JPH04371462A - シート給送装置 - Google Patents

シート給送装置

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JPH04371462A
JPH04371462A JP3176234A JP17623491A JPH04371462A JP H04371462 A JPH04371462 A JP H04371462A JP 3176234 A JP3176234 A JP 3176234A JP 17623491 A JP17623491 A JP 17623491A JP H04371462 A JPH04371462 A JP H04371462A
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sheets
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Yasushi Yamada
山田 恭
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シート状用紙(以下シ
ートという)の表裏両面、あるいは片面に重ねて印刷や
複写を行う機能を備えた印刷装置、電子写真複写機等に
おけるシート給送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子写真複写機等の画像記録装置
においてはシートの表裏両面に画像記録できるものが実
現されている。この種の装置においては、画像処理部に
てシートの片面に画像を記録したのち、その片面記録済
みのシートを一旦ストックし、他面にも画像を記録する
ために再度画像処理部に給紙するようになっており、こ
のような自動用紙循環給紙装置は、特開昭59ー822
47号、特開昭59ー114227号、特開昭60ー2
241号、特開昭62ー161641号に開示されてい
る。このような装置は、画像処理部で片面に記録された
シートを一旦画像処理部の下方に搬送してスタッカ部に
収容し、シートをスタッカ部から送りだして上方に搬送
し、再度画像処理部に給紙することでシートの他面に記
録するようにしたものである。
【0003】また、自動片面多重記録装置では、片面記
録済のシートを非反転のままスタッカに収容し、シート
をスタッカ部から送り出して上方に搬送し、再度画像処
理部に給紙することで、シートの片面に複数回記録して
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
装置で複数のシートに連続的に両面記録や片面多重記録
を行う場合、記録済の複数のシートを再度画像処理部に
給紙するときは、記録済シートの全てがスタッカ部に収
容された後、画像処理部に向けて1枚ずつ給紙していた
【0005】このため、複数のシートに対する前回の連
続記録が終わった後、該記録済の各シートに対する次回
の連続記録が開始されるまでの待ち時間が長く、記録速
度を上げるのに限界があった。
【0006】本発明は上記の点にかんがみてなされたも
ので、その目的は、一旦連続的に記録処理された複数の
シートに対して再度連続的に他の記録処理を行う際に、
その再記録処理のための給紙動作へ迅速に移行できるシ
ート給送装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
、本発明は、記録処理済の複数のシート状用紙に対して
再度連続的に記録処理を行うべくスタック手段に積層さ
れている前記記録処理済の複数のシート状用紙を前記ス
タック手段から記録処理手段に順次送り出すシート給送
装置において、前記スタック手段に積層された最下のシ
ート状用紙に接触して該スタック手段からシート状用紙
を順次送り出す送出手段と、前記スタック手段内のシー
ト状用紙に対して上方から押圧状態と非押圧状態とをと
る用紙押圧手段と、連続記録対象として設定された枚数
より所定枚数前のシート状用紙が前記スタック手段に積
