JP2000085982A - シ―ト収納/搬送装置及びこれを用いた画像形成装置 - Google Patents

シ―ト収納/搬送装置及びこれを用いた画像形成装置

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JP2000085982A
JP2000085982A JP11183512A JP18351299A JP2000085982A JP 2000085982 A JP2000085982 A JP 2000085982A JP 11183512 A JP11183512 A JP 11183512A JP 18351299 A JP18351299 A JP 18351299A JP 2000085982 A JP2000085982 A JP 2000085982A
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
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    • B65H2301/00Handling processes for sheets or webs
    • B65H2301/30Orientation, displacement, position of the handled material
    • B65H2301/34Modifying, selecting, changing direction of displacement

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、両面印刷の生産性および分離性能の
向上と、確実なシート搬送で安定した給紙と、装置の小
型化とコストダウンを得るシート収納/搬送装置及びこ
れを用いた画像形成装置を提供する。 【解決手段】第1の方向に搬送されてきたシートを順次
収納する収納部71と、収納されたシートの最下位シー
ト下面に接触して逆の第2の方向へ搬送するピックアッ
プローラ73と、収納されたシートの上面に当接しシー
トを介してピックアップローラに対し所定の加圧力を加
える押さえゲート86と、この押さえゲートに設けられ
次に収納部に搬入されるシートの第1の端部を受ける受
け部86aと、押さえゲートを回転駆動し受け部で受け
たシートをピックアップローラ上に落として押さえゲー
トとの間に挟持させるとともに、つぎに収納部に搬入さ
れるシートを受け部で受けさせる駆動機構Kを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート収納/搬送
装置及びこれを用いた、たとえば電子複写機である画像
形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内部に画像形成ユニットを有する一般的
な電子複写機やプリンタ等の画像形成装置においては、
シートの表面にのみ画像を印刷するばかりでなく、シー
トの裏面にも画像を印刷する要求が多い。そのため、画
像形成ユニットによって表面に画像が印刷されたシート
を一時的に収納し、この収納されたシートを再び画像形
成ユニットに向けて搬送する、いわゆる自動両面通紙装
置が備えられている。
【0003】この自動両面通紙装置は、表面に画像が印
刷されたシートをこの装置内に取り込み、そのシートを
反転させてから再度、画像形成ユニットに向けて搬送す
ることにより、シートの両面に印刷することができる。
【0004】また、複数枚の表面印刷されたシートを順
次送り出すことにより、複数枚のシートに対して両面印
刷することができる。このように複数枚のシートを順次
取出す方式として、従来、2つの方式が採用されてい
る。
【0005】第1の方式として、自動両面通紙装置の収
納部に収納された複数のシートを、その最上位のシート
から順次給紙するようになっている。この方式では、は
じめにシートの表面に画像を印刷し、この装置内の収納
部に一旦収納する。このとき表面に画像が印刷されたシ
ートは順次、前に表面に画像が印刷されたシート上に積
み重ねられ、最終のシートの表面への画像印刷を終了し
て収納したあとで、表面に画像が印刷された最終シート
から裏面への画像印刷が開始される。
【0006】この裏面への画像印刷にあたっては、最上
位のシートである最終の表面への画像印刷されたシート
から順次給紙され、裏面への画像印刷がなされる。すな
わち、はじめに表面に画像が印刷された順序とは全く逆
の順序で裏面への画像印刷がなされる。
【0007】第2の方式は、自動両面通紙装置内の収納
部において、表面に画像が印刷されたシートの上に、つ
ぎに表面に画像が印刷されたシートを重ねるまでは同じ
である。裏面への画像印刷にあたっては、最下位のシー
トから取出して給紙し、画像の印刷をなす。
【0008】したがって、この種の方式によれば、はじ
めに表面へ画像が印刷されたシートが収納部に収納され
た順序と同じ順序で収納部から取出される。
【0009】第1の方式の、表面へ画像が印刷されたシ
ートの最上位のシートから取出して裏面への画像印刷を
なす方式では、複数のシートを両面印刷するのに全ての
シートの表面への画像印刷が終了しないと裏面への画像
印刷を開始できないので、両面印刷の生産性が悪い。
【0010】第2の方式の、表面へ画像が印刷されたシ
ートの最下位のシートを取出して裏面への画像印刷をな
す方式では、全てのシートの表面への画像印刷終了を待
たずに、収納部からシートを裏面への画像印刷のために
取出すことが可能で、第1の方式のものよりも生産性を
上げられる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、第2の方式
の自動両面通紙装置では、上述の高い生産性を保持する
ために表面への画像印刷したシートを両面通紙装置に収
納する動作と、この装置からシートを取出して裏面への
画像印刷をなすよう給紙する動作を同時に、かつ円滑に
行わなくてはならない。
【0012】そこで従来、自動両面通紙装置に収納され
たシートを、下面側からピックアップローラによって直
