JPH07264351A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH07264351A
JPH07264351A JP6072868A JP7286894A JPH07264351A JP H07264351 A JPH07264351 A JP H07264351A JP 6072868 A JP6072868 A JP 6072868A JP 7286894 A JP7286894 A JP 7286894A JP H07264351 A JPH07264351 A JP H07264351A
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rollers
reversing
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JP6072868A
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English (en)
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Kazuhiko Iiyama
和彦 飯山
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ファクシミリ装置において両面原稿の読み込み
をする。 【構成】原稿反転部5の一対の回転自在なロ−ラ21,
22は互いに平行に且つ原稿搬送方向に向けて設置され
る。反転ガイド板24はロ−ラ22の円弧に添って設置
される。ベルトシ−ト23は一対のロ−ラ21,22に
巻回されロ−ラ21,22の回転により原稿搬送方向に
回転し、原稿読取部1から送られた原稿を反転ガイド板
23に沿って搬送し表裏反転して原稿読取部1へ送る。
反転部通過センサ25は一対のロ−ラ21,22間に位
置し原稿反転部5に送られた原稿の後端を検知し、原稿
搬送部3を逆転させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は両面原稿を送信する機
能を備えたファクシミリ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ装置では片面原稿を
送る場合が多かった。また、ファクシミリ装置本体の大
きさが複写機等に比べて小さいこともあり、異なったサ
イズの原稿を送信する機能や送信予約機能を有するファ
クシミリ装置は開発されていたが、両面原稿を送信する
ファクシミリ装置は開発されていなかった。
【0003】ところが、事務所内の紙を少なくする要望
も増え、紙を少なくするために片面原稿の変わりに両面
原稿が増えてきて、両面原稿をファクシミリ装置で送信
する必要もでてきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のファクシミリ装
置で両面原稿を送信する場合には、片面を送信した後に
手動で反対側の面を送信しなければならないが、ファク
シミリ装置の場合、通信費用を安くするために原稿が無
くなると直ちに原稿の終りと判断する場合が多い。その
ため、手動で原稿を反転しているうちに通信が終了し
て、再びダイヤルする必要が有る場合が多い。このよう
に、両面原稿を送信する場合は片面原稿を二枚送信する
よりも手間がかかる上に、手動で原稿を裏返すため間違
えて同じ面を二度送信する場合も有った。
【0005】また、自動原稿供給機構がついているファ
クシミリ装置では、一度の操作で複数の原稿を送信する
ことができるので便利であるが、両面原稿があった場
合、両面原稿の画情報を片面ずつ複写機で複写してから
でなければ複数の原稿を一度に送信することができず、
自動原稿供給機構の有効利用を図ることができなかっ
た。
【0006】この発明はかかる課題を解消するためにな
されたものであり、ファクシミリ装置において、両面原
稿の送信を一回の操作で行うことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係るファクシ
ミリ装置は、一対の回転自在なロ−ラと反転ガイド板と
ベルトシ−トと反転部通過センサを備える原稿反転部を
有し、一対のロ−ラは互いに平行に且つ原稿搬送方向に
向けて設置され、反転ガイド板は一方のロ−ラの円弧に
添って設置され、ベルトシ−トはベルトシ−トは表面に
複数の突起又は爪を有し、一対のロ−ラに掛け渡されロ
−ラの回転により原稿搬送方向に回転し、反転部通過セ
ンサは一対のロ−ラ間に位置し原稿反転部に送られた原
稿の後端を検知する。
【0008】さらに、原稿読取部の前後に正逆回転自在
な搬送ころを備える原稿搬送部と、読取原稿を積載する
