JP3301899B2 - 画像複写装置 - Google Patents

画像複写装置

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JP3301899B2
JP3301899B2 JP26207795A JP26207795A JP3301899B2 JP 3301899 B2 JP3301899 B2 JP 3301899B2 JP 26207795 A JP26207795 A JP 26207795A JP 26207795 A JP26207795 A JP 26207795A JP 3301899 B2 JP3301899 B2 JP 3301899B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像複写装置に係
り、更に詳しくは原稿読取部にセットされた原稿から読
取った画像情報を画像形成部へ1枚ずつ分離給送され
たシート材に複写する画像複写装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば電子写真記録方式を用いた
複写機やファクシミリ装置においては、操作者により原
稿読取部にセットされた原稿をコピーする際には下記の
ような制御を行っている。
【0003】図8はLBP(レーザビームプリンタ)を
使用した従来のファクシミリ装置の制御系を示すブロッ
ク図である。ファクシミリ装置の制御系は、CPU20
1と、操作部202と、表示部203と、読取部204
と、記録部205と、HDD(ハードディスク装置)2
50と、CPU外部インターフェース251と、通信制
御部252と、通信制御部252に付設された接続部2
53とを備えており、接続部253には、通信網25
4、ハンドセット255が接続される。
【0004】CPU201は、MPU、ROM、RA
M、画像処理部等を備えている。操作部202は、テン
キー、ファンクションキー、ワンタッチキー、スタート
キー、ストップキー等を備えており、表示部203は、
LCD(液晶表示装置)、各種LED、タリーランプ等
を備えている。読取部204は、駆動部、読取センサ、
画像処理部、各種センサを備えており、記録部205
は、駆動部、記録ユニット、画像処理部、各種センサを
備えている。
【0005】上記構成による従来のファクシミリ装置に
よるコピー動作は下記の如く行われる。操作者が読取部
204に原稿をセットすると、読取部204のセンサに
より原稿のセットが検知されると共に、原稿を確実に搬
送させるために駆動部の読取モータが一定時間駆動され
る。操作者はその時点で操作部202のスタートキーを
押下すると、CPU201から出力される駆動信号に基
づいて読取モータが再び駆動され、原稿の搬送が開始さ
れる。原稿の先端がセンサにより検知されてから、原稿
の先端が一致するようにして読取センサにより原稿の画
像が読取られ、CPU201の画像処理部を介してRA
Mに画像情報が蓄積される。
【0006】画像情報がCPU201のRAMに1ペー
ジ以上蓄積されると、CPU201から記録部205に
駆動信号が出力され、記録部205の駆動部の記録モー
タが回転することにより駆動が開始される。駆動開始か
ら一定時間経過すると、CPU201から記録紙の給紙
を指示する信号が記録部205へ出力され、シート材給
送部から記録紙が搬送される。記録紙は搬送される際
に、記録部205の画像処理部により当該記録紙の先端
と画像が一致するように搬送が制御される。
【0007】例えばレーザ等の手段により画像形成を行
う場合は、CPU201のRAMに蓄積された画像情報
が記録部205の画像処理部に伝達され、当該画像情報
をもとにレーザのON/OFFを制御することにより、
ドット・パターンの画像が感光ドラム上に形成される。
感光ドラム上に形成された静電潜像は、記録部205の
画像処理部によりトナーによって可視画像となる。感光
ドラム上に形成された可視画像は記録紙に転写される
が、可視画像は記録紙に載っているだけであるため(定
着前であるため)、搬送部によって記録紙に衝撃を与え
ないようにして定着部へ搬送される。定着部へ搬送され
た記録紙は、定着部により熱及び圧力が付与されること
により永久画像となる。そして、上述した一連のコピー
動作が終了すると、表示部203のLCDにコピー終了
のメッセージが表示される。
【0008】また、図9はLBPを使用した従来の複写
機の概略図である。複写機は、給紙ローラ206と、搬
送ローラ207と、分離ローラ208と、縦パスローラ
209と、レジ前ローラ210と、レジストローラ21
1と、原稿照明ランプ212と、ミラー213と、CC
D(電荷結合素子)部214と、レーザ215と、感光
ドラム216と、現像部217と、転写帯電器218
と、搬送部219と、定着部220と、排紙部221
と、CPUと、電磁クラッチ(以上図示略)等を備える
構成となっている。
【0009】上記構成による従来の複写機によるコピー
動作は下記の如く行われる。操作者が複写機の読取部に
原稿をセットした後、コピーボタンを押下すると、CP
Uから出力される駆動信号に基づいて記録モータが駆動
される。駆動開始から一定時間が経過すると、CPUか
ら記録紙の給紙を指示する信号が記録部へ出力され、給
紙ローラ206が回転することによりシート材給送部か
ら記録紙が搬送される。シート材給送部から送り出され
た記録紙は、搬送ローラ207及び分離ローラ208に
より1枚だけ搬送路に送り出される。この後、記録紙
は、最小サイズの記録紙の搬送が可能なように配置され
た縦パスローラ209及びレジ前ローラ210によりレ
ジストローラ211まで搬送される。レジストローラ2
11まで搬送された記録紙は、電磁クラッチ等を介して
停止状態となったレジストローラ211により保持され
る。
【0010】次いで、レジストローラ211がON/O
FF制御されることにより光学系のモータの駆動が開始
され、原稿照明ランプ212により原稿が露光されると
共に、その反射光がミラー213によりCCD部214
に照射される。CCD部214により原稿が読取られる
と、読取られた原稿の画像情報をもとにレーザ215の
ON/OFFが制御されることにより、ドット・パター
ンの画像が感光ドラム216上に形成される。感光ドラ
ム216上に形成された静電潜像は、記録部の現像部2
17でトナーにより可視画像となる。
【0011】この後、感光ドラム216上に形成された
画像の先端と記録紙の先端とが一致するようにレジスト
ローラ211が駆動され、転写帯電器218により感光
ドラム216上の画像が記録紙に転写される。記録紙に
転写された画像は当該記録紙に載っているだけであるた
め(定着前であるため)、搬送部219によって記録紙
に衝撃を与えないようにして定着部220へ搬送され
る。定着部220へ搬送された記録紙は、定着部220
により熱及び圧力が付与されることにより永久画像とな
る。そして、画像情報が複写された記録紙は、排紙部2
21から複写機に着脱可能に装填された排紙トレイに積
載される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ファクシミリ装置においては、原稿の複写時に、画像情
報がCPUのRAMに1ページ以上蓄積された時点でC
PUから記録部に駆動信号を出力するという制御を行っ
ているため、必ず原稿1ページ分に相当する記憶容量の
メモリを装置に搭載しておく必要があった。例えば、写
