JPS6212533A - 原稿送給方法 - Google Patents

原稿送給方法

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JPS6212533A
JPS6212533A JP14917285A JP14917285A JPS6212533A JP S6212533 A JPS6212533 A JP S6212533A JP 14917285 A JP14917285 A JP 14917285A JP 14917285 A JP14917285 A JP 14917285A JP S6212533 A JPS6212533 A JP S6212533A
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Nippon Seimitsu Kogyo KK
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Nippon Seimitsu Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、両面に原稿面が形成された原稿を両面複写
すべく送給する原稿送給方法に関する。
〔発明の技術的背景〕
両面に原稿面が形成された・原稿を両面複写するために
、原稿を送給する原稿送給方法においては、必ず原稿の
反転動作が必要となっている。一方、原稿を連続複写す
る場合には、全体の複写動作に要する時間を短縮化する
ために、次の原稿は、予め、トレイ上からプラテンガラ
スの直前に設定された待機位置まで先出されている。こ
の先出のタイミングは、一般に、前の原稿がプラテンガ
ラス上にもたらされてからに設定されている。
〔背景技術の問題点〕
このような原稿送給方法においては、原稿の反転動作時
に、原稿の紙詰まりが起りやすいものである。ここで、
上述したタイミングで次の原稿の先出が既に行われてい
るので、反転部において原稿の紙詰まりが生じると、こ
のm詰まりした原稿を取り除かなければならないと共に
、既に先出されている次の原稿も取り除かなければなら
ず、その手間が非常に煩わしいものであった。
〔発明の目的〕
この発明は、上述した事情に鑑みなされたもので、この
発明の目的は、原稿の両面複写時に、反、 転部におい
て原稿の紙詰まりが生じたとしても、その排除動作を容
易に行なえるようにした原稿送給方法を提供することで
ある。
〔発明の概要〕
この発明に係わる原稿送給方法は、上述した目的を達成
するため、両面に原稿面が形成された原稿を両面複写す
べく、トレイ上から原稿を取り出してプラテンガラス上
にもたらし、原稿を反転することにより原稿の一方の面
及び他方の面をプラテンガラスに向けてそれぞれを複写
するように送給する原稿送給方法において、原稿の反転
動作が終了した後に、次の原稿をトレイ上からプラテン
ガラスの直前に設定された待機位置まで先出しておくこ
とを特徴としている。
〔発明の実施例〕
以下に、この発明に係わる原稿送給方法の一実施例を、
電子複写機の自動原稿送り装置に適用した場合につき、
第1図乃至第10図を参照して詳細に説明する。
第1図に示すように、両面複写可能な電子複写811の
プラテンガラス2上に、自動原稿送り装置(以後、AD
Fと配す。)3が着脱自在に載置されている。
このADF3は、分離部5、搬送部7、反転部9、排紙
部11を備えている。分離部5において、トレイ13上
に載置され、繰出しローラ15により繰り出された原稿
は、分離ロー517で1枚ずつに分離され、搬送部7に
送り出されるようになされている。尚、トレイ13上に
は、原稿は原稿面を下に向けた状態でセットされている
搬送部7は、一対のローラ19.21間に張設された搬
送ベルト23を備えている。この搬送ベルト23と分離
部9との間には、取込みローラ24及びこの取込みロー
ラ24に圧接されたピンチローラ4が設けられている。
分離部5から送り出された原稿は、この先端を取込みロ
ーラ24とピンチローラ4とで−Hしシストした後、取
込みローラ24の回転によりプラテンガラス2上に送ら
れ、搬送ベルト23の走行に応じてプラテンガラス2上
を、反転部9に向けて移動される。そして、この原稿が
複写位置を通過した時点で、搬送ベルト23を逆回転さ
せて原稿を逆方向に搬送するか、反転部9で反転してか
らプラテンガラス2上を分離部5側へ搬送するかして、
原稿をストッパ25に突き当てて、複写位置にセットす
る。
このようにして、原稿がプラテンガラス2上の複写位置
にセットされると、搬送ベルト23の走行は停止され、
原稿は複写位置に保持される。複写動作を受けた原稿は
