JPH04345466A - シート給送装置 - Google Patents

シート給送装置

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JPH04345466A
JPH04345466A JP3146764A JP14676491A JPH04345466A JP H04345466 A JPH04345466 A JP H04345466A JP 3146764 A JP3146764 A JP 3146764A JP 14676491 A JP14676491 A JP 14676491A JP H04345466 A JPH04345466 A JP H04345466A
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JP
Japan
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sheet
paper
feeding
sheets
pressing
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3146764A
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English (en)
Inventor
Yasushi Yamada
山田 恭
Takeshi Misuhata
剛 水端
Masaru Ushio
勝 牛尾
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Publication of JPH04345466A publication Critical patent/JPH04345466A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】  本発明は、シート状用紙(以
下シートという)の表裏両面、あるいは片面に重ねて印
刷や複写を行う機能を備えた印刷装置、電子写真複写機
等におけるシート給送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子写真複写機等の画像記録装置
においてはシートの表裏両面に画像記録できるものが実
現されている。この種の装置においては、画像処理部に
てシートの片面に画像を記録したのち、その片面記録済
みのシートを一旦ストックし、他面にも画像を記録する
ために再度画像処理部に給紙するようになっており、こ
のような自動用紙循環給紙装置は、特開昭59ー822
47号、特開昭59ー114227号、特開昭60ー2
241号、特開昭62ー161641号に開示されてい
る。このような装置は、画像処理部で片面に記録された
シートを一旦画像処理部の下方に搬送してスタッカ部に
収容し、シートをスタッカ部から送りだして上方に搬送
し、再度画像処理部に給紙することでシートの他面に記
録するようにしたものである。
【0003】また、自動片面多重記録装置では、片面記
録済のシートを非反転のままスタッカに収容し、シート
をスタッカ部から送り出して上方に搬送し、再度画像処
理部に給紙することで、シートの片面に複数回記録して
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
装置で複数のシートに連続的に両面記録や片面多重記録
を行う場合、記録済の複数のシートを再度画像処理部に
給紙するときは、記録済シートの全てがスタッカ部に収
容された後、画像処理部に向けて1枚ずつ給紙していた
【0005】このため、複数のシートに対する前回の連
続記録が終わった後、該記録済の各シートに対する次回
の連続記録が開始されるまでの待ち時間が長く、記録速
度を上げるのに限界があった。
【0006】本発明は上記の点にかんがみてなされたも
ので、その目的は、一旦連続的に記録処理された複数の
シートに対して再度連続的に他の記録処理を行う際に、
その再記録処理のための給紙動作へ迅速に移行できるシ
ート給送装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
、本発明は、記録処理済の複数のシート状用紙に対して
再度連続的に記録処理を行うべくスタック手段に積層さ
れている前記記録処理済の複数のシート状用紙を前記ス
タック手段から記録処理手段に順次送り出すシート給送
装置において、前記スタック手段に積層された最下のシ
