JPH11292328A - タブ紙並び替え機能付複写装置 - Google Patents

タブ紙並び替え機能付複写装置

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JPH11292328A
JPH11292328A JP10094706A JP9470698A JPH11292328A JP H11292328 A JPH11292328 A JP H11292328A JP 10094706 A JP10094706 A JP 10094706A JP 9470698 A JP9470698 A JP 9470698A JP H11292328 A JPH11292328 A JP H11292328A
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tab
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sheet
paper
feeding
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Masami Higuchi
正己 樋口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 市販のタブ紙束を自動で天地逆にできるよう
にして操作者の負担を軽減すること。 【解決手段】 複写動作時に、所定の原稿に対する転写
紙給紙装置からの転写紙給紙に替えて、タブ紙給紙手段
からのタブ紙給紙に置換するタブコピーモードを設定す
るためのタブコピーモード設定手段と、第2の原稿載置
台上に載置された原稿を、給紙可能な自動原稿送り手段
と、第2の原稿載置台から給紙された原稿を、第1の原
稿載置台へ搬送する搬送手段と、タブ紙のみの給紙モー
ドを設定するモード設定手段とを有し、モード設定手段
においてタブ紙のみの給紙モードが設定された場合に
は、第2の原稿載置台にセットされたタブ紙束を、第2
の原稿送り装置から1枚ずつ給紙し、搬送手段により、
第1の原稿載置台上に排出するように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タブ紙を含むコピ
ーセットを作成可能な複写装置に関し、特に、市販のタ
ブ紙の並び順を変更可能な複写装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写装置は使用者の多様なニーズに対応
するため、多くの機能を備えているが、その一つとして
タブコピー機能が知られている。タブコピー機能は、タ
ブコピーモードを選択し、所定枚数の原稿の区切り部分
に所望の見出し画像が印刷された原稿を挿入して複写す
ると、タブ紙のタブの部分に挿入原稿の像が複写されて
排出される機能である。このようなタブコピー機能で
は、既知の、循環式自動原稿給紙装置を有するタブ紙挿
入コピー可能な複写装置では、原稿束の何枚目がタブ紙
になるかを指定し、指定の用紙給紙手段にタブ紙をセッ
トすることで、タブ紙の挿入されたコピーが作成可能と
なる。従来この種のタブコピー機能を備えたタブ紙並び
替え機能付複写装置としては、例えば、特開平8−16
6744号公報に示すようなものがある(以下、第1従
来技術と呼ぶ)。
【0003】すなわち、第1従来技術は、循環式自動原
稿送り装置と、転写紙給紙装置と、タブ位置の異なるタ
ブ紙が順に1複写サイクル毎に揃えて積装されたタブ紙
トレイからタブ紙を給紙するタブ紙給紙装置と、タブコ
ピーモードを設定するためのタブコピーモード設定手段
と、転写紙給紙装置からタブ紙給紙装置の給紙に置換す
る給紙順番を原稿載置台上に載置された原稿の順番に対
応させて指定するタブ紙給紙置換順指定手段を有した複
写装置において、タブの位置が異なるタブ紙で構成され
る一組のタブ紙束の枚数を設定するタブ紙組枚数設定手
段を有し、タブコピーモード設定手段にタブコピーモー
ドが設定された時は、タブコピー動作時に原稿載置台上
に載置された原稿が一巡する間にタブ紙給紙置換順指定
手段により指定された順番に従って給紙される用紙が転
写紙からタブ紙に置換されるタブ紙置換枚数を演算し、
タブ紙置換枚数とタブ紙組枚数設定手段に設定された一
組のタブ紙束の枚数を比較して、それらが異なる時はタ
ブコピー複写動作を禁止すると共にタブコピー複写動作
が禁止された旨を表示したり、原稿載置台上に載置され
た原稿を一巡させてタブコピー動作を行った後、一組の
タブ紙束の枚数とタブ紙置換枚数との差の枚数だけタブ
紙を給紙させて複写動作を行わずに排出させる周期動作
を複写サイクル毎に行うようにしたものである。あるい
は、タブ紙給紙装置から給紙されたタブ紙の枚数と複写
装置から排出されたタブ紙の枚数の差を演算し、タブコ
ピーモードに従ってタブコピー動作が行われている間
に、給紙搬送路での紙詰まりによって複写装置が動作停
止した時、その時点で演算されたタブ紙の枚数の差を表
示したり、一組のタブ紙束の枚数からその時点で演算さ
れたタブ紙の枚数の差を差し引いた枚数だけタブ紙を給
紙させて複写動作を行わずに排出させるタブ紙空送り動
作を行わせるようにしたものである。
【0004】このような第1従来技術は、タブコピー動
作時に原稿載置台上に載置された原稿が一巡する間に指
定された順番に従って給紙される用紙が転写紙からタブ
紙に置換されるタブ紙置換枚数を計数し、タブ紙置換枚
数と設定された一組のタブ紙束の枚数を比較して、それ
らが異なる時はタブコピー複写動作を禁止すると共にタ
ブコピー複写動作が禁止された旨を表示するようにした
ので、タブコピーモードに従ってタブコピー動作が行わ
れた時に、原稿が一巡する間に給紙される用紙が転写紙
からタブ紙に置換されるタブ紙置換枚数と一組のタブ紙