、再び搬送ベルト23の走行に伴って、プラテンガラス
2と搬送ベルト23との間で規定される第1の搬送路L
1を搬送され、再度、反転部9で反転されるか、または
排紙部11に設けられた第2の搬送路L2を介して、搬
送ベルト23の上方に設けられた排紙トレイ27上に排
紙される。
尚、搬送部7は、背面に排紙部11と一体化されたフレ
ーム26を備えている。このフレーム26は複写t11
の本体背面にヒンジを介して回動可能に取り付けられて
いる。従って、手動により、原稿を一枚ずつプラテンガ
ラス2上にセットする場合には、搬送部7及び排紙部1
1を、ヒンジを中心に回動して、プラテンガラス2を開
放することにより行われる。
このフレーム26の第1及び第2の搬送路Ll。
L2の接続部、即ち合流部に対向する部分には、開口2
8が形成されている。
反転部9は、プラテンガラス2上で下側の複写面を複写
された原稿を反転させ、反対側の複写面を下方に向けて
、原稿をプラテンガラス2に載置するために設けられて
いる。この反転部9は、フレーム26の開口28を介し
て複写11に着脱自在に取り付けられている。この反転
部9は、第2図に示すように、先端が開口28内に延出
し、複写機1の本体上に載置される下ガイド33と、こ
の下ガイド33上にこれの上面を開放可能に載置された
上ガイド35と、上下両ガイド33,35に挟まれた反
転ガイド43とを備えている。この上ガイド35は、枢
軸73を介して下ガイド33に回動自在に取り付けられ
ている。
この下ガイド33の先端部とフレーム26の後端部及び
上ガイド35の先端部との間には、空間が形成され、こ
の空間中には、搬送ガイド31が設けられている。この
搬送ガイド31により上下に分割された空間の上側の部
分は、第3の搬送路L3として規定され、下側の部分は
第4の搬送路L4として規定される。一方、反転ガイド
43と上下両ガイド33.35との間は、U字状の第5
の搬送路L5として規定されている。この第5のの搬送
路L5の基端部は第4の搬送路L4に接続され、第5の
搬送路L5の末端部は第3の搬送路L3に接続されてい
る。尚、この第5の搬送路L5には、ここを原稿が通過
したことを検出するための第1の原稿検出センサS1が
設けられている。
ここで、第4の搬送路L4に送られた原稿は第5の搬送
路L5を介して第3の搬送路L3まで搬送されている。
このため、搬送ガイド31と反転ガイド43の先端部と
の間には、搬送ローラ37が配設されている。また、反
転ガイド43の後端部には、反転ローラ45が配設され
ている。更に、第4の搬送路L4にもたらされた原稿を
搬送ローラ37に係合させるために第1の圧接ローラ3
9が、第3の搬送路L3にもたらされた原稿を搬送ロー
ラ37に係合させるために第2の圧接ローラ41が、夫
々搬送ローラ37に転接した状態で設けられている。一
方、反転ローラ45の上下両部分には、第3及び第4の
圧接ローラ47.49が転接されている。
前述した下ガイド33の先端部には、第1乃至第4の搬
送路L1〜L4の合流部における原稿の搬送方向の切換
を制御する搬送路切換装置30が設けられている。この
搬送路切換装置30は、前述した搬送ガイド31の前方
に位置したフラッパ29と、このフラッパ29の上面に
弾性的に圧接されたシート状の弾性片75と、フラッパ
29を回動する駆動機構32とを備えている。
このフラッパ29は、反転部[9側の一端部で回動自在
に支持されている。そして、駆動装置32により、フラ
ッパ29の他端部がプラテンガラス2の表面より低い第
1の位置と、ブラレンガラス2の表面より僅かに高い第
2の位置と、この第2の位置より高くなされ、実質的に
第2及び第3の搬送路12.13を閉塞し、第4の搬送
路L4を開放する第3の位置との間で移動されることに
なる。
前述した弾性片75は、例えばポリエステルフィルムの
ような弾性力を有する合成樹脂から形成されている。こ
の弾性片75の反転装置9側の一端部は、第3の搬送路
L3の上方に位置する排紙ガイド77の下端部に取り付
けられ、他端部はフラッパ29の上面に圧接されている
。この弾性片75は、フラッパ29の回動に応じてたわ
むと共に、常時箱1の搬送路L1から第3の搬送路L3
への原稿の移動を禁止している。このように、この弾性
片75は排出部11111に設けられており、反転部9
が装着されていない状態において、開口28を閉塞して
いる。従って、反転部9が装着されていない状態で、第
1の搬送路L1を搬送されてきた原稿は第2の搬送路L
2にもたらされる。
次に、第3図を参照して駆動装置32の構成を説明する
この駆動機構32は、第1及び第2のソレノイド51.
