JP4320987B2 - 原稿搬送装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、両面読み取りが可能なシートスルー方式の原稿搬送装置に関する。さらに詳細には、両面読み取り時における生産性の低下を抑えつつ、駆動系を簡素化することができる原稿搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、複数枚の原稿を1ページ目から順に所定の画像読み取り位置へ搬送し、画像の読み取りが終了した原稿をページ順に排出する原稿搬送装置がある。そのうちの1つとして、読み取り位置を固定とし、原稿の画像情報を原稿の搬送中に読み取るようにしたシートスルー方式の原稿搬送装置がある。また近年、表裏に画像が形成された原稿の両面の画像情報を迅速に読み取れる原稿搬送装置が望まれている。
【0003】
そして、これらの要望に応えたシートスルー方式の原稿搬送装置の1つとして、図5に示すような原稿搬送装置が実用化されている。この原稿搬送装置110は、給紙部120と、読み取り部130と、反転部140と、排出部150とを含んでいる。給紙部120には、複写を行う原稿を積載収容する給紙トレイ121と、給紙トレイ121上の原稿を最上からピックアップするピックアップローラ122と、ピックアップローラ122によって押し出された原稿のうち最上の1枚のみを送り出すための給紙ローラ123および捌きローラ124が設けられている。また、給紙ローラ123および捌きローラ124の下流にはレジストローラ125が設けられている。レジストローラ125は、読み取り用プラテン101への原稿供給タイミングを調整するためのものである。
【0004】
読み取り部130には、レジストローラ125から原稿を受け取る読み取り前ローラ131と、この読み取り前ローラ131の下流に位置する読み取り後ローラ132とが備わっている。これら読み取り前ローラ131と読み取り後ローラ132とは、それらの中間に複写機の読み取り用プラテン101が位置するように配置されている。そして、読み取り前ローラ131と読み取り後ローラ132により、原稿が搬送されて読み取り用プラテン101上を通過する。このときに、原稿の画像情報が読み取られるようになっている。
【0005】
反転部140には、両面読み取りのために、第1切替爪141と、第1反転ローラ142と、第2切替爪143と、第2反転ローラ144と、両面レジストローラ145とが備わっている。第1反転ローラ142は、表面の画像情報の読み取りが終了した原稿をスイッチバック反転し、裏面の画像情報を読み取るために再び原稿を読み取り用プラテン101に向けて搬送するものである。第2反転ローラ144は、裏面の画像情報の読み取りが終了した原稿をスイッチバック反転し、排出ローラ152へと原稿を搬送するものである。また、第1切替爪141および第2切替爪143は、読み取り後ローラ132により搬送されてくる原稿の搬送経路を切り替えるためのものである。また、排紙部150には、画像情報が読み取られた原稿を収容する排紙トレイ151と、排紙トレイ151に原稿を排出する排出ローラ152とが備わっている。
【0006】
ここで、駆動系に着目すると、ピックアップローラ122と給紙ローラ123とが、モータM1に接続されている。読み取り前ローラ131と読み取り後ローラ132と両面レジストローラ145とが、モータM2に接続されている。また、レジストローラ125と第1反転ローラ142とが、モータM3に接続されている。そして、第2反転ローラ144と排出ローラ152とが、モータM4に接続されている。なお、第1切替爪141にはソレノイドSL1が接続され、第2切替爪143にはソレノイドSL2が接続されている。
【0007】
すなわち、原稿搬送装置110は、4つのモータM1〜M4および2つのソレノイドSL1,SL2によって、各ローラの回転および各切替爪の位置を制御することにより、原稿両面の画像情報を読み取れるように原稿を自動搬送するようになっている。そして、両面読み取り時の生産性を向上させるために、第1反転ローラ142と第2反転ローラ144とのそれぞれは、任意のタイミングでスイッチバック反転ができるように別々のモータによって駆動されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来の原稿搬送装置110では、第1反転ローラ142と第2反転ローラ144とを別々のモータで駆動している。このため、最低4つのモータM1〜M4が必要であり、駆動系が複雑なばかりでなくコスト的にも不利という問題があった。なお、モータの数を減らすことは可能であるが、その場合には各ローラの駆動をオン・オフするためのクラッチが必要となる。従って、駆動系が簡素化されることはなくコスト的にも有利にはならない。