原稿積載部と、原稿積載部と同一方向に位置し読み取っ
た原稿を排出する両面原稿排出部を有する。
【0009】さらに、原稿読取部と原稿反転部との間の
原稿搬送路上に先端部が上下移動自在で原稿の搬送路を
原稿反転部方向と原稿排出口方向とに切替る分岐爪を有
する。
【0010】さらに、両面原稿排出部に対する原稿の搬
送路上方に両面原稿排出部に対する搬送路と段差を付け
て原稿積載部の読取原稿の挿入を補助するガイド板を配
置する。
【0011】さらに、原稿搬送部と分岐爪との間に原稿
の通過を検知する原稿通過センサを有する。
【0012】
【作用】この発明においては、一対の回転自在なロ−ラ
は互いに平行に且つ原稿搬送方向に向けて設置される。
反転ガイド板は一方のロ−ラの円弧に添って設置され
る。ベルトシ−トはベルトシ−トは表面に複数の突起又
は爪を有し、一対のロ−ラに掛け渡されロ−ラの回転に
より原稿搬送方向に回転し、原稿を反転ガイド板に沿っ
て搬送し表裏反転する。反転部通過センサは一対のロ−
ラ間に位置し原稿反転部に送られた原稿の後端を検知す
る。
【0013】さらに、原稿搬送部は原稿読取部の前後に
原稿の搬送方向に対して正逆回転自在な搬送ころを備え
る。搬送ころは原稿読取部の前後で搬送方向に対して正
逆回転自在に回転し原稿を正逆自在に搬送し、原稿積載
部から供給された読取原稿を原稿読取部で読み取った後
に両面原稿排出部に排出する。
【0014】さらに、分岐爪は原稿読取部と原稿反転部
との間の原稿搬送路上に位置し、先端部が上下移動自在
で原稿の搬送路を原稿反転部方向と原稿排出口方向とに
切替え、原稿を原稿反転部又は排出口に送る。
【0015】さらに、両面原稿排出部に対する原稿の搬
送路上方に両面原稿排出部に対する搬送路と段差を付け
て原稿積載部の読取原稿の挿入を補助するガイド板を配
置し、搬送路上の原稿が原稿積載部のガイド板に戻るこ
とを防ぐ。
【0016】さらに、原稿搬送部と分岐爪との間に原稿
の通過を検知する原稿通過センサを有し、原稿が原稿搬
送部を通過したときは直ちに通過を検出する。
【0017】
【実施例】図1はこの発明の一実施例を示す断面図であ
る。図に示すように、ファクシミリ装置は原稿読取部1
と原稿積載部2、原稿搬送部3、原稿分岐部4、原稿反
転部5、片面原稿排出部6及び両面原稿排出部7を有す
る。
【0018】原稿読取部1は例えばCCDセンサ等で構
成され原稿状の画情報を読み取る。原稿積載部2は原稿
を積載し、一枚ずつ取り出す部分であり、原稿台8、原
稿有無検知センサ9、分離ころ10、原稿取出検知セン
サ11及びガイド板12を有する。原稿台8に載せられ
た原稿は原稿有無検知センサ9で検知され、分離ころ1
0で一枚ずつ分離され取り出された後に、原稿搬送部3
に搬送される。原稿取出検知センサ11はガイド板12
上を搬送される原稿の後端を検出し、原稿の取り出し完
了を検知する。
【0019】原稿搬送部3は原稿読取部1の前後で原稿
を搬送する部分であり、搬送ころ13,14を有する。
原稿積載部2から送られてきた原稿は原稿読取部1の前
方に位置する搬送ころ13によって原稿読取部1に搬送
され、原稿読取部1を通過した原稿は原稿読取部1の後
方に位置する搬送ころ14によって原稿分岐部4に搬送
される。
【0020】原稿分岐部4は原稿搬送部3と原稿反転部
5との間に位置し、原稿の搬送先を原稿反転部5と片面
原稿排出部6との間で切替る部分であり、原稿通過セン
サ15と分岐爪16を有する。原稿通過センサ15は分
岐爪16と原稿搬送部3の搬送ころ14との間に位置
し、原稿搬送部3から搬送されてきた原稿の後端を検知
し、原稿が原稿読取部1を通過したことを検知する。分
岐爪16は、図2の斜視図に示すようにシャフト17に
軸着されシャフト17の一端にはカム18が軸着され
る。カム18にはコイルバネ19が繋がれ、カム18の
先端はコイルバネ19によって下方に下げられる。カム
18の先端が下げられると、カム18と同じシャフト1
7に軸着されている分岐爪16の先端も下げられる。カ
ム18の先端はソレノイド20により上方に持ち上げら
れ、分岐爪16の先端も上方に上げられる。分岐爪16
は先端が下がっているときに搬送されてきた原稿を片面
原稿排出部6に搬送するように分岐し、分岐爪16は先
端が上がっているときに搬送された原稿を原稿反転部5
に搬送するように分岐する。
【0021】原稿反転部5は原稿を反転し原稿の表裏を
逆にする部分であり、図3の断面図に示すように一対の
回転自在なロ−ラ21,22、ベルトシ−ト23、反転
ガイド板24及び反転部通過センサ25を有する。一対
の回転自在なロ−ラ21,22は原稿の回転自在で、互
いに平行に設置される。一対の回転自在なロ−ラ21,