層された際、非押圧状態の前記用紙押圧手段を起動して
前記スタック手段内の1枚目から前記所定枚数前までの
シート状用紙を押圧させる第1押圧制御手段と、該第1
押圧制御手段の制御の下で前記用紙押圧手段による押圧
動作が完了した後、直ちに前記送出手段を起動してシー
ト状用紙の送り出し動作を開始させる送出制御手段と、
設定に係る枚数分の最後のシート状用紙が前記スタック
手段に収容された後、前記送出手段にて前記最後のシー
ト状用紙の送り出し動作が行われる前に、前記用紙押圧
手段を再度起動して前記スタック手段内の前記最後のシ
ート状用紙の上から押圧させる第2押圧制御手段とを備
えている。
【0008】
【作用】たとえば、本シート給送装置を搭載した電子写
真複写機において、両面コピーモードが設定され、両面
コピー対象のシートの枚数として15枚が設定されてい
るものとする。
【0009】この場合、記録処理手段にて表面にコピー
がなされたシート状用紙は、電子写真複写機の外部に排
紙されることなく内部のスタック手段に順次積層されて
いく。この際、表面にコピー済のシート状用紙は用紙押
圧手段の上に積層されていき非押圧状態となっている。 そこで、第1用紙押圧制御手段は、たとえばスタック手
段に表面にコピー済の9枚目(最後の15枚目から数え
て6枚目)のシート状用紙が積層されたタイミングで用
紙押圧手段を起動し、スタック手段内の1枚目から9枚
目までの表面コピー済のシート状用紙を押圧させる。こ
の押圧動作完了後、送出制御手段は、直ちに送出手段を
起動し、スタック手段に積層された表面コピー済のシー
ト状用紙を下の方から順次記録処理手段の方へ送り出す
送出動作を開始させる。
【0010】すると、記録処理手段にて最後の15枚目
のシート状用紙の表面へのコピーが終了したタイミング
で、表面コピー済の1枚目のシート状用紙が記録処理手
段の位置まで搬送されるので、表面記録から裏面記録へ
の移行が迅速に行われる。
【0011】また、10枚目以降のシート状用紙は、用
紙押圧手段の上に積層されていき、まだ押圧されていな
いので、第2押圧制御手段は、たとえば最後の15枚目
のシート状用紙がスタック手段に積層されると同時に、
用紙押圧手段を再度起動してスタック手段内の15枚目
のシート状用紙の上から押圧させる。
【0012】
【実施例】以下、本発明によるシート給送装置の実施例
を図面に基づいて説明する。
【0013】図1は本発明に係るシート給送装置を用い
た電子写真複写機の全体構成図である。
【0014】本電子写真複写機は、両面コピー機能を有
する複写機本体100と、複写機本体100の所定位置
に複数枚の原稿を自動的に1枚ずつ搬送する自動原稿搬
送装置200と、複写機本体100へ複数枚のシートP
1を自動的に1枚ずつ給紙する自動給紙装置300とに
より構成されている。
【0015】複写機本体100は、走査露光部A、画像
形成部B、給紙部C、搬送部D、定着部E、排紙部F、
排紙トレイG、スタッカ導入部H、自動反転再給紙装置
(ADU)I、中間搬送部Jを有しており、給紙部C、
搬送部D、排紙部F、スタッカ導入部H、自動反転再給
紙装置(ADU)I、中間搬送部Jは、シート搬送用の
ローラ群を備えている。
【0016】図中の一点鎖線は、シートP1の搬送経路
を示しており、両面コピーモードが設定されているとき
は、片面コピー済みのシートP1は搬送過程で反転され
て、画像形成部Bに再給紙される。すなわち、画像形成
部Bにて片面コピーされた直後のシートP1では、コピ
ーされた面は図中イに太線で示したように上になってい
る。そして、搬送部D、排紙部F、スタッカ導入部Hに
よる搬送過程で反転されて自動反転再給紙装置(ADU
)Iに反転状態でスタックされる(図中ロ、ハ参照)。 自動反転再給紙装置(ADU)Iから送り出されたシー
トP1はその直後に再度反転される(図中ニ参照)。そ
して、中間搬送部Jによる搬送過程でまた反転されて(
図中ホ参照)画像形成部Bに再給紙されることで、結局
、画像形成部Bには前回とは反対の面がコピー面となっ