【0009】
そこで、本発明は上記した問題点を解決するためになされたものであり、両面読み取り時における生産性の低下を最小限に抑えつつ、駆動系を簡素化してコスト的に優れた原稿搬送装置を提供することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するためになされた本発明に係る原稿搬送装置は、画像読み取り位置に向けて原稿を送り出す原稿送り手段と、画像読み取り位置の下流に設けられるとともに、画像読み取り位置に向けて搬送されてきた原稿を読み取りのために所定の速度で搬送する原稿搬送手段と、第1面の読み取りが終了した原稿をスイッチバック反転して、第2面の読み取りのために画像読み取り位置に向けて送り出す第1反転手段と、前記第1反転手段によりスイッチバック反転された後に第2面が読み取られた原稿をスイッチバック反転する第2反転手段と、前記第2反転手段によりスイッチバック反転された原稿を原稿排出台に排出する排出手段と、前記第1反転手段および第2反転手段を、それぞれの原稿搬送方向が互いに逆向きとなるように駆動する第1駆動手段と、を有し、前記第1反転手段と前記第2反転手段とが別々の駆動ローラを備えており、前記第2反転手段と前記第1駆動手段との間に、前記第2反転手段よりスイッチバック反転された原稿が前記排出手段に噛み込んでいるときに、前記第1駆動手段により前記第1反転手段に備わる駆動ローラが逆転駆動されても、前記第2反転手段に備わる駆動ローラが逆転駆動されないようにするトルクリミッタが設けられていることを特徴とするものである。
【0011】
この原稿搬送装置では、原稿送り手段により、原稿が所定のタイミング、つまり読み取りタイミングに合わせて画像読み取り位置に向けて順次送り出される。そして、画像読み取り位置において、原稿搬送装置が装着されている画像形成装置により、原稿の第1面の画像情報が読み取られる。このとき、原稿は原稿搬送手段により所定の速度(各画像形成装置ごとに設定されている読み取り速度)で搬送され、いわゆる流し撮りが行われる。そして、第1面の画像情報が読み取られた原稿は、原稿搬送手段により第1反転手段へと搬送される。
【0012】
第1反転手段へと搬送された原稿は、そこでスイッチバック反転される。スイッチバック反転された原稿は、再び画像読み取り位置へと搬送される。そして今度は、画像読み取り位置において、原稿搬送装置が装着されている画像形成装置により、原稿の第2面の画像情報が読み取られる。このときも第1面の読み取りと同様に、原稿は原稿搬送手段により所定の速度で搬送され、いわゆる流し撮りが行われる。第2面の画像情報が読み取られた原稿は、原稿搬送手段により第2反転手段へと搬送される。そして、その原稿は、第2反転手段にてスイッチバック反転された後、排出手段によって原稿排出台に排出される。
【0013】
ここで、第1反転手段と第2反転手段とは、別々の駆動ローラを備えており、それぞれの駆動ローラが同一の駆動手段により駆動されている。このように、第1反転手段と第2反転手段とを別々の駆動手段で駆動しないため、必要とされる駆動手段の数が低減される。従って、原稿搬送装置における駆動系が簡素化される。その結果、コスト面でも有利となる。
ここで、原稿混載モードで先行原稿が大サイズであり、次原稿が小サイズであるような場合、次原稿が第1反転手段によりスイッチバック反転されたとき、先行原稿が第2反転手段から抜けていない場合がある。この状態で、第1反転手段および第2反転手段の原稿搬送方向を切り替えると、第2反転手段と排出手段の原稿搬送方向が逆になる。そのため、原稿が第2反転手段と排出手段との両方から引っ張られる。そして、第2反転手段の原稿搬送力が排出手段の原稿搬送力よりも大きい場合には、原稿は本来の搬送方向とは逆に搬送されてしまう。
このため、本発明に係る原稿搬送装置においては、第2反転手段と第1駆動手段との間にトルクリミッタが設けられている。そして、排出手段を駆動する第2駆動手段を、第1駆動手段とは別に有することが望ましい。これらのことにより、原稿が第2反転手段と排出手段との両方から引っ張られる状態になったとしても、排出手段により原稿を原稿排出台へと確実に排出することができる。また、先行原稿が第2反転手段を完全に抜けるまで、第1反転手段による次原稿に対するスイッチバック反転の開始を待つ必要がなくなる。これにより、先行原稿と次原稿との間隔を縮めることができる。
【0014】
また、このように第1反転手段と第2反転手段とを同一の駆動手段で駆動すると、第2反転手段で先行原稿のスイッチバック反転が開始される前に、次原稿を第1反転手段に導入することができない。第2反転手段で先行原稿のスイッチバック反転が開始される前に、次原稿を第1反転手段に導入すると、次原稿がジャムを引き起こすおそれがある。なぜなら、第1反転手段と第2反転手段とは、第1駆動手段によりそれぞれの原稿搬送方向が互いに逆向きとなるように駆動されているからである。