53を備えている。この第1のソレノイド51内には、
第1のプランジャ57が往復動自在に挿入されている。
また、第1のソレノイド51には、第1のプランジャ5
7が必要以上に突出しないようにストッパ55が取り付
けられている。このプランジt57の先端部には、結合
部61を介してロッド59が一体に取り付けられている
。一方、フラッパ29の一端部は、回転自在に設(すら
れた回転軸63に固定されている。この回転軸63には
、アーム65が固定され、このアーム65の上部には、
ロッド59の先端部が軸60を介して回動自在に接続さ
れている。このようにして、ソレノイド59の励11/
消磁に応じてのプランジャ57の往復動によって、回動
させられることになる。
一方、第2のソレノイド53は、第1のソレノイド51
の下方に設けられている。この第2のソレノイド53の
直上方には、第2のプランジャ67が軸68を中心にし
て回動自在に設けられている。この第2のプランジャ6
7の一端は、前述した結合部61に係合可能になされ、
係合することにより、第1のプランジャ53の前方への
突出は小程度に制限される。この第2のプランジャ67
の他端はスプリング71により、プランジャ67の一端
が結合部61に係合するように付勢されている。
ここで、第2のソレノイド53が励磁することにより第
2のプランジャ67はスプリング71の付勢力に抗して
引付けられて回動し、第2のプランジャ67と結合部6
1との係合は解除される。
即ち、第2のソレノイド53が励磁された状態で、第1
のプランジャ57は何の妨げもなく移動できることにな
る。
尚、フラッパ29は、弾性片75の弾性力により第1の
位置に付勢されている。
このように構成される駆動機構32においては、第1の
ソレノイド51が励磁されると、第1のプランジャ57
は磁力により引き込まれて、フラッパ29は弾性片75
の弾性力に抗して第3の位置まで回動される。尚、この
状態で、第2のソレノイド53は消磁している。この第
3の位置の7ラツパ29により、第6図に示すように、
第2の搬送路L2は閉じられて、第4の搬送路L4が開
放される。このようにして、第1の搬送路L1を搬送さ
れてきた原稿は、第4の搬送路し4にもたらされる。
次に、第1のソレノイド51が消磁されると、フラッパ
29に圧接している弾性片75の弾性力により、フラッ
パ29は第3の位置から図中時計方向に回動する。ここ
で、フラッパ29の回動に応じて結合部61も引き出さ
れることになるが、第2のソレノイド53は依然として
消磁されているので、第4図に示すように、第2のプラ
ンジャ67に結合部61は係合して、第2の位置に保持
されることになる。この第2の位置のフラッパ29によ
り、第7図に示すように、第3の搬送路L3からもたら
された原稿はフラッパ29と弾性片75との間を通って
、第1の搬送路L1にもたらされる。
また、フラッパ29が第2の位置に保持された状態で、
第2のソレノイド53が励磁されると、第2のプランジ
ャ67はスプリング71の付勢力に抗して図中時計方向
に回動するように引き付けられる。このようにして、第
2のプランジャ67の他端と結合部61との保合が解除
される。従って、フラッパ29は、弾性片75の弾性力
により更に時計方向に回動され、第5図に示すように、
第1の位置にもたらされる。この第1の位置のフラッパ
29により、第8図に示すように、第1の搬送路L1を
搬送されてきた原稿は、第2の搬送路L2にもたらされ
る。
尚、前述した排紙部11は゛、互いに離間して設けられ
た第1及び第2の排紙ガイド77.79を備えている。
これら両排紙ガイド77.79間により第2の搬送路L
2が規定される。この第2の搬送路L2に沿って原稿を
搬送するるために、第1及び第2の排紙ローラ81.8
3が設けられている。上方の第2の排紙ローうには、板
ばね85が当接されており、下方の第1の排紙ローラ8
1には圧接ローラ87が当接されている。この第2の搬
送路L2には、ここを原稿が通過したことを検出する第
2の原稿検出センサS2が設けられている。
以上の用に構成されたADF3につき、以下にその動作
、即ち、この一実施例の原稿送給方法を説明する。
まず、片面にしか原稿面が形成されていない原稿を複写
