JPH11295824A - 原稿搬送装置 - Google Patents
原稿搬送装置Info
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- JPH11295824A JPH11295824A JP10101026A JP10102698A JPH11295824A JP H11295824 A JPH11295824 A JP H11295824A JP 10101026 A JP10101026 A JP 10101026A JP 10102698 A JP10102698 A JP 10102698A JP H11295824 A JPH11295824 A JP H11295824A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 原稿載置台上に載置された多数枚の原稿から
一枚づつ分離して搬送するマルチフィーダーモードと、
一枚づつ供給された原稿を搬送するシングルフィーダー
モードとを備えた原稿搬送装置において、いずれのモー
ドにおいても多種類サイズの原稿の搬送が可能であり、
搬送される原稿のサイズの情報を確実に取ることができ
る原稿搬送装置を提供する。 【解決手段】 マルチフィーダーモードにおいて使用さ
れる原稿サイズ検知手段と、シングルフィーダーモード
において使用される原稿サイズ検知手段とに、少なくと
もそれらの一部において異なる検知手段を用いる。
一枚づつ分離して搬送するマルチフィーダーモードと、
一枚づつ供給された原稿を搬送するシングルフィーダー
モードとを備えた原稿搬送装置において、いずれのモー
ドにおいても多種類サイズの原稿の搬送が可能であり、
搬送される原稿のサイズの情報を確実に取ることができ
る原稿搬送装置を提供する。 【解決手段】 マルチフィーダーモードにおいて使用さ
れる原稿サイズ検知手段と、シングルフィーダーモード
において使用される原稿サイズ検知手段とに、少なくと
もそれらの一部において異なる検知手段を用いる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、スキャナ、ファク
シミリ、複写機等に用いられる画像読取装置に使用され
る原稿搬送装置に関し、原稿載置台上に載置された多数
枚の原稿から一枚づつ分離して自動的に原稿を搬送する
マルチフィーダーモードと使用者が供給した一枚づつの
原稿を搬送するシングルフィーダーモードを備えた原稿
搬送装置に関する。
シミリ、複写機等に用いられる画像読取装置に使用され
る原稿搬送装置に関し、原稿載置台上に載置された多数
枚の原稿から一枚づつ分離して自動的に原稿を搬送する
マルチフィーダーモードと使用者が供給した一枚づつの
原稿を搬送するシングルフィーダーモードを備えた原稿
搬送装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】画像読取装置に使用される原稿搬送装置
には、原稿載置台上に載置された多数枚の原稿から一枚
づつ送り出して、画像読取位置に搬送するマルチフィー
ダーモドと使用者が供給した一枚づつの原稿を一枚づつ
画像読取位置に搬送するシングルフィーダーモードを備
えたものがある。また、原稿搬送装置においては、画像
が読み取られる原稿のサイズを検知する原稿サイズ検知
手段が設けられ、原稿サイズを検知して、読み取られた
画像データを記憶するメモリの制御や画像を記録する記
録紙の選択のための情報として使用される。原稿サイズ
の検知には通常、原稿載置台に設けられたマイクロスイ
ッチ等のセンサが用いられる。
には、原稿載置台上に載置された多数枚の原稿から一枚
づつ送り出して、画像読取位置に搬送するマルチフィー
ダーモドと使用者が供給した一枚づつの原稿を一枚づつ
画像読取位置に搬送するシングルフィーダーモードを備
えたものがある。また、原稿搬送装置においては、画像
が読み取られる原稿のサイズを検知する原稿サイズ検知
手段が設けられ、原稿サイズを検知して、読み取られた
