JPH03232673A - 両面ユニットを備えた画像形成装置 - Google Patents

両面ユニットを備えた画像形成装置

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JPH03232673A
JPH03232673A JP2025851A JP2585190A JPH03232673A JP H03232673 A JPH03232673 A JP H03232673A JP 2025851 A JP2025851 A JP 2025851A JP 2585190 A JP2585190 A JP 2585190A JP H03232673 A JPH03232673 A JP H03232673A
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  • Counters In Electrophotography And Two-Sided Copying (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、用紙の片面に複数回の画像形成を行ったり
、用紙の両面に画像形成を行ったりするために使用する
両面ユニットを備えた複写機、プリンタ等の画像形成装
置に関する。
〔従来の技術〕
複写機、プリンタ等の画像形成装置には、例えば第7図
に示すように、片面に画像を形成した用紙Pを一度装置
本体11内の両面ユニット12にスタックし、それを給
紙コロ13によって矢示A方向に再給紙して、その用紙
Pの画像面側に再び異なる画像を転写して合成転写を行
ったり、画像のない第2面側に新たな画像を転写する両
面画像形成を行ったりするものがある。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような両面ユニットを備えた画像形
成装置では、片面に画像を転写した用紙を一度両面ユニ
ットにスタックしてからそれを再給紙して2度目の画像
転写(両面モード時)を行い、それを排紙トレイに排出
するようになるため、その用紙は最初に給紙カセット等
から送り出されてから排紙トレイに排出されるまでに時
間がかかる。
したがって、このように合成や用紙の両面に画像を形成
する場合のように再給紙を必要とする両面モードでは、
最初に給紙を開始してからその用紙が全ての画像形成を
終えて排紙トレイ上に排出されるまでの処理時間がかか
るため、それを短縮することが生産性向上の観点から望
まれていた。
そこで、例えば第7図に示すように、両面ユニット12
のトレイ上に指示された用紙Pの全てがスタックされ、
それが図示しないジョガーによって所定の位置に整合さ
れて再給紙可能になった後、最初の1枚目のみを給紙コ
ロ13によって本来の再給紙開始に先立って、例えば装
置本体11内のレジストローラ14まで事前に給送して
おくようにすれば、それだけその1枚目の用紙を排紙ト
レイ(図示せず)に短時間で排出できるようになる。
ところが、このようにすると、その両面ユニット12が
装置本体11に対して用紙の再給紙方向(矢示A)に直
交する第7図で手前側に引き出しが可能である場合には
、再給紙した用紙Pが図示のように両面ユニット12と
装置本体11側の搬送路との間にまたがった状態のまま
になっていると、両面ユニット12を手前側に引き出し
たときにそれが破れてしまったりして不都合を生じるた
め、そのようにすることはできなかった。
また、従来の例えば複写機では、2枚の原稿を1枚の用
紙(転写紙)の表裏に両面コピーしようとしたきに、そ
の1ページ目をコピーした際に用紙が不送りになったに
も係らずそれに気づかず、オペレータが1ページ目の原
稿の露光終了後に2ページ目の原稿に取換えて第2面に
画像を転写するための露光を実行し、その露光後にコピ
ーされた用紙が排出されてこないことによってその時始
めて1ページ目の用紙が不送りになったことに気づいた
場合には、再度1ページ目の原稿からセットし直しても
う一度コピーをやり直さなければならないという不都合
があった。
この発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、
両面ユニットを装置本体から再給紙方向に直交する方向
に引き出しても用紙が破けたすせずに、合成や用紙の両
面に画像を形成する場合のように、再給紙を必要とする
モードにおける給紙開始から画像形成後の用紙が排紙ト
レイに排出されるまでの処理時間を短縮するようにして
、生産性の向上を図ることを目的とする。
また、不送りが生じて両面ユニットに送り込まれるはず
の用紙が送り込まれなかった場合には、その不送りを本
来の再給紙動作が開始される前に知ることができるよう