ート状用紙に接触して該スタック手段からシート状用紙
を順次送り出す送出手段と、前記スタック手段内のシー
ト状用紙に対して上方から押圧状態と非押圧状態とをと
る用紙押圧手段と、連続記録対象として設定された枚数
分のシート状用紙が前記スタック手段にスタックされて
しまう前に前記用紙押圧手段を起動して前記スタック手
段内のシート状用紙を押圧させる第1押圧制御手段と、
該第1押圧制御手段によりシート状用紙が押圧された後
、前記送出手段を起動してシート状用紙の送り出し動作
を開始させる送出開始制御手段と、該送出開始制御手段
の制御に基づいてシート状用紙の送り出し動作が開始さ
れた後、前記用紙押圧手段を少なくとも1回再起動して
前記スタック手段内の最上層のシート状用紙の上から押
圧させる第2押圧制御手段と、前記用紙押圧手段のシー
ト状用紙に対する押圧動作速度が、前記送出手段による
シート状用紙の送り出し速度に比べて遅い場合、前記第
2押圧制御手段による押圧制御後の最初のシート状用紙
の送り出しタイミングを他のシート状用紙の送り出しタ
イミングより遅らせるよう前記送出手段を制御する送出
制御手段とを備えている。
【0008】
【作用】たとえば、本シート給送装置を搭載した電子写
真複写機において、両面コピーモードが設定され、両面
コピー対象のシートの枚数として17枚が設定されてい
るものとする。
【0009】この場合、記録処理手段にて表面にコピー
がなされたシート状用紙は、電子写真複写機の外部に排
紙されることなく内部のスタック手段に順次積層されて
いく。この際、表面にコピー済のシート状用紙は用紙押
圧手段の上に積層されていき非押圧状態となっており、
このままではスタック手段から確実に送り出すことがで
きない。そこで、第1押圧制御手段は、たとえば表面に
コピー済の9枚目(設定された枚数の約半数)のシート
状用紙がスタック手段に積層されたタイミングで用紙押
圧手段を起動し、スタック手段内の1枚目から9枚目ま
での表面コピー済のシート状用紙を押圧させる。
【0010】その後、送出開始制御手段は、たとえば連
続記録対象として設定された枚数17枚よりたとえば6
枚前である11枚目のシート状用紙がスタック手段に積
層されたタイミングで、送出手段を起動してシート状用
紙の送り出し動作を開始させる。すると、記録処理手段
にて最後の17枚目のシート状用紙の表面へのコピーが
終了したタイミングで、表面コピー済の1枚目のシート
状用紙が記録処理手段の位置まで搬送されるので、表面
記録から裏面記録への移行が迅速に行われる。一方、第
2押圧制御手段は、送出開始制御手段の制御に基づいて
シート状用紙の送り出し動作が開始された後、用紙押圧
手段を少なくとも1回再起動してスタック手段内の最上
層のシート状用紙の上から押圧させ、第1押圧制御手段
による押圧制御後にスタック手段に搬入されたシート状
用紙をも確実にスタック手段から送り出せるようにする
【0011】ここで、用紙押圧手段が押圧状態から次の
押圧状態に状態変化するまでの非押圧状態の期間にシー
ト状用紙の送り出しを行うと、シート状用紙と送出手段
の送り出しローラなどとの摩擦力が弱くて確実に送り出
すことができなくなるので、用紙押圧手段が押圧状態か
ら次の押圧状態に状態変化するまでの非押圧状態の期間
は、送出手段による送り出し動作を停止する必要がある
【0012】そこで、送出制御手段は、用紙押圧手段の
シート状用紙に対する押圧動作速度が、送出手段による
シート状用紙の送り出し速度に比べて遅い場合、第2押
圧制御手段による押圧制御後の最初のシート状用紙の送
り出しタイミングを他のシート状用紙の送り出しタイミ
ングより遅らせることにより、常に押圧した状態でシー
ト状用紙を送り出すよう送出手段を制御する。たとえば
、最後の17枚目のシート状用紙が搬入され、かつ6枚
目のシート状用紙が送り出された直後に第2押圧制御手
段が2回目の押圧を実行させたとすると、送出制御手段
は、7枚目の送り出しタイミングを遅らせて6枚目と7
枚目の間の送り出しインターバルを他の用紙間の送り出
インターバルより長くすることにより、いずれのシート
状用紙も必ず押圧した状態で送り出すよう送出手段を制
御する。
【0013】
【実施例】以下、この発明によるシート給送装置の実施
例を図面に基づいて説明する。図1はこの発明に係るシ
ート給送装置を用いた電子写真複写機の全体構成図であ
る。本電子写真複写機は、両面コピー機能を有する複写
機本体100と、複写機本体100の所定位置に複数枚
の原稿を自動的に1枚ずつ搬送する自動原稿搬送装置2