画像データを記憶するメモリの制御や画像を記録する記
録紙の選択のための情報として使用される。原稿サイズ
の検知には通常、原稿載置台に設けられたマイクロスイ
ッチ等のセンサが用いられる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】画像読取装置、特に、
画像形成装置と組み合わせて複写機において使用される
画像読取装置においては、前記の原稿サイズ検知手段は
原稿載置台に設けられていることが好ましい。その理由
は次のとおりである。
画像形成装置と組み合わせて複写機において使用される
画像読取装置においては、前記の原稿サイズ検知手段は
原稿載置台に設けられていることが好ましい。その理由
は次のとおりである。
【０００４】原稿サイズ情報は記録紙のサイズ選択の情
報として画像形成装置において使用されるが、画像形成
装置においては、記録紙を画像形成部に供給するのにあ
る程度の時間を必要とし、そのために、原稿搬送装置に
おける原稿の搬送途中で原稿サイズ情報が得られるより
も、前もって原稿サイズ情報が得られていた方が制御上
好ましい。特に、高速で画像記録を行う場合には、前も
って原稿サイズ情報が得られていることが必要である。
このような要求を満たすために、原稿載置台に原稿サイ
ズ検知手段が設けられ、原稿が原稿載置台に載置された
ときに原稿サイズが検出されるように構成されている。
報として画像形成装置において使用されるが、画像形成
装置においては、記録紙を画像形成部に供給するのにあ
る程度の時間を必要とし、そのために、原稿搬送装置に
おける原稿の搬送途中で原稿サイズ情報が得られるより
も、前もって原稿サイズ情報が得られていた方が制御上
好ましい。特に、高速で画像記録を行う場合には、前も
って原稿サイズ情報が得られていることが必要である。
このような要求を満たすために、原稿載置台に原稿サイ
ズ検知手段が設けられ、原稿が原稿載置台に載置された
ときに原稿サイズが検出されるように構成されている。
【０００５】しかるに、原稿載置台上の原稿サイズ検知
手段の内で原稿の搬送方向の長さを検知するものは、シ
ングルフィーダーモードにおいては使えない。このため
に、従来は、シングルフィーダーモードにおいては読取
にかける原稿のサイズが限定されるとか、すべてのサイ
ズについて、原稿の長辺が搬送方向になるようにして、
原稿の幅が各原稿サイズ毎に異なるように原稿を原稿載
置台に載置するという制限等の制約条件がついて、使い
やすいものではなかった。
手段の内で原稿の搬送方向の長さを検知するものは、シ
ングルフィーダーモードにおいては使えない。このため
に、従来は、シングルフィーダーモードにおいては読取
にかける原稿のサイズが限定されるとか、すべてのサイ
ズについて、原稿の長辺が搬送方向になるようにして、
原稿の幅が各原稿サイズ毎に異なるように原稿を原稿載
置台に載置するという制限等の制約条件がついて、使い
やすいものではなかった。
【０００６】従って、本発明の目的は、前記のような従
来技術における問題を解決して、使い易く、高速読取を
可能にする原稿搬送装置を提供することにある。
来技術における問題を解決して、使い易く、高速読取を
可能にする原稿搬送装置を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】前記の本発明の目的は、
原稿載置台に載置された多数枚の原稿から一枚づつ分離
して搬送する第１原稿搬送モードと、外部から一枚づつ
供給された原稿を搬送する第２原稿搬送モードを備えた
原稿搬送装置において、前記第１原稿搬送モードにおい
て使用される第１原稿サイズ検知手段と、前記第２原稿
搬送モードにおいて使用される第２原稿サイズ検知手段
を有し、前記第１原稿サイズ検知手段と、前記第２原稿
サイズ検知手段とは少なくとも一部において異なること
を特徴とする原稿搬送装置、によって達成される。
原稿載置台に載置された多数枚の原稿から一枚づつ分離