【0015】
そこで、本発明に係る原稿搬送装置においては、原稿送り手段は、原稿搬送手段から第2反転手段のスイッチバック反転開始位置までの距離L1と、原稿搬送手段から第1反転手段までの距離L2と、先行原稿と次原稿との間隔L3との間に、(L1−L2)<L3という関係が成立するように、原稿を送り出すのが望ましい。なお、本明細書中において「スイッチバック反転開始位置」とは、第1あるいは第2反転手段がスイッチバック反転を開始した時における原稿後端の位置を意味する。
【0016】
上記関係が成立するように、原稿送り手段からの原稿の送り出しを行うことにより、第2反転手段で先行原稿のスイッチバック反転が開始される前に、次原稿が第1反転手段に導入されない。従って、原稿搬送中に原稿がジャムを引き起こす事態を回避することができる。
【0017】
しかしながら、(L1−L2)<L3という関係が成立するように、原稿送り手段から原稿を送り出しても、第1および第2反転手段の原稿搬送速度が、原稿搬送手段の原稿搬送速度よりも遅い場合には、第2反転手段で先行原稿のスイッチバック反転が開始される前に、次原稿が第1反転手段に導入される可能性がある。
【0018】
そこで、本発明に係る原稿搬送装置においては、原稿送り手段は、第2面の読み取りが終了した先行原稿の後端が原稿搬送手段を抜けた時点から先行原稿の後端が第2反転手段のスイッチバック反転開始位置に達するまでの時間T1と、第2面の読み取りが終了した先行原稿の後端が原稿搬送手段を抜けた時点から次原稿の先端が第1反転手段に達するまでの時間T2との間に、T1<T2という関係が成立するように、原稿を送り出すことがより望ましい。こうすることにより、原稿搬送手段と第1および第2反転手段との原稿搬送速度が等しくない場合であっても、第2反転手段で先行原稿のスイッチバック反転が開始される前に、次原稿が第1反転手段に導入されることを確実に回避することができるからである。
【0019】
そして、上記した関係を満たした上で、先行原稿と次原稿との間隔をできる限り縮めて原稿送り手段から原稿を送り出すことにより、第1反転手段と第2反転手段とを同一の駆動手段で駆動したことによる両面読み取り時における生産性の低下を最小限に抑えることができる。つまり、両面読み取り時における生産性の低下を最小限に抑えつつ、駆動系を簡素化することができるのである。
【0020】
【0021】
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の原稿搬送装置を具体化した最も好適な実施の形態について図面に基づいて詳細に説明する。本実施の形態では、原稿搬送装置を複写機に搭載した場合について説明する。図1に示すように、実施の形態における原稿搬送装置10は、複写機のプラテン100上に開閉自在に取り付けられている。この原稿搬送装置10は、給紙部20と、読み取り部30と、反転部40と、排出部50とを含んでいる。
【0023】
給紙部20には、複写を行う原稿を積載収容する給紙トレイ21と、給紙トレイ21上の原稿を最上からピックアップするピックアップローラ22と、ピックアップローラ22によって押し出された原稿のうち最上の1枚のみを送り出すための給紙ローラ23および捌きローラ24とが設けられている。給紙ローラ23と捌きローラ24とは対向した状態で配置されて一対をなしている。また、給紙ローラ23および捌きローラ24の下流にはレジストローラ25が設けられている。レジストローラ25は、読み取り用プラテン101への原稿供給タイミングを調整するためのものである。レジストローラ25は、後述する読み取り前ローラ31の上流に設けられたセンサSEからの信号に基づき原稿供給タイミングを制御している。なお、センサSEは、原稿の後端を検出するようになっている。
【0024】
これらピックアップローラ22、給紙ローラ23、およびレジストローラ25は、すべてモータM1に接続されている。ただし、ピックアップローラ22はワンウェイクラッチCL1を介してモータM3に接続されている。また、給紙ローラ23はワンウェイクラッチCL1を介してモータM3に接続されている。そして、レジストローラ25はワンウェイクラッチCL3を介してモータM3に接続されている。このような構成により、モータM1を正転駆動させた場合に、ピックアップローラ22と給紙ローラ23とが回転し、レジストローラ25は回転しないようになっている。一方、モータM1を逆転駆動させた場合に、レジストローラ25のみが回転し、ピックアップローラ22と給紙ローラ23とは回転しないようになっている。
【0025】