00と、複写機本体100へ複数枚のシートP1を自動
的に1枚ずつ給紙する自動給紙装置300とにより構成
されている。  複写機本体100は、走査露光部A、
画像形成部B、給紙部C、搬送部D、定着部E、排紙部
F、排紙トレイG、スタッカ導入部H、自動反転再給紙
装置(ADU)I、中間搬送部Jを有しており、給紙部
C、搬送部D、排紙部F、スタッカ導入部H、自動反転
再給紙装置(ADU)I、中間搬送部Jは、シート搬送
用のローラ群を備えている。
【0014】図中の一点鎖線は、シートP1の搬送経路
を示しており、両面コピーモードが設定されているとき
は、片面コピー済みのシートP1は搬送過程で反転され
て、画像形成部Bに再給紙される。すなわち、画像形成
部Bにて片面コピーされた直後のシートP1では、コピ
ーされた面は図中イに太線で示したように上になってい
る。そして、搬送部D、排紙部F、スタッカ導入部Hに
よる搬送過程で反転されて自動反転再給紙装置(ADU
)Iに反転状態でスタックされる(図中ロ、ハ参照)。 自動反転再給紙装置(ADU)Iから送り出されたシー
トP1はその直後に再度反転される(図中ニ参照)。そ
して、中間搬送部Jによる搬送過程でまた反転されて(
図中ホ参照)画像形成部Bに再給紙されることで、結局
、画像形成部Bには前回とは反対の面がコピー面となっ
て再給紙される。
【0015】自動原稿搬送装置200は、複写機本体1
00の原稿台101上に着脱自在に装備されるものであ
り、複写機本体100での両面コピーと対応して原稿P
2を反転搬送する機能を備えている。原稿載置台201
に載置された原稿P2は、搬送ローラ202群により原
稿台101まで搬送され、複写機本体100によりコピ
ーされる。そして、片面コピーモードが設定されている
ときは、複写機本体100により設定枚数分の片面コピ
ーが終了した後、搬送ベルト203により片面コピーの
まま排紙台205の方へ搬送される。一方、両面コピー
モードが設定されているときは、複写機本体100によ
り設定枚数分の片面コピーが終了すると同時に搬送ベル
ト203が逆転して原稿P2は反転搬送部204へ搬送
され、ここで反転されて再度、原稿台101まで搬送さ
れ裏面がコピーされる。そして、裏面へのコピーも終了
した原稿P2は排紙台205の方へ搬送される。
【0016】自動給紙装置300は、図示省略した給紙
クラッチの制御によって給紙ローラ301に対する給紙
モータ(図示省略)の回転の伝達をオン/オフすること
により、自動原稿搬送装置200により原稿P2が原稿
台101の位置へが搬送されるのと連動してシートP1
を1枚ずつ順次複写機本体100へ供給する。ただし、
両面コピーモードが設定されているときは、シートP1
の表面にコピーしている間だけ連動してシートP1を供
給し、シートP1の裏面にコピーしている間はシートP
1の供給を停止する。なお、自動給紙装置300には3
つの給紙トレイ302をセットでき、各給紙トレイ30
2にそれぞれサイズの異なるシートP1を収容可能とな
っている。
【0017】原稿P2が自動原稿搬送装置200により
原稿台101の位置に搬送されるのと同期して、複写機
本体100内には、シートP1が自動給紙装置300に
より送り込まれ、その旨が給紙センサPS4にて検知さ
れる。そして、複写機本体100内の給紙部Cにより画
像形成部Bまで搬送されてくると、その旨がレジストセ
ンサPS5にて検知され、走査露光部Aにより走査露光
が行われる。すなわち、レジストセンサPS5から検知
信号を受信すると、走査露光部Aでは、照明ランプ10
2とミラー103とからなる走査系104が、矢印方向
に往復して原稿P2全体を照射する。そうすると、原稿
P2からの反射光は固定ミラー105、レンズ系106
よって画像形成部Bの感光体ドラム107の上に導かれ
、そこに静電潜像が形成され、静電潜像はシートP1に
転写される。
【0018】転写が行われたシートP1は、搬送部Dに
より定着部Eまで搬送されて定着処理がなされる。そし
て、排紙部Fは、片面コピーモードが設定されていると
きは、経路切換ソレノイド108により自動反転再給紙
装置(ADU)Iへの経路を閉じて排紙トレイGへ排紙
する。一方、両面コピーモードが設定されているときは
、排紙部Fは、経路切換ソレノイド108により自動反
転再給紙装置(ADU)Iへの経路を開けて片面コピー
済のシートP1をスタッカ導入部Hの方へ送る。スタッ
カ導入部Hへ送られた片面コピー済のシートP1は、搬