して搬送する第１原稿搬送モードと、外部から一枚づつ
供給された原稿を搬送する第２原稿搬送モードを備えた
原稿搬送装置において、前記第１原稿搬送モードにおい
て使用される第１原稿サイズ検知手段と、前記第２原稿
搬送モードにおいて使用される第２原稿サイズ検知手段
を有し、前記第１原稿サイズ検知手段と、前記第２原稿
サイズ検知手段とは少なくとも一部において異なること
を特徴とする原稿搬送装置、によって達成される。
【０００８】
【発明の実施の形態】図１は本発明の実施の形態にかか
る原稿搬送装置を用いた画像読取装置の断面図である。
図１に示す画像読取装置は、次に説明するように作動す
る。
る原稿搬送装置を用いた画像読取装置の断面図である。
図１に示す画像読取装置は、次に説明するように作動す
る。
【０００９】原稿載置台１１上に載置された多数枚の原
稿Ｄは、画像読取開始の信号によって、図示の点線で示
す上限位置から実線で示す作動位置に下降するとともに
回転するピックアップローラ１２によって送り出され、
分離ローラ１３０とトルクリミッタが付設された静止ロ
ーラ１３１からなる、分離手段の一具体例である分離ロ
ーラ対によって一枚づつ分離されて搬送される。
稿Ｄは、画像読取開始の信号によって、図示の点線で示
す上限位置から実線で示す作動位置に下降するとともに
回転するピックアップローラ１２によって送り出され、
分離ローラ１３０とトルクリミッタが付設された静止ロ
ーラ１３１からなる、分離手段の一具体例である分離ロ
ーラ対によって一枚づつ分離されて搬送される。
【００１０】原稿Ｄはレジストローラ対１４０、１４１
において一端停止し、レジストローラ対１４０、１４１
の回転始動によって搬送される。レジストローラ対１４
０、１４１のスタートは、以降における原稿Ｄの搬送タ
イミング及び画像読取タイミングの基準となる。
において一端停止し、レジストローラ対１４０、１４１
の回転始動によって搬送される。レジストローラ対１４
０、１４１のスタートは、以降における原稿Ｄの搬送タ
イミング及び画像読取タイミングの基準となる。
【００１１】原稿Ｄは大径の搬送ローラ１７により搬送
されて、画像読取位置Ａを通過する。搬送ローラ１７の
周囲には、従動する案内ローラ１５，１６及び案内板２
４が配置され、原稿Ｄを搬送ローラ１７に沿って移動さ
せる。２５は画像読取位置を形成する案内板であり、透
明板３０とで画像読取位置Ａにおける原稿Ｄの通路を形
成している。
されて、画像読取位置Ａを通過する。搬送ローラ１７の
周囲には、従動する案内ローラ１５，１６及び案内板２
４が配置され、原稿Ｄを搬送ローラ１７に沿って移動さ
せる。２５は画像読取位置を形成する案内板であり、透
明板３０とで画像読取位置Ａにおける原稿Ｄの通路を形
成している。
【００１２】画像読取位置Ａを通過後、原稿Ｄは排紙ロ
ーラ対２２０、２２１により搬送されて、排紙トレイ２
６に排出される。
ーラ対２２０、２２１により搬送されて、排紙トレイ２
６に排出される。
【００１３】上記に説明した原稿Ｄの搬送経路は原稿Ｄ
の片面の画像読取の場合のものであり、原稿Ｄの表裏両
面の画像を読み取る両面画像読取においては、搬送路切
り替え部材２０及び２１は図の実線で示す位置から点線
で示す位置に移動する。
の片面の画像読取の場合のものであり、原稿Ｄの表裏両
面の画像を読み取る両面画像読取においては、搬送路切
り替え部材２０及び２１は図の実線で示す位置から点線
で示す位置に移動する。
【００１４】画像読取位置Ａを通過して表面画像が読み
取られた原稿Ｄは、排紙ローラ対２３０、２３１によっ
て搬送されて、両面トレイ２７に排出される。
取られた原稿Ｄは、排紙ローラ対２３０、２３１によっ
て搬送されて、両面トレイ２７に排出される。
【００１５】両面トレイ２７における原稿Ｄは、その後
端が排紙ローラ対２３０、２３１に保持された状態にあ
り、裏面画像の読取開始によって、原稿Ｄは保持された
原稿Ｄの後端を先頭にして、逆回転する排紙ローラ対２
３０、２３１によって、排紙の向きと逆方向に移動す
