JPH04345467A - シート給送装置 - Google Patents

シート給送装置

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JPH04345467A
JPH04345467A JP3146765A JP14676591A JPH04345467A JP H04345467 A JPH04345467 A JP H04345467A JP 3146765 A JP3146765 A JP 3146765A JP 14676591 A JP14676591 A JP 14676591A JP H04345467 A JPH04345467 A JP H04345467A
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Japan
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paper
sheet
sheets
pressing
recording
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Withdrawn
Application number
JP3146765A
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English (en)
Inventor
Yasushi Yamada
山田 恭
Takeshi Misuhata
剛 水端
Masaru Ushio
勝 牛尾
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Publication of JPH04345467A publication Critical patent/JPH04345467A/ja
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  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シート状用紙(以下シ
ートという)の表裏両面、あるいは片面に重ねて印刷や
複写を行う機能を備えた印刷装置、電子写真複写機等に
おけるシート給送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子写真複写機等の画像記録装置
においてはシートの表裏両面に画像記録できるものが実
現されている。この種の装置においては、画像処理部に
てシートの片面に画像を記録したのち、その片面記録済
みのシートを一旦ストックし、他面にも画像を記録する
ために再度画像処理部に給紙するようになっており、こ
のような自動用紙循環給紙装置は、特開昭59ー822
47号、特開昭59ー114227号、特開昭60ー2
241号、特開昭62ー161641号に開示されてい
る。このような装置は、画像処理部で片面に記録された
シートを一旦画像処理部の下方に搬送してスタッカ部に
収容し、シートをスタッカ部から送りだして上方に搬送
し、再度画像処理部に給紙することでシートの他面に記
録するようにしたものである。
【0003】また、自動片面多重記録装置では、片面記
録済のシートを非反転のままスタッカに収容し、シート
をスタッカ部から送り出して上方に搬送し、再度画像処
理部に給紙することで、シートの片面に複数回記録して
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
装置で複数のシートに連続的に両面記録や片面多重記録
を行う場合、記録済の複数のシートを再度画像処理部に
給紙するときは、記録済シートの全てがスタッカ部に収
容された後、画像処理部に向けて1枚ずつ給紙していた
【0005】このため、複数のシートに対する前回の連
続記録が終わった後、該記録済の各シートに対する次回
の連続記録が開始されるまでの待ち時間が長く、記録速
度を上げるのに限界があった。
【0006】本発明は上記の点にかんがみてなされたも
ので、その目的は、一旦連続的に記録処理された複数の
シートに対して再度連続的に他の記録処理を行う際に、
その再記録処理のための給紙動作へ迅速に移行できるシ
ート給送装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
、本発明は、記録処理済の複数のシート状用紙に対して
再度連続的に記録処理を行うべくスタック手段に積層さ
れている前記記録処理済の複数のシート状用紙を前記ス
タック手段から記録処理手段に順次送り出すシート給送