読み取り部30には、レジストローラ25から原稿を受け取る読み取り前ローラ31と、この読み取り前ローラ31の下流に位置する読み取り後ローラ32とが備わっている。これら読み取り前ローラ31と読み取り後ローラ32とは、それらの中間に複写機の読み取り用プラテン101が位置するように配置されている。そして、読み取り前ローラ31と読み取り後ローラ32とは、モータM2に接続されている。これにより、読み取り前ローラ31と読み取り後ローラ32とは、等速で回転するようになっている。これにより、読み取り用プラテン101上を、原稿が読み取り前ローラ31と読み取り後ローラ32により所定の速度で搬送される。そして、読み取り用プラテン101を原稿が通過する際に、原稿の画像情報が複写機で読み取られるのである。
【0026】
反転部40には、両面読み取りのために、第1切替爪41と、第1反転ローラ42と、第2切替爪43と、第2反転ローラ44と、両面レジストローラ45とが備わっている。第1反転ローラ42は、表面の画像情報の読み取りが終了した原稿をスイッチバック反転し、裏面の画像情報を読み取るために再び原稿を読み取り用プラテン101に向けて搬送するものである。第2反転ローラ44は、裏面の画像情報の読み取りが終了した原稿をスイッチバック反転し、排出ローラ52へと原稿を搬送するものである。なお、第1反転ローラ42によるスイッチバック反転は、原稿の後端がスイッチバック反転開始位置47に到達したときに開始されるようになっている。同様に、第2反転ローラ44によるスイッチバック反転は、原稿の後端がスイッチバック反転開始位置48に到達したときに開始されるようになっている。また、第1切替爪41および第2切替爪43は、読み取り後ローラ32により搬送されてくる原稿の搬送経路を切り替えるためのものである。
【0027】
そして、第1反転ローラ42と第2反転ローラ44とは、モータM3に接続されている。ただし、第2反転ローラ44とモータM3とは、トルクリミッタ46を介して接続されている。そして、モータM3からの駆動を受けて、第1反転ローラ42と第2反転ローラ44とは、互いに逆向きに回転するようになっている。このように本実施の形態に係る原稿搬送装置10では、第1反転ローラ42と第2反転ローラ44とを同一のモータM3により駆動しているので、従来の原稿搬送装置110(図5参照)よりモータが1個少ない。つまり、モータが1個削減され、駆動系の簡素化が図られているのである。
【0028】
また、第1切替爪41にはソレノイドSL1が接続され、第2切替爪43にはソレノイドSL2が接続されている。これらのソレノイドSL1,SL2により、第1切替爪41および第2切替爪43は、それぞれ図中に示す実線位置あるいは二点鎖線位置のいずれかに設定されるようになっている。
【0029】
なお、両面レジストローラ45は、第1反転ローラ42によりスイッチバック反転された原稿のレジストを行うものである。この両面レジストローラ45は、モータM2に接続されている。そして、両面レジストローラ45は、原稿の裏面の画像情報の読み取りタイミングに合わせて、原稿を読み取り用プラテン101に向けて送り出すようになっている。
【0030】
排紙部50には、画像情報が読み取られた原稿を収容する排紙トレイ51と、排紙トレイ51に原稿を排出する排出ローラ52とが備わっている。排出ローラ52は、モータM2に接続されている。すなわち、排出ローラ52は、第2反転ローラ44を駆動するモータM3とは別のモータM2によって駆動されるようになっている。そして、前述したように、第2反転ローラ44とモータM3との間にトルクリミッタ46が設けられている。これらのことにより、第2反転ローラ44によりスイッチバック反転された先行原稿が排出ローラ52に噛み込めば、第1反転ローラ42による次原稿のスイッチバック反転を開始しても、先行原稿は逆送されずに確実に排紙トレイ51に排出されるようにしている。
【0031】
次に、上記構成を有する原稿搬送装置10における両面読み取り時の原稿搬送動作について、図2および図3を用いて説明する。なお、原稿搬送装置10における読み取り前ローラ31と読み取り後ローラ32と第1反転ローラ42と第2反転ローラ44との原稿搬送速度は、すべて等しいものとする。原稿搬送装置10が装着された複写機から原稿搬送装置10に対して原稿供給指令が出されると、モータM1が正転駆動される。これにより、ピックアップローラ22と給紙ローラ23が回転する。また、給紙トレイ21上の原稿Pがリフトアップされる(図2(a))。
【0032】