る。原稿Ｄは再び搬送ローラ１７によって、その周囲を
搬送され、画像読取位置Ａを通過し、画像読取が行われ
る。裏面の画像が読み取られた原稿Ｄは両面トレイ２７
に排出され、その後端が排紙ローラ対２３０、２３１に
保持された状態で、排紙ローラ対２３０、２３１の逆転
によりスイッチバックする。搬送路切り替え部材２１が
再び、実線の位置に変位して原稿Ｄを排紙ローラ対２２
０、２２１に導く。原稿Ｄは排紙ローラ対２２０、２２
１によって、排紙トレイ２６上に排紙される。
端が排紙ローラ対２３０、２３１に保持された状態にあ
り、裏面画像の読取開始によって、原稿Ｄは保持された
原稿Ｄの後端を先頭にして、逆回転する排紙ローラ対２
３０、２３１によって、排紙の向きと逆方向に移動す
る。原稿Ｄは再び搬送ローラ１７によって、その周囲を
搬送され、画像読取位置Ａを通過し、画像読取が行われ
る。裏面の画像が読み取られた原稿Ｄは両面トレイ２７
に排出され、その後端が排紙ローラ対２３０、２３１に
保持された状態で、排紙ローラ対２３０、２３１の逆転
によりスイッチバックする。搬送路切り替え部材２１が
再び、実線の位置に変位して原稿Ｄを排紙ローラ対２２
０、２２１に導く。原稿Ｄは排紙ローラ対２２０、２２
１によって、排紙トレイ２６上に排紙される。
【００１６】原稿Ｄの画像の読取は、光源３１により画
像読取位置Ａを照射することによって行われる。画像読
取位置における原稿Ｄの反射光はミラー３２、３３、３
４で反射されて結像レンズ３５により、ラインイメージ
センサ３６に入射する。なお、本実施の形態の画像読取
装置は、原稿台４０上に載置された静止原稿の画像の読
取も行うことができる。静止原稿の画像読取において
は、光源３１とミラー３２及びミラー３３、３４が一点
鎖線で示すように、Ｗ方向に移動して画像読取が行われ
る。
像読取位置Ａを照射することによって行われる。画像読
取位置における原稿Ｄの反射光はミラー３２、３３、３
４で反射されて結像レンズ３５により、ラインイメージ
センサ３６に入射する。なお、本実施の形態の画像読取
装置は、原稿台４０上に載置された静止原稿の画像の読
取も行うことができる。静止原稿の画像読取において
は、光源３１とミラー３２及びミラー３３、３４が一点
鎖線で示すように、Ｗ方向に移動して画像読取が行われ
る。
【００１７】次に、原稿サイズ検知について、説明す
る。
る。
【００１８】原稿載置台１１には、図２に示すように、
原稿搬送方向に直角な方向（原稿幅方向）のほぼ中央位
置に原稿搬送方向に前後してセンサＳ１及びＳ２が設け
られる。センサＳ１は図１に示すように、原稿Ｄが載置
されることによって回転するアクチュエータＳ１１とア
クチュエータＳ１１の回転を検知するフォトセンサＳ１
２で構成される。センサＳ２も同様な構成である。セン
サＳ２はＢ５横（長辺が原稿搬送方向に直角なるＢ５版
原稿、以下同じ）、Ａ４横（長辺が原稿搬送方向に直角
なるＡ４版原稿、以下同じ）、Ｂ４縦（長辺が原稿搬送
方向と平行になるＢ４版原稿、以下同じ）及びＡ３縦
（長辺が原稿搬送方向と平行になるＢ４版原稿、以下同
じ）に対して、すべてオンになる。センサＳ１はＢ５横
及びＡ４横に対しては、オンになるが、Ｂ４縦及びＡ３
縦に対しては、オフになる。
原稿搬送方向に直角な方向（原稿幅方向）のほぼ中央位
置に原稿搬送方向に前後してセンサＳ１及びＳ２が設け
られる。センサＳ１は図１に示すように、原稿Ｄが載置
されることによって回転するアクチュエータＳ１１とア
クチュエータＳ１１の回転を検知するフォトセンサＳ１
２で構成される。センサＳ２も同様な構成である。セン
サＳ２はＢ５横（長辺が原稿搬送方向に直角なるＢ５版
原稿、以下同じ）、Ａ４横（長辺が原稿搬送方向に直角
なるＡ４版原稿、以下同じ）、Ｂ４縦（長辺が原稿搬送
方向と平行になるＢ４版原稿、以下同じ）及びＡ３縦
（長辺が原稿搬送方向と平行になるＢ４版原稿、以下同
じ）に対して、すべてオンになる。センサＳ１はＢ５横
及びＡ４横に対しては、オンになるが、Ｂ４縦及びＡ３