ちに裏面への画像印刷のため送り出し可能としたものが
ある。しかしながら、このような構成とした場合、ピッ
クアップローラで取り出しをなしている間にも表面への
画像印刷されたシートが順次シート収納部に搬送され
る。そのため、ピックアップローラに搬送に必要な押圧
力を掛けることができなかった。
【0013】ピックアップローラに必要な押圧力が掛か
らない場合は、シートを確実に搬送することができず、
給紙不良などの問題が発生してしまう。その対策として
従来の装置においては、シート収納部を傾斜させ、収納
されるシートが自重で給紙ローラ部に達する構成を採用
している。
【0014】この場合、上記ピックアップローラの搬送
力が少なくても、シートを給紙ローラ部までは確実に搬
送することが可能である。その一方で、シート収納部を
傾斜させるために自動両面通紙装置が大型化し、画像形
成装置全体の大型化に繋がっている。
【0015】本発明の目的は、両面印刷をなすため表面
に画像が印刷されたシートのうち最下位のシートを取出
すことを前提として、両面印刷の生産性が向上するとと
もに分離性能の向上と、確実なシート搬送による安定し
た給紙をなし、装置の小型化に寄与するシート収納/搬
送装置及びこれを用いた画像形成装置を提供することに
ある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上述の目的を満足するた
め本発明は、請求項1として、第1の端部及び第2の端
部を有するシートを収納及び搬送する装置において、第
1の方向に搬送されてきたシートを順次収納する収納部
と、前記収納部に設けられ収納されたシートの最下位シ
ートの下面に接触してこのシートを前記第1の方向とは
逆方向の第2の方向へ搬送する搬送部と、前記収納部に
収納されたシートの上面に当接しシートを介して前記搬
送部に対して所定の加圧力を加えるシート押さえ部材
と、前記押さえ部材に設けられ次に前記収納部に搬入さ
れるシートの第1の端部を受ける受け部と、前記シート
押さえ部材を回転駆動し前記受け部で受けたシートを搬
送部上に落として搬送部とシート押さえ部材との間に挟
持させるとともにつぎに収納部に搬入されるシートを前
記受け部で受けさせる駆動機構とを具備したことを特徴
とする。
【0017】上述の目的を満足するため本発明は、請求
項7として、シートの第1の面及び第2の面に画像を印
刷するための両面通紙手段及び画像形成手段を有する画
像形成装置において、前記両面通紙手段は前記画像形成
手段によって第1の面に画像が印刷され順次搬入される
シートを収納するシート収納手段と、前記シート収納手
段に設けられ収納されたシートの最下位シートの下面に
接触してこのシートの第2の面に画像を印刷するために
前記画像形成手段に向けてこのシートを供給する給紙手
段と、前記シート収納手段に収納されるシートの上面に
当接しシートを介して前記給紙手段に対し所定の加圧力
を加えるシート押さえ手段と、前記シート押さえ手段に
設けられつぎにシート収納手段に搬入されるシートを受
ける受け部と、前記シート押さえ手段を回転駆動し前記
受け部で受けたシートを給紙手段上に落として給紙手段
とシート押さえ手段との間に挟持させるとともにつぎに
シート収納手段に搬入されるシートを前記受け部で受け
させる駆動手段とを具備したことを特徴とする。
【0018】このように、両面印刷をなすため表面に画
像が印刷されたシートのうち最下位のシートを取出すこ
とを前提として、両面印刷の生産性が向上するとともに
分離性能の向上と、確実なシート搬送による安定した給
紙をなし、装置の小型化に寄与する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
シート収納/搬送装置及びこれを用いた画像形成装置の
実施の形態を説明する。
【0020】図1に示すように、デジタル複写機は装置
本体10を備え、本体10内には、読取装置として機能
するスキャナ部4、およびプリンタ部6が設けられてい
る。本体10の上面には、原稿Dが載置される透明なガ
ラスからなる原稿載置台12が設けられている。また、
本体10の上面には、原稿載置台12上に原稿Dを自動
的に送る自動原稿送り装置7(以下、ADFと称する)
が配置されている。ADF7は、原稿載置台12に対し
て開閉可能に配置され、原稿載置台12上に載置された
原稿Dを原稿載置台12に密着させる原稿押さえとして
も機能する。
【0021】ADF7は、原稿Dがセットされる原稿ト
レイ8、原稿Dの有無を検出するエンプティセンサ9、
原稿トレイ8から原稿Dを1枚づつ取り出すピックアッ
プローラ14、取り出された原稿Dを搬送する給紙ロー
ラ15、原稿Dの先端を整位するアライニングローラ対
16、原稿載置台12のほぼ全体を覆うように設けられ
た搬送ベルト18を備えている。原稿トレイ8に上向き
にセットされた複数枚の原稿Dは、その最下の頁、すな
わち、最終頁から順に取り出され、アライニングローラ
対16により整位された後、搬送ベルト18によって原
稿載置台12上の所定位置へ搬送される。
【0022】ADF7において、搬送ベルト18を挟ん
でアライニングローラ対16と反対側の端部には、反転
ローラ20、非反転センサ21、フラッパ22及び排紙
ローラ23が配置されている。スキャナ部4により画像
情報の読取られた原稿Dは、搬送ベルト18により原稿
載置台12上から送り出され、反転ローラ20、フラッ
パ22および排紙ローラ23を介してADF7上面の原
稿排紙部24上に排出される。原稿Dの裏面を読取る場
合、フラッパ22を切換えることにより、搬送ベルト1
8によって搬送されてきた原稿Dは、反転ローラ20に
よって反転された後、再度搬送ベルト18により原稿載
置台12上の所定位置に送られる。
【0023】本体10内に配置されたスキャナ部4は、
原稿載置台12に載置された原稿Dを照明する光源とし
ての露光ランプ25、および原稿Dからの反射光を所定
の方向に偏向する第1のミラー26を有している。露光
ランプ25および第1のミラー26は、原稿載置台12
の下方に配設された第1のキャリッジ27に取り付けら