て再給紙される。
【0017】自動原稿搬送装置200は、複写機本体1
00の原稿台101上に着脱自在に装備されるものであ
り、複写機本体100での両面コピーと対応して原稿P
2を反転搬送する機能を備えている。原稿載置台201
に載置された原稿P2は、搬送ローラ202群により原
稿台101まで搬送され、複写機本体100によりコピ
ーされる。そして、片面コピーモードが設定されている
ときは、複写機本体100により設定枚数分の片面コピ
ーが終了した後、搬送ベルト203により片面コピーの
まま排紙台205の方へ搬送される。一方、両面コピー
モードが設定されているときは、複写機本体100によ
り設定枚数分の片面コピーが終了すると同時に搬送ベル
ト203が逆転して原稿P2は反転搬送部204へ搬送
され、ここで反転されて再度、原稿台101まで搬送さ
れ裏面がコピーされる。そして、裏面へのコピーも終了
した原稿P2は排紙台205の方へ搬送される。
【0018】自動給紙装置300は、図示省略した給紙
クラッチの制御によって給紙ローラ301に対する給紙
モータ(図示省略)の回転の伝達をオン/オフすること
により、自動原稿搬送装置200により原稿P2が原稿
台101の位置へが搬送されるのと連動してシートP1
を1枚ずつ順次複写機本体100へ供給する。ただし、
両面コピーモードが設定されているときは、シートP1
の表面にコピーしている間だけ連動してシートP1を供
給し、シートP1の裏面にコピーしている間はシートP
1の供給を停止する。なお、自動給紙装置300には3
つの給紙トレイ302をセットでき、各給紙トレイ30
2にそれぞれサイズの異なるシートP1を収容可能とな
っている。
【0019】原稿P2が自動原稿搬送装置200により
原稿台101の位置に搬送されるのと同期して、複写機
本体100内には、シートP1が自動給紙装置300に
より送り込まれ、その旨が給紙センサPS4にて検知さ
れる。そして、複写機本体100内の給紙部Cにより画
像形成部Bまで搬送されてくると、その旨がレジストセ
ンサPS5にて検知され、走査露光部Aにより走査露光
が行われる。すなわち、レジストセンサPS5から検知
信号を受信すると、走査露光部Aでは、照明ランプ10
2とミラー103とからなる走査系104が、矢印方向
に往復して原稿P2全体を照射する。そうすると、原稿
P2からの反射光は固定ミラー105、レンズ系106
よって画像形成部Bの感光体ドラム107の上に導かれ
、そこに静電潜像が形成され、静電潜像はシートP1に
転写される。
【0020】転写が行われたシートP1は、搬送部Dに
より定着部Eまで搬送されて定着処理がなされる。そし
て、排紙部Fは、片面コピーモードが設定されていると
きは、経路切換ソレノイド108により自動反転再給紙
装置(ADU)Iへの経路を閉じて排紙トレイGへ排紙
する。一方、両面コピーモードが設定されているときは
、排紙部Fは、経路切換ソレノイド108により自動反
転再給紙装置(ADU)Iへの経路を開けて片面コピー
済のシートP1をスタッカ導入部Hの方へ送る。スタッ
カ導入部Hへ送られた片面コピー済のシートP1は、搬
送ローラ群109によって自動反転再給紙装置(ADU
)I内の中間トレイ110に一時スタックされる。そし
て、自動反転再給紙装置(ADU)Iは、両面コピー対
象として設定された枚数分の片面(表面)コピー済みの
シートP1が全て中間トレイ110にスタックされてし
まうまで待つことなく、すなわちスタックの途中で、中
間トレイ110にスタックされているシートP1を中間
搬送部Jを介して画像形成部Bに再給紙すべく、送り出
し動作を開始する。すると、画像形成部Bにて裏面にも
コピーが行われ、表裏両面へのコピーが完了したシート
P1は搬送部D、定着部E部排紙部Fを経て排紙トレイ
Gへ排紙される。
【0021】自動反転再給紙装置(ADU)Iは、上記
中間トレイ110の他に、再給紙駆動系、送出機構、捌
き機構、スタックセンサPS3、および再給紙センサP
S4を有している。