縦に対しては、オフになる。
【００１９】原稿載置台１１の両側部には、原稿Ｄの側
縁を揃える規制板１１１及び１１２が設けられている。
規制板１１１と１１２とは、公知の連結機構によって、
連結されており、一方の規制板、例えば１１１を矢印Ａ
方向に移動させることによって、他方の規制板１１２が
自動的に矢印Ｂ方向に移動する構成となっている。
縁を揃える規制板１１１及び１１２が設けられている。
規制板１１１と１１２とは、公知の連結機構によって、
連結されており、一方の規制板、例えば１１１を矢印Ａ
方向に移動させることによって、他方の規制板１１２が
自動的に矢印Ｂ方向に移動する構成となっている。
【００２０】センサＳ３、Ｓ４は規制板１１１の位置を
検知するセンサであり、センサＳ３はＡ４横及びＡ３縦
の原稿を規制する位置に規制板１１１があるときにオ
ン、Ｂ５横及びＢ４縦の原稿を規制する位置に規制板１
１１があるときにオフとなるセンサであり、センサＳ４
はＢ５横及びＢ４縦の原稿を規制する位置に規制板１１
１があるときにオン、Ａ４横及びＡ３縦の原稿を規制す
る位置に規制板１１１があるときにオフとなるセンサで
ある。
検知するセンサであり、センサＳ３はＡ４横及びＡ３縦
の原稿を規制する位置に規制板１１１があるときにオ
ン、Ｂ５横及びＢ４縦の原稿を規制する位置に規制板１
１１があるときにオフとなるセンサであり、センサＳ４
はＢ５横及びＢ４縦の原稿を規制する位置に規制板１１
１があるときにオン、Ａ４横及びＡ３縦の原稿を規制す
る位置に規制板１１１があるときにオフとなるセンサで
ある。
【００２１】センサＳ５は、分離ローラ対１３０、１３
１と、レジストローラ対１４０、１４１の間に配置さ
れ、発光素子と受光素子で構成されたセンサであり、原
稿の通過を検知する。センサＳ５は原稿の通過時間を検
知し、原稿の長さを検知するとともに、原稿が詰まって
滞留したことを検知するジャム検知の機能を有する。
１と、レジストローラ対１４０、１４１の間に配置さ
れ、発光素子と受光素子で構成されたセンサであり、原
稿の通過を検知する。センサＳ５は原稿の通過時間を検
知し、原稿の長さを検知するとともに、原稿が詰まって
滞留したことを検知するジャム検知の機能を有する。
【００２２】本実施の形態においては、原稿載置台１１
に載置された多数枚の原稿を一枚づつ自動的に画像読取
位置Ａに搬送して画像の読取を行うマルチフィーダーモ
ードと、原稿載置台１１から一枚づつ搬送して画像読取
を行うシングルフィーダーモードの２種類の原稿搬送モ
ードで原稿を搬送して画像読取を行うことができる。
に載置された多数枚の原稿を一枚づつ自動的に画像読取
位置Ａに搬送して画像の読取を行うマルチフィーダーモ
ードと、原稿載置台１１から一枚づつ搬送して画像読取
を行うシングルフィーダーモードの２種類の原稿搬送モ
ードで原稿を搬送して画像読取を行うことができる。
【００２３】マルチフィーダーモードとシングルフィー
ダーモードは、操作者が行う操作により選択される。
ダーモードは、操作者が行う操作により選択される。
【００２４】まず、マルチフィーダーモードについて、
説明する。
説明する。
【００２５】マルチフィーダーモードにおいては、ピッ
クアップローラ１２は点線で示す位置から実線で示す位
置に下降する。そして、分離ローラ対１３０、１３１の
静止ローラ１３１は実線の位置にある。画像読取のスタ
ートによって、ピックアップローラ１２及び分離ローラ
１３０が回転して、原稿載置台１１上の原稿が一枚づつ
分離されて搬送される。このマルチフィーダーモードに
おいては、原稿サイズの検知は、原稿載置台に設けたセ
ンサＳ１及びＳ２と原稿の側縁を規制する規制板１１１
の位置を検知するセンサＳ３及びＳ４とによって、検知
される。サイズ検知は次の表１に従って行われる。
クアップローラ１２は点線で示す位置から実線で示す位
置に下降する。そして、分離ローラ対１３０、１３１の
静止ローラ１３１は実線の位置にある。画像読取のスタ