れている。
【0024】第1のキャリッジ27は、原稿載置台12
と平行に移動可能に配置され、図示しない歯付きベルト
等を介して駆動モータにより、原稿載置台12の下方を
往復移動される。
【0025】原稿載置台12の下方には、原稿載置台1
2と平行に移動可能な第2のキャリッジ28が配設され
ている。第2のキャリッジ28には、第1のミラー26
により偏向された原稿Dからの反射光を順に偏向する第
2および第3のミラー30及び31が互いに直角に取り
付けられている。第2のキャリッジ28は、第1のキャ
リッジ27を駆動する歯付きベルト等により、第1のキ
ャリッジ27に対して従動されるとともに、第1のキャ
リッジ27に対して、1/2の速度で原稿載置台12に
沿って平行に移動される。
【0026】また、原稿載置台12の下方には、第2の
キャリッジ28上の第3のミラー31からの反射光を集
束する結像レンズ32と、結像レンズ32により集束さ
れた反射光を受光して光電変換するCCDセンサ34と
が配設されている。結像レンズ32は、第3のミラー3
1により偏向された光の光軸を含む面内に、移動機構を
介して移動可能に配設され、自身が移動することで反射
光を所望の倍率で結像する。そして、CCDセンサ34
は、入射した反射光を光電変換し、読取った原稿Dに対
応する電気信号を出力する。原稿Dに対応する電気信号
は画像データとして図示しない画像保存部に格納され
る。
【0027】プリンタ部6は、露光走査装置として作用
するレーザ露光装置40を備えている。レーザ露光装置
40は、光源としての半導体レーザ41と、半導体レー
ザ41から出射されたレーザ光を連続的に偏向する走査
部材としてのポリゴンミラー36と、ポリゴンミラー3
6を所定の回転数で回転駆動するポリゴンモータ37
と、ポリゴンミラー36からのレーザ光を偏向して感光
体ドラム44へ導くレーザ光学系42とを備えている。
このような構成のレーザ露光装置40は、装置本体10
の図示しない支持フレームに固定支持されている。
【0028】半導体レーザ41は、スキャナ部4により
読取られた原稿Dの画像情報等に応じてオン・オフ制御
され、レーザ露光装置40内で、レーザ光がポリゴンミ
ラー36およびレーザ光学系42を介して感光体ドラム
44へ向けられ、感光体ドラム44周面を走査すること
により感光体ドラム44周面上に静電潜像を形成する。
【0029】プリンタ部6は、本体10のほぼ中央に配
設された像担持体としての回転自在な感光体ドラム44
を有している。感光体ドラム44は、副走査方向へ回転
されながら、レーザ露光装置40からのレーザ光により
露光され、所望の静電潜像が形成される。感光体ドラム
44の周囲には、感光体ドラム44の周面を所定の電位
に帯電させる帯電チャージャ45と、感光体ドラム44
周面上に形成された静電潜像に現像剤としてのトナーを
供給して現像する現像器46と、後述する用紙カセット
から給紙された被転写材上に感光体ドラム44上に形成
されたトナー像を用紙Pに転写させる転写チャージャ4
7とが順に配置されている。
【0030】更に、感光体ドラム44の周囲には、転写
チャージャ47と一体に設けられ、シートPを感光体ド
ラム44から分離させるための剥離チャージャ48と、
感光体ドラム44周面からシートPを剥離する剥離爪4
9と、感光体ドラム44上に残留したトナーを清掃する
清掃装置50と、感光体ドラム44上に残された電荷を
取り除く除電器51とが順に配置されている。
【0031】本体10内の下部には、それぞれ本体10
から引出し可能な上段カセット52、中段カセット53
及び下段カセット54が互いに積層状態に配設されてい
る。各カセット内にはサイズの異なるシートPが装填さ
れている。これらのカセットの側方には大容量フィーダ
55が設けられている。大容量フィーダ55には、使用
頻度の高いサイズのシートP、例えば、A4サイズのシ
ートPが約3000枚収納されている。大容量フィーダ
55の上方には、手差しトレイ56を兼ねた給紙カセッ
ト57が脱着自在に装着されている。
【0032】本体10内には、各カセットおよび大容量
フィーダ55から感光体ドラム44と転写チャージャ4
7との間に位置した転写部を通って延びる搬送路58が
形成されている。搬送路58の終端には、定着ランプが
内蔵されたヒートローラ60aと、このヒートローラ6
0aに圧接する圧力ローラ60bとからなる定着装置6
0が設けられている。定着装置60に対向した本体10
の側壁には排出口61が形成され、この排出口61には
シングルトレイのフィニッシャ78が装着されている。
【0033】上段カセット52、中段カセット53、下
段カセット54及び給紙カセット57の近傍および大容
量フィーダ55の近傍には、カセットあるいは大容量フ
ィーダから用紙Pを一枚づつ取り出すピックアップロー
ラ63がそれぞれ設けられている。搬送路58には、ピ
ックアップローラ63により取り出されたシートPを搬
送路58に沿って搬送する多数の給紙ローラ対64が設
けられている。
【0034】搬送路58において感光体ドラム44の上
流側にはレジストローラ対65が設けられている。レジ
ストローラ対65は、取り出されたシートPの傾きを補
正するとともに、感光体ドラム44上のトナー像の先端
とシートPの先端とを整合させ、感光体ドラム44周面
の移動速度と同じ速度でシートPを転写部へ搬送する。
レジストローラ対65の手前、すなわち、給紙ローラ6
4側には、シートPの到達を検出するセンサ66が設け
られている。
【0035】ピックアップローラ63により各カセット
あるいは大容量フィーダ55から1枚づつ取り出された
シートPは、給紙ローラ対64によりレジストローラ対
65へ送られる。そして、シートPは、レジストローラ
対65により先端が整位された後、転写部に送られる。
【0036】転写部において、感光体ドラム44上に形
成された現像剤像、すなわち、トナー像が、転写チャー
ジャ47により用紙P上に転写される。トナー像の転写
されたシートPは、剥離チャージャ48および剥離爪4
9の作用により感光体ドラム44周面から剥離され、搬