にすることも目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は上記の目的を達成するため、片面に画像が形
成された用紙をスタックし、その用紙を再給紙するため
の給紙コロと、その給紙コロによって再給紙される用紙
を再給紙搬送路上で検知するセンサとを備え、装置本体
に対して用紙の再給紙方向に直交する方向に引き出し可
能に挿着される両面ユニットを備えた画像形成装置にお
いて、上記両面ユニット上に指示された用紙の全てがス
タックされて再給紙可能になった後、上記給紙コロを回
転させて最初の用紙を先送りし、上記センサがそb用紙
を検知した後その用紙の先端が両面ユニット内の再給紙
搬送路から外部へ突出しないタイミングで給紙コロを停
止させる再給紙用紙先送り手段を設けたものである。
〔作 用〕
このように構成した両面ユニットを備えた画像形成装置
によれば、両面ユニット上に指示された用紙の全てがス
タックされて再給紙可能な状態になると、再給紙用紙先
送り手段が本来の再給紙開始に先立って給紙コロを再給
紙方向に回転させて1枚目の用紙を先送りし、その用紙
を両面ユニット内の再給紙搬送路に設けられているセン
サが検知すると、その用紙の先端が両面ユニット内の再
給紙搬送路から外部へ突出しないタイミングでその給紙
コロを停止させる。
したがって、その両面ユニットから先送りされた最初の
用紙は、両面ユニット内の再給紙搬送路から外部へ突出
しない範囲で先送りされた位置からオ来の再給紙が開始
されるため、その先送りされた分だけ排出される時間が
早まる。
また、その先送りされた用紙は、再給紙搬送路上のセン
サによって検知された後停止するので、そのセンサによ
る用紙の検知信号によって、本来の再給紙が開始される
前に装置本体から両面ユニットへの用紙の不送りの有無
を事前に知ることができる。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を図面に基づいて具体的に説明
する。
第1図はこの発明の要部となる画像形成装置の両面ユニ
ットとそれを制御する制御系を示す構成図、第2図は同
じくその両面ユニットを挿着可能な画像形成装置として
の複写機を示す全体構成図である。
この複写機は、第2図に示すように複写機本体1の下部
にユニット挿着部2を形成し、そのユニット挿着部2内
に再給紙機構を備えた両面ユニット3と再給紙機構を持
たない通常の給紙トレイ(図示せず)とを交換可能に挿
着できるようにして、それらを挿着する際にはその両面
ユニット3と給紙トレイのそれぞれ両側の底部を、ユニ
ット挿着部、2の側部下方に形成した案内レール4 a
4b上に乗せて第2図で奥側へ押し込む。
この複写機の通常の片面コピー時の動作は、コンタクト
ガラス5上に原稿をセットしてコピーをスタートさせる
と、その原稿が光学系6のランプ7で矢示方向に走査さ
れながら照射されて、その原稿からの反射光が各ミラー
及びレンズを介して感光体ドラム8の表面に結像され、
それによって帯電部21で一様に帯電されて矢示方向に
回転する感光体ドラム8の感光面を露光して静電潜像を
形成する。それが現像部22で現像されて可視像となり
、転写部23へ送られる。
また、転写紙(用紙)Pは、複写機本体1の右側面に挿
着されている給紙カセット24から給紙ローラ25によ
って1枚ずつ送り出され、レジストローラ27によって
所定のタイミングで感光体ドラム8へ搬送され、そこで
可視像が転写された後その感光体ドラム8から分離され
て搬送装置!29によって定着装置30へ送られ、転写
紙を直進方向に案内する回動位置(第2図に示す位置か
ら時計回り方向に回動した位W)にある切換爪31に案
内されて直進し、排出コロ32によって排紙トレイ33
上へ送り出される。
また、転写紙の片面に合成コピーを行う場合には、上記
と同様の工程で転写紙Pの片面に画像が形成されてそれ
が定着装@30を通過すると、今度は第2図に示す位置
に切換えられた切換爪31によって、それがユニット案
内路34を通って両面ユニット3へ案内され、そこで後
述するスイッチバック動作によって画像面を下向きにし
た状態でスタックされる。
そして、両面ユニット3上に指示された所定枚数がスタ
ックされて再給紙が開始されると、その再給紙された転
写紙Pが中継ローラ36を通って再びレジストローラ2
7へ到達し、それが感光体ドラム8上の画像とタイミン
グを合わせて給紙され、2回目の画像転写によって合成
が行われ、その後それが定着装f[30から切換爪31
を通って排紙トレイ33上へ送り出される。
さらに、両面コピーの場合には、第1面の画像転写が終
了した転写紙Pが合成コピーの場合と同様にユニット案
内路34へ案内され、今度はそれがスイッチバックされ
ずに画像面を上向きにした状態で両面ユニット3へ案内
されてスタックされる。
その後は、合成コピーの場合と同様の経路を経て第2面