装置において、前記スタック手段に積層された最下のシ
ート状用紙に接触して該スタック手段からシート状用紙
を順次送り出す送出手段と、前記スタック手段内のシー
ト状用紙に対して上方から押圧状態と非押圧状態とをと
る用紙押圧手段と、前記スタック手段に所定枚数のシー
ト状用紙が搬入されるごとに前記用紙押圧手段を起動し
て前記スタック手段内の最上層のシート状用紙の上方か
ら押圧させる押圧制御手段と、該押圧制御手段により少
なくとも1回目の押圧動作がなされた後、連続記録対象
として設定された枚数より所定枚数前のシート状用紙が
前記スタック手段に搬入された際、前記送出手段を起動
してシート状用紙の送り出し動作を開始させる送出制御
手段とを備えている。
【0008】
【作用】たとえば、本シート給送装置を搭載した電子写
真複写機において、両面コピーモードが設定され、両面
コピー対象のシートの枚数として21枚が設定されてい
るものとする。
【0009】この場合、記録処理手段にて表面にコピー
がなされたシート状用紙は、電子写真複写機の外部に排
紙されることなく内部のスタック手段に順次搬入されて
いく。この際、表面にコピー済のシート状用紙は、用紙
押圧手段の上に積層されていき非押圧状態となっており
、このままではスタック手段から確実に送り出すことが
できない。
【0010】そこで、押圧制御手段は、たとえばスタッ
ク手段に7枚のシート状用紙が搬入されるごとに用紙押
圧手段を起動し、スタック手段内の最上層のシート状用
紙の上方から押圧させる。すなわち、7枚目、14枚目
、21枚目の表面へのコピー済のシート状用紙が搬入さ
れるごとに用紙押圧手段を起動する。
【0011】一方、送出制御手段は、押圧制御手段によ
り少なくとも1回目の押圧動作がなされた後、たとえば
、連続記録対象として設定された枚数21枚より6枚前
のシート状用紙、すなわち、15枚目のシート状用紙が
スタック手段に搬入された際、送出手段を起動してシー
ト状用紙の送り出し動作を開始させる。すると、記録処
理手段にて最後の21枚目のシート状用紙の表面へのコ
ピーが終了したタイミングで、表面コピー済の1枚目の
シート状用紙が記録処理手段の位置まで搬送されるので
、表面記録から裏面記録への移行が迅速に行われる。 また、上記のように定期的に押圧動作がなされるので、
どのシート状用紙も送り出しの時点では押圧されており
、確実にスタック手段から送り出される。
【0012】
【実施例】以下、この発明によるシート給送装置の実施
例を図面に基づいて説明する。図1はこの発明に係るシ
ート給送装置を用いた電子写真複写機の全体構成図であ
る。本電子写真複写機は、両面コピー機能を有する複写
機本体100と、複写機本体100の所定位置に複数枚
の原稿を自動的に1枚ずつ搬送する自動原稿搬送装置2
00と、複写機本体100へ複数枚のシートP1を自動
的に1枚ずつ給紙する自動給紙装置300とにより構成
されている。  複写機本体100は、走査露光部A、
画像形成部B、給紙部C、搬送部D、定着部E、排紙部
F、排紙トレイG、スタッカ導入部H、自動反転再給紙
装置(ADU)I、中間搬送部Jを有しており、給紙部
C、搬送部D、排紙部F、スタッカ導入部H、自動反転
再給紙装置(ADU)I、中間搬送部Jは、シート搬送
用のローラ群を備えている。
【0013】図中の一点鎖線は、シートP1の搬送経路
を示しており、両面コピーモードが設定されているとき
は、片面コピー済みのシートP1は搬送過程で反転され
て、画像形成部Bに再給紙される。すなわち、画像形成
部Bにて片面コピーされた直後のシートP1では、コピ
ーされた面は図中イに太線で示したように上になってい
る。そして、搬送部D、排紙部F、スタッカ導入部Hに
よる搬送過程で反転されて自動反転再給紙装置(ADU
)Iに反転状態でスタックされる(図中ロ、ハ参照)。 自動反転再給紙装置(ADU)Iから送り出されたシー
トP1はその直後に再度反転される(図中ニ参照)。そ
して、中間搬送部Jによる搬送過程でまた反転されて(
図中ホ参照)画像形成部Bに再給紙されることで、結局
、画像形成部Bには前回とは反対の面がコピー面となっ
て再給紙される。
【0014】自動原稿搬送装置200は、複写機本体1
00の原稿台101上に着脱自在に装備されるものであ
り、複写機本体100での両面コピーと対応して原稿P
2を反転搬送する機能を備えている。原稿載置台201
に載置された原稿P2は、搬送ローラ202群により原
稿台101まで搬送され、複写機本体100によりコピ
ーされる。そして、片面コピーモードが設定されている
ときは、複写機本体100により設定枚数分の片面コピ