束の枚数が一致しなければタブコピー複写動作は禁止さ
れ、その旨の表示に基づいて操作者が一組のタブ紙束の
枚数等を適正数に調整することができるから、二巡目以
降のタブコピー動作時に白紙のタブ紙がコピー中に挿入
された状態で排出され、タブ紙が無駄になるのを防止す
ることができるといった効果が記載されている。また第
2に、タブ紙置換枚数を計数し、タブ紙置換枚数と設定
された一組のタブ紙束の枚数を比較して、それらが異な
る時は原稿を一巡させてタブコピー動作を行った後、一
組のタブ紙束の枚数とタブ紙置換枚数との差の枚数だけ
タブ紙給紙装置からタブ紙を給紙させて複写動作を行わ
ずに排出させる周期動作を複写サイクル毎に行うように
したので、一巡目のタブコピー動作によってタブ紙トレ
イに収納されたタブ紙の順番が一巡目のタブコピー動作
時のものと二巡目以降のタブコピー動作時のものが異な
ってしまっても、自動的に適正な順番に調整することが
できるといった効果が記載されている。また第3に、タ
ブ紙給紙装置から給紙されたタブ紙の枚数と複写装置か
ら排出されたタブ紙の枚数の差を演算し、タブコピー動
作が行われている間に給紙搬送路での紙詰まりによって
複写装置が動作停止した時、その時点で演算されたタブ
紙の枚数の差を表示するようにしたので、操作者による
紙詰まり復旧操作後のタブコピー動作によって白紙のタ
ブ紙がコピー中に挿入された状態で排出され、タブ紙が
無駄になるのを防止することができるといった効果が記
載されている。また第4に、タブ紙給紙装置から給紙さ
れたタブ紙の枚数と複写装置から排出されたタブ紙の枚
数の差を演算し、タブコピー動作が行われている間に給
紙搬送路での紙詰まりによって複写装置が動作停止した
時、一組のタブ紙束の枚数からその時点で演算されたタ
ブ紙の枚数の差を差し引いた枚数だけタブ紙空送り動作
を行わせるようにしたので、操作者による紙詰まり復旧
操作後のタブコピー動作時に、タブ紙トレイに収納され
たタブ紙の順番を自動的に適正な順番に調整してタブコ
ピー動作を再開することができるといった効果が記載さ
れている。
【0005】これにより、タブコピー動作時に原稿載置
台上に載置された原稿が一巡する間に指定された順番に
従って給紙される用紙が転写紙からタブ紙に置換される
タブ紙置換枚数を計数し、タブ紙置換枚数と設定された
一組のタブ紙束の枚数を比較して、それらが異なる時は
タブコピー複写動作を禁止すると共にタブコピー複写動
作が禁止された旨を表示するようにしたので、タブコピ
ーモードに従ってタブコピー動作が行われた時に、原稿
が一巡する間に給紙される用紙が転写紙からタブ紙に置
換されるタブ紙置換枚数と一組のタブ紙束の枚数が一致
しなければタブコピー複写動作は禁止され、その旨の表
示に基づいて操作者が一組のタブ紙束の枚数等を適正数
に調整することができるから、二巡目以降のタブコピー
動作時に白紙のタブ紙がコピー中に挿入された状態で排
出され、タブ紙が無駄になるのを防止することができ
る。また、タブ紙置換枚数を計数し、タブ紙置換枚数と
設定された一組のタブ紙束の枚数を比較して、それらが
異なる時は原稿を一巡させてタブコピー動作を行った
後、一組のタブ紙束の枚数とタブ紙置換枚数との差の枚
数だけタブ紙給紙装置からタブ紙を給紙させて複写動作
を行わずに排出させる周期動作を複写サイクル毎に行う
ようにしたので、一巡目のタブコピー動作によってタブ
紙トレイに収納されたタブ紙の順番が一巡目のタブコピ
ー動作時のものと二巡目以降のタブコピー動作時のもの
が異なってしまっても、自動的に適正な順番に調整する
ことができる。また、タブ紙給紙装置から給紙されたタ
ブ紙の枚数と複写装置から排出されたタブ紙の枚数の差
を演算し、タブコピー動作が行われている間に給紙搬送
路での紙詰まりによって複写装置が動作停止した時、そ
の時点で演算されたタブ紙の枚数の差を表示するように
したので、操作者による紙詰まり復旧操作後のタブコピ
ー動作によって白紙のタブ紙がコピー中に挿入された状
態で排出され、タブ紙が無駄になるのを防止することが
できる。また、タブ紙給紙装置から給紙されたタブ紙の
枚数と複写装置から排出されたタブ紙の枚数の差を演算
し、タブコピー動作が行われている間に給紙搬送路での
紙詰まりによって複写装置が動作停止した時、一組のタ
ブ紙束の枚数からその時点で演算されたタブ紙の枚数の
差を差し引いた枚数だけタブ紙空送り動作を行わせるよ
うにしたので、操作者による紙詰まり復旧操作後のタブ
コピー動作時に、タブ紙トレイに収納されたタブ紙の順
番を自動的に適正な順番に調整してタブコピー動作を再
開することができる
【0006】他の従来この種のタブコピー機能を備えた
タブ紙並び替え機能付複写装置としては、例えば、特開
平8−245047号公報に示すようなものがある(以
下、第2従来技術と呼ぶ)。
【0007】すなわち、第2従来技術は、形成画像が転
写される転写紙が収納された転写紙供給手段と、給紙方
向に対して後側にタブが突出するようにタブ紙が収納さ
れたタブ紙供給手段と、転写後の転写紙が積層排出され
る排出手段と、積層排出される複数枚の転写紙に上記タ
ブ紙を挿入させる位置を設定する挿入位置設定手段とを
備え、タブ紙の挿入位置における複写処理時に上記タブ
紙供給手段からタブ紙を給紙させて、上記排出手段に積
層排出される転写紙の設定位置にタブ紙を挿入するタブ
紙挿入可能な画像形成装置であって、像形成手段の下流
側の搬送経路上に設けられ、用紙の搬送方向をスイッチ
バックさせる搬送方向反転手段と、上記タブ紙が給紙さ
れたとき、タブ紙を上記搬送方向反転手段に導いて搬送
方向をスイッチバックさせる搬送方向制御手段とを備え
たものである。このような第2従来技術においては、転
写紙供給手段から給紙された転写紙は、形成画像が転写
された後、排出手段に積層排出される。予め設定された
