JP2000242048A - 原稿給排紙装置 - Google Patents

原稿給排紙装置

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JP2000242048A
JP2000242048A JP11042899A JP4289999A JP2000242048A JP 2000242048 A JP2000242048 A JP 2000242048A JP 11042899 A JP11042899 A JP 11042899A JP 4289999 A JP4289999 A JP 4289999A JP 2000242048 A JP2000242048 A JP 2000242048A
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Yoshiaki Atokata
義昭 後潟
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、複写機などの装置本体に搭載され
る原稿給排紙装置に関し、装置側面の排紙トレイ上に排
紙する原稿を他でも給紙テーブル上にセットしたページ
順位に積載可能にして、装置の設置位置の制限を解消す
る。 【解決手段】 原稿Pをセットする給紙テーブル11
と、読取終了後にコンタクトガラス101上から搬出す
る片面原稿Pをそのまま排紙して給紙テーブル11上で
のページ順位に積載する側部排紙トレイ20と、読取終
了後にコンタクトガラス101上から搬出する両面原稿
Pを再度表裏を反転させて給紙テーブル11上でのペー
ジ順位に積載する上部排紙トレイ21と、を備え、側部
排紙トレイ20が上方に回動されて畳まれたことを接触
スイッチ46が検知したときには、片面原稿Pは側部排
紙トレイ20上に持ち出した後にスイッチバックさせて
送り方向を反転させ上部排紙トレイ21上に排紙する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機などの装置
本体に搭載される原稿給排紙装置に関し、詳しくは、装
置本体の処理位置から搬出した原稿を元のページ順に積
載する状態に排紙することのできるものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、複写機、ファクシミリ装置、
スキャナ装置等の原稿読取装置を備えるものには、原稿
をその読取位置(処理位置)に自動給紙して排紙する原
稿給排紙装置を搭載するものが知られている。
【0003】この種の原稿給排紙装置としては、原稿読
取装置の読取位置の上方に配置された給紙テーブル上に
画像面を上面にした原稿の束をセットするものがあり、
この原稿給排紙装置は、原稿を最上のものから1枚づつ
分離給送して表裏を反転しつつ原稿読取装置の読取位置
に搬送するようになっており、読取の終了した原稿は、
その読取位置から搬出して排紙トレイ上に排紙する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の原稿
読取装置などは、原稿給排紙装置が給紙テーブル上にセ
ットする原稿の表裏を反転することにより、読取位置の
原稿を読み取ることができ、その読取の終了した原稿
は、そのまま排紙トレイ上に排紙するだけで、給紙テー
ブル上にセットしたページ順位で原稿を積載することが
できる。
【0005】しかしながら、この原稿給排紙装置では、
読取位置から搬出する原稿は、そのままの姿勢で装置外
に排紙するので、排紙トレイを装置側面に張り出す形で
取り付ける必要がある。
【0006】このため、装置の設置面積が大きくなって
しまい、壁際や壁の角の位置に設置したくてもできない
など、設置位置を制限してしまうという問題があった。
【0007】そこで、本発明は、装置側面の排紙トレイ
上に排紙する原稿を他でも給紙テーブル上にセットした
ページ順位に積載可能にして、装置の設置位置の制限を
解消することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1に記載の発明は、原稿を積載する給紙テーブル