側に画像が転写され、排出コロ32によって排紙トレイ
33上へ排出される。
なお、第2図で35は、ユニット挿着部2内に両面ユニ
ット3に代えて再給紙機構を持たない通常の給紙トレイ
(大きさが両面ユニットと同一に形成されている)を挿
着した際に使用する給紙用のコロであり、2日はレジス
ト前センサである。
次に、第1図と第3図を参照して両面ユニット3につい
て詳しく説明する。
両面ユニット3は、第1図に示すように片面に画像が形
成された転写紙Pをトレイ部37上にスタックし、その
転写紙Pを再給紙するための給紙コロ38と、その給紙
コロ38によって再給紙される転写紙Pを両面ユニット
3内の再給紙搬送路41上で検知する給紙出口センサ4
3とをケース40内に設け、第3図に示すように複写機
本体1に対して転写紙Pの再給紙方向に直交する矢示C
方向に引き出しが可能に挿着されるようになっている。
その両面ユニット3は、給紙コロ38とユニット案内路
34との間に上下のガイド板45.46をそれぞれ設け
、その各ガイド板45.48の第1図でそれぞれ右端側
を両面ユニット3の固定部に回動可能に取付け、そのガ
イド板間にジャムが発生したときにはガイド板45を矢
示E方向に開放すると共に、トレイ部37上のスタック
部においてジャムが発生したときには、ガイド板45と
46を共に開放することによってジャム紙を取り出せる
ようにしている。
給紙コロ38は、後述するス′チッピングモータ(第4
図)によって正逆両方向に回転されるようになっており
、上下のガイド板45と46の間を通って両面ユニット
3内に送り込まれる転写紙Pをトレイ部37上へ搬送す
る搬送コロとしての役目と、その両面ユニット3上にス
タックされた後の転写紙Pを再給紙する際の再給紙用の
コロとしての役目の両方を兼ねている。
その給紙コロ38の下側には、分離コロ47を圧接回転
可能に設け、それに図示しないワンウェイクラッチを装
着して第1図の矢示F方向にのみ給紙コロ38に連れ回
り回転するようにし、転写紙Pがトレイ部37上に送り
込まれるスタック時にそれが連れ回りする。そして、そ
の分離コロ47は給紙コロ38が矢示G方向に回転する
再給紙時には回転を停止して、転写紙Pを分離するため
のフリクションとして機能する。
また、給紙コロ58に近接して方向変換爪48を、第1
図に実線と仮想線で示す位置に切換可能に設け、合成コ
ピーの場合にはそれを実線で示す位置にして転写紙Pを
第1図で右方へ直進させ。
その転写紙の後端がガイド板56を抜けた後でそれをス
イッチバックさせて再給紙搬送路41を通して転写紙P
を画像面側を下向きにした状態でトレイ部37上へ搬送
し、両面コピーの場合にはその方向変換爪4日を仮想線
で示す位置にして転写紙Pをターンさせて画像面を上向
きにした状態でトレイ部37上へ搬送する。
トレイ部37の第1図で右方の用紙送出側には、加圧底
板49を矢示H方向に回動可能に設け、両面ユニット3
へ転写紙Pを受は入れるときにはそれを仮想線で示す下
降位置に、再給紙をスタートさせるときにはそれを図示
しない加圧部材によって実線で示す上昇位置にそれぞれ
回動させ、再給紙時にはその上に載置される転写紙Pの
先端を給紙コロ38の下部に給紙に適した所定の接触圧
で圧接させる。
なお、第1図で51は、トレイ部′57上の転写紙の両
側縁を再給紙に適した所定の幅に規制するための互いに
接近・離間可能な一対のサイドジョガーであり、52は
再給紙する転写紙Pの後端の位置を規制するための後端
ジョガーである。
また、53はトレイ部37上にスタックされた転写紙P
の有無を検知するためのペーパエンドセンサ(第1図で
はフィラ一部のみ図示してセンサ部は省略している)、
54はガイドマイラーであり、55はターン部センサで
ある。
そして、この複写機は、複写機本体1 (第2図)内の
本体制御装置60とは別に両面ユニット3内にユニット
制御装置70を設けており、それが両面ユニット3内の
給紙コロ38等の給紙機構を制御して、両面ユニット3
上に転写紙をスタックさせる給紙ユニットスタック処理
と、その転写紙がスタックされて再給紙可能になった後
、給紙コロ38を第1図の矢示G方向に回転させて最初
の転写紙を先送りし、給紙出口センサ43がその転写紙
を検知した後その転写紙の先端が両面ユニット3内の再
給紙搬送路41から外部へ突出しないタイミングで給紙
コロ38を停止させる転写紙先送り処理と、その後の再
給紙処理等を行う。
すなわち、この実施例では、そのユニット制御装置70
が再給紙用紙先送り手段としの機能も有する。
その本体制御装置60及びユニット制御装置70は、そ
れぞれ各種判断及び処理機能を有する中央処理装置(C
P U)と、複写機や両面ユニット3内の各駆動系を駆
動制御するために必要な各種のプログラム及び固定デー
タを格納したプログラムメモリであるROMと、処理デ