上記積層排出される転写に対するタブ紙の挿入位置にお
ける複写処理においては、タブ紙供給手段からタブ紙が
給紙され、上記積層排出された転写紙に積載排出されて
設定位置に挿入される。タブ紙の排出処理では、像形成
手段の搬送経路を通過した後、搬送方向反転手段に搬送
され、用紙反転手段で搬送方向がスイッチバックされて
排出手段に排出される。これによりタブ紙は、搬送方向
に対してタブが後側となる方向で給紙され、搬送方向反
転手段を通過後に搬送方向に対してタブが前側となる方
向で排出される。
【0008】これにより、排出手段に積層排出される複
数の転写後の転写紙に対し、設定された挿入位置にタブ
紙の挿入が可能な画像形成装置であって、上記タブ紙の
挿入処理においては、搬送方向に対して後側にタブが突
出する向きでタブ紙を給紙し、像形成工程を通過した
後、搬送方向反転手段でタブ紙の搬送方向をスイッチバ
ックさせて前後を反転させ、タブが搬送方向に対して前
側となるようにしたので、給紙時における先端の位置合
わせや排出後の用紙処理時における後端の位置合わせに
おいてタブが邪魔にならず、給紙タイミングのずれ、斜
め給紙等の給紙ミスや複写物の位置揃え、パンチング又
はステープル等の用紙処理の不良を確実に防止すること
ができる。 また、タブ紙複写モードを設定可能にし、
タブ複写モードにおいては、挿入されるタブ紙にもタブ
紙用原稿の像形成するようにしたので、目次等の情報が
転写形成されたタブ紙を含む複写物を簡単かつ効率良く
作成することができるといった効果が開示されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな第1従来技術や第2従来技術では、既知の、循環式
自動原稿給紙装置を有するタブ紙挿入コピー可能な複写
装置では、原稿束の何枚目がタブ紙になるかを指定し、
指定の用紙給紙手段にタブ紙をセットすることで、タブ
紙の挿入されたコピーが作成可能であるものの、タブ紙
コピー(図1(c)参照)を実現する際、原稿束のセッ
ト方向を、複写装置に対して手前側を原稿の下側、奥側
を原稿の上側になるようにセットした場合(通常のコピ
ー方法)、画像はレンズにより反転し、用紙にコピーさ
れる場合は、天地逆向きに作成される。
【0010】従って、このような第1従来技術や第2従
来技術の複写装置でタブコピーを実施し、タブ順が上か
ら下に並ぶようなタブ紙の挿入されたコピーを作成する
ためには、タブ紙のタブ紙給紙手段へのセットは、図1
(b)に示すように、タブ位置が下から上になるように
セットする必要がある。
【0011】しかしながら、市販されているタブ紙(図
1(d)参照)は、1枚目のタブ紙のタブ位置が上にあ
り、2枚目のタブ紙のタブ位置がその下で、タブ紙束の
最後のタブ紙のタブ位置が一番下にあるというのが一般
的である。
【0012】従って、このようなタブ紙を使用する場合
は、一旦、タブ紙を図1(b)に示すような順番に揃え
直し、タブ紙給紙手段にセットする必要があり、そのた
めの作業が煩わしいという問題点があった。
【0013】本発明は、このような従来の問題点を解決
することを課題としており、特に、市販のタブ紙束を、
自動で、天地逆にすることができるようにすることで、
操作者の負担を軽減することを目的としている。また、
一度にはセットできない量のタブ紙束の並び替えをする
場合の操作性をよくすることを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
成された請求項1に記載の発明は、第1の原稿載置台上
に載置された原稿を、循環させて給紙可能な循環式自動
原稿送り手段と、用紙を給紙する用紙給紙手段と、タブ
位置の異なるタブ紙を順に、1複写サイクル毎に揃えて
積装されたタブ紙トレイから給紙するタブ紙給紙手段
と、複写動作時に、所定の原稿に対する転写紙給紙装置
からの転写紙給紙に替えて、前記タブ紙給紙手段からの
タブ紙給紙に置換するタブコピーモードを設定するため
のタブコピーモード設定手段と、第2の原稿載置台上に
載置された原稿を、給紙可能な自動原稿送り手段と、前
記第2の原稿載置台から給紙された原稿を、前記第1の
原稿載置台へ搬送する搬送手段と、前記タブ紙のみの給
紙モードを設定するモード設定手段とを有し、前記モー
ド設定手段において前記タブ紙のみの給紙モードが設定
された場合には、前記第2の原稿載置台にセットされた
タブ紙束を、第2の原稿送り装置から1枚ずつ給紙し、
前記搬送手段により、前記第1の原稿載置台上に排出す
るように構成されているタブ紙並び替え機能付複写装置
である。
【0015】請求項1に記載の発明によれば、モード設
定手段において前記タブ紙のみの給紙モードが設定され
た場合には、第2の原稿載置台にセットされたタブ紙束
を、第2の原稿送り装置から1枚ずつ給紙し、搬送手段
により、第1の原稿載置台上に排出することにより、市
販のタブ紙束を、自動で、天地逆にすることができるよ
うになり、その結果、操作者の負担を軽減することがで
きるようになる。
【0016】また請求項2に記載の発明は、請求項1に
記載のタブ紙並び替え機能付複写装置において、前記第
2の原稿載置台上にセットされた原稿を検知する原稿セ
ット検知手段を有し、前記タブ紙のみの給紙モードの実
行は、前記原稿セット検知手段によりタブ紙がなくなっ
たことを検知することによりタブ紙給紙モードの実行が
完了され、また第2の原稿載置台上の原稿がなくなった
後の所定時間内に原稿セット検知手段によりタブ紙がセ
ットされたことを検知した場合に再開されるタブ紙並び
替え機能付複写装置である。
【0017】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の効果に加えて、原稿セット検知手段によりタブ