送路58の一部を構成する搬送ベルト67を介して定着
装置60に搬送される。そして、定着装置60によって
現像剤像がシートPに溶融定着された後、シートPは、
給紙ローラ対68および排紙ローラ対69により排出口
61を通してフィニッシャ78上へ排出される。
【0037】搬送路58の下方には、定着装置60を通
過したシートPを反転して再びレジストローラ対65へ
送る自動両面装置(以下、ADUと称する)70が設け
られている。
【0038】前記ADU70は、シートPを一時的に集
積するシート収納部71と、搬送路58から分岐し、定
着装置60を通過したシートPを反転してシート収納部
71に導く反転路72と、シート収納部71に集積され
たシートPを一枚づつ取り出すピックアップローラ73
と、取り出された用紙Pを両面印刷用搬送路74及び搬
送案内路75に沿ってレジストローラ対65へ搬送する
搬送ローラ77とを備えている。また、搬送路58と反
転路72との分岐部には、シートPを排出口61あるい
は反転路72に選択的に振り分ける振り分けゲート76
が設けられている。
【0039】両面コピーを行う場合、表面上に画像が形
成されて定着装置60を通過したシートPは、振り分け
ゲート76により反転路72に導かれ、ADU70に搬
送される。
【0040】ADU70は、反転路72に導かれたシー
トPが順に積み重ねられてシート収納部71に格納さ
れ、このシート収納部71に格納されたシートPが格納
された順、すなわち、シート収納部71に積み重ねられ
ている用紙の一番下にある用紙からピックアップローラ
73により取出される。取り出されたシートPは、両面
印刷用搬送路74および搬送案内路75を通してレジス
トローラ対65へ送られる。そして、シートPはレジス
トローラ対65により整位された後、再び転写部に送ら
れ、シートPの裏面にトナー像が転写される。その後、
シートPは、搬送路58、定着装置60および排紙ロー
ラ69を介してフィニッシャ78に排紙される。
【0041】次に、シート収納/搬送装置としてのAD
U16について図2を参照して詳細に説明する。ADU
16は反転路72と、この反転路72の他端部に対向し
て正逆回転自在な反転ローラ対81を備えている。この
反転ローラ対81の正転方向側にはシート収納部71が
設けられる。反転路72からシート収納部71へは、表
面に画像が印刷されかつ定着された用紙が搬送されてく
る。
【0042】シート収納部71の一側端に、搬送される
シートPの大きさに応じて、その長さ方向に移動するエ
ンドガイド82と、搬送されるシートPの大きさに応じ
て、その幅方向に移動してシートPの両側端に接する一
対のサイドガイド83を備えている。これらエンドガイ
ド82及び一対のサイドガイド83によって、シート収
納部71に収納されるシートPを整位する。すなわち、
エンドガイド82及び一対のサイドガイド83は、印刷
されるシートPのサイズに応じて、自動的に移動される
ように配置されている。
【0043】ここで、便宜上、シートPの進行方向の後
端を第1の端部、先端を第2の端部、そして両端を第3
及び第4の端部と呼ぶ。すなわち、エンドガイド82に
はシートPの第2の端部が当接し、第1の端部は後述す
る押えゲート86の受け部86aに受けられ、第3及び
第4の端部は一対のサイド83によって整位されてシー
ト収納部71に収納される。
【0044】シート収納部71の下面には、ここに収納
されるシートPのうち、最下位のシートPの下面に転接
してシート収納部71から搬送、すなわち給紙するピッ
クアップローラ73が配置される。このピックアップロ
ーラ73の給紙方向には給紙ローラ84と分離ベルト8
5が互いに転接した状態で配置される。
【0045】給紙ローラ84と分離ベルト85との給紙
方向には、ここからシートPをUターンさせてシート収
納部71の下面に沿って並行して搬送案内する両面印刷
用搬送路74が設けられる。
【0046】ピックアップローラ73と対向して、シー
ト押さえ手段を構成する後述する押さえゲート86が設
けられている。
【0047】図3及び図4に示すように、押さえゲート
86は、その一端部に回転シャフト87が嵌着され、回
転シャフト87の回転によって回動される。押さえゲー
ト86の他端部にはフック状に形成された受け部86a
が設けられている。
【0048】図3に示すように、回転シャフト87の両
端部は回動レバー88の一端に回転自在に枢支される。
回動レバー88の他端部には駆動シャフト89が貫通し
一体化される。したがって、押さえゲート86は回転シ
ャフト87とともに回動レバー88の自由端部に取付け
られていて、駆動シャフト89を中心に回動自在であ
る。
【0049】駆動シャフト89の両側部には駆動ギヤ9
0が取付けられている。駆動ギヤ90は、回動レバー8
8の中間部に取付けられるアイドルギヤ91を介して回
転シャフト87の両側部に取付けられた従動ギヤ92に
噛合している。
【0050】すなわち、駆動ギヤ90の回転にともなっ
てアイドルギヤ91を介して従動ギヤ92が回転し、こ
の従動ギヤ92と一体の回転シャフト87および押さえ
ゲート86が矢印Raで示されるように回転される。
【0051】駆動シャフト89には回転クラッチ93が
設けられていて、回転クラッチ93はソレノイド94に
よって押さえゲート86の回転制御をする。さらに、駆
動シャフト89のほぼ中央部には図示しない駆動源の回
転軸に嵌着されるメーン駆動ギヤ95に噛合するサブ駆
動ギヤ96が嵌着される。
【0052】このようにして、各ギヤとソレノイドなど
で、押さえゲート86の駆動機構Kが構成される。
【0053】なお、後述するようにシートPを介してピ
ックアップローラ73に対する押さえゲート86の加圧
力が不足する場合は、回動レバー88に弾性体であるた
とえば加圧ばね97を設けるとよい。あるいは、重りを
取付けても良い。
【0054】次に、シートに両面印刷を行う場合の動作
を説明する。
【0055】まず、表面に印刷が行われたシートPは、
定着装置により定着された後、反転路72に導かれる。
反転路72に導かれたシートPは、反転ローラ対81に
