JPH02262163A - 自動原稿供給装置を備えた複写機における異常検出方法および異常検出時の処理方法 - Google Patents

自動原稿供給装置を備えた複写機における異常検出方法および異常検出時の処理方法

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JPH02262163A
JPH02262163A JP1082408A JP8240889A JPH02262163A JP H02262163 A JPH02262163 A JP H02262163A JP 1082408 A JP1082408 A JP 1082408A JP 8240889 A JP8240889 A JP 8240889A JP H02262163 A JPH02262163 A JP H02262163A
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JP1082408A
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Kengo Tomita
富田 賢悟
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Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/00172Apparatus for electrophotographic processes relative to the original handling
    • G03G2215/00341Jam handling in document feeder
    • G03G2215/0035Document related problems, e.g. double-fed sheets

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  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、自動原稿供給装置を備えた複写機において、
原稿または記録紙の搬送異常が発生した場きの異常検出
方法および異常検出時の処理方法に関する。
従来の技術 従来から、両表面に原稿像を有する複数枚のシート状原
稿1組から、複数部の複写を取るために、複写機にはた
とえば循環式などの自動原稿供給装置を備えて行うよう
にしている。原稿供給装置には原稿収納手段が設けられ
、複写機本体には記録紙を収納する給紙カセットなどが
設けられる。
たとえば転写型静電式複写機においては、前記原稿収納
手段の原稿は自動的に1枚ずつ第1露光領域または第2
露光領域に搬送されて、各露光領域では原稿の一方表面
または他方表面がそれぞれ露光され、複写機本体に設け
られた感光体上に静電潜像を形成する。露光が終了した
原稿は、原稿収納手段に再び収納される。これに同期し
て、前記給紙カセットからは記録紙が感光体の転写領域
l\搬送され、前記静電潜像から顕像化されたトナー像
が記録紙の一方表面に転写される。転写後の記録紙は、
複写機本体に設けられた中間収納手段に一旦収納される
。記録紙の他方表面l\の転写は、原稿の第2露光領域
での他方表面の露光動作に同期して、中間収納手段から
再び記録紙が転写領域へ搬送されることによって行われ
る。転写および定着が終了した記録紙は、機体外部に設
けられた排出トレイなとI\排出される。
上述のような循環式自動原稿供給装置を備えた複写機に
おいて、両表面に原稿像を有する]組N枚から成る原稿
の両表面を複写する場合の処理工程としては、原稿を1
枚ずつ第1露光領域に搬送してその各一方式面を露光す
る。これと同時に給紙カセットから1枚ずつ取出した記
録紙に前記原稿に対応して転写を行い、この計N枚の各
一方式面が複写済みの記録紙は中間収納手段に一旦収納
する。またその一方式面の露光が終了した原稿は、再び
原稿収納手段に収納する。
次に、前記N枚の原稿を、再び1枚ず−)第2露光領域
に搬送してその各他方表面を露光する。これと同時に前
記N枚の記録紙は、中間収納手段から1枚ずつ取出して
前記原稿の他方表面に対応して各他方表面に転写を行い
、機外l\排出する。また他方表面の露光が終了した原
稿は、再び原稿収納手段に戻されて収納される。このよ
うな露光および転写動作を複数回繰返すことによって、
1組N枚から成る原稿から、一部N枚から成る複数部の
複写済み記録紙を得ることができる。
発明が解決しようとする課題 上述した手順によって複数枚の原稿から複数部の複写を
取る場合に、原稿または記録紙の何枚かが重なったまま
の状態の搬送(以下、単に「重送」という)が生しると
、原稿の一方表面と他方表面に対して、複写が取られた
記録紙の一方表面と他方表面とのたとえば頁数などの対
応関係が乱される。したがって表裏両面に原稿像が形成
された複数枚の原稿を複製して、同数枚の複写済み記録
紙を得ることがてきなくなる。
たとえば原稿の他方表面の露光に先だって行われる一方
表面の露光中に、原稿収納手段からの原稿に重送が生じ
ると、中間収納手段に収納される記録紙には、前記重送
によって露光されなかった原稿像の複写済み記録紙が抜
けることになる。この状態で次の他方表面の露光動作に
伴って、中間収納手段に収納された記録紙が転写領域に
搬送されて複写動作が行われると、前記重送が生じた頁
の原稿と記録紙とにおいて、頁数の対応にずれが生じる
。さらに、他方表面の露光動作中に前記−方式面の露光
時と同様の原稿の重送が生じなければ、最後に搬送され
て露光される原稿に対して、中間収納手段の記録紙が少
なくとも1枚あるいは複数枚、すなわち原稿の重送の起
こった回数と重送の枚数によって決まる枚数分だけ記録
紙が不足してしまう事態が生じる。
同様に、原稿の一方表面を露光中に、給紙カセットから
転写領域に給紙される記録紙に重送が生じると、一方式
面l\の転写が行われる際に感光体と対向しなかったた
めに記録が行われなかった白紙の記録紙が中間収納手段
に収納されてしまう。
この状態で原稿の他方表面が露光され、前記した状態の
記録紙が転写領域に搬送されると、転写が行われる他方
表面の裏面である一方表面が白紙の記録紙が生しる。ま
た引続いて転写領域に搬送されてその他方表面に転写が
行われた記録紙は、対応する原稿の一方表面と他方表面
とのたとえば頁数が対応しなくなるといったずれが生じ
てしまう。
さらに供給された原稿に対する露光動作がすべて終了し
、全原稿が原稿収納手段に収納されても、中間収納手段
には1枚あるいは複数枚の重送に対応する枚数分の記録
紙が残留してしまう事態となる。
したがって新たな複写を行う際には、この中間収納手段
に残留した記録紙を予め除去しておかなければならない
。残留記録紙の除去を行わずに、前述と同様な複写動作
が行われると、その一方表面が転写された記録紙が中間
収納手段に収納された際に前記残留記録紙と一体となる
。したがって記録紙の他方表面に対応する転写を行う場
合に、転写領域には残留記録紙を含む記録紙が供給され
、所望の両面複写記録紙が得られなくなる。
また原稿の一方表面に関して、原稿あるいは記録紙の重
送などが生ぜず正常な複写動作が行われた後に、他方表
面の露光動作において原稿の重送が生じると、原稿の他
方表面の露光は重送された枚数分を差引いた枚数分でし
か行われず、したがって中間収納手段に収納された記録
紙の前記重送に対応する枚数分は、転写領域に搬送され
ず中間収納手段に残留してしまう。逆に、他方表面の露
光において中間収納手段に収納された記録紙が重送され
て転写されると、重送された枚数分の記録紙が中間収納
手段において不足し、したがってその枚数分の原稿の他
方表面は記録紙に複写されることがない。さらに上述し
た中間収納手段に記録紙が残留する場合あるいは中間収
納手段の記録紙が不足する渇きのいずれにおいても、重
送が生した記録紙以降の記録紙の他方表面には対応する
原稿の他方表面が複写されず頁数のずれを生してしまう
従来の複写機においては、中間収納手段の記録紙不足ま
たは記録紙残留といった異常事態が発生した場合、その
時点で原稿あるいは記録紙の搬送を停止し、複写動作を
中止するようにしている。
したがって再び複写動作を開始するためには、原稿供給
装置の原稿および中間収納手段の記録紙などを操作者が
直接処理する必要がある。
このように従来では、上述した異常発生時に複写動作が
一旦中止される。かつ複写動作を再開するためには、操
作者が搬送が停止された原稿および記録紙を処理する手
間が必要である。したがって−人の操作者が複写機を占
有する時間が長引いて、他の操作者はその占有時間の間