送ローラ群109によって自動反転再給紙装置(ADU
)I内の中間トレイ110に一時スタックされる。そし
て、自動反転再給紙装置(ADU)Iは、両面コピー対
象として設定された枚数分の片面(表面)コピー済みの
シートP1が全て中間トレイ110にスタックされてし
まうまで待つことなく、すなわちスタックの途中で、中
間トレイ110にスタックされているシートP1を中間
搬送部Jを介して画像形成部Bに再給紙すべく、送り出
し動作を開始する。すると、画像形成部Bにて裏面にも
コピーが行われ、表裏両面へのコピーが完了したシート
P1は搬送部D、定着部E部排紙部Fを経て排紙トレイ
Gへ排紙される。
【0019】自動反転再給紙装置(ADU)Iは、上記
中間トレイ110の他に、再給紙駆動系、送出機構、捌
き機構、スタックセンサPS3、および再給紙センサP
S4を有している。
【0020】自動反転再給紙装置(ADU)Iの筐体の
側面には、図2に示したような再給紙駆動系が取り付け
られており、ADU駆動モータMの回転は、歯車111
、ベルト112を介して他の歯車に伝達される。なお、
各歯車内の矢印は歯車の回転方向、ベルト112上の矢
印はベルトの進行方向、太い矢印はシートP1の搬送方
向を各々示している。また、各歯車のシャフトは筐体の
内側を通って筐体の反対側の側面に軸支され、これらシ
ャフトには後述の各種のローラが貫着されている。 ADUモータMの回転は減速プーリ113により減速さ
れて各歯車に伝達される。歯車114a,114bは、
図1のローラR1a,R1bを回転することにより、ス
タッカ導入部Hから導入されたシートP1を中間トレイ
110へ搬送する。この状況は、スタックセンサPS1
により検知される。歯車115の回転は、歯車116を
介して、図1の送出ローラR2を回転する歯車117と
、図1の捌きローラR3の下の搬送ローラR4を回転す
る歯車118とに伝達されるよう構成されているが、歯
車115のシャフトには再給紙クラッチ119も取り付
けられ、再給紙クラッチ119がオンされた場合にのみ
、上記送出ローラR2、搬送ローラR4が回転されるよ
うになっている。歯車120は、図1の用紙押圧体PR
を回転させるものであるが、この用紙押圧体PRについ
ては後で詳述する。
【0021】歯車121は、捌き用減速歯車122にモ
ータMの回転を伝達し、捌き用減速歯車122は、モー
タMの回転を減速してベルト123を介して捌き用歯車
124に伝達する。すると、捌き用歯車124は、図1
の捌きローラR3をその下の搬送ローラR4とは逆方向
に回転させる。歯車125a、125bは図1の搬送ロ
ーラR5a、R5bを回転させて、中間トレイ110か
ら送り出されて捌かれたシートP1を搬送する。この搬
送状況、すなわち再給紙状況は再給紙センサPS3によ
り検知される。また、歯車126a,126bは、その
後再反転されたシートP1を搬送する図1の搬送ローラ
R6a,R6bを回転させる。なお、歯車127は、中
間トレイ110の奥(図1の右側)の壁にシートP1を
ぶつけて用紙揃えを行うために利用される。また、12
8〜131はアイドラーである。このようにモータMの
回転をベルトや歯車を介して各種ローラに一括して伝達
することにより、各種動作の同期を簡単にとれるように
するとともに、駆動源の数を減らしている。図3は送出
機構の斜視図であり、上記歯車117のシャフト133
には、送出ローラR2が取り付けられており、この送出
ローラR2が矢印の方向に回転して中間トレイ110内
のシートP1を下から順に1枚ずつ太い矢印の方向に送
り出す。また、上記歯車120のシャフト134には、
所定間隔でローラ135が取り付けられ、シャフト13
4の直下のシャフト136には、ローラ135と対応す
る位置にローラ137が取り付けられている。そして、
ローラ135とローラ137とはベルト138により連
結されて上記歯車120の回転がローラ137に伝達さ
れる。シャフト136にはローラ137と共に用紙押圧
体PRが取り付けられ、ローラ137の回転に伴って回
転された際に、その回転動作により送出ローラR2によ
るシート送り出しを補助すべくシートP1を上から押圧
するよう構成されている。また、シャフト134に取り
付けられた幅の広いゴムローラ139と、その直上のシ
ャフト140に取り付けられたローラ141とは接触し
ており、シャフト134の先端には1回転クラッチ機構
142が取り付けられている。そして、1回転クラッチ
機構142によりシャフト140の回転を規制すること