【0022】自動反転再給紙装置(ADU)Iの筐体の
側面には、図2に示したような再給紙駆動系が取り付け
られており、ADU駆動モータMの回転は、歯車111
、ベルト112を介して他の歯車に伝達される。なお、
各歯車内の矢印は歯車の回転方向、ベルト112上の矢
印はベルトの進行方向、太い矢印はシートP1の搬送方
向を各々示している。また、各歯車のシャフトは筐体の
内側を通って筐体の反対側の側面に軸支され、これらシ
ャフトには後述の各種のローラが貫着されている。 ADUモータMの回転は減速プーリ113により減速さ
れて各歯車に伝達される。歯車114a,114bは、
図1のローラR1a,R1bを回転することにより、ス
タッカ導入部Hから導入されたシートP1を中間トレイ
110へ搬送する。この状況は、スタックセンサPS1
により検知される。歯車115の回転は、歯車116を
介して、図1の送出ローラR2を回転する歯車117と
、図1の捌きローラR3の下の搬送ローラR4を回転す
る歯車118とに伝達されるよう構成されているが、歯
車115のシャフトには再給紙クラッチ119も取り付
けられ、再給紙クラッチ119がオンされた場合にのみ
、上記送出ローラR2、搬送ローラR4が回転されるよ
うになっている。歯車120は、図1の用紙押圧体PR
を回転させるものであるが、この用紙押圧体PRについ
ては後で詳述する。  歯車121は、捌き用減速歯車
122にモータMの回転を伝達し、捌き用減速歯車12
2は、モータMの回転を減速してベルト123を介して
捌き用歯車124に伝達する。すると、捌き用歯車12
4は、図1の捌きローラR3をその下の搬送ローラR4
とは逆方向に回転させる。歯車125a、125bは図
1の搬送ローラR5a、R5bを回転させて、中間トレ
イ110から送り出されて捌かれたシートP1を搬送す
る。この搬送状況、すなわち再給紙状況は再給紙センサ
PS3により検知される。また、歯車126a,126
bは、その後再反転されたシートP1を搬送する図1の
搬送ローラR6a,R6bを回転させる。なお、歯車1
27は、中間トレイ110の奥(図1の右側)の壁にシ
ートP1をぶつけて用紙揃えを行うために利用される。 また、128〜131はアイドラーである。
【0023】このようにモータMの回転をベルトや歯車
を介して各種ローラに一括して伝達することにより、各
種動作の同期を簡単にとれるようにするとともに、駆動
源の数を減らしている。
【0024】図3は送出機構の斜視図であり、上記歯車
117のシャフト133には、送出ローラR2が取り付
けられており、この送出ローラR2が矢印の方向に回転
して中間トレイ110内のシートP1を下から順に1枚
ずつ太い矢印の方向に送り出す。また、上記歯車120
のシャフト134には、所定間隔でローラ135が取り
付けられ、シャフト134の直下のシャフト136には
、ローラ135と対応する位置にローラ137が取り付
けられている。そして、ローラ135とローラ137と
はベルト138により連結されて上記歯車120の回転
がローラ137に伝達される。シャフト136にはロー
ラ137と共に用紙押圧体PRが取り付けられ、ローラ
137の回転に伴って回転された際に、その回転動作に
より送出ローラR2によるシート送り出しを補助すべく
シートP1を上から押圧するよう構成されている。また
、シャフト134に取り付けられた幅の広いゴムローラ
139と、その直上のシャフト140に取り付けられた
ローラ141とは接触しており、シャフト134の先端
には1回転クラッチ機構142が取り付けられている。 そして、1回転クラッチ機構142によりシャフト14
0の回転を規制することで、ローラ141、ローラ13
9、ベルト138、ローラ137を介して用紙押圧体P
Rの回転を制御している。
【0025】図4は用紙押圧体PRの拡大斜視図であり
、用紙押圧体PRは回動部材aとアーム部材bと有して
おり、回動部材aはシャフト136に固定され、回動部
材aとアーム部材bとはピンcによりヒンジ結合され、