真画像のような大量の画像情報を有する原稿を複写する
場合であっても、画像が欠けることのないように記録し
なければならないため、装置に多くのメモリを搭載して
おくことが不可欠となる。このように、部品単価の高い
多くのメモリを装置に搭載することは、装置全体のコス
トアップにつながるという問題があった。
【0013】また、従来の複写機においては、ファクシ
ミリ装置のようにメモリをあまり多く必要としないが、
シート材給送部から搬送路へ送り出された記録紙をレジ
ストローラ等の手段により一時的に保持する必要があっ
た。このため、レジストローラを停止状態としておくた
めの電磁クラッチ等の部品を複写機に組み込む必要が生
ずるため、ファクシミリ装置と同様に装置全体のコスト
アップにつながるという問題があった。
【0014】また、複写機のレジストローラ対は、金属
製のローラとゴム製のローラとから構成されているた
め、例えば斜行を生じた状態でシート材が搬送されてく
ると、シート材は斜行した状態のままその先端がレジス
トローラ対のゴム製ローラに突き当たり、その後、給紙
ローラによりシート材を余分に搬送してシート材にルー
プを形成しても、シート材の先端がゴム製ローラ上を滑
らない現象が発生する。このため、シート材の斜行が適
正に補正されず、シート材の斜め送りがなされた場合や
極端な場合には、給紙不能という事態を招くことがあっ
た。
【0015】一方、レジストローラ対の金属製ローラに
対するシート材の突き当たる位置によっては、レジスト
ローラ対のニップ部(隙間)に対してシート材が正確に
入り込まないために、設計値とシート材の先端の位置が
合わなくなる結果、感光体ドラム上に形成されたトナー
像の先端とシート材の先端とが一致せず、印字精度が悪
化する。このように、レジストローラ対を使用した構造
では、シート材をレジストローラ対のニップ部に正確に
導かないと印字精度が悪化するため、部品精度及び組立
精度を高くする必要が生じ、その結果、コストアップの
要因となる問題があった。
【0016】本発明は、上述した点に鑑み提案されたも
のであり、特に、同期コピー時に原稿読取部及び記録部
が同時に動作することによって生ずる騒音を低減するこ
とを可能とした画像複写装置を提供することを目的とす
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、画像読取手段により原稿から読
取られた画像情報を画像形成手段によりシート材に記録
して複写を行う画像複写装置であって、前記画像読取手
段による読取動作の停止中に前記画像形成手段による画
像形成を実行する第1複写モードと前記画像読取手段と
前記画像形成手段とを同期動作させて複写を行う第2複
写モードのいずれかを選択する選択手段と、前記選択手
段により選択された複写モードに応じて前記画像読取手
段と前記画像形成手段を制御する制御手段とを具備し、
前記制御手段は、前記選択手段により前記第2複写モー
ドが選択された場合には、原稿とシート材とを同期搬送
させて複写するときの前記画像形成手段の画像形成のた
めのシート材の搬送速度を前記第1複写モード時の画像
形成のためのシート材の搬送速度よりも遅く設定するこ
とを特徴とする。
【0018】
【0019】上記目的を達成するため、請求項の発明
は、前記画像複写装置はファクシミリ装置であることを
特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0021】先ず、本実施の形態に係るシート給送装置
及び画像記録装置を備えたファクシミリ装置の全体の概
略構成を図4及び図5に基づき説明する。図4はファク
シミリ装置の断面図、図5はファクシミリ装置の斜視図
である。
【0022】ファクシミリ装置は、装置本体101と、
原稿載置台102と、画像読取部103と、記録装置本
体104と、操作部105と、原稿搬送部106と、原
稿押圧部107と、密着型イメージセンサ108と、原
稿排紙トレイ109と、レーザスキャナ110と、画像
形成部111と、カセット給紙部112と、シート排紙
部113と、カートリッジカバー114と、ADF(オ
ートドキュメントフィーダ)カバー115と、外原稿ガ
イド116と、原稿押え板117と、内原稿ガイド11
8と、仕切部119と、制御部120と、シート搬送部
121と、フロントカバー122と、排紙カバー123
と、レジスト搬送部124と、MP(マルチペーパー)
給紙部125とを備える構成となっている。
【0023】上記各部の構成及び機能を詳述すると、原
稿載置台102は、複数枚の原稿Sを積層状態で積載で
きるように構成されており、原稿載置台102には、原
稿Sの搬送方向に対して直角方向(原稿Sの幅方向)に
スライド可能なスライダ102aと、延長原稿トレイ1
02bとが付設されている。スライダ102aにより、
原稿載置台102上に積載された原稿Sの両サイドを揃
えることができ、また、原稿Sが長尺の場合には延長原
稿トレイ102bを開くことにより、原稿Sの後端部が
原稿載置台102からはみ出して垂れ下がることを防止
できるようになっている。
【0024】画像読取部103は、原稿載置台102上
に積載された原稿Sを分離パッド106aと圧接した分
離ローラ106bにより1枚ずつ分離し、押圧バネで押
圧された搬送コロ106cと圧接した搬送ローラ106
dにより、外原稿ガイド116と内原稿ガイド118の
一部で構成されるUターン紙パスを搬送する。更に、押
圧バネで押圧された給紙コロ106eと圧接した給紙ロ
ーラ106f等により密着型イメージセンサ108へ搬
送し、原稿押圧部107により原稿押え板117を変形
させた弾性力により原稿Sを密着型イメージセンサ10
8に押圧して密着させながら、原稿Sの画像情報を読取
る。この後、原稿Sを押圧バネで押圧された排紙コロ1
06gと圧接した排紙ローラ106hにより、原稿排紙
トレイ109に排出する。この間、原稿Sは外原稿ガイ
ド116及び内原稿ガイド118によりガイドされる。
【0025】記録装置本体104は、例えばレーザビー
ムプリンタから構成されており、制御部120から出力
される画像信号に基づいてレーザスキャナ110のレー
ザビーム発振器110aから変調ビームを射出させると
共に、当該変調ビームをもとにポリゴンミラー110b
により画像形成部111の感光体ドラム111aに走査
光を照射する。これにより、感光体ドラム111aの表
面に画像情報を形成し、カセット給紙部112から画像
形成部111に給送されたシート材Pに画像情報を転写
して定着させた後、シート排紙部113へ排紙する。
【0026】尚、シート材は、本ファクシミリ装置を始
めとする複写機・プリンタ・印刷機等の事務機器、その
他の各種のシート材使用機器に対して供給する転写紙・
感光紙・感熱紙・静電記録紙・印刷紙・原稿・カード・
封筒等の枚葉紙(カットシート)であり、材質は紙に限
定されるものではない。
【0027】操作部105は、入力キー等の各種キーや
表示部等から構成されており、装置本体101の前面側
に配置されている。
【0028】原稿搬送部106は、分離パッド106
a、分離ローラ106b、搬送コロ106c、搬送ロー
ラ106d、給紙コロ106e、給紙ローラ106f、
排紙コロ106g、排紙ローラ106hを備えており、
原稿Sの搬送を行う。
【0029】原稿押圧部107は、原稿押え板117を
変形させた弾性力により原稿を押圧する。
【0030】密着型イメージセンサ108は、光源とし