は複写機を使用することができない。さらにこのような
異常発生事態に対処するために、操作者は常に複写機に
就いてその動作状態を監視しなければならない。
本発明の目的は、原稿や記録紙などの重送といった搬送
異常を検出でき、かつ、そのような異常が発生した場合
に、異常発生処理工程が容易に判別できるとともに複写
不能時間を短縮するようにした異常検出方法および異常
検出時の処理方法を提供することである。
課題を解決するための手段 本発明は、原稿収納手段に積み重ねられて収納されたシ
ート状の原稿を、積重方向一方側から順次的に露光領域
に供給するとともに、前記原稿収納手段には収納された
原稿の供給完了を検知する供給完了検出手段が設けられ
る自動原稿供給装置を備え、複写後の記録紙を機外l\
排出するに先立って積み重ねて収納する中間収納手段と
、この中間収納手段の記録紙の有無を検出する記録紙検
出手段とを有する複写機の異常を検出する方法において
、 前記供給完了検出手段と記録紙検出手段1の出力に基づ
いて、供給完了検出手段の検出状態または記録紙検出手
段の非検出状態のいずれかの場合において、記録紙検出
手段の検出状態または供給完了検出手段の非検出状態の
ときに、原稿または記録紙の搬送異常と検出するように
したことを特徴とする異常検出方法である。
また本発明は、原稿収納手段に積み重ねられて収納され
たシート状の原稿を、積重方向一方側がら順次的に露光
領域に供給するとともに、前記原稿収納手段には収納さ
れた原稿の供給完了を検知する供給完了検出手段が設け
られる自動原稿供給装置を備え、複写後の記録紙を機外
I\排出するに先立って積み重ねて収納する中間収納手
段と、この中間収納手段の記録紙の有無を検出する記録
紙検出手段とを有する複写機の異常が検出されたときに
それを処理する方法において、 前記供給完了検出手段と記録紙検出手段の出力に基づい
て、原稿または記録紙の搬送異常が検出された場合、予
め定める複写動作における異常発生時の処理工程の識別
データを記憶手段に記憶し、異常の発生および前記処理
工程の識別データを報知手段によって報知し、複写動作
の残余の処理工程を継続するようにしたことを特徴とす
る異常検出時の処理方法である。
作  用 複写機には自動原稿供給装置が備えられ、自動原稿供給
装置の原稿収納手段には供給完了検出手段が設けられて
原稿の供給完了を検出する。また複写機は中間収納手段
を有し、中間収納手段には記録紙検出手段が設けられて
記録紙の有無を検出する。
本発明に従えば、前記供給完了検出手段と記録紙検出手
段の出力に基づいて、供給完了検出手段が検出状態のと
きに記録紙検出手段が検出状態のとき、または記録紙検
出手段が非検出状態のときに供給完了検出手段が非検出
状態のときのいずれかの場合において、原稿および記録
紙の搬送異常と検出される。
すなわち供給完了検出手段が検出状態のときに記録紙検
出手段が検出状態ということは、原稿は供給完了したけ
れども記録紙は中間収納手段に残留していることを意味
し、したがって原稿が所定の枚数以下で供給されたかあ
るいは中間収納手段に余分な記録紙が搬送されたかのい
ずれかの搬送異常が生じている。
また記録紙検出手段が非検出状態のときに供給完了手段
が非検出状態ということは、原稿が原稿収納手段から供
給完了される以前に中間収納手段から記録紙が全て機外
へ排出されたことを意味する。したがって原稿の枚数に
対応する枚数だけ記録紙を中間収納手段I\−旦収納す
る際に、原稿の所定枚数以下でしか記録紙が中間収納手
段に収納されなかったか、あるいは原稿の供給に対応し
て中間収納手段から記録紙を排出する際に、所定の枚数
以下て機外l\排出されたかのいずれかの搬送異常が生
じていることになる。したがって本発明によれば、上記
いずれの場きにおいても原稿および記録紙の搬送異常を
検出することができる。
また本発明に従えば、上記の原稿および記録紙の搬送異
常が検出されると、記憶手段には予め定める複写動作に
おいて異常が発生した処理工程の識別データが記憶され
る。異常が発生したことおよび異常が発生した処理工程
の識別データは、報知手段によって報知される。さらに
予め定める複写動作における異常が発生した処理工程を
除くそれ以降の残余の処理工程は継続して実行される。
これによって複写動作において異常が発生しても、記憶
手段に記憶された異常発生時の処理工程の識別データに
基づいて、異常の発生および異常が発生した処理工程を
知ることができる。また残余の処理工程は継続して行わ
れるので、異常が発生した処理工程によってそれ以降の
処理工程が影響を受けることはない。したがって異常発
生は、それが生じた処理工程の範囲に止どまり、他の後
続の処理工程にまで波及することがない。
実施例 第1図は転写型静電式複写機く以下、単に「複写機」と
いう)2の構成を示す断面図であり、第2図は複写機2
に装備された循環式自動原稿供給装置(以下、単に「原
稿供給装置」という〉1の構成を示す断面図である。第
1図を参照して、原稿供給装置1は複写機本体3に対し
て回転軸4まわりに回転自在に取付けられている。複写
機本体3において、原稿供給装置1が固定される上面に
は、硬質ガラスなどから成る原稿台5が配置され、この
原稿台5に載置される原稿を押圧すると共に外来光を遮
断するための押圧板6が変位自在に配設されている。
複写機2における複写動作は、原稿供給装置1を用いて
行うか、または原稿台5上に原稿を載置して押圧板6で
載置原稿を押圧するようにして行われる。
原稿供給装置1において、複数枚のたとえば頁数の順に
Jii’iえられたシー■・状の原稿りは、原稿収納手
段7に積載される。この原稿りは、給紙ローラ8の回転
によって、積重方向の最上方側から1枚ずつ順次的に第
1搬送手段91\分離給送される。
第1搬送手段9は水平方向から下方垂直方向に曲折し再
び水平方向に曲折する搬送路10を備えており、この搬
送路10内を原稿りが搬送されることによって、原稿り
の表裏が反転される。
搬送路10に関連して、第1図の紙面に垂直な軸線を有
する直円筒状の第1原稿ドラム20が配置される。この
第1原稿ドラム20は、複写機本体3の上面において、
硬質ガラスなどから成る露光ガラス板67が設けられる
第1露光領域11の直上に配置される。原稿りは順次的
に前記第1原稿ドラム20に巻回され、第1原稿ドラム
20の半径方向外方側の原稿の一方表面が第1露光領域
11に提示される。
一方表面が提示された原稿りは、第2搬送手段12に導
かれる。この第2搬送手段12は、原稿りの提示面を反
転させる表裏反転経路13を備えている。表裏反転経路
13からの原稿りは、直円筒状の第2原稿ドラム21に
巻回される。この第2原稿ドラム21の回転によって、
原稿りの第2原稿ドラム21の半径方向外方側の原稿の
他方表面が、第2原稿ドラム21の直下位置に対応して
複写機本体3の上面に配置される第2露光領域14に提
示される。このようにして原稿りの表裏両面が、第1お
よび第2露光領域11.14においてそれぞれ提示され
る。
第2露光領域14に対する他方表面の提示が終了した原
稿りは、第3搬送手段15によって原稿収納手段7に導
かれ、原稿搬送ベルト16の働きによって原稿収納手段
7に積載された複数枚の原稿りの最下方側に戻される。
複写機本体3の内部には、この複写機本体3の上面の露
光領域に関連して第1図の紙面に垂直な方向に延び、矢
符55,121方向に移動される露光手段17が配設さ
れる。露光手段17は、ハロゲンランプなどによって実
現される光源18と反射鏡1つとを含んで構成される。
光源18で発生した光は、原稿面において原稿像に対応
して選択的に吸収される。原稿面からの反射光は、反射
鏡19,22.23、ズームレンズ24、および反射鏡
25を経て、第1図の紙面に垂直な軸線を有する直円筒
状の感光体26の露光領域26aに結像するように導か
れる。
感光体26に関連して、露光前の感光体26の表面を均
一に帯電させる帯電用コロナ放電器27が設けられてい
る。露光領域26aに原稿像に対応した光が導かれるこ
とによって、感光体26の表面は選択的に除電されて静
電潜像が形成される。
この静電潜像は、露光領域26 aよりも感光体26の
回転方向下流側に設けられる現像装置28の働きによっ
てトナー像に顕像化される。このトナ一像は、転写用コ
ロナ放電器29の働きによって、後述する構成によって
搬送される記録紙Pに、転写領域30において転写され
る。転写後の感光体26は、表面に残留するトナーがク
リーニング装置31によって除去される。転写後の記録
紙Pは定着装置32/\搬送され、転写されたトナー像
が記録紙Pに加熱定着される。
複写機本体3にはその側面から、それぞれサイズの異な