そうすると、最上の原稿(先行原稿)P1がピックアップローラ22に接触する。このときピックアップローラ22はモータM1から駆動を受けて回転しているため、先行原稿P1が押し出される。なお、先行原稿P1との摩擦によりその下の原稿(次原稿)P2も押し出されるおそれがある。しかし、先行原稿P1以外のものは、さばきローラ24により、そこから先への供給が禁止される。そして、ピックアップローラ22により押し出された先行原稿P1は、給紙ローラ23によってレジストローラ25に向けて搬送される。
【0033】
このとき、モータM1が正転駆動されているため、レジストローラ25は停止している。従って、給紙ローラ23により給紙された先行原稿P1の先端が、レジストローラ25によりレジストされる(図2(b))。
【0034】
その後、読み取りタイミングに合わせてモータM1が逆転駆動される。これにより、レジストローラ25が回転する。従って、先行原稿P1は、レジストローラ25により、読み取り用プラテン101に向けて送り出される。このとき、モータM2も駆動されて読み取り前ローラ31および読み取り後ローラ32が回転し始める(図2(c))。
【0035】
そして、先行原稿P1は、読み取り前ローラ31および読み取り後ローラ32により搬送され、読み取り用プラテン101を通過する。このときに、先行原稿P1の表面の画像情報が読み取られる。また、ソレノイドSL1がオン状態とされる。これにより、切替爪41は図1に二点鎖線で示す状態となる。また、モータM3が駆動される。これにより、第1反転ローラ42と第2反転ローラ44とが回転する。従って、表面の読み取りが終了した先行原稿P1は、第1反転ローラ42へと搬送される(図2(d))。このとき、モータM1が正転駆動に切り替えられる。このため、レジストローラ25は停止し、ピックアップローラ22および給紙ローラ23が回転する。これにより、次原稿P2の給紙が開始される。
【0036】
その後、先行原稿P1は第1反転ローラ42により搬送される。一方、給紙ローラ23により給紙された次原稿P2は、レジストローラ25によりレジストされる(図2(e))。レジストローラ25による次原稿P2に対するレジストの後、モータM1が停止する。
【0037】
そして、先行原稿P1の後端がスイッチバック反転開始位置47に到達すると、モータM3が停止させられ、その直後に逆転駆動される。これにより、第1反転ローラ42による先行原稿P1のスイッチバック反転が開始される(図2(f))。このとき、ソレノイドSL1がオフ状態にされる。従って、第1切替爪41が図1に実線で示す状態に戻る。また、モータM2が停止させられる。
【0038】
スイッチバック反転された先行原稿P1は、第1反転ローラ42により両面レジストローラ45に向けて搬送される。このとき、モータM2が停止しているので、両面レジストローラ45は停止している。従って、第1反転ローラ42によりスイッチバック反転された先行原稿P1は、両面レジストローラ45によりレジストされる(図2(g))。
【0039】
その後、先行原稿P1の裏面の読み取りタイミングに合わせて、モータM2が駆動される。これにより、両面レジストローラ45が回転し、先行原稿P1は読み取り用プラテン101に向けて送り出される。このとき、モータM2が駆動しているので、読み取り前ローラ31および読み取り後ローラ32も回転している(図2(h))。
【0040】
そして、ソレノイドSL2がオン状態とされる。このため、切替爪43は図1に二点鎖線で示す状態となる。また、スイッチバック反転された先行原稿P1は、読み取り前ローラ31および読み取り後ローラ32により搬送され、読み取り用プラテン101を通過する。これにより、先行原稿P1の裏面の画像情報が読み取られる。そして、裏面の読み取りが終了した先行原稿P1は、第2反転ローラ44へと搬送される(図2(i))。なお、次原稿P2は、図2(e)〜(i)においてはレジストローラ25によりレジストされたままの状態である。
【0041】
その後、先行原稿P1の後端が読み取り用プラテン101を通過したときに、モータM1が逆転駆動される(図2(j))。これにより、レジストローラ25が回転する。そして、次原稿P2は、先行原稿P1と間隔L3をとった状態で、読み取り用プラテン101に向けて搬送される(図3(a))。
【0042】
ここで、レジストローラ25から次原稿P2を送り出すタイミングについて図4も参照して説明する。図4に示すように、読み取り後ローラ32から第2反転ローラ44のスイッチバック反転開始位置48までの距離をL1、読み取り後ローラ32から第1反転ローラ42までの距離をL2とする。なお、スイッチバック反転開始位置48は、第2反転ローラ44におけるスイッチバック反転開始時の原稿後端の位置である。
【0043】