てのLEDアレイから原稿Sの画像情報面に光を照射
し、画像情報面で反射された反射光をセルフォックレン
ズ(商品名)でセンサ素子に結像することにより、画像
情報を読取るものである。
【0031】原稿排紙トレイ109は、画像読取部10
3により画像情報が読取られた原稿を積載するためのも
のである。
【0032】レーザスキャナ110は、レーザビーム発
振器110a、ポリゴンミラー110b、折り返しミラ
ー110cを備えており、レーザビーム発振器110a
から変調信号を射出し、ポリゴンミラー110bにより
感光体ドラム111aに走査光を照射し、折り返しミラ
ー110cにより走査光を反射する。
【0033】画像形成部111は、感光体ドラム111
a、1次帯電器111b、現像ローラ111c、クリー
ニングブレード111d、記録カートリッジ111e、
転写帯電器111f、熱定着器111g、排紙ローラ1
11h、ドラム感光防止シャッタ111iを備えてい
る。
【0034】前記感光体ドラム111aは、1次帯電器
111b、現像ローラ111c、クリーニングブレード
111dと共に記録カートリッジ111eの内部に一体
に組み込まれており、装置本体101に対して着脱自在
となっている。感光体ドラム111aの表面は1次帯電
器111bにより均一に帯電され、その表面にポリゴン
ミラー110bからの走査光が折り返しミラー110c
で反射して照射されることにより潜像が形成され、当該
潜像が現像ローラ111cから供給されるトナーにより
顕像化されるようになっている。
【0035】また、感光体ドラム111aの周辺部に
は、転写帯電器111fが配置され、感光体ドラム11
1aよりも下流側のシート搬送経路には、熱定着器11
1g、排紙ローラ111hが配置されている。
【0036】シート材Pは、転写帯電器111fにより
感光体ドラム111a表面に形成されたトナー像が転写
された後、シート搬送部121に沿って搬送され、更に
熱定着器111gによりトナー像が定着されてから、排
紙ローラ111hによりシート排紙部113へ排出され
る。
【0037】カセット給紙部112は、給紙カセット1
12a、給紙ローラ112b、分離パッド112c、シ
ート規制板112d、中板112e、中板バネ112f
を備えており、装置本体101の底部に配置されてい
る。
【0038】給紙カセット112aに積層状態で積載さ
れたシート材Pは、中板112eが中板バネ112fに
よって上方に付勢されることにより、半円状の給紙ロー
ラ112bに圧接され、分離パッド112cによって摩
擦片分離方式で1枚ずつ分離され搬送される。分離され
たシート材Pは、所定時間後に後述のレジストセンサ1
24bにより先端が検出される。
【0039】給紙開始から所定時間以内にレジストセン
サ124bがシート材Pの先端を検出しない場合は、ジ
ャムと判断し、操作部105の表示部にジャムが発生し
た旨の表示が行われる。一方、給紙開始から所定時間以
内にレジストセンサ124bがシート材Pの先端を検出
した場合は、分離されたシート材Pは給紙ローラ112
b及び分離パッド112cにより圧接された状態で搬送
が続行され、後述のレジストローラ対124aの圧接ニ
ップ部Nに案内される。
【0040】シート排紙部113は、装置本体101の
上面カバーにシート材Pを複数枚積載することが可能な
ように構成されている。
【0041】カートリッジカバー114、ADF(オー
トドキュメント)カバー115は、装置本体101に設
けられたカバーである。
【0042】前記カートリッジカバー114は、装置本
体101に対して開閉可能に装着されており、当該カー
トリッジカバー114を開くことにより記録カートリッ
ジ111eを装置本体101の外部へ引き出して交換で
きるようになっている。また、カートリッジカバー11
4には、インターロック機構が装備されており、カート
リッジカバー114が開かれている場合あるいは記録カ
ートリッジ111eが装置本体101にセットされてい
ない場合は、前記インターロック機構により記録装置本
体104の動作が禁止されるように構成されている。
【0043】また、記録カートリッジ111eに設けら
れたドラム感光防止シャッタ111iは、装置本体10
1に対する記録カートリッジ111eのセット動作と連
動するように構成されている。カートリッジカバー11
4を開いて装置本体101に記録カートリッジ111e
をセットした時は、ドラム感光防止シャッタ111iが
開き、装置本体101から記録カートリッジ111eを
取り出した時は、ドラム感光防止シャッタ111iが閉
じることにより感光体ドラム111aの不必要な感光が
防止されるようになっている。
【0044】また、記録中にジャムが発生した場合は、
カートリッジカバー114,フロントカバー122,排
紙カバー123の内の何れかのカバーを開けることによ
り、内部に滞留しているシート材Pを取り出すことがで
きるようになっている。
【0045】外原稿ガイド116、内原稿ガイド118
は、原稿をガイドするためのものである。
【0046】原稿押え板117は、原稿押圧部107に
より変形させられた弾性力で原稿Sを密着型イメージセ
ンサ108に押圧して密着させるためのものである。
【0047】仕切り部119は、画像読取部103と記
録装置本体104とを分離するダクトとなっている。仕
切り部119にファン(図示略)を回転させて空気を流
すことにより、装置本体101から発生した熱で画像読
取部103が悪影響を受けたり、シート材Pから蒸散し
た水蒸気が結露してシート材P上に滴下することを防止
するようになっている。
【0048】制御部120は、上述したように記録装置
本体104を動作させるための画像信号を出力したり、
後述するようにMP給紙を開始させるための信号を出力
したりするなど、装置各部の制御を行う。
【0049】シート搬送部121は、転写帯電器111
fで感光体ドラム111a表面に形成されたトナー像が
転写されたシート材Pを熱定着器111gへ搬送するた
めのものである。
【0050】フロントカバー122、排紙カバー123
は、装置本体101に設けられたカバーである。
【0051】レジスト搬送部124は、レジストローラ
対124a、レジストセンサ124b、レジスト搬送ガ
イド124c、シートUターンガイド124d、転写前
ローラ対124e、TOPセンサ124f、MPガイド
124gを備えている。
【0052】レジストローラ対124aは、シート材P
の先端がレジストローラ対124aの圧接ニップ部Nに
到達した時点では回転停止状態に制御されている。シー
ト材Pの先端が回転停止状態のレジストローラ対124
aの圧接ニップ部Nに突き当たって受け止められると共
に、その後も給紙ローラ112bによるシート材Pの給
送が行われることにより、シート材Pにある程度のたわ
みループが生ずるように設定されている。そして、たわ
みループの反力によりシート材Pの先端辺が圧接ニップ
部Nのニップ線にならって平行化されることにより、シ
ート材Pの斜行が補正されるようになっている。
【0053】レジストローラ対124aは、所定のタイ
ミングで駆動されるように構成されており、当該レジス
トローラ対124aの駆動に伴いシート材Pが搬送され
る。搬送されたシート材Pは、レジストローラ対124
a及びレジストセンサ124bが配置されているレジス
ト搬送ガイド124cと、装置本体101の骨格をなす
本体フレームの一部で構成されるシート搬送Uターンガ