で、ローラ141、ローラ139、ベルト138、ロー
ラ137を介して用紙押圧体PRの回転を制御している
。図4は用紙押圧体PRの拡大斜視図であり、用紙押圧
体PRは回動部材aとアーム部材bと有しており、回動
部材aはシャフト136に固定され、回動部材aとアー
ム部材bとはピンcによりヒンジ結合され、かつ巻線バ
ネdにより回動部材aとアーム部材bが直線状に伸長す
るよう付勢されている。そして、シャフト136(ロー
ラ137)が回転すると、回動部材aとアーム部材bと
は一体となって回転する。この回転は、次のような理由
により行われる。すなわち、通常、初期状態ではアーム
部材bは中間トレイ110の底に位置しており、その上
にシートP1がストックされていくため、シートP1を
上から押圧してはいない。そこで、送出ローラR2によ
るシート送り出しを支援すべく、中間トレイ110に積
層されたシートP1を押圧するために回転させる。すな
わち、用紙押圧体PRは回転により次のような状態にな
る。回転開始時にアーム部材bが中間トレイ110の底
に接していたとすると、シートP1は、図5(a)に示
したようにアーム部材bの上に積層されていく。この状
態では、積層されたシートP1は上から押圧されておら
ず、送出ローラR2との摩擦力が弱いので、送出ローラ
R2によるシート送り出しが困難な状態となっている。 そこで、用紙押圧体PRを回転させると、アーム部材b
は、まず、図5(b)に示したように中間トレイ110
の底から離れてシート送出方向に退避し、ついには図5
(c)に示したように、アーム部材bは中間トレイ11
0の上に来て、積層されたシートP1全体を押圧する。 この状態では、シートP1と送出ローラR2との摩擦力
が強くなっているので、送出ローラR2は容易にシート
P1を送り出すことができる。このような用紙押圧体P
Rの回転は、上記のようにスタックの途中で再給紙する
ため、スタック完了前に行われる。
【0022】図6は捌き機構の模式図であり、捌き機構
は、送出ローラR2によりシートP1が複数枚重ねて送
り出される場合があるので、それらを1枚ずつ搬送すべ
く1枚単位で捌く。すなわち、搬送ローラR4の直上に
は捌きローラR3が僅かの隙間を開けて配置されており
、搬送ローラR4は、矢印で示したように、送出ローラ
R2によるシート送り出し動作を引き継いでシートP1
をその送り出し方向に搬送するよう回転される。一方、
捌きローラはR3は、シートP1を逆方向に移動するよ
う回転されることで上層のシートP1の搬送を抑止して
1枚1枚に捌き、搬送ローラR4によりシートP1が1
枚ずつ搬送されるよう動作する。なお、捌きローラR3
には、トルクリミッタ143が接続され、送出ローラR
2によりシートP1が複数枚重ねて送り出された場合に
のみ捌きローラR3が回転するよう構成されている。
【0023】次に、両面コピーモード時におけるシート
搬送動作例を図7を参照しながら説明する。なお、この
動作例は、両面コピー対象のシートP1の枚数が17枚
の例であり、図中の数値は各シートP1を識別するため
の番号である。
【0024】図7に示したように、給紙装置300の給
紙モータと複写機本体100のADU駆動モータMとは
、両面コピーモードや両面コピー対象のシートP1の枚
数の設定などが行われた後、スタートスイッチがオンさ
れると同時に起動される。給紙クラッチは、用紙サイズ
に応じた時間だけ所定時間間隔でオンされ、複数枚のシ
ートP1が連続的に所定間隔で本体に給紙される。この
給紙状況は給紙センサPS4により検知される。そして
、本体内の搬送部Cにより画像形成部Bの位置まで搬送
されると、その旨がレジストセンサPS5により検知さ
れる。画像形成部Bにて片面コピーされたシートP1は
、定着部Eを経て排紙部Fに搬送されるが、この時、排
紙部Fの経路切換ソレノイド108はオンされており、
自動反転再給紙装置(ADU)Iの方へ搬送されていく
。そして、スタッカ導入部Hを経て自動反転再給紙装置
(ADU)Iの中間トレイ110に順次スタックされて
いく。この際、1枚目のシートP1が一番下になり、そ
の上に次枚以降のシートP1が積層されていくが、この
段階では用紙押圧体PRはまだシートP1を押圧してい
ない。中間トレイ110へのスタック枚数はスタックセ
ンサPS1により検知される。
【0025】そこで、表面へのコピーが終了した後、直
ちに裏面へのコピーに移行するための準備として、まず
、スタックセンサPS1が9枚のスタックを検知した時