する片面複写動作について、第9図に示すフローチャー
トを参照して説明する。
原稿は、原稿トレイ13上に、1ページ目の原稿面を下
方に向けた状態で載置される。この原稿は、ステップ1
に示すように、最上に位置する一枚から繰り出しローラ
15により繰り出され、ステップ2に示すように、分離
ロー517により一枚ずつに分離され、搬送部7へ送ら
れる。搬送部7へ送られた原稿は、搬送ベルト23の走
行によりプラテンガラス2上を反転部9に向けて搬送さ
れる。そして、搬送ベルト23を逆転させ原稿をストッ
パ25に突き当てる。
原稿がプラテンガラス2上の複写位置にもたらされるた
めに、搬送ベルト23が少し逆転を開始した時点で、ス
テップ3に示すように、この原稿が最終原稿であるか否
かが判断される。この判断は、トレイ13上に原稿が残
留していることを検出することにより行われる。即ち、
トレイ13上に原稿が残留していない場合には、プラテ
ンがラス2上の原稿は最終原稿と判断され、トレイ13
上に次の原稿が残留している場合には、最終原稿でない
と判断される。
ステップ3において、プラテンガラス2上の原稿がR終
原稿でないと判断された場合には、ステップ4に示すよ
うに、次の原稿の先出動作が実行され、次の原稿が前述
した待機位置まで繰り出される。そして、ステップ5に
示すように、複写動作が実行される。前述したステップ
3において、原稿が最終原稿であると判断された場合に
は、ステップ4に示された次の原稿の先出動作はおこな
われずに、ステップ5に示された複写動作が実行される
ここでは、原稿の片面のみを複写する場合であるので、
搬送路切換装置30の駆動装置32の第1のソレノイド
51は消磁され、第2のソレノイド53は励磁され、第
5図に示すように、フラッパ29は第1の位置にもたら
されている。このようにして、プラテンガラス2上での
複写位置で複写動作を受けた原稿は、ステップ6におい
て複写動作が完了されことを確認された上で、搬送ベル
ト23の走行に応じて第1の搬送路L1から搬送路切換
装置30の第1の位置にあるフラッパ29を介して、第
8図に示すように、第2の搬送路L2に送られる。この
後、ステップ7に示すように、原稿は、排紙ローラ81
,83の回転により第2の搬送路L2を搬送されて排紙
トレイ27上に排出される。
ここで、ステップ7に示すように、排出動作にセンサS
2がオンした時点で、再び複写された原稿が最終原稿で
あるかが判断され、最終原稿である場合には、全体の動
作を終了し、最終原稿でない場合には、再びステップ2
に戻り、次の原稿の複写動作が実行される。
次に、原稿面が両面に形成されている原稿を両面複写す
る場合について、第10図に示すフローチャートを参照
して説明する。
原稿は、前述した片面複写の場合と同様に、原稿トレイ
13上に、1ページ目のおもて側の原稿面を下方に向け
た状態で載置される。この原稿は、ステップ10に示す
ように、最上に位置する一枚から繰り出しローラ15に
より繰り出され、ステップ11に示すように、分離O−
ラ17により一枚ずつに分離され、搬送部7へ送られる
。搬送部7へ送られた原稿は、搬送ベルト23の走行に
よりプラテンガラス2上を反転部9に向けて搬送される
この場合、搬送部7に原稿が供給されると、まず、ステ
ップ12に示すように、原稿の反転動作が行われる。即
ち、搬送ベルト23が走行を開始すると同時に、第1の
ソレノイド51が励磁され、第2のソレノイド53が消
磁され、フラッパ29は第3図に示すように、第3の位
置にもたらされる。このため、第1の搬送路L1を搬送
されてきた原稿は、搬送路切換装置30の第3の位置に
あるフラッパ29を介して、第6図に示すように、第4
の搬送路L4にもたらされる。
第4の搬送路L4にもたらされた原稿は、搬送ローラ3
7の回転により第5の搬送路L5にもたらされる。第5
の搬送路L5にもたらされた原稿は、反転ローラ45の
回転により表裏を反転された状態で、搬送ローラ37の
回転により第3の搬送路L3にもたらされる。
ここで、第5の搬送路L5にもたらされた原稿の先端が
、第1の原稿検出センサS1に達すると、このセンサS
1はオンされる。このセンサS1のオンにより、第1の