紙がなくなったことを検知することによりタブ紙のみの
給紙モードの実行を完了し、また第2の原稿載置台上の
原稿がなくなった後の所定時間内に原稿セット検知手段
によりタブ紙がセットされたことを検知した場合にタブ
紙のみの給紙モードの実行を再開することにより、一度
にはセットできない量のタブ紙束の並び替えをする場合
の操作性を向上できるようになる。
【0018】
【発明の実施の形態】図2は、本発明にかかるタブ紙挿
入動作形態(以下、タブコピーモードと呼ぶ)が可能な
タブ紙並び替え機能付複写装置10の一実施形態の全体
構成図である。
【0019】タブ紙並び替え機能付複写装置10は、図
2に示すように、複写機本体A、自動原稿給紙装置B、
補助給紙トレイC、フィニッシャーDを中心とするハー
ドウェア構成となっている。
【0020】以下に、タブ紙並び替え機能付複写装置1
0の機能構成について説明する。
【0021】<タブコピーモード>始めに、タブコピー
モードの機能を説明する。
【0022】タブコピーモードは、コピーすべき原稿束
の何枚目をタブ紙にするかを設定することで、設定され
た原稿のコピーを通常の用紙に替えて、タブ紙にコピー
することで実現される。
【0023】そのために、タブコピーモードはまず、タ
ブ紙へのコピーとする原稿を設定する必要がある。
【0024】タブ紙並び替え機能付複写装置10に装備
されている操作部30のタブコピー機能キーを押下し、
タブ紙にコピーする原稿が何枚目であるかを入力する。
その様子を図3に示す。
【0025】図3では、5枚目、10枚目、15枚目、
20枚目、25枚目の5カ所にタブ紙へのコピーが設定
されている場合を示している。
【0026】この設定でコピーを実行すると、 1〜4枚目の原稿:普通の用紙にコピー、 5枚目の原稿:タブ紙にコピー、 6〜9枚目の原稿:普通の用紙にコピー、 10枚目の原稿:タブ紙にコピー、 11〜14枚目の原稿:普通の用紙にコピー、 15枚目の原稿:タブ紙にコピー、 16〜19枚目の原稿:普通の用紙にコピー、 20枚目の原稿:タブ紙にコピー、 21〜24枚目の原稿:普通の用紙にコピー、 25枚目の原稿:タブ紙にコピー、 26〜最終の原稿:普通の用紙にコピー のように作成される。
【0027】次にコピー処理における原稿動作、及び、
画像形成動作の概要を説明する。
【0028】図4は、図2に示すタブ紙並び替え機能付
複写装置10の、自動原稿送り手段(DF)の一実施形
態の内部構造図である。
【0029】タブ紙並び替え機能付複写装置10の自動
原稿送り手段は、原稿給紙位置と排紙位置が同じであ
る、循環式自動原稿送り手段(RDH)と、原稿給紙位
置と排紙位置が異なる、非循環式自動原稿送り手段(A
DF)を有している。図4を参照しながら原稿搬送動作
を説明する。
【0030】<循環式自動原稿送り手段(RDH)を使
用した原稿動作>次に、循環式自動原稿送り手段(RD
H)を使用した原稿動作を説明する。
【0031】第1原稿載置台201に下向きに載置され
た原稿束は、最下部の用紙1枚がバキュームベルト20
2に引きつけられ、バキュームベルト202の移動によ
り原稿給紙口に送られるが、給紙に先立ち、原稿仕切爪
215は一旦原稿左上側に引き込まれ、再度出現するこ
とにより、原稿束上にセットされる。その状態で給紙さ
れた原稿は、原稿給紙ローラ203により中間搬送路2
04に送られ、一旦停止する。停止した原稿はその後の
再起動によりターンローラ205及び原稿搬送ベルト2
06により、コンタクトガラス299上にセットされ
る。
【0032】連続給紙する場合は、同時に前記給紙動作
を実行することで次の原稿を中間搬送路204にセット
する。
【0033】コンタクトガラス299上にセットされた
原稿の排出は、原稿搬送ベルト206と原稿排紙ローラ
208とで原稿排紙路209に送られるが、片面原稿と
両面原稿で排出方法が異なっている。
【0034】<片面原稿の場合>片面原稿の排紙動作を
以下に説明する。
【0035】コンタクトガラス299上の原稿は、原稿
搬送ベルト206により原稿排紙路209に導かれ、一
旦排出路に進入した原稿の後端が反転センサー211に
検知されたとき、スイッチバックローラ210が逆転し
原稿は逆走する。この時、排紙切換爪207が動作して
いるので原稿は正転排出路213に導かれ、原稿排紙ロ
ーラ214により、第1原稿載置台201の原稿束の上
に、同じ向きで排出される。
【0036】<両面現行の場合>続いて、両面原稿の場
合の循環式自動原稿送り手段(RDH)を使用した原稿
動作を説明する。
【0037】両面原稿は、スイッチバックローラ210
の逆転はなく、そのまま反転排出路212に進む。従っ
て、原稿載置台に再度スタックされる場合は、原稿の天
地が逆になる。この状態で給紙されるとコンタクトガラ
ス299上では裏面が露光されることになり、再度、反
転排出路212を通ることでもとの状態に戻される。
【0038】<最終原稿検知の場合>続いて、最終原稿
検知の場合の循環式自動原稿送り手段(RDH)を使用
した原稿動作を説明する。
【0039】最終原稿の検知は、最終原稿の上にセット
された原稿仕切爪215が最終原稿の給紙により仕切爪
検知センサー216内に落下することで行われる。
【0040】<非循環式自動原稿送り手段(ADF)を
使用した原稿動作>次に、非循環式自動原稿送り手段
(RDH)を使用した原稿動作を説明する。
【0041】非循環式自動原稿送り手段(ADF)の第
2の原稿載置台251に下向きに載置された原稿は、分
離ブレード252と給紙ローラ253、呼出ローラ25
4により最下面から1枚ずつ給紙される。
【0042】給紙された原稿は、プルアウトローラ25
5により搬送され、更に、循環式自動原稿送り手段(R
DH)のターンローラ205、原稿搬送ベルト206に