、1回転クラッチ142をオンして用紙押圧体PRを回
転させ、中間トレイ110内の1枚目〜9枚目のシート
P1を押圧するとともに、タイマーをスタートする。 タイマーがオフすると、再給紙クラッチ119を断続的
にオンして送出ローラR2を断続的に回転させる動作、
すなわち、中間トレイ110内の片面コピー済のシート
P1を下の方から順に所定間隔で送り出す再給紙動作を
開始する。すると、表面への連続コピーを行っていた時
と全く同一のインターバルで、表面へのコピーから裏面
へのコピーに移行することとなる。すなわち、表面記録
から裏面記録へ迅速に移行することができる。なお、中
間トレイ110から送り出されたシートP1は、再給紙
センサーPS3により検知される。
【0026】そして、最後の17枚目のスタックがスタ
ックセンサPS1により検知されたときは、最初の回転
動作の次にスタックされた10枚目から最後の17枚目
までのシートP1はまだ押圧されていないので、これら
の送り出しに備えて、17枚目のシートP1の上から押
圧すべく、再度1回転クラッチ141をオンする。すな
わち、用紙押圧体PRを2回回動させるだけで、全ての
シートP1が必ず押圧された状態で送り出されるように
している。なお、シートP1は押圧された状態で中間ト
レイ110から送り出されさえすればよいので、1回転
クラッチ141の2回目のオンのタイミングは、図7に
「チ」で示したように、最後の17枚目がスタックされ
た後、非押圧状態の最下層の10枚目の送り出し動作が
開始される直前に設定してもよい。
【0027】このように表面へのコピーから裏面へのコ
ピーにスムーズに移行するためには、上記の説明から類
推できるように、再給紙クラッチ119の断続的オンの
開始タイミング、すなわち再給紙動作の開始タイミング
をいかに制御するかが重要なポイントとなる。そこで、
再給紙動作の開始タイミングについて説明する。
【0028】再給紙動作の開始タイミングは、画像形成
部Bのコピー速度、中間トレイ110とレジストセンサ
PS5と間の搬送所要時間などに制約される。すなわち
、画像形成部Bのコピー速度が速ければ速いほど、また
、中間トレイ110とレジストセンサPS5と間の搬送
所要時間が長くなれば長くなるほど再給紙動作の開始タ
イミングを早くして、より前のシートP1の表面コピー
の際に再給紙動作を開始させる必要がある。換言すれば
、裏面コピーにスムーズに移行するための再給紙動作開
始のタイムリミットは、上記のコピー速度、搬送所要時
間など装置の仕様に応じて、最後から所定枚数目のシー
トP1がスタックされた時点であると一意に決定される
【0029】次に、両面コピーモードにおける他のシー
ト搬送動作例を図8を参照しながら説明する。なお、こ
の動作例は図7の例と共通する動作が多いので異なる点
のみを説明する。
【0030】図8の例は、1回転クラッチ141のオン
の時間が再給紙クッチ119のオンの時間より長い場合
、換言すれば、用紙押圧体PRの回動(動作)速度が送
出ローラR2による送出し速度より遅い場合の例である
【0031】ところで、用紙押圧体PRのアーム部材b
は、シートP1を押圧している状態から回動し始めて次
の押圧状態になるまでの間は、図5に示したように非押
圧状態となっている。この非押圧状態の期間、すなわち
アーム部材bの回動中にシートP1の送り出し動作を行
うと、最下層のシートP1と送出ローラR2との摩擦力
が弱いので、シートP1を確実に送り出すことができな
くなる。そこで、本例の場合、アーム部材bの回動中は
シートP1の送り出し動作を一切行わないようにするた
め、換言すれば、いずれのシート状用紙も必ず押圧した
状態で送り出すようにするため、次のような制御を行な
っている。
【0032】すなわち、最後の17枚目に対する1回転
クラッチ141のオン、すなわち2回目のアーム部材b
の回動動作が行われたときは、1回転クラッチ141が
オフして2回目のアーム部材bの回動動作が完了するま
で次の再給紙クラッチ119のオンを待っている。つま
り、1回転クラッチ141の2回目のオンの際には、再
給紙クラッチ119の次のオンのタイミング(「ヌ」参
照)を、再給紙クラッチ119の他のオンのタイミング
(「リ」参照)よりも遅らせて、1回転クラッチ141
がオフした際に再給紙クラッチ119の次のオンを行う
ようにしている。この影響で、1回転クラッチ141の
2回目のオンの直後に送り出される7枚目のシートP1
とその前に送り出された6枚目のシートP1との搬送間
隔は、他のシートP1間の搬送間隔よりも長くなる(「