る記録紙を収納した給紙カセット32A。
32B、32C,32Dが装填される。これら給紙カセ
ット32A〜32Dのうちいずれか1つの給紙カセット
から、その積重方向最上方側に積載された記録紙Pが、
給紙ローラ33A〜33DがモータM1などの駆動手段
によって選択的に回転されることによって、給紙経路3
4A〜34Dに1枚ずつ導かれる。給紙経路34A〜3
4Dおよび後述する中間収納手段36からの給紙経路3
7には、それぞれ搬送ローラ38A〜38Eが配設され
、これらの搬送ローラはモータM2などによって回転駆
動される。この搬送ローラ38A〜38Eの働きによっ
て、給紙カセツl−32A−32Dおよび中間収納手段
36からの記録紙Pが感光体26の転写領域30に導か
れる。
給紙経路34A〜34Dと感光体26の転写領域30と
の間の搬送経路には、レジストローラ35A  35B
が設けられている。このレジストローラ35A、35B
には、後述するクラ・ンチCLT1を介してモータM2
の回転動力が選択的に伝達される。これによって、感光
体26表面に形成されるトナー像に同期して記録紙Pが
搬送されるように制御される。
複写機本体3の側面には排紙トレイ40が設置されてい
る。この排紙トレイ40にはステ・ンビングモータSM
1が取1寸けられており、このステッピングモータSM
Iを予め定められるステ・ンプ数だけ駆動することによ
って、排紙トレイ40は第1図の紙面に垂直な方向にシ
フ1へする。たとえばステッピングモータSMIを駆動
して排紙トレイ40が第1図の紙面の手前の方向にシフ
トすると、次にステッピングモータSMIを駆動すると
きには排紙トレイ40は第1図の紙面において表から裏
に向かう方向にシフトする。このようにして−粗分の原
稿りに対して複数部の複写された記録紙Pを仕分した状
態て、排紙トレイ40上に積載することができる。
定着装置32から複写後の記録紙Pを排紙トレイ40に
排出するための排出経路41に関連して、この排出経路
41から分岐し、記録紙Pの表裏を反転する反転経路4
2が設けられている。定着装置32からの複写後の記録
紙Pは、操作者の後述する設定操作によって設定される
複写機2の各動作モードに対応して、次の■〜■の3種
類の態様で排紙トレイ40に排出される。
■排出経路41をそのまま通過して排紙トレイ40へ排
出する。
■排出経路41から反転経路42に導かれ、記録紙Pの
他方表面に複写を行うために一時的に中間収納手段36
に収納する。中間収納手段36に積載される複数枚の記
録紙Pは、その最下方側の記録紙Pから給紙ローラ39
によって順次的に給紙経路37を介して感光体26の転
写領域30に導かれる。他方表面にトナー像が転写され
た記録紙Pは定着装置32に導かれて、前記トナー像が
加熱定着され、この後排出経路41を通過して排紙トレ
イ40に排出される。
■排出経路41から反転経路42に導かれて表裏が反転
された後、再び排出経路41に導かれて排紙トレイ40
に排出される。
上記■〜■の記録紙Pの排出態様を可能とするために、
排出経路41および反転経路42は第3図に示されるよ
うに構成されている。反転経路42は、排出経路41か
ら分岐した第1経路42aと、前記経路42aの排出経
l¥841に対する分岐位置よりも記録紙Pの搬送方向
下流側で排出経路41に合流する第2経路42bと、第
1および第2経路42a、42bが身流して下方側に延
びる第3経路42cと、この第3経路42cから分岐し
て中間収納手段36に向かう第4経路42dとから構成
される。
前記第1経路42aが排出経路41から分岐する部位に
は、定着装置32からの記録紙Pを選択的に第1経路4
2aに導くための方向転換型43が配設されている。こ
の方向転換型43は、ソレノイド5QL2によって複写
機2の各動作モードに対応して駆動される。また第Xお
よび第2経路42a  42bが合流する部位には、第
3経路42cから第2経路42bに向かって搬送される
記録紙Pを、確実に第2経路42bに導くための方向転
換型44が設けられている。さらに第4経路42dが第
3経路42cから分岐する部位には、第3経路42cか
らの記録紙Pを、確実に第4経路42dに導くための方
向転換型45が設けられている。前記方向転換型44.
45はそれぞれソレノイド5OL3,5OL4によって
複写機2の各動作モードに対応して駆動される。
排出経路41には、間隔をあけて複数のローラ46A〜
46Cが配置される。これらのローラ46A〜46Cは
、感光体26などを含む構成によって行われる複写の処
理工程に同期して、モータM4によって駆動される。
第1および第2経路42a、42bの分岐部近傍には、
ローラ4.7 Aが配置される。このローラ47Aには
共通に、それぞれ第1および第2経路42a、、42b
に関連して配置されるローラ47B、47Cが接触して
設けられている。このようにして記録紙Pは、第1経路
42aにおいては排出経路41から第3経路42cに向
かう方向に搬送され、第2経路42L)においては第3
経路42(から排出経路41に向かう方向に搬送される
第1および第2経路42 a、 42bの分岐部近傍の
第3経路42cには反転用ローラ48が配置され、モー
タM5によって正逆回転される。これによって第3経E
lr 42 cにおける記録紙Pの搬送方向の反転を可
能としている。
第4経路42dが第3経路42cから分岐する部位の近
傍には、ローラ49Aが配置される。このローラ49A
には共通に、それぞれ第3および第4経路42c、42
dに関連して配置されるローラ49B、49Cが接触し
て設りられている。
ローラ49Aの第3図に示される矢印方向の回転によっ
て、記録紙Pの第3経路42cに沿う下方側I\の搬送
および第3経路42cから第4経路42dに向かう方向
への搬送か可能となる。第4経路42dが第3経路42
cから分岐する部位よりも下方側には、モータM6によ
って正逆回転駆動されるローラ50が配置される。これ
によって前記分岐部よりも下方側での記録紙Pの搬送方
向の反転が可能とされている。第4経路42(lにおい
て中間収納手段36の近傍には、記録紙Pを搬送するた
めのローラ51が設けられている。
モータM4〜M6およびソレノイド5QL2〜5QL4
などは、排出経路41および反転経路42における記録
紙Pの搬送位置に対応してその動作が制御される。この
ため排出経路41の出口近傍、第1経路42aの入口近
傍、第3経路42cのローラ49A、49Bの近傍、第
4経路42dの出口近傍には、記録紙Pを検出するため
の検出器89〜S12がそれぞれ配置されている。
このような構成によって上述の■の態様で記録紙Pを排
出する場合には、方向転換風43によつて第1経路42
aを閉鎖し、記録紙Pを排出経路41に沿って排紙トレ
イ40に排出するようにする。
また上記■の態様て記録紙Pを排出する場合には、方向
転換風43によって排出経路41を閉鎖し、反転経路4
2の第1経路42a’\記録紙Pを導き、次に方向転換
風44を第3図において破線で示される位置として、記
録紙Pを第3経路42Cに導く。さらに方向転換風45
は先ず第3図において破線て示される状態とされ、記録
紙Pはローラ49A、49Bおよびローラ50によって
第3経路42cの下方側l\と導かれる。記録紙Pの搬
送方向後端部が第3および第4経路42c、42dの分
岐部よりもさらに下方側となる位置まで搬送されると、
方向転換風45が駆動されて第3図の実線て示される状
態とされ、第3経路42(が閉鎖される。またこのとき
モータM6は逆回転され、記録紙Pの搬送方向が反転さ
れる。これによって記録紙Pは第4経路42dへと導か
れて中間収納手段36へ搬送される。この後、感光体2
6に導かれた記録紙Pは、前記■の場合と同様にして排
紙トレイ40上に排出される。
上記■の態様で記録紙Pを排出する場合には、前記■の
場合と同様にして、記録紙Pが第3経路42cに導かれ
た後、方向転換風44を第2図において実線で示される
状態とする。さらにモータM5の回転方向が反転される
ことによって記録紙Pの搬送方向が反転され、記録紙P
は第2経路42bから排出経路41を介して排紙トレイ
40へと導かれる。ここで、第1および第2経路42a
42bが分岐する部位とローラ49A、49Bが配置さ
れる位置との間の第3経路42cの長さは、記録紙Pの
長さよりも充分に長く選ばれている。
したがって第3経路42c内を搬送される記録紙Pの第
3図に対して上端部が前記第1および第2経路42a、
42bの分岐部よりも下方側となる状態で、記録紙Pの
下端部がローラ49A、49Bに挟持されることはない
第4図は排紙トレイ40に関する構成を示す平面図であ