ーが終了した後、搬送ベルト203により片面コピーの
まま排紙台205の方へ搬送される。一方、両面コピー
モードが設定されているときは、複写機本体100によ
り設定枚数分の片面コピーが終了すると同時に搬送ベル
ト203が逆転して原稿P2は反転搬送部204へ搬送
され、ここで反転されて再度、原稿台101まで搬送さ
れ裏面がコピーされる。そして、裏面へのコピーも終了
した原稿P2は排紙台205の方へ搬送される。
【0015】自動給紙装置300は、図示省略した給紙
クラッチの制御によって給紙ローラ301に対する給紙
モータ(図示省略)の回転の伝達をオン/オフすること
により、自動原稿搬送装置200により原稿P2が原稿
台101の位置へが搬送されるのと連動してシートP1
を1枚ずつ順次複写機本体100へ供給する。ただし、
両面コピーモードが設定されているときは、シートP1
の表面にコピーしている間だけ連動してシートP1を供
給し、シートP1の裏面にコピーしている間はシートP
1の供給を停止する。なお、自動給紙装置300には3
つの給紙トレイ302をセットでき、各給紙トレイ30
2にそれぞれサイズの異なるシートP1を収容可能とな
っている。
【0016】原稿P2が自動原稿搬送装置200により
原稿台101の位置に搬送されるのと同期して、複写機
本体100内には、シートP1が自動給紙装置300に
より送り込まれ、その旨が給紙センサPS4にて検知さ
れる。そして、複写機本体100内の給紙部Cにより画
像形成部Bまで搬送されてくると、その旨がレジストセ
ンサPS5にて検知され、走査露光部Aにより走査露光
が行われる。すなわち、レジストセンサPS5から検知
信号を受信すると、走査露光部Aでは、照明ランプ10
2とミラー103とからなる走査系104が、矢印方向
に往復して原稿P2全体を照射する。そうすると、原稿
P2からの反射光は固定ミラー105、レンズ系106
よって画像形成部Bの感光体ドラム107の上に導かれ
、そこに静電潜像が形成され、静電潜像はシートP1に
転写される。
【0017】転写が行われたシートP1は、搬送部Dに
より定着部Eまで搬送されて定着処理がなされる。そし
て、排紙部Fは、片面コピーモードが設定されていると
きは、経路切換ソレノイド108により自動反転再給紙
装置(ADU)Iへの経路を閉じて排紙トレイGへ排紙
する。一方、両面コピーモードが設定されているときは
、排紙部Fは、経路切換ソレノイド108により自動反
転再給紙装置(ADU)Iへの経路を開けて片面コピー
済のシートP1をスタッカ導入部Hの方へ送る。スタッ
カ導入部Hへ送られた片面コピー済のシートP1は、搬
送ローラ群109によって自動反転再給紙装置(ADU
)I内の中間トレイ110に一時スタックされる。そし
て、自動反転再給紙装置(ADU)Iは、両面コピー対
象として設定された枚数分の片面(表面)コピー済みの
シートP1が全て中間トレイ110にスタックされてし
まうまで待つことなく、すなわちスタックの途中で、中
間トレイ110にスタックされているシートP1を中間
搬送部Jを介して画像形成部Bに再給紙すべく、送り出
し動作を開始する。すると、画像形成部Bにて裏面にも
コピーが行われ、表裏両面へのコピーが完了したシート
P1は搬送部D、定着部E部排紙部Fを経て排紙トレイ
Gへ排紙される。
【0018】自動反転再給紙装置(ADU)Iは、上記
中間トレイ110の他に、再給紙駆動系、送出機構、捌
き機構、スタックセンサPS3、および再給紙センサP
S4を有している。
【0019】自動反転再給紙装置(ADU)Iの筐体の
側面には、図2に示したような再給紙駆動系が取り付け
られており、ADU駆動モータMの回転は、歯車111
、ベルト112を介して他の歯車に伝達される。なお、
各歯車内の矢印は歯車の回転方向、ベルト112上の矢
印はベルトの進行方向、太い矢印はシートP1の搬送方
向を各々示している。また、各歯車のシャフトは筐体の
内側を通って筐体の反対側の側面に軸支され、これらシ
ャフトには後述の各種のローラが貫着されている。 ADUモータMの回転は減速プーリ113により減速さ
れて各歯車に伝達される。歯車114a,114bは、
図1のローラR1a,R1bを回転することにより、ス
タッカ導入部Hから導入されたシートP1を中間トレイ
110へ搬送する。この状況は、スタックセンサPS1
により検知される。歯車115の回転は、歯車116を
介して、図1の送出ローラR2を回転する歯車117と
、図1の捌きローラR3の下の搬送ローラR4を回転す
る歯車118とに伝達されるよう構成されているが、歯
車115のシャフトには再給紙クラッチ119も取り付
