状態検出スイッチ60を有
している。また、原稿台6の一端であって、原稿送り装
置10の原稿取出し部30に近接される側には、原稿Dの先
端位置を規定するための原稿ストッパ6aが配置されて
いる。
【0029】装置本体4の画像形成ユニット8の右側に
は、画像形成ユニット8を介して形成された画像が転写
される用紙Pを、画像形成ユニット8に供給するために
収容している第1及び第2の給紙カセット61及び62、及
び、カセット61の上部に形成され、カセット61及び62と
は独立に用紙Pを供給可能な手差トレイ63が配置されて
いる。用紙カセット61及び62及び手差トレイ63と画像形
成ユニット8との間には、カセット61,62或いはトレイ
63のいづれかから用紙Pを1枚ずつ取出す給紙ロ−ラ64
及び65、及び、取出された用紙Pを画像形成ユニット8
へ導く用紙給送路66が形成されている。装置本体4の上
面前端部 (図1は断面図であるから見えない) には、後
述図3に示す操作パネル68が配置されている。
は、画像形成ユニット8を介して形成された画像が転写
される用紙Pを、画像形成ユニット8に供給するために
収容している第1及び第2の給紙カセット61及び62、及
び、カセット61の上部に形成され、カセット61及び62と
は独立に用紙Pを供給可能な手差トレイ63が配置されて
いる。用紙カセット61及び62及び手差トレイ63と画像形
成ユニット8との間には、カセット61,62或いはトレイ
63のいづれかから用紙Pを1枚ずつ取出す給紙ロ−ラ64
及び65、及び、取出された用紙Pを画像形成ユニット8
へ導く用紙給送路66が形成されている。装置本体4の上
面前端部 (図1は断面図であるから見えない) には、後
述図3に示す操作パネル68が配置されている。
【0030】画像形成ユニット8は、装置本体4の概ね
中央に配置され、像担持体としてのドラム状感光体70を
含んでいる。感光体70の周囲には、矢印で示されている
回転方向に沿って帯電装置71、消去装置72、第1及び第
2の独立したユニット73a及び73bを含む現像装置73、
転写装置74、分離装置75、クリ−ニング装置76、除電装
置77等が順に次配置されている。画像形成ユニット8の
転写装置74と用紙給送路66との間には、カセット61,62
或いはトレイ63のいづれかから供給される用紙Pとユニ
ット8内の感光体70に形成された画像とのタイミングを
整合させるためのアライニングロ−ラ対67が配置されて
いる。
中央に配置され、像担持体としてのドラム状感光体70を
含んでいる。感光体70の周囲には、矢印で示されている
回転方向に沿って帯電装置71、消去装置72、第1及び第
2の独立したユニット73a及び73bを含む現像装置73、
転写装置74、分離装置75、クリ−ニング装置76、除電装
置77等が順に次配置されている。画像形成ユニット8の
転写装置74と用紙給送路66との間には、カセット61,62
或いはトレイ63のいづれかから供給される用紙Pとユニ
ット8内の感光体70に形成された画像とのタイミングを
整合させるためのアライニングロ−ラ対67が配置されて
いる。
【0031】画像形成ユニット8の上部であって、原稿
台4との間には、原稿台4にセットされた原稿Dの画像
情報を消去装置72と現像装置73との間から感光体70上に
露光する露光装置78が設けられている。
台4との間には、原稿台4にセットされた原稿Dの画像
情報を消去装置72と現像装置73との間から感光体70上に
露光する露光装置78が設けられている。
【0032】露光装置78は、原稿台4にセットされた原
稿Dを照明する露光ランプ79、露光ランプ79で照明され
た原稿Dからの反射光を画像形成ユニット8の感光体70
へ導く第1ないし第3のミラ−80a,81a及び81b、レ
ンズ82、第4ないし第6のミラ−83a,83b及び84を含
んでいる。露光ランプ79及び第1のミラ−80aは、第1
のキャリッジ80に載置され、原稿台4に沿って原稿台4
と平行に移動される。第2及び第3のミラ−81a及び81
bは、第1のキャリッジ80の1/2の速度で移動される
第2のキャリッジ81に配置され、第1のミラ−80aから
の反射光をレンズ82へ伝達する。レンズ82へ伝達された
反射光は、第4及び第5のミラ−83a及び83bを介して
折り返され、第6のミラ−84を介して感光体70へ伝達さ
れる。
稿Dを照明する露光ランプ79、露光ランプ79で照明され
た原稿Dからの反射光を画像形成ユニット8の感光体70
へ導く第1ないし第3のミラ−80a,81a及び81b、レ
ンズ82、第4ないし第6のミラ−83a,83b及び84を含
んでいる。露光ランプ79及び第1のミラ−80aは、第1
のキャリッジ80に載置され、原稿台4に沿って原稿台4
と平行に移動される。第2及び第3のミラ−81a及び81
bは、第1のキャリッジ80の1/2の速度で移動される
第2のキャリッジ81に配置され、第1のミラ−80aから
の反射光をレンズ82へ伝達する。レンズ82へ伝達された
反射光は、第4及び第5のミラ−83a及び83bを介して
折り返され、第6のミラ−84を介して感光体70へ伝達さ
れる。
【0033】第一のキャリッジ80には、さらに、原稿台
6に原稿Dが載置 (給送) されたことを検知する原稿検
知センサ85a及びキャリッジ80が原稿台6に沿って移動
されることで原稿Dの大きさを検知する原稿サイズセン
サ85bが配置されている。
6に原稿Dが載置 (給送) されたことを検知する原稿検
知センサ85a及びキャリッジ80が原稿台6に沿って移動
されることで原稿Dの大きさを検知する原稿サイズセン
サ85bが配置されている。
【0034】画像形成ユニット8の左側には、画像形成
ユニット8を介して形成された画像が転写され、分離装
置75を介して感光体70から分離された用紙P、を画像形
成ユニット8の外部へ導くための搬送装置86、搬送装置
86を介して搬送された用紙Pに、用紙Pに転写されてい
る画像を定着させる定着装置87、定着装置87を介して画
像が定着された用紙Pを装置本体4の外部へ給送する排