かつ巻線バネdにより回動部材aとアーム部材bが直線
状に伸長するよう付勢されている。そして、シャフト1
36(ローラ137)が回転すると、回動部材aとアー
ム部材bとは一体となって回転する。この回転は、次の
ような理由により行われる。すなわち、通常、初期状態
ではアーム部材bは中間トレイ110の底に位置してお
り、その上にシートP1がストックされていくため、シ
ートP1を上から押圧してはいない。そこで、送出ロー
ラR2によるシート送り出しを支援すべく、中間トレイ
110に積層されたシートP1を押圧するために回転さ
せる。すなわち、用紙押圧体PRは回転により次のよう
な状態になる。回転開始時にアーム部材bが中間トレイ
110の底に接していたとすると、シートP1は、図5
(a)に示したようにアーム部材bの上に積層されてい
く。この状態では、積層されたシートP1は上から押圧
されておらず、送出ローラR2との摩擦力が弱いので、
送出ローラR2によるシート送り出しが困難な状態とな
っている。そこで、用紙押圧体PRを回転させると、ア
ーム部材bは、まず、図5(b)に示したように中間ト
レイ110の底から離れてシート送出方向に退避し、つ
いには図5(c)に示したように、アーム部材bは中間
トレイ110の上に来て、積層されたシートP1全体を
押圧する。この状態では、シートP1と送出ローラR2
との摩擦力が強くなっているので、送出ローラR2は容
易にシートP1を送り出すことができる。このような用
紙押圧体PRの回転は、上記のようにスタックの途中で
再給紙するため、スタック完了前に行われる。
【0026】図6は捌き機構の模式図であり、捌き機構
は、送出ローラR2によりシートP1が複数枚重ねて送
り出される場合があるので、それらを1枚ずつ搬送すべ
く1枚単位で捌く。すなわち、搬送ローラR4の直上に
は捌きローラR3が僅かの隙間を開けて配置されており
、搬送ローラR4は、矢印で示したように、送出ローラ
R2によるシート送り出し動作を引き継いでシートP1
をその送り出し方向に搬送するよう回転される。一方、
捌きローラはR3は、シートP1を逆方向に移動するよ
う回転されることで上層のシートP1の搬送を抑止して
1枚1枚に捌き、搬送ローラR4によりシートP1が1
枚ずつ搬送されるよう動作する。なお、捌きローラR3
には、トルクリミッタ143が接続され、送出ローラR
2によりシートP1が複数枚重ねて送り出された場合に
のみ捌きローラR3が回転するよう構成されている。
【0027】次に、両面コピーモード時におけるシート
搬送動作例を図7を参照しながら説明する。なお、この
動作例は、両面コピー対象のシートP1が10枚の例で
あり、図中の数値は各シートP1を識別するための番号
である。
【0028】図7「チ」、「ワ」に示したように、給紙
装置300の給紙モータと複写機本体100のADU駆
動モータMとは、両面コピーモードの設定などが行われ
た後、スタートスイッチがオンされると同時に起動され
る。給紙クラッチは、用紙サイズに応じた時間だけ所定
時間間隔でオンされ、複数枚のシートP1が連続的に所
定間隔で本体に給紙される(「リ」参照)。この給紙状
況は給紙センサPS4により検知される。そして、本体
内の搬送部Cにより画像形成部Bの位置まで搬送される
と、その旨がレジストセンサPS5により検知される(
「ル」参照)。画像形成部Bにて片面コピーされたシー
トP1は、定着部Eを経て排紙部Fに搬送されるが、こ
の時、排紙部Fの経路切換ソレノイド108はオンされ
ているので(「ヲ」参照)、自動反転再給紙装置(AD
U)Iの方へ搬送されていく。そして、スタッカ導入部
Hを経て自動反転再給紙装置(ADU)Iの中間トレイ
110に順次スタックされていく。この際、1枚目のシ
ートP1が一番下になり、その上に次枚以降のシートP
1が積層されていくが、この段階では用紙押圧体PRは
まだシートP1を押圧していない。中間トレイ110へ
のスタック枚数はスタックセンサPS1により検知され
る(「タ」参照)。