けられ、再給紙クラッチ119がオンされた場合にのみ
、上記送出ローラR2、搬送ローラR4が回転されるよ
うになっている。歯車120は、図1の用紙押圧体PR
を回転させるものであるが、この用紙押圧体PRについ
ては後で詳述する。
【0020】歯車121は、捌き用減速歯車122にモ
ータMの回転を伝達し、捌き用減速歯車122は、モー
タMの回転を減速してベルト123を介して捌き用歯車
124に伝達する。すると、捌き用歯車124は、図1
の捌きローラR3をその下の搬送ローラR4とは逆方向
に回転させる。歯車125a、125bは図1の搬送ロ
ーラR5a、R5bを回転させて、中間トレイ110か
ら送り出されて捌かれたシートP1を搬送する。この搬
送状況、すなわち再給紙状況は再給紙センサPS3によ
り検知される。また、歯車126a,126bは、その
後再反転されたシートP1を搬送する図1の搬送ローラ
R6a,R6bを回転させる。なお、歯車127は、中
間トレイ110の奥(図1の右側)の壁にシートP1を
ぶつけて用紙揃えを行うために利用される。また、12
8〜131はアイドラーである。このようにモータMの
回転をベルトや歯車を介して各種ローラに一括して伝達
することにより、各種動作の同期を簡単にとれるように
するとともに、駆動源の数を減らしている。図3は送出
機構の斜視図であり、上記歯車117のシャフト133
には、送出ローラR2が取り付けられており、この送出
ローラR2が矢印の方向に回転して中間トレイ110内
のシートP1を下から順に1枚ずつ太い矢印の方向に送
り出す。また、上記歯車120のシャフト134には、
所定間隔でローラ135が取り付けられ、シャフト13
4の直下のシャフト136には、ローラ135と対応す
る位置にローラ137が取り付けられている。そして、
ローラ135とローラ137とはベルト138により連
結されて上記歯車120の回転がローラ137に伝達さ
れる。シャフト136にはローラ137と共に用紙押圧
体PRが取り付けられ、ローラ137の回転に伴って回
転された際に、その回転動作により送出ローラR2によ
るシート送り出しを補助すべくシートP1を上から押圧
するよう構成されている。また、シャフト134に取り
付けられた幅の広いゴムローラ139と、その直上のシ
ャフト140に取り付けられたローラ141とは接触し
ており、シャフト134の先端には1回転クラッチ機構
142が取り付けられている。そして、1回転クラッチ
機構142によりシャフト140の回転を規制すること
で、ローラ141、ローラ139、ベルト138、ロー
ラ137を介して用紙押圧体PRの回転を制御している
。図4は用紙押圧体PRの拡大斜視図であり、用紙押圧
体PRは回動部材aとアーム部材bと有しており、回動
部材aはシャフト136に固定され、回動部材aとアー
ム部材bとはピンcによりヒンジ結合され、かつ巻線バ
ネdにより回動部材aとアーム部材bが直線状に伸長す
るよう付勢されている。そして、シャフト136(ロー
ラ137)が回転すると、回動部材aとアーム部材bと
は一体となって回転する。この回転は、次のような理由
により行われる。すなわち、通常、初期状態ではアーム
部材bは中間トレイ110の底に位置しており、その上
にシートP1がストックされていくため、シートP1を
上から押圧してはいない。そこで、送出ローラR2によ
るシート送り出しを支援すべく、中間トレイ110に積
層されたシートP1を押圧するために回転させる。すな
わち、用紙押圧体PRは回転により次のような状態にな
る。回転開始時にアーム部材bが中間トレイ110の底
に接していたとすると、シートP1は、図5(a)に示
したようにアーム部材bの上に積層されていく。この状
態では、積層されたシートP1は上から押圧されておら
ず、送出ローラR2との摩擦力が弱いので、送出ローラ
R2によるシート送り出しが困難な状態となっている。 そこで、用紙押圧体PRを回転させると、アーム部材b
は、まず、図5(b)に示したように中間トレイ110
の底から離れてシート送出方向に退避し、ついには図5
(c)に示したように、アーム部材bは中間トレイ11
0の上に来て、積層されたシートP1全体を押圧する。 この状態では、シートP1と送出ローラR2との摩擦力
が強くなっているので、送出ローラR2は容易にシート
P1を送り出すことができる。このような用紙押圧体P
Rの回転は、上記のようにスタックの途中で再給紙する
ため、スタック完了前に行われる。
【0021】図6は捌き機構の模式図であり、捌き機構
は、送出ローラR2によりシートP1が複数枚重ねて送
り出される場合があるので、それらを1枚ずつ搬送すべ