と、積載された原稿を最上のものから1枚づつ分離して
給送する分離給送手段と、分離給送されてきた原稿を装
置本体による処理位置に搬送して該処理位置から搬出す
る搬送搬出手段と、搬出されてきた原稿の表裏を反転さ
せてあるいはそのまま排紙する排紙手段と、反転されて
排紙される原稿を積載する第1の排紙トレイと、そのま
ま排紙される原稿を積載する第2の排紙トレイと、を備
え、排紙手段は、原稿の排紙先指示に応じて、第2の排
紙トレイに排紙する原稿の移送方向を装置本体の処理位
置以外で反転させて第1の排紙トレイに原稿を排紙する
ことを特徴とするものである。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明の構成に加え、前記第2の排紙トレイの使用不能
な状態を検知する検知手段を有し、前記排紙手段は、検
知手段の検知情報を原稿の排紙先指示として、第2の排
紙トレイに排紙する原稿を第1の排紙トレイに排紙する
ことを特徴とするものである。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の発明の構成に加え、前記第2の排紙トレイは装置側面
に張り出す状態で設置されると共に、該装置側面に沿う
状態に回動可能に取り付け、前記排紙手段は、検知手段
が第2の排紙トレイの装置側面に沿う状態を検知したと
きに、第2の排紙トレイに排紙する原稿を第1の排紙ト
レイに排紙することを特徴とするものである。
【0011】請求項4に記載の発明は、請求項1から3
のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記排紙手段
は、原稿を第2の排紙トレイの設置位置に搬出した後に
スイッチバックさせて移送方向を反転させ第1の排紙ト
レイ上に排紙することを特徴とするものである。
【0012】本発明では、給紙テーブル上から分離給送
され装置本体の処理位置から搬出される原稿は、第1の
排紙トレイ上には表裏を反転して排紙する一方、第2の
排紙トレイ上にはそのまま排紙することにより給紙テー
ブル上でのページ順位に積載することができるととも
に、スイッチなどの操作をして原稿の排紙先を指示する
ことにより、第2の排紙トレイ上に排紙する原稿を、搬
送搬出手段によらずに排紙手段が、装置本体の処理位置
以外の例えば、請求項4に記載の発明のように第2の排
紙トレイの設置位置に搬出した後にスイッチバックさせ
て移送方向を反転させ第1の排紙トレイ上に排紙するこ
ともできる。したがって、原稿は第2の排紙トレイ上に
排紙される場合と同様に、給紙テーブル上でのページ順
位に第1の排紙トレイ上でも積載することができる。
【0013】また、請求項2に記載の発明のように、第
2の排紙トレイの使用不能な状態を検知したとき、例え
ば、第2の排紙トレイを外したり、請求項3に記載の発
明のように装置側面に沿う状態に第2の排紙トレイを折
り畳まれたことを検知したとき、第2の排紙トレイに排
紙する原稿の排紙先を指示され、その第2の排紙トレイ
上に排紙する原稿を、移送方向を反転させて第1の排紙
トレイ上に排紙することもできる。したがって、第2の
排紙トレイの状態に合わせて原稿の排紙先を変更して、
その第2の排紙トレイ上に排紙される場合と同様に、給
紙テーブル上でのページ順位に第1の排紙トレイ上でも
積載することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて説
明する。図1〜図8は本発明に係る原稿給排紙装置の一
実施形態を示す図であり、複写機の原稿読取装置に搭載
する一例を示す図である。
【0015】図1および図2において、複写機は、原稿
読取装置100上部に配置されたコンタクトガラス10
1(図3以降に図示)上の読取位置(処理位置)に、給
紙テーブル11上にセットされた原稿Pを連続的に給紙
して排紙する原稿給排紙装置10を備えており、コンタ
クトガラス101上に停止させた原稿Pから読み取った
画像は、画像形成装置200により記録紙Sにトナー記
録して複写する。なお、原稿読取装置100および画像