そして、次原稿P2は、先行原稿P1との間隔L3が(L1−L2)<L3という関係を満たすように、レジストローラ25から送り出される。具体的には、上記関係が成立するように、先行原稿P1の後端がセンサSEにより検出されてから所定時間が経過した後に、次原稿P2がレジストローラ25から送り出される。このように、レジストローラ25からの次原稿P2の送り出しを行うことにより、第2反転ローラ44で先行原稿P1のスイッチバック反転が開始される前に、次原稿P2が第1反転ローラ42に導入されることが防止される。従って、第1反転ローラ42と第2反転ローラ44とを同一のモータM3で駆動しても、原稿がジャムを引き起こすことはない。
【0044】
また、上記した関係を満たした上で、先行原稿P1と次原稿P2との間隔L3をできる限り縮めてレジストローラ25から次原稿P2を送り出すことにより、第1反転ローラ42と第2反転ローラ44とを同一のモータM3で駆動したことによる両面読み取り時の生産性の低下を最小限に抑えることができる。つまり、両面読み取り時における生産性の低下を最小限に抑えつつ、駆動系を簡素化することができる。
【0045】
ただし、読み取りローラ31,32と第1、第2反転ローラ42,44との原稿搬送速度が異なる場合には、上記関係を満たすように、次原稿P2をレジストローラ25から送り出しても、次原稿P2がジャムを引き起こすおそれがある。すなわち、第1、第2反転ローラ42,44の原稿搬送速度が、読み取りローラ31,32の原稿搬送速度よりも遅い場合には、第2反転ローラ44で先行原稿P1のスイッチバック反転が開始される前に、次原稿P2が第1反転ローラ42に導入される可能性がある。
【0046】
ここで、裏面の読み取りが終了した先行原稿P1の後端が読み取り後ローラ32を抜けた時点から先行原稿P1の後端が第2反転ローラ44のスイッチバック反転開始位置48に達するまでの時間をT1とする。また、裏面の読み取りが終了した先行原稿P1の後端が読み取り後ローラ32を抜けた時点から次原稿P2の先端が第1反転ローラ42に達するまでの時間をT2とする。そして、これらの時間T1,T2が、T1<T2なる関係を満たすように、次原稿P2をレジストローラ25から送り出せばよい。これにより、読み取りローラ31,32と第1、第2反転ローラ42,44との原稿搬送速度が異なる場合であっても、第2反転ローラ44で先行原稿P1のスイッチバック反転が開始される前に、次原稿P2が第1反転ローラ42に導入されることが確実に回避される。
【0047】
再び、原稿搬送動作の説明に戻る。図3(a)の状態の後、ソレノイドSL2がオフ状態にされるとともに、ソレノイドSL1がオン状態にされる。このため、第2切替爪43は図1に実線で示す状態に戻り、第1切替爪41は図1に二点鎖線で示す状態となる。これにより、表面の画像情報が読み取られた次原稿P2は、第1反転ローラ42へ向けて搬送される。一方、先行原稿P1は第2反転ローラ44により搬送される。そして、先行原稿P1の後端がスイッチバック反転開始位置48に到達したところで、モータM3が停止させられた後、直ちに逆転駆動される。これにより、先行原稿P1の第2反転ローラ44によるスイッチバック反転が開始される(図3(b))。
【0048】
第2反転ローラ44によりスイッチバック反転された先行原稿P1は、排出ローラ52へと搬送され、排出ローラ52によって排紙トレイ51に排出される。一方、次原稿P2は第1反転ローラ42に導入され、第1反転ローラ42により搬送される。
【0049】
そして、次原稿P2の後端がスイッチバック反転開始位置47に到達すると、モータM3が停止させられた後、直ちに逆転駆動される。これにより、次原稿P2の第1反転ローラ42によるスイッチバック反転が開始される(図3(d))。このとき、先行原稿P1は、第2反転ローラ44を抜けて、排出ローラ52のみにより搬送されている。そして、排出ローラ52は、第2反転ローラ44を駆動するモータM3とは別のモータM2によって駆動されている。従って、先行原稿P1は排出ローラ52によって排紙トレイ51へと排出される。
【0050】
ここで、原稿混載モードにて先行原稿P1が大サイズであり、次原稿P2が小サイズであった場合には、次原稿P2が第1反転ローラ42によりスイッチバック反転されたとき、先行原稿P1が第2反転ローラ44から抜けていない場合がある。この状態で、モータM3の駆動方向を切り替えると、第2反転ローラ44と排出ローラ52との原稿搬送方向が逆となる。そのため、先行原稿P1が第2反転ローラ44と排出ローラ52との両方から引っ張られる。
【0051】
しかし、本実施の形態に係る原稿搬送装置10では、モータM3と第2反転ローラ44との間にトルクリミッタ46が備わっている。また、排出ローラ52は、第2反転ローラ44を駆動するモータM3とは別のモータM2によって駆動されている。このため、先行原稿P1が排出ローラ52に噛み込めば、排出ローラ52により先行原稿P1を確実に排紙トレイ51に排出することができる。すなわち、先行原稿P1が第2反転ローラ44から完全に抜けきっていない状態で、第1反転ローラ42による次原稿P2のスイッチバック反転を開始することができる。これによっても、第1反転ローラ42と第2反転ローラ44とを同一のモータM3で駆動することによる両面読み取り時の生産性の低下が抑制される。