ソレノイド51は消磁されると共に、搬送ベルト23の
走行方向は逆転される。
このようにして、フラッパ29は第4図に示すように、
第2の位置にもたらされる。
従って、第3の搬送路L3にもたらされた原稿は、第7
図に示すように、第2の位置の7ラッパ29と、これに
弾性的に圧接している弾性片75との間を通って第1の
搬送路L1に戻され、逆方向に走行している搬送ベルト
23によりプラテンガラス2上を逆送され、ストッパ2
5に当接する直前に搬送ベルト23の搬送スピードは減
速された上で、ストッパ25に当接するまでプラテンガ
ラス2上を搬送される。そして、原稿はストッパ25に
当接した状態で、ステップ13に示すように、原稿の裏
面の複写動作を受ける。
ステップ14に示すように、原稿の裏面の複写動作が完
了すると、ステップ15に示すように。
原稿は再び反転されることになる。即ち、搬送ベルト2
3が再び原稿を反転部9に向けて走行しはじめる。この
搬送ベルト23の走行開始と同時にフラッパ29は再び
第3の位置に回動され、前述した反転動作に従って、原
稿は反転される。このようにして、原稿はおもて面を下
方に向けた状態で、プラテンガラス2上にもたらされる
ここで、前述した搬送ベルト23の逆方向への走行状態
における減速時に、前述した片面複写におけるステップ
3で示したと同様に原稿が最終原稿であるか否かの判断
が、ステップ16において行われる。
ステップ16において、プラテンガラス2上の原稿が最
終原稿でないと判断された場合には、ステップ17に示
すように、次のIIの先出動作が実行され、次の原稿が
前述した特撮位置まで繰り出される。そして、ステップ
18に示すように、原稿のおもて面の複写動作が実行さ
れる。前述したステップ16において、原稿が最終原稿
であると判断された場合には、ステップ17に示された
次の原稿の先出動作はおこなわれずに、ステップ18に
示された複写動作が実行される。
ステップ19に示すように、原稿のおもて面の複写動作
が完了したことが確認されると、次に、ステップ20に
おいて、この原稿の排出動作が行われる。即ち、搬送ベ
ルト23が、原稿を排出すべく走行を開始すると、第2
のソレノイド53が励磁され、フラッパ29は第5図に
示すように、第1の位置にもたらされる。従って、第1
の搬送路L1を搬送されてきた原稿は、搬送路切換装置
30の第1の位置にあるフラッパ29を介して、第8図
に示すように、第2の搬送路L2にもたらされる。
ここで、ステップ21に示すように、排出動作において
原稿の先端が第2の原稿検出センサS2にもたらされる
と、このセンサS2はオンされる。
このセンサS2がオンした時点で、再び複写された原稿
が最終原稿であるかが判断され、最終原稿である場合に
は、全体の動作を終了し、最終原稿でない場合には、再
びステップ12に戻り、ステップ17で先出されていた
次の原稿の複写動作が実行される。
尚、第2の搬送路L2にもたらされた原稿は、排紙ロー
ラ81.83の回転に伴って、排紙トレイ27上に表面
を上方に向けた状態で排出される。
そして、前述したように、センサS2のオンにより、第
2のソレノイド53は消磁され、第3図に示すように、
フラッパ29は第3の位置にもたらされる。
このようにして、以上述べた動作が繰り返し行われるこ
とにより、複数枚の原稿の両面の複写が行われることに
なる。
以上詳述したように、この一実施例によれば、両面複写
動作において、原稿のおもて面がプラテンガラス2に向
かうように下方を向いた状態でトレイ13上に載置され
た原稿を、この状態で繰り出した後に、最初に原稿の裏
面を複写すべく原稿を反転部9で反転し、原稿の裏面を
下に向けた状態でプラテンガラス2上にもたらしている
。そして、原稿の裏面を複写した後、再び、反転部9を
介して原稿を反転し、原稿のおもて面を下方に向けて、
プラテンガラス2上にもたらしている。そして、原稿の
おもて面を複写した後、この原稿は、排紙部11を介し
て、排紙トレイ27上に排紙されるようにしている。
ここで、この原稿が最終原稿でない場合、この原稿がお
もて面を下に向けた状態でプラテンガラス2上にもたら
された時点で、更に詳細には、プラテンガラス2上にも