ートによって、ピックアップローラ１２及び分離ローラ
１３０が回転して、原稿載置台１１上の原稿が一枚づつ
分離されて搬送される。このマルチフィーダーモードに
おいては、原稿サイズの検知は、原稿載置台に設けたセ
ンサＳ１及びＳ２と原稿の側縁を規制する規制板１１１
の位置を検知するセンサＳ３及びＳ４とによって、検知
される。サイズ検知は次の表１に従って行われる。
【００２６】
【表１】
【００２７】ただし、○はセンサのオンを、×はセンサ
のオフをそれぞれ表す。
のオフをそれぞれ表す。
【００２８】上記の原稿サイズの検知は、原稿が原稿載
置台１１上に載置され、規制板１１１と１１２を原稿の
縁に合わせた段階で行われる。
置台１１上に載置され、規制板１１１と１１２を原稿の
縁に合わせた段階で行われる。
【００２９】原稿の画像の読取と、画像読取により得ら
れた画像データに基づいた画像記録は図３に示すプロセ
スを経て行われる。この画像記録プロセスにおいて、画
像読取と記録紙供給は、時間的には並行して実行される
る。記録紙供給は画像形成装置において、記録紙がスト
ックされている給紙部から、画像形成部に記録紙を供給
するプロセスであり、長時間を要するプロセスである。
従って、給紙部からどのサイズの記録紙を選択して供給
するかの情報は、予め得られており、記録紙の搬送の開
始時期を早くすることが画像記録を高速で行うための条
件となる。
れた画像データに基づいた画像記録は図３に示すプロセ
スを経て行われる。この画像記録プロセスにおいて、画
像読取と記録紙供給は、時間的には並行して実行される
る。記録紙供給は画像形成装置において、記録紙がスト
ックされている給紙部から、画像形成部に記録紙を供給
するプロセスであり、長時間を要するプロセスである。
従って、給紙部からどのサイズの記録紙を選択して供給
するかの情報は、予め得られており、記録紙の搬送の開
始時期を早くすることが画像記録を高速で行うための条
件となる。
【００３０】このような制約から、原稿載置台上にある
原稿から原稿サイズ情報を取得することが、トータルと
しての画像記録プロセスを高速化する場合に有利であ
り、高速読取が要求されるマルチフィーダーモードでは
原稿載置台に設けられたセンサから原稿サイズ情報が取
得されることが好ましい。
原稿から原稿サイズ情報を取得することが、トータルと
しての画像記録プロセスを高速化する場合に有利であ
り、高速読取が要求されるマルチフィーダーモードでは
原稿載置台に設けられたセンサから原稿サイズ情報が取
得されることが好ましい。
【００３１】次に、シングルフィーダーモードについて
説明する。シングルフィーダーモードにおいては、ピッ
クアップローラ１２が点線で示す位置に上昇するととも
に、分離ローラ対を構成する静止ローラ１３１は点線で
示す位置に下降し、分離ローラ対１３０、１３１が形成
するニップを開く。
説明する。シングルフィーダーモードにおいては、ピッ
クアップローラ１２が点線で示す位置に上昇するととも
に、分離ローラ対を構成する静止ローラ１３１は点線で
示す位置に下降し、分離ローラ対１３０、１３１が形成
するニップを開く。
【００３２】画像読取装置の使用者によって供給された
一枚の原稿は、その先端がレジストローラ対１４０、１
４１により形成されるニップに進入して、レジストロー
ラ対１４０、１４１により搬送される。
一枚の原稿は、その先端がレジストローラ対１４０、１
４１により形成されるニップに進入して、レジストロー
ラ対１４０、１４１により搬送される。
【００３３】シングルフィーダーモードにおける画像読
取はマルチフィーダーモードにおけるように、高速で読
取を行うことが要求されない。従って、図３に示す画像
形成プロセスにおいて、原稿サイズ検知と記録紙供給と
の間の時間差が短くても、使用上の不便さはない。
取はマルチフィーダーモードにおけるように、高速で読
取を行うことが要求されない。従って、図３に示す画像
形成プロセスにおいて、原稿サイズ検知と記録紙供給と
の間の時間差が短くても、使用上の不便さはない。