紙ロ−ラ対88、及び、排紙ロ−ラ対88を介して送出され
た用紙Pが集積される排紙トレイ89が配置されている。
ユニット8を介して形成された画像が転写され、分離装
置75を介して感光体70から分離された用紙P、を画像形
成ユニット8の外部へ導くための搬送装置86、搬送装置
86を介して搬送された用紙Pに、用紙Pに転写されてい
る画像を定着させる定着装置87、定着装置87を介して画
像が定着された用紙Pを装置本体4の外部へ給送する排
紙ロ−ラ対88、及び、排紙ロ−ラ対88を介して送出され
た用紙Pが集積される排紙トレイ89が配置されている。
【0035】図2によれば、操作パネル68には、ユ−ザ
からの入力により複写開始信号が出力されるコピ−ボタ
ン68a、ユ−ザからの入力に応じて複写枚数或いは複写
倍率の設定などに利用される“0”〜“9”の数字用の
数字キ−68b、複写動作を中断させ、或いは、入力途中
のデ−タを“0”に戻す信号を出力するクリヤキ−68
c、及び、全ての入力及び動作を初期状態に戻すための
オ−ルクリアキ−68dなどが配置されている。
からの入力により複写開始信号が出力されるコピ−ボタ
ン68a、ユ−ザからの入力に応じて複写枚数或いは複写
倍率の設定などに利用される“0”〜“9”の数字用の
数字キ−68b、複写動作を中断させ、或いは、入力途中
のデ−タを“0”に戻す信号を出力するクリヤキ−68
c、及び、全ての入力及び動作を初期状態に戻すための
オ−ルクリアキ−68dなどが配置されている。
【0036】操作パネル68には、また、入力されたデ−
タ (複写枚数及び複写倍率) を表示可能であって、且
つ、装置2の操作手順、複写用紙P或いはトナ−Tを補
給するタイミング、エラ−メッセ−ジ等が表示できるメ
ッセ−ジ表示部即ち液晶表示装置 (以下、LCDとす
る) 68e、及び、装置2の動作状態、例えば、選択され
ているカセットの上下或いは装置2内部における紙詰ま
りの位置等を表示するモニタLED68f等が一体に組立
てられている。
タ (複写枚数及び複写倍率) を表示可能であって、且
つ、装置2の操作手順、複写用紙P或いはトナ−Tを補
給するタイミング、エラ−メッセ−ジ等が表示できるメ
ッセ−ジ表示部即ち液晶表示装置 (以下、LCDとす
る) 68e、及び、装置2の動作状態、例えば、選択され
ているカセットの上下或いは装置2内部における紙詰ま
りの位置等を表示するモニタLED68f等が一体に組立
てられている。
【0037】図3によれば、原稿台6に原稿Dが載置さ
れたことを検知する原稿検知センサ85aは、第1キャリ
ッジ80の長手方向中央付近に、及び、原稿台6に載置さ
れた原稿Dの大きさを検知する原稿サイズセンサ85b
は、同様に第1キャリッジ80の長手方向の一端部に、そ
れぞれ、配置されている。尚、センサ85a及び85bは、
それぞれ、パルス変調をかけた光を発光する図示しない
発光素子及び特定パルスの光に対してのみ応答する図示
しない受光素子を有する光変調型反射型センサであっ
て、原稿のサイズを検出するにあたって、蛍光灯などか
ら入射される虞れのある外光により誤動作しないよう形
成されている。
れたことを検知する原稿検知センサ85aは、第1キャリ
ッジ80の長手方向中央付近に、及び、原稿台6に載置さ
れた原稿Dの大きさを検知する原稿サイズセンサ85b
は、同様に第1キャリッジ80の長手方向の一端部に、そ
れぞれ、配置されている。尚、センサ85a及び85bは、
それぞれ、パルス変調をかけた光を発光する図示しない
発光素子及び特定パルスの光に対してのみ応答する図示
しない受光素子を有する光変調型反射型センサであっ
て、原稿のサイズを検出するにあたって、蛍光灯などか
ら入射される虞れのある外光により誤動作しないよう形
成されている。
【0038】図4によれば、原稿送り装置10は、搬送ベ
ルト41を正逆両方向に回転させるとともに、原稿取出し
部30及び原稿排出部50に配置されている多くのロ−ラを
回転させる駆動機構 110を有している。
ルト41を正逆両方向に回転させるとともに、原稿取出し
部30及び原稿排出部50に配置されている多くのロ−ラを
回転させる駆動機構 110を有している。
【0039】駆動機構 110は、第1及び第2のベルトロ
−ラ42及び43のいづれか一方を回転させる第1のモ−タ
120、モ−タ 120の回転を原稿搬送部40のベルトロ−ラ
42及び43のいづれかに伝達する第1の動力伝達機構 12
2、第1の動力伝達機構 122に伝達されたモ−タ 120の
回転を原稿取出し部30のアライニングロ−ラ対37に伝達
する第2の動力伝達機構 124及び原稿排出部50の搬送ロ
−ラ54へ伝達する第3の動力伝達機構 126、第3の動力
伝達機構 126に伝達されたモ−タ 120の回転を排紙ロ−
ラ57に伝達する第4の動力伝達機構 128、原稿取出し部
30のピックアップロ−ラ33を付勢する第2のモ−タ 13
0、及び、第2のモ−タの回転をピックアップロ−ラ33
に伝達する第5の動力伝達機構 132を含んでいる。
−ラ42及び43のいづれか一方を回転させる第1のモ−タ
120、モ−タ 120の回転を原稿搬送部40のベルトロ−ラ
42及び43のいづれかに伝達する第1の動力伝達機構 12
2、第1の動力伝達機構 122に伝達されたモ−タ 120の
回転を原稿取出し部30のアライニングロ−ラ対37に伝達
する第2の動力伝達機構 124及び原稿排出部50の搬送ロ
−ラ54へ伝達する第3の動力伝達機構 126、第3の動力
伝達機構 126に伝達されたモ−タ 120の回転を排紙ロ−
ラ57に伝達する第4の動力伝達機構 128、原稿取出し部
30のピックアップロ−ラ33を付勢する第2のモ−タ 13
0、及び、第2のモ−タの回転をピックアップロ−ラ33
に伝達する第5の動力伝達機構 132を含んでいる。
【0040】第1のモータ 120は、所定のパルスによっ
て任意の回転数 (回転速度) で付勢されるパルスモ−タ
であって、後述するモ−タ駆動回路から供給される駆動
パルスによって回転される。