く1枚単位で捌く。すなわち、搬送ローラR4の直上に
は捌きローラR3が僅かの隙間を開けて配置されており
、搬送ローラR4は、矢印で示したように、送出ローラ
R2によるシート送り出し動作を引き継いでシートP1
をその送り出し方向に搬送するよう回転される。一方、
捌きローラはR3は、シートP1を逆方向に移動するよ
う回転されることで上層のシートP1の搬送を抑止して
1枚1枚に捌き、搬送ローラR4によりシートP1が1
枚ずつ搬送されるよう動作する。なお、捌きローラR3
には、トルクリミッタ143が接続され、送出ローラR
2によりシートP1が複数枚重ねて送り出された場合に
のみ捌きローラR3が回転するよう構成されている。
【0022】次に、両面コピーモード時におけるシート
搬送動作例を図7を参照しながら説明する。なお、この
動作例は、両面コピー対象のシートP1の枚数が21枚
の例であり、図中の数値は各シートP1を識別するため
の番号である。
【0023】図7に示したように、給紙装置300の給
紙モータと複写機本体100のADU駆動モータMとは
、両面コピーモードや両面コピー対象のシートP1の枚
数の設定などが行われた後、スタートスイッチがオンさ
れると同時に起動される。給紙クラッチは、用紙サイズ
に応じた時間だけ所定時間間隔でオンされ、複数枚のシ
ートP1が連続的に所定間隔で本体に給紙される。この
給紙状況は給紙センサPS4により検知される。そして
、本体内の搬送部Cにより画像形成部Bの位置まで搬送
されると、その旨がレジストセンサPS5により検知さ
れる。画像形成部Bにて片面コピーされたシートP1は
、定着部Eを経て排紙部Fに搬送されるが、この時、排
紙部Fの経路切換ソレノイド108はオンされており、
自動反転再給紙装置(ADU)Iの方へ搬送されていく
。そして、スタッカ導入部Hを経て自動反転再給紙装置
(ADU)Iの中間トレイ110に順次搬入されていく
。この際、1枚目のシートP1が一番下になり、その上
に2枚目以降のシートP1が積層されていくが、初期の
段階では用紙押圧体PRはどのシートP1をも押圧して
いない。なお、中間トレイ110への搬入枚数はスタッ
クセンサPS1により検知される。
【0024】そこで、表面へのコピーが終了した後、直
ちに裏面へのコピーに移行するための準備として、まず
、スタックセンサPS1が7枚目のシートP1の搬入を
検知した時、1回転クラッチ142をオンして用紙押圧
体PRを回転させ、中間トレイ110内の1枚目〜7枚
目のシートP1を押圧する。しかし、この押圧動作の後
に搬入されるシートP1は、用紙押圧体PRのアーム部
材bの上に積層され、非押圧状態となっているので、7
の倍数の14枚目、21枚目のシートP1が搬入された
ときも、同様に1回転クラッチ142をオンして用紙押
圧体PRを回転させ、その時点での中間トレイ110内
の最上層、すなわち14枚目、あるいは21枚目のシー
トP1の上方から押圧する。
【0025】このように、定期的に押圧動作を行うこと
により、用紙押圧体PRのアーム部材bの上に非押圧状
態で積層されるシートP1の枚数が多過ぎないようにし
ている。このようにすると、アーム部材bとシートP1
との摩擦力が所定範囲内に納まるので、アーム部材bが
中間トレイ110の底から離れるまでの回転初期のトル
クとその後のトルクとの差が小さくなって滑らかな回転
を実現できるとともに、アーム部材bに接触しているシ
ートP1が摩擦により引き摺られて折れ曲がったり、各
シートP1の初期位置が不揃いになったりするのを防止
できる。なお、定期的に押圧動作を行うのは、設定され
た連続記録枚数がそれほど多くもなく少なくもない所定
枚数の範囲の場合に有効であり、その具体的な範囲は装
置の仕様により異なる。
【0026】次に、連続記録対象として設定された枚数
21枚より6枚前のシート状用紙である15枚目のシー
ト状用紙が中間トレイ110に搬入された旨が、スタッ
クセンサPS1により検知されると、再給紙クラッチ1
19を断続的にオンしてシートP1を中間トレイ110
から画像形成部Bの方へ送り出す再給紙動作を開始する
。すると、画像形成部Bにて最後の21枚目のシート状
用紙に対する表面へのコピーが終了したタイミングで、
表面コピー済の1枚目のシート状用紙が記録処理手段の
位置まで搬送されるので、表面への連続コピーを行って
いた時と全く同一のインターバルで、表面へのコピーか
ら裏面へのコピーに移行することとなる。すなわち、表
面記録から裏面記録への移行が迅速に行われる。 また、上記のように定期的に押圧動作がなされるので、
どのシート状用紙も送り出しの時点では押圧されており