【0029】そして、表面へのコピーが終了した後、直
ちに裏面へのコピーに移行するための準備として、まず
、6枚目の表面コピーが行われている最中に、すなわち
、スタックセンサPS1が3枚のスタックを検知した時
(「ル」、「タ」参照)、1回転クラッチ142をオン
して(「ヨ」参照)用紙押圧体PRにより中間トレイ1
10内の1枚目〜3枚目のシートP1を押圧するととも
に、タイマーをスタートする。そして、タイマーがオフ
すると、再給紙クラッチ119を断続的にオンして(「
カ」参照)、中間トレイ110内の片面コピー済のシー
トP1を下の方から順に送り出す動作を開始する。 中間トレイ110から送り出されたシートP1は、再給
紙センサーPS3により検知される(「レ」参照)。
【0030】そして、3枚目が中間トレイ110から送
り出される時点では、中間トレイ110内の4枚目〜7
枚目のシートP1はまだ押圧されていないので、次のこ
れらの送り出しに備えて、4枚目〜7枚目を押圧すべく
、3枚目が中間トレイ110から送り出されると同時に
1回転クラッチ141をオンする(「ヨ」、「レ」参照
)。同様の理由で、その後スタックされた8枚目〜10
枚目を押圧すべく、7枚目が中間トレイ110から送り
出されると同時に1回転クラッチ141をオンする(「
ヨ」、「レ」参照)。すなわち、2回目以降の1回転ク
ラッチ141のオンは、4枚スタックされるごとに行わ
れる。その結果、図7「ル」から明らかなように、表面
へのコピーを行っていた時と全く同一のインターバルで
、表面へのコピーから裏面へのコピーに移行することが
できる。
【0031】このように表面へのコピーから裏面へのコ
ピーにスムーズに移行するためには、上記の説明から類
推できるように、タイマーに基づいた1回目の1回転ク
ラッチ142のオンと、再給紙クラッチ119の断続的
オンの開始タイミングをいかに制御するか、すなわち、
タイマーのスタートとストップのタイミングをどうする
かが重要なポイントとなる。そこで、タイマーのスター
トタイミングとストップタイミングについて説明する。
【0032】タイマーのスタートタイミングは、自動給
紙装置300とレジスタセンサPS5との間の搬送時間
、中間トレイ110とレジストセンサPS5との間の搬
送時間との差に応じて決定される。すなわち、自動給紙
装置300とレジスタセンサPS5との間の搬送の方が
中間トレイ110とレジストセンサPS5との間の搬送
より時間がかかる程、タイマーのスタートタイミングは
早くなり、より前の枚の表面コピーの際にタイマーをス
タートさせる必要がある。
【0033】また、タイマーのストップタイミングは、
自動原稿搬送装置200による原稿反転所要時間に応じ
て決定される。原稿反転所要時間が連続コピー時のシー
ト搬送時間間隔より短かければ、表面コピーの最終紙と
裏面コピーの先頭紙との時間間隔も、通常の連続コピー
時の次シート搬送時間間隔と同一にすることができる。
【0034】要するに、裏面コピーにスムーズに移行す
るための1回転クラッチ141の最初の押圧動作のタイ
ムリミットは、上記の各種搬送時間など装置の仕様に応
じて、最後から所定枚数目のシートP1がスタックされ
た時点であると一意に決定される。
【0035】次に、両面コピーモード時における他のシ
ート搬送動作例を図8を参照しながら説明する。なお、
この動作例は、原稿反転所要時間が連続コピー時のシー
ト搬送時間間隔より短かく、両面コピー対象のシートP
1が15枚の例であるが、上記の例と共通する動作が多
いので異なる点のみを簡単に説明する。
【0036】表面コピー済の9枚目のシートP1が中間
トレイ110にスタックされた旨をスタックセンサPS
1が検知すると、1回転クラッチ142がオンして用紙
押圧体PRにより中間トレイ110内の1枚目〜9枚目
のシートP1を押圧する。そして、この押圧動作が完了
すると、直ちに、再給紙クラッチ119が断続的にオン
して、中間トレイ110内の片面コピー済のシートP1
を下の方から順に送り出す動作を開始する。