よってシート収納部71に搬送され、このシート収納部
71に収納される。
【0056】なお、定着装置60から出たシートPがA
DU70のシート収納部71に収納されるまでの搬送経
路がUターン状に形成されている。これによって、感光
体ドラム44と対向するシートPの上面側に形成された
画像がシート収納部71では下面側に変わる。
【0057】ピックアップローラ73はシート収納部7
1の最下位のシート下面に転接して、そのシートPをシ
ート収納部71から取出して給紙ローラ84と分離ベル
ト85の方向へ搬送する。シートPは1枚ごとに分離さ
れ、両面印刷用搬送路74に導かれる。
【0058】シートPの搬送経路は、シート収納部71
から両面印刷用搬送路74に亘ってUターン状に形成さ
れているので、シート収納部71ではシート下面側にあ
った画像面が両面印刷用搬送路74では再びシートPの
上面側に変わる。
【0059】シートPは両面印刷用搬送路74から搬送
案内部75を通って、レジストローラ対65を介して再
度感光体ドラム44に導かれる。搬送案内路75が垂直
方向に向いているので、両面印刷用搬送路74ではシー
トPの上面側であった画像面が搬送案内路75において
左側面に変わる。
【0060】そして、レジストローラ対65の手前側で
搬送案内路75が左側方向に屈曲してからほぼ水平方向
になってシートPは感光体ドラム44に導かれる。それ
によって、シートPは感光体ドラム44に対向した状態
でその画像面は下面側に変わる。
【0061】したがって、画像が形成されていないシー
トPの上面側が感光体ドラム44に対向して、ここに新
たな画像印刷がなされる。
【0062】つぎに、片面のみに原稿面のある原稿が偶
数枚、たとえば6枚あって、両面印刷のコピーを1部要
求された場合の作用を説明する。
【0063】1枚目原稿を最上位にして順に重ね6枚目
原稿を最下位にして、全ての原稿をADF7セットして
両面コピーボタンを押す。
【0064】このADF7では最下位の6枚目原稿から
順に送り出し、スキャナ部4によって最終枚目原稿から
最初枚目原稿に亘って、すなわち6枚目原稿、5枚目原
稿、4枚目原稿、3枚目原稿、2枚目原稿、及び1枚目
原稿の順で読取られ、読み取られた画像データは図示し
ない画像保存部に保存される。
【0065】原稿は最下位の6枚目原稿からスキャンさ
れるのに対して、保存された画像データは最終枚目原稿
から最初枚目原稿に亘って順に1枚おきに、すなわち6
枚目原稿、4枚目原稿、及び2枚目原稿の順で読み出さ
れ、これら画像データに対応する画像が、3枚のシート
の表面にそれぞれ印刷される。
【0066】これら表面に画像が印刷されたシートは、
反転路72を介してADU70に搬送され、6枚目原稿
画像シート、4枚目原稿画像シート、及び2枚目原稿画
像シートの順でシート収納部71に収納される。したが
って、6枚目原稿画像シートが最下位に、2枚目原稿画
像シートが最上位になる。
【0067】スキャナ部4が全ての原稿を読み終えた時
点で、その原稿が偶数枚であることが判断され、保存さ
れた画像データを読み出して、今度は最終枚目原稿の1
枚前の原稿から順に1枚おきに、すなわち5枚目原稿、
3枚目原稿、及び1枚目原稿の順で画像データに対応し
た画像が感光体ドラム上に順次画像を形成する。
【0068】このとき、ADU70からすでに表面に画
像が印刷されたシートPが感光体ドラム44へ供給され
る。先に説明したようにシート収納部71に収納される
シートPは、その最下位のものから搬出されるようにな
っているので、6枚目原稿画像シートを先頭に、以下、
4枚目原稿画像シート、及び2枚目原稿画像シートの順
に感光体ドラム44へ供給される。
【0069】したがって、6枚目原稿画像シートの裏面
に5枚目原稿画像が感光体ドラム44から転写されて画
像が印刷され、両面印刷になった状態でフィニッシュ7
8に搬出される。つぎに、4枚目原稿画像シートの裏面
に3枚目原稿画像が感光体ドラム44から転写されて印
刷され、両面印刷になった状態でフィニッシャ78に搬
出されて、先に搬送されたシート上に重ねられる。
【0070】最後に、2枚目原稿画像シートの裏面に1
枚目原稿画像が感光体ドラム44から転写されて印刷さ
れ、両面印刷になった状態でフィニッシャ78に搬出さ
れて、先に搬送されたシート上に重ねられる。
【0071】全てのシートPはフィッシャ78に排紙さ
れた状態で、最上位シートの上面に1枚面原稿画像が形
成され、この裏面に2枚目原稿の画像が形成される。次
のシートPの上面に3枚目原稿の画像が形成され、この
裏面に4枚目原稿の画像が形成される。そして、最下位
シートPの上面に5枚目原稿の画像が形成され、この裏
面に6枚目原稿の画像が形成されることになる。
【0072】図5(A)のタイミングチャートで示すよ
うに、この電子複写機においては、表面目の6枚目、4
枚目及び2枚目原稿は読取りと同時にシートP上に画像
の印刷を行い、ADU70にその印刷されたシートを収
納する。
【0073】全ての原稿を読取った時点で、直ちにAD
U70から裏面への画像印刷のためにシートPを感光体
ドラム44へ向けて供給して5枚目、3枚目及び1枚目
の原稿の画像印刷を行う。これら表面への画像印刷の終
了から裏面への画像印刷の開始までは、ADU70内で
のスタック時間もないので両面印刷時の生産性が飛躍的
に増大する。
【0074】これに対して、図5(B)に示すように、
従来の電子複写機において同条件でコピータイミングチ
ャートでは、全ての原稿を読取ってから表面目の2枚
目、4枚目及び6枚目原稿の順にシート上に画像の印刷
を行い、ADUにそのシートを収納する。
【0075】ADUでは、必要な全てのシートが収納さ
れるまで待機する。そして、ADUから裏面への画像印
刷のためにシートを感光体ドラムへ向けて供給して5枚
目、3枚目及び1枚目原稿の画像印刷を行う。
【0076】したがって、従来の電子複写機では、原稿
読取り時間にプラスして両面印刷に必要な時間がかか
り、しかもシートの表面への画像印刷を終えてシートの
裏面への画像印刷を開始する間にスタック待ち時間が必