ータを格納するデータメモリであるRAMと、入出力回
路(Ilo)等からなるマイクロコンピュータを備えて
いる。
そして、この本体制御装置60とユニット制御装置70
は図示しないコネクタによって接続され、第4図に示す
ようにそのコネクタ内のフォトカプラPCi tPcz
 1Pc3を介して、シリアル光通信用の送受信ライン
(TID、 RID)とクロックライン(CL K)を
形成すると共に、本体制御装置60からユニット制御装
置70へ5■と24Vの電源を供給する2本の電源ライ
ンと2本のアースライン(ONDI 、GND2)も電
気的に接続される。
なお、Vccl、 Vcczは、それぞれフォトカプラ
pci〜PC3の本体制御装置60側及びユニット制御
装置70側の電源である。
そして、本体制御装置60は、複写機本体1の操作部か
ら通常のコピーか合成あるいは両面コピーのいずれかの
モードが選択された際に出力される各モード信号を含む
各種の操作信号を、レジスト前センサ26からは転写紙
の有無を示す検知信号をそれぞれ入力する。
また、複写機本体1内のその他のセンサから各種の検知
信号をそれぞれ入力すると共に、その入力信号に応じて
図示しない表示部のLEDを点灯させるための信号等を
それぞれ出力し、複写機本体1内の各駆動部にそれらを
駆動するための各種の信号を出力する。
ユニット制御装置70は、両面ユニット3内の給紙出口
センサ43、ターン部センサ55及びペーパエンドセン
サ53等の各センサから転写紙を検知することによって
変化する信号をそれぞれ入力し、給紙コロ38を回転す
るステッピングモータSMI及びサイドジョガー51と
後端ジョガー52を共に駆動するステッピングモータS
M2に対してそれぞれ駆動パルスを出方し、方向変換爪
48を駆動するソレノイドSQLに対しても駆動信号を
出力する。
そして、そのユニット制御装置70による給紙ユニット
スタック処理及び転写紙先送り処理に関する制御は、第
5図に示すフローチャートにしたがって第6図のタイミ
ングチャートに示すように行われる。
すなわち、ユニット制御装置70内のマイクロコンピュ
ータは、第5図に示すルーチンによって、まずステップ
1で合成コピーあるいは両面コピーのように両面ユニッ
ト3を使用するモードが選択されているか否かを、本体
制御装置!60がら入力する信号によって判断し、両面
ユニット使用モードが選択されていなければそのまま待
って、それを入力するとステップ2へ進む。
ステップ2では、給紙コロ38を第1の矢示Gと反対の
転写紙をスタックする方向に回転させ、次のステップ3
でそのスタック方向に搬送される転写紙Pをターン部セ
ンサ55が第6図に示すように検知して、それがそのタ
ーン部センサ55を通過することによってセンサの検知
信号がON→OFFになったか否かを判断し、そのよう
になるとステップ4へ進む。
そこで、サイドジョガー51及び後端ジョガー52の駆
動タイミング調整用のタイマ(ユニット制御装置70内
に設けられている)をリセットした後にそれをスタート
させ、次のステップ5でそのタイマが0.5秒経過した
か否かを判断し、経過するとステップ6へ進んで、ステ
ッピングモータSM2を回転させてサイドジョガー51
及び後端ジョガー52を駆動し、それらを転写紙サイズ
に対応する所定の用紙規制位置まで移動させる。
そして、ステップ7で、両面ユニット3にスタックした
転写紙が指示された枚数の最終紙であるか否かを、例え
ば本体制御装置60側で給紙が行われる度に出力される
給紙信号のカウント値とコピー枚数指示値とを入力して
それらを比較することによって判断し、まだ最終紙でな
ければステップ3へ戻ってそれが最終紙になるまでステ
ップ3〜7の判断及び処理を繰返す。
そして、それが最終紙になると、ステップ8へ進んで給
紙コロ38を停止させた後それを第1図の矢示G方向に
逆回転させ、それによって加圧底抜4日を第1図に実線
で示す位置に上昇させて、その上に載置されている転写
紙Pの先端を給紙コロ38に圧接させ、一番上の転写紙
の先送りを開始させる。
次のステップ9では、給紙出口センサ43がその先送り
された転写紙Pを検知したか否かを判断し、検知してい
なければそのまま待って、それを検知するとステップ1
0へ進んで給紙コロ38をその転写紙Pの先端が両面ユ
ニット3内の再給紙搬送路41から外部へ突出しない所
定のタイミングで停止させる。
その後、ステップ11で、転写紙の先送りが完了して本
来の再給紙を開始できる状態にあることを知らせる先送
り完了信号を本体制御装置60に送信し、再給紙スター
ト信号の入力を待つ状態になってこのルーチンの処理を
終了する。
そして、その後別のルーチンで、本来の再給紙動作に関
する処理が行われる。
なお、この実施例では、給紙出口センサ43による転写
紙の検知信号を利用して、給紙コロ38をその先送りし