形成装置200は、ここでの詳細な説明は割愛するが、
公知の方式により原稿Pの読取や画像の形成記録を行う
ものであり、例えば、原稿読取装置100は光源やミラ
ーなどを組み付けたスキャナユニットを移動させつつコ
ンタクトガラス101上の原稿Pへ照射した光の反射光
を光電変換して画像読取を行い、画像形成装置200は
電子写真記録方式により読取画像のを記録紙Sに記録形
成する。
【0016】原稿給排紙装置10は、呼出コロ12、分
離コロ13、分離ベルト14、駆動ローラ15、従動ロ
ーラ16、17、および搬送ベルト18を備えて、給紙
テーブル11上にセットされた原稿Pをコンタクトガラ
ス101上に連続的に給紙するようになっており、読取
の終了した原稿Pは反転排紙機構19が装置側面に設置
された側部排紙トレイ(第2の排紙トレイ)20または
コンタクトガラス101の上方(給紙テーブル11の下
方)に設置された上部排紙テーブル(第1の排紙トレ
イ)21に排紙して積載する。
【0017】呼出コロ12が給紙テーブル11に積載さ
れた原稿Pを加圧する状態で回転し、分離コロ13が給
送と逆方向に回転する一方、分離ベルト14が給送方向
に回転駆動することにより、呼出コロ12が下流側に送
り出した原稿Pを、分離コロ13が下層の原稿Pの給送
を阻止しつつ分離ベルト14が最上の原稿Pから下流へ
と1枚づつ分離して給送する。
【0018】駆動ローラ15とその従動ローラ16、1
7は、分離コロ13と分離ベルト14が分離給送する原
稿Pを狭持して給送することにより、駆動ローラ15の
外周で原稿Pの表裏を反転させ搬送ベルト18に受け渡
す。
【0019】搬送ベルト18は、コンタクトガラス10
1の上面に摺接する状態で正逆方向に回転駆動すること
ができ、受け渡された原稿Pを、コンタクトガラス10
1に押し付けつつ搬送して原稿スケール102に後端が
突き当たる読取位置にセットするようになっており、原
稿読取装置100による画像読取の終了した原稿Pはそ
の読取終了後に駆動を再開してコンタクトガラス101
上から搬出し反転排紙機構19に受け渡し、装置側面に
設置された側部排紙トレイ20または上部排紙トレイ2
1上へと排紙させる。
【0020】すなわち、分離コロ13、分離ベルト1
4、駆動ローラ15、従動ローラ16、17が分離給送
手段を構成し、搬送ベルト18が搬送搬出手段を構成し
ている。なお、図2中、S1は分離されてきた原稿Pを
検知するプルアウトセンサであり、S2はコンタクトガ
ラス101の手前で原稿Pを検知するレジストセンサで
ある。
【0021】そして、反転排紙機構19は、搬送ベルト
18によりコンタクトガラス101上から搬出される原
稿Pを駆動ローラ23が回転しつつ受け取ってそのまま
側部排紙ローラ対24により狭持して側部排紙トレイ2
0上に排紙するか、またはその表裏を反転させて駆動ロ
ーラ23と従動ローラ25との間で狭持して再度コンタ
クトガラス101上に搬入した後にそのコンタクトガラ
ス101上から搬出される原稿Pを上部排紙ローラ対2
6で狭持して上部排紙トレイ21上に排紙するかを切替
実行することができるようになっており、反転排紙機構
19は、切換爪27〜30により原稿Pの搬送経路を切
り換えて送り先を側部排紙トレイ20上、上部排紙トレ
イ21上、または、コンタクトガラス101上のいずれ
かにするようになっている。すなわち、反転排紙機構1
9が排紙手段を構成している。
【0022】具体的には、図3に示すように、切換爪2
7は、コンタクトガラス101の下流側に配置されて搬
送ベルト18により搬出されてくる原稿Pを駆動ローラ
23の下方に導く搬送経路を画成すると共に、駆動ロー
ラ23に巻きつくように反転されて従動ローラ25との
間に狭持搬送されてくる原稿Pをコンタクトガラス10
1上に導く搬送経路を画成するように固定されている。
【0023】切換爪28、29は、スプリング31、3
5のみにレバー32、36を牽引される状態のときには
コンタクトガラス101上から駆動ローラ23の下方を
介して送られてきた原稿Pを側部排紙ローラ対24に狭
持させ側部排紙トレイ20に排紙する搬送経路を画成す