要である。全体としてのコピー時間は、本発明のものを
採用すれば大幅な短縮化が得られる。
【0077】つぎに、片面原稿が奇数枚、たとえば5枚
あって、両面印刷のコピーを1部要求された場合の作用
を説明する。
【0078】1枚目原稿を最上位にして順に重ね5枚目
原稿を最下位にして、全ての原稿をADF7にセットし
てスタートボタンを押す。このとき最下位の5枚目原稿
から順に送り出し、5枚目原稿、4枚目原稿、3枚目原
稿、2枚目原稿及び1枚目原稿の順で読み込まれ、その
画像データが画像保存部に保存される。
【0079】原稿は最下位の5枚目原稿からスキャンさ
れるのに対して、画像データの最終枚目原稿から順に1
枚おきに、すなわち5枚目原稿、3枚目原稿及び1枚目
原稿の順で画像形成され、3枚のシートの表面に画像が
印刷される。
【0080】これらシートPはADU70に搬送され、
5枚目原稿の画像が印刷された画像シートP、3枚目原
稿の画像が印刷された画像シートP及び1枚目原稿の画
像が印刷された画像シートPの順でシート収納部71に
収納される。したがって、表面に画像が印刷された5枚
目原稿画像シートPが最下位に、1枚目原稿画像シート
Pが最上位になる。
【0081】全ての原稿を読み終えた時点で、その全原
稿が奇数枚であると判断される。従って、保存された画
像データからレーザ光学系42は最終枚目原稿の1枚前
の原加工から順に1枚おきに、すなわち4枚目原稿及び
2枚目原稿の順で画像形成を行う。
【0082】このとき、ADU70のシート収納部71
に収納されるシートPの最下位のものから、すなわち5
枚目原稿画像シートPを先頭に、3枚目原稿画像シート
P及び1枚目原稿画像シートPの順に搬出される。
【0083】最初に画像形成部の感光体ドラム44に供
給されるシートPは、その下面側に5枚目原稿の画像が
形成されていて、このシートPは転写部をそのまま通過
して画像の印刷はされない。つぎに搬送される3枚目原
稿画像シートに対して、この上面側である裏面に4枚目
原稿の画像が印刷され、同様に1枚目原稿画像シートの
裏面に2枚目原稿の画像が印刷される。
【0084】先頭の5枚目原稿の画像が印刷されたシー
トPが再びADU70内に導かれる。このADU70の
反転ローラ対81の回転方向も変化せず、シートPはシ
ート収納部71に送り込まれて行く。シートの後端部を
検知すると、制御部では、振分けゲート76を回動させ
てフィニッシャ78方向への搬送路を開放するよう制御
するとともに、反転ローラ対81を逆転するよう制御す
る。
【0085】反転ローラ対81の作用によって上記シー
トPは、その後端部を先端部に換えて、すなわち逆転搬
送される。このシートPの新たな先端部は振分けゲート
76に案内されて排出口61を介してフィニッシャ78
上に排紙される。
【0086】したがって、反転路72に導かれるまでは
シートの下面側に5枚目原稿の画像があるが、この反転
路72で反転されることにより5枚目原稿画像は上面側
に変わる。
【0087】このようにして、4枚目原稿画像と3枚目
原稿画像が両面印刷されたシートが反転路72を介して
ADU70に導かれ、シート後端部が検知されたところ
で振分けゲート76が変位する。同時に反転ローラ対8
1が逆転して搬送排紙することにより、3枚目原稿画像
が上面側で4枚目原稿画像が下面側となって先に搬送さ
れたシート上に重ねられる。
【0088】同様に、2枚目原稿の画像と1枚目原稿の
画像が両面印刷されたシートPが反転路72を介してA
DU70に導かれ、図示しないセンサがシート後端部を
検知して振分けゲート76が変位する。同時に反転ロー
ラ対81が逆転して1枚目原稿画像が上面側で2枚目原
稿画像が下面側となった状態で先に搬送されたシートP
上に重ねられる。
【0089】特に図示しないが、この場合のタイミング
チャートも、表面目の5枚目、3枚目及び1枚目原稿は
読取りと同時にシートP上に画像の印刷を行い、ADU
70にそのシートPを収納する。
【0090】したがって、全ての原稿を読取った時点で
直ちにADU70から裏面への画像印刷のためのシート
Pを供給できることになる。そのため、両面印刷時の生
産性が飛躍的に増大する。
【0091】このように、原稿枚数が確定できれば、そ
のあとコピーに関しては、偶数枚と同じ制御が可能とな
るため、反転排紙の動作が不要となる。
【0092】なお、ADU70に一旦収納したシートを
裏面への画像印刷のために最下位のシートPから取出す
ようにしたので、必要な全てのシートPの収納を待たず
に、収納済みのシートを画像形成部の感光体ドラム44
へ向けて供給できる。また、全ての原稿の読取り終了を
待たずに、読取りとADU70への収納が可能となる。
【0093】そこで、ADU70においてシートPの収
納と搬出とを同時に行う必要がある。すなわち、収納さ
れるべきシートPと、再度画像形成部の感光体ドラム4
4へ向けて供給されるべきシートPとを、完全に分離す
る必要がある。
【0094】先に図2および図3で説明した、ADU7
0における押さえゲート86と、その駆動機構がシート
Pの分離を現実に行う。
【0095】押さえゲート86はピックアップローラ7
3と対向した位置にあり、シート搬送に必要な押圧力を
確保している。すなわち、駆動シャフト89を回動中心
とした押さえゲート86と回動レバー88などの重量か
らなる自重と、回動レバー88に掛止される加圧ばね9
7の加圧力とによって押圧力を得ている。
【0096】反転ローラ対81によって搬送されるシー
トPがシート収納部71に収納される際に、エンドガイ
ド82とサイドガイド83とによって、この搬送先端と
両側端が予め設定された位置にガイドされる。
【0097】図4(A)に示すように、このとき押さえ
ゲート86の端部がピックアップローラ73に転接して
おり、シートPの後端部は押さえゲート86の下端に突
出する受け部86a上に載置される。シートPの先端部
がエンドガイド82に当接することによって、シートP
の後端部が位置決めされて正確に受け部86a上に載置
される。
【0098】図4(B)に示すように、押さえゲート8