り、第5図は複写機本体3に対する排紙トレイ40の配
設位置を示す立体図である。排紙トレイ40は、駆動手
段120によって矢符A1方向または矢符A2方向にそ
れぞれ往復変位駆動される。駆動手段120は、排紙ト
レイ40が取付けられる支持部材121,122、支持
部材121.1.22が固定される案内軸125、およ
び案内軸125を矢符A方向に往復変位駆動するステッ
ピングモータSMIを含む。
案内軸125は案内部材123,124に支持されてお
り、支持部材121に関して案内部材123.124と
は反対側の端部には、傾斜歯から成るラック125aが
形成されている。このラック125aにはステッピング
モータSMIの出力軸に固定されたウオーム126が噛
合っている。
ステッピングモータSMIの矢符R方向の回転動力は、
ウオーム126に噛合ったラック125aの働きによっ
て矢符A方向への往復変位駆動に変換される。
ステッピングモータSMIは、後述されるモータ駆動回
路100から各部へ繰返し順番に与えられていく駆動パ
ルスの数とパルスの順序の正逆によって制御され、排紙
トレイ40が固定された支持部材121.’122を、
2点鎖線で示される第1位置121a、122aと実線
で示される第2位置121b、122Jおよび2点鎖線
で示される第3位置121c、122cに選択的に配置
する。
第4図において支持部材121,122が前記第1〜第
3位置121a、122a〜121c122Cに配置す
るに対応して、排紙トレイ40は、第5図に示されるよ
うに、記録紙Pの排出方向に沿う周縁部が複写機本体3
に対して参照符40a、40b、40cで示される第1
位置、第2位置、および第3位置にそれぞれ位置して、
排出口41aから排出される記録紙Pを受ける。
特に本実施例では、複写機2の正常動作時に排出される
記録紙Pは、排紙トレイ40が前記第1位置40aまた
は第2位置40bに配置された状態で排出される。また
複写機2における異常検出時には、排出トレイ40は、
前記第3位置40c=27 に配置した状態で排出される記録紙Pを受ける。
このようにして−粗分の原稿りに対して複数部の複写さ
れた記録紙Pが仕分けした状態で、排紙トレイ40上に
積載されるようにする。
複写機2の動作態様は後述するように複数に変化する。
このとき露光手段17は、第2図の参照符52.53で
示される位置に第1および第2露光部11.14に関連
して停止されるか、または参照符54で示される位置と
参照符56で示される位置との間を等速度て矢符55方
向に移動されて、原稿面の光学的走査が行われる。前記
参照符52.53で示される位置に関連して検出器S3
゜S4がそれぞれ配設され、露光手段17を所定の停止
位置で確実に停止させるために露光手段17の位置を検
出する。また原稿台5に関連して、原稿りが載置される
範囲の一方端に対応する露光手段17の参照符56で示
される位置についても同様な検出器S5が配置される。
さらに静電潜像が表面に形成される感光体26の回転に
同期して記録紙Pを搬送するために、給紙経路34A、
およびこの給紙経路34Aとレジストローラ35A  
35Bとの間の搬送経路には、それぞれ検出器S6.S
7が配置される。給紙経路34B−34Dに関しても同
様な検出器(図示せず)が配置される。給紙経路37に
は検出器S13が配置されており、中間収納手段36か
ら給紙ローラ39によって下取りされ、搬送ローラ38
Eによって搬送される片面複写後の記録紙Pを検出する
。また、中間収納手段36内の記録紙Pを検出するため
に、検出器S2が配置されている。
定着装置32の記録紙Pの出口近傍には検出器S8が配
置され、この検出器S8からの信号に基づいて、排出経
路41および反転経路42の各部に配置されるローラお
よび方向転換風の動作が制御される。
再び第2図の原稿供給装置1の詳しい構成を示す断面図
を参照して、原稿収納手段7には両面に画像が形成され
複数枚の頁数順に整列された原稿りが、その端部(第1
図左方側端部)が揃えられた状態で、搬送ベルト16上
方の底部7a上に載置されて収納されている。原稿収納
手段7に収納された原稿りは、その最上方側の原稿D1
から順次的に給紙ローラ8によって取出され、第1搬送
手段9に給送される。
前記給紙ローラ8は、モータM7によって予め定められ
るタイミングで矢符R1方向に回転駆動されるとともに
、回転時においてはソレノイドなどを含むc1示しない
構成によって回転軸線61まわりに角変位されるレバー
62によって最上方側の原稿D1に押付けられる。なお
、給紙ローラ8は原稿D1の給紙制御時において原稿D
1に対して自重で常時接触させるようにしてもよい。
第1搬送手段9の搬送路10の入口付近には、原稿りの
重送を防止するために捌きローラ63A。
63Bが配置されている。捌きローラ63Aは原稿りを
搬送する方向に回転駆動され、捌きローラ63Bは原稿
りをその搬送方向とは反対方向に搬送する方向に、捌き
ローラ63Aの回転速度よりも小さな回転速度で回転駆
動される。さらにこの捌きローラ63Bは、原稿りとの
間の摩擦力が、捌きローラ63Aと原稿りとの間の摩擦
力よりも小さく選ばれている。これによって原稿りは搬
送路10内に確実に1枚ずつ給送される。
搬送路10には、搬送方向に各一対の搬送ローラ64A
〜64Dが間隔をあけて配置される。これらの搬送ロー
ラ64A〜64DはモータM8によって回転駆動され、
原稿りはこれらの搬送ローラ64A〜64Dによって挟
持されて搬送路10内を矢符R2方向に搬送される。
搬送路10の出口近傍、すなわち第1露光領域11の近
傍には、一対のレジストローラ65A。
65Bが設置される。これらのレジストローラ65A、
65Bは、後述するクラッチCLT2を介して図示しな
い駆動軸に連結されており、このクラッチCLT2のオ
ン/オフ制御によってその回転が停止または再回転され
る。クラッチCLT2のオン/オフ制御は、操作者によ
って設定される複写機2の動作モードに対応して制御さ
れる。
原稿りの露光が必要な場合には、記録紙Pとの同期をと
るなめにレジストローラ65A、65B.32 の回転を停止して原稿りを一旦搬送路1oの出口近傍に
停止させる。その後記録紙Pとの同期が取られた後に再
回転して第1露光領域11へ原稿りを給送するように制
御される。一方、原稿りの露光が不必要な場合には、レ
ジストローラ65A。
65Bを常時回転するようにして原稿りを停止すること
なく通過させるように制御される。
レジストローラ65A、65Bによって搬送される原稿
りは、第1露光領域11の直上に配設される直円筒状の
第1原稿ドラム20に巻回されて、この第1原稿ドラム
20の外周面が対向する搬送路20aに沿って搬送され
る。搬送路20aには第1原稿ドラム20の周方向に間
隔をあけて複数の従動ローラ66A〜66Dが配置され
る。第1原稿ドラム20がモータM9によって回転駆動
されることによって、原稿りは第1原稿ドラム20の外
周面と従動ローラ66A〜66Dとに挟持されて搬送さ
れる。
第1露光領域11に関連する部分の複写機本体3の上面
には、硬質ガラスなどから成り第1原稿ドラム20の軸
線に平行に延びる露光ガラス板67が配置されている。
第1原稿ドラム20に巻回される原稿りの第1原稿ドラ
ム20の半径方向外方側の原稿の一方表面に対する露光
が行われるときには、複写機本体3内の露光手段17は
第1露光領域11の直下の位置、すなわち第1図におい
て参照符52で示される位置に停止される。
第2原稿ドラム21は、第1原稿ドラム20と間隔をあ
けて、その軸線が第1原稿ドラム20の軸線と平行にな
るようにして第2露光領域14に対向して配置される。
第2露光領域14に関連して、硬質ガラスから成り第2
原稿ドラム21の軸線に平行に延びる露光ガラス板68
が配置されている。第2原稿ドラム21の外周には搬送
路21aが配設され、この搬送路21aに第2原稿ドラ
ム21の周方向に間隔をあけて従動ローラ69A〜69
Dが配置されている。
第1原稿ドラム20と第2原稿ドラム21との間には、
原稿りの提示面を反転させるための表裏反転経路13を
有する第2搬送手段12が設けられている。表裏反転経
路13は搬送路20aの搬送路21 aに対向する部位
から分岐して、上方へ傾斜して伸長する第1経路13a
と、搬送路21aの搬送路20 aに対向する部位から
上方に延び、第1経路13aに自流する第2経路13b
と、第1および第2経路13a、13bの自流点から第
1図の水平左方向に伸長する第3経路13cとから構成
さitでいる。原稿りは搬送路20 aから第1経路1
3 aを介して第3経路13cに導かれ、この第3経路
13cから第2経路13bを介して搬送路21aに導か