た転写紙の先端が両面ユニット3内の再給紙搬送路41
から外部へ突出しないタイミングで停止させるようにし
たが、これをターン部センサ55が先送りした転写紙を
検知してからその転写紙の先端が再給紙搬送路41から
外部へ突出しないタイミングで停止させるようにしても
よい。
以上、この発明を複写機に適用した場合の実施例につい
て説明したが、この発明は両面プリントが可能なプリン
タ等にも同様に適用することができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、両面ユニット
上に指示された用紙の全てがスタックされて再給紙可能
な状態になると、再給紙用紙先送り手段が本来の再給紙
開始に先立って最初の用紙を、その先端が両面ユニット
の再給紙搬送路内から外部へ突出しない位置へ先送りし
、その用紙は両面ユニットと装置本体との間にまたがっ
たままの状態になるようなことがないので、両面ユニッ
トを装置本体から再給紙方向に直交する方向に引き出す
タイプの画像形成装置であっても、それを引き出したと
きに用紙を破いてしまうようなことがなく、しかもその
最初の用紙は先送りされた分だけ本来の再給紙位置より
も先行した位置から給紙が開始されるため、その分だけ
排出時間を早めることができて生産性が向上する。
また、その先送りされた用紙は、再給紙搬送路上のセン
サによって検知された後停止するので、そのセンサによ
る用紙の検知信号を利用して、本来の再給紙が開始され
る前に装置本体から両面ユニットへ搬送される用紙の不
送りの有無を事前に知ることができるため、その不送り
を確認したときに原稿を代えずにそのまま不足分の追加
コピーをすることができるので操作性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の要部となる画像形成装置の両面ユニ
ットとそれを制御する制御系を示す構成図、 第2図は同じくその両面ユニットを挿着可能な画像形成
装置としての複写機を示す全体構成図、 第3図は両面ユニットを複写機本体から再給紙方向に直
交する方向に引き出した状態を示す斜視図。 第4図は本体制御装置60とユニット制御装置70の接
続状態における各部との関連構成を示すブロック図、 第5図は第4図のユニット制御装置70が実行する判断
及び処理を示すフロー図、 第6図は両面ユニットの駆動系の動作タイミングと各セ
ンサの検知タイミングをそれぞれ示すタイミング図。 第7図は両面ユニットが装置本体に対して用紙の再給紙
方向に直交する方向に引き出し可能であるときに用紙を
両面ユニットから突出する位置に先送りするようにした
場合に生じる不都合を説明するための概略図である。 1・・・複写機本体(装置本体) 3・・・両面ユニッ
ト26・・・レジスト前センサ 37・・・トレイ部3
8・・・給紙コロ     41・・・再給紙搬送路4
3・・・給紙出口センサ  55・・・ターン部センサ
60・・・本体制御装置 70・・・ユニット制御装置(再給紙用紙先送り手段)
P・・・転写紙(用紙) 第3図 Φ   n        〜

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 片面に画像が形成された用紙をスタックし、その用
    紙を再給紙するための給紙コロと、該給紙コロによつて
    再給紙される用紙を再給紙搬送路上で検知するセンサと
    を備え、装置本体に対して用紙の再給紙方向に直交する
    方向に引き出し可能に挿着される両面ユニットを備えた
    画像形成装置において、 前記両面ユニット上に指示された用紙の全てがスタック
    されて再給紙可能になつた後、前記給紙コロを回転させ
    て最初の用紙を先送りし、前記センサが該用紙を検知し
    た後その用紙の先端が前記両面ユニット内の再給紙搬送
    路から外部へ突出しないタイミングで前記給紙コロを停
    止させる再給紙用紙先送り手段を設けたことを特徴とす
    る両面ユニットを備えた画像形成装置。
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CN102285547A (zh) * 2010-05-20 2011-12-21 株式会社理光 片材供送装置及自动原稿搬送装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102285547A (zh) * 2010-05-20 2011-12-21 株式会社理光 片材供送装置及自动原稿搬送装置
CN102285547B (zh) * 2010-05-20 2014-05-07 株式会社理光 片材供送装置及自动原稿搬送装置

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