イド124d,装置本体101に配置されたMPガイド
125gによって反転される。
【0054】更に、給送中のシート材Pは、転写前ロー
ラ対124eに到達した後も搬送が続行されると共に、
その先端位置がTOPセンサ124fにより検出され
る。この後、感光体ドラム111aに形成されたトナー
像の先端とシート材Pの先端とが一致するように、給紙
及び画像出力タイミングが合わされた後、転写帯電器1
11fと感光体ドラム111aとの間に搬送される。
【0055】シート材Pは、シートサイズに合わせて移
動可能に装着された上記シート規制板112dによって
側端面を規制されることにより、斜行や不送りの発生が
防止されるようになっている。画像は、給紙カセット1
12aに積載されたシート材Pの下面側に記録される。
また、シート材Pの有無はカセットセンサにより検出さ
れる。また、上述した給紙カセット112aは、例えば
約250枚のシート材の積載が可能であり、装着本体1
01に対して前面方向に引き出し可能(フロントローデ
ィング方式)に構成されている。また、給紙カセット1
12aには、種々のシートサイズ(例えばA3,A4,
A5,B4,B5,レター,リーガルの7種類)のシー
ト材が積載可能となっている。
【0056】MP(マルチペーパー)給紙部125は、
MP給紙ローラ125a、MP分離パッド125b、M
P中板125c、MP延長トレイ125e、MPトレイ
125f、MP中板バネ125h、シート規制板125
iを備えている。
【0057】本ファクシミリ装置においては、装置本体
101の前面に装着されたフロントカバー122を取り
外して前記MP(マルチペーパー)給紙部125を装着
することが可能となっている。MP給紙部125の装着
時において、通常サイズの記録紙については開閉可能な
MPトレイ125fを使用し、また、MPトレイ125
fに積載できないサイズの記録紙についてはMP延長ト
レイ125eを引き出すことにより、記録紙の後端がM
Pトレイ125fからはみ出して垂れ下がることを防止
するようにしている。また、MP中板125cはMP中
板バネ125hにより上方に付勢されているが、当該M
P中板125cは待機状態ではカム(図示略)により押
下げられているため、シート材PをMP中板125cに
積載することが可能となっている。
【0058】ファクシミリ装置の制御部120からMP
給紙の開始を指示する信号が出力された場合は、カム
(図示略)が回動し、MP中板125cの押下げ解除に
より積載されたシート材Pは半円状のMP給紙ローラ1
25aに圧接され、MP分離パッド125bにより摩擦
片分離方式で1枚ずつ分離され搬送される。分離された
シート材Pは、MP給紙ローラ125a及びMP分離パ
ッド125bにより圧接搬送が続行され、転写前ローラ
対124eに受け渡される。
【0059】給紙開始から所定時間以内にTOPセンサ
124fがシート材Pの先端を検出しない場合は、ジャ
ムと判断し、操作部105の表示部にジャムが発生した
旨の表示が行われる。
【0060】更に、給送中のシート材Pは、転写前ロー
ラ対124eに到達した後も搬送が続行されると共に、
その先端位置がTOPセンサ124fにより検出され
る。この後、感光体ドラム111aに形成されたトナー
像の先端とシート材Pの先端とが一致するように、給紙
及び画像出力タイミングが合わされた後、転写帯電器1
11fと感光体ドラム111aとの間に搬送される。
【0061】前記MP給紙部125はレジストがないた
め、シート材Pはシートサイズに合わせて移動可能に装
着されたシート規制板125iによって側端面を規制さ
れ、斜行や不送りの発生が防止されるようになってい
る。画像は、給紙カセット112aに積載されたシート
材Pの下面側に記録される。また、シート材Pの有無は
MPセンサ125dにより検出される。また、MP給紙
部125は、例えば約100枚のシート材Pの積載が可
能な構造となっている。また、装置本体101にMP給
紙部125を装着可能とすることにより、給紙可能なシ
ートサイズにハガキや名刺等を加えることもできるよう
になっている。
【0062】また、上述したカセット給紙部112と、
当該カセット給紙部112と同様の構成を有する2段目
カセット給紙部(図示略)とは、それぞれオプションと
して分離/結合が可能となっている。これにより、ファ
クシミリ装着全体のシート積載可能枚数は、例えば約2
50枚から約600枚まで可変することが可能となって
いる。
【0063】図6は本実施の形態に係るLBP(レーザ
ビームプリンタ)を使用したファクシミリ装置の制御系
のブロック図である。ファクシミリ装置の制御系は、C
PU301と、操作部302と、表示部303と、読取
部304と、記録部305と、通信制御部306と、C
PU外部インターフェース309と、HDD(ハードデ
ィスク装置)310と、接続部329とを備えており、
CPU301と各要素302〜310とをインターフェ
ースを介して結合した構成となっている。
【0064】ファクシミリ装置の制御系の構成及び機能
を詳述すると、CPU301は、装置全体を制御するも
のであり、MPU311、MPU311の制御プログラ
ムを格納するROM312、各種データ処理のワークエ
リアや画像情報の一時的記憶部として使用されるRAM
313、画像の変倍・解像度変換等を行う画像処理部3
14等を備えている。また、CPU301は、公知の構
成からなるカレンダ・時計機能等を備えており、CPU
301のRAM313におけるワンタッチキー宛先情報
・ソフトウエアスイッチ情報等の重要なシステム設定情
報を格納する領域は、バッテリバックアップにより停電
等の不慮の障害から保護されている。
【0065】操作部302は、テンキー315、ファン
クションキー316、ワンタッチキー317、スタート
キー318a、ストップキー318b等の各種キースイ
ッチ等を備えている。尚、操作者は、操作部302の所
定キーを操作することにより、画像形成速度を切換える
ことができるようになっている。
【0066】表示部303は、各種メッセージの表示を
行うLCD(液晶表示装置)319、送信モード等の表
示を行う各種LED320a、通信状態や障害発生を遠
方の操作者に報知するタリーランプ320b等を備えて
いる。
【0067】読取部304は、例えばステッピングモー
タからなる画像読取モータ等の駆動部321、画像の読
取を行う読取センサ322、読取った画像のシェーディ
ングや2値化を行う画像処理部323、原稿検知等を行
う各種センサ324等を備えている。
【0068】記録部305は、記録モータ等の駆動部3
25、レーザスキャナや電子写真プロセスの制御等を行
う記録ユニット326、記録する画像のスムージング等
を行う画像処理部327、記録紙等の検知を行う各種セ
ンサ328を備えている。
【0069】通信制御部306は、発呼・着呼・画像デ
ータの符号化等を行うものであり、当該通信制御部30
6にはMODEM(モデム)、NCU(ネットワーク制
御ユニット)等からなる接続部329が付設されてい
る。接続部329には、通信網307、ハンドセット3
08が接続される。
【0070】CPU外部インターフェース309は、C
PU301から直接データの送受信を行うインターフェ
ースであり、例えばRS232C(直列データ伝送用の
標準インターフェース)、SCSI(小型コンピュータ
・周辺機器接続用の標準インターフェース)、LAN
(構内情報通信網)等のインターフェース、回線を介し