よりコンタクトガラス299上に送られる。
【0043】その後の動作は循環式自動原稿送り手段
(RDH)と同様であるが、排紙する場合は、排紙切換
爪207は循環式自動原稿送り手段(RDH)の原稿排
紙路209を塞ぐようにセットされることで、原稿は排
紙口方向に搬送され、原稿排紙ローラ208により原稿
排紙トレイ260に排紙される。
【0044】両面原稿は裏面のコピーが完了した後排出
されるため、そのまま上記のように搬送すると、表裏が
逆になってしまう。そのため、一旦、原稿排紙路209
に導く。
【0045】一旦原稿排紙路209に進入した原稿の後
端が反転センサー211に検知されたとき、スイッチバ
ックローラ210が逆転し原稿は逆走する。この時、排
紙切換爪207を作動させ、正転排出路213の方向に
導くと同時に反転切換爪217を切り換えて、中間搬送
路204に送り込むことで原稿を反転し、再度コンタク
トガラス299上に導く。その後の排出は片面原稿と同
様である。
【0046】256は非循環式自動原稿送り手段(AD
F)レジストセンサーで、原稿をコンタクトガラス29
9上に精度良く停止させるために使用する。
【0047】原稿セットセンサー257は、フォトイン
タラプタ型のセンサーで、原稿を第2原稿給紙台251
の給紙口にセットすると、原稿セットレバー258が回
転し、センサーがONすることで原稿セットを検知す
る。
【0048】258は原稿エンドセンサーで、非循環式
自動原稿送り手段(ADF)にセットされた原稿束の最
終原稿を検知する。
【0049】259は非循環式自動原稿送り手段(AD
F)サイドフェンスで、原稿サイズを検知するためと、
原稿給紙時に、斜めに送られないよう規制する働きを持
つ。
【0050】図5は、循環式自動原稿送り手段(RD
H)及び非循環式自動原稿送り手段(ADF)の原稿移
動制御を行う自動原稿送り手段の制御手段である自動原
稿送り手段(DF)制御装置の一実施形態を説明するた
めのブロック図である。
【0051】CPU401は、ROM、RAM、A/D
コンバータ4012、シリアル通信ポート4011が一
体となったワンチップマイコンを使用し、出力ポート4
02、入力ポート403を外付けしている。
【0052】出力ポート402にはモータを等速に駆動
するためのモータドライバ404が接続され、それぞれ
のモータM(原稿搬送モータ、ベルト駆動モータ、原稿
排出モータ)を必要に応じて駆動する。更に原稿給紙ク
ラッチ405、仕切爪ソレノイド406等の負荷も駆動
する。
【0053】入力ポート403には、図5に示すよう
に、搬送センサー408、原稿サイズセンサー407等
の信号が接続され、必要な情報が得られるように構成さ
れている。
【0054】次に、概略のコピープロセスを説明する。
【0055】図6(a)は、図2に示すタブ紙並び替え
機能付複写装置10に装備されているタブ紙の給紙トレ
イの構成の一実施形態を示し、図6(b)は、図2に示
すタブ紙並び替え機能付複写装置10に装備されている
給紙機構の一実施形態を示している。
【0056】複写すべき原稿は循環式自動原稿送り手段
(RDH)、あるいは非循環式自動原稿送り手段(AD
F)によりコンタクトガラス101上に搬送される。
【0057】そこで原稿はフラッシュランプ102によ
り全面光照射される。フラッシュランプ102の電源1
03は、フラッシュに先立ち、電荷が与えられ、所定の
タイミングで発光する。
【0058】原稿からの反射光は、第1ミラー104、
スルーレンズ105、第2ミラー106によりベルト感
光体107を露光する。
【0059】ベルト感光体107は、帯電器108によ
り電荷が一様に与えられており、イレーサ109により
不要部分の電荷が除去され、現像器110により現像さ
れて、転写部へ送られる。
【0060】現像された原稿像は、そこで、転写チャー
ジャー111により転写紙に転写される。この転写紙
は、給紙トレイ112,113,114、両面トレイ1
24のいずれかより給紙され、搬送路115に沿って搬
送され、レジストローラ116により、ベルト感光体1
07上の原稿像とタイミングを合わせて、ベルト感光体
107と転写チャージャー111との間に送られる。そ
こで像転写された転写紙は、分離チャージャー120に
より、ベルト感光体107と分離し、搬送ベルト117
を通り定着器118により定着される。
【0061】転写紙の両面に複写する両面モードでは、
両面切替爪121が両面トレイ124側に切り替わり、
転写紙が両面進入路123より両面トレイ124に送ら
れ、両面トレイ124内に一旦蓄えられる。
【0062】また、転写紙の片面にのみ複写する片面モ
ードでは、両面切換爪121が排紙側に切り替わり、排
出切り替え爪122まで搬送される。
【0063】排出切り替え爪122は、転写紙を本体ト
レイ119側への排出か周辺機への排出かを切り換える
働きをする。
【0064】ベルト感光体107は、転写紙の分離後に
除電用チャージャー125により除電され、クリーニン
グ装置126によりベルト感光体107上の残トナーを
除去され、次の複写動作に備える。
【0065】<フィニッシャー>次に、フィニッシャー
の機能構成を説明する。
【0066】図2に示すDはフィニッシャーの構成図で
ある。本実施形態のフィニッシャーDは反転ユニットと
ステープルユニットから構成されている。
【0067】排出された用紙は用紙受け入れ口301か
ら搬送される。反転切換爪302は用紙の反転/非反転
により動作し、反転する場合は、反転路303に用紙を
導き、反転が不要の場合は反転路を経由しないでステー
プルユニットへ搬送する。
【0068】フィニッシャーDへの排出は、片面コピー
モードにおいては反転ユニットにより反転され、ステー
プルトレイ305あるいはフィニッシュトレイ306へ