れる。これによって第1露光領域11では原稿りの一方
表面が提示され、第2露光領域14では他方表面が提示
される。
搬送路2’ O’ aから第1経路L 3 aが分岐す
る部位には、ソレノイド5QL5によって駆動される方
向転換型70が配置され、搬送路2Oa内を搬送される
原稿りを選択的に第1経路13aに導く。
また第1および第2経路13a、13bが6流する部位
には、ソレノイド5OL6によって駆動される方向転換
型71が配置され、第3経路13cからの原稿りが確実
に第2経路13bに導かれるようにしている。
第1および第2経路13a、、13bが合流する部位に
は、ローラ72Aが配置される。第1経路13aにはこ
のローラ72Aに接触するローラ72Bが配置される。
第2経路13bにはソレノイド5OL7によってローラ
72Aに選択的に接触されるローラ72Cが配置される
原稿りはローラ72A、72Bによって第1経路13a
から第3経路13cに導かれる。第3経路13cには、
モータMIOによって正逆回転駆動される各一対の搬送
ローラ85A、85Bおよび86 A +’ 86 B
が間隔をあけて配置されている。
これらの搬送ローラ85A、85Bおよび86A。
86Bによって、原稿りは先ず矢符Z1方向に搬送され
る。原稿りの搬送方向後端部が第1および第2経路13
a、13bのき流部位を通過した時点て、搬送ローラ8
5A、85Bおよび86A86Bの回転方向か反転され
て、矢符Z2方向に原稿りの搬送方向が反転される。第
3経路13c内における原稿りの搬送方向が反転される
とき、方向転換型71は第1図において実線て示される
位置とされる。これによって原稿りは第2経路13bに
導かれる。原稿りは搬送ローラ72A 72Cによって
この第2経路13ト)内を搬送され、搬送路21aに導
かれる。
第2経路13bが搬送路2 ]、 aに合流する部位の
近傍に(上一対のレジストローラ73A  ’73Bが
配置されている。このレジストローラ73A73Bは後
述するクラッチCLT3を介して図示しない駆動軸に連
結されており、クラッチCLT3のオン/オフ制御によ
って回転停止または再回転される。このクラッチCLT
3のオン/オフ制御は操作者によって設定される複写機
2の動作モードに対応して行われる。
原稿りの露光が必要な場きには、記録紙Pとの同期をと
るためにレジストローラ73A  73Bの回転を停止
して、原稿りの搬送を一旦請2経路13bのレジストロ
ーラ73A、7B’Bに停止される。その後記録紙Pと
の同期がとられた後に再回転して第2露光領域14へ絡
送が再開されるように制御される。一方、原稿りの露光
が不必要な場合には、レジストローラ73A、73Bを
常時回転するようにして原稿りを停止することなく搬送
路21aに導いている。ここで前記ソレノイドS Q 
L、 7は、このレジストローラ73A、73Bの回転
動作、すなわちクラッチCL T 3のオン/オフ制御
に対応して制御される。
レジストローラ73 A +’ 73 Bによって搬送
路21aに導かれた原稿りは、第2原稿ドラム21がモ
ータMllによって回転駆動されることによって、第2
原稿ドラム21の外周面と従動ローラ69’ A〜69
Dとに挟持されて搬送路21a内を搬送される。そのよ
うにして第2露光領域14において原稿りの第2原稿ド
ラム21の半径方向外方側の他方表面が順次的に提示さ
れる。この提示される原稿りの他方表面に対する露光が
行われるときには、露光手段17は第2露光領域14の
直下の位置、すなわち第1図において参照符53て示さ
れる位置に停止される。
第3搬送手段15には、搬送路21aからの原稿りを搬
送ベルト16の近傍に導くための搬送路74が、搬送路
21aから分岐して設けられている。搬送路74が搬送
路21 aから分岐する部位には方向転換風75が配設
されており、この方向転換風75はソレノイl< S 
OL 8によって駆動されて原稿F)を搬送路74に選
択的に導く。また搬送路74には間隔をあけて各一対の
搬送ローラ76.77が設置されている。搬送ローラ7
677が回転駆動されることによって、原稿りは搬送ベ
ルト16へと導かれる。
無端状の搬送ベルト16は、上下および左右に設置され
るローラ78A〜78Dに巻掛けられている。駆動ロー
ラ78Bは、モータM12によって第1図に示される矢
符R3方向に回転駆動される。これによって搬送ヘルド
16は循環駆動される。第3搬送手段15の搬送路74
の出口近傍には検出器S19が設けられており、原稿り
の搬送方向先端部を検出する。この検出器S19がらの
出力に応答してモータM12が電力付勢/消勢される。
搬送路74の出口に近接した位置には、搬送ベル1−1
6に接触する原稿呼込みローラ79が配置されている。
搬送路74からの原稿りはこの原稿呼込みローラ7つと
搬送ベルト16とに挟持されて原稿収納手段7に導かれ
、その最下方側から積載される。
原稿収納手段7に積載された原稿りの搬送路10の入口
近傍側端部の下方側には、原稿端部はね上げローラ80
が設置され、積重された原稿りの端部下側をはね上げる
ようにして最下端部に原稿りを収納するための開口を確
実に広げる。モータM12は、搬送ベルト16によって
搬送される原稿りが原稿収納手段7に完全に収納された
時点て停止される。
原稿収納手段7には、載置された複数枚の原稿りの供給
が完了したことを検出するために、検出用のアクチュエ
ータ81が設けられている。このアクチュエータ81は
原稿りが原稿収納手段7内に載置される以前には、第1
図において実線で示される最下端位置にあり、この上に
操作者によつて原稿りが載置される。
第1および第2露光領域11.14において露光が終了
した原稿りは、搬送ベルト16によってアクチュエータ
81の下方側に順次積載され、これに伴ってアクチュエ
ータ81は上昇する。したがって原稿収納手段7に収納
された原稿りが全て供給され再収納されて原稿りが一循
環した後には、アクチュエータ81は第2図においては
破線で示される最上位に達する。
アクチュエータ81が最上位に達すると、このことが検
出器S1によって検出される。この検出器S1の出力に
基づいて、後述する複写機本体3側の動作が制御される
。アクチュエータ81が前記最上位に達すると、アクチ
ュエータ駆動用モータM13が付勢され、アクチュエー
タ81は360度回転されて原稿りの最下端位置に移動
される。
搬送路10において、捌きローラ63A  63Bより
も原稿りの搬送方向上流側近傍には、原稿りを検出する
ための検出器S14が配置される。
この検出器S14の出力に応答してモータM8が付勢/
消勢される。また第1原稿ドラム20の近傍の搬送路1
0に配置されるレジストローラ65A、65Bよりも原
稿りの搬送方向上流側には検出器S16が配置される。
この検出器315によって原稿D1の搬送方向先端が検
出され、その出力に応答してモータM8が制御されると
ともに、レジストローラ65A、65Bに関連して設け
られるクラッチCLT2がオン/′オフ制御される。
さらに第2搬送手段12の表裏反転経路13において、
第1経路13aには検出器S17が設けられている。こ
の検出器S17の出力に応答してモータMIOが駆動制
御され、さらにソレノイド5OL6が制御される。この
ようにして第2搬送手段12における原稿りの表裏反転
動作が実現される。
第2原稿ドラ1−21の近傍の第2経路13bに配置さ
れるレジストローラ73A、73Bよりも原稿りの搬送
方向上流側には検出器318が配置される。この検出器
S18の出力に応答して、ソレノイド5QL7およびレ
ジストローラ73A73Bに関連して設けられるクラッ
チCLT3の動作が制御される。
上述のような構成を有する原稿供給装置1を備えた複写
機2では、複数枚の原稿りを複数回循環させることによ
って、たとえば次のような複写動作を行うことができる
(A)片面原稿から複数部の仕分けした片面複写記録紙
を得る動作。
(B)片面原稿から複数部の仕分けした両面複写記録紙
を得る動作。
(C)両面原稿から複数部の仕分けした片面複写記録紙
を得る動作。
(D>両面原稿から複数部の仕分けした両面複写記録紙
を得る動作。
またさらにたとえば原稿供給装置1の第1および/また
は第2原稿ドラム20.21に原稿りを巻付けたままで
露光を行い、原稿りの一循環中に複数枚の複写を行うこ
ともできる。
第6図は複写機本体3のたとえば上面などに配置される
操作パネル9oの一部の平面図である。
操作パネル90には複写部数を設定するための置数キー
91、クリアキー92、複写条件を設定するための複写
モード選択キー93、原稿供給装置lを能動化/非能動
化するための循環式自動原稿供給機能(以下、rRDH
機能」と略称する)キー94、複写動作の開始を指示す