て任意の回転数 (回転速度) で付勢されるパルスモ−タ
であって、後述するモ−タ駆動回路から供給される駆動
パルスによって回転される。
【0041】第1の動力伝達機構 122は、プ−リ、ベル
ト及びギアなどを含み、モ−タ 120の回転を原稿搬送部
40の搬送ベルト41を支持している第1及び第2のベルト
ロ−ラ42及び43のいづれかに伝達する。第2の動力伝達
機構 124は、ベルト及びプ−リ及びクラッチ 122aなど
を含み、第1の動力伝達機構 122を経由して伝達される
モ−タ 120の回転を原稿取出し部30のアライニングロ−
ラ対37に所望のタイミングで断続的に伝達する。第3の
動力伝達機構 126は、複数のギアを含み、第1の動力伝
達機構 122を経由して伝達されるモ−タ 120の回転を原
稿排出部50の搬送ロ−ラ54に伝達する。第4の動力伝達
機構 128は、ベルト及びプ−リを含み、第3の動力伝達
機構 126に伝達されたモ−タ 120の回転を排紙ロ−ラ57
に伝達する。
ト及びギアなどを含み、モ−タ 120の回転を原稿搬送部
40の搬送ベルト41を支持している第1及び第2のベルト
ロ−ラ42及び43のいづれかに伝達する。第2の動力伝達
機構 124は、ベルト及びプ−リ及びクラッチ 122aなど
を含み、第1の動力伝達機構 122を経由して伝達される
モ−タ 120の回転を原稿取出し部30のアライニングロ−
ラ対37に所望のタイミングで断続的に伝達する。第3の
動力伝達機構 126は、複数のギアを含み、第1の動力伝
達機構 122を経由して伝達されるモ−タ 120の回転を原
稿排出部50の搬送ロ−ラ54に伝達する。第4の動力伝達
機構 128は、ベルト及びプ−リを含み、第3の動力伝達
機構 126に伝達されたモ−タ 120の回転を排紙ロ−ラ57
に伝達する。
【0042】第2のモ−タ 130は、所定のパルスによっ
て任意の回転数 (回転速度) で付勢されるパルスモ−タ
であって、後述するモ−タ駆動回路から供給される駆動
パルスによって回転される。
て任意の回転数 (回転速度) で付勢されるパルスモ−タ
であって、後述するモ−タ駆動回路から供給される駆動
パルスによって回転される。
【0043】第5の動力伝達機構 132は、プ−リ、ベル
ト及び複数のギアを含み、歯車モ−タ 130の回転を原稿
取出し部30のピックアップロ−ラ33に伝達する。ピック
アップロ−ラ33へ伝達されたモ−タ 130の回転は、ギア
134を介して捌きロ−ラ36に伝達される。
ト及び複数のギアを含み、歯車モ−タ 130の回転を原稿
取出し部30のピックアップロ−ラ33に伝達する。ピック
アップロ−ラ33へ伝達されたモ−タ 130の回転は、ギア
134を介して捌きロ−ラ36に伝達される。
【0044】尚、回転機構以外の駆動機構は、即ち、原
稿取出し部30のシャッタ31及びウエイト34は、それぞ
れ、シャッタソレノイド 136及びウエイトソレノイド 1
38を介して付勢される。また、原稿排出部50のフラッパ
58は、フラッパソレノイド 140により駆動される。
稿取出し部30のシャッタ31及びウエイト34は、それぞ
れ、シャッタソレノイド 136及びウエイトソレノイド 1
38を介して付勢される。また、原稿排出部50のフラッパ
58は、フラッパソレノイド 140により駆動される。
【0045】図5によれば、制御部90は、操作パネルを
介して入力されるデ−タ或いは原稿送り装置を介して原
稿台に供給される原稿Dの情報に応じて複写装置本体及
び原稿送り装置を制御する主制御装置としてのCPU9
1、CPU91を動作させるため固定デ−タ及び原稿サイ
ズセンサ85bから供給されるパルスに基づいて原稿Dの
大きさを判別するための識別デ−タなどが記憶されてい
るROM (リ−ド・オンリ・メモリ) 92、サイズセンサ
85bから供給されるパルス数などが一時的に記憶される
RAM (ランダム・アクセス・メモリ) 93、サイズセン
サ85bから出力されるパルスをカウントするパルスカウ
ンタ94、原稿送り装置10が原稿台6から開放されている
時間を計数するタイマ95などを含んでいる。
介して入力されるデ−タ或いは原稿送り装置を介して原
稿台に供給される原稿Dの情報に応じて複写装置本体及
び原稿送り装置を制御する主制御装置としてのCPU9
1、CPU91を動作させるため固定デ−タ及び原稿サイ
ズセンサ85bから供給されるパルスに基づいて原稿Dの
大きさを判別するための識別デ−タなどが記憶されてい
るROM (リ−ド・オンリ・メモリ) 92、サイズセンサ
85bから供給されるパルス数などが一時的に記憶される
RAM (ランダム・アクセス・メモリ) 93、サイズセン
サ85bから出力されるパルスをカウントするパルスカウ
ンタ94、原稿送り装置10が原稿台6から開放されている
時間を計数するタイマ95などを含んでいる。
【0046】CPU91には、また、図示しない接続回路
を介して原稿送り装置状態検出センサ68、原稿検知セン
サ85a、原稿サイズセンサ85b、及び、原稿送り装置10
の多くのセンサなどが接続されている。CPU91には、
さらに、装置本体4及び原稿送り装置10を構成する多く
の部材或いは回路 (例えば、図示しないモ−タ、図示し
ない電気回路、例えば、露光ランプ79を点灯させるラン
プ駆動回路、及び、図示しないモ−タ駆動回路) などが
接続されている。次に、図1〜図5に示されている画像
形成装置の動作について説明する。
を介して原稿送り装置状態検出センサ68、原稿検知セン
サ85a、原稿サイズセンサ85b、及び、原稿送り装置10
の多くのセンサなどが接続されている。CPU91には、
さらに、装置本体4及び原稿送り装置10を構成する多く
の部材或いは回路 (例えば、図示しないモ−タ、図示し
ない電気回路、例えば、露光ランプ79を点灯させるラン
プ駆動回路、及び、図示しないモ−タ駆動回路) などが
接続されている。次に、図1〜図5に示されている画像
形成装置の動作について説明する。
【0047】画像形成装置2の図示しない電源スイッチ