排出される。両面コピーモードでは裏面コピー実行後、
排出されるから、反転されずに排出されることになる。
【0069】ステープル切換爪304は反転ユニットか
らの用紙をステープルトレイ305へ乾燥するか、フィ
ニッシュトレイ306へ搬送するかを切り換える。
【0070】ステープルトレイ305は、用紙束をステ
ープルするために一旦排出される用紙をスタックするた
めのトレイである。
【0071】最終原稿の用紙がスタックされると、ステ
ープラー307により用紙束は綴じられ、リフトアップ
ベルト308によりフィニッシュトレイ306へ排出さ
れる。
【0072】Cは補助給紙トレイである。これは、大量
に用紙をセットできる給紙トレイであるが、説明は省略
する。
【0073】<タブコピーモード>次に、タブコピーモ
ードの機能を説明する。
【0074】タブコピーモードは、前述したように、原
稿のコピーを作成する際、そのうちの一部をタブ紙に変
えて、複写物に挿入するモードである。すなわち、どの
原稿をタブ紙にするかを指定し、指定された原稿に対す
る用紙は、タブ紙と例のタブ紙を給紙し、それ以外の用
紙は、他のトレイから給紙するようにし、タブ紙の挿入
された複写物を作成するモードである。
【0075】<給紙トレイ>次に、給紙トレイ112,
113,114の機能を説明する。
【0076】図6(a)は、図2に示すタブ紙並び替え
機能付複写装置10に装備されているタブ紙の給紙トレ
イ112,113,114の構成の一実施形態を示し、
図6(b)は、図2に示すタブ紙並び替え機能付複写装
置10に装備されている給紙機構の一実施形態を示して
いる。
【0077】図6(a)に示すように、本実施形態のタ
ブ紙並び替え機能付複写装置10は、用紙をセットし、
セットされた用紙を給紙位置まで持ち上げるトレイ底板
132、用紙の前後方向の位置を規制するトレイサイド
フェンス133、用紙の搬送方向の位置を規制するトレ
イエンドフェンス134等から構成される。
【0078】タブ紙の給紙は、図6(b)に示すよう
に、通常の記録用紙と同様に、まず、給紙コロ128と
連動する呼び出しコロ129により、給紙センサー(図
示せず)の位置まで送られる。
【0079】給紙間隔を揃えるために、給紙センサーが
タブ紙の先端を検知すると、給紙コロ128は一旦停止
し、所定時間経過後再度給紙コロ128が回転し、タブ
紙はグリップローラにくわえられ、搬送される。
【0080】次々に搬送され用紙が減って、用紙面に押
しつけられた呼び出しコロ129が下がると、上限検知
遮蔽版130も下がり、上限検知センサー131で検知
されなくなるとトレイ上昇モータを駆動し、トレイを上
昇させる。
【0081】タブ紙は予め設定された給紙トレイ11
2,113,114に、頁の若いタブが手前に来るよう
にセットされる。また、通常の用紙は、タブ紙トレイ以
外のトレイにセットされる。
【0082】タブ紙への画像形成は、原稿の右端部のタ
ブ位置に対応する部分に、タブに移すべき像を作成する
(図1(a))。この像は、通常の画像形成と同様、原
稿を光照射し、ベルト感光体107ドラム上にトナー像
として形成する。この時像形成のタイミングは、タブの
長さ分遅らせ、原稿右端部の像とタブ部を合わせるよう
にする。
【0083】以上の動作により、タブコピーは実現され
るが、画像形成動作時、タブ紙画像を形成するために
は、タブが手前側から並ぶように給紙トレイ112,1
13,114にセットする必要がある。従って、このよ
うな順序にないタブ紙を使用する場合は、タブ紙のセッ
トが下側から並ぶようにする必要がある。
【0084】これを実現するための方法(以下、タブソ
ート)について説明する。
【0085】上から順にタブ位置が並んでいる1組のタ
ブ紙束を、下側から順に並ぶようにするためには、前述
の自動原稿送り手段(DF)を用い、非循環式自動原稿
送り手段(ADF)の給紙動作と循環式自動原稿送り手
段(RDH)の両面原稿の排紙動作を組み合わせて実現
する。
【0086】以下、タブソートの動作を具体的に説明す
る。
【0087】まず、第2原稿給紙台251にセットされ
たタブ紙を、非循環式自動原稿送り手段(ADF)の給
紙機構を用いて、1枚ずつ給紙し、一旦、コンタクトガ
ラス101上に搬送する。続いて、循環式自動原稿送り
手段(RDH)の反転排出動作により、第1原稿載置台
201に排出する。
【0088】第1原稿載置台201への排出動作は、前
述の循環式自動原稿送り手段(RDH)の両面原稿の排
出動作と同じで、コンタクトガラス101上のタブ紙
は、搬送ベルト206により左方向に搬送されると、反
転排紙路209に導かれ、そのまま搬送され、第1原稿
載置台201に排出される。
【0089】この動作を実行することでタブ紙は1枚ず
つ反転されることになり、元のタブ紙束は、タブ紙の順
序は同じで、タブ位置は左右逆転したものになる。この
状態で、上下を入れ替えると、タブ紙束は下側からタブ
部が並んだものになる。
【0090】図7は、図2に示すタブ紙並び替え機能付
複写装置10に装備されている操作部30に設けられた
特殊設定キーの押下に続いてタブソートキーが押下され
た際のタブソートの実行開始指示を示している。
【0091】タブソートの実行開始指示は、操作部30
に設けられた特殊設定キー(図示せず)を押下し、図7
で示すタブソートキー701を押下することにより行
う。
【0092】特殊設定キーは、通常の複写動作とは異な
る設定を実行するためのもので、本実施形態ではタブソ
ートの実行キー701を操作部30の画面上に設けてい
る。
【0093】図8は、図2に示すタブ紙並び替え機能付
複写装置10におけるタブソート動作の制御フローであ
って、同図(a)は、タブソート制御ルーチンを説明す
るためのフローチャートであり、同図(b)は、タブソ