【0052】
そして、スイッチバック反転された次原稿P2は、第1反転ローラ42により両面レジストローラ45に向けて搬送される。このとき、先行原稿P1の排出ローラ52による搬送が終了し、モータM2は停止している。このため、モータM2から駆動を受けている両面レジストローラ45も停止している。従って、スイッチバック反転された次原稿P2は、両面レジストローラ45によりレジストされる(図3(e))。
【0053】
その後、次原稿P2の裏面の読み取りタイミングに合わせて、モータM2が駆動される。これにより、両面レジストローラ45が回転し、次原稿P2は読み取り用プラテン101に向けて送り出される。このとき、モータM2が駆動しているので、読み取り前ローラ31および読み取り後ローラ32も回転している(図3(f))。
【0054】
そして、ソレノイドSL2がオン状態とされる。このため、切替爪43は図1に二点鎖線で示す状態となる。また、第1反転ローラ42によってスイッチバック反転された次原稿P2は、読み取り前ローラ31および読み取り後ローラ32により搬送され、読み取り用プラテン101を通過する。このとき、次原稿P2の裏面の画像情報が読み取られる。そして、裏面の読み取りが終了した次原稿P2は、第2反転ローラ44へと搬送される(図3(g))。
【0055】
その後、次原稿P2は第2反転ローラ44により搬送され、その後端がスイッチバック反転開始位置48に到達したところで、モータM3が停止させられた後、直ちに逆転駆動される。これにより、第2反転ローラ44による次原稿P2のスイッチバック反転が開始される(図3(h))。このとき、ソレノイドSL2がオフ状態にされる。このため、第2切替爪43は図1に実線で示す状態に戻る。
【0056】
第2反転ローラ44によりスイッチバック反転された次原稿P2は、排出ローラ52へと搬送される(図3(i))。そして、次原稿P2は、排出ローラ52によって排紙トレイ51へと排出される(図3(j))。これで、2枚分の原稿の搬送動作が終了する。
【0057】
なお、3枚以上の原稿を搬送する場合には、次原稿P2の裏面の画像情報の読み取りが終了した時点で、3枚目の原稿の給紙が開始される。そしてその後は、3枚目の原稿が次原稿となり、2枚目の原稿(次原稿P2)が先行原稿となって、上記した搬送動作が繰り返される。また、片面原稿の読み取りの際には、画像情報が読み取られた原稿は、読み取り後ローラ32から反転部40を経由せず排出ローラ52へと搬送される。
【0058】
以上、詳細に説明したように実施の形態に係る原稿搬送装置10によれば、モータM3によって第1反転ローラ42と第2反転ローラ44とを互いに逆向きに回転させるようにしている。これにより、従来のものと比較してモータを1個削減しており、駆動系の簡素化が図られている。従って、原稿搬送装置10はコスト的に優れている。
【0059】
また、原稿搬送装置10では、読み取り後ローラ32から第2反転ローラ44のスイッチバック反転開始位置48までの距離L1と、読み取り後ローラ32から第1反転ローラ42までの距離L2と、先行原稿P1と次原稿P2との間隔L3との間に、(L1−L2)<L3という関係が成立するように、センサSEからの検出信号に基づき次原稿P2をレジストローラ25から送り出している。これにより、第2反転ローラ44で先行原稿P1のスイッチバック反転が開始される前に、次原稿P2が第1反転ローラ42に導入されることを防止している。従って、モータM3により第1反転ローラ42と第2反転ローラ44とを互いに逆向きに回転させても、原稿がジャムを引き起こすことはない。
【0060】
そして、上記した関係を満たした上で、先行原稿P1と次原稿P2との間隔L3をできる限り縮めてレジストローラ25から次原稿P2を送り出している。これにより、第1反転ローラ42と第2反転ローラ44とを同一のモータM3で駆動したことによる両面読み取り時の生産性の低下を最小限に抑えている。つまり、両面読み取り時における生産性の低下を最小限に抑えつつ、駆動系を簡素化することができる。
【0061】