るための複写スイッチ95、置数キー91によって設定
される設定部数を表示するための設定部数表示部96、
複写された部数を表示するための複写部数表示部97、
複写モード選択キー93によって選択され為複写モード
を表示する複写モード表示部98A〜98D、およびR
DH機能モード表示部99などを備えている。前記複写
モード表示部98A〜98DおよびRDH機能モード表
示部9つはたとえば発光ダイオードなどを含んで実現さ
れ、各モードが選択されるときに、この発光ダイオード
が点灯駆動される。
前記複写モード表示部98A〜98Dはそれぞれ、片面
原稿から片面複写を取る場合(SIMPLEX−SIM
PLEX) 、片面原稿から両面複写を取る場合(SI
MPLEX +DUPLEX)、両面原稿から片面複写
を取る場ih (DUPLEX−+SIMPLEX)、
両11ii[稿がら両面複写を取る場# (DUPLE
X→DtlPLEX )の上述の(A)〜(D)の4つ
の複写モードを示しており、複写モード選択キー93を
1回押圧操作する毎に上がら順次的に各複写モードが選
択されて、各表示部98A〜98Dの発光ダイオード(
図示ぜず)が点灯する。7″:だし、複写モード表示部
98Dが点灯されている状態で複写モード選択キー93
を押圧操作すると、複写モードは複写モード表示部98
Aに表示され7) SIMPLEX = SIMPLE
X+::変化する。
原稿供給装置1はRDH機能モードキー94を押圧操作
してRDH機能モード表示部9つが点灯した状態で能動
化され、消灯した状態では非能動化される。すなわち操
作者は原稿台6に、たとえば本などの原稿を載置してそ
の複写像を記録紙P上に得る場合には、前記RD H機
能キー94を操作してRD’H機能モード表示部9つを
消灯させる。
また、原稿供給装置1を用いて原稿りを搬送して複写を
行う場合には、RDH機能モード表示部99が点灯され
る状態とする。
RDH機能が用いられる場合には、操作者は前記複写モ
ード選択キー93を操作して、前述のようにして複写モ
ードを設定する。次に置数キー91を操作して複写物の
必要部数を設定する。このとき設定部数表示部96にお
いて前記設定された複写部数が表示される。置数キー9
1の操作に引続いて複写スイッチ95を押圧操作すると
、RDHlと複写機本体3とが協働して動作し、複写動
作が開始される。このとき複写終了部数が複写部数表示
部97に数上げる形で表示される。このようにして設定
部数表示部96に表示された設定部数と複写部数表示部
97に表示された数値とが一致すると複写機2の動作は
停止し、設定部数表示部96の表示はrQJにリセット
される。なおこのとき複写部数表示部97における表示
は、次に複写スイッチ95が押圧操作されるまでリセッ
トされずに維持される。
第7図は、複写機2の電気的構成を示すブロック図であ
る。前記複数のモータM1〜M13はモ−タ駆動回路1
00に、クラッチCLTI〜CLT3はクラッチ駆動回
路101に、複数のソレノイドSQL 1〜5OL8は
ソレノイド駆動回路102にそれぞれ接続される。これ
らの駆動回路100〜102および直流電源103など
の原稿搬送制御、記録紙搬送制御、および複写工程の制
御に用いられる制御要素は、インターフェイス回路10
4に接続される。このインターフェイス回路104には
また前記複数の検出器81〜S19が接続され、さらに
処理日F!@ 105が接続されている。検出器81〜
S19から導出される検出信号は処理回路105に与え
られ、処理回路105ではこれらの信号に対応する演算
処理が行われ、各駆動回路100〜102に駆動制御信
号をインターフェイス回路104を介して与える。
処理回路105には、リードオンリメモリ(ROM>1
06およびランダムアクセスメモリ(RAM)107が
接続されている。処理回路105は、リードオンリメモ
リ106に記憶されている制御用プログラムに基づいて
ランダムアクセスメモリ107の記憶領域を作業領域と
して用いながら制御動作を行う。
またインターフェイス回路104は、駆動回路108を
介して露光手段17の光源18を電力付勢する調光ユニ
ット109に接続されるとともに、操作パネル90の各
表示部110(表示部96゜97.98A〜98D、9
9を含む)に表示駆動回路111を介して表示制御信号
を与え、また操作用のキー112(キー91,92,9
3.94゜95を含む)に接続されている。
以下において第1図〜第5図を参照して、複写機2の上
記(A)〜(D>の各複写態様における各部の動作を説
明する。操作パネル90のRDH機能キー94を操作し
てRDH機能モード表示部99を点灯させ、さらに複写
モード選択キー93を操作して複写モード表示部98A
を点灯させるようにすると、上記(A)の複写態様が選
択される。この後操作者は置数キー91を操作して所望
の複写部数を設定した後、プリントスイッチ95を押圧
操作する。露光手段17は複写が行われていないときに
は、第1図において参照符52Aで示される位置に停止
されている。このことは露光手段17などを含む光学系
の駆動手段(図示せず)が検出器S5によって露光手段
17が検出されるときに付勢されないようにすることに
よって実現される。
原稿収納手段7には片面原稿が、その原稿面を上方側と
してたとえば頁数の順序で上から順に積載されて載置さ
れる。このような状態で給紙ローラ8の動きによって原
稿りは、その上方側から1枚ずつ順次的に第1搬送手段
9に導かれ、第1原稿ドラム20に巻回されて第1露光
部11に原稿面が順次的に提示される。第1露光部11
に原稿面が提示された後の原稿りは、第2搬送手段12
の表裏反転経路13に導かれた後第2原稿ドラム21に
巻回されて搬送され、第3搬送手段15によって搬送ベ
ルト16の近傍に導かれ、この搬送ベルト16により原
稿収納手段7の最下方側にその原稿面を上方側として積
載される。このような動作が複数の原稿りの全てにわた
って行われ、また設定された複写部数に対応する回数だ
け原稿りが循環される。
このとき露光手段17は第1図において参照符52Aで
示される位置に固定されている。複写機本体3では、た
とえば給紙カセット3灸Aから記録紙Pが1枚ずつ上取
りされて給紙経路34Aに導かれ、さらにレジストロー
ラ35A、35Bの働きによって原稿りと同期するよう
にして感光体26の転写領域30の近傍に順次的に導か
れる。
転写領域30においてトナー像が転写された後の記録紙
Pは、定着装置32を介しさらに反転経路42の経路4
2a、42c、42bをこの順序で搬送されて、表裏が
反転された後に排出経路41を介して排紙トレイ40上
に排出される。このようにして排紙トレイ40上には、
複写像が下方側に形成された記録紙Pが順次的に積載さ
れてゆく。
ステッピングモータSMIは原稿りの一循が検出される
たび毎に所定ステップ数だけ駆動され、これによって排
紙トレイ40は第1図の紙面に垂直な方向に移動される
。このようにして原稿りの複数回にわたる循環が行われ
た後には、排紙トレイ40にはその一方表面に複写像が
形成され、がつ仕分けされた複数部の記録紙Pが積載さ
れることになる。
上記(B)の複写動作、すなわち片面原稿から両面複写
を得る場きには、操作パネル9oにおいて複写モード表
示部98Bが点灯するように複写モード選択キー93が
操作される。このとき露光手段17は検出器S5によっ
て露光手段17が検出されるようにして第1図において
参照符52Aで示される位置に停止される。そのような
状態て原稿りは、前述の(A)の複写モートの場合と同
様にして順次的に搬送される。
複写機本体3では、たとえば給紙カセット32Aから記
録紙Pが感光体26の転写領域3oの近傍に導かれる。
この後に1〜ナー像が転写された後の記録紙Pは、定着
装置32がら経路42a 42c、42dを介して中間
収納手段36に導がれ給紙ローラ39によって給紙経路
37へ給送されて再び転写領域30の近傍に導かれる。
このとき原稿りのうち奇数番目に積載される原稿りの原
稿像は、給紙カセット32Aからの記録紙Pにその複写
像が形成され、また偶数番目の原稿りの複写像は中間収
納手段36からの記録紙Pに形成される。したがってた
とえば第1番目の原稿りの原稿像が給紙カセット32A
からの記録紙Pに複写された後には、第2番目の原稿り
は複写後の記録紙りが中間収納手段36に導かれ、さら
にレジストローラ35A、35Bの近傍にまで導かれる
まで、レジストローラ65A、65Bの近傍て待機する
ようにされる。中間収納手段36からの記録紙Pがレジ
ストローラ35A、35Bの近傍付近まで導かれると、
レジストローラ65A65BにクラッチCLT2を介し