る一方、切換爪28は、ソレノイド33にレバー32を
スプリング31の弾性力に抗して牽引されたときにはコ
ンタクトガラス101上から駆動ローラ23の下方を介
して送られてきた原稿Pをガイド34と駆動ローラ23
の外周との間に送り出す搬送経路を画成すし、また、切
換爪29は、ソレノイド37にレバー36をスプリング
35の弾性力に抗して牽引されたときには側部排紙ロー
ラ対24に狭持され搬送方向を反転されてスイッチバッ
クされてくる原稿Pをガイド34と駆動ローラ23の外
周との間に送り出す搬送経路を画成する。
【0024】切換爪30は、スプリング38のみにレバ
ー39を牽引される状態のときにはガイド34と駆動ロ
ーラ23の外周との間の搬送経路を介して送られてくる
原稿Pを上部排紙ローラ対26に狭持させ上部排紙トレ
イ21に排紙する搬送経路を画成する一方、ソレノイド
40にレバー39をスプリング38の弾性力に抗して牽
引されたときにはガイド34と駆動ローラ23の外周と
の間の搬送経路を送られてくる原稿Pをその駆動ローラ
23と従動ローラ25との間に狭持させて切換爪28に
よる搬送経路を介してコンタクトガラス101方向に送
り出す搬送経路を画成する。
【0025】そして、原稿給排紙装置10は、一面側を
上面にする状態で給紙テーブル11にセットされた原稿
Pを、駆動ローラ15および従動ローラ16、17が狭
持給送してその一面側と他面側との上下(表裏)を反転
させつつコンタクトガラス101上に搬入し、その原稿
Pは搬送ベルト18がコンタクトガラス101上の読取
位置に搬送して読取終了後にそのコンタクトガラス10
1上から搬出する。
【0026】このコンタクトガラス101上から搬出さ
れた原稿Pは、片面のみから画像を読み取る片面原稿P
の場合には、図3に示すように、スプリング31、35
にレバー32、36を牽引された状態のままで、搬送ベ
ルト18によりコンタクトガラス101上から搬出され
る原稿Pを、切換爪27、28、29の下側に画成する
搬送経路を介して送って画像面の一面側を下側にしたま
ま側部排紙ローラ対24に狭持させ側部排紙トレイ20
上に排紙し順次に積載する。したがって、画像を上面に
給紙テーブル11にセットした片面原稿Pは、側部排紙
トレイ20上では画像を下面にして給紙テーブル11に
セットしたページ順位に積載することができる。
【0027】また、両面から画像を読み取る両面原稿P
の場合には、図4に示すように、ソレノイド33、40
がレバー32、39をスプリング35、38の弾性力に
抗して牽引し切換爪28、30により駆動ローラ23の
外周側に搬送経路を画成した後に、搬送ベルト18によ
りコンタクトガラス101上から搬出される原稿Pを、
その搬送経路を介して送って駆動ローラ23と従動ロー
ラ25との間で狭持させて一面側と他面側を反転させつ
つ切換爪27に案内させその他面側が下面となるように
コンタクトガラス101上に再度搬入する。そして、搬
送ベルト18がその原稿Pをコンタクトガラス101上
の読取位置に他面側を下面側にして再搬送し読取終了後
にそのコンタクトガラス101上から搬出するが、この
読取終了の後には、図5に示すように、切換爪28によ
る搬送経路はそのままとする一方、切換爪30にソレノ
イド40の駆動を停止してレバー39をスプリング38
により牽引されることによる上部排紙トレイ21方向の
搬送経路を画成させた後に、搬送ベルト18によりコン
タクトガラス101上から再度搬出されてくる原稿P
を、駆動ローラ23の外周側から上部排紙ローラ対26
に至る搬送経路を介して送って、その上部排紙ローラ対
26に狭持させて一面側と他面側を反転させつつ上部排
紙トレイ21上に一面側を下面として排紙し積載する。
したがって、一面側を上面に給紙テーブル11にセット
した両面原稿Pは、上部排紙トレイ21ではその一面側
を下面にして給紙テーブル11にセットしたページ順位
に積載することができる。
【0028】ここで、原稿給排紙装置10は、図3に示
すように、側部排紙トレイ20を、装置側面に固設され
ているブラケット41に回動軸42を中心に回動可能に