【００３４】シングルフィーダーモードにおいては、原
稿サイズの検知は、原稿載置台に設けられたセンサＳ
３、Ｓ４と、原稿搬送路に設けられたセンサＳ５とによ
って行われる。
稿サイズの検知は、原稿載置台に設けられたセンサＳ
３、Ｓ４と、原稿搬送路に設けられたセンサＳ５とによ
って行われる。
【００３５】即ち、原稿の幅の検知を、センサＳ３、Ｓ
４により行い、原稿の長さの検知をセンサＳ５を原稿が
通過した時間から検知する。
４により行い、原稿の長さの検知をセンサＳ５を原稿が
通過した時間から検知する。
【００３６】以上の説明はＢ５版からＡ３版までの４種
類の原稿サイズの検知について説明したが、更に多数の
原稿サイズを検知しうるように、原稿載置台に設けるセ
ンサの数を多くすることは勿論可能である。
類の原稿サイズの検知について説明したが、更に多数の
原稿サイズを検知しうるように、原稿載置台に設けるセ
ンサの数を多くすることは勿論可能である。
【００３７】
【発明の効果】マルチフィーダーモードにおいては、原
稿載置台に設けられたセンサによって原稿サイズを検知
するので、高速画像読取が可能であり、且つ、シングル
フィーダーモードにおいては、原稿搬送路に設けたセン
サによって原稿サイズを検知しているので、シングルフ
ィーダーモードの画像読取においても、種々のサイズの
原稿の画像読取を行うことが可能になる。
稿載置台に設けられたセンサによって原稿サイズを検知
するので、高速画像読取が可能であり、且つ、シングル
フィーダーモードにおいては、原稿搬送路に設けたセン
サによって原稿サイズを検知しているので、シングルフ
ィーダーモードの画像読取においても、種々のサイズの
原稿の画像読取を行うことが可能になる。
【図１】本発明の実施の形態にかかる原稿搬送装置を有
する画像読取装置の断面図である。
する画像読取装置の断面図である。
【図２】図１に示す原稿搬送装置の原稿載置台の上面図
である。
である。
【図３】図１に示す画像読取装置が組み込まれた複写機
の複写プロセスを示す図である。
の複写プロセスを示す図である。
１１ 原稿載置台 Ｓ１、Ｓ２，Ｓ３、Ｓ４、Ｓ５ センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 遠藤 悟 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内
Claims (5)
- 【請求項１】 原稿載置台に載置された多数枚の原稿か
ら一枚づつ分離して搬送する第１原稿搬送モードと、外
部から一枚づつ供給された原稿を搬送する第２原稿搬送
モードを備えた原稿搬送装置において、前記第１原稿搬
送モードにおいて使用される第１原稿サイズ検知手段
と、前記第２原稿搬送モードにおいて使用される第２原
稿サイズ検知手段を有し、前記第１原稿サイズ検知手段
と、前記第２原稿サイズ検知手段とは少なくとも一部に
おいて異なることを特徴とする原稿搬送装置。 - 【請求項２】 前記第１原稿サイズ検知手段の、原稿の
幅を検知する部分は前記第２原稿サイズ検知手段の一部
として兼用されることを特徴とする請求項１に記載の原
稿搬送装置。 - 【請求項３】 前記第１原稿サイズ検知手段の原稿の幅
を検知する部分は、前記原稿載置台に設けられたセンサ
であることを特徴とする請求項２に記載の原稿搬送装
置。 - 【請求項４】 原稿の長さを検知する部分は、前記第１
原稿サイズ検知手段においては、前記原稿載置台に設け
られたセンサであり、前記第２原稿サイズ検知手段にお
いては、原稿搬送路に設けられ、原稿の通過を検知する
センサであることを特徴とする請求項３に記載の原稿搬
送装置。 - 【請求項５】 前記第２原稿サイズ検知手段の前記原稿
搬送路に設けられた前記センサは、原稿のジャムを検知
するセンサとして使用されることを特徴とする請求項４