がオンされることで複写装置本体4の感光体70、帯電装
置71、現像装置73及び定着装置87などが付勢され、装置
4がウオ−ムアップされて、待機 (複写可能) 状態が規
定される。
がオンされることで複写装置本体4の感光体70、帯電装
置71、現像装置73及び定着装置87などが付勢され、装置
4がウオ−ムアップされて、待機 (複写可能) 状態が規
定される。
【0048】原稿トレイ20上に、複数枚の原稿Dがセッ
トされ、操作パネル68 (図3参照)を介して、さまざま
な画像形成条件、例えば、複写部数、複写倍率、及び、
複写色などが入力される。
トされ、操作パネル68 (図3参照)を介して、さまざま
な画像形成条件、例えば、複写部数、複写倍率、及び、
複写色などが入力される。
【0049】この後、コピ−ボタン68aがオンされるこ
とで、原稿送り装置10の第1及び第2のモ−タ 120及び
130が付勢され、ピックアップロ−ラ33及び捌きロ−ラ
36が回転されてトレイ本体22に載置された原稿Dの最下
部の原稿Dが取出される。
とで、原稿送り装置10の第1及び第2のモ−タ 120及び
130が付勢され、ピックアップロ−ラ33及び捌きロ−ラ
36が回転されてトレイ本体22に載置された原稿Dの最下
部の原稿Dが取出される。
【0050】取出された原稿Dは、原稿給送路32を通過
され、アライニングロ−ラ37へ搬送される。アライニン
グロ−ラ37へ搬送された原稿Dは、同ロ−ラ37を介して
一旦停止され、搬送ベルト41へ供給されるタイミングが
整合されたのち、搬送ベルト41に向かって送出される。
この場合、サイズセンサ38を介して原稿Dのサイズが検
知される。搬送ベルト41は、原稿Dの全べての領域が原
稿ストッパ6aを通過するまで付勢され、セットスイッ
チ45を介して原稿全域が原稿ストッパ6aを通過したこ
とが検知された時点で停止される。即ち、原稿Dの全域
が原稿台6に対向される。
され、アライニングロ−ラ37へ搬送される。アライニン
グロ−ラ37へ搬送された原稿Dは、同ロ−ラ37を介して
一旦停止され、搬送ベルト41へ供給されるタイミングが
整合されたのち、搬送ベルト41に向かって送出される。
この場合、サイズセンサ38を介して原稿Dのサイズが検
知される。搬送ベルト41は、原稿Dの全べての領域が原
稿ストッパ6aを通過するまで付勢され、セットスイッ
チ45を介して原稿全域が原稿ストッパ6aを通過したこ
とが検知された時点で停止される。即ち、原稿Dの全域
が原稿台6に対向される。
【0051】セットスイッチ45を介して原稿Dの全域が
原稿台 100に搬送された時点で、原稿Dの先端を原稿ス
トッパ6aに揃えるために搬送ベルト41が逆方向に所望
のパルス分回転され、原稿Dの先端が原稿ストッパ6a
に整合された状態でセットされる。
原稿台 100に搬送された時点で、原稿Dの先端を原稿ス
トッパ6aに揃えるために搬送ベルト41が逆方向に所望
のパルス分回転され、原稿Dの先端が原稿ストッパ6a
に整合された状態でセットされる。
【0052】原稿Dが原稿ストッパ6aにセットされた
時点で、複写装置本体4及び画像形成ユニット8が順次
付勢され、原稿Dの画像が感光体70に静電潜像として形
成される。
時点で、複写装置本体4及び画像形成ユニット8が順次
付勢され、原稿Dの画像が感光体70に静電潜像として形
成される。
【0053】感光体70に形成された潜像は、操作パネル
68からの入力に応じて予め規定されている色 (一般に
は、黒とそれ以外の一色) に対応するユニット73a或い
は73bのいづれかによって現像され、カセット61及び62
或いは手差トレイ63のいづれかから供給された用紙Pに
転写装置74を介して転写される。感光体70に形成された
画像が転写された用紙Pは、分離装置75を介して感光体
70から分離され、搬送装置86を介して定着装置87へ搬送
される。定着装置87は、用紙Pに転写された画像を用紙
Pに定着させる。画像が定着された用紙Pは、排紙ロ−
ラ対88を介して排紙トレイ89へ送出される。
68からの入力に応じて予め規定されている色 (一般に
は、黒とそれ以外の一色) に対応するユニット73a或い
は73bのいづれかによって現像され、カセット61及び62
或いは手差トレイ63のいづれかから供給された用紙Pに
転写装置74を介して転写される。感光体70に形成された
画像が転写された用紙Pは、分離装置75を介して感光体
70から分離され、搬送装置86を介して定着装置87へ搬送
される。定着装置87は、用紙Pに転写された画像を用紙
Pに定着させる。画像が定着された用紙Pは、排紙ロ−
ラ対88を介して排紙トレイ89へ送出される。
【0054】一方、現像された画像が用紙Pに転写され
た感光体70は、引続き回転され、クリ−ニング装置76を
介してクリ−ニングされ、除電装置77によって残存電位
が除去されて、次の画像形成に利用される。これに対し
て、原稿台6に供給された原稿Dは、原稿送り装置10を
介して排出原稿トレイ51に排出され、同時に次の原稿が
原稿台6に給送される。
た感光体70は、引続き回転され、クリ−ニング装置76を
介してクリ−ニングされ、除電装置77によって残存電位
が除去されて、次の画像形成に利用される。これに対し
て、原稿台6に供給された原稿Dは、原稿送り装置10を
介して排出原稿トレイ51に排出され、同時に次の原稿が
原稿台6に給送される。
【0055】以上の画像形成動作及び原稿入替え動作
は、原稿トレイ20にセットされた全ての原稿に関して順
次繰り返され、原稿送り装置10のエンプテイセンサ35か
ら原稿Dがなくなったことを示す信号が出力されるまで
繰り返される (図6、矢印Aのフロ−参照) 。
は、原稿トレイ20にセットされた全ての原稿に関して順
次繰り返され、原稿送り装置10のエンプテイセンサ35か
ら原稿Dがなくなったことを示す信号が出力されるまで
繰り返される (図6、矢印Aのフロ−参照) 。
【0056】ところで、原稿Dに、それまで給送された
原稿Dと同一サイズであって方向性のみが異なる原稿d