保持してピン43により支持しており、この側部排紙ト
レイ20はピン43に衝止されている状態のときには装
置側面側の端部に形成された切欠部20aにスプリング
44により付勢されている突当部材45を押し付けて不
用意に回動しないように姿勢を維持する一方、上部を把
持して回動軸42を中心に上方に回動させときには、側
部排紙トレイ20の端部を接触スイッチ46で検知して
その側部排紙トレイ20を装置側面に沿うように跳ね上
げられて折り畳まれた(原稿Pを排紙不能)と判断し、
側部排紙トレイ20に排紙する原稿Pの排紙先を上部排
紙トレイ21に切り換えて実行するようになっている。
すなわち、接触スイッチ46が検知手段を構成してい
る。
【0029】具体的には、原稿給排紙装置10は、片面
原稿Pの場合に、図6に示すように、側部排紙トレイ2
0が回動軸42を中心に回動されて跳ね上げられている
状態となっていることを接触スイッチ46が検知したと
きには、搬送ベルト18によりコンタクトガラス101
上から搬出される原稿Pを、側部排紙トレイ20上に持
ち出すまでは同様に、スプリング31、35、38にレ
バー32、36、39を牽引された状態のままとし、切
換爪27、28、29の下側に画成される搬送経路を介
して側部排紙ローラ対24に狭持させて画像面を下側に
したまま端辺をセンサS3が検知するまで側部排紙トレ
イ20上に持ち出し、原稿Pの端辺をセンサS3が検知
したときに側部排紙ローラ対24の駆動を一時停止す
る。この後には、図7に示すように、ソレノイド37が
レバー36をスプリング35の弾性力に抗して牽引し切
換爪29により駆動ローラ23の外周とガイド34との
間に搬送経路を画成した後に、側部排紙ローラ対24を
逆転して狭持する原稿Pを画像面を下側にしたまま移送
する方向を反転させて(スイッチバックさせて)駆動ロ
ーラ23の外周から切換爪30が画成する搬送経路を介
して上部排紙ローラ対26に狭持させ表裏を反転させる
ことなく上部排紙トレイ21に画像面を下面にして排紙
し積載する。したがって、画像を上面に給紙テーブル1
1にセットした片面原稿Pは、側部排紙トレイ20で画
像を下面にしたままの状態で上部排紙トレイ21上に給
紙テーブル11にセットしたページ順位に積載すること
ができる。
【0030】このように本実施形態においては、給紙テ
ーブル11上に積載した片面原稿Pは、図8(a)に示
すように、そのページ順位のまま表裏を逆に側部排紙ト
レイ20上に排紙して積載することができ、側部排紙ト
レイ20を回動させて装置側面に沿う状態に折り畳んだ
場合には、図8(b)に示すように、側部排紙トレイ2
0に持ち出した後に移送する方向を反転させることによ
りその表裏を反転させることなく両面原稿P用の上部排
紙トレイ21上に排紙して、側部排紙トレイ20上に排
紙する場合と同じ状態で積載することができる。したが
って、側部排紙トレイ20を使用するスペースがない場
合や、壁に隣接する角位置などに設置する場合には、そ
の側部排紙トレイ20を使用不能にして、片面原稿Pま
たは両面原稿Pにかかわらずに、上部排紙トレイ21上
に給紙テーブル11上にセットしたページ順位に積載す
ることができ、装置の設置位置の制限を解消することが
できる。
【0031】なお、本実施形態では、側部排紙トレイ2
0を上方に回動されたことを検知する場合を説明する
が、これに限るものはなく、操作部から手動入力した
り、下方への回動やブラケット41から取り外されたこ
とを検知して同様に原稿Pの移送制御を行うようにして
もよい。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、給紙テーブル上に積載
した原稿は、第2の排紙トレイには処理位置から搬出姿
勢のまま排紙し、また第1の排紙トレイには表裏を反転
させて排紙し、給紙テーブル上と同様のページ順位に積
載することができ、その第2の排紙トレイを例えば、装
置側面に沿うように折り畳んだ場合などには第2の排紙
トレイ上に排紙する原稿をその第2の排紙トレイの設置
場所などでスイッチバックさせて移送方向を反転させ第