てファクシミリ装置を外部のコンピュータと接続するこ
とにより、ファクシミリ装置を外部のコンピュータのス
キャナプリンタ等として使用できるようになっている。
【0071】HDD(ハードディスク装置)310は、
大容量の不揮発性メモリであり、画像情報等の保存に使
用される。
【0072】次に、ファクシミリ装置に装備されたLB
P(レーザビームプリンタ)の構成及び基本動作を図7
の概念図に基づき説明する。LBPは、記録する画像デ
ータに対してレーザ光を点滅する半導体レーザ400
と、ポリゴンモータ401と、ポリゴンモータ401に
より回転させられるポリゴンミラー402と、結像・倒
れ補正等を行う光学系403と、フォトディテクタ40
4と、折り返しミラー405と、感光ドラム406と、
現像器407と、搬送ガイド409と、定着器410と
を備える構成となっている。図中符号Pは記録紙であ
る。
【0073】以上の構成において、先ず、半導体レーザ
400から発射されたレーザ光は、ポリゴンミラー40
2で反射されることにより偏向され、光学系403、折
り返しミラー405を介して感光ドラム406上に照射
される(主走査)。この時、フォトディテクタ404に
より頭出しされ、照射位置が決定される。前述した主走
査が1ライン分終了する間に、感光ドラム406は1ラ
イン分回転される(副走査)。上記のようにして感光ド
ラム406上に結像された画像は、現像器407により
現像され、記録紙P上に転写される。画像が転写された
記録紙Pは、搬送ガイド409に沿って搬送されると共
に、定着器410で記録紙Pの画像が定着され排出され
る。
【0074】尚、上述した感光ドラム406、現像器4
07、定着器410等の副走査系を構成する要素は、図
示略の記録モータ、ギア、ベルト等により同期させられ
て駆動される。
【0075】ところで、上記図8に示した従来のファク
シミリ装置では部品単価の高い多くのメモリを装置に搭
載しなければならない事情から、また、上記図9に示し
た従来の複写機では原稿を一時停止させるために電磁ク
ラッチ等の部品を装置に組み込む必要があるという事情
から、装置全体のコストアップにつながるという問題を
かかえていたため、そこで、本実施の形態では、従来の
コストアップの問題を解決すべくメモリを殆ど必要とせ
ずに原稿をコピーする方式として、原稿を一旦停止させ
てから記録紙と同期させる同期コピー方式を採用してい
る。
【0076】次に、同期コピー方式の詳細について図1
乃至図3を参照して説明する。図1は同期コピー時のフ
ローチャート、図2は画像形成部の詳細断面図、図3は
画像読取部の詳細断面図である。
【0077】画像形成部は、図2に示す如く、給紙軸
1、給紙ローラ2、MP給紙軸3、MP給紙ローラ4、
カム5、MP中板6、MP中板バネ7、コロ8、MP分
離パッド9、MP分離パッドバネ10、レジストセンサ
11、レジストローラ対12、圧接アーム13、レジス
トバネ14、レジストフレーム15、シート搬送Uター
ンガイド16、MPガイド17、転写前ローラ20、T
OPセンサ21、TOPセンサ用フォトインタラプタ2
2、転写前ガイド23、除電針24、感光ドラム25、
帯電ローラ26、現像ローラ28、転写ローラ29、転
写バネ30、クリーニングブレード31、搬送ベルト3
2を備える構成となっている。
【0078】上記各部の構成及び機能を詳述すると、給
紙軸1は、板金をコ字状に曲折させて形成したものであ
り、装置本体の左右の軸受部(図示略)に回転自在に支
持されている。給紙ローラ2は、芯筒の外周に一体に形
成された給送手段としてのゴム製のローラであり、芯筒
内に給紙軸1を挿通させ、給紙軸1に沿う移動は規制
し、給紙軸1と常に一体に駆動するように構成されてい
る。
【0079】MP給紙軸3は、板金をコ字状に曲折させ
て形成したものであり、装置本体の左右の軸受部(図示
略)に回転自在に支持されている。MP給紙ローラ4
は、芯筒の外周に一体に形成された給送手段としてのゴ
ム製のローラであり、芯筒内にMP給紙軸3を挿通さ
せ、MP給紙軸3に沿う移動は規制し、MP給紙軸3と
常に一体に駆動するように構成されている。
【0080】カム5は、MP給紙軸3と同軸上に設けら
れると共に一体に回転されるものであり、MP中板6を
上下させる移動手段としての機能をもっている。MP中
板6は、MP給紙ローラ4の下側に先端辺側を位置させ
て配置されており、MP中板バネ7によりその先端辺側
がMP給紙ローラ4の下面に近接する方向に持ち上げら
れた状態で付勢されている。コロ8は、MP中板6に回
転自在に設けられており、カム5の回転に連動して滑ら
かに摺動する。
【0081】MP分離パッド9は、シート材を1枚ずつ
分離するためのものであり、MP中板6の先端辺側より
もシート材搬送方向の下流側で且つ先端辺側に近接する
位置において、MP分離パッドバネ10によりMP給紙
ローラ4の下面部に常時加圧されて接触するように配置
されている。
【0082】レジストセンサ11は、レジストフレーム
15に回転自在に取り付けられており、シート材の先端
がレジストセンサ11に当接することで、フォトインタ
ラプタ(図示略)の受光部を遮っていた部分が回動して
当該フォトインタラプタが受光可能となる。レジストロ
ーラ対12は、レジストフレーム15に設けられてお
り、一方は外周部がゴムで形成された駆動側のレジスト
ローラで構成され、他方はモールド性のレジストローラ
で構成されている。モールド性のレジストローラは、レ
ジストフレーム15に対して回動自在とされた圧接アー
ム13によりレジストバネ14を介して前記ゴム製のレ
ジストローラ側に押圧されている。
【0083】レジストフレーム15は、レジストセンサ
11、レジストローラ対12、圧接アーム13、レジス
トバネ14、読取起動センサ18、読取起動センサ用フ
ォトインタラプタ19が配置されたフレームであり、そ
の一部はシート材を搬送するようにされているレジスト
搬送ガイド15aから構成されている。シート搬送Uタ
ーンガイド16は、装置本体101の骨格をなす本体フ
レームの一部で構成されるガイドである。MPガイド1
7は、シート材を反転させるために装置本体101に配
設された板金製のガイドである。
【0084】転写前ローラ20は、装置本体の軸受部
(図示略)に回転自在に支持されており、一方は外周部
がゴムで形成された駆動側の転写前ローラで構成され、
他方はモールド性の転写前ローラで構成されている。T
OPセンサ21は、バネ(図示略)により非常に弱い力
で図1時計方向に回動させられると共に、同センサ21
の一部が転写前ガイド23の一部と突き当たることによ
り回動が停止されている。
【0085】TOPセンサ用フォトインタラプタ22
は、常時はTOPセンサ21によりその受光部が遮られ
ており、シート材の先端がTOPセンサ21に当接する
と、本体フレームに設けられた回転支点を中心に図1反
時計方向に回動し、その受光部に光が受光される。転写
前ガイド23は、記録紙を感光ドラム25と転写ローラ
29のニップ部に正確に導くためのガイドである。
【0086】除電針24は、転写前ガイド23にネジ止
めされており、シート材Pが給紙ローラ2と分離パッド
112cとによって摩擦された際に、当該摩擦部分だけ
静電気が発生して画像に悪影響が及ぶことを防止するた
めに設けられている。感光ドラム25は、像担持体(非
帯電体)として構成されており、導電性基体層としての