ヲ」、「ル」参照)。
【0033】なお、1回転クラッチ141の1回目のオ
ンの際には、図8から明らかなように、用紙押圧体PR
の回動速度が遅くても、その回動速度が完了した後に再
給紙が開始されるので、2回目のオンのときのような遅
延制御は不要である。
【0034】本発明は、上記の実施例に限定されること
なく、たとえば用紙押圧体PRを3回以上回動させる場
合にも適用できる。この場合、3回目以降の回動の際に
も、それぞれ図8における2回目と同様にその直後の送
り出しタイミングを遅らせる。また、1枚のシートの両
面に記録を行う記録装置に限定されることなく、1枚の
シートの片面に多重記録を行う装置など、同一のシート
に対して複数回の記録処理を行う他の装置に適用するこ
とも可能である。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のシート給
送装置によれば、一旦連続的に記録処理された複数のシ
ートに対して再度連続的に他の記録処理を行う際に、そ
の再記録のための給紙動作へ迅速に移行することができ
、両面記録や多重記録の高速化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるシート給送装置を搭載した電子写
真複写機の全体構成図である。
【図2】図1における電子写真複写機本体内の自動反転
再給紙装置の再給紙駆動系の構成図である。
【図3】自動反転再給紙装置の送出機構の構成図である
【図4】用紙押圧体の拡大斜視図である。
【図5】(a)、(b)、(c)は用紙押圧体の回動を
段階的に説明するための図である。
【図6】自動反転再給紙装置の捌き機構の模式図である
【図7】シート搬送動作例のタイムチャートである。
【図8】他のシート搬送動作例のタイムチャートである
【符号の説明】
I      自動反転再給紙装置 B      画像形成部 PR    用紙押圧体 P1    シート PS1  スタックセンサ R2    送出ローラ 110  中間トレイ 142  1回転クラッチ M      ADU駆動モータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  記録処理済の複数のシート状用紙に対
    して再度連続的に記録処理を行うべくスタック手段に積
    層されている前記記録処理済の複数のシート状用紙を前
    記スタック手段から記録処理手段に順次送り出すシート
    給送装置において、前記スタック手段に積層された最下
    のシート状用紙に接触して該スタック手段からシート状
    用紙を順次送り出す送出手段と、前記スタック手段内の
    シート状用紙に対して上方から押圧状態と非押圧状態と
    をとる用紙押圧手段と、連続記録対象として設定された
    枚数分のシート状用紙が前記スタック手段にスタックさ
    れてしまう前に前記用紙押圧手段を起動して前記スタッ
    ク手段内のシート状用紙を押圧させる第1押圧制御手段
    と、該第1押圧制御手段によりシート状用紙が押圧され
    た後、前記送出手段を起動してシート状用紙の送り出し
    動作を開始させる送出開始制御手段と、該送出開始制御
    手段の制御に基づいてシート状用紙の送り出し動作が開
    始された後、前記用紙押圧手段を少なくとも1回再起動
    して前記スタック手段内の最上層のシート状用紙の上か
    ら押圧させる第2押圧制御手段と、前記用紙押圧手段の
    シート状用紙に対する押圧動作速度が、前記送出手段に
    よるシート状用紙の送り出し速度に比べて遅い場合、前
    記第2押圧制御手段による押圧制御後の最初のシート状
    用紙の送り出しタイミングを他のシート状用紙の送り出
    しタイミングより遅らせるよう前記送出手段を制御する
    送出制御手段とを備えたことを特徴とするシート給送装
    置。
JP3146764A 1991-05-22 1991-05-22 シート給送装置 Withdrawn JPH04345466A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104070856A (zh) * 2013-03-25 2014-10-01 富士施乐株式会社 图像检查系统以及记录材料处理装置

Cited By (3)

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