22にはベルトシ−ト23が掛けられる。ベルトシ−ト
23はロ−ラ21又はロ−ラ22の回転により時計方向
に回転する。ベルトシ−ト23の表面には例えば弾性部
材でできた蹴出し用爪26があり、原稿搬送部3から搬
送された原稿27との間での滑りを少なくしている。反
転ガイド板24はロ−ラ22の円弧に沿って設置され
る。反転部通過センサ25は原稿27の後端を検知し、
原稿27が原稿反転部5に搬送されたことを検知する。
搬送部3から搬送された原稿27がロ−ラ21の下部ま
で進むと、ベルトシ−ト23の蹴出し爪26は原稿27
を搬送方向に押し、ロ−ラ22の下部まで進める。ロ−
ラ22まで進んだ原稿27はロ−ラ22に沿って設置さ
れた反転ガイド部24に沿ってロ−ラ22の周りを半回
転して表裏反転した後に、ロ−ラ21に向けて進む。表
裏反転してロ−ラ21まで進んだ原稿27はロ−ラ21
とロ−ラ21に当接する片面原稿排出部6の排出口搬送
ころ28aにより原稿搬送部3に送られる。
【0022】片面原稿排出部6は排出口搬送ころ28
a,28b、片面排出ガイド板29、片面排出ころ30
を有する。排出口搬送ころ28a,28bは原稿分岐部
3から送られてきた原稿を片面排出ガイド板29に沿っ
て片面排出ころ30に送り、片面原稿を排出する。
【0023】両面原稿排出部7は原稿積載部2下方に原
稿積載部2と段差を付けて配置され、排出口センサ31
及び両面排出ころ32を有する。両面排出ころ32は送
られてきた原稿を排出台33に排出する。
【0024】上記ファクシミリ装置において、片面原稿
を読み取る場合の動作を図4のフロ−チャ−トを参照し
て説明する。
【0025】ファクシミリ装置の利用者は原稿積載部2
の原稿台8に原稿を載せ、操作部から片面送信を指定し
て送信開始を指示する。原稿有無検知センサ9は原稿2
7を検知する(ステップS1)。ファクシミリ装置は原
稿を検知すると搬送ころ13,14を原稿29が原稿積
載部2から原稿分岐部4に向けて進むように正転を開始
する(ステップS2)。この場合片面送信が指示入力さ
れているので、ファクシミリ装置は分岐爪16の先端を
降下する(ステップS3)。
【0026】ファクシミリ装置は分岐爪16を降下する
と、分離ころ10を回転し原稿台8上の原稿27を分離
ころ10で一枚ずつ分離し取り出した後に、原稿搬送部
3に搬送する(ステップS4)。原稿取出検知センサ1
1がガイド板12上を搬送される原稿27の後端を検出
すると、ファクシミリ装置は分離ころ10を停止し、原
稿27が重なったり連なったりすることを防ぐ。
【0027】原稿搬送部3の搬送ころ13まで送られた
原稿27は搬送13によって原稿読取部1に搬送され、
原稿読取部1で画情報を読み込まれる(ステップS
5)。画情報を読み込まれた原稿27は搬送ころ14に
よって原稿分岐部4に搬送される。
【0028】原稿分岐部4では分岐爪16が降下してい
るため、原稿27は図5の断面図に示すように片面原稿
排出部6の排出口搬送ころ28a,28bに送られ(ス
テップS6)、片面原稿排出部6から排出される(ステ
ップS7)。なお、原稿分岐部4の原稿通過センサ15
は原稿27の後端を検知するので、原稿27が原稿読取
部1を通過した後に直ちに、次ぎの原稿の処理が可能な
ことを検知することができる。このように、原稿反転部
5に送り表裏を反転する必要の無い片面原稿を処理する
ときには片面を読み込んだ後に直ちに原稿を排出するの
で、原稿読取処理を早めることができる。
【0029】次ぎに両面原稿を読み取る場合の動作につ
いて図6のフロ−チャ−トを参照して説明する。
【0030】ファクシミリ装置の利用者が原稿積載部2
の原稿台8に原稿を載せ、操作部から両面送信を指定し
て送信開始を指示する。原稿有無検知センサ9は原稿2
7を検知すると(ステップS11)、ファクシミリ装置
は搬送ころ13,14を原稿29が原稿積載部2から原
稿分岐部4に向けて進むように正転を開始する(ステッ
プS12)。この場合、両面送信が指示入力されている
ので、ファクシミリ装置はソレノイド20を作動し、分
岐爪16の先端を上昇する(ステップS13)。
【0031】ファクシミリ装置は分岐爪16を上昇する
と、分離ころ10を回転し原稿台8上の原稿27を分離
ころ10で一枚ずつ分離し取り出し、原稿搬送部3に搬
送する(ステップS14)。原稿搬送部3の搬送ころ1
3まで送られた原稿27は搬送ころ13によって原稿読
取部1に搬送され、原稿読取部1で画情報を読み込まれ
(ステップS15)、画情報を読み込まれた原稿27は
搬送ころ14によって原稿分岐部4に搬送される。
【0032】原稿分岐部4は分岐爪16が上昇している
ため、図7の断面図に示すように原稿27を原稿反転部