て駆動軸が連結され、これによって第2番目の原稿りが
第1原稿ドラム20に巻回されて第1露光部11に順次
提示される。
レジストローラ35A  35Bの近傍まて搬送された
記録紙Pは感光体26の表面に形成されるトナー像に同
期するようにして搬送され、そのようにして第2番目の
原稿りの複写像が、記録紙Pの第1番目の原稿りの複写
像が形成された面とは反対側の面に形成される。この後
この記録紙Pは定着装置32から反転経路42に導かれ
て反転された後、排出経路41を介して排紙トレイ40
に排出される。
このような動作が原稿収納手段7に積載される複数の原
稿りが一巡するまで行われることによって、片面に原稿
像が形成された原稿りの両面複写を一部得ることができ
る。そのような動作が複数回にわたって繰返されること
により、複数部の両面複写記録紙を得ることができる。
上記(C)の複写動作、すなわち両面原稿から片面複写
を得る場合には、原稿りの第1露光部11における露光
が終了すると、露光手段17は第1図において参照符5
3で示される位置に移動され・る。このようにして1枚
ずつの原稿りの両面に関する露光が順次的に行われる。
このとき複写機本体3では、たとえば給紙カセット32
Aから記録紙Pが順次的に1枚ずつ感光体26の転写領
域30の近傍に、原稿りの搬送と同期するようにして搬
送される。転写領域30において■・ナー像が転写され
た後の記録紙Pは、定着装置32から反転経路42に導
かれて表裏が反転され、排出経路41から排紙トレイ4
0上に排出される。
このような動作が原稿収納手段7に積載される複数枚の
原稿りの一巡にわたって行われることによって、片面に
複写像が形成された記録紙Pの組である複写記録紙を一
部得ることができる。また同様の動作を複数回繰返すこ
とによって、複数部の複写記録紙を得ることができる。
上記(D>の複写動作、すなわち両面原稿から両面複写
を得る場合には、原稿りは前記<C>の場合と同様にし
て搬送される。
原稿りの一方の原稿面が順次的に提示されて露光される
とき、記録紙Pはたとえば給紙カセット32Aから1枚
ずつ上取りされて、レジストローラ35A  35Bな
どに導かれて感光体26の転写領域30の近傍に順次的
に導かれる。そのようにして1枚の原稿りの複写像が1
枚の記録紙Pの一方表面に得られるように、原稿りと記
録紙Pとは同期関係を有するようにして搬送される。
複写後の記録紙Pは順次的に定着装置32から反転経路
42の経路42a、42c、42dを介して中間収納手
段36に順次積載されてゆく。このとき中間収納手段3
6にはその一方の面に対する複写が終了した記録紙Pが
、複写像が形成された面が上方側となるようにして積載
される。
全ての原稿りの一方の原稿面が提示が一巡すると、露光
手段17は第1図において実線て示される位置に移動さ
れて固定される。この後前述と同様にして原稿りが順次
的に搬送されていくことにより、第2露光部14におい
て原稿りの他方表面の原稿像が、順次的に露光されてゆ
く。
一方、中間収納手段36に積載された記録紙Pは給紙ロ
ーラ39からその最下方に積載された記録紙Pから順次
的に1枚ずつ給紙経路37に導がれる。すなわちその一
方表面に対する複写が行われた順に記録紙Pが取出され
る。そのようにして取出された記録紙Pはレジストロー
ラ35A 35Bなどの働きによって、原稿供給装置1
において搬送される原稿りと同期するようにして、感光
体26の転写領域30の近傍に導かれる。
この後定着装置32を介する記録紙F)は、反転経路4
2の経路42a、42c、42bを順次的に通過し、表
裏が反転されて排出経路41から排紙トレイ40上に排
出される。
このような動作が全ての原稿りの他方表面の第2露光部
14に対する提示が終了するまて連続して行われること
によって、排紙トレイ40上に、両面に複写像が形成さ
れ原稿りと同順に配列された複写後の記録紙Pを得るこ
とがてきる。
同様の動作を複数回にわたって行い、各回毎にステップ
モータSMIを駆動して排紙トレイ40を第1図の紙面
に垂直な方向に移動することによって、複数部の仕分け
した両面複写記録紙を得ることができる。
第8図は、本発明の一実施例を説明するためのフローチ
ャートである。複写機2の電源が投入されるとステップ
nl’\進み、初期設定動作が行われる。すなわち処理
回路105は、ランダムアクセスメモリ107のカウン
タやタイマなどの設定値の初期設定を行う。ステップr
12で初期設定が終了すると複写機2はステップr13
で暖機運転を行い、暖機運転が終了するとステップri
 4において待機状態となる。すなわち操作パネル90
の入力操作キー112による操作者の複写態様、原稿枚
数、および複写部数koなどの入力操作を待つ。
ステップrs 4における入力操作によって、ステップ
rr 5において複写指示に対応するプリントキー95
の操作があるとステップn 6へ進み、複写態様が両面
原稿から両面複写を取る場合であるが否かが判断される
。ステップn6の判断が否定の場合はステッグri7’
\進み、両面原稿から両面複写を取る場合以外の複写態
様での複写作業が行われ、ステップn4の待機状態に戻
る。
ステップn6における判断が肯定て、両面原稿から両面
複写を取る場合には、ステップn8〜ステツプri 1
1の作業が行われる。すなわちステップn8において原
稿供給装置1は原稿りの搬送を開始し、複写機本体3は
記録紙Pの搬送を開始する。このとき露光手段17は、
第1露光領域53に位置される。ステップn9では原稿
Diの一方表面が露光され、記録紙Pには対応するトナ
ー像がその一方表面に転写されて中間収納手段36に一
旦収納される。ステップrs 10では、原稿供給装置
1は原稿Diを原稿収納手段7に収納する。
ステップn11では、原稿収納手段7に設けられた検出
器S1の検出状態が判断され、原稿りが供給未完了の非
検出状態ではステップrx 8に戻り、前述の処理舎繰
返す。
ステップrs 11の判断が肯定て、検出器S1が検出
状態となるとステップrr 12へ進み、露光手段17
は、第1露光領域52から原稿の他方表面を露光する第
2露光領域53へ移動される。
ステップrr 13〜ステツプn 16においては、前
述と同様に原稿供給装置1は原稿りを第2露光領域53
へ搬送し、複写機本体3は中間収納手段36に一旦収納
された各一方表面が複写済みの記録紙Pを、感光体26
の転写領域30へ搬送して他方表面の複写動作を行う。
原稿供給装置1において露光が終了した原稿Diは、再
び原稿収納手段7に収納される。ステップr+ 16で
は、原稿収納手段7の検出器S1の検出状態が判断され
、ステップn 17 、 n 18においては中間収納
手段36に設けられた検出器S2の検出状態が判断され
る。
ステップn 16の判断が否定であり、ステップri 
17の判断が否定の場合、すなわち原稿収納手段7に収
納された原稿りは供給未完了であり、かつ中間収納手段
36には記録紙Pが残留している場合にはステップn1
3へ戻り、上述の原稿りの他方表面の複写動作を繰返す
ステップn16およびステップn18の判断が共に肯定
の場合、すなわち原稿収納手段7の検出器S1は原稿り
の供給完了を検出し、か−)中間収納手段36の検出器
S2は記録紙Pがないことを検出するとステップri 
26へ進む。
ステップri 16およびステップrr 17 、 n
 18のいずれか一方の判断が肯定であり、他方が否定
の場合にはステップn19へ進む。すなわち原稿収納手
段7の検出器S1が原稿りの供給未完了の検出状態で、
中間収納手段36の検出器S2が記録紙Pの非検出状態
のときステップrr 19へ進む。
また原稿収納手段7の原稿りは供給完了したけれども、
中間収納手段36には記録紙Pが残留していることが検
出されると、ステップn19へ進む。
ステップr119およびステップrr 20では、少な
くとも複写機本体3の搬送手段を停止し、排紙トレイ4
0を異常発生時の位置である第3位置40Cへ移動する
ステップn 21では、原稿収納手段7の検出器S1の
検出状態を判断してステップr+ 22へ進む。
ステップn22では、複写機本体3の搬送手段を駆動し
、搬送経路において搬送途中で停止している記録紙Pや
複写機本体3の中間収納手段36に残留している記録紙
Pを、複写動作は行わずにそのまま排紙トレイ40へ排
出する。
ステップri 23で記録紙Pの排紙終了が検出器S9
の出力などに基づいて判断されるとステップn24へ進
み、排紙トレイ4oは正常時の位置である第1位置40
aまたは第2位置40b/\戻される。ステップn25
では、上述した異常発生時の複写の部数番号が処理回路
105によってランダムアクセスメモリ107に記憶さ
れてステップn26へ進む。