が含まれている場合には、原稿dは原稿搬送ベルト41を
介して原稿台6に搬送される。
原稿Dと同一サイズであって方向性のみが異なる原稿d
が含まれている場合には、原稿dは原稿搬送ベルト41を
介して原稿台6に搬送される。
【0057】この場合、パネル68の表示部68eに、例え
ば、『原稿の方向を変更してください』などのメッセ−
ジが表示され、複写動作が中断される。同時に、現在選
択されている用紙カセットと、直前まで搬送されていた
原稿Dの大きさ及び方向性に関するデ−タがRAM93に
記憶される。
ば、『原稿の方向を変更してください』などのメッセ−
ジが表示され、複写動作が中断される。同時に、現在選
択されている用紙カセットと、直前まで搬送されていた
原稿Dの大きさ及び方向性に関するデ−タがRAM93に
記憶される。
【0058】ここで、原稿送り装置開閉状態検出スイッ
チ60を介して原稿送り装置10が開閉されたことが検知さ
れた場合には、原稿台6に現在載置されている原稿dの
状態変化、例えば、原稿dが載置されている方向の変更
或いは原稿dの除去のいづれかが生じたものと判断さ
れ、第1 (及び第2) のキャリッジが原稿台6に沿って
移動され、原稿検知センサ85a及び原稿サイズセンサ85
bが付勢される。即ち、装置本体4に配置されている原
稿検知センサ85a及びサイズセンサ85bとパルスカウン
タ94によって、新たに原稿台6に載置された原稿dの大
きさ及び方向性が検知される。引続いて、検知された原
稿dの大きさ及び方向性に一致する用紙Pが収容されて
いる用紙カセットが選択され、複写される。
チ60を介して原稿送り装置10が開閉されたことが検知さ
れた場合には、原稿台6に現在載置されている原稿dの
状態変化、例えば、原稿dが載置されている方向の変更
或いは原稿dの除去のいづれかが生じたものと判断さ
れ、第1 (及び第2) のキャリッジが原稿台6に沿って
移動され、原稿検知センサ85a及び原稿サイズセンサ85
bが付勢される。即ち、装置本体4に配置されている原
稿検知センサ85a及びサイズセンサ85bとパルスカウン
タ94によって、新たに原稿台6に載置された原稿dの大
きさ及び方向性が検知される。引続いて、検知された原
稿dの大きさ及び方向性に一致する用紙Pが収容されて
いる用紙カセットが選択され、複写される。
【0059】原稿dに対する複写が終了した時点で、原
稿送り装置10の搬送ベルト41が付勢され、原稿dが排出
原稿トレイ51に排出され、同時に次の原稿が原稿台6に
給送される。ここで、原稿送り装置10のサイズセンサ38
を介して新たな原稿のサイズが判定され、RAM93に記
憶されている原稿Dのデ−タと新たな原稿のデ−タとが
比較され、新たな原稿が原稿Dと同一の大きさ及び方向
性を有すると判定された場合には、RAM93に記憶され
ている先に選択された用紙カセットが再び選択される
(図6、矢印Bのフロ−参照) 。
稿送り装置10の搬送ベルト41が付勢され、原稿dが排出
原稿トレイ51に排出され、同時に次の原稿が原稿台6に
給送される。ここで、原稿送り装置10のサイズセンサ38
を介して新たな原稿のサイズが判定され、RAM93に記
憶されている原稿Dのデ−タと新たな原稿のデ−タとが
比較され、新たな原稿が原稿Dと同一の大きさ及び方向
性を有すると判定された場合には、RAM93に記憶され
ている先に選択された用紙カセットが再び選択される
(図6、矢印Bのフロ−参照) 。
【0060】一方、原稿台6に原稿dが給送された場合
であって、原稿dの状態が変化されない (即ち原稿送り
装置10が開閉されない) 場合には、図6に矢印Cで示さ
れるフロ−に従って、コピ−ボタン68aがオンされた時
点で、原稿dは、原稿台6から排出される。従って、原
稿に一致しない用紙Pに不所望な画像が形成されること
が防止される。
であって、原稿dの状態が変化されない (即ち原稿送り
装置10が開閉されない) 場合には、図6に矢印Cで示さ
れるフロ−に従って、コピ−ボタン68aがオンされた時
点で、原稿dは、原稿台6から排出される。従って、原
稿に一致しない用紙Pに不所望な画像が形成されること
が防止される。
【0061】この発明の画像形成装置によれば、原稿の
大きさと方向性及び複写倍率などに応じて対応する用紙
が選択される場合であって、同一の大きさを有し方向性
のみ異なる原稿が混在される場合に、方向性の異なる原
稿のみを置換えることで、現在設定されている画像形成
条件をクリアすることなく、一連の複写作業を継続でき
る。従って、画像形成の効率が向上される。
大きさと方向性及び複写倍率などに応じて対応する用紙
が選択される場合であって、同一の大きさを有し方向性
のみ異なる原稿が混在される場合に、方向性の異なる原
稿のみを置換えることで、現在設定されている画像形成
条件をクリアすることなく、一連の複写作業を継続でき
る。従って、画像形成の効率が向上される。
【0062】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明の画像形成
装置は、原稿を支持する原稿台と、原稿を保持する原稿
保持装置にセットされた原稿を順次一枚ずつ取出し、原
稿台の一端に供給する取出し給送装置と、原稿台に対し
て開閉可能に形成され、自身が原稿台に対して閉ざされ
た状態で取出し給送装置を介して取出された原稿を原稿
台の所定の位置に搬送するとともに、原稿台に載置され
ている原稿を原稿台の領域外へ搬出する原稿搬送装置
と、この原稿搬送装置が原稿台に対して開放されたこと
を検出する開放検出機構と、原稿搬送機構を介して原稿
台に搬送される原稿の大きさ及び方向性を検知する原稿
認知機構と、原稿搬送装置を介して原稿台の領域から搬
出された原稿を保持する搬出原稿保持装置と、この搬出
原稿保持装置と原稿搬送装置との間に配置され、原稿搬
送装置から搬出される原稿を搬出原稿保持装置に向かっ
て送出する原稿送出装置と、原稿台に搬送された原稿の
画像を複写する画像形成部と、異なる大きさを有する用
紙を用紙の大きさと方向とを区分して収容する複数のカ