たらされた原稿を搬送する搬送ベルト23の搬送速度が
減速された時点で、次の原稿は、トレイ13上から先出
し給紙されることになる。この先出された次の原稿は、
プラテンガラス2の直前に設定された待機位置までもた
らされる。
このように、次の原稿を複写するに必要な時間を短縮す
るため、前の原稿の複写動作中に次の原稿を予め先出し
ておき、前の原稿が複写されて排出された状態で、次の
原稿を待機位置から即座に、プラテンガラス2上に搬送
するようにしている。
この原稿の先出のタイミングを、この一実施例では、上
述したように、原稿の反転動作を完了した後、複写動作
完了前に設定している。従って、反転動作中に、たとえ
、原稿の紙詰まりが生じたとしても、次の原稿は先出さ
れていないので、反転部9において紙詰まりした原稿の
みを排除すればよく、この紙詰まりが次の原稿に何等悪
影響を及ぼすことはない。
また、このように反転動作が終了した後に、次の原稿の
先出動作を実行したとしても、この先出動作に必要とな
る時間は、原稿の表面を複写するに必要な時間より短い
ものである。このようにして、この先出タイミングが複
写動作全体の時間を長くすることはない。 この発明は
上述した一実施例の構成に河谷限定するものでなく、こ
の発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々変形可能である
〔発明の効果〕
以上詳述したように、この発明に係わる原稿送給方法は
、両面に原稿面が形成された原稿を両面複写すべく、ト
レイ上から原稿を取り出してプラテンガラス上にもたら
し、原稿を反転することにより原稿の一方の面及び他方
の面をプラテンガラスに向けてそれぞれを複写するよう
に送給する原稿送給方法において、原稿の反転動作が終
了した後に、次の原稿をトレイ上からプラテンガラスの
直前に設定された待機位置まで先出しておくことを特徴
としている。このようにして、この発明によれば、原稿
の両面複写時に、反転部において原稿の紙詰まりが生じ
たとしても、その排除動作を容易に行なえるようにした
原稿送給方法が提供されることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係わる原稿送給方法の一実施例が実
施されるADFを概略的に示す正面断面図、 第2図は第1図に示すADFの反転部及び排紙部を取出
して示す正面断面図、 第3図は搬送路切換装置の駆動装置を、フラッパが第3
の位置にある状態で示す側面図、第4図は第3図に示す
駆動装置を、フラッパが第2の位置にある状態で示す側
面図、 第5図は第3図に示す駆動装置を、フラッパが第1の位
置にある状態で示す側面図、 第6図、は搬送路切換装置を、フラッパが第3の位置に
ある状態で示す側面図、 第7図は搬送路切換装置を、フラッパが第2の位置にあ
る状態で示す側面図、 第8図は搬送路切換装置を、フラッパが第1の位置にあ
る状態で示す側面図、 第9図は原稿を片面複写する場合の原稿の送給動作を示
すフローチャート、そして、 第10図は原稿を両面複写する場合の原稿の送給動作を
示すフローチャートである。 1・・・複写機、2・・・プラテンガラス、3・・・自
動原稿送り装置、5・・・分離部、7・・・搬送部、9
・・・反転部、15・・・トレイ。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第6図 第7図 第8図 片面a写t−ド 第9図 向1fl木劃写モード 第10図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 両面に原稿面が形成された原稿を両面複写すべく、トレ
    イ上から原稿を取り出してプラテンガラス上にもたらし
    、原稿を反転することにより原稿の一方の面及び他方の
    面をプラテンガラスに向けてそれぞれを複写するように
    送給する原稿送給方法において、 原稿の反転動作が終了した後に、次の原稿をトレイ上か
    らプラテンガラスの直前に設定された待機位置まで先出
    しておくことを特徴とする原稿送給方法。
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