アルミニウム等のドラム基体と、その外周面に形成され
た非帯電体としての感光体層とを基本構成層とし、所定
の周速度で回転駆動される。
【0087】帯電ローラ26は、中心の芯金と、芯金の
外周部に形成された導電層と、導電層の外周部に形成さ
れた抵抗層とから構成されており、芯金の左右両端部は
軸受部材(図示略)により回転自在に支持されている。
また、帯電ローラ26は、押圧手段(図示略)により感
光ドラム25に対して所定の押圧力で圧接されている。
レーザ光27は、上述した半導体レーザ400から発射
されると共にポリゴンミラー402で反射されることに
より偏向され、折り返しミラー405を介して感光ドラ
ム25上に照射される。
【0088】現像ローラ28は、マグネット製のローラ
であり、トナーを感光ドラム25に付着させる。転写ロ
ーラ29は、シート材の裏面側からトナーと逆極性の帯
電を行うことにより、感光ドラム25上のトナーを順次
シート材の上面に転写する。また、転写ローラ29は、
転写バネ30により感光ドラム25に対して所定の押圧
力で圧接されている。クリーニングブレード31は、感
光ドラム25上の転写残り現像剤(残留トナー)等の付
着汚染物を除去する。搬送ベルト32は、トナーが転写
ローラ29により転写されただけのシート材を衝撃等を
与えないようにして定着部へ搬送する。
【0089】また、原稿読取部は、図3に示す如く、搬
送ローラ50、搬送コロ51、外原稿ガイド52、内原
稿ガイド53、原稿頭出しセンサ54、原稿頭出しセン
サ用フォトインタラプタ55、給紙ローラ56、給紙コ
ロ57、密着型イメージセンサ58、排紙ローラ59、
給紙コロ60、シート61を備える構成となっている。
【0090】上記各部の構成及び機能を詳述すると、搬
送ローラ50は、外原稿ガイド52に左右両端部を軸受
部材(図示略)により回転自在に支持されており、芯金
にゴム部(EPDM)が配置されている。搬送コロ51
は、内原稿ガイド53に設けられており、押圧バネ(図
示略)により搬送ローラ50に押圧されたモールド性の
コロである。外原稿ガイド52は、原稿搬送路の外側を
構成しており、搬送ローラ50が配置されている。内原
稿ガイド53は、原稿搬送路の内側を構成しており、搬
送コロ51、原稿頭出しセンサ54、原稿頭出しセンサ
用フォトインタラプタ55、給紙コロ57、排紙コロ6
0が配置されている。
【0091】原稿頭出しセンサ54は、自重により図3
時計方向に回動すると共に、同センサ54の一部が原稿
ガイド53と突き当たることにより回動が停止されてい
る。原稿頭出しセンサ用フォトインタラプタ55は、常
時は原稿頭出しセンサ54により受光部が遮られてお
り、原稿の先端が原稿頭出しセンサ54に当接すると、
内原稿ガイド53に設けられた回転支点を中心に回動
し、その受光部に光が受光される。
【0092】給紙ローラ56は、左右両端部が軸受部材
(図示略)により回転自在に支持されており、芯金にゴ
ム部(EPDM)が配置されている。給紙コロ57は、
押圧バネ(図示略)により給紙ローラ56に押圧された
モールド性のコロであり、内原稿ガイド53に設けられ
ている。密着型イメージセンサ58は、光源としてのL
EDアレイから原稿Sの画像情報面に光を照射し、画像
情報面で反射された反射光をセルフォックレンズ(商品
名)でセンサ素子に結像して画像情報を読取る。
【0093】排紙ローラ59は、左右両端部を軸受部材
(図示略)により回転自在に支持されており、芯金にゴ
ム部(EPDM)が配置されている。給紙コロ60は、
押圧バネ(図示略)により排紙ローラ59に押圧された
モールド性のコロであり、内原稿ガイド53に設けられ
ている。シート61は、密着型イメージセンサ58のホ
ワイトバランスを取るための白色の可撓性のシートであ
る。
【0094】次に、上記の如く構成してなるファクシミ
リ装置におけるコピー動作について図1のフローチャー
トを中心に説明する。
【0095】先ず、操作者がファクシミリ装置の原稿載
置台102に原稿Sをセットした後、操作部302のス
タートキー318aを押下すると(ステップS1)、画
像読取部103は、原稿載置台102上に積載された原
稿Sを分離パッド106aと圧接した分離ローラ106
bで1枚ずつ分離し、押圧バネにより押圧された搬送コ
ロ51と圧接した搬送ローラ50により、外原稿ガイド
52と内原稿ガイド53の一部で構成されるUターン紙
パスを搬送する。
【0096】Uターン紙パスを通過した後、原稿Sの先
端は原稿頭出しセンサ54に到達しようとする。この場
合、原稿頭出しセンサ54は、自重により図3時計方向
に回動すると共に、同センサ54の一部が原稿ガイド5
3と突き当たることにより回動が停止されている。原稿
頭出しセンサ54は、停止状態から、搬送コロ51と搬
送ローラ50による原稿Sの搬送力により図3反時計方
向に回動される。これに伴い、原稿頭出しセンサ用フォ
トインタラプタ55の受光部を遮っていた原稿頭出しセ
ンサ54の一部が回動することにより、前記受光部に光
が受光されるため、装置本体のCPU301は原稿Sの
先端を検知したと判断する。
【0097】ここで、装置本体のCPU301は、操作
者がテンキー315を操作してコピー部数を指定したか
否かを判断する(ステップS2)。操作者によりコピー
部数が指定された場合は、装置のデフォルトは1部コピ
ーに設定されているため、殆どが2部以上を選択するこ
とになる。しかし、2部以上をコピーする場合は同期コ
ピーは不可能であるため、必然的にメモリコピーとな
る。
【0098】他方、操作者によりコピー部数が指定され
ていない場合は、同期コピーモードに移行する(ステッ
プS3)。これに伴い、装置本体のCPU301は、画
像形成速度(以下、プロセス速度と称する)を遅くする
ように変更する(ステップS4)。
【0099】そして、原稿Sは、押圧バネにより押圧さ
れた給紙コロ57と圧接した給紙ローラ56により、原
稿頭出しセンサ54からx[mm](図3参照)だけ搬
送された状態で停止され、シート材Pの頭出し信号が出
力されることを待機する状態となる(ステップS5)。
この場合、画像読取モータはステッピングモータを使用
しているため、停止・起動を精度良く制御することが可
能である。
【0100】一方、給紙カセット112aに積載された
シート材Pは、操作者が操作部302のスタートキー3
18aを押下したことに伴い、前述したような動作によ
って、半円状の給紙ローラ2及び分離パッド112cに
より1枚ずつ摩擦片分離方式で分離搬送され、レジスト
センサ11を通過させられた後、レジストローラ対12
の圧接ニップ部に案内される(ステップS5)。
【0101】レジストローラ対12は、シート材Pの先
端がレジストローラ対12の圧接ニップ部に到達した時
点では回転停止状態に制御されている。シート材Pの先
端が回転停止状態にあるレジストローラ対12の圧接ニ
ップ部に突き当たって係止され、その後も給紙ローラ2
によるシート材Pの給送が行われると、シート材Pにあ
る程度のたわみループが形成されるため、当該たわみル
ープの反力でシート材Pの先端辺が圧接ニップ部のニッ
プ線にならって平行化されることにより、シート材Pの
斜行が補正される。
【0102】次いで、レジストセンサ11の信号に基づ
いてレジストローラ対12が駆動されると、レジストロ
ーラ対12によりシート材Pが搬送され、レジストロー
ラ対12及びレジストセンサ11が配置されているレジ
スト搬送ガイド15aと、装置本体101の骨格をなす