1の排紙トレイ上に排紙することができる。したがっ
て、第2の排紙トレイに排紙する原稿も、給紙テーブル
上での積載順位を逆にすることなく第1の排紙トレイ上
に排紙して積載することができ、装置の設置位置の制限
を解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る原稿給排紙装置の一実施形態を示
す概略構成図であり、複写機に搭載した場合の一例を示
す透視正面図である。
【図2】その概略全体構成を示す透視正面図である。
【図3】その要部を示す透視正面図である。
【図4】その原稿の排紙時の状態を説明する透視正面図
である。
【図5】その原稿の排紙時の状態を説明する透視正面図
である。
【図6】その原稿の排紙時の状態を説明する透視正面図
である。
【図7】その原稿の排紙時の状態を説明する透視正面図
である。
【図8】その排紙後の原稿の積載状態を説明する概念図
である。
【符号の説明】
10 原稿給排紙装置 11 給紙テーブル 12 呼出コロ(分離給送手段) 13 分離コロ(分離給送手段) 14 分離ベルト(分離給送手段) 15 駆動ローラ(分離給送手段) 16 従動ローラ(分離給送手段) 18 搬送ベルト(搬送搬出手段) 19 反転排紙機構(排紙手段) 20 側部排紙トレイ(第2の排紙トレイ) 21 上部排紙トレイ(第1の排紙トレイ) 23 駆動ローラ 24 側部排紙ローラ対 25 従動ローラ 26 上部排紙ローラ対 28、29、30 切換爪 31、35、38 スプリング 32、36、39 レバー 33、37、40 ソレノイド 34 ガイド 46 接触スイッチ(検知手段) 100 原稿読取装置 101 コンタクトガラス 200 画像形成装置 P 原稿

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿を積載する給紙テーブルと、積載され
    た原稿を最上のものから1枚づつ分離して給送する分離
    給送手段と、分離給送されてきた原稿を装置本体による
    処理位置に搬送して該処理位置から搬出する搬送搬出手
    段と、搬出されてきた原稿の表裏を反転させてあるいは
    そのまま排紙する排紙手段と、反転されて排紙される原
    稿を積載する第1の排紙トレイと、そのまま排紙される
    原稿を積載する第2の排紙トレイと、を備え、 排紙手段は、原稿の排紙先指示に応じて、第2の排紙ト
    レイに排紙する原稿の移送方向を装置本体の処理位置以
    外で反転させて第1の排紙トレイに原稿を排紙すること
    を特徴とする原稿給排紙装置。
  2. 【請求項2】前記第2の排紙トレイの使用不能な状態を
    検知する検知手段を有し、 前記排紙手段は、検知手段の検知情報を原稿の排紙先指
    示として、第2の排紙トレイに排紙する原稿を第1の排
    紙トレイに排紙することを特徴とする請求項1に記載の
    原稿給排紙装置。
  3. 【請求項3】前記第2の排紙トレイは装置側面に張り出
    す状態で設置されると共に、該装置側面に沿う状態に回
    動可能に取り付け、 前記排紙手段は、検知手段が第2の排紙トレイの装置側
    面に沿う状態を検知したときに、第2の排紙トレイに排
    紙する原稿を第1の排紙トレイに排紙することを特徴と
    する請求項2に記載の原稿給排紙装置。
  4. 【請求項4】前記排紙手段は、原稿を第2の排紙トレイ
    の設置位置に搬出した後にスイッチバックさせて移送方
    向を反転させ第1の排紙トレイ上に排紙することを特徴
    とする請求項1から3のいずれかに記載の原稿給排紙装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2539631C1 (ru) * 2013-08-28 2015-01-20 Сергей Иванович Малафеев Электрический привод прокатного стана

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