セットと、この複数のカセットが収容している用紙の有
無を、それぞれのカセットごとに検知する用紙検知機構
と、複数の用紙カセットのそれぞれが収容している用紙
の大きさおよび方向性と原稿認知機構を介して検知され
た原稿の大きさ及び方向性に基づいて、対応する大きさ
および方向性のある用紙を収容しているカセットを複数
のカセットから選択して、画像形成部に供給する用紙供
給装置と、原稿搬送装置により原稿台に搬送された原稿
の方向性を変化するために、原稿台上の原稿の置換えを
指示する表示部と、複数の用紙収容部が収容している用
紙の大きさおよび方向性と原稿認知機構を介して検知さ
れた原稿に対応する大きさ及び方向性とが一致する用紙
を収容しているカセットが複数のカセットに存在しない
場合であって、大きさが同じで方向性のみ異なる用紙が
複数のカセットのいずれかに収容されている場合に、表
示部に、原稿台に搬送された原稿の方向性を変化するた
めに、原稿台上の原稿の置換えを指示する表示を表示さ
せた後、開放検出機構を介して原稿搬送装置が開放され
たことが検出された場合には、原稿認知機構により原稿
の大きさ及び方向性を再び検知し、新たに検知された原
稿の大きさ及び方向性に対応する大きさ及び方向性のあ
る用紙を 収容しているカセットから供給するとともに、
原稿搬送装置が開放されたことが検知されない場合に
は、原稿搬送装置により原稿台上の原稿を、一旦排出さ
せる制御装置と、を有することから、同一の大きさを有
し、方向性のみ異なる原稿が混在されている場合に、大
きさが同一で方向性のみ異なる用紙を収容した複数のカ
セットを用意することなく、大きさが同一で方向性のみ
異なる用紙への散発的な画像形成が可能となる。従っ
て、方向性のみ異なる原稿が混在される場合に、方向性
の異なる原稿の方向を置換えることで、現在設定されて
いる画像形成条件をクリアすることなく、一連の複写作
業を継続できる。
装置は、原稿を支持する原稿台と、原稿を保持する原稿
保持装置にセットされた原稿を順次一枚ずつ取出し、原
稿台の一端に供給する取出し給送装置と、原稿台に対し
て開閉可能に形成され、自身が原稿台に対して閉ざされ
た状態で取出し給送装置を介して取出された原稿を原稿
台の所定の位置に搬送するとともに、原稿台に載置され
ている原稿を原稿台の領域外へ搬出する原稿搬送装置
と、この原稿搬送装置が原稿台に対して開放されたこと
を検出する開放検出機構と、原稿搬送機構を介して原稿
台に搬送される原稿の大きさ及び方向性を検知する原稿
認知機構と、原稿搬送装置を介して原稿台の領域から搬
出された原稿を保持する搬出原稿保持装置と、この搬出
原稿保持装置と原稿搬送装置との間に配置され、原稿搬
送装置から搬出される原稿を搬出原稿保持装置に向かっ
て送出する原稿送出装置と、原稿台に搬送された原稿の
画像を複写する画像形成部と、異なる大きさを有する用
紙を用紙の大きさと方向とを区分して収容する複数のカ
セットと、この複数のカセットが収容している用紙の有
無を、それぞれのカセットごとに検知する用紙検知機構
と、複数の用紙カセットのそれぞれが収容している用紙
の大きさおよび方向性と原稿認知機構を介して検知され
た原稿の大きさ及び方向性に基づいて、対応する大きさ
および方向性のある用紙を収容しているカセットを複数
のカセットから選択して、画像形成部に供給する用紙供
給装置と、原稿搬送装置により原稿台に搬送された原稿
の方向性を変化するために、原稿台上の原稿の置換えを
指示する表示部と、複数の用紙収容部が収容している用
紙の大きさおよび方向性と原稿認知機構を介して検知さ
れた原稿に対応する大きさ及び方向性とが一致する用紙
を収容しているカセットが複数のカセットに存在しない
場合であって、大きさが同じで方向性のみ異なる用紙が
複数のカセットのいずれかに収容されている場合に、表
示部に、原稿台に搬送された原稿の方向性を変化するた
めに、原稿台上の原稿の置換えを指示する表示を表示さ
せた後、開放検出機構を介して原稿搬送装置が開放され
たことが検出された場合には、原稿認知機構により原稿
の大きさ及び方向性を再び検知し、新たに検知された原
稿の大きさ及び方向性に対応する大きさ及び方向性のあ
る用紙を 収容しているカセットから供給するとともに、
原稿搬送装置が開放されたことが検知されない場合に
は、原稿搬送装置により原稿台上の原稿を、一旦排出さ
せる制御装置と、を有することから、同一の大きさを有
し、方向性のみ異なる原稿が混在されている場合に、大
きさが同一で方向性のみ異なる用紙を収容した複数のカ
セットを用意することなく、大きさが同一で方向性のみ
異なる用紙への散発的な画像形成が可能となる。従っ
て、方向性のみ異なる原稿が混在される場合に、方向性
の異なる原稿の方向を置換えることで、現在設定されて
いる画像形成条件をクリアすることなく、一連の複写作
業を継続できる。
【0063】このことから、画像形成の効率が向上され
る。また、原稿の大きさ及び方向性と用紙の大きさ及び
方向性のいづれかの条件が一致しない場合に、誤って不
所望な複写物が提供されることが防止できる。
る。また、原稿の大きさ及び方向性と用紙の大きさ及び
方向性のいづれかの条件が一致しない場合に、誤って不
所望な複写物が提供されることが防止できる。
【図1】この発明の実施例が組込まれる画像形成装置を
示す概略断面図。
示す概略断面図。
【図2】図1に示されている画像形成装置に組込まれる
操作パネルを示す平面図。
操作パネルを示す平面図。
【図3】図1に示されている画像形成装置の複写装置本
体に組込まれる原稿検知センサ及び原稿サイズセンサを
示す概略斜視図。
体に組込まれる原稿検知センサ及び原稿サイズセンサを
示す概略斜視図。
【図4】図1に示されている画像形成装置に組込まれる
原稿送り装置の駆動機構を示す概略斜視図。
原稿送り装置の駆動機構を示す概略斜視図。
【図5】図1ないし図4に示されている画像形成装置の
制御部を示す概略ブロック図。
制御部を示す概略ブロック図。
【図6】図1ないし図5に示されている画像形成装置の
動作を示すフロ−チャ−ト。