、確実にスタック手段から送り出される。
【0027】このように表面へのコピーから裏面へのコ
ピーに迅速に移行するためには、上記の説明から類推で
きるように、再給紙クラッチ119の断続的オンの開始
タイミング、すなわち再給紙動作の開始タイミングをい
かに制御するかが重要なポイントとなる。そこで、再給
紙動作の開始タイミングについて説明する。
【0028】再給紙動作の開始タイミングは、画像形成
部Bのコピー速度、中間トレイ110とレジストセンサ
PS5と間の搬送所要時間などに制約される。すなわち
、画像形成部Bのコピー速度が速ければ速いほど、また
、中間トレイ110とレジストセンサPS5と間の搬送
所要時間が長くなれば長くなるほど再給紙動作の開始タ
イミングを早くして、より前のシートP1の表面コピー
の際に再給紙動作を開始させる必要がある。換言すれば
、裏面コピーに迅速に移行するための再給紙動作開始の
タイムリミットは、上記のコピー速度、搬送時間など装
置の仕様に応じて、最後から所定枚数目のシートP1が
搬入された時点であると一意に決定される。
【0029】なお、本発明は、上記の実施例のように1
枚のシートの両面に記録を行う記録装置に限定されるこ
となく、たとえば1枚のシートの片面に多重記録を行う
装置など、同一のシートに対して複数回の記録処理を行
う他の装置に適用することも可能である。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のシート給
送装置によれば、一旦連続的に記録処理された複数のシ
ートに対して再度連続的に他の記録処理を行う際に、そ
の再記録のための給紙動作へ迅速に移行することができ
、両面記録や多重記録の高速化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるシート給送装置を搭載した電子写
真複写機の全体構成図である。
【図2】図1における電子写真複写機本体内の自動反転
再給紙装置の再給紙駆動系の構成図である。
【図3】自動反転再給紙装置の送出機構の構成図である
【図4】用紙押圧体の拡大斜視図である。
【図5】(a)、(b)、(c)は用紙押圧体の回動を
段階的に説明するための図である。
【図6】自動反転再給紙装置の捌き機構の模式図である
【図7】シート搬送動作例のタイムチャートである。
【符号の説明】
I  自動反転再給紙装置 B  画像形成部 PR  用紙押圧体 P1  シート PS1  スタックセンサ R2  送出ローラ 110  中間トレイ 142  1回転クラッチ M  ADU駆動モータ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  記録処理済の複数のシート状用紙に対
    して再度連続的に記録処理を行うべくスタック手段に積
    層されている前記記録処理済の複数のシート状用紙を前
    記スタック手段から記録処理手段に順次送り出すシート
    給送装置において、前記スタック手段に積層された最下
    のシート状用紙に接触して該スタック手段からシート状
    用紙を順次送り出す送出手段と、前記スタック手段内の
    シート状用紙に対して上方から押圧状態と非押圧状態と
    をとる用紙押圧手段と、前記スタック手段に所定枚数の
    シート状用紙が搬入されるごとに前記用紙押圧手段を起
    動して前記スタック手段内の最上層のシート状用紙の上
    方から押圧させる押圧制御手段と、該押圧制御手段によ
    り少なくとも1回目の押圧動作がなされた後、連続記録
    対象として設定された枚数より所定枚数前のシート状用
    紙が前記スタック手段に搬入された際、前記送出手段を
    起動してシート状用紙の送り出し動作を開始させる送出
    制御手段とを備えたことを特徴とするシート給送装置。
  2. 【請求項2】  前記押圧制御手段は、連続記録対象と
    して設定されたシート状用紙の枚数が所定範囲の場合に
    前記用紙押圧手段の起動制御を行うことを特徴とする請
    求項1に記載のシート給送装置。
  3. 【請求項3】  前記押圧制御手段、前記送出制御手段
    は、前記スタック手段へのシート状用紙の搬入枚数を検
    知してそれぞれ前記用紙押圧手段、前記送出手段を起動
    することを特徴とする請求項1に記載のシート給送装置
JP3146765A 1991-05-22 1991-05-22 シート給送装置 Withdrawn JPH04345467A (ja)

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