本体フレームの一部で構成されるシート搬送Uターンガ
イド16、装置本体101に配置されたMPガイド17
とによって反転される。
【0103】更に、給送中のシート材Pは転写前ローラ
対20によって引き続き搬送が行われ、その先端は待機
状態のTOPセンサ21(図2の2点鎖線)に到達され
る。この場合、TOPセンサ21は、バネ(図示略)に
より非常に弱い力で図2時計方向に回動させられると共
に、その一部は転写前ガイド23と突き当たることによ
り回動が停止されている。TOPセンサ21は、停止状
態から、転写前ローラ対20によるシート材Pの搬送力
により図2反時計方向に回動される。これに伴い、TO
Pセンサ用フォトインタラプタ22の受光部を遮ってい
たTOPセンサ21の一部が回動することにより、前記
受光部に光が受光されるため、装置本体のCPU301
はシート材Pの先端を検知したと判断する(図2実線状
態)。
【0104】TOPセンサ21からの信号に基づき、装
置本体のCPU301から再び読取部304の駆動部3
21に信号が供給される。ここで、プロセス速度をVp
[mm/sec]とすると、TOPセンサ21がONと
なってから感光ドラム25と転写ローラ29のニップ部
にシート材Pが到達するまでの時間(tp[sec])
は、 tp[sec]=l[mm]/Vp[mm/sec] となる(l[mm]:図2に矢印で示す距離)。ところ
で、密着型イメージセンサ58により読取った原稿Sの
画像情報をもとにレーザのON/OFFを制御すること
により、ドット・パターンの画像が感光ドラム25上に
形成されるため、TOPセンサ21がONとなってから
密着型イメージセンサ58により原稿Sの読取りを開始
するまでの時間(ts[mm])が、 ts[mm]=(l[mm]―α/360×d[mm])/
Vp[mm/sec] でなければ(α:図2に示す角度、d:図2に示す距
離)、読取り原稿Sと記録するシート材Pとを同期させ
てコピーを行うことはできない。そこで、原稿Sを原稿
頭出しセンサ54からx[mm]だけ搬送した状態で原
稿Sを停止させ、密着型イメージセンサ58の読取位置
までの距離を極力小さくすることにより、原稿Sとシー
ト材Pとの同期が取れるようにする。
【0105】原稿読取部の原稿Sの搬送速度をVy[m
m/sec]とすると、原稿Sが停止された位置から密
着型イメージセンサ58の読取位置まで搬送されるのに
要する時間(ty[sec])は、 ty[sec]=y[mm]/Vy[mm/sec] となる(y[mm]:図3に矢印で示す距離)。
【0106】上述したことから、同期コピーが成立する
条件として、 ts[sec]=ty[sec] なる関係が成立する。
【0107】前記条件が成立すると、記録部305によ
り複写されたシート材Pが搬送される(ステップS
6)。次に、次ページの原稿が有るか否かが判断され
(ステップS7)、次ページの原稿が有る場合はステッ
プS5へ戻る一方、次ページの原稿が無い場合は操作部
303のLCD319にコピーが終了した旨のメッセー
ジを表示し(ステップS8)、コピー動作が終了する。
【0108】同期コピー方式は、高価なメモリを必要と
しないためファクシミリ装置を低コストで構成すること
が可能となる。また、レジストローラの組立精度や部品
精度に依存することなく、簡単かつ正確な印字精度を得
ることが可能となる。上述したことはカセット給紙から
の説明だけであるが、同期コピーの制御自体は給紙口に
よらず同様である。
【0109】ところで、近年の情報の高速化及び大量化
に伴い、ファクシミリ装置の記録部の処理速度の向上が
要求されるようになってきており、更には、ファクシミ
リ装置の小型化及び集約化の進展に伴い、従来のような
ファクシミリ装置単体ではなく、複写機及びプリンタの
複合機として使用する機会が増加してきている。このた
め、ファクシミリ装置の画像形成部の処理能力が高くな
ければ装置が常時動作状態となり、例えばファクシミリ
受信中の場合はコピーを行うことができないといったこ
とが生じ、また、従来のファクシミリ装置の記録速度で
は複写機として使用するには速度が遅く、操作者が快適
に使用することは困難となっている。
【0110】そこで、記録紙(シート材)の搬送速度を
向上させる要求に応えるべく、Vp[mm/sec]の
値を大きくすると、TOPセンサ21がONとなってか
ら感光ドラム25と転写ローラ29のニップ部に記録紙
(シート材)が到達されるまでの時間(tp[se
c])が短くなり、TOPセンサ21がONとなってか
ら密着型イメージセンサ58により原稿Sの読取りを開
始するまでの時間(ts[sec])が短くなる。従っ
て、 ts[sec]<ty[sec] という関係となるために同期コピーが不可能となる。そ
こで、この対策として、原稿Sを原稿頭出しセンサ54
の位置から搬送して停止させるまでの距離(x[m
m])を長くすることにより、密着型イメージセンサ5
8の読取位置までの距離を極力小さくし、記録紙(シー
ト材)と原稿との同期を取るようにすることが考えられ
る。
【0111】しかし、画像読取モータの回転速度が一定
の搬送速度に達するにはある程度の時間を要するため、
原稿Sが停止された位置から密着型イメージセンサ58
の読取位置までの距離(y[mm])をあまり短くする
ことはできない。画像読取モータを立ち上がり時間の短
い高性能なモータに変更することによりある程度は改善
できるが、コスト高となる。
【0112】また、ファクシミリ装置を複合機として使
用するためには高い印字品質が要求されるため、TOP
センサ21がONとなってから感光ドラム25と転写ロ
ーラ29のニップ部にシート材Pが到達されるまでの距
離(l[mm])を極力短くする必要がある。その理由
としては、シート材Pは環境の違いにより腰の強さが変
化するため、TOPセンサ21がONとなってから感光
ドラム25と転写ローラ29のニップ部に到達されるま
での距離が長いと、シート材Pが搬送路の中で暴れ、理
論的に設定されているl[mm]と実際の値とが異な
り、印字精度が悪化するためである。
【0113】TOPセンサ21がONとなってから感光
ドラム25と転写ローラ29のニップ部に到達されるま
での距離l[mm]が短くなることにより、画像読取モ
ータを立ち上がり時間の短い高性能なモータに変更して
も同期コピーを実現することは非常に困難である。
【0114】そこで、本実施の形態では、高速で画像形
成を行う装置のために、上記ステップS4に示した如く
同期コピーの際はプロセス速度を遅くすることにより読
取の起動時間を稼ぐため、コストの上昇を招くことなく
同期コピーが可能となる。
【0115】また、同期コピー時は読取部304と記録
部305とが同時に動作するため騒音が大きくなってし
まうが、近年はオフィス空間の静粛性が要求されている
ため、そこで、同期コピー時にプロセス速度を遅くする
ことにより、記録部305の騒音を低減させることが可
能となり、従って、装置全体の騒音のレベルを低減させ
ることが可能となる。
【0116】また、同期コピー時は読取部304と記録
部305とが同時に動作するため装置内部の昇温が大き
くなってしまうが、そこで、同期コピー時にプロセス速
度を遅くすることにより、記録部305の昇温を低減さ
せることが可能となり、従って、装置の寿命を延ばすこ
とが可能となる。
【0117】再度図1において、上記ステップS2で操
作者によりコピー部数が指定された場合は、装置本体の