動作を示すフロ−チャ−ト。
2…画像形成装置、4…複写装置本体、6…原稿台、6
a…原稿ストッパ、8…画像形成ユニット、10…原稿取
出し部、10…原稿送り装置、20…原稿トレイ、30…原稿
取出し部、35…エンプテイセンサ、37…アライニングロ
−ラ対、38…サイズセンサ、39…カバ−、39a…カバ−
スイッチ、40…原稿搬送部、41…搬送ベルト、42,43…
ベルトロ−ラ、45…セットスイッチ、50…原稿排出部、
51…排出原稿トレイ、52…原稿排出路、54…搬送ロ−
ラ、56…後端検知センサ、57…排紙ロ−ラ、58…フラッ
パ、59…反転原稿通路、60…原稿送り装置開閉状態検出
スイッチ、61,62…用紙カセット、63…手差トレイ、6
4,65…給紙ロ−ラ、66…用紙給送路、67…アライニン
グロ−ラ対、68…操作パネル、70…感光体、71…帯電装
置、72…消去装置、73…現像装置、74…転写装置、75…
分離装置、76…クリ−ニング装置、77…除電装置、78…
露光装置、79…露光ランプ、80…第1のキャリッジ、81
…第2キャリッジ、82…レンズ、85a…原稿検知セン
サ、85b…原稿サイズセンサ、86…搬送装置、87…定着
装置、88…排紙ロ−ラ対、89…排紙トレイ、90…制御
部、91…CPU、92…ROM、93…RAM、94…パルス
カウンタ、95…タイマ、 120…第1のモ−タ、 122…第
1の動力伝達機構、 124…第2の動力伝達機構、 126…
第3の動力伝達機構、 128…第4の動力伝達機構、 130
…第2のモ−タ、 132…第5の動力伝達機構、 136…シ
ャッタソレノイド、 138…ウエイトソレノイド、 140…
フラッパソレノイド。
a…原稿ストッパ、8…画像形成ユニット、10…原稿取
出し部、10…原稿送り装置、20…原稿トレイ、30…原稿
取出し部、35…エンプテイセンサ、37…アライニングロ
−ラ対、38…サイズセンサ、39…カバ−、39a…カバ−
スイッチ、40…原稿搬送部、41…搬送ベルト、42,43…
ベルトロ−ラ、45…セットスイッチ、50…原稿排出部、
51…排出原稿トレイ、52…原稿排出路、54…搬送ロ−
ラ、56…後端検知センサ、57…排紙ロ−ラ、58…フラッ
パ、59…反転原稿通路、60…原稿送り装置開閉状態検出
スイッチ、61,62…用紙カセット、63…手差トレイ、6
4,65…給紙ロ−ラ、66…用紙給送路、67…アライニン
グロ−ラ対、68…操作パネル、70…感光体、71…帯電装
置、72…消去装置、73…現像装置、74…転写装置、75…
分離装置、76…クリ−ニング装置、77…除電装置、78…
露光装置、79…露光ランプ、80…第1のキャリッジ、81
…第2キャリッジ、82…レンズ、85a…原稿検知セン
サ、85b…原稿サイズセンサ、86…搬送装置、87…定着
装置、88…排紙ロ−ラ対、89…排紙トレイ、90…制御
部、91…CPU、92…ROM、93…RAM、94…パルス
カウンタ、95…タイマ、 120…第1のモ−タ、 122…第
1の動力伝達機構、 124…第2の動力伝達機構、 126…
第3の動力伝達機構、 128…第4の動力伝達機構、 130
…第2のモ−タ、 132…第5の動力伝達機構、 136…シ
ャッタソレノイド、 138…ウエイトソレノイド、 140…
フラッパソレノイド。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G03G 21/00 386 G03G 21/00 386 (56)参考文献 特開 平4−122168(JP,A) 特開 昭61−109045(JP,A) 特開 昭57−191655(JP,A) 特開 昭61−183673(JP,A) 特開 昭64−59227(JP,A) 特開 平5−173380(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/00 107 B65H 3/44 320 B65H 3/44 342 B65H 85/00 G03G 21/00 370 - 512
Claims (3)
- 【請求項1】原稿を支持する原稿台と、 原稿を保持する原稿保持手段にセットされた原稿を順次
一枚ずつ取出し、前記原稿台の一端に供給する取出し給
送手段と、 前記原稿台に対して開閉可能に形成され、自身が前記原
稿台に対して閉ざされた状態で前記取出し給送手段を介
して取出された原稿を前記原稿台の所定の位置に搬送す
るとともに、前記原稿台に載置されている原稿を前記原
稿台の領域外へ搬出する原稿搬送手段と、 この原稿搬送手段が前記原稿台に対して開放されたこと
を検出する開放検出手段と、 前記原稿搬送手段を介して前記原稿台に搬送される原稿
の大きさ及び方向性を検知する原稿認知手段と、 前記原稿搬送手段を介して前記原稿台の領域から搬出さ
れた原稿を保持する搬出原稿保持手段と、 この搬出原稿保持手段と前記原稿搬送手段との間に配置
され、前記原稿搬送手段から搬出される原稿を前記搬出
原稿保持手段に向かって送出する原稿送出手段と、 前記原稿台に搬送された原稿の画像を複写する画像形成
手段と、 異なる大きさを有する用紙を、用紙の大きさと方向とを
区分して収容する複数の用紙収容手段と、 この複数の用紙収容手段が収容している用紙の有無を、
それぞれの収容手段ごとに検知する用紙検知手段と、 前記複数の用紙収容手段のそれぞれが収容している用紙
の大きさおよび方向性と前記原稿認知手段を介して検知
された原稿の大きさ及び方向性に基づいて、対応する大
きさおよび方向性のある用紙を収容している用紙収容手
段を前記複数の用紙収容手段から選択して、前記画像形
成手段に供給する用紙供給手段と、 前記原稿搬送手段により前記原稿台に搬送された原稿の
方向性を変化するために、前記原稿台上の原稿の置換え
を指示する表示手段と、 前記複数の用紙収容手段が収容している用紙の大きさお
よび方向性と前記原稿認知手段を介して検知された原稿
に対応する大きさ及び方向性とが一致する用紙を収容し
ている用紙収容手段が前記複数の用紙収容手段に存在し