5のロ−ラ21方向に分岐する(ステップS16)。原
稿27がロ−ラ21の下部まで進むと、原稿27はベル
トシ−ト23の蹴出し用爪26に押され進み、反転ガイ
ド板24に沿ってロ−ラ22の周りを半回転して表裏反
転した後に、ロ−ラ21に向けて進む(ステップS1
7)。表裏反転してロ−ラ21まで進んだ原稿27は図
8の断面図に示すようにロ−ラ21とロ−ラ21に当接
する片面原稿排出部6の排出口搬送ころ28aにより原
稿搬送部3に送られる。このように、原稿進行方向後方
に位置するロ−ラ22に沿った反転ガイド板24に沿っ
て原稿27を送ることにより原稿27を反転することが
できる。ここで、反転部通過センサ25は原稿27の後
端を検知する。原稿27の後端が検知されると、ファク
シミリ装置は搬送13,14を反転し、原稿の搬送方向
を原稿分岐部4から両面原稿排出部7の方向に変える
(ステップS18)。
【0033】原稿搬送部3は表裏反転し原稿反転部5か
ら送られた原稿27を、原稿読取部1に送る。原稿読取
部1では表裏反転した原稿を読み込む(ステップS2
0)。原稿搬送部2は読み込んだ原稿27を両面原稿排
出部7に送り、両面原稿排出部7は原稿を排出する(ス
テップS21)。ここで、原稿27は原稿積載部2の方
向に送られるが、原稿積載部2のガイド板12は原稿2
7の搬送路上方に段差を付けて配置されているので、原
稿が逆戻りすることを防ぐ。このように、原稿27を原
稿変転部5で反転させることにより、両面原稿を読み込
むことができる。
【0034】なお、上記実施例では片面原稿を片面原稿
排出部6から排出したが、片面原稿の場合は裏面を読み
込まないようにして、片面原稿であっても両面原稿排出
部7から排出するようにしても良い。それにより、原稿
分岐部4を無くすことができ、構成を単純にできる。
【0035】さらに、上記実施例では原稿搬送部3を原
稿読取部1の前後に設置したが、図9の断面図に示すよ
うに、原稿反転部5で原稿27を原稿読取部1の上を搬
送するようにしても良い。
【0036】さらに、原稿反転部5は図10の断面図に
示すように大きなロ−ラを一つ備え、原稿を反転するよ
うにしても良い。これにより構成を単純にすることがで
きる。
【0037】また、ベルトシ−ト23の表面の蹴出し用
爪26を吸盤状の突起物や横溝にしても良い。
【0038】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、原稿搬
送方向に向けて設置された一対の回転自在なロ−ラに掛
け渡されたベルトシ−トはロ−ラの回転により原稿搬送
方向に回転し、原稿はベルトシ−トの回転により一方の
ロ−ラの円弧に添って設置される反転ガイド板に沿って
搬送され、反転部通過センサは一対のロ−ラ間に位置
し、原稿反転部に送られた原稿の後端を検知るので、原
稿の位置を検知し送られてきた原稿の表裏を逆にした後
に再び搬送することができる。
【0039】また、ベルトシ−トは表面に複数の突起又
は爪を有し、原稿との間の滑りを減少するので、原稿が
進まずに詰まったりすることを防止できる。
【0040】さらに、原稿搬送部は原稿読取部の前後に
原稿の搬送方向に対して正逆回転自在な搬送ころを備
え、搬送ころは原稿読取部の前後で搬送方向に対して正
逆回転自在に回転し、原稿を正逆自在に搬送するので、
原稿が正方向に搬送されるときでも逆方向に搬送される
ときでも安定して搬送することができる。
【0041】また、搬送ころは原稿読取部の前後で搬送
方向に対して正逆回転自在に回転し、原稿積載部と両面
原稿排出部が同一方向に有るので、原稿積載部から供給
された読取原稿を原稿読取部で読み取った後に両面原稿
排出部に排出することができる。
【0042】さらに、分岐爪は原稿読取部と原稿反転部
との間の原稿搬送路上に位置し、先端部が上下移動自在
で原稿の搬送路を原稿反転部方向と原稿排出口方向とに
切替え、原稿を原稿反転部又は排出口に送るので、原稿
反転部に送る必要の無い片面原稿を処理するときの処理
を早めることができる。
【0043】さらに、両面原稿排出部に対する原稿の搬
送路上方に両面原稿排出部に対する搬送路と段差を付け
て原稿積載部の読取原稿の挿入を補助するガイド板を配
置し、搬送路上の原稿が原稿積載部のガイド板に戻るこ
とを防ぐので、処理済みの原稿が原稿積載部に戻ったり
して、紙詰まりや誤動作の原因となることを防止でき
る。
【0044】さらに、原稿搬送部と分岐爪との間に原稿
の通過を検知する原稿通過センサを有し、原稿が原稿搬
送部を通過したときは直ちに通過を検出するので、片面
原稿が原稿搬送部を通過した後に直ちに次ぎの原稿の処
理を開始できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す断面図である。