【0037】そして、スタックセンサPS1が最後の1
5枚目のスタックを検知すると、1回転クラッチ142
が再度オンし、用紙押圧体PRにより中間トレイ110
内の7枚目〜15枚目(1枚目〜6枚目はすでに送り出
されている)のシートP1を押圧する。
【0038】このように、この例では用紙押圧体PRは
2回の回動動作を行うだけで、全てのシートP1が必ず
押圧された状態で送り出されるようにしている。
【0039】なお、本発明は、上記の実施例のように1
枚のシートの両面に記録を行う記録装置に限定されるこ
となく、たとえば1枚のシートの片面に多重記録を行う
装置など、同一のシートに対して複数回の記録処理を行
う他の装置に適用することも可能である。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のシート給
送装置によれば、一旦連続的に記録処理された複数のシ
ートに対して再度連続的に他の記録処理を行う際に、そ
の再記録のための給紙動作へ迅速に移行することができ
、両面記録や多重記録の高速化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるシート給送装置を搭載した電子写
真複写機の全体構成図である。
【図2】図1における電子写真複写機本体内の自動反転
再給紙装置の再給紙駆動系の構成図である。
【図3】自動反転再給紙装置の送出機構の構成図である
【図4】用紙押圧体の拡大斜視図である。
【図5】(a)、(b)、(c)は用紙押圧体の回動を
段階的に説明するための図である。
【図6】自動反転再給紙装置の捌き機構の模式図である
【図7】シート搬送動作例のタイムチャートである。
【図8】他のシート搬送動作例のタイムチャートである
【符号の説明】
I  自動反転再給紙装置 B  画像形成部 PR  用紙押圧体 P1  シート PS1  スタックセンサ R2  送出ローラ 110  中間トレイ 142  1回転クラッチ M  ADU駆動モータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  記録処理済の複数のシート状用紙に対
    して再度連続的に記録処理を行うべくスタック手段に積
    層されている前記記録処理済の複数のシート状用紙を前
    記スタック手段から記録処理手段に順次送り出すシート
    給送装置において、前記スタック手段に積層された最下
    のシート状用紙に接触して該スタック手段からシート状
    用紙を順次送り出す送出手段と、前記スタック手段内の
    シート状用紙に対して上方から押圧状態と非押圧状態と
    をとる用紙押圧手段と、連続記録対象として設定された
    枚数より所定枚数前のシート状用紙が前記スタック手段
    に積層された際、非押圧状態の前記用紙押圧手段を起動
    して前記スタック手段内の1枚目から前記所定枚数前ま
    でのシート状用紙を押圧させる第1押圧制御手段と、該
    第1押圧制御手段の制御の下で前記用紙押圧手段による
    押圧動作が完了した後、直ちに前記送出手段を起動して
    シート状用紙の送り出し動作を開始させる送出制御手段
    と、設定に係る枚数分の最後のシート状用紙が前記スタ
    ック手段に収容された後、前記送出手段にて前記最後の
    シート状用紙の送り出し動作が行われる前に、前記用紙
    押圧手段を再度起動して前記スタック手段内の前記最後
    のシート状用紙の上から押圧させる第2押圧制御手段と
    を備えたことを特徴とするシート給送装置。
  2. 【請求項2】  前記第1用紙押圧制御手段、および前
    記第2用紙押圧制御手段は、前記スタック手段へのシー
    ト状用紙のスタック枚数を検知して前記用紙押圧手段を
    起動することを特徴とする請求項1に記載のシート給送
    装置。
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