ステップri 26では、部数番号kをインクリメント
し、ステップn27では、インクリメントされた部数番
号kが予めステップr+ 4で入力され設定された部数
番号kOを越えたが否がが判断される。ステップrr 
27の判断が否定の場合には、ステップn31で排紙ト
レイ4oを正常時の第1位置40aと第2位置40bの
いずれが一方から他方へ移動した後にステップn8へ戻
り、上述と同様の手順によって複写動作を継続して行う
ステップn27の判断が肯定であり、複写が終了した部
数番号kが設定部数koとなるとステップn28へ進み
、設定された複写部数koにおいて異常が発生したが否
がが、ステップn25においてランダムアクセスメモリ
107に記憶された異常発生時の部数番号に基づいて判
断される。いずれの部数においても異常が光生していな
い場きにはステップn4へ戻る。
ステップn28の判断が肯定で、異常が発生している場
合には、ステップn 29において、記憶された異常発
生時の部数番号を操作パネル90の表示装置110によ
って、たとえば操作パネル90の複写部数表示部97に
異常発生を示すパターン(たとえば、rFE−Jなと)
と共に交互に点灯させ、操作者に異常発生を報知する。
ステップn29における異常発生の表示は、操作者がク
リアキー92を押圧操作することによってステップn3
0で解除され、ステップrr 4の待機状態に戻る。
上記処理工程によって排紙トレイ40上に排出された記
録紙Pの積載状態の一例を第9図に示す。
第9図では、1組複数枚の原稿りから記録紙P1〜P4
の計4部の複写を行った場合が例示されており、記録紙
P3の排出途中で原稿または記録紙の搬送異常が検出さ
れた場合である。
第4図、第5図、および第9図を参照して、第1部目の
記録紙P1および第3部目前半の記録紙P31は、排紙
トレイ40が第1位置40aに位置して受けられたもの
であり、第2部目および第4部目の記録紙P2.P4は
第2位置40IJでのものである。したがって排紙トレ
イ40は、前述したように、その受は位置が第1および
第2位置40a、40bに交互に変位して記録紙を受け
、各部P1〜P4の区分けを行っている。
特に第3部の記録紙P3の排出途中では、原稿または記
録紙に搬送異常が発生していることが検出されたために
、排出トレイ40は異常検出前の第1位置40aから異
常検出時の第3位置40(。
へ移動し、第3部目前半と後半とで記録紙P3は記録紙
P31.P32に区分されて受けられている。これによ
って操作者は、排紙トレイ40上の積載原稿を見るたけ
て、異常発生の有無および異常発生箇所を知ることがで
きる。また第9図の記録紙P4として示されるように、
異常が発生してもそれ以降の複写処理工程は継続して、
最後まで実行される。
以上のように本実施例によれば、第8図のステップri
 16〜rr 18に示されるように、原稿りの供給完
了を検知する検出器S1と中間収納手段36の記録紙P
の有無を検出する検出器S2の、いずれか一方が検出状
態で他方が非検出状態を検出するといった簡単な方法に
よって、原稿りまた記録紙Pの搬送異常を知ることがで
きる。
また異常が検出された場合には、その時点以降に排紙ト
レイ40に排出される記録紙P32は異常時の第3位置
40cで受けられて、正常動作時の記録紙P31と区分
される。さらに異常検出時の複写部数番号は、その時点
でランダムアクセスメモリ107に記憶され、全複写処
理工程が終了した後に、操作パネル90の複写部数表示
部97に異常発生パターンと共に表示される。したがっ
て操作者は、予めステップn4で入力操作した全複写処
理工程の終了を待つたけて済み、異常の発生および異常
発生時の部数番号は操作パネル90の表示によって、異
常が発生した箇所は排紙トレイ40上の記録紙Pの積載
状態を見ることによって容易に゛認知することができる
上記実施例においては、複写態様が両面原稿から両面複
写を取る場合に限って、本発明の異常検出方法および異
常検出時の処理方法を説明した。
しかし本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
たとえば片面原稿から片面複写などを取る場合について
も好適に実施することができる。
発明の効果 本発明によれば、供給完了検出手段と記録紙検出手段の
出力に基づいて、原稿および記録紙の搬送異常を検出す
るようにした。このように比較的少数の検出手段によっ
て原稿および記録紙の搬送異常を検出することができ、
複写機の機能性が向上する。
また本発明によれば、予め定める複写動作において異常
が発生しても、異常が発生した処理工程を含む全処理工
程が継続して最後まで行われ、報知手段によって異常の
発生および異常が発生した処理工程を知ることができる
。これによって異常が発生した場合に、操作者側の処理
に要する手間が省け、さらに異常発生事態に対しては最
小限の時間で対処することができ、複写機の操作性が向
上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が実施される複写機2の基本的構成を示
す断面図、第2図は原稿供給装置1の構成を示す断面図
、第3図は反転経路42の構成を示す断面図、第4図は
排紙トレイ40の構成を示す図、第5図は排紙トレイ4
0の複写機本体3に対する配設関係を示す立体図、第6
図は操作パネル90の平面図、第7図は複写機2の電気
的構成を示すブロック図、第8図は本発明の一実施例を
示すフローチャート、第9図は排紙トレイ40に対する
記録紙Pの積載状態を示す図である。 1・・・原稿供給装置、2・・・複写機、3・・・複写
機本体、7・・・原稿収納手段、11・・・第1露光領
域、14・・・第2露光領域、36・・・中間収納手段
、40・・・排紙トレイ、90・・・操作パネル、10
7・・・メモリ(RAM)、D・・・原稿、P・・記録
紙、Sl、S2・・・検出器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)原稿収納手段に積み重ねられて収納されたシート
    状の原稿を、積重方向一方側から順次的に露光領域に供
    給するとともに、前記原稿収納手段には収納された原稿
    の供給完了を検知する供給完了検出手段が設けられる自
    動原稿供給装置を備え、複写後の記録紙を機外へ排出す
    るに先立って積み重ねて収納する中間収納手段と、この
    中間収納手段の記録紙の有無を検出する記録紙検出手段
    とを有する複写機の異常を検出する方法において、前記
    供給完了検出手段と記録紙検出手段の出力に基づいて、
    供給完了検出手段の検出状態または記録紙検出手段の非
    検出状態のいずれかの場合において、記録紙検出手段の
    検出状態または供給完了検出手段の非検出状態のときに
    、原稿または記録紙の搬送異常と検出するようにしたこ
    とを特徴とする異常検出方法。
  2. (2)原稿収納手段に積み重ねられて収納されたシート
    状の原稿を、積重方向一方側から順次的に露光領域に供
    給するとともに、前記原稿収納手段には収納された原稿
    の供給完了を検知する供給完了検出手段が設けられる自
    動原稿供給装置を備え、複写後の記録紙を機外へ排出す
    るに先立って積み重ねて収納する中間収納手段と、この
    中間収納手段の記録紙の有無を検出する記録紙検出手段
    とを有する複写機の異常が検出されたときにそれを処理
    する方法において、 前記供給完了検出手段と記録紙検出手段の出力に基づい
    て、原稿または記録紙の搬送異常が検出された場合、予
    め定める複写動作における異常発生時の処理工程の識別
    データを記憶手段に記憶し、異常の発生および前記処理
    工程の識別データを報知手段によって報知し、複写動作
    の残余の処理工程を継続するようにしたことを特徴とす
    る異常検出時の処理方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009248319A (ja) * 2008-04-01 2009-10-29 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP2013025109A (ja) * 2011-07-21 2013-02-04 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置、画像形成システムおよび画像形成プログラム

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