6の駆動機構Kを駆動して、押さえゲート86を時計回
り方向に1回転する。押さえゲート86がわずかの角度
でも回動すれば、受け部86a上の収納シートが受け部
86aからずり落ちてピックアップローラ73上に載
る。
【0099】図4(B)に示されるように押さえゲート
86が1回転して再び受け部86aが下部側に位置すれ
ば、シートPに対する押さえゲート86の位置が入れ替
わって、この下端部がシートP上に載る。
【0100】すなわち、押さえゲート86とピックアッ
プローラ73とでシート端部を挟持することになる。し
かも、挟持したシートPには押さえゲート86の自重及
び加圧ばね97の加圧力が加わる。
【0101】図4(C)に示されるように、シート裏面
への画像印刷のためピックアップローラ73を回転して
シートPを搬出するのにあたって、押さえゲート86と
ピックアツプローラ73との間に挟持されるシートPに
は所定の加圧力が加わっているので、ピックアップロー
ラ73は最下位のシートPを確実に搬出する。
【0102】そして、新たなシートが反転路72を介し
てADU70に導かれると、このシートの先端部はエン
ドガイド82に当接すると同時に、後端部が押さえゲー
ト86の受け部86a上に載る。従って、ピックアップ
ローラ73によって搬出されるシートPとは何らの干渉
も起こさない。
【0103】なお、シート収納部71に複数枚のシート
Pを収納して押さえゲート86の受け部86a上に載置
したあと、押さえゲート86を1回転してピックアップ
ローラ73との間にその複数枚のシートP全てを挟持す
ることがある。
【0104】このように、シートの収納枚数が増加する
と押さえゲート86とピックアップローラ73との間の
シート全体の厚みが増える。このような状況を予測し
て、押さえゲート86は回転シャフト87と回動レバー
88を介して駆動シャフト89を支点として回動自在に
支持する構成とした。
【0105】すなわち、シート収納枚数が増加して押さ
えゲート86とピックアップローラ73との間が開いて
も、ここに挟持されるシートPには所定の加圧力が変動
することなく加わる。従って、シート取出しの信頼性が
損なわれずにすむ。
【0106】また、押さえゲート86の断面形状とし
て、一端に受け部86aを有し、他端の支点を中心に時
計回り方向に1回転するものとして説明したが、これに
限定されるものではない。図7に示すように、回転シャ
フト87を挟んで、両端に同様形状の受け部86a及び
86bを備え回転中心を中間部に設けた押さえゲート8
6Aであってもよい。
【0107】すなわち、互いの受け部86a及び86b
の突出方向は逆方向とし、押さえゲート86Aを半回転
づつ駆動することにより、先に述べた作用と同一の作用
をなす。
【0108】先に説明したように、従来の電子複写機の
ADUに収納された複数のシートを、その上面側から順
次給紙する方式では、全てのシートをADUの収納部に
収納しないと次の裏面印刷を始めることができないた
め、両面印刷の生産性が悪かった。
【0109】これに対して本発明の画像形成装置では、
ADUにおいて複数のシートの収納を待つことなく、収
納済みのシートから順次裏面の印刷が可能となり、両面
印刷の生産性が向上する。
【0110】さらにまた、本発明の画像形成装置におい
ては、自動原稿送り装置との組み合わせにより、原稿読
取り終了を待たずに原稿の読取りと、ADU70への収
納を同時に行えるため、より生産性が向上する。
【0111】従来の電子複写機における両面印刷と本発
明のADUを用いた画像形成装置における両面印刷の生
産性の比較について、図6(A)及び図6(B)を参照
して説明する。
【0112】図6(A)は、片面原稿から両面コピーを
得る場合の生産性の比較を示すグラフである。図6
(A)に示すように、原稿10枚について1部コピーを
得る場合には、従来方式では30%そこそこの生産性で
ある。これに対して、本発明のシート収納/搬送装置で
ある自動両面通紙装置を用いれば生産性が50%程度に
改善される。原稿10枚について3部コピーを得る場合
には、従来方式では60%程度の生産性である。これに
対して、本発明の自動両面通紙装置を用いれば、生産性
が70%程度に改善される。原稿10枚について5部コ
ピーを得る場合には、従来方式では70%程度の生産性
である。これに対して、本発明の自動両面通紙装置を用
いれば、生産性が80%程度に改善される。
【0113】図6(B)は両面原稿から両面コピーを得
る場合の生産性の比較を示すグラフである。図6(B)
に示すように、原稿10枚について1部コピーを得る場
合には、従来方式では30%そこそこの生産性である。
これに対して、本発明のシート収納及び搬送装置である
自動両面通紙装置を用いれば、生産性が50%程度に改
善される。原稿10枚について3部コピーを得る場合に
は、従来方式では50%程度の生産性である。これに対
して、本発明の自動両面通紙装置を用いれば、生産性が
70%程度に改善される。原稿10枚について5部コピ
ーを得る場合には、従来方式では70%程度の生産性で
ある。これに対して、本発明の自動両面通紙装置を用い
れば、生産性が80%程度に改善される。
【0114】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、両
面印刷をなすため表面に画像が印刷されたシートのうち
最下位のシートを取出す両面通紙装置を備えることを前
提として、両面印刷の生産性が向上するとともに分離性
能が向上した。更に、確実なシート搬送による安定した
給紙を行ない、装置の小型化とコストダウンに寄与する
という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す、自動両面通紙装
置が適用される画像形成装置を示す概略断面図。
【図2】図1に示された画像形成装置に組み込まれる自
動両面通紙装置の正面図。
【図3】図2に示された自動両面通紙装置の押さえゲー
トと、その駆動機構を示す斜視図。
【図4】図3に示された押さえゲートの作用を順に示す
模式図。
【図5】本発明の画像形成装置と、従来の画像形成装置