ない場合であって、大きさが同じで方向性のみ異なる用
紙が前記複数の用紙収容手段のいずれかに収容されてい
る場合に、前記表示手段に、前記原稿台に搬送された原
稿の方向性を変化するために、前記原稿台上の原稿の置
換えを指示する表示を表示させた後、前記開放検出手段
を介して前記原稿搬送手段が開放されたことが検出され
た場合には、前記原稿認知手段により原稿の大きさ及び
方向性を再び検知し、新たに検知された原稿の大きさ及
び方向性に対応する大きさ及び方向性のある用紙を前記
用紙供給手段から供給する制御手段と、 を具備することを特徴とする 画像形成装置。 - 【請求項2】前記方向性とは、原稿もしくは用紙の長手
方向が搬送方向に対して平行になるような第1の方向
と、短手方向が搬送方向に対して平行になるような第2
の方向のいずれかであることを特徴とする請求項1また
は3記載の画像形成装置。 - 【請求項3】原稿を支持する原稿台と、 原稿を保持する原稿保持手段にセットされた原稿を順次
一枚ずつ取出し、前記原稿台の一端に供給する取出し給
送手段と、 前記原稿台に対して開閉可能に形成され、自身が前記原
稿台に対して閉ざされた状態で前記取出し給送手段を介
して取出された原稿を前記原稿台の所定の位置に搬送す
るとともに、前記原稿台に載置されている原稿を前記原
稿台の領域外へ搬出する原稿搬送手段と、 この原稿搬送手段が前記原稿台に対して開放されたこと
を検出する開放検出手段と、 前記原稿搬送手段を介して前記原稿台に搬送される原稿
の大きさ及び方向性を検知する原稿認知手段と、 前記原稿搬送手段を介して前記原稿台の領域から搬出さ
れた原稿を保持する搬出原稿保持手段と、 この搬出原稿保持手段と前記原稿搬送手段との間に配置
され、前記原稿搬送手段から搬出される原稿を前記搬出
原稿保持手段に向かって送出する原稿送出手段と、 前記原稿台に搬送された原稿の画像を複写する画像形成
手段と、 異なる大きさを有する用紙を用紙の大きさと方向とを区
分して収容する複数の用紙収容手段と、 この複数の用紙収容手段が収容している用紙の有無を、
それぞれの収容手段ごとに検知する用紙検知手段と、 前記複数の用紙収容手段のそれぞれが収容している用紙
の大きさおよび方向性と前記原稿認知手段を介して検知
された原稿の大きさ及び方向性に基づいて、対応する大
きさおよび方向性のある用紙を収容している用紙収容手
段を前記複数の用紙収容手段から選択して、前記画像形
成手段に供給する用紙供給手段と、 前記原稿搬送手段により前記原稿台に搬送された原稿の
方向性を変化するために、前記原稿台上の原稿の置換え
を指示する表示手段と、 前記複数の用紙収容手段が収容している用紙の大きさお
よび方向性と前記原稿認知手段を介して検知された原稿
に対応する大きさ及び方向性とが一致する用紙を収容し
ている用紙収容手段が前記複数の用紙収容手段に存在し
ない場合であって、大きさが同じで方向性のみ異なる用
紙が前記複数の用紙収容手段のいずれかに収容されてい
る場合に、前記表示手段に、前記原稿台に搬送された原
稿の方向性を変化するために、前記原稿台上の原稿の置
換えを指示する表示を表示させた後、前記開放検出手段
を介して前記原稿搬送手段が開放されたことが検出され
た場合には、前記原稿認知手段により原稿の大きさ及び
方向性を再び検知し、新たに検知された原稿の大きさ及
び方向性に対応する大きさ及び方向性のある用紙を前記
用紙供給手段から供給するとともに、前記原稿搬送手段
が開放されたことが検知されない場合には、前記原稿搬
送手段により前記原稿台上の原稿を、一旦排出させ る制
御手段と、 を具備することを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06436593A JP3215742B2 (ja) | 1993-03-23 | 1993-03-23 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06436593A JP3215742B2 (ja) | 1993-03-23 | 1993-03-23 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06273997A JPH06273997A (ja) | 1994-09-30 |
JP3215742B2 true JP3215742B2 (ja) | 2001-10-09 |
Family
ID=13256177
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06436593A Expired - Fee Related JP3215742B2 (ja) | 1993-03-23 | 1993-03-23 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3215742B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
USD1006028S1 (en) | 2022-01-13 | 2023-11-28 | 3M Innovative Properties Company | Mountable device holder |
-
1993
- 1993-03-23 JP JP06436593A patent/JP3215742B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
USD1006028S1 (en) | 2022-01-13 | 2023-11-28 | 3M Innovative Properties Company | Mountable device holder |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06273997A (ja) | 1994-09-30 |
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