ート実行ルーチンを説明するためのフローチャートであ
る。
【0094】タブ紙並び替え機能付複写装置10におけ
るタブソート動作の制御は、タブソート制御ルーチンと
タブソート実行ルーチンとの2つのルーチンを中心にし
て構成されている。
【0095】タブソート制御ルーチンは信号を監視する
ルーチンであり、タブソート実行ルーチンは原稿動作を
制御するルーチンである。
【0096】初めに、タブソート制御ルーチンを説明す
る。
【0097】まず、タブ制御ルーチンのステップS10
で操作部30からのタブソートキー押下信号を待ち、キ
ー押下を受信すると(ステップS10のYes)、ステ
ップS20に進み(ステップS11)、原稿セットをチ
ェックした後、復帰処理を実行する(ステップS1
2)。
【0098】タブ紙がセットされていると(ステップS
20のYes)、実行開始ブザーを鳴らし(ステップS
21)、ステップS30に進む(ステップS22)。
【0099】原稿がセットされていない場合は(ステッ
プS20のNo)、ステップS99〜101を実行し
(ステップS24)、キー押下をキャンセルした後、復
帰処理を実行する(ステップS23)。
【0100】タブソートの実行ルーチンが実行されると
(ステップS30)、その終了を待って(ステップS3
1のYes)、ステップS40の処理が実行され(ステ
ップS32)、その後復帰処理が実行される(ステップ
S33)。
【0101】所定時間内に原稿があることが検出される
と(ステップS40のYes→ステップS41)、ステ
ップS20に続く処理が実行され(ステップS42)、
その後復帰処理が実行される(ステップS43)。
【0102】所定時間内に原稿があることが検出されな
い場合は(ステップS40のNo)、ステップS99〜
101を実行し(ステップS44)、キー押下をキャン
セルした後、復帰処理を実行する(ステップS43)。
【0103】キー押下をキャンセル処理(ステップS9
9〜101)が起動されると、キー解除処理が実行され
(ステップS99)、続いて、タブソートキー押下検出
処理(ステップS10〜12)が実行され、その後、復
帰処理が実行される(ステップS101)。
【0104】次に、タブソート実行ルーチンを説明す
る。
【0105】タブソート実行ルーチンステップでは、原
稿が検出された際に(ステップSS00のYes)、原
稿給紙コマンドを出力し(ステップSS01)、続い
て、ステップSS10〜13の処理を起動し、ステップ
SS10〜13の処理の終了を待って、復帰処理を実行
する(ステップSS04)。
【0106】原稿がセットされていない場合は(ステッ
プSS00のNo)、ステップSS99〜101を実行
し(ステップSS03)、その後、復帰処理を実行する
(ステップSS04)。
【0107】ステップSS10〜13の処理では、原稿
がコンタクトガラス299上にセットされるのを待ち
(ステップSS10)、セットされたことを感知し原稿
セット完了信号を受信した後(ステップSS10のYe
s)、循環式自動原稿送り手段(RDH)反転排紙信号
を出力し、原稿を第1原稿載置台201に排出するRD
H反転排紙処理を実行し(ステップSS11)、続い
て、ステップSS20〜22の処理を起動し、ステップ
SS20〜22の処理の終了を待って、復帰処理を実行
する(ステップSS13)。
【0108】所定時間内に原稿があることが検出される
と(ステップSS20のYes)、ステップSS00に
続く処理が実行され(ステップSS21)、その後復帰
処理が実行される(ステップSS22)。
【0109】上記で、排紙信号を出力した後、ステップ
SS20〜SS22で所定時間の時間待ちをした後、S
S00に進み、以上の動作を原稿がなくなるまで繰り返
す。
【0110】原稿がなくなった時は(ステップSS00
のNo)、SS99の処理へジャンプし(ステップSS
03)タブソート実行完了信号を出力する。
【0111】完了信号が出力されるとタブソート制御ル
ーチンはステップS40から43の処理に進む。ステッ
プS40〜43の処理では所定時間原稿がセットされる
かを監視し(ステップS41)、セットされた場合は、
ステップS20〜23の処理に進んでタブ紙の入れ替え
動作を繰り返すことになる。
【0112】原稿がセットされない場合は(ステップS
40のNo)、ステップS99〜101でこの動作は完
了する(ステップS44)。
【0113】第2の原稿載置台251は通常のコピー時
に原稿をセットするためのものであるから、その最大枚
数は決まっている。多くの場合30枚から50枚前後で
ある。タブ紙束の1組が5枚とすると、一度にセットで
きるタブ紙束は、6セットから10セットである。従っ
て、もっと多くのタブ紙束を1度に並び替えるために
は、上記タブソート動作を複数回に分けて実行する必要
があるが、その際、何度もタブソートの開始キーを押下
するのは煩わしい。
【0114】そのために、本実施形態では、上記のよう
に、一旦、タブソート動作を開始した場合、動作完了後
は、所定時間第2の原稿載置台251への原稿セット信
号を監視し、セットされた場合は、タブソート開始キー
を押下することなく動作が開始されるようにしている。
これにより、大量のタブ紙の並び順を変える場合でも効
率よく実現することが可能になる。
【0115】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、モード
設定手段において前記タブ紙のみの給紙モードが設定さ
れた場合には、第2の原稿載置台にセットされたタブ紙
束を、第2の原稿送り装置から1枚ずつ給紙し、搬送手
段により、第1の原稿載置台上に排出することにより、
市販のタブ紙束を、自動で、天地逆にすることができる
ようになり、その結果、操作者の負担を軽減することが
できるようになる。