CPU301はメモリコピーモードに移行するように制
御する(ステップS9)。メモリコピーモードに移行し
た後は、従来と同様にコピー動作が行われる。即ち、原
稿が搬送されると共に読取センサ322により画像が読
取られ、CPU301の画像処理部を介してRAM31
3に蓄積される(ステップS10)。
【0118】CPU301のRAM313に画像情報が
1ページ以上蓄積されると、記録部305の記録モータ
が駆動され、CPU301から記録紙の給紙を指示する
信号が記録部305に出力されると、記録紙がシート材
給送部から搬送される。搬送された記録紙は、記録部3
05の画像処理部327により記録紙の先端と画像が一
致するように制御される。
【0119】CPU301のRAM313に蓄積された
画像情報は、記録部305の画像処理部327に伝達さ
れ、その信号をもとにレーザのON/OFFを制御する
ことにより、ドット・パターンの画像が感光ドラム25
上に形成される。感光ドラム25上に形成された静電潜
像は、記録部305の画像処理部327でトナーにより
可視画像となる。感光ドラム25上に形成された可視画
像は、記録紙に転写される。記録紙は画像が載っている
だけであるため、搬送部により衝撃を与えないようにし
て定着部へ搬送され、定着部により熱及び圧力が加えら
れ、永久画像となる(ステップS11)。
【0120】次に、次ページの原稿が有るか否かが判断
され(ステップS12)、次ページの原稿が有る場合は
上記ステップS10へ戻る一方、次ページの原稿が無い
場合は操作部303のLCD319にコピーが終了した
旨を示すメッセージを表示し(ステップS13)、コピ
ー動作が終了する。
【0121】このように、コピー部数を指定しない場合
は自動的に同期コピーに移行するため、同期コピー及び
メモリコピーの何れかを選択するための専用キーが不要
となり、従って、装置を低コストで構成することが可能
となる。
【0122】尚、コピー部数を指定しない場合に自動的
に同期コピーに移行せずに、同期コピー及びメモリコピ
ーの何れかを選択するための専用キーを設けてもよい。
専用キーを設けた場合はコストが上昇するが、ユーザに
よっては印字速度を重視したいためにプロセス速度を遅
くしたくない場合があり、このような場合には専用キー
で同期コピーとメモリコピーとを選択することが可能と
なる。
【0123】上述したように、本実施の形態によれば、
原稿とシート材とを等速で搬送させて複写させる場合に
のみ画像形成速度(プロセス速度)を遅くするため、高
性能な原稿読取モータを使用したり、画像形成部に部品
を追加したりせずに、原稿とシート材とを同期させてコ
ピーする同期コピー方式が可能となり、従って、従来の
ように高価な多くのメモリを装置に搭載することが不要
となり、この結果、装置を低コストで構成することが可
能となると共に、正確な印字精度を保つことが可能とな
る。
【0124】また、本実施の形態によれば、前述したよ
うに同期コピー時に画像形成速度(プロセス速度)を遅
くするため、同期コピー時に原稿読取部及び記録部が同
時に動作することによって生ずる騒音を低減することが
可能となり、この結果、装置全体の騒音のレベルを低減
することが可能となる。
【0125】また、本実施の形態によれば、前述したよ
うに同期コピー時に画像形成速度(プロセス速度)を遅
くするため、同期コピー時に原稿読取部及び記録部が同
時に動作することによって生ずる記録部の昇温を低減す
ることが可能となり、この結果、装置の寿命を延ばすこ
とが可能となる。
【0126】また、本実施の形態によれば、操作者によ
りコピー部数が指定されない場合は自動的に同期コピー
に移行するため、同期コピー及びメモリコピーの何れか
を選択するための専用キーを別個に設けることが不要と
なり、この結果、装置を低コストで構成することが可能
となる。
【0127】尚、本実施の形態では、複写機能を有する
ファクシミリ装置について説明したが、ファクシミリ装
置に限定されるものではなく、複写機や、複写機とプリ
ンタとを複合した複合機等に適用することも可能であ
る。
【0128】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
読取と記録を同時に行う第2複写モード時(同期コピー
時)に原稿読取部及び記録部が同時に動作することによ
って生ずる騒音を低減することが可能となる。
【0129】
【0130】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る同期コピー時のフロ
ーチャートである。
【図2】本実施の形態に係る画像形成部の詳細断面図で
ある。
【図3】本実施の形態に係る原稿読取部の詳細断面図で
ある。
【図4】本実施の形態に係る画像記録装置を用いたファ
クシミリ装置の断面図である。
【図5】本実施の形態に係る画像記録装置を用いたファ
クシミリ装置の斜視図である。
【図6】本実施の形態に係るLBPを用いたファクシミ
リ装置の制御系のブロック図である。
【図7】本実施の形態に係るLBPの基本動作を説明す
るための概念図である。
【図8】従来例に係るLBPを用いたファクシミリ装置
の制御系のブロック図である。
【図9】従来例に係るLBPを用いた複写機の概略図で
ある。
【符号の説明】
21 TOPセンサ 103 画像読取部(画像読取手段) 111 画像形成部(画像形成手段) 121 シート搬送部 301 CPU(制御手段) 302 操作部(選択手段) 306 通信制御部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−347688(JP,A) 特開 昭64−60060(JP,A) 特開 平7−219382(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 21/14 G03G 15/00 303 G03G 21/00 370 - 540 G03G 15/04 - 15/04 120 G03G 15/00 107 H04N 1/00 - 1/00 108 H04N 1/23 - 1/31 H04N 1/21

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像読取手段により原稿から読取られた
    画像情報を画像形成手段によりシート材に記録して複写
    を行う画像複写装置であって、 前記画像読取手段による読取動作の停止中に前記画像形
    成手段による画像形成を実行する第1複写モードと前記
    画像読取手段と前記画像形成手段とを同期動作させて複
    写を行う第2複写モードのいずれかを選択する選択手段
    と、 前記選択手段により選択された複写モードに応じて前記
    画像読取手段と前記画像形成手段を制御する制御手段と
    を具備し、 前記制御手段は、前記選択手段により前記第2複写モー
    ドが選択された場合には、原稿とシート材とを同期搬送
    させて複写するときの前記画像形成手段の画像形成のた
    めのシート材の搬送速度を前記第1複写モード時の画像
    形成のためのシート材の搬送速度よりも遅く設定するこ
    とを特徴とする画像複写装置。
  2. 【請求項2】 前記画像複写装置はファクシミリ装置で
    あることを特徴とする請求項1記載の画像複写装置。
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