とにおける、両面コピー時のタイミングを比較するため
のチャート図。
【図6】本発明の画像形成装置と、従来の画像形成装置
における、両面コピー時の生産性を比較するグラフ。
【図7】本発明の他の実施例における押さえゲートを示
す正面図。
【符号の説明】
70…自動両面装置、 71…シート収納部、 72…反転路、 73…ピックアップローラ、 74…両面印刷用搬送路、 75…搬送案内路、 81…反転ローラ対 84…給紙ローラ 85…分離ベルト 86…押さえゲート 86a…受け部 K…駆動機構。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の端部及び第2の端部を有するシート
    を収納及び搬送する装置において、 第1の方向に搬送されてきたシートを順次収納する収納
    部と、 前記収納部に設けられ、収納されたシートの最下位シー
    トの下面に接触して、このシートを前記第1の方向とは
    逆方向の第2の方向へ搬送する搬送部と、 前記収納部に収納されたシートの上面に当接し、シート
    を介して前記搬送部に対して所定の加圧力を加えるシー
    ト押さえ部材と、 前記押さえ部材に設けられ、次に前記収納部に搬入され
    るシートの第1の端部を受ける受け部と、 前記シート押さえ部材を回転駆動し、前記受け部で受け
    たシートを搬送部上に落として搬送部とシート押さえ部
    材との間に挟持させるとともに、つぎに収納部に搬入さ
    れるシートを前記受け部で受けさせる駆動機構と、を具
    備したことを特徴とするシート収納及び搬送装置。
  2. 【請求項2】請求項1の装置において、前記収納部は、 前記シートの第2の端部が当接された時、前記シートの
    第1の端部が前記受け部上に受けられるように設けられ
    たエンド部材を含むことを特徴とする。
  3. 【請求項3】請求項1の装置において、前記シート押さ
    え部材は、 回転自在に保持された一端部と、前記シートの第1の端
    部が載せられるようにフック状に形成された他端部とを
    含むことを特徴とする。
  4. 【請求項4】請求項1の装置において、前記シート押さ
    え部材は、 前記シートの第1の端部が載せられるようにフック状に
    形成された一端部と、前記シートの第1の端部が載せら
    れるようにフック状に形成された他端部と、前記一端部
    と他端部との間に設けられた回転軸とを含むことを特徴
    とする。
  5. 【請求項5】請求項4の装置において、前記一端部は第
    1の方向に突出し、前記他端部は第1の方向と逆の第2
    の方向に突出していることを特徴とする。
  6. 【請求項6】請求項1の装置において、前記駆動機構
    は、 前記シート押さえ部材を回転自在に保持する回動シャフ
    トと、 前記回動シャフトの一端を保持し、かつ前記回動シャフ
    トの他端を保持する一対の回動レバーと、 前記一対の回動レバーを回転自在に保持する駆動シャフ
    トと、 前記駆動シャフトを回転させる駆動源と、 前記シート押さえ部材を前記搬送部材の方向へ付勢する
    ばねとを含むことを特徴とする。
  7. 【請求項7】シートの第1の面及び第2の面に画像を印
    刷するための両面通紙手段及び画像形成手段を有する画
    像形成装置において、 前記両面通紙手段は、 前記画像形成手段によって第1の面に画像が印刷され、
    順次搬入されるシートを収納するシート収納手段と、 前記シート収納手段に設けられ、収納されたシートの最
    下位シートの下面に接触して、このシートの第2の面に
    画像を印刷するために前記画像形成手段に向けてこのシ
    ートを供給する給紙手段と、 前記シート収納手段に収納されるシートの上面に当接
    し、シートを介して前記給紙手段に対し所定の加圧力を
    加えるシート押さえ手段と、 前記シート押さえ手段に設けられ、つぎにシート収納手
    段に搬入されるシートを受ける受け部と、 前記シート押さえ手段を回転駆動し、前記受け部で受け
    たシートを給紙手段上に落として給紙手段とシート押さ
    え手段との間に挟持させるとともに、つぎにシート収納
    手段に搬入されるシートを前記受け部で受けさせる駆動
    手段とを具備したことを特徴とする。
  8. 【請求項8】請求項7の装置において、前記収納手段
    は、 前記シートの第2の端部が当接された時、前記シートの
    第1の端部が前記受け部上に受けられるように設けられ
    たエンド部材を含むことを特徴とする。
  9. 【請求項9】請求項7の装置において、前記シート押さ
    え手段は、 回転自在に保持された一端部と、前記シートの第1の端
    部が載せられるようにフック状に形成された他端部とを
    含むことを特徴とする。
  10. 【請求項10】請求項7の装置において、前記シート押
    さえ手段は、 前記シートの第1の端部が載せられるようにフック状に
    形成された一端部と、前記シートの第1の端部が載せら
    れるようにフック状に形成された他端部と、前記一端部
    と他端部との間に設けられた回転軸とを含むことを特徴
    とする。
  11. 【請求項11】請求項10の装置において、前記一端部
    は第1の方向に突出し、前記他端部は第1の方向と逆の
    第2の方向に突出していることを特徴とする。
  12. 【請求項12】請求項7の装置において、前記駆動手段
    は、 前記シート押さえ手段を回転自在に保持する回動シャフ
    トと、 前記回動シャフトの一端を保持し、かつ前記回動シャフ
    トの他端を保持する一対の回動レバーと、 前記一対の回動レバーを回転自在に保持する駆動シャフ
    トと、 前記駆動シャフトを回転させる駆動源と、 前記シート押さえ手段を前記給紙手段の方向へ付勢する
    ばねとを含むことを特徴とする。
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