【0116】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の効果に加えて、原稿セット検知手段によりタブ
紙がなくなったことを検知することによりタブ紙のみの
給紙モードの実行を完了し、また第2の原稿載置台上の
原稿がなくなった後の所定時間内に原稿セット検知手段
によりタブ紙がセットされたことを検知した場合にタブ
紙のみの給紙モードの実行を再開することにより、一度
にはセットできない量のタブ紙束の並び替えをする場合
の操作性を向上できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】タブ紙及びタブ紙用原稿の説明図であり、同図
(a)はタブに移すべき像の説明図、同図(b)はタブ
位置が下から順に重なるようにタブ紙を並べた図、同図
(c)はコピー済みのタブ紙の説明図、同図(d)は一
般に市販されているタブ紙束(タブ位置が上から順に並
んでいる)の説明図である。
【図2】本発明にかかるタブ紙挿入可能なタブ紙並び替
え機能付複写装置の一実施形態の全体構成図である。
【図3】図2に示すタブ紙並び替え機能付複写装置の操
作部のタブコピー機能キーを押下し、タブ紙にコピーす
る原稿が何枚目であるかを入力する様子を説明してい
る。
【図4】図2に示すタブ紙並び替え機能付複写装置に装
備されている自動原稿送り手段の一実施形態の内部構造
図である本発明の一実施例にかかるタブ紙並び替え機能
付複写装置を示す底面図である。
【図5】循環式自動原稿送り手段及び非循環式自動原稿
送り手段の原稿移動制御を行うDF制御装置の一実施形
態を説明するためのブロック図である。
【図6】図6(a)は、図2に示すタブ紙並び替え機能
付複写装置に装備されているタブ紙の給紙トレイの構成
の一実施形態を示し、図6(b)は、図2に示すタブ紙
並び替え機能付複写装置に装備されている給紙機構の一
実施形態を示している。
【図7】図2に示すタブ紙並び替え機能付複写装置に装
備されている操作部に設けられた特殊設定キーの押下に
続いてタブソートキーが押下された際のタブソートの実
行開始指示を示している。
【図8】図2に示すタブ紙並び替え機能付複写装置タブ
ソート動作の制御フローであって、同図(a)は、タブ
ソート制御ルーチンを説明するためのフローチャートで
あり、同図(b)は、タブソート実行ルーチンを説明す
るためのフローチャートである。
【符号の説明】
10…タブ紙並び替え機能付複写装置 112,113,114…給紙トレイ 30…操作部 A…複写機本体 B…自動原稿給紙装置 C…補助給紙トレイ D…フィニッシャー ADF…非循環式自動原稿送り手段 RDH…循環式自動原稿送り手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G03G 21/00 384 G03G 21/00 384

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の原稿載置台上に載置された原稿
    を、循環させて給紙可能な循環式自動原稿送り手段と、 用紙を給紙する用紙給紙手段と、 タブ位置の異なるタブ紙を順に、1複写サイクル毎に揃
    えて積装されたタブ紙トレイから給紙するタブ紙給紙手
    段と、 複写動作時に、所定の原稿に対する転写紙給紙装置から
    の転写紙給紙に替えて、前記タブ紙給紙手段からのタブ
    紙給紙に置換するタブコピーモードを設定するためのタ
    ブコピーモード設定手段と、 第2の原稿載置台上に載置された原稿を、給紙可能な自
    動原稿送り手段と、 前記第2の原稿載置台から給紙された原稿を、前記第1
    の原稿載置台へ搬送する搬送手段と、 前記タブ紙のみの給紙モードを設定するモード設定手段
    とを有し、 前記モード設定手段において前記タブ紙のみの給紙モー
    ドが設定された場合には、前記第2の原稿載置台にセッ
    トされたタブ紙束を、第2の原稿送り装置から1枚ずつ
    給紙し、前記搬送手段により、前記第1の原稿載置台上
    に排出するように構成されていることを特徴とするタブ
    紙並び替え機能付複写装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の原稿載置台上にセットされた
    原稿を検知する原稿セット検知手段を有し、 前記タブ紙のみの給紙モードの実行は、前記原稿セット
    検知手段によりタブ紙がなくなったことを検知すること
    によりタブ紙給紙モードの実行が完了され、また第2の
    原稿載置台上の原稿がなくなった後の所定時間内に原稿
    セット検知手段によりタブ紙がセットされたことを検知
    した場合に再開されるすることを特徴とする請求項1に
    記載のタブ紙並び替え機能付複写装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009012876A (ja) * 2007-06-29 2009-01-22 Kyocera Mita Corp 用紙挿入装置

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JP2007316470A (ja) * 2006-05-29 2007-12-06 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置、画像形成装置の制御プログラム、画像形成方法、及び画像形成システム
JP2009012876A (ja) * 2007-06-29 2009-01-22 Kyocera Mita Corp 用紙挿入装置

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