に記載の原稿搬送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10101026A JPH11295824A (ja) | 1998-04-13 | 1998-04-13 | 原稿搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10101026A JPH11295824A (ja) | 1998-04-13 | 1998-04-13 | 原稿搬送装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11295824A true JPH11295824A (ja) | 1999-10-29 |
Family
ID=14289691
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10101026A Pending JPH11295824A (ja) | 1998-04-13 | 1998-04-13 | 原稿搬送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11295824A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7107003B2 (en) | 2003-09-29 | 2006-09-12 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Image forming apparatus and document size determination method thereof |
| EP2910505A3 (en) * | 2014-02-25 | 2015-09-16 | Ricoh Company, Ltd. | Sheet loader, image forming apparatus incorporating the sheet loader, and image reader incorporating the sheet loader |
| JP2020132323A (ja) * | 2019-02-15 | 2020-08-31 | 株式会社Pfu | 媒体搬送装置、制御方法及び制御プログラム |
-
1998
- 1998-04-13 JP JP10101026A patent/JPH11295824A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7107003B2 (en) | 2003-09-29 | 2006-09-12 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Image forming apparatus and document size determination method thereof |
| EP2910505A3 (en) * | 2014-02-25 | 2015-09-16 | Ricoh Company, Ltd. | Sheet loader, image forming apparatus incorporating the sheet loader, and image reader incorporating the sheet loader |
| US10183818B2 (en) | 2014-02-25 | 2019-01-22 | Ricoh Company, Ltd. | Sheet loader, image forming apparatus incorporating the sheet loader, and image reader incorporating the sheet loader |
| JP2020132323A (ja) * | 2019-02-15 | 2020-08-31 | 株式会社Pfu | 媒体搬送装置、制御方法及び制御プログラム |
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