また、原稿搬送装置10では、第2反転ローラ44とモータM3との間にトルクリミッタ46を設けるとともに、排出ローラ52を第2反転ローラ44の駆動モータM3とは別のモータM2によって駆動している。これにより、第2反転ローラ44でスイッチバック反転された先行原稿P1が排出ローラ52に噛み込めば、第1反転ローラ42による次原稿P2のスイッチバック反転を開始しても、先行原稿が逆送されずに排紙トレイ51へ確実に排出される。すなわち、先行原稿P1が第2反転ローラ44を抜けきるまで、第1反転ローラ42による次原稿P2に対するスイッチバック反転の開始を待つ必要がない。従って、先行原稿P1と次原稿P2との間隔L3を縮めることができる。このことによっても、第1反転ローラ42と第2反転ローラ44とを同一のモータM3で駆動したことによる両面読み取り時における生産性の低下が抑えられている。
【0062】
なお、上記した実施の形態は単なる例示にすぎず、本発明を何ら限定するものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることはもちろんである。例えば、上記した実施の形態では、本発明を複写機に適用した場合について説明したが、複写機以外にもファクシミリやスキャナ等にも適用することができる。
【0063】
【発明の効果】
以上説明した通り本発明によれば、両面読み取り時における生産性の低下を最小限に抑えつつ、駆動系を簡素化してコスト的に優れた原稿搬送装置が提供されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態に係る原稿搬送装置の概略構成を示す断面図である。
【図2】 両面読み取り時における原稿の搬送動作を説明するための図である。
【図3】 同じく、両面読み取り時における原稿の搬送動作を説明するための図である。
【図4】 距離L1,L2を説明するための図である。
【図5】 従来の原稿搬送装置の概略構成を示す断面図である。
【符号の説明】
10 原稿搬送装置
21 給紙トレイ
22 ピックアップローラ
23 給紙ローラ
25 レジストローラ
31 読み取り前ローラ
32 読み取り後ローラ
42 第1反転ローラ
44 第2反転ローラ
46 トルクリミッタ
51 排紙トレイ
52 排出ローラ
100 プラテン
101 読み取り用プラテン
L1 読み取り後ローラから第2反転ローラのスイッチバック反転開始位置までの距離
L2 読み取り後ローラから第1反転ローラまでの距離
L3 先行原稿と次原稿との間隔
M1〜M3 モータ
SE センサ

Claims (4)

  1. 画像読み取り位置に向けて原稿を送り出す原稿送り手段と、
    画像読み取り位置の下流に設けられるとともに、画像読み取り位置に向けて搬送されてきた原稿を読み取りのために所定の速度で搬送する原稿搬送手段と、
    第1面の読み取りが終了した原稿をスイッチバック反転して、第2面の読み取りのために画像読み取り位置に向けて送り出す第1反転手段と、
    前記第1反転手段によりスイッチバック反転された後に第2面が読み取られた原稿をスイッチバック反転する第2反転手段と、
    前記第2反転手段によりスイッチバック反転された原稿を原稿排出台に排出する排出手段と、
    前記第1反転手段および第2反転手段を、それぞれの原稿搬送方向が互いに逆向きとなるように駆動する第1駆動手段と、
    を有し、
    前記第1反転手段と前記第2反転手段とが別々の駆動ローラを備えており、
    前記第2反転手段と前記第1駆動手段との間に、前記第2反転手段よりスイッチバック反転された原稿が前記排出手段に噛み込んでいるときに、前記第1駆動手段により前記第1反転手段に備わる駆動ローラが逆転駆動されても、前記第2反転手段に備わる駆動ローラが逆転駆動されないようにするトルクリミッタが設けられている
    ことを特徴とする原稿搬送装置。
  2. 請求項1に記載する原稿搬送装置において、
    前記原稿送り手段は、前記原稿搬送手段から前記第2反転手段のスイッチバック反転開始位置までの距離L1と、前記原稿搬送手段から前記第1反転手段までの距離L2と、先行原稿と次原稿との間隔L3との間に、(L1−L2)<L3という関係が成立するように、原稿を送り出すことを特徴とする原稿搬送装置。
  3. 請求項1に記載する原稿搬送装置において、
    前記原稿送り手段は、第2面の読み取りが終了した先行原稿の後端が前記原稿搬送手段を抜けた時点から先行原稿の後端が前記第2反転手段のスイッチバック反転開始位置に達するまでの時間T1と、第2面の読み取りが終了した先行原稿の後端が前記原稿搬送手段を抜けた時点から次原稿の先端が前記第1反転手段に達するまでの時間T2との間に、T1<T2という関係が成立するように、原稿を送り出すことを特徴とする原稿搬送装置。
  4. 請求項1から請求項3に記載するいずれか1つの原稿搬送装置において、
    前記排出手段を駆動する第2駆動手段を、前記第1駆動手段とは別に有することを特徴とする原稿搬送装置。
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