【図2】分岐爪の斜視図である。
【図3】原稿反転部の断面図である。
【図4】片面原稿を読み込む場合のフロ−チャ−トであ
る。
【図5】片面原稿を片面原稿排出部に分岐する場合の動
作を示す断面図である。
【図6】両面原稿を読み込む場合のフロ−チャ−トであ
る。
【図7】両面原稿を原稿反転部に分岐する場合の動作を
示す断面図である。
【図8】両面原稿を原稿反転部から搬送する場合の動作
を示す断面図である。
【図9】原稿反転部を原稿読取部に設置した場合の実施
例を示す断面図である。
【図10】原稿反転部をロ−ラ一つで構成した場合の実
施例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 原稿読取部 2 原稿積載部 3 原稿搬送部 4 原稿分岐部 5 原稿反転部 6 片面原稿排出部 7 両面原稿排出部 12 ガイド板 13 搬送ころ 14 搬送ころ 15 原稿通過センサ 16 分岐爪 21 ロ−ラ 22 ロ−ラ 23 ベルトシ−ト 24 反転ガイド板 26 蹴出し用爪 27 原稿

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の回転自在なロ−ラと反転ガイド板
    とベルトシ−トと反転部通過センサを備える原稿反転部
    を有し、一対のロ−ラは互いに平行に且つ原稿搬送方向
    に向けて設置され、反転ガイド板は一方のロ−ラの円弧
    に添って設置され、ベルトシ−トは表面に複数の突起又
    は爪を有し一対のロ−ラに掛け渡されロ−ラの回転によ
    り原稿搬送方向に回転し、反転部通過センサは一対のロ
    −ラ間に位置し原稿反転部に送られた原稿の後端を検知
    することを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 原稿読取部の前後に正逆回転自在な搬送
    ころを備える原稿搬送部と、読取原稿を積載する原稿積
    載部と、原稿積載部と同一方向に位置し読み取った原稿
    を排出する両面原稿排出部を有する請求項1記載のファ
    クシミリ装置。
  3. 【請求項3】 原稿読取部と原稿反転部との間の原稿搬
    送路上に先端部が上下移動自在で原稿の搬送路を原稿反
    転部方向と原稿排出口方向とに切替る分岐爪を有する請
    求項2記載のファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 両面原稿排出部に対する原稿の搬送路上
    方に両面原稿排出部に対する搬送路と段差を付けて原稿
    積載部の読取原稿の挿入を補助するガイド板を配置する
    請求項2記載のファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 原稿搬送部と分岐爪との間に原稿の通過
    を検知する原稿通過センサを有する請求項3記載のファ
    クシミリ装置。
JP6072868A 1994-03-18 1994-03-18 ファクシミリ装置 Pending JPH07264351A (ja)

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JP6072868A JPH07264351A (ja) 1994-03-18 1994-03-18 ファクシミリ装置

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JP6072868A JPH07264351A (ja) 1994-03-18 1994-03-18 ファクシミリ装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102285217A (zh) * 2011-06-27 2011-12-21 天津长荣印刷设备股份有限公司 一种电子套准装置及其工作方法
CN102285216A (zh) * 2011-06-27 2011-12-21 天津长荣印刷设备股份有限公司 一种电子套准系统及其工作方法

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CN102285217A (zh) * 2011-06-27 2011-12-21 天津长荣印刷设备股份有限公司 一种电子套准装置及其工作方法
CN102285216A (zh) * 2011-06-27 2011-12-21 天津长荣印刷设备股份有限公司 一种电